JP2002209104A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JP2002209104A
JP2002209104A JP2001002443A JP2001002443A JP2002209104A JP 2002209104 A JP2002209104 A JP 2002209104A JP 2001002443 A JP2001002443 A JP 2001002443A JP 2001002443 A JP2001002443 A JP 2001002443A JP 2002209104 A JP2002209104 A JP 2002209104A
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JP2001002443A
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English (en)
Inventor
Hiromi Ishikawa
弘美 石川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート状記録媒体や記録源(例えばX線源)な
どの発光量分布が不均一であっても、シェーディング補
正のための補正値への影響を低減できるようにして、画
像情報の読取りを正確に行う。 【解決手段】初期画像が記録された蓄積性蛍光体シート
にレーザ光を照射しながら主走査させて初期画像の読取
りを行い、読み取った画像情報に基づいてシェーディン
グ補正データを得た後、該蓄積性蛍光体シートを、その
画像読取面の法線を中心として所定角度だけ回転させる
という一連の処理を所定回数だけ繰り返した後に、複数
のシェーディング補正データの平均値を演算して、真の
シェーディング補正データとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状記録媒体
に対してレーザ光を照射しながら主走査させて1ライン
単位に画像の読取りを行う処理を有する画像処理方法に
関し、特に、レーザ光の強度ムラ、走査速度ムラ、光電
変換の検出ムラ等による画像情報の検出変動を補正す
る、いわゆるシェーディング補正に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報が記録された被走査面にレーザ
光を走査させて、その被走査面からの反射光、透過光あ
るいは発光光を検出することにより、画像情報の読取り
を行う画像処理装置が従来より例えばコンピュータの画
像入力部、ファクシミリの画像読取部等において使用さ
れている。
【0003】このような画像処理装置においては、レー
ザ光源等から発せられるレーザ光を光偏向器により偏向
して被走査面を走査せしめ、被走査面からの画像情報を
担持した光を光電変換器によって検出することにより、
画像信号が得られる。
【0004】前記光電変換器としては、比較的小型の光
電子増倍管(フォトマルチプライヤ)と、一端が主走査
線に沿って配され、他端が前記フォトマルチプライヤに
接合するように成形された光ガイドからなるものが一般
的である(例えば特開昭62−16666号公報参
照)。
【0005】ところが、上述のような画像処理装置にお
いては、光偏向器の反射面の反射率ムラによるレーザ光
の強度ムラ、また、光偏向器の偏向速度のばらつきによ
るレーザ光の走査速度ムラ、あるいは上記光ガイドの主
走査方向における集光ムラや長尺のフォトマルチプライ
ヤの主走査方向における感度ムラによる光電変換器の検
出ムラ等により、光電変換器から得られる画像信号が変
動することがある。
【0006】このような各種ムラにより光検出効率の部
分的な低下(シェーディング)が生じると、当然なが
ら、被走査面に記録された画像情報を正しく読み取るこ
とはできない。
【0007】そこで、従来においては、上記シェーディ
ングの状態を予め検出しておき、レーザ光の主走査位置
に応じて画像信号やフォトマルチプライヤの感度を補正
するなどしてシェーディングの影響を回避するようにし
たシェーディング補正装置が提案されている(例えば特
開昭62−47259号公報、特開昭62−47261
号公報参照)。
【0008】また、回転多面鏡(ポリゴン)を用いた場
合において、画像情報を正しく検出することができるよ
うにしたシェーディング補正方法も提案されている(特
開平2−58973号公報参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シェーディング補正は、シート状記録媒体やX線源が均
一な分布をしていることを前提に行うようにしている。
そのため、以下のような問題が生じる。
【0010】例えば図19の二点鎖線Aに示すように、
シート状記録媒体自体の発光量分布が均一であった場合
に、該シート状記録媒体に記録された初期画像(例えば
X線の全面照射による画像)を読み取ったとき、上述の
各種ムラによって、図19の実線Cに示すような輝度分
布となった場合を想定する。
【0011】この場合、シェーディング補正のための補
正値の分布は、図20の実線Eに示すように、図19の
実線Cに示す分布と加算することで、図21の実線Gに
示すように、均一な輝度分布となるような値が選ばれ
る。
【0012】一方、図19の二点鎖線Bに示すように、
シート状記録媒体自体の発光量分布が不均一であった場
合、該シート状記録媒体に記録された初期画像(例えば
X線の全面照射による画像)を読み取ったとき、上述の
各種ムラによって、一点鎖線Dに示すような輝度分布と
なる。
【0013】この場合、シェーディング補正のための補
正値の分布は、図20の一点鎖線Fに示すように、図1
9の一点鎖線Dに示す分布と加算することで、図21の
実線G示すように、均一な輝度分布となるような値が選
ばれる。
【0014】この発光量分布が不均一なシート状記録媒
体に基づいてシェーディング補正のための補正値を決定
してしまうと、補正値自体に、前記不均一な発光量分布
が反映し、例えば、発光量分布がほぼ均一なシート状記
録媒体に記録された初期画像を読み取ってシェーディン
グ補正をした場合、図21の一点鎖線Hに示すように、
不均一な輝度分布となってしまい、シェーディング補正
による効果が半減するという問題がある。
【0015】この問題は、例えば図22に示すように、
複数のX線源(200a及び200b)が設置された設
備において、複数のシート状記録媒体202をそれぞれ
異なるX線源(200a及び200b)で画像を記録し
た場合においても起こり得る。
【0016】即ち、すべてのX線源(200a及び20
0b)の発光量分布が図23に示すように均一であれば
問題はないのであるが、現実には、図24及び図25に
示すように、例えば第1のX線源200aにおいては、
上に凸の不均一分布となり(図24参照)、第2のX線
