JP2002121502A - 液晶表示素子製造工程用シート状粘着剤積層体 - Google Patents
液晶表示素子製造工程用シート状粘着剤積層体Info
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- JP2002121502A JP2002121502A JP2000314642A JP2000314642A JP2002121502A JP 2002121502 A JP2002121502 A JP 2002121502A JP 2000314642 A JP2000314642 A JP 2000314642A JP 2000314642 A JP2000314642 A JP 2000314642A JP 2002121502 A JP2002121502 A JP 2002121502A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示素子用基板を平坦性を有する搬送用
基板に貼着することができ、従来のガラス基板を用いた
液晶表示素子製造装置や工程がそのまま利用でき、レジ
スト形成工程、エッチング工程、洗浄工程、配向膜印刷
工程等の処理後に、該液晶表示素子用基板の取り外しが
きわめて容易となるようなシート状粘着剤積層体を提供
すること。 【解決手段】 液晶表示素子用基板を搬送用基板に貼り
合わせるためのシート状粘着剤積層体であって、液晶表
示素子用基板に接着するためのシート状粘着剤層1と搬
送用基板に接着するためのシート状粘着剤層2とが積層
されてなり、層1および層2の主成分が、重量平均分子
量が60万以上で、かつ多分散度が5以下のアクリル系
粘着剤であり、かつ層1が活性エネルギ−線硬化型粘着
剤である上記シート状粘着剤積層体。
基板に貼着することができ、従来のガラス基板を用いた
液晶表示素子製造装置や工程がそのまま利用でき、レジ
スト形成工程、エッチング工程、洗浄工程、配向膜印刷
工程等の処理後に、該液晶表示素子用基板の取り外しが
きわめて容易となるようなシート状粘着剤積層体を提供
すること。 【解決手段】 液晶表示素子用基板を搬送用基板に貼り
合わせるためのシート状粘着剤積層体であって、液晶表
示素子用基板に接着するためのシート状粘着剤層1と搬
送用基板に接着するためのシート状粘着剤層2とが積層
されてなり、層1および層2の主成分が、重量平均分子
量が60万以上で、かつ多分散度が5以下のアクリル系
粘着剤であり、かつ層1が活性エネルギ−線硬化型粘着
剤である上記シート状粘着剤積層体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック基板
あるいは厚さ0.5mm以下のガラス基板などの液晶表
示素子用基板を用いる液晶表示素子製造工程で用いるの
に好適なシート状粘着剤積層体及びその製造方法に関す
る。
あるいは厚さ0.5mm以下のガラス基板などの液晶表
示素子用基板を用いる液晶表示素子製造工程で用いるの
に好適なシート状粘着剤積層体及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子用の電極基板として、従来
から、平坦性、耐熱性に優れたガラス基板が用いられて
きたが、軽薄短小の時代的要請や表示の二重像解消の目
的から薄板化が望まれている。しかしながら、特に、大
板化傾向にある液晶表示素子の製造工程においては、破
損等の取り扱い性の面からガラス基板の薄板化に限度が
あり、量産のレベルでは0.5mm程度の薄板が限界と
なっている。そこで、ガラス基板にかわり、軽量化、薄
型化あるいは破損性の面で有利なプラスチック基板を用
いた液晶表示パネルが普及してきており、携帯電話、電
子手帳、携帯用コンピュ−タ等の、小型で持ち歩く機器
に使用する液晶表示パネルはガラス基板から徐々にプラ
スチック基板へと変更されている。
から、平坦性、耐熱性に優れたガラス基板が用いられて
きたが、軽薄短小の時代的要請や表示の二重像解消の目
的から薄板化が望まれている。しかしながら、特に、大
板化傾向にある液晶表示素子の製造工程においては、破
損等の取り扱い性の面からガラス基板の薄板化に限度が
あり、量産のレベルでは0.5mm程度の薄板が限界と
なっている。そこで、ガラス基板にかわり、軽量化、薄
型化あるいは破損性の面で有利なプラスチック基板を用
いた液晶表示パネルが普及してきており、携帯電話、電
子手帳、携帯用コンピュ−タ等の、小型で持ち歩く機器
に使用する液晶表示パネルはガラス基板から徐々にプラ
スチック基板へと変更されている。
【0003】プラスチック液晶表示装置は、表示素子の
基板となるプラスチックフィルム単体をシ−ト状で流動
するか、あるいはロ−ル状で連続的に流動して製造して
いる。この製造工程において、レジストコ−トのパタ−
ン露光工程では、基板の平坦性が要求され、さらに配向
膜形成、ラビング工程では配向膜上に溝を形成するため
に基板を強固に固定することが要求される。しかしなが
ら、可撓性を有するプラスチック基板では、ガラスのよ
うに平面性がなく、材質あるいは厚みによって変形しや
すいため、液晶表示素子の製造工程に流動させることが
非常に困難であった。かくして、プラスチック基板を用
いた液晶表示用パネルの製造では、従来のガラス基板の
製造ラインを流用することができず、新規にプラスチッ
ク基板用の製造ラインを構築する必要があった。
基板となるプラスチックフィルム単体をシ−ト状で流動
するか、あるいはロ−ル状で連続的に流動して製造して
いる。この製造工程において、レジストコ−トのパタ−
