JP2000202818A - 粉流体の流動制御装置および押出成形金型 - Google Patents
粉流体の流動制御装置および押出成形金型Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】金型内部を流れる粉流体の中央部と側端部との
流速の差を小さくし、全幅にわたって肉厚が均一なシー
トを成形できる押出成形金型を提供する。 【解決手段】グリーンシートを押し出し成形する押出成
形金型10であって、粉流体の両端面を成形する成形部
12の両側壁に、粉流体の両端面に対して押し出し方向
の駆動力を発生させる楕円運動を生じる超音波モータ1
4を取り付けた。
流速の差を小さくし、全幅にわたって肉厚が均一なシー
トを成形できる押出成形金型を提供する。 【解決手段】グリーンシートを押し出し成形する押出成
形金型10であって、粉流体の両端面を成形する成形部
12の両側壁に、粉流体の両端面に対して押し出し方向
の駆動力を発生させる楕円運動を生じる超音波モータ1
4を取り付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉流体(流体と粉体
との混合物)の流動を制御する装置、および粉流体をシ
ート状に押し出し成形する押出成形金型、特にセラミッ
クグリーンシートを押し出し成形するのに適した押出成
形金型に関するものである。
との混合物)の流動を制御する装置、および粉流体をシ
ート状に押し出し成形する押出成形金型、特にセラミッ
クグリーンシートを押し出し成形するのに適した押出成
形金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、セラミック部品を製造する際
にセラミックグリーンシートが用いられる。薄肉なセラ
ミックグリーンシートを作製する場合には、セラミック
原料粉末とバインダ溶液とを互いに混合することによっ
てセラミックスラリを得た後、ドクターブレード法やリ
バースロールコータと呼ばれる転写式シート成形機など
を用いてセラミックスラリをシート成形し、セラミック
グリーンシートを得るのが通例である。一方、0.5m
m以上の比較的厚肉なグリーンシートを作製するには、
バインダ量を少なくしてキャピラリとし、押出成形金型
で押し出し成形する方法が用いられている。なお、ここ
でキャピラリとはスラリに比べてバインダ量が少なく、
保形性を持つものを言う。
にセラミックグリーンシートが用いられる。薄肉なセラ
ミックグリーンシートを作製する場合には、セラミック
原料粉末とバインダ溶液とを互いに混合することによっ
てセラミックスラリを得た後、ドクターブレード法やリ
バースロールコータと呼ばれる転写式シート成形機など
を用いてセラミックスラリをシート成形し、セラミック
グリーンシートを得るのが通例である。一方、0.5m
m以上の比較的厚肉なグリーンシートを作製するには、
バインダ量を少なくしてキャピラリとし、押出成形金型
で押し出し成形する方法が用いられている。なお、ここ
でキャピラリとはスラリに比べてバインダ量が少なく、
保形性を持つものを言う。
【0003】図1は一般的なセラミックグリーンシート
の押出成形金型1の内壁形状を示し、始端側にテーパ状
の導入部2、終端側にストレート状の成形部3がそれぞ
れ設けられ、成形部3の終端に出口部4が開口してい
る。成形部3の幅寸法は一定している。金型1に押し込
まれたキャピラリCは、導入部2で厚さ方向に絞られ
る。この時点で、幅方向は成形シートの寸法となる。こ
の後、成形部3を通過することで一定の厚みに成形さ
れ、出口部4からグリーンシートSが押し出される。
の押出成形金型1の内壁形状を示し、始端側にテーパ状
の導入部2、終端側にストレート状の成形部3がそれぞ
れ設けられ、成形部3の終端に出口部4が開口してい
る。成形部3の幅寸法は一定している。金型1に押し込
まれたキャピラリCは、導入部2で厚さ方向に絞られ
る。この時点で、幅方向は成形シートの寸法となる。こ
の後、成形部3を通過することで一定の厚みに成形さ
れ、出口部4からグリーンシートSが押し出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような成形金型
1を用いて成形する際、キャピラリCの流れが定常状態
であっても、成形部3の側壁3aとキャピラリCとの摩
擦によって、中央部と側端部とで流速差が生じてしま
う。すなわち、図2に示すように、側端部の流速が中央
部の流速に比べて小さくなる。この現象は、スラリに比
べて粘性が高いキャピラリにおいて顕著となる。そのた
め、出口部4から押し出されたグリーンシートSは、中
央部が厚肉で側縁部が薄肉となり、幅方向に肉厚が均一
なシートを得ることができないという問題があった。そ
の結果、従来ではシートの厚みのバラツキのため、歩留
りを低下させる原因となっていた。
1を用いて成形する際、キャピラリCの流れが定常状態
であっても、成形部3の側壁3aとキャピラリCとの摩
擦によって、中央部と側端部とで流速差が生じてしま
う。すなわち、図2に示すように、側端部の流速が中央
部の流速に比べて小さくなる。この現象は、スラリに比
べて粘性が高いキャピラリにおいて顕著となる。そのた