源200bでは、上に凹の不均一分布となる場合がある
(図25参照)。
【0017】このように、発光量分布が不均一である
と、この不均一な発光量分布の影響がシェーディング補
正値にも現れ、画像情報を正確に検出できないという問
題が生じる。
【0018】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、シート状記録媒体や記録源(例えばX線
源)などの発光量分布が不均一であっても、シェーディ
ング補正のための補正値への影響を低減でき、画像情報
の読取りを正確に行うことができる画像処理方法を提供
することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理方
法は、初期画像が記録されたシート状記録媒体にレーザ
光を照射しながら主走査させて前記初期画像の読取りを
行う処理を複数回行い、読み取られた複数の画像情報に
基づいてシェーディング補正データを生成することを特
徴とする。
【0020】これにより、複数の初期画像の読取状態か
らシェーディング補正データを生成することができるた
め、シート状記録媒体自体の発光量にばらつきがあった
としても、該ばらつきを抑制することができる。即ち、
シート状記録媒体の発光量分布が不均一であっても、シ
ェーディング補正のための補正値への影響を低減でき、
画像情報の読取りを正確に行うことができる。
【0021】この発明において、シート状記録媒体から
初期画像を読み取る毎に、シート状記録媒体を、その画
像読取面の法線を中心として所定角度だけ回転させるよ
うにしてもよい。例えば、シート状記録媒体に記録され
た初期画像を読み取った後、該シート状記録媒体を、そ
の画像読取面の法線を中心として例えば180°回転
(左右反転)し、その状態でシート状記録媒体に記録さ
れた初期画像を読み取る。このようにすれば、シート状
記録媒体の左右方向における発光量のばらつきを効果的
に低減することができる。
【0022】具体的には、前記初期画像が記録されたシ
ート状記録媒体にレーザ光を照射しながら主走査させて
前記初期画像の読取りを行う第1ステップと、読み取っ
た画像情報に基づいてシェーディング補正データを得る
第2ステップと、前記シート状記録媒体を、その画像読
取面の法線を中心として所定角度だけ回転させる第3ス
テップと、第1ステップ〜第3ステップを所定回数だけ
繰り返した後に、前記複数のシェーディング補正データ
の平均値を演算して、真のシェーディング補正データと
する第4ステップとを有するようにしてもよい。
【0023】また、本発明に係る画像処理方法は、初期
画像が記録された複数枚のシート状記録媒体に対してレ
ーザ光を照射しながら主走査させて各初期画像の読取り
を行う処理を行い、読み取られた複数の画像情報に基づ
いてシェーディング補正データを生成することを特徴と
する。
【0024】具体的には、それぞれ別のシート状記録媒
体に対して初期画像を記録する第5ステップと、前記初
期画像が記録されたシート状記録媒体にレーザ光を照射
しながら主走査させて前記初期画像の読取りを行う第6
ステップと、読み取った画像情報に基づいてシェーディ
ング補正データを得る第7ステップと、第5ステップ〜
第7ステップを所定回数だけ繰り返した後に、前記複数
のシェーディング補正データの平均値を演算して、真の
シェーディング補正データとする第8ステップとを有す
るようにしてもよい。
【0025】これにより、シート状記録媒体の発光量分
布が不均一であっても、シェーディング補正のための補
正値への影響を低減でき、画像情報の読取りを正確に行
うことができる。
【0026】また、本発明に係る画像処理方法は、初期
画像が複数回記録されたシート状記録媒体にレーザ光を
照射しながら主走査させて前記初期画像の読取りを行
い、読み取られた画像情報に基づいてシェーディング補
正データを生成することを特徴とする。
【0027】これにより、複数の初期画像の読取状態か
らシェーディング補正データを生成することができるた
め、複数の記録源(X線源)の各発光量にばらつきがあ
ったとしても、該ばらつきを抑制することができる。即
ち、記録源(例えばX線源)の発光量分布が不均一であ
っても、シェーディング補正のための補正値への影響を
低減でき、画像情報の読取りを正確に行うことができ
る。
【0028】この場合、シート状記録媒体に対して初期
画像を記録する毎に、シート状記録媒体を、その画像読
取面の法線を中心として所定角度だけ回転させるように
してもよい。
【0029】例えば、初期画像を記録する毎に、シート
状記録媒体を、その画像読取面の法線を中心として例え
ば180°回転(左右反転)すれば、記録源の左右方向
における発光量のばらつきを効果的に低減することがで
きる。
【0030】具体的には、シート状記録媒体に対して初
期画像を記録する第9ステップと、前記シート状記録媒
体を、その画像読取面の法線を中心として所定角度だけ
回転させる第10ステップと、前記第9ステップ及び第
10ステップを所定回数だけ繰り返した後に、前記初期
画像が複数回記録されたシート状記録媒体にレーザ光を
照射しながら主走査させて前記初期画像の読取りを行う
第11ステップと、読み取った画像情報に基づいてシェ
ーディング補正データを得る第12ステップとを有する
ようにしてもよい。
【0031】また、本発明に係る画像処理方法は、それ
ぞれ記録源を異ならせて初期画像が記録された複数のシ
ート状記録媒体に対してレーザ光を照射しながら主走査
させて複数の前記初期画像の読取りを行い、読み取られ
た複数の画像情報に基づいてシェーディング補正データ
を生成することを特徴とする。
【0032】この場合も、記録源(例えばX線源)の発
光量分布が不均一であっても、シェーディング補正のた
めの補正値への影響を低減でき、画像情報の読取りを正
確に行うことができる。
【0033】具体的には、シート状記録媒体に対してそ
れぞれ記録源を異ならせて初期画像を記録する第13ス
テップと、前記初期画像が記録されたシート状記録媒体
にレーザ光を照射しながら主走査させて前記初期画像の
読取りを行う第14ステップと、読み取った画像情報に
基づいてシェーディング補正データを得る第15ステッ
プと、第13ステップ〜第15ステップを所定回数だけ
繰り返した後に、前記複数のシェーディング補正データ
の平均値を演算して、真のシェーディング補正データと
する第16ステップとを有するようにしてもよい。
【0034】更に、前記シート状記録媒体に対してそれ
ぞれ記録源を異ならせて初期画像を記録する毎に、前記
シート状記録媒体を、その画像読取面の法線を中心とし
て所定角度だけ回転させるようにしてもよい。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像処理方法
について、例えば蓄積性蛍光体シートを使用した画像処
