JP2003153268A - 映像符号化方法及び装置並びに記録媒体 - Google Patents

映像符号化方法及び装置並びに記録媒体

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JP2003153268A
JP2003153268A JP2001352740A JP2001352740A JP2003153268A JP 2003153268 A JP2003153268 A JP 2003153268A JP 2001352740 A JP2001352740 A JP 2001352740A JP 2001352740 A JP2001352740 A JP 2001352740A JP 2003153268 A JP2003153268 A JP 2003153268A
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unit
visual
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Application number
JP2001352740A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Tanaka
俊啓 田中
Yasuhiko Yamane
靖彦 山根
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の2パスビデオエンコーダは、色や輝度
に基づく視覚特性の違いを考慮した符号量割当てを行え
なかったため、2回符号化することによる画質の向上の
可能性を最大限に利用できていなかった。 【解決手段】 映像符号量割当て処理10は、予備的な
符号化において第3の映像単位毎の輝度値と色差値に基
づいて算出された第2の映像単位毎の視覚クラス値を読
込む処理121と、シーケンス全体の目標符号量および
第1の映像単位の符号化情報に基づいてステップ130
にて割当てられた第1の映像単位の目標符号量及び第2
の映像単位の符号化情報と視覚クラス値に基づいて、第
2の映像単位に符号量を割り当てる処理122とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVDオーサリン
グシステムなどに用いられる、オフラインでコンテンツ
を制作するための2パスビデオエンコーダにおいて、視
覚特性を考慮して画質を向上するための映像符号化方法
および符号量割当て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD−Video規格に基づくオーサ
リングシステムでは、デジタル化した映像を情報圧縮
し、シーンに応じた適切なビットレートで記録すること
で、限られたディスク容量を最大限に利用し、高画質な
コンテンツを制作することを可能にしている。これを可
能にした映像圧縮技術は、ビットストリーム及び復号化
装置を規定したMPEG2規格(ISO/IEC138
18−2)である。
【0003】最初に、MPEG2規格に基づく映像符号
化について簡単に説明する。図14にMPEG2に基づ
いたビデオエンコーダのブロック図を示す。まず入力映
像系列210に対して、フレーム並べ替え回路222に
おいて、フレーム(又はピクチャ)の符号化タイプに応
じて、符号化順にフレームの並べ替えが行われる。符号
化タイプには、フレーム内符号化フレーム(以下、Iピ
クチャと称す)、フレーム間符号化フレーム(以下、P
ピクチャと称す)およびフレーム内挿符号化フレーム
(以下、Bピクチャと称す)の3種類がある。Iピクチ
ャは、当該ピクチャのビットストリームのみを用いて復
号が可能なピクチャである。また、Pピクチャは、当該
ピクチャ以前に復号されたIまたはPピクチャのデータ
と当該ピクチャのデータのみを用いて復号が可能なピク
チャであり、Bピクチャは時間的に前後する2枚のIま
たはPピクチャのデータと当該ピクチャのデータを用い
て復号が可能なピクチャである。どのタイプのピクチャ
においても、ピクチャは輝度成分Y、色差成分Cb、C
rの各成分において16×16画素を標準とする固定サ
イズのマクロブロックに分割され、符号化処理が行われ
る。
【0004】動き推定回路231はフレーム並べ替え回
路222より出力されたフレームの動きベクトルを算出
する。なお、動き推定は、フレーム並べ替え回路222
より前で行っても良い。算出された動きベクトルは、後
に動き補償回路232で利用される。動き補償は差分器
282より出力されたデータをDCT回路241でDC
T変換し、量子化回路251で量子化した後、逆量子化
回路252で逆量子化、逆DCT回路242で逆DCT
変換して得られたデータに対して前回の動き補償分を加
算器281で加算した値に対して行う。動き補償回路2
32は加算器281より出力されたデータと動き推定回
路231より出力された動きベクトルより動き補償した
データを生成し、差分器282に出力する。また、動き
補償したデータは、次に符号化するピクチャに対する前
回の動き補償分として加算器281に出力される。
【0005】差分器282は動き推定回路231より出
力されたデータと動き補償回路232より出力されたデ
ータの差分を取る。差分器282より出力された映像信
号は、差分器282に入力された映像信号がIピクチャ
の場合は原画像であり、PまたはBピクチャの場合は動
き補償後の差分画像となる。いずれの場合でも、ピクチ
ャは固定サイズのブロックに分割され、DCT回路24
1により、情報量を削減する重要な処理である離散コサ
イン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)処理が
行われる。量子化回路251はDCT回路241より出
力された変換係数に量子化制御回路263より与えられ
る量子化幅の値による量子化処理を行う。可変長符号化
回路261は量子化回路263より出力された変換係数
を一次元の系列に変換し、変換した系列を可変長符号化
する。可変長符号化後のデータは、符号化ビットレート
の制限により、量子化幅をマクロブロック毎に適応的に
変更する処理である量子化制御により制御されなければ
ならない。量子化制御は、量子化制御回路263で実行
される。以上のようにして出力されたデータは、復号時
のバッファ状態をシミュレートするためのVBV(Vide
o Buffering Verifier)と呼ばれる仮想的なバッファ2
62を通して、ビデオストリーム290として出力され
る。
【0006】次に、ソフトウェアで符号化を行う場合の
処理について簡単に説明する。図16にMPEG2に基
づいた符号化処理のブロック図を示す。まず、フレーム
読込み処理522が行われる。ここではフレームの符号
化順への並べ替えも同時に行われる。次に、Iフレーム
でない場合は、動き推定処理531により動きベクトル
が算出され、フレーム差分処理582により差分画像の
生成が行われる。ブロック分割処理510にて、ピクチ
ャはマクロブロックに分割される。
【0007】分割された各マクロブロックに対して、D
CT処理541、量子化処理551、可変長符号化処理
561が行われる。可変長符号化後のデータは、バッフ
ァリング及び量子化制御処理562にて、VBVバッフ
ァリングおよび量子化制御が行われる。全てのマクロブ
ロックの符号化が終了すると、次のフレームの予測ため
の再構成画像を生成する再構成処理532が行われる。
