JP2003115368A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
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Abstract
加熱コイルの高周波電流に対するコイル抵抗を減少させ
ること。 【解決手段】 コイル導線を巻回してなる加熱コイルに
高周波電流を流して被加熱体を誘導加熱するものにおい
て、コイル導線を第1段階で素線もしくは集合線を複数
本用いて右撚り集合線6と左撚り集合線7を形成し、第
2段階で右撚り集合線6を3束と左撚り集合線7を4束
とを束ね第2段階の集合線8を形成し、さらに、第2段
階の集合線8を5束束ね第3段階の集合線9とする多段
階重ね撚り構造とした。この構造のコイル導線を用いた
加熱コイルは表皮効果を防ぐために細線を多数用いても
高周波電流の向きが不揃いとなるため、近接作用の影響
を低減させ、コイル抵抗を減少させることができる。
Description
し、特に高周波電流を流す加熱コイルに用いるコイル導
線に関する。
ては透磁率の高い鉄鍋が用いられていた。ところが近年
鉄鍋以外に銅鍋やアルミニウム鍋なども使いたいという
要望が高くなってきた。ところで、銅鍋やアルミニウム
鍋を誘導加熱するには、透磁率が低いため鉄鍋に適した
約20〜約30kHzよりも高い約40〜約100kH
zの高周波電流を加熱コイルに流さなければならない。
しかるに、周波数が高くなればなるほど、いわゆる表皮
効果により高周波電流が導線の表面付近だけを流れるよ
うになるため実効抵抗ははなはだしく増大する。そのた
め、表面積を増やし実効的に抵抗を減少する方法とし
て、導線の径を細くし、例えば直径0.1mmの銅線を数
本ないし数十本束ねて用いる方法が行われてきた。しか
しこの方法では、表皮効果による実効的な抵抗を下げる
ことができても、導線を多数本用いているために近接作
用により必ずしも十分に抵抗を低減することができなか
った。ここでいう近接作用とは、近接した導体に電流が
流れるときに、磁界を介して相互に影響を与えあって電
流分布に偏りが生じる現象であり、導線表面の実効的な
抵抗増大となる。近接作用は高周波電流の向きが導線間
で揃っているほど、導線間の間隔が小さいほど大きくな
る。
ば、特公平7−118377号公報に記載されているよ
うなものがあった。同公報では、加熱コイルのコイル導
線を、素線を束ねた集合線をさらに集合させる多段階集
合構造と成すとともに、すくなくとも1の段階の集合線
は編み上げにより形成することにより、集合線の向きが
不揃いとなるとともに、相互に密着しなくなり、これに
より近接効果を抑制できて加熱コイルの高周波電流に対
するコイル抵抗を減少させ得るというものであった。
来の構成では、加熱コイルの高周波電流に対するコイル
抵抗を減少させることができるが、誘導加熱の効率を更
によくするためには、更にコイル抵抗を低減する必要が
あった。
で、表皮効果および近接作用の影響を少なくし、加熱コ
イルの高周波電流に対するコイル抵抗を減少させた誘導
加熱調理器を提供することを目的とする。
るために、本発明の誘導加熱調理器は、右撚り集合線と
左撚り集合線が混在した集合線からなる加熱コイルを備
えた構成とした。この構成では表皮効果の影響を低減す
るために多数の細線を用いても、近接作用の影響を低減
できる。すなわち、本発明の加熱コイルは集合線を巻き
回しているために、内側の素線と外側の素線とで曲がる
半径が異なるため電流の向きが不揃いとなり、さらに、
右撚り集合線と左撚り集合線との電流の向きが不揃いで
あるため、より不揃いとなり、近接作用を低減できる。
集合線と左撚り集合線が混在した集合線からなる加熱コ
イルを備えたものである。これにより、表皮効果の影響
