JP2002149889A - チケット流通通信システム - Google Patents

チケット流通通信システム

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JP2002149889A
JP2002149889A JP2001099952A JP2001099952A JP2002149889A JP 2002149889 A JP2002149889 A JP 2002149889A JP 2001099952 A JP2001099952 A JP 2001099952A JP 2001099952 A JP2001099952 A JP 2001099952A JP 2002149889 A JP2002149889 A JP 2002149889A
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mobile phone
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Takuma Kuno
琢磨 久野
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チケットの入手と入手したチケット内容の変
更とを容易に実行することのできるチケット流通通信シ
ステムを提供すること。 【解決手段】 携帯電話20からウェブサーバ1に送信
されたコマンドがチケット予約コマンドであると、チケ
ット情報管理プログラム6cによってチケットの予約が
実行され、予約チケット情報が携帯電話20へ送信され
る。送信された予約チケット情報は、制御プログラム2
2aによりチケット情報メモリ24aに書き込まれる。
書き込まれた予約チケット情報に変更が生じた場合に
は、ウェブサーバ1から変更情報が送信され、変更情報
報知処理により先に記憶されている予約チケット情報が
変更情報に更新される。チケット情報メモリ24aに記
憶される予約チケット情報はLCD28に表示され、カ
メラ52により読み取られてその正当性がPC40の制
御プログラム43aにより判断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チケット流通通信
システムに関し、特に、チケット情報を送信するチケッ
ト情報管理装置と、送信されたチケット情報を記憶する
携帯端末装置と、携帯端末装置に記憶されるチケット情
報を読み取るチケット情報読取装置とを備えることによ
り、チケットの入手と入手したチケット内容の変更とを
容易に実行することのできるチケット流通通信システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを利用したチケット流通通
信システムは、電話、ファクシミリ、パソコンによる通
信などを利用して、チケットの予約と購入とを行うもの
である。所望のチケットを入手するためには、チケット
の発売日や発売場所が指定されているため、そのチケッ
トの発売される日時に所定の発給場所に赴かなくてはな
らない。しかし、ネットワークを利用したチケット流通
通信システムによれば、電話、ファクシミリ、パソコン
を利用して遠隔地から所望のチケットを申し込む(予約
または購入する)ことができるので、所望のチケットを
予約または購入するために遠くの発給場所へチケットの
発売日に出かける必要がなく、チケットを入手するため
に必要な労力を軽減することができる。また、ネットワ
ークを利用したチケット流通通信システムでは、従来の
手売りに比べて、チケットの発売時間や発売期間を長く
することができるので、チケットの予約または購入にお
いて、その利便性が向上されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
チケット流通通信システムにおいては、チケットが紙で
流通しているために、偽造防止が施された特別な紙でチ
ケットを発券せねばならず、このため、電話、ファクシ
ミリ、パソコンを利用してチケットを予約または購入し
ても、その受け取りにわざわざ代理店まで出向かなくて
はならないという問題点があった。また、チケットは紙
の印刷物であるので、チケットの内容(例えば、そのチ
ケットに記されるイベントの日時、場所、料金など)に
変更がある場合には、前のチケットを廃棄すると共に、
新たなチケットを再発行しなければならないという問題
点があった。
【0004】これらの問題を解決するために、例えば、
特願平6−60100号公報には、ICカードをチケッ
トとして利用するシステムが記載されている。これは、
通信によりチケット情報を受信し、受信したチケット情
報を手元のカード書込機によりICカードに書き込むシ
ステムである。これによれば、チケット情報の書き込ま
れたICカードをチケットの利用場所へ運搬すること
で、ICカードそのものをチケットとして使用すること
ができる。ICカードをチケットとして使用すれば、チ
ケットの偽造防止を行うことができるので、わざわざ代
理店に出向かなくとも、自宅などに居ながらにして手元
のカード書込み機を使用してチケットを入手することが
できる。また、ICカードに記憶される情報は書き換え
ることができるので、チケットの内容に変更があっても
同じカードを繰り返し使用することができる。
【0005】しかしながら、このICカードをチケット
として利用するシステムにおいては、ICカード書込機
を全ての利用者が購入しなくてはならず、金銭的な負担
が大きいという問題点があった。更に、ICカード、紙
のいずれかを用いた従来のチケット流通通信システムに
おいては、チケットの発給後あるいはチケット情報の送
信後にその内容に変更が生じた場合には、内容の変更を
チケットの所有者に個別に伝達することができないとい
う問題点があった。つまり、チケットの内容に変更が生
じた場合には、テレビ、ラジオ、新聞などの公共の広告
機構を利用してその変更情報を伝達するしかなく、チケ
ットを所有する所有者に個別にその変更情報を伝達する
ことができない。このため、既に発給されたチケット
(送信されたチケット情報)については、その所有者が
チケットの内容の変更に気づかなければ、情報を変更す
ることができず、所有するチケットが使用できなくなる
という問題点があった。また、テレビやラジオを通じて
チケットの内容に変更があることに気づいた所有者は、
チケットの内容を変更するために、そのチケットあるい
はICカードを所定の代理店などへわざわざ持参して、
チケット情報の変更を行わなくてはならないという問題
点があった。
【0006】本発明は、上述した問題を解決するために
なされたものであり、チケットの入手と入手したチケッ
ト内容の変更とを容易に実行することのできるチケット
流通通信システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1記載のチケット流通通信システムは、チケッ
ト情報を記憶するチケット情報管理記憶手段と、そのチ
ケット情報管理記憶手段に記憶されるチケット情報を送
信する送信手段とを有するチケット情報管理装置と、そ
のチケット情報管理装置の送信手段により送信されたチ
ケット情報を受信する受信手段と、その受信手段により
受信されたチケット情報を記憶するチケット情報携帯記
憶手段とを有する携帯端末装置と、その携帯端末装置の
チケット情報携帯記憶手段に記憶されたチケット情報を
読み取って、そのチケット情報が正規のものである場合
に前記携帯端末装置を正規のチケットとして認めるチケ
ット情報読取装置とを備えている。
【0008】この請求項1記載のチケット流通通信シス
テムによれば、チケット情報管理装置のチケット情報管
理記憶手段に記憶されるチケット情報が、その送信手段
により携帯端末装置に送信される。携帯端末装置に送信
されたチケット情報は受信手段により受信された後、携
帯端末装置において、そのチケット情報携帯記憶手段に
記憶される。チケット情報携帯記憶手段に記憶されるチ
ケット情報は、チケット情報読取装置により読み取ら
れ、読み取られたチケット情報が正規のものである場合
には、そのチケット情報を記憶する携帯端末装置が正規
のチケットとして認められる。
【0009】請求項2記載のチケット流通通信システム
は、請求項1記載のチケット流通通信システムにおい
て、前記チケット情報管理装置は、前記携帯端末装置へ
送信したチケット情報に変更が生じた場合に、その変更
情報を前記携帯端末装置へ送信する変更情報送信手段を
備えており、前記携帯端末装置は、その変更情報送信手
段により送信された変更情報を受信した場合に、その受
信した変更情報に基づいて前記チケット情報携帯記憶手
段に記憶されたチケット情報を書き換えるチケット情報
書換手段を備えている。
【0010】この請求項2記載のチケット流通通信シス
テムによれば、請求項1記載のチケット流通通信システ
ムと同様に作用する上、チケット情報管理装置から携帯
端末装置へ送信したチケット情報に変更が生じた場合に
は、その変更情報が、チケット情報管理装置の変更情報
送信手段により携帯端末装置へ送信される。携帯端末装
置において、その変更情報が受信されると、チケット情
報書換手段により、チケット情報携帯記憶手段に記憶さ
れたチケット情報が書き換えられる。
【0011】請求項3記載のチケット流通通信システム
は、請求項2に記載のチケット流通通信システムにおい
て、前記変更情報送信手段は、変更されるべきチケット
情報を記憶する前記携帯端末装置のうち2以上の携帯端
末装置へ、その変更情報を一斉に送信する。
【0012】請求項4記載のチケット流通通信システム
は、請求項1から3のいずれかに記載のチケット流通通
信システムにおいて、前記送信手段により送信されるチ
ケット情報は、目視によりその内容を理解することので
きる可視情報と、目視によりその内容を理解することの
できない暗号情報とを備えている。
【0013】請求項5記載のチケット流通通信システム
は、請求項1から4のいずれかに記載のチケット流通通
信システムにおいて、前記携帯端末装置は、前記チケッ
ト情報携帯記憶手段に記憶されたチケット情報を表示す
る表示手段を備えており、前記チケット情報読取装置
は、前記携帯端末装置の表示手段に表示されるチケット
情報を読み取って、そのチケット情報が正規のものであ
るか否かを判断する判断手段を備えている。
【0014】この請求項5記載のチケット流通通信シス
テムによれば、請求項1から4のいずれかに記載のチケ
ット流通通信システムと同様に作用する上、携帯端末装
置のチケット情報携帯記憶手段に記憶されたチケット情
報は携帯端末装置の表示手段に表示される。表示手段に
表示されたそのチケット情報は、チケット情報読取装置
に読み取られ、チケット情報読取装置に備えられた判断
手段により、表示手段に表示されたチケット情報が正規
のものであるか否かが判断される。
【0015】請求項6記載のチケット流通通信システム
は、請求項5に記載のチケット流通通信システムにおい
て、前記表示手段に表示されるチケット情報には、目視
によりその内容を理解することのできない暗号情報が含
まれている。
【0016】請求項7記載のチケット流通通信システム
は、請求項1から3のいずれかに記載のチケット流通通
信システムにおいて、前記送信手段により送信されるチ
ケット情報は、目視によりその内容を理解することので
きる可視情報又は聴覚によりその内容を理解することの
できる音声情報と、前記チケット情報と関連づけて特定
され、且つ聴覚によりチケット情報の内容を理解するこ
とのできない音声暗号情報とを備えている。
【0017】請求項8記載のチケット流通通信システム
は、請求項7記載のチケット流通通信システムにおい
て、前記携帯端末装置は、前記チケット情報携帯記憶手
段に記憶されたチケット情報を表示する表示手段又はチ
ケット情報を発音する音声発生手段と、前記音声暗号情
報を発生する音声発生手段を備えており、前記チケット
情報読取装置は、前記携帯端末装置の音声発生手段から
発生される音声暗号情報を認識して、そのチケット情報
が正規のものであるか否かを判断する判断手段を備えて
いる。
【0018】この請求項8記載のチケット流通通信シス
テムによれば、いわゆる「着メロ」(着信メロディ)等
として、16和音等からなる多種多様な音声を出力する
機能を備えた携帯電話を携帯端末装置として使用する場
合において、送信手段により送信されるチケット情報に
関連づけて特定され、且つ聴覚によりチケット情報の内
容を理解することのできない音声暗号情報をチケット情
報携帯記憶手段に記憶しておき、その音声暗号情報が携
帯端末装置の音声発生手段から発生されたときに、チケ
ット情報読取装置によりその音声暗号情報が認識され
て、認識されたチケット情報が正規のものである場合に
は、そのチケット情報を記憶する携帯端末装置が正規の
チケットとして認められる。
【0019】請求項9記載のチケット流通通信システム
は、請求項2から8のいずれかに記載のチケット流通通
信システムにおいて、前記携帯端末装置は、前記変更情
報送信手段により送信された変更情報を受信した場合
に、その旨を報知する報知手段を備えている。
【0020】請求項10記載のチケット情報管理装置
は、請求項1から9のいずれかに記載のチケット流通通
信システムに使用されるチケット情報管理装置である。
【0021】請求項11記載の携帯端末装置は、請求項
1から9のいずれかに記載のチケット流通通信システム
に使用される携帯端末装置である。
【0022】請求項12記載のチケット情報読取装置
は、請求項1から9のいずれかに記載のチケット流通通
信システムに使用されるチケット情報読取装置である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例に
ついて、添付図面を参照して説明する。本実施例では、
チケット流通通信システムとして、インターネットのシ
ステムを使用しており、インターネットに接続されて使
用されるコンピュータでありチケット情報管理装置であ
るウェブサーバと、ウェブサーバから情報の提供を受け
るコンピュータであるウェブクライアントとを用いて説
明する。尚、ウェブクライアントには携帯端末装置であ
る携帯電話とチケット情報読取装置であるカメラを備え
たパーソナル・コンピュータ(以下単に「PC」と略
す)とを用いて説明する。
【0024】図1は、インターネットを介して相互に接
続されているウェブサーバ1と、ウェブクライアントで
ある携帯電話20とPC40との接続状態を示した外観
図である。インターネットはコンピュータのネットワー
ク同士が接続されている世界最大のコンピュータ・ネッ
トワークであり、マルチメディア情報を発信するワール
ドワイド・ウェブをはじめ、電子メールシステムや電子
掲示板システム、ファイル転送サービスなどのサービス
が複合的に提供されているネットワークシステムであ
る。
【0025】ここでウェブサーバ1はウェブページ(ホ
ームページ)を公開するコンピュータであり、ワールド
ワイドウェブサーバプログラムを搭載し、このワールド
ワイドウェブサーバプログラムによって、ホームページ
をインターネット上の各コンピュータへ情報発信(提
供)するコンピュータである。本実施例のウェブサーバ
1においては、チケット情報をホームページとして公開
しており、このホームページにより、ウェブクライアン
トへチケット情報を提供している。
【0026】このウェブサーバ1は各種処理を行うコン
ピュータ本体2と、データ等の入力を行うキーボード1
0と、ウェブサーバ1で行われる各種処理をモニターす
るCRTディスプレイ11とを備えている。ウェブサー
バ1によって提供される情報(ホームページ)は、コン
ピュータ本体2のハードディスク6(図2参照)に記憶
されている。ウェブサーバ1は電話回線32によってイ
ンターネットに接続されており、このインターネットを
介して全てのウェブクライアントと接続されている。ウ
ェブサーバ1は、各ウェブクライアントから送信される
コマンドを受信して、その受信したコマンドに基づいて
ウェブクライアントへ情報を提供する。
【0027】尚、上記したウェブサーバ1とウェブクラ
イアントとはインターネットにより相互に接続されてい
るが、実際には、このインターネット上には、ウェブサ
ーバ1或いは各ウェブクライアントが接続される図示し
ないアクセスポイントと各アクセスポイントから接続さ
れる図示しないプロバイダと呼ばれるインターネットの
接続業者が存在し、このプロバイダを経由して情報の送
受信(電話回線32の閉結)が実行されている。