ン露光工程では、基板の平坦性が要求され、さらに配向
膜形成、ラビング工程では配向膜上に溝を形成するため
に基板を強固に固定することが要求される。しかしなが
ら、可撓性を有するプラスチック基板では、ガラスのよ
うに平面性がなく、材質あるいは厚みによって変形しや
すいため、液晶表示素子の製造工程に流動させることが
非常に困難であった。かくして、プラスチック基板を用
いた液晶表示用パネルの製造では、従来のガラス基板の
製造ラインを流用することができず、新規にプラスチッ
ク基板用の製造ラインを構築する必要があった。
【0004】ガラス基板の製造ラインを流用してプラス
チック液晶表示装置を製造する試みとして、特開平7−
325297号公報に、プラスチック液晶表示素子用電
極基板/紫外線硬化型粘着剤層/支持体(ガラス)から
なる構成(以下、従来構成1)が開示されている。また
同公報および特開平9−105896号公報、特開20
00−73027号公報には、プラスチック液晶表示素
子用電極基板/紫外線硬化型粘着剤層/プラスチックフ
ィルム/接着剤層/支持体(ガラス)からなる構成(以
下、従来構成2)が開示されている。
チック液晶表示装置を製造する試みとして、特開平7−
325297号公報に、プラスチック液晶表示素子用電
極基板/紫外線硬化型粘着剤層/支持体(ガラス)から
なる構成(以下、従来構成1)が開示されている。また
同公報および特開平9−105896号公報、特開20
00−73027号公報には、プラスチック液晶表示素
子用電極基板/紫外線硬化型粘着剤層/プラスチックフ
ィルム/接着剤層/支持体(ガラス)からなる構成(以
下、従来構成2)が開示されている。
【0005】従来構成1の紫外線硬化型粘着剤層は単一
の層からなり、フォトレジスト工程のみでなく、有機物
洗浄工程等の紫外線照射により粘着剤の三次元架橋が進
行するため粘着力が軽減し、液晶表示素子製造工程を安
定して流動させることに於ける信頼性が十分なものでは
なかった。また、従来構成2の紫外線硬化型粘着剤層お
よび接着剤層はプラスチックフィルムを介しているた
め、該プラスチックフィルムと粘着剤の熱収縮の違いに
よりプラスチックフィルム−粘着剤層に浮き等が発生
し、やはり、従来構成1と同様に信頼性に欠けるもので
あった。
の層からなり、フォトレジスト工程のみでなく、有機物
洗浄工程等の紫外線照射により粘着剤の三次元架橋が進
行するため粘着力が軽減し、液晶表示素子製造工程を安
定して流動させることに於ける信頼性が十分なものでは
なかった。また、従来構成2の紫外線硬化型粘着剤層お
よび接着剤層はプラスチックフィルムを介しているた
め、該プラスチックフィルムと粘着剤の熱収縮の違いに
よりプラスチックフィルム−粘着剤層に浮き等が発生
し、やはり、従来構成1と同様に信頼性に欠けるもので
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、液晶表示素
子用基板を平坦性を有する搬送用基板に貼着することが
でき、従来のガラス基板を用いた液晶表示素子製造装置
や工程がそのまま利用でき、レジスト形成工程、エッチ
ング工程、洗浄工程、配向膜印刷工程等の処理後に、該
液晶表示素子用基板の取り外しがきわめて容易となるよ
うなシート状粘着剤積層体を提供することを目的とす
る。本発明は、又、このシート状粘着剤積層体の効率的
な製造方法を提供することを目的とする。
子用基板を平坦性を有する搬送用基板に貼着することが
でき、従来のガラス基板を用いた液晶表示素子製造装置
や工程がそのまま利用でき、レジスト形成工程、エッチ
ング工程、洗浄工程、配向膜印刷工程等の処理後に、該
液晶表示素子用基板の取り外しがきわめて容易となるよ
うなシート状粘着剤積層体を提供することを目的とす
る。本発明は、又、このシート状粘着剤積層体の効率的
な製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、層1および層
2が特定の平均分子量と多分散度とを有するアクリル系
粘着剤を主成分とし、かつ層1が活性エネルギ−線硬化
型である多層シート状粘着剤積層体を用いると、上記課
題を解決できるとの知見によりなされたのである。すな
わち、本発明は、液晶表示素子用基板を搬送用基板に貼
り合わせるためのシート状粘着剤積層体であって、液晶
表示素子用基板に接着するためのシート状粘着剤層1と
搬送用基板に接着するためのシート状粘着剤層2とが積
層されてなり、層1および層2の主成分が、重量平均分
子量が60万以上で、かつ多分散度が5以下のアクリル
系粘着剤であり、かつ層1が活性エネルギ−線硬化型粘
着剤であることを特徴とする上記シート状粘着剤積層体
を提供する。本発明は、又、剥離シート上に、主成分
が、重量平均分子量が60万以上で、かつ多分散度が5
以下であるアクリル系の活性エネルギ−線硬化型粘着剤
の層1を施し、別の剥離シート上に、主成分が、重量平
均分子量が60万以上で、かつ多分散度が5以下である
アクリル系の活性エネルギ−線非硬化型粘着剤の層2を
施した後、層1と層2とを重ねて両者を接着させた後、
剥離シートを剥離することを特徴とする上記粘着剤積層
体の製造方法を提供する。
2が特定の平均分子量と多分散度とを有するアクリル系
粘着剤を主成分とし、かつ層1が活性エネルギ−線硬化
型である多層シート状粘着剤積層体を用いると、上記課
題を解決できるとの知見によりなされたのである。すな
わち、本発明は、液晶表示素子用基板を搬送用基板に貼
り合わせるためのシート状粘着剤積層体であって、液晶
