JP2000280884A - 駐車ブレーキのワイヤ張力調整方法および装置 - Google Patents

駐車ブレーキのワイヤ張力調整方法および装置

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JP2000280884A JP9198099A JP9198099A JP2000280884A JP 2000280884 A JP2000280884 A JP 2000280884A JP 9198099 A JP9198099 A JP 9198099A JP 9198099 A JP9198099 A JP 9198099A JP 2000280884 A JP2000280884 A JP 2000280884A
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wires
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車ブレーキのワイヤ張力調整工数を削減し
得る駐車ブレーキのワイヤ張力調整方法および装置を提
供する。 【解決手段】 弛んだ状態のブレーキワイヤ63、64
の並行部分において、ブレーキワイヤ63、64の間に
セットされたブレーキワイヤ付勢治具30により、その
間隔が拡張する方向に所定の力で付勢することによりブ
レーキワイヤ63、64に所定の張力を付与する。次に
ワイヤ張力調整機構50を張力が増加するほうに調整す
るとブレーキワイヤ63、64が徐々に緊張していく。
このときブレーキワイヤ63、64が最初に付与された
張力を保つように、一定の力で拡張方向に付勢しながら
間隔を狭めていく。そして、両ブレーキワイヤ63、6
4が所定の間隔となったところでワイヤ張力調整機構3
0の調整を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駐車ブレーキのワイ
ヤ張力調整方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5(A) に示すように、自動車の駐車ブ
レーキ機構、例えばセンターレバー式のものでは、セン
ターレバー60、ブレーキケーブル61、ワイヤ張力調
整機構50、ブレーキワイヤ63、64、駐車ブレーキ
65、66等から構成されており、センターレバー60
を所定量引くことによって、ブレーキケーブル61が引
っ張られ、さらにはワイヤ張力調整機構50を介して接
続される2本のブレーキワイヤ63、64が引っ張られ
ることで、左右後輪の駐車ブレーキ65、66に制動力
を発生させ、自動車を停止、即ち駐車した状態に保つこ
とを可能にしている。
【0003】ここで、ブレーキケーブル61と2本のブ
レーキワイヤ63、64とは、図5(A) の一点鎖線円内
に示すように、ワイヤ張力調整機構50を介在させて接
続しており、図5(B) では、その構成概要を拡大して図
示している。即ち、ブレーキケーブル61の端部は軸長
の長いアジャストボルト54に接続され、またブレーキ
ワイヤ63、64はイコライザ52にそれぞれ係止され
ている。そして、ブレーキケーブル61が接続されたア
ジャストボルト54は、ブレーキワイヤ63、64と反
対の方向からイコライザ52のほぼ中央を貫通し、その
端部には調整ナット56が螺合されている。
【0004】なお、ブレーキワイヤ63、64はアウタ
ケーシング63a、64a内に挿通されており、その一
端は互いに車幅方向で所定の間隔を空けてイコライザ5
2に接続され、他端は駐車ブレーキ65、66に接続さ
れている。またアウタケーシング63a、64aの一端
は駐車ブレーキ65、66付近において車体に固定さ
れ、他端はイコライザ52に対して車両後方に所定の間
隔を空けたところで、互いに車幅方向でブレーキワイヤ
63、64の他端と同じだけ間隔を空けて車体に固定さ
れている。したがって、アウタケーシング63a、64
aの他端とイコライザ52との間において、ブレーキワ
イヤ63、64は互いに並行に位置している。またイコ
ライザー52はブレーキケーブル61に対して揺動可能
となっており、ブレーキワイヤ63、64の張力を均等
に保っている。
【0005】このようにワイヤ張力調整機構50を介在
させてブレーキケーブル61とブレーキワイヤ63、6
4とを接続することによって、センターレバー60によ
りブレーキケーブル61が引っ張られても、アジャスト
ボルト54の端部に螺合した調整ナット56がイコライ
ザ52からアジャストボルト54が引き抜けることを防
止するとともに、この調整ナット56のねじ込み位置に
よってイコライザ52のアジャストボルト54軸上の位
置が決定されている。
【0006】つまり、調整ナット56のねじ込み位置に
よってイコライザ52とブレーキケーブル61との位置
関係、ひいてはブレーキケーブル61とブレーキワイヤ
63、64との接続間隔が設定されるところ、この調整
ナット56のねじ込み量(図5(B) に示すL61)を調整
することにより、ブレーキケーブル61と駐車ブレーキ
