JP2003100350A - 電池及びその製造方法 - Google Patents
電池及びその製造方法Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極面積を広く確保可能な多層構造の電極を
有しながらも、簡易な製造工程で高品質な電池を提供す
る。 【解決手段】第1の集電体の両面に、負極活物質を含有
する合剤層を形成する第1のシートの形成工程と、第2
の集電体の主面に、正極活物質を含有する合剤層を、合
剤未塗布部を介して複数形成する第2のシートの形成工
程と、上記第2のシートの主面側に、上記合剤層未塗布
部、上記一の合剤層の上記合剤層未塗布部側における端
部及び他の合剤層の上記合剤層未塗布部側における端部
を覆うように、絶縁フィルムを配設する絶縁フィルム配
設工程と、上記第2のシートの主面又は上記第1のシー
トの両面に、電解質フィルムを配設する電解質フィルム
配設工程と、上記電解質フィルムを介して、上記第1の
シートの両面に設けられた合剤層を、上記第2のシート
を合剤未塗布部で折曲することにより上記第2のシート
の主面に設けられた一の合剤層と他の合剤層とで挟み込
んでなる素子を形成する素子形成工程と、上記素子を外
装フィルムで外装する工程とを備える。
有しながらも、簡易な製造工程で高品質な電池を提供す
る。 【解決手段】第1の集電体の両面に、負極活物質を含有
する合剤層を形成する第1のシートの形成工程と、第2
の集電体の主面に、正極活物質を含有する合剤層を、合
剤未塗布部を介して複数形成する第2のシートの形成工
程と、上記第2のシートの主面側に、上記合剤層未塗布
部、上記一の合剤層の上記合剤層未塗布部側における端
部及び他の合剤層の上記合剤層未塗布部側における端部
を覆うように、絶縁フィルムを配設する絶縁フィルム配
設工程と、上記第2のシートの主面又は上記第1のシー
トの両面に、電解質フィルムを配設する電解質フィルム
配設工程と、上記電解質フィルムを介して、上記第1の
シートの両面に設けられた合剤層を、上記第2のシート
を合剤未塗布部で折曲することにより上記第2のシート
の主面に設けられた一の合剤層と他の合剤層とで挟み込
んでなる素子を形成する素子形成工程と、上記素子を外
装フィルムで外装する工程とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正極と負極と電解
質フィルムとを備える電池に関する。
質フィルムとを備える電池に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器のコードレス化、ポータブル化
に伴い、各種電子機器の駆動用電源として使用される電
池、特に二次電池に対して、小型化、軽量化が求められ
ている。これら電子機器には、ニッケルカドミウム二次
電池、鉛電池、及びリチウムを吸蔵放出可能な活物質を
用いてなる非水電解質電池、いわゆるリチウム系電池等
が使用されている。
に伴い、各種電子機器の駆動用電源として使用される電
池、特に二次電池に対して、小型化、軽量化が求められ
ている。これら電子機器には、ニッケルカドミウム二次
電池、鉛電池、及びリチウムを吸蔵放出可能な活物質を
用いてなる非水電解質電池、いわゆるリチウム系電池等
が使用されている。
【0003】これらの電池の中でも、特に、リチウム電
池やリチウムイオン電池等のリチウム系電池は、電池電
圧が高く、高エネルギー密度を有し、自己放電も少な
く、且つサイクル特性に優れるという利点を有している
ので、実用電池として使用されつつある。
池やリチウムイオン電池等のリチウム系電池は、電池電
圧が高く、高エネルギー密度を有し、自己放電も少な
く、且つサイクル特性に優れるという利点を有している
ので、実用電池として使用されつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、リチウム系電池
には、電子機器の形状に適応した電池形状を有すること
が求められている。例えば、ハードウエア等の電子機器
に搭載可能となるようなシート形或いは短冊形の電池形
状を有することが求められている。
には、電子機器の形状に適応した電池形状を有すること
が求められている。例えば、ハードウエア等の電子機器
に搭載可能となるようなシート形或いは短冊形の電池形
状を有することが求められている。
【0005】電解質として非水電解液を用いている液系
電池は、液漏れを防止して安全性を確保するために外装
材として金属缶を用いているので、電池形状が可変でな
い。このため、液系電池の形状を電子機器の形状に適応
させることは困難であり、例えばシート形或いは短冊形
の電池形状とすることができない。
電池は、液漏れを防止して安全性を確保するために外装
材として金属缶を用いているので、電池形状が可変でな
い。このため、液系電池の形状を電子機器の形状に適応
させることは困難であり、例えばシート形或いは短冊形
の電池形状とすることができない。
【0006】そこで、電解質として液漏れの心配が無い
固体電解質を用い、外装材としてラミネートフィルム等
を用いた固体電解質電池が実用化されている。固体電解
質及び外装材として用いるラミネートフィルムは、柔軟
性に優れているので、これらを備える固体電解質電池も
柔軟性に優れており、電池形状を比較的容易にシート形
或いは短冊形とすることができる。
固体電解質を用い、外装材としてラミネートフィルム等
を用いた固体電解質電池が実用化されている。固体電解
質及び外装材として用いるラミネートフィルムは、柔軟
性に優れているので、これらを備える固体電解質電池も
柔軟性に優れており、電池形状を比較的容易にシート形
或いは短冊形とすることができる。
【0007】ところで、ハードウエアの多機能性を考慮
すると、電池の高容量化は必須であり、合剤層と集電体
とを備える電極の面積を広く確保する必要がある。単層
構造の電極とする場合、所望の電池容量を達成可能する
ためには、一平面状で広大な電極面積が必要となる。さ
らに、電池外装としては電極と同等以上の面積が必要と
なる。このため、単層構造の電極において電極面積の拡
大を図ると、使用用途が限定され、製造コストが高くな
るという不都合がある。そこで、合剤層が形成され、例
えば矩形状の集電体を積層して多層構造の電極とするこ
とにより、電極面積を広く確保して、所望の電池容量を
達成するとともに、電池外形を小型化することが提案さ
れている。
すると、電池の高容量化は必須であり、合剤層と集電体
とを備える電極の面積を広く確保する必要がある。単層
構造の電極とする場合、所望の電池容量を達成可能する
ためには、一平面状で広大な電極面積が必要となる。さ
らに、電池外装としては電極と同等以上の面積が必要と
なる。このため、単層構造の電極において電極面積の拡
大を図ると、使用用途が限定され、製造コストが高くな
るという不都合がある。そこで、合剤層が形成され、例
えば矩形状の集電体を積層して多層構造の電極とするこ
とにより、電極面積を広く確保して、所望の電池容量を
達成するとともに、電池外形を小型化することが提案さ
れている。
【0008】しかしながら、集電体を積層してなる多層
構造の電極とする場合、電池作製時において各集電体毎
のリードの切り出し、リードの溶接接続といった種々の
工程が必要であり、電池構造、電池製造工程が複雑とな
る。
構造の電極とする場合、電池作製時において各集電体毎
のリードの切り出し、リードの溶接接続といった種々の
工程が必要であり、電池構造、電池製造工程が複雑とな
る。
【0009】また、多層構造の電極では、電極端部に局
所的な負荷を加えられると、電極端部において、固体電
解質が破壊されたり、粉落ちが生じてショートが発生す
る等、製品歩留まりが悪いという問題がある。
所的な負荷を加えられると、電極端部において、固体電
解質が破壊されたり、粉落ちが生じてショートが発生す
る等、製品歩留まりが悪いという問題がある。
【0010】本発明は、このような従来の実状に鑑みて
提案されたものであり、電極面積を広く確保可能な多層
構造の電極を有しながらも、簡易な製造工程で高品質な
電池を製造できる電池及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
提案されたものであり、電極面積を広く確保可能な多層
構造の電極を有しながらも、簡易な製造工程で高品質な
電池を製造できる電池及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る電池は、第1の集電体の両面に、正
極活物質又は負極活物質の何れか一方を含有する合剤層
が設けられた第1のシートと、第2の集電体の主面に、
正極活物質又は負極活物質の何れか他方を含有する合剤
層が、合剤未塗布部を介して複数設けられた第2のシー
トと、電解質フィルムとを備え、上記第2のシートの主
面側に、上記合剤層未塗布部、上記一の合剤層の上記合
剤層未塗布部側における端部及び他の合剤層の上記合剤
層未塗布部側における端部を覆うように、絶縁フィルム
が配設されており、上記電解質フィルムを介して、上記
第1のシートの両面に設けられた合剤層が、上記第2の
シートが合剤未塗布部で折曲されることにより上記第2
のシートの主面に設けられた一の合剤層と他の合剤層と
で挟み込まれてなる素子が、外装フィルムで外装されて
いることを特徴とする。
めに、本発明に係る電池は、第1の集電体の両面に、正
極活物質又は負極活物質の何れか一方を含有する合剤層
が設けられた第1のシートと、第2の集電体の主面に、
正極活物質又は負極活物質の何れか他方を含有する合剤
層が、合剤未塗布部を介して複数設けられた第2のシー
トと、電解質フィルムとを備え、上記第2のシートの主
面側に、上記合剤層未塗布部、上記一の合剤層の上記合
剤層未塗布部側における端部及び他の合剤層の上記合剤
層未塗布部側における端部を覆うように、絶縁フィルム
が配設されており、上記電解質フィルムを介して、上記
第1のシートの両面に設けられた合剤層が、上記第2の
シートが合剤未塗布部で折曲されることにより上記第2
のシートの主面に設けられた一の合剤層と他の合剤層と
で挟み込まれてなる素子が、外装フィルムで外装されて
いることを特徴とする。
【0012】以上のように構成される電池では、絶縁フ
ィルムが、第2のシートの主面側に、合剤層未塗布部、
一の合剤層の合剤層未塗布部側における端部及び他の合
剤層の合剤層未塗布部側における端部を覆うように配設
されているので、第2のシートが合剤未塗布部で折曲さ