を低減するために多数の細線を用いても、近接作用の影
響を低減できる。すなわち、本発明の加熱コイルは集合
線を巻き回しているために、内側の素線と外側の素線と
で曲がる半径が異なるため電流の向きが不揃いとなり、
さらに、右撚り集合線と左撚り集合線との電流の向きが
不揃いであるため、より不揃いとなるからである。した
がって、このコイル導線を用いた加熱コイルは表皮効果
および近接作用の影響によるコイル抵抗の増大を防ぎ、
誘導加熱の効率のよいものにすることができる。
回してなる加熱コイルに高周波電流を流して被加熱体を
誘導加熱するものにおいて、前記コイル導線は素線もし
くは集合線を複数本用いて右撚り集合線と左撚り集合線
を形成し、少なくとも右撚り集合線と左撚り集合線とを
夫々一束以上用いてさらに撚った上位集合線からなる多
段階重ね撚り構造としたことにより、請求項1に記載の
作用と同じ作用により、表皮効果および近接作用の影響
を低減し、誘導加熱の効率のよい加熱コイルを提供する
ことができる。
なくとも1つの段階の撚りに右撚りの集合線と左撚りの
集合線とを同数量用いる構成としたことにより、電流の
向きの偏りをさらに少なくすることができる。
なくとも1つの段階の撚りに右撚りの集合線と左撚りの
集合線とを予め1束ずつ撚り合わせた集合線を用いた加
熱コイルを有する構成とすることにより、電流の向きの
不揃いの部分を均一に設けることができる。
回してなる加熱コイルに高周波電流を流して被加熱体を
誘導加熱するものにおいて、前記コイル導線は素線もし
くは集合線を複数本撚って、2種類以上撚りピッチ寸法
を変えた集合線を複数個形成し、少なくとも撚りピッチ
寸法の異なる集合線を複数個用いてさらに撚った上位集
合線からなる多段階重ね撚り構造とした。撚りピッチに
より素線の曲がり具合が異なるため、異なるピッチの撚
り線が集合した場合、各素線の電流の向きは異なる。し
たがって電流の方向は不揃いとなり、近接作用の影響は
少なくなる。そのため、このコイル導線を用いて加熱コ
イルを作製すると、誘導加熱の効率は向上する。
なるピッチ寸法の比が整数倍でないものを用いる構成と
したことにより、集合線とした場合でも同じ状態が繰り
返されることがないため、どの部分も電流の向きは不揃
いとなり、さらに近接作用の影響を低減できる。
周波電流を流して被加熱体を誘導加熱するものにおい
て、前記加熱コイルを素線もしくは集合線を不規則なピ
ッチで撚り合わせて巻回して設ける構成としたことによ
り、巻回したコイル導線同士が接触しても、その部分の
電流の方向が不揃いのため近接作用の影響を受け難くす
ることができ、加熱コイルの誘導加熱効率を向上させる
ことができる。
回してなる加熱コイルに高周波電流を流して被加熱体を
誘導加熱するものにおいて、前記コイル導線は素線もし
くは集合線を複数本用いて形成した、右回りの螺旋から
なる円管状の右螺旋部と左回りの螺旋からなる円管状の
左螺旋部とが混在した集合線からなる構成としたことに
より、近接作用の影響を少なくできる。
螺旋部と左螺旋部とを別々に分けて形成し、どちらか一
方の螺旋部の内側に他方の螺旋部を近接して設ける構成
としたことにより、近接作用の影響を少なくするととも
に、被加熱物と右螺旋部との距離と被加熱物と左螺旋部
との距離が同等なり、右螺旋部と左螺旋部とに流れる電
流の偏りが低減することによって、加熱コイルのロスが
低減する。
円管状の右螺旋部と左螺旋部との内外の関係を素線もし
くは集合線が交叉するごとに交互に入れ替える構成とし
たことにより、近接作用の影響を少なくできるととも
に、請求項9より右螺旋部と左螺旋部とに流れる電流が
同一となり、加熱コイルのロスが低減する。
円管状の右螺旋部と左螺旋部との内外の関係を所定の長
さごとに入れ替える構成としたことにより、近接作用の
