JP2003166247A - 植生基体および緑化システム - Google Patents
植生基体および緑化システムInfo
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- JP2003166247A JP2003166247A JP2002309010A JP2002309010A JP2003166247A JP 2003166247 A JP2003166247 A JP 2003166247A JP 2002309010 A JP2002309010 A JP 2002309010A JP 2002309010 A JP2002309010 A JP 2002309010A JP 2003166247 A JP2003166247 A JP 2003166247A
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】少量の水と土壌で生育する耐乾性植物を使用し
て、機械による吹き付け施工を実現するための植生基体
と緑化システム、また強酸性土壌等植物生育に不適な場
所の緑化を可能にする緑化システムを提供する。 【解決手段】ネット体に高排水性土壌を入れた土壌収納
袋を所定間隔に取り付けた植生基体と、該植生基体を緑
化対象面に配置し固定した後、繁殖材料を混入した柔ら
かく保水力のある保水性土壌を機械で吹き付けて施工す
る人工構造物等を緑化するための緑化システムを、さら
に植物生育不可能な緑化対象面を遮断する手段を使用し
て可能にする緑化システムを提供する。
て、機械による吹き付け施工を実現するための植生基体
と緑化システム、また強酸性土壌等植物生育に不適な場
所の緑化を可能にする緑化システムを提供する。 【解決手段】ネット体に高排水性土壌を入れた土壌収納
袋を所定間隔に取り付けた植生基体と、該植生基体を緑
化対象面に配置し固定した後、繁殖材料を混入した柔ら
かく保水力のある保水性土壌を機械で吹き付けて施工す
る人工構造物等を緑化するための緑化システムを、さら
に植物生育不可能な緑化対象面を遮断する手段を使用し
て可能にする緑化システムを提供する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コンクリート処理
された法面、人工構造物の屋上および壁面、高速道路の
中央分離帯、また植物生育不可能な土壌や岩盤等これま
で緑化が困難とされた場所を緑化するに用いる植生基体
および緑化システムに関するものである。
された法面、人工構造物の屋上および壁面、高速道路の
中央分離帯、また植物生育不可能な土壌や岩盤等これま
で緑化が困難とされた場所を緑化するに用いる植生基体
および緑化システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年都市化が進む中ヒートアイランド現
象にみられる気温の上昇、それに伴う環境破壊の進行が
深刻な問題になってきている。殺風景な人工構造物の壁
面や屋上に緑を施して景観をよくするのに行われていた
緑化が、環境面でその需要が急増している。例えば東京
都では屋上面に緑化を施すことで気温降下をはかりヒー
トアイランド現象をやわらげようと屋上の緑化を義務づ
けした。また山間部での採石跡地や土地造成で形成され
た法面など、落石防止・土止めのためコンクリート処理
を必要とする法面に対しても景観・環境面から緑化が求
められている。需要が急激に増加する中、よりすぐれた
緑化技術に対する期待は高まる一方である。人工構造物
を緑化する方法として、最近では土壌を機械で吹き付け
る方法と、薄い培土板と耐乾性植物を組みあわせてマッ
ト状にしたものをはり付けていく方法が多く行われてい
るが、植物の活着率、生育率の面で、課題は多い。
象にみられる気温の上昇、それに伴う環境破壊の進行が
深刻な問題になってきている。殺風景な人工構造物の壁
面や屋上に緑を施して景観をよくするのに行われていた
緑化が、環境面でその需要が急増している。例えば東京
都では屋上面に緑化を施すことで気温降下をはかりヒー
トアイランド現象をやわらげようと屋上の緑化を義務づ
けした。また山間部での採石跡地や土地造成で形成され
た法面など、落石防止・土止めのためコンクリート処理
を必要とする法面に対しても景観・環境面から緑化が求
められている。需要が急激に増加する中、よりすぐれた
緑化技術に対する期待は高まる一方である。人工構造物
を緑化する方法として、最近では土壌を機械で吹き付け
る方法と、薄い培土板と耐乾性植物を組みあわせてマッ
ト状にしたものをはり付けていく方法が多く行われてい
るが、植物の活着率、生育率の面で、課題は多い。
【0003】機械を使用しての吹き付け緑化は、施工が
簡易でコストがかからないため、特に大がかりな公共工
事等には効率的に作業が進められ有効であるが、使用可
能な土壌は、繁殖材料が植物体の一部かあるいは全体と
する場合は特に、機械と繁殖材料を傷つけないやわらか
いものと限られるため、使用植物も限られてしまうとこ
ろに問題がある。芝は吹き付けに向き一般的に使用され
ているが、芝は水と肥料の面からある程度の土厚を必要
とし、特に緑化対象地が岩盤等水分をほとんど含まない
場所等では多くの土厚が必要となりコストも使用土壌の
量に比例する。また土厚のあることが雑草等周囲の植物
がはびこりやすい原因をつくる。道路や河川の一部で
は、侵入してくる周囲の植物の中でも松やススキ等の侵
入は防災上放置できず、その撤去、刈り払いの管理が必
要となってくる。水や肥料をそれほど必要としない耐乾
性植物を使用植物にすると、土厚を低くできコスト削
減、雑草対策として有効であるが、耐乾性植物に適する
高排水性の土壌は軽石、パーライト、火山砂利等であ
り、固いため吹き付け機械に馴染まない上に一緒にミキ
サーに混入した場合植物の損傷を招くため問題とされて
いた。また緑化工事全体において現在解決が急がれる大
きな課題として、2つの問題があげられる。一つは、強
酸性土壌等植物の生育が不適な土壌のある場所の緑化方
法、もう一つは、培地資材すなわち植物を植え付けた緑
化工事用のマット類の火災防止である。例えば現在深刻
化している緑化工事済みの道路側面の法面等におけるタ
バコのなげ捨て等による火災がある。広範囲に緑化工事
が為された場所等で発生すれば被害は甚大である。
簡易でコストがかからないため、特に大がかりな公共工
事等には効率的に作業が進められ有効であるが、使用可
能な土壌は、繁殖材料が植物体の一部かあるいは全体と
する場合は特に、機械と繁殖材料を傷つけないやわらか
