JP2000230781A - 単板乾燥機の熱風漏洩防止装置 - Google Patents
単板乾燥機の熱風漏洩防止装置Info
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Abstract
熱風を単板乾燥機の下部に設置されている搬送路へ循環
させるに際し、この搬送路の始端並びに終端位置におい
て、単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気を遮蔽す
ることを目的としたものである。 【解決手段】 所要数の加熱セクションを設置して単板
乾燥機を構成し、この単板乾燥機の上部に加熱体と送風
機を備えて熱風の通風路とし、また、単板乾燥機の下部
にベニヤ単板を搬送する搬送路を設置し、単板乾燥機の
入り側並びに出側の大気と連通する搬送路の始端並びに
終端位置に、好適には単一の耐熱性可撓シートを折曲げ
て二重とし、この二重の部分をループ状とし、このルー
プ状の両端部分を開口状態とすることにより、単板乾燥
機内を循環している熱風を耐熱性可撓シートのループの
開口部分から内方にも至らせ、ループをその外方と内方
から同一の圧力で押圧する状態で当接させ、前記通風路
で発生した熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽を図るもの
である。
Description
風路で発生した熱風を単板乾燥機の下部に設置されてい
る搬送路へ循環させるに際し、この搬送路の始端並びに
終端位置において、単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外
の大気を遮蔽する熱風漏洩防止装置に関するものであ
る。
向の両側から挟んで回転しながら送る上下一組の送りロ
ールより構成されている場合には、搬送路の始端並びに
終端に位置する上下一組の送りロールに適宜支持部材を
介して石綿等の耐熱性パッキンを押し付けて、単板乾燥
機内の熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽を図っていた。
んだ状態で巡回する上下一対の金網コンベヤ、或いはベ
ニヤ単板を支持搬送する下側の巻掛け搬送手段を金網コ
ンベヤ、上側の巻掛け搬送手段をチエンコンベヤ、スプ
リングコンベヤより構成される場合には、搬送路の搬送
面上に向かってテフロン等の耐熱性可撓シートを、単板
乾燥機の入り側並びに出側の上方から吊り下げた状態で
設置して、単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気の
遮蔽を図っていた。
いては、上下一組の送りロールのうち上部送りロール
は、下部送りロール上に自重にて乗せられた状態である
ため、単板乾燥機内へ搬送路の始端からベニヤ単板が挿
入されたり、単板乾燥機外へ搬送路の終端からベニヤ単
板が取り出されるとき、少なくともベニヤ単板の厚み分
だけ上部送りロールが下部送りロール上より持ち上が
り、ベニヤ単板によって持ち上げられる毎に単板乾燥機
内の熱風が漏洩することになる。
板挿入、取り出し時にベニヤ単板の目詰まりを防止する
ため、搬送路に向かって吊り下げられる耐熱性可撓シー
トの下端部は、搬送面と若干のクリヤランスが存在して
おり、このクリヤランスから単板乾燥機内の熱風が漏洩
することになり、単板乾燥機外の大気との遮蔽を図るこ
とは困難であった。
環される熱風は、高含水率のベニヤ単板を搬送途上にお
いて乾燥させているので、単板乾燥機内の下流側へ至る
ほど温度低下が余儀なくされ、これを防止すべく、搬送
路面の上部および/または下部に、蒸気管、熱オイル管
等の補助熱源、或いは循環する熱風の風向きを搬送路面
へ規制するじゃま板等の設置物を熱風が循環する箇所に
設置している。
存在すると、設置物による抵抗も大きく、その下流域に
はいわゆるカルマン渦も発生し易く、循環する熱風の圧
力損失も大きくなり、下流域においても或程度の圧力を
求めようとすると、単板乾燥機上部に設置されている送
風機の出力を上げざるを得ないことになる。この結果、
単板乾燥機内の圧力は大になるので、単板乾燥機内と単
板乾燥機外の圧力差が拡大して、上記記載した単板乾燥
機内の熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽方法では、熱風
の漏洩が避けられないものであった。本発明は上記記載
のような課題を解決すべく、単板乾燥機内の熱風と単板