表示素子用基板に接着するためのシート状粘着剤層1と
搬送用基板に接着するためのシート状粘着剤層2とが積
層されてなり、層1および層2の主成分が、重量平均分
子量が60万以上で、かつ多分散度が5以下のアクリル
系粘着剤であり、かつ層1が活性エネルギ−線硬化型粘
着剤であることを特徴とする上記シート状粘着剤積層体
を提供する。本発明は、又、剥離シート上に、主成分
が、重量平均分子量が60万以上で、かつ多分散度が5
以下であるアクリル系の活性エネルギ−線硬化型粘着剤
の層1を施し、別の剥離シート上に、主成分が、重量平
均分子量が60万以上で、かつ多分散度が5以下である
アクリル系の活性エネルギ−線非硬化型粘着剤の層2を
施した後、層1と層2とを重ねて両者を接着させた後、
剥離シートを剥離することを特徴とする上記粘着剤積層
体の製造方法を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に関わる積層シート状粘着
剤層は、層1と層2が互いに接した基材レスの形態であ
り、既存のガラス基板を用いた液晶表示素子製造工程が
利用できることを特徴とする。本発明の活性エネルギ−
線硬化型粘着剤からなる層1については、主波長が30
0nm以下(好ましくは230nm以上、より好ましく
は、230〜270nm)の活性エネルギ−線照射によ
る有機物洗浄工程では極端な粘着力の低下がなく、高圧
水銀灯等での活性エネルギ−線を照射することにより、
粘着剤を3次元架橋させ粘着力を低下させることが可能
な波長選択性を有することを特徴とする。さらに、レジ
スト形成工程、エッチング工程、配向膜印刷工程等の処
理工程を流動させても極端な粘着力低下、発泡、剥がれ
のないことを特徴とする。
剤層は、層1と層2が互いに接した基材レスの形態であ
り、既存のガラス基板を用いた液晶表示素子製造工程が
利用できることを特徴とする。本発明の活性エネルギ−
線硬化型粘着剤からなる層1については、主波長が30
0nm以下(好ましくは230nm以上、より好ましく
は、230〜270nm)の活性エネルギ−線照射によ
る有機物洗浄工程では極端な粘着力の低下がなく、高圧
水銀灯等での活性エネルギ−線を照射することにより、
粘着剤を3次元架橋させ粘着力を低下させることが可能
な波長選択性を有することを特徴とする。さらに、レジ
スト形成工程、エッチング工程、配向膜印刷工程等の処
理工程を流動させても極端な粘着力低下、発泡、剥がれ
のないことを特徴とする。
【0009】層1の主成分としては、アクリル系粘着剤
を使用する。アクリル系粘着剤は、その重量平均分子量
が60万以上(好ましくは120万以下、より好ましく
は、70万〜120万)でかつ多分散度が5以下(好ま
しくは3.5以上、より好ましくは、3.5〜4.5)の
ものを使用する。本発明においてこのような平均分子量
で多分散度のものを用いると、液晶素子製造中の加熱工
程に於いて、粘着剤層と貼着された表示素子用のプラス
チック基板または薄板ガラス基板や搬送用基板との間
に、発泡による空隙、浮き、剥がれ等の発生を良好に防
止して平坦性を担保でき、更にはプラスチック基板側に
糊残りもなく、工程安定上及び製品品質上好ましい結果
をもたらす。活性エネルギ−線硬化型モノマ−あるいは
オリゴマ−については、2個以上の重合性官能基を有す
るアクリレ−トモノマ−を使用する。多官能アクリレ−
トモノマ−には特に制限はなく、例えば、トリメチロ−
ルプロパントリアクリレ−ト、ペンタエリスリト−ルト
リアクリレ−ト、ペンタエリスリト−ルテトラアクリレ
−ト、ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト、多
官能エポキシアクリレ−ト、多官能ウレタンアクリレ−
ト、多官能ポリエステルアクリレ−ト等が挙げられる。
を使用する。アクリル系粘着剤は、その重量平均分子量
が60万以上(好ましくは120万以下、より好ましく
は、70万〜120万)でかつ多分散度が5以下(好ま
しくは3.5以上、より好ましくは、3.5〜4.5)の
ものを使用する。本発明においてこのような平均分子量
で多分散度のものを用いると、液晶素子製造中の加熱工
程に於いて、粘着剤層と貼着された表示素子用のプラス
チック基板または薄板ガラス基板や搬送用基板との間
に、発泡による空隙、浮き、剥がれ等の発生を良好に防
止して平坦性を担保でき、更にはプラスチック基板側に
糊残りもなく、工程安定上及び製品品質上好ましい結果
をもたらす。活性エネルギ−線硬化型モノマ−あるいは
オリゴマ−については、2個以上の重合性官能基を有す
るアクリレ−トモノマ−を使用する。多官能アクリレ−
トモノマ−には特に制限はなく、例えば、トリメチロ−
ルプロパントリアクリレ−ト、ペンタエリスリト−ルト
リアクリレ−ト、ペンタエリスリト−ルテトラアクリレ
−ト、ジペンタエリスリト−ルヘキサアクリレ−ト、多
官能エポキシアクリレ−ト、多官能ウレタンアクリレ−
ト、多官能ポリエステルアクリレ−ト等が挙げられる。
【0010】光重合開始剤については特に制限はなく、
例えばベンゾインエ−テル、α,α−ジメトキシ−α−
フェニルアセトフェノン、α,α−ジエトキシアセトフ
ェノン、1−フェニル−1−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトン、ベンジルジケチルケタ−ル、アシルホスフ
ィンオキサイド、グリオキシエステル等が挙げられる。
層1に波長選択性を与えるに紫外線吸収剤を使用するの
がよい。紫外線吸収剤としては300nm以下の波長吸
収を有するものが好ましく、例えば2,4−tert−
