JP2002148363A - 時 計 - Google Patents

時 計

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JP2002148363A
JP2002148363A JP2001278662A JP2001278662A JP2002148363A JP 2002148363 A JP2002148363 A JP 2002148363A JP 2001278662 A JP2001278662 A JP 2001278662A JP 2001278662 A JP2001278662 A JP 2001278662A JP 2002148363 A JP2002148363 A JP 2002148363A
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wheel
mainspring
timepiece
train
pinion
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JP2001278662A
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Tatsuo Hara
辰男 原
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 偏心の影響を小さくして秒針の指示ズレをよ
り小さく抑えることができ、かつ時計全体を厚くせずに
持続時間を延ばすことが出来るゼンマイをエネルギー源
として輪列を駆動する時計の提供。 【解決手段】 ゼンマイのトルクを調速装置に伝達され
るように配置されている秒針が付く四番車8にカナと歯
車とを設け、歯車を五番第1中間車9と噛合させる。四
番車8の回転中心から五番第1中間車9との噛合部分ま
での径寸法を大きくする。また、四番車8をゼンマイ1
aと重ねずに配置し、その分ゼンマイ1aの幅を大きく
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゼンマイが開放す
る時の機械エネルギーを駆動源として動作する機械時計
に関する。また、ゼンマイの機械エネルギーの一部を電
気エネルギーに変換し、この電気エネルギーにより回転
制御手段を作動させて回転周期を制御する電子制御式機
械時計に関する。
【背景技術】図16に示すように、ゼンマイをエネルギ
ー源として輪列を駆動するとともに、輪列からの回転を
受けて回転する発電機に電力を生じさせ、この電力によ
り駆動される電子回路によって発電機の回転周期を制御
することで、輪列に制動をかけて調速するようにした電
子制御式機械時計が知られている。
【0002】この電子制御式機械時計において、ゼンマ
イ1aが収容される香箱車1の回転は、分針(図示略)
が取り付けられる二番車6に伝達された後、順次三番車
7、四番車8、五番車11、六番車12に伝達されて最
終的に発電機のロータ13に伝達される。そして、秒針
(図示略)の付く秒カナ車90は、三番車7とのみ噛み
合っており、香箱車1からロータ13までのトルク伝達
経路中からは外れた構成になっている。なお、三番車7
と秒カナ車90とのバックラッシによる秒針のフラツキ
を抑えるために、適宜な構造の秒規正バネを設けること
もある。
【0003】このような電子制御式機械時計では、ロー
タ13が安定して調速され、各番車6,7,8,11,
12や秒カナ車90が理想的な形状に設けられている場
合には、秒カナ車90すなわち秒針が1rpmの定速で
正確に運針する。
【0004】しかし、各番車6,7,8,11,12や
秒カナ車90にはバラツキがあり、特にピッチ円寸法の
小さい秒カナ車90がその回転軸に対して偏心している
と、秒カナ車90の回転速度が1rpmとはならず、秒
針の指示ズレが生じる。
【0005】これに対し、秒カナ車90のピッチ円寸法
を大きくすることも考えられるが、このような場合に
は、二番車6から四番車8までの増速比(一般的には増
速比60)を維持する必要から、秒カナ車90の歯形モ
ジュールを大きくし、これに伴って三番車7を大きくす
るか、または、二番車6と三番カナとの増速比を大きく
しなければならず、噛み合い効率を低下させてしまう。
【0006】なお、図15には、従来の電子制御式機械
時計での指針のズレをズレ角度として測定したグラフが
示されている。この時計では、三番車7が1周する間に
秒カナ車90が9周するように大きな増速比が設定され
ているため、秒カナ車90のピッチ円寸法が小さくなっ
て秒カナ車90に生じる偏心による影響度が大きくな
り、秒カナ車90が9周する間に、秒針における円周方
向での正規位置に対しての角度が−1.2°〜+4°内
で大きくずれることが確認されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子制御式
機械時計では、ゼンマイの機械エネルギーを駆動源にし
ているので、ゼンマイの幅(時計の厚さ方向の幅)が大
きいほど、時計の持続時間が延びて好都合である。
【0008】しかし、ゼンマイの幅を大きくすると、こ
れに伴って時計の厚みが増すため、薄型化を阻害すると