【0028】携帯電話20は携帯端末装置の一例であ
り、ウェブクライアントの一つである。また、携帯電話
20はウェブサーバ1にアクセスしてウェブサーバ1よ
りチケット情報の提供を受ける(情報を検索する)端末
コンピュータであり、ウェブサーバ1により提供される
チケット情報を閲覧するためのソフトウェア(ウェブブ
ラウザ22b(図2参照))を搭載している。携帯電話
20は、このウェブブラウザ22bによりウェブサーバ
1へコマンドを送信し、そのコマンドに基づいてウェブ
サーバ1により予約された予約チケット情報を受信する
ことにより、チケットとして使用される装置である。
【0029】この携帯電話20は、デジタル回線である
無線回線33に接続されており、無線回線33は基地局
34(図2参照)に接続されている。基地局34は、図
示しない移動体通信交換機を経由して、更に図示しない
中継交換局を経て電話回線32に接続される。これによ
り、無線回線33と電話回線32とが接続されるので、
携帯電話20はウェブサーバ1と通信を行うことができ
るのである。
【0030】この携帯電話20の筐体の一端には、アン
テナ25が設けられている。アンテナ25は、携帯電話
20から送信される無線電波の送信と、携帯電話20へ
送信された無線電波の受信とを行うものである。携帯電
話20に送受信されるコマンドや情報は、このアンテナ
25を経由して電波の形態で送受信される。筐体前面上
方には受話器26が設けられており、アンテナ25で受
信された情報が音声(会話)であると、この受話器26
より発せられる。
【0031】受話器26の下方には、ウェブサーバ1か
ら送信されたチケット情報等を表示する液晶表示器(以
下「LCD」と略す)28が設けられている。このLC
D28にはPC40により読み取られる予約チケット情
報が表示される。その表示された予約チケット情報がP
C40により読み取られることにより、携帯電話20は
チケットとして使用される。
【0032】このLCD28の下方には、複数個のボタ
ンを備えた操作パネル29が設けられている。かかるボ
タンは押下されることによりウェブサーバ1へ送信する
コマンドや電話番号(数値)或いは文字等を入力するも
のである。この操作パネル29において、その上方中央
部には、LCD28に表示される画面や情報の選択やス
クロールを行う選択ボタン29aが設けられており、選
択ボタン29aの右側には、選択する内容の決定やウェ
ブサーバ1にコマンドを送信する決定ボタン29bが設
けられている。選択ボタン29aの下方左側には、携帯
電話20に接続される無線回線33を閉結(回線の発呼
及び着信)するための閉結ボタン29cが設けられてお
り、閉結ボタン29cの右側には閉結された無線回線3
3を切断するための切断ボタン29dが設けられてい
る。閉結ボタン29cおよび切断ボタン29dの下方に
は、数値や文字等を入力するためのボタンが複数設けら
れている。
【0033】また、携帯電話20の筐体前面下方には送
話器27が設けられており、操作者により発せられた音
声はこの送話器27により電気信号に変換され、携帯電
話20と無線回線33が閉結されている相手側装置へと
送信される。
【0034】一方、ウェブサーバ1に接続されるウェブ
クライアントの一つであり、チケット情報読取装置であ
るPC40は、ウェブサーバ1から送信(配信)される
チケットの予約情報を受信して、その受信した予約情報
と携帯電話20に記憶される(表示される)予約チケッ
ト情報との整合性を判定するコンピュータである。
【0035】このPC40は、各種処理を行うコンピュ
ータ本体41と、PC40で行われる各種処理をモニタ
ーするCRTディスプレイ49と、データ等の入力を行
うキーボード48とを備えている。ウェブサーバ1によ
り配信された予約情報(ホームページ)は、コンピュー
タ本体41のハードディスク47(図2参照)に記憶さ
れている。また、PC40は携帯電話20のLCD28
に表示される予約チケット情報を読み取るためのカメラ
52を備えている。
【0036】カメラ52は、ビデオカメラであり、携帯
電話20のLCD28に表示される予約チケット情報を
ビデオ信号として読み取るものである。読み取られたビ
デオ信号はA/D変換(アナログデジタル変換)され、
変換された信号はコンピュータ本体41にケーブルによ
り伝送されて画像データとして入力される。入力された
画像データはサンプリングを経てJPEG形式、GIF
形式、BMP形式等のデジタル静止画像データに変換さ
れる。変換された静止画像データは、ハードディスク4
7に記憶される予約情報と照合され、その整合性が検証
される。本実施例においてはJPEG形式の静止画像デ
ータに変換されて処理される。
【0037】また、静止画像データはJPEG,GI
F,BMP形式のような2次元画像でなくてもよく、カ
メラ52としてはビデオカメラ以外のもの、例えば、デ
ジタルカメラなどの信号入力に利用されるCCD(Char
ge-CoupledDevice)信号処理器を利用しLCD28のド
ットによる表示を1ドット毎、または1ライン毎に、C
CDからデジタル・シリアルデータとして入力してPC
40内部で静止画像データとして処理しても同様であ
る。
【0038】図2は、ウェブサーバ1と、そのウェブサ
ーバ1に接続される携帯電話20とPC40との電気的
構成を示したブロック図である。ウェブサーバ1は、演
算装置であるCPU3と、そのCPU3で実行される各
種の制御プログラムや固定値データを記憶したROM4
と、各種のデータ等を一時的に記憶するためのメモリで
あるRAM5と、ハードディスク6と、入出力ポート1
2と、インターフェース7と、モデム8と、キーボード
10と、CRTディスプレイ11とを備えている。図7
から図12に示すフローチャートのプログラムは、ハー
ドディスク6内に記憶されている。
【0039】RAM5は、プログラムのロードエリア5
aと、データロードエリア5bとを備えている。プログ
ラムのロードエリア5aは、ウェブサーバ1を制御する
後述の制御プログラム6a、HTTPサーバプログラム
6b、チケット情報管理プログラム6c等のプログラム
をハードディスク6からロードするためのエリアであ
る。処理速度の遅いハードディスクから処理速度の速い
RAM5へプログラム6a〜6cをロードすることによ
り、各プログラムで実行される処理は高速で実行され
る。
【0040】データロードエリア5bは、ウェブクライ
アントである携帯電話20やPC40へ提供(送信)さ
れる情報(データ)を一時的に記憶するためのエリアで
ある。例えば、携帯電話20から送信されたコマンドが
ウェブサーバ1に記憶されているチケット情報の送信を
要求するチケット情報要求コマンドであると、データベ
ースエリア6gに記憶されている送信要求のあるチケッ
ト情報は、このデータロードエリア5bへロードされた
後、携帯電話20へ送信される。また、ハードディスク
6に記憶されるチケットの予約情報がPC40へ配信
(送信)される際にも、データロードエリア5bへ該当
する予約情報がロードされた後、PC40に配信され
る。
【0041】ハードディスク6は、書き替え可能な不揮
発性のメモリであり、CPU3により実行されるハード
ディスクの制御プログラム6aと、HTTPサーバプロ
グラム6bと、チケット情報管理プログラム6cと、デ
ータ管理表メモリ6dと、予約管理ファイルメモリ6e
と、IDメモリ6fと、データベースエリア6gとを備
えている。
【0042】ワールドワイドウェブサーバプログラムの
一つであるHTTPサーバプログラム6bは、ウェブサ
ーバ1に記憶される情報をウェブクライアントへ提供
(送信)するためのプログラムであり、Hyper Text Tra
nsfer Protocol(以下「HTTP」と略す)というプロ
グラムに従ってウェブサーバ1を制御するためのプログ
ラムである。具体的には、HTTPサーバプログラム6
bは、携帯電話20やPC40から送信されるコマンド
を解読するためのプログラムであり、解読されたコマン
ドに基づいて動作するプログラムである。このHTTP
サーバプログラム6bにより、チケット情報を携帯電話
20に提供するチケット情報処理は実行され、携帯電話
20から送信されたコマンドを解読した結果、そのコマ
ンドがウェブサーバ1に記憶されているチケット情報の
送信を要求するチケット情報要求コマンドであった場合
には、データベースエリア6gに記憶されているチケッ
ト情報(ホームページ)が、データロードエリア5bへ
ロードされると共に、携帯電話20へ送信される。ま
た、解読の結果、携帯電話20から送信されたコマンド
が所望のチケットの予約を要求するチケット予約コマン
ドであると、後述のチケット情報管理プログラム6cに
よって実行されるチケット予約処理(S28(図9参
照))がチケット情報処理(HTTPサーバプログラム
6b)によって起動される。
【0043】一方、ウェブサーバ1にPC40からチケ
ットの予約情報の配信を要求する配信要求コマンドが送
信された場合には、予約情報配信処理によってこのHT
TPサーバプログラム6bが起動され、対応する予約情
報がPC40へ送信される。
【0044】チケット情報管理プログラム6cは、チケ
ット情報の管理を行うプログラムであり、携帯電話20
から送信されるコマンドに基づいてチケットの予約を行
うチケット予約処理(S28)と、チケット情報の入力
と変更とを行うチケット情報入力処理と、予約チケット
の情報をPC40へ配信する予約情報配信処理を実行す
るプログラムである。
【0045】チケット予約処理(S28)は、携帯電話
20からチケット予約コマンドが送信された場合に実行
される処理であり、予約されたチケット情報(予約チケ
ット情報)を予約要求元の携帯電話20へ送信する処理
である。具体的には、このチケット予約処理(S28)
では、携帯電話20からチケット予約コマンドが送信さ
れると、後述の予約管理ファイルメモリ6eに記憶され
る予約管理ファイルを参照して、その予約済みチケット
のカウント数から予約要求されたチケットの予約が可能
か否かが調べられ、予約可能であった場合に、そのチケ
ットの予約が実行される。
【0046】また、予約されたチケットについて、その
チケット情報が暗号化された暗号ファイルが作成され、
次いで予約されたチケット数がカウントされてチケット
の予約が完了される。作成された暗号ファイルは、予約
されたチケットの内容が記述された可視情報のチケット
情報と共に、予約チケット情報として携帯電話20へと
送信される。送信された予約チケット情報は携帯電話2
0に受信された後、携帯電話20においてチケット情報
メモリ24aに記憶される。ここで、作成される暗号フ
ァイルはJPEG,GIF,BMP形式等の静止画像デ
ータであり、本実施例においてはJPEG形式で作成さ
れる。
【0047】尚、チケットの予約、即ちチケットの購入
は金銭の支払いを伴う行為であるので、チケットの予約
を行う携帯電話20の出所を明らかにしておく必要があ
る。このため、本実施例のチケット流通通信システムに
おいては、予め登録された利用者(携帯電話20)のみ
が該システムを利用できるように構成されている。この
ため、チケット予約処理(S28)では、後述のIDメ
モリ6fが参照され、ウェブサーバにアクセスする携帯
電話20が予め登録された利用者であるか否かが判断さ
れた後、チケットの予約が実行される。
【0048】このように、携帯電話20から通信により
チケットを予約し、予約チケット情報が携帯電話20に
送信されるので、チケットを入手するために、所定の日
時にチケットの発給場所へ赴く必要がなく、通信により
所望のチケット情報を簡便に入手することができる。特
に、チケットの発給場所から離れた場所に住んでいる利
用者についても、簡便に所望のチケットを入手すること
ができる。また、発行されたチケットをその発給場所へ
配送する必要がなく、配送コストを抑制してチケットを
発給するためのコストを削減することができる。
【0049】チケット情報入力処理は、データベースと
なるチケット情報を管理する処理である。具体的にはチ
ケット情報入力処理は、CRT11に表示されるデータ
管理表に入力される内容(チケット情報)を、後述のデ
ータ管理表メモリ6dとデータベースエリア6gとに書
き込む処理である。データ管理表に一覧表の書式で入力
されたチケット情報は、まず、データ管理表メモリ6d
に書き込まれる。ウェブサーバ1では、このデータ管理
表メモリ6dをチケット情報の基本のデータベースとし
ており、データ管理表メモリ6dに記憶されるチケット
情報に基づいて各処理が実行される。
【0050】詳細には、このチケット情報入力処理で
は、データ管理表メモリ6dに書き込まれた一のチケッ
ト情報から一のホームページが作成され、携帯電話20
へ送信されるチケット情報としてデータベースエリア6
gに書き込まれる。ここで、チケット情報入力処理によ
りデータ管理表メモリ6dに書き込まれるチケット情報
は、新規データである場合と、既に記憶されているチケ
ット情報の変更(変更データの入力)である場合とがあ
る。変更データの入力である場合には、データ管理表メ
モリ6dに記憶される変更前のチケット情報について、
変更された部分の情報(データ管理表に入力された変更
データ)のみが書き換えられる。その後、データベース
エリア6gに記憶される対応する変更前のチケット情報
についても、変更部分のデータが差し替えられる。
【0051】このチケット情報入力処理では、データ管
理表メモリ6dに記憶されるチケット情報が変更される
と、その変更されたチケット情報により、予約管理ファ
イルメモリ6eに記憶される予約管理ファイルのチケッ
ト情報(予約情報)の書き換えが実行される。また変更
された各チケット情報に添付されている暗号ファイルに
ついても書き換えが実行され、変更されたチケット情報
に基づいた新たな暗号ファイルが作成される。
【0052】ここで、チケット情報に変更が生じた場合
には、そのチケット情報を既に記憶している携帯電話2
0へその変更情報を送信する必要がある。このため、チ
ケット入力処理では、変更データが入力されると、予約
者の情報(携帯電話20のID情報)を管理している後
述の予約管理ファイルにおいて、チケットの予約者の携
帯電話20のメールアドレスが参照され、変更前のチケ
ット情報を記憶している総ての携帯電話20へ、変更後
のチケット情報(変更情報)が一斉に送信される。送信
された変更情報(新たなチケット情報と暗号ファイル)
は携帯電話20に受信され、携帯電話20において記憶
されているチケット情報と暗号ファイルとは変更情報に
書き換えられる。
【0053】このため、チケット情報を変更するために
わざわざ代理店などに出向く必要がなく、所望のチケッ
トを入手するために時間と労力を費やす必要がない。ま
た、変更されるべきチケット情報を記憶する携帯電話2
0のうち2以上の携帯電話20へ、その変更情報を一斉
に送信するので、個別に送信する場合に比べて送信の手
間を省くことができる上、チケットの予約者全員に均一
なサービスを提供することができる。
【0054】予約情報配信処理は、予約管理ファイルメ
モリ6eに予約管理ファイルとして記憶される予約情報
(予約管理ファイルの情報)について、その予約情報を
必要とするPC40へ配信する処理である。この予約情
報配信処理によりPC40に配信される予約情報は、P
C40において読み取ったチケット情報に照らし合わせ
て、その正当性を検証するための基準となる情報であ
る。このため、予約情報配信処理により、チケットの行
使される(携帯電話20の予約チケット情報がPC40
により読み取られる)所定の日時において、正当な予約
情報がPC40へ配信されてなくてはならない。
【0055】故に、予約情報配信処理には、予約情報を
配信する契機(トリガ)が設定されており、設定されて
いる契機(トリガ)に基づいて予約情報が配信される。
本実施例で設定されている契機(トリガ)は、配信要求
コマンドの受信、予約管理ファイルの修正、予約管理フ
ァイルにおけるチケット予約受付完了、送信コマンドの
入力、指定日時である。
【0056】詳細には、配信要求コマンドはPC40か
ら送信されるコマンドであり、予約情報の送信(配信)
をウェブサーバ1に要求するコマンドである。この配信
要求コマンドの受信を契機として予約情報配信処理は実
行される。
【0057】また、予約管理ファイルの修正は、既に予
約情報がPC40へ配信されている場合に予約情報配信
処理を実行する契機となるものである。PC40へ既に
