JP2003104041A - 流体加熱装置および該流体加熱装置を用いた車両用空調装置 - Google Patents

流体加熱装置および該流体加熱装置を用いた車両用空調装置

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JP2003104041A
JP2003104041A JP2001301191A JP2001301191A JP2003104041A JP 2003104041 A JP2003104041 A JP 2003104041A JP 2001301191 A JP2001301191 A JP 2001301191A JP 2001301191 A JP2001301191 A JP 2001301191A JP 2003104041 A JP2003104041 A JP 2003104041A
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JP
Japan
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fluid
heating device
fluid heating
main body
air conditioner
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JP2001301191A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hamamoto
浩 濱本
Hideki Kosaka
秀樹 高坂
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Japan Climate Systems Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Japan Climate Systems Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房効率を向上でき、車両に対する搭載も簡
単な流体加熱装置および該流体加熱装置を用いた車両用
空調装置を提供する。 【解決手段】 流体加熱装置10は、内部に流体を通過
させる流路12、該流路12を仕切る仕切壁13、該仕
切壁13に設けた配設部14を有する本体11と、配設
部14に配設され仕切壁13を介して流路12内を通過
する流体を加熱する加熱手段(PTCヒータ16a〜1
6d)とを備えた構成とする。この流体加熱装置10を
用いた車両用空調装置は、流体加熱装置10をヒータコ
ア4の流入側に介設するとともに、該流体加熱装置10
の動作を制御する制御手段21を設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2以上の機器を通
過させて熱処理を行う媒体となる流体の加熱装置に関
し、特に、車両用空調装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の空調装置において車内の暖
房を行うための暖房サイクルは、エンジンを冷却するた
めの冷却水を利用している。具体的には、図12に示す
ように、車両のエンジン1には、ラジエター2からの冷
却水が供給され、エンジン1の熱を吸熱した冷却水は、
車内側ユニット3内のヒータコア4に供給され、このヒ
ータコア4から流出する冷却水は、ポンプ5を介して前
記ラジエター2に循環供給される。
【0003】前記車内側ユニット3には、ブロアモータ
6の駆動により回転するブロア7が配設され、内気また
は外気を所定の送風量で車内に送風する。そして、この
車内に供給される風は、前記ヒータコア4内を流動する
高温冷却水の熱を吸熱し、昇温された状態で車内に供給
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記車
両用空調装置では、エンジン1の冷却水のみの熱源だけ
では加熱温度が不足するという問題がある。また、冬季
には、エンジン1を始動して空調装置をオン状態として
も、エンジン1が暖まるまではヒータコア4内に低温の
冷却水が流動するため、車内には冷風が供給されるとい
う問題があった。
【0005】これに対して、近年では、前記暖房サイク
ルに蓄熱器を設け、エンジン1から流出する冷却水が所
定温度まで上昇するまでは、蓄熱器とヒータコア4の間
でのみ冷却水を循環供給させることにより、即効性を有
する暖房を可能とした空調装置が開発されている。
【0006】しかし、このように構成した空調装置で
は、形状が大きい蓄熱器を増設する必要がある。また、
冷媒を循環させる流路を変更するために、流路切換弁や
分岐接続パイプを増設する必要がある。そのため、空調
装置を構成する機器を接続するための配管が複雑にな