いう問題がある。
【0009】このような問題は、電子制御式機械時計に
限らず、ゼンマイで輪列を駆動する旧来の機械時計でも
同様に生じる。
【0010】本発明の目的は、秒針の指示ズレをより小
さく抑えることができ、かつ時計全体を厚くせずに持続
時間を延ばすことができる時計を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
時計は、ゼンマイをエネルギー源として輪列を駆動する
とともに、この輪列の回転を調速する調速装置を備えた
時計において、輪列を構成する番車のうちの秒針が取り
付けられる番車は、前記ゼンマイのトルクを前記調速装
置に伝達するように配置されているとともに、同一回転
軸に設けられたカナと歯車とを備え、かつ前記ゼンマイ
と平面的に重ならない位置に配置されていることを特徴
とするものである。
【0012】このような本発明においては、秒針が付く
番車にカナと歯車とを設けるため、ゼンマイ寄りの番車
と前記カナとを噛み合わせるとともに、前記歯車を次の
(調速装置寄りの)番車と噛み合わせることにより、ゼ
ンマイ側からの増速比を変更せずに、秒針が付く番車の
回転中心から次の番車との噛合部分までの径寸法を大き
できる。従って、秒針が付く番車に偏心が生じていて
も、回転中心側ではその偏心の影響が小さくなり、指示
ズレが小さく抑えられる。
【0013】また、秒針が取り付けられる番車をゼンマ
イと重ならないように配置するので、その分だけゼンマ
イの幅を大きくでき、時計全体を厚くしなくとも、ゼン
マイの保有トルクが大きくなって時計の持続時間が延び
る。
【0014】以上により、前記目的が達成される。
【0015】この際、前記調速装置は、前記輪列からの
回転力を受けた発電機により生じた電力により駆動され
る電子回路によって前記発電機の回転周期を制御するこ
とにより、輪列の回転を調速するように構成されていて
もよい。
【0016】調速装置としては、機械式時計のように脱
進機から構成してもよいが、本発明のように電子制御式
にすることにより、輪列の調速をより正確に行える。
【0017】さらに、前記秒針が取り付けられる番車と
前記ゼンマイが収容される香箱車の歯車とが平面的に重
なっていることが望ましい。
【0018】このような構成では、香箱車の歯車(香箱
歯車)の外径を大きく設定可能であるから、これと噛み
合う輪列側の番車との間での増速比がより大きくなる。
このため、輪列の定速回転時におけるゼンマイの解け方
がより遅くなり、時計の持続時間がさらに延びる。
【0019】本発明の請求項4に係る時計は、ゼンマイ
をエネルギー源として輪列を駆動するとともに、前記輪
列からの回転力を受けた発電機により生じた電力により
駆動される電子回路によって前記発電機の回転周期を制
御することで、輪列の回転を調速するようにした時計に
おいて、前記輪列を構成する番車のうちの秒針が取り付
けられる番車は、前記ゼンマイのトルクを前記発電機に
伝達するように配置されているとともに、同一回転軸に
設けられたカナと歯車とを備え、かつ前記輪列は、前記
発電機のコイルと平面的に重ならない位置に配置されて
いることを特徴とするものである。
【0020】このような本発明では、秒針が付く番車に
カナと歯車とを設けるので、前述と同様に指示ズレが小
さく抑えられる。
【0021】また、輪列をコイルと重ならないように配
置するため、その分だけコイルの径寸法が大きくなるよ
うに巻数を稼げるようになり、コイルの軸方向の長さ、
すなわち磁路長が短くなる。従って、コイルに磁界を生
じさせた際の渦電流損やヒステリシス損等の鉄損が減少
するので、時計が少ないゼンマイエネルギーで動作し、
時計の持続時間が延びる。
【0022】よって、以上においても、前記目的が達成
される。
【0023】また、以上の各時計において、前記秒針が
取り付けられる番車の歯車のピッチ円直径は1.5mm以
上であることが好ましい。
【0024】これは、番車の歯車のピッチ円直径を1.
5mmよりも小さくすると、偏心による影響を十分に小さ
くすることができず、指針ズレに対する効果がさほど期
待できないからである。
【0025】また、前記ゼンマイが収容される香箱車
は、地板に対して片持ち状態に支持されていることが好
ましい。
【0026】このような場合には、香箱車(香箱真)を
地板のみで支持するから、輪列受の香箱車に対応した部
分を省くなどして香箱車との干渉を避けるようにすれ
ば、その輪列受をより地板側に近づけて配置することが
可能となり、時計の薄型化が図れる。一方、輪列受を地
板側に近づける代わりに、ゼンマイの幅を大きくすれ
ば、時計の持続時間がより延びるようになる。
【0027】さらに、前記秒針が取り付けられる番車と
噛み合う前記ゼンマイトルクの伝達系路での前記発電機
寄りの番車は、一端側が輪列受に軸支され、他端側が地
板と輪列受との間に設けられた二番受で軸支されてもよ
い。
【0028】このような場合には、前記発電機寄りの番
車の軸を地板と輪列受とに軸支する必要がないから、そ
の番車が例えば分針車(二番車)の歯車に干渉せずに配
置されるようになる。従って、秒針が取り付けられる番
車の歯車を必要以上に大きくしなくとも、その歯車と次
