JP2001136734A - 過電流保護回路 - Google Patents

過電流保護回路

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JP2001136734A
JP2001136734A JP31637399A JP31637399A JP2001136734A JP 2001136734 A JP2001136734 A JP 2001136734A JP 31637399 A JP31637399 A JP 31637399A JP 31637399 A JP31637399 A JP 31637399A JP 2001136734 A JP2001136734 A JP 2001136734A
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Katsuhiko Watanabe
勝彦 渡辺
Hiroshi Tsuchida
土田  浩
Tsutomu Ozawa
勉 小澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーロスによる発熱が少なく、スイッチの
切り替えによって直流電源の過電流を保護する過電流保
護回路を提供すること 【解決手段】 制御回路1′のスイッチング素子Q1の
ON/OFFを制御し、出力電圧を一定に保つ昇圧チョ
ッパー回路の過電流を防止する過電流保護回路であり、
制御回路と端子a間に設けた出力ON/OFF用スイッ
チ5のデューティーによって出力電流を制御している。
過電流の検出は出力ON/OFF用スイッチ5と端子a
間に設けた抵抗R1〜R5によって出力電流に対応する
電圧を抽出しコンパレータ12上で基準値と比較する。
過電流のときは、コンパレータの出力はLowになるの
で、トランジスタTrがONとなり、スイッチQ2がO
FFとなる。入・出力側が遮断されるので、電圧降下も
なく、回路内のパワーロスや発熱を抑えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DC/DCコンバ
ータ回路等の直流電源に実装される過電流保護回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】過電流保護回路は、電源回路で発生させ
た出力が負荷先の回路に必要以上(例えば定格以上等)
に出力されないように電源回路中に組み込まれる回路で
あり、従来から多種の構成が広く普及している。そのう
ちの1つとして、昇圧チョッパー回路中に組み込まれる
基本的な過電流保護回路としては、図1に示すようなも
のがあった。
【0003】係る過電流保護回路は、昇圧チョッパー回
路の出力電圧を制御する制御回路1中に組み込まれてい
る。この制御回路1は電源(図外)と、この電源で発生
する直流電圧を昇圧して得た出力電圧を負荷先の回路に
与えるための端子a,bの間に設けられた回路であり、
電源の出力の大きさを制御することができる。つまり、
制御回路1は、電源から送られてくる出力をMOS F
ET(スイッチング素子Q1)を用いてON/OFF制
御するコントロールIC2と、二次側(出力側)に設け
たダイオードDやコンデンサCからなる整流回路で構成
されている。そして、出力電圧に基づく電圧(出力端子
a,b間に挿入した直列抵抗で分圧して取り出した電
圧)S2をコントロールIC2に与え、この出力電圧に
比例した電圧S2が一定になるようにスイッチング素子
Q1のON/OFF(デューティ比を増減する)を制御
するようにしている。
【0004】そして、過電流保護回路の動作としては、
スイッチング素子Q1に流れる電流S1を検出(実際に
は、電流に対応する電圧)し、この電流値が大きくなる
と、コントロールIC2でパルス幅を狭めるように制御
することにより、出力を低下させるようにしている。
【0005】しかし、このような保護回路による過電流
の制御は以下のような問題があった。つまり、図2に示
すように、出力が過電流となってしまった場合には、コ
ントロールIC2の操作によりスイッチング素子Q1の
パルス幅(ON時間)を短くすることにより、出力電
流,出力電圧のいずれも低下させることができるもの
の、仮にスイッチング素子Q1のパルス幅を0とし、ス
イッチング素子Q1に流れる電流をOFFにした場合で
も、スイッチング素子Q1の入力電圧がそのまま出力端
子a,b間に印加されるので、出力電圧を入力電圧以下
に落とすことができず、過電流保護に限界が有る。
【0006】そこで図3に示すように、上記過電流保護
回路とは異なる過電流保護回路3を備えた昇圧チョッパ
