JP2003185521A - 電子部品へのテスト用気体充填装置 - Google Patents

電子部品へのテスト用気体充填装置

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JP2003185521A
JP2003185521A JP2001381239A JP2001381239A JP2003185521A JP 2003185521 A JP2003185521 A JP 2003185521A JP 2001381239 A JP2001381239 A JP 2001381239A JP 2001381239 A JP2001381239 A JP 2001381239A JP 2003185521 A JP2003185521 A JP 2003185521A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品へテスト用ガスを充填して検査装置
へ移送する過程を自動化し、テスト用ガスの充填と検査
装置への移送を速やかに行う。 【解決手段】 1軸ロボット1に支持させた第1の移送
手段9を積載位置P1に移送する。第1の移送手段9の
テーブル17を上昇させて空パレット15を受けて下降
させ、配列位置P2に移送する。配列位置P2では空パ
レット15上に電子部品を配列し、これを出し入れ位置
P3に移送する。出し入れ位置P3にてテーブル17か
らパレット15を出し入れ手段23で充填装置25に収
納する。充填装置25で不活性ガスを送り込んで電子部
品内へ充填する。第2の移送手段11のテーブル21上
に充填装置25から充填後のパレット15を取出し、移
載位置P4に移送する。移載位置P4のパレット15か
ら電子部品を検査装置29へ移載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品へのテスト
用気体充填装置に係り、電子部品の気密状態をテストす
るために電子部品内へテスト用不活性気体を充填するた
めのテスト用気体充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品、例えば高周波振動子は、内部
に塵や湿気が浸入すると、電極部分や振動体部分が腐食
したり全体の動作が不安定となるおそれがあるので、内
部に塵や湿気が浸入しないように、気密構成にすること
が行われている。
【0003】そして、高周波振動子の製造過程では、不
活性気体を利用して漏れを測定し、漏れのある部品を除
去するテストを経ている。
【0004】従来、高周波振動子などの電子部品の気密
状態を検査するには、多数の高周波振動子を大きな容器
に無造作に入れて密封し、容器内を脱気してからヘリウ
ムガスなどの不活性気体を圧入して1時間程度、強制的
に加圧した後、その高周波振動子を容器から取り出し、
例えば作業員が高周波振動子を1個ずつ検査装置に移し
て検査し、漏れがないものを良品とし、漏れが検出され
たものを不良品とする選別を行っていた。
【0005】なお、不活性気体が強制的に加圧された高
周波振動子などは、容器から取り出した後、種類や寸法
によって異なるが、数mm角の高周波振動子では例えば
5分とか10分以内に検査装置にかけないと、気密性に
劣る高周波振動子では内部に侵入した不活性気体が抜け
てしまって検査することができなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手法では、多数の高周波振動子に不活性気体を強制的に
加圧できるものの、容器から取り出された高周波振動子
を、作業員が1個ずつ手で検査装置へ移して判別作業を
行うので、作業性が悪く、5分とか10分以内に多数の
高周波振動子を検査装置にかけ終わらない事態が発生し
易く、検査の信頼性を確保するうえで難点があった。
【0007】しかも、5分とか10分以内に検査装置に
かけ終わらない多数の高周波振動子は、再度、容器に入
れて不活性気体を充填する必要があり、この点からも検
査能率を悪化させ、コストを引き上げる要因となってい
た。
【0008】本発明はそのような課題を解決するために
なされたもので、電子部品へのテスト用気体を充填して
検査装置へ移送する過程を自動化し、速やかなテスト用
気体の充填と検査装置への移送を確保できるテスト用気