65、66との間に張られるブレーキワイヤ63、64
に、予めテンションを与え、所定の張力を設定すること
ができる。したがって、調整ナット56のねじ込み量、
換言するとアジャストボルト54の出代L61を管理する
ことによってブレーキワイヤ63、64の張力を調整す
ることができる。
【0007】具体的には、図5(B) に示すように、調整
ナット56を自動的にねじ込み可能なナットランナー7
0のボックス部72の深さL62を、調整ナット56の予
定するねじ込み量L61と一致するように設定することに
より、調整ナット56がL61までねじ込まれると自動的
にナットランナー70が停止するように制御される。こ
れにより、ブレーキワイヤ63、64の張力が一定量に
設定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように図5(B) に示すアジャストボルト54の出代L
61によってブレーキワイヤ63、64の張力を管理しよ
うとすると、ブレーキワイヤ63、64のワイヤ長に生
ずる数mmの誤差がそのままブレーキワイヤ63、64の
張力の誤差となって現れるということが分かっている。
そのため、再度別の工程にてこのブレーキワイヤ63、
64の張力を調整しなければならず、調整工数の増加を
招くという問題に結び付いている。
【0009】この問題は、ブレーキワイヤ63、64の
ワイヤ長を厳密に規定することによって解決するかのよ
うに考えられるが、ブレーキワイヤ63、64の長さに
対する精度を向上させれば新たなる工数の増大につなが
る。また、実際にはワイヤ長だけを規定しても所定の張
力によってブレーキワイヤ63、64自体が伸び得るた
め、そのようなワイヤ長の厳密な規定だけでは、解決で
きるものではない。
【0010】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、駐車ブ
レーキのワイヤ張力調整工数を削減し得る駐車ブレーキ
のワイヤ張力調整方法および装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の駐車ブレーキのワイヤ張力調整方法で
は、左右両車輪の駐車ブレーキのうち、一方の駐車ブレ
ーキに接続される第1ブレーキワイヤおよび他方の駐車
ブレーキに接続される第2ブレーキワイヤの少なくとも
一部分を互いに並行に位置させるとともに、両ブレーキ
ワイヤを一つのワイヤ張力調整機構を介してブレーキ操
作部に連結し、該駐車ブレーキ操作部の操作により両ブ
レーキワイヤが均等に引張られて、該左右両車輪の駐車
ブレーキが同時に作動するようにした駐車ブレーキのワ
イヤ張力調整方法であって、弛んだ状態の前記第1ブレ
ーキワイヤと前記第2ブレーキワイヤの並行部分をその
間隔が拡張する方向に一定の力で付勢しながら、前記ワ
イヤ張力調整機構の調整により両ブレーキワイヤを徐々
に緊張させ、該両ブレーキワイヤの並行部分が所定の間
隔になったところで前記ワイヤ張力調整機構の調整を終
了することを技術的特徴とする。
【0012】また、上記目的を達成するため、請求項2
の駐車ブレーキのワイヤ張力調整装置では、左右両車輪
の駐車ブレーキのうち、一方の駐車ブレーキに接続され
る第1ブレーキワイヤおよび他方の駐車ブレーキに接続
される第2ブレーキワイヤの少なくとも一部分を互いに
並行に位置させるとともに、両ブレーキワイヤを一つの
ワイヤ張力調整機構を介してブレーキ操作部に連結し、
該駐車ブレーキ操作部の操作により両ブレーキワイヤが
均等に引張られて、該左右両車輪の駐車ブレーキが同時
に作動するようにした駐車ブレーキのワイヤ張力調整方
法であって、前記ワイヤ張力調整機構を調整可能な動力
工具と、前記両ブレーキワイヤの並行部分をその間隔が
拡張する方向に一定の力で付勢する付勢手段と、前記両
ブレーキワイヤの並行部分が所定の間隔になったことを
検出する検出手段と、前記検出手段による検出信号に基
づいて前記動力工具の作動を停止させる制御手段と、を
備えることを技術的特徴とする。
【0013】さらに、請求項3の駐車ブレーキのワイヤ
張力調整装置では、請求項2において、前記付勢手段
は、伸縮可能な本体部と、前記本体部に設けられ、前記
本体部の伸縮に伴い互いの間隔が拡縮する第1ブレーキ
ワイヤ係止部および第2ブレーキワイヤ係止部と、前記
本体部に伸縮力を付与する伸縮力付与部と、前記伸縮力
を制御する制御部と、を備えることを技術的特徴とす
る。
【0014】請求項1の発明では、まず弛んだ状態の第
1ブレーキワイヤと第2ブレーキワイヤの並行部分をそ
の間隔が拡張する方向に所定の力で付勢することで両ブ
レーキワイヤに所定の張力を付与する。次にワイヤ張力
調整機構を張力が増加するほうに調整すると両ブレーキ
ワイヤが徐々に緊張していく。このとき両ブレーキワイ
ヤが最初に付与された張力を保つように、一定の力で拡
張方向に付勢しながら両ブレーキワイヤの間隔を狭めて
いく。そして、両ブレーキワイヤが所定の間隔となった
ところでワイヤ張力調整機構の調整を終了する。つま
り、両ブレーキワイヤは、その間隔が拡張する方向に所
