JP2000346736A - 半導体式圧力センサ - Google Patents

半導体式圧力センサ

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JP2000346736A
JP2000346736A JP15458799A JP15458799A JP2000346736A JP 2000346736 A JP2000346736 A JP 2000346736A JP 15458799 A JP15458799 A JP 15458799A JP 15458799 A JP15458799 A JP 15458799A JP 2000346736 A JP2000346736 A JP 2000346736A
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fluid
transmission path
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Akinori Kogori
昭則 古郡
Takuro Ishikawa
琢郎 石川
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Saginomiya Seisakusho Inc
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Saginomiya Seisakusho Inc
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/06Means for preventing overload or deleterious influence of the measured medium on the measuring device or vice versa
    • G01L19/0627Protection against aggressive medium in general

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体式圧力センサにおいては、圧力伝達用
の流動性充填材が被圧力検出流体の大きな圧力変化で流
出することがあり、流出防止手段を設けると部品点数が
増加し、充填材の量が増加し、また、流出防止効果が充
分でなく、かつ、被圧力検出流体を汚し、セット加重が
変化し、更に、取付姿勢が制約された。 【解決手段】 半導体式圧力センサ1は、内部に流動性
充填材12を充填している圧力伝達路2を形成した圧力
伝達管3を備えるパッケージ本体4、内部に連通路7を
形成した台座8,その上に固定した圧力検出素子10か
らなる。ここで、圧力伝達路2の直径dを下記の式を満
足する値に設定し、且つ、流動性充填材の熱膨張分の無
充填部15を形成することにより、流動性充填材の流出
を防止する。 d≦4σ/ρgh 但し σ:オイ
ル表面張力、ρ:オイル密度、 g:重力加速度、
h:充填材高さ

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば給湯器や、
設定水位まで自動的に給湯を行う全自動風呂システム等
に用い、各種液体や空気の圧力を検出し信号を出力する
ための半導体式圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、全自動風呂給湯器の浴槽の水位を
検出するため、あるいは全自動洗濯機内の水位を検出す
る等のために、水のヘッド圧を検出する圧力センサが使
用され、そのほか各種の分野で液体や空気の圧力を検出
する圧力センサが用いられている。そのような圧力セン
サとして、半導体を加工して製造した薄膜上に歪ゲージ
を形成し、薄膜に作用する流体の圧力をこの歪ゲージに
より計測して出力する半導体式圧力センサが広く用いら
れるようになっている。
【0003】このような半導体式圧力センサとしては、
例えば図8に示すようなものがある。この半導体圧力セ
ンサ60においては、樹脂等により形成される本体61
の中心部下方に流体導入口62を設け、上方にはセンサ
室63を設けており、流体導入口62に連通して図中上
方に延びる圧力伝達室64を形成し、その先端を開口部
によりセンサ室63に開口させている。センサ室63に
は、上記開口に対向して中心部に流路65を形成した台
座66を設け、台座66上にその流路65を封鎖するよ
うに半導体圧力センサチップ67を接着剤等により密封
状態で固定している。
【0004】また、前記圧力伝達室64,台座66の流
路65,半導体圧力センサチップ67の受圧部内には極
軟質のシリコンゲル68を真空封入法等により充填し収
容している。センサ室63にはワイヤー基板70を固定