全てのフレームの符号化が完了すると、符号化を終了5
90する。
【0008】一般的に、出力ビデオストリームの平均ビ
ットレートを高くする程、画質を良くすることができ
る。しかしDVDのような蓄積媒体の応用では、ストリ
ームを記録する容量が限られているため、平均ビットレ
ートが制限される。そのため、圧縮の容易なシーンには
少ないビットレートを割り当てて不要なビット量を削減
し、圧縮の難しいシーンには多くのビットレートを割り
当てる手法である、VBR(Variable Bit Rate)の符
号化が有効である。VBR符号化を用いることで、許容
される平均ビットレートの範囲内で、全体として画質を
改善することが可能となる。しかしVBR符号化を有効
に行うためには、符号化するシーンの難易度などの情報
を予め収集して利用することが必須となる。そのため、
リアルタイム性が要求される応用では、許容される遅延
時間を利用して映像の情報を収集し、符号化に利用する
手法が用いられる。また、コンテンツ制作のように、映
像の品質が重視されオフラインの符号化の方が望ましい
とされる分野では、2パスエンコードが用いられる。2
パスエンコードは、最初に予備的な符号化を行って画像
の複雑さなどの特徴量を収集しておき、2回目の本符号
化では、収集した特徴量に基づいて符号化を行う手法で
ある。
【0009】2パスビデオエンコーダの一例を、図16
に示す。入力映像信号210は、選択器113に入力さ
れる。第1回目の符号化では選択器213は端子211
が接続されており、映像信号は予備符号化用ビデオエン
コーダ201に入力される。予備符号化用ビデオエンコ
ーダ201では、図14で説明したMPEG2のビデオ
エンコーダ201と同様の符号化が行われる。但し、第
1回目の符号化は、画像の複雑さなどを示す符号化情報
291を取得する目的で行われるため、図14のバッフ
ァ262の制限を考慮しない場合が多い。予備符号化用
ビデオエンコーダ201から出力された符号データもし
くは発生符号量などの符号化情報291は、本符号化に
おける目標符号量を割り当てるための映像符号量割当て
器300に入力される。映像符号量割当て器300は得
られた符号化情報と目標ビットレートなどの符号化条件
から、フレーム、スライス等の単位毎に目標符号量を算
出する。また、目標符号量に加えて量子化幅を計算して
おくことも可能である。以上のようにして計算した結果
を保存するためのディスク350を備えることもある。
【0010】上記の目標符号量に基づいて、本符号化用
ビデオエンコーダ202にて正式な符号化が実行され
る。この場合、選択器213は端子212に接続されて
おり、予備符号化時と全く同じ映像信号が、本符号化用
ビデオエンコーダ202に入力される。本符号化用ビデ
オエンコーダ202は、予備符号化用ビデオエンコーダ
201と同様の構成を取るが、図14のバッファ262
の容量は有効にする必要がある。本符号化用ビデオエン
コーダ202は、映像符号量割当て器30において計算
された目標符号量に基づいて、正式な符号化を行い、ビ
デオストリーム290を出力する。
【0011】また、ソフトウェアで実現する際の2パス
映像符号化処理を図18に示す。2パス映像符号化処理
400は、まず予備的な符号化処理401を行う。次
に、予備的な符号化処理401により得られる符号化情
報に基づいて、映像符号量割当て処理100を行う。最
後に、映像符号量割当て処理43により得られる符号量
割当て情報に基づいて、正式な符号化処理402が行わ
れ、出力映像ストリームを得て終了490する。
【0012】以上のように2パス映像符号化は、予備的
な符号化処理で映像シーケンス全体に対して発生符号量
などの符号化情報を取得し、符号量割当て処理でシーケ
ンス全体の符号量割当てを行い、正式な符号化ではシー
ケンス全体に対して最適化された符号量割当てに基づい
て符号化を行うため、通常のCBR符号化を行う場合や
一定の遅延を許してVBR符号化を行う場合に比べ、高
い画質を得ることが得ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のような2パス映
像符号化を行うものとしては、例えば、特開平11−1
36673号公報や特開平11−262003号公報な
どに記載のものがある。これらに記載の手法では、シー
ンチェンジやフェードといった現象を検出することで画
質改善を試みている。しかし実際の符号化では、以上の
ような現象だけでなく、輝度値及び色差値を単に数値計
算していることに起因して、輝度や色の違いにより画質
の劣化が目立ち易い部分が生じる。2パス映像符号化の
最大のメリットである高い画質を得るという目的に対
し、このような映像の視覚的感度に基づいて符号量割当
てを行う方式はなかった。
【0014】また、視覚的感度に基づいて符号化を行う
ものとしては、特開平9−200760号公報に記載の
ものがあるが、1パス符号化であり、現在のフレームの
目標符号量を一つ前のフレームから予測するため、符号
量割当ての精度が十分でなかった。
【0015】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、映像の符号化情報を取得するための予備的な符号化
を行う機能を有する映像符号化方法において、予備的な
符号化により得られた発生符号量などの符号化情報に加
えて画素の輝度値及び色差値から得られる視覚的な感度
に基づいて符号量割当てを行うことにより、正式な符号
化時に視覚的感度に基づいた高い画質を得ることを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の映像符号化方法は、映像の符号化情報を取
得するための予備的な符号化において、画素の輝度値及
び色差値に基づいて第2の映像単位毎に視覚クラス値を
割り当てて、符号量割当て時には予備的な符号化により
得られた発生符号量などの符号化情報および視覚クラス
値に基づいて符号量割当てを行う。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、映像の符
号化情報を取得するための予備的な符号化ステップと、
前記符号化情報に基づいて正式な符号化のための符号量
割当てを行うための映像符号量割当てステップと、前記
符号量割当てステップにて割当てられた目標符号量に基
づいて正式な符号化を行う正式な符号化ステップを有す
る映像符号化方法であって、前記予備的な符号化ステッ
プは、第3の映像単位毎の輝度値と色差値に基づいて第
2の映像単位毎の視覚クラス値を算出する視覚クラス値
算出ステップを有し、前記符号量割当てステップは、前
記予備的な符号化ステップにて得られた第2の映像単位
の符号化情報と前記第2の映像単位毎の視覚クラス値に
基づいて、第2の映像単位に目標符号量を割り当てる第
2の目標符号量割当てステップを有することを特徴とす
る、映像符号化方法であり、予備的な符号化時に、第3
の映像単位(例えば画素など)毎の輝度値と色差値を用
いて第2の映像単位(例えばマクロブロックなど)毎に
視覚クラス値を算出しておき、符号量割当て時に、算出
した第1の映像単位(例えばフレームなど)の目標符号
量から第2の映像単位の目標符号量を割り当てる際、視
覚クラス値に基づく重み付けを行うことで、第1の映像
単位の内部(フレーム内)における色差値と輝度値の違
いによる視覚的感度の違いを吸収し、正式な符号化時に
より良好な符号化画質を与えることができる。
【0018】本発明の第2の発明は、第1の発明におい