いものと限られるため、使用植物も限られてしまうとこ
ろに問題がある。芝は吹き付けに向き一般的に使用され
ているが、芝は水と肥料の面からある程度の土厚を必要
とし、特に緑化対象地が岩盤等水分をほとんど含まない
場所等では多くの土厚が必要となりコストも使用土壌の
量に比例する。また土厚のあることが雑草等周囲の植物
がはびこりやすい原因をつくる。道路や河川の一部で
は、侵入してくる周囲の植物の中でも松やススキ等の侵
入は防災上放置できず、その撤去、刈り払いの管理が必
要となってくる。水や肥料をそれほど必要としない耐乾
性植物を使用植物にすると、土厚を低くできコスト削
減、雑草対策として有効であるが、耐乾性植物に適する
高排水性の土壌は軽石、パーライト、火山砂利等であ
り、固いため吹き付け機械に馴染まない上に一緒にミキ
サーに混入した場合植物の損傷を招くため問題とされて
いた。また緑化工事全体において現在解決が急がれる大
きな課題として、2つの問題があげられる。一つは、強
酸性土壌等植物の生育が不適な土壌のある場所の緑化方
法、もう一つは、培地資材すなわち植物を植え付けた緑
化工事用のマット類の火災防止である。例えば現在深刻
化している緑化工事済みの道路側面の法面等におけるタ
バコのなげ捨て等による火災がある。広範囲に緑化工事
が為された場所等で発生すれば被害は甚大である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の難点
を解決するために、使用植物として施工後の侵入植物の
撤去や刈り払い等の管理手間を省く耐乾性植物を使用す
ること、かつそれまで不可能とされていた耐乾性植物と
それに適する高排水性土壌を使用しての機械吹き付け施
工を実現させること、また土壌の流出や植物苗の流亡率
を低くする緑化システムを提供して前記植物の健全な育
成をはかること、さらに植物生育に不適な土壌をもつ場
所の緑化を可能にする緑化システム、火災を未然に防ぐ
緑化システムを提供するものである。
を解決するために、使用植物として施工後の侵入植物の
撤去や刈り払い等の管理手間を省く耐乾性植物を使用す
ること、かつそれまで不可能とされていた耐乾性植物と
それに適する高排水性土壌を使用しての機械吹き付け施
工を実現させること、また土壌の流出や植物苗の流亡率
を低くする緑化システムを提供して前記植物の健全な育
成をはかること、さらに植物生育に不適な土壌をもつ場
所の緑化を可能にする緑化システム、火災を未然に防ぐ
緑化システムを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の植生基
体では、所定間隔にストライプあるいは格子状に土壌収
納袋を取り付けたネット体を使用する。土壌収納袋に
は、固いために吹き付けに不向きな高排水性土壌を収納
する。土壌収納袋は土壌がこぼれず植物根が貫通する目
合いのネットで作成する。請求項2の発明の植生基体で
は、植生基体の各土壌収納袋の間に生じるスペース中間
部に、立体格子ネットをとり付ける。請求項3の発明の
植生基体では、請求項1または請求項2の植生基体の裏
面縦方向に帯状の排水帯を必要数とり付ける。請求項4
の発明の植生基体では、ネット体のネットに編み目が立
体になっているものを使用する。
体では、所定間隔にストライプあるいは格子状に土壌収
納袋を取り付けたネット体を使用する。土壌収納袋に
は、固いために吹き付けに不向きな高排水性土壌を収納
する。土壌収納袋は土壌がこぼれず植物根が貫通する目
合いのネットで作成する。請求項2の発明の植生基体で
は、植生基体の各土壌収納袋の間に生じるスペース中間
部に、立体格子ネットをとり付ける。請求項3の発明の
植生基体では、請求項1または請求項2の植生基体の裏
面縦方向に帯状の排水帯を必要数とり付ける。請求項4
の発明の植生基体では、ネット体のネットに編み目が立
体になっているものを使用する。
【0006】請求項5の発明の緑化システムでは、前記
植生基体を緑化対象面に配置し固定した上から、機械吹
き付けに適する柔らかい保水性土壌に繁殖材料を混入さ
せて吹き付ける。請求項6の発明の緑化システムでは、
植生基体を緑化対象面に配置し固定した上から、不燃性
土壌に繁殖材料を混入させて吹き付ける。請求項7の発
明の緑化システムでは、保水性土壌または不燃性土壌に
混入させる繁殖材料を耐乾性植物の植物体の一部か全
体、または培土付植物苗を使用する。請求項8の発明の
緑化システムでは、固定された植生基体に、保水性土壌
のみを吹き付けて生育基盤を作り、後から繁殖材料とな
る培土付植物苗の培土部分を手で押し込みながら設置す
る。請求項9の発明の緑化システムでは、固定された植
生基体に、不燃性土壌のみを吹き付けて生育基盤を作
り、後から繁殖材料となる培土付植物苗の培土部分を手
で押し込みながら設置する。
植生基体を緑化対象面に配置し固定した上から、機械吹
き付けに適する柔らかい保水性土壌に繁殖材料を混入さ
せて吹き付ける。請求項6の発明の緑化システムでは、
植生基体を緑化対象面に配置し固定した上から、不燃性
土壌に繁殖材料を混入させて吹き付ける。請求項7の発
明の緑化システムでは、保水性土壌または不燃性土壌に
混入させる繁殖材料を耐乾性植物の植物体の一部か全
体、または培土付植物苗を使用する。請求項8の発明の
緑化システムでは、固定された植生基体に、保水性土壌
のみを吹き付けて生育基盤を作り、後から繁殖材料とな
る培土付植物苗の培土部分を手で押し込みながら設置す
る。請求項9の発明の緑化システムでは、固定された植
生基体に、不燃性土壌のみを吹き付けて生育基盤を作
り、後から繁殖材料となる培土付植物苗の培土部分を手
で押し込みながら設置する。
【0007】請求項10の発明の緑化システムでは、植
生基体の下に防根シートを設置する。請求項11の発明
の緑化システムでは、植生基体の下に遮水シートを設置
する。請求項12の発明の緑化システムでは、緑化対象
面上に遮水用とまく層を設ける。
生基体の下に防根シートを設置する。請求項11の発明
の緑化システムでは、植生基体の下に遮水シートを設置
する。請求項12の発明の緑化システムでは、緑化対象
面上に遮水用とまく層を設ける。
【0008】
【発明の作用】請求項1の発明の植生基体では、吹き付
けに不向きな高排水性土壌を、ネット体に所定間隔に取
り付けてある土壌収納袋に収納することにより、耐乾性
植物に適する高排水・高通気性の環境をつくる。ネット
体に定間隔に存在する土壌収納袋は、吹き付けられた土
壌を支えてズリ落ちを防止する。土壌収納袋は目合いが
植物の根の貫通する程度の極小のネット等で形成される