配信された予約情報に変更が生じると、ウェブサーバ1
において、予約管理ファイルの予約情報が変更される。
そして、その変更後の予約情報をPC40に配信するた
めに予約情報配信処理が実行される。
【0058】予約管理ファイルにおけるチケット予約受
付完了は、新たな予約チケット(予約情報)が発生しな
いことを示すものである。このため、予約できるチケッ
ト分についてチケット予約受付が完了すると、予約情報
配信処理が実行される。尚、予約分のチケットはそのチ
ケット枚数が予め決まっており、その数はチケット情報
としてデータ管理表メモリ6dに記憶(設定)されてい
る。予約されたチケットの枚数はチケット予約処理(S
28)によりカウントされるので、そのカウント数が設
定数(予約できるチケットの総数)と同数になるとチケ
ット予約受付の完了となる。
【0059】送信コマンドの入力は、ウェブサーバ1が
通信状態の確認のためや、その他の何らかの理由によ
り、予約情報をPC40に配信する必要が生じた場合に
入力されるコマンドである。故に、このコマンドが入力
されると、その入力を契機として予約情報配信処理が実
行され、予約情報がPC40に配信される。
【0060】指定日時は、予約情報を配信するべきタイ
ムリミットでありウェブサーバ1において設定された日
時であり、例えば、チケットが行使される日の午前0時
などと設定されている。ウェブサーバ1には現在の日付
や時間を認識する計時機能が内蔵されているので、この
計時機能で認識された時間が設定された日時に達すれ
ば、指定日時の到来が認識され、予約情報配信処理が実
行され、予約情報がPC40に配信される。尚、各予約
管理ファイルには配信先のPC40のIPアドレスがそ
れぞれ付されており、予約情報配信処理ではそのIPア
ドレス宛てに予約情報が配信されるので、対応するPC
40へと確実に予約情報が送信される。
【0061】データ管理表メモリ6dは、ウェブサーバ
1に記憶されるチケット情報の基本のデータベースであ
る。このデータ管理表メモリ6dに記憶されるチケット
情報は、チケットが発行されているイベントの種類(コ
ンサート、映画、交通機関乗車切符など)毎にカテゴリ
ー分類されて記憶されており、各カテゴリー内で同一の
イベント(同日同時に行われるイベントに対するチケッ
ト)毎に記憶されている。ここでチケット情報とは、こ
の各イベントに付随する詳細な情報であり、イベントの
日時(チケットの行使される日時)やチケットの価格な
どである。例えば、イベントがコンサートであると、そ
のチケット情報として、アーティスト名、開演日、開演
(開始)時間、開催場所、料金、共演者、販売(予約)
チケット数、問い合わせ先、前売り情報、開催場所にお
ける読取装置(PC40)のIPアドレスが記憶されて
いる。
【0062】このデータ管理表メモリ6dに記憶される
チケット情報は、所定の操作によりCRT11にデータ
管理表として出力されて表示される(図3参照)。ま
た、このCRT11に表示されるデータ管理表からチケ
ット情報が入力されると、チケット情報入力処理によ
り、該情報がこのデータ管理表メモリ6dに書き込まれ
て記憶される。
【0063】予約管理ファイルメモリ6eは、予約管理
ファイルを記憶するメモリであり、データ管理表メモリ
6dに記憶されるチケット情報と、そのチケット(チケ
ット情報)が予約された場合に、予約を行った携帯電話
20のID情報を対応づけて予約情報として記憶するた
めのメモリである。予約管理ファイルはデータ管理表メ
モリ6dに記憶される一のイベントに対して一ファイル
作成されるので、この予約管理ファイルメモリ6eには
データ管理表メモリ6dに記憶されるイベント数分の予
約管理ファイルが記憶されている。
【0064】詳細には、各予約管理ファイルには、対応
するイベントにおいて発行されるチケット(予約できる
チケット)数分のチケット情報を記憶することができる
エリアが設けられている。ここで、一のイベントで発行
されるチケットにおいて、各チケットは異なるチケット
情報を有するので、該エリアはチケット数で分割され、
分割された一のエリアには一のチケットのチケット情報
が記憶されている。
【0065】ここで、各エリアに記憶されるチケット情
報は、主としてデータ管理表メモリ6dに記憶されるデ
ータ管理表の情報から書き込まれるものであり、例えば
イベントがコンサートである場合には、アーティスト
名、開演日、開演(開始)時間、開催場所、料金に加
え、シート番号などが記憶されている。
【0066】また、分割された各エリアには、そのチケ
ット情報を予約チケット情報として記憶する携帯電話2
0に対して読取を実行するPC40のIPアドレスが記
憶されている。各エリアに記憶される予約情報(該予約
情報が1台のPC40で読み取られる場合には一の予約
管理ファイルの全ての予約情報)は、予約情報配信処理
により、対応するIPアドレスを有するPC40へと送
信されるので、予約情報はその予約情報を必要とするP
C40(チケット情報読取装置)へと確実に送信され
る。
【0067】更に各エリアには、一のチケット情報に対
応して、そのチケットの予約者(携帯電話20)のID
情報と、暗号ファイルとが記憶されるように構成されて
いる。これらの情報はチケットの予約が実行されると対
応するエリアに書き込まれる情報である。詳細には、携
帯電話20から送信されるチケット予約コマンドに基づ
いてチケット予約処理(S28)が実行されると、その
予約された一のチケット情報に対応して、予約者(携帯
電話20)のID情報が予約管理ファイルの対応するエ
リアに書き込まれ、次いで予約されたチケット情報に基
づく暗号ファイルが作成されてそのファイル名が添付さ
れる。
【0068】また、この予約管理ファイルメモリ6eに
は、カウント(予約済みのチケット数)が書き込まれる
ように構成されており、チケットの予約が実行されると
(予約者(携帯電話20)のID情報が書き込まれる
と)、予約されたチケット数がカウントされた後、その
数が書き込まれる。カウントが書き込まれると、チケッ
トの予約は完了したこととなり、その予約されたチケッ
トの情報(予約チケット情報)が、チケット予約の要求
元携帯電話20に送信される。
【0069】尚、暗号ファイルは、暗号情報の画像デー
タであるため、そのデータサイズが大きい。このため、
予約管理ファイルの対応するエリア内には、暗号ファイ
ルのファイル名(暗号情報に添付されるヘッダデータ)
のみが書き込まれている。かかる暗号ファイルはPC4
0において記憶される静止画像データ(カメラ52で読
み取られたデータ)と整合可能なファイル形式で作成さ
れ、例えば、JPEG,GIF,BMP形式等の静止画
像データの形式で作成される。
【0070】IDメモリ6fは、携帯電話20のID情
報を、予め、記憶しておくためのメモリである。上記し
たように、チケットの予約、即ちチケットの購入は金銭
の支払いが伴う行為であるので、チケットの予約を行う
携帯電話20の出所を明らかにしておく必要がある。こ
のため、本実施例のチケット流通通信システムにおいて
は、予め登録された利用者(携帯電話20)のみが該シ
ステムを利用できるように構成されており、IDメモリ
6fには、該利用者(携帯電話20)のID情報が予め
記憶されている。
【0071】具体的には、このIDメモリ6fには、携
帯電話20のID情報として携帯電話20のメールアド
レスと、その携帯電話20の所有者の氏名と、その所有
者がチケットを予約した場合に発生する金銭の支払い方
法(例えばクレジットカード番号など)が記憶されてい
る。
【0072】このID情報は、チケット流通通信システ
ムの利用を所望する利用者が、その利用を申し込む際に
申告される。申告は、所定の書式の申込用紙の郵送や、
インターネットからのアクセス、或いは電話やファクシ
ミリにより行われる。申告された利用者のID情報は、
ウェブサーバ1の操作者により入力され、このIDメモ
リ6fに記憶される。
【0073】記憶されるID情報は、携帯電話20から
のチケット予約コマンドが受信されると、携帯電話20
のID情報を確認するためにチケット予約処理(S2
8)により読み出される。ここで、このIDメモリ6f
にチケット予約コマンドの送信元携帯電話20のID情
報が記憶されていると、携帯電話20がチケット流通通
信システムの正当な利用者として認識され、チケット予
約処理(S28)によりチケットの予約が実行されるこ
ととなる。
【0074】データベースエリア6gは、携帯電話20
に提供(送信)するチケット情報を記憶するメモリであ
り、このデータベースエリア6gには、Hyper Text Mar
kupLanguage(以下「HTML」と略す)で記述された
一般にホームページと呼ばれるチケット情報が複数記憶
されている。HTML文書は普通のテキストファイルで
あるが、「タグ」という目印を用いて文書の構造や、文
字飾り、画像や動画およびサウンドの配置を記述するも
のである。また、HTMLはハイパーテキスト形式の言
語であり、この言語で記述された情報は、データの一部
が他のデータとリンクするデータ構造を有している。即
ち、このハイパーテキスト形式の言語で記述されたデー
タであるホームページは、その表示画面の随所に他のホ
ームページ(データ)へのリンクが張られており、その
リンクの張られている場所(一般的にはホームページ画
面上の表示そのもの)をクリック(選択)するだけでリ
ンク先のホームページ(データ)が表示されるように構
成されている。
【0075】更に、ホームページは、所定の表示がクリ
ックされると、そのクリックを契機として、外部アプリ
ケーションなどのプログラムを起動させる等、プログラ
ム間をリンクすることができるようにも構成されてい
る。
【0076】このデータベースエリア6gに記憶される
チケット情報(ホームページ)は、ウェブサーバ1のチ
ケット情報入力処理により入力され、HTML形式でこ
のデータベースエリア6gに書き込まれている。このデ
ータベースエリア6gに記憶されるチケット情報にはヘ
ッダデータとしてその内容(カテゴリなど)を示すイン
デックス情報が添付されている。このため、そのインデ
ックス情報が記述されたデータ管理表メモリdにより容
易に管理することができ、データベースエリア6gに記
憶されるチケット情報の取り出しや書き込みは効率的に
実行される。
【0077】尚、データベースエリア6gに記憶される
チケット情報は、その送信を要求するコマンド(チケッ
ト情報要求コマンド)が受信されると、HTTPサーバ
プログラム6b(チケット情報処理)によって要求され
たチケット情報がデータロードエリア5bへ書き込ま
れ、その後、携帯電話20へ送信される。携帯電話20
へ送信されたチケット情報は、ウェブブラウザ22bに
より解読され、携帯電話20のLCD28に表示され
る。
【0078】図2に示すように、上記したCPU3、R
OM4、RAM5はバスライン9を介して互いに接続さ
れており、バスライン9はまた入出力ポート12にも接
続されている。この入出力ポート12は、バスライン9
の他に、ハードディスク6、インターフェース8、キー
ボード10およびCRTディスプレイ11とに接続され
ている。
【0079】インターフェース7は、コンピュータとモ
デム8とを接続するためのものであり、RS−232C
が用いられている。インターフェースは異なる装置間で
のデータ通信におけるその接点の規定であり、RS−2
32Cはモデム8とコンピュータとの接続のための電気
的規格である。RS−232Cはシリアルインターフェ
ースであるので、コンピュータとモデム8との間のデー
タ伝送は1ビットずつで行われる。
【0080】モデム8は、コマンドや各種データの送信
と受信とを行う送受信手段であり、アナログ通信回線
(電話回線32)でインターネット等のデータ通信を実
行する際に、デジタル信号とアナログ信号との変換を行
う変復調装置である。具体的には、モデム8は、ウェブ
サーバ1からのデータの送信時には、ウェブサーバ1の
デジタル信号を電話回線32に乗せるためにアナログ信
号へと変換する変調を行い、また、データの受信時に
は、電話回線32により送信されてきたアナログ信号を
元のデジタル信号へと変換する復調を行う。尚、このモ
デム8は電話回線に対する制御を行うネットワーク・コ
ントロール・ユニット(以下、単に「NCU」と称す)
を内蔵しており、ウェブサーバ1はこのモデム8(NC
U)を介して電話回線32に接続されている。
【0081】携帯電話20は、CPU21、ROM2
2、RAM23、EEPROM24、アンテナ25、受
話器26、送話器27、バッファ33、符号化部34、
復号化部35、操作パネル29、LCD28、アンプ3
6を備えており、これらはバスライン37を介して相互
に接続されている。
【0082】CPU21は、ROM22に記憶されるプ
ログラムや固定値やアンテナ25を介して送受信される
各種信号に基づいて、バスライン37に接続された各部
を制御し、双方向通信を実行するものである。ROM2
2は、この携帯電話20で実行される通話動作やシステ
ム動作を制御する制御プログラム22aやウェブブラウ
ザ22bなどを格納した書換不能なメモリである。
【0083】制御プログラム22aは、ウェブサーバ1
から送信された予約チケット情報を後述のチケット情報
メモリ24aに書き込む処理を実行する処理である。ま
た、ウェブサーバ1から送信される変更情報を受信した
場合に、変更情報報知処理を実行する処理である。この
制御プログラム22aによりウェブサーバ1から送信さ
れた予約チケット情報チケット情報メモリ24aに書き
込まれるので、予約チケット情報がその所有者以外の人
目に触れることが少なく、チケット情報の機密性を保つ
ことができる。このため、チケットの偽造防止を容易に
行うことができ、紙で流通されるチケットの偽造防止の
ように、偽造防止の施された紙に専用機でチケット情報
を印刷する必要がなく、専用機のある所定の場所でチケ
ットを発給(発行)する必要がない。よって、チケット
の発給(発行)を任意の場所で行うことができ、そのチ
ケットの発給(発行)業務を発給者(発行者)に最適な
場所で円滑に行うことができる。加えて、ICカードの
ように、チケット情報を受信するための受信端末や受信
した情報をICカードに書き込むための書込機を必要と
しないので、携帯電話20の携帯時においてもチケット
情報を入手することができ、所有者の好適な時間に好適
な場所でチケット情報を入手することができる。
【0084】変更情報報知処理は、変更情報を受信した
場合に、チケット情報メモリ24aに先に記憶されてい
る予約チケット情報を変更情報へと更新する処理であ
る。また、変更情報報知処理では、変更情報がチケット
情報メモリ24aに書き込まれると、変更情報が受信さ
れたこと、即ち、予約したチケットの内容に変更が生じ
たことを、携帯電話20の所有者に報知する処理であ
る。具体的には、変更情報の受信は、ブザー音の出力と
ともに、変更情報を受信したことを報知するマークのL
CD28への表示によって、携帯電話20の所有者に報
知される。
【0085】このため、携帯電話20の利用者がチケッ
トの内容に変更があることを知らなくとも、また、変更
情報を取得するための操作を行わなくとも、変更情報は
個々の携帯端末装置において受信されてチケット情報を
更新するので、記憶されているチケット情報は常に最新
の情報に変更される。よって、記憶されるチケット情報
が変更されていないために、チケットとしての機能が失
効することがない。更に、その変更情報の受信が報知さ
れるので、携帯電話20の所有者は受信した変更情報を
確認させて、確実にチケットの内容が変更されたことを
伝達することができる。
【0086】ウェブブラウザ22bは、ウェブサーバ1
から送信されたチケット情報(ホームページ)を閲覧す
るための汎用のソフトウェアであり、ウェブサーバ1か
ら送信されたHTMLで記述されたホームページを解読
し、LCD28へ表示するプログラムである。また、表
示されたホームページ上から、チケット情報を要求する
チケット情報要求コマンドやチケットの予約を要求する
チケット予約コマンドなどの各種コマンドをウェブサー
バ1へ送信し、そのコマンドに基づく処理をウェブサー
バ1に実行させるプログラムである。
【0087】携帯電話20は、このウェブブラウザ22
bによりウェブサーバ1に所望のチケット情報を要求す
るチケット情報要求コマンドを送信し、そのコマンドで
要求されたチケット情報(ホームページ)がウェブサー