定の力で付勢したときに所定の間隔になるようにその張
力が調整されることになるから、ブレーキワイヤの長さ
など構成部品の寸法のバラツキは影響しない。
【0015】請求項2の発明では、まず付勢手段により
弛んだ状態の第1ブレーキワイヤと第2ブレーキワイヤ
の並行部分をその間隔が拡張する方向に所定の力で付勢
することで両ブレーキワイヤに所定の張力を付与する。
次に動力工具によりワイヤ張力調整機構を張力が増加す
るほうに調整すると両ブレーキワイヤが徐々に緊張して
いく。このとき両ブレーキワイヤが最初に付与された張
力を保つように、付勢手段による付勢力を一定に保ちな
がら両ブレーキワイヤの間隔を狭めていく。そして、両
ブレーキワイヤが所定の間隔となったときにこれが検知
手段により検知され、動力工具の作動が停止される。つ
まり、両ブレーキワイヤは、その間隔が拡張する方向に
所定の力で付勢した時に所定の間隔になるように張力が
調整されることになるから、ブレーキワイヤの長さなど
構成部品の寸法のバラツキは影響しない。
【0016】請求項3の発明では、動力工具によりワイ
ヤ張力調整機構を張力が増加するほうに調整したとき、
付勢手段の本体部が一定の伸張力を保ちながら縮小する
ことにより、両ブレーキワイヤが最初に付与された張力
を保ちながら間隔を狭めていく。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の駐車ブレーキのワ
イヤ張力調整方法および装置の実施形態について図1〜
図5を参照して説明する。まず、本発明の一実施形態に
よる駐車ブレーキのワイヤ張力調整装置(以下「張力調
整装置」という。)20の構成を図2に基づいて説明す
る。図2に示すように、張力調整装置20は、主に、制
御盤21、電磁弁22、一次エア供給源23、エアタン
ク24、精密レギュレータ25、ワイヤ付勢治具30、
ナットランナー70から構成されている。
【0018】制御盤21は、図示しない入出力装置、演
算装置、記憶装置、補助記憶装置等から構成されてお
り、後述する制御フロー(図4参照)に基づいて所定の
入出力処理、演算処理等を行う。具体的には、所定の制
御条件に従って演算制御等を行い、電磁弁22に開閉弁
信号を出力したり、ワイヤ付勢治具30から位置検出信
号を入力する。
【0019】電磁弁22は、4ポート2位置電磁切換弁
(以下「4ポート電磁弁」という。)22aと2ポート
2位置電磁切換弁(以下「2ポート電磁弁」という。)
22bとからなり、双方同時に作動する2連式に構成さ
れる。電磁弁22を構成するこれらの電磁切換弁22
a、22bは、前述した制御盤21によってその開閉弁
を制御されることから、電磁弁22と制御盤21との間
には開閉弁信号をやり取りし得る所定の信号線が配線さ
れている。そして、4ポート電磁弁22aは、後述する
一次エア供給源23からワイヤ付勢治具30に供給され
る空気圧を制御するために用いられ、2ポート電磁弁2
2bは同様に一次エア供給源23からナットランナー7
0に供給される空気圧を制御するために用いられる。
【0020】一次エア供給源23は、所定の圧力空気を
供給し得るように構成されており、これにより一次エア
供給源23から送られる圧力空気は、前述した電磁弁2
2等を介してワイヤ付勢治具30およびナットランナー
70に供給される。つまり、一次エア供給源23からワ
イヤ付勢治具30に供給される圧力空気は、エアタンク
24、精密レギュレータ25および電磁弁22の4ポー
ト電磁弁22aを介して送られ、また一次エア供給源2
3からナットランナー70に供給される圧力空気は電磁
弁22の2ポート電磁弁22bを介して送られる。
【0021】ここで、ワイヤ付勢治具30に圧力空気が
供給される経路途中にエアタンク24や精密レギュレー
タ25が設けられるのは、次の理由による。つまり、精
密レギュレータ25の圧力空気上流側にエアタンク24
を設けることにより、一次エア供給源23の供給圧に変
動があっても緩衝作用のあるエアタンク24によってそ
の圧力変動を吸収し精密レギュレータ25に安定した圧
力空気を供給するためである。また、電磁弁22の圧力
空気上流側に精密レギュレータ25を設けることによ
り、4ポート電磁弁22aの切り換えなどによる圧力変
動の要因を吸収し、一定圧の空気をワイヤ付勢治具30
に供給し得るためである。なお、ワイヤ付勢治具30の
構成は、ナットランナー70の構成概要を説明した後に
詳述する。
【0022】ナットランナー70は、先に図5に基づい
て説明したように、図1に示す調整ナット56を空気圧
によって自動的にねじ込む機能を有する。つまり、所定
の圧力空気が供給された状態でナットランナー70のレ
バー部を握ることにより開弁する手動弁によって、先端
に回動自在に取付けられたボックス部73に圧力空気が
供給されるため、調整ナット56の締め付け方向に回転
し、ボックス部73内に収まった調整ナット56を自動
的にアジャストボルト54にねじ込むというものであ
る。なお、ボックス部73の深さは、調整ナット56の
予定するねじ込み量を十分に超える程度に余裕をもつよ
うに設定されている。そのため、アジャストボルト54
