JP2000281230A - 無端弾性ベルトおよびその製法 - Google Patents
無端弾性ベルトおよびその製法Info
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- JP2000281230A JP2000281230A JP8719799A JP8719799A JP2000281230A JP 2000281230 A JP2000281230 A JP 2000281230A JP 8719799 A JP8719799 A JP 8719799A JP 8719799 A JP8719799 A JP 8719799A JP 2000281230 A JP2000281230 A JP 2000281230A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】無端弾性ベルトの搬送面の汚れを目立たないよ
うにすることにより複写画質の低下を防止するととも
に、上記搬送面の洗浄性をよくする無端弾性ベルトおよ
びその製法を提供する。 【解決手段】搬送面1の粗面を形成する凹凸の山部2が
円錐状となっており、相互に隣接する山部2と山部2と
の間の谷部3の底面が略平坦状になっているとともに、
同一平面に位置するように揃えられている。さらに、相
互に隣接する山部2の根元外周縁と山部2の根元外周縁
との最短距離S1 は、1200〜3800μmの範囲に
ある。
うにすることにより複写画質の低下を防止するととも
に、上記搬送面の洗浄性をよくする無端弾性ベルトおよ
びその製法を提供する。 【解決手段】搬送面1の粗面を形成する凹凸の山部2が
円錐状となっており、相互に隣接する山部2と山部2と
の間の谷部3の底面が略平坦状になっているとともに、
同一平面に位置するように揃えられている。さらに、相
互に隣接する山部2の根元外周縁と山部2の根元外周縁
との最短距離S1 は、1200〜3800μmの範囲に
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機(PPC)
の自動原稿送り部(ADF)等に用いられる無端弾性ベ
ルトおよびその製法に関するものである。
の自動原稿送り部(ADF)等に用いられる無端弾性ベ
ルトおよびその製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機には、積層された複数
枚の原稿を1枚ずつ連続的に複写できるように、自動原
稿送り部を備えたものがある。この自動原稿送り部に
は、図3に示すように、原稿51を搬送するために、円
筒状の無端弾性ベルト52が用いられている。
枚の原稿を1枚ずつ連続的に複写できるように、自動原
稿送り部を備えたものがある。この自動原稿送り部に
は、図3に示すように、原稿51を搬送するために、円
筒状の無端弾性ベルト52が用いられている。
【0003】すなわち、原稿51の表面(複写する面)
が原稿台ガラス53に当接され、原稿51の裏面が上記
無端弾性ベルト52の搬送面に当接されるように、無端
弾性ベルト52が駆動ローラ54により走行し、ピンチ
ローラ55により原稿台ガラス53に当接されている。
が原稿台ガラス53に当接され、原稿51の裏面が上記
無端弾性ベルト52の搬送面に当接されるように、無端
弾性ベルト52が駆動ローラ54により走行し、ピンチ
ローラ55により原稿台ガラス53に当接されている。
【0004】しかしながら、原稿51に付着した鉛筆粉
やトナー粉等により、上記無端弾性ベルト52の搬送面
が汚れるという問題点がある。すなわち、ある原稿51
の裏面には、この裏面に当接する他の原稿51の表面の
鉛筆粉等が付着し易い。そして、裏面に鉛筆粉等が付着
した原稿51が上記無端弾性ベルト52により搬送され
ると、上記原稿51の裏面が無端弾性ベルト52の搬送
面に当接するため、その搬送面に鉛筆粉等が付着し、搬
送面が汚れる。また、原稿51の表面が上記原稿台ガラ
ス53に当接するため、原稿台ガラス53にも鉛筆粉等
が付着し易く、その原稿台ガラス53に無端弾性ベルト
52の搬送面が当接することによっても、その搬送面に
鉛筆粉等が付着し、搬送面が汚れる。この状態で、トレ
ーシングペーパー等の透過性が大きい原稿51を複写す
ると、無端弾性ベルト52の搬送面の汚れが複写紙に複
写され、複写画質が低下するという問題が生じる。この
ため、無端弾性ベルト52の搬送面の汚れを拭き取る必
要がある。
やトナー粉等により、上記無端弾性ベルト52の搬送面
が汚れるという問題点がある。すなわち、ある原稿51
の裏面には、この裏面に当接する他の原稿51の表面の
鉛筆粉等が付着し易い。そして、裏面に鉛筆粉等が付着
した原稿51が上記無端弾性ベルト52により搬送され
ると、上記原稿51の裏面が無端弾性ベルト52の搬送
面に当接するため、その搬送面に鉛筆粉等が付着し、搬
送面が汚れる。また、原稿51の表面が上記原稿台ガラ
ス53に当接するため、原稿台ガラス53にも鉛筆粉等
が付着し易く、その原稿台ガラス53に無端弾性ベルト
52の搬送面が当接することによっても、その搬送面に
鉛筆粉等が付着し、搬送面が汚れる。この状態で、トレ
ーシングペーパー等の透過性が大きい原稿51を複写す
ると、無端弾性ベルト52の搬送面の汚れが複写紙に複
写され、複写画質が低下するという問題が生じる。この
ため、無端弾性ベルト52の搬送面の汚れを拭き取る必
要がある。
【0005】一方、上記無端弾性ベルト52の搬送面
は、原稿51を搬送するための摩擦力を必要とするとと
もに、原稿51を排出するための原稿離れ性を必要とす
る。このため、無端弾性ベルト52の搬送面は、図4に
示すように、粗面に形成されている。そして、この粗面