り、車両に搭載する作業が非常に困難になるとともに、
車両に搭載する部品の総重量が増加するという問題が生
じる。
【0007】そこで、本発明では、暖房効率を向上で
き、車両に対する搭載も簡単な流体加熱装置および該流
体加熱装置を用いた車両用空調装置を提供することを課
題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の流体加熱装置は、2以上の機器を連
通させる接続パイプに装着し、該接続パイプ内に流れる
流体を加熱する流体加熱装置において、内部に流体を通
過させる流路、該流路を仕切る仕切壁、および、該仕切
壁に設けた配設部を有する本体と、前記配設部に配設さ
れ前記仕切壁を介して前記流路内に流れる流体を加熱す
る加熱手段とを備えた構成としている。
【0009】この第1の流体加熱装置によれば、加熱手
段を動作させることにより、配設部を構成する仕切壁を
介して流路内を通過する流体を確実に加熱できる。しか
も、流路を区画するように設けた配設部に加熱手段を配
設するだけの簡単な構成であるため、小型化を図ること
ができる。
【0010】前記流体加熱装置では、前記配設部を、前
記本体を外側より軸方向に沿って凹設して形成すること
が好ましい。このようにすれば、配設部に対する加熱手
段の配設が容易になるうえ、本体を介して流体を加熱す
るための伝熱面積の向上を図ることができる。
【0011】また、前記本体の外周に断熱層を設け、加
熱手段からの熱が外部に漏れることを防止することによ
り、加熱効率の向上を図ることが好ましい。
【0012】さらに、前記加熱手段は、PTC素子から
なる構成とすることにより、流体および仕切壁の異常加
熱を防止できるようにすることが好ましい。
【0013】また、本発明の第2の流体加熱装置は、2
以上の機器を連通させる接続パイプに装着し、該接続パ
イプ内に流れる流体を加熱する流体加熱装置において、
内部に流体を通過させる流路を有する非導電性材料から
なる本体と、該本体の流路内に配設した磁性材料からな
る被誘導加熱部材と、前記本体の外周に設けた誘導加熱
コイルとを備えた構成としている。
【0014】さらに、本発明の第3の流体加熱装置は、
2以上の機器を連通させる接続パイプに装着し、該接続
パイプ内に流れる流体を加熱する流体加熱装置におい
て、内部に流体を通過させる流路を有する磁性材料から
なる本体と、該本体の外周に設けた非導電層と、該非導
電層の外周に設けた誘導加熱コイルとを備えた構成とし
ている。
【0015】このようにすれば、磁性材料からなる本体
または被加熱部材を誘導加熱コイルによって誘導加熱す
ることにより、流路内を流通する流体を直接加熱するこ
とができるため、加熱効率の向上を図ることができる。
また、接続パイプに装着する本体の外周に誘導加熱コイ
ルを配設するだけの簡単な構成であるため、第1の流体
加熱装置と同様に、小型化を図ることができる。
【0016】また、前記流体加熱装置を用いた車両用空
調装置は、エンジンと、車内前方部のユニット内に設け
たヒータコアとに冷却水を循環させることにより、前記
ヒータコアで放熱させて車内を暖房する車両用空調装置
において、前記ヒータコアの流入側に、内部に流体を通
過させる流路を有する本体と、前記流路内を通過する流
体を加熱する加熱手段とを備えた流体加熱装置を介設す
るとともに、該流体加熱装置の動作を制御する制御手段
を設けたものである。
【0017】前記車両用空調装置によれば、エンジンの
昇温による冷却水の加熱のみでなく、流体加熱装置によ
ってヒータコア内に供給する冷却水を加熱できるため、
加熱温度不足を解消できる。そのため、特に、冬季にエ
ンジンを始動した当初の暖房効率を向上できる。また、
前記流体加熱装置は、全体の形状が小型であり、流路切
換弁や分岐接続パイプは不要であるため、車両に搭載す
る作業は従来と殆ど同様である。そのため、搭載に係る
作業性が悪くなることを防止できるとともに、車両に搭
載する部品の総重量が増加することを防止できる。
【0018】前記車両用空調装置では、前記ヒータコア
に流入する冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段
を設け、前記制御手段は、前記冷却水温度検出手段によ
る検出温度に基づいて前記流体加熱装置による加熱量を
調節するように構成することが好ましい。
【0019】また、車外温度を検出する車外温度検出手
段を設け、前記制御手段は、前記車外温度検出手段によ
る検出温度が所定温度以下である場合に前記流体加熱装
置を動作させるように構成することが好ましい。
【0020】これらのように、車両の諸条件に応じて流
体加熱装置による加熱量を変更することにより、無駄な
電力消費を防止し、かつ、空調装置による暖房効率を向
上できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1および図2は、本発明の第1実