ー回路も広く普及している。係る過電流保護回路3は制
御回路1と出力端子a,bの間に過電流保護回路3が設
けられている。同図に示すように、過電流保護回路3は
端子a(或いは端子b)を流れる出力電流を増幅器(オ
ペアンプ)4でセンスして、出力ON/OFF用スイッ
チ5をオペアンプ4からリニアに動作させ負荷への出力
を絞ることができる。
【0007】具体的な動作としては、出力電流が増加す
ると、オペアンプ4の出力がリニアに変化し、トランジ
スタTrのベース電圧をリニアに変化させ、それにとも
ない出力ON/OFF用スイッチ5をリニア動作させ
る。この構成における出力電圧−電流特性は、図4のよ
うになり、また、出力電圧を入力電圧以下にすることが
できる。よって、過電流時の保護が確実に行える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す従来の過電流保護回路では、以下に示す問題があっ
た。すなわち、ON/OFF用スイッチ5をオペアンプ
4でリニアに動作させるとオペアンプ4から出力ON/
OFF用スイッチ5にかける電圧によって起こる回路内
のパワーロス((入力電圧−出力電圧)×出力電流)が
大きかった。
【0009】また、出力ON/OFF用スイッチ5をリ
ニアに動作させるには各種半導体によって回路中の抵抗
値をコントロールすることになるが、異常時のパワーロ
スによって起こる回路の温度上昇を考慮して回路設計を
しなくてはならないため電源装置の放熱対策を難しくし
てしまう。
【0010】なお、上記の課題は昇圧チョッパー回路に
限らず、各種の直流電源装置から負荷先の回路へ供給す
る電流の制御をオペアンプとスイッチによって行わせる
タイプの過電流保護回路にとって共通の課題となる。
【0011】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、動作時のパワーロスを抑え、回路の温度上昇を防止
し、過電流が検出された際には実装先の直流電源装置の
出力電圧を入力電圧以下まで下げることのできる過電流
保護回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る過電流保護回路では、直流電源装
置から負荷へ出力される出力電流が過電流状態となるの
を防止するための過電流保護回路であって、前記直流電
源装置の電源から前記負荷への出力を遮断できるスイッ
チ手段(実施の形態では、「出力ON/OFF用スイッ
チ5,スイッチQ2」に相当)と、前記直流電源装置内
の電流を検出する検出手段(実施の形態では、電流検出
用抵抗R1,抵抗R2〜R5や、R6,R6′のよう
に、電流に対応する物理量(電圧)を検出するための素
子・回路に相当)と、前記検出手段の出力が、基準より
大きいか(否か)を比較する比較手段(実施の形態で
は、コンパレータ12に相当)と、前記比較手段の比較
結果が、基準より大きい場合に前記スイッチ手段を開く
制御をするように構成した(請求項1)。
【0013】このように構成すると、直流電源装置から
負荷へ出力される出力電流の大きさを比較手段で基準値
と比較することができる。そして、過電流時には直流電
源装置から負荷へ供給する出力をスイッチによって遮断
(OFF)し、出力電流が低下したときにはこのスイッ
チをONする。このようにON/OFFのデューティー
を変化させることで負荷へ出力される電流の大きさを制
御できる。また、スイッチのON/OFFの切り替えに
よって負荷へ供給する電流の大きさを制御すると、出力
電圧を入力電圧以下まで低下させることができるので電
流の制御が簡単である。
【0014】しかも、スイッチのON/OFF切り替え
動作はコンパレータから出力されるパルスによって行わ
れるので、オペアンプを用いてスイッチの制御を行うド
ロッパー方式のように、スイッチに対して電圧がかから
ない(スイッチを開いて遮断している)ので回路内で生
じるパワーロスが少なくなる。よってこのような過電流
保護回路を実装した電源装置或いは、そのような電源装
置を取り付ける電子機器中の放熱フィン等を小さくでき
る。なお、上記したスイッチは、過電流保護回路として
直流電源装置に新たに設けてもよいし、或いは、この直
流電源装置の出力を負荷へ供給,遮断するために設けら
れてあるスイッチを過電流保護回路の構成の一部として
用いても構わない。
【0015】前記電流は、真の検出対象である出力電流
を直接検出してもよいし、出力電圧の大きさに対応する
入力電流を検出するようにしても良い(請求項2)。さ
らには、前記直流電源は、内部にスイッチング素子を有
し、そのスイッチング素子のON/OFFを制御するこ
とにより所定電圧を出力するものであり、前記電流は、
