JP2002193647A - セメント混和材及びセメント組成物 - Google Patents
セメント混和材及びセメント組成物Info
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- JP2002193647A JP2002193647A JP2000392060A JP2000392060A JP2002193647A JP 2002193647 A JP2002193647 A JP 2002193647A JP 2000392060 A JP2000392060 A JP 2000392060A JP 2000392060 A JP2000392060 A JP 2000392060A JP 2002193647 A JP2002193647 A JP 2002193647A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セメントペースト、モルタル及びコンクリー
トのフローダウンやスランプロスを低減するという効果
を奏し、作業性の向上や施工性を改善することが可能と
なるセメント混和材及びそれを用いたセメント組成物を
提供すること。 【解決手段】 ホウ酸類、デキストリン及び減水剤を主
成分とするセメント混和材であり、さらに膨張材を含有
してなる該セメント混和材であり、セメントと該セメン
ト混和材を含有してなるセメント組成物である。
トのフローダウンやスランプロスを低減するという効果
を奏し、作業性の向上や施工性を改善することが可能と
なるセメント混和材及びそれを用いたセメント組成物を
提供すること。 【解決手段】 ホウ酸類、デキストリン及び減水剤を主
成分とするセメント混和材であり、さらに膨張材を含有
してなる該セメント混和材であり、セメントと該セメン
ト混和材を含有してなるセメント組成物である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フローダウンやス
ランプロスの少ない、ワーカビリチーの良好なセメント
混和材及びセメント組成物に関する。
ランプロスの少ない、ワーカビリチーの良好なセメント
混和材及びセメント組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリ−トの打設は、ポンプ圧送によ
るものが大部分を占めているため、使用されるコンクリ
−トを軟らかくする傾向にあり、骨材品質の低下等が加
わると、さらに単位水量が多くなる。そこで、コンクリ
−トの硬化後の品質を確保するため減水剤を使用し単位
水量を低減し構造物の耐久性を確保している。
るものが大部分を占めているため、使用されるコンクリ
−トを軟らかくする傾向にあり、骨材品質の低下等が加
わると、さらに単位水量が多くなる。そこで、コンクリ
−トの硬化後の品質を確保するため減水剤を使用し単位
水量を低減し構造物の耐久性を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高性能
な減水剤を使用し単位水量を低減させた場合にフロ−ダ
ウンやスランプロスが生じ、豆板(ジャンカ)や巣等の
充填不良を生じさせる課題があった。また、セメント量
が多いコンクリート二次製品の製造においては、高性能
減水剤を使用し、混練りから打設までの時間が10〜2
0分程度と短いとはいえ、特に、温度の高い夏季におい
ては、スランプロスやフローダウンが生じ易く、成形に
時間がかかり、振動機による騒音が増え、作業者や近隣
住宅に対する作業環境が悪化し、生産性も低下するとい
う課題があった。
な減水剤を使用し単位水量を低減させた場合にフロ−ダ
ウンやスランプロスが生じ、豆板(ジャンカ)や巣等の
充填不良を生じさせる課題があった。また、セメント量
が多いコンクリート二次製品の製造においては、高性能
減水剤を使用し、混練りから打設までの時間が10〜2
0分程度と短いとはいえ、特に、温度の高い夏季におい
ては、スランプロスやフローダウンが生じ易く、成形に
時間がかかり、振動機による騒音が増え、作業者や近隣
住宅に対する作業環境が悪化し、生産性も低下するとい
う課題があった。
【0004】一般土木建築物等で、混練から打設までの
運搬時間を、コンクリート仕方書では、常温で90分以
内、25℃以上では60分以内に打設することが要求さ
れている。運搬までの時間が最大90分と長い場合や2
5℃以上のコンクリ−ト温度ではコンクリ−ト温度が高
いほど、スランプロスやフローダウンが大きいという課
題があった。
運搬時間を、コンクリート仕方書では、常温で90分以
内、25℃以上では60分以内に打設することが要求さ
れている。運搬までの時間が最大90分と長い場合や2
5℃以上のコンクリ−ト温度ではコンクリ−ト温度が高