め、出口部4から押し出されたグリーンシートSは、中
央部が厚肉で側縁部が薄肉となり、幅方向に肉厚が均一
なシートを得ることができないという問題があった。そ
の結果、従来ではシートの厚みのバラツキのため、歩留
りを低下させる原因となっていた。
【0005】そこで、本発明の目的は、通路を流れる粉
流体と通路の内壁との摩擦抵抗を軽減して流動性を向上
させる粉流体の流動制御装置を提供することにある。他
の目的は、金型内部を流れる粉流体の中央部と側端部と
の流速の差を小さくし、全幅にわたって肉厚が均一なシ
ートを成形できる押出成形金型を提供することにある。
流体と通路の内壁との摩擦抵抗を軽減して流動性を向上
させる粉流体の流動制御装置を提供することにある。他
の目的は、金型内部を流れる粉流体の中央部と側端部と
の流速の差を小さくし、全幅にわたって肉厚が均一なシ
ートを成形できる押出成形金型を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、粉流体の通路の側壁に、
上記粉流体に対して流動方向の駆動力を発生させる楕円
運動を生じる振動体を取り付けたことを特徴とする粉流
体の流動制御装置を提供する。また、請求項3に記載の
発明は、粉流体をシート状に押し出し成形する押出成形
金型において、上記粉流体の両端面を成形する金型の成
形部の両側壁に、粉流体の両端面に対して押し出し方向
の駆動力を発生させる楕円運動を生じる振動体を取り付
けたことを特徴とする押出成形金型を提供する。
め、請求項1に記載の発明は、粉流体の通路の側壁に、
上記粉流体に対して流動方向の駆動力を発生させる楕円
運動を生じる振動体を取り付けたことを特徴とする粉流
体の流動制御装置を提供する。また、請求項3に記載の
発明は、粉流体をシート状に押し出し成形する押出成形
金型において、上記粉流体の両端面を成形する金型の成
形部の両側壁に、粉流体の両端面に対して押し出し方向
の駆動力を発生させる楕円運動を生じる振動体を取り付
けたことを特徴とする押出成形金型を提供する。
【0007】金型の中を流れた粉流体(例えばキャピラ
リ)は、成形部の側壁部との摩擦によって中央部の流れ
が速く、両側端部の流れが遅くなる。しかし、速度差の
原因となる成形部の両側壁に振動体を取り付けてあるの
で、この振動体の楕円運動によって材料の両端面に対し
て押し出し方向の駆動力を発生させることができ、材料
の幅方向の速度差が殆どなくなる。その結果、全幅にわ
たってほぼ均一な厚みのシートを成形できる。
リ)は、成形部の側壁部との摩擦によって中央部の流れ
が速く、両側端部の流れが遅くなる。しかし、速度差の
原因となる成形部の両側壁に振動体を取り付けてあるの
で、この振動体の楕円運動によって材料の両端面に対し
て押し出し方向の駆動力を発生させることができ、材料
の幅方向の速度差が殆どなくなる。その結果、全幅にわ
たってほぼ均一な厚みのシートを成形できる。
【0008】ここで、本発明における駆動力の発生原理
を図3にしたがって説明する。図3において、可動物体
である粉流体Mが、振動する振動体Bに予圧Wで押し付
けられているとする。振動体Bが進行波で励振されてい
る場合あるいは回転する振動モードで励振されている場
合、その表面の質点は楕円運動を描いて振動している。
そして、振動体Bの表面には、楕円運動する多数の質点
がx軸方向に位相が変化するように配列されていると考
えることができる。このとき、粉流体Mが接触している
質点はすべて同一方向の速度を持っており、逆方向の速
度を持った質点とは常に離れている。それ故に、粉流体
Mは振動体Bから一方向の駆動力を受け、移動する。粉
流体Mの受ける駆動力Fは、粉流体Mと振動体Bとの摩
擦係数をμとすると、 F=μ・W で与えられる。
を図3にしたがって説明する。図3において、可動物体
である粉流体Mが、振動する振動体Bに予圧Wで押し付
けられているとする。振動体Bが進行波で励振されてい
る場合あるいは回転する振動モードで励振されている場
合、その表面の質点は楕円運動を描いて振動している。
そして、振動体Bの表面には、楕円運動する多数の質点
がx軸方向に位相が変化するように配列されていると考
えることができる。このとき、粉流体Mが接触している
質点はすべて同一方向の速度を持っており、逆方向の速
度を持った質点とは常に離れている。それ故に、粉流体
Mは振動体Bから一方向の駆動力を受け、移動する。粉
流体Mの受ける駆動力Fは、粉流体Mと振動体Bとの摩
擦係数をμとすると、 F=μ・W で与えられる。
【0009】振動体としては、請求項2,4のように、
超音波モータを用いるのが望ましい。超音波モータに
は、リニア形モータと回転形モータとがあるが、いずれ
の場合も、効率がよく、構造が簡単であり、しかも振動
周波数が高いので、送り出されるシートの成形性に悪影
響を及ぼさないという特徴がある。
超音波モータを用いるのが望ましい。超音波モータに
は、リニア形モータと回転形モータとがあるが、いずれ
の場合も、効率がよく、構造が簡単であり、しかも振動
周波数が高いので、送り出されるシートの成形性に悪影
響を及ぼさないという特徴がある。
【0010】楕円運動を得るための方式は、単一振動モ