れている折曲部に局所的な負荷を加えられたときであっ
ても、正極合剤層が剥がれたりこすれたりすること、言
い換えると粉落ちの発生が防止されている。つまり、こ
の電池は、粉落ちに起因するショートの発生が防止され
ている。
ィルムが、第2のシートの主面側に、合剤層未塗布部、
一の合剤層の合剤層未塗布部側における端部及び他の合
剤層の合剤層未塗布部側における端部を覆うように配設
されているので、第2のシートが合剤未塗布部で折曲さ
れている折曲部に局所的な負荷を加えられたときであっ
ても、正極合剤層が剥がれたりこすれたりすること、言
い換えると粉落ちの発生が防止されている。つまり、こ
の電池は、粉落ちに起因するショートの発生が防止され
ている。
【0013】また、本発明に係る電池の製造方法は、第
1の集電体の両面に、正極活物質又は負極活物質の何れ
か一方を含有する合剤層を形成する第1のシートの形成
工程と、第2の集電体の主面に、正極活物質又は負極活
物質の何れか他方を含有する合剤層を、合剤未塗布部を
介して複数形成する第2のシートの形成工程と、上記第
2のシートの主面側に、上記合剤層未塗布部、上記一の
合剤層の上記合剤層未塗布部側における端部及び他の合
剤層の上記合剤層未塗布部側における端部を覆うよう
に、絶縁フィルムを配設する絶縁フィルム配設工程と、
上記第2のシートの主面又は上記第1のシートの両面
に、電解質フィルムを配設する電解質フィルム配設工程
と、上記電解質フィルムを介して、上記第1のシートの
両面に設けられた合剤層を、上記第2のシートを合剤未
塗布部で折曲することにより上記第2のシートの主面に
設けられた一の合剤層と他の合剤層とで挟み込んでなる
素子を形成する素子形成工程と、上記素子を外装フィル
ムで外装する工程とを備える。
1の集電体の両面に、正極活物質又は負極活物質の何れ
か一方を含有する合剤層を形成する第1のシートの形成
工程と、第2の集電体の主面に、正極活物質又は負極活
物質の何れか他方を含有する合剤層を、合剤未塗布部を
介して複数形成する第2のシートの形成工程と、上記第
2のシートの主面側に、上記合剤層未塗布部、上記一の
合剤層の上記合剤層未塗布部側における端部及び他の合
剤層の上記合剤層未塗布部側における端部を覆うよう
に、絶縁フィルムを配設する絶縁フィルム配設工程と、
上記第2のシートの主面又は上記第1のシートの両面
に、電解質フィルムを配設する電解質フィルム配設工程
と、上記電解質フィルムを介して、上記第1のシートの
両面に設けられた合剤層を、上記第2のシートを合剤未
塗布部で折曲することにより上記第2のシートの主面に
設けられた一の合剤層と他の合剤層とで挟み込んでなる
素子を形成する素子形成工程と、上記素子を外装フィル
ムで外装する工程とを備える。
【0014】以上のように構成される電池の製造方法に
よれば、絶縁フィルムを、第2のシートの主面側に、合
剤層未塗布部、一の合剤層の合剤層未塗布部側における
端部及び他の合剤層の合剤層未塗布部側における端部を
覆うように配設するので、第2のシートが合剤未塗布部
で折曲されている折曲部に局所的な負荷を加えたとして
も、正極合剤層22が剥がれたりこすれたりすること、
言い換えると粉落ちの発生を防止できる。つまり、この
電池の製造方法によれば、粉落ちに起因するショートの
発生が防止されている電池を製造することができる。
よれば、絶縁フィルムを、第2のシートの主面側に、合
剤層未塗布部、一の合剤層の合剤層未塗布部側における
端部及び他の合剤層の合剤層未塗布部側における端部を
覆うように配設するので、第2のシートが合剤未塗布部
で折曲されている折曲部に局所的な負荷を加えたとして
も、正極合剤層22が剥がれたりこすれたりすること、
言い換えると粉落ちの発生を防止できる。つまり、この
電池の製造方法によれば、粉落ちに起因するショートの
発生が防止されている電池を製造することができる。
【0015】また、本発明に係る電池は、第1の集電体
の両面に、正極活物質又は負極活物質の何れか一方を含
有する合剤層が設けられた第1のシートと、第2の集電
体の主面に、正極活物質又は負極活物質の何れか他方を
含有する合剤層が、合剤未塗布部を介して複数設けられ
た第2のシートと、電解質フィルムとを備え、上記第1
のシートの一端部には、外装フィルムの外方へ延出する
ように第1のリードが設けられ、上記第2のシートの一
端部には、外装フィルムの外方へ延出するように第2の
リードが設けられ、当該第1のリードの少なくとも一主
面及び/又は第2のリードの主面に、絶縁フィルムが配
設されており、上記電解質フィルムを介して、上記第1
のシートの両面に設けられた合剤層が、上記第2のシー
トが合剤未塗布部で折曲されることにより上記第2のシ
ートの主面に設けられた一の合剤層と他の合剤層とで挟
み込まれてなる素子が、外装フィルムで外装されている
ことを特徴とする。
の両面に、正極活物質又は負極活物質の何れか一方を含
有する合剤層が設けられた第1のシートと、第2の集電
体の主面に、正極活物質又は負極活物質の何れか他方を
含有する合剤層が、合剤未塗布部を介して複数設けられ
た第2のシートと、電解質フィルムとを備え、上記第1
のシートの一端部には、外装フィルムの外方へ延出する
ように第1のリードが設けられ、上記第2のシートの一
端部には、外装フィルムの外方へ延出するように第2の
リードが設けられ、当該第1のリードの少なくとも一主
面及び/又は第2のリードの主面に、絶縁フィルムが配
設されており、上記電解質フィルムを介して、上記第1
のシートの両面に設けられた合剤層が、上記第2のシー
トが合剤未塗布部で折曲されることにより上記第2のシ
ートの主面に設けられた一の合剤層と他の合剤層とで挟
み込まれてなる素子が、外装フィルムで外装されている
ことを特徴とする。
【0016】以上のように構成される電池は、第1のリ
ードの少なくとも一主面及び/又は第2のリードの主面
に、絶縁フィルムが配設されているので、第1のリード
及び第2のリードと素子との厚み差が補正され、応力が
局所的に厚み差の生じている部分に集中することを防止
している。したがって、この電池は、例えば素子を外装
フィルムで真空封止するときに負荷を加えられても、固
体電解質フィルムが物理的に破壊されることが防止され
ている。
ードの少なくとも一主面及び/又は第2のリードの主面
に、絶縁フィルムが配設されているので、第1のリード
及び第2のリードと素子との厚み差が補正され、応力が
局所的に厚み差の生じている部分に集中することを防止
している。したがって、この電池は、例えば素子を外装
フィルムで真空封止するときに負荷を加えられても、固
体電解質フィルムが物理的に破壊されることが防止され
ている。
【0017】また、本発明に係る電池の製造方法は、第
1の集電体の両面に、正極活物質又は負極活物質の何れ
か一方を含有する合剤層を形成する第1のシートの形成
工程と、第2の集電体の主面に、正極活物質又は負極活
物質の何れか他方を含有する合剤層を、合剤未塗布部を
介して複数形成する第2のシートの形成工程と、上記第
1のシートの一端部に、外装フィルムの外方へ延出する
ように第1のリードを設け、上記第2のシートの一端部
に、外装フィルムの外方へ延出するように第2のリード
を設け、当該第1のリードの少なくとも一主面及び/又
は第2のリードの主面に、絶縁フィルムを配設する絶縁
フィルム配設工程と、第2のシートの主面又は第1のシ
ートの両面に、電解質フィルムを配設する電解質フィル
ム配設工程と、上記電解質フィルムを介して、上記第1
のシートの両面に設けられた合剤層を、上記第2のシー
トを合剤未塗布部で折曲することにより上記第2のシー
トの主面に設けられた一の合剤層と他の合剤層とで挟み
込んでなる素子を形成する素子形成工程と、上記素子を
外装フィルムで外装する工程とを備えることを特徴とす
る。
1の集電体の両面に、正極活物質又は負極活物質の何れ
か一方を含有する合剤層を形成する第1のシートの形成
工程と、第2の集電体の主面に、正極活物質又は負極活
物質の何れか他方を含有する合剤層を、合剤未塗布部を
介して複数形成する第2のシートの形成工程と、上記第
1のシートの一端部に、外装フィルムの外方へ延出する
ように第1のリードを設け、上記第2のシートの一端部
に、外装フィルムの外方へ延出するように第2のリード
を設け、当該第1のリードの少なくとも一主面及び/又
は第2のリードの主面に、絶縁フィルムを配設する絶縁
フィルム配設工程と、第2のシートの主面又は第1のシ
ートの両面に、電解質フィルムを配設する電解質フィル
ム配設工程と、上記電解質フィルムを介して、上記第1
のシートの両面に設けられた合剤層を、上記第2のシー
トを合剤未塗布部で折曲することにより上記第2のシー
トの主面に設けられた一の合剤層と他の合剤層とで挟み
込んでなる素子を形成する素子形成工程と、上記素子を
外装フィルムで外装する工程とを備えることを特徴とす
る。
【0018】以上のように構成される電池の製造方法に
よれば、第1のリードの少なくとも一主面及び/又は第
2のリードの主面に、絶縁フィルムを配設することによ
り、第1のリード及び第2のリードと素子との厚み差を
補正し、応力が局所的に厚み差の生じている部分に集中
することを防止できる。したがって、この電池の製造方
法によれば、例えば素子を外装フィルムで真空封止する
ときに負荷を加えられても、固体電解質フィルムが物理
的に破壊されることが防止された電池を製造することが
できる。
よれば、第1のリードの少なくとも一主面及び/又は第
2のリードの主面に、絶縁フィルムを配設することによ
り、第1のリード及び第2のリードと素子との厚み差を
補正し、応力が局所的に厚み差の生じている部分に集中
することを防止できる。したがって、この電池の製造方
法によれば、例えば素子を外装フィルムで真空封止する
ときに負荷を加えられても、固体電解質フィルムが物理
的に破壊されることが防止された電池を製造することが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した電池につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0020】電池1は、図1に示すように、負極10と
なる複数の第1のシートと、正極20となる第2のシー
トと、固体電解質フィルム2とを備える素子3を有して
いる。さらに、この電池においては、素子3が、外装フ
ィルム4で外装されている。