は、Rmaxが10〜120μmに設定され、粗面を構
成する山部56と山部56との間の谷部57において、
その底面が平坦化されている。
は、原稿51を搬送するための摩擦力を必要とするとと
もに、原稿51を排出するための原稿離れ性を必要とす
る。このため、無端弾性ベルト52の搬送面は、図4に
示すように、粗面に形成されている。そして、この粗面
は、Rmaxが10〜120μmに設定され、粗面を構
成する山部56と山部56との間の谷部57において、
その底面が平坦化されている。
【0006】そして、上記粗面は、つぎのようにして形
成される。すなわち、まず、上記搬送面を成形する金型
58の表面に、硬質クロムめっきを施したのち、放電加
工を施すことにより、図5に示すように、上記金型58
の表面を凹凸に粗面化する。ついで、この粗面化した金
型58の表面を点線Aまでバフ研磨することにより、図
6に示すように、凹凸の一部の山部56の先端部を平坦
に研磨する。そして、この金型58を用いることによ
り、上記無端弾性ベルト52(図4参照)が成形され
る。
成される。すなわち、まず、上記搬送面を成形する金型
58の表面に、硬質クロムめっきを施したのち、放電加
工を施すことにより、図5に示すように、上記金型58
の表面を凹凸に粗面化する。ついで、この粗面化した金
型58の表面を点線Aまでバフ研磨することにより、図
6に示すように、凹凸の一部の山部56の先端部を平坦
に研磨する。そして、この金型58を用いることによ
り、上記無端弾性ベルト52(図4参照)が成形され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記無
端弾性ベルトの搬送面では、図4に示すように、山部5
6と山部56との間の谷部57の底面が平坦化されてい
る部分と平坦化されていない部分とがあり、そのうち平
坦化されている部分が狭い所59や平坦化されていない
部分60では、鉛筆粉等が堆積し易い。また、それを拭
き取ろうとしても、狭いため、拭き取るための洗浄布や
ブラシ等が入りにくく、洗浄性が悪い。
端弾性ベルトの搬送面では、図4に示すように、山部5
6と山部56との間の谷部57の底面が平坦化されてい
る部分と平坦化されていない部分とがあり、そのうち平
坦化されている部分が狭い所59や平坦化されていない
部分60では、鉛筆粉等が堆積し易い。また、それを拭
き取ろうとしても、狭いため、拭き取るための洗浄布や
ブラシ等が入りにくく、洗浄性が悪い。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、無端弾性ベルトの搬送面の汚れを目立たないよ
うにすることにより複写画質の低下を防止するととも
に、上記搬送面の洗浄性をよくする無端弾性ベルトおよ
びその製法の提供をその目的とする。
もので、無端弾性ベルトの搬送面の汚れを目立たないよ
うにすることにより複写画質の低下を防止するととも
に、上記搬送面の洗浄性をよくする無端弾性ベルトおよ
びその製法の提供をその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、搬送面が粗面に形成された無端弾性ベル
トであって、上記粗面を形成する凹凸の山部が円柱状ま
たは円錐状であり、相互に隣接する山部と山部との間の
谷部の底面が略平坦状に形成され、相互に隣接する山部
の根元外周縁と山部の根元外周縁との最短距離が120
0〜3800μmの範囲である無端弾性ベルトを第1の
要旨とし、表面を粗面に形成した金型を用いることによ
り搬送面を粗面に成形する無端弾性ベルトの製法であっ
て、上記金型表面を粗面に形成する凹凸の穴が円柱状ま
たは円錐状であり、相互に隣接する穴の開口部と穴の開
口部との間が略平坦状に形成され、相互に隣接する穴の
開口縁と穴の開口縁との最短距離が1200〜3800
μmの範囲である無端弾性ベルトの製法を第2の要旨と
する。なお、本発明において、「円柱状」とは、円柱だ
けでなく楕円柱も含む意味である。また、「円錐状」と
は、円錐だけでなく楕円錐,円錐台および楕円錐台も含
む意味である。
め、本発明は、搬送面が粗面に形成された無端弾性ベル
トであって、上記粗面を形成する凹凸の山部が円柱状ま
たは円錐状であり、相互に隣接する山部と山部との間の
谷部の底面が略平坦状に形成され、相互に隣接する山部
の根元外周縁と山部の根元外周縁との最短距離が120
0〜3800μmの範囲である無端弾性ベルトを第1の
要旨とし、表面を粗面に形成した金型を用いることによ
り搬送面を粗面に成形する無端弾性ベルトの製法であっ
て、上記金型表面を粗面に形成する凹凸の穴が円柱状ま
たは円錐状であり、相互に隣接する穴の開口部と穴の開
口部との間が略平坦状に形成され、相互に隣接する穴の
開口縁と穴の開口縁との最短距離が1200〜3800
μmの範囲である無端弾性ベルトの製法を第2の要旨と
する。なお、本発明において、「円柱状」とは、円柱だ
けでなく楕円柱も含む意味である。また、「円錐状」と
は、円錐だけでなく楕円錐,円錐台および楕円錐台も含
む意味である。
【0010】すなわち、本発明の無端弾性ベルトは、搬
送面の粗面を形成する凹凸の山部が円柱状または円錐状
であるため、鉛筆粉等を山部の先端に集めることができ
る。そして、相互に隣接する山部と山部との間の谷部の
底面が略平坦状になっており、相互に隣接する山部の根
元外周縁と山部の根元外周縁との最短距離が1200〜
3800μmの範囲であるため、山部の分布密度が低
い。これらのことより、搬送面に付着する鉛筆粉等が少
なく、搬送面の汚れが目だたない。すなわち、耐汚れ性
に優れている。さらに、略平坦状の底面の面積が広いた
め、洗浄布やブラシ等が入り易く、洗浄性に優れてい
る。