の出代が予定を超えた過剰な長さであっても、問題なく
アジャストボルト54に調整ナット56をねじ込むこと
ができる。
【0023】次に、ワイヤ付勢治具30の構成を図1に
基づいて詳述する。なお、図1は、ワイヤ付勢治具30
をブレーキワイヤ63、64の並行部分間に位置させた
様子を模式的に示すものである。図1に示すように、ワ
イヤ付勢治具30は、汎用の空気圧シリンダに棒状のポ
ストを4本取り付けたものであり、エアシリンダ部3
1、ピストンロッド32、可動端部33、ガイドロッド
34、入出力ポート35a、35bよりなる本体部と、
ポスト37a、37b、38a、38bから構成されて
いる。また、ワイヤ付勢治具30には、リードスイッチ
36が設けられている。
【0024】エアシリンダ部31の内部には、ピストン
ロッド32に取り付けられた図示しないピストンが摺動
自在に設けられており、このピストンを壁にして区切ら
れる双方の部屋には、外部との空気の流通を可能にする
入出力ポート35a、35bがそれぞれ連通している。
これにより、入出力ポート35aに供給される空気圧
と、入出力ポート35bに供給される空気圧と大小関係
により双方の部屋の内圧バランスが変動するため、この
内圧バランスを制御することによって、ピストンの摺動
とともにピストンロッド32の移動を制御することがで
きる。つまり、前述した電磁弁22の4ポート電磁弁2
2aを制御することにより、一次エア供給源23からエ
アシリンダ部31に供給される圧力空気の供給と、エア
シリンダ部31から外部空間に放出される圧力空気の排
出とを切り換え得るため、両部屋の内圧バランスを自在
に変動させ、ピストンロッド32の移動を制御すること
ができる。
【0025】可動端部33は、ピストンロッド32の先
端に取付けられており、さらにピストンロッド32をそ
の径方向両側から挟むように平行に位置する2本のガイ
ドロッド34をも有している。このガイドロッド34
は、ピストンロッド32の移動等に伴う可動端部33の
回転を防止するためのもので、後述するポスト37a、
37bとポスト38a、38bとが対向する位置関係に
なるようにするためのものである。
【0026】リードスイッチ36は、磁石部36aとス
イッチ部36bとが一組となって構成されており、任意
位置に設定可能な磁石部36aに、ピストンロッド32
とともに移動するスイッチ部36bが隣接すると、スイ
ッチがオン状態に移行するように構成されている。つま
り、所定位置に磁石部36aを予め固定しておき、ピス
トンロッド32の移動に伴って接近してくるスイッチ部
36bが所定範囲内に隣接するとスイッチ接点を遮断
(オフ状態)から導通(オン状態)に切り換え、前述し
た制御盤21にワイヤ付勢治具30の位置検出信号を伝
達する。なお、この磁石部36aの所定位置は、次述す
るポスト37a、37bおよびポスト38a、38bに
係止されたブレーキワイヤ63、64がその設定目標張
力に達したときのピストンロッド32の位置を、事前に
必要数サンプル採取し予め求めておいたものである。
【0027】ポスト37a、37b、38a、38b
は、両端部が大径に形成された鼓状の棒体であり、径方
向から当接したブレーキワイヤ63、64がポスト37
a、37b、38a、38bの軸方向中央に移動し易い
形状に形成されている。これにより、後述するようにポ
スト37a、37b、38a、38bにブレーキワイヤ
63、64が一旦、係止すると、ポスト37a、37
b、38a、38bから外れ難くくしている。また、ポ
スト37a、37b、38a、38bは、エアシリンダ
部31の可動端部33側端部上面に2本(ポスト37
a、37b)、そして可動端部33の上面に2本(ポス
ト38a、38b)、矩形状の各四隅に互いに対峙する
ようにそれぞれ直立状態に固定されている。これによ
り、ピストンロッド32の移動に伴いエアシリンダ部3
1の離隔方向に可動端部33が移動すると、対峙関係に
あるポスト37a、37bから遠ざかるようにポスト3
8a、38bが移動し、両者の間隔が拡がる。
【0028】また、このようにエアシリンダ部31に2
本のポスト37a、37bを設け、可動端部33にも2
本のポスト38a、38bを設けていることから、ポス
ト37a、37b(またはポスト38a、38b)の間
にブレーキワイヤ63、64の長さ方向に向かって掛け
られたワイヤブレーキワイヤ63(またはブレーキワイ
ヤ64)の長さ分、ワイヤ付勢治具30による両ブレー
キワイヤ63、64の拡張後の並行部分の間隔を小さく
することができる。さらに矩形状の各四隅に互いに対峙
するようにそれぞれ直立状態に固定されていることか
ら、ブレーキワイヤ63、64の張力による反力がポス
ト37a、37bとポスト38a、38bとに均等に加
わるため、ポストが1本の場合と比較して、あるいは矩
形状の各四隅に位置していない場合と比較して、ポスト
に加わる反力の非均衡によってワイヤ付勢治具30自体
が回転することを防止することができる。したがって、
両ブレーキワイヤ63、64間を十分に拡げる余裕のな
いところであっても、ワイヤ付勢治具30を用いること