て、前記符号量割当てステップは、前記算出された第2
の映像単位毎の視覚クラス値を集計し第1の映像単位に
視覚クラス代表値を割り当てる視覚クラス代表値算出ス
テップと、前記予備的な符号化ステップにて得られた第
1の映像単位の符号化情報と前記第1の映像単位毎の視
覚クラス値に基づいて、第1の映像単位に目標符号量を
割り当てる第1の目標符号量割当てステップを有するこ
とを特徴とする、映像符号化方法であり、総符号量から
第1の映像単位に目標符号量を割り当てる際、視覚クラ
ス値に基づく重み付けを行うことで、第1の映像単位間
(フレーム間)における色差値と輝度値の違いによる視
覚的感度の違いを目標符号量に反映し、正式な符号化時
により良好な符号化画質を与えることができる。
【0019】本発明の第3の発明は、1回のみ符号化を
行う映像符号化方法において、ある有限長N(N>1)
個の第1の映像単位のデータを先読みして蓄積する先読
み処理ステップと、前記N個の第1の映像単位群に対し
て、第3の映像単位毎の輝度値と色差値に基づいて第2
の映像単位毎の視覚クラス値を算出する視覚クラス値割
当てステップと、前記算出された視覚クラス値を集計し
N個の第1の映像単位に視覚クラス代表値を割り当てる
視覚クラス代表値算出処理ステップと、N個の第1の映
像単位に対して符号化の複雑度を推定する複雑度推定処
理ステップと、少なくとも前記複雑度と前記視覚クラス
代表値とに基づいて、第1の映像単位に目標符号量を割
り当てる第1の目標符号量割当て処理ステップと、少な
くとも前記第1の映像単位の目標符号量と前記第2の映
像単位毎の視覚クラス値に基づいて、第2の映像単位に
目標符号量を割り当てて量子化制御を行う量子化制御処
理ステップを有することを特徴とする、映像符号化方法
であり、第1の映像単位(例えばフレーム)に対して有
限長N個の遅延を許して先読みを行うことで、第3の映
像単位毎の輝度値と色差値を用いて第2の映像単位毎に
視覚クラス値を算出しておき、N個の第1の映像単位に
ついて視覚クラス代表値を割り当てて、第1の映像単位
の目標符号量および第2の映像単位の目標符号量を割り
当てる際、視覚クラス値に基づく重み付けを行うこと
で、第1の映像単位間(フレーム間)及び第1の映像単
位の内部(フレーム内)における色差値と輝度値の違い
による視覚的感度の違いを吸収し、より良好な符号化画
質を与えることができる。
【0020】本発明の第4の発明は、映像の符号化情報
を取得するための予備符号化用ビデオエンコーダと、前
記符号化情報に基づいて正式な符号化のための符号量割
当てを行うための映像符号量割当て器と、前記符号量割
当て器にて割当てられた目標符号量に基づいて正式な符
号化を行う本符号化用エンコーダを有する映像符号化方
法であって、前記予備符号化用エンコーダは、第3の映
像単位毎の輝度値と色差値に基づいて第2の映像単位毎
の視覚クラス値を算出する視覚クラス値割当て回路を有
し、前記符号量割当て器は、前記算出された第2の映像
単位毎の視覚クラス値を集計し第1の映像単位に視覚ク
ラス代表値を割り当てる視覚クラス値集計器と、前記予
備符号化用エンコーダにて得られた第1の映像単位の符
号化情報と前記視覚クラス代表値に基づいて、第1の映
像単位に目標符号量を割り当てる第1の目標符号量割当
て器と、前記予備符号化用エンコーダから出力された第
2の映像単位の符号化情報と前記第2の映像単位毎の視
覚クラス値に基づいて、第2の映像単位に目標符号量を
割り当てる第2の目標符号量割当て器とを有することを
特徴とする、映像符号化方法であり、総符号量から第1
の映像単位に目標符号量を割り当てる際、視覚クラス値
に基づく重み付けを行うことで、第1の映像単位間(フ
レーム間)における色差値と輝度値の違いによる視覚的
感度の違いを目標符号量に反映し、正式な符号化時によ
り良好な符号化画質を与える映像符号化装置を提供でき
る。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。
【0022】(実施の形態1)本実施の形態では、予備
的な符号化処理において、第3の映像単位(例えば画素
など)毎の輝度値と色差値に基づいて第2の映像単位
(例えばマクロブロックなど)毎の視覚クラス値を算出
し、符号量割当て処理において、第2の映像単位の符号
化情報と前記第2の映像単位毎の視覚クラス値に基づい
て、第2の映像単位に目標符号量を割り当てることを特
徴とする、映像符号化方法について説明する。
【0023】実施の形態1における映像符号化方法は、
図18に示した2パス映像符号化処理において、予備的
な符号化処理401として図2に示すフローチャート
を、映像符号量割当て処理100として図1に示すフロ
ーチャートを用いるものである。
【0024】図2において、522はフレーム読込み処
理ステップ、110は視覚クラス値割当て処理ステッ
プ、583は当該フレームがIフレームか否か判断する
ための選択ステップ、531はIフレームでない場合に
実行される動き推定処理ステップ、582は再構成画像
との差分を求めるフレーム差分処理ステップ、510は
ブロック分割処理ステップ、541はDCT処理ステッ
プ、551は量子化処理ステップ、561は可変長符号
化処理ステップ、571はマクロブロックの発生符号量
を測定するための符号量測定処理ステップ、584はフ
レームの符号化の終了を判定する選択ステップ、532
は次の予測フレームのための再構成画像を構成する再構
成処理ステップ、585は全てのフレームの符号化の終
了を判定する選択ステップ、590は終了である。
【0025】以上のように構成された予備的符号化処理
について、以下その動作について説明する。
【0026】まずフレーム読込み処理522にて読込ま
れた入力フレームに対して、視覚クラス値割当て処理1
10が実行される。視覚クラス値割当て処理は、視覚的
に感度の高いマクロブロックには高いクラス値を、逆に
感度の低いマクロブロックには低いクラス値を割り当て
る処理である。
【0027】視覚クラス割当て処理110の動作を図3
を用いて説明する。図3は視覚クラス割当て処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0028】図3において、1110はマクロブロック
番号B(Bは0以上の整数)の初期化ステップ、112
0は画素番号P(Pは0以上の整数)および合計値S
(Sは0以上の整数)の初期化ステップである。113
1は画素の色差値および輝度値を色空間上に変換する処
理ステップ、1132は色空間上の色の感度を算出する
処理ステップ、114は画素の輝度値から輝度の感度を
算出する処理ステップ、115は色の感度と輝度の感度
を合計値Sに加える処理ステップ、1121は画素番号
Pの加算ステップ、1111はマクロブロック番号Bの
加算ステップ、1122はマクロブロック内の全ての画
素について処理が終了したかどうか判断する処理ステッ
プ、116は現在のマクロブロックの視覚クラス値を算
出する処理ステップ、1112はフレーム内の全てのマ
クロブロックについて処理が終了したかどうか判断する
処理ステップ、117はフレーム内の視覚クラス値を出
力する処理である。
【0029】まず、マクロブロック番号Bの初期化ステ
ップ1110および画素番号Pおよび合計値Sの初期化
ステップ1120が実行され、マクロブロックB=0お
よび画素P=0に対して処理が行われる。最初に、画素
の色差値および輝度値を色空間上に変換する処理ステッ
プ1131において、画素の色差値Cb(B,P)とC