乾燥機外の大気の好適な遮蔽を図ることを目的としたも
のである。
板乾燥機の熱風漏洩防止装置は、所要数の加熱セクショ
ンを設置して単板乾燥機を構成し、この単板乾燥機の上
部に加熱体と送風機を備えて熱風の通風路とし、また、
単板乾燥機の下部にベニヤ単板を搬送する搬送路を設置
し、単板乾燥機の入り側並びに出側の大気と連通する搬
送路の始端並びに終端位置に耐熱性可撓シートを当接さ
せ、前記通風路で発生した熱風を搬送路へ循環させるこ
とにより、前記課題を解決している。
の上面が搬送路の搬送面とほぼ同一、また搬送路の搬送
速度とほぼ同一速度のロールとしたものであり、耐熱性
可撓シートとの当接状態を良好とし、単板乾燥機内の熱
風と単板乾燥機外の大気の遮蔽を高めたものである。
びに終端位置に当接させるときには、搬送路の搬送面の
上方から搬送面の下方へ、または搬送面の下方から上方
へ至るように搬送路を横切って面状に設ければ、単板乾
燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽をより一層高
めることができる。
ト状態ではなく、単一のシートを折曲げて二重とし、こ
の二重の部分をループ状とし、このループ状の両端部分
を開口状態とすることにより、単板乾燥機内を循環して
いる熱風が耐熱性可撓シートのループの開口部分から内
方にも至り、ループをその外方と内方から同一の圧力で
押圧することにより、耐熱性可撓シート自体を強固とし
て、単板乾燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽を
高めることができる。
を回転切削して得られた連続状のシートを、その繊維方
向と平行に任意幅で切断し、この切断された単一のシー
ト状のベニヤ単板を、その繊維方向を搬送方向と同一と
しており、この場合、搬送路はベニヤ単板を板厚方向の
両側から挟んで回転しながら送る上下一組の送りロール
が複数組任意の間隔で設置された直通型となり、この搬
送路が単板乾燥機の下部に、上下方向に任意の間隔を置
いて複数段設置されることになる。
置して単板乾燥機を構成し、この単板乾燥機の上部に加
熱体と送風機を備えて熱風の通風路とし、また、単板乾
燥機の下部にベニヤ単板を搬送する搬送路を設置し、単
板乾燥機の入り側並びに出側の大気と連通する搬送路の
始端並びに終端位置に、好適には単一の耐熱性可撓シー
トを折曲げて二重とし、この二重の部分をループ状と
し、このループ状の両端部分を開口状態とすることによ
り、単板乾燥機内を循環している熱風を耐熱性可撓シー
トのループの開口部分から内方にも至らせ、ループをそ
の外方と内方から同一の圧力で押圧する状態で当接さ
せ、前記通風路で発生した熱風と単板乾燥機外の大気の
遮蔽を図るものである。
に基づいて説明する。図1,図2に示す単板乾燥機1
は、加熱セクション2を所要数設置して構成され、各加
熱セクション2の上部の搬送方向と直交する一側に蒸気
管、電熱器、ヒートオイル等の加熱体3を、また他側部
にこの加熱体3に向かって送風する送風機4を設置した
通風路5が形成され、前記加熱セクション2の外壁6と
内壁7間の熱風供給側8から反対側に位置する熱風取り
出し側9へ、熱風を横循環方式により供給している。
のシート状のベニヤ単板10を搬送する搬送路11が上
下方向に渡って複数段設置されている。この搬送路11
は、各段の長手方向に渡ってベニヤ単板10を板厚方向
の両側から挟んで回転しながら送る上下一組の送りロー
ル12が複数組任意の間隔で設置されている。各送りロ
ール12は内壁7を構成する各縦梁13間に設置された
軸受14に回転自在に支持されており、下部送りロール
12の一方の軸端部に取り付けられたチエンスプロケッ
ト15にチエン16を巻掛けると共に、他方の軸端部に
ギヤ17を取り付け、このギヤ17と上部送りロール1
2の軸端部に取り付けられたギヤ17と歯合させ、各送
りロール12を互いに逆方向へ回転させることによっ
て、ベニヤ単板10を板厚方向の両側から挟んで、摩擦
力によって搬送させている。
向の間隔内には、搬送方向と直交する方向に渡って、前
記各送りロール12とほぼ同一の長さとした細長い噴射
箱18を設置すると共に、この噴射箱18の熱風供給側
8を開口し、反対側に位置する熱風取り出し側9を閉塞
状態とし、通風路5で発生して熱風供給側8から循環さ
れる熱風を噴射箱18に形成された穴状、或いはスリッ
ト状より、搬送路11上を搬送されるベニヤ単板10の