バ1から携帯電話20へと送信される。ここで、ウェブ
サーバ1から送信されるチケット情報(ホームページ)
には、チケットの予約を要求するチケット予約コマンド
が送信できるように構成されているので、携帯電話20
の利用者はこのチケット予約コマンドをウェブサーバ1
に送信することにより、所望のチケットの予約を実行す
ることができる。尚、チケットの予約実行後にウェブサ
ーバ1から送信される予約チケット情報は、制御プログ
ラム22aにより携帯電話20に記憶される。
【0088】RAM23は、各種のデータ等を一時的に
記憶するためのメモリであり、受信データメモリ23a
と送信データメモリ23bとを備えている。受信データ
メモリ23aは、アンテナ25により受信されたデータ
を記憶するためのメモリである。ここで、ウェブサーバ
1から送信されるチケット情報は、基地局34によりデ
ジタル信号の電波信号に変換されている。変換された電
波信号は、搬送波により無線回線33を介して伝送され
携帯電話20(アンテナ25)に受信される。受信され
た電波信号は、その搬送波を消去することにより元の信
号(チケット情報)だけが取り出され、取り出された該
信号が受信データメモリ23aに記憶される。受信デー
タメモリ23aに記憶された信号(チケット情報)は、
LCD28に表示され、携帯電話20の利用者に閲覧さ
れる。この受信データメモリ23aに記憶される情報
は、LCD28への出力やEEPROM24への書き込
みが実行された後に受信データメモリ23aから消去さ
れる。
【0089】送信データメモリ23bは他の携帯電話や
ウェブサーバ1に送信するメールデータやコマンドを一
時的に記憶するためのメモリである。送信データメモリ
23bに記憶される情報は、アンテナ25から基地局3
4へと送信され、その送信後に送信データメモリ23b
から消去される。
【0090】EEPROM24は、書換可能な不揮発性
のメモリであり、このEEPROM24へ記憶されたデ
ータは電源オフ後も保持される。EEPROM24は、
ウェブサーバ1から送信された予約チケット情報を記憶
するチケット情報メモリ24aと携帯電話20のID情
報を記憶しておく登録情報メモリ24bとを備えてい
る。
【0091】チケット情報メモリ24aはウェブサーバ
1から送信された予約チケット情報を記憶するメモリで
あり、チケットとして行使される情報、即ちチケット情
報読取装置であるPC40に読み取らせるチケット情報
(予約チケット情報)を記憶するメモリである。上記し
たように、ウェブサーバ1からは予約チケット情報とし
て可視情報と暗号ファイル(暗号情報)とが送信されて
いる。このため、このチケット情報メモリ24aには、
可視情報と暗号ファイル(暗号情報)とを記憶するエリ
アがそれぞれ設けられている。
【0092】ここで、可視情報は、HTML文書であり
HTML形式で記述された普通のテキストファイルであ
る。例えば予約されたチケットがコンサートチケットで
あれば、テキストファイルで記述されたアーティスト
名、開演日、開演(開始)時間、開催場所、料金、シー
ト番号の情報が可視情報として携帯電話20に送信され
る。一方、暗号ファイルはかかる情報が暗号化されたJ
PEG形式の画像データである。このように可視情報と
暗号ファイルとはそのデータの形式が異なることから、
そのデータ形式を読み取ることによりそれぞれに対応す
るエリアに書き込まれる。尚、JPEG形式の画像デー
タはウェブブラウザ22b内に直接インライン表示でき
るデータ形式であるので、暗号ファイルを読み取るため
のソフトウェアは携帯電話20に搭載されない。
【0093】もし、画像データの情報が携帯電話20の
1つの画面内に収まらない場合には複数画面に渡って表
示しても良い。つまり、予約チケット情報(暗号ファイ
ル)を複数の暗号ファイル表示画面97に渡って構成す
ることにより、予約チケットの情報(暗号ファイル)が
多用の場合でも複数の暗号ファイル表示画面97を静止
画の集合とし、ビデオカメラ52によって複数の暗号フ
ァイル表示画面97を読み取った後で、PC40によっ
て予約チケット情報として再構成し、1つの画面の場合
と同様の結果を得ることができる。また、例え、携帯電
話20の画面(暗号ファイル表示画面97)が動画であ
ったとしても、一般的に動画は画面単位で変化するた
め、動画は静止画像の集合であることは明らかであり、
前記暗号ファイル表示画面97として同様な効果が得ら
れることができる。
【0094】また、チケット情報メモリ24aに記憶さ
れた予約チケット情報に変更が生じた場合には、その変
更情報がウェブサーバ1より送信される。送信された変
更情報が携帯電話20により受信されると、チケット情
報メモリ24aに記憶されている予約チケット情報は、
受信された変更情報へと更新されるので、チケット情報
メモリ24aには、常に最新の予約チケット情報が記憶
される。
【0095】チケット情報メモリ24aに記憶された各
情報は、所定の操作(操作パネル上の選択ボタン29a
および決定ボタン29bの操作やキーワード入力)によ
りLCD28に出力される。携帯電話20の利用者は、
出力される可視情報により、自身の予約したチケットの
チケット情報を見ることができ、その内容を確認するこ
とができる。また、LCD28に表示される暗号ファイ
ルをPC40に読み取らせ、携帯電話20をチケットと
して行使することができる。
【0096】このため、必要に応じて可視情報と暗号フ
ァイルとを使い分けることができ、携帯端末装置の所有
者は可視情報によりチケット情報の内容を確認すること
ができる一方で、暗号ファイルによりチケット情報の機
密性を保持することができ、個人のプライバシーを保護
することができる。
【0097】登録情報メモリ24bは、携帯電話20の
ID情報を記憶しておくためのメモリである。この登録
情報メモリ24bに記憶されるID情報は、携帯電話2
0のメールアドレスと携帯電話20の利用者氏名と予約
チケットの代金の支払い方法(郵便振替であれば利用者
の住所、クレジットカードであればカード番号)であ
る。このID情報は、所望のチケットの予約を行う際に
(チケット予約コマンドを送信すると)、ウェブサーバ
1の要求に応じて送信され、ウェブサーバ1において携
帯電話20が登録された携帯電話であるか否かの確認に
使用される。
【0098】この登録情報メモリ24bへのID情報の
書き込みは、本実施例のチケット流通通信システムを利
用するための利用登録の際に実行される。この利用登録
は携帯電話20からインターネット経由で実行すること
ができ、その際に、必要となるID情報を入力すること
で、該ID情報がウェブサーバ1へ送信されるととも
に、この登録情報メモリ24b書き込まれる。
【0099】バッファ33は、他の携帯電話やウェブサ
ーバ1との間で送受信される情報(データ)を一時的に
格納する緩衝用メモリである。データの受信や送信は時
間のかかる処理であるので、送受信されるデータを一時
的に格納するバッファ33を備えることにより、RAM
23の動作領域が確保されている。
【0100】符号化部34は、送話器27より入力され
たアナログ音声データをデジタル化する装置である。送
話器27より入力される会話などの音声データはアナロ
グ音声データであるので、デジタル回線である無線回線
33で会話を送信する際にはデジタル化(デジタル音声
信号化)される必要がある。このため、Pulse Code Mod
ulation(パルス符号変調、以下単に「PCM」と略
す)という手法によりこの符号化部34でデジタル化を
されている。PCMは音声の波形の大きさを一定時間間
隔で測り、その大きさをデジタルの数値で表すものであ
る。入力されたアナログ音声データは、標本化、量子
化、符号化の3つの課程を経てデジタル音声信号化が実
行される。
【0101】復合化部35は、符号化部34により符号
化されたデジタル音声信号(他の電話装置から送信され
た音声データ)を受信した場合に、そのデジタル音声信
号をアナログ音声データに変換する装置である。復号化
されたアナログ音声データは、受話器26より出力され
る。操作パネル29は、操作者がこの携帯電話20の設
定等の各種の操作を行うためのものである。アンプ36
は、そのアンプ36に接続されたスピーカ29を鳴動し
て、呼出音などを出力するためのものである。このよう
に構成された携帯電話20は、アンテナ25を介して、
無線回線33に接続されている。無線回線33は基地局
を経由して電話回線32に接続されており、これにより
ウェブサーバ1(インターネット)に接続される。
【0102】PC40は、演算装置であるCPU42
と、そのCPU42で実行される各種の制御プログラム
や固定値データを記憶したROM43と、各種のデータ
等を一時的に記憶するためのメモリであるRAM44
と、入出力ポート46と、ハードディスク47と、キー
ボード48と、CRT49と、インターフェース50
と、モデムと51と、カメラ52とを備えている。
【0103】ROM43には制御プログラム43aが記
憶されている。この制御プログラム43aは、このPC
40で実行されるシステム動作を制御する制御プログラ
ムであり、携帯電話20の記憶する予約チケット情報の
読取りを行うチケット情報読取処理を実行するプログラ
ムである。
【0104】チケット情報読取処理は、携帯電話20の
LCD28に表示される予約チケット情報(携帯電話2
0に記憶されるチケット情報)を読み取って、その読み
取った予約チケット情報をウェブサーバ1から配信され
る予約情報と照らし合わせて、整合性がある場合にその
予約チケット情報を記憶する携帯電話20を正当なチケ
ットとして認証する処理である。
【0105】具体的には、LCD28には予約チケット
情報として暗号ファイル(暗号情報の画像データ)が表
示されている。この暗号ファイルはカメラ52により撮
像されて、その撮像された画像データ(動画データ)が
PC40に入力される。チケット情報読取処理では、こ
の入力された動画データがある時点xにおいてサンプリ
ングされ、JPEG形式の静止画像データに変換された
後に読取画像メモリ44bに記憶される。その後、この
読取画像メモリ44bに記憶された画像データは、配信
情報メモリ47bに記憶される予約情報、つまりウェブ
サーバ1から配信された予約情報と整合され、整合性が
あった場合に、その予約チケット情報を記憶する携帯電
話20が正当なチケットとして認証される。
【0106】これにより、携帯電話20に表示される
(記憶される)予約チケット情報がチケットとして行使
されるので、携帯電話20をそのものをチケットとして
取り扱うことができる。携帯電話20は常に所有者に携
帯される端末装置であるので、イベントに出向く際にチ
ケットを所有し忘れるということがない。また、LCD
28に表示される予約チケット情報を読み取るので、携
帯電話20に記憶される予約チケット情報をチケットと
して紙等に印刷するプリンタや、別の媒体に出力するた
めのリーダ/ライタを不要とすることができる。
【0107】更に、読み取られる予約チケット情報は、
暗号ファイルであるのでその情報が盗み見られても悪用
されることがない上、暗号ファイルが文字の表示に比べ
て画像認識しやすい画像データであることから、精度よ
くその読み取りを実行することができる。
【0108】RAM44はウェブブラウザのロードエリ
ア44aと読取画像メモリ44bとを備えている。この
ロードエリア44aは、ウェブサーバ1から提供(送
信)された情報(ホームページ)を閲覧するためのプロ
グラムであるウェブブラウザ44aをロードするエリア
である。かかるロードエリア44aにロードされるウェ
ブブラウザ47aはハードディスク47に記憶されてい
る。
【0109】読取画像メモリ44bは、カメラ52で読
み取った画像データを記憶するためのメモリであり、読
み取られた予約チケット(暗号ファイル)の画像データ
を記憶するメモリである。画像データはそのデータサイ
ズが大きいので、メモリ領域の圧迫を回避するために、
新たな画像データが読み取られる毎に、先に記憶された
画像データはこの読取画像メモリ44bから消去され
る。
【0110】ハードディスク47は、書き替え可能な不
揮発性のメモリであり、CPU42により実行されるウ
ェブブラウザ47aと配信情報メモリ47bとを備えて
いる。ウェブブラウザ47aは、上記した携帯電話20
のROM22に記憶されるウェブブラウザ22bと同一
のソフトウェアであるので、その基本的な説明を省略す
る。PC40では、このウェブブラウザ47aによりウ
ェブサーバ1から配信されるホームページである予約情
報が閲覧される。また、このウェブブラウザ47a上か
ら予約情報の配信を要求する配信要求コマンドを送信す
ることができ、送信された配信要求コマンドがウェブサ
ーバ1に受信されると、ウェブサーバ1から予約情報が
配信される。配信された予約情報は配信情報メモリ47
bに記憶される。
【0111】配信情報メモリ47bは、ウェブサーバ1
における予約情報配信処理に基づいて配信される予約情
報を記憶するためのメモリである。また、チケット情報
読取処理において読み取られた携帯電話20の記憶する
予約チケット情報について、その正当性を調べる際に参
照されるメモリである。この配信情報メモリ47bに記
憶される予約情報はウェブサーバ1の予約管理ファイル
メモリ6eに記憶されている予約管理ファイルの情報
(予約情報)である。
【0112】ウェブサーバ1から配信される予約情報
は、同じ情報が予約チケット情報としてそのチケットを
予約した携帯電話20に送信されている。つまり、配信
情報メモリ47bに記憶される一のチケットに関する予
約情報に対応して、同じチケット情報を予約チケット情
報として記憶する一の携帯電話20が存在するのであ
る。このため、チケット情報読取処理により、携帯電話
20のLCD28に表示される暗号ファイルが読み取ら
れると、その読み取られた暗号ファイルが予約情報とし
てこの配信情報メモリ47bに記憶されているか否かを
調べることにより、携帯電話20のチケットとしての正
当性が判断されるのである。
【0113】カメラ52は、上記したように携帯電話2
0のLCD28に表示される画像データ(暗号ファイ
ル)を撮像するためのカメラであり、デジタルビデオカ
メラで構成されている。カメラ52により撮像された画
像データは、MPEG形式の動画データである。この動
画データはリアルタイムでPC本体41にケーブルによ
って伝送され、制御プログラム43aによりサンプリン
グされてJPEG形式の静止画像データとして読取画像
メモリ44bに記憶される。
【0114】図2に示すように、上記したCPU42、
ROM43、RAM44はバスライン53を介して互い
に接続されており、バスライン53はまた入出力ポート
46にも接続されている。この入出力ポート46は、バ
スライン53の他に、ハードディスク47、インターフ
ェース50、キーボード48、CRTディスプレイ49
およびカメラ52に接続されている。
【0115】また、PC40にもウェブサーバ1と同様
にインターフェース50とモデム51とが備えられてお
り、PC40は、このモデム51(内蔵するNCU)を
介して電話回線32に接続されている。
【0116】図3は、ウェブサーバ1のデータ管理表メ
モリ6dから出力されたデータ管理表がCRT11に表
示されたデータ管理表表示画面61を示した図である。
このデータ管理表表示画面61はチケット情報入力処理
を実行する画面であり、表示されるデータ管理表にチケ
ット情報が入力されると、チケット情報入力処理によ
り、入力されたチケット情報に基づくホームページの作
成または変更が実行されると共に、予約管理ファイルが
作成(変更)される画面である。
【0117】このデータ管理表表示画面61には、デー
タ管理表の一例であるコンサートのカテゴリーに属する
コンサートデータ管理表62が表示されている。このコ
ンサートデータ管理表62は、コンサートに関するチケ
ット情報を表示した一覧表であり、CRT11の画面上
で複数ページ(複数画面)に渡って表示されるものであ
る。このコンサートデータ管理表62に記載されるチケ
ット情報は、コンサートを開催するアーティスト名によ
って種別され、50音順で表示されている。
【0118】コンサートデータ管理表62の上端部に
は、チケット情報の項目が表示された表示欄63が設け
られており、この表示欄63は左から順に「アーティス
ト名」欄63a、「月日」欄63b、「開始時間」欄6
3c、「場所」欄63d、「料金」欄63e、「共演」