影響を少なくできるとともに、請求項10の効果を得る
とともに、このコイルの製造において、右螺旋部と左螺
旋部の入れ替え作業が容易となり、生産性が向上し、コ
スト低減が図れる。
部を有するコイル導線を加圧して平坦状として巻回した
加熱コイルを備えた構成とすることにより、近接作用の
影響を少なくした加熱コイルを小形にすることができ
る。
しながら説明する。
くは集合線を複数本用いて撚り線を作製するにあたっ
て、右撚り線と左撚り線とが混在した形で集合線を構成
した点である。この構成では、右撚り線の電流はゆっく
りと右に回転しながら流れ、左撚り線の電流はゆっくり
と左に回転しながら流れる。したがって、電流の方向が
異なるため、すなわち電流の方向が一致せず、不揃いに
なるため近接作用による抵抗の増大を防ぐことができ
る。なお、ここでゆっくりとというのはコイルを引き伸
ばした状態をいう。以下図面を用いて説明する。まず、
誘導加熱調理器の概略構成を図2にて説明する。1は誘
導加熱調理器の外郭を構成する本体、2は本体1上に設
けたトッププレート、3は本発明に関わるコイル導線を
用いて作製した加熱コイル、4は加熱コイル3を制御す
る制御部であり、5は加熱コイル3に対応してトッププ
レート2に設けた加熱部に載置した被加熱物である。こ
の構成において、加熱コイル3に高周波電流を流すと磁
束が発生し、この磁束の渦電流損による発熱により被加
熱物5が加熱される。
について図1を用いて説明する。なお、本実施例では銅
鍋またはアルミニウム鍋を誘導加熱するのに適した約4
0kHz〜約100kHzの高周波電流を流すことを前
提としている。また、その表皮効果を低減するために導
線として直径0.1mm程度の銅素線を用いた。なお、
特に最適な加熱周波数は約60kHz〜約80kHzと
なる。これは、加熱周波数が高いほど加熱コイルに流れ
る電流が少なくてすむが、一方、加熱周波数が高くなる
と加熱コイルの高周波電流に対する抵抗が増すため、そ
のバランスをとると加熱周波数は約60kHz〜約80
kHzが最適となる。また、加熱コイルの素線数または
径は設計によって決定されるものである。
撚り構造を有している。図において、第1段階として、
素線もしくは集合線を複数本用いて、右撚り集合線6と
左撚り集合線7とを形成する。次に第2段階として、左
撚り集合線7を中心とし、その外側に右撚り集合線6を
3束と左撚り集合線7を3束とを交互に集合し、新たに
第2段階の集合線8を形成する。したがって、第2段階
の集合線は右撚り集合線6が3束と左撚り集合線7が4
束、合計7束より形成されることになる。
数に限定されるものではなく、2束であっても良いしそ
れ以上であってもよい。また、右撚り集合線6と左撚り
集合線7との束数の比率も前記に限定されるものではな
く、少なくともどちらか一方が1束含まれる構成であれ
ばよい。例えば、右撚り集合線6を中央に設け、その周
囲に左撚り集合線7を6束配する構成としても良い。ま
た、本実施例では、中心の集合線の周りに右撚り集合線
6と左撚り集合線7とを交互に配しているが、必ずしも
この構成に限定されるものではなく無作為に配する構成
としても良い。しかし、後述するように交互に配するこ
とにより、束同士の電流の向きが揃いにくくなるので近
接作用を小さくする効果は大きくなる。さらに、第2段
階の集合線8の作製にあたっては、第1段階の集合線の
2束またはそれ以上を一組として右撚り集合線および左
撚り集合線として撚り、これらを束ねるようにしても良
い。
の5束を束ねて第3段階の集合線9としている。このと
き、第2段階の集合線8の作製にあったって述べたよう
に第2段階の集合線8をそのまま束ねても良いし、また
は右撚り、および左撚りに撚って束ねてもよい。なお、
第2段階の集合線8を5束用いて第3段階の集合線9と