いほど、スランプロスやフローダウンが大きいという課
題があった。
【0005】ホウ酸化合物は、セメントの遅延剤として
古くから知られており、アニオン系界面活性剤やポルト
ランドセメントに、特定量のホウ酸化合物を添加してモ
ルタルやコンクリート等のフロ−ダウンやスランプロス
の防止する方法が提案されている(特開平10−226
549号公報)。しかしながら、この方法では、普通セ
メント等に使用した場合フロ−ダウンやスランプロスの
防止効果が少ないという課題があった。
古くから知られており、アニオン系界面活性剤やポルト
ランドセメントに、特定量のホウ酸化合物を添加してモ
ルタルやコンクリート等のフロ−ダウンやスランプロス
の防止する方法が提案されている(特開平10−226
549号公報)。しかしながら、この方法では、普通セ
メント等に使用した場合フロ−ダウンやスランプロスの
防止効果が少ないという課題があった。
【0006】また、デキストリンは、セメントの遅延剤
として古くから知られており、冷水可溶成分が90%以
上のデキストリン単独では、フロ−ダウンやスランプロ
スの防止効果が無く、混練り直後からの流動性の低下が
生じ、凝結遅延等の課題があった。
として古くから知られており、冷水可溶成分が90%以
上のデキストリン単独では、フロ−ダウンやスランプロ
スの防止効果が無く、混練り直後からの流動性の低下が
生じ、凝結遅延等の課題があった。
【0007】本発明者は、前記課題を解決すべく種々検
討を重ねた結果、特定のセメント混和材及びセメント組
成物を使用することによって、前記課題が解消できる知
見を得て本発明を完成するに至った。
討を重ねた結果、特定のセメント混和材及びセメント組
成物を使用することによって、前記課題が解消できる知
見を得て本発明を完成するに至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、ホウ酸
類、デキストリン及び減水剤を主成分とするセメント混
和材であり、さらに膨張材を含有してなる該セメント混
和材であり、セメントと該セメント混和材を含有してな
るセメント組成物である。
類、デキストリン及び減水剤を主成分とするセメント混
和材であり、さらに膨張材を含有してなる該セメント混
和材であり、セメントと該セメント混和材を含有してな
るセメント組成物である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】本発明で使用するホウ酸類とは、フローダ
ウンやスランプロスを低減するもので、具体的には、メ
タホウ酸、テトラホウ酸、無水ホウ酸及びホウ酸等又は
その塩が挙げられ、塩としては、具体的には、ホウ酸ア
ンモニウム、水素化ホウ酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウ
ム及び過ホウ酸ナトリウム等が挙げられる。
ウンやスランプロスを低減するもので、具体的には、メ
タホウ酸、テトラホウ酸、無水ホウ酸及びホウ酸等又は
その塩が挙げられ、塩としては、具体的には、ホウ酸ア
ンモニウム、水素化ホウ酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウ
ム及び過ホウ酸ナトリウム等が挙げられる。
【0011】ホウ酸類の粒度は、特に限定されるもので
はないが、粉体中に均一に分散しやすい点や水への溶解
性の点から細かいものが好ましく、特に1mm以下のも
のが好ましい。ホウ酸の純度は、特に限定されるもので
はないが、現在、工業的に精製されているものの使用が
可能であってホウ酸類中の純度は80%以上が好まし
い。
はないが、粉体中に均一に分散しやすい点や水への溶解
性の点から細かいものが好ましく、特に1mm以下のも
のが好ましい。ホウ酸の純度は、特に限定されるもので
はないが、現在、工業的に精製されているものの使用が
可能であってホウ酸類中の純度は80%以上が好まし
い。
【0012】ホウ酸類の使用量は、セメントと膨張材の
合計100部に対して、0.01〜0.50部が好まし
い。0.01部未満では添加効果が少なく、0.50部
を越えると凝結が大きく遅延する場合がある。なお、本
発明で使用する配合割合を示す部、%は質量単位であ
る。
合計100部に対して、0.01〜0.50部が好まし
い。0.01部未満では添加効果が少なく、0.50部
を越えると凝結が大きく遅延する場合がある。なお、本
発明で使用する配合割合を示す部、%は質量単位であ
る。
【0013】本発明で使用するデキストリンとは、デン
プンに希酸を加え加熱分解して得られるもの、デンプン
を酵素分解して得られるもの、グルコ−スの縮合で得ら
れるもの等である。セメントの水和熱抑制剤として使用
されているものも使用可能である。冷水可溶成分は10