理システムに適用したいくつかの実施の形態例を図1〜
図18を参照しながら説明する。
【0036】まず、第1の実施の形態に係る画像処理シ
ステム10Aは、図1に示すように、記録部12と、画
像読取部14と、画像再生装置16とを有し、画像読取
部14には、蓄積性蛍光体シート18を、その画像読取
面の法線を中心として所定角度だけ回転させるシート回
転機構20が具備されている。
【0037】記録部12は、図示しない1以上の記録源
(例えばX線源)を有し、蓄積性蛍光体シート18に対
し、被写体を通して例えばX線を照射することにより、
被写体の画像を蓄積性蛍光体シート18に記録させる。
【0038】画像読取部14は、図2に示すように、蓄
積性蛍光体シート18を一方向(副走査方向)に搬送す
る搬送機構30と、レーザ光源32と、該レーザ光源3
2から出射されるレーザ光Lを前記蓄積性蛍光体シート
18に対して主走査方向に偏向する回転多面鏡(ポリゴ
ン)34と、蓄積性蛍光体シート18のレーザ光Lの照
射位置近傍に設置され、レーザ光Lの照射によって前記
蓄積性蛍光体シート18から発せられる輝尽発光光を集
光する集光ガイド36と、主走査線に沿って配された長
尺のフォトマルチプライヤ38と、該フォトマルチプラ
イヤ38にて読み取られた画像信号Siを信号処理して
後段の画像再生装置16に送出する回路系40とを有し
て構成されている。
【0039】回路系40は、フォトマルチプライヤ38
から出力される画像信号Siを規定のゲインにて増幅す
る増幅器42と、該増幅器42からの画像信号Siと後
述するシェーディング補正回路44からの補正信号Sr
とを合成して画像信号Siに対してシェーディング補正
を行うアナログ演算部46と、該アナログ演算部46か
らの補正済み信号dSiをデジタル変換して画像データ
DpとするA/D変換器48とを有する。
【0040】シェーディング補正回路44は、A/D変
換器48からの画像データDpに基づいてシェーディン
グ補正のための補正値を生成する補正値生成部50と、
生成された補正値が画素順次に配列されてなる補正デー
タファイル群が記録されたメモリ52と、該メモリ52
に対してデータの入出力を制御するメモリ制御回路54
と、メモリ52からメモリ制御回路54を通じて出力さ
れた補正値をアナログ変換して補正信号Srとして出力
するD/A変換器56と、レーザ光Lの主走査開始位置
の光路上に設置され、蓄積性蛍光体シート18に対する
レーザ光Lによる主走査の開始を検出する走査開始検出
器58(図2では便宜上、ブロック図で示してある)
と、該走査開始検出器58からの検出信号の入力に基づ
いて画素単位のクロックパルスPcを出力するクロック
発生器60とを有する。
【0041】補正値生成部50にてシェーディング補正
のための補正値を生成する段階においては、前記アナロ
グ演算部46は、D/A変換器56からの補正信号Sr
の入力を禁止し、フォトマルチプライヤ38からの画像
信号Siの入力のみを許可して後段のA/D変換器48
に送出する。従って、前記補正値の生成段階では、A/
D変換器48から出力される画像データDpはシェーデ
ィング補正が施されていない生のデータ(蓄積性蛍光体
シート18に記録された状態の画像情報に基づく画像デ
ータ)となっている。
【0042】メモリ52に記録されている補正データフ
ァイル群DFは、例えば図3に示すように、ポリゴン3
4の面の数に対応した補正データファイルDF1〜DF
6を有し、各補正データファイルDF1〜DF6は、水
平方向に配列された複数のピクセルに対応した数分のレ
コードを有し、各レコードには、対応するピクセルに応
じた補正値が格納されている。この補正値の生成手法に
ついては後述する。
【0043】一方、メモリ制御回路54には、ポリゴン
34からのインデックス信号Pi(1回転を示す信号)
と、レーザ光Lの主走査と同期した水平同期信号Sh
と、前記クロック発生器60からのクロックパルスPc
が入力されるようになっており、前記インデックス信号
Piと水平同期信号Shの入力に基づいて現在のポリゴ
ン面に対応するデータファイルを選択し、前記クロック
パルスPcの入力タイミングに同期して前記選択された
データファイルからそれぞれ補正値をレコード順次(画
素順次)に出力する。
【0044】前記クロックパルスPcの出力タイミング
は、フォトマルチプライヤ38からの画素単位の出力に
同期しており、そのため、あるラインの例えば第n番目
の画素に関する信号がフォトマルチプライヤ38から出
力された時点で、メモリ52からは、そのラインの主走
査に用いられたポリゴン面に対応するデータファイルの
第n番目の画素に対応する補正値が出力され、後段のア
ナログ演算部46において、第n番目の画素に関する信
号と第n番目の画素に対応する補正値のアナログ信号
(補正信号Sr)とが合成されて補正されることとな
る。
【0045】画像再生装置16は、図1に示すように、
パーソナルコンピュータで構成された画像再生部70
と、液晶表示装置やCRT等で構成された表示部72と
を有する。画像再生部70は、画像読取部14から供給
された画像データDpに対して階調処理、周波数処理等
の各種画像処理を行って表示部72に出力する。
【0046】次に、第1の実施の形態に係る画像処理シ
ステム10Aの処理動作、特に、シェーディング補正の
ための補正値を生成する処理動作について図4〜図10
を参照しながら簡単に説明する。
【0047】まず、補正値生成部50に供給される画像
データ列は、図4に示すように、1つの主走査(1ライ
ン)についてフォトマルチプライヤ38の分解能に応じ
た数の画素P1,P2,・・・,Pjが並び、更に、副
走査ピッチに応じた数のラインが並んだデータ構成とな
っている。特に、レーザ光Lを主走査方向に偏向するポ
リゴン34は、6つの面で構成されていることから、前
記データ構成のラインについては、6m+1ライン、6
m+2ライン、6m+3ライン、6m+4ライン、6m
+5ライン、6m+6ライン(m=0,1,2・・・)
というように6つのグループに分けられる。
【0048】そして、補正値生成部50は、例えば、ま
ず、第1グループ(6m+1ライン)について、例えば
水平方向のそれぞれの1画素目における画素データ
(値)の平均値を求め、この平均値を第1グループの1
画素目における代表信号値として第1番の代表信号値フ
ァイルにおける1レコード目に格納する。
【0049】以下同様に、第1グループ(6m+1ライ
ン)について、j画素目における画素データ(値)の平
均値を求め、この平均値を第1グループのj画素目にお
ける代表信号値として、図5に示す第1番の代表信号値
ファイルSF1におけるjレコード目に格納する。
【0050】すべての画素について代表信号値を求めた
段階で、これらの代表信号値の平均値を求める。その
後、各代表信号値と平均値との差分を第1グループにお