し、このワイヤ基板70と半導体圧力センサチップ67
上に形成される歪ゲージセンサの出力端子とを信号取り
出し用ボンディングワイヤ71で接続し、その周囲を軟
質絶縁材69で被覆している。また、センサ室63の開
口を覆うように回路基板72を配置し、その上をカバー
73で押さえることにより固定している。また、カバー
73上にはコネクター74を固定している。
【0005】上記のような半導体式圧力センサの使用に
際しては、被圧力計測流体を流体導入口62に導き、圧
力伝達媒体68と接触させ、被圧力計測流体の圧力変化
を直接圧力伝達媒体68に伝達させる。圧力伝達媒体6
8の圧力は歪ゲージセンサに伝達され、圧力に応じた信
号を制御装置等に出力している。
【0006】このような半導体式圧力センサにおいて
は、圧力伝達媒体68から半導体圧力センサチップ67
の受圧面まで直線状に配置していたため、例えば図示の
ような姿勢で使用しているときには、被圧力計測流体に
大きな脈動を生じた時等、圧力変動の大きいときには、
圧力伝達室から流出して被圧力計測流体と置換してしま
うことがある。
【0007】その対策として、例えば図9に示すような
半導体式圧力センサが提案されている。この半導体式圧
力センサ75においては、圧力伝達路76を形成した本
体77の片方側に圧力導入部材81を固定し、この圧力
導入部材81には圧力伝達路76の一方の開口に連通す
る圧力伝達室78を備えると共に、圧力伝達路76より
も図中Sだけ高い位置に設けた圧力導入路80を備えて
いる。また、本体7の前記圧力導入部材81と反対側に
は、前記従来例と同様の半導体圧力センサ82を固定し
ている。また、前記圧力導入路80と連通する圧力伝達
室78,圧力伝達路76,半導体圧力センサチップ79
の受圧部内には、シリコンオイル等からなる圧力伝達媒
体83を収容している。
【0008】上記半導体式圧力センサ75の使用に際し
ては、被圧力計測流体の圧力を圧力伝達媒体83に対し
て、圧力導入路80部分に作用させ、この圧力伝達媒体
83を介して半導体圧力センサチップ79に伝達し、被
圧力計測流体の圧力を検出して出力している。
【0009】このような半導体式圧力センサにおいて
は、圧力伝達路76よりもSだけ高い位置に圧力導入路
80を設けているので、被圧力計測流体が大きく脈動
し、大きな圧力変動を生じた時でも、圧力伝達室78に
はヘッド差Sが存在するので、圧力伝達室78内の圧力
伝達媒体83が外に流出することが防止される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
9に示す従来の半導体式圧力センサにおいては、上記ヘ
ッド差Sにより圧力伝達媒体が抜けにくい構造とするこ
とができるものの、圧力伝達媒体を収容する部分が大き
くなり、高価なフッ素オイル等の圧力伝達媒体の量を多
く必要とし、更に、構造が複雑となって部品点数が増加
し、大型化する等によりコストが上昇する欠点がある。
【0011】また、このような構造にしても、例えば圧
力伝達導入路部分には上記ヘッド差Sが作用しないの
で、この部分の圧力伝達媒体は被圧力計側媒体が流出し
やすく、流出した際には、例えばこの半導体圧力センサ
を全自動風呂給湯器等に用いる時には、浴槽内にこのフ
ッ素オイル等の圧力伝達媒体が入り込み、浴槽を汚すこ
とも考えられる。
【0012】更に、圧力伝達媒体が抜け出ることにより
半導体圧力センサチップにかかる圧力が変化し、この圧
力に基づいた設定しているオフセット電圧がシフトする
ため、正確な値が検出できなくなるという問題点もあ
る。
【0013】また、上記ヘッド差Sを維持するために
は、この半導体式圧力センサの種々の機器の配管へ取付
るに際して、図示の姿勢を維持しなければならず、取付
時に新たな規制事項が生じてしまう問題点もある。
【0014】したがって、本発明は、圧力伝達媒体の使
用量を減少し、部品点数を減少しすることによりコスト
ダウンを計ると共にセンサを小型化し、更にオイル等の
圧力伝達媒体の流出を確実に防止して圧力伝達媒体によ
る被圧力検出流体の汚れを防止し、また、長期間オフセ
ット電圧が変化することがなく、更には機器への取付の
自由度の大きな半導体式圧力センサを提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、パッケージ本体に半導体式圧力検出素子を
固定し、パッケージ本体に形成した圧力伝達路の一端部
を前記半導体式圧力検出素子の受圧面に対向させると共
に圧力伝達路に流動性充填材を収容し、圧力伝達路の他
端部側で被圧力検出流体と直接接触させる半導体式圧力
センサにおいて、圧力伝達路の内径dは下記の式を満た
し、かつ流動性充填材の先端と圧力伝達路の前記他端部
間に使用中の温度差に基づく体積膨張分より大きな空隙