体充填装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのような課題を解決す
るために本発明に係る電子部品へのテスト用気体充填装
置は、第1、第2の移送手段、部品供給手段、配列手
段、充填装置、出し入れ手段、移載手段及び制御手段を
有して構成されている。
【0010】上記第1の移送手段は、テスト用気体を充
填する複数の電子部品が板状の空きパレットに配列され
る位置を配列配置とし、そのテスト用気体の充填された
その電子部品から当該テスト用気体の漏れを検査する検
査装置に対してその電子部品を移載する位置を移載位置
とし、それら配列位置と移載位置の間に、その空きパレ
ットの積層位置と、そのテスト用気体を充填するために
パレットを出し入れする出し入れ位置とを直線的に設け
たとき、それら配列配置、積層位置及び出し入れ位置に
停止可能に変位制御されてそのパレットを移送するもの
である。
【0011】上記第2の移送手段は、その第1の移送手
段より移載位置側にあってそれら積層位置、出し入れ位
置及び移載位置に停止可能に変位制御されてそのパレッ
トを移送し、上記部品供給手段は、複数の電子部品を整
列した状態で供給し、上記配列手段は、その第1の移送
手段によって配列位置にある空きパレットにその電子部
品を上記部品供給手段から配列するものである。
【0012】上記充填装置は、個々のそのパレットが出
し入れ位置側から収納されるとともに蓋によって密閉可
能に形成された収納部を上下方向に複数有し、その出し
入れ位置近傍にあって上下方向に変位可能に配置され、
そのパレットが収納されて密封されたとき当該収納部内
にそのテスト用気体を所定期間充填するものである。
【0013】上記出し入れ手段は、その第1の移送手段
によって出し入れ位置に位置するそのパレットを蓋の開
けられた当該収納部へ挿入し、そのテスト用気体の充填
が終了しその蓋の開けられた収納部からその出し入れ位
置に位置するその第2の移送手段へそのパレットを取り
出すものである。
【0014】上記移載手段は、その第2の移送手段によ
って出し入れ位置から移載位置に位置されたそのパレッ
トからその電子部品をその検査装置側へ移載するもので
ある。
【0015】上記制御手段は、その空パレットをその積
層位置からその配列位置を経てその出し入れ位置へ停止
と移送を繰返してその第1の移送手段を変位制御し、そ
のパレットをその出し入れ位置からその移載位置を経て
その積層位置へ停止と移送を繰返してその第2の移送手
段を変位制御し、その空きパレットがその配列位置にあ
るとき当該パレットへその電子部品を配列するようその
配列手段を制御し、電子部品の配列されたそのパレット
がその出し入れ位置に移送されたとき、その蓋を開いて
その収納部をその出し入れ位置に相当する位置に位置さ
せるようその充填装置を変位制御し、その出し入れ手段
によってそのパレットをその収納部へ挿入してその蓋を
閉じて密封するとともに当該収納部内にそのテスト用気
体を充填制御し、所定のその充填期間が経過したとき、
その第1の移送手段に代えて第2の移送手段をその出し
入れ位置に変位制御し、その蓋を開いて当該収納部をそ
の出し入れ位置に相当する位置に変位制御するとともに
その出し入れ手段によって当該収納部内のパレットをそ
の第2の移送手段上に引き出し制御し、その第2の移送
手段にてその出し入れ位置からその移載位置へ移送され
たそのパレットから電子部品を検査装置へ移載するよう
その移載手段を制御するものである。
【0016】また、本発明は、上述した構成において、
上記制御手段は、その移載手段がそのパレットからその
検査装置へ移載したその電子部品の移載済み位置情報及
びその充填の終了からの経過時間をそのパレット毎に記
録し、その累積時間が所定の移載期間を越えたときその
移載手段の移送動作を停止制御し、その電子部品の残っ
たそのパレットをその移載位置からその積層位置へ移送
するようその第2の移送手段を制御し、その電子部品の
残ったそのパレットが第1の移送手段によってその配列
位置に位置されたとき、その移載済み位置情報に基づ
き、その電子部品の移載跡位置に対してその部品供給手
段からその電子部品を補充配列するようその配列手段を
制御可能に形成されることが好ましい。
【0017】さらに、本発明は、上述した構成におい
て、複数のそれら電子部品を1列状態に整列して供給す
る整列部と、それら電子部品が予め配列された補助パレ