前記スイッチング素子を流れる電流としてもよい(請求
項3)。
【0016】さらにまた、前記直流電源装置は、具体的
には例えば昇圧チョッパー回路を含むように構成するこ
とができる(請求項4)。このように、昇圧チョッパー
回路に上記した過電流保護回路を実装したり、電流(電
流に対応する物理量を含む)の大きさを比較手段で検出
することで負荷へ供給する出力をON/OFF制御でき
るスイッチを昇圧チョッパー回路に設けると、上記作用
が効果的に発揮されるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】図5は、本発明に係る過電流保護
回路の第1の実施の形態を示している。同図に示すよう
に、本実施の形態でも、従来の過電流保護回路3と同様
に昇圧チョッパー回路から出力される電流が過電流とな
らないように制御することを目的として制御回路1′か
らの出力ライン中に過電流保護回路10を挿入するよう
に設けられている。まず、制御回路1′は、基本的には
従来のものと同様で、スイッチング素子Q1のON/O
FFを、コントロールIC2′で制御するようになって
いる。コントロールIC2′は、基本的には出力電圧が
一定になるように制御する。つまり、図示省略するが、
出力電圧に基づく電圧の入力を受け、それに基づいて制
御するようにしている。
【0018】次に、過電流保護回路10の具体的な構成
を説明していくと、この過電流保護回路10は、制御回
路1′から出力端子aに到る出力ラインLに、出力ON
/OFF用スイッチ5, 電流検出用抵抗R1を直列に
挿入し、電流検出用抵抗R1の両端には、両出力端子
a,b間に接続された平滑コンデンサC1,C2を有し
ている。さらに、電流検出用抵抗R1の両端の電圧が、
それぞれ分圧抵抗(R2とR3,R4とR5)によって
取り出され、コンパレータ12の反転,非反転入力端子
に入力される。そして、定常時(非過電流時)には、コ
ンパレータ12の出力がHighで、過電流時にLow
となるように設定されている。このコンパレータ12の
出力が、抵抗R9を介して出力ON/OFF用スイッチ
5のトランジスタTrに連携されている。
【0019】出力ON/OFF用スイッチ5は、以下の
ようになっている。まず、制御回路1′からの出力ライ
ンLと、コンパレータ12の出力間に挿入された抵抗R
8,R9と、出力ラインLにエミッタ側が接続され、上
記抵抗R8,R9の接続点にベースが接続されたトラン
ジスタTrと、そのトランジスタTrのコレクタ,エミ
ッタ間に接続された抵抗R′及びその抵抗R′とアース
ラインL′間に挿入された抵抗R″と、出力ラインLに
挿入されたMOS FET(スイッチQ2)とを備えて
いる。そして、このMOS FET(スイッチQ2)の
ゲート端子は、抵抗R′と抵抗R″の接続点、つまりト
ランジスタTrのコレクタ側に接続されている。
【0020】従って、このスイッチQ2は、トランジス
タTrがOFFのときは、抵抗R′,R″で分圧された
電圧がゲートに印加されてONになり、トランジスタT
rがONになると抵抗R′が短絡されてスイッチQ2が
OFFに動作する。つまり、トランジスタTrのON/
OFFひいては、そのトランジスタTrの動作を制御す
るコンパレータ12の出力により、スイッチQ2のON
/OFFが制御される。
【0021】以下に、本実施の形態による昇圧チョッパ
ー回路の電流制御の作用,動作原理を説明する。コンパ
レータ12では、出力電流が過電流になっているか否か
を検出する。つまり、正常時はコンパレータ12の出力
がHighとなりオープンであるので、トランジスタT
rがOFFとなる。よって、スイッチQ2のベースに
は、抵抗R′,R″で分圧された電圧が印加されるの
で、ONとなり、スイッチング素子Q1のスイッチング
にともない昇圧された所定の電圧が出力される。
【0022】一方、出力電流が過電流となった場合に
は、出力ラインLに挿入された電流検出用抵抗R1の端
子間電圧が増大するので、コンパレータ12の出力はL
owとなる。すると、トランジスタTrがONとなり、
それに追従してスイッチQ2がOFFとなる。よって、
出力ラインLに電流が流れるのが遮断され、過電流によ
る負荷等の損傷が阻止でき、過電流保護ができる。な
お、このスイッチQ2がOFFになった際の負荷へ供給
される電力の急激な落ち込みは平滑コンデンサC1,2
により回避される。
【0023】なおまた、負荷へ供給される電力がスイッ
チQ2によって遮断されるとコンパレータ12に入力さ
れる電圧の大きさが基準値(基準電圧)よりも下がって
くるので、コンパレータ12の出力が反転してHigh