ける各画素の補正値として第1の補正データファイルD
F1(図3参照)に格納する。この段階で、第1グルー
プに関する補正データファイルDF1が完成する。
【0051】その後、上述と同様の手法で第2グループ
以降の補正データファイルDF2〜DF6を作成する。
【0052】次に、前記シェーディング補正のための補
正値を生成する処理動作の詳細について図6〜図10の
フローチャートに基づいて説明する。
【0053】まず、ステップS1において、シェーディ
ング補正データの生成回数を計数するカウンタkに初期
値「1」を格納して、該カウンタkを初期化する。その
後、ステップS2に進み、記録部12において、1枚の
蓄積性蛍光体シート18に対して被写体を介さずに直接
X線源からのX線を照射して、前記蓄積性蛍光体シート
18に初期画像を記録する。
【0054】次に、ステップS3において、前記初期画
像が記録された蓄積性蛍光体シート18を画像読取部1
4に搬送し、該画像読取部14において、蓄積性蛍光体
シート18から初期画像を読み取る。読み取られた画像
信号Siは順次画像データDpに変換されてシェーディ
ング補正回路44の補正値生成部50に供給される。
【0055】次に、ステップS4において、補正値生成
処理を行って、k番目の補正データファイル群DF(6
つの補正データファイルDF1〜DF6)を作成する。
ここで、補正値生成処理について図7〜図10のフロー
チャートを参照しながら説明する。
【0056】この補正値生成処理は、図7に示すよう
に、まず、ステップS101において、ポリゴン面を計
数するカウンタnに初期値「1」を格納して、該カウン
タnを初期化する。
【0057】次に、ステップS102において、平均値
を求めるために使用されるレジスタR3に初期値「0」
を格納して、該レジスタR3を初期化すると共に、画素
を計数するカウンタiに初期値「1」を格納して、該カ
ウンタiを初期化する。
【0058】次に、ステップS103において、代表信
号値を求めるために使用されるレジスタR2に初期値
「0」を格納して、該レジスタR2を初期化すると共
に、ポリゴン34の回転を計数するカウンタmに初期値
「0」を格納して、該カウンタmを初期化する。
【0059】次に、ステップS104以降において、1
つのグループの同一画素に関する画素データの累算処理
に入る。まず、ステップS104において、供給された
画像データ列から6m+n行(ライン)におけるi番目
(i画素目)の画素データを読み出してレジスタR1に
格納する。
【0060】次に、ステップS105において、画素デ
ータを累算する。具体的には、レジスタR2に格納され
ている値とレジスタR1に格納されている値を加算し
て、その加算値をレジスタR2に格納するという処理を
行う。
【0061】次に、ステップS106において、カウン
タmの値を+1更新した後、ステップS107に進み、
1つのグループの同一画素に関する画素データの累算処
理が終了したか否かを判別する。この判別は、カウンタ
mの値が、1枚の蓄積性蛍光体シート18から1フレー
ム分の画像を読み取った場合のポリゴン34の最大回転
数A以上であるかどうかで行われる。
【0062】カウンタmの値が前記最大回転数A未満で
あれば、前記ステップS104に戻り、該ステップS1
04以降の処理を繰り返す。カウンタmの値が前記最大
回転数A以上となった段階で、次のステップS108に
進み、1つのグループの同一画素に関する代表信号値を
求める。具体的には、レジスタR2に格納された累算値
を前記最大回転数Aで除算し、その商(平均値)を代表
信号値としてレジスタR2に格納する。
【0063】次に、ステップS109において、前記代
表信号値(平均値)をn番目の代表信号値ファイルSF
nのiレコード目に格納する。次いで、ステップS11
0において、代表信号値を累算する。具体的には、レジ
スタR3に格納されている値とレジスタR2に格納され
ている代表信号値を加算して、その加算値をレジスタR
3に格納するという処理を行う。
【0064】次に、ステップS111において、カウン
タiの値を+1更新した後、次のステップS112に進
み、すべての画素についての処理が終了したか否かを判
別する。この判別は、カウンタiの値が水平画素数Bよ
りも大きいかどうかで行われる。
【0065】カウンタiの値が前記水平画素数B以下で
あれば、前記ステップS103に戻り、該ステップS1
03以降の処理を繰り返す。カウンタiの値が前記水平
画素数Bを超過した段階で、図8のステップS113に
進み、1つのグループの平均値を求める。具体的には、
レジスタR3に格納された累算値を前記水平画素数Bで
除算し、その商を平均値としてレジスタR3に格納す
る。
【0066】次に、ステップS114において、補正値
演算処理に入る。この補正値演算処理は、図9に示すよ
うに、まず、ステップS201において、代表信号値フ
ァイルSFのレコード検索に使用されるカウンタjに初
期値「1」を格納して、該カウンタjを初期化する。
【0067】次に、ステップS202において、n番目
の代表信号値ファイルSFnのjレコードから代表信号
値を読み出してレジスタR4に格納する。その後、ステ
ップS203において、補正値を求める。具体的には、
レジスタR4に格納されている代表信号値とレジスタR
3に格納されている平均値との差分をとって補正値とす
る。
【0068】次に、ステップS204において、今回求
めた補正値をn番目の補正データファイルのjレコード
目に格納する。その後、ステップS205において、カ
ウンタjの値を+1更新した後、次のステップS206
において、今回の代表信号値ファイルについての処理が
終了したか否かを判別する。この判別は、カウンタjの
値が水平画素数Bよりも大きいかどうかで行われる。
【0069】カウンタjの値が水平画素数B以下であれ
ば、前記ステップS202に戻り、該ステップS202
以降の処理を繰り返す。カウンタjの値が水平画素数B
を超過した段階で、この補正値演算処理が終了する。
【0070】図8のルーチンの説明に戻り、次のステッ
プS115において、カウンタnの値を+1更新した
後、ステップS116において、すべてのグループにつ
いての処理が終了したか否かを判別する。この判別は、
カウンタnの値が6よりも大きいかどうかで行われる。
【0071】カウンタnの値が6以下であれば、前記ス
テップS102に戻り、該ステップS102以降の処理
を繰り返す。カウンタnの値が6を超過した段階で、こ
の補正データ生成処理が終了する。
【0072】この補正データ生成処理が終了した段階
で、k番目の補正データファイル群DF(6つの補正デ
ータファイルDF1〜DF6)が完成する。
【0073】図6のルーチンの説明に戻り、次のステッ
プS5において、カウンタkの値を+1更新した後、ス
テップS6に進み、シート回転機構20によって蓄積性
