JP2000255817A - 導電性ベルトおよびその作製方法 - Google Patents

導電性ベルトおよびその作製方法

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JP2000255817A
JP2000255817A JP11062932A JP6293299A JP2000255817A JP 2000255817 A JP2000255817 A JP 2000255817A JP 11062932 A JP11062932 A JP 11062932A JP 6293299 A JP6293299 A JP 6293299A JP 2000255817 A JP2000255817 A JP 2000255817A
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conductive
protective layer
belt
layer
conductive layer
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JP11062932A
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Kentaro Ueishi
健太郎 上石
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充分な導電性を有するとともに、表面平滑性
および表面離型性の高い導電性ベルト、および該導電性
ベルトを容易に製造し得る方法を提供すること。 【解決手段】 導電層と、その上に保護層を形成した導
電性ベルトにおいて、該保護層が導電性物質を含有し、
該導電性物質が、前記保護層において、導電層側より表
面側に、より多く分布していることを特徴とする導電性
ベルトである。該導電性ベルトは、遠心成形法を利用し
て、保護層を形成した後、導電層を形成することによっ
て容易に作製できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導電性ベルトに関
し、特に、電子写真装置等の画像形成装置において、転
写装置や用紙搬送部材に好適に用いられる導電性ベルト
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置等の画像形成装置に用いら
れるベルト転写装置や用紙搬送ベルト部材等には、導電
性ベルトが利用されている。このような用途の導電性ベ
ルトは、所定の電気抵抗値を有するのみではなく、利用
される装置等の種々の機構に適した特性が付加されたも
のである。従来、導電性ベルトは、シリコンゴム、NB
R、H−NBR、CR、UR、EPDM、ECO、N
R、FKM、IIR等の一般のゴム材料を基材とし、こ
れにフィラー系の導電性物質、例えば、一般の導電性カ
ーボン、導電性金属酸化物、カーボン繊維、およびカー
ボンビーズ等を添加して、電気抵抗値を所望の範囲に調
整している。
【0003】ところで、導電性ベルトを転写ベルトとし
て用いる場合、トナーが残留するのを防止したり、ブレ
ードクリーニング性を向上させるため、例えばフッ素系
樹脂等からなる保護層を導電層上に設け、ベルト表面に
離型性および平滑性を付与する場合が多い。従来、保護
層を導電層上に設ける場合、導電層を形成した後、該導
電層にスプレー塗装、静電塗装、またはロールコーター
法、フローコート法、、ディップコート法等により、保
護層用塗布液を塗布し、加熱硬化させて形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記保護層には、導電
性ベルトの電気抵抗値を適正な範囲とするために、導電
性物質を含有させる場合がある。しかし、通常、導電性
物質は、層を形成しているバインダー等と比較して、そ
の比重が大きいため、前記塗装等の方法により保護層を
形成した場合、保護層における導電性物質の含有分散濃
度が不均一となり、導電性物質は、保護層の表面から離
れて、保護層と導電層の界面側に偏在する傾向があり、
表面抵抗の制御が困難になる。その結果、導電性ベルト
の導電性が不充分となり、転写ベルトとして使用した場
合、未転写トナーの残留による転写ベルトの汚れや、転
写ベルトの抵抗ムラに起因する転写不良によって、画像
中に白抜けが発生する場合がある。保護層中の導電性物
質の含有量を増加させることによって、導電性を向上さ
せることも考えられるが、導電性物質の含有量を増加さ
せるにつれて、ベルト補強効果が高くなり、保護層の剛
性が高くなるとともに脆くなる傾向があり、ベルトとし
ての弾性が不充分となったり、脆くなる結果、耐久性が
低下する場合がある。
【0005】本発明は、前記諸問題を解決することを目
的とする。即ち、本発明は、充分な導電性を有するとと
もに、表面平滑性および表面離型性の高い導電性ベル
ト、および該導電性ベルトを容易に製造し得る方法を提
供することを目的とする。また、本発明は、画像形成装