になり、出力ON/OFF用スイッチ5がONとなる。
よって電源の出力は再び端子aを通して負荷へ供給され
るようになる。また、スイッチQ2がOFFになると、
入力側と出力側が遮断される。
【0024】このように、コンパレータ12を用いて出
力ON/OFF用スイッチ5のON/OFFのデューテ
ィーを変化させると、昇圧チョッパー回路から負荷へ出
力される電流が過電流になることなくその出力電圧を入
力電圧以下まで落とすことができる。
【0025】さらに、従来のように出力ON/OFF用
スイッチ5の制御にオペアンプを用いた制御を行わず、
出力ON/OFF用スイッチ5(スイッチQ2)がOF
Fのときには電流が流れないので、その部分でのパワー
ロスもなく、それにともなう熱の発生が抑制される。す
ると、本実施の形態を実装した昇圧チョッパー回路によ
れば、放熱対策が容易な電源装置となる。
【0026】なお、図3に示した従来技術と同様に、出
力電圧が一定の値以上の異常電圧のときには、その異常
信号S4により反転素子13bの出力がHighからL
owに反転し、スイッチQ2をOFFにする機能を有し
ている。さらに、外部から強制的に出力を遮断するなど
の目的により、外部装置等からの出力ON/OFF信号
S3が反転素子13aに与えられ、ON信号のときに出
力がHighとなり、OFF信号のときに出力がLow
となるようになっている。反転素子13a,13b並び
にコンパレター12のいずれか1つでもLowになった
ならば、スイッチQ2がOFFになり、制御部1側から
の出力電力の供給が遮断される。また、反転素子13
a,13bは、コンパレータ等によっても代用できる。
【0027】図6は、本発明に係る過電流保護回路の第
2の実施の形態を示している。本実施の形態である過電
流保護回路10′は基本的に第1の実施の形態と同様の
構成をしているので、同一部材には同一符号を付しこれ
らの部材に関しては説明を省略する。
【0028】同図に示すように、本実施の形態と第1の
実施の形態の違いは出力ON/OFF用スイッチ5と、
電流検出用抵抗R1の間にコイルL1とコンデンサC3
からなるLC回路14が挿入されていることである。係
る構成にすることにより、出力ON/OFF用スイッチ
5のスイッチが切り替わったときの出力電圧の変動を滑
らかにし、リップル分のない綺麗な波形が得られるよう
になる。なお、第1の実施の形態でも、平滑コンデンサ
C1,C2によりある程度の出力電圧の平滑化は図れる
ものの、スイッチQ2の切り替わり時のリップル分まで
は除去しにくかった。
【0029】図7は、本発明に係る過電流保護回路の第
3の実施の形態を示している。本実施の形態である過電
流保護回路10″の構成も基本的に第1,第2の実施の
形態に準じた構成であるので、同一部材には同一符号を
付しこれらの部材に関しては説明を省略する。
【0030】同図に示すように、本実施の形態における
過電流保護回路10″は、第2の実施の形態におけるL
C回路14に替えて、ダイオードD1とコイルL2から
なる平滑回路16が組み込まれている。係る構成にする
と、出力ON/OFF用スイッチ5のスイッチQ2がO
Nとなっている際にはコイルL2に電流が流れて励磁さ
れ、スイッチQ2がOFFになると、コイルL2→負荷
→ダイオードD1の閉ループが構成され、励磁されたコ
イルL2から負荷に電流が流れ、電力供給がなされる。
よって、過電流によってスイッチQ2がOFFになって
も、電力供給は継続され、出力電圧は一定或いは徐々に
低下するので、リップルの発生を可及的に抑制できる。
【0031】図8は、本発明に係る過電流保護回路の第
4の実施の形態を示している。同図に示すように、本実
施の形態では、過電流を検出する際のコンパレータ12
へ与える基準電圧の生成手法を替えている。すなわち、
本実施の形態では、出力端子a,b間に挿入したツエナ
ーダイオードD2の端子電圧により基準電圧を生成し、
コンパレータ12の非反転入力端子に与えるようにし
た。
【0032】これにより、アースライン側にある抵抗R
6に流れる電流に対応する電圧をコンパレータ12の反
転入力端子に入力することにより、絶対電圧となる基準
電圧と比較することができる。つまり、出力電圧が変動
しても、基準電圧は一定となり、精度良く過電流状態に
あることを検出することができる。
【0033】また、a,b間に挿入したツエナーダイオ
ードD2は、入力端子間に配置しても、過電流保護回路
入力端子間に配置してもよい。
【0034】図9は、本発明に係る過電流保護回路の第
5の実施の形態を示している。本実施の形態では、上記
した各実施の形態と相違して、入力電流を検出し、それ
に基づいて出力電流の過電流状態を検出するようにして