上下両面へ噴射して、噴射後の熱風を熱風取り出し側9
より送風機4によって、排風されている。
クション2を所要数設置した上部の通風路5のほぼ中央
に蒸気管、電熱器、ヒートオイル等の加熱体3を、また
搬送方向の一側に一対の送風機4を相対向して設置した
ものである。このとき、送風機4側に位置する加熱セク
ション2の搬送方向の両側より吸い込みダクト19を張
り出して、その直下に位置する加熱セクション2の下部
と連通させ、通風路5の搬送方向の他側部に位置する加
熱セクション2の搬送方向の両側より吹き込みダクト2
0を張り出して、その直下に位置する加熱セクション2
の下部と連通させ、吸い込みダクト19から吹き込みダ
クト20側へ熱風を縦循環方式によって供給させたもの
である。
向の間隔内には、搬送方向と直交する方向に渡って、前
記各送りロール12とほぼ長さを同一とし、その直径を
大径とした熱ロール21を、前記内壁7部内において上
下方向に立ち上げて支持された蒸気支管22へ接続し
て、各熱ロール21内へ蒸気を供給、排出しており、搬
送路11上を搬送されているベニヤ単板10の補助熱源
として、ベニヤ単板10の乾燥効率の促進を図ってい
る。
置には、その上面が搬送路11の搬送面とほぼ同一とし
たロール23が軸受けされ、このロール23の一方の軸
端部に取り付けられたチエンスプロケット15に前記チ
エン16を巻掛けして、このロール23の回転速度を搬
送路11を構成する各送りロール12の搬送速度とほぼ
同一速度としている。実施例では搬送路11は3段構成
されており、これら搬送路11の始端位置並びに終端位
置には、各々3個のロール23が上下方向に任意の間隔
を置いて軸受されている。
3の全長方向に渡って加熱セクション2の下部に取り付
けられた仕切板24と、この仕切板24に取り付けられ
た耐熱性可撓シート25が、前記ロール23の搬送面の
上方から搬送面の下方へ、または前記ロール23の搬送
面の下方から上方へ至るように搬送路11を横切って当
接され、単板乾燥機1内の熱風と単板乾燥機1外の大気
との遮蔽を図っている。
ニヤ単板10は、その先端が搬送路11の始端位置にお
いてロール23上に至ると、ロール23の搬送面の上方
から搬送面の下方へ面状に当接している耐熱性可撓シー
ト25を持ち上げ、次いで、上下一組の送りロール12
によって板厚方向の両側から挟んで回転しながら単板乾
燥機1内へ挿入され、その後端がロール23を通過する
とき、耐熱性可撓シート25が再びロール23の搬送面
の上方から搬送面の下方へ至るように搬送路11を横切
って面状に当接して、単板乾燥機1内の熱風と単板乾燥
機1外の大気との遮蔽が図られる。このとき、ロール2
3の下面においては、耐熱性可撓シート25が搬送面の
下方から上方へ至るように搬送路11を横切って面状に
当接されている。
れると、図1,図2に示す熱風横循環方式においては、
各加熱セクション2の熱風供給側8から熱風取り出し側
9へ搬送方向と直交する方向へ循環される熱風を、上下
一組の送りロール12によって板厚方向の両側から挟ん
で回転しながら送られるベニヤ単板10面へ供給し、仕
事を終えて温度低下した熱風を、再び熱風取り出し側9
から送風機4によって吸い込み、加熱体3を通過させる
ことによって所望温度まで高めて、熱風供給側8を経て
ベニヤ単板10面へ横方向から供給して、ベニヤ単板1
0を乾燥させるものである。
板乾燥機1においては、吸い込みダクト19から吹き込
みダクト20へ搬送方向へ循環される熱風を、上下一組
の送りロール12によって板厚方向の両側から挟んで回
転しながら送られるベニヤ単板10面へ供給し、仕事を
終えて温度低下した熱風を、再び吸い込みダクト19か
ら送風機4によって吸い込み、加熱体3を通過させるこ
とによって所望温度まで高めて、吹き込みダクト20を
経てベニヤ単板10面へ縦方向から供給して、ベニヤ単
板10を乾燥させるものである。
板10が搬送路11の終端位置に至ると、前記記載と同
様、その先端が搬送路11の終端位置においてロール2
3上に至ると、ロール23の搬送面の上方から搬送面の
下方へ面状に当接している耐熱性可撓シート25を持ち
上げ、ベニヤ単板10の後端がこのロール23位置を通
過するとき、耐熱性可撓シート25が再びロール23の
搬送面の上方から搬送面の下方へ至るように搬送路11
を横切って面状に当接して、単板乾燥機1内の熱風と単
板乾燥機1外の大気との遮蔽が図られる。
循環する熱風の温度低下を防止するため、熱ロール21
を補助熱源として使用して乾燥効率を維持しているが、