の番車とを噛み合わせてゼンマイのトルクをロータに確
実に伝達可能である。
【0029】この際、前記ゼンマイトルクの伝達系路で
の前記発電機寄りの番車は増速も減速もしないアイドル
車であってもよく、このような場合には、カナと歯車と
でなる番車にするのに比し、番車の厚みが小さくなる。
【0030】そして、前記発電機のロータに噛み合う番
車のさらに前記ゼンマイトルクの伝達系路での前記ゼン
マイ寄りの番車は、一端側が地板と輪列受との間に設け
られた二番受で軸支され、他端側が地板に軸支されても
よい。
【0031】このような場合には、前記ゼンマイ寄りの
番車を地板と輪列受とに軸支する必要がないから、この
番車の回転軸と干渉することなく輪列を集約でき、時計
の小径化が図れる。
【0032】
【発明の実施形態】以下、本発明の各実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0033】〔第1実施形態〕図1は、本実施形態に係
る時計としての電子制御式機械時計の概略を示す平面
図、図2〜図4は、その要部の断面図である。なお、図
16で説明した部品には同一符号を付した。
【0034】図1〜図4において、電子制御式機械時計
は、ゼンマイ1a、香箱歯車1b、香箱真1cおよび香
箱蓋1dからなる香箱車1を備えている。ゼンマイ1a
は、外端が香箱歯車1b、内端が香箱真1cに固定され
ている。香箱真1cは、筒状とされて支持部材2に挿通
されることにより、この支持部材2を介して地板3に片
持ち状態に支持され、支持部材2に螺合される角穴ネジ
5で図中の上方に抜けないように押さえ込まれていると
同時に、断面方向にがた(足掻き)を持たせている。こ
のような支持部材2は、地板3側にフランジ部2aを有
し、このフランジ部2aの図中下側の周縁をカシメるこ
とによって地板3に固定され、より倒れ込みにくくなっ
ている。なお、地板3への支持部材2の固定方法として
は、カシメの他、溶接や鑞付け等であってもよい。ま
た、支持部材2は地板3と別体の部材である必要はな
く、例えば地板3を金属製とした場合は、地板3を製作
する際の板材を削り残して支持部材2に相当する形状を
地板3に予め一体に設けてもよく、地板3を樹脂製とし
た場合には、成形用の型を工夫して支持部材2に相当す
る形状を地板3から突出させて地板3と予め一体に成形
してもよい。
【0035】香箱車1および地板3間には香箱真1cと
一体に回転する角穴車4が配置されている。角穴車4
は、中心穴が四角形状やトラック形状とされ、その中心
穴が香箱真1cの四角形状部分(角取り部)に貫挿され
た状態で香箱真1cの係止部1eと地板3とで挟持され
ており、いわゆる投げ込み構造で配置されている。
【0036】香箱歯車1bの回転は、二番車6のカナ6
aへ伝達された後、二番車6の歯車6bから増速されて
三番車7のカナ7aへ、三番車7の歯車7bから増速さ
れて四番車8のカナ8aへ、四番車8の歯車8bから五
番第1中間車9を介して増速されて五番第2中間車10
のカナ10aへ、五番第2中間車10の歯車10bから
増速されて五番車11のカナ11aへ、五番車11の歯
車11bから増速されて六番車12のカナ12aへ、六
番車12の歯車12bから増速されてロータ13へと伝
達される。そして、二番車6には筒カナ6cが、筒カナ
6cには図示しない分針が、四番車8には図示しない秒
針がそれぞれ固定されている。つまり、本実施形態で
は、筒カナ6cを介して分針が設けられている二番車
6、および秒針が設けられている四番車8のそれぞれ
は、香箱車1からロータ13までのトルク伝達経路中に
直列に組み込まれており、運針中は常時番車の回転方向
に香箱からのトルクを受け、バックラッシュが一方向に
詰まっている。従って、それら二番車6、四番車8のバ
ックラッシュによる分針、秒針のがたつきが防止される
ようになっている。
【0037】二番車6、五番車11は、上方が二番受1
5に、下方が地板3に軸支されている。三番車7、五番
第2中間車10、六番車12、およびロータ13は、上
方が輪列受14に、下方が地板3に軸支されている。四
番車8、五番第1中間車9は、上方が輪列受14に、下
方が二番受15に軸支されている。特に、五番第1中間
車9は、カナおよび歯車を備えているものではく、つま
り歯車だけを有するアイドラー(アイドル車)とされ、
その回転軸が二番車6の歯車6bおよび五番第2中間車
10の歯車10bと平面的に重なっている。また、五番
車11は、その回転軸が六番車12と平面的に重なって
いる。さらに、秒針が付く四番車8において、歯車8b
のピッチ円直径は、1.5mm以上であって、ゼンマイ1
a(香箱車1)と平面的に重ならない大きさとされてい
る。そして、以上説明した各番車6〜12からなる輪列
は、後述する発電機20のコイル24,34に重ならな
いように配置されている。
【0038】一方、香箱歯車1bと四番車8の歯車8b
とは平面的に重なっており、香箱歯車1bの外径を大き
くすることで二番車6のカナ6aとの間での増速比をよ
り大きくしている。
【0039】この電子制御式機械時計は、前記ロータ1
3およびコイルブロック21,31から構成される発電
機20を備えている。
【0040】ロータ13は、六番車12が噛み合うロー