〜50%であり、15〜40%が好ましい。冷水可溶成
分が10%以下では、フロ-ダウンやスランプロスに効
果が無く、冷水可溶成分が50%以上では水和が遅延す
る場合がある。また、50℃で完全に溶解し得るものが
好ましい。コンクリ−ト温度に比例して溶解量が増加
し、フロ-ダウンやスランプロスを防止し、水和の遅延
を生じないものが好ましい。デキストリンの冷水可溶成
分とは、デキストリンが温度20℃の蒸留水に溶解した
量を示すのもであって、具体的にはデキストリン5gを
3個秤量し個々に100mlのメスフラスコに入れ蒸留
水を加えで100mlとし、20℃の恒温槽中で1時間
放置後、No2の濾紙で濾過し、その20mlを秤量瓶
にとり105℃恒量まで乾燥し得られた残渣%である。
プンに希酸を加え加熱分解して得られるもの、デンプン
を酵素分解して得られるもの、グルコ−スの縮合で得ら
れるもの等である。セメントの水和熱抑制剤として使用
されているものも使用可能である。冷水可溶成分は10
〜50%であり、15〜40%が好ましい。冷水可溶成
分が10%以下では、フロ-ダウンやスランプロスに効
果が無く、冷水可溶成分が50%以上では水和が遅延す
る場合がある。また、50℃で完全に溶解し得るものが
好ましい。コンクリ−ト温度に比例して溶解量が増加
し、フロ-ダウンやスランプロスを防止し、水和の遅延
を生じないものが好ましい。デキストリンの冷水可溶成
分とは、デキストリンが温度20℃の蒸留水に溶解した
量を示すのもであって、具体的にはデキストリン5gを
3個秤量し個々に100mlのメスフラスコに入れ蒸留
水を加えで100mlとし、20℃の恒温槽中で1時間
放置後、No2の濾紙で濾過し、その20mlを秤量瓶
にとり105℃恒量まで乾燥し得られた残渣%である。
【0014】デキストリンの使用量は、セメントと膨張
材の合計100部に対して、0.01〜0.50部が好
ましい。0.01部未満では添加効果が少なく、0.5
0部を越えると凝結が大きく遅延する場合がある。
材の合計100部に対して、0.01〜0.50部が好
ましい。0.01部未満では添加効果が少なく、0.5
0部を越えると凝結が大きく遅延する場合がある。
【0015】本発明で使用する膨張材としては、特に限
定されるものではなく、例えば、カルシウムサルホアル
ミネート系や石灰系の膨張材等が挙げられる。
定されるものではなく、例えば、カルシウムサルホアル
ミネート系や石灰系の膨張材等が挙げられる。
【0016】膨張材の粒度は、特に限定されるものでは
なく、通常、ブレーン比表面積2000〜4000cm
2/gが好ましい。2000cm2/g未満では未反応物
が長期間残存し、耐久性が低下する場合があり、400
0cm2/gを越えると水和反応が早く、所定の膨張が
得られない場合がある。
なく、通常、ブレーン比表面積2000〜4000cm
2/gが好ましい。2000cm2/g未満では未反応物
が長期間残存し、耐久性が低下する場合があり、400
0cm2/gを越えると水和反応が早く、所定の膨張が
得られない場合がある。
【0017】膨張材の使用量は、セメント100部に対
して、3〜20部が好ましく、5〜17部がより好まし
い。3部未満では収縮低減効果が少なく、20部を越え
ると膨張量が大きすぎて強度が低下する場合がある。
して、3〜20部が好ましく、5〜17部がより好まし
い。3部未満では収縮低減効果が少なく、20部を越え
ると膨張量が大きすぎて強度が低下する場合がある。
【0018】ここで、本発明で使用するセメントとして
は、普通、早強、低熱及び中庸熱等の各種ポルトランド
セメント、これらポルトランドセメントにスラグ又はシ
リカ等を混合した各種混合セメントの使用が可能であ
る。
は、普通、早強、低熱及び中庸熱等の各種ポルトランド
セメント、これらポルトランドセメントにスラグ又はシ
リカ等を混合した各種混合セメントの使用が可能であ
る。
【0019】本発明で使用する減水剤は、コンクリート
の流動性を改善したり、単位水量を低減するために使用
するもので、高性能AE減水剤、高性能減水剤及びAE
減水剤等が使用できる。具体的には、ナフタレンスルホ
ン酸塩のホルマリン縮合物、メラミンスルホン酸塩のホ
ルマリン縮合物、ポリスチレンスルホン酸塩、ヒドロキ
シポリアクリレート、α、β−不飽和ジカルボン酸とオ
レフィンの共重合体、ポリエチレングリコールモノアル
ケニルエーテルとマレイン酸系単量体、メタクリル酸単
量体から導かれる共重合体、スチレン−アクリル酸エス
テル−マレイン酸系の共重合体、変性リグニンスルホン
酸化合物及び芳香族アミノスルホン酸系等が挙げられ、
一部架橋反応で高分子化したものも含み、これらのうち
の一種又は二種以上の使用が可能である。
の流動性を改善したり、単位水量を低減するために使用