置の転写ベルトとして使用された際に、画像の転写性が
向上し、転写不良による画像欠陥が低減される導電性ベ
ルト、および該導電性ベルトを容易に製造し得る方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
を重ねた結果、保護層中の導電性物質の分布を制御する
ことによって、前記諸問題を解決し得ることを見出し、
この知見に基づいて、本発明を完成するに至った。即
ち、本発明は、導電層と、その上に保護層を形成した導
電性ベルトにおいて、該保護層が導電性物質を含有し、
該導電性物質の前記保護層における含有量が、導電層側
から表面側に向かって高くなるように、前記導電性物質
が傾斜分散していることを特徴とする導電性ベルトであ
る。本発明の導電性ベルトは、保護層において、導電性
物質がより表面近傍に分布しているので、低配合量で表
面の導電性を高く保持することができる。
【0007】導電層が、イオン導電性物質およびカーボ
ンブラックを含有しているのが好ましい。また、導電層
が、ウレタン結合および/またはウレア結合とを有する
エラストマーからなるのが好ましく、エラストマーにお
けるウレタン結合とウレア結合との平均比率は、5:9
5〜95:5であるのが好ましい。また、エラストマー
が、アミン化合物、ポリオール、およびイソシアネート
化合物から形成されてなるのが好ましい。導電性ベルト
の厚みは、20〜500μmであり、かつ、その厚みの
平均ばらつきが厚みの3%以内であるのが好ましい。よ
り好ましくは、導電性ベルトの厚みは、50〜150μ
mであり、
【0008】また、本発明は、バインダーと、導電性物
質とを含有する保護層形成溶液を円筒状の成形型に投入
し、該型を回転させるとともに、加熱して、前記型の内
部壁面に保護層を形成する保護層形成工程と、内部壁面
に保護層が形成された前記型に、導電層形成用材料を含
有する導電層形成溶液を投入し、前記型を回転成形させ
るとともに、加熱して、前記保護層上に導電層を形成す
る導電層形成工程とを有する導電性ベルトの作製方法で
あって、前記導電性物質の比重が、前記バインダーの比
重より大きいことを特徴とする導電性ベルトの作製方法
である。本発明の導電性ベルトの作製方法では、保護層
の形成工程において、バインダーより比重の大きい導電
性物質を使用し、遠心力の作用で、導電性物質を型の内
部壁面側により多く分布させている。
【0009】保護層形成溶液と導電層形成溶液の溶解度
パラメータが1以上異なり、非相溶性であってもよい。
また、導電層形成工程において、導電層の形成材料が反
応して、少なくとも、ウレタン結合およびウレア結合が
形成されるのが好ましい。また、さらに、導電層の裏面
を研磨する工程を有しているのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の導電性ベルトの
概略断面図の一例を示す。図1の導電性ベルト10は、
導電層12の上に、保護層11が形成された構成であ
る。保護層11は、導電性物質Aを含有していて、導電
性物質Aの保護層12における含有量は、導電層側の面
11bから表面11aに向かって高くなるように、導電
性物質Aは保護層中に傾斜分散している。従って、導電
性ベルト10は高い導電性を示す。また、導電性ベルト
10の導電性を向上させるために、過度に導電性物質を
含有させる必要がないので、導電性ベルト10は、適度
な剛性および弾性を有する。図1の導電性ベルト10で
は、導電性物質Aのほとんどが、保護層の表面11a
に、集中して分布しているが、本発明は、この態様には
限定されず、例えば、導電性物質Aの濃度が、導電層側
の面11bから表面11aに向かって比例関数的に高く
なっている態様、指数関数的に高くなっている態様等も
含まれる。また、連続的に濃度が高くなっている必要は
なく、不連続的(段階的)に高くなっている態様であっ
てあってもよい。
【0011】導電性ベルト10の厚みの好ましい範囲
は、用途等に応じて異なるが、導電性ベルトを転写ベル
トとして使用する場合は、厚みは、50〜3000μm
であるのが好ましく、10〜1000μmであるのがよ
り好ましい。厚みが前記範囲未満であると、永久伸びが
発生し易くなり、経時的に転写画像にずれ等が発生し易
くなる。一方、厚みが前記範囲を超えると、駆動ローラ
等に対する形状追従性等が低下する傾向がある。また、
同用途に使用する場合、厚みの平均ばらつきは、厚みの
3%以下であるのが好ましく、2%以下であるのがより
好ましい。厚みのばらつきが3%を超えると、転写画像
のズレが色重ねした際に大きくなる傾向がある。
【0012】導電性ベルト10を転写ベルトとして使用
する場合は、その硬度が、JIS−A硬度計で測定した
場合、70〜80硬度であるのが好ましい。また、同用
途に使用した場合、100%ベルト伸長モジュラスが5
0〜300Kgf/cm2であるのが好ましい。尚、1
00%ベルト伸長モジュラスは、ベルトをダンベル形状