部を備えたことを特徴とする半導体式圧力センサ d≦4σ/ρgh 但し σ:オイル表面張力 ρ:オイル密度 g:重力加速度 h:充填材高さ としたものである。
【0016】また、前記圧力伝達路の内径dは前記式を
満たし、0.8mm以下であり、体積膨張分は前記条件
を満たし、圧力伝達路の全長の9.1%以上としたもの
であり、また、前記半導体式圧力センサの圧力伝達管
を、有底筒状のセンサ収納部内に先端及び周囲に間隙を
設けて収納し、センサ収納部の筒状壁の中間部に圧力導
入口を設けたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に沿っ
て説明する。図1は本発明の半導体式圧力センサ1を示
し、内部に圧力伝達路2を形成した圧力伝達管3を備え
る樹脂製のパッケージ本体4は、前記圧力伝達管3と反
対側に圧力センサ室5を備え、この圧力センサ室5の底
部には、圧力伝達路2が開口する部分に台座載置部6を
形成している。この台座載置部6には前記従来例と同様
に、内部に連通路7を形成した台座8を固定しており、
台座8上には半導体を薄膜状に形成し、その上に歪ゲー
ジを設けた圧力検出素子10を接着剤等により密封状態
で固定している。圧力検出素子10には受圧部11を備
え、圧力伝達管3内の圧力伝達路2,台座8内の連通路
7,及び前記受圧部11にはフッ素オイル等の流動性充
填材12が充填されている。圧力検出素子10の出力端
子は、図示されない導電線によりリード線13と接続さ
れ、圧力検出素子10の信号を外部の制御装置等に出力
している。
【0018】前記流動性充填材12は、フッ素オイルを
前記従来例と同様に真空充填法等により充填しており、
図1に示す実施例においては圧力検出素子の受圧面から
高さhの位置まで流動性充填材が充填されている。その
結果、圧力伝達管3において、その先端14からXの高
さ部分は、流動性充填材が充填されていない無充填部1
5となっている。また、上記圧力伝達路2の直径はφd
としている。
【0019】このような構造の半導体式圧力センサ1の
使用に際して、種々の使用形態が考えられるが、例えば
図2に示すような使用形態において、流動性充填材が外
部に流出しない条件を検討する。この図2に示す使用形
態においては、内部に流体が流通する管路本体24の上
部に、シールリング16を介して圧力伝達管3が鉛直に
下方を向くように半導体式圧力センサ1が固定され、管
路本体24内の流体が圧力伝達管3内の流動性充填材1
2に圧力を伝達するように構成したものにおいて、管路
本体24内を流通する流体が空気の場合の例である。
【0020】この例においては、半導体式圧力センサ1
は、図1に示す姿勢で設置されているので、図1に示す
状態での流動性充填材の力のバランスを検討すると、図
1において、大気圧の大きさに無関係で位置Aと位置B
の差圧は高さhの充填材ヘッド圧分である。この充填材
ヘッド圧が大気圧よりも大きくならなければ、充填材は
移動することができないはずである。しかし、実際は表
面のバランスが崩れると空気が内部に入ってきて、充填
材が外部へ出ることがある。このバランスを維持できる
かできないかは充填材総重量と表面張力との釣り合いに
他ならない。
【0021】以下に充填材が外部に出ないための条件式
を示す。 ρgh・πd/4≦σπd ・・・・・・(1) ρ:充填材密度 g:重力加速度 h:充填材高さ σ:充填材表面張力
【0022】上記(1)式を整理すると、 d≦4σ/ρgh ・・・・・・・・・・・・・(2) となり、この式に基づいて、h、dの値を設計すれば充
填材が外部に出ないことになる。
【0023】通常用いられる流動性充填材としてのフッ
素オイルを使用した場合は、 ρ:1840(kg/m) σ:0.018(N/m) であり、通常のフッ素オイル使用量においてhは0.0
05(m)であり、また、g=9.80665(m/s
)であるから、上記(2)の式より、 d≦0.8(mm) となる。したがって、通常の使用状態において、最も流
動性充填材の流失しやすい条件でも、圧力伝達路の直径
が0.8mm以下であるならば、流動性充填材の表面張
力等の作用により外部に流失しないことがわかる。
【0024】上記半導体式圧力センサ1を図3に示すよ
うに、その圧力伝達管3が水平方向を向けて設置した場
合について、充填材が外部に流出しない条件は、前記の
ように半導体式圧力センサを鉛直に設置した場合と同様
に考えることができる。ただし、表面張力に対する力と
しての位置Aと位置Bの差圧による力が一様でないた
め、流体力学的な考え方である平均圧力という概念を用
いると、下記の条件式を満たせばよいこととなる。 1/2・ρgd・πd/4≦σπd ・・・・・(3) ρ:充填材密度 g:重力加速度 σ:充填材表面張力 上記(3)の式を整理すると、 d≦8σ/ρg d≦(8σ/ρg)1/2 ・・・・・・・・・・(4)