ため、降雨時の水流による土壌収納袋内の高排水性土壌
の浸食を発生させない。また吹き付けられた土壌が流失
するアクシデントが生じても、土壌収納袋内の高排水性
土壌は流失せずに残るので、植物はそこからはびこり広
がっていく。
けに不向きな高排水性土壌を、ネット体に所定間隔に取
り付けてある土壌収納袋に収納することにより、耐乾性
植物に適する高排水・高通気性の環境をつくる。ネット
体に定間隔に存在する土壌収納袋は、吹き付けられた土
壌を支えてズリ落ちを防止する。土壌収納袋は目合いが
植物の根の貫通する程度の極小のネット等で形成される
ため、降雨時の水流による土壌収納袋内の高排水性土壌
の浸食を発生させない。また吹き付けられた土壌が流失
するアクシデントが生じても、土壌収納袋内の高排水性
土壌は流失せずに残るので、植物はそこからはびこり広
がっていく。
【0009】請求項2の発明の植生基体では、定間隔に
配置固定された土壌収納袋の各間に備えられた立体格子
ネットが、急傾斜地やビルの壁面等垂直面に施工した際
の土壌を支えずり落ちを防ぐ。請求項3の発明の植生基
体では、裏面縦方向に帯状にとり付けてある排水帯が、
緑化対象面の傾斜角度に合わせて必要数とり付けられ、
耐乾性植物の生育に必要な適度な保水と排水を効果的に
行う。請求項4の発明の植生基体では、ネット体に一つ
一つの編み目が底のないます形をした立体をなしている
ネットを使用するため、一つ一つの立体の中に土壌が定
着し流れにくく植物生育に必要な生育基盤を維持させ
る。
配置固定された土壌収納袋の各間に備えられた立体格子
ネットが、急傾斜地やビルの壁面等垂直面に施工した際
の土壌を支えずり落ちを防ぐ。請求項3の発明の植生基
体では、裏面縦方向に帯状にとり付けてある排水帯が、
緑化対象面の傾斜角度に合わせて必要数とり付けられ、
耐乾性植物の生育に必要な適度な保水と排水を効果的に
行う。請求項4の発明の植生基体では、ネット体に一つ
一つの編み目が底のないます形をした立体をなしている
ネットを使用するため、一つ一つの立体の中に土壌が定
着し流れにくく植物生育に必要な生育基盤を維持させ
る。
【0010】請求項5の発明の緑化システムでは、ネッ
ト体の土壌収納袋にあらかじめ吹き付けに不向きな高排
水性土壌を収納した植生基体に、保水性土壌に繁殖材料
を混入したものを吹き付ける方法で耐乾性植物を使用し
ての吹き付け施工を可能にする。保水性土壌は柔らかく
機械吹き付けに向き混入された植物体の一部かあるいは
全体や培土付植物苗等の繁殖材料や機械を痛めない。土
壌収納袋内の高排水性土壌との組み合わせで排水性・通
気性そして保水性もバランスよく保たれ、植物の生育を
良好な状態で安定させる。
ト体の土壌収納袋にあらかじめ吹き付けに不向きな高排
水性土壌を収納した植生基体に、保水性土壌に繁殖材料
を混入したものを吹き付ける方法で耐乾性植物を使用し
ての吹き付け施工を可能にする。保水性土壌は柔らかく
機械吹き付けに向き混入された植物体の一部かあるいは
全体や培土付植物苗等の繁殖材料や機械を痛めない。土
壌収納袋内の高排水性土壌との組み合わせで排水性・通
気性そして保水性もバランスよく保たれ、植物の生育を
良好な状態で安定させる。
【0011】請求項6の発明の緑化システムでは、吹き
付ける土壌を保水性土壌から不燃性土壌にかえて、施工
後、培土部分が燃えないシステムにする。
付ける土壌を保水性土壌から不燃性土壌にかえて、施工
後、培土部分が燃えないシステムにする。
【0012】請求項7の発明の緑化システムでは、保水
性土壌または不燃性土壌に混入させる繁殖材料として耐
乾性植物を利用する。耐乾性植物は施工時に茎葉がちぎ
れても活着率が高く、土厚も極薄でよいため吹き付け施
工に向いているものが多い。また土厚を極薄にすること
で、雑草等周囲の植物の生育できない環境にしその侵入
を防ぐ。そのため木本系植物等の侵入して生育基盤を崩
壊させることがない。
性土壌または不燃性土壌に混入させる繁殖材料として耐
乾性植物を利用する。耐乾性植物は施工時に茎葉がちぎ
れても活着率が高く、土厚も極薄でよいため吹き付け施
工に向いているものが多い。また土厚を極薄にすること
で、雑草等周囲の植物の生育できない環境にしその侵入
を防ぐ。そのため木本系植物等の侵入して生育基盤を崩
壊させることがない。
【0013】請求項8および請求項9の発明の緑化シス
テムでは、土壌を吹き付けて生育基盤を作った後に培土
付植物苗の培土部分を押し込んでいく方法であり確実な
活着率が得られる。
テムでは、土壌を吹き付けて生育基盤を作った後に培土
付植物苗の培土部分を押し込んでいく方法であり確実な
活着率が得られる。
【0014】請求項10の発明の緑化システムでは、植
生基体の下に防根シートを設置することで、緑化対象面
にもともと生えていた雑草の生育をさまたげるととも
に、周囲から侵入してくる雑草等植物に、その根を下ろ
す土壌が防根シートの下になるためはびこる場を与えな
い。また耐乾性植物の徒長を防ぐ。
生基体の下に防根シートを設置することで、緑化対象面
にもともと生えていた雑草の生育をさまたげるととも
に、周囲から侵入してくる雑草等植物に、その根を下ろ
す土壌が防根シートの下になるためはびこる場を与えな
い。また耐乾性植物の徒長を防ぐ。
【0015】請求項11の発明の緑化システムでは、植
生基体の下に遮水シートを設置することで、強酸性や強
アルカリ性土壌等植物の生育に適さない土壌のある場所
の上に、植物生育可能な場をつくる。
生基体の下に遮水シートを設置することで、強酸性や強
アルカリ性土壌等植物の生育に適さない土壌のある場所
の上に、植物生育可能な場をつくる。
【0016】請求項12の発明の緑化方法では、緑化対
象面に遮水用とまく層を設けることで、強酸性や強アル
カリ性土壌等植物の生育に適さない土壌のある場所の上
に植物生育可能な場をつくる。
象面に遮水用とまく層を設けることで、強酸性や強アル
カリ性土壌等植物の生育に適さない土壌のある場所の上
に植物生育可能な場をつくる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は植生基体Iの形態の一例を
示す斜視図である。ネット体1に定間隔に取り付けられ
ている土壌収納袋2は、土壌がこぼれず植物の根が貫通
する程度の細かい目合いのネットで形成する。前記土壌
収納袋2に高排水性土壌3aを詰める。図2では筒型袋
4に高排水性土壌3aを詰めたものを土壌収納袋2に挿
入する状態を示したものである。筒型袋は、土壌収納袋
と同様の細かいネットで作成する。土壌収納袋2はネッ