ができ、さらにワイヤ付勢治具30の回転等による作業
性を損なうことを抑制することができる。
【0029】なお、本実施形態では、片側に2本づつの
ポスト37a、37b(またはポスト38a、38b)
を設けてブレーキワイヤ63、64をその長さ方向に向
かって掛けたが、例えばポスト37a、37bの間隔に
これらの直径を加えた長さを、直径とする大径のポスト
を1本、エアシリンダ部31に設けても良い。これによ
りポストが大径であることによって、2本のポスト間に
ブレーキワイヤ63、64を掛けたものと同様の作用を
し得るため、前述と同様の効果を得ることができる。
【0030】続いて、張力調整装置20の作動を図1〜
図4に基づいて説明する。まず、ブレーキワイヤ63、
64の並行部分間にワイヤ付勢治具30を位置させる前
に、ワイヤ張力調整機構50の調整ナット56を十分に
緩めて、ブレーキワイヤ63、64を弛んだ状態にして
おく。これは、調整前から両ブレーキワイヤ63、64
が緊張していると、両ブレーキワイヤ63、64間にワ
イヤ付勢治具30をセットし難いためである。
【0031】ブレーキワイヤ63、64の並行部分間に
ワイヤ付勢治具30をセットした後、制御盤21にスタ
ート指示を与えると、図4に示す制御フローに従って張
力調整装置20の制御が順次行われる。図4に示すよう
に、まずステップ101では、制御盤21を構成する入
出力装置、記憶装置等の一連の初期化処理による初期設
定を行う。つまり、電磁弁22には閉弁信号を伝達し、
また記憶装置の作業領域をクリアしてワイヤ付勢治具3
0からの位置検出信号等を初期化する。これにより、4
ポート電磁弁22aおよび2ポート電磁弁22bはとも
にオフ状態に移行するため、一次エア供給源23からワ
イヤ付勢治具30の入出力ポート35aに圧力空気が供
給され、入出力ポート35bからは圧力空気が排出され
るとともに、一次エア供給源23からナットランナー7
0への圧力空気の供給が断たれる。したがって、ピスト
ンロッド32が引込みワイヤ付勢治具30は収縮すると
ともに、ナットランナー70が回転不能の状態になる。
【0032】次にステップ103により、ピストンロッ
ド32を突出させてワイヤ付勢治具30を伸張させる処
理が行われる。つまり、制御盤21から電磁弁22に開
弁信号を伝達してオフ状態からオン状態に移行するた
め、4ポート電磁弁22aによって一次エア供給源23
からワイヤ付勢治具30の入出力ポート35bに圧力空
気が供給され、入出力ポート35aからは圧力空気が排
出される。これにより、ワイヤ付勢治具30は伸張す
る。このとき一次エア供給源23からは精密レギュレー
タ25を介してワイヤ付勢治具30に圧力空気が供給さ
れていることから、ピストンロッド32およびその端部
に設けられる可動端部33は、一定の力で伸張方向に付
勢されている。
【0033】ステップ103に続くステップ105で
は、ナットランナー70を起動させる処理が行われる。
前ステップ103の処理により電磁弁22がオフ状態か
らオン状態に移行するため、4ポート電磁弁22aとほ
ぼ同時に2ポート電磁弁22bによって一次エア供給源
23からナットランナー70に圧力空気が供給される。
これにより、ナットランナー70が回転可能の状態にな
るため、作業者がナットランナー70のレバー部を握る
ことにより、先端のボックス部73に圧力空気が供給さ
れ、調整ナット56の締め付けが可能になる。したがっ
て、図1に示す如く一点鎖線矢印方向にナットランナー
70を操作し、調整ナット56にボックス部73を嵌合
させることで、調整ナット56のねじ込みが自動的に行
われる。
【0034】ここで、作業者によるナットランナー70
の操作によって調整ナット56の締め付けが進むと、ア
ジャストボルト54上をブレーキケーブル61方向に調
整ナット56が移動することから、調整ナット56に押
されてイコライザ52もブレーキケーブル61方向に移
動する。すると、それまで弛んでいたブレーキワイヤ6
3、64がイコライザ52のブレーキケーブル61方向
の移動に伴って緊張し始めるため張力T1 が付勢され
る。このため、ブレーキワイヤ63およびブレーキワイ
ヤ64がワイヤ付勢治具30の伸張力Fとつり合う反力
T3 でポスト37a、37bおよびポスト38a、38
bをブレーキワイヤ63、64の閉じる方向に付勢する
(図3(A) 参照)。
【0035】つまり、図3(A) に示すように、ワイヤ付
勢治具30が最大に伸張したときのブレーキワイヤ6
3、64の間隔は、W1 であり、またこのときの調整ナ
ット56のねじ込み量、即ちアジャストボルト54の出
代はL1 、リードスイッチ36の磁石部36aとスイッ
チ部36bの間隔は、d1 ≠0である。なお、ワイヤ付
勢治具30は前述したように、ブレーキワイヤ63、6
4の張力に関わらず、一定の力Fで伸張している。ま
た、リードスイッチ36の磁石部36aは、前述の如く
予め与えられる所定位置に合わせされている。
【0036】再び図4に戻ると、続くステップ107で
は、ワイヤ付勢治具30が所定位置まで収縮したか否か