送面の粗面を形成する凹凸の山部が円柱状または円錐状
であるため、鉛筆粉等を山部の先端に集めることができ
る。そして、相互に隣接する山部と山部との間の谷部の
底面が略平坦状になっており、相互に隣接する山部の根
元外周縁と山部の根元外周縁との最短距離が1200〜
3800μmの範囲であるため、山部の分布密度が低
い。これらのことより、搬送面に付着する鉛筆粉等が少
なく、搬送面の汚れが目だたない。すなわち、耐汚れ性
に優れている。さらに、略平坦状の底面の面積が広いた
め、洗浄布やブラシ等が入り易く、洗浄性に優れてい
る。
【0011】特に、山部の根元直径が200〜800μ
m、山部の高さが50〜150μm、相互に隣接する山
部の頂部と山部の頂部との距離が2000〜4000μ
mの範囲である場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性
を有しつつ、原稿を搬送するための摩擦力や原稿を排出
するための原稿離れ性が適正なものとなる。なお、本発
明において、山部が楕円柱,楕円錐,楕円錐台の場合に
は、「根元直径」とは、山部の根元の楕円における長軸
の長さと短軸の長さとの合計を2で割った値を意味す
る。
m、山部の高さが50〜150μm、相互に隣接する山
部の頂部と山部の頂部との距離が2000〜4000μ
mの範囲である場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性
を有しつつ、原稿を搬送するための摩擦力や原稿を排出
するための原稿離れ性が適正なものとなる。なお、本発
明において、山部が楕円柱,楕円錐,楕円錐台の場合に
は、「根元直径」とは、山部の根元の楕円における長軸
の長さと短軸の長さとの合計を2で割った値を意味す
る。
【0012】また、本発明の無端弾性ベルトにおいて、
山部の頂部が同一平面に位置するように揃えられている
場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性を有しつつ、搬
送される原稿を平面に保ち易い。
山部の頂部が同一平面に位置するように揃えられている
場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性を有しつつ、搬
送される原稿を平面に保ち易い。
【0013】また、本発明の無端弾性ベルトの製法は、
表面を粗面に形成した金型を用いることにより搬送面を
粗面に成形する無端弾性ベルトの製法であって、上記金
型表面を粗面に形成する凹凸の穴が円柱状または円錐状
であり、相互に隣接する穴の開口部と穴の開口部との間
が略平坦状に形成され、相互に隣接する穴の開口縁と穴
の開口縁との最短距離が1200〜3800μmの範囲
である。このため、上述したように優れた耐汚れ性およ
び洗浄性を有する無端弾性ベルトを得ることができる。
表面を粗面に形成した金型を用いることにより搬送面を
粗面に成形する無端弾性ベルトの製法であって、上記金
型表面を粗面に形成する凹凸の穴が円柱状または円錐状
であり、相互に隣接する穴の開口部と穴の開口部との間
が略平坦状に形成され、相互に隣接する穴の開口縁と穴
の開口縁との最短距離が1200〜3800μmの範囲
である。このため、上述したように優れた耐汚れ性およ
び洗浄性を有する無端弾性ベルトを得ることができる。
【0014】特に、穴の開口部直径が200〜800μ
m、穴の深さが50〜150μm、相互に隣接する穴の
底部と穴の底部との距離が2000〜4000μmの範
囲である場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性を有し
つつ、原稿を搬送するための摩擦力や原稿を排出するた
めの原稿離れ性が適正なものとなる無端弾性ベルトを得
ることができる。なお、本発明において、穴が楕円柱,
楕円錐,楕円錐台の場合には、「開口部直径」とは、穴
の開口部の楕円における長軸の長さと短軸の長さとの合
計を2で割った値を意味する。
m、穴の深さが50〜150μm、相互に隣接する穴の
底部と穴の底部との距離が2000〜4000μmの範
囲である場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性を有し
つつ、原稿を搬送するための摩擦力や原稿を排出するた
めの原稿離れ性が適正なものとなる無端弾性ベルトを得
ることができる。なお、本発明において、穴が楕円柱,
楕円錐,楕円錐台の場合には、「開口部直径」とは、穴
の開口部の楕円における長軸の長さと短軸の長さとの合
計を2で割った値を意味する。
【0015】また、本発明の無端弾性ベルトの製法にお
いて、穴の底部が同一平面に位置するように揃えられて
いる場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性を有しつ
つ、搬送される原稿を平面に保ち易い無端弾性ベルトを
得ることができる。
いて、穴の底部が同一平面に位置するように揃えられて
いる場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性を有しつ
つ、搬送される原稿を平面に保ち易い無端弾性ベルトを
得ることができる。
【0016】また、本発明の無端弾性ベルトの製法にお
いて、穴が放電または錐を用いた穴加工により形成され
る場合には、穴の大きさや形状を一定なものにし易いた
め、所要の耐汚れ性および洗浄性を有する無端弾性ベル
トを得ることができる。
いて、穴が放電または錐を用いた穴加工により形成され
る場合には、穴の大きさや形状を一定なものにし易いた
め、所要の耐汚れ性および洗浄性を有する無端弾性ベル
トを得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