ード方式と複合振動モード方式に大別される。そして、
単一振動モード方式には、定在波形方式と進行波形方式
とがあり、複合振動モード方式には、モード変換形方
式,多重モード形方式,モード回転形方式,複合振動子
形方式がある。いずれの振動モード方式も、本発明に適
用できる。
ード方式と複合振動モード方式に大別される。そして、
単一振動モード方式には、定在波形方式と進行波形方式
とがあり、複合振動モード方式には、モード変換形方
式,多重モード形方式,モード回転形方式,複合振動子
形方式がある。いずれの振動モード方式も、本発明に適
用できる。
【0011】請求項5のように、振動体を、粉流体の押
し出し方向に延びる振動部材と、振動部材の長手方向両
端部に取り付けられた起振用および振動吸収用の圧電体
とを備えた超音波モータとするのが望ましい。この場合
には、起振用圧電体によって振動部材にその共振周波数
で屈曲振動を生じさせ、振動吸収用圧電体によって伝播
してきた振動波を減衰させることで、振動波の反射が防
止される。そのため、乱れの少ない楕円運動を発生させ
ることができ、粉流体に対して安定した駆動力を与える
ことができる。
し出し方向に延びる振動部材と、振動部材の長手方向両
端部に取り付けられた起振用および振動吸収用の圧電体
とを備えた超音波モータとするのが望ましい。この場合
には、起振用圧電体によって振動部材にその共振周波数
で屈曲振動を生じさせ、振動吸収用圧電体によって伝播
してきた振動波を減衰させることで、振動波の反射が防
止される。そのため、乱れの少ない楕円運動を発生させ
ることができ、粉流体に対して安定した駆動力を与える
ことができる。
【0012】左右の振動体を自動制御する方法として、
請求項6のように、成形部の出口付近であって、その中
央部と側端部とを流れる粉流体の流速を検出するセンサ
と、これらセンサの検出値から粉流体の中央部の流速と
側端部の流速との流速差を検出する手段と、上記流速差
が減少する方向に左右の振動体に駆動信号を出力する手
段と、を設けるのが望ましい。この場合、粉流体の中央
部と側端部の流速差が大きければ、シートの幅方向の肉
厚バラツキが大きいことを意味するので、流速差が小さ
くなる方向に左右の振動体をフィードバック制御するこ
とにより、中央部と側端部の流速差を小さくし、幅方向
の肉厚バラツキを自動的に小さくできる。押し出し成形
では様々な要因から成形シートの肉厚分布、すなわち流
速分布が経時的に変化するが、上記のような構成とすれ
ば、成形中のシートの肉厚ばらつきの増大を自動的に防
ぐことができ、肉厚管理の省力化が可能となる。
請求項6のように、成形部の出口付近であって、その中
央部と側端部とを流れる粉流体の流速を検出するセンサ
と、これらセンサの検出値から粉流体の中央部の流速と
側端部の流速との流速差を検出する手段と、上記流速差
が減少する方向に左右の振動体に駆動信号を出力する手
段と、を設けるのが望ましい。この場合、粉流体の中央
部と側端部の流速差が大きければ、シートの幅方向の肉
厚バラツキが大きいことを意味するので、流速差が小さ
くなる方向に左右の振動体をフィードバック制御するこ
とにより、中央部と側端部の流速差を小さくし、幅方向
の肉厚バラツキを自動的に小さくできる。押し出し成形
では様々な要因から成形シートの肉厚分布、すなわち流
速分布が経時的に変化するが、上記のような構成とすれ
ば、成形中のシートの肉厚ばらつきの増大を自動的に防
ぐことができ、肉厚管理の省力化が可能となる。
【0013】請求項6では、粉流体の流速を測定した
が、請求項7のように成形シートの肉厚を直接測定して
もよい。すなわち、金型の成形部から押し出された直後
のシートの中央部と側端部との肉厚を検出するセンサ
と、これらセンサの検出値からシートの中央部の肉厚と
側端部の肉厚との差を検出する手段と、上記肉厚差が減
少する方向に左右の振動体に駆動信号を出力する手段と
を設けたものである。なお、流速を測定するセンサおよ
び肉厚を検出するセンサとしては、共に粉流体の流速ま
たはシートの厚みを非接触で検出するセンサが望まし
い。
が、請求項7のように成形シートの肉厚を直接測定して
もよい。すなわち、金型の成形部から押し出された直後
のシートの中央部と側端部との肉厚を検出するセンサ
と、これらセンサの検出値からシートの中央部の肉厚と
側端部の肉厚との差を検出する手段と、上記肉厚差が減
少する方向に左右の振動体に駆動信号を出力する手段と
を設けたものである。なお、流速を測定するセンサおよ
び肉厚を検出するセンサとしては、共に粉流体の流速ま
たはシートの厚みを非接触で検出するセンサが望まし
い。
【0014】
【発明の実施の形態】図4は本発明にかかる押出成形金
型10の一例の内壁形状を示し、図5は上記押出成形金
型10を正面から見た状態を示す。この金型10は図1
に示した押出成形金型1と同様の構造を有し、始端側に
テーパ状の導入部11、終端側にストレート状の成形部
12がそれぞれ設けられ、成形部12の終端に出口部1
3が開口している。金型10に押し込まれた粉流体(例
えばキャピラリ)Cは、導入部11で厚さ方向に絞ら
れ、成形部12を通過することで一定の厚みに成形さ
れ、出口部13からグリーンシートが押し出される。成