ットから電子部品をその整列部へ1列状態になるよう移
し換える移換え手段とを有して上記部品供給手段を形成
する構成も可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、本発明に係るテスト用気体
充填装置の概略を説明する。
【0019】図1は本発明に係るテスト用気体充填装置
を説明する概略正面図である。図1において、柱状体を
横置きした横長の1軸ロボット1は、同図中左端内部に
配列されたモータM1と、この回転軸に連結されたプー
リ3aと、同図中右端内部に配置されたプーリ5aと、
それらプーリ3a、5aに掛け渡されたベルト7aを有
している。
【0020】1軸ロボット1は、それらプーリ3a、5
a及びベルト7aの上側にあって、図1中の右端内部に
配列されたモータM2と、この回転軸に連結されたプー
リ3bと、同図中左端内部に配置されたプーリ5bと、
それらプーリ3b、5bにベルト7aと並行に掛け渡さ
れたベルト7bを有している。
【0021】1軸ロボット1には、この長手方向(図1
中の左右方向)側面に設けたガイドレール(図示せず)
に第1の移送手段9がスライド自在に支持されるととも
に下側のベルト7aに連結され、第2の移送手段11も
その図示しないガイドレールにスライド自在に支持され
るとともに上側のベルト7bに連結されている。
【0022】第1の移送手段9は、モータM1の正逆転
によって、1軸ロボット1の図中左端側から右側方向に
おいて、後述する配列位置P2、積層位置P1及び出し
入れ位置P3間を所定の速度やピッチで往復動可能に、
かつそれらの位置に停止可能に制御されている。その詳
細は後述する。
【0023】第2の移送手段11は、第1の移送手段9
より右側において、モータM2の正逆転によって積層位
置P1、出し入れ位置P3及び移載位置P4間を所定の
速度やピッチで往復動可能に、かつそれらの位置に停止
可能に制御されている。その詳細は後述する。
【0024】第1の移送手段9は、この本体内に収まる
ように支持された昇降軸13を有しており、この昇降軸
13は、第1の移送手段9内に配置された図示しないシ
リンダなどによって本体上端から所定長だけ上昇して停
止するとともに降下して停止するようになっており、昇
降軸13の頂部には後述するパレット15を乗せて位置
決め保持する板状のテーブル17が形成されている。
【0025】第2の移送手段11も、第1の移送手段9
とほぼ同様に形成され、昇降軸19の頂部にはパレット
15を乗せる板状のテーブル21が形成されている。
【0026】第1、第2の移送手段9、11は、積層位
置P1以外では、通常、テーブル17、21が最下位に
位置し、その最下位置はほぼ同一平面に位置するように
なっている。
【0027】第1の移送手段9は、所定の制御の下に、
1軸ロボット1の図中左端からパレット15にして数個
分右側に停止した状態で、昇降軸13を上昇して停止さ
せ、複数枚積層されたパレット15のうち最下位置のパ
レット15をテーブル17に乗せてから昇降軸13を降
下して停止させ、1軸ロボット1を図中左端側方向に移
送制御されるようになっている。
【0028】複数のパレット15が積層される位置を、
便宜上、積層位置P1とする。第1の移送手段9は、1
軸ロボット1の図中左端近傍で停止し、後述する配列手
段によってパレット15上に電子部品が配列されたと
き、1軸ロボット1を図中右端側方向に移送制御される
ようになっている。
【0029】パレット15上に電子部品の配列される位
置を、便宜上、配列位置P2とする。この配列位置P2
において、第1の移送手段9は、配列位置P2でステッ
プ状に変位するが、詳細は後述する。
【0030】第1の移送手段9は、配列位置P2から積
層位置P1を越えてパレット15にして数個分右側へ移
送された位置で停止し、出し入れ手段23によってパレ
ット15が充填装置25に収納されたとき、1軸ロボッ
ト1を積層位置P1方向に移送制御されるようになって
いる。
【0031】充填装置25は、個々のパレット15を収
納する複数の収納部27を上下方向に積層して形成され
ているが、詳細は後述する。
【0032】第2の移送手段11は、充填装置25から
パレット15が取り出されてテーブル21上に載置され
ると、パレット15にして数個分だけ1軸ロボット1を
図1中の右端側方向に移送制御されて停止するようにな
