JP2000308987A - 部品吸着装置 - Google Patents

部品吸着装置

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JP2000308987A JP11120649A JP12064999A JP2000308987A JP 2000308987 A JP2000308987 A JP 2000308987A JP 11120649 A JP11120649 A JP 11120649A JP 12064999 A JP12064999 A JP 12064999A JP 2000308987 A JP2000308987 A JP 2000308987A
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suction nozzle
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管状中空の吸着ノズルを有しこの吸着ノズル
内を負圧にして該吸着ノズルの先端部に部品を吸着させ
る部品吸着装置において、吸着ノズルを細くすることに
よる吸着効率の悪化や清掃作業のための稼働ロスや破損
を防止し、吸着ノズルの先端部に吸着された部品の位置
をCCDカメラを用いて正確に検出することができるよ
うにする。 【解決手段】 吸着ノズル1の管内形状を、基端側より
先端側に亘って、先端側が縮径された連続したテーパ形
状とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸着ノズルを有し
この吸着ノズル内を負圧にして該吸着ノズルの先端部に
いわゆるチップ部品の如き部品を吸着保持して搬送する
部品吸着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、管状の吸着ノ
ズル101を有し、この吸着ノズル101内を負圧にし
て、該吸着ノズル101の先端部に、いわゆるチップ部
品の如き部品を吸着保持して搬送する部品吸着装置が提
案されている。このような部品吸着装置は、電子装置の
組立工程等において、チップ部品を電子基板上の所定の
取付け位置に搬送して位置決めする場合などに使用され
る。
【0003】吸着ノズル101の先端側には、反射部材
107が、外嵌装されて該吸着ノズル101に対して螺
合して取付けられている。この反射部材107は、吸着
ノズル101の先端側より入射する光を該先端側に向け
て反射するものである。
【0004】そして、この部品吸着装置においては、図
8に示すように、吸着ノズル101の先端部にチップ部
品102を吸着させた状態で、該吸着ノズル101の先
端側よりCCD(固体撮像素子)カメラ103等により
撮影しこのCCDカメラ103よりの出力信号を画像処
理することにより、該チップ部品102の位置を検出す
ることが行われる。
【0005】このようなチップ部品102の位置検出に
基づいて、該チップ部品102の正確な位置決めを行う
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な部品吸着装置においては、吸着ノズル101の先端側
部分105の先端側より見た投影面積をこの吸着ノズル
101の先端部に吸着される部品102の投影面積より
も大きくすることが不可能だった。これは、透過2値画
像認識において、図9に示すように、吸着ノズル101
の側面部であって部品102よりはみ出して見える部分
が影となって認識され、該部品102の一部として誤っ
て認識処理されてしまうためである。
【0007】そのため、吸着ノズル101は、基端側よ
り先端側に至るまで、吸着する部品102よりもはみ出
して見えないように外径が制限される。その結果、小さ
な部品を吸着するための吸着ノズルにおいては、内外径
ともに細くせざるを得ず、吸着効率の悪い形状になって
いた。
【0008】また、吸着ノズルの内径が細いと、管内の
エアー経路も細くなり、埃等によるつまりが発生し易
く、吸着品質や吸着率が悪化する。このため、吸着ノズ
ルの内径が細い場合には、定期的な清掃が必要となり、
設備の稼働ロスが発生する。この清掃においては、吸着
ノズルが細いため、慎重な作業が必要であり、場合によ