欄63f、「チケット数」欄63g、「問い合わせ」欄
63h、「前売りチケット」欄63i、「読取装置」欄
63jの10個の項目欄で構成されている。
【0119】これら各項目欄63a〜63jの下方に
は、各欄に対応したデータが各々表示されている。これ
らのデータは「アーティスト名」欄63aに表示される
データ(アーティスト名)に対応して、その右方に順に
表示されており、各データはウェブサーバ1の操作者に
よって新たに入力したり変更したりすることが可能にな
っている。「チケット数」欄63gは発行されるチケッ
ト数が表示される欄であるが、発行チケットの全てのチ
ケットが携帯電話20から予約できるチケットではない
ので、「チケット数」欄63gにおいては、全チケット
数の内、携帯電話20から予約できるチケット数と全チ
ケット数とが表示され、全チケット数については括弧書
きで表示されている。このコンサートデータ管理表62
の一のチケット情報により、携帯電話20に送信される
一のホームページが作成されるが、その際には、「読取
装置」欄63jのデータは使用されない。
【0120】このコンサートデータ管理表62の情報に
はウェブサーバ1にコマンドを入力する入力ボタンであ
る「前ページへ」ボタン65と「後ページへ」ボタン6
6と「検索ボタン」67とが表示されている。「前ペー
ジへ」ボタン65と「後ページへ」ボタン66とは表示
されているコンサートデータ管理表62のページを変更
するボタンである。上記したようにコンサートデータ管
理表62はCRT11の画面上で複数ページ(複数画
面)に渡って表示されるものであり、一画面においては
全てのデータは表示されない。「前ページへ」ボタン6
5がクリック(入力)されると表示されているコンサー
トデータ管理表62の一つ前のページを表示要求するコ
マンドがウェブサーバ1に入力され、その結果、一つ前
のページのコンサートデータ管理表62が表示される。
また、「後ページへ」ボタン66がクリック(入力)さ
れると、同様に、一つ後のページのコンサートデータ管
理表62が表示される。
【0121】また、「検索ボタン」67は、所望のイベ
ント(コンサート)に関するデータ管理表(コンサート
データ管理表62)を検索して表示させるためのボタン
である。「検索ボタン」67には入力欄が備えられてお
り、この入力欄に所望のアーティスト名が入力される
と、そのアーティストに関するコンサートデータ管理表
62を表示要求する表示コマンドがウェブサーバ1に入
力され、その結果、対応するコンサートデータ管理表6
2が表示される。
【0122】コンサートデータ管理表62の下方には、
「入力完了」ボタン68と「キャンセル」ボタン69と
が設けられている。この「入力完了」ボタン68と「キ
ャンセル」ボタン69とはウェブサーバ1にコマンドを
入力するコマンド入力ボタンである。「入力完了」ボタ
ン68は、データ管理表表示画面61において、チケッ
ト情報の入力が完了したことをウェブサーバ1に報知す
るボタンであり、このボタン68がクリック(入力)さ
れると入力完了コマンドがウェブサーバ1に入力され
る。これにより、入力されたデータ(チケット情報)が
データ管理表メモリ6dに書き込まれ、書き込まれたデ
ータに従って、ホームページ(携帯電話20に送信され
るチケット情報)の作成または変更と予約管理ファイル
の作成(或いは変更)が実行される。
【0123】「キャンセル」ボタン69は、データ管理
表表示画面61の表示の終了(チケット情報入力処理の
終了)を報知するキャンセルコマンドをウェブサーバ1
に入力する入力ボタンである。この「キャンセル」ボタ
ン69がクリック(入力)されると、チケット情報入力
処理が終了され、データ管理表表示画面61の表示が終
了する。
【0124】図4は、予約管理ファイルメモリ6eから
出力された予約管理ファイルがCRT11に一覧表の書
式で表示された予約管理ファイル表示画面71を示した
図である。この予約管理ファイル表示画面71は、一の
イベントに関するチケットの予約情報が記載された一の
予約管理表が表示される画面であり、図4においては図
3のコンサートデータ管理表62の最上段に表示され
た、アーティスト名「うXX XXX」の「X月X日
(木)」に13:20から開始されるコンサートに関す
る予約管理ファイルが、一覧表(予約管理ファイル一覧
表72)で表示されている。
【0125】予約管理表は、予約者(携帯電話20の利
用者)に送信する予約チケットの情報を管理するもので
あるので、図4の予約管理ファイル一覧表72には、発
行チケット数の内の予約チケット数分のデータが表示さ
れ、更に、チケットの情報とそのチケットを予約した予
約者の情報とが対応して表示されるように構成されてい
る。
【0126】予約管理ファイル一覧表72の上端部に
は、予約管理ファイル72に記載される予約情報の項目
が表示された表示欄73が設けられており、この表示欄
73は左から順に「チケット情報」欄74、「読取装
置」欄75、「予約者」欄76、「暗号欄」欄77で構
成されている。
【0127】「チケット情報」欄74は2段で構成され
ており、上段には「チケット情報」と表示され、下段に
はそのチケット情報の詳細な項目「アーティスト名」、
「月日」、「開始時間」、「場所」、「シート番号」が
表示されている。「チケット情報」欄74の下方には各
項目に対応するデータが表示されている。ここで、この
「チケット情報」欄74に表示されるデータ(「シート
番号」以外)は、コンサートデータ管理表62に表示さ
れているチケット情報であり、コンサートデータ管理表
62の「アーティスト名」欄63a、「月日」欄63
b、「開始時間」欄63c、「場所」欄63dに記載さ
れているデータが、予約管理ファイル一覧表72のそれ
ぞれ対応する項目の下方に書き込まれている。尚、「シ
ート番号」については、この予約管理ファイル一覧表7
2において入力しても良く、また、各イベント会場の座
席データをデータベース化しておき、そのデータベース
からこの予約管理ファイル一覧表72に読み込んでも良
い。入力されたシート番号は、他のチケット情報と同じ
く、予約管理ファイルメモリ6eに書き込まれる。
【0128】「チケット情報」欄74の右方には「読取
装置情報」欄75が表示されている。この「読取装置情
報」欄75は上段と下段の2段で構成されている。上段
には「読取装置情報」欄75であることの表示「読取装
置情報」が表示され、下段にはその詳細な項目である
「IPアドレス」が表示されている。「読取装置情報」
欄75の下方には、対応するデータとしてPC40のI
Pアドレスが表示されている。表示されるPC40のI
Pアドレスは、コンサートデータ管理表62に表示(記
憶)されている「読取装置」欄63jのデータである。
表示される各IPアドレスは「チケット情報」欄74に
表示される各チケット情報に対応している。予約情報配
信処理では、この「読取装置情報」欄75に表示される
IPアドレスへ、予約管理ファイル一覧表72の予約情
報が配信される。
【0129】「読取装置情報」欄75の右方には「予約
者情報」欄76が表示されている。「予約者情報」欄7
6は2段で構成されており、上段には「予約者情報」と
表示され、下段にはその予約者(携帯電話20)のID
情報の詳細な項目「メールアドレス」、「氏名」、「支
払方法」が表示されている。「予約者情報」欄76の下
方には各項目に対応するID情報が表示されている。
「メールアドレス」の下方には携帯電話20のメールア
ドレスが表示されている。「氏名」の下方には携帯電話
20の利用者の氏名が表示されている。「支払方法」の
下方には携帯電話20の利用者の所望する支払方法(郵
便振替の場合には送付先の住所、クレジットカードの場
合にはカード番号など)が表示されている。
【0130】表示される各ID情報は、携帯電話20の
利用者によりチケットが予約(チケット予約コマンドの
送信)された場合に、予約されたチケットに対応して書
き込まれたものである。つまり、ID情報の表示されて
いるチケットは、予約済みのチケットとなる。尚、表示
されているID情報は、上記したように携帯電話20の
登録情報メモリ24bに記憶されているID情報であ
り、チケット予約処理(S28)により要求されて携帯
電話20から送信され、送信されたID情報がウェブサ
ーバ1のIDメモリ6fに記憶されているID情報に一
致した場合に予約管理ファイルに書き込まれたデータで
ある。
【0131】上記したコンサートデータ管理表62に書
き込まれたチケット情報に変更が生じると、対応する予
約管理表のデータについても変更されるので、予約管理
ファイル一覧表72のチケット情報の表示が変更される
こととなる。予約管理ファイル一覧表72のチケット情
報の変更後は、変更されたチケット情報に対応するメー
ルアドレスにその変更情報は一斉に送信される。このた
め、変更情報を個別に送信する場合に比べて効率的に変
更情報を送信することができる上、チケットの予約者全
員に均一なサービスが提供される。
【0132】「予約者情報」欄76の右方には「暗号」
欄77が表示されている。「暗号」欄77の下方には暗
号ファイルがそのファイル名で表示されている。各暗号
ファイルは、「チケット情報」欄74に表示される各チ
ケット情報に対応しているものである。上記のように構
成される予約管理ファイル一覧表72の右側端部には、
スクロールバー78が備えられている。スクロールバー
78は、バー中に設けられたマークのクリックやドラッ
グにより、表示されている予約管理ファイル一覧表72
をスクロールすることのできるものである。このスクロ
ールバー78を操作することにより、CRT11の一画
面に表示しきれない予約管理ファイル一覧表72を端部
からの端部まで閲覧することができる。
【0133】この予約管理ファイル一覧表72の下方に
は、「カウント」欄78が表示されている。「カウン
ト」欄78は、予約されたチケットのカウントが表示さ
れる欄であり、表示されるカウントが予め定められた予
約できるチケット数(「チケット数」欄63gに表示さ
れるチケット数の内、携帯電話20から予約できるチケ
ット数として表示されているチケット数)に達するま
で、チケットが予約されるごとに更新される。この「カ
ウント」欄78に表示されるチケット数が予め定められ
た予約できるチケット数に達すると、携帯電話20から
の予約受付は終了し、予約管理ファイル一覧表72に記
載された予約情報(アーティスト名「うXXXXX」の
「X月X日(木)」に13:20から開始されるコンサ
ートに関する予約管理ファイル)が対応するチケット情
報読取装置であるPC40に送信される。
【0134】予約管理ファイル一覧表72の上方には
「送信」ボタン79が設けられている。「送信」ボタン
79はコマンドを入力するボタンであり、この「送信」
ボタン79がクリック(入力)されると、予約管理ファ
イル一覧表72に記載された予約情報は対応するチケッ
ト情報読み取り装置(PC40)に送信される。これに
より、ウェブサーバ1からチケット情報読み取り装置
(PC40)へ、任意の時期に予約情報を送信すること
ができる。
【0135】「送信」ボタン79の右方には「削除」ボ
タン80が表示されている。この「削除」ボタン80
は、予約管理ファイル一覧表72に表示されている情報
を削除する削除コマンドを入力するボタンである。予約
管理ファイル一覧表72に表示されている予約情報(一
のチケット情報とそのチケット情報に対応するPC40
の情報および予約者情報)は、画面上でクリックされる
ことにより選択することができる。予約情報の選択にひ
き続いてこの「削除」ボタン80がクリック(入力)さ
れると、選択された予約情報について削除が実行され、
予約管理ファイルメモリ6eから消去される。
【0136】図5は携帯電話20から所望のチケットを
予約する場合において、その操作時に携帯電話20のL
CD28に表示される画面を示した図である。図5の
(a)は携帯電話20の電源がオンの状態でLCD28
に表示される初期画面91であり、情報の受信や送信或
いは入力を待機する待機状態であることを示している画
面である。
【0137】図5の(b)は(a)の初期画面の表示状
態において選択ボタン29aが押下されることにより表
示された画面であり、チケット情報に関する処理(チケ
ット情報の送信要求や記憶される予約チケット情報の出
力など)を実行するためのコマンドを入力するコマンド
入力画面92である。このコマンド入力画面92には、
コマンドを入力するボタンとして3つのボタン「チケッ
ト情報/予約」ボタン92a、「チケット情報確認」ボ
タン92b、「チケット出力」ボタン92cが、画面上
方から順に表示されている。
【0138】「チケット情報/予約」ボタン92aはチ
ケット情報の送信をウェブサーバ1に要求するボタンで
あり、この「チケット情報/予約」ボタン92aが入力
されると、ウェブサーバ1に記憶されているチケット情
報の送信を要求するチケット情報要求コマンドがウェブ
サーバ1に送信され、その結果、予約するチケットのカ
テゴリを指定するための情報(ホームページ)がウェブ
サーバ1から送信される。「チケット情報確認」ボタン
92bはチケット情報メモリ24aに記憶される予約チ
ケット情報の内、可視情報をLCD28に出力するボタ
ンである。この「チケット情報確認」ボタン92bが入
力されると、チケット情報メモリ24aに記憶される予
約チケット情報の可視情報がチケット情報メモリ24a
から読み出されてLCD28に表示される。これにより
携帯電話20の利用者は、予約チケット情報を簡単に確
認することができる。また、所有するチケットの内容が
変更された場合にも、その内容を確実に知ることができ
る。
【0139】「チケット出力」ボタン92cは、チケッ
ト情報メモリ24aに記憶される予約チケット情報の暗
号ファイルをLCD28に出力するボタンである。この
「チケット出力」ボタン92bが入力されると、チケッ
ト情報メモリ24aに記憶される予約チケット情報の暗
号ファイルがチケット情報メモリ24aから読み出され
てLCD28に表示される。表示される暗号ファイルは
チケット情報読取装置であるPC40に読み取られるこ
とによりチケットとして行使される。
【0140】ここで、各ボタン92a〜92cの入力
は、選択ボタン29aを押下することによりLCD28
に表示されているボタンを選択した後、決定ボタン29
bを押下することにより実行される。また、各ボタン9
2a〜92cの選択時には、ボタンの表示の周囲に黒枠
が表示され選択状態であることが示される。尚、(b)
においては、「チケット情報/予約」ボタン92aが入
力されており、ウェブサーバ1からチケット情報のカテ
ゴリを指定するための情報(ホームページ)が送信され
て、その画面表示が切り替わる。
【0141】図5の(c)は、予約するチケットのカテ
ゴリを選択するための情報(ホームページ)が表示され
たカテゴリ指定画面93である。このカテゴリ指定画面
93には、予約できるチケットのイベントの種類が表示
され、更に種別されたイベントにおいて分類されたカテ
ゴリが表示されている。各カテゴリの表示はカテゴリを
指定するカテゴリ指定ボタン93aとなっている。
【0142】具体的には、カテゴリ指定画面93の上方
には、イベントの種類の一つである(コンサート)が表
示されており、(コンサート)の下方には、コンサート
に属する各カテゴリ、即ちカテゴリを指定するカテゴリ
指定ボタン93aが上から順に「来日アーティスト」、
「国内アーティスト」、「クラシック」、「その他」と
表示されている。「その他」の表示の下方には、(映
画)のカテゴリが表示されており、(映画)の表示の下
方には、更にカテゴリ指定ボタン93aが表示されてい
る。
【0143】このカテゴリ指定画面93は選択ボタン2
9aによりスクロールされ、ウェブサーバ1から送信さ
れた全てのカテゴリに関する情報をLCD28に表示す
ることができる。また、カテゴリ指定画面93について
も、(b)に表示されるコマンド入力画面92と同様
に、カテゴリ指定ボタン93aは、選択ボタン29aの
押下により選択され、その後、決定ボタン29bを押下
することにより入力される。また、その選択時には、ボ
タンの表示の周囲に黒枠が表示され選択状態であること
が示される。
【0144】カテゴリ指定ボタン93aが入力される
と、そのカテゴリの指定がコマンドとしてウェブサーバ
1に送信される。ウェブサーバ1では受信したコマンド
に基づいて、指定されたカテゴリに属するチケット情報
がデータベースエリア6gにおいて検索され、検索結果