ト体にストライプ又は必要に応じて格子状に取り付け
る。
示す斜視図である。ネット体1に定間隔に取り付けられ
ている土壌収納袋2は、土壌がこぼれず植物の根が貫通
する程度の細かい目合いのネットで形成する。前記土壌
収納袋2に高排水性土壌3aを詰める。図2では筒型袋
4に高排水性土壌3aを詰めたものを土壌収納袋2に挿
入する状態を示したものである。筒型袋は、土壌収納袋
と同様の細かいネットで作成する。土壌収納袋2はネッ
ト体にストライプ又は必要に応じて格子状に取り付け
る。
【0018】図6は、ネット体1を定間隔に横に仕切る
形でとり付けられた各土壌収納袋2の各間に生じるスペ
ースの中央部に、土壌収納袋と平行に、立体格子ネット
9をとり付けた状態の植生基体Iを示す斜視図である。
立体格子ネット付き植生基体は、急傾斜用に開発したも
のである。急傾斜においては、風雨等の影響で土壌の流
亡がはげしく土壌流亡阻止が大きな課題となっていた。
実験の結果、図6に示すように各土壌収納袋の間に立体
格子ネットを備えさせる形態が、土壌流亡を最小限にお
さえた。立体格子ネットにはプラスチック製立体格子ネ
ットなどがあり、その幅は、20cmを標準とする。
形でとり付けられた各土壌収納袋2の各間に生じるスペ
ースの中央部に、土壌収納袋と平行に、立体格子ネット
9をとり付けた状態の植生基体Iを示す斜視図である。
立体格子ネット付き植生基体は、急傾斜用に開発したも
のである。急傾斜においては、風雨等の影響で土壌の流
亡がはげしく土壌流亡阻止が大きな課題となっていた。
実験の結果、図6に示すように各土壌収納袋の間に立体
格子ネットを備えさせる形態が、土壌流亡を最小限にお
さえた。立体格子ネットにはプラスチック製立体格子ネ
ットなどがあり、その幅は、20cmを標準とする。
【0019】図7は、植生基体Iの裏面縦方向に、帯状
の排水帯10を設けた状態の一例を示す斜視図である。
図は排水帯の状態を示すために、土壌収納袋2や立体格
子ネット9が備えられるおもて面を下にしてあらわして
ある。排水帯は、図のように縦中央に1本かまたは複数
本、施工環境に合わせ必要数を配置しとり付ける。緩傾
斜から急傾斜まで5段階の傾斜に、本発明の植生基体を
設置し繁殖材料を混入した保水性土壌を3cmの厚みに
吹き付けて排水の状態をみる実験を行ったところ、植生
基体の下に同大の排水マットを設置すると、どの傾斜に
おいても排水過剰となり乾きと肥料の流亡がはげしいた
め水分と肥料切れをおこし、植物の生育が不良であっ
た。図7に示す帯状の排水帯で同様の実験を行ったとこ
ろ、土厚が低い耐乾性植物に必要な最小限の保水と排水
が確保され、土壌の流亡も少なく良好な生育を示した。
実験では10cm幅の排水帯を使用した。
の排水帯10を設けた状態の一例を示す斜視図である。
図は排水帯の状態を示すために、土壌収納袋2や立体格
子ネット9が備えられるおもて面を下にしてあらわして
ある。排水帯は、図のように縦中央に1本かまたは複数
本、施工環境に合わせ必要数を配置しとり付ける。緩傾
斜から急傾斜まで5段階の傾斜に、本発明の植生基体を
設置し繁殖材料を混入した保水性土壌を3cmの厚みに
吹き付けて排水の状態をみる実験を行ったところ、植生
基体の下に同大の排水マットを設置すると、どの傾斜に
おいても排水過剰となり乾きと肥料の流亡がはげしいた
め水分と肥料切れをおこし、植物の生育が不良であっ
た。図7に示す帯状の排水帯で同様の実験を行ったとこ
ろ、土厚が低い耐乾性植物に必要な最小限の保水と排水
が確保され、土壌の流亡も少なく良好な生育を示した。
実験では10cm幅の排水帯を使用した。
【0020】垂直あるいは急傾斜における実験では、急
傾斜用の立体格子ネットと裏面縦方向に必要数の排水帯
をとり付けた植生基体の組み合わせが植物生育の良い結
果を出した。また屋上のような水勾配程度の水平に近い
面における実験でも、裏側縦方向に排水帯の設けられた
植生基体が、適度な保水排水の状態を示した。特に排水
状態がよくない場所では緑化対象面の全面に排水マット
を敷設ことにより水の滞りが解決した。
傾斜用の立体格子ネットと裏面縦方向に必要数の排水帯
をとり付けた植生基体の組み合わせが植物生育の良い結
果を出した。また屋上のような水勾配程度の水平に近い
面における実験でも、裏側縦方向に排水帯の設けられた
植生基体が、適度な保水排水の状態を示した。特に排水
状態がよくない場所では緑化対象面の全面に排水マット
を敷設ことにより水の滞りが解決した。
【0021】ネット体は通常、縦横に編まれたシングル
ラッセルネットもしくは土壌定着効果が高い立体ネット
を使用する。立体ネットは極細のネット糸を使用し編み
目に高さがついて一つ一つ立体となり底のないます型に
並んだ形になっている。立体ネットとしてすでに流通し
ているダブルラッセルネットかハンニーカムネットは目
的が法面の土止めであり編み目の高さが1cm程度であ
るが土壌の定着率は良好である。急勾配における実験の
結果では、ネットの編み目の高さを2cmから3cmの
高さにすると立体の中に収納される土壌量が多くなり、
土壌の定着がさらによくなることが分かった。図3は本
発明で提案する立体ネットを示す図である。
ラッセルネットもしくは土壌定着効果が高い立体ネット
を使用する。立体ネットは極細のネット糸を使用し編み
目に高さがついて一つ一つ立体となり底のないます型に
並んだ形になっている。立体ネットとしてすでに流通し
ているダブルラッセルネットかハンニーカムネットは目
的が法面の土止めであり編み目の高さが1cm程度であ
るが土壌の定着率は良好である。急勾配における実験の
結果では、ネットの編み目の高さを2cmから3cmの
高さにすると立体の中に収納される土壌量が多くなり、
土壌の定着がさらによくなることが分かった。図3は本
発明で提案する立体ネットを示す図である。
【0022】ネットの形成素材としては、化学繊維系や
天然繊維系のものなど適宜選定して使用することができ
る。また不織布等も利用できる。ネット体の目合いは4
0〜50mmを標準とする。土壌収納袋は土壌がこぼれ
ず、また植物の根が貫通する穴が必要であり、小さい目
合いのネットを使用する。
天然繊維系のものなど適宜選定して使用することができ
る。また不織布等も利用できる。ネット体の目合いは4
0〜50mmを標準とする。土壌収納袋は土壌がこぼれ
ず、また植物の根が貫通する穴が必要であり、小さい目
合いのネットを使用する。
【0023】ネット体は通常150cm幅の連続に形成
されている。本発明の植生基体Iとして長さを15mを
標準に必要な長さにカットして使用する。土壌収納袋2