タカナ13a、磁石としてのロータ磁石13b、および
慣性板としての非磁性体のロータ慣性円板13cから構
成される。
【0041】コイルブロック21,31は、コア(磁
心)23,33にコイル24,34を巻線して構成され
たものである。コア23,33は、ロータ13に隣接し
て配置されたステータとしてのコアステータ部22,3
2と、互いに連結されるコア磁気導通部23a,33a
と、前記コイル24,34が巻回されるコア巻線部23
b、33bとが一体に形成されて構成され、コアステー
タ部22,32でロータ13のロータ磁石13bが収容
されるステータ穴20aを形成している。また、ステー
タ穴20a内には、ロータ13を支持する部材の一つと
してブッシュ60が設けられ、このブッシュ60には各
コイルブロック21,31のステータ穴20aを形成す
る部位に対応してステータ用案内形状部61が設けられ
ている。
【0042】このステータ穴20a内にロータ13が配
置された状態において、ロータ13のロータ慣性円板1
3cは、コアステータ部22,32の図4中の上側、す
なわちコアステータ部22,32と輪列受14との間の
広い隙間内であって、コアステータ部22,32と六番
車12との間に配置されている。この際、ロータ13の
ロータ磁石13bと六番車12との軸方向のギャップG
1は、ロータ磁石13bとコアステータ部22,32と
の平面方向のギャップG2の0.5倍以上(G1≧0.
5×G2)に十分大きく設定され、ロータ磁石13bか
ら六番車12への漏れ磁束を生じにくくしている。前記
六番車12の歯車12bは、黄銅などの非磁性体からな
っている。なお、ロータ慣性円板13cのように、ロー
タ磁石13bに近接している非磁性部材は、ロータ磁石
13bとコアステータ部22,32との面(平面)方向
のギャップG2の0.5倍以上に十分大きく離れている
ことが好ましい。
【0043】また、前記各コア23,33つまり各コイ
ル24,34は互いに平行に配置されている。そして、
前記ロータ13は、コアステータ部22,32側におい
て、その中心軸が各コイル24,34間に沿った境界線
L上に配置され、コアステータ部22,32が前記境界
線Lに対して左右対称となるように構成されている。ま
た、各コイル24,34の巻数は同数とされている。こ
こで、コイルの巻数は、通常数万ターンの単位であるた
め、巻数が同数とは、完全に同数の場合だけではなく、
コイル全体からは無視できる程度の誤差、例えば数百タ
ーン程度の違いまでをも含むものである。なお、各コア
23,33のコア磁気導通部23a,33aは互いに連
結されており、コア23,33は環状の磁気回路を形成
している。さらに、各コイル24,34は、コア23,
33のコア磁気導通部23a,33aからコアステータ
部22,32に向かう方向に対して同方向に巻線されて
いる。
【0044】これらの各コイル24,34の端部は、コ
ア23,33のコア磁気導通部23a,33a上に設け
られたコイルリード基板に接続されている。このため、
図5の回路図にも示すように、リード基板上のコイル端
子25a,25bおよびコイル端子35a,35bは、
コイル端子25bおよびコイル35bが連結されて各コ
イル24,34が直列に接続され、コイル端子25a,
35aは、昇圧コンデンサ51,ダイオード52,53
からなる昇圧整流回路50に接続されている。これによ
り、コイル24,34からの交流出力は、昇圧整流回路
50を通して昇圧、整流されて平滑用コンデンサ54に
充電され、このコンデンサ54から運針時の調速制御な
どを行うIC55に供給されている。そして、このよう
に各コイル24,34の端子25bおよび35bを接続
することで、各コア23,33を流れる磁束の方向に対
してコイル24,34の巻線方向が一致するため、各コ
イル24,34での起電圧が加算された交流出力が昇圧
整流回路50に供給される。ここで、本実施形態では、
以上の発電機20、昇圧整流回路50、IC55等を含
んで本発明に係る調速装置が構成されている。
【0045】このように構成された電子制御式機械時計
を使用している場合、各コイル24,34に外部磁界H
(図1)が加わると、外部磁界Hは平行に配置された各
コイル24,34に対して同方向に加わるため、各コイ
ル24,34の巻線方向に対しては外部磁界Hは互いに
逆方向に加わることになる。このため、外部磁界Hによ
って各コイル24,34で発生する起電圧は互いに打ち
消し合うように働くため、その影響を軽減できる。
【0046】以上の電子制御式機械時計において、角穴
車4を回転させてゼンマイ1aを巻く方法は、図示しな
い竜頭に接続された巻真40(図1)を操作することに
より、キチ車41、丸穴車42、角穴第1中間車43、
角穴第2中間車44を介して行われ、この際、角穴車4
の回転方向がコハゼ4aによって規制されている。ま
た、分針および時針を合わせる方法は、同様に巻真40
を操作し、つづみ車45、図示しない小鉄車、日の裏中
間車、および日の裏車46(図2)を介して行われ、こ
の際、駆動系は、規正レバーを五番車11に当接させる
などして停止するようになっている。なお、ゼンマイ1
aを巻く方法は、手巻き機構以外でもよく、例えば回転