面にもとづいて詳しく説明する。
【0018】図1および図2は、本発明の無端弾性ベル
トの一実施の形態を示している。この実施の形態では、
無端弾性ベルトは、搬送面1が粗面に形成されており、
その粗面を形成する凹凸の山部2は、円錐状となってい
る。また、相互に隣接する山部2と山部2との間の谷部
3は、その底面が略平坦状になっているとともに、同一
平面に位置するように揃えられている。
トの一実施の形態を示している。この実施の形態では、
無端弾性ベルトは、搬送面1が粗面に形成されており、
その粗面を形成する凹凸の山部2は、円錐状となってい
る。また、相互に隣接する山部2と山部2との間の谷部
3は、その底面が略平坦状になっているとともに、同一
平面に位置するように揃えられている。
【0019】上記円錐状の山部2は、根元直径D1 が2
00〜800μm、相互に隣接する山部2の頂部と山部
2の頂部との距離(山部間隔)P1 が2000〜400
0μmの範囲の値となっている。すなわち、山部2は、
ランダムに配置されており、相互に隣接する山部2の根
元外周縁と山部2の根元外周縁との最短距離(根元外周
縁間の最短距離)S1 は、1200〜3800μmの範
囲にある。また、山部2の高さHは、50〜150μm
の範囲のある一定の値となっており、山部2の頂部は、
同一平面に位置するように揃えられている。
00〜800μm、相互に隣接する山部2の頂部と山部
2の頂部との距離(山部間隔)P1 が2000〜400
0μmの範囲の値となっている。すなわち、山部2は、
ランダムに配置されており、相互に隣接する山部2の根
元外周縁と山部2の根元外周縁との最短距離(根元外周
縁間の最短距離)S1 は、1200〜3800μmの範
囲にある。また、山部2の高さHは、50〜150μm
の範囲のある一定の値となっており、山部2の頂部は、
同一平面に位置するように揃えられている。
【0020】また、上記無端弾性ベルトの搬送面1は、
表面を粗面に形成した金型4を用いることにより成形さ
れる。そして、上記金型4の表面の粗面は、つぎのよう
にして形成される。すなわち、まず、金型4の表面を硬
質クロムめっきすることにより、金型4の表面の微細な
凹凸を埋めたのち、バフ研磨することにより、金型4の
表面を平坦化する。このときの硬質クロムめっきの厚み
は約100μmである。そののち、この硬質クロムめっ
きされた金型4の表面に、超硬材製の錐により多数の穴
5を形成する。これらの穴5は、開口部直径D2 が20
0〜800μmの範囲のある一定の値となっており、相
互に隣接する穴5の底部と穴5の底部との距離P2 が2
000〜4000μmの範囲の任意の値となっている。
すなわち、相互に隣接する穴5の開口縁と穴5の開口縁
との最短距離S2 は、1200〜3800μmの範囲に
ある。また、各穴5の深さFは、50〜150μmの範
囲のある一定の値となっており、各穴5の底部は、同一
平面に位置するように揃えられている。さらに、上記錐
による各穴5の形成は、ロボットのプログラム操作によ
り行われ、上記穴5の大きさ,形状,形成位置等が再現
できるようにする。
表面を粗面に形成した金型4を用いることにより成形さ
れる。そして、上記金型4の表面の粗面は、つぎのよう
にして形成される。すなわち、まず、金型4の表面を硬
質クロムめっきすることにより、金型4の表面の微細な
凹凸を埋めたのち、バフ研磨することにより、金型4の
表面を平坦化する。このときの硬質クロムめっきの厚み
は約100μmである。そののち、この硬質クロムめっ
きされた金型4の表面に、超硬材製の錐により多数の穴
5を形成する。これらの穴5は、開口部直径D2 が20
0〜800μmの範囲のある一定の値となっており、相
互に隣接する穴5の底部と穴5の底部との距離P2 が2
000〜4000μmの範囲の任意の値となっている。
すなわち、相互に隣接する穴5の開口縁と穴5の開口縁
との最短距離S2 は、1200〜3800μmの範囲に
ある。また、各穴5の深さFは、50〜150μmの範
囲のある一定の値となっており、各穴5の底部は、同一
平面に位置するように揃えられている。さらに、上記錐
による各穴5の形成は、ロボットのプログラム操作によ
り行われ、上記穴5の大きさ,形状,形成位置等が再現
できるようにする。
【0021】また、上記無端弾性ベルトの成形材料は、
EPDM(住友化学社製エスプレン505,514,5
24)を100重量部,ステアリン酸を1重量部,酸化
亜鉛を5重量部,シリカ粉末を20重量部,酸化チタン
を20重量部,軟化剤を10重量部および過酸化物加硫
剤〔1,3−ビス(t−ブチルベルオキシイソプロピ
ル)ベンゼン〕を2重量部配合させたものである。
EPDM(住友化学社製エスプレン505,514,5
24)を100重量部,ステアリン酸を1重量部,酸化
亜鉛を5重量部,シリカ粉末を20重量部,酸化チタン
を20重量部,軟化剤を10重量部および過酸化物加硫
剤〔1,3−ビス(t−ブチルベルオキシイソプロピ
ル)ベンゼン〕を2重量部配合させたものである。
【0022】そして、上記金型4と成形材料とを用いる
ことにより、上記無端弾性ベルトが成形され、複写機の
自動原稿送り部に取り付けられる。
ことにより、上記無端弾性ベルトが成形され、複写機の
自動原稿送り部に取り付けられる。
【0023】上記構成において、自動原稿送り部によ
り、積層された複数枚の原稿を1枚ずつ連続的に搬送
し、複写を行うと、無端弾性ベルトの搬送面1は汚れ
る。しかしながら、その搬送面1の粗面を形成する凹凸
の山部2が円錐状であるため、鉛筆粉等を円錐状の山部
2の先端に集めることができる。さらに、相互に隣接す
る山部2の頂部と山部2の頂部との距離(山部間隔)P