っている。
【0033】第1、第2の移送手段9、11と充填装置
25との間でパレット15の出し入れが行われる位置
を、便宜上、出し入れ位置P3とする一方、第2の移送
手段11が出し入れ位置P3から右端側方向へ移動して
停止する位置を、便宜上、移載位置P4とする。
【0034】この移載位置P4に位置されたパレット1
5から、検査装置29(図1では図示省略)側へ電子部
品が移載される。この移載位置P4において、第2の移
送手段11もステップ状に変位するが、詳細は後述す
る。
【0035】以下、本発明に係るテスト用気体充填装置
を図1及び図2を参照して詳細に説明する。図2は本発
明に係るテスト用気体充填装置の概略平面図である。
【0036】図2において、横置きされた1軸ロボット
1の図中左端からパレット15にして数個分右に寄った
積層位置P1には、パレット15を積層可能に保持する
とともに解放する保持手段としてのガイド部31が配置
されている。
【0037】パレット15は、図3に示すように、耐食
性の良好な硬い材料、例えばステンレス製の長方形板か
らなり、不活性気体を充填する電子部品(図中では単に
部品と略称する。)33のはまる細長い凹溝35を所定
の間隔で長手方向に平行に複数有している。
【0038】凹溝35は、電子部品33をはめて長手方
向に連続した配列状態で位置決めするものであり、図3
A中の下端から電子部品33の幅形状より僅かに幅広
と、電子部品33の上表面が露出する深さ寸法で、同図
中上端近傍まで形成されている。図3中の符号35aは
後述するように電子部品33の押し出し時に使用される
細い押出溝である。
【0039】凹溝35は、電子部品33の厚みと同等又
はそれより深い深さ寸法を有する場合、図3Dに示すよ
うに、ひさし35bによって凹溝35を部分的に塞いで
電子部品33の飛び出しを防止することが可能である。
【0040】パレット15の長手方向の両端部(図3中
上下端部)において、両短辺部の裏面(凹溝35とは反
対面側)には、段部が形成されて係止部37となってお
り、図中下側の短辺部近傍には係合部39が貫通形成さ
れている。係止部37はパレット15の長辺部近傍に形
成することも可能である。
【0041】図2中のガイド部31は一対のコ字状又は
箱型を有し、図4に示すように、内側にパレット15が
複数枚積層されるようになっており、1軸ロボット1上
にて図示しない基台に配置されている。
【0042】ガイド部31の底面側には、パレット15
の係止部37に係合する薄い爪41が、対向位置から互
いに進退動可能に配置されている。
【0043】爪41は、ガイド部31の底面側に対向す
るように配置された一対の開閉シリンダ43に支持され
るとともに、シリンダ43の前進動作によって最下位パ
レット15の係止部37に係止してそれらを支持し、後
退動作によって係止部37との係止を解除して下方から
パレット15の取り出しを確保している。なお、図4で
は、同図A以外においてシリンダ43の図示は省略し
た。
【0044】ガイド部31では、図4Aに示すように、
通常、積層されたパレット15の最下位置のパレット1
5の係止部37に爪41が係止しており、第2の移送手
段11のテーブル21のパレット15が載置された状態
から、同図Bのように例えば第2の移送手段11のテー
ブル21を上昇させ、テーブル21上のパレット15が
最下位置のパレット15に当接されると、図4Cのよう
に爪41がシリンダ43の後退動作によって係止部37
との係止が解除される。
【0045】次いで、図4Dに示すように、テーブル2
1がパレット1枚分上昇して最下位置のパレット15を
押し上げ、テーブル21の動きが停止され、同図Eのよ
うに、爪41がシリンダ43の前進動作によって突出
し、テーブル21上のパレット15の係止部37と係止
され、同図Fのようにテーブル21が降下し、ガイド部
31へ空のパレット15の供給がなされる。図4Gにつ
いては後述する。
【0046】ガイド部31内のパレット15は、手動で
ガイド部31へ上から供給することも可能である。
【0047】第1の移送手段9のテーブル17に対し、
ガイド部31からパレット15を受けて降下するには、
図4A〜Fの手順の逆、すなわち手順F〜Aを経れば良
い。
【0048】このような第1、第2の移送手段9、11
の動作、それら昇降軸13、19の動作によるテーブル
17、21の上下動、シリンダ43の動作は、後述する