r(B,P)と輝度値Y(B,P)を色空間にマッピン
グする。
【0030】ここで色空間としては、色空間上での距離
が視覚的な色の差を表わすことを目標として作成され
る、均等色空間(Uniform Color Space)を用いる。均
等色空間としては、CIEの勧告したCIE1976L
*u*vおよびCIE1976L*a*b*の2つがあ
り、その他にマンセル表色系などが考えられる。ここで
は、代表例として、CIE1976L*u*vへの変換
について簡単に説明しておく。
【0031】まず、最初にY,Cb,Crを基本的な色
空間であるRGB空間の点へと変換する。次にRGB空
間をCIE1931XYZ空間へと変換する。ここで、
u’およびv’を、(数1)で定義する。
【0032】
【数1】
【0033】ここで、基準白色面の輝度値YをY↓0、
u’をu↓0、v’をv↓0とすると、L*、u*、v
*は(数2)にて定まる。
【0034】
【数2】
【0035】L*u*v*空間は均等色空間であるか
ら、視覚的な色の差は(数3)の距離の式で与えられ
る。
【0036】
【数3】
【0037】以上のようにして、画素の色差値と輝度値
をL*u*v*空間にマッピングできる。
【0038】次に、色空間上の色の感度を算出する処理
ステップ1132を行う。本実施の形態では、先に説明
したL*u*v*空間に対して、色の感度(chrominous
efficiency )を定義する。微小変化dY、dCr、d
Cbに対してL*、u*、v*に生じる変分をそれぞれ
dL*、du*、dv*と定義すれば、色の感度E↓C
は(数4)で定義できる。
【0039】
【数4】
【0040】以上では、色空間上に変換する処理ステッ
プ1131および色の感度を算出する処理ステップ11
32は一回ずつ順に行うことにしているが、いくつかの
微少変化dY、dCr、dCbに対して繰り返し感度E
↓Cを算出してそれらの平均値や代表値を用いることが
可能なことは言うまでもない。また、色空間としてCI
E1976L*u*v*空間を例に取り説明したが、色
空間はこの空間や先に述べた空間に限定されるものでは
なく、例えば画像の動きや注目点に基づく空間を定義し
たり、マクロブロック内のアクティビティの大きさに基
づいて色空間を選択したりするといった、視覚的な感度
を定義するものであれば様々な方式が適用可能である。
【0041】輝度値から輝度の感度を算出する処理ステ
ップ114では、画素の輝度値Y(B,P)から輝度の
感度(luminous efficiency )を算出する。輝度の感度
を表わすモデルとしては、1963年にBlackwell より
発表された増分閾曲線がある。この曲線において、画像
で用いられる物体色の輝度の範囲を考慮すると、(数
5)のウェーバー比で表わされる領域が輝度の感度のモ
デルとして定義できる。
【0042】
【数5】
【0043】ここでLは輝度値、ΔLは輝度弁別の閾値
である。ωは実験的な値であり、通常0.01〜0.0
2程度である。このモデルを用いて、輝度の感度E↓L
は、輝度の微小変化をdLとすると、(数6)で定義で
きる。
【0044】
【数6】
【0045】以上のようにして画素に対する視感度を算
出した後、色の感度と輝度の感度を合計値Sに加える処
理ステップ115を行う。このステップでは、色の感度
E↓Cと輝度の感度E↓Lを感度の合計値Sに反映す
る。この処理は様々な方法が考えられるが、最も簡明な
方法は、E↓CおよびE↓Lを上限値と下限値により閾
値処理Th↓C(X)またはTh↓L(X)した後、正
規化処理Nrm(X)した値をそれぞれSに加算するこ
とである。一般化すると色差の重みw(0<w<1)お
よび輝度の重み1−wを用いて、Sの増分ΔSは(数
7)にて定義できる。
【0046】
【数7】
【0047】輝度と色差は直交しているので、色差の重
みp(0<p<∞)及び輝度の重み1/pを用いて、
(数8)のように積として与えることも可能である。
【0048】
【数8】
【0049】以上のステップをマクロブロックB内の全
ての画素に対して繰り返し、マクロブロックの感度Sが
計算できる。また、この感度を計算する処理を、画像の
特徴に応じて行うことも可能である。その例として、マ
クロブロック内の輝度値や色差値の平均値を求め、その
平均値から離れた値を持つ画素に対しては感度計算を行
わないという手法や、マクロブロックの特徴を表わして
いる代表画素をいくつか算出して、その代表画素に対し
てのみ感度計算を行う手法などが考えられる。
【0050】計算された感度Sを、視覚クラス値を算出
する処理ステップ116において視覚クラス値Cv
(B)にマッピングする。マッピングする関数は様々な
ものが考えられるが、単純には感度Sを量子化Qc
(X)して(数9)のように与えることができる。
【0051】
【数9】
【0052】量子化の代表レベル数は、マクロブロック
単位に情報を取得することも考慮すると8または16程
度が適当である。
【0053】以上の処理を繰り返してフレーム内の全て
のマクロブロックに対して視覚クラス値を算出すると、
フレーム内の視覚クラス値を出力する処理ステップ11
7を実行して終了119する。
【0054】以上のようにして図2の視覚クラス値割当
て処理110が終了すると、予備的な符号化は図16を
用いて説明した通常の符号化と同様に行われる。予備的
な符号化では、通常図16で示したバッファリング及び
量子化制御処理562は行わない。代わりにマクロブロ
ック符号化情報出力処理571が行われる。マクロブロ
ック符号化情報の一例を図10に示す。マクロブロック
符号化情報は、少なくとも発生符号量と量子化幅の組を
含む情報であり、その他にマクロブロックタイプといっ
た付加情報を含んでいても良い。
【0055】フレームの符号化が終了すると、フレーム
符号化情報出力処理572が行われる。フレーム符号化
情報の一例を図11に示す。フレーム符号化情報は、少
なくとも発生符号量及びピクチャ符号化タイプを含む。
また、映像の輝度、動き、アクティビティ等の特徴情報
を含んでいても良く、それらを符号量割当てのパラメー
タとすることも可能である。全てのフレームの符号化が
終了すると、予備的な符号化処理401を終了する。
【0056】次に、映像符号量割当て処理100の動作
を図1を用いて説明する。図1は映像符号量割当て処理
の流れを示すフローチャートである。
【0057】図1において、130はフレーム符号化情
報に基づきフレーム単位に目標符号量を割り当てる処理
ステップ、180はフレーム番号K(Kは自然数)の初
期化ステップ、121は予備的な符号化において画素毎
の輝度値と色差値に基づいて算出されたマクロブロック
毎の視覚クラス値を読込む処理ステップ、122はK番
目のフレームにおいて第2の映像単位の符号化情報と視
覚クラス値に基づきマクロブロックに符号量を割り当て
る処理ステップ、181はKの増分ステップ、182は
全てのフレームの割当て処理が終了したかどうかを判定
するステップ、142はフレーム及びマクロブロック単
位の目標符号量情報を出力する処理ステップである。
【0058】以上のように構成された映像符号量割当て
処理について、以下その動作について説明する。
【0059】まずフレーム符号化情報に基づきフレーム
単位に目標符号量を割り当てる処理ステップ130が実
行される。このステップでは、シーケンス全体の目標ビ
ットレートと予備的な符号化により得られた発生符号量
などの情報を含むフレーム符号化情報に基づいて、正式