に切断し、引っ張り試験機を用いて測定することができ
る。
【0013】導電性ベルトを転写ベルトとして使用する
場合は、ベルト表面からトナー残留物をブレードクリー
ニングする際のクリーニング性が高くなるので、ベルト
の表面平滑性は高いのが好ましく、その表面粗さRz値
が、10点平均で10μm以下であるのが好ましく、1
μm以下であるのがより好ましい。
【0014】導電性ベルト10の電気体積抵抗率の好ま
しい範囲は、用途等に応じて異なるが、導電性ベルト1
0を転写ベルトとして用いる場合は、電気体積抵抗率は
10 4〜1012Ω・cmであるのが好ましく、108〜1
11Ω・cmであるのがより好ましい。電気体積抵抗率
が前記範囲であると、高電圧が印加された場合も、絶縁
耐性を維持することができる。導電性ベルトの表面抵抗
率は、104〜1015Ω/□であるのが好ましく、10
10〜1012Ω/□であるのがより好ましい。また、導電
層12の電気体積抵抗値は、104〜1012Ω・cmで
あるのが好ましく、108〜1011Ω・cmであるのが
より好ましい。保護層11の電気体積抵抗率について
は、導電性ベルト10の電気体積抵抗率が前記範囲とな
っていれば、特に限定されないが、導電層よりも高い電
気体積抵抗率を示すのが好ましい。電気体積抵抗率は、
導電層および保護層に含有される導電性物質の含有量、
回転成形時の遠心力、バインダー粘度および濃度を調節
することによって好ましい範囲に調整することができ
る。
【0015】保護層11は、バインダーと、導電性物質
を含有している。バインダーとしては、アクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、フッ素樹脂、イミド
樹脂、メラニン樹脂、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、ポリ
エーテルスルホン樹脂、シリコーン樹脂、スチレン樹
脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂、ニトリル
樹脂、SBR、NBRゴム等の熱可塑性樹脂、および熱
硬化性樹脂等を使用することができる。特に、ポリイミ
ド、PVdF等を用いると、表面平滑性および表面離型
性の高い保護層となるので好ましい。
【0016】保護層11に含有される導電性物質として
は、特に制限されず、組み合わせて用いられるバインダ
ーの比重よりも大きい比重を有することを条件に、目的
に応じて、適宜、公知の導電性物質から選択することが
できる。例えば、導電性カーボン、ブラックカーボン、
酸化錫および酸化亜鉛等の金属酸化物、チタン酸カリウ
ム、ニッケル、Al粉、カーボン樹脂等の無機フィラー
等を挙げることができる。これらは、単独で使用して
も、併用してもよく、併用することで、導電性と誘電性
を調整制御してもよい。中でも、ドープした酸化錫を誘
電性の高い酸化亜鉛等とともに使用すると、転写時のト
ナーの保持力を高めることができ、画像欠陥をより抑制
できるので好ましい。導電性物質の、保護層11中にお
ける含有量は、導電性ベルトの用途および用いる導電性
物質の種類によって異なるが、1重量%〜50重量%含
有されているのが好ましく、5重量%〜30重量%含有
されているのがより好ましい。
【0017】保護層11の厚みは、導電性ベルトの用途
によって異なるが、本発明の導電性ベルトを転写ベルト
として用いる場合は、ベルトの形状上のくせ、たわみ、
および引き裂き強度等の観点から、通常、10〜500
μmであり、好ましくは20〜150μm、より好まし
くは20〜50μmである。
【0018】導電層12は、バインダーと、導電性物質
を含有しているのが好ましい。バインダーとしては、通
常のマトリックス材料を使用でき、例えば、ポリウレタ
ン、エピクロロヒドリンゴム、ニトリルゴム、スチレン
ブタジエンゴム、液状シリコーンゴム等のエラストマー
材料;ポリフェニルサルホン、ポリサルホン、ポリエー
テルサルホン、ポリエステル、ポリアセタール、ポリア
リレート、ポロアミド、ポリカーボネート、ポリフェニ
レンエーテル、ポリエーテルイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイド等のエン
ジニアリングプラスチック材料;ポリフッ化ブニリデン
(PVdF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)、ポリヘキサフルオロポロピレン(PHFP)等の
フッ素系樹脂材料;等を、単独または併用して使用する
ことができる。また、テフロン系やシリコーン系の分散
離型性材料を使用することもできる。
【0019】導電層12のバインダーが、分子中にウレ
タン結合(−NHCOO−)またはウレア結合(−NH
CONH−)を有するエラストマーであると、ベルト張
架等によって生じる永久伸びが軽減されるとともに、ベ
ルトとして適切な弾性を示し、ベルト蛇行防止、および
ウォ−ク制御が可能となるので好ましい。特に、双方の