ブチル−3,5−tert−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンゾエ−ト、オクタベンゾン、2−(4,6−ジフェニ
ル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−(ヘキ
シルオキシ)−フェノ−ル等が挙げられる。これらの紫
外線吸収剤は、粘着剤中に5〜20質量%含有させるの
がよい。
例えばベンゾインエ−テル、α,α−ジメトキシ−α−
フェニルアセトフェノン、α,α−ジエトキシアセトフ
ェノン、1−フェニル−1−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェ
ニルケトン、ベンジルジケチルケタ−ル、アシルホスフ
ィンオキサイド、グリオキシエステル等が挙げられる。
層1に波長選択性を与えるに紫外線吸収剤を使用するの
がよい。紫外線吸収剤としては300nm以下の波長吸
収を有するものが好ましく、例えば2,4−tert−
ブチル−3,5−tert−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンゾエ−ト、オクタベンゾン、2−(4,6−ジフェニ
ル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−(ヘキ
シルオキシ)−フェノ−ル等が挙げられる。これらの紫
外線吸収剤は、粘着剤中に5〜20質量%含有させるの
がよい。
【0011】また、層1には、必要に応じて光重合開始
助剤をさらに配合することが可能である。光重合開始助
剤としては、例えば、N−メチルジエタノ−ルアミン、
n−ブチルアミン、トリアタノ−ルアミン等を挙げるこ
とができる。光重合開始剤と300nm以下の吸収を有
する紫外線吸収剤を共用することにより、300nm以
下の紫外線が照射されてもラジカルの発生が少なく、活
性エネルギ−線硬化型粘着剤からなる層1の三次元架橋
が抑えられる。一方、主波長が300nmより大きな紫
外線が照射された場合はラジカルが多く発生し、活性エ
ネルギ−線硬化型粘着剤が三次元架橋し、粘着力が著し
く低下する。本発明において層1の厚みは任意とするこ
とができるが、10〜30μmとするのが好ましい。
助剤をさらに配合することが可能である。光重合開始助
剤としては、例えば、N−メチルジエタノ−ルアミン、
n−ブチルアミン、トリアタノ−ルアミン等を挙げるこ
とができる。光重合開始剤と300nm以下の吸収を有
する紫外線吸収剤を共用することにより、300nm以
下の紫外線が照射されてもラジカルの発生が少なく、活
性エネルギ−線硬化型粘着剤からなる層1の三次元架橋
が抑えられる。一方、主波長が300nmより大きな紫
外線が照射された場合はラジカルが多く発生し、活性エ
ネルギ−線硬化型粘着剤が三次元架橋し、粘着力が著し
く低下する。本発明において層1の厚みは任意とするこ
とができるが、10〜30μmとするのが好ましい。
【0012】本発明に使用する平坦性を有する搬送基板
用粘着剤層2の主成分としては、アクリル系粘着剤を使
用する。アクリル系粘着剤は、その重量平均分子量が6
0万以上(好ましくは120万以下、より好ましくは、
70万〜120万)でかつ多分散度が5以下(好ましく
は3.5以上、より好ましくは、3.5〜4.5)のもの
を使用する。層2は、活性エネルギ−線非硬化型である
のが好ましく、活性エネルギ−線照射により、粘着力の
低下、発泡、剥がれがないのが好ましい。本発明におい
て層2の厚みは任意とすることができるが、10〜30
μmとするのが好ましい。又、層1及び層2で用いる粘
着剤としては、乾燥後の積層シート状粘着剤層中の溶剤
成分が0.5%以下であるのが好ましい。このようなも
のを用いると、貼着された表示素子用のプラスチック基
板または薄板ガラス基板や搬送用基板との間における発
泡による空隙の発生を一層良好に防止でき、好ましい結
果をもたらす。
用粘着剤層2の主成分としては、アクリル系粘着剤を使
用する。アクリル系粘着剤は、その重量平均分子量が6
0万以上(好ましくは120万以下、より好ましくは、
70万〜120万)でかつ多分散度が5以下(好ましく
は3.5以上、より好ましくは、3.5〜4.5)のもの
を使用する。層2は、活性エネルギ−線非硬化型である
のが好ましく、活性エネルギ−線照射により、粘着力の
低下、発泡、剥がれがないのが好ましい。本発明におい
て層2の厚みは任意とすることができるが、10〜30
μmとするのが好ましい。又、層1及び層2で用いる粘
着剤としては、乾燥後の積層シート状粘着剤層中の溶剤
成分が0.5%以下であるのが好ましい。このようなも
のを用いると、貼着された表示素子用のプラスチック基
板または薄板ガラス基板や搬送用基板との間における発
泡による空隙の発生を一層良好に防止でき、好ましい結
果をもたらす。
【0013】本発明の液晶表示素子製造工程用シート状
粘着剤積層体は、上記積層構造を有する限り任意の方法
で製造することができるが、次の方法で製造するのが好
ましい。先ず、剥離シート(保護フィルム)上に、主成
分が、重量平均分子量が60万以上で、かつ多分散度が
5以下であるアクリル系の活性エネルギ−線硬化型粘着
剤の層1を施し、乾燥させる。一方、別の剥離シート上
に、主成分が、重量平均分子量が60万以上で、かつ多
分散度が5以下であるアクリル系の活性エネルギ−線非
硬化型粘着剤の層2を施し、乾燥させる。乾燥後、層1
と層2とを重ねて両者を接着させた後、剥離シートを剥
離する。尚、剥離シートを剥離せず、剥離シートで層1