1 が2000〜4000μmの範囲であるため、山部2
の分布密度が低い。これらのことより、搬送面1に付着
する鉛筆粉等が少なく、搬送面1の汚れが目だたない。
上記距離P1 が1000μmを下回ると、山部2の分布
密度が高くなるため、搬送面1に付着する鉛筆粉等が多
くなり、搬送面1の汚れが目だつようになる。上記距離
P1 が3000μmを上回ると、山部2の分布密度が低
くなり過ぎ、原稿が谷部3の底面に接触することがある
ため、鉛筆粉等が付着する部分が増加し、搬送面1の汚
れが目だつようになる恐れがある。また、上記汚れは、
搬送面1の上方から見ると、山部2が円錐状となってい
るため、目立ちにくく、複写されにくい。このため、上
記汚れは、複写紙にも写りにくい。
り、積層された複数枚の原稿を1枚ずつ連続的に搬送
し、複写を行うと、無端弾性ベルトの搬送面1は汚れ
る。しかしながら、その搬送面1の粗面を形成する凹凸
の山部2が円錐状であるため、鉛筆粉等を円錐状の山部
2の先端に集めることができる。さらに、相互に隣接す
る山部2の頂部と山部2の頂部との距離(山部間隔)P
1 が2000〜4000μmの範囲であるため、山部2
の分布密度が低い。これらのことより、搬送面1に付着
する鉛筆粉等が少なく、搬送面1の汚れが目だたない。
上記距離P1 が1000μmを下回ると、山部2の分布
密度が高くなるため、搬送面1に付着する鉛筆粉等が多
くなり、搬送面1の汚れが目だつようになる。上記距離
P1 が3000μmを上回ると、山部2の分布密度が低
くなり過ぎ、原稿が谷部3の底面に接触することがある
ため、鉛筆粉等が付着する部分が増加し、搬送面1の汚
れが目だつようになる恐れがある。また、上記汚れは、
搬送面1の上方から見ると、山部2が円錐状となってい
るため、目立ちにくく、複写されにくい。このため、上
記汚れは、複写紙にも写りにくい。
【0024】また、相互に隣接する山部2と山部2との
間の谷部3の底面が略平坦状になっており、相互に隣接
する山部2の根元外周縁と山部2の根元外周縁との最短
距離S1 が1200〜3800μmの範囲であるため、
略平坦状の底面の面積が広く、洗浄布やブラシ等が入り
易く、洗浄性に優れている。
間の谷部3の底面が略平坦状になっており、相互に隣接
する山部2の根元外周縁と山部2の根元外周縁との最短
距離S1 が1200〜3800μmの範囲であるため、
略平坦状の底面の面積が広く、洗浄布やブラシ等が入り
易く、洗浄性に優れている。
【0025】また、上記山部2は、根元直径D1 が20
0〜800μm、高さHが50〜150μmの範囲であ
ることが好ましい。山部2の根元直径D1 が200μm
を下回ると、山部2が削り取られ易く、原稿を搬送する
ための摩擦力や原稿を排出するための原稿離れ性が適正
なものとならないことがある。根元直径D1 が800μ
mを上回ると、山部2に付着する鉛筆粉等が多くなり、
搬送面1の汚れが目だつようになる。また、山部2の高
さHが50μmを下回ると、原稿が谷部3の底面に接触
するようになるため、鉛筆粉等が付着する部分が増加
し、搬送面1の汚れが目だつようになり、山部2の高さ
Hが150μmを上回ると、原稿を搬送するための摩擦
力や原稿を排出するための原稿離れ性が適正なものとな
らないことがある。
0〜800μm、高さHが50〜150μmの範囲であ
ることが好ましい。山部2の根元直径D1 が200μm
を下回ると、山部2が削り取られ易く、原稿を搬送する
ための摩擦力や原稿を排出するための原稿離れ性が適正
なものとならないことがある。根元直径D1 が800μ
mを上回ると、山部2に付着する鉛筆粉等が多くなり、
搬送面1の汚れが目だつようになる。また、山部2の高
さHが50μmを下回ると、原稿が谷部3の底面に接触
するようになるため、鉛筆粉等が付着する部分が増加
し、搬送面1の汚れが目だつようになり、山部2の高さ
Hが150μmを上回ると、原稿を搬送するための摩擦
力や原稿を排出するための原稿離れ性が適正なものとな
らないことがある。
【0026】さらに、上記山部2は、頂部が同一平面に
位置するように揃えられているため、搬送される原稿を
平面に保ち易い。
位置するように揃えられているため、搬送される原稿を
平面に保ち易い。
【0027】また、金型4の表面には、超硬材製の錐に
より穴5を形成しているため、穴5の大きさや形状を一
定なものにし易い。このため、所要の耐汚れ性および洗
浄性を有する無端弾性ベルトを得ることができる。
より穴5を形成しているため、穴5の大きさや形状を一
定なものにし易い。このため、所要の耐汚れ性および洗
浄性を有する無端弾性ベルトを得ることができる。
【0028】上記実施の形態によれば、無端弾性ベルト
の搬送面1の汚れを目立たないようにすることができ、
その結果、複写画質の低下を防止することができる。ま
た、上記搬送面1の洗浄性をよくすることができる。
の搬送面1の汚れを目立たないようにすることができ、
その結果、複写画質の低下を防止することができる。ま
た、上記搬送面1の洗浄性をよくすることができる。
【0029】また、上記円錐状の山部2の変形例とし
て、山部2を上記円錐状と同様な寸法の円柱状としても
よい。すなわち、この山部は、直径が200〜800μ
m、相互に隣接する山部の中心軸と山部の中心軸との距
離(山部間隔)が2000〜4000μmの範囲の値と
し、山部の高さが50〜150μmの範囲のある一定の
値としてもよい。その他の構成は上記円錐状の場合と同
様である。この円柱状の場合にも、上記円錐状の場合と
同様の作用・効果を奏する。
て、山部2を上記円錐状と同様な寸法の円柱状としても
よい。すなわち、この山部は、直径が200〜800μ
m、相互に隣接する山部の中心軸と山部の中心軸との距