結合を有するエラストマーを用いると、同様の観点から
より好ましい。ウレタン結合およびウレア結合を有する
エラストマーは、アミン化合物、ポリオール、およびイ
ソシアネート化合物と、所望により触媒を配合し、反応
させることによって製造することができる。ポリオール
としては、例えば、末端にポリヒドロキシル基を有する
ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール及び
両者の共重合物であるポリエーテルポリオール等が挙げ
られる。また、ポリブタジエンポリオールやポリイソプ
レンポリオール等のポリオレフィンポリオール、ポリオ
ール中でエチレン性不飽和モノマーを重合させて得られ
るポリオールプレポリマーなどの一般的なポリオールが
使用できる。
【0020】アミン化合物としては、1分子中に2以上
のアミノ基を有する化合物であるポリアミンが好まし
く、例えば、ヘキサメチレンジアミン、2,5−ジメチ
ルピペラジン、トリエチレンジアミン等の脂肪族アミ
ン、ビフェニルジアミン、3,3’−ジクロロベンジジ
ン、ビス(アミノフェニル)エーテル、p−アミノ−ア
ニリン等の芳香族ジアミンが使用できる。
【0021】また、イソシアネート化合物としては、1
分子中に2以上のイソシアネート基を有するポリイソシ
アネート化合物が好ましく、例えば、トルエンジイソシ
アネート(TDI)、粗製TDI、4,4−ジフェニル
メタンジイソシアネート(MDI)、粗製MDI、イソ
ホロンジイソシアネート、各種変性MDI、炭素敦2〜
18の脂肪族イソシアネート、炭素数4〜15の脂環式
ポリイソシアネートおよびこれらのポリイソシアネート
の混合物や変性物、例えば部分的にポリオール類または
ジアミン類と反応させて得られるプレポリマー等が使用
できる。
【0022】所望により用いる触媒としては、一般的に
触媒として用いられている有機金属化合物等を使用する
ことができる。例えば、ブチル錫ラウレート、オクチル
亜鉛、酢酸ナトリウム、アルカリ金属またはアルカリ土
類金属のアルコキシド、フェノキシド、3級アミン類
(例えばトリエチルアミン、トリエチルジアミン、N−
メチルモルホリン、ジメチルアミノメチルフェノール
等)、4級アンモニウム塩、イミダゾール類ニッケルア
セチルアセテート、およびジアセチルアセトネートニッ
ケル等が挙げられる。
【0023】エラストマー中におけるウレタン結合とウ
レア結合との平均比率が、5:95から95:5である
のが好ましく、30:70〜70:30であるのがより
好ましい。ウレタン結合とウレア結合の平均比率は、導
電層の赤外吸収スペクトルを測定し、各結合に起因する
吸収ピークの面積比率から決定することができる。エラ
ストマー中におけるウレタン結合は、ポリオールと、イ
ソシアネートとの配合量等で調整でき、また、ウレア結
合はポリアミン化合物とイソシアネートとの配合量等で
調整できる。従って、ポリオール、アミン化合物、およ
びイソシアネート化合物等の配合量を選定することによ
って、得られるエラストマー中におけるウレタン結合と
ウレア結合との平均比率を調整することができる。特に
ポリオールまたはアミン化合物の硬化剤としてジイソシ
アネートを用いて、反応性比=0.95〜1.10、好
ましくは1.03〜1.07に調整し共架橋させること
が望ましい。
【0024】導電層12中に含有される導電性物質とし
ては、イオン導電性物質や、導電性フィラー、導電性カ
ーボン等が挙げられる。イオン導電性物質としては、ラ
ウリルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチル
アンモニウム、オクタデシルトリメチルアンモニウム、
ドデシルトリメチルアンモニウム、アルコール変性脂肪
酸、ジメチルアンモニウム塩の過塩素酸塩、ハロゲン
塩、ホウフッ化水素酸塩、硫酸塩、スルホン酸塩、エト
サルフェート塩等の4級アンモニウム塩等のカチオン性
界面活性剤、脂肪族スルホン酸、高級アルコール硫酸エ
ステル塩、高級アルコールエチレンオキサイド付加硫酸
エステル塩、高級アルコールリン酸エステル塩、高級ア
ルコールエチレンオキサイド付加リン酸エステル塩等の
アニオン界面活性剤、各種ベタイン等のノニオン界面活
性剤、高級アルコールエチレンオキサイド、ポリエチレ
ングリコール脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エ
ステル等の非イオン性帯電防止剤等の帯電防止剤、Li
ClO4、LiCF3SO3、NaClO4、LiAs
6、LiBF4、NaSCN、KSCN、NaCl等の
金属塩、あるいはアンモニウム塩、燐酸塩等の電解質が
挙げられる。導電性カーボンブラックはケッチェンブラ
ック、ファーネスブラック、アセチレンブラック等の公
知の導電性カーボン等が挙げられる。
【0025】導電性物質の、導電層12中における含有
量は、導電性ベルトの用途および用いる導電性物質の種
類によって異なるが、含有量は0.01重量%〜50重