のチケット情報のインデックス情報が携帯電話20へと
送信される。尚、(c)に表示されるカテゴリ指定画面
93においては、カテゴリ指定ボタン93aとして「国
内アーティスト」が選択されており、コンサートチケッ
トにおいて「国内アーティスト」のカテゴリを指定する
コマンドがウェブサーバ1に送信されている。
【0145】図5の(d)は、(c)において、コンサ
ートのイベントに属する「国内アーティスト」のカテゴ
リを指定するコマンドがウェブサーバ1に送信された結
果、チケット情報のインデックス情報(ホームページ)
が表示されたインデックス情報表示画面94である。こ
のインデックス情報表示画面94に表示されるインデッ
クス情報は、カテゴリを指定するコマンドに基づいてウ
ェブサーバ1から携帯電話20に送信された情報であ
る。このインデックス情報表示画面94には、ウェブサ
ーバ1において「国内アーティスト」のカテゴリに記憶
されているチケット情報が、コンサートを開催するアー
ティスト名の最初の50音で表示されると共に、50音
表示94aに併記して、各50音に属するコンサートの
数が括弧書きで表示されている。
【0146】具体的には、かかるインデックス情報表示
画面94には、チケット情報のインデックスが、例え
ば、「あ(2)」と表示されており、「あ(2)」の表
示の下方には「い(3)」と表示され、以下同様に50
音順に50音表示94aとその50音に併記する括弧書
きの数値が表示されている。これにより、例えば「あ」
で始まる名前の国内アーティストのコンサートについて
は、2のコンサートのチケット情報がウェブサーバ1に
記憶され、「い」で始まる名前の国内アーティストのコ
ンサートについては、3のコンサートのチケット情報が
ウェブサーバ1に記憶されていることが示されている。
【0147】かかる表示94a(「あ(2)」など)は
チケット情報をウェブサーバ1に要求するチケット情報
要求コマンドを入力するボタンであり、該ボタンが入力
されると、そのボタンの表示に対応するチケット情報を
要求するチケット情報要求コマンドがウェブサーバ1に
送信される。(d)においては、「う(1)」が入力さ
れ、その結果、「う」で始まる名前の国内アーティスト
のコンサートに関するチケット情報要求コマンドがウェ
ブサーバ1に送信されている。
【0148】尚、このインデックス情報表示画面94に
おいても、選択ボタン29aの押下により画面のスクロ
ールができるように構成されており、また各ボタンの入
力方法についてもカテゴリ表示画面93などの他の画面
と同様の方法で実行される。
【0149】図5において(e)は、(d)に表示され
るインデックス情報表示画面94において、「う」で始
まる名前の国内アーティストのコンサートに関するチケ
ット情報要求コマンドがウェブサーバ1に送信された結
果、対応するチケット情報(ホームページ)がウェブサ
ーバ1から送信されて表示されたチケット情報表示画面
95である。このチケット情報表示画面95には、ウェ
ブサーバ1から送信されたチケット情報として「アーテ
ィスト名(うXX XXX)」、「月日(X月X
日)」、「開始時間(13:20)」、「場所(XXホ
ール)」、「チケット代(全席指定XXXX)」が表示
されている。
【0150】ここで、チケット情報要求コマンドにより
要求されたチケット情報が複数あった場合には、チケッ
ト情報表示画面95には、複数のチケット情報が一ず
つ、順番に表示される。各チケット情報は選択ボタン2
9aの押下によりスクロールされ、送信されたチケット
情報は全てLCD28において閲覧することができる。
【0151】チケット情報表示画面95の下方には、
「チケット予約」ボタン95aが表示されている。「チ
ケット予約」ボタン95aは、チケットの予約をウェブ
サーバ1に要求するチケット予約コマンドの送信ボタン
である。この「チケット予約」ボタン95aが入力され
ると、画面に表示されているチケット情報に対応するチ
ケットの予約がウェブサーバ1に要求され、ウェブサー
バ1によりチケット予約処理(S28)が実行される。
【0152】図5の(f)は、(e)に表示されるチケ
ット情報表示画面95において、「チケット購入」ボタ
ン95aが入力されることにより、ウェブサーバ1から
送信された予約チケット情報が表示された予約チケット
情報表示画面96である。この予約チケット情報表示画
面96に表示される予約チケット情報は、チケット情報
メモリ24aに記憶される予約チケット情報の内の可視
情報である。具体的には、予約チケット情報が、「アー
ティスト名(うXX XXX)」、「場所(XXホー
ル)」、「月日(X月X日)」、「開始時間(13:2
0)」に加え、予約されたチケットのシート番号が「X
X−XX」であることが表示されている。
【0153】また、この予約チケット情報表示画面96
は、(b)に表示されるコマンド入力画面92におい
て、「チケット情報確認」ボタン92bが入力された場
合にも表示される。その際には、キーワードの入力が要
求され、予め携帯電話20の利用者により設定されたキ
ーワードが入力された場合にのみ、予約チケット情報表
示画面96が表示される。このように、ウェブサーバ1
に携帯電話20からアクセスするだけで、所望のチケッ
トを簡便に入手することができる上、可視情報がむやみ
に他人の目に触れることがなく、個人のプライバシーを
保護することができる。
【0154】図6は、予約チケット情報に変更があった
場合に、ウェブサーバ1から変更情報が送信されること
により、LCD28に表示される(チケット情報メモリ
24aに記憶される)予約チケット情報が変化する様子
を示した図である。図6の(a)には、変更前の予約チ
ケット情報が表示された予約チケット情報表示画面96
の部分拡大図であり、予約チケット情報表示画面96の
開始時間が表示されている部分「13:20カイシ」が
拡大されて表示されている。この拡大図の下方には、変
更前の予約チケット情報が暗号化された暗号ファイルが
表示された暗号ファイル表示画面97が表示されてい
る。暗号ファイル表示画面97に表示される暗号ファイ
ルはPC40に読み取られる画像データであり、上記し
たように、コマンド入力画面92において「チケット出
力」ボタン92cが入力されることにより表示される画
面である。
【0155】図6の(b)には、変更情報を受信した後
の(変更後の)予約チケット情報が表示された予約チケ
ット情報表示画面96の部分拡大図が表示されている。
ここで変更された内容は(a)に表示される予約チケッ
ト情報の内のコンサートの開始時間であり13:20の
開始時間が13:40に変更となったものである。
(b)においては、予約チケット情報表示画面96の開
始時間の表示が「13:40カイシ」で表示されてお
り、受信した変更情報により予約チケット情報の可視情
報が変更されていることが示されている。また、(b)
に示された予約チケット情報表示画面96の拡大図の下
方には、(a)同様に暗号ファイルが表示された暗号フ
ァイル表示画面97が示されているが、その画像データ
は(a)の画像データとは異なるものであり、暗号ファ
イルについても変更されていることが示されている。
【0156】次に、図7から図11のフローチャートを
参照して、上記のように構成されたチケット流通通信シ
ステムで実行される各処理を説明する。図7は、ウェブ
サーバ1で実行される処理であり、チケット情報管理プ
ログラム6cの中で実行される処理であるチケット情報
入力処理のフローチャートである。チケット情報入力処
理はチケット情報をウェブサーバ1に入力するための処
理であり、CRT11に表示されるデータ管理表からデ
ータが入力されることにより実行される処理である。
【0157】チケット情報入力処理では、まず、データ
管理表メモリ6dに記憶されるデータ管理表をCRT1
1に表示し(S1)、データ管理表から「キャンセル」
ボタン69が入力されたか否かを確認する(S2)。確
認の結果、「キャンセル」ボタン69が入力されていれ
ば(S2:Yes)、このチケット情報入力処理を終了
する。また、S2の処理で確認した結果、「キャンセ
ル」ボタン69が入力されていなければ(S2:N
o)、「入力完了」ボタン68が入力されたか否かを確
認する(S3)。
【0158】確認の結果、「入力完了」ボタン68が入
力されていると(S3:Yes)、データ管理表に入力
されたチケット情報をデータ管理表メモリ6dに書き込
む(S4)。その後、データ管理表に入力されたチケッ
ト情報が新規のデータであるか否かが調べられ(S
5)、その結果、入力されたチケット情報が新規データ
でなかった場合には(S5:No)、データ管理表メモ
リ6dに書き込まれた変更データを元にしてデータベー
スエリア6gに記憶されるHTMLデータを変更する
(S6)。そして、書き込まれた変更データを予約管理
ファイルメモリ6eに記憶される対応するデータ(予約
情報)と照合し、変更部分のデータを書き換える(S
7)。次いで、変更された予約情報に基づいて暗号ファ
イルを修正する(S8)。
【0159】その後は、変更前のチケット情報を所有す
るチケットの予約者の情報(携帯電話20のメールアド
レス)を予約管理ファイルにより確認し(S9)、確認
されたメールアドレスへ、変更された予約情報を変更情
報として一斉に送信する(S10)。S10の処理の後
はその処理をS2へ移行する。そしてS2の処理におい
て「キャンセル」ボタン69が入力されるまで、S3以
降の処理を繰り返す。
【0160】一方、S5の処理で確認した結果、入力さ
れたデータが新規データであれば(S5:Yes)、デ
ータ管理表メモリ6dに新たに書き込まれたチケット情
報をHTMLデータに変換し、データベースエリア6g
に書き込む(S11)。次に、書き込まれたチケット情
報を使用して予約管理ファイルを新たに作成し、予約管
理ファイルメモリ6eに書き込む(S12)。S12の
処理の後はその処理をS2に移行する。
【0161】また、S3の処理において確認した結果、
「入力完了」ボタン68が入力されていなければ、その
処理をS2に移行し、「キャンセル」ボタン69または
「入力完了」ボタン68の入力を待機する。
【0162】図8は、ウェブサーバ1で実行される処理
であり、HTTPサーバプログラム6bにより実行され
るチケット情報処理のフローチャートである。チケット
情報処理はHTTPに基づいて、チケット情報(ホーム
ページ)を携帯電話20へ提供するための処理である。
このチケット情報処理では、まず、携帯電話20から発
呼されたか否かを確認し(S21)、確認の結果、発呼
がなされていなければ(S21:No)、このHTTP
サーバプログラムを終了する。
【0163】一方、S21の処理で確認した結果、発呼
がなされていれば(S21:Yes)、携帯電話20と
の回線を閉結し(S22)、次いで、携帯電話20との
回線が閉結されたか否かを確認する(S23)。ここ
で、回線が閉結されていなければ(S23:No)、こ
のチケット情報処理を終了する。また、S23の処理で
確認した結果、回線が閉結されていれば(S23:Ye
s)、携帯電話から送信されるコマンド(チケット情報
要求コマンド)で指定された情報(チケット情報、ホー
ムページ)をデータベースエリア6gから読み出して、
データロードエリア5bへ書き込む(S24)。そし
て、データロードエリア5bに記憶される情報(チケッ
ト情報、ホームページ)を、回線の閉結されている携帯
電話20に送信する(S25)。
【0164】その後は、携帯電話20から送信されるキ
ャンセルコマンドを受信したか否かを確認し(S2
6)、キャンセルコマンドを受信していれば(S26:
Yes)、このチケット情報処理を終了する。一方、S
26の処理で確認した結果、キャンセルコマンドを受信
していなければ(S26:No)、携帯電話20におい
て「チケット予約」ボタン95aが入力されたか否か、
即ち、チケット予約コマンドを受信したか否かを確認す
る(S27)。ここで、「チケット予約」ボタン95a
が入力されていれば(S27:Yes)、チケット予約
処理を実行した後(S28)、各処理を実行して、この
チケット情報処理を終了する。
【0165】また、S27の処理で確認した結果、「チ
ケット予約」ボタン95aが携帯電話20において入力
されていなければ(S27:No)、その処理をS26
へ移行し、キャンセルコマンドの受信またはチケット予
約コマンドの受信(「チケット予約」ボタン95aの入
力)を待機する。
【0166】尚、ここで、キャンセルコマンドは、携帯
電話20においてチケット情報の要求を取りやめるコマ
ンドの入力であるが、この入力は携帯電話20の操作パ
ネル29に設けられた選択ボタン29aなどにより所定
の操作を行うことで実行される。しかし、チケット情報
処理はHTTPサーバプログラム6bにより実行されて
いる。つまり、チケット情報処理はHTTPサーバプロ
グラム6bの中で実行されているものであるので、チケ
ット情報処理の実行中においてもチケット情報以外の他
のホームページを提供することができる。このため、携
帯電話20からは他のホームページを要求するコマンド
を入力することができる。このコマンド入力は他のホー
ムページの要求コマンドであると同時にキャンセルコマ
ンドの入力となり、チケット情報の提供はキャンセルさ
れる。しかし、HTTPサーバプログラム6bにより他
の情報を提供するために、各処理が実行される。
【0167】図9は、図8のチケット情報処理の中で実
行されるチケット予約処理(S28)のフローチャート
である。チケット予約処理(S28)は、携帯電話20
において「チケット予約」ボタン95aが入力されるこ
とにより開始される処理であり、携帯電話20の指定す
るチケットの予約を実行する処理である。また、このチ
ケット予約処理(S28)はHTTPサーバプログラム
により起動され、チケット情報管理プログラム6cによ
って実行される処理である。
【0168】このチケット予約処理(S28)では、ま
ず、携帯電話20の利用者が、本実施例のチケット流通
通信システムを利用できる利用者であるか否かを確認す
るために、携帯電話20に記憶されているID情報の送
信を要求する(S31)。そして、その要求に応じて携
帯電話20から情報が送信されたか否かを確認する(S
32)。確認した結果、情報を受信していれば(S3
2:Yes)、受信した情報がID情報であるか否かを
確認し(S33)、ID情報でなければ(S33:N
o)、エラーメッセージを携帯電話20へ送信するなど
の各処理を実行した後、このチケット予約処理(S2
8)を終了する。
【0169】また、S32の処理で確認した結果、受信
した情報がID情報であれば(S33:Yes)、受信
したID情報がID情報メモリ6fに記憶されているか
否かを確認する(S34)。確認の結果、受信したID
情報がID情報メモリ6fに記憶されていなければ(S
34:No)エラーメッセージを携帯電話20へ送信す
るなどの各処理を実行した後、このチケット予約処理
(S28)を終了する。
【0170】一方、受信したID情報がID情報メモリ
6fに記憶されていると(S34:Yes)、チケット
予約コマンドにより指定されたチケットが予約可能か否
かを予約管理ファイルにおいて調べ(S35)、予約が
可能か否かを判断する(S36)。S36の処理で判断
した結果、指定されたチケットの予約が不可能と判断さ
れた場合には(S36:No)、その旨を報知するメッ
セージを携帯電話20へ送信するなどの各処理を実行し
た後、このチケット予約処理(S28)を終了する。ま
た、S36の処理で判断した結果、指定されたチケット
の予約が可能と判断された場合には(S36:Ye
s)、指定されたチケットの予約情報を管理する予約管
理ファイルに受信したID情報を書き込み、チケットの
予約を登録すると共に、予約されたチケット数を予約済
みチケット数としてカウントする(S37)。
【0171】その後、予約されたチケットについて、予
約管理ファイルのチケット情報を元にJPEGのファイ
ル形式で暗号ファイルを作成し、作成された暗号ファイ
ルのファイル名を予約管理ファイルに書き込む(S3
8)。そして、予約されたチケットのチケット情報と暗
号ファイルとを予約チケット情報として携帯電話20へ
送信し(S39)、このチケット予約処理(S28)を
終了する。尚、S32の処理において確認した結果、情
報が受信されていなければ(S32:No)、携帯電話
20からの情報の受信を待機する。
【0172】図10は、ウェブサーバ1で実行される処