施形態に係る流体加熱装置10を用いた車両用空調装置
を示す。この流体加熱装置10は、図2に示すように、
前記車両用空調装置の暖房サイクルを構成するヒータコ
ア4の流入口に配設されるものである。即ち、エンジン
1の冷却水流出口に接続された第1接続パイプ8は、流
体加熱装置10を介してヒータコア4の流入口に接続さ
れ、また、ヒータコア4の流出口は、第2接続パイプ9
を介してウォータポンプ5に接続されている。
【0022】図3および図4に示すように、第1実施形
態の流体加熱装置10は、暖房サイクルの一部を構成す
る本体11と、該本体11に配設する加熱手段であるP
TCヒータ16a,16b,16c,16dとからな
る。
【0023】前記本体11は断面円形状をなし、+字形
状の仕切壁13によって軸方向に沿って延びる断面扇形
状の流路12が90度間隔で4個形成されている。前記
仕切壁13には、外周面から凹設したPTCヒータ16
a〜16dの配設部14が軸方向に沿って延びるように
設けられている。さらに、本体11には、各流路12内
に膨出するようにネジ挿通部15が設けられている。な
お、この本体11は、押し出し成形などによって前記各
構成部が一体に成形される。
【0024】前記PTCヒータ16a〜16dは、ある
温度から急激に抵抗が増大し、抵抗急変域における電流
制限作用によって温度を一定に保ち、異常加熱を防止で
きる定温発熱体であり、前記本体11の配設部14にそ
れぞれ配設されている。各PTCヒータ16a〜16d
は、図1に示す車両用空調装置の制御装置21に接続す
るための接続端子17を備えている。
【0025】前記流体加熱装置10には、図4に示すよ
うに、本体11の外周に断熱層18が設けられている。
この断熱層18は、例えば、シート状とした周知の断熱
材料を巻回することにより形成される。
【0026】前記構成の流体加熱装置10は、図1に示
すように、車両用空調装置の暖房サイクルを制御する制
御装置21により、PTCヒータ16a〜16dが制御
され、仕切壁13を介して流路12内を通過する流体
(冷却水)を加熱することができる。また、前記配設部
14は、本体11の軸方向に沿って延びるように凹設さ
れているため、流路12への伝熱面積が広く、加熱効率
も向上できる。しかも、また、4つのPTCヒータ16
a〜16dは、制御装置21によって個々にオン、オフ
制御される。そのため、必要に応じて流路12内を通過
する流体への加熱量を調整できる。さらに、流体加熱装
置10は、配設部14を設けた本体11に、PTCヒー
タ16a〜16dを配設するだけの簡単な構成であるた
め、第1接続パイプ8より若干大きいだけの直径とする
ことができ、小型化を図ることができる。
【0027】前記流体加熱装置10を車両用空調装置に
適用する場合には、例えば、前記ヒータコア4の流入口
にPTCヒータ16a〜16dを配設した本体11の一
端を配置するとともに、第1接続パイプ8のフランジ8
aを本体11の他端に配置する。そして、本体11より
長尺なネジ(図示せず)を用い、フランジ8aの側から
本体11のネジ挿通部15を貫通させてヒータコア4の
流入口に締め付けることにより、第1接続パイプ8と流
体加熱装置10とを一体に組み付ける。また、ヒータコ
ア4の流出口には、第2接続パイプ9が同様にしてネジ
止めして組み付けられる。
【0028】そして、流体加熱装置10、第1接続パイ
プ8、および、第2接続パイプ9を組み付けたヒータコ
ア4を車両の車内側ユニット3に配置し、従来と同様に
組み付ける。この際、前記流体加熱装置10は、全体の
形状が小型であり、流路切換弁や分岐接続パイプも不要
であるため、車両に搭載する作業性は従来と殆ど同様で
あり、何ら作業性が悪くなることはない。しかも、車両
に搭載する部品の総重量が著しく増加するもない。
【0029】前記流体加熱装置10を適用する車両用空
調装置には、図1に示すように、第1接続パイプ8にヒ
ータコア4に流入する冷却水の温度を検出するための冷
却水温度センサ19が設けられる。また、ラジエター2
の近傍に、車外温度を検出するための車外温度センサ2
0が設けられる。
【0030】次に、前記流体加熱装置10を適用した車
両用空調装置の制御装置21の制御の一例について具体
的に説明する。
【0031】まず、ユーザがエンジン1を始動させる
と、該エンジン1を冷却するための冷却水を循環供給す
るためのポンプ5が駆動される。そして、車両用空調装
置の制御装置21は、図5に示すように、まず、ステッ
プS1で、ユーザが暖房機能を実行するためのスイッチ
をオン操作している否かを検出する。そして、暖房がオ
ンされていない場合にはステップS2に進み、ブロアモ
ータ6をオフ状態とするとともに、ステップS3で、P
TCヒータ16a〜16dを全てオフ状態としたまま待