制御手段45(図2参照)の制御機能によってなされ
る。
【0049】図2において、ガイド部31からパレット
15にして数枚分左側には、パレット15に部品33を
配列する配列手段47が、パレット15上にこれを渡す
ように図示しない基台に配置されている。
【0050】配列手段47は、図5Aに示すように、1
軸ロボット1上にあってパレット15の凹溝35に沿っ
て配列位置P1に配列された操作腕49と、この操作腕
49の下面から突出する吸着ノズル51を有して形成さ
れている。
【0051】操作腕49の先端には、図2に示すよう
に、電子部品33を1個ずつ同方向に整列した状態にし
て送り出す公知の振動型ボウルフィーダ53が配置され
ており、配列された電子部品33の先頭をリニヤに配列
する公知の振動型リニヤフィーダ55がそれに連結さ
れ、操作腕49の下方をパレット15の近傍まで延びて
いる。
【0052】パレット15、ボウルフィーダ53や、リ
ニヤフィーダ55において電子部品33は図示されてい
ない。
【0053】配列手段47の吸着ノズル51は、図5C
に示すように、リニヤフィーダ55の配列路55aに配
列された先頭の電子部品33に当接してこれを吸着し、
上昇してからパレット15の凹溝35上に移動して降下
し、凹溝35に電子部品33を収納して吸着を解放して
上昇し、リニヤフィーダ55の配列路55aに戻る往復
動をするもので、制御手段45にて変位制御されてい
る。図5C中の符号55bは先頭の電子部品33を止め
るストッパである。
【0054】そのため、吸着ノズル51の往復動によっ
て、リニヤフィーダ55から順次電子部品33がパレッ
ト15に1列状態で連続配列されるようになっている。
なお、配列手段47の構成はそれに限定されない。
【0055】第1の移送手段9は、パレット15の端の
凹溝35とリニヤフィーダ55の配列路55aが揃うよ
うに停止するとともに、凹溝35に電子部品33が所定
数配列される都度、凹溝35の形成ピッチで順次ステッ
プ状に変位制御され、隣りの凹溝35と配列路55aが
揃うようになっている。
【0056】1軸ロボット1に沿って配列位置P2から
積層位置P1を越えた出し入れ位置P3にあって、1軸
ロボット1の近傍には充填装置25が配置されている。
【0057】この充填装置25は、図6に示すように、
個々のパレット15の収納される空所57を有する収納
部27が上下方向に積層、一体化されて直方体を縦置き
した形状となっており、この側面に沿って縦置きされた
保持板59に上下動可能に保持されている。
【0058】すなわち、充填装置25は、図2及び図6
に示すように、保持板59の長手方向に設けられた1対
のレール61を把持して上下方向に滑動自在に支持され
るとともに、保持板59の下方にあってレール61間に
配置されたステッピングモータM3から保持板59に沿
ってレール61間を延びる送りねじ63に側面部がねじ
込まれ、制御手段45の制御機能を介したモータM3の
動作により、収納部27の1個分又は複数個分の距離だ
け上下方向に変位制御されるようになっている。
【0059】充填装置25の各収納部27は、この正面
(図6中左側)の開口部が蓋65で開閉可能になってお
り、背面側にはパイプ67が内部と連結され、この途中
にバルブ69が挿入されている。
【0060】各収納部27の蓋65は、出し入れ手段2
3から収納部27数にして1個又は数個分だけ上側に配
置されたシリンダ71とこれから突出する開閉操作部7
3を有して形成された開閉手段75によって開閉され
る。
【0061】すなわち、シリンダ71の前進動作によっ
て開閉操作部73が蓋65に当接され、開閉操作部73
の適当な開操作によって蓋65を保持しながら収納部2
7の開口部から引き離し、シリンダ71の後退動作によ
って開閉操作部73が蓋65を保持したまま後退して開
口部が開動作される。
【0062】シリンダ71の前進動作によって開閉操作
部73で保持した蓋65を収納部27の開口部に当て、
開閉操作部73の適当な閉操作によって蓋65を収納部
27の開口部に密着させて収納部27内を密封させる。
【0063】出し入れ位置P3に位置する第1、第2の
移送手段9、11のテーブル17、21を挟んで充填装
置25とは反対側には、上述した出し入れ手段23が配
置されている。
【0064】出し入れ手段23は、シリンダ77と、こ