な符号化時に与えるフレーム単位の目標符号量を計算す
る。
【0060】次に、フレーム単位の目標符号量からマク
ロブロック単位の目標符号量を算出する一連のステップ
を行う。最初に予備的な符号化において画素毎の輝度値
と色差値に基づいて算出されたマクロブロック毎の視覚
クラス値を読込む処理ステップ121を行い、K番目の
フレームに対する視覚クラス値Cv(B)を全て読込
む。次に、K番目のフレームにおいて第2の映像単位の
符号化情報と視覚クラス値に基づきマクロブロックに符
号量を割り当てる処理ステップ122を実行する。この
ステップでは、マクロブロックの発生符号量と量子化幅
の情報とその他の付加情報を基にして算出され複雑度の
値を、視覚クラス値に応じて変調する。変調された複雑
度の値に基づき、フレームの目標符号量を各マクロブロ
ックに配分する。
【0061】このK番目のフレームにおけるマクロブロ
ック目標符号量の割当て処理を図12の例を用いて説明
する。予備的な符号化により得られたB番目のマクロブ
ロックの発生符号量D(B)(正確にはD(K,B)で
あるが以下同様の記述においてKは省略する)と量子化
幅Q(B)から、各マクロブロックの符号化の複雑度X
(B)を求める。例えば、(数10)により定義でき
る。
【0062】
【数10】
【0063】この複雑度X(B)をCv(B)で重み付
けて、視覚的な複雑度Xv(B)を算出する。例えば
a,bを正の定数として、(数11)のような一般式で
定義できる。
【0064】
【数11】
【0065】この複雑度Xv(B)を全てのマクロブロ
ックに対して合計した結果のXv_KとK番目のフレー
ムの目標符号量T(K)を用いて、(数12)により各
マクロブロックに目標符号量T(B)を割り当てる。
【0066】
【数12】
【0067】このようにして図12の割当て結果が得ら
れる。視覚クラス値Cv(B)によりマクロブロック目
標符号量に重み付けされているのが確認できる。以上の
処理では、マクロブロックの複雑度X(B)及び視覚ク
ラス値Cv(B)のみに基づいて目標符号量を求めた
が、マクロブロックにおける固定符号量などの最低保証
ビット数やマクロブロックタイプ、ブロックのアクティ
ビティなどの付加情報を用いることができる。
【0068】全てのフレームに対してマクロブロックへ
の目標符号量を割当てる処理が終了すると、フレーム及
びマクロブロック単位の目標符号量情報を出力する処理
ステップ142を実行して終了190する。
【0069】最後に正式な符号化処理402について図
4を用いて説明する。正式な符号化処理は、先の映像符
号量割当て処理100にて割り当てられた目標符号量に
従って最終的なストリームを生成することを目的とす
る。
【0070】まず、フレーム読込み処理522が行われ
た後、目標符号量読込み処理573が行われる。読込む
目標符号量は、フレーム目標符号量およびマクロブロッ
ク目標符号量である。マクロブロック目標符号量は、バ
ッファリング及び量子化制御処理562にて量子化制御
を行う際、量子化幅を算出するのに用いられる。
【0071】量子化幅の算出方法について説明する。量
子化幅Qとマクロブロックの符号化の複雑度Xの組に対
しマクロブロックの符号量D(Q,X)を関係づけるテ
ーブルを利用するのが一つの方法である。マクロブロッ
クの複雑度Xは、例えば一般的に知られるアクティビテ
ィなどの統計量をいくつかのレベル数に量子化した値な
どで表現できる。テーブルは、量子化幅Qと複雑度Xを
変えてテスト画像を符号化して符号量を測定することな
どにより作成し、予めエンコーダが持っておく。この算
出された量子化幅に対し、バッファ制御による重みが付
加されて、最終的な量子化幅が算出される。
【0072】その他のステップは図16を用いて説明し
た通常の符号化の場合と同じである。
【0073】なお、以上の説明では、映像符号量割当て
処理100においてマクロブロックの目標符号量を算出
したが、正式な符号化処理402においてフレームの目
標符号量および視覚クラス値を読込んでマクロブロック
単位の目標符号量割当てを行うといった役割分担を入れ
替える構成も可能であることは言うまでもない。
【0074】本実施の形態の利点は、画像の情報を取得
するために予備的な符号化を行う映像符号化方法におい
て、フレーム内の視覚的感度に基づいた重み付けを行う
ことであり、そのことにより、より視覚的に良好な符号
化画質を得ることが可能となる。
【0075】(実施の形態2)本実施の形態では、実施
の形態1において、符号量割当てステップは、前記算出
された第2の映像単位毎のクラス値を集計し第1の映像
単位に視覚クラス値を割り当てて、前記予備的な符号化
ステップにて得られた第1の映像単位の符号化情報と前
記第1の映像単位毎の視覚クラス値に基づいて、第1の
映像単位に目標符号量を割り当てる映像符号化方法につ
いて説明する。
【0076】本実施の形態は、実施の形態1における映
像符号量割当て処理100において、フレーム間でのビ
ット割当てに対しても視覚的感度に基づく重み付けを行
えるようにしたものである。本実施の形態における映像
符号量割当て処理を示すフローチャートを図5に示す。
【0077】図5において、121は予備的な符号化に
おいて画素毎の輝度値と色差値に基づいて算出されたマ
クロブロック毎の視覚クラス値を読込む処理ステップ、
131は視覚クラス値を集計しフレーム単位に視覚クラ
ス代表値を算出する処理ステップ、132はフレーム符
号化情報と視覚クラス代表値に基づきフレームに目標符
号量を割り当てる処理ステップ、180はフレーム番号
Kの初期化ステップ、122はK番目のフレームにおい
てフレーム目標符号量と視覚クラス値に基づきマクロブ
ロックに符号量を割り当てる処理ステップ、181はK
の増分ステップ、182は全てのフレームの割当て処理
が終了したかどうかを判定するステップ、140はフレ
ーム及びマクロブロック単位の目標符号量情報を出力す
る処理ステップである。
【0078】まず、予備的な符号化において画素毎の輝
度値と色差値に基づいて算出された、マクロブロック毎
の視覚クラス値を読込む処理ステップ121が実行され
る。次に、視覚クラス値を集計しフレーム単位に視覚ク
ラス代表値を算出する処理ステップ131が実行され
る。ここで、視覚クラス代表値Cvr(K)は、例えば
視覚クラスCv(K,B)の平均値として(数13)に
より求めることができる。
【0079】
【数13】
【0080】ここでMB_numはフレーム内のマクロ
ブロックの数である。Cvr(K)は、Cv(K,B)
と異なり特に量子化せずとも良い。その理由は、情報量
が多くなることで処理に制約が出ることは殆どないため
である。
【0081】求められた視覚クラス代表値Cvr(K)
を利用して、フレーム符号化情報と視覚クラス代表値に
基づきフレームに目標符号量を割り当てる処理ステップ
132が行われる。この処理により、フレーム間の符号
量割当てにおいて視覚的な感度に基づく配分を行うこと
が可能となる。
【0082】このフレーム目標符号量の割当て処理を図
13の例を用いて説明する。予備的な符号化により得ら
れたK番目のフレームの発生符号量D(K)と平均量子
化幅Qavg(K)から、各フレームの符号化の複雑度
X(K)を求める。例えば、(数14)により定義でき
る。
【0083】
【数14】
【0084】この複雑度X(K)をCvr(K)で重み
付けて、視覚的な複雑度Xv(K)を算出する。例えば
a,bを正の定数として、(数15)のような一般式で
定義できる。