なる複数の第1のシートと、正極20となる第2のシー
トと、固体電解質フィルム2とを備える素子3を有して
いる。さらに、この電池においては、素子3が、外装フ
ィルム4で外装されている。
【0021】第1のシートすなわち負極10は、図2に
示すように、略矩形状の複数の負極集電体11(第1の
集電体)と、負極集電体11の両面に形成され、負極活
物質を含有する負極合剤層12とを備える。また、負極
集電体11の一端には、負極リード14が設けられてい
る。
示すように、略矩形状の複数の負極集電体11(第1の
集電体)と、負極集電体11の両面に形成され、負極活
物質を含有する負極合剤層12とを備える。また、負極
集電体11の一端には、負極リード14が設けられてい
る。
【0022】具体的には、負極10は、一の負極集電体
11αの一方の面に形成された負極合剤層12a、一の
負極集電体11αの他方の面に形成された負極合剤層1
2b、他の負極集電体11βの一方の面に形成された負
極合剤層12c、他の負極集電体11βの他方の面に形
成された負極合剤層12dを備える。また、負極10で
は、一の負極リード14aと他の負極リード14bとが
一体化されている。
11αの一方の面に形成された負極合剤層12a、一の
負極集電体11αの他方の面に形成された負極合剤層1
2b、他の負極集電体11βの一方の面に形成された負
極合剤層12c、他の負極集電体11βの他方の面に形
成された負極合剤層12dを備える。また、負極10で
は、一の負極リード14aと他の負極リード14bとが
一体化されている。
【0023】第2のシートすなわち正極20は、図3に
示すように、帯状の正極集電体21(第2の集電体)
と、正極集電体21の主面に形成され、正極活物質を含
有する正極合剤層22とを備える。この正極合剤層22
は、正極活物質を含有する正極合剤を間欠塗布すること
により、正極合剤未塗布部23を介して複数設けられて
いる。また、正極集電体21の一端部には、正極リード
24が設けられている。
示すように、帯状の正極集電体21(第2の集電体)
と、正極集電体21の主面に形成され、正極活物質を含
有する正極合剤層22とを備える。この正極合剤層22
は、正極活物質を含有する正極合剤を間欠塗布すること
により、正極合剤未塗布部23を介して複数設けられて
いる。また、正極集電体21の一端部には、正極リード
24が設けられている。
【0024】正極20は、具体的には、正極集電体21
の長手方向の一端における正極合剤層22が形成されて
いない未塗布部23a、未塗布部23aに隣接する第1
の正極合剤層22a、第1の正極合剤層22aの未塗布
部23a側とは反対側に隣接する未塗布部23b、未塗
布部23bの第1の正極合剤層22a側とは反対側に隣
接する第2の正極合剤層22b、第2の正極合剤層22
bの未塗布部23b側とは反対側に隣接する未塗布部2
3c、未塗布部23cの第2の正極合剤層22b側とは
反対側に隣接する第3の正極合剤層22c、第3の正極
合剤層22cの未塗布部23c側とは反対側に隣接する
未塗布部23d、未塗布部23dの第3の正極合剤層2
2c側とは反対側に隣接する第4の正極合剤層22d、
第4の正極合剤層22dの未塗布部23d側とは反対側
に隣接する未塗布部23eを備える。
の長手方向の一端における正極合剤層22が形成されて
いない未塗布部23a、未塗布部23aに隣接する第1
の正極合剤層22a、第1の正極合剤層22aの未塗布
部23a側とは反対側に隣接する未塗布部23b、未塗
布部23bの第1の正極合剤層22a側とは反対側に隣
接する第2の正極合剤層22b、第2の正極合剤層22
bの未塗布部23b側とは反対側に隣接する未塗布部2
3c、未塗布部23cの第2の正極合剤層22b側とは
反対側に隣接する第3の正極合剤層22c、第3の正極
合剤層22cの未塗布部23c側とは反対側に隣接する
未塗布部23d、未塗布部23dの第3の正極合剤層2
2c側とは反対側に隣接する第4の正極合剤層22d、
第4の正極合剤層22dの未塗布部23d側とは反対側
に隣接する未塗布部23eを備える。
【0025】素子3は、図1に示すように、固体電解質
フィルム2を介して、負極10の両面に設けられた負極
合剤層12が、正極20が未塗布部23で折曲されるこ
とにより正極20の主面に設けられた一の正極合剤層2
2と他の正極合剤層22とで挟み込まれたものである。
すなわち、負極合剤層12a,12bが、正極20が未
塗布部23bで谷折り方向に折曲されることにより、正
極20の主面に設けられた一の正極合剤層22aと他の
正極合剤層22bとで挟み込まれている。また、負極合
剤層12c,12dが、正極20が未塗布部23dで谷
折り方向に折曲されることにより、正極20の主面に設
けられた一の正極合剤層22cと他の正極合剤層22d
とで挟み込まれている。
フィルム2を介して、負極10の両面に設けられた負極
合剤層12が、正極20が未塗布部23で折曲されるこ
とにより正極20の主面に設けられた一の正極合剤層2
2と他の正極合剤層22とで挟み込まれたものである。
すなわち、負極合剤層12a,12bが、正極20が未
塗布部23bで谷折り方向に折曲されることにより、正
極20の主面に設けられた一の正極合剤層22aと他の
正極合剤層22bとで挟み込まれている。また、負極合
剤層12c,12dが、正極20が未塗布部23dで谷
折り方向に折曲されることにより、正極20の主面に設
けられた一の正極合剤層22cと他の正極合剤層22d
とで挟み込まれている。
【0026】つまり、この電池1は、1つの正極集電体
21の主面に複数の正極合剤層22が形成された正極2
0と、負極集電体11の両面に負極合剤層12が形成さ
れた複数の負極10とを固体電解質フィルム2を介して
交互に積層してなる電極を備えており、電極面積を広く
確保可能な多層構造の電極を有しながらも、正極20か
らのリードの引き出しが正極20の一端部のみからで良
く、電池構造及び電池製造工程が簡易である。
21の主面に複数の正極合剤層22が形成された正極2
0と、負極集電体11の両面に負極合剤層12が形成さ
れた複数の負極10とを固体電解質フィルム2を介して
交互に積層してなる電極を備えており、電極面積を広く
確保可能な多層構造の電極を有しながらも、正極20か
らのリードの引き出しが正極20の一端部のみからで良
く、電池構造及び電池製造工程が簡易である。
【0027】そして、この電池1において、正極20で
は、図4に示すように、正極20の主面側に、正極合剤
層の未塗布部23、一の正極合剤層22の正極合剤層の
未塗布部23側における端部及び他の正極合剤層22の
正極合剤層の未塗布部23側における端部を覆うよう
に、絶縁フィルム25が配設されている。
は、図4に示すように、正極20の主面側に、正極合剤
層の未塗布部23、一の正極合剤層22の正極合剤層の
未塗布部23側における端部及び他の正極合剤層22の
正極合剤層の未塗布部23側における端部を覆うよう
に、絶縁フィルム25が配設されている。
【0028】具体的には、例えば正極合剤層の未塗布部
23b、一の正極合剤層22aの正極合剤層の未塗布部
23b側における端部及び他の正極合剤層22bの正極
合剤層の未塗布部23b側における端部を覆うように、
絶縁フィルム25aが配設されている。
23b、一の正極合剤層22aの正極合剤層の未塗布部
23b側における端部及び他の正極合剤層22bの正極
合剤層の未塗布部23b側における端部を覆うように、
絶縁フィルム25aが配設されている。
【0029】この電池1では、絶縁フィルム25が、正
極合剤層の未塗布部23、一の正極合剤層22の正極合
剤層の未塗布部23側における端部及び他の正極合剤層
22の正極合剤層の未塗布部23側における端部を覆う
ように配設されているので、素子3において、折曲され
ている正極合剤層の未塗布部23(以下、折曲部と称す
る。)に局所的な負荷が加えられたとしても、正極合剤
層22が剥がれたりこすれたりすること、言い換えると
粉落ちの発生が防止されている。したがって、この電池
1は、粉落ちに起因するショートの発生が確実に防止さ
れており、製品歩留まりが良好で高品質である。
極合剤層の未塗布部23、一の正極合剤層22の正極合
剤層の未塗布部23側における端部及び他の正極合剤層
22の正極合剤層の未塗布部23側における端部を覆う
ように配設されているので、素子3において、折曲され
ている正極合剤層の未塗布部23(以下、折曲部と称す
る。)に局所的な負荷が加えられたとしても、正極合剤
層22が剥がれたりこすれたりすること、言い換えると
粉落ちの発生が防止されている。したがって、この電池
1は、粉落ちに起因するショートの発生が確実に防止さ
れており、製品歩留まりが良好で高品質である。
【0030】正極20の主面側に、正極合剤層の未塗布
部23、一の正極合剤層22の正極合剤層の未塗布部2
3側における端部及び他の正極合剤層22の正極合剤層
の未塗布部23側における端部を覆うように絶縁フィル
ム25が配設されていないと、折曲部において、ショー
トの原因となる粉落ちが発生し、製品歩留まりの悪い電
池となる。
部23、一の正極合剤層22の正極合剤層の未塗布部2
3側における端部及び他の正極合剤層22の正極合剤層
の未塗布部23側における端部を覆うように絶縁フィル
ム25が配設されていないと、折曲部において、ショー
トの原因となる粉落ちが発生し、製品歩留まりの悪い電
池となる。
【0031】また、この電池1においては、正極合剤未
塗布部23を折曲してなる折曲部が、正極合剤未塗布部
23の範囲内で折り込まれていることが適切である。折
曲部の折り込み方は、特に限定されないが、例えば図5
に示すように、正極合剤未塗布部23の範囲内でつづら
折りされて折り込まれていることが好ましい。
塗布部23を折曲してなる折曲部が、正極合剤未塗布部
23の範囲内で折り込まれていることが適切である。折
曲部の折り込み方は、特に限定されないが、例えば図5
に示すように、正極合剤未塗布部23の範囲内でつづら
折りされて折り込まれていることが好ましい。
【0032】折曲部は、正極集電体21及び絶縁フィル
ム25のみから構成されており、折曲部の厚みと、固体
電解質フィルム2を介して積層されている正極20と負
極10とからなる電極構造の厚みとでは、顕著な厚み差
が生じている。このため、例えば素子3を外装フィルム
4で真空封止するとき、局所的な応力が折曲部に生じて
しまい、その結果、折曲部において固体電解質フィルム
2が破壊される虞がある。