は直径3cm程度の筒型であり長さをネット体の幅の1
50cmとする。通常ネット体上に25cm〜50cm
間隔に設置する。植物の種類や施工場所によってはそれ
に適する間隔にする。本発明の植生基体の大きさは、幅
150cm×長さ15m×厚さ3cm(土壌収納袋およ
び立体格子ネットの高さ)を基本とする。
されている。本発明の植生基体Iとして長さを15mを
標準に必要な長さにカットして使用する。土壌収納袋2
は直径3cm程度の筒型であり長さをネット体の幅の1
50cmとする。通常ネット体上に25cm〜50cm
間隔に設置する。植物の種類や施工場所によってはそれ
に適する間隔にする。本発明の植生基体の大きさは、幅
150cm×長さ15m×厚さ3cm(土壌収納袋およ
び立体格子ネットの高さ)を基本とする。
【0024】土壌収納袋及び筒型袋に入れる高排水性土
壌は、ボラ土等の軽石、火山礫、パーライト、ココヤシ
のハスクチップ、高デニール繊維、ゼオライト等の排水
性・通気性がよく固いレキ質土壌等を単独あるいは組み
合わせて使用する。必要に応じて肥料や保水材、保肥材
を混入することもできる。また、必要に応じて土壌収納
袋及び筒型袋のネットの目合いを土壌が落ちない程度に
大きくしたものを使用し、収納する高排水性土壌をおお
つぶのものにして、球根等吹き付けに向かない繁殖材料
や、吹き付け可能なものでも状況によっては茎葉、種
子、培土付植物苗等を混入することもできる。
壌は、ボラ土等の軽石、火山礫、パーライト、ココヤシ
のハスクチップ、高デニール繊維、ゼオライト等の排水
性・通気性がよく固いレキ質土壌等を単独あるいは組み
合わせて使用する。必要に応じて肥料や保水材、保肥材
を混入することもできる。また、必要に応じて土壌収納
袋及び筒型袋のネットの目合いを土壌が落ちない程度に
大きくしたものを使用し、収納する高排水性土壌をおお
つぶのものにして、球根等吹き付けに向かない繁殖材料
や、吹き付け可能なものでも状況によっては茎葉、種
子、培土付植物苗等を混入することもできる。
【0025】施工場所あるいは植物の種類によって保水
がある程度必要な場合は、土壌収納袋に収納する土壌を
高排水性土壌ではなく、保水性土壌にかえてもよい。
がある程度必要な場合は、土壌収納袋に収納する土壌を
高排水性土壌ではなく、保水性土壌にかえてもよい。
【0026】生育基盤を作るために吹き付けに使用する
保水性土壌、また繁殖材料を混入して吹き付けを行う保
水性土壌としては、保水力のある柔らかいピートモス、
バーク堆肥、泥炭、ヤシの土壌改良材であるヤシの繊維
やヤシのハスクチップ、低デニール繊維等の有機質土壌
等を選定することができる。さらに、植物の永続的生育
を促すもう一つの方法として、菌根菌などの微生物を混
入することができる。土壌中が微生物のすみかとなり、
植物と共に自然の循環、生態系を作り出し永続的生育を
促進させる。
保水性土壌、また繁殖材料を混入して吹き付けを行う保
水性土壌としては、保水力のある柔らかいピートモス、
バーク堆肥、泥炭、ヤシの土壌改良材であるヤシの繊維
やヤシのハスクチップ、低デニール繊維等の有機質土壌
等を選定することができる。さらに、植物の永続的生育
を促すもう一つの方法として、菌根菌などの微生物を混
入することができる。土壌中が微生物のすみかとなり、
植物と共に自然の循環、生態系を作り出し永続的生育を
促進させる。
【0027】保水性土壌と同様に、不燃性土壌の中に
も、機械を使用する吹き付けに向く土壌がある。吹き付
け可能な不燃性土壌は、畑土、焼いた黒土等火山灰状の
土や焼いた山砂等がある。不燃性土壌の使用は、火災防
止のために開発されたものである。昨今特に目立つの
が、道路の側面の法面等におけるタバコのなげ捨て等に
起因する火災である。被害が深刻である場所には不燃性
土壌による吹き付けが望ましい。
も、機械を使用する吹き付けに向く土壌がある。吹き付
け可能な不燃性土壌は、畑土、焼いた黒土等火山灰状の
土や焼いた山砂等がある。不燃性土壌の使用は、火災防
止のために開発されたものである。昨今特に目立つの
が、道路の側面の法面等におけるタバコのなげ捨て等に
起因する火災である。被害が深刻である場所には不燃性
土壌による吹き付けが望ましい。
【0028】不燃性土壌も、保水性土壌と同様に植生基
体に吹き付けて生育基盤を形成してから、繁殖材料とし
て培土付植物苗を設置する方法もある。機械による吹き
付けに向かない不燃性土壌の使用も可能となる。
体に吹き付けて生育基盤を形成してから、繁殖材料とし
て培土付植物苗を設置する方法もある。機械による吹き
付けに向かない不燃性土壌の使用も可能となる。
【0029】緑化対象面全面に遮水シートを設置するこ
とにより、本来植物生育不適土壌である場所での本発明
の植生基体および緑化システムが利用可能となる。遮水
シートは、本発明と緑化対象面とを遮断するため、道路
造成や埋め立て地等で発生する強酸性土壌または強アル
カリ性土壌等植物の生育が不可能な土壌を遮蔽し、その
影響を受けさせない。ただし遮水シートは不透水であ
り、下からの水分の供給がないことから遮水シート上は
極度に乾燥した状態になる。遮水シート上に薄層土壌を
設置した環境で、生育を可能とする植物は耐乾性植物等
乾燥を好むものに限られてくる。本発明は不透水か不透
水に近い人工構造物の緑化を前提として開発されてお
り、環境が酷似している遮水シート上は、耐乾性植物を
使用植物とする本発明の植生基体や緑化システムには適
した環境となる。
とにより、本来植物生育不適土壌である場所での本発明
の植生基体および緑化システムが利用可能となる。遮水
シートは、本発明と緑化対象面とを遮断するため、道路
造成や埋め立て地等で発生する強酸性土壌または強アル
カリ性土壌等植物の生育が不可能な土壌を遮蔽し、その
影響を受けさせない。ただし遮水シートは不透水であ
り、下からの水分の供給がないことから遮水シート上は
極度に乾燥した状態になる。遮水シート上に薄層土壌を
設置した環境で、生育を可能とする植物は耐乾性植物等
乾燥を好むものに限られてくる。本発明は不透水か不透
水に近い人工構造物の緑化を前提として開発されてお
り、環境が酷似している遮水シート上は、耐乾性植物を
使用植物とする本発明の植生基体や緑化システムには適
した環境となる。
【0030】緑化対象面と本発明とを遮断するために、
遮水シートを設置することにかわるものとして、緑化対
象面に遮水用とまく層を設ける方法もある。遮水シート
同様植物の生育に適さない土壌の影響を防ぐため、水の
移動等緑化対象面と本発明とを遮断する。とまく層は、