と層2が覆われた形態にしておき、使用直前に剥離シー
トを剥すのが好ましい。
粘着剤積層体は、上記積層構造を有する限り任意の方法
で製造することができるが、次の方法で製造するのが好
ましい。先ず、剥離シート(保護フィルム)上に、主成
分が、重量平均分子量が60万以上で、かつ多分散度が
5以下であるアクリル系の活性エネルギ−線硬化型粘着
剤の層1を施し、乾燥させる。一方、別の剥離シート上
に、主成分が、重量平均分子量が60万以上で、かつ多
分散度が5以下であるアクリル系の活性エネルギ−線非
硬化型粘着剤の層2を施し、乾燥させる。乾燥後、層1
と層2とを重ねて両者を接着させた後、剥離シートを剥
離する。尚、剥離シートを剥離せず、剥離シートで層1
と層2が覆われた形態にしておき、使用直前に剥離シー
トを剥すのが好ましい。
【0014】本発明のシート状粘着剤積層体の使用方法
は、活性エネルギ−線硬化型粘着剤からなる層1側の剥
離性の保護フィルムを除去し、プラスチック基板または
厚さ0.5mm以下のガラス基板の透明電極非設置側に
貼着する。次に、搬送基板用粘着剤からなる層2側の剥
離性の保護フィルムを剥離除去し、平坦性を有する搬送
用基板に貼着する。このようにして得られた積層体を液
晶表示素子製造工程に流動させて各種処理を行う。
は、活性エネルギ−線硬化型粘着剤からなる層1側の剥
離性の保護フィルムを除去し、プラスチック基板または
厚さ0.5mm以下のガラス基板の透明電極非設置側に
貼着する。次に、搬送基板用粘着剤からなる層2側の剥
離性の保護フィルムを剥離除去し、平坦性を有する搬送
用基板に貼着する。このようにして得られた積層体を液
晶表示素子製造工程に流動させて各種処理を行う。
【0015】処理終了後は、当該積層体に高圧水銀灯に
より活性エネルギ−線を照射し、層1の粘着力を軽減し
て、平坦性を有する搬送用基板から剥離することで、従
来のガラス基板を用いた液晶表示素子製造装置や工程を
利用して、プラスチック液晶表示素子あるいは薄板ガラ
ス液晶表示素子を製造することができる。特に、レジス
ト形成工程、主波長が300nm以下の活性エネルギ−
線照射による有機物洗浄、エッチング工程、洗浄工程、
配向膜印刷工程等の液晶表示素子製造工程において、本
発明の粘着性剤積層体は、極端な粘着力の低下、発泡、
剥がれがなく、高圧水銀灯等による主波長が300nm
以上の活性エネルギ−線照射において、顕著に粘着力が
軽減する波長選択性を有するので好ましい。
より活性エネルギ−線を照射し、層1の粘着力を軽減し
て、平坦性を有する搬送用基板から剥離することで、従
来のガラス基板を用いた液晶表示素子製造装置や工程を
利用して、プラスチック液晶表示素子あるいは薄板ガラ
ス液晶表示素子を製造することができる。特に、レジス
ト形成工程、主波長が300nm以下の活性エネルギ−
線照射による有機物洗浄、エッチング工程、洗浄工程、
配向膜印刷工程等の液晶表示素子製造工程において、本
発明の粘着性剤積層体は、極端な粘着力の低下、発泡、
剥がれがなく、高圧水銀灯等による主波長が300nm
以上の活性エネルギ−線照射において、顕著に粘着力が
軽減する波長選択性を有するので好ましい。
【0016】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら制限
されるものではない。 実施例1 アクリル系ポリマ−の調製のため、攪拌機、還流冷却
管、温度計、滴下ロ−トおよび窒素ガス導入口を備えた
五つ口フラスコに、n−ブチルアクリレート95重量部、
アクリル酸5重量部、連鎖移動剤としてn−ドデシルメ
ルカプタン0.02重量部、溶剤として酢酸エチル10
0重量部を、合計重量が1kgとなるようにそれぞれ所
定部数づつ仕込み、攪拌・溶解した後窒素ガスで約30
分間置換してモノマー溶液中に溶存する酸素を除去し
た。その後40℃に昇温した後熱重合開始剤として過酸
化ベンゾイル0.05重量部を酢酸エチルに希釈し滴下
ロートにより滴下した。開始剤投入後70℃に昇温し1
2時間保持してアクリル系ポリマーを得た。上記アクリ
ル系ポリマーの重量平均分子量と多分散度(重量平均分
子量/数平均分子量で定義)を、ゲルクロマトグラフィ
ーを用いて、標準ポリスチレンを基準とし、テトラヒド
ロフランを分離剤とし、検出器はRIを使用して測定し
たところ、重量平均分子量は100万、多分散度は4.
0であった。
に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら制限
されるものではない。 実施例1 アクリル系ポリマ−の調製のため、攪拌機、還流冷却
管、温度計、滴下ロ−トおよび窒素ガス導入口を備えた
五つ口フラスコに、n−ブチルアクリレート95重量部、
アクリル酸5重量部、連鎖移動剤としてn−ドデシルメ
ルカプタン0.02重量部、溶剤として酢酸エチル10
0重量部を、合計重量が1kgとなるようにそれぞれ所
定部数づつ仕込み、攪拌・溶解した後窒素ガスで約30
分間置換してモノマー溶液中に溶存する酸素を除去し
た。その後40℃に昇温した後熱重合開始剤として過酸
化ベンゾイル0.05重量部を酢酸エチルに希釈し滴下
ロートにより滴下した。開始剤投入後70℃に昇温し1
2時間保持してアクリル系ポリマーを得た。上記アクリ
ル系ポリマーの重量平均分子量と多分散度(重量平均分
子量/数平均分子量で定義)を、ゲルクロマトグラフィ
ーを用いて、標準ポリスチレンを基準とし、テトラヒド
ロフランを分離剤とし、検出器はRIを使用して測定し
たところ、重量平均分子量は100万、多分散度は4.