れからテーブル17、21上へ突出する先端がL字状に
曲がった出し入れ軸79とを有して形成されている。
【0065】出し入れ軸79は、シリンダ77の前進動
作によってその先端がパレット15の係合部39まで押
し出されるとともに係合部39との係合制御された後、
更に、押し出し制御されてパレット15を充填装置25
のうち開口された収納部27の空所57内に押し込み制
御され、出し入れ軸79の先端とパレット15の係合部
39との係合が解除されて元の位置に後退するよう動作
制御される。
【0066】出し入れ軸79は、予め開閉手段75で蓋
65が開かれ、かつ第2の移送手段11のテーブル21
の位置まで変位した収納部27に対し、シリンダ77の
前進動作によって出し入れ軸79が収納部27内まで突
出され、その先端がパレット15の係合部39と係合さ
れた後、第2の移送手段11のテーブル21まで引き出
され、パレット15の係合部39との係合が解除され、
更に、元の位置に後退するよう動作制御されている。
【0067】これら出し入れ手段17のシリンダ77、
出し入れ軸79、開閉手段75のシリンダ71や開閉操
作部73の動作、更に、出し入れ手段23のシリンダ7
7や出し入れ軸79の動作は、制御手段45の制御機能
の下で行われる。
【0068】パレット15の収納される収納部27は、
上述したように開閉手段75によって蓋65が開かれた
位置のものであり、パレット15の収納された収納部2
7は開閉手段75によって蓋65が閉じられ、その後に
不活性気体が収納部27内に充填される。
【0069】充填装置25の各収納部27は、パレット
15が収納されるとともに、蓋65が閉じられて内部が
密封されたとき、バルブ69が開動作されて空所57内
が脱気されてから、ヘリウムガスなどの不活性気体が所
定の高い圧力で、例えば1時間程度加圧される。
【0070】バルブ69の開閉制御や不活性気体の充填
時間制御も、制御手段45の制御機能の下で行われる。
【0071】不活性気体の圧入期間が経過すると、開閉
手段75で蓋65が開かれ、出し入れ手段17でパレッ
ト15が出される。
【0072】図2において、出し入れ位置P3からパレ
ット15にして数個分右側には、パレット15から電子
部品33を移載する移載手段81が、1軸ロボット1上
及びこの近傍に図示しない基台に配置されている。
【0073】移載手段81は、図7に示すように、1軸
ロボット1を横切るように移載位置P4に位置するパレ
ット15上に凹溝35に沿って配列された操作腕83
と、この操作腕83の下面から突出する細い操作片85
と、操作腕83の先端下方に配置された整列部87と、
この整列部87に整列された電子部品33を検査装置2
9へ移載する移載腕89とを有して形成されている。
【0074】操作腕83の操作片85は、パレット15
の凹溝35端の押出溝35aから差込まれて凹溝35内
をその長手方向にスライドし、整列部87の整列路87
aまで電子部品33を押し出しスライドして停止すると
ともに、整列路87aから引上げた状態で、パレット1
5の押出溝35a又は凹溝35に戻って差込まれるよ
う、制御手段45で変位制御されている。
【0075】そのため、操作片85の往復動により、パ
レット15の凹溝35から1個又は複数個ずつ電子部品
33を整列部87へスライド整列可能となっている。
【0076】なお、第2の移送手段11は、パレット1
5の右端の凹溝35と整列部87の整列路87aが揃う
ように停止するとともに、凹溝35の全ての電子部品3
3が整列路87aの側へ移される都度、凹溝35の形成
ピッチでステップ状に変位制御され、左隣りの凹溝35
と整列路87aが揃うようになっている。
【0077】移載腕89は、制御手段45の制御の下、
その整列部87に整列された1個又は複数個ずつの電子
部品33を、そのヘッド91で検査装置29の回転テー
ブル93の所定位置上へ揃えて移送し、再びヘッド91
を整列部87へ戻すよう往復動するものである。
【0078】ヘッド91は、電子部品33を1個ずつ収
納する収納部91aを検査装置29における部品配列と
同じ間隔で複数有しており、各収納部91aを整列部8
7の配列路87aに揃えて電子部品33を1個ずつ収納
し、回転テーブル93まで移送するもので、電子部品3
3は図示しない手段にてヘッド91から回転テーブル9
3に移載される。移載腕89の構成もこれに限定されな
い。