アスファルト、ウレタン、セメント等を緑化対象面に吹
き付けて膜をつくることによって設けられる。遮水シー
トと同様の効果が得られる。
遮水シートを設置することにかわるものとして、緑化対
象面に遮水用とまく層を設ける方法もある。遮水シート
同様植物の生育に適さない土壌の影響を防ぐため、水の
移動等緑化対象面と本発明とを遮断する。とまく層は、
アスファルト、ウレタン、セメント等を緑化対象面に吹
き付けて膜をつくることによって設けられる。遮水シー
トと同様の効果が得られる。
【0031】遮水用とまく層は、機械を使用して簡易に
設けることが可能なため、例えば道路や土地造成の工事
により広範囲に強酸性土壌が発生した場合等に、全面を
遮蔽するのに効果的に利用できる。緑化対象面に遮水用
とまく層を設けた上に、植生基体を配置・固定し、その
上から繁殖材料を混入した保水性土壌か場合によっては
不燃性土壌を、機械を使用して植生基体に吹き付け緑化
システムを形成する。また必要に応じて、植生基体に保
水性土壌または不燃性土壌を吹き付けて生育基盤をつく
り、その後で培土付き植物苗を手で押し込んで設置し緑
化システムをつくる。造成地は広い上に凹凸のある場所
も多く、使用基材が吹き付け土壌や柔軟なシートである
本発明の緑化システムは自在性があり、形状に合わせた
無理のない固定ができる。
設けることが可能なため、例えば道路や土地造成の工事
により広範囲に強酸性土壌が発生した場合等に、全面を
遮蔽するのに効果的に利用できる。緑化対象面に遮水用
とまく層を設けた上に、植生基体を配置・固定し、その
上から繁殖材料を混入した保水性土壌か場合によっては
不燃性土壌を、機械を使用して植生基体に吹き付け緑化
システムを形成する。また必要に応じて、植生基体に保
水性土壌または不燃性土壌を吹き付けて生育基盤をつく
り、その後で培土付き植物苗を手で押し込んで設置し緑
化システムをつくる。造成地は広い上に凹凸のある場所
も多く、使用基材が吹き付け土壌や柔軟なシートである
本発明の緑化システムは自在性があり、形状に合わせた
無理のない固定ができる。
【0032】必要に応じ、植生基体の下に防根シートを
設置する。防根シートは、その下に生えている雑草の生
長を妨げるとともに周囲の雑草や雑木の侵入を防ぐ。水
分を保持する状態に土壌で形成された緑化対象面で、耐
乾性植物を使用する場合は、その徒長を防ぐ。保持する
水分が特に多い緑化対象面では、防根シートを排水マッ
トにかえると排水力がまし、雑草の侵入と徒長を防いで
耐乾性植物に適した環境をつくる。
設置する。防根シートは、その下に生えている雑草の生
長を妨げるとともに周囲の雑草や雑木の侵入を防ぐ。水
分を保持する状態に土壌で形成された緑化対象面で、耐
乾性植物を使用する場合は、その徒長を防ぐ。保持する
水分が特に多い緑化対象面では、防根シートを排水マッ
トにかえると排水力がまし、雑草の侵入と徒長を防いで
耐乾性植物に適した環境をつくる。
【0033】植生基体Iを緑化対象面Gに固定するには
通常アンカー7を使用する。コンクリート法面等のよう
に防災目的の緑化対象面においては、下まで貫通させな
いオールアンカーやストレートアンカーを使用する。ま
た防水層や防根層を持つ屋上面等は基本的にアンカーを
使用できないので固定材や接着材等を利用して固定す
る。
通常アンカー7を使用する。コンクリート法面等のよう
に防災目的の緑化対象面においては、下まで貫通させな
いオールアンカーやストレートアンカーを使用する。ま
た防水層や防根層を持つ屋上面等は基本的にアンカーを
使用できないので固定材や接着材等を利用して固定す
る。
【0034】図4は本発明の緑化システムを施工した一
例を示す一部破断した斜視図である。緩傾斜で酸性土壌
の法面である緑化対象面Gに、遮水シート8を敷設しそ
の上に本発明である植生基体Iをアンカー7で固定し、
さらにその上から繁殖材料を混入した保水性土壌3bを
機械を使用して3cmの厚さに吹き付けた状態を示して
いる。図5はその断面図である。
例を示す一部破断した斜視図である。緩傾斜で酸性土壌
の法面である緑化対象面Gに、遮水シート8を敷設しそ
の上に本発明である植生基体Iをアンカー7で固定し、
さらにその上から繁殖材料を混入した保水性土壌3bを
機械を使用して3cmの厚さに吹き付けた状態を示して
いる。図5はその断面図である。
【0035】状況に応じて、遮水シートを敷設するかと
まく層を設ける。また必要に応じて防根シートや排水マ
ットを緑化対象面Gに敷設しその上から植生基体を固定
する。
まく層を設ける。また必要に応じて防根シートや排水マ
ットを緑化対象面Gに敷設しその上から植生基体を固定
する。
【0036】屋上等で水勾配のみで水平に近い面の防水
層のある場所を緑化する場合は、緑化対象面に、植生基
体を固定材で固定した後、保水性土壌を吹き付ける。防
水層を守る保護シートを固定してから本発明を設置する
とさらに防水層の損傷の危険性が少なくなる。排水状態
の良くない場所では緑化対象面全面に排水マットを敷設
した上に施工する。
層のある場所を緑化する場合は、緑化対象面に、植生基
体を固定材で固定した後、保水性土壌を吹き付ける。防
水層を守る保護シートを固定してから本発明を設置する
とさらに防水層の損傷の危険性が少なくなる。排水状態
の良くない場所では緑化対象面全面に排水マットを敷設
した上に施工する。
【0037】緑化対象面に本発明である植生基体を設置
し、保水性土壌に繁殖材料を混入したものを吹き付けた
後、または保水性土壌を吹き付けて生育基盤をつくりそ
の上に繁殖材料を任意の位置に押し込んで設置した後、
必要に応じ、上面全体にネットをかぶせる。ネットは必
要に応じて装飾性のあるものを使用する。装飾性のある
色彩を施すことも可能である。
し、保水性土壌に繁殖材料を混入したものを吹き付けた
後、または保水性土壌を吹き付けて生育基盤をつくりそ
の上に繁殖材料を任意の位置に押し込んで設置した後、
必要に応じ、上面全体にネットをかぶせる。ネットは必
要に応じて装飾性のあるものを使用する。装飾性のある
色彩を施すことも可能である。
【0038】本発明は、コンクリート処理された法面や
人工構造物の屋上や壁面など緑化が困難な場所か多くの
労力を要する場所を緑化することを目的とし、乾燥した
環境の緑化対象面が多いことからその環境に適する耐乾
性植物がおもな使用植物となる。繁殖材料として植物全
体かその一部である茎葉、発根した茎葉、また培土付植
物苗として根に少量の培土をもたせたセル成型苗を使用
する。初期の生育は遅いが必要に応じて種子も利用可能
である。ちぎれても生育力のある耐乾性植物は、土壌に