ム25のみから構成されており、折曲部の厚みと、固体
電解質フィルム2を介して積層されている正極20と負
極10とからなる電極構造の厚みとでは、顕著な厚み差
が生じている。このため、例えば素子3を外装フィルム
4で真空封止するとき、局所的な応力が折曲部に生じて
しまい、その結果、折曲部において固体電解質フィルム
2が破壊される虞がある。
【0033】そこで、この電池1では、折曲部を上述の
ように折り込み、折曲部の厚みと電極構造の厚みとの差
を補正して、応力が局所的に折曲部に集中することを防
止している。したがって、この電池1は、素子3を外装
フィルム4で真空封止するときにおいても、正極20と
負極10との間に挟まれる固体電解質フィルム2が、折
曲部において破壊されることがない。
ように折り込み、折曲部の厚みと電極構造の厚みとの差
を補正して、応力が局所的に折曲部に集中することを防
止している。したがって、この電池1は、素子3を外装
フィルム4で真空封止するときにおいても、正極20と
負極10との間に挟まれる固体電解質フィルム2が、折
曲部において破壊されることがない。
【0034】また、この電池1においては、図6に示す
ように、負極10の一端部には、外装フィルム4の外方
へ延出するように負極リード14a(第1のリード)が
設けられ、図4に示すように、正極20の一端部には、
外装フィルム4の外方へ延出するように正極リード24
(第2のリード)が設けられ、負極リード14aの少な
くとも一主面及び/又は正極リード24の主面に、絶縁
フィルム16,26が配設されている。
ように、負極10の一端部には、外装フィルム4の外方
へ延出するように負極リード14a(第1のリード)が
設けられ、図4に示すように、正極20の一端部には、
外装フィルム4の外方へ延出するように正極リード24
(第2のリード)が設けられ、負極リード14aの少な
くとも一主面及び/又は正極リード24の主面に、絶縁
フィルム16,26が配設されている。
【0035】特に、図5に示すように、負極リード14
の両面及び正極リード24の主面に、絶縁フィルム1
6,26が配設されていることが好ましい。
の両面及び正極リード24の主面に、絶縁フィルム1
6,26が配設されていることが好ましい。
【0036】リード14,24と素子3との間には、厚
み差が生じている。特に、素子3が多層電極構造である
ので、リード14,24の厚み(図5中のAである。)
と素子3の厚み(図5中のBである。)との差は、非常
に顕著である。リード14,24と素子3との厚み差が
補正されていない電池1では、リード14,24と多層
電極構造の素子3との間に厚み差による段差が生じるた
め、素子3を外装フィルム4で真空封止するとき、リー
ド14,24の厚みと素子3の厚みとの差(以下、段差
と称する。)に、応力が局所的に集中してしまう。その
結果、段差において、固体電解質フィルム2の物理的な
破壊が生じ、実用不可能な電池となる虞がある。
み差が生じている。特に、素子3が多層電極構造である
ので、リード14,24の厚み(図5中のAである。)
と素子3の厚み(図5中のBである。)との差は、非常
に顕著である。リード14,24と素子3との厚み差が
補正されていない電池1では、リード14,24と多層
電極構造の素子3との間に厚み差による段差が生じるた
め、素子3を外装フィルム4で真空封止するとき、リー
ド14,24の厚みと素子3の厚みとの差(以下、段差
と称する。)に、応力が局所的に集中してしまう。その
結果、段差において、固体電解質フィルム2の物理的な
破壊が生じ、実用不可能な電池となる虞がある。
【0037】そこで、この電池1では、正極リード24
及び/又は負極リード14上に、上述のように絶縁フィ
ルム16,26を配設することにより、リード14,2
4と素子3との厚み差を補正し、応力が局所的に段差に
集中することを防止している。これにより、この電池1
は、素子3を外装フィルム4で真空封止するときにおい
ても、固体電解質フィルム2が物理的に破壊されること
が確実に防止され、製品歩留まりが良好である。
及び/又は負極リード14上に、上述のように絶縁フィ
ルム16,26を配設することにより、リード14,2
4と素子3との厚み差を補正し、応力が局所的に段差に
集中することを防止している。これにより、この電池1
は、素子3を外装フィルム4で真空封止するときにおい
ても、固体電解質フィルム2が物理的に破壊されること
が確実に防止され、製品歩留まりが良好である。
【0038】特に、正極リード24と負極リード14と
が積層されているときには、正極リード14及び負極リ
ード14に絶縁フィルム16,26が付加されているこ
とにより、溶着時の絶縁効果も得られる。
が積層されているときには、正極リード14及び負極リ
ード14に絶縁フィルム16,26が付加されているこ
とにより、溶着時の絶縁効果も得られる。
【0039】絶縁フィルム16,25,26としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系材
料を使用できる。
ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系材
料を使用できる。
【0040】絶縁フィルム16,25,26の厚みは、
所望の電池形状や、配設する箇所、電解質の仕様等によ
り適宜選択されるものであるが、例えば20〜100μ
mとすることが良い。絶縁フィルムが極端に薄すぎる場
合、溶着時に絶縁が破壊され、電池内部ショートの原因
となる。また、絶縁フィルムの幅は、電極幅より0.5
mm以上広いことが良い。
所望の電池形状や、配設する箇所、電解質の仕様等によ
り適宜選択されるものであるが、例えば20〜100μ
mとすることが良い。絶縁フィルムが極端に薄すぎる場
合、溶着時に絶縁が破壊され、電池内部ショートの原因
となる。また、絶縁フィルムの幅は、電極幅より0.5
mm以上広いことが良い。
【0041】負極10において、負極集電体11として
はアルミニウム等を使用できる。負極集電体11の厚み
は、所望の電池性能及び形状により適宜選択されるもの
であるが、1μm〜100μm程度であることが好まし
い。
はアルミニウム等を使用できる。負極集電体11の厚み
は、所望の電池性能及び形状により適宜選択されるもの
であるが、1μm〜100μm程度であることが好まし
い。
【0042】負極合剤層12は、負極活物質を含有する
ものである。負極活物質としては、リチウム金属、リチ
ウム合金又はリチウム若しくはリチウムイオンをドープ
・脱ドープできる材料を使用することが好ましい。リチ
ウム若しくはリチウムイオンをドープ・脱ドープできる
材料としては、熱分解炭素、コークス類(ピッチコーク
ス、ニードルコークス、石油コークス等)、グラファイ
ト類、ガラス状炭素類、有機高分子化合物焼成体(フェ
ノール樹脂、フラン樹脂等を適当な温度で焼成し炭素化
したもの)、炭素繊維、活性炭等の炭素質材料等が挙げ
られる。また、リチウム若しくはリチウムイオンをドー
プ・脱ドープできる材料としては、ポリアセチレン、ポ
リピロール等のポリマーを使用することもできる。ま
た、リチウム合金としては、例えばリチウム−アルミニ
ウム合金等が挙げられる。
ものである。負極活物質としては、リチウム金属、リチ
ウム合金又はリチウム若しくはリチウムイオンをドープ
・脱ドープできる材料を使用することが好ましい。リチ
ウム若しくはリチウムイオンをドープ・脱ドープできる
材料としては、熱分解炭素、コークス類(ピッチコーク
ス、ニードルコークス、石油コークス等)、グラファイ
ト類、ガラス状炭素類、有機高分子化合物焼成体(フェ
ノール樹脂、フラン樹脂等を適当な温度で焼成し炭素化
したもの)、炭素繊維、活性炭等の炭素質材料等が挙げ
られる。また、リチウム若しくはリチウムイオンをドー
プ・脱ドープできる材料としては、ポリアセチレン、ポ
リピロール等のポリマーを使用することもできる。ま
た、リチウム合金としては、例えばリチウム−アルミニ
ウム合金等が挙げられる。
【0043】負極合剤層12の厚みは、所望の電池性能
及び形状により適宜選択されるものであるが、3μm〜
50μm程度となるようにプレス機等により圧縮成形さ
れていることが好ましい。
及び形状により適宜選択されるものであるが、3μm〜
50μm程度となるようにプレス機等により圧縮成形さ
れていることが好ましい。
【0044】正極20において、正極集電体21として
はアルミニウム等を使用できる。正極集電体21の厚み
は、所望の電池性能及び形状により適宜選択されるもの
であるが、プレス後の厚みが10μm〜50μm程度で
あることが好ましい。
はアルミニウム等を使用できる。正極集電体21の厚み
は、所望の電池性能及び形状により適宜選択されるもの
であるが、プレス後の厚みが10μm〜50μm程度で
あることが好ましい。
【0045】正極合剤層22は、正極活物質を含有する
ものである。正極活物質としては、TiS2、Mo
S2、NbSe2、V2O5等の金属硫化物又は酸化物
を使用することができる。また、LixMO2(式中M
は一種以上の遷移金属を表し、xは電池の充放電状態に
よって異なり、通常0.05以上、1.10以下であ
る。)を主体とするリチウム複合酸化物等を使用するこ
とができる。このリチウム複合酸化物を構成する遷移金
属Mとしては、Co、Ni、Mn等が好ましい。このよ
うなリチウム複合酸化物の具体例としてはLiCo
O2、LiNiO2、LiNiyCo1−yO2(式
中、0<y<1である。)、LiMn2O4等を挙げる
ことができる。特に、正極活物質としてLiCoO2を
用いることが好ましい。
ものである。正極活物質としては、TiS2、Mo
S2、NbSe2、V2O5等の金属硫化物又は酸化物
を使用することができる。また、LixMO2(式中M
は一種以上の遷移金属を表し、xは電池の充放電状態に
よって異なり、通常0.05以上、1.10以下であ
る。)を主体とするリチウム複合酸化物等を使用するこ
とができる。このリチウム複合酸化物を構成する遷移金
属Mとしては、Co、Ni、Mn等が好ましい。このよ
うなリチウム複合酸化物の具体例としてはLiCo
O2、LiNiO2、LiNiyCo1−yO2(式
中、0<y<1である。)、LiMn2O4等を挙げる
ことができる。特に、正極活物質としてLiCoO2を
用いることが好ましい。
【0046】正極合剤層22の厚みは、所望の電池性能
及び形状により適宜選択されるものであるが、プレス後