蛍光体シート18を、その画像読取面の法線を中心とし
て所定角度だけ回転させる。例えば180°回転(左右
反転)させる。
【0074】その後、ステップS7において、シェーデ
ィング補正データの生成回数(カウンタkの値)が規定
数Cを超えたか否かを判別する。超えていなければ、前
記ステップS3に戻り、該ステップS3以降の処理を繰
り返す。
【0075】カウンタkの値が規定数Cを超えた段階
で、次のステップS8に進み、平均化処理に入る。とこ
ろで、前記シート回転機構20での蓄積性蛍光体シート
18の回転角度が180°の場合、前記規定数としては
「2」が選ばれる。この場合、2種類の補正データファ
イル群が完成することとなる。
【0076】そして、前記平均化処理は、図10に示す
ように、まず、ステップS301において、グループの
計数に使用されるカウンタpに初期値「1」を格納し
て、該カウンタpを初期化する。
【0077】次に、ステップS302において、補正デ
ータファイルのレコード検索として使用されるカウンタ
qに初期値「1」を格納して、該カウンタqを初期化す
る。
【0078】次に、ステップS303において、平均値
を求めるために使用されるレジスタR11に初期値
「0」を格納して、該レジスタR11を初期化すると共
に、補正データファイルの検索に使用されるカウンタr
に初期値「1」を格納して、該カウンタrを初期化す
る。
【0079】次に、ステップS304において、r番目
の補正データファイル群におけるp番目の補正データフ
ァイルのqレコードから補正値を読み出してレジスタR
12に格納する。
【0080】次に、ステップS305において、補正値
を累算する。具体的には、レジスタR12に格納されて
いる補正値とレジスタR11に格納されている値を加算
して、その加算値をレジスタR11に格納するという処
理を行う。
【0081】次に、ステップS306において、カウン
タrの値を+1更新した後、ステップS307におい
て、カウンタrの値が規定数C(上述したシェーディン
グ補正データの生成に関する規定数)を超えたか否かを
判別する。超えていなければ、前記ステップS304に
戻り、該ステップS304以降の処理を繰り返す。
【0082】カウンタrの値が規定数Cを超えた段階
で、次のステップS308に進み、レジスタR11に格
納されている累算値を規定数Cで除算して平均値を求め
る。
【0083】次に、ステップS309において、前記平
均値を当該画素における補正値としてp番目の真の補正
データファイルにおけるqレコード目に格納する。その
後、ステップS310において、カウンタqの値を+1
更新した後、次のステップS311において、すべての
画素についての処理が終了したか否かを判別する。この
判別は、カウンタqの値が水平画素数Bを超えたか否か
で行われる。
【0084】カウンタqの値が水平画素数B以下であれ
ば、前記ステップS303に戻り、該ステップS303
以降の処理を繰り返す。カウンタqの値が水平画素数B
を超えた段階で、次のステップS312に進み、カウン
タpの値を+1更新する。その後、ステップS313に
おいて、すべてのグループについての処理が終了したか
否かを判別する。この判別は、カウンタpの値が6を超
えたか否かで行われる。
【0085】カウンタpの値が6以下であれば、前記ス
テップS302に戻り、該ステップS302以降の処理
を繰り返し、カウンタpの値が6を超えた段階で、この
平均化処理が終了する。この段階で、真の補正データフ
ァイル群DF(DF1〜DF6)には、蓄積性蛍光体シ
ート18における発光量のばらつきの影響を受けない補
正値が登録されることになる。
【0086】そして、図6に示すように、前記平均化処
理が終了した段階で、この第1の実施の形態に係る画像
処理システム10Aにおけるシェーディング補正のため
の補正値生成処理が終了する。
【0087】このように、第1の実施の形態に係る画像
処理システム10Aにおいては、初期画像が記録された
蓄積性蛍光体シート18にレーザ光Lを照射しながら主
走査させて初期画像の読取りを行い、読み取った画像情
報に基づいてシェーディング補正データを得た後、該蓄
積性蛍光体シート18を、その画像読取面の法線を中心
として所定角度だけ回転させるという一連の処理を所定
回数だけ繰り返した後に、複数のシェーディング補正デ
ータの平均値を演算して、真のシェーディング補正デー
タとするようにしたので、複数の初期画像の読取状態か
らシェーディング補正データを生成することができ、蓄
積性蛍光体シート18自体の発光量にばらつきがあった
としても、該ばらつきを抑制することができる。
【0088】即ち、この第1の実施の形態に係る画像処
理システム10Aにおいては、蓄積性蛍光体シート18
の発光量分布が不均一であっても、シェーディング補正
のための補正値への影響を低減でき、画像情報の読取り
を正確に行うことができる。
【0089】特に、蓄積性蛍光体シート18に記録され
た初期画像を読み取った後、該蓄積性蛍光体シート18
を、その画像読取面の法線を中心として例えば180°
回転(左右反転)し、その状態で再度蓄積性蛍光体シー
ト18に記録された初期画像を読み取るようにすれば、
蓄積性蛍光体シート18の左右方向における発光量のば
らつきを効果的に低減することができる。
【0090】次に、第2の実施の形態に係る画像処理シ
ステム10Bについて図11及び図12を参照しながら
説明する。
【0091】第2の実施の形態に係る画像処理システム
10Bは、図11に示すように、上述した第1の実施の
形態に係る画像処理システム10Aと同様の構成を有す
るが、シェーディング補正のための補正値の生成におい
て、複数枚の蓄積性蛍光体シート18を用いる点で異な
る。
【0092】この第2の実施の形態に係る画像処理シス
テム10Bにおけるシェーディング補正のための補正値
を生成する処理動作について図12のフローチャートを
参照しながら説明する。
【0093】まず、ステップS401において、シェー
ディング補正データの生成回数を計数するカウンタkに
初期値「1」を格納して、該カウンタkを初期化する。
その後、ステップS402に進み、記録部12におい
て、k番目の蓄積性蛍光体シート18に対して被写体を
介さずに直接X線源からのX線を照射して、該k番目の
蓄積性蛍光体シート18に初期画像を記録する。
【0094】次に、ステップS403において、前記初
期画像が記録されたk番目の蓄積性蛍光体シート18を
画像読取部14に搬送し、該画像読取部14において、
k番目の蓄積性蛍光体シート18から初期画像を読み取
る。読み取られた画像信号Siは順次画像データDpに
変換されてシェーディング補正回路44の補正値生成部
50に供給される。
【0095】次に、ステップS404において、補正値
生成処理を行って、k番目の補正データファイル群DF