形部12の両側壁には、振動体の一例である一対の超音
波リニアモータ14,14が設けられている。
型10の一例の内壁形状を示し、図5は上記押出成形金
型10を正面から見た状態を示す。この金型10は図1
に示した押出成形金型1と同様の構造を有し、始端側に
テーパ状の導入部11、終端側にストレート状の成形部
12がそれぞれ設けられ、成形部12の終端に出口部1
3が開口している。金型10に押し込まれた粉流体(例
えばキャピラリ)Cは、導入部11で厚さ方向に絞ら
れ、成形部12を通過することで一定の厚みに成形さ
れ、出口部13からグリーンシートが押し出される。成
形部12の両側壁には、振動体の一例である一対の超音
波リニアモータ14,14が設けられている。
【0015】出口部13の上下面には、図5に示すよう
に一対の口金15,15が設けられている。これら口金
15,15は図示しない厚み調整機構によって上下方向
に移動可能である。リニアモータ14と口金15とは相
対移動可能に配置されている。超音波リニアモータ14
の一端には高周波電源16から電流が印加され、他端は
アースされている。
に一対の口金15,15が設けられている。これら口金
15,15は図示しない厚み調整機構によって上下方向
に移動可能である。リニアモータ14と口金15とは相
対移動可能に配置されている。超音波リニアモータ14
の一端には高周波電源16から電流が印加され、他端は
アースされている。
【0016】超音波リニアモータ14は、図6に示すよ
うに、キャピラリCの両端面を成形する成形部12の両
側壁に矢印方向の楕円運動を生じさせ、キャピラリCの
両端面に対して押し出し方向の駆動力を発生させる。こ
の駆動力は、例えば超音波リニアモータ14の振幅を電
力で制御することで、調整可能である。
うに、キャピラリCの両端面を成形する成形部12の両
側壁に矢印方向の楕円運動を生じさせ、キャピラリCの
両端面に対して押し出し方向の駆動力を発生させる。こ
の駆動力は、例えば超音波リニアモータ14の振幅を電
力で制御することで、調整可能である。
【0017】超音波モータ14から粉流体表面に伝わる
駆動力を内部まで効率よく伝えるには、粉流体に含まれ
る粒子同士の力学的相互作用が働く必要がある。そのた
めには、粒子同士が接触あるいは接近していることが必
要である。そこで、この実施例では、次のような組成の
粉流体を使用した。なお、結合剤は液体であり、その主
成分は例えばメチルセルロースである。上記組成のう
ち、セラミック粉が50%程度含まれるものが好まし
い。
駆動力を内部まで効率よく伝えるには、粉流体に含まれ
る粒子同士の力学的相互作用が働く必要がある。そのた
めには、粒子同士が接触あるいは接近していることが必
要である。そこで、この実施例では、次のような組成の
粉流体を使用した。なお、結合剤は液体であり、その主
成分は例えばメチルセルロースである。上記組成のう
ち、セラミック粉が50%程度含まれるものが好まし
い。
【0018】
【表1】
【0019】従来の押出成形金型で成形した場合には、
図2に示したように、側端部の流速が中央部の流速に比
べて小さく、シートの両側端部の厚みが薄いため、歩留
りを低下させる原因となっていた。これに対し、上記の
ように成形部12の両側端に超音波リニアモータ14,
14を設けて成形を行なうと、図6に示すように速度分
布が全幅にわたってほぼ一定となり、成形されたシート
Sの厚みがほぼ一定となった。そのため、歩留りを10
0%近くまで向上させることができた。
図2に示したように、側端部の流速が中央部の流速に比
べて小さく、シートの両側端部の厚みが薄いため、歩留
りを低下させる原因となっていた。これに対し、上記の
ように成形部12の両側端に超音波リニアモータ14,
14を設けて成形を行なうと、図6に示すように速度分
布が全幅にわたってほぼ一定となり、成形されたシート
Sの厚みがほぼ一定となった。そのため、歩留りを10
0%近くまで向上させることができた。
【0020】図7は本発明にかかる押出成形金型の第2
実施例を示す。この押出成形金型20の内壁には、始端
側にテーパ状の導入部21、中間部に成形部22と厚み
方向の絞り部23、終端側に一定厚み一定幅の出口部2
4がそれぞれ設けられている。成形部22から出口部2
4まで、その幅寸法は一定している。このような内壁形
状を持つ押出成形金型20の場合、楕円運動を生じる振
動体25を図7に示すように、絞り部23から出口部2
4にかけての両側壁に取り付けるのが望ましい。この部
分で速度差が生じるからである。
実施例を示す。この押出成形金型20の内壁には、始端
側にテーパ状の導入部21、中間部に成形部22と厚み
方向の絞り部23、終端側に一定厚み一定幅の出口部2
4がそれぞれ設けられている。成形部22から出口部2
4まで、その幅寸法は一定している。このような内壁形
状を持つ押出成形金型20の場合、楕円運動を生じる振
動体25を図7に示すように、絞り部23から出口部2
4にかけての両側壁に取り付けるのが望ましい。この部
分で速度差が生じるからである。
【0021】図8は本発明にかかる押出成形金型の第3
実施例を示す。この金型30の内壁形状は第1実施例と
同様であり、始端側にテーパ状の導入部31、終端側に