の厚みが5μm〜50μm程度となるようにプレス機等
により圧縮成形されていることが好ましい。
及び形状により適宜選択されるものであるが、プレス後
の厚みが5μm〜50μm程度となるようにプレス機等
により圧縮成形されていることが好ましい。
【0047】固体電解質フィルム2は、例えば特開平1
1−185773号公報、特開平8−222235号公
報等に列挙される固体電解質と、シロキサンと、リチウ
ム塩と、TMPT(trimethylol-propane trimethacryl
ate)等の結着剤とを含有する。特に、固体電解質とし
て、ポリエチレンオキサイド誘導体又はエチレンオキサ
イド共重合体等を用いることが好ましい。
1−185773号公報、特開平8−222235号公
報等に列挙される固体電解質と、シロキサンと、リチウ
ム塩と、TMPT(trimethylol-propane trimethacryl
ate)等の結着剤とを含有する。特に、固体電解質とし
て、ポリエチレンオキサイド誘導体又はエチレンオキサ
イド共重合体等を用いることが好ましい。
【0048】外装フィルム4としては、金属箔、アルミ
ラミネートフィルム、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)フィルム等を使用できる。
ラミネートフィルム、ポリエチレンテレフタレート(P
ET)フィルム等を使用できる。
【0049】以上のように構成される電池は、以下の工
程にしたがって作製される。
程にしたがって作製される。
【0050】まず、負極集電体11の両面に、負極活物
質を含有する負極合剤層12を形成する負極10の形成
工程を行う。
質を含有する負極合剤層12を形成する負極10の形成
工程を行う。
【0051】負極10の形成工程では、まず、負極集電
体11の両面に、負極活物質及び結着剤を含有する負極
合剤を均一に塗布して乾燥させる。次に、ロールプレス
機或いは垂直プレス機を用いて圧縮成型した後に、所望
の形状、例えば矩形状にスリットする。
体11の両面に、負極活物質及び結着剤を含有する負極
合剤を均一に塗布して乾燥させる。次に、ロールプレス
機或いは垂直プレス機を用いて圧縮成型した後に、所望
の形状、例えば矩形状にスリットする。
【0052】つぎに、正極集電体21の主面に、正極活
物質を含有する正極合剤層22を、正極合剤未塗布部2
3を介して複数形成する正極20の形成工程を行う。
物質を含有する正極合剤層22を、正極合剤未塗布部2
3を介して複数形成する正極20の形成工程を行う。
【0053】正極20の形成工程では、まず、正極集電
体21の両面に、正極活物質、導電剤及び結着剤を含有
する正極合剤を間欠塗布して乾燥させる。次に、ロール
プレス機或いは垂直プレス機を用いて圧縮成型した後
に、所望の形状、例えば帯状にスリットする。正極集電
体11の長手方向の長さ及び幅は、所望の電池特性によ
って適宜変化されるが、例えば長さ200mm程度、幅
5mm程度の矩形状とする。
体21の両面に、正極活物質、導電剤及び結着剤を含有
する正極合剤を間欠塗布して乾燥させる。次に、ロール
プレス機或いは垂直プレス機を用いて圧縮成型した後
に、所望の形状、例えば帯状にスリットする。正極集電
体11の長手方向の長さ及び幅は、所望の電池特性によ
って適宜変化されるが、例えば長さ200mm程度、幅
5mm程度の矩形状とする。
【0054】つぎに、正極20の主面側に、正極合剤層
の未塗布部23、一の正極合剤層22の正極合剤層の未
塗布部23側における端部及び他の正極合剤層22の正
極合剤層の未塗布部23側における端部を覆うように、
絶縁フィルム25を配設する第1の絶縁フィルム配設工
程を行う。
の未塗布部23、一の正極合剤層22の正極合剤層の未
塗布部23側における端部及び他の正極合剤層22の正
極合剤層の未塗布部23側における端部を覆うように、
絶縁フィルム25を配設する第1の絶縁フィルム配設工
程を行う。
【0055】さらに、負極10の一端部に、外装フィル
ム4の外方へ延出するように負極リード14を設け、正
極20の一端部に、外装フィルム4の外方へ延出するよ
うに正極リード24を設け、負極リード14の少なくと
も一主面及び/又は正極リード24の主面に、絶縁フィ
ルム16,26を配設する第2の絶縁フィルム配設工程
を行う。
ム4の外方へ延出するように負極リード14を設け、正
極20の一端部に、外装フィルム4の外方へ延出するよ
うに正極リード24を設け、負極リード14の少なくと
も一主面及び/又は正極リード24の主面に、絶縁フィ
ルム16,26を配設する第2の絶縁フィルム配設工程
を行う。
【0056】絶縁フィルム16,25,26を配設する
手法としては、従来公知の手法を何れも適用可能である
が、例えばホットエアー方式、インパルスシール方式、
高周波方式及び超音波シール方式等の熱溶着方式、ホッ
トメルト法等の接着剤塗布方式を適用する。
手法としては、従来公知の手法を何れも適用可能である
が、例えばホットエアー方式、インパルスシール方式、
高周波方式及び超音波シール方式等の熱溶着方式、ホッ
トメルト法等の接着剤塗布方式を適用する。
【0057】つぎに、正極20の主面又は負極10の両
面に、固体電解質フィルム2を配設する固体電解質フィ
ルム配設工程を行う。
面に、固体電解質フィルム2を配設する固体電解質フィ
ルム配設工程を行う。
【0058】この工程では、固体電解質フィルム2を、
正極合剤層22又は負極合剤層12の何れか一方に貼り
つければよく、貼りつけ方法は特に限定されない。
正極合剤層22又は負極合剤層12の何れか一方に貼り
つければよく、貼りつけ方法は特に限定されない。
【0059】ところで、正極20及び負極10(以下、
電極と称する。)と固体電解質フィルム2との密着性
は、電池1の負荷特性に影響を与え、結果的に、電池容
量に影響する。したがって、電極と固体電解質フィルム
2とを、それらの接触面に空気がかみ込まないように密
着させる必要がある。
電極と称する。)と固体電解質フィルム2との密着性
は、電池1の負荷特性に影響を与え、結果的に、電池容
量に影響する。したがって、電極と固体電解質フィルム
2とを、それらの接触面に空気がかみ込まないように密
着させる必要がある。
【0060】例えば、固体電解質フィルム2と電極と
を、ある一定角度を保ちながら線接触で貼り合わせる手
法により、空気を押しだしながら密着させて密着力を高
めることが好ましい。
を、ある一定角度を保ちながら線接触で貼り合わせる手
法により、空気を押しだしながら密着させて密着力を高
めることが好ましい。
【0061】空気のかみ込みは、電極と固体電解質フィ
ルム2との密着性を阻害するのみならず、後述する外装
工程において、真空減圧時にかみ込まれた空気が膨張し
て、固体電解質フィルム2を破壊する虞がある。したが
って、上記手法を用いて固体電解質フィルム2を配設す
ることにより、真空減圧後のソフトショートを減少させ
ることができる。
ルム2との密着性を阻害するのみならず、後述する外装
工程において、真空減圧時にかみ込まれた空気が膨張し
て、固体電解質フィルム2を破壊する虞がある。したが
って、上記手法を用いて固体電解質フィルム2を配設す
ることにより、真空減圧後のソフトショートを減少させ
ることができる。
【0062】つぎに、固体電解質フィルム2を介して、
負極10の両面に設けられた負極合剤層12を、正極2
0を正極合剤未塗布部23で折曲することにより正極2
0の主面に設けられた一の正極合剤層22と他の正極合
剤層22とで挟み込んでなる素子3を形成する素子形成
工程を行う。
負極10の両面に設けられた負極合剤層12を、正極2
0を正極合剤未塗布部23で折曲することにより正極2
0の主面に設けられた一の正極合剤層22と他の正極合
剤層22とで挟み込んでなる素子3を形成する素子形成
工程を行う。
【0063】具体的には、負極合剤層12a,12b,
12c,12d上に図示しない固体電解質フィルム2を
貼りつけた後、図7に示すように、負極合剤層12aと
正極合剤層22aとを貼り合わせる。
12c,12d上に図示しない固体電解質フィルム2を
貼りつけた後、図7に示すように、負極合剤層12aと
正極合剤層22aとを貼り合わせる。
【0064】次に、図8に示すように、未塗布部23b
を谷折り方向に折曲し、負極合剤層12bと正極合剤層
22bとを貼り合わせる。
を谷折り方向に折曲し、負極合剤層12bと正極合剤層
22bとを貼り合わせる。
【0065】次に、図9に示すように、未塗布部23c
を山折り方向に折曲し、正極合剤層22bが形成されて
いる面とは反対側の正極集電体21の面と、正極合剤層
22cが形成されている面とは反対側の正極集電体21
の面とを貼り合わせる。
を山折り方向に折曲し、正極合剤層22bが形成されて
いる面とは反対側の正極集電体21の面と、正極合剤層
22cが形成されている面とは反対側の正極集電体21
の面とを貼り合わせる。
【0066】次に、図10に示すように、正極合剤層2
2cと負極合剤層12cとを貼り合わせる。
2cと負極合剤層12cとを貼り合わせる。
【0067】次に、図11に示すように、未塗布部23
dを谷折り方向に折曲し、負極合剤層12dと正極合剤
層22dとを貼り合わせる。
dを谷折り方向に折曲し、負極合剤層12dと正極合剤
層22dとを貼り合わせる。
【0068】つぎに、素子3を外装フィルム4で外装す
る工程を行う。外装フィルム4による素子3の外装は、
真空減圧下において行う。このようにして、電池1が作
製される。
る工程を行う。外装フィルム4による素子3の外装は、
真空減圧下において行う。このようにして、電池1が作
製される。
【0069】以上のように構成される電池1の製造方法
によれば、絶縁フィルム25を、正極合剤層の未塗布部
23、一の正極合剤層22の正極合剤層の未塗布部23
側における端部及び他の正極合剤層22の正極合剤層の
未塗布部23側における端部を覆うように配設すること
により、折曲部に局所的な負荷を加えられたときに、正
極合剤層22が剥がれたりこすれたりすること、言い換
えると粉落ちの発生を防止する。したがって、この電池
1の製造方法によれば、粉落ちに起因するショートの発
生を確実に防止でき、製品歩留まりが良好で高品質な電
池1を提供することができる。
によれば、絶縁フィルム25を、正極合剤層の未塗布部
23、一の正極合剤層22の正極合剤層の未塗布部23
側における端部及び他の正極合剤層22の正極合剤層の
未塗布部23側における端部を覆うように配設すること