【0085】
【数15】
【0086】この複雑度Xv(K)を全てのフレームに
対して合計した結果のXv_allとシーケンスの目標
符号量Tallを用いて、(数16)により各フレーム
に目標符号量T(K)を割り当てる。
【0087】
【数16】
【0088】以上のようにして図13の割当て結果が得
られる。視覚クラス代表値Cvr(K)によりフレーム
目標符号量に重み付けされているのが確認できる。
【0089】フレームの目標符号量が求まると、以降の
処理は図1を用いて説明したのと同様である。
【0090】本実施の形態の利点は、画像の情報を取得
するために予備的な符号化を行う映像符号化方法におい
て、フレーム内に加えてフレーム間の視覚的感度に基づ
いた重み付けを行うことであり、そのことにより、視覚
的に良好な符号化画質を得ることが可能となる。
【0091】(実施の形態3)本実施の形態では、映像
を1回のみ符号化する場合に、第1の映像単位(例えば
フレーム)に対して有限長N個の遅延を許して先読みを
行うことで、第3の映像単位毎の輝度値と色差値を用い
て第2の映像単位毎に視覚クラス値を算出しておき、N
個の第1の映像単位について視覚クラス代表値を割り当
てて、第1の映像単位の目標符号量および第2の映像単
位の目標符号量を割り当てる際、視覚クラス値に基づく
重み付けを行う映像符号化方法について説明する。
【0092】本実施の形態は、実施の形態2の映像符号
化方法を、一定の遅延量Nが許される場合に1回の符号
化で実現するための方法を実現したものである。本実施
の形態における映像符号化処理を示すフローチャートを
図6に示す。
【0093】まず、N(N>1)枚分のフレーム先読み
処理523が行われ、蓄積される。ここではフレームの
符号化順への並べ替えも同時に行われる。次に、N枚の
フレームに対して、視覚クラス値割当て処理110が行
われる。視覚クラス値割当て処理110は、実施の形態
1において図3を用いて説明した通りである。次に、N
枚のフレームに対して、視覚クラス代表値算出処理13
1が行われる。視覚クラス代表値算出処理131は、実
施の形態2において図5を用いて説明した通りである。
【0094】蓄積したN枚のフレームに対して複雑度推
定処理403が行われる。複雑度推定処理403は、以
降のN枚のフレームに対して、映像の符号化の複雑度を
推定する。推定の方法は様々なものが考えられるが、例
えば2パス映像符号化処理のように予備的な符号化をN
枚のフレームに対して行い、量子化幅や発生符号量など
の符号化情報を取得することが挙げられる。
【0095】求められたフレームの複雑度とフレームの
視覚クラス代表値に基づいて、N枚の目標符号量から現
在のフレームへと目標符号量を割り当てる処理132が
行われる。N枚のフレームに対する目標符号量はビット
レートやピクチャ符号化タイプ、さらにビットの蓄積余
り量などを利用して算出することができる。また、現在
のVBVバッファの状態から先のN枚のフレームに対し
てバッファ状態を予測し、現在のフレームの目標符号量
を算出するのに利用することも可能である。
【0096】フレーム目標符号量が算出されると、以降
の処理は図16を用いて説明した通常の映像符号化処理
と殆ど同じである。本実施の形態の特徴は、可変長符号
化処理561の後、バッファリング及び視覚クラス値に
基づく量子化制御処理123が行われる。この量子化制
御処理123では、フレームの目標符号量と複雑度推定
処理403にて算出されたマクロブロックの複雑度およ
び視覚クラス値から、次のマクロブロックのための量子
化幅を算出する処理を行う。
【0097】本実施の形態ではフレーム数をN(N>
1)としたが、一般的な応用ではGOP(Group Of Pic
tures )数の整数倍とするのが実用的である。その理由
は、現在のフレームがどのフレームであろうと、それ以
降のGOP数の整数倍のフレームを集めると、含まれる
ピクチャタイプの構成比が一定となり、符号量割当てが
行い易いという利点があるからである。
【0098】本実施の形態の利点は、N枚のフレームの
遅延が許容される場合には、1回の映像符号化のパスを
実行するだけで、フレーム内に加えてフレーム間の視覚
的感度に基づいた重み付けを行うことができることであ
り、そのことにより、より視覚的に良好な符号化画質を
得ることが可能となる。
【0099】(実施の形態4)本実施の形態では、実施
の形態2の符号化を実現した映像符号化装置について説
明する。
【0100】本実施の形態の2パスビデオエンコーダは
既に図16を用いて説明した通りである。予備符号化用
エンコーダ201の構成を図7に示す。
【0101】図7の予備符号化エンコーダは、図14で
説明したビデオエンコーダと同様の構成の部分について
は、同一の符号を振って説明を省略する。1101は視
覚クラス値割当て回路、270は符号化情報出力器、2
91は出力符号化情報、292は出力視覚クラス値であ
る。
【0102】まず入力映像210は、フレーム並べ替え
回路222に入力される。次に、視覚クラス値割当て回
路1101にて、入力フレームに対するマクロブロック
単位の視覚クラス値割当て処理が行われる。この処理
は、図3を用いて説明したのと同様である。得られた視
覚クラス値は、出力292される。以降の処理は、基本
的には図14で説明したビデオエンコーダと同様であ
る。可変長符号化回路261の出力から符号化情報出力
器270が発生符号量を測定して符号化情報291とし
て出力する。
【0103】図16における映像符号量割当て器300
の構成を、図8に示す。図8において、310はフレー
ム符号化情報、311はマクロブロック符号化情報、3
12は視覚クラス値情報、381はフレーム目標符号
量、382はマクロブロック目標符号量、383は視覚
クラス代表値、321はフレーム符号量381を割当て
るフレーム符号量割当て器、322はフレーム目標符号
量381に基づいてマクロブロック符号量382を割当
てるマクロブロック符号量割当て器、323は視覚クラ
ス値312をフレーム単位で集計して視覚クラス代表値
383を算出する視覚クラス集計器、340は目標符号
量などの情報を記憶するためのメモリ、330は割当て
た目標符号量をメモリ340から読込んで出力する割当
て情報出力器、350はディスク、390は出力される
目標符号量情報である。
【0104】以下図8の映像符号量割当て器の動作につ
いて説明する。
【0105】視覚クラス値情報312は、視覚クラス値
集計器323にてフレーム単位で視覚クラス代表値38
3の算出処理が行われる。この処理は実施の形態2で図
5のステップ131で説明したのと同様である。フレー
ム符号化情報310はフレーム符号量割当て器321に
入力される。フレーム符号量割当て器321は、シーケ
ンス全体の目標ビットレート及びフレーム符号化情報3
10及び視覚クラス代表値383に基づいて、フレーム
目標符号量381を割り当てる。この処理は、実施の形
態2で図5のステップ132で説明したのと同様であ
る。計算されたフレーム目標符号量381はメモリ34
0に記憶され、必要に応じてディスク350に記録され
る。
【0106】マクロブロック符号量割当て器322は、
マクロブロック符号化情報311および視覚クラス値情
報312とフレーム目標符号量381に基づいて、マク
ロブロック目標符号量382を割り当てる処理を行う。
この処理は、実施の形態1で図1のステップ122で説
明したのと同様である。割り当てられたマクロブロック