ストレート状の成形部32がそれぞれ設けられ、成形部
32の終端に出口部33が開口している。出口部(口金
部)33には、中央部と両側端部にそれぞれ流速センサ
34(上下2個で1組)が配置されており、これらセン
サ34で粉流体Cの中央部と両側部の流速を検出してい
る。なお、センサ34は金型30の内部を流れる粉流体
の流速を検出してもよいし、金型30から押し出された
直後のシートの流速を検出してもよい。検出された流速
データはA/Dコンバータ35を介してコンピュータ3
6に入力される。なお、流速センサ34は粉流体Cの流
速を非接触で検出するものであり、例えば超音波のドッ
プラー効果を利用した公知のセンサを使用することがで
きる。コンピュータ36は各位置の流速を算出し、それ
らの比較を行なうことで、中央部と両側部の流速差を求
める。そして、発振器37に命令を送り、発振器37か
ら左右の超音波リニアモータ38へ送られる駆動信号を
制御する。
実施例を示す。この金型30の内壁形状は第1実施例と
同様であり、始端側にテーパ状の導入部31、終端側に
ストレート状の成形部32がそれぞれ設けられ、成形部
32の終端に出口部33が開口している。出口部(口金
部)33には、中央部と両側端部にそれぞれ流速センサ
34(上下2個で1組)が配置されており、これらセン
サ34で粉流体Cの中央部と両側部の流速を検出してい
る。なお、センサ34は金型30の内部を流れる粉流体
の流速を検出してもよいし、金型30から押し出された
直後のシートの流速を検出してもよい。検出された流速
データはA/Dコンバータ35を介してコンピュータ3
6に入力される。なお、流速センサ34は粉流体Cの流
速を非接触で検出するものであり、例えば超音波のドッ
プラー効果を利用した公知のセンサを使用することがで
きる。コンピュータ36は各位置の流速を算出し、それ
らの比較を行なうことで、中央部と両側部の流速差を求
める。そして、発振器37に命令を送り、発振器37か
ら左右の超音波リニアモータ38へ送られる駆動信号を
制御する。
【0022】ここで、上記構成からなる押出成形金型3
0を用いてグリーンシートSを成形する方法を図9にし
たがって説明する。まず、流速センサ34によって粉流
体Cの中央部と両側部の流速を検出し(ステップS
1)、検出された流速データをA/Dコンバータ35を
介してコンピュータ36に送る。コンピュータ36は入
力された流速データから流速を算出し、中央部と両側部
の流速差をそれぞれ計算する(ステップS2)。次に、
中央部と右側部(または左側部)の流速差を予め設定さ
れた規定値と比較し(ステップS3)、流速差が規定値
以下の時には後述するフィードバック制御を行わず、終
了する。流速差が規定値より大きい時には、発振器37
から右側(または左側)の超音波リニアモータ38へ送
られる駆動信号を流速差が減少する方向へ変化させる
(ステップS4)。そして、この動作を流速差が規定値
以下になるまで続ける。上記のような制御を行なうこと
で、経時的に変化する成形シートの肉厚分布ばらつきの
増大を自動的に防ぐことができ、肉厚管理の省力化が可
能となる。
0を用いてグリーンシートSを成形する方法を図9にし
たがって説明する。まず、流速センサ34によって粉流
体Cの中央部と両側部の流速を検出し(ステップS
1)、検出された流速データをA/Dコンバータ35を
介してコンピュータ36に送る。コンピュータ36は入
力された流速データから流速を算出し、中央部と両側部
の流速差をそれぞれ計算する(ステップS2)。次に、
中央部と右側部(または左側部)の流速差を予め設定さ
れた規定値と比較し(ステップS3)、流速差が規定値
以下の時には後述するフィードバック制御を行わず、終
了する。流速差が規定値より大きい時には、発振器37
から右側(または左側)の超音波リニアモータ38へ送
られる駆動信号を流速差が減少する方向へ変化させる
(ステップS4)。そして、この動作を流速差が規定値
以下になるまで続ける。上記のような制御を行なうこと
で、経時的に変化する成形シートの肉厚分布ばらつきの
増大を自動的に防ぐことができ、肉厚管理の省力化が可
能となる。
【0023】図10は本発明にかかる押出成形金型の第
4実施例を示す。この実施例の押出成形金型40では、
第3実施例の流速センサ34に代えてグリーンシートS
の厚みを測定する肉厚センサ41を用いた点を除き、そ
の他の構成は図8と同様である。
4実施例を示す。この実施例の押出成形金型40では、
第3実施例の流速センサ34に代えてグリーンシートS
の厚みを測定する肉厚センサ41を用いた点を除き、そ
の他の構成は図8と同様である。
【0024】肉厚センサ41は上下2個で1組に構成さ
れ、成形部32から押し出された直後のグリーンシート
Sの中央部と両側端部にそれぞれ配置されている。これ
らセンサ41で検出された肉厚データは上記と同様にコ
ンピュータ(図示せず)に入力され、超音波リニアモー
タ38をフィードバック制御する。なお、肉厚センサ4
1としては、例えば空中超音波センサが用いられる。こ
の場合も、図8と同様に、成形中のグリーンシートSの
肉厚ばらつきの増大を自動的に防ぎ、肉厚管理の省力化
が可能となる。
れ、成形部32から押し出された直後のグリーンシート