離(山部間隔)が2000〜4000μmの範囲の値と
し、山部の高さが50〜150μmの範囲のある一定の
値としてもよい。その他の構成は上記円錐状の場合と同
様である。この円柱状の場合にも、上記円錐状の場合と
同様の作用・効果を奏する。
【0030】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
明する。
【0031】
【実施例1〜3および比較例1,2】円錐状の山部の大
きさおよび分布密度が様々な無端弾性ベルトサンプル
を、上記実施の形態と同様な製法および成形材料により
成形した。ただし、その配置は、縦横に列を揃えた規則
正しい配置とした。
きさおよび分布密度が様々な無端弾性ベルトサンプル
を、上記実施の形態と同様な製法および成形材料により
成形した。ただし、その配置は、縦横に列を揃えた規則
正しい配置とした。
【0032】
【実施例4〜6および比較例3,4】山部を円柱状にし
たものを上記実施例1〜3および比較例1,2と同様に
して成形した。
たものを上記実施例1〜3および比較例1,2と同様に
して成形した。
【0033】
【比較例5】上記従来の技術の無端弾性ベルトサンプル
を従来の製法により成形した。このときの成形材料は、
上記実施の形態と同様のものである。
を従来の製法により成形した。このときの成形材料は、
上記実施の形態と同様のものである。
【0034】このような実施例1〜6および比較例1〜
5のベルトサンプルについて、下記の基準に従い、耐汚
れ性および洗浄性について比較評価を行った。これらの
結果を、後記の表1〜3に併せて示した。
5のベルトサンプルについて、下記の基準に従い、耐汚
れ性および洗浄性について比較評価を行った。これらの
結果を、後記の表1〜3に併せて示した。
【0035】そこで、図3に示すように、実施例1〜
6,比較例1〜5のベルトサンプル(無端弾性ベルト5
2)を複写機の自動原稿送り部に取り付け、さらに、原
稿台ガラス53に黒べたコピー紙(図示せず)を貼り付
け、ベルトサンプルの搬送面を黒べたコピー紙と擦り合
わせることにより汚した。この擦り合わせは、30回/
分の速度にて10分間実施した。
6,比較例1〜5のベルトサンプル(無端弾性ベルト5
2)を複写機の自動原稿送り部に取り付け、さらに、原
稿台ガラス53に黒べたコピー紙(図示せず)を貼り付
け、ベルトサンプルの搬送面を黒べたコピー紙と擦り合
わせることにより汚した。この擦り合わせは、30回/
分の速度にて10分間実施した。
【0036】〔耐汚れ性〕色彩色差計(ミノルタ社製C
R−200)のLabモード〔Lab表色系で明度を
L、色度をabで表す(JIS Z7829)〕によ
り、汚されたベルトサンプルの山部成形面とブランク状
態との色差(ベルトサンプルによる色差),およびその
山部成形面を濃モードで複写した複写紙とブランク状態
との色差(複写紙による色差)を測定した。その結果、
ベルトサンプルによる色差が2.2を下回りかつ複写紙
による色差が0.8を下回るものを◎、ベルトサンプル
による色差が2.2〜2.4かつ複写紙による色差が
0.8〜1.2のものを○、ベルトサンプルによる色差
が2.4を上回りかつ複写紙による色差が1.2を上回
るものを×として表示した。
R−200)のLabモード〔Lab表色系で明度を
L、色度をabで表す(JIS Z7829)〕によ
り、汚されたベルトサンプルの山部成形面とブランク状
態との色差(ベルトサンプルによる色差),およびその
山部成形面を濃モードで複写した複写紙とブランク状態
との色差(複写紙による色差)を測定した。その結果、
ベルトサンプルによる色差が2.2を下回りかつ複写紙
による色差が0.8を下回るものを◎、ベルトサンプル
による色差が2.2〜2.4かつ複写紙による色差が
0.8〜1.2のものを○、ベルトサンプルによる色差
が2.4を上回りかつ複写紙による色差が1.2を上回
るものを×として表示した。
【0037】〔洗浄性〕汚されたベルトサンプルの山部
成形面をIPA(イソプロピルアルコール)により洗浄
した状態とブランク状態との色差(ベルトサンプルによ
る色差),およびその洗浄した山部成形面を濃モードで
複写した複写紙とブランク状態との色差(複写紙による
色差)を、上記色彩色差計のLabモードにより測定し
た。その結果、ベルトサンプルによる色差が1.1を下
回りかつ複写紙による色差が0.4を下回るものを◎、
ベルトサンプルによる色差が1.1〜1.3かつ複写紙
による色差が0.4〜0.8のものを○、ベルトサンプ
ルによる色差が1.3を上回りかつ複写紙による色差が
0.8を上回るものを×として表示した。
成形面をIPA(イソプロピルアルコール)により洗浄
した状態とブランク状態との色差(ベルトサンプルによ
る色差),およびその洗浄した山部成形面を濃モードで
複写した複写紙とブランク状態との色差(複写紙による
色差)を、上記色彩色差計のLabモードにより測定し
た。その結果、ベルトサンプルによる色差が1.1を下
回りかつ複写紙による色差が0.4を下回るものを◎、
ベルトサンプルによる色差が1.1〜1.3かつ複写紙
による色差が0.4〜0.8のものを○、ベルトサンプ
ルによる色差が1.3を上回りかつ複写紙による色差が
0.8を上回るものを×として表示した。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】上記表1〜3により、実施例1〜6のベル
トサンプルは、比較例1〜5のベルトサンプルと比較し
て、耐汚れ性および洗浄性に優れていることがわかる。
トサンプルは、比較例1〜5のベルトサンプルと比較し
て、耐汚れ性および洗浄性に優れていることがわかる。
【0042】なお、上記実施の形態では、山部2を円錐