機する。一方、暖房がオンされている場合にはステップ
S4に進み、ブロアモータ6をオン状態としてステップ
S5に進む。
【0032】ステップS5では、車外温度センサ20に
よって外気温度を検出した後、ステップS6で、外気温
度が5℃以下であるか否かを検出する。そして、外気温
度が5℃以下である場合にはステップS7に進み、外気
温度が5℃より高い場合には、流体加熱装置10により
冷却水を加熱しなくても暖房効率には影響しないため、
そのままステップS1に戻る。
【0033】ステップS7では、冷却水温度センサ19
によってヒータコア4に流入する冷却水の温度を検出し
た後、ステップS8で、検出した冷却水温度が50℃以
下であるか否かを検出する。そして、冷却水温度が50
℃以下である場合にはステップS9に進み、PTCヒー
タ16a〜16dを全てオン状態としてステップS1に
戻る。一方、冷却水温度が50℃より高い場合にはステ
ップS10に進む。
【0034】ステップS10では、冷却水温度が70℃
以下であるか否かを検出する。即ち、50℃より高く、
70℃以下であるか否かを検出する。そして、70℃以
下である場合にはステップS11に進み、PTCヒータ
16a〜16dの切換運転処理を実行してステップS1
に戻る。
【0035】ここで、前記切換運転処理は、冷却水温度
が若干昇温し、最大加熱量は必要ない状態で行うもので
ある。そして、この切換運転処理は、例えば、4つのP
TCヒータ16a〜16dのうち、対向する一対のPT
Cヒータ16a,16cを所定時間オンした後、これら
PTCヒータ16a,16cをオフするとともに他のP
TCヒータ16b,16dをオンするものである。な
お、これらPTCヒータ16a〜16dのオン時間、お
よび、オン動作させる組み合わせは希望に応じて変更可
能である。また、冷却水温度の応じて複数段階で加熱量
を調節することもできる。
【0036】一方、ステップS10で、冷却水温度が7
0℃より高い場合にはステップS12に進み、PTCヒ
ータ16a〜16dを全てオフ状態としてステップS1
に戻る。
【0037】このように、本発明の流体加熱装置10を
適用した車両用空調装置では、エンジン1の昇温による
冷却水の加熱のみでなく、流体加熱装置10によってヒ
ータコア4内に供給される冷却水を加熱できる。そのた
め、車内に供給する暖気の加熱温度不足を解消でき、特
に、冬季にエンジン1を始動した当初の暖房効率を向上
できる。
【0038】また、本実施形態の車両用空調装置では、
車外温度が所定温度以下である場合に前記流体加熱装置
10を動作させ、かつ、ヒータコア4に流入する冷却水
の温度に基づいて前記流体加熱装置10による加熱量を
調節するように構成しているため、無駄な電力消費を防
止できるとともに、車内に供給する暖気の異常加熱を防
止できる。その結果、車両用空調装置による暖房性能を
向上できる。
【0039】さらに、流体加熱装置10をヒータコア4
の流入口に配設しているため、暖房サイクルを流動中に
放熱されるという無駄を防止できる。さらにまた、切換
運転処理では、隣接しないPTCヒータ16a,16c
またはPTCヒータ16b,16dを動作させるため、
流体(冷却水)に対する加熱の偏りを防止し、均一的に
加熱することができる。
【0040】図6は第2実施形態の流体加熱装置10を
示す。この第2実施形態では、4つに区画した流路12
を軸心部分で連通させた点でのみ、第1実施形態と相違
している。この第2実施形態の流体加熱装置10は、第
1実施形態と同様に、小型化を図ることができるととも
に、配設部14を構成する仕切壁13を介して流路12
内を通過する流体を所定の加熱量に調節して加熱でき
る。また、車両用空調装置に適用した場合には、暖房サ
イクルにおける加熱温度不足を解消し、暖房性能を向上
できる。
【0041】図7は第3実施形態の流体加熱装置を示
す。この第3実施形態では、誘導加熱により流体を加熱
するようにした点で、前記各実施形態と相違している。
具体的には、この流体加熱装置は、本体30と、該本体
30内に配設する被誘導加熱部材32と、前記本体30
の外周に配設した誘導加熱コイル33とからなる。この
第3実施形態では、前記被誘導加熱部材32と誘導加熱
コイル33とで、加熱手段を構成する。
【0042】前記本体30は、断熱性を有し、かつ、非
導電性材料からなるパイプ状のもので、その内部空間に
より流体を通過させる流路31を構成するものである。
【0043】前記被誘導加熱部材32は、電磁誘導によ
って誘導加熱される磁性材料により形成されるもので、
前記本体30内に配設され、該本体30内の流路31を
格子状に区画する形状をなしている。
【0044】前記誘導加熱コイル33は、制御装置21
から高周波電流が通電されることによって、前記被誘導
加熱部材32を電磁的に誘導加熱するものである。