0であった。
【0017】次に、活性エネルギー線硬化型粘着剤の調
製のため、上記アクリル系ポリマーを固形分が40質量
%となるように酢酸エチルで希釈した。希釈後、アクリ
ル系ポリマー溶液100重量部、ジペンタエリスリトー
ルヘキサアクリレート(共栄社化学株式会社、ライトア
クリレートDPE−6A)40重量部、光重合開始剤
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ株式会社、ダロキ
ュア1173)3重量部、紫外線吸収剤(チバ・スペシ
ャルティ・ケミカルズ株式会社、CHMASSORB8
1 0.3重量部)、ポリイソシアネート(日本ポリウ
レタン工業株式会社、コロネートL)1重量部を混合し
て、活性エネルギー線硬化型粘着剤を得た。また、希釈
後の上記アクリル系ポリマー溶液100重量部にポリイ
ソシアネート(日本ポリウレタン工業株式会社、コロネ
ートL)1重量部を混合して平坦性を有する搬送基板用
粘着剤を得た。
製のため、上記アクリル系ポリマーを固形分が40質量
%となるように酢酸エチルで希釈した。希釈後、アクリ
ル系ポリマー溶液100重量部、ジペンタエリスリトー
ルヘキサアクリレート(共栄社化学株式会社、ライトア
クリレートDPE−6A)40重量部、光重合開始剤
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ株式会社、ダロキ
ュア1173)3重量部、紫外線吸収剤(チバ・スペシ
ャルティ・ケミカルズ株式会社、CHMASSORB8
1 0.3重量部)、ポリイソシアネート(日本ポリウ
レタン工業株式会社、コロネートL)1重量部を混合し
て、活性エネルギー線硬化型粘着剤を得た。また、希釈
後の上記アクリル系ポリマー溶液100重量部にポリイ
ソシアネート(日本ポリウレタン工業株式会社、コロネ
ートL)1重量部を混合して平坦性を有する搬送基板用
粘着剤を得た。
【0018】活性エネルギー線硬化型粘着剤を、シリコ
ンで表面処理された厚さ38μmの剥離性保護フィルム
としてのポリエステルフィルムに、アプリケーターを用
いて乾燥後の厚さが20μmとなるように塗布し、45
℃の恒温槽に3日間放置して活性エネルギー線硬化型粘
着剤からなる本発明の層1を得た。又、平坦性を有する
搬送基板用粘着剤を、シリコンで表面処理された厚さ3
8μmの剥離性保護フィルムとしてのポリエステルフィ
ルムに、アプリケーターを用いて乾燥後の膜厚が20μ
mとなるように塗布し、45℃の恒温槽に3日間放置し
本発明の層2を得た後、上記層1に貼着し本発明のシー
ト状粘着剤積層体を得た。シート状粘着剤積層体中に残
存する溶剤成分は0.3%であった。
ンで表面処理された厚さ38μmの剥離性保護フィルム
としてのポリエステルフィルムに、アプリケーターを用
いて乾燥後の厚さが20μmとなるように塗布し、45
℃の恒温槽に3日間放置して活性エネルギー線硬化型粘
着剤からなる本発明の層1を得た。又、平坦性を有する
搬送基板用粘着剤を、シリコンで表面処理された厚さ3
8μmの剥離性保護フィルムとしてのポリエステルフィ
ルムに、アプリケーターを用いて乾燥後の膜厚が20μ
mとなるように塗布し、45℃の恒温槽に3日間放置し
本発明の層2を得た後、上記層1に貼着し本発明のシー
ト状粘着剤積層体を得た。シート状粘着剤積層体中に残
存する溶剤成分は0.3%であった。
【0019】実施例2 連鎖移動剤を0.04部用いること以外は実施例1と同
様にして本発明の粘着剤層を有するシート状粘着剤積層
体を得た。シート状粘着剤積層体中に残存する溶剤成分
は0.5%であった。アクリル系ポリマーの重量平均分
子量は75万、多分散度は3.5であった。
様にして本発明の粘着剤層を有するシート状粘着剤積層
体を得た。シート状粘着剤積層体中に残存する溶剤成分
は0.5%であった。アクリル系ポリマーの重量平均分
子量は75万、多分散度は3.5であった。
【0020】比較例1 連鎖移動剤を0.1部、熱重合開始剤を0.1部、溶剤
として酢酸エチル80部/トルエン20部用いること以
外は実施例1と同様にして粘着剤層を有するシート状粘
着剤積層体を得た。シート状粘着剤積層体中に残存する
溶剤成分は0.8%であった。アクリル系ポリマーの重
量平均分子量は35万、多分散度は4.0であった。
として酢酸エチル80部/トルエン20部用いること以
外は実施例1と同様にして粘着剤層を有するシート状粘
着剤積層体を得た。シート状粘着剤積層体中に残存する
溶剤成分は0.8%であった。アクリル系ポリマーの重
量平均分子量は35万、多分散度は4.0であった。
【0021】比較例2 連鎖移動剤を使用せず、熱重合開始剤を0.1部、溶剤
として酢酸エチル80部/トルエン20部用いること以
外、及び紫外線吸収剤を含まない活性エネルギー線硬化
型粘着剤を用いること以外は実施例1と同様にして粘着
剤層を有するシート状粘着剤積層体を得た。シート状粘
着剤積層体中に残存する溶剤成分は1.8%であった。
アクリル系ポリマーの重量平均分子量の重量平均分子量
は60万、多分散度は7.0であった。
として酢酸エチル80部/トルエン20部用いること以
外、及び紫外線吸収剤を含まない活性エネルギー線硬化
型粘着剤を用いること以外は実施例1と同様にして粘着
剤層を有するシート状粘着剤積層体を得た。シート状粘
着剤積層体中に残存する溶剤成分は1.8%であった。
アクリル系ポリマーの重量平均分子量の重量平均分子量
は60万、多分散度は7.0であった。
【0022】評価 65mm×150mmの大きさに裁断されたシート状粘
着剤積層体の平坦性を有する搬送基板用粘着剤側のポリ
エステルフィルムを剥離し、搬送基板として厚さ1.1
mmで大きさ65mm×150mmのガラス板に気泡が
混入しないようにラミネーターで貼り合わせた。さら
に、活性エネルギー線硬化型粘着剤側のポリエステルフ
ィルムを剥離し、ポリカーボネート製のプラスチック基
板を気泡が混入しないようにラミネーターで貼り合わせ
た。このようにしてプラスチック基板−活性エネルギー
線硬化型粘着剤−平坦性を有する搬送基板用粘着剤−ガ
ラスからなる液晶表示素子製造工程用積層体の試験片を