(DF1〜DF6)を作成する。補正値生成処理につい
ては既に説明したので、ここではその重複説明を省略す
る。
【0096】次に、ステップS405において、カウン
タkの値を+1更新した後、ステップS406に進み、
シェーディング補正データの生成回数(カウンタkの
値)が規定数Cを超えたか否かを判別する。超えていな
ければ、前記ステップS402に戻り、該ステップS4
02以降の処理を繰り返す。
【0097】カウンタkの値が規定数Cを超えた段階
で、次のステップS407に進み、平均化処理に入る。
この平均化処理によって、蓄積性蛍光体シート18にお
ける発光量のばらつきの影響を受けない補正値が登録さ
れた真の補正データファイル群DF(DF1〜DF6)
が作成されることになる。
【0098】この第2の実施の形態に係る画像処理シス
テム10Bにおいても、複数の初期画像の読取状態から
シェーディング補正データを生成することができ、蓄積
性蛍光体シート18自体の発光量にばらつきがあったと
しても、該ばらつきを抑制することができる。
【0099】次に、第3の実施の形態に係る画像処理シ
ステム10Cについて図13及び図14を参照しながら
説明する。
【0100】第3の実施の形態に係る画像処理システム
10Cは、図13に示すように、上述した第1の実施の
形態に係る画像処理システム10Aと同様の構成を有す
るが、記録部12に、上述したシート回転機構20が具
備されている点で異なる。
【0101】この第3の実施の形態に係る画像処理シス
テム10Cにおけるシェーディング補正のための補正値
を生成する処理動作について図14のフローチャートを
参照しながら説明する。
【0102】まず、ステップS501において、シェー
ディング補正データの生成回数を計数するカウンタkに
初期値「1」を格納して、該カウンタkを初期化する。
その後、ステップS502に進み、記録部12におい
て、蓄積性蛍光体シート18に対して被写体を介さずに
直接X線源からのX線を照射して、該蓄積性蛍光体シー
ト18に初期画像を記録する。
【0103】次に、ステップS503において、カウン
タkの値を+1更新した後、ステップS504に進み、
記録部12に具備されたシート回転機構20によって蓄
積性蛍光体シート18を、その画像読取面の法線を中心
として所定角度だけ回転させる。例えば180°回転
(左右反転)させる。
【0104】その後、ステップS505において、シェ
ーディング補正データの生成回数(カウンタkの値)が
規定数Cを超えたか否かを判別する。超えていなけれ
ば、前記ステップS502に戻り、該ステップS502
以降の処理を繰り返す。
【0105】カウンタkの値が規定数Cを超えた段階
で、次のステップS506に進み、前記初期画像が記録
された蓄積性蛍光体シート18を画像読取部14に搬送
し、該画像読取部14において、上述のように複数回の
初期画像の記録が行われた前記蓄積性蛍光体シート18
から初期画像を読み取る。読み取られた画像信号Siは
順次画像データDpに変換されてシェーディング補正回
路44の補正値生成部50に供給される。
【0106】次に、ステップS507において、補正値
生成処理を行って、真の補正データファイル群DF(D
F1〜DF6)を作成する。補正値生成処理については
既に説明したので、ここではその重複説明を省略する。
【0107】この第3の実施の形態に係る画像処理シス
テム10Cにおいては、蓄積性蛍光体シート18に対し
て初期画像を記録し、該蓄積性蛍光体シート18を、そ
の画像読取面の法線を中心として所定角度だけ回転させ
るという一連の処理を所定回数だけ繰り返した後に、前
記初期画像が複数回記録された蓄積性蛍光体シート18
にレーザ光Lを照射しながら主走査させて前記初期画像
の読取りを行い、読み取った画像情報に基づいてシェー
ディング補正データを得るようにしているため、複数の
記録源(X線源)の各発光量にばらつきがあったとして
も、該ばらつきを抑制することができる。即ち、記録源
(例えばX線源)の発光量分布が不均一であっても、シ
ェーディング補正のための補正値への影響を低減でき、
画像情報の読取りを正確に行うことができる。
【0108】次に、第4の実施の形態に係る画像処理シ
ステム10Dについて図15及び図16を参照しながら
説明する。
【0109】第4の実施の形態に係る画像処理システム
10Dは、図15に示すように、上述した第1の実施の
形態に係る画像処理システム10Aとほぼ同様の構成を
有するが、画像読取部14に、蓄積性蛍光体シート18
に対して記録した画像を消去する消去部100があるこ
とで異なる。
【0110】この第4の実施の形態に係る画像処理シス
テム10Dにおけるシェーディング補正のための補正値
を生成する処理動作について図16のフローチャートを
参照しながら説明する。
【0111】まず、ステップS601において、X線源
の種類を計数するカウンタsに初期値「1」を格納し
て、該カウンタsを初期化する。その後、ステップS6
02に進み、記録部12において、蓄積性蛍光体シート
18に対し、被写体を介さずに直接s番目のX線源から
のX線を照射して、該蓄積性蛍光体シート18に初期画
像を記録する。
【0112】次に、ステップS603において、s番目
のX線源にて初期画像が記録された蓄積性蛍光体シート
18を画像読取部14に搬送し、該画像読取部14にお
いて、蓄積性蛍光体シート18から初期画像を読み取
る。読み取られた画像信号Siは順次画像データDpに
変換されてシェーディング補正回路44の補正値生成部
50に供給される。
【0113】次に、ステップS604において、補正値
生成処理を行って、s番目の補正データファイル群DF
(DF1〜DF6)を作成する。補正値生成処理につい
ては既に説明したので、ここではその重複説明を省略す
る。
【0114】次に、ステップS605において、カウン
タsの値を+1更新した後、ステップS606に進み、
蓄積性蛍光体シート18を消去部100に搬送し、該消
去部100において、蓄積性蛍光体シート18に記録さ
れている初期画像を消去する。
【0115】次に、ステップS607において、カウン
タsの値がX線源の種類数Fを超えたか否かを判別す
る。超えていなければ、前記ステップS602に戻り、
該ステップS602以降の処理を繰り返す。
【0116】カウンタsの値がX線源の種類数Fを超え
た段階で、次のステップS608に進み、平均化処理に
入る。この平均化処理によって、蓄積性蛍光体シート1
8における発光量のばらつきの影響を受けない補正値が
登録された真の補正データファイル群DF(DF1〜D
F6)が作成されることになる。
【0117】この第4の実施の形態に係る画像処理シス
テム10Dにおいても、記録源(例えばX線源)の発光
量分布が不均一であった場合でも、シェーディング補正
のための補正値への影響を低減でき、画像情報の読取り
を正確に行うことができる。