【0045】この第3実施形態の流体加熱装置では、制
御装置21から誘導加熱コイル33に高周波電流が通電
されることにより、該誘導加熱コイル33からの電磁波
が前記本体30を通り抜け、電磁誘導作用により磁性を
有する被誘導加熱部材32が発熱される。その結果、第
1実施形態と同様に、本体30の流路31内を通過する
流体(冷却水)を加熱することができる。また、この第
3実施形態の流体加熱装置では、被誘導加熱部材32に
よって本体30内を通過する流体を直接加熱することが
できるため、加熱効率の向上を図ることができる。
【0046】さらに、第1接続パイプ8に装着する本体
30の外周に誘導加熱コイル33を配設するだけの簡単
な構成であるため、第1実施形態と同様に、小型化を図
ることができる。そのため、車両用空調装置に適用した
場合には、搭載する作業性は従来と殆ど同様であり、何
ら作業性が悪くなることはないうえ、暖房サイクルにお
ける加熱温度不足を解消し、暖房性能を向上できる。
【0047】図8は第4実施形態の流体加熱装置を示
す。この第4実施形態では、第3実施形態に示す本体3
0と誘導加熱部材とを磁性材料によって一体に成形し、
該本体30の外周に非導電性材料によって形成した筒か
らなる非導電層34を配設し、この非導電層34の外周
に前記誘導加熱コイル33を配設した点で第3実施形態
と相違している。
【0048】この第4実施形態の流体加熱装置では、第
3実施形態と同様に、流路31を通過する流体を直接加
熱できるため、加熱効率の向上を図ることができるう
え、小型化を図ることができる。また、車両用空調装置
に適用した場合には、搭載に係る作業性を悪化させるこ
となく、暖房サイクルにおける加熱温度不足を解消し、
暖房性能を向上できる。
【0049】なお、本発明の流体加熱装置10は、前記
実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、第
1および第2実施形態では、加熱手段にPTCヒータ1
6a〜16dを使用する場合について説明したが、必ず
しもこれに限らず、通常の電気ヒータを使用してもよ
い。また、加熱手段の数は、4つに限られず、図9に示
すように、2つの加熱手段により構成してもよく、図1
0に示すように、1つの加熱手段のみで構成してもよ
い。さらに、加熱手段の配設部14は、本体11の外周
面から凹設した構成に限られず、図11に示すように、
連結部によって軸心に沿って延びるように設けて設けて
もよい。
【0050】また、前記実施形態では、本発明の流体加
熱装置10を車両用空調装置に適用し、暖房サイクルに
利用するエンジン1の冷却水を加熱するために適用した
が、この流体加熱装置10は車両用空調装置のみなら
ず、所定の配管内を通過する種々の液体、または、気体
を加熱する目的であればいずれの装置にも適用できる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の流体加熱装置では、PTCヒータや誘導加熱コイルな
どからなる加熱手段を動作させることにより、本体の流
路内を通過する流体を確実に加熱できる。しかも、この
流体加熱装置は、流路を区画するように設けた配設部に
加熱手段を配設するだけ、または、本体の外周に誘導加
熱コイルを配設するだけの簡単な構成であるため、小型
化を図ることができる。
【0052】そして、この流体加熱装置を用いた車両用
空調装置では、エンジンの昇温による冷却水の加熱のみ
でなく、流体加熱装置によってヒータコア内に供給する
冷却水を加熱できるため、暖房機能に係る加熱温度不足
を解消でき、特に、冬季にエンジンを始動した当初の暖
房効率を向上できる。
【0053】また、前記流体加熱装置を適用する場合、
流路切換弁や分岐接続パイプは不要であり、かつ、小型
であることが伴い、車両に搭載する作業は従来と殆ど同
様である。そのため、搭載に係る作業性が悪くなること
を防止できるとともに、車両に搭載する部品の総重量が
増加することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の流体加熱装置を搭載する車両用空調
装置を示す概略図である。
【図2】 流体加熱装置をヒータコアに配設した状態を
示す正面図である。
【図3】 第1実施形態の流体加熱装置を示す斜視図で
ある。
【図4】 図3の要部断面図である。
【図5】 車両用空調装置の制御装置による制御を示す
フローチャートである。
【図6】 第2実施形態の流体加熱装置を示す斜視図で
ある。
【図7】 第3実施形態の流体加熱装置を示す斜視図で
ある。
【図8】 第4実施形態の流体加熱装置を示す斜視図で
ある。
【図9】 第1実施形態の流体加熱装置の変形例を示す
断面図である。
【図10】 第1実施形態の他の変形例を示す断面図で
ある。
【図11】 第1実施形態の他の変形例を示す断面図で
ある。