量%が好ましく、0.1重量%〜25重量%がより好ま
しい。特に、導電層のバインダーとして、ウレタン結合
とウレア結合を有する前記エラストマーを使用する場
合、エラストマー100重量部に対して、0.001〜
5重量部、より好ましくは0.01〜2重量部のイオン
導電性物質を含有させると、導電層の電気体積抵抗率
を、104〜1012Ω・cmに容易に調整することがで
きる。より高い導電性を導電層に付与したい場合は、前
記エラストマー100重量部に対して、0.01〜50
重量部、好ましくは0.1〜20重量部の導電性物質を
含有させ、電気抵抗率を下げることもできる。
【0026】導電層12に含有される導電性物質は、単
独でも、2種以上であってもよいが、イオン導電性物質
と導電性カーボンブラックの双方が含有されていると、
導電性が環境変化によって変動するのを抑制できるので
好ましい。イオン導電性物質とカーボンブラックとの組
み合わせとしては、アルキルアンモニウム塩とケッチェ
ンブラック、過塩素リチウムとファーネスブラック、過
塩素酸ナトリウムとアセチレンブラックとの組み合わせ
が好ましい。前記組み合わせにおいて、イオン導電性物
質を0.001〜2重量%、導電性カーボンブラックを
0.1〜50重量%含有させるのが好ましい。
【0027】本発明の導電性ベルトは、遠心成形法で容
易に作製することができる。図2に、遠心成形法を利用
した本発明の導電性ベルトの作製方法の流れの一例を示
す。まず、円筒状の型13に、保護層の原料を含有する
溶液を投入する(図2a)。該液体は、有機溶媒等に、
少なくともバインダーを溶解または分散させ、導電性物
質をさらに分散させた液体である。前記液体中に含有さ
れるバインダーと導電性物質は、導電性物質の比重がバ
インダーの比重よりも大きくなるように、組み合わせら
れる。円筒状の型13は、駆動モーター等により、円の
中心を軸に回転可能になっている。また、前記型13
は、加熱炉内等に配置され、回転と同時に、加熱可能に
なっている。次に、この型13を回転させるとともに、
加熱すると、前記型13の内部壁面に保護層11が形成
される(図2b)。型13の内部に投入された導電性物
質の比重は、バインダーの比重よりも大きいので、遠心
力の作用により、導電性物質は、より内部壁面側に集中
して分布する。
【0028】保護層11を形成する際に用いる原料は、
バインダーのモノマーであってもよく、遠心成形時に加
熱により硬化反応させ、保護層を形成してもよい。本発
明では、先に、保護層を形成するので、従来の塗装工程
による形成では加熱温度の制限等により材料の選択に限
界があったのに対し、例えば、保護層用バインダーとし
て、硬化温度が高いポリイミド樹脂、フッ素エマルジョ
ン系樹脂を用いることもでき、材料選択の幅を広げられ
る。
【0029】円筒状の型13の内部壁面を、例えば、シ
リコン樹脂等による内張り加工を施すことによって、表
面を高平滑化すると、保護層11の表面を鏡面仕上げす
ることができる。その結果、その後に、表面研磨処理等
を行うことなく、Rz値が1μm以下の、高い表面平滑
性を有する導電性ベルトを作製することができる。さら
には、成形時の膜厚変動を抑え、成形時の軸フレ等の抑
制が可能となる。
【0030】次に、内部壁面に保護層11が形成された
前記型13に、導電層の形成材料を含有する溶液を投入
する(図2c)。形成材料を含有する液体は、例えば、
導電層のバインダーとなる熱可塑性材料または熱硬化性
材料を、有機溶媒等に溶解または分散させ、さらに、導
電性物質を分散させた溶液等である。前記型13を回転
させるとともに、加熱すると、前記保護層上に導電層1
2が形成される(図2d)。前記液体に含有されるのが
熱可塑性材料である場合はその融点を超える温度まで、
熱硬化性材料である場合はその硬化温度を超える温度ま
で、加熱し、導電層を形成すると、導電層と保護層との
密着性が向上するので好ましい。また、従来の塗装工程
によって保護層を形成する場合、導電層のバインダーと
溶解度パラメーターが1以上異なる、非相溶性の材料を
保護層のバインダーとして用いると、保護層と導電層の
密着性が低下する傾向があったが、加熱温度を前記のよ
うに調整することによって、非相溶性の材料であっても
融着層間接着が可能であり、保護層と導電層との間に、
充分な密着性を持たせることができる。
【0031】導電層の形成材料として、ポリオール化合
物、アミン化合物、およびイソシアネート化合物を液体
中に含有させ、型を回転するとともに、加熱することに
よって、前記化合物を反応させ、ウレタン結合とウレア
結合とを形成すると、保護層と高い密着性を有するとと
もに、永久伸びが低減された、適度な弾性を有するエラ
ストマーからなる導電層を作製することができるので好
ましい。
【0032】導電層12を形成した後、冷却し、その
後、離型して、2層構造の導電性ベルト10が得られる
(図2(e))。離型の前後において、さらに高温加熱
処理し、硬化反応等を完成させる工程を行ってもよい。
【0033】さらに、導電層12の裏面12aに、研磨