を判断する処理を行う。つまり、リードスイッチ36に
よる位置検出信号の有無により、ブレーキワイヤ63、
64の閉じる方向に作用する反力によってピストンロッ
ド32が予定する位置まで収縮したか否かを判断する。
ここでは、前述したように、所定位置に合わせられた磁
石部36aとリードスイッチ36のスイッチ部36bと
の間隔はd1 ≠0で離れていることから、当該ステップ
107の判断はNoになる。したがって、先に説明した
ステップ103に処理を移行し、前述と同様の処理を行
う。
【0037】そして、作業者によるナットランナー70
の操作によって調整ナット56の締め付けがさらに進む
と調整ナット56がブレーキケーブル61方向にさらに
移動することから、調整ナット56に押されたイコライ
ザ52もブレーキケーブル61方向に移動を重ねる。す
ると、ポスト37a、37bおよびポスト38a、38
bに当接していたブレーキワイヤ63、64がイコライ
ザ52のさらなる移動に伴って緊張を増すため(張力T
2 )、その増加したブレーキワイヤ63、64の張力分
(T2 −T1 )だけ反力T3 も増し(反力T4 )、ワイ
ヤ付勢治具30を収縮させる(図3(B) 参照)。このワ
イヤ付勢治具30の収縮により、ブレーキワイヤ63、
64の張力は最初に付与された張力T1 に減少し、反力
もT3 に減少する。
【0038】このときのブレーキワイヤ63、64の間
隔は、W2 (<W1 )であり、またアジャストボルト5
4の出代はL2 (>L1 )、リードスイッチ36の磁石
部36aとスイッチ部36bの間隔は、d2 (<d1 )
≠0である。そのため、図4に示すように、制御盤21
の処理がステップ107に移行しても、リードスイッチ
36の磁石部36aとスイッチ部36bとの間隔はd2
≠0で離れていることから、この判断はNoになる。し
たがって、先に説明したステップ103に処理を移行
し、前述と同様の処理を再度行う。なお、ピストンロッ
ド32は、ブレーキワイヤ63、64の張力に関わら
ず、一定の力Fで伸張している。
【0039】さらに、作業者によるナットランナー70
の操作によって調整ナット56の締め付けがより進む
と、調整ナット56がブレーキケーブル61方向にまた
さらに移動することから、調整ナット56に押されたイ
コライザ52もブレーキケーブル61方向の移動量を積
算する。すると、ポスト37a、37bおよびポスト3
8a、38bに当接していたブレーキワイヤ63、64
がイコライザ52のさらなる移動に伴って緊張を増すた
め(張力T2 )、その増加したブレーキワイヤ63、6
4の張力分(T2 −T1 )だけ、ワイヤ付勢治具30を
収縮させる(図3(C) 参照)。このワイヤ付勢治具30
の収縮により、ブレーキワイヤ63、64の張力は最初
に付与された張力T1 に減少し、反力もT3 に減少す
る。このときのブレーキワイヤ63、64の間隔は、W
3 (<W2 <W1 )であり、アジャストボルト54の出
代はL3 (>L2 >L1 )、リードスイッチ36の磁石
部36aとスイッチ部36bの間隔は、d3 (<d2 <
d1 )=0(またはほぼ零)である。そのため、図4に
示すように、制御盤21の処理がステップ107に移行
すると、リードスイッチ36の磁石部36aとスイッチ
部36bとの間隔はd3=0(またはほぼ零)で隣接し
ていることから、この判断はYesになる。したがっ
て、次ステップ109に処理を移行する。なお、ここで
もワイヤ付勢治具30はブレーキワイヤ63、64の張
力に関わらず、一定の力Fで伸張している。
【0040】ステップ109では、ナットランナー70
を停止させる処理が行われる。つまり、前ステップ10
7の処理により、予め固定されたリードスイッチ36の
磁石部36aにスイッチ部36bが隣接したことを判断
したことから、ポスト37a、37bおよびポスト38
a、38bに係止されたブレーキワイヤ63、64がそ
の設定目標の間隔に達したことになる。そのため、制御
盤21から電磁弁22に閉弁信号を伝達してオン状態か
らオフ状態に移行させ、2ポート電磁弁22bによって
一次エア供給源23からナットランナー70への圧力空
気が供給を遮断する。これにより、ナットランナー70
には、圧力空気が供給されなくなり先端のボックス部7
3が回転不能の状態になるため、作業者がナットランナ
ー70のレバー部を握っても、ボックス部73に圧力空
気が供給されず、調整ナット56の締め付けが停止す
る。
【0041】続くステップ111では、ワイヤ付勢治具
30を収縮させる処理が行われる。つまり、前ステップ
109の処理により電磁弁22がオン状態からオフ状態
に移行するため、2ポート電磁弁22bとほぼ同時に4
ポート電磁弁22aによって一次エア供給源23からワ
イヤ付勢治具30の入出力ポート35aに圧力空気が供
給され、入出力ポート35bからは圧力空気が排出され
る。これにより、ワイヤ付勢治具30は収縮し、設定目
標の間隔に達したブレーキワイヤ63、64の並行部分
間からワイヤ付勢治具30の開放が可能になる。
【0042】なお、上述した張力調整装置20では、4