により、折曲部に局所的な負荷を加えられたときに、正
極合剤層22が剥がれたりこすれたりすること、言い換
えると粉落ちの発生を防止する。したがって、この電池
1の製造方法によれば、粉落ちに起因するショートの発
生を確実に防止でき、製品歩留まりが良好で高品質な電
池1を提供することができる。
【0070】特に、上述のように構成される電池1の製
造方法によれば、正極合剤未塗布部23を絶縁フィルム
25と一体化して折曲してなる折曲部を、正極合剤未塗
布部の範囲内で、例えばつづら折りして折り込むことに
より、折曲部の厚みと電極構造の厚みとの差を補正し
て、応力が局所的に折曲部に集中することを防止する。
これにより、素子3を外装フィルム4で真空封止すると
きにおいても、正極20と負極10との間に挟まれる固
体電解質フィルム2が、折曲部において破壊されること
を防止して、製品歩留まりが良好で高品質な電池1を提
供することができる。
造方法によれば、正極合剤未塗布部23を絶縁フィルム
25と一体化して折曲してなる折曲部を、正極合剤未塗
布部の範囲内で、例えばつづら折りして折り込むことに
より、折曲部の厚みと電極構造の厚みとの差を補正し
て、応力が局所的に折曲部に集中することを防止する。
これにより、素子3を外装フィルム4で真空封止すると
きにおいても、正極20と負極10との間に挟まれる固
体電解質フィルム2が、折曲部において破壊されること
を防止して、製品歩留まりが良好で高品質な電池1を提
供することができる。
【0071】また、上述のように構成される電池1の製
造方法によれば、負極リード14の少なくとも一主面及
び/又は正極リード24の主面に、特に、負極リード1
4の両面及正極リード24の主面に絶縁フィルム16,
26を配設することにより、リード14,24と素子3
との段差を狭めて厚み差を補正し、応力が局所的に段差
に集中することを防止する。したがって、この電池1の
製造方法によれば、素子3を外装フィルム4で真空封止
するときにおいても、固体電解質フィルム2が物理的に
破壊されることを確実に防止でき、製品歩留まりが良好
で高品質な電池1を製造することができる。
造方法によれば、負極リード14の少なくとも一主面及
び/又は正極リード24の主面に、特に、負極リード1
4の両面及正極リード24の主面に絶縁フィルム16,
26を配設することにより、リード14,24と素子3
との段差を狭めて厚み差を補正し、応力が局所的に段差
に集中することを防止する。したがって、この電池1の
製造方法によれば、素子3を外装フィルム4で真空封止
するときにおいても、固体電解質フィルム2が物理的に
破壊されることを確実に防止でき、製品歩留まりが良好
で高品質な電池1を製造することができる。
【0072】なお、本発明を適用した電池1は、図6に
示す負極10、図4に示す正極20を備える電池に限定
されず、正極合剤層22がさらに複数形成されている正
極と、さらに複数の負極集電体11を備える負極とを備
える電池であってもよい。
示す負極10、図4に示す正極20を備える電池に限定
されず、正極合剤層22がさらに複数形成されている正
極と、さらに複数の負極集電体11を備える負極とを備
える電池であってもよい。
【0073】また、本発明を適用した電池101は、例
えば図12に示す正極120、図13に示す負極110
を備える電池であってもよい。なお、図12に示す正極
120及び図13に示す負極110において、上述した
図4に示す正極20及び図6に示す負極110と同一部
材に関しては、同符号を付することにより説明を省略す
る。
えば図12に示す正極120、図13に示す負極110
を備える電池であってもよい。なお、図12に示す正極
120及び図13に示す負極110において、上述した
図4に示す正極20及び図6に示す負極110と同一部
材に関しては、同符号を付することにより説明を省略す
る。
【0074】この電池101は、図14に示すように、
正極120と負極110と固体電解質フィルム2とを備
える素子3を有している。さらに、この電池101にお
いては、素子3が、外装フィルム4で外装されている。
正極120と負極110と固体電解質フィルム2とを備
える素子3を有している。さらに、この電池101にお
いては、素子3が、外装フィルム4で外装されている。
【0075】正極120は、図12に示すように、略矩
形状に形成された複数の正極集電体21の一方の主面
に、正極活物質を含有する正極合剤が塗布されて形成さ
れる正極合剤層22と、長手方向の両端部に正極合剤が
塗布されていない未塗布部23とが形成され、一の正極
集電体21は、未塗布部23と連続して設けられ正極合
剤が塗布されていない接続部23’を介して、長手方向
の一端側で一方の隣り合う他の正極集電体21と接続さ
れたものである。また、正極集電体21の一端部には、
正極リード24が設けられている。
形状に形成された複数の正極集電体21の一方の主面
に、正極活物質を含有する正極合剤が塗布されて形成さ
れる正極合剤層22と、長手方向の両端部に正極合剤が
塗布されていない未塗布部23とが形成され、一の正極
集電体21は、未塗布部23と連続して設けられ正極合
剤が塗布されていない接続部23’を介して、長手方向
の一端側で一方の隣り合う他の正極集電体21と接続さ
れたものである。また、正極集電体21の一端部には、
正極リード24が設けられている。
【0076】正極120は、具体的には、一の正極集電
体21αの長手方向の一端における正極合剤が塗布され
ていない未塗布部23a、未塗布部23aに隣接する第
1の正極合剤層22a、第1の正極合剤層22aの未塗
布部23a側とは反対側に隣接する未塗布部23b、未
塗布部23bの第1の正極合剤層22a側とは反対側に
隣接する第2の正極合剤層22b、第2の正極合剤層2
2bの未塗布部23b側とは反対側に隣接する未塗布部
23c、未塗布部23cと連続して設けられ正極合剤が
塗布されていない接続部23’、他の正極集電体21β
において接続部23’と連続して設けられている未塗布
部23d、未塗布部23dに隣接する第3の正極合剤層
22c、第3の正極合剤層22cの未塗布部23d側と
は反対側に隣接する未塗布部23e、未塗布部23eの
第3の正極合剤層22c側とは反対側に隣接する第4の
正極合剤層22d、第4の正極合剤層22dの未塗布部
23e側とは反対側に隣接する未塗布部23fを備え
る。
体21αの長手方向の一端における正極合剤が塗布され
ていない未塗布部23a、未塗布部23aに隣接する第
1の正極合剤層22a、第1の正極合剤層22aの未塗
布部23a側とは反対側に隣接する未塗布部23b、未
塗布部23bの第1の正極合剤層22a側とは反対側に
隣接する第2の正極合剤層22b、第2の正極合剤層2
2bの未塗布部23b側とは反対側に隣接する未塗布部
23c、未塗布部23cと連続して設けられ正極合剤が
塗布されていない接続部23’、他の正極集電体21β
において接続部23’と連続して設けられている未塗布
部23d、未塗布部23dに隣接する第3の正極合剤層
22c、第3の正極合剤層22cの未塗布部23d側と
は反対側に隣接する未塗布部23e、未塗布部23eの
第3の正極合剤層22c側とは反対側に隣接する第4の
正極合剤層22d、第4の正極合剤層22dの未塗布部
23e側とは反対側に隣接する未塗布部23fを備え
る。
【0077】そして、この電池101において、正極1
20では、図15に示すように、正極120の主面側
に、正極合剤層の未塗布部23、一の正極合剤層22の
正極合剤層の未塗布部23側における端部及び他の正極
合剤層22の正極合剤層の未塗布部23側における端部
を覆うように、絶縁フィルム25が配設されている。
20では、図15に示すように、正極120の主面側
に、正極合剤層の未塗布部23、一の正極合剤層22の
正極合剤層の未塗布部23側における端部及び他の正極
合剤層22の正極合剤層の未塗布部23側における端部
を覆うように、絶縁フィルム25が配設されている。
【0078】具体的には、例えば正極合剤層の未塗布部
23b、一の正極合剤層22aの正極合剤層の未塗布部
23b側における端部及び他の正極合剤層22bの正極
合剤層の未塗布部23b側における端部を覆うように、
絶縁フィルム25aが配設されている。
23b、一の正極合剤層22aの正極合剤層の未塗布部
23b側における端部及び他の正極合剤層22bの正極
合剤層の未塗布部23b側における端部を覆うように、
絶縁フィルム25aが配設されている。
【0079】これにより、電池101は、折曲部に局所
的な負荷を加えられた場合であっても、正極合剤層22
が剥がれたりこすれたりすること、言い換えると粉落ち
の発生が防止されている。したがって、この電池101
は、粉落ちに起因するショートの発生を確実に防止され
ている。
的な負荷を加えられた場合であっても、正極合剤層22
が剥がれたりこすれたりすること、言い換えると粉落ち
の発生が防止されている。したがって、この電池101
は、粉落ちに起因するショートの発生を確実に防止され
ている。
【0080】また、この電池101においては、正極合
剤未塗布部23を折曲してなる折曲部が、正極合剤未塗
布部23の範囲内で折り込まれていることが適切であ
る。折曲部の折り込み方は、特に限定されないが、正極
合剤未塗布部23の範囲内でつづら折りされて折り込ま
れていることが好ましい。
剤未塗布部23を折曲してなる折曲部が、正極合剤未塗
布部23の範囲内で折り込まれていることが適切であ
る。折曲部の折り込み方は、特に限定されないが、正極
合剤未塗布部23の範囲内でつづら折りされて折り込ま
れていることが好ましい。
【0081】折曲部を折り込み、折曲部の厚みと電極構
造の厚みとの差を補正することにより、応力が局所的に
折曲部に集中することを防止する。これにより、素子3
を外装フィルム4で真空封止するときにおいても、正極
120と負極110との間に挟まれる固体電解質フィル
ム2が、折曲部において破壊されることを防止できる。
造の厚みとの差を補正することにより、応力が局所的に
折曲部に集中することを防止する。これにより、素子3
を外装フィルム4で真空封止するときにおいても、正極
120と負極110との間に挟まれる固体電解質フィル
ム2が、折曲部において破壊されることを防止できる。
【0082】図12に示される正極120と組み合わせ
て用いられる負極110は、図13に示すように、略矩
形状の複数の負極集電体11と、負極集電体11の両面