得た。
着剤積層体の平坦性を有する搬送基板用粘着剤側のポリ
エステルフィルムを剥離し、搬送基板として厚さ1.1
mmで大きさ65mm×150mmのガラス板に気泡が
混入しないようにラミネーターで貼り合わせた。さら
に、活性エネルギー線硬化型粘着剤側のポリエステルフ
ィルムを剥離し、ポリカーボネート製のプラスチック基
板を気泡が混入しないようにラミネーターで貼り合わせ
た。このようにしてプラスチック基板−活性エネルギー
線硬化型粘着剤−平坦性を有する搬送基板用粘着剤−ガ
ラスからなる液晶表示素子製造工程用積層体の試験片を
得た。
【0023】この試験片に、層1側から主波長が254
nmの紫外線を300mJ照射した後、130℃で2時
間の熱処理を行い外観を評価した。さらに、高圧水銀灯
により主波長が365nmの紫外線を層1側から100
0mJ照射した後に、プラスチック基板の剥離強度を測
定し、剥離後のプラスチック基板側の糊残りを評価し
た。剥離強度の測定は90度剥離プラスチック基板折り
返し、300mm/分で行った。評価結果をまとめて表
1に示す。
nmの紫外線を300mJ照射した後、130℃で2時
間の熱処理を行い外観を評価した。さらに、高圧水銀灯
により主波長が365nmの紫外線を層1側から100
0mJ照射した後に、プラスチック基板の剥離強度を測
定し、剥離後のプラスチック基板側の糊残りを評価し
た。剥離強度の測定は90度剥離プラスチック基板折り
返し、300mm/分で行った。評価結果をまとめて表
1に示す。
【0024】
【表1】 表1
【0025】また、実施例1と同様の手順で作製した搬
送基板用粘着剤(接着剤層2)を、25μmのポリエス
テルフィルムに、乾燥後の膜厚が20μmとなるよう
に、アプリケーターを用いて塗布し、45℃の恒温槽に
3日間放置した後、厚さ1.1mmのガラス板に気泡が
混入しないようにラミネーターで貼り合わせ、上記試験
片の場合と同様に紫外線照射した結果、254nmの紫
外線照射後と、更に365nmの紫外線を照射した後と
のポリエステルフィルムの剥離強度には実質的な差が認
められなかった。
送基板用粘着剤(接着剤層2)を、25μmのポリエス
テルフィルムに、乾燥後の膜厚が20μmとなるよう
に、アプリケーターを用いて塗布し、45℃の恒温槽に
3日間放置した後、厚さ1.1mmのガラス板に気泡が
混入しないようにラミネーターで貼り合わせ、上記試験
片の場合と同様に紫外線照射した結果、254nmの紫
外線照射後と、更に365nmの紫外線を照射した後と
のポリエステルフィルムの剥離強度には実質的な差が認
められなかった。
【発明の効果】本発明の液晶表示素子製造工程用シート
状粘着剤積層体を使用することにより、平坦性の維持が
困難で変形しやすいプラスチック基板あるいは破損しや
すく取り扱いが困難な厚さ0.5mm以下の薄板ガラス
基板を用いた液晶表示素子の製造が容易にできるように
なり、さらに既存のガラス基板を用いた液晶表示素子製
造工程に流動させて液晶表示素子を製造することができ
る。
状粘着剤積層体を使用することにより、平坦性の維持が
困難で変形しやすいプラスチック基板あるいは破損しや
すく取り扱いが困難な厚さ0.5mm以下の薄板ガラス
基板を用いた液晶表示素子の製造が容易にできるように
なり、さらに既存のガラス基板を用いた液晶表示素子製
造工程に流動させて液晶表示素子を製造することができ
る。
【0026】そして、製造工程を流動している間は、粘
着力低下、発泡、剥がれがないが、製造工程を流動させ
た後に高圧水銀灯等を照射することで粘着力が軽減する
ので、プラスチック基板または厚さ0.5mm以下の薄
板ガラス基板を積層シート状粘着剤層から極めて容易に
取り外すことが可能となる。
着力低下、発泡、剥がれがないが、製造工程を流動させ
た後に高圧水銀灯等を照射することで粘着力が軽減する
ので、プラスチック基板または厚さ0.5mm以下の薄
板ガラス基板を積層シート状粘着剤層から極めて容易に
取り外すことが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 FA10 FA17 FA18 HA04 MA16 4J004 AA10 AB01 AB07 BA03 FA08 GA01
Claims (6)
- 【請求項1】 液晶表示素子用基板を搬送用基板に貼り
合わせるためのシート状粘着剤積層体であって、液晶表
示素子用基板に接着するためのシート状粘着剤層1と搬
送用基板に接着するためのシート状粘着剤層2とが積層
されてなり、層1および層2の主成分が、重量平均分子
量が60万以上で、かつ多分散度が5以下のアクリル系
粘着剤であり、かつ層1が活性エネルギ−線硬化型粘着
剤であることを特徴とする上記シート状粘着剤積層体。 - 【請求項2】 層1が、主波長が300nm以下の波長
の活性エネルギ−線照射に対しては、粘着力低下、発
泡、剥がれがなく、主波長が300nmより大きな波長
の活性エネルギ−線照射に対しては、粘着力が軽減する
ような波長選択性を有する請求項1に記載の粘着剤積層
体。 - 【請求項3】 層1が、吸収波長が300nm以下であ
る紫外線吸収剤を含有する請求項1又は2に記載の粘着
剤積層体。 - 【請求項4】 層2が、活性エネルギ−線照射により、
粘着力の低下、発泡、剥がれがない請求項1〜3のいず
れか1項記載の粘着剤積層体。 - 【請求項5】 層1及び層2の外側に剥離シートが設け
られている請求項1〜4のいずれか1項記載の粘着剤積
層体。 - 【請求項6】 剥離シート上に、主成分が、重量平均分
子量が60万以上で、かつ多分散度が5以下であるアク
リル系の活性エネルギ−線硬化型粘着剤の層1を施し、
別の剥離シート上に、主成分が、重量平均分子量が60
万以上で、かつ多分散度が5以下であるアクリル系の活
性エネルギ−線非硬化型粘着剤の層2を施した後、層1
と層2とを重ねて両者を接着させた後、剥離シートを剥