状または円柱状のいずれかとしたが、無端弾性ベルトの
搬送面1には、両者とも成形されていてもよい。
状または円柱状のいずれかとしたが、無端弾性ベルトの
搬送面1には、両者とも成形されていてもよい。
【0043】また、上記実施の形態では、金型4の表面
に、超硬材製の錐により穴5を形成したが、穴5の大き
さや形状を一定なものにし易ければ、これに限定される
ものではなく、放電等の他の方法により穴5を形成して
もよい。この場合にも、ロボットのプログラム操作によ
り行われ、上記穴5の大きさ,形状,形成位置等が再現
できるようにすることが好ましい。
に、超硬材製の錐により穴5を形成したが、穴5の大き
さや形状を一定なものにし易ければ、これに限定される
ものではなく、放電等の他の方法により穴5を形成して
もよい。この場合にも、ロボットのプログラム操作によ
り行われ、上記穴5の大きさ,形状,形成位置等が再現
できるようにすることが好ましい。
【0044】また、上記実施の形態の成形材料におい
て、EPDMを100重量部配合する代わりに、EPD
Mを60重量部,NBR/PVC(日本ゼオン社製ニポ
ールDN300)を40重量部配合しても、同様にし
て、耐汚れ性および洗浄性に優れた無端弾性ベルトを得
ることができる。さらに、配合する原料や割合等もこれ
らに限定されるものではなく、他でもよい。
て、EPDMを100重量部配合する代わりに、EPD
Mを60重量部,NBR/PVC(日本ゼオン社製ニポ
ールDN300)を40重量部配合しても、同様にし
て、耐汚れ性および洗浄性に優れた無端弾性ベルトを得
ることができる。さらに、配合する原料や割合等もこれ
らに限定されるものではなく、他でもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の無端弾性ベルト
によれば、搬送面の粗面を形成する凹凸の山部が円柱状
または円錐状であるため、鉛筆粉等を山部の先端に集め
ることができる。そして、相互に隣接する山部と山部と
の間の谷部の底面が略平坦状になっており、相互に隣接
する山部の根元外周縁と山部の根元外周縁との最短距離
が1200〜3800μmの範囲であるため、山部の分
布密度が低い。これらのことより、搬送面に付着する鉛
筆粉等が少なく、搬送面の汚れが目だたない。すなわ
ち、耐汚れ性に優れている。さらに、略平坦状の底面の
面積が広いため、洗浄布やブラシ等が入り易く、洗浄性
に優れている。
によれば、搬送面の粗面を形成する凹凸の山部が円柱状
または円錐状であるため、鉛筆粉等を山部の先端に集め
ることができる。そして、相互に隣接する山部と山部と
の間の谷部の底面が略平坦状になっており、相互に隣接
する山部の根元外周縁と山部の根元外周縁との最短距離
が1200〜3800μmの範囲であるため、山部の分
布密度が低い。これらのことより、搬送面に付着する鉛
筆粉等が少なく、搬送面の汚れが目だたない。すなわ
ち、耐汚れ性に優れている。さらに、略平坦状の底面の
面積が広いため、洗浄布やブラシ等が入り易く、洗浄性
に優れている。
【0046】特に、山部の根元直径が200〜800μ
m、山部の高さが50〜150μm、相互に隣接する山
部の頂部と山部の頂部との距離が2000〜4000μ
mの範囲である場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性
を有しつつ、原稿を搬送するための摩擦力や原稿を排出
するための原稿離れ性が適正なものとなる。
m、山部の高さが50〜150μm、相互に隣接する山
部の頂部と山部の頂部との距離が2000〜4000μ
mの範囲である場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性
を有しつつ、原稿を搬送するための摩擦力や原稿を排出
するための原稿離れ性が適正なものとなる。
【0047】また、本発明の無端弾性ベルトにおいて、
山部の頂部が同一平面に位置するように揃えられている
場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性を有しつつ、搬
送される原稿を平面に保ち易い。
山部の頂部が同一平面に位置するように揃えられている
場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性を有しつつ、搬
送される原稿を平面に保ち易い。
【0048】また、本発明の無端弾性ベルトの製法によ
れば、表面を粗面に形成した金型を用いることにより搬
送面を粗面に成形する無端弾性ベルトの製法であって、
上記金型表面を粗面に形成する凹凸の穴が円柱状または
円錐状であり、相互に隣接する穴の開口部と穴の開口部
との間が略平坦状に形成され、相互に隣接する穴の開口
縁と穴の開口縁との最短距離が1200〜3800μm
の範囲である。このため、上述したように優れた耐汚れ
性および洗浄性を有する無端弾性ベルトを得ることがで
きる。
れば、表面を粗面に形成した金型を用いることにより搬
送面を粗面に成形する無端弾性ベルトの製法であって、
上記金型表面を粗面に形成する凹凸の穴が円柱状または
円錐状であり、相互に隣接する穴の開口部と穴の開口部
との間が略平坦状に形成され、相互に隣接する穴の開口
縁と穴の開口縁との最短距離が1200〜3800μm
の範囲である。このため、上述したように優れた耐汚れ
性および洗浄性を有する無端弾性ベルトを得ることがで
きる。
【0049】特に、穴の開口部直径が200〜800μ
m、穴の深さが50〜150μm、相互に隣接する穴の
底部と穴の底部との距離が2000〜4000μmの範
囲である場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性を有し