【0118】次に、第5の実施の形態に係る画像処理シ
ステム10Eについて図17及び図18を参照しながら
説明する。
【0119】第5の実施の形態に係る画像処理システム
10Eは、図17に示すように、上述した第4の実施の
形態に係る画像処理システム10Dとほぼ同様の構成を
有するが、画像読取部14にて画像読取りされた蓄積性
蛍光体シート18を、その画像読取面の法線を中心とし
て所定角度だけ回転させるシート回転機構20を有する
点で異なる。
【0120】この第5の実施の形態に係る画像処理シス
テム10Eにおけるシェーディング補正のための補正値
を生成する処理動作について図18のフローチャートを
参照しながら説明する。
【0121】まず、ステップS701において、X線源
の種類を計数するカウンタsに初期値「1」を格納し
て、該カウンタsを初期化し、次いで、ステップS70
2において、蓄積性蛍光体シート18の回転回数を計数
するカウンタtに初期値「1」を格納して、該カウンタ
sを初期化する。
【0122】次に、ステップS703において、記録部
12は、蓄積性蛍光体シート18に対し、被写体を介さ
ずに直接s番目のX線源からのX線を照射して、該蓄積
性蛍光体シート18に初期画像を記録する。
【0123】次に、ステップS704において、s番目
のX線源にて初期画像が記録された蓄積性蛍光体シート
18を画像読取部14に搬送し、該画像読取部14にお
いて、蓄積性蛍光体シート18から初期画像を読み取
る。読み取られた画像信号Siは順次画像データDpに
変換されてシェーディング補正回路44の補正値生成部
50に供給される。
【0124】次に、ステップS705において、補正値
生成処理を行って、C(s−1)+t番目の補正データ
ファイル群を作成する。補正値生成処理については既に
説明したので、ここではその重複説明を省略する。な
お、前記Cは、蓄積性蛍光体シート18の回転回数の最
大値である。例えば、蓄積性蛍光体シート18を180
°回転(左右反転)させる場合は、前記Cの値として
「2」が用いられる。
【0125】次に、ステップS706において、カウン
タtの値を+1更新した後、ステップS707に進み、
蓄積性蛍光体シート18を消去部100に搬送し、該消
去部100において、蓄積性蛍光体シート18に記録さ
れている初期画像を消去する。
【0126】次に、ステップS708において、シート
回転機構20によって、前記消去後の蓄積性蛍光体シー
ト18を、その画像読取面の法線を中心として所定角度
だけ回転させる。例えば180°回転(左右反転)させ
る。
【0127】次に、ステップS709において、カウン
タtの値が上述した蓄積性蛍光体シート18の回転回数
の最大値Cを超えたか否かを判別する。超えていなけれ
ば、前記ステップS703に戻り、該ステップS703
以降の処理を繰り返す。
【0128】カウンタtの値が前記最大値Cを超えた段
階で、次のステップS710に進み、カウンタsの値を
+1更新した後、次のステップS711において、カウ
ンタsの値がX線源の種類数Fを超えたか否かを判別す
る。超えていなければ、前記ステップS702に戻り、
該ステップS702以降の処理を繰り返す。
【0129】カウンタsの値がX線源の種類数Fを超え
た段階で、次のステップS712に進み、平均化処理に
入る。この平均化処理によって、蓄積性蛍光体シート1
8における発光量のばらつきの影響を受けない補正値が
登録された真の補正データファイル群DF(DF1〜D
F6)が作成されることになる。
【0130】この第5の実施の形態に係る画像処理シス
テム10Eにおいては、蓄積性蛍光体シート18に対し
てそれぞれX線源を異ならせて初期画像を記録する毎
に、蓄積性蛍光体シート18を、その画像読取面の法線
を中心として所定角度だけ回転させるようにしたので、
蓄積性蛍光体シート18の発光量分布並びにX線源の発
光量分布が不均一であっても、シェーディング補正のた
めの補正値への影響を低減でき、画像情報の読取りを正
確に行うことができる。
【0131】なお、この発明に係る画像処理方法は、上
述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱するこ
となく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
処理方法によれば、シート状記録媒体や記録源(例えば
X線源)などの発光量分布が不均一であっても、シェー
ディング補正のための補正値への影響を低減でき、画像
情報の読取りを正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る画像処理システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】画像読取部を示す構成図である。
【図3】補正データファイル群の内訳を示す説明図であ
る。
【図4】デジタル変換された画像データ列をライン毎に
概念的に示す説明図である。
【図5】代表信号値ファイル群の内訳を示す説明図であ
る。
【図6】第1の実施の形態に係る画像処理システムにお
けるシェーディング補正のための補正値を生成する処理
動作を示すフローチャートである。
【図7】補正値生成処理を示すフローチャート(その
1)である。
【図8】補正値生成処理を示すフローチャート(その
2)である。
【図9】補正値演算処理を示すフローチャートである。
【図10】平均化処理を示すフローチャートである。
【図11】第2の実施の形態に係る画像処理システムの
構成を示すブロック図である。
【図12】第2の実施の形態に係る画像処理システムに
おけるシェーディング補正のための補正値を生成する処
理動作を示すフローチャートである。
【図13】第3の実施の形態に係る画像処理システムの
構成を示すブロック図である。
【図14】第3の実施の形態に係る画像処理システムに
おけるシェーディング補正のための補正値を生成する処
理動作を示すフローチャートである。
【図15】第4の実施の形態に係る画像処理システムの
構成を示すブロック図である。
【図16】第4の実施の形態に係る画像処理システムに
おけるシェーディング補正のための補正値を生成する処
理動作を示すフローチャートである。
【図17】第5の実施の形態に係る画像処理システムの
構成を示すブロック図である。
【図18】第5の実施の形態に係る画像処理システムに
おけるシェーディング補正のための補正値を生成する処
理動作を示すフローチャートである。
【図19】シート状記録媒体自体の発光量分布並びに初
期画像の輝度分布を示す特性図である。
【図20】シェーディング補正のための補正値分布を示
す特性図である。
【図21】シート状記録媒体自体の発光量分布が均一で
ある場合並びにシート状記録媒体自体の発光量分布が不
均一である場合の輝度分布を示す特性図である。