理であり、チケット情報管理プログラム6cの中で実行
される処理である予約情報配信処理のフローチャートで
ある。予約情報配信処理は、予約管理ファイルの予約情
報を、所定のPC40に送信するための処理である。
【0173】この予約情報配信処理は、まず、配信要求
コマンドを受信したか否かを確認し(S41)、受信し
ていなければ(S41:No)、予約情報の配信が既に
実行されているか否かを確認する(S42)。確認の結
果、予約情報の配信が実行されていなければ(S42:
No)、予約管理ファイルのカウントが予め設定されて
いる予約できるチケット数に達したか否かを確認し(S
43)、カウントが予約できるチケット数に達していな
ければ(S43:No)、更に、送信コマンドが入力さ
れたか否かを確認する(S44)。ここで、送信コマン
ドが入力されていなければ(S44:No)、指定日時
に達したか否かを確認し(S45)、その結果、指定期
日に達していなければ(S45:No)、この予約情報
配信処理を終了する。
【0174】一方、S45の処理で確認した結果、指定
期日に達していれば(S45:Yes)、送信する予約
管理ファイルの予約情報をHTMLデータに変換し(S
46)、変換されたHTMLデータをデータロードエリ
ア5bに書き込む(S47)。そして、HTTPサーバ
プログラムを起動し、データロードエリア5bに記憶さ
れるHTMLデータを対応するPC40へ送信し(S4
8)、この予約情報配信処理を終了する。
【0175】また、S41の処理で確認した結果、配信
要求コマンドを受信していれば(S41:Yes)、配
信要求コマンドの送信元のチケット情報読取装置である
PC40のIPアドレスを確認し、そのIPアドレスが
予約管理ファイルに記憶されているか否かを確認する
(S49)。確認の結果、そのIPアドレスが予約管理
ファイルに記憶されていなければ(S49:No)、配
信要求コマンドの送信元のチケット情報読取装置(PC
40)へエラーメッセージを送信し(S50)、この予
約情報配信処理を終了する。一方、S49の処理で確認
した結果、そのIPアドレスが予約管理ファイルに記憶
されていれば(S49:Yes)、その処理をS46に
移行する。
【0176】更に、S42の処理で確認した結果、予約
情報の配信が既に実行されていると(S42:Ye
s)、既に配信された予約情報が配信後に変更されたか
否かを確認し(S51)、変更されていた場合には(S
51:Yes)、その処理をS46に移行する。また、
S51の処理で確認した結果、予約情報が変更されてい
なければ(S51:No)、送信コマンドが入力された
か否かを確認し(S52)、送信コマンドが入力されて
いなければ(S52:No)、この予約情報配信処理を
終了する。また、S52の処理で確認した結果、送信コ
マンドが入力されていれば(S52:Yes)、その処
理をS46に移行する。
【0177】加えて、S43の処理で確認した結果、カ
ウントが予約できるチケット数に達していた場合(S4
3:Yes)と、S44の処理で確認した結果、送信コ
マンドが入力されていた場合(S44:Yes)とにつ
いても、その処理をS46に移行する。
【0178】図11はチケット情報読取装置であるPC
40の制御プログラム43aにより実行される処理であ
り、携帯電話20のLCD28に表示される暗号ファイ
ル(暗号情報の画像データ)の読取りを実行するチケッ
ト情報読取処理のフローチャートである。チケット情報
読取処理では、まず、カメラ52からの画像データの入
力が有るか否かが確認され(S61)、入力がなかった
場合には(S61:No)このチケット情報読取処理を
終了する。一方、S61の処理において確認した結果、
画像データの入力が有った場合には(S61:Ye
s)、入力された画像データをサンプリングし、JPE
G形式で読取画像メモリ44bに書き込み(S62)、
書き込まれた画像データと配信情報メモリに記憶される
暗号ファイルの画像データとを照合する(S63)。
【0179】そして、読取画像メモリ44bに記憶され
る画像データと暗号ファイルの画像データとが一致した
か否かを調べ(S64)、読取画像メモリ44bに記憶
される画像データと暗号ファイルの画像データとが一致
した場合には(S64:Yes)、カメラ52で読み取
られたチケット(携帯電話20のLCD28に表示され
る暗号ファイル、つまり、携帯電話に記憶されている予
約チケット情報)が正当であることを報知して(S6
5)、このチケット情報読取処理を終了する。また、S
64の処理において確認した結果、読取画像メモリ44
bに記憶される画像データと暗号ファイルの画像データ
とが一致しなかった場合には(S64:No)、カメラ
52で読み取られたチケットが不当であることを報知し
て(S65)、このチケット情報読取処理を終了する。
【0180】図12は携帯電話20の制御プログラム2
2aにより実行される変更情報報知処理のフローチャー
トである。変更情報報知処理は、携帯電話20により予
約したチケットについて、その内容に変更が生じた場合
に実行される処理であり、ウェブサーバ1から送信され
る変更情報を受信して開始される処理である。
【0181】この変更情報報知処理では、まず、変更情
報が受信されたか否かを確認し(S71)、変更情報が
受信されていなければ(S71:No)、この変更情報
報知処理を終了する。一方、S71の処理で確認した結
果、変更情報を受信していれば(S71:Yes)、チ
ケット情報メモリ24aに記憶されている予約チケット
情報を変更情報に更新し(S72)、ブザー音を所定時
間(例えば略1秒など)出力する(S73)。これによ
り変更情報の着信が音声により報知される。その後、L
CD28に変更情報の着信を報知するマークを出力した
後(S74)、記憶された変更情報がチケット情報メモ
リ24aから読み出されてLCD28に出力されたか否
かを確認する(S75)。確認の結果、変更情報がLC
D28に表示されていれば(S75:Yes)この変更
情報報知処理を終了する。一方、S75の処理で確認し
た結果、変更情報がLCD28に出力されていなければ
(S75:No)、その出力を待機する。このため、変
更情報がLCD28に出力されるまで、変更情報の着信
を報知するマークがLCD28に表示される。
【0182】以上、上記実施例において説明したよう
に、本発明のチケット流通通信システムによれば、チケ
ット情報を通信により入手して、そのチケット情報を記
憶する携帯端末装置(携帯電話20)そのものをチケッ
トとして取り扱うことができる。このため、チケットを
入手するために、所定の日時にチケットの発給場所へ赴
く必要がなく、所望のチケットを簡便に入手することが
できる。また、携帯端末装置により場所と時間とを選ぶ
ことなく、所望のチケットを入手することができる。加
えて、入手したチケットの内容に変更が生じた場合に
は、その変更情報が送信されて携帯端末装置に記憶され
るので、チケット情報を変更するためにわざわざ代理店
などに出向く必要がなく、時間と労力を費やす必要がな
い。
【0183】上記実施例において、請求項2記載の変更
情報送信手段としては、図7のフローチャートのS10
の処理が該当する。請求項2記載のチケット情報書換手
段としては図12のフローチャートのS72の処理が該
当する。請求項5記載の判断としては、図11のフロー
チャートのS64の処理が該当する。請求項9記載の報
知手段としては、図12のフローチャートのS73及び
S74の処理が該当する。
【0184】また、上記の実施例(以下、「第1実施
例」という)では、携帯電話20に設けられたLCD2
8にPC40により読み取られる予約チケット情報が表
示されるようにし、その表示された予約チケット情報が
PC40により読み取られることにより、携帯電話20
がチケットとして使用されるものを示したが、予約チケ
ット情報の読み取りの手法はこれに限られるものではな
い。例えば、予約チケット情報として、目視によりその
内容を理解することのできる可視情報又は聴覚によりそ
の内容を理解することのできる音声情報と、予約チケッ
ト情報と関連づけて特定され、且つ聴覚によりチケット
情報の内容を理解することのできない音声暗号情報とを
備えるようにし、この音声暗号情報を携帯電話20のス
ピーカ(図示しない)から「着メロ」等と同様に音声と
して発生させ、その音声暗号情報がPC40により認識
されることにより、携帯電話20がチケットとして使用
されるようにしてもよいのである。
【0185】次に、このような実施例(以下「第2実施
例」という)について、図13から図15を参照して説
明する。図13は、本発明の他の実施例であるウェブサ
ーバに、ウェブクライアントである携帯電話とパーソナ
ルコンピュータが接続されたチケット流通通信システム
の状態を示す外観図であり、図14及び図15は、音声
暗号情報の内容を示す説明図である。なお、以下の説明
では、第1実施例と同様の構成要素については、図面に
おいて同様の符号を付してその説明を省略すると共に、
第1実施例と異なる構成要素のみについて説明を行うこ
ととする。
【0186】図13に示すように、第2実施例において
は、チケット情報読取装置としてのPC40に備えられ
るカメラ52の代わりに音声を集音するためのマイクロ
ホン152が備えられている点、及び、PC40には音
声暗号情報を認識してその情報が正規のものであるか否
かを判断する判断プログラムが搭載されている点を除
き、第1実施例と同様の構成となっている。
【0187】マイクロホン152は、携帯電話20のス
ピーカ(図示しない)から発生される予約チケット情報
(音声暗号情報)としての音声を集音するものである。
集音された音声信号はA/D変換(アナログデジタル変
換)され、変換された信号はコンピュータ本体41にケ
ーブルにより伝送されて音声データとして入力される。
入力された音声データはサンプリングを経て所定の形式
のデジタル音声データに変換される。変換されたデジタ
ル音声データは、ハードディスク47に記憶される予約
情報と照合され、その整合性が検証される。この整合性
の検証のプロセスは、基本的に第1実施例と同様であ
る。
【0188】携帯電話20は、いわゆる「着メロ」(着
信メロディ)等として、16和音等からなる多種多様な
音声を出力する機能を備えたものである。本第2実施例
では、この機能により出力される音声を音声暗号情報に
応用している。すなわち、予約チケット情報として、L
CD28に表示されて目視によりその内容を理解するこ
とにできる可視情報と、その予約チケット情報と関連づ
けて特定され、且つ、スピーカから発生されるが聴覚に
よりチケット情報の内容を理解することのできない音声
暗号情報としての暗号ファイルとを備えるようにしてい
る。具体的には、ある特定の予約チケット情報に対し
て、ある特定の「着メロ」等の暗号ファイルを割り当て
て、それを予約チケット情報として利用するようにして
いる。
【0189】ここで、可視情報は、HTML文書であり
HTML形式で記述された普通のテキストファイルであ
ることは、上記第1実施例と同様である。一方、暗号フ
ァイルはかかる情報が暗号化された所定の形式の音声デ
ータである。
【0190】なお、可視情報のかわりに、聴覚によりチ
ケット情報の内容を理解することのできる音声情報、例
えば、チケット情報の内容をアナウンスする音声を機械
的に音声合成して、携帯電話20のスピーカから発生さ
せるために必要な情報を用いてもよい。この場合には、
携帯電話20には、チケット情報を音声合成により発音
するための周知の音声発生手段が設けられる。
【0191】また、チケット情報メモリ24aに記憶さ
れた予約チケット情報に変更が生じた場合には、その変
更情報がウェブサーバ1より送信される。送信された変
更情報が携帯電話20により受信されると、チケット情
報メモリ24aに記憶されている予約チケット情報は、
受信された変更情報へと更新されるので、チケット情報
メモリ24aには、常に最新の予約チケット情報が記憶
される。
【0192】チケット情報メモリ24aに記憶された各
情報は、所定の操作(操作パネル上の選択ボタン29a
および決定ボタン29bの操作やキーワード入力)によ
りスピーカ(図示しない)から音声出力される。携帯電
話20の利用者は、出力される可視情報により、自身の
予約したチケットのチケット情報を見ることができ、そ
の内容を確認することができる。また、スピーカ(図示
しない)から発生された「着メロ」等の音声暗号情報を
暗号ファイルとしてPC40に認識させることにより、
携帯電話20をチケットとして行使することができる。
【0193】このため、必要に応じて可視情報と暗号フ
ァイルとを使い分けることができ、携帯端末装置の所有
者は可視情報によりチケット情報の内容を確認すること
ができる一方で、暗号ファイルによりチケット情報の機
密性を保持することができ、個人のプライバシーを保護
することができる。
【0194】ここで、携帯電話20により発生される音
声暗号情報の内容について具体的に説明する。第2実施
例に係る携帯電話20では、3オクターブの音階につい
て同時に16和音を発生させることが可能である。従っ
て、図14(A)に示すように、最低音を所定の高さの
ド音とした場合、最高音はそのド音から3オクターブ上
のド音となり、この間で16の音程を同時に発生できる
ことになる。この例では、ある予約チケット情報と関連
づけて特定される音声暗号情報として、最低音から半音
高い嬰ド音と、最高音であるド音とを組み合わせた和音
を用いている。この和音がPC40により音声認識され
ることにより、予約チケット情報が正規のものであるか
否かが判断されるのである。
【0195】また、チケットの発行数が携帯電話20に
より同時に発生できる和音の種類を越える場合には、時
間の経過とともに音程を変化させたり、他の音程を加え
たり、休符を入れたり、音量を変化させたりすることに
より、発生される音声の種類をほぼ無限に増加させるこ
とができるので、極めて多くの種類のチケットに対応す
ることができる。例えば、図14(B)に示すように、
最低音から半音高い嬰ド音と、最高音であるド音とを組
み合わせた和音から、所定時間が経過したときに、最低
音であるド音と、そのド音から1オクターブ上のド音
と、最高音であるド音とを組み合わせた和音に変化させ
る。そして、この一定時間において変化した和音がPC
40により音声認識されることにより、予約チケット情
報が正規のものであるか否かが判断されるのである。な
お、図15に示すように、発生される音声の音程はその
音声の周波数により特定されるので、PC40による音
声認識は、検出された音声の周波数に基づいて行われ
る。
【0196】以上実施例に基づき本発明を説明したが、
本発明は上記実施例に何ら限定されるものでなく、本発
明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能で
あることは容易に推察できるものである。
【0197】例えば、本実施例では、ワールドワイドウ
ェブサーバプログラムとしてHTTPサーバプログラム
6bを用いて説明した。即ち、HTTPというプロトコ
ルに従ってウェブサーバ1を制御するためのプログラム
により、ウェブブラウザ22bが搭載された携帯電話2
0やPC40へ、ウェブサーバ1に記憶される情報を送
信するものについて説明した。しかしながら、ワールド
ワイドウェブサーバプログラムは、必ずしも、HTTP
サーバプログラム6bに限られるものではなく、ワール
ドワイドウェブのシステム上で処理することのできるプ
ログラムであれば、JAVA(登録商標)など他のプロ
グラムを用いるようにしても良いのである。
【0198】また、本実施例のウェブサーバ1とウェブ
クライアントである携帯電話20及びPC40とを相互
接続する回線は電話回線32によらず、ケーブルテレビ
の回線やADSLまたは光ファイバー網を利用した回線
を使用しても良い。これにより高速且つ低価格でウェブ
サーバ1から情報を提供することができる。
【0199】更に、本実施例では、インターネット(回
線)経由で送信される変更情報を携帯電話20により受
信するように構成されていたが、これに代えて、携帯電
話20において特定の周波数で送信される情報を受信で
きるように構成し、ラジオ電波などにより変更情報を送
信しても良い。これによれば、変更情報を送信するため
に携帯電話20のメールアドレスをウェブサーバ1にお
いて管理しておく必要がなく、また、広域に渡って簡便