つつ、原稿を搬送するための摩擦力や原稿を排出するた
めの原稿離れ性が適正なものとなる無端弾性ベルトを得
ることができる。
m、穴の深さが50〜150μm、相互に隣接する穴の
底部と穴の底部との距離が2000〜4000μmの範
囲である場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性を有し
つつ、原稿を搬送するための摩擦力や原稿を排出するた
めの原稿離れ性が適正なものとなる無端弾性ベルトを得
ることができる。
【0050】また、本発明の無端弾性ベルトの製法にお
いて、穴の底部が同一平面に位置するように揃えられて
いる場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性を有しつ
つ、搬送される原稿を平面に保ち易い無端弾性ベルトを
得ることができる。
いて、穴の底部が同一平面に位置するように揃えられて
いる場合には、優れた耐汚れ性および洗浄性を有しつ
つ、搬送される原稿を平面に保ち易い無端弾性ベルトを
得ることができる。
【0051】また、本発明の無端弾性ベルトの製法にお
いて、穴が放電または錐を用いた穴加工により形成され
る場合には、穴の大きさや形状を一定なものにし易いた
め、所要の耐汚れ性および洗浄性を有する無端弾性ベル
トを得ることができる。
いて、穴が放電または錐を用いた穴加工により形成され
る場合には、穴の大きさや形状を一定なものにし易いた
め、所要の耐汚れ性および洗浄性を有する無端弾性ベル
トを得ることができる。
【図1】本発明の無端弾性ベルトの一実施の形態を示す
説明図である。
説明図である。
【図2】上記無端弾性ベルトを成形する際に用いる金型
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図3】複写機の自動原稿送り部を示す説明図である。
【図4】従来の無端弾性ベルトを示す説明図である。
【図5】従来の無端弾性ベルトを成形する際に用いる金
型の製法を示す説明図である。
型の製法を示す説明図である。
【図6】従来の無端弾性ベルトを成形する際に用いる金
型を示す説明図である。
型を示す説明図である。
1 搬送面 2 山部 3 谷部 S1 最短距離
Claims (7)
- 【請求項1】 搬送面が粗面に形成された無端弾性ベル
トであって、上記粗面を形成する凹凸の山部が円柱状ま
たは円錐状であり、相互に隣接する山部と山部との間の
谷部の底面が略平坦状に形成され、相互に隣接する山部
の根元外周縁と山部の根元外周縁との最短距離が120
0〜3800μmの範囲であることを特徴とする無端弾
性ベルト。 - 【請求項2】 山部の根元直径が200〜800μm、
山部の高さが50〜150μm、相互に隣接する山部の
頂部と山部の頂部との距離が2000〜4000μmの
範囲である請求項1記載の無端弾性ベルト。 - 【請求項3】 山部の頂部が同一平面に位置するように
揃えられている請求項1または2記載の無端弾性ベル
ト。 - 【請求項4】 表面を粗面に形成した金型を用いること
により搬送面を粗面に成形する無端弾性ベルトの製法で
あって、上記金型表面を粗面に形成する凹凸の穴が円柱
状または円錐状であり、相互に隣接する穴の開口部と穴
の開口部との間が略平坦状に形成され、相互に隣接する
穴の開口縁と穴の開口縁との最短距離が1200〜38
00μmの範囲であることを特徴とする無端弾性ベルト
の製法。 - 【請求項5】 穴の開口部直径が200〜800μm、
穴の深さが50〜150μm、相互に隣接する穴の底部
と穴の底部との距離が2000〜4000μmの範囲で
ある請求項4記載の無端弾性ベルトの製法。 - 【請求項6】 穴の底部が同一平面に位置するように揃
えられている請求項4または5記載の無端弾性ベルトの
製法。 - 【請求項7】 穴が放電または錐を用いた穴加工により
形成される請求項4〜6のいずれか一項に記載の無端弾
性ベルトの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8719799A JP2000281230A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 無端弾性ベルトおよびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8719799A JP2000281230A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 無端弾性ベルトおよびその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000281230A true JP2000281230A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13908264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8719799A Pending JP2000281230A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 無端弾性ベルトおよびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000281230A (ja) |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP8719799A patent/JP2000281230A/ja active Pending
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