混入させて吹き付ける作業の中でも十分耐性がある。繁
殖材料は土壌に混ぜて吹き付けるほかに、先に土壌を吹
き付けて生育基盤をつくり、そこに押し込んで設置す
る。または、土壌収納袋または筒型袋に詰める土壌に混
入して設置する。
人工構造物の屋上や壁面など緑化が困難な場所か多くの
労力を要する場所を緑化することを目的とし、乾燥した
環境の緑化対象面が多いことからその環境に適する耐乾
性植物がおもな使用植物となる。繁殖材料として植物全
体かその一部である茎葉、発根した茎葉、また培土付植
物苗として根に少量の培土をもたせたセル成型苗を使用
する。初期の生育は遅いが必要に応じて種子も利用可能
である。ちぎれても生育力のある耐乾性植物は、土壌に
混入させて吹き付ける作業の中でも十分耐性がある。繁
殖材料は土壌に混ぜて吹き付けるほかに、先に土壌を吹
き付けて生育基盤をつくり、そこに押し込んで設置す
る。または、土壌収納袋または筒型袋に詰める土壌に混
入して設置する。
【0039】耐乾性植物としては、メキシコマンネング
サ、サカサマンネングサ・モリムラマンネングサ・コー
ラルカーペット・スプリューム等ベンケイソウ科セダム
属に代表されるもの、また耐寒マツバギク、ミニマツバ
ギク等ツルナ科に代表されるものがある。過度の水分は
根を傷めたり徒長の原因にもなるので必要以上に水分を
与えないようにする。耐乾性植物は黄色や白、ピンクと
花を咲かせ、色や咲く季節を考慮した組み合わせ方をす
ると、季節ごとに変化するデザインや色彩を楽しむこと
ができる。
サ、サカサマンネングサ・モリムラマンネングサ・コー
ラルカーペット・スプリューム等ベンケイソウ科セダム
属に代表されるもの、また耐寒マツバギク、ミニマツバ
ギク等ツルナ科に代表されるものがある。過度の水分は
根を傷めたり徒長の原因にもなるので必要以上に水分を
与えないようにする。耐乾性植物は黄色や白、ピンクと
花を咲かせ、色や咲く季節を考慮した組み合わせ方をす
ると、季節ごとに変化するデザインや色彩を楽しむこと
ができる。
【0040】人工構造物等培土が皆無の場所でも、土壌
の量を増やすことにより使用可能な植物の種類も広がる
が、侵入植物の種類と量も増えるため目的に応じて土壌
の種類や量を変えて使用する。
の量を増やすことにより使用可能な植物の種類も広がる
が、侵入植物の種類と量も増えるため目的に応じて土壌
の種類や量を変えて使用する。
【0041】耐乾性植物以外の植物でも、生育基盤とな
る土厚や植生基体の裏面にある排水帯等を使用する植物
の環境に合わせることで使用可能となる。ポット苗や球
根など吹き付けが不可能な繁殖材料は、吹き付けられた
土壌に押し込んで設置するか土壌収納袋内の高排水性土
壌に混入する。使用を希望する植物の環境に植生基体と
緑化システムを整えると植物種類の幅も広がり、それと
ともに施工場所の範囲も広がってくる。
る土厚や植生基体の裏面にある排水帯等を使用する植物
の環境に合わせることで使用可能となる。ポット苗や球
根など吹き付けが不可能な繁殖材料は、吹き付けられた
土壌に押し込んで設置するか土壌収納袋内の高排水性土
壌に混入する。使用を希望する植物の環境に植生基体と
緑化システムを整えると植物種類の幅も広がり、それと
ともに施工場所の範囲も広がってくる。
【0042】
【発明の効果】本発明は、機械による吹き付けに不向き
な高排水性土壌を、ネット体に所定間隔に配置・固定し
た土壌収納袋にあらかじめ収納することにより、土厚も
いらず管理手間もかからない耐乾性植物の使用しての機
械吹き付け施工が可能となった。耐乾性植物に適した植
生基体及び緑化システムにおける生育基盤は極めて乾燥
度が高いため、雑草等他の植物の侵入を防ぎ、灌水や雑
草処理等の維持管理の手間を省いた。従来の芝の吹き付
け施工では、水分・栄養の点からコンクリート法面に1
0cm以上の土厚で吹き付ける必要があり、施工範囲が
広がるだけ土壌使用量がかさみ、コスト高になっていた
ものを、本発明においては、土厚3cm程度に吹き付け
るだけでよく、土壌や繁殖材料等材料の消費を減らしコ
スト減となった。遮水シートを緑化対象面と本発明の植
生基体との間に設置して遮断することにより、植物生育
不可能な強酸性土壌、強アルカリ性土壌のある場所の緑
化を可能にした。火災の発生を招かない不燃性土壌を使
用しての緑化システムを実現した。
な高排水性土壌を、ネット体に所定間隔に配置・固定し
た土壌収納袋にあらかじめ収納することにより、土厚も
いらず管理手間もかからない耐乾性植物の使用しての機
械吹き付け施工が可能となった。耐乾性植物に適した植
生基体及び緑化システムにおける生育基盤は極めて乾燥
度が高いため、雑草等他の植物の侵入を防ぎ、灌水や雑
草処理等の維持管理の手間を省いた。従来の芝の吹き付
け施工では、水分・栄養の点からコンクリート法面に1
0cm以上の土厚で吹き付ける必要があり、施工範囲が
広がるだけ土壌使用量がかさみ、コスト高になっていた
ものを、本発明においては、土厚3cm程度に吹き付け
るだけでよく、土壌や繁殖材料等材料の消費を減らしコ
スト減となった。遮水シートを緑化対象面と本発明の植
生基体との間に設置して遮断することにより、植物生育
不可能な強酸性土壌、強アルカリ性土壌のある場所の緑
化を可能にした。火災の発生を招かない不燃性土壌を使
用しての緑化システムを実現した。
【図1】本発明の植生基体とそのしくみを示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】土壌収納袋に挿入する筒型袋の形態と使用の様
子を示す図である。
子を示す図である。
【図3】極細ネット糸を使用した立体ネットを示す一部
拡大した斜視図である。
拡大した斜視図である。
【図4】斜面に施工された本発明緑化システムの構造の
一例を示す一部破断した斜視図である。
一例を示す一部破断した斜視図である。
【図5】斜面に施工された緑化システムの断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の急傾斜地用の植生基体を示す斜視図で
ある。
ある。
【図7】本発明の植生基体の裏面に帯状の排水帯を設け
た状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
1 ネット体
2 土壌収納袋
3a 土壌(高排水性)
3b 土壌(保水性・繁殖材料混入)
4 筒型袋
5 立体ネット
6 極細ネット糸
7 アンカー
8 遮水シート
9 立体格子ネット
10 排水帯
I 植生基体