したが、束ねる束数は先に述べたように設計によって決
定されるものである。この第3段階の集合線9を加熱コ
イル3の巻線として用いる。もちろん、第3段階の集合
線以上の多段階集合線を作製し、それを加熱コイル3の
巻線として用いても良い。
と左撚り集合線とはどの段階で作製しても良いし、ま
た、右撚り集合線と左撚り集合線を束ねた後、さらに、
次の段階で繰り返し右撚り集合線と左撚り集合線とを作
製し束ねても良いのは勿論である。
径0.1mmという細線を素線として用いているので、
高周波電流を流した時の表皮効果による抵抗の増大を防
ぐことができるとともに、右撚り集合線と左撚り集合線
とを束ねてコイル導線とすることにより、電流の向きを
不揃いとすることができるので、近接作用による電流
(電荷)の偏りを低減し抵抗の増大を防ぐことができ
る。
示すような構成にしてもよい。すなわち、図では第1段
階での右撚り集合線6と左撚り集合線7とを2束ずつ、
合計4束用いて第2段階の集合線10を作製している。
図3では効果をより大きくするために、右撚り集合線6
と左撚り集合線7とを交互に配置している。この構成に
より、隣接する束間の電流の方向が不揃いとなり、近接
作用の影響を小さくすることができる。さらに、第2段
階の集合線10を7束束ねて第3段階の集合線11と
し、この第2段階の集合線11を加熱コイル3の巻線と
している。これにより、加熱コイルの誘導加熱効率を高
めることができる。
量用いて束ねるのはどの段階でも良いが、できるだけ最
初の段階すなわち第1段階で行うのが電流の流れの不揃
い部分が均一となり効果的である。
示すよう予め右撚り集合線6と左撚り集合線7とを1束
ずつ撚り合わせ、図5に示す基本集合線12とし、この
基本集合線12を複数本用いて、撚り合わせなどにより
束ね、第2段階の集合線13としても良い。この構成に
より、図3で説明したと同様に、隣接する束間の電流の
方向が不揃いとなり、近接作用の影響を小さくすること
ができる。
ね基本集合線とするのはどの段階でも良いが、できるだ
け最初の段階すなわち第1段階で行うのが電流の流れの
不揃い部分が均一となり効果的である。
くは集合線を複数本撚って2種類以上撚りピッチ寸法を
変えた集合線を複数個形成し、少なくとも撚りピッチ寸
法の異なる集合線を複数個用いて、さらに撚った上位集
合線からなる多段階重ね撚り構造とした点である。以下
図面を用いて説明する。
線を用いて撚りピッチ25mmの集合線14、撚りピッチ
30mmの集合線15および撚りピッチ35mmの集合線1
6を作製し、これら3種類の集合線を束ねて第2段階の
集合線17を作製し、さらに、第2段階の集合線17を
3束用いて第3段階の集合線18を作製したものであ
る。ここで、撚りピッチとは1つの撚り部分から次の同
じ状態の撚り部分までの間隔である。このように撚りピ
ッチが異なると、素線の捩れ具合が異なるため、本実施
例のように撚りピッチが異なる集合線を重ねたとき電流
の流れの方向が一定にならない。すなわち、電流の向き
が不揃いとなるため近接作用の影響を小さくすることが
できる。
場合、撚りピッチの寸法の比が互いに整数倍にならない
ようにするとよい。これは整数倍の集合線があった場
合、同じ状態が繰り返されるため、全体として電流の向
きが不揃いとなる部分が少なくなるためである。
集合線を3種類用いた場合について説明してが、これに
限定されるものではなく2種類であっても良いしまたそ
れ以上であっても良い。
の段階でも良く、要は異なる撚りピッチの集合線を用い
電流の向きが不揃いになるようなコイル構成とすればよ
い。
合線を作製しても良いのは勿論である。
について説明したが、これに限定されるものでなく、2
段階であってもそれ以上であっても良いのは勿論であ
る。
部の上面図である。なお、実施例1と同じ構成部品には