に形成され、負極活物質を含有する負極合剤層12とを
備える。また、負極集電体11の一端には、負極リード
14が設けられている。
て用いられる負極110は、図13に示すように、略矩
形状の複数の負極集電体11と、負極集電体11の両面
に形成され、負極活物質を含有する負極合剤層12とを
備える。また、負極集電体11の一端には、負極リード
14が設けられている。
【0083】負極110は、具体的には、一の負極集電
体11αの一方の面に形成された負極合剤層12a、一
の負極集電体11αの他方の面に形成された負極合剤層
12b、他の負極集電体11βの一方の面に形成された
負極合剤層12c、他の負極集電体11βの他方の面に
形成された負極合剤層12dを備える。また、負極11
0では、一の負極リード14aと他の負極リード14b
とが一体化されている。
体11αの一方の面に形成された負極合剤層12a、一
の負極集電体11αの他方の面に形成された負極合剤層
12b、他の負極集電体11βの一方の面に形成された
負極合剤層12c、他の負極集電体11βの他方の面に
形成された負極合剤層12dを備える。また、負極11
0では、一の負極リード14aと他の負極リード14b
とが一体化されている。
【0084】また、この電池においては、図16に示す
ように、負極110の一端部には、外装フィルム4の外
方へ延出するように負極リード14a(第1のリード)
が設けられ、図15に示すように、正極120の一端部
には、外装フィルム4の外方へ延出するように正極リー
ド24(第2のリード)が設けられ、負極リード14a
の少なくとも一主面及び/又は正極リード24の主面
に、絶縁フィルム16,26が配設されている。
ように、負極110の一端部には、外装フィルム4の外
方へ延出するように負極リード14a(第1のリード)
が設けられ、図15に示すように、正極120の一端部
には、外装フィルム4の外方へ延出するように正極リー
ド24(第2のリード)が設けられ、負極リード14a
の少なくとも一主面及び/又は正極リード24の主面
に、絶縁フィルム16,26が配設されている。
【0085】特に、図14に示すように、負極リード1
4の両面及び正極リード24の主面に、絶縁フィルム1
6,26が配設されていることが好ましい。
4の両面及び正極リード24の主面に、絶縁フィルム1
6,26が配設されていることが好ましい。
【0086】負極リード14の少なくとも一主面及び/
又は正極リード24の主面に、特に、負極リード14の
両面及正極リード24の主面に絶縁フィルム16,26
を配設することにより、リード14,24と素子3との
段差を狭めて厚み差を補正し、応力が局所的に段差に集
中することを防止する。したがって、この電池101の
製造方法によれば、素子3を外装フィルム4で真空封止
するときにおいても、固体電解質フィルム2が物理的に
破壊されることを確実に防止できる。
又は正極リード24の主面に、特に、負極リード14の
両面及正極リード24の主面に絶縁フィルム16,26
を配設することにより、リード14,24と素子3との
段差を狭めて厚み差を補正し、応力が局所的に段差に集
中することを防止する。したがって、この電池101の
製造方法によれば、素子3を外装フィルム4で真空封止
するときにおいても、固体電解質フィルム2が物理的に
破壊されることを確実に防止できる。
【0087】素子3は、図14に示すように、固体電解
質フィルム2を介して、負極110の両面に設けられた
負極合剤層12が、正極120が未塗布部23で折曲さ
れることにより正極120の主面に設けられた一の正極
合剤層22と他の正極合剤層22とで挟み込まれたもの
である。つまり、この電池1は、正極120と負極11
0とが積層された積層構造の電極を備えている。
質フィルム2を介して、負極110の両面に設けられた
負極合剤層12が、正極120が未塗布部23で折曲さ
れることにより正極120の主面に設けられた一の正極
合剤層22と他の正極合剤層22とで挟み込まれたもの
である。つまり、この電池1は、正極120と負極11
0とが積層された積層構造の電極を備えている。
【0088】また、以上のように構成される正極120
及び負極110を備える電池101は、例えば次のよう
にして作製される。
及び負極110を備える電池101は、例えば次のよう
にして作製される。
【0089】まず、負極合剤層12a,12b,12
c,12d上に図示しない固体電解質フィルム2を貼り
つけた後、図17に示すように、負極合剤層12aと正
極合剤層22aとを貼り合わせる。
c,12d上に図示しない固体電解質フィルム2を貼り
つけた後、図17に示すように、負極合剤層12aと正
極合剤層22aとを貼り合わせる。
【0090】次に、図18に示すように、未塗布部23
bを谷折り方向に折曲し、負極合剤層12bと正極合剤
層22bとを貼り合わせる。
bを谷折り方向に折曲し、負極合剤層12bと正極合剤
層22bとを貼り合わせる。
【0091】次に、図19に示すように、接続部23’
を正極120の長手方向と平衡となるように谷折りし、
正極合剤層22bが形成されている面とは反対側の正極
集電体21の面と、正極合剤層22cが形成されている
面とは反対側の正極集電体21の面とを貼り合わせる。
を正極120の長手方向と平衡となるように谷折りし、
正極合剤層22bが形成されている面とは反対側の正極
集電体21の面と、正極合剤層22cが形成されている
面とは反対側の正極集電体21の面とを貼り合わせる。
【0092】次に、図20に示すように、正極合剤層2
2cと負極合剤層12cとを貼り合わせる。
2cと負極合剤層12cとを貼り合わせる。
【0093】次に、未塗布部23eを谷折り方向に折曲
し、負極合剤層12dと正極合剤層22dとを貼り合わ
せて素子3を形成する。
し、負極合剤層12dと正極合剤層22dとを貼り合わ
せて素子3を形成する。
【0094】次に、素子3を外装フィルム4で外装する
工程を行う。外装フィルム4による素子3外装は、真空
減圧下において行う。このようにして、電池101を作
製する。
工程を行う。外装フィルム4による素子3外装は、真空
減圧下において行う。このようにして、電池101を作
製する。
【0095】以上のように構成される電池101は、電
極面積を広く確保可能な多層構造の電極を有しながら
も、製造工程が簡易で、ショートや固体電解質フィルム
2の破壊が確実に防止されて高品質である。
極面積を広く確保可能な多層構造の電極を有しながら
も、製造工程が簡易で、ショートや固体電解質フィルム
2の破壊が確実に防止されて高品質である。
【0096】なお、本発明は、電池1又は電池101に
限定されず、上述した正極20、120の形状を呈した
負極と、上述した負極10、110の形状を呈した正極
とを組み合わたものであってもよい。
限定されず、上述した正極20、120の形状を呈した
負極と、上述した負極10、110の形状を呈した正極
とを組み合わたものであってもよい。
【0097】また、本発明を適用した電池の形状は限定
されないが、特に、ストラップのような長尺状、具体的
には、幅5mm、長さ180mm、厚み2mm〜3mm
という形状とすることがよい。
されないが、特に、ストラップのような長尺状、具体的
には、幅5mm、長さ180mm、厚み2mm〜3mm
という形状とすることがよい。
【0098】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電池及びその製造方法によれば、電極面積を広く
確保可能な多層構造の電極を有しながらも、製造工程及
び電池構造が簡易であるので、比較的容易に電池を製造
できる。さらに、電池に局所的な負荷が加えられたとき
に、応力が生じる箇所に絶縁フィルムを配設しているの
で、固体電解質が破壊されたり、粉落ちが生じてショー
トが発生する等の不具合が防止されている。したがっ
て、本発明に係る電池及びその製造方法によれば、簡易
な製造工程で、製品歩留まりが良好で高品質な電池を提
供できる。
に係る電池及びその製造方法によれば、電極面積を広く
確保可能な多層構造の電極を有しながらも、製造工程及
び電池構造が簡易であるので、比較的容易に電池を製造
できる。さらに、電池に局所的な負荷が加えられたとき
に、応力が生じる箇所に絶縁フィルムを配設しているの
で、固体電解質が破壊されたり、粉落ちが生じてショー
トが発生する等の不具合が防止されている。したがっ
て、本発明に係る電池及びその製造方法によれば、簡易
な製造工程で、製品歩留まりが良好で高品質な電池を提
供できる。
【図1】本発明を適用した電池の断面図である。
【図2】負極の(a)模式図及び(b)断面図である。
【図3】正極の(a)模式図及び(b)断面図である。
【図4】絶縁フィルムを配設した正極の(a)模式図及
び(b)断面図である。
び(b)断面図である。
【図5】電池素子の断面図である。
【図6】絶縁フィルムを配設した負極の(a)模式図及
び(b)断面図である。
び(b)断面図である。
【図7】本発明を適用した電池を作製する途中の(a)
模式図及び(b)断面図である。
模式図及び(b)断面図である。
【図8】本発明を適用した電池を作製する途中の模式図
である。
である。
【図9】本発明を適用した電池を作製する途中の模式図
である。
である。
【図10】本発明を適用した電池を作製する途中の模式
図である。
図である。
【図11】本発明を適用した電池を作製する途中の模式
図である。
図である。
【図12】正極の(a)模式図及び(b)斜視図であ
る。
る。
【図13】負極の(a)模式図及び(b)断面図であ
る。
る。
【図14】本発明を適用した他の電池の断面図である。
【図15】絶縁フィルムを配設した正極の模式図であ
る。
る。
【図16】絶縁フィルムを配設した負極の(a)模式図
及び(b)断面図である。
及び(b)断面図である。
【図17】本発明を適用した他の電池を作製する途中の
模式図である。
模式図である。
【図18】本発明を適用した他の電池を作製する途中の
模式図である。
模式図である。
【図19】本発明を適用した他の電池を作製する途中の
模式図である。
模式図である。
【図20】本発明を適用した他の電池を作製する途中の
模式図である。
模式図である。
1,101 電池、10,110 負極、20,120
正極、16,25,26 絶縁フィルム
正極、16,25,26 絶縁フィルム
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 安田 壽和