錘の回転や回動によりゼンマイ1aを巻き上げる自動巻
機構を用いてもよい。そして、分針や時針の時刻表示を
合わせる機構は、周知である機械時計と同様であるた
め、さらなる詳細な説明を省略する。
【0047】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。
【0048】1)秒針が付く四番車8にはカナ8aと歯
車8bとが設けられているため、三番車7と四番車8の
カナ8aとを噛み合わせるとともに、歯車8bを五番第
1中間車9と噛み合わせることにより、二番車6から四
番車8までの増速比を変更せずに、四番車8の回転中心
から五番第1中間車9との噛合部分までの径寸法を大き
くできる。従って、四番車8に偏心が生じていても、回
転中心側ではその偏心の影響を小さくでき、秒針の指示
ズレを小さくできる。
【0049】ここで、仮にロータ13が8Hzで調速制御
されて定速回転しており、かつ四番歯車8bに噛み合う
五番第1中間車9まで定速回転している状態において、
歯数30の四番歯車8bに偏心がなく、四番歯車8bが
90°回転(15秒に相当)する場合には、30歯×9
0°/360°=7.5歯だけ送られることになるが、
図6に示すように、四番歯車8b(ピッチ円直径φB)
の回転中心が偏心量Aだけ偏心しているとすれば、図7
に示すように、90°−Cしか送られず、指示ズレ量C
(C=tan-1(2A/B))だけ秒針の指示ズレとなる。この
際、偏心量Aは、加工能力上決する値であるので、指示
ズレ量Cを極力小さくするには、四番歯車8bのピッチ
円直径φBをより大きくして加工を容易にするのがよ
く、こうすることで前述の効果を得ることができるので
ある。なお、上記指示ズレは、四番歯車8bや五番第1
中間車9からロータ13までの車の偏心および各々の車
の歯型形状のバラツキなどによっても生じるが、秒針が
取りつけられる四番車により近い車の偏心や歯形形状の
バラツキによる影響がより大きいので、四番歯車8bの
外径を大きくすることによる前述の指示ズレを少なくす
る効果がより大きい。
【0050】また、四番車8(カナ8a)の歯形モジュ
ールや、三番車7を著しく大きくしたり、または、二番
車6と三番カナとの増速比を大きくしているわけではな
いので、噛み合い効率が低下する心配がない。
【0051】2)秒針が取り付けられる四番車8がゼン
マイ1aと重ならないように配置されているので、その
分だけゼンマイ1aの幅を大きくでき、時計全体の厚み
を変更せずに、ゼンマイ1aの保有トルクを大きくして
時計の持続時間を延ばすことができる。
【0052】3)四番歯車8bと香箱歯車1bとが平面
的に重なっており、香箱歯車1bの外径が大きく設定さ
れているから、これと噛み合う二番車6との間での増速
比をより大きくでき、輪列の定速回転時におけるゼンマ
イ1aの解け方をより遅くして時計の持続時間をさらに
延ばすことができる。
【0053】4)各番車6〜12からなる輪列がコイル
24,34と重ならないように配置されているため、そ
の分だけコイル24,34の径寸法が大きくなるように
巻数を稼ぐことができ、コイル24,34の軸方向の長
さ、すなわち磁路長を短くできる。従って、コイル2
4,34に磁界を生じさせた際の渦電流損やヒステリシ
ス損等の鉄損が減少するので、時計を少ないゼンマイエ
ネルギーで動作させることができ、この点からも時計の
持続時間を延ばすことができる。
【0054】5)ロータ13のロータ慣性円板13cが
コアステータ部22,32と輪列受14との間の広い隙
間に配置されているから、その隙間内に介在する空気が
ロータ慣性円板13cに及ぼす空気粘性抵抗の影響を小
さくでき、ロータ13を回転させるのに必要な負荷トル
クを減少させることができる。従って、やはり時計を少
ないゼンマイエネルギーで動作させることができ、この
点からも時計の持続時間を延ばすことができる。
【0055】6)ロータ13のロータ磁石13bと六番
車12との軸方向のギャップG1は、ロータ磁石13b
とコアステータ部22,32との平面方向のギャップG
2の0.5倍以上に十分大きく設定されているため、ロ
ータ磁石13bから六番車12に漏れる漏れ磁束を減少
させることができ、六番車12での渦電流損失を抑える
ことができる。従って、このことによってもロータ13
を回転させるのに必要な負荷トルクを減少させることが
できるから、やはり時計を少ないゼンマイエネルギーで
動作させることができ、この点からも時計の持続時間を
延ばすことができる。
【0056】7)秒針が取り付けられる四番車8の歯車
8bのピッチ円直径は1.5mm以上であるため、偏心に
よる影響を十分に小さくすることができ、指針ズレに対
する効果を確実に得ることができる。
【0057】また、四番車8が香箱車1からロータ13
までのトルク伝達経路中に直列に配置されているので、
四番車8を常にバックラッシがつめられた状態にでき、
秒規正バネ等を設けなくとも秒針のフラツキを防止でき
る。
【0058】8)香箱車1が地板3のみで支持され、輪
列受14の香箱車1に対応した部分を省いて香箱車1と
の干渉を避けるようになっているため、その分だけゼン
マイ1aの幅を大きくでき、時計の持続時間をより延ば