っては、吸着ノズルを曲げてしまう虞れがある。
【0009】さらに、反射部材107は、この反射部材
107を吸着ノズル101に対して回転させるための冶
具が嵌合する該吸着ノズル101の軸に平行な溝部10
6を有している。各溝部106は、吸着ノズル101の
先端側より基端側に向けて開放された貫通した溝となっ
ている。この溝部106は、吸着ノズル101の基端側
に向けて貫通しているので、図9に示すように、反射部
材107全体の反射効率を下げることとなる。
【0010】そして、従来の部品吸着装置においては、
図8に示すように、CCDカメラ103等により撮影す
るときの光源であるハロゲンランプ104の照射位置
が、反射板透過(反射部材107を透過した光により照
明する方式)であるため、光量が不足し、汚れ等により
誤認識が生ずる虞れがあった。
【0011】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、吸着ノズルを細くすることによ
る吸着効率の悪化や清掃作業のための稼働ロスや破損が
防止されるとともに、該吸着ノズルの先端部に吸着され
た部品の位置をCCDカメラを用いて正確に検出するこ
とができるようになされた部品吸着装置を提供しようと
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、管状中空の吸着ノズルを有しこの吸着ノ
ズル内を負圧にして該吸着ノズルの先端部に部品を吸着
させる部品吸着装置において、吸着ノズルは、管内形状
が、基端側より先端側に亘り、先端側が縮径された連続
したテーパ形状となされていることを特徴とするもので
ある。
【0013】また、吸着ノズルは、外形が、先端側が縮
径されたテーパ形状となされ、外周面部が鏡面処理され
ていることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0015】本発明に係る部品吸着装置は、図1に示す
ように、管状に形成された着脱可能な吸着ノズル1を有
し、この吸着ノズル1内を負圧にすることにより、該吸
着ノズル1の先端部にいわゆるチップ部品等の部品を吸
着保持して搬送する装置であり、いわゆる高速チップ実
装機として構成されるものである。
【0016】この部品吸着装置の吸着ノズル1は、この
部品吸着装置の本体部のノズルブロック2にセットされ
る。吸着ノズル1は、図2に示すように、それぞれ管状
の軸部3と先端側部分4とが同軸状につなげられて構成
されているが、管内形状が、基端側より先端側に亘っ
て、先端側が縮径された連続したテーパ形状となされて
いる。また、吸着ノズル1の管内内面部は、基端側より
先端側に亘って、段差の無い連続した面により形成され
ている。
【0017】このように、吸着ノズル1の管内の内面部
が段差の無い形状に加工されており、また、エアの流れ
方向に対して一定の方向性を持ったテーパ形状であるこ
とにより、効率的なエアの流れが実現されている。すな
わち、この吸着ノズル1を使用した場合においては、図
3において実線で示すように、一点鎖線で示す従来の部
品吸着装置の吸着ノズルを使用した場合に比較して、例
えば5msec乃至10msec程度短い時間で管内を所定の負
圧にすることができる。さらに、基端側においてもテー
パ形状となされていることにより、ノズルブロック2と
の継ぎ目部分の空気抵抗を抑える形状となっている。
【0018】そして、吸着ノズル1は、図2に示すよう
に、先端側部分4の外形が、先端側が縮径されたテーパ
形状となされ、外周面部が鏡面処理されている。この吸
着ノズル1の先端側部分4の外形のなすテーパ形状の開
き角は、18°乃至20°となされている。また、先端
側部分4の外周面の鏡面処理は、表面粗さを0.2S以
下とする処理である。
【0019】そして、吸着ノズル1の先端側には、反射
部材5が、外嵌装されて該吸着ノズル1に対して螺合し
て取付けられている。この反射部材5は、吸着ノズル1
の先端側より入射する光を該先端側に向けて反射するも
のである。この反射部材5は、この反射部材5を吸着ノ
ズル1に対して回転させるための冶具が嵌合する該吸着
ノズル1の軸に平行な溝部6を有している。各溝部6
は、吸着ノズル1の先端側に向けて開放されているとと
もに、該吸着ノズル1の基端側が閉塞されている。この