G 緑化対象面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A01G 7/00 602 A01G 7/00 602C
(72)発明者 横田 亮
大阪府富田林市高辺台2丁目25番20号
(72)発明者 横田 浄
大阪府富田林市高辺台2丁目25番20号
Fターム(参考) 2B022 AB04 BA02 BA11 BA12 BA14
BA16 BA18 BA21 BB05 DA19
2D044 DA05 DA08 DA33
Claims (12)
- 【請求項1】 ネット体に所定間隔に取り付けられた土
壌収納袋に高排水性土壌を詰めた筒型袋あるいは該高排
水性土壌をそのまま入れてなる植生基体。 - 【請求項2】 ネット体上で、ネット体を横に仕切るか
たちで所定間隔に取り付けられた土壌収納袋の、各間に
生じるそれぞれのスペースの中間部に、立体格子ネット
を取り付けた請求項1記載の植生基体。 - 【請求項3】 土壌収納袋および立体格子ネットがネッ
ト体を横に仕切るかたちで取り付けられた面をおもて面
とするネット体の裏面縦方向に、帯状の排水帯を必要数
取り付けた請求項1または請求項2記載の植生基体。 - 【請求項4】 ネット体として、一つ一つの編み目が立
体をなしているネットを使用した請求項1、請求項2ま
たは請求項3記載の植生基体。 - 【請求項5】 緑化対象面に必要数を配置し固定した請
求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の植生
基体に、植物の繁殖材料を混入させた保水性土壌を吹き
付けてなる緑化システム。 - 【請求項6】 緑化対象面に必要数を配置し固定した請
求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の植生
基体に、植物の繁殖材料を混入させた不燃性土壌を吹き
付けてなる緑化システム。 - 【請求項7】 緑化対象面に必要数を配置し固定した請
求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の植生
基体に吹き付ける保水性土壌または不燃性土壌に混入さ
せる植物の繁殖材料として、耐乾性植物の植物体の一部
かあるいは全体、または培土付植物苗を使用する緑化シ
ステム。 - 【請求項8】 緑化対象面に必要数を配置し固定した請
求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の植生
基体に保水性土壌を吹き付けて生育基盤を形成し、該生
育基盤に繁殖材料として培土付植物苗を設置する緑化シ
ステム。 - 【請求項9】 緑化対象面に必要数を配置し固定した請
求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の植生
基体に不燃性土壌を吹き付けて生育基盤を形成し、該生
育基盤に繁殖材料として培土付植物苗を設置する緑化シ
ステム。 - 【請求項10】 請求項1、請求項2、請求項3または
請求項4記載の植生基体の下に、防根シートを設置した
ことを特徴とする請求項5、請求項6、請求項7、請求
項8または請求項9記載の緑化システム。 - 【請求項11】 請求項1、請求項2、請求項3または
請求項4記載の植生基体の下に、遮水シートを設置した
ことを特徴とする請求項5、請求項6、請求項7、請求
項8または請求項9記載の緑化システム。 - 【請求項12】 緑化対象面上に、遮水用とまく層を設
けたことを特徴とする請求項5、請求項6、請求項7、
請求項8または請求項9記載の緑化システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002309010A JP2003166247A (ja) | 2001-09-18 | 2002-09-17 | 植生基体および緑化システム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001326972 | 2001-09-18 | ||
| JP2001-326972 | 2001-09-18 | ||
| JP2002309010A JP2003166247A (ja) | 2001-09-18 | 2002-09-17 | 植生基体および緑化システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003166247A true JP2003166247A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=26624081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002309010A Pending JP2003166247A (ja) | 2001-09-18 | 2002-09-17 | 植生基体および緑化システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003166247A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008048676A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Sanou:Kk | 屋根の緑化システム |
| ITBO20100274A1 (it) * | 2010-05-03 | 2011-11-04 | Maccaferri Spa Off | Struttura di rinforzo flessibile per rinforzare aree di terreno in acqua e fuori acqua |
| CN106385841A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-15 | 江苏绿岩生态技术股份有限公司 | 一种文物保护土遗址的植物修复结构 |
| KR20230033758A (ko) * | 2021-09-01 | 2023-03-09 | 대한민국(농촌진흥청장) | 텃밭 작물 식재를 위한 토양 구조체 |
-
2002
- 2002-09-17 JP JP2002309010A patent/JP2003166247A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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