熱ロール21は循環する熱風の流路に位置しているの
で、特に熱風縦循環方式の単板乾燥機1においては、循
環する熱風の圧力損失も大きくなり、下流域においても
或程度の圧力を求めようとすると、単板乾燥機1上部に
設置されている送風機4の出力を上げざるを得ないこと
になり、出力増にともなって単板乾燥機1内の圧力と大
気との圧力差が拡大し、耐熱性可撓シート25をロール
23の搬送路11を横切って面状に当接していたとして
も、単板乾燥機1内と単板乾燥機1外の圧力差によっ
て、耐熱性可撓シート25とロール23が面状に当接し
なくなり、単板乾燥機1内から単板乾燥機1外への熱風
が漏洩することになる。
折曲げて二重とし、この二重の部分をループ状とし、こ
のループ状の両端部分を開口状態とすれば、単板乾燥機
1内を循環している熱風が耐熱性可撓シート25のルー
プの開口部分から内方にも至り、ループをその外方と内
方から同一の圧力で押圧することにより、耐熱性可撓シ
ート25自体を強固としてロール23面に面状に押し付
けることができ、単板乾燥機1内の熱風と単板乾燥機1
外の大気との圧力差が増大したとしても遮蔽状態を維持
することができる。
請求項において前記記載した作用効果が得られ、単板乾
燥機内の熱風と単板乾燥機外の大気の遮蔽を図り、熱風
の漏洩を防止することができる。
を採用した場合の一部切り欠き側面図である。
を採用した場合の一部切り欠き側面図である。
4…送風機、5…通風路、6…外壁、7…内壁、8…熱
風供給側、9…熱風取り出し側、10…ベニヤ単板、1
1…搬送路、12…送りロール、13…縦梁、14…軸
受、15…チエンスプロケット、16…チエン、17…
ギヤ、18…噴射箱、19…吸い込みダクト、20…吹
き込みダクト、21…熱ロール、22…蒸気支管、23
…ロール、24…仕切板、25…耐熱性可撓シート
Claims (5)
- 【請求項1】所要数の加熱セクションを設置して単板乾
燥機を構成し、この単板乾燥機の上部に加熱体と送風機
を備えて熱風の通風路とし、また、単板乾燥機の下部に
ベニヤ単板を搬送する搬送路を設置し、単板乾燥機の入
り側並びに出側の大気と連通する搬送路の始端並びに終
端位置に耐熱性可撓シートを当接させ、前記通風路で発
生した熱風を搬送路へ循環させることを特徴とする単板
乾燥機の熱風漏洩防止装置。 - 【請求項2】前記搬送路の始端並びに終端を、その上面
が搬送路の搬送面とほぼ同一であり、搬送路の搬送速度
とほぼ同一速度のロールとした請求項1記載の単板乾燥
機の熱風漏洩防止装置。 - 【請求項3】前記耐熱性可撓シートを搬送路の搬送面の
上方から搬送面の下方へ、または搬送面の下方から上方
へ至るように搬送路を横切って、搬送路の始端並びに終
端位置に面状に当接させた請求項1記載の単板乾燥機の
熱風漏洩防止装置。 - 【請求項4】前記耐熱性可撓シートをループ状に折曲
げ、折曲げたループの両端部分を開口状態とした請求項
1または3に記載の単板乾燥機の熱風漏洩防止装置。 - 【請求項5】前記搬送路はベニヤ単板を板厚方向の両側
から挟んで回転しながら送る上下一組の送りロールが複
数組任意の間隔で設置され、さらに、この搬送路が単板
乾燥機の下部に、上下方向に任意の間隔を置いて複数段
設置されている請求項1ないし3のいずれかに記載の単
板乾燥機の熱風漏洩防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03152699A JP4039757B2 (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 単板乾燥機の熱風漏洩防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=12333646
Family Applications (1)
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Country Status (1)
| Country | Link |
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1999
- 1999-02-09 JP JP03152699A patent/JP4039757B2/ja not_active Expired - Fee Related
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