ポート電磁弁22aと2ポート電磁弁22bとを一つの
電磁弁22で構成するものを例示したが、両者をそれぞ
れ別個の4ポート電磁弁と2ポート電磁弁とに分離して
構成しても良い。
【0043】以上説明したように、本実施形態による
と、弛んだ状態のブレーキワイヤ63、64の並行部分
において、ブレーキワイヤ63、64の間にセットされ
たブレーキワイヤ付勢治具30により、その間隔が拡張
する方向に所定の力Fで付勢することによりブレーキワ
イヤ63、64に所定の張力を付与する。次にワイヤ張
力調整機構50を張力が増加するほうに調整するとブレ
ーキワイヤ63、64が徐々に緊張していく。このとき
ブレーキワイヤ63、64が最初に付与された張力を保
つように、一定の力Fで拡張方向に付勢しながら間隔を
狭めていく。そして、両ブレーキワイヤ63、64が所
定の間隔W3となったところでワイヤ張力調整機構30
の調整を終了する。つまり、ブレーキワイヤ63、64
は、その間隔が拡張する方向に所定の力Fで付勢した時
に所定の間隔W3になるように張力が調整されることに
なるから、ブレーキワイヤ63、64の長さなど構成部
品の寸法のバラツキは影響しない。
【0044】また、本実施形態では、エアシリンダ部3
1に2本のポスト37a、37bを設け、可動端部33
にも2本のポスト38a、38bを設けていることか
ら、ポスト37a、37b(またはポスト38a、38
b)の間にブレーキワイヤ63、64の長さ方向に向か
って掛けられたブレーキワイヤ63(またはブレーキワ
イヤ64)の長さ分、ワイヤ付勢治具30による両ブレ
ーキワイヤ63、64の拡張後の間隔を小さくすること
ができ、さらには矩形状の各四隅に互いに対峙するよう
にそれぞれ直立状態に固定されていることから、ポスト
37a、37bとポスト38a、38bとに均等に張力
が加わるため、ポストが1本の場合等と比較して、ポス
トに加わる張力の非均衡によってワイヤ付勢治具30自
体が回転することを防止することができる。したがっ
て、両ブレーキワイヤ63、64間を十分に拡げる余裕
のないところであっても、ワイヤ付勢治具30を用いる
ことができ、さらにワイヤ付勢治具30の回転等による
作業性を損なわずに駐車ブレーキ65、66の調整工数
を削減し得る効果がある。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明では、まず弛んだ状態の
第1ブレーキワイヤと第2ブレーキワイヤの並行部分を
その間隔が拡張する方向に所定の力で付勢することで両
ブレーキワイヤに所定の張力を付与する。次にワイヤ張
力調整機構を張力が増加するほうに調整すると両ブレー
キワイヤが徐々に緊張していく。このとき両ブレーキワ
イヤが最初に付与された張力を保つように、一定の力で
拡張方向に付勢しながら両ブレーキワイヤの間隔を狭め
ていく。そして、両ブレーキワイヤが所定の間隔となっ
たところでワイヤ張力調整機構の調整を終了する。つま
り、両ブレーキワイヤは、その間隔が拡張する方向に所
定の力で付勢したときに所定の間隔になるようにその張
力が調整されることになるから、ブレーキワイヤの長さ
など構成部品の寸法のバラツキは影響しない。したがっ
て、駐車ブレーキのワイヤ張力調整工数を削減し得る効
果がある。
【0046】請求項2の発明では、まず付勢手段により
弛んだ状態の第1ブレーキワイヤと第2ブレーキワイヤ
の並行部分をその間隔が拡張する方向に所定の力で付勢
することで両ブレーキワイヤに所定の張力を付与する。
次に動力工具によりワイヤ張力調整機構を張力が増加す
るほうに調整すると両ブレーキワイヤが徐々に緊張して
いく。このとき両ブレーキワイヤが最初に付与された張
力を保つように、付勢手段による付勢力を一定に保ちな
がら両ブレーキワイヤの間隔を狭めていく。そして、両
ブレーキワイヤが所定の間隔となったときにこれが検知
手段により検知され、動力工具の作動が停止される。つ
まり、両ブレーキワイヤは、その間隔が拡張する方向に
所定の力で付勢した時に所定の間隔になるように張力が
調整されることになるから、ブレーキワイヤの長さなど
構成部品の寸法のバラツキは影響しない。したがって、
駐車ブレーキのワイヤ張力調整工数を削減し得る効果が
ある。
【0047】請求項3の発明では、動力工具によりワイ
ヤ張力調整機構を張力が増加するほうに調整したとき、
付勢手段の本体部が一定の伸張力を保ちながら縮小する
ことにより、両ブレーキワイヤが最初に付与された張力
を保ちながら間隔を狭めていく。これにより、両ブレー
キワイヤは、その間隔が拡張する方向に所定の力で付勢
した時に所定の間隔になるように張力が調整されること
になるから、ブレーキワイヤの長さなど構成部品の寸法
のバラツキは影響しない。したがって、駐車ブレーキの
ワイヤ張力調整工数を削減し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による張力調整装置のワイ
ヤ付勢治具をブレーキワイヤの並行部分間に位置させた
様子を示す模式的な斜視図である。
【図2】本実施形態による張力調整装置のシステム構成