するもので、高性能AE減水剤、高性能減水剤及びAE
減水剤等が使用できる。具体的には、ナフタレンスルホ
ン酸塩のホルマリン縮合物、メラミンスルホン酸塩のホ
ルマリン縮合物、ポリスチレンスルホン酸塩、ヒドロキ
シポリアクリレート、α、β−不飽和ジカルボン酸とオ
レフィンの共重合体、ポリエチレングリコールモノアル
ケニルエーテルとマレイン酸系単量体、メタクリル酸単
量体から導かれる共重合体、スチレン−アクリル酸エス
テル−マレイン酸系の共重合体、変性リグニンスルホン
酸化合物及び芳香族アミノスルホン酸系等が挙げられ、
一部架橋反応で高分子化したものも含み、これらのうち
の一種又は二種以上の使用が可能である。
【0020】減水剤の使用量は、セメントと膨張材の合
計100部に対して、固形分換算で0.01〜4.0部
が好ましい。減水剤の種類、温度、セメントの種類、配
合等により異なるが、0.01部未満では所定の流動性
が得難く、4.0部を越えると分離や凝結遅延を生じる
場合がある。
計100部に対して、固形分換算で0.01〜4.0部
が好ましい。減水剤の種類、温度、セメントの種類、配
合等により異なるが、0.01部未満では所定の流動性
が得難く、4.0部を越えると分離や凝結遅延を生じる
場合がある。
【0021】本発明で使用する水の量は、特に限定され
るものではないが、セメントと膨張材の合計100部に
対して、20〜100部が好ましく、25〜70部がよ
り好ましい。20部未満では膨張が著しく遅れる場合が
あり、100部を越えるとブリーディングや材料分離が
大きくなる場合がある。
るものではないが、セメントと膨張材の合計100部に
対して、20〜100部が好ましく、25〜70部がよ
り好ましい。20部未満では膨張が著しく遅れる場合が
あり、100部を越えるとブリーディングや材料分離が
大きくなる場合がある。
【0022】本発明で使用する骨材は、特に限定される
ものではなく、通常使用されるもので、砕石、砕砂及び
石灰石等が使用される。骨材の使用量は、セメントと膨
張材の合計100部に対して、100〜800部が好ま
しい。100部未満では発熱や収縮が大きくひび割れが
発生する場合があり、800部を越えると流動性、施工
性が低下する場合がある。
ものではなく、通常使用されるもので、砕石、砕砂及び
石灰石等が使用される。骨材の使用量は、セメントと膨
張材の合計100部に対して、100〜800部が好ま
しい。100部未満では発熱や収縮が大きくひび割れが
発生する場合があり、800部を越えると流動性、施工
性が低下する場合がある。
【0023】さらに、乾燥収縮低減剤、セルロース系水
溶性高分子、アクリル系水溶性高分子、バイオポリマー
及びグリコール系水溶性高分子等の分離防止剤等の使用
が可能である。
溶性高分子、アクリル系水溶性高分子、バイオポリマー
及びグリコール系水溶性高分子等の分離防止剤等の使用
が可能である。
【0024】セメント、膨張材、ホウ酸類、デキストリ
ン及び減水剤等の材料の混合方法は、均一に混合できれ
ば特に限定されるものではなく、ホウ酸類は膨張材のク
リンカーと同時に混合粉砕したり、粉砕後のセメントや
膨張材に添加し混合することが可能である。また、セメ
ントペースト、モルタル又はコンクリートの混練り時に
混練り水と混合する前に、あるいは同時にホウ酸類、デ
キストリンを添加し混合することも可能である。
ン及び減水剤等の材料の混合方法は、均一に混合できれ
ば特に限定されるものではなく、ホウ酸類は膨張材のク
リンカーと同時に混合粉砕したり、粉砕後のセメントや
膨張材に添加し混合することが可能である。また、セメ
ントペースト、モルタル又はコンクリートの混練り時に
混練り水と混合する前に、あるいは同時にホウ酸類、デ
キストリンを添加し混合することも可能である。
【0025】本発明のセメント組成物は、そのままペー
ストとして使用することはもちろん骨材と混合して、モ
ルタルやコンクリートとしても使用可能である。
ストとして使用することはもちろん骨材と混合して、モ
ルタルやコンクリートとしても使用可能である。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0027】実施例1 セメント100部に対して、細骨材250部と表1に示
す種類と量のホウ酸類とデキストリンを30℃、80%
RHの環境下、モルタルミキサに投入し、低速で30秒
空練りし、その後、セメント100部に対して、固形分
換算で0.30部の減水剤αと水50部を投入し、低速
で30秒練り混ぜ、掻き落としを20秒間行い、さらに
4分間の高速撹拌混合してモルタルを調製した。調製し
たモルタルの流動性と強度を測定した結果を表1に示
す。
す種類と量のホウ酸類とデキストリンを30℃、80%