目標符号量382はメモリ340に記憶される。全ての
処理が終了すると、割当て情報出力器330がメモリ3
40からフレーム目標符号量381及びマクロブロック
目標符号量382を読込んで目標符号量情報390とし
て出力する。
【0107】図16における本符号化用ビデオエンコー
ダ202の構成を図9に示す。図9の本符号化用ビデオ
エンコーダは、基本的には図14で説明したビデオエン
コーダと同様の構成を取る。273は目標符号量設定回
路、274はメモリである。
【0108】まず入力映像210は、フレーム並べ替え
回路222に入力される。次に、目標符号量設定回路2
73にて、入力フレームに対するフレーム目標符号量及
びマクロブロック目標符号量が設定され、メモリ274
に記憶される。この処理は、実施の形態1で図4のステ
ップ573で説明したのと同様である。以降の処理は、
基本的には図14で説明したビデオエンコーダと同様で
ある。量子化制御回路263は、バッファ262の出力
とメモリ274にある目標符号量を用いて量子化制御を
行う。この処理は、実施の形態1において図4のステッ
プ562で説明したのと同様である。以上のようにして
最終的なビデオストリーム290を得る。
【0109】以上のように、本実施の形態により、実施
の形態2で説明した符号化処理を具体的なハードウェア
構成で実現することが可能となる。
【0110】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、DVDオーサリングシステムなどに用いられ
る、オフラインでコンテンツを制作するための映像符号
化方法における、映像の符号化情報を取得するための予
備的な符号化において、画素の輝度値及び色差値に基づ
いて第2の映像単位毎に視覚クラス値を割り当てて、符
号量割当て時には予備的な符号化により得られた発生符
号量などの符号化情報および視覚クラス値に基づいて符
号量割当てを行うことにより、正式な符号化時に視覚的
感度に基づいた高い画質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における映像符号量割当
て処理を示すフローチャート
【図2】同予備的な符号化処理を示すフローチャート
【図3】同視覚クラス値割当て処理を示すフローチャー
【図4】同正式な符号化処理を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態2における映像符号量割当
て処理を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態3における映像符号化処理
を示すフローチャート
【図7】本発明の実施の形態4における予備符号化用ビ
デオエンコーダの構成を示すブロック図
【図8】同映像符号量割当て器の構成を示すブロック図
【図9】同本符号化用ビデオエンコーダの構成を示すブ
ロック図
【図10】本発明の実施の形態1におけるマクロブロッ
ク符号化情報の一例を示す図
【図11】同フレーム符号化情報の一例を示す図
【図12】同フレーム目標符号量算出の一例を示す図
【図13】同マクロブロック目標符号量算出の一例を示
す図
【図14】MPEG2に基づくビデオエンコーダの構成
を示すブロック図
【図15】2パスビデオエンコーダの構成を示すブロッ
ク図
【図16】MPEG2に基づく映像符号化処理を示すフ
ローチャート
【図17】2パス映像符号化処理を示すフローチャート
【符号の説明】
100 映像符号量割当て処理 110 視覚クラス値割当て処理 1101 視覚クラス値割当て回路 1131 色空間上への変換処理 1132 色の感度の算出処理 114 輝度の感度の算出処理 115 色及び輝度の感度の加算処理 116 視覚クラス値算出処理 117 視覚クラス値出力処理 121 視覚クラス値読込み処理 122 マクロブロック目標符号量割当て処理 123 バッファリング及び視覚クラス値に基づく量子
化制御処理 130 フレーム目標符号量の割当て処理 131 視覚クラス代表値算出処理 132 フレーム目標符号量の割当て処理 140 目標符号量情報の出力処理 201 予備符号化用ビデオエンコーダ 202 本符号化用ビデオエンコーダ 210 入力映像 222 フレーム並べ替え回路 231 動き推定回路 232 動き補償回路 241 DCT回路 242 逆DCT回路 251 量子化回路 252 逆量子化回路 261 可変長符号化回路 262 バッファ 263 量子化制御回路 270 符号化情報出力器 273 目標符号量設定回路 274 メモリ 290 ビデオストリーム 291 符号化情報 292 視覚クラス値 300 映像符号量割当て器 310 フレーム符号化情報 311 マクロブロック符号化情報 312 視覚クラス値情報 321 フレーム符号量割当て器 322 マクロブロック符号量割当て器 323 視覚クラス値集計器 340 メモリ 350 ディスク 381 フレーム目標符号量 382 マクロブロック目標符号量 383 視覚クラス代表値 390 目標符号量情報 400 映像符号化処理 401 予備的な符号化処理 402 正式な符号化処理 403 複雑度推定処理 510 ブロック分割処理 523 フレーム先読み処理 531 動き推定処理 532 再構成処理 541 DCT処理 551 量子化処理 561 可変長符号化処理 562 バッファリング及び量子化制御処理 571 マクロブロック符号化情報出力処理 572 フレーム符号化情報出力処理 573 目標符号量読込み処理 582 フレーム差分処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA24 GB28 GB38 KA04 KA30 5C057 AA10 EM04 EM09 EM13 EM16 GG01 5C059 KK02 MA05 MA23 MC01 MC30 ME01 SS13 SS20 TA60 TB04 TB08 TC00 TC19 TD00 UA00 UA02 UA38 5J064 AA01 BA09 BA16 BB01 BB03 BC01 BC08 BC16 BC21 BD03

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともフレーム以上の単位である第
    1の映像単位と、少なくともブロック以上の単位である
    第2の映像単位と、少なくとも画素以上の単位である第
    3の映像単位で構成される映像信号を符号化する映像符
    号化方法であって、第3の映像単位毎の色差値と輝度値
    に基づいて、第2の映像単位毎に視覚的な感度を表わす
    視覚クラス値を割り当て、前記視覚クラス値および第1
    の映像単位の目標符号量に基づいて、第2の映像単位の
    目標符号量割当てを行うことを特徴とする映像符号化方
    法。
  2. 【請求項2】 N個(Nは1以上の整数)の第1の映像
    単位群に対して、前記視覚クラス値に基づいて、第1の
    映像単位毎の視覚クラス代表値を算出し、前記視覚クラ
    ス代表値および前記第1の映像単位群の目標符号量に基
    づいて、第1の映像単位の目標符号量割当てを行うこと
    を特徴とする請求項1記載の映像符号化方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の映像単位はフレームであり、
    前記NはGOP長のM倍(Mは自然数)であることを特