離することを特徴とする請求項1記載の粘着剤積層体の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000314642A JP2002121502A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 液晶表示素子製造工程用シート状粘着剤積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000314642A JP2002121502A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 液晶表示素子製造工程用シート状粘着剤積層体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002121502A true JP2002121502A (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=18793853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000314642A Pending JP2002121502A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 液晶表示素子製造工程用シート状粘着剤積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002121502A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006129766A1 (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-07 | Toppan Printing Co., Ltd. | 電磁波遮蔽積層体およびその製造方法。 |
| WO2013094542A1 (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | 日東電工株式会社 | 透明導電フィルム用キャリアフィルム及び積層体 |
| JP2014001366A (ja) * | 2011-12-19 | 2014-01-09 | Nitto Denko Corp | 透明導電フィルム用キャリアフィルム及び積層体 |
| WO2016041307A1 (zh) * | 2014-09-17 | 2016-03-24 | 京东方科技集团股份有限公司 | 基板贴合方法、触控基板、显示装置 |
| JP2020200387A (ja) * | 2019-06-10 | 2020-12-17 | リンテック株式会社 | 粘着シートおよび積層体 |
| JP2022156962A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | リンテック株式会社 | 粘着シートおよび積層体 |
| KR20230056711A (ko) * | 2020-08-28 | 2023-04-27 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 배향 액정 필름 및 그의 제조 방법, 및 화상 표시 장치 |
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| JPH09230138A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-05 | Sekisui Chem Co Ltd | 粘着型偏光板 |
| JPH09302321A (ja) * | 1996-05-14 | 1997-11-25 | Sekisui Chem Co Ltd | アクリル系粘着剤組成物 |
| JP2000234080A (ja) * | 1999-02-16 | 2000-08-29 | Seiko Epson Corp | 接着シート及び電気光学装置の製造方法 |
| JP2000248243A (ja) * | 1999-03-03 | 2000-09-12 | Seiko Epson Corp | 接着シート及び液晶パネルの製造方法 |
-
2000
- 2000-10-16 JP JP2000314642A patent/JP2002121502A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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| CN103998551A (zh) * | 2011-12-19 | 2014-08-20 | 日东电工株式会社 | 透明导电膜用承载膜和层叠体 |
| CN103998551B (zh) * | 2011-12-19 | 2016-12-28 | 日东电工株式会社 | 透明导电膜用承载膜和层叠体 |
| WO2016041307A1 (zh) * | 2014-09-17 | 2016-03-24 | 京东方科技集团股份有限公司 | 基板贴合方法、触控基板、显示装置 |
| JP2020200387A (ja) * | 2019-06-10 | 2020-12-17 | リンテック株式会社 | 粘着シートおよび積層体 |
| KR20230056711A (ko) * | 2020-08-28 | 2023-04-27 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 배향 액정 필름 및 그의 제조 방법, 및 화상 표시 장치 |
| KR102863475B1 (ko) | 2020-08-28 | 2025-09-24 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 배향 액정 필름 및 그의 제조 방법, 및 화상 표시 장치 |
| JP2022156962A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | リンテック株式会社 | 粘着シートおよび積層体 |
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