いる。すなわち、同図に示すように、電流の検出方法
は、第4の実施の形態と同様であり、入力端子間に配置
されツエナーダイオードD3の端子電圧を基準電圧とし
てコンパレータ12の非反転入力端子に与え、抵抗R6
´を流れる入力電流に対応する電圧をコンパレータ12
の反転入力端子に与えるように構成する。
【0035】これにより、コンパレータ12の出力は、
通常はHighになり入力電流が基準電圧を超えた場合
には、出力がLowに反転するようになる。このコンパ
レータの出力12の状態に基づく出力ON/OFF用ス
イッチ5の動作原理は上記した各実施の形態と同様であ
る。そして、入力電流と出力電流は比例し、出力電流が
正常の場合には入力電流も正常値を維持し、出力電流が
過電流となっている場合には、入力電流も増大するとい
える。よって、入力電流を検知することにより、出力電
流の状態を推定することができ、過剰電流の保護が可能
となる。
【0036】図10は、本発明に係る過電流保護回路の
第6の実施の形態を示している。本実施の形態では、上
記した第5の実施の形態と同様に入力端子間電圧に基づ
いて基準電圧を生成し(ツエナーダイオードD3の端子
電圧)、その基準電圧を制御回路1′中を流れるスイッ
チング素子Q1を流れる電流に基づく電圧をコンパレー
タ12で比較するようにしている。つまり、図1に示し
た従来技術の構成と同様、スイッチング素子Q1に流れ
る電流に基づいて過電流を検出し、過電流状態のときに
は、上記した各実施の形態と同様にスイッチQをOFF
にするようにした。なお、その他の構成並びに作用効果
は、上記した各実施の形態と同様であるので、対応する
部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0037】図11は、本発明に係る過電流保護回路の
第7の実施の形態を示している。同図に示すように、本
実施の形態と第6の実施の形態の構成の違いは、コンパ
レータ12に入力されていた制御回路1′中を流れる電
流に対応する電圧を、遅延回路26で遅延処理した後に
コンパレータ12の反転入力端子に入力するようにして
いる。
【0038】すなわち、第6の実施の形態のようにする
と、スイッチング素子Q1に過大な電流が流れていると
すると、そのスイッチング素子Q1のON/OFFとス
イッチQ2のON/OFFが同期して動作することにな
る。つまり、スイッチング素子がONで負荷に供給しよ
うとした時にスイッチQ2がOFFになって遮断し、ス
イッチング素子Q1がOFFで電力供給しない時にスイ
ッチQ2もOFFになる状態が生じる。
【0039】そこで、遅延回路26を設けることによ
り、スイッチング素子Q1のON/OFFのタイミング
とずらすことにより、スイッチング素子Q1がONにな
っているときの一部期間だけスイッチQ2をONにして
制御回路1′の出力を負荷へ供給することができるよう
にした。また、この遅れ時間を調整することにより、仮
にスイッチング素子Q1に流れる電流が図12(a)に
示すようになっているとすると、異常発生前は、スイッ
チQのベース電圧は同図(b)に示すようにLowのま
まとなり、異常発生後の最初のパルス(ON)P1の立
ち上がりからtだけ遅れてスイッチQのベース電圧も立
ち上がる。さらに、このベース電圧がHighの状態が
次のパルスP2の立ち上がった時点まで継続し、その後
Lowに落ちるようになる。すると、そのパルスP2に
基づくベース電圧の立ち上がりはなく、3回目のパルス
P3の立ち上がりを受けて、期間tだけ遅れた後ベース
電圧が立ち上がるようになる。このように、スイッチン
グ素子Q1のONが1回おきにスイッチQ2のON/O
FFの切り替えを制御したり、さらには複数回おきに切
り替えるようにするなど、各種の制御を行うことによ
り、有効で効率の良い過電流保護ができる。
【0040】図13は、本発明に係る過電流保護回路の
第8の実施の形態を示している。同図に示すように、本
実施の形態と第7の実施の形態の構成の違いは、遅延回
路26がコンパレータ12の出力側に設けられているこ
とである。このように、制御回路1′中に流れる電流に
対応した電圧をコンパレータ12で所定の基準電圧と比
較してからコンパレータ12の出力を遅延回路26′で
遅延処理するようにしても、第7の実施の形態と同様に
スイッチング素子Q1のON/OFF周期にかかわらず
スイッチQ2のON/OFFを制御し、過電流を抑制で
きる。なお、本実施の形態における上記した以外の構成
及び動作は他の実施の形態と基本的に共通するため、同
一部材には同一符号を付し、それらの部材の説明は省略