RHの環境下、モルタルミキサに投入し、低速で30秒
空練りし、その後、セメント100部に対して、固形分
換算で0.30部の減水剤αと水50部を投入し、低速
で30秒練り混ぜ、掻き落としを20秒間行い、さらに
4分間の高速撹拌混合してモルタルを調製した。調製し
たモルタルの流動性と強度を測定した結果を表1に示
す。
【0028】<使用材料> セメント:市販普通ポルトランドセメントの3種混合 ホウ酸類A:ホウ酸、試薬1級 ホウ酸類B:メタホウ酸、試薬1級 ホウ酸類C:ホウ酸カリウム、試薬1級 ホウ酸類D:硼砂、試薬1級 デキストリン:日澱化学社製商品名「MF30」冷水可
溶成分22% 減水剤α:市販高性能AE減水剤、主成分カルボキシル
基含有ポリカルボン酸 細骨材:姫川産川砂5mm下、表面水0.5%、FM
2.81
溶成分22% 減水剤α:市販高性能AE減水剤、主成分カルボキシル
基含有ポリカルボン酸 細骨材:姫川産川砂5mm下、表面水0.5%、FM
2.81
【0029】<測定方法> 流動性:調製したモルタルをポリ容器に移して濡れ布と
ポリ袋で覆いモルタルの乾燥を防ぎ、所定の時間、さじ
で10回混合して、JIS A 1173「ポリマ−セメ
ントモルタルの試験方法」に準じ落下運動を行わないモ
ルタルの広がりを測定。 強度:4×4×16cm型枠で供試体を作成し、JIS
R 5201「セメントの物理試験方法」に準じ材齢1
日の圧縮強度を測定。
ポリ袋で覆いモルタルの乾燥を防ぎ、所定の時間、さじ
で10回混合して、JIS A 1173「ポリマ−セメ
ントモルタルの試験方法」に準じ落下運動を行わないモ
ルタルの広がりを測定。 強度:4×4×16cm型枠で供試体を作成し、JIS
R 5201「セメントの物理試験方法」に準じ材齢1
日の圧縮強度を測定。
【0030】
【表1】
【0031】表1より、本発明のセメント混和材を使用
したモルタルは、流動性の保持性能に優れ、強度発現が
良好であることが判る。
したモルタルは、流動性の保持性能に優れ、強度発現が
良好であることが判る。
【0032】実施例2 セメント100部に対して、表2に示す量の膨張材と、
セメントと膨張材の合計100部に対して、表2に示す
量のホウ酸類Aとデキストリンを同量混合したものと固
形分換算で0.30部の減水剤αを使用したこと以外
は、実施例1と同様に行った。結果を表2に併記する。
セメントと膨張材の合計100部に対して、表2に示す
量のホウ酸類Aとデキストリンを同量混合したものと固
形分換算で0.30部の減水剤αを使用したこと以外
は、実施例1と同様に行った。結果を表2に併記する。
【0033】<使用材料> 膨張材:市販カルシウムサルホアルミネート系膨張材、
ブレーン比表面積2300cm2/g
ブレーン比表面積2300cm2/g
【0034】
【表2】
【0035】表2より、本発明のセメント混和材を使用
したモルタルは、流動性の保持性能に優れ、強度発現が
良好であることが判る。
したモルタルは、流動性の保持性能に優れ、強度発現が
良好であることが判る。
【0036】実施例3 セメント100部、膨張材10部と、セメントと膨張材
の合計100部に対して、ホウ酸類A0.2部、デキス
トリン0.2部、固形分換算で表3に示す量の減水剤を
使用したこと以外は、実施例1と同様に行った。結果を
表3に併記する。
の合計100部に対して、ホウ酸類A0.2部、デキス
トリン0.2部、固形分換算で表3に示す量の減水剤を
使用したこと以外は、実施例1と同様に行った。結果を
表3に併記する。
【0037】<使用材料> 減水剤β:市販高性能減水剤、主成分メラミンスルホン
酸塩
酸塩
【0038】
【表3】
【0039】表3より、本発明のセメント混和材を使用
したモルタルは、流動性が高く、流動性の保持性能に優
れ、強度発現が良好であることが判る。
したモルタルは、流動性が高く、流動性の保持性能に優
れ、強度発現が良好であることが判る。
【0040】実施例4 セメント100部、膨張材9部と、セメントと膨張材の
合計100部に対して、ホウ酸類A0.15部、デキス
トリン0.15部、細骨材226部及び粗骨材258部
を2軸ミキサーに投入し、30秒空練りし、その後、セ
メントと膨張材の合計100部に対して、水50部と減
水剤αを固形分換算で0.30部を投入し、90秒練り
混ぜコンクリートを調製し、そのスランプを測定した。
また、比較としてホウ酸類とデキストリンを添加しない
ものについても、同様の試験を行った。その結果を表4
に示す。
合計100部に対して、ホウ酸類A0.15部、デキス
トリン0.15部、細骨材226部及び粗骨材258部
を2軸ミキサーに投入し、30秒空練りし、その後、セ
メントと膨張材の合計100部に対して、水50部と減
水剤αを固形分換算で0.30部を投入し、90秒練り