Sの中央部と両側端部にそれぞれ配置されている。これ
らセンサ41で検出された肉厚データは上記と同様にコ
ンピュータ(図示せず)に入力され、超音波リニアモー
タ38をフィードバック制御する。なお、肉厚センサ4
1としては、例えば空中超音波センサが用いられる。こ
の場合も、図8と同様に、成形中のグリーンシートSの
肉厚ばらつきの増大を自動的に防ぎ、肉厚管理の省力化
が可能となる。
【0025】図11,図12は振動体を組み込んだ押出
成形金型の第5実施例を示す。50は金型本体、51は
金型成形部の両側壁に設けられた振動体である。振動体
51は、進行波型の超音波リニアモータであり、粉流体
の押し出し方向に延びる振動部材52と、振動部材52
の長手方向両端部に取り付けられた圧電体53,54
と、圧電体53,54と振動部材52とを連結する伝達
部材55,56と、圧電体53,54の振動を増幅する
ための重り57,58とを備えている。
成形金型の第5実施例を示す。50は金型本体、51は
金型成形部の両側壁に設けられた振動体である。振動体
51は、進行波型の超音波リニアモータであり、粉流体
の押し出し方向に延びる振動部材52と、振動部材52
の長手方向両端部に取り付けられた圧電体53,54
と、圧電体53,54と振動部材52とを連結する伝達
部材55,56と、圧電体53,54の振動を増幅する
ための重り57,58とを備えている。
【0026】振動部材52は、図13に示すように金属
材料によって略角筒形に形成されており、粉流体(例え
ばキャピラリ)Cと接する接触部52aの背部に長手方
向に延びるリブ52bが一体に形成されている。リブ5
2bの幅方向両側にはリブ52bの屈曲振動を拘束しな
いよう薄肉部52cが形成されている。リブ52bの長
手方向両端部に上記伝達部材55,56が螺着等によっ
て固定されており、圧電体53,54とリブ52bとの
間で振動が良好に伝わるようにしてある。振動部材52
の接触部52aと対向する側面には、圧電体53,54
や伝達部材55,56との干渉を防止するための切欠部
52dが形成されている。
材料によって略角筒形に形成されており、粉流体(例え
ばキャピラリ)Cと接する接触部52aの背部に長手方
向に延びるリブ52bが一体に形成されている。リブ5
2bの幅方向両側にはリブ52bの屈曲振動を拘束しな
いよう薄肉部52cが形成されている。リブ52bの長
手方向両端部に上記伝達部材55,56が螺着等によっ
て固定されており、圧電体53,54とリブ52bとの
間で振動が良好に伝わるようにしてある。振動部材52
の接触部52aと対向する側面には、圧電体53,54
や伝達部材55,56との干渉を防止するための切欠部
52dが形成されている。
【0027】粉流体の上流側に配置された圧電体53は
起振用であり、振動部材52のリブ52bにその共振周
波数で屈曲振動を生じさせる働きをする。下流側の圧電
体54は振動吸収用であり、リブ52bを伝播してきた
振動波により強制振動をうけて発電し、伝播してきた振
動波を減衰させる働きをする。超音波エネルギーは電気
エネルギーに変換され、さらに電気エネルギーは熱エネ
ルギーなどに変換されて放出される。そのため、圧電体
54には負荷抵抗などを有する回路が接続される。この
ように、上流側の圧電体53によって発生した振動波は
振動部材52の他端部まで伝播した後、下流側の圧電体
54によって吸収され、上流側へ振動が反射するのが抑
制される。
起振用であり、振動部材52のリブ52bにその共振周
波数で屈曲振動を生じさせる働きをする。下流側の圧電
体54は振動吸収用であり、リブ52bを伝播してきた
振動波により強制振動をうけて発電し、伝播してきた振
動波を減衰させる働きをする。超音波エネルギーは電気
エネルギーに変換され、さらに電気エネルギーは熱エネ
ルギーなどに変換されて放出される。そのため、圧電体
54には負荷抵抗などを有する回路が接続される。この
ように、上流側の圧電体53によって発生した振動波は
振動部材52の他端部まで伝播した後、下流側の圧電体
54によって吸収され、上流側へ振動が反射するのが抑
制される。
【0028】上記のようにして、振動部材52の接触部
52aには楕円運動が発生し、粉流体Cを矢印方向へ押
し出す方向に駆動力を発生させる。この実施例では、振
動吸収用の圧電体54を設けることで、反射を解消して
いるので、乱れの少ない楕円運動を発生させることがで
き、粉流体Cに対して安定した駆動力を与えることがで
きる。
52aには楕円運動が発生し、粉流体Cを矢印方向へ押
し出す方向に駆動力を発生させる。この実施例では、振
動吸収用の圧電体54を設けることで、反射を解消して
いるので、乱れの少ない楕円運動を発生させることがで
き、粉流体Cに対して安定した駆動力を与えることがで
きる。
【0029】振動体の駆動力(送り速度)は、予め一定
に設定しておいてもよいが、シートの厚み分布に応じて
可変制御してもよい。電力を変化させると、振動体の振
幅が変化するので、駆動力を容易に可変できる。制御方
法は自動制御に限らず、手動で制御してもよい。
に設定しておいてもよいが、シートの厚み分布に応じて
可変制御してもよい。電力を変化させると、振動体の振