する。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る過電流保護
回路では、過電流状態のときに、直流電源装置から負荷
に供給する出力電圧を入力電圧以下に低下させて電流を
一定(或いは一定以下)に保ち回路が破損するのを防止
するとともに、このように過電流保護回路が直流電源装
置を制御する際に起こる過大なパワーロスを低下させる
ことで部品破損や異常な温度上昇を防止できる。特に直
流電源装置が昇圧チョッパー回路である場合には、上記
した効果が特に良好に得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の過電流保護回路の構成を説明するための
回路図である。
【図2】従来の過電流保護回路の問題点を説明するため
の直流電源装置の出力波形図である。
【図3】従来の別の過電流保護回路の構成を説明するた
めの回路図である。
【図4】従来の別の過電流保護回路の作用を説明するた
めの直流電源装置の出力波形図である。
【図5】本発明に係る過電流保護回路の第1の実施の形
態を実装した昇圧チョッパー回路の一部の構成を示す回
路図である。
【図6】本発明に係る過電流保護回路の第2の実施の形
態を実装した昇圧チョッパー回路の一部の構成を示す回
路図である。
【図7】本発明に係る過電流保護回路の第3の実施の形
態を実装した昇圧チョッパー回路の一部の構成を示す回
路図である。
【図8】本発明に係る過電流保護回路の第4の実施の形
態を実装した昇圧チョッパー回路の一部の構成を示す回
路図である。
【図9】本発明に係る過電流保護回路の第5の実施の形
態を実装した昇圧チョッパー回路の一部の構成を示す回
路図である。
【図10】本発明に係る過電流保護回路の第6の実施の
形態を実装した昇圧チョッパー回路の一部の構成を示す
回路図である。
【図11】本発明に係る過電流保護回路の第7の実施の
形態を実装した昇圧チョッパー回路の一部の構成を示す
回路図である。
【図12】(a)と(b)は、本発明に係る過電流保護
回路の第7の実施の形態を実装した昇圧チョッパー回路
にあるスイッチのON/OFFのタイミングを説明する
ためのタイミング図である。
【図13】本発明に係る過電流保護回路の第8の実施の
形態を実装した昇圧チョッパー回路の一部の構成を示す
回路図である。
【符号の説明】
1′ 制御回路 5 出力ON/OFF用スイッチ 12 コンパレータ(比較手段) Q2 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 勉 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 Fターム(参考) 5G004 AA04 AB02 BA03 BA04 DA02 DC04 EA01 5G013 AA02 AA04 AA16 BA01 CA10 5G053 AA01 BA01 BA04 CA01 DA01 EB02 EC03 FA07 5H730 AA20 BB14 DD04 FD01 FD31 FD41 FD51 XC20 XX03 XX12 XX15 XX23 XX32 XX35 XX41

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源装置から負荷へ出力される出力
    電流が過電流状態となるの防止するための過電流保護回
    路であって、 前記直流電源装置の電源から前記負荷への出力を遮断で
    きるスイッチ手段と、 前記直流電源装置内の電流を検出する検出手段と、 前記検出手段の出力が、基準より大きいか否かを比較す
    る比較手段と、 前記比較手段の比較結果が、基準より大きい場合に前記
    スイッチ手段を開く制御をするように構成したことを特
    徴とする過電流保護回路。
  2. 【請求項2】 前記電流は、出力電流または入力電流で
    あることを特徴とする請求項1に記載の過電流保護回
    路。
  3. 【請求項3】 前記直流電源は、内部にスイッチング素
    子を有し、そのスイッチング素子のON/OFFを制御
    することにより所定電圧を出力するものであり、 前記電流は、前記スイッチング素子を流れる電流である
    ことを特徴とする請求項1に記載の過電流保護回路。
  4. 【請求項4】 前記直流電源装置は、昇圧チョッパー回
    路を含むものであることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の過電流保護回路。
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