【図12】 従来の車両用空調装置を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1…エンジン、2…ラジエター、3…車内側ユニット、
4…ヒータコア、7…ブロア、8…第1接続パイプ、9
…第2接続パイプ、10…流体加熱装置、11,30…
本体、12,31…流路、13…仕切壁、14…配設
部、16a〜16d…PTCヒータ(加熱手段)、18
…断熱層、19…冷却水温度センサ、20…車外温度セ
ンサ、21…制御装置、32…被誘導加熱部材、33…
誘導加熱コイル、34…非導電層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高坂 秀樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K059 AA08 AB23 AB28 AC00 AD03 AD32 AD40 BD02 CD09 CD10 CD52 CD72 CD74 CD75 3K092 PP11 QA07 QB21 QB32 QB41 QB47 RF03 TT02 TT06 TT12 TT17 UA01 UA17 VV04 VV16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2以上の機器を連通させる接続パイプに
    装着し、該接続パイプ内に流れる流体を加熱する流体加
    熱装置において、 内部に流体を通過させる流路、該流路を仕切る仕切壁、
    および、該仕切壁に設けた配設部を有する本体と、前記
    配設部に配設され前記仕切壁を介して前記流路内に流れ
    る流体を加熱する加熱手段とを備えたことを特徴とする
    流体加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記配設部を、前記本体を外側より軸方
    向に沿って凹設して形成したことを特徴とする請求項1
    に記載の流体加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記本体の外周に断熱層を設けたことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の流体加熱装
    置。
  4. 【請求項4】 前記加熱手段は、PTC素子からなるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載の流体加熱装置。
  5. 【請求項5】 2以上の機器を連通させる接続パイプに
    装着し、該接続パイプ内に流れる流体を加熱する流体加
    熱装置において、 内部に流体を通過させる流路を有する非導電性材料から
    なる本体と、該本体の流路内に配設した磁性材料からな
    る被誘導加熱部材と、前記本体の外周に設けた誘導加熱
    コイルとを備えたことを特徴とする流体加熱装置。
  6. 【請求項6】 2以上の機器を連通させる接続パイプに
    装着し、該接続パイプ内に流れる流体を加熱する流体加
    熱装置において、 内部に流体を通過させる流路を有する磁性材料からなる
    本体と、該本体の外周に設けた非導電層と、該非導電層
    の外周に設けた誘導加熱コイルとを備えたことを特徴と
    する流体加熱装置。
  7. 【請求項7】 エンジンと、車内前方部のユニット内に
    設けたヒータコアとに冷却水を循環させることにより、
    前記ヒータコアで放熱させて車内を暖房する車両用空調
    装置において、 前記ヒータコアの流入側に、内部に流体を通過させる流
    路を有する本体と、前記流路内を通過する流体を加熱す
    る加熱手段とを備えた流体加熱装置を介設するととも
    に、該流体加熱装置の動作を制御する制御手段を設けた
    ことを特徴とする流体加熱装置を用いた車両用空調装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ヒータコアに流入する冷却水の温度
    を検出する冷却水温度検出手段を設け、前記制御手段
    は、前記冷却水温度検出手段による検出温度に基づいて
    前記流体加熱装置による加熱量を調節するようにしたこ
    とを特徴とする請求項7に記載の流体加熱装置を用いた
    車両用空調装置。
  9. 【請求項9】 車外温度を検出する車外温度検出手段を
    設け、前記制御手段は、前記車外温度検出手段による検
    出温度が所定温度以下である場合に前記流体加熱装置を
    動作させるようにしたことを特徴とする請求項7または
    請求項8に記載の流体加熱装置を用いた車両用空調装
    置。
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