溝部6は、吸着ノズル1の基端側に向けて貫通していな
いので、この溝部6の底面部分の反射により反射部材5
全体の反射効率を上げることができる。
【0020】この部品吸着装置においては、図4に示す
ように、部品(チップ部品)102を吸着ノズル1の先
端部にて吸着する。このとき、ノズル内部は、メカニカ
ルバルブの作用で、大気圧から負圧に切替えられおり、
部品102を吸着している。
【0021】この吸着ノズル1では、図3に示すよう
に、負圧の立ち上がりが、管内抵抗が減っている効果に
より早くなり、吸着ノズル1の先端側部分4では、高い
吸着圧を確保した状態で部品を吸着することができる。
例えば、吸着時間が0.15sec程度の高速動作を行う
実装機においても、負圧が立ち上がる前に部品を吸着す
る動作をしてしまうことがなく、部品を取り損ねたり吸
着後に部品が動いてしまうことがなく、安定な吸着姿勢
を実現できる。
【0022】部品102の吸着後、図4に示すように、
CCDカメラ103にて部品102の外形を認識して、
寸法、センタ、傾きなどを求める。このとき、図5に示
すように、部品102より吸着ノズル1の先端側部分4
のテーパ径が大きいにも拘わらず、ハロゲンランプ10
4の光が吸収されることがないので、この先端側部分4
の外周面部が影になることがなく、良好な認識ができ
る。
【0023】すなわち、この吸着ノズル1においては、
先端側部分4の外周面部が鏡面処理されていることによ
り、ノズル外径が太くなって該外周面部が吸着ノズル1
の先端部に吸着される部品よりはみ出して見える状態と
なっても、影として認識されることがなく、良好な認識
処理が行える。したがって、この吸着ノズル1は、図1
に示すように、部品の形状や大きさに対応させた様々な
形状に作成することが可能となっている。また、この吸
着ノズル1においては、外形及び内周面部のなすテーパ
形状の開き角を拡大することが可能であり、理想的なエ
ア経路を持つ管内形状とすることができる。
【0024】さらに、この部品吸着装置においては、ハ
ロゲンランプ104の光を従来の反射板透過方式から反
射板反射方式(反射部材5により反射された光により照
明する方式)に変更している。吸着ノズル1自身の影の
影響を最小限に抑え、部品と背景との輝度差を大きく
し、認識の安定性を図ることができる。すなわち、部品
画像の認識において、照明光の照射位置を変更したこと
により、汚れ、埃等の誤認識要因による誤認識を低減さ
せることができる。
【0025】この部品吸着装置は、図6に示すように、
ロータリーヘッド109に支持され、図6中のA位置に
おいて、部品供給部108より、テーピングされた部品
102を供給されてこれを吸着する。そして、ロータリ
ーヘッド109の回転により、装着方向選択位置、吸着
検査位置を経て、部品認識位置(B位置)及び回転補正
位置にて、部品102のX軸、Y軸、O軸方向の位置を
認識したデータを元に補正される。そして、部品装着位
置(C位置)で、吸着していた部品を基板表面に装着さ
せる。このとき、吸着ノズル1の内部では、負圧から大
気圧に切替わり、部品102を吸着ノズル1から離す
が、この場合も、管内抵抗が少なくなったことにより、
早く大気開放することができ、高速実装対応に適したタ
イミングが得られる。基板は、ローディングユニット1
11より供給され、基板搬送部110において、部品1
02を装着され、アンローディングユニット112に搬
送される。部品102を開放した部品吸着装置は、ロー
タリーヘッド109の回転により、不良品排出位置、ノ
ズルセレクト位置、ノズル原点戻し位置、ノズルチェッ
ク位置を経て、図6中のA位置に戻る。
【0026】なお、吸着ノズルの取扱いにおいては、従
来600gf乃至900gfの衝撃荷重にてその偏芯
(曲がり)が5/100mm以上発生していたが、本発
明においては、拡大されたテーパ形状の吸着ノズルにし
たことにより、2000gf以上の耐衝撃性を持つこと
が可能になった。また、吸着率において、0.2乃至
0.35ポイント向上させることができる。これによ
り、仕損低減や生産効率の向上を図ることができる。
【0027】さらに、吸着ノズルの内径が拡大したこと
により、汚れ等による詰まりの発生が少なくなり、定期
清掃周期を従来に比較して3倍以上長くすることが可能