同じ符号を付しその説明は省略する。図において、コイ
ル導線19は素線もしくは集合線を不規則な撚りピッチ
で撚り合わせた集合線である。このコイル導線を巻回し
加熱コイル3を作製している。このような不規則な撚り
ピッチで撚り合わせた集合線を用いて巻回し加熱コイル
3を作製した場合、加熱コイル3のn回目の巻回は、そ
の内側でn−1回目の巻回と、その外側でn+1回目の
巻回と夫々接触するが、このとき、巻線19は不規則な
撚りピッチで撚り合わされているため、接触部分で集合
線の素線の方向が同じになる個所はほとんどない。した
がって、電流の方向が不揃いとなり、近接作用による抵
抗の増加を抑えることができる。
ル導線の構成を示す平面図であり、図9は同コイル導線
の断面図である。なお、実施例1と同じ構成部品には同
じ符号を付しその説明は省略する。図において、コイル
導線20は素線もしくは集合線を用いて、右回りの螺旋
からなる円管状の右螺旋部21と左回りの螺旋からなる
円管状の左螺旋部22とを別々に形成し、左螺旋部22
の内側に右螺旋部21を近接して設ける構成とした。こ
の構成では、同じ方向のみの螺旋からなる円管状のコイ
ル導線に比し、右螺旋部21と左螺旋部22とに分けて
円管状のコイル導線としているので、素線もしくは集合
線が近接している部分でも、同じ方向のみの螺旋からな
る導線の場合と異なり、電流の方向が異なるため、近接
作用の影響を小さくすることができる。鍋等の被加熱物
を誘導加熱する時は、被加熱物に加熱コイル電流とは逆
向きに渦電流が発生し、その渦電流の近接作用によって
加熱コイルに流れる電流が被加熱物に引き寄せられるこ
とになるが、右螺旋部21と左螺旋部22とを近接させ
ることで、被加熱物と右螺旋部21との距離と被加熱部
と左螺旋部22との距離とが同等となり、右螺旋部21
と左螺旋部22とに流れる電流の偏りが減り、加熱コイ
ルのロスが低減する。
に右螺旋部21を設ける構成を示したが、反対に右螺旋
部21の内側に左螺旋部22を設けても何ら差し支えは
ない。
部22とを重ね合わせる替わりに、図10に示すように
コイル導線23を作製するにあたって右回りの螺旋と左
回りの螺旋との内外関係を交互に入れ替えて作製して
も、右回り螺旋部と左回り螺旋部とが近接する部分での
電流の方向が異なるため、先の例と同じように近接作用
の影響を小さくすることができる。また、被加熱物と右
螺旋部21との距離と被加熱部と左螺旋部22との距離
とが同じになり、右螺旋部21と左螺旋部22とに流れ
る電流が同一となり、加熱コイルのロスが低減する。
の作製にあたって、右螺旋部21と左螺旋部22との内
外関係を所定の長さ毎に入れ替えて作製しても良い。す
なわち、ある範囲は図8に示すように左螺旋部22がコ
イル導線24の外側を形成し、次の範囲では内側を形成
していた右螺旋部21がコイル導線24の外側を形成す
るようにする。そして、この内外の入れ替えを所定範囲
毎に繰返す構成である。このとき、直線部25を設け、
この部分で内外関係を入れ替えるようにすると容易に入
れ替えができる。この場合も先の例と同じように近接作
用の影響を小さくし、かつ、加熱コイルのロスを低減で
きる。また、容易に右螺旋部21と左螺旋部22とを入
れ替えることができ作業性が向上し、生産性が良くな
り、コスト低減が図れる。
旋部とを有する円管状のコイル導線を加圧し、円管状を
平坦状として、新たにコイル導線として巻回し、図12
に示すように加熱コイル26を作製しても良い。このよ
うにして得られた加熱コイル26は、実質的に電流の方
向の異なる集合線を用いて作製した加熱コイルと同じで
あり、近接作用による電流の偏りによる抵抗の増大が低
減されているため、誘導加熱効率の向上を図ることがで
きる。なお、各実施例において、加熱コイルに直径0.