加工を施すのが好ましい。導電層12の裏面12aに
は、未反応モノマー、低分子オリゴマー、および型に付
着していた不純物成分等が残留していたり、遠心成形時
のエアー巻き込みによる気泡、水分の蒸発跡、および原
料成分の滴下または流し込み跡等が生じていることがあ
る。従って、裏面12aを研磨し、裏面12aの凸凹を
平滑化するとともに異物等を除去することによって、よ
り均一で高品質な導電性ベルトを作製することができ
る。また、遠心成形時における、反応性の偏り等によっ
て厚みにばらつきが生じたり、用途に即して、導電性ベ
ルトの厚みを調整する必要が生じる場合もある。その場
合、保護層11の表面11aを研磨加工することもでき
るが、例えば、転写ベルトのような高い表面平滑性が要
求される場合は、湿式研磨で行う必要等があり、加工処
理等に制約があったり、表面性状の検査を行う必要等が
生じることがある。裏面12aの研磨であれば、そのよ
うな制約はなく、乾式研磨のような容易な研磨法によっ
ても、厚みの均一化および薄肉化ができ、その結果、ベ
ルト剛性の調整、抵抗ムラの抑制が可能である。また、
単なる厚みの調整のみならず、ベルト蛇行の防止を目的
として、例えば、裏面を、一定の間隔ごとに短冊状に研
磨加工することもできる。
【0034】得られた導電性ベルトを転写ベルトとして
使用する場合は、導電性ベルトの厚みが、50〜300
0μmであり、厚みのばらつきが、厚みの3%以内、よ
り好ましくは1%以内になるように、裏面12aを研磨
するのが好ましい。例えば、厚みが500μmである場
合は、厚みのばらつきは15μm未満となるように裏面
研磨するのが好ましく、5μm未満となるように裏面研
磨するのがより好ましい。また、裏面の表面粗さについ
ては、特に制約なく、用途等に応じて好ましい範囲とな
るように、裏面研磨を行えばよい。例えば、裏面の摩擦
係数を確保することを目的として、Rz値を5μm以上
にすることもできる。
【0035】図3は、本発明の導電性ベルト10を転写
ベルトとして用いた、電子写真方式のフルカラーの画像
形成装置の概略断面図の一例である。導電性ベルト10
は、保護層12が感光体1、および記録紙24と対向す
るように、ロール60乃至63により張架され、駆動ロ
ール60および61によって、矢印の方向に駆動される
ようになっている。感光体1は回転可能に画像形成装置
の外枠に支持されていて、まず、帯電装置2によって一
様に帯電された後、露光装置3と対向する位置で、画像
様に露光される。その結果、感光体1の表面に潜像が形
成される。感光体1が回転し、感光体1上に形成された
潜像が、現像装置41と対向する位置にくると、潜像
は、現像装置41に格納されているトナーにより現像さ
れ、感光体1上に画像が形成される。その後、感光体1
上に形成されたトナー画像は、電源30からのバイアス
の供与により、ロール63と感光体1のニップ部で、導
電性ベルト10の表面に転写される。
【0036】その後、感光体1は、クリーナー14によ
り表面に残留するトナー等が除去された後、帯電装置2
による帯電工程から始まる工程を3回繰り返し、現像装
置42乃至44によって現像されたトナー画像が、各
々、導電性ベルト10上に、重ねて転写される。導電性
ベルト上のカラーのトナー画像は、電源29からのバイ
アスの供与により、転写ロール25とロール62とのニ
ップ部で、搬送されてくる記録紙24に転写される。導
電性ベルト10は、表面平滑性および表面離型性を有す
るとともに、高い表面導電性を有するので、導電性ベル
ト10上に形成されたトナー画像は、高い転写率で記録
紙に転写される。
【0037】本発明の導電性ベルトは、カラー複写機、
カラープリンター、モノクロプリンター、モノクロ複写
機の中間転写ベルトや、搬送ベルトに利用できる。
【0038】
【実施例】本発明の実施例を以下に示すが本発明は下記
の実施例に限定されるものではない。 <実施例1> ・保護層の形成 バインダーとしてPVdF−PTFE共重合体(比重
1.76)の100重量部を、溶剤(トルエン/アセチ
レン=50/50重量%)に溶解し、15重量%のPV
dF−PTFE溶液を調製した。この溶液に、導電性物
質として、アンチモンドープした酸化錫(触媒化成社
製;比重4.6)を7重量部添加し、ペイントシェーカ
ーにより30分間分散させた。この液を、遠心成形機の
ロータ(内径φ150mm、奥行き400mm)に投入
し、ロータ回転数3000rpm、ロータ内温度120
℃の条件で、15分間乾燥製膜し、厚み23μmの保護
層を作製した。尚、このローターの内壁側面は、硬質ク
ロームメッキが施されていた。
【0039】・導電層の形成 ポリオールとして、グリセリンにプロピレンオキサイド
とエチレンオキサイドを付加したポリエーテルポリオー
ル(「エクセノール82819」、旭硝子社製;分子量
5000)を100重量部、アミン化合物として、ヘキ
サメチレンジアミンを2重量部、イソシアネート化合物
として、ウレタン変性した4,4−ジフェニルメタンジ