すことができる。一方、ゼンマイ1aの幅を大きくする
代わりに、輪列受14をより地板3側に近づけて配置す
ることもでき、このような場合には、時計の薄型化を図
ることができる。
【0059】9)四番車8と噛み合う五番第1中間車9
は、一端側が輪列受14に軸支され、他端側が二番受1
5で軸支されているので、五番第1中間車9の回転軸を
二番車6および五番第2中間車10の各歯車7b,10
bに対して平面的に重なる位置に設けることができる。
従って、四番車8の歯車8bを必要以上に大きくしなく
とも、五番第1中間車9を介して五番第2中間車10、
ひいては五番車11に噛み合わせることができ、ゼンマ
イ1aのトルクをロータ13に確実に伝達できる。ま
た、五番第1中間車9の回転軸を二番車6、三番車7、
五番第2中間車10の各歯車6b,7b,10bと重ね
ることができ、時計の小径化を実現できる。
【0060】10)五番第1中間車9はアイドル車である
から、五番第1中間車をカナと歯車とで構成する場合に
比し、その厚みを小さくでき、時計の薄型化を促進でき
る。
【0061】11)五番車11は、一端側が二番受15で
軸支され、他端側が地板3に軸支されているので、五番
車11の回転軸を六番車12と重ねることができ、六番
車12の歯車12bを五番車11と干渉することなく大
きくできる。このため、六番車12とロータ13との間
の増速比を大きくできるので、これと噛み合うロータ1
3をより高速で回転させて発電効率を向上させるこがで
きる。また、五番車11の回転軸を六番車12と重ねる
ことにより、輪列を五番車の回転軸に干渉することなく
集約でき、時計をより小径化できる。
【0062】12)また、六番車12の歯車12bを大き
くすることにより、さらにロータ13のロータ慣性円板
13cの径寸法も大きくできる。このため、ロータ13
の重量を大きくせずに慣性を確保できるので、ロータ1
3をより安定して回転させることができるとともに、時
計の落下等によるロータ13のほぞ折れや曲がりを防止
できる。
【0063】13)六番車12とコアステータ部22,3
2との間にロータ慣性円板13cが配置されているた
め、六番車12とコアステータ部22,32とのギャッ
プG1を十分に大きく確保でき、この点からも六番車1
2での渦電流損失を抑えて時計の持続時間を延ばすこと
ができる。また、そのギャップG1による隙間をロータ
慣性円板13cを配置するのに有効に利用できるから、
ロータ慣性円板13cを設けた場合でも時計の厚みが著
しく大きくなるのを防止できる。
【0064】14)ロータ13の一端を支持するブッシュ
には各コイルブロック21,31のステータ穴20aを
形成する部位に対応してステータ用案内形状部61が設
けられているため、各コイルブロック21,31を地板
3に固定するにあたって、コアステータ部22,32の
部分を案内形状部61でガイドさせることができ、コア
ステータ部22,32の位置精度を向上させることがで
きる。
【0065】15)発電機20では、同一形状のコア2
3,33を左右対称に配置し、かつ各コイル24,34
の巻回数を同じにして直列に接続したため、外部磁界H
による磁束は二本のコイル24,34内を同数流れ、こ
れによって生じる起電圧をキャンセルすることができ、
磁気ノイズに強い電子制御式機械時計を形成できる。
【0066】16)外部磁界Hによる磁気ノイズを軽減で
きるため、時計の文字板部分などムーブメント部品に耐
磁板を設けたり、外装部品に耐磁効果のある材料を使用
する必要がなくなる。このため、コストを軽減できると
ともに、耐磁板等が不要になる分、時計の小型化や薄型
化をより確実に実現でき、ひいては各部品の配置などが
外装部品に制限されないためにデザインの自由度が高ま
り、意匠性や製造効率などに優れた電子制御式機械時計
を提供できる。
【0067】17)磁気ノイズの影響が小さいため、出力
波形がほぼ正弦波になり、適度なしきい値で区切って二
値化することなどで出力波形を容易に検出でき、ロータ
13の回転数等も容易に検出できる。従って、発電機の
出力波形を利用した時計の制御を正確かつ簡単に行うこ
とができる。
【0068】〔第2実施形態〕図8は、本実施形態に係
る電子制御式機械時計の概略を示す平面図、図9〜図1
1は、その要部の断面図である。なお、本実施形態にお
いて、前記第1実施形態と同様な構成部品には同位置符
号を付し、ここでのそれらの説明を省略または簡略化す
る。
【0069】本実施形態においては、四番車8の歯車8
bのピッチ円直径が第1実施形態に比して大きくされて
おり、歯車8bを直接に五番車11のカナ11aに噛み
合わせている。従って、歯車8bが大きいことにより、
五番第1、第2中間車9,10(図1、図4)が省略さ
れ、また、歯車8bがゼンマイ1aと平面的に重なって
いる。そして、五番車11が地板3と輪列受14とで軸
支され、従って、六番車12の歯車12bのピッチ円直
径が第1実施形態に比して小さい。他の構成は、第1実
施形態とほぼ同様である。
【0070】このような実施形態では、五番第1、第2
中間車9,10(図1、図4)が省かれているうえ、四
番車8の歯車8bがゼンマイ1aと重なり、さらに、五