【0025】この式に基づいて前記と同様に流動性充填
材としてのフッ素オイルを使用した場合における圧力伝
達路の直径dを求めると、 ρ:1840(kg/m) σ:0.018(N/m) g:9.80665(m/s) であるから、上記式(4)より、 d≦3(mm) となる。
【0026】したがって、通常の使用状態においては、
圧力伝達路の直径は3mm以下であればよいことがわか
る。この値は前記のように半導体式圧力センサを鉛直に
設置した条件で求めた値の0.8mmよりは遥かに大き
な値であり、このことから、少なくとも前記図2に示す
ように、鉛直に設置した条件で求めた圧力伝達路の直径
の条件式(2)を満たし、それにより通常の使用状態で
の圧力伝達路の直径が0.8mm以下という条件を満足
すれば充分であることがわかる。
【0027】上記の各使用条件は、被圧力検出流体が空
気の場合について検討したが、この半導体式圧力センサ
を全自動風呂給湯器等、被圧力検出流体が水であり、例
えば図4に示すように、浴槽に連通する管路30に対し
て圧力伝達管路を鉛直に設置した条件で、流動性充填材
が流出しない条件を検討する。
【0028】最初、半導体式圧力センサを鉛直に設置し
た場合についてみると、その条件式は前記式(2)と同
一の関係式が成立する。なぜならば、大気圧が無関係で
あり、位置Bの圧力は関係ない。また、浮力については
オイルが表面張力とのバランスを崩し、水に進入した瞬
間から初めて発生するので、通常の使用状態では無関係
となる。したがってこの条件における関係式は前記のよ
うに、 d≦4σ/ρgh ・・・・・・・・・・・・・(2) の式が成立する。この関係式において右辺の値は前記の
値と全く同一であり、したがって圧力伝達路の直径d
は、前記被圧力検出流体が空気である場合と同じく、
0.8mm以下であればよいことがわかる。
【0029】なお、充填材の比重量が被圧力検出流体の
液体よりも比重量が小さい場合には、上記式(2)を満
たしていなくても、被圧力検出流体に充填材が浮くた
め、位置Bにおいてバランスを崩して一部の流動性充填
材が流出しようとしても、少なくとも浮力により釣り合
うか、浮いて元に戻ることとなる。したがって、流動性
充填材が被圧力検出流体よりも比重量が小さい場合に
は、前記関係式を満たす必要はない。
【0030】次に、前記半導体式圧力センサの圧力伝達
管を、図5に示すように浴槽と連通する管路31に対し
て水平に設置した場合について検討すると、水側の圧力
に無関係に、位置Aと位置Bの差圧による力と表面張力
との釣り合いになるため、流動性充填材が流出しない条
件は前記図3に示す状態と全く同様であり、 d≦(8σ/ρg)1/2 ・・・・・・・・・・(4) の式が成立する。この関係式においても右辺の値は前記
の値と全く同一であり、したがって圧力伝達路の直径d
は、通常の使用状態においては3mm以下であればよい
ことがわかる。
【0031】一方、上記半導体式圧力センサを実際に使
用した際には、周囲の温度変化の影響を受け、流動性充
填材の体積変化を生じ、例えば流動性充填材が圧力伝達
管の先端まで全て充填されていたならば、温度上昇によ
る体積膨張によって圧力伝達管から必ず流出することと
なる。したがってこのような温度変化に対応できるよう
に、予め圧力伝達管の先端部に流動性充填材が充填され
ていない長さを確保しておく必要がある。
【0032】上記のように、圧力伝達管の先端部に流動
性充填材が充填されていない長さを、通常使用される流
動性充填材であるフッ素オイルを例にして体積変化を調
べと、 比重の変化については、 0℃=1.92 80℃=1.76 である。
【0033】また、温度変化による体積変化は密度変化
とは異なるので、まず単位質量あたりの体積を求める必
要があり、0℃の密度 ρ=1.92×1000=1920(kg/m) 80℃の密度 ρ80=1.76×1000=1760(kg/m) 0℃の比体積 v=1/ρ=1/1920(m/kg) 80℃の比体積 v80=1/ρ80=1/1760(m/kg)
【0034】ここで質量を一定と考えると、上記のよう
な体積変化が生じるということになる。よって0℃の体
積を基準とした場合、体積増加率は (1/v80−1/v)/(1/v80)×100=
(1/1760−1/1920)/(1/1920)×
100=9.1(%)
【0035】よって、断面積が一定であれば、通常の使
用状態である0℃〜80℃の温度変化において軸方向に
距離が9.1%増加するということがわかる。
【0036】以上により、図6に示すように、半導体式
圧力センサ1の圧力伝達管3内の圧力伝達路2におい
て、流動性充填材12の先端から軸方向に9.1(%)
の部分Xを圧力伝達路2の先端部に確保しておけば、流
動性充填材は外部に流出しないこととなる。なお、この
際、上記計算結果により、圧力伝達管路2の直径は0.