イソシアネート(「スミジュールPF」、住友バイエル
社製)を18重量部、1,4−ブタンジオールを1重量
部、触媒としてジブチル錫ウラレートを0.01重量
部、導電性物質としてテトラブチルアンモニウム過塩素
酸塩を0.5重量部、導電性カーボンブラック(「FW
200」、デグサ社製)を18重量部とを、MEK−ト
ルエン溶剤に、各々、溶解または分散させて反応性混合
液を得た。この反応性混合液を、保護層が形成された前
記遠心成形機のロータ内に投入し、300rpm回転、
100度の条件で、15分間焼成した。保護層上に導電
層が形成され、厚み約167μmの無端導電性ベルトが
得られた。
【0040】得られた導電性ベルトを離型し、140℃
で6時間熟成させ、反応を完成させた。次に、導電層の
裏面を、乾式研磨処理し、導電層の厚みを80μmにし
た。厚みのばらつきを測定したところ、平均ばらつきは
3μmであった。保護層をSEMで観察したところ、導
電性物質である酸化錫は保護層の表面に主に分布してい
ることがわかった。また、導電層の赤外吸収スペクトル
を測定したところ、ウレタン結合とウレア結合の平均比
率は、30:70であった。得られた導電性ベルトの電
気体積抵抗率を、「ハイレスタHRS」(三菱化学社
製)を用いて、JIS−K6911に準拠して測定した
ところ、25℃、55%RH相対湿度条件下で5×10
8Ω・cmであった。同様に、表面抵抗率を測定したと
ころ、7×109Ω/□であった。また、モジュラス強
度は130〜140Kgf/cm2までふれた。
【0041】次に、得られた導電性ベルトを所定の長さ
に裁断し、図3に示す構造の画像形成装置の転写ベルト
として使用した。導電性ベルトは、張力12Kgが付加
された状態で、ロール60乃至63に張架させた。ベル
ト表面の周速度を26cm/secで、48時間、印加
電圧2KVで回転させた。その後、電気体積抵抗率、表
面抵抗率を、前記と同様に測定したが、変化は見られな
かった。
【0042】次に、カラーのテストパターンの画像形成
を連続で300枚の記録紙に行った後、記録を行わずに
200時間回転のみの連続運転を行い、その後再び30
0枚の記録紙に画像形成を行うサイクルを繰り返し、試
験開始から2000時間経過までの画像の評価を行っ
た。画像評価は、各サイクルの300枚目の記録に形成
された画像について行い、顕微鏡観察によって、トナー
画像の重ね合わせずれ、および中抜けの発生の有無を確
認した。また、2000時間後の、転写ベルトの伸び率
を下記の式1に従って算出した。 式1 伸び率(%)={(試験終了後の外周長)−(試験開始
前の外周長)}÷(試験開始前の外周長)×100 画像の評価結果、および算出した伸び率を表1に示す。
【0043】<実施例2>保護層のバインダーとして、
ポリエーテルサルホン(比重1.57)を使用し、溶剤
ジメチルアセトアミドに溶解し、20重量%濃度のポリ
エーテルサルホン溶液を調製した。この溶液に、導電性
カーボン(「ケッチェンブラック600JD」、インタ
ーナショナル社製;比重1.80)7重量部を添加し、
ペイントシェーカーにより30分間分散させた。実施例
1と同様の遠心成形機を用いて、ロータ回転数1500
rpm、ロータ内温度120℃の条件で、30分間焼成
し、厚さ50μmの保護層を形成した。以降の操作につ
いては、実施例1と同様に行い、導電性ベルトを作製し
た。
【0044】<実施例3>保護層のバインダーとしてポ
リサルホン(比重1.25)を使用し、溶剤にジメチル
ホルムアミドを使用した以外は、実施例1と同様に導電
性ベルトを作製した。
【0045】<実施例4>保護層のバインダーとしてポ
リエーテルイミド(比重1.27)を使用し、溶剤に塩
化メチレンを使用した以外は、実施例1と同様に導電性
ベルトを作製した。
【0046】実施例2〜実施例4の導電性ベルトについ
ても、実施例1と同様、裏面研磨を行った。導電層およ
び保護層の厚みについては、表1に示す。尚、厚みのば
らつきは、いずれも3%以内であった。また、実施例1
と同様に、保護層を観察したところ、導電性物質が保護
層の表面に主に分布していることがわかった。また、初
期の電気体積抵抗率は、実施例1と同条件下で、各々、
1011.7Ω・cm、108.5Ω・cm、109.5Ω・cm
であり、表面抵抗率は、各々、1011.8Ω/□ 、10
10.8Ω/□ 、1011.5Ω/□であった。実施例1と同
様の処理後、電気体積抵抗率および表面抵抗率を測定し
たが、いずれも変化していなかった。さらに、実施例1
と同様に、画像評価および伸び率を算出した。結果を表
1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、充分な導電性を有する
とともに、表面平滑性および表面離型性の高い導電性ベ
ルト、および該導電性ベルトを容易に製造し得る方法を
提供することができる。また、本発明によれば、画像形
成装置の転写ベルトとして使用された際に、画像の転写