番車11が地板3と輪列受14とで軸支されいるため、
前述した2)、7)、9)、10)、11)、12)の効果を
得ることはできないが、第1実施形態と同様な構成によ
り、他の効果を同様に得ることができる。また、本実施
形態の特有な構成により、以下の効果を得ることができ
る。
【0071】18)四番車8の歯車8bのピッチ円がより
大きくなっているため、特にこの四番車8の偏心が秒針
の指示ズレとして現れるのを一層良好に防止できる。
【0072】19)五番第1、第2中間車9,10(図
1、図4)が省かれる分だけ部品点数が少なくなるの
で、部品コストやそれらの組立コストを削減でき、時計
をより安価にできる。
【0073】〔実施例〕図12には、前記第1実施形態
に基づいて製作した電子制御式機械時計において、秒針
の指示ズレをズレ角度として測定した結果が示されてい
る。なお、本実施例では、四番車8の歯車8bのピッチ
円直径を1.5mmとした。
【0074】この図から明らかなように、ズレ角度は−
0.4°〜+1°内に収まっており、位置ズレが著しく
改善されたといえる。
【0075】また、時計の持続時間に関しても、ゼンマ
イ1aを最大に巻き上げて運針を開始させてから、運針
が停止するまでの時間を測定した結果、本実施例の電子
制御式機械時計の持続時間が従来の電子制御式機械時計
に比して長いことが確認された。そして、時計の厚みも
従来のものとほぼ同じであった。
【0076】従って、本発明が前記目的を達成するのに
有効であると認められる。
【0077】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
【0078】前記請求項2、5〜12に係る構成は、本
発明に必須のものではなく、その実施にあたって適宜省
略可能である。
【0079】従って、例えば、請求項1に係る発明に
は、前記第1実施形態で説明したような電子制御式機械
時計の他、図13に示すような機械時計も含まれる。
【0080】この機械時計では、五番第2中間車10は
カンギ車71と噛み合い、カンギ車71、アンクル7
2、テンプ73からなる調速装置としての機械式脱進機
にゼンマイ(図示略)からの動力を伝えており、この脱
進機で時間標準を作り出している。なお、この構造およ
び原理等は周知技術であるため、詳細な説明を省略す
る。また、図中の符号74はアンクル受である。他の構
成は、第1実施形態と同じであり、例えば、秒針が付く
四番車8にはカナ8aと歯車8bとが設けられ、この四
番車8がゼンマイと重ならないように配置されている。
【0081】このような構成では、第1実施形態の電子
制御式機械時計ほど輪列の調速を精度よく行えない可能
性があるが、第1実施形態と同様な構成により、前述し
た1)、2)、9)、10)の効果を同様に得ることがで
きる。そして、図13では図示を省略したが、四番車8
と香箱歯車とを平面的に重ねることで前述の3)の効果
を同様に得ることができる。
【0082】また、本発明の時計では、請求項1,3〜
5に係る構成を同時に備えている必要はなく、それらの
うちのいずれか一項を満足する構成を備えていれば本発
明に含まれる。
【0083】その他、前記各実施形態の発電機20は、
左右対称形状のコア23,33を備え、それらの中間位
置にロータ13が配置されていたが、例えばコアが非対
称形状であったり、これによってロータ13が一方のコ
アに片寄って配置される場合も本発明に含まれる。しか
し、本実施形態のようなコア23,33を用い、さらに
コイル24,34の巻数を同じにすることなどにより、
耐磁性を向上させることができるので望ましい。
【0084】前記各本実施形態の発電機20では、ロー
タ13がロータ慣性円板13cを備えていたが、本発明
に係る発電機では、図14示すロータ83のように、ロ
ータ慣性円板が無いタイプであってもよい。このような
ロータ83は、ブラシレスモータと同様な構造である。
すなわち、ロータ83は、その軸方向に沿って間隔を空
けて配置された一対の円板状のロータ磁石83bを備
え、各ロータ磁石83bが平板状のバックヨーク83d
で支持されている。そして、各ロータ磁石83b間には
基板823が配置されており、基板823の各ロータ磁
石83bに対応した位置には周方向に沿った複数のコイ
ル824が設けられている。このロータ83では、円板
状のロータ磁石83bを含むロータ83自身が慣性板と
しても作用するため、第1実施形態のようなロータ慣性
円板13cは設けられていない。
【0085】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
秒針の指示ズレをより小さく抑えることができ、かつ時
計全体を厚くせずに時計の持続時間を延ばすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る電子制御式機械
時計の概略を示す平面図である。
【図2】 第1実施形態の要部を示す断面図である。
【図3】 第1実施形態の要部を示す別の断面図であ
る。
【図4】 第1実施形態の要部を示すさらに別の断面図
である。
【図5】 第1実施形態の回路図である。
【図6】 第1実施形態の効果を説明するための平面図
である。