となり、生産性を向上させることができる。
【0028】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る部品吸着装
置においては、吸着ノズルを流動するエアの管内抵抗が
少なくなり、効率の良いエアの流れが確保され、安定し
た部品吸着を行うことができる。また、吸着ノズルの内
穴がテーパ形状を有することにより、ノズル基端側のは
め込み部で、インナーホルダとの段差が軽減され、エア
ー流動効率を向上させることができる。そのため、部品
の吸着姿勢を安定させることができ、装着時の精度向
上、品質不良の削減が可能である。
【0029】また、CCDカメラ等による撮影をすると
きの光源となるハロゲンランプ光の反射の妨げが無くな
り、反射率が均等となり、影の発生を防止することがで
きる。
【0030】すなわち、本発明は、吸着ノズルを細くす
ることによる吸着効率の悪化や清掃作業のための稼働ロ
スや破損が防止されるとともに、該吸着ノズルの先端部
に吸着された部品の位置をCCDカメラを用いて正確に
検出することができるようになされた部品吸着装置を提
供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品吸着装置の要部の構成を示す
斜視図である。
【図2】上記部品吸着装置の吸着ノズルの構成を示す縦
断面図である。
【図3】上記部品吸着装置及び従来の部品吸着装置にお
ける吸着ノズル内の圧力の変化を示すグラフである。
【図4】上記部品吸着装置において部品を吸着した状態
を示す側面図である。
【図5】上記部品吸着装置において部品を吸着した状態
を示す底面図である。
【図6】上記部品吸着装置を用いて部品を実装す装置を
示す平面図である。
【図7】従来の部品吸着装置の吸着ノズルの構成を示す
縦断面図である。
【図8】上記従来の部品吸着装置において部品を吸着し
た状態を示す側面図である。
【図9】上記従来の部品吸着装置において部品を吸着し
た状態を示す底面図である。
【符号の説明】
1 吸着ノズル、2 ノズルブロック、3 軸部、4
先端側部分、5 反射部材、6 溝部、102 部品、
103 CCDカメラ、104 ハロゲンランプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状中空の吸着ノズルを有し、この吸着
    ノズル内を負圧にして、該吸着ノズルの先端部に部品を
    吸着させる部品吸着装置であって、 上記吸着ノズルは、管内形状が、基端側より先端側に亘
    り、先端側が縮径された連続したテーパ形状となされて
    いることを特徴とする部品吸着装置。
  2. 【請求項2】 吸着ノズルの管内内面部は、基端側より
    先端側に亘り、連続した面により形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の部品吸着装置。
  3. 【請求項3】 吸着ノズルの先端側に外嵌装されて該吸
    着ノズルに対して螺合して取付けられ、該吸着ノズルの
    先端側より入射する光を該先端側に向けて反射する反射
    部材を備え、 上記反射部材は、この反射部材を上記吸着ノズルに対し
    て回転させるための冶具が嵌合する該吸着ノズルの軸に
    平行な溝部を有し、 上記各溝部は、上記吸着ノズルの先端側に向けて開放さ
    れているとともに、該吸着ノズルの基端側が閉塞されて
    いることを特徴とする請求項1記載の部品吸着装置。
  4. 【請求項4】 吸着ノズルは、外形が、先端側が縮径さ
    れたテーパ形状となされ、外周面部が鏡面処理されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の部品吸着装置。
  5. 【請求項5】 吸着ノズルの外形のなすテーパ形状の開
    き角は、18°乃至20°となされていることを特徴と
    する請求項4記載の部品吸着装置。
  6. 【請求項6】 吸着ノズルの外周面の鏡面処理は、表面
    粗さを0.2S以下とする処理であることを特徴とする
    請求項4記載の部品吸着装置。
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