性が向上し、転写不良による画像欠陥が低減される導電
性ベルト、および該導電性ベルトを容易に製造し得る方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の導電性ベルトの概略断面図の一例で
ある。
【図2】 本発明の導電性ベルトの作製方法の流れ図の
一例である。
【図3】 本発明の導電性ベルトを転写ベルトとして用
いた画像形成装置の概略断面図の一例である。
【符号の説明】
1 感光体 10 導電性ベルト 11 保護層 11a 保護層の表面 11b
保護層の導電層側の面 12 導電層 12a 導電層の裏面 13 型 24 紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 518 G03G 15/00 518 15/16 15/16 // B29K 21:00 103:04 B29L 29:00 Fターム(参考) 2H032 AA05 BA09 BA18 BA23 BA30 2H072 CA05 JC02 3F049 BA13 LA02 LB03 4F100 AA17A AA28 AA37A AB22 AK18 AK18J AK19 AK19J AK36A AK51A AK54 AL09A AR00A AS00B BA02 EA041 EG002 EH312 EH812 EJ273 EJ422 EJ91B GB41 JG01 JG01A JG01B JK15 4F205 AA45 AB16 AB18 AE03 AE09 AG03 AG16 AH33 GA01 GB01 GB26 GB28 GC04 GD02 GW50

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電層と、その上に保護層を形成した導
    電性ベルトにおいて、該保護層が導電性物質を含有し、
    該導電性物質の前記保護層における含有量が、導電層側
    から表面側に向かって高くなるように、前記導電性物質
    が傾斜分散していることを特徴とする導電性ベルト。
  2. 【請求項2】 導電層が、イオン導電性物質、カーボン
    ブラックまたは導電性金属酸化物を含有することを特徴
    とする請求項1に記載の導電性ベルト。
  3. 【請求項3】 導電層が、ウレタン結合および/または
    ウレア結合を有するエラストマーからなることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の導電性ベルト。
  4. 【請求項4】 エラストマーが、少なくとも、アミン化
    合物、ポリオール、およびイソシアネート化合物からな
    ることを特徴とする請求項3に記載の導電性ベルト。
  5. 【請求項5】 エラストマーにおけるウレタン結合とウ
    レア結合との平均比率が、5:95〜95:5であるこ
    とを特徴とする請求項3または請求項4に記載の導電性
    ベルト。
  6. 【請求項6】 厚みが20〜500μmであり、厚みの
    平均ばらつきが厚みの3%以内であることを特徴とする
    請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の導電
    性ベルト。
  7. 【請求項7】 導電層および保護層が遠心成形され、表
    面側の保護層が形成された後、導電層が形成されてなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか
    1項に記載の導電性ベルト。
  8. 【請求項8】 バインダーと、導電性物質とを含有する
    保護層形成溶液を円筒状の成形型に投入し、該型を回転
    させるとともに、加熱して、前記型の内部壁面に保護層
    を形成する保護層形成工程と、内部壁面に保護層が形成
    された前記型に、導電層形成用材料を含有する導電層形
    成溶液を投入し、前記型を回転させるとともに、加熱し
    て、前記保護層上に導電層を形成する導電層形成工程と
    を有する導電性ベルトの作製方法であって、前記導電性
    物質の比重が、前記バインダーの比重より大きいことを
    特徴とする導電性ベルトの作製方法。
  9. 【請求項9】 保護層形成溶液と導電層形成溶液の溶解
    度パラメータが1以上異なり、非相溶性であることを特
    徴とする請求項8に記載の導電性ベルトの作製方法。
  10. 【請求項10】 導電層形成工程において、導電層形成
    用材料が反応して、少なくとも、ウレタン結合およびウ
    レア結合が形成されることを特徴とする請求項8または
    請求項9に記載の導電性ベルトの作製方法。
  11. 【請求項11】 さらに、導電層の裏面を研磨する工程
    を有する請求項8から請求項10までのいずれか1項に
    記載の導電性ベルトの作製方法。
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