    徴とする請求項2記載の映像符号化方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の映像単位群で構成される映像
    シーケンスに対して、映像シーケンスの情報を取得する
    ための予備的な符号化を行い、前記予備的な符号化によ
    り得られた符号化情報に基づき映像シーケンス全体の符
    号量割当てを行う機能を有する映像符号化方法であっ
    て、前記予備的な符号化において、第3の映像単位毎の
    色差値と輝度値に基づいて第2の映像単位毎に視覚的な
    感度を表わす視覚クラス値を割り当てて、前記符号量割
    当てにおいて、前記視覚クラス値および第1の映像単位
    の目標符号量に基づいて第2の映像単位の目標符号量割
    当てを行うことを特徴とする請求項1記載の映像符号化
    方法。
  5. 【請求項5】 前記符号量割当ては、前記視覚クラス値
    に基づいて、第1の映像単位毎の視覚クラス代表値を算
    出し、前記視覚クラス代表値および前記映像シーケンス
    の目標符号量に基づいて、第1の映像単位の目標符号量
    割当てを行うことを特徴とする請求項4記載の映像符号
    化方法。
  6. 【請求項6】 前記視覚クラス値の割当ては、少なくと
    も画素の色差値および輝度値を色の感度を表わす色空間
    上に変換し、前記色空間の点の視覚的な感度である色感
    度を算出し、少なくとも前記色感度を第2の映像単位毎
    に集計した値を用いて視覚クラス値を求めることを特徴
    とする請求項1から5のいずれかに記載の映像符号化方
    法。
  7. 【請求項7】 前記色空間は、CIE1976L*a*
    b*空間およびCIE1976L*u*v*空間および
    マンセル表色系を含む均等色空間であり、前記色感度の
    算出は、映像信号の属するYCbCr空間の微小変化量
    に対して生じる前記色空間上の距離に基づくことを特徴
    とする請求項6記載の映像符号化方法。
  8. 【請求項8】 前記視覚クラス値の割当ては、少なくと
    も画素の輝度値から輝度感度モデルを用いた視覚的な感
    度である輝度感度を算出し、少なくとも前記輝度感度を
    第2の映像単位毎に集計した値を用いて視覚クラス値を
    求めることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記
    載の映像符号化方法。
  9. 【請求項9】 前記輝度感度モデルは、ウェーバー比Δ
    L/L(L:輝度値、ΔL:輝度弁別の閾値)に基づく
    ことを特徴とする請求項8記載の映像符号化方法。
  10. 【請求項10】 少なくともフレーム以上の単位である
    第1の映像単位と、少なくともブロック以上の単位であ
    る第2の映像単位と、少なくとも画素以上の単位である
    第3の映像単位で構成される映像信号を符号化する映像
    符号化装置であって、第3の映像単位毎の色差値と輝度
    値に基づいて、第2の映像単位毎に視覚的な感度を表わ
    す視覚クラス値を割り当てる視覚クラス値割当て手段
    と、前記視覚クラス値および第1の映像単位の目標符号
    量に基づいて、第2の映像単位の目標符号量割当てを行
    う第2の目標符号量割当て手段とを有することを特徴と
    する映像符号化装置。
  11. 【請求項11】 N個(Nは1以上の整数)の第1の映
    像単位群に対して、前記視覚クラス値に基づいて、第1
    の映像単位毎の視覚クラス代表値を算出する視覚クラス
    代表値算出手段と、前記視覚クラス代表値および前記第
    1の映像単位群の目標符号量に基づいて、第1の映像単
    位の目標符号量割当てを行う第1の目標符号量割当て手
    段とを有することを特徴とする請求項10記載の映像符
    号化装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の映像単位はフレームであ
    り、前記NはGOP長のM倍(Mは自然数)であること
    を特徴とする請求項11記載の映像符号化装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の映像単位群で構成される映
    像シーケンスに対して、映像シーケンスの情報を取得す
    るための予備的な符号化手段と、前記予備的な符号化手
    段により得られた符号化情報に基づき映像シーケンス全
    体の符号量割当てを行う符号量割当て手段とを有する映
    像符号化装置であって、前記予備的な符号化手段は、第
    3の映像単位毎の色差値と輝度値に基づいて第2の映像
    単位毎に視覚的な感度を表わす視覚クラス値を割り当て
    る視覚クラス値割当て手段を有し、前記符号量割当て手
    段は、前記視覚クラス値および第1の映像単位の目標符
    号量に基づいて第2の映像単位の目標符号量割当てを行
    う第2の目標符号量割当て手段とを有することを特徴と
    する請求項10記載の映像符号化装置。
  14. 【請求項14】 前記符号量割当て手段は、前記視覚ク
    ラス値に基づいて、第1の映像単位毎の視覚クラス代表
    値を算出する視覚クラス代表値算出手段と、前記視覚ク
    ラス代表値および前記映像シーケンスの目標符号量に基
    づいて、第1の映像単位の目標符号量割当てを行う第1
    の目標符号量割当て手段とを有することを特徴とする請
    求項13記載の映像符号化装置。
  15. 【請求項15】 前記視覚クラス値割当て手段は、少な
    くとも画素の色差値および輝度値を色の感度を表わす色
    空間上に変換する色空間変換手段と、前記色空間の点の
    視覚的な感度即ち色感度を算出する色感度算出手段と、
    少なくとも前記色感度を第2の映像単位毎に集計した値
    を用いて視覚クラス値を求める視覚クラス値算出手段こ
    とを特徴とする請求項10から14のいずれかに記載の
    映像符号化装置。
  16. 【請求項16】 前記色空間は、CIE1976L*a
    *b*空間およびCIE1976L*u*v*空間およ
    びマンセル表色系を含む均等色空間であり、前記色感度
    算出手段は、映像信号の属するYCbCr空間の微小変
    化量に対して生じる前記色空間上の距離に基づいて算出
    することを特徴とする請求項15記載の映像符号化装
    置。
  17. 【請求項17】 前記視覚クラス値割当て手段は、少な
    くとも画素の輝度値から輝度感度モデルを用いた視覚的
    な感度即ち輝度感度を算出する輝度感度算出手段と、少
    なくとも前記輝度感度を第2の映像単位毎に集計した値
    を用いて視覚クラス値を求めること視覚クラス値算出手
    段とを有することを特徴とする請求項10から16のい
    ずれかに記載の映像符号化装置。
  18. 【請求項18】 前記輝度感度モデルは、ウェーバー比
    ΔL/L(L:輝度値、ΔL:輝度弁別の閾値)に基づ
    くことを特徴とする請求項17記載の映像符号化装置。
  19. 【請求項19】 請求項1から18に記載の映像符号化
    方法または装置を用いて生成したストリームを記録した
    記録媒体。
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