を示す模式的な構成図である。
【図3】本実施形態による張力調整装置のワイヤ付勢治
具の作動を示す模式図であり、図3(A) は調整開始時の
状態、図3(B) は調整途中の状態、図3(C) は調整が終
了した状態をそれぞれ示すものである。
【図4】本実施形態による張力調整装置の制御概要を示
すフローチャートである。
【図5】図5(A) は、センタレバー式の駐車ブレーキの
操作機構を示す模式図で、図5(B) は、図5(A) の一点
鎖線円内に示すワイヤ張力調整機構を従来の調整方法に
より調整する様子を表した模式的説明図である。
【符号の説明】
20 張力調整装置 21 制御盤 (制御手段、制御部) 22 電磁弁 (付勢手段、伸縮力付与部) 23 一次エア供給源 (付勢手段、伸縮力付与部) 24 エアタンク (付勢手段、伸縮力付与部) 25 精密レギュレータ(付勢手段、伸縮力付与部) 30 ワイヤ付勢治具 (付勢手段) 37a、b ポスト (付勢手段、第1ブレーキワイ
ヤ係止部) 38a、b ポスト (付勢手段、第2ブレーキワイ
ヤ係止部) 50 ワイヤ張力調整機構 52 イコライザ 54 アジャストボルト 56 調整ナット 60 センターレバー (ブレーキ操作部) 63 ブレーキワイヤ (第1ブレーキワイヤ) 64 ブレーキワイヤ (第2ブレーキワイヤ) 70 ナットランナー (動力工具)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両車輪の駐車ブレーキのうち、一方
    の駐車ブレーキに接続される第1ブレーキワイヤおよび
    他方の駐車ブレーキに接続される第2ブレーキワイヤの
    少なくとも一部分を互いに並行に位置させるとともに、
    両ブレーキワイヤを一つのワイヤ張力調整機構を介して
    ブレーキ操作部に連結し、該駐車ブレーキ操作部の操作
    により両ブレーキワイヤが均等に引張られて、該左右両
    車輪の駐車ブレーキが同時に作動するようにした駐車ブ
    レーキのワイヤ張力調整方法であって、 弛んだ状態の前記第1ブレーキワイヤと前記第2ブレー
    キワイヤの並行部分をその間隔が拡張する方向に一定の
    力で付勢しながら、前記ワイヤ張力調整機構の調整によ
    り両ブレーキワイヤを徐々に緊張させ、該両ブレーキワ
    イヤの並行部分が所定の間隔になったところで前記ワイ
    ヤ張力調整機構の調整を終了することを特徴とする駐車
    ブレーキのワイヤ張力調整方法。
  2. 【請求項2】 左右両車輪の駐車ブレーキのうち、一方
    の駐車ブレーキに接続される第1ブレーキワイヤおよび
    他方の駐車ブレーキに接続される第2ブレーキワイヤの
    少なくとも一部分を互いに並行に位置させるとともに、
    両ブレーキワイヤを一つのワイヤ張力調整機構を介して
    ブレーキ操作部に連結し、該駐車ブレーキ操作部の操作
    により両ブレーキワイヤが均等に引張られて、該左右両
    車輪の駐車ブレーキが同時に作動するようにした駐車ブ
    レーキのワイヤ張力調整方法であって、 前記ワイヤ張力調整機構を調整可能な動力工具と、 前記両ブレーキワイヤの並行部分をその間隔が拡張する
    方向に一定の力で付勢する付勢手段と、 前記両ブレーキワイヤの並行部分が所定の間隔になった
    ことを検出する検出手段と、 前記検出手段による検出信号に基づいて前記動力工具の
    作動を停止させる制御手段と、を備えることを特徴とす
    る駐車ブレーキのワイヤ張力調整装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段は、 伸縮可能な本体部と、 前記本体部に設けられ、前記本体部の伸縮に伴い互いの
    間隔が拡縮する第1ブレーキワイヤ係止部および第2ブ
    レーキワイヤ係止部と、 前記本体部に伸縮力を付与する伸縮力付与部と、 前記伸縮力を制御する制御部と、 を備えることを特徴とする請求項2記載の駐車ブレーキ
    のワイヤ張力調整装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100482627B1 (ko) * 2002-07-15 2005-04-13 기아자동차주식회사 자동차의 주차브레이크 케이블 장력조절장치
KR100559879B1 (ko) * 2003-12-12 2006-03-13 현대자동차주식회사 하중 배분을 이용한 주차 제동 장치
JP2006232066A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Toyota Auto Body Co Ltd 駐車ブレーキのケーブル長さ調整方法およびそれに使用する調整装置
KR100879955B1 (ko) 2007-10-30 2009-01-23 쌍용자동차 주식회사 자동차용 파킹 브레이크 케이블의 장력 조절 이퀄라이저

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