8mm以下である必要がある。
【0037】なお、上記構造の半導体式圧力センサを図
2に示すような、管路本体に対して垂直に取り付けると
きには、例えば図7に示すように本体4に有底筒状のセ
ンサ収納部40を流路に突出して設け、その内部空間4
1に半導体式圧力センサ1の圧力伝達管3を、先端及び
周囲に間隙を有するように嵌入する。また、センサ収納
部40の筒壁42には、底面から離れた上方の位置に圧
力導入孔43を形成する。したがって、この例において
は、圧力導入口43が半導体式圧力センサの圧力伝達路
の開放端部となる。内部に充填する流動性充填材12は
圧力伝達管内を全て満たすと共に、圧力伝達管3の周囲
とセンサ収納部40の内壁面との間隙部分にも一部充填
される。この時、上記間隙部分に充填される流動性充填
材12は、流動性充填材の温度変化に基づく上記流出防
止条件を満たす分だけ圧力導入口42よりも下方である
必要がある。
【0038】このように構成することにより、充填する
流動性充填材の量は若干増加するものの、被圧力検出流
体の流れの影響を減少させることができ、流動性充填材
の流出を更に防止することができる。
【0039】
【発明の効果】本願の請求項1に係る発明は、圧力伝達
路を必要最小限の長さに設定することができ、それによ
り圧力伝達媒体の使用量を減少することができる。ま
た、特別の部品を用いることがないので部品点数を減少
し、コストダウンを計ると共にセンサを小型化すること
ができる。更にオイル等の圧力伝達媒体の流出を確実に
防止して長期間安定した特性を備えた半導体式圧力セン
サとすると共に、圧力伝達媒体の流出による被圧力計測
が遺体の汚れを防止し、且つ、長期間オフセット電圧を
安定化することができる半導体式圧力センサ
【0040】また、請求項2に係る発明は、半導体式圧
力センサの通常の使用状態において、前記効果を奏する
ことができ、更に、請求項3に係る発明は、上記効果に
加えて、被圧力検出流体の流れの影響を減少させること
ができ、流動性充填材の流出をより防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】同実施例による半導体式圧力センサを鉛直方向
に空気管路に設置した例を示す断面図である。
【図3】同実施例を水平方向に設置した例を示す断面図
である。
【図4】同実施例を鉛直方向に浴槽に連通する管路に設
置した例を示す断面図である。
【図5】同実施例を水平方向に浴槽に連通する管路に設
置した例を示す断面図である。
【図6】同実施例において流動性充填材が温度差により
膨張する状態を示す断面図である。
【図7】同実施例を鉛直方向に空気管路に設置した他の
例を示す断面図である。
【図8】従来の半導体式圧力センサの断面図である。
【図9】従来の他の半導体式圧力センサの断面図であ
る。
【符号の説明】 1 半導体式圧力センサ 2 圧力伝達路 3 圧力伝達管 4 パッケージ本体 5 圧力センサ室 8 台座 10 圧力検出素子 12 流動性充填材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージ本体に半導体式圧力検出素子
    を固定し、パッケージ本体に形成した圧力伝達路の一端
    部を前記半導体式圧力検出素子の受圧面に対向させると
    共に圧力伝達路に流動性充填材を収容し、圧力伝達路の
    他端部側で被圧力検出流体と直接接触させる半導体式圧
    力センサにおいて、圧力伝達路の内径dは下記の式を満
    たし、かつ流動性充填材の先端と圧力伝達路の前記他端
    部間に使用中の温度差に基づく体積膨張分より大きな空
    隙部を備えたことを特徴とする半導体式圧力センサ。 d≦4σ/ρgh 但し σ:オイル表面張力 ρ:オイル密度 g:重力加速度 h:充填材高さ
  2. 【請求項2】前記圧力伝達路の内径dは前記式を満た
    し、0.8mm以下であり、体積膨張分は前記条件を満
    たし、圧力伝達路の全長の9.1%以上である請求項1
    記載の半導体式圧力センサ。
  3. 【請求項3】 前記半導体式圧力センサの圧力伝達管
    を、有底筒状のセンサ収納部内に先端及び周囲に間隙を
    設けて収納し、センサ収納部の筒状壁の中間部に圧力導
    入口を設けてなる請求項1記載の半導体式圧力センサ。
JP15458799A 1999-06-02 1999-06-02 半導体式圧力センサ Withdrawn JP2000346736A (ja)

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