1mmの線を用いたが、特にその線径で作用は異なるこ
とは無く、例えば直径0.04〜直径0.06mmの線
等の細線においても同様の効果が得られる。
載の発明によれば、表皮効果および近接作用の影響を少
なくし、加熱コイルの高周波電流に対するコイル抵抗を
減少させ誘導加熱の効率を向上させることができる。
イル導線の構成を示す断面図
示す断面図
イル導線の断面図
熱コイル部の平面図
イル導線の構成を示す平面図
を示す平面図
を示す平面図
Claims (12)
- 【請求項1】 右撚り集合線と左撚り集合線が混在した
集合線からなる加熱コイルを備えた誘導加熱調理器。 - 【請求項2】 コイル導線を巻回してなる加熱コイルに
高周波電流を流して被加熱体を誘導加熱するものにおい
て、前記コイル導線は素線もしくは集合線を複数本用い
て右撚り集合線と左撚り集合線を形成し、少なくとも右
撚り集合線と左撚り集合線とを夫々一束以上用いてさら
に撚った上位集合線からなる多段階重ね撚り構造とした
誘導加熱調理器。 - 【請求項3】 コイル導線は少なくとも1つの段階の撚
りに右撚りの集合線と左撚りの集合線とを同数量用いる
構成とした請求項2記載の誘導加熱調理器。 - 【請求項4】 コイル導線は少なくとも1つの段階の撚
りに右撚りの集合線と左撚りの集合線とを予め1束ずつ
撚り合わせた集合線を用いる構成とした請求項2に記載
の誘導加熱調理器。 - 【請求項5】 コイル導線を巻回してなる加熱コイルに
高周波電流を流して被加熱体を誘導加熱するものにおい
て、前記コイル導線は素線もしくは集合線を複数本撚っ
て、2種類以上撚りピッチ寸法を変えた集合線を複数個
形成し、少なくとも撚りピッチ寸法の異なる集合線を複
数個用いてさらに撚った上位集合線からなる多段階重ね
撚り構造とした誘導加熱調理器。 - 【請求項6】 コイル導線は異なるピッチ寸法の比が整
数倍でない集合線を束ねた請求項5に記載の誘導加熱調
理器。 - 【請求項7】 加熱コイルに高周波電流を流して被加熱
体を誘導加熱するものにおいて、前記加熱コイルを素線
もしくは集合線を不規則なピッチで撚り合わせて巻回し
て設けた誘導加熱調理器。 - 【請求項8】 コイル導線を巻回してなる加熱コイルに
高周波電流を流して被加熱体を誘導加熱するものにおい
て、前記コイル導線は素線もしくは集合線を複数本用い
て形成した、右回りの螺旋からなる円管状の右螺旋部と
左回りの螺旋からなる円管状の左螺旋部とが混在した集
合線からなる構成とした誘導加熱調理器。 - 【請求項9】 コイル導線は右螺旋部と左螺旋部とを別
々に分けて形成し、どちらか一方の螺旋部の内側に他方
の螺旋部を近接して設ける構成とした請求項8に記載の
誘導加熱調理器。 - 【請求項10】 コイル導線は円管状の右螺旋部と左螺
旋部との内外の関係を素線もしくは集合線が交叉するご
とに交互に入れ替える構成とした請求項8に記載の誘導
加熱調理器。 - 【請求項11】 コイル導線は円管状の右螺旋部と左螺
旋部との内外の関係を所定の長さごとに入れ替える構成
とした請求項8に記載の誘導加熱調理器。 - 【請求項12】 円管状の螺旋部を有するコイル導線を
加圧して平坦状として巻回した加熱コイルを備えた請求
項8〜11のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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- 2001-10-05 JP JP2001309601A patent/JP3885541B2/ja not_active Expired - Fee Related
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