混ぜコンクリートを調製し、そのスランプを測定した。
また、比較としてホウ酸類とデキストリンを添加しない
ものについても、同様の試験を行った。その結果を表4
に示す。
【0041】<使用材料> セメント:市販普通ポルトランドセメントの3種混合 膨張材:市販カルシウムサルホアルミネート系膨張材、
ブレーン比表面積2300cm2/g ホウ酸類A:ホウ酸、試薬1級 デキストリン:日澱化学社製商品名「MF30」冷水可
溶成分22% 減水剤α:市販高性能AE減水剤、主成分カルボキシル
基含有ポリカルボン酸 細骨材:姫川産川砂5mm下、表面水0.5%、FM
2.81 粗骨材:姫川産、FM 6.80
ブレーン比表面積2300cm2/g ホウ酸類A:ホウ酸、試薬1級 デキストリン:日澱化学社製商品名「MF30」冷水可
溶成分22% 減水剤α:市販高性能AE減水剤、主成分カルボキシル
基含有ポリカルボン酸 細骨材:姫川産川砂5mm下、表面水0.5%、FM
2.81 粗骨材:姫川産、FM 6.80
【0042】<測定方法> 流動性:調製したコンクリートは水分の蒸発を防ぐた
め、ビニールシートで覆い、静置しておき、測定前にス
コップで2回練り返し混合し、所定の時間のスランプを
JIS A 1101「コンクリートのスランプ試験方
法」に準じ測定。
め、ビニールシートで覆い、静置しておき、測定前にス
コップで2回練り返し混合し、所定の時間のスランプを
JIS A 1101「コンクリートのスランプ試験方
法」に準じ測定。
【0043】
【表4】
【0044】表4より、本発明のセメント混和材を使用
したコンクリートは、流動性の保持性能に優れ、強度発
現が良好であることが判る。
したコンクリートは、流動性の保持性能に優れ、強度発
現が良好であることが判る。
【0045】
【発明の効果】本発明のセメント混和材及びそれを用い
たセメント組成物は、セメントペースト、モルタル及び
コンクリートのフローダウンやスランプロスを低減する
という効果を奏し、作業性の向上や施工性を改善するこ
とが可能となる。
たセメント組成物は、セメントペースト、モルタル及び
コンクリートのフローダウンやスランプロスを低減する
という効果を奏し、作業性の向上や施工性を改善するこ
とが可能となる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ホウ酸類、デキストリン及び減水剤を主
成分とするセメント混和材。 - 【請求項2】 膨張材を含有してなる請求項1記載のセ
メント混和材。 - 【請求項3】 セメントと請求項1又は2記載のセメン
ト混和材を含有してなるセメント組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000392060A JP2002193647A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | セメント混和材及びセメント組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000392060A JP2002193647A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | セメント混和材及びセメント組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002193647A true JP2002193647A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18858110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000392060A Pending JP2002193647A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | セメント混和材及びセメント組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002193647A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110606691A (zh) * | 2019-10-17 | 2019-12-24 | 江苏兆佳建材科技有限公司 | 一种混凝土高效减水剂及其制备方法 |
-
2000
- 2000-12-25 JP JP2000392060A patent/JP2002193647A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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