幅が変化するので、駆動力を容易に可変できる。制御方
法は自動制御に限らず、手動で制御してもよい。
【0030】上記実施例では押出成形金型について説明
したが、本発明は押出成形金型に限らず、粉流体を通過
させるあらゆる通路に適用できる。例えば、細い管を通
して粉流体を流す際に、管に振動体を取り付けることに
より、流動性を向上させ、目詰まりを解消できる。
したが、本発明は押出成形金型に限らず、粉流体を通過
させるあらゆる通路に適用できる。例えば、細い管を通
して粉流体を流す際に、管に振動体を取り付けることに
より、流動性を向上させ、目詰まりを解消できる。
【0031】本発明における押出成形金型の内壁形状は
任意であり、図4または図7のような形状に限るもので
はない。粉流体との摩擦力が大きく、速度差に影響を及
ぼす部位に振動体を取り付ければよい。振動体は超音波
モータに限るものではなく、押出成形される粉流体の性
質に応じた振動周波数を持つ振動体を用いればよい。ま
た、本発明で使用される粉流体は、セラミックキャピラ
リに限らず、これより粘度の低いセラミックスラリー、
セメント,モルタルまたは石膏などの水硬性無機質材料
と水とを用いたスラリーなどであってもよいし、金属粉
と結合剤,溶媒などを混合したペーストであってもよ
い。
任意であり、図4または図7のような形状に限るもので
はない。粉流体との摩擦力が大きく、速度差に影響を及
ぼす部位に振動体を取り付ければよい。振動体は超音波
モータに限るものではなく、押出成形される粉流体の性
質に応じた振動周波数を持つ振動体を用いればよい。ま
た、本発明で使用される粉流体は、セラミックキャピラ
リに限らず、これより粘度の低いセラミックスラリー、
セメント,モルタルまたは石膏などの水硬性無機質材料
と水とを用いたスラリーなどであってもよいし、金属粉
と結合剤,溶媒などを混合したペーストであってもよ
い。
【0032】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の発明によれば、粉流体の通路の側壁に、粉流体
に対して流動方向の駆動力を発生させる楕円運動を生じ
る振動体を取り付けたので、粉流体の流動性が向上し、
目詰まりや流動不良を解消できる。
に記載の発明によれば、粉流体の通路の側壁に、粉流体
に対して流動方向の駆動力を発生させる楕円運動を生じ
る振動体を取り付けたので、粉流体の流動性が向上し、
目詰まりや流動不良を解消できる。
【0033】また、請求項3に記載の発明によれば、粉
流体の速度差に最も影響を与える金型の成形部の両側壁
に、粉流体の両端面に対して押し出し方向の駆動力を発
生させる振動体を取り付けたので、粉流体の幅方向の速
度差がなくなり、全幅にわたってほぼ均一な厚みのシー
トを成形できる。そのため、シートの歩留りを大きく向
上させることができる。
流体の速度差に最も影響を与える金型の成形部の両側壁
に、粉流体の両端面に対して押し出し方向の駆動力を発
生させる振動体を取り付けたので、粉流体の幅方向の速
度差がなくなり、全幅にわたってほぼ均一な厚みのシー
トを成形できる。そのため、シートの歩留りを大きく向
上させることができる。
【図1】従来の押出成形金型の内壁形状を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】従来の押出成形金型の速度分布および厚み分布
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本発明における駆動力の発生原理を示す図であ
る。
る。
【図4】本発明にかかる押出成形金型の第1実施例の内
壁形状を示す斜視図である。
壁形状を示す斜視図である。
【図5】図4の押出成形金型の正面図である。
【図6】図4に示す押出成形金型の速度分布および厚み
分布を示す図である。
分布を示す図である。
【図7】本発明にかかる押出成形金型の第2実施例の内
壁形状を示す斜視図である。
壁形状を示す斜視図である。
【図8】本発明にかかる押出成形金型の第3実施例の斜
視図である。
視図である。
【図9】図8に示す押出成形金型の制御方法のフローチ
ャート図である。
ャート図である。
【図10】本発明にかかる押出成形金型の第4実施例の
斜視図である。
斜視図である。
【図11】本発明にかかる押出成形金型の第5実施例の
斜視図である。
斜視図である。
【図12】図11のX−X線部分断面図である。
【図13】図11の実施例の振動部材の斜視図である。
10 押出成形金型 12 成形部 13 出口部 14 振動体(超音波モータ) C 粉流体 S シート
Claims (7)
- 【請求項1】粉流体の通路の側壁に、上記粉流体に対し
て流動方向の駆動力を発生させる楕円運動を生じる振動
体を取り付けたことを特徴とする粉流体の流動制御装
置。 - 【請求項2】上記振動体は、超音波モータであることを
特徴とする請求項1に記載の粉流体の流動制御装置。 - 【請求項3】粉流体をシート状に押し出し成形する押出
成形金型において、上記粉流体の両端面を成形する金型
の成形部の両側壁に、粉流体の両端面に対して押し出し
方向の駆動力を発生させる楕円運動を生じる振動体を取
り付けたことを特徴とする押出成形金型。 - 【請求項4】上記振動体は、超音波モータであることを