【図22】シート状記録媒体をそれぞれ異なるX線源で
画像を記録する場合を示す説明図である。
【図23】X線源の発光量分布が均一である場合を示す
特性図である。
【図24】X線源の発光量分布が不均一である場合の一
例を示す特性図である。
【図25】X線源の発光量分布が不均一である場合の他
の例を示す特性図である。
【符号の説明】
10A〜10E…画像処理システム 12…記録部 14…画像読取部 16…画像再生装
置 18…蓄積性蛍光体シート 20…シート回転
機構 32…レーザ光源 34…回転多面鏡
(ポリゴン) 38…フォトマルチプライヤ 44…シェーディ
ング補正回路 46…アナログ演算部 50…補正値生成
部 52…メモリ 54…メモリ制御
回路 70…画像再生部 72…表示部
フロントページの続き Fターム(参考) 2G083 AA03 BB05 CC10 DD20 EE01 5B047 AA17 AB02 BA01 BB08 BC23 DA04 DB01 DC07 5C072 AA01 BA17 CA06 DA17 EA02 HA02 HA13 NA01 UA02 UA05 UA06 VA01 5C077 LL04 LL19 PP06 PP46 PQ12 PQ18 SS01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】初期画像が記録されたシート状記録媒体に
    レーザ光を照射しながら主走査させて前記初期画像の読
    取りを行う処理を複数回行い、 読み取られた複数の画像情報に基づいてシェーディング
    補正データを生成することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像処理方法において、 前記シート状記録媒体から前記初期画像を読み取る毎
    に、前記シート状記録媒体を、その画像読取面の法線を
    中心として所定角度だけ回転させることを特徴とする画
    像処理方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像処理方法において、 前記初期画像が記録されたシート状記録媒体にレーザ光
    を照射しながら主走査させて前記初期画像の読取りを行
    う第1ステップと、 読み取った画像情報に基づいてシェーディング補正デー
    タを得る第2ステップと、 前記シート状記録媒体を、その画像読取面の法線を中心
    として所定角度だけ回転させる第3ステップと、 第1ステップ〜第3ステップを所定回数だけ繰り返した
    後に、前記複数のシェーディング補正データの平均値を
    演算して、真のシェーディング補正データとする第4ス
    テップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】初期画像が記録された複数枚のシート状記
    録媒体に対してレーザ光を照射しながら主走査させて各
    初期画像の読取りを行う処理を行い、 読み取られた複数の画像情報に基づいてシェーディング
    補正データを生成することを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の画像処理方法において、 それぞれ別のシート状記録媒体に対して初期画像を記録
    する第5ステップと、前記初期画像が記録されたシート
    状記録媒体にレーザ光を照射しながら主走査させて前記
    初期画像の読取りを行う第6ステップと、 読み取った画像情報に基づいてシェーディング補正デー
    タを得る第7ステップと、 第5ステップ〜第7ステップを所定回数だけ繰り返した
    後に、前記複数のシェーディング補正データの平均値を
    演算して、真のシェーディング補正データとする第8ス
    テップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】初期画像が複数回記録されたシート状記録
    媒体にレーザ光を照射しながら主走査させて前記初期画
    像の読取りを行い、 読み取られた画像情報に基づいてシェーディング補正デ
    ータを生成することを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の画像処理方法において、 前記シート状記録媒体に対して前記初期画像を記録する
    毎に、前記シート状記録媒体を、その画像読取面の法線
    を中心として所定角度だけ回転させることを特徴とする
    画像処理方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載の画像処理方法において、 シート状記録媒体に対して初期画像を記録する第9ステ
    ップと、 前記シート状記録媒体を、その画像読取面の法線を中心
    として所定角度だけ回転させる第10ステップと、 前記第9ステップ及び第10ステップを所定回数だけ繰
    り返した後に、前記初期画像が複数回記録されたシート
    状記録媒体にレーザ光を照射しながら主走査させて前記
    初期画像の読取りを行う第11ステップと、 読み取った画像情報に基づいてシェーディング補正デー
    タを得る第12ステップとを有することを特徴とする画
    像処理方法。
  9. 【請求項9】それぞれ記録源を異ならせて初期画像が記
    録された複数のシート状記録媒体に対してレーザ光を照
    射しながら主走査させて複数の前記初期画像の読取りを
    行い、 読み取られた複数の画像情報に基づいてシェーディング
    補正データを生成することを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の画像処理方法において、 シート状記録媒体に対してそれぞれ記録源を異ならせて
    初期画像を記録する第13ステップと、 前記初期画像が記録されたシート状記録媒体にレーザ光
    を照射しながら主走査させて前記初期画像の読取りを行
    う第14ステップと、 読み取った画像情報に基づいてシェーディング補正デー
    タを得る第15ステップと、 第13ステップ〜第15ステップを所定回数だけ繰り返
    した後に、前記複数のシェーディング補正データの平均
    値を演算して、真のシェーディング補正データとする第
    16ステップとを有することを特徴とする画像処理方
    法。
  11. 【請求項11】請求項9又は10記載の画像処理方法に
    おいて、 前記シート状記録媒体に対してそれぞれ記録源を異なら
    せて初期画像を記録する毎に、前記シート状記録媒体
    を、その画像読取面の法線を中心として所定角度だけ回
    転させることを特徴とする画像処理方法。
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