東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ
ー株式会社内
(72)発明者 村瀬 英寿
東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ
ー株式会社内
(72)発明者 下徳 浩司
東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ
ー株式会社内
Fターム(参考) 5H017 AA03 AS02 BB08 BB14 HH05
5H022 AA09 BB11 CC09
5H029 AJ14 AK03 AK05 AL06 AL07
AL08 AL12 AL16 AM16 BJ04
BJ12 CJ03 CJ22 CJ28 DJ02
DJ05 DJ07 HJ12
5H050 AA19 BA16 BA17 BA18 CA07
CA08 CA09 CA11 CB07 CB08
CB09 CB12 CB22 CB25 DA04
DA20 FA02 FA04 GA22 GA27
HA12
Claims (20)
- 【請求項1】 第1の集電体の両面に、正極活物質又は
負極活物質の何れか一方を含有する合剤層が設けられた
第1のシートと、 第2の集電体の主面に、正極活物質又は負極活物質の何
れか他方を含有する合剤層が、合剤未塗布部を介して複
数設けられた第2のシートと、 電解質フィルムとを備え、 上記第2のシートの主面側に、上記合剤層未塗布部、上
記一の合剤層の上記合剤層未塗布部側における端部及び
他の合剤層の上記合剤層未塗布部側における端部を覆う
ように、絶縁フィルムが配設されており、 上記電解質フィルムを介して、上記第1のシートの両面
に設けられた合剤層が、上記第2のシートが合剤未塗布
部で折曲されることにより上記第2のシートの主面に設
けられた一の合剤層と他の合剤層とで挟み込まれてなる
素子が、外装フィルムで外装されていることを特徴とす
る電池。 - 【請求項2】 上記合剤未塗布部を上記絶縁フィルムと
一体化して折曲してなる折曲部が、上記合剤未塗布部の
範囲内で折り込まれていることを特徴とする請求項1記
載の電池。 - 【請求項3】 上記折曲部は、上記合剤未塗布部の範囲
内でつづら折りされて折り込まれていることを特徴とす
る請求項2記載の電池。 - 【請求項4】 上記第1のシートの一端部には、外装フ
ィルムの外方へ延出するように第1のリードが設けら
れ、上記第2のシートの一端部には、外装フィルムの外
方へ延出するように第2のリードが設けられ、当該第1
のリードの少なくとも一主面及び/又は第2のリードの
主面に、絶縁フィルムが配設されていることを特徴とす
る請求項1記載の電池。 - 【請求項5】 上記第1のリードの両面及び上記第2の
リードの主面に、上記絶縁フィルムが配設されているこ
とを特徴とする請求項4記載の電池。 - 【請求項6】 第1の集電体の両面に、正極活物質又は
負極活物質の何れか一方を含有する合剤層を形成する第
1のシートの形成工程と、 第2の集電体の主面に、正極活物質又は負極活物質の何
れか他方を含有する合剤層を、合剤未塗布部を介して複
数形成する第2のシートの形成工程と、 上記第2のシートの主面側に、上記合剤層未塗布部、上
記一の合剤層の上記合剤層未塗布部側における端部及び
他の合剤層の上記合剤層未塗布部側における端部を覆う
ように、絶縁フィルムを配設する絶縁フィルム配設工程
と、 上記第2のシートの主面又は上記第1のシートの両面
に、電解質フィルムを配設する電解質フィルム配設工程
と、 上記電解質フィルムを介して、上記第1のシートの両面
に設けられた合剤層を、上記第2のシートを合剤未塗布
部で折曲することにより上記第2のシートの主面に設け
られた一の合剤層と他の合剤層とで挟み込んでなる素子
を形成する素子形成工程と、 上記素子を外装フィルムで外装する工程とを備える電池
の製造方法。 - 【請求項7】 上記素子形成工程において、合剤未塗布
部を上記絶縁フィルムと一体化して折曲してなる折曲部
を、上記合剤未塗布部の範囲内で折り込むことを特徴と
する請求項6記載の電池の製造方法。 - 【請求項8】 上記折曲部を、上記合剤未塗布部の範囲
内でつづら折りして折り込むことを特徴とする請求項7
記載の電池の製造方法。 - 【請求項9】 上記絶縁フィルム配設工程において、上
記第1のシートの一端部に、外装フィルムの外方へ延出
するように第1のリードを設け、上記第2のシートの一
端部に、外装フィルムの外方へ延出するように第2のリ
ードを設け、当該第1のリードの少なくとも一主面及び
/又は第2のリードの主面に、さらに絶縁フィルムを配
設することを特徴とする請求項6記載の電池の製造方
法。 - 【請求項10】 上記第1のリードの両面及び上記第2
のリードの主面に、上記絶縁フィルムを配設することを
特徴とする請求項9記載の電池の製造方法。 - 【請求項11】 第1の集電体の両面に、正極活物質又
は負極活物質の何れか一方を含有する合剤層が設けられ
た第1のシートと、 第2の集電体の主面に、正極活物質又は負極活物質の何
れか他方を含有する合剤層が、合剤未塗布部を介して複
数設けられた第2のシートと、 電解質フィルムとを備え、 上記第1のシートの一端部には、外装フィルムの外方へ
延出するように第1のリードが設けられ、上記第2のシ
ートの一端部には、外装フィルムの外方へ延出するよう
に第2のリードが設けられ、当該第1のリードの少なく
とも一主面及び/又は第2のリードの主面に、絶縁フィ
ルムが配設されており、 上記電解質フィルムを介して、上記第1のシートの両面
に設けられた合剤層が、上記第2のシートが合剤未塗布
部で折曲されることにより上記第2のシートの主面に設
けられた一の合剤層と他の合剤層とで挟み込まれてなる
素子が、外装フィルムで外装されていることを特徴とす
る電池。 - 【請求項12】 上記第1のリードの両面及び上記第2
のリードの主面に、上記絶縁フィルムが配設されている
ことを特徴とする請求項11記載の電池。 - 【請求項13】 上記第2のシートの主面側に、上記合
剤層未塗布部、上記一の合剤層の上記合剤層未塗布部側
における端部及び他の合剤層の上記合剤層未塗布部側に
おける端部を覆うように、絶縁フィルムが配設されてい
ることを特徴とする請求項11記載の電池。 - 【請求項14】 上記合剤未塗布部を上記絶縁フィルム
と一体化して折曲してなる折曲部が、上記合剤未塗布部
の範囲内で折り込まれていることを特徴とする請求項1
1記載の電池。 - 【請求項15】 上記折曲部は、上記合剤未塗布部の範
囲内でつづら折りされて折り込まれていることを特徴と
する請求項14記載の電池。 - 【請求項16】 第1の集電体の両面に、正極活物質又
は負極活物質の何れか一方を含有する合剤層を形成する
第1のシートの形成工程と、 第2の集電体の主面に、正極活物質又は負極活物質の何
れか他方を含有する合剤層を、合剤未塗布部を介して複
数形成する第2のシートの形成工程と、 上記第1のシートの一端部に、外装フィルムの外方へ延
出するように第1のリードを設け、上記第2のシートの
一端部に、外装フィルムの外方へ延出するように第2の
リードを設け、当該第1のリードの少なくとも一主面及
び/又は第2のリードの主面に、絶縁フィルムを配設す
る絶縁フィルム配設工程と、 第2のシートの主面又は第1のシートの両面に、電解質
フィルムを配設する電解質フィルム配設工程と、 上記電解質フィルムを介して、上記第1のシートの両面
に設けられた合剤層を、上記第2のシートを合剤未塗布
部で折曲することにより上記第2のシートの主面に設け
られた一の合剤層と他の合剤層とで挟み込んでなる素子
を形成する素子形成工程と、 上記素子を外装フィルムで外装する工程とを備える電池
の製造方法。 - 【請求項17】 上記第1のリードの両面及び上記第2
のリードの主面に、上記絶縁フィルムを配設することを
特徴とする請求項16記載の電池の製造方法。 - 【請求項18】 上記絶縁フィルム配設工程において、
上記第2のシートの主面側に、上記合剤層未塗布部、上
記一の合剤層の上記合剤層未塗布部側における端部及び
他の合剤層の上記合剤層未塗布部側における端部を覆う
ように、さらに絶縁フィルムを配設することを特徴とす
る請求項16記載の電池の製造方法。 - 【請求項19】 上記素子形成工程において、合剤未塗
布部を上記絶縁フィルムと一体化して折曲してなる折曲
部を、上記合剤未塗布部の範囲内で折り込むことを特徴
とする請求項16記載の電池の製造方法。 - 【請求項20】 上記折曲部を、上記合剤未塗布部の範
囲内でつづら折りして折り込むことを特徴とする請求項
19記載の電池の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001287562A JP2003100350A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 電池及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001287562A JP2003100350A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 電池及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003100350A true JP2003100350A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19110349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001287562A Withdrawn JP2003100350A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 電池及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003100350A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-09-20 JP JP2001287562A patent/JP2003100350A/ja not_active Withdrawn
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