且つ迅速に、2以上の携帯電話に変更情報を一斉に送信
することができる。
【0200】また、本実施例では、報知手段は変更情報
の受信のみを報知するものであったが、必ずしもこれに
限られるものではなく、例えば、チケットの行使日の前
日などにチケットの行使忘れを防止するための報知を行
っても良い。
【0201】
【発明の効果】請求項1記載のチケット流通通信システ
ムによれば、チケット情報管理装置から携帯端末装置に
チケット情報を送信し、携帯端末装置は送信されたチケ
ット情報を記憶する。チケット情報読取装置は、この携
帯端末装置に記憶されたチケット情報を読み取る。よっ
て、チケット情報を記憶する携帯端末装置そのものをチ
ケットとして取り扱うことができる。これによれば、チ
ケットを入手するために、所定の日時にチケットの発給
場所へ赴く必要がなく、通信により所望のチケット情報
を携帯端末装置に記憶させることで、所望のチケットを
簡便に入手することができるという効果がある。特に、
チケットの発給場所から離れた場所に住んでいる利用者
についても、簡便に所望のチケットを入手することがで
きるという効果がある。
【0202】また、チケット情報はチケット情報管理装
置から任意の携帯端末装置を認識した後に送信すること
ができる上、そのチケット情報が携帯端末装置に一旦記
憶されてしまえば、その所有者以外の人目に触れること
が少ないので、チケット情報の機密性を保つことがで
き、容易に偽造防止を行うことができるという効果があ
る。これによれば、紙で流通されるチケットの偽造防止
のように、偽造防止の施された紙に専用機でチケット情
報を印刷する必要がなく、専用機のある所定の場所でチ
ケットを発給(発行)する必要がない。このため、チケ
ットの発給(発行)を任意の場所で行うことができ、そ
のチケットの発給(発行)業務を発給者(発行者)に最
適な場所で円滑に行うことができるという効果がある。
また、チケット情報は通信によりチケット情報管理装置
から携帯端末装置へと送信されるので、発行されたチケ
ットをその発給場所へ配送する必要がなく、配送コスト
を抑制してチケットを発給するためのコストを削減する
ことができる。
【0203】加えて、携帯端末装置だけでチケット情報
の受信と記憶とが行えるので、例えば、チケットとして
使用されるICカードのように、チケット情報を受信す
るための受信端末や受信した情報をICカードに書き込
むための書込機を必要としない。このため、携帯端末装
置の所有者は、その携帯端末装置の携帯時においてもチ
ケット情報を入手することができ、所有者の好適な時間
に好適な場所でチケット情報を入手することができると
いう効果がある。
【0204】請求項2記載のチケット流通通信システム
によれば、請求項1記載のチケット流通通信システムの
奏する効果に加え、チケット情報管理装置から送信され
たチケット情報に変更が生じた場合には、その変更情報
を携帯端末装置に送信し、送信された変更情報へと携帯
端末装置に記憶されるチケット情報を書き換える。よっ
て、従来のように、チケット情報を変更するためにわざ
わざ代理店などに出向く必要がなく、時間と労力を費や
す必要がないという効果がある。また、携帯端末装置の
所有者がチケットの内容に変更があることを知らなくと
も、また、変更情報を取得するための操作を行わなくと
も、変更情報は個々の携帯端末装置において受信されて
チケット情報を更新するので、記憶されているチケット
情報は常に最新の情報に変更される。このため、記憶さ
れるチケット情報が変更されていないために、チケット
としての機能が失効することがないという効果がある。
【0205】請求項3記載のチケット流通通信システム
によれば、請求項2記載のチケット流通通信システムの
奏する効果に加え、変更されるべきチケット情報を記憶
する携帯端末装置のうち2以上の携帯端末装置へ、その
変更情報を一斉に送信するので、個別に送信する場合に
比べて送信の手間を省くことができるという効果があ
る。
【0206】請求項4記載のチケット流通通信システム
によれば、請求項1から3のいずれかに記載のチケット
流通通信システムの奏する効果に加え、チケット情報
は、目視によりその内容を理解することのできる可視情
報と、目視によりその内容を理解することのできない暗
号情報とを備えているので、必要に応じて可視情報と暗
号情報とを使い分けることができる。これによれば、例
えば、携帯端末装置の所有者によるキーワード入力など
の所定の操作により可視情報を表示し、それ以外の場合
には暗号情報を出力するようにすることができる。この
ため、携帯端末装置の所有者は可視情報によりチケット
情報の内容を確認することができる一方で、暗号情報に
よりチケット情報の機密性を保持することができ、個人
のプライバシーを保護することができるという効果があ
る。
【0207】請求項5記載のチケット流通通信システム
によれば、請求項1から4のいずれかに記載のチケット
流通通信システムの奏する効果に加え、携帯端末装置に
記憶されたチケット情報を表示手段に表示し、表示され
たチケット情報をチケット情報読取装置により読み取っ
て、そのチケット情報が正規のものであるか否かを判断
する。よって、携帯端末装置に表示されるチケット情報
をチケットとして読み取ることにより、携帯端末装置に
記憶されるチケット情報をチケットとして紙等に印刷す
るプリンタや、別の媒体に出力するためのリーダ/ライ
タを不要とすることができる。このため、チケット情報
読取装置を簡素化して低コストでチケット情報の読取り
を実行することができるという効果がある。
【0208】請求項6記載のチケット流通通信システム
によれば、請求項5に記載のチケット流通通信システム
の奏する効果に加え、表示手段に表示されるチケット情
報には、目視によりその内容を理解することのできない
暗号情報が含まれているので、例えば、表示されるチケ
ット情報に所有者のIDやパスワードがあっても、それ
らを暗号情報で表示することができる。このため、チケ
ット情報読取装置により表示されるチケット情報を読み
取る際に、悪意のあるオペレータにそのチケット情報が
見られても、チケット情報が悪用されることがないとい
う効果がある。
【0209】請求項7記載のチケット流通通信システム
によれば、請求項1から3のいずれかに記載のチケット
流通通信システムの奏する効果に加え、チケット情報
は、目視によりその内容を理解することのできる可視情
報又は聴覚によりその内容を理解することのできる音声
情報と、チケット情報と関連づけて特定され、且つ聴覚
によりチケット情報の内容を理解することのできない音
声暗号暗号情報とを備えているので、必要に応じて可視
情報と音声暗号情報とを使い分けることができる。これ
によれば、例えば、携帯端末装置の所有者によるキーワ
ード入力などの所定の操作により可視情報を表示し、そ
れ以外の場合には音声暗号情報を出力するようにするこ
とができる。このため、携帯端末装置の所有者は可視情
報によりチケット情報の内容を確認することができる一
方で、音声暗号情報によりチケット情報の機密性を保持
することができ、個人のプライバシーを保護することが
できるという効果がある。
【0210】請求項8記載のチケット流通通信システム
によれば、請求項7記載のチケット流通通信システムの
奏する効果に加え、前記携帯端末装置は、前記チケット
情報携帯記憶手段に記憶されたチケット情報を表示する
表示手段又はチケット情報を発音する音声発生手段と、
前記音声暗号情報を発生する音声発生手段を備えてお
り、前記チケット情報読取装置は、前記携帯端末装置の
音声発生手段から発生される音声暗号情報を認識して、
そのチケット情報が正規のものであるか否かを判断する
判断手段を備えている。よって、いわゆる「着メロ」
(着信メロディ)等として、16和音等からなる多種多
様な音声を出力する機能を備えた携帯電話を携帯端末装
置として使用する場合において、携帯端末装置の音声発
生手段から発生される音声暗号情報をチケットとして読
み取ることにより、携帯端末装置に記憶されるチケット
情報をチケットとして紙等に印刷するプリンタや、別の
媒体に出力するためのリーダ/ライタを不要とすること
ができる。このため、チケット情報読取装置を簡素化し
て低コストでチケット情報の読取りを実行することがで
きるという効果がある。
【0211】請求項9記載のチケット流通通信システム
によれば、請求項2から8のいずれかに記載のチケット
流通通信システムの奏する効果に加え、携帯端末装置は
変更情報を受信した場合に、その旨を報知する報知手段
を備えているので、記憶されているチケット情報が変更
されたことをその所有者に報知することができる。よっ
て、携帯端末装置に記憶されるチケット情報が変更され
たことを確実にその所有者に伝達して、チケットとして
の効力を失効させないようにすることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるウェブサーバに、ウェ
ブクライアントである携帯電話とパーソナルコンピュー
タが接続されたチケット流通通信システムの状態を示す
外観図である。
【図2】上記チケット流通通信システムの電気的構成を
示したブロック図である。
【図3】データ管理表の一例であるコンサートデータ管
理表がウェブサーバのCRTに表示されたデータ管理表
表示画面を示した図である。
【図4】予約管理ファイルがウェブサーバのCRTに表
示された予約管理ファイル表示画面を示した図である。
【図5】チケット情報処理が実行されている携帯電話の
表示画面を示した図である。
【図6】携帯電話に記憶される予約チケット情報が変更
された様子を示した図である。
【図7】ウェブサーバによって実行されるチケット情報
入力処理のフローチャートである。
【図8】ウェブサーバによって実行されるチケット情報
処理のフローチャートである。
【図9】ウェブサーバによって実行されるチケット予約
処理のフローチャートである。
【図10】ウェブサーバによって実行される予約情報配
信処理のフローチャートである。
【図11】チケット情報読取装置(パーソナルコンピュ
ータ)で実行されるチケット情報読取処理のフローチャ
ートである。
【図12】携帯電話で実行される変更情報報知処理のフ
ローチャートである。
【図13】本発明の他の実施例であるウェブサーバに、
ウェブクライアントである携帯電話とパーソナルコンピ
ュータが接続されたチケット流通通信システムの状態を
示す外観図である。
【図14】音声暗号情報の内容を示す説明図である。
【図15】音声暗号情報の内容を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ウェブサーバ(チケット情報管理装置) 6g データベースエリア(チケット情報管理記憶手
段) 8 モデム(送信手段) 25 アンテナ(受信手段) 24a チケット情報メモリ(チケット情報携帯記憶手
段) 20 携帯電話(携帯端末装置) 40 パーソナルコンピュータ(チケット情報読取装
置) 28 液晶表示器(表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/24 H04B 7/24 C 7/26 7/26 M

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チケット情報を記憶するチケット情報管
    理記憶手段と、そのチケット情報管理記憶手段に記憶さ
    れるチケット情報を送信する送信手段とを有するチケッ
    ト情報管理装置と、 そのチケット情報管理装置の送信手段により送信された
    チケット情報を受信する受信手段と、その受信手段によ
    り受信されたチケット情報を記憶するチケット情報携帯
    記憶手段とを有する携帯端末装置と、 その携帯端末装置のチケット情報携帯記憶手段に記憶さ
    れたチケット情報を読み取って、そのチケット情報が正
    規のものである場合に前記携帯端末装置を正規のチケッ
    トとして認めるチケット情報読取装置とを備えているこ
    とを特徴とするチケット流通通信システム。
  2. 【請求項2】 前記チケット情報管理装置は、前記携帯
    端末装置へ送信したチケット情報に変更が生じた場合
    に、その変更情報を前記携帯端末装置へ送信する変更情
    報送信手段を備えており、 前記携帯端末装置は、その変更情報送信手段により送信
    された変更情報を受信した場合に、その受信した変更情
    報に基づいて前記チケット情報携帯記憶手段に記憶され
    たチケット情報を書き換えるチケット情報書換手段を備
    えていることを特徴とする請求項1に記載のチケット流
    通通信システム。
  3. 【請求項3】 前記変更情報送信手段は、変更されるべ
    きチケット情報を記憶する前記携帯端末装置のうち2以
    上の携帯端末装置へ、その変更情報を一斉に送信するこ
    とを特徴とする請求項2に記載のチケット流通通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記送信手段により送信されるチケット
    情報は、目視によりその内容を理解することのできる可
    視情報と、目視によりその内容を理解することのできな
    い暗号情報とを備えていることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれかに記載のチケット流通通信システム。
  5. 【請求項5】 前記携帯端末装置は、前記チケット情報
    携帯記憶手段に記憶されたチケット情報を表示する表示
    手段を備えており、 前記チケット情報読取装置は、前記携帯端末装置の表示
    手段に表示されるチケット情報を読み取って、そのチケ
    ット情報が正規のものであるか否かを判断する判断手段
    を備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれ
    かに記載のチケット流通通信システム。
  6. 【請求項6】 前記表示手段に表示されるチケット情報
    には、目視によりその内容を理解することのできない暗
    号情報が含まれていることを特徴とする請求項5に記載
    のチケット流通通信システム。
  7. 【請求項7】 前記送信手段により送信されるチケット
    情報は、目視によりその内容を理解することのできる可
    視情報又は聴覚によりその内容を理解することのできる
    音声情報と、前記チケット情報と関連づけて特定され、
    且つ聴覚によりチケット情報の内容を理解することので
    きない音声暗号情報とを備えていることを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載のチケット流通通信シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記携帯端末装置は、前記チケット情報
    携帯記憶手段に記憶されたチケット情報を表示する表示
    手段又はチケット情報を発音する音声発生手段と、前記
    音声暗号情報を発生する音声発生手段を備えており、 前記チケット情報読取装置は、前記携帯端末装置の音声
    発生手段から発生される音声暗号情報を認識して、その
    チケット情報が正規のものであるか否かを判断する判断
    手段を備えていることを特徴とする請求項7に記載のチ
    ケット流通通信システム。
  9. 【請求項9】 前記携帯端末装置は、前記変更情報送信
    手段により送信された変更情報を受信した場合に、その
    旨を報知する報知手段を備えていることを特徴とする請
    求項2から8のいずれかに記載のチケット流通通信シス
    テム。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載のチ
    ケット流通通信システムに使用されるチケット情報管理
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から9のいずれかに記載のチ
    ケット流通通信システムに使用される携帯端末装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から9のいずれかに記載のチ
    ケット流通通信システムに使用されるチケット情報読取
    装置。
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