特徴とする請求項3に記載の押出成形金型。 - 【請求項5】上記振動体は、粉流体の押し出し方向に延
びる振動部材と、振動部材の長手方向両端部に取り付け
られた起振用および振動吸収用の圧電体とを備えた超音
波モータであることを特徴とする請求項3または4に記
載の押出成形金型。 - 【請求項6】上記成形部の出口付近であって、その中央
部と側端部とを流れる粉流体の流速を検出するセンサ
と、これらセンサの検出値から粉流体の中央部の流速と
側端部の流速との流速差を検出する手段と、上記流速差
が減少する方向に左右の振動体に駆動信号を出力する手
段と、を備えたことを特徴とする請求項3ないし5のい
ずれかに記載の押出成形金型。 - 【請求項7】上記金型の成形部から押し出された直後の
粉流体の中央部と側端部との肉厚を検出するセンサと、
これらセンサの検出値から粉流体の中央部の肉厚と側端
部の肉厚との差を検出する手段と、上記肉厚差が減少す
る方向に左右の振動体に駆動信号を出力する手段と、を
備えたことを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに
記載の押出成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11068951A JP2000202818A (ja) | 1998-03-16 | 1999-03-15 | 粉流体の流動制御装置および押出成形金型 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8793598 | 1998-03-16 | ||
| JP31717198 | 1998-11-09 | ||
| JP10-317171 | 1998-11-09 | ||
| JP10-87935 | 1998-11-09 | ||
| JP11068951A JP2000202818A (ja) | 1998-03-16 | 1999-03-15 | 粉流体の流動制御装置および押出成形金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000202818A true JP2000202818A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=27299914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11068951A Pending JP2000202818A (ja) | 1998-03-16 | 1999-03-15 | 粉流体の流動制御装置および押出成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000202818A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010147640A1 (en) * | 2009-06-17 | 2010-12-23 | The Gates Corporation | Method of manufacturing powder metal plates |
| ES2646762A1 (es) * | 2016-06-08 | 2017-12-15 | Bsh Electrodomésticos España, S.A. | Dispositivo de extrusión para fabricar componentes moldeados |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP11068951A patent/JP2000202818A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010147640A1 (en) * | 2009-06-17 | 2010-12-23 | The Gates Corporation | Method of manufacturing powder metal plates |
| CN102458723A (zh) * | 2009-06-17 | 2012-05-16 | 盖茨公司 | 制造粉末金属板的方法 |
| US8231827B2 (en) | 2009-06-17 | 2012-07-31 | The Gates Corporation | Method of manufacturing powder metal plates |
| CN102458723B (zh) * | 2009-06-17 | 2013-12-04 | 盖茨公司 | 制造粉末金属板的方法 |
| ES2646762A1 (es) * | 2016-06-08 | 2017-12-15 | Bsh Electrodomésticos España, S.A. | Dispositivo de extrusión para fabricar componentes moldeados |
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