【図7】 第1実施形態の効果を説明するための他の平
面図である。
【図8】 本発明の第2実施形態に係る電子制御式機械
時計の概略を示す平面図である。
【図9】 第2実施形態の要部を示す断面図である。
【図10】 第2実施形態の要部を示す別の断面図であ
る。
【図11】 第2実施形態の要部を示すさらに断面図で
ある。
【図12】 実施例の結果を示すグラフである。
【図13】 本発明の一変形例を示す断面図である。
【図14】 本発明の他の変形例を示す断面図である。
【図15】 従来技術を説明するためのグラフである。
【図16】 従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
1 香箱車 1a ゼンマイ 1c 香箱真 3 地板 8 四番車 8a カナ 8b 歯車 9 五番第1中間車 11 五番車 12 六番車 13 ロータ 13b 磁石であるロータ磁石 13c 慣性板であるロータ慣性円板 14 輪列受 15 二番受 20 発電機 22,32 ステータであるコアステータ部 24,34 コイル 60 ブッシュ 61 案内形状部 G1,G2 ギャップ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゼンマイをエネルギー源として輪列を駆動
    するとともに、この輪列の回転を調速する調速装置を備
    えた時計において、 前記輪列を構成する番車のうちの秒針が取り付けられる
    番車は、前記ゼンマイのトルクを前記調速装置に伝達す
    るように配置されているとともに、同一回転軸に設けら
    れたカナと歯車とを備え、かつ前記ゼンマイと平面的に
    重ならない位置に配置されていることを特徴とする時
    計。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の時計において、前記調速
    装置は、前記輪列からの回転力を受けた発電機により生
    じた電力により駆動される電子回路によって前記発電機
    の回転周期を制御することにより、輪列の回転を調速す
    るように構成されていることを特徴とする時計。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の時計にお
    いて、前記秒針が取り付けられる番車と前記ゼンマイが
    収容される香箱車の歯車とが平面的に重なっていること
    を特徴とする時計。
  4. 【請求項4】ゼンマイをエネルギー源として輪列を駆動
    するとともに、輪列からの回転力を受けた発電機により
    生じた電力により駆動される電子回路によって前記発電
    機の回転周期を制御することで、輪列の回転を調速する
    ようにした時計において、 前記輪列を構成する番車のうちの秒針が取り付けられる
    番車は、前記ゼンマイのトルクを前記発電機に伝達する
    ように配置されているとともに、同一回転軸に設けられ
    たカナと歯車とを備え、 前記輪列は、前記発電機のコイルと平面的に重ならない
    位置に配置されていることを特徴とする時計。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の時計において、前記前記秒針が取り付けられる番車の
    歯車のピッチ円直径は1.5mm以上であることを特徴と
    する時計。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の時計において、前記ゼンマイが収容される香箱車は、
    地板に対して片持ち状態に支持されていることを特徴と
    する時計。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれかに記載
    の時計において、前記秒針が取り付けられる番車と噛み
    合う前記ゼンマイトルクの伝達系路での前記発電機寄り
    の番車は、一端側が輪列受に軸支され、他端側が地板と
    輪列受との間に設けられた二番受で軸支されていること
    を特徴とする時計。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の時計において、前記ゼン
    マイトルクの伝達系路での前記発電機寄りの番車はアイ
    ドル車であることを特徴とする時計。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項8のいずれかに記載
    の時計において、前記発電機のロータに噛み合う番車の
    さらに前記ゼンマイトルクの伝達系路での前記ゼンマイ
    寄りの番車は、一端側が地板と輪列受との間に設けられ
    た二番受で軸支され、他端側が地板に軸支されているこ
    とを特徴とする時計。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101281386B (zh) * 2007-03-13 2011-12-14 宝玑表有限公司 包括动力储备指示器装置的计时器
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