【0079】移載位置P4において、制御手段45はパ
レット15の電子部品33の移載進頻情報を保持してい
る。
【0080】制御手段45は、移載手段81による電子
部品33の移載数をカウントするとともに移載した移載
済み位置情報や移載されない電子部品33の位置情報、
各パレット15毎に不活性気体の充填終了からの経過時
間(移載累積時間)を記録する機能を有しており、電子
部品33が残されたパレット15が配列位置P2に戻さ
れたとき、新たな電子部品33の配列開始位置を配列手
段47に指示する制御機能も有している。
【0081】すなわち、制御手段45は、累積時間が所
定の移載期間、例えば5分とか10分を越えたとき、移
載手段81の動作を停止制御し、電子部品33の残った
パレット15を積層位置P1まで移送するよう第2の移
送手段11を制御し、第1の移送手段9がそれを受けて
配列位置P2に位置したとき、移載済み位置情報に基づ
き、移載跡位置に対して電子部品33を補充配列するよ
う配列手段47を制御する機能を有している。
【0082】なお、その充填終了は、厳密には、充填装
置25の収納部27への不活性気体の圧入が終了してそ
の脱気を開始する時点や、収納部27の蓋65を開いた
時点であるが、各パレット15毎にこれが収納部27か
ら出されて開放された時点とすることが可能である。
【0083】検査装置29は、例えば時計方向に90°
ずつ回転する回転テーブル93と、電子部品33が所定
位置に例えば3個ずつ配列されたとき、180°回転し
た位置で電子部品33からの不活性気体の漏れを1個ず
つ検出する公知の検査部95を有している。
【0084】図2の制御手段45は、電子回路及びこれ
によって上述した構成要素を動作させる機構部を有して
形成されており、上述した制御機能の他の機能は以下の
動作説明によって明確化される。
【0085】次に、上述した本発明のテスト用気体充填
装置の動作を説明する。当初、図2のガイド部31で
は、図4のシリンダ43の動作によって爪41が前進し
て最下位のパレット15の係止部37と係止されてお
り、複数枚のパレット15が積層されている。
【0086】この状態で、制御手段45の制御下、第1
の移送手段9が1軸ロボット1をガイド部31の下方ま
で移動されると、第1の移送手段9のテーブル17が図
4F及びEのように上昇して最下位置のパレット15に
当接し、図4Cのようにシリンダ43の動作によって爪
41が後退してパレット15の係止部37との係止が解
除される。
【0087】次いで、図4Dに示すように、テーブル1
7にパレット15が乗った状態で1枚分下降してから、
同図C〜Aのように、爪41が前進して係止部37と係
止されてパレット15が保持される一方、1枚のパレッ
ト15を乗せたテーブル17が降下して停止する。
【0088】次に、第1の移送手段9は、1軸ロボット
1を図2中左側へ移動し、配列位置P2にて右端の凹溝
35とリニヤフィーダ55が揃う位置で停止する。
【0089】パレット15に対しては、配列手段47の
操作腕49から突出する吸着ノズル51の吸着、移動、
解放の繰り返し動作により、リニヤフィーダ55から1
個又は数個ずつ電子部品33がパレット15の凹溝35
に収納配列され、所定回数だけ繰り返される。
【0090】右端の凹溝35への電子部品33の収納が
終了すると、パレット15が凹溝351個分だけ図中右
側にスライド制御され、隣の凹溝35とリニヤフィーダ
55の先端を一致制御される。
【0091】以降、複数の凹溝35に対し、順次、所定
数の電子部品33が収納制御されるとともに、配列され
た電子部品33の数量が制御手段45によってカウント
され、所定数又は配列数が一杯になるまで繰り返され
る。
【0092】パレット15上に収納配列された電子部品
33の数量が所定値又は一杯になると、パレット15が
1軸ロボット1によって右側へ移動され、積層位置P1
を越えて出し入れ位置P3で停止される。
【0093】充填装置25は、図6に示すように、制御
手段45の制御を介したモータM3の動作によって上下
方向に変位制御され、空きの収納部27であってこれか
らパレット15の収納される収納部27を開閉手段75
の開閉操作部73と同じ位置に変位させる。
【0094】全ての収納部27にパレット15が収納さ
れていないとき、最上段又は最下段の収納部27から順
次下方又は上方の収納部27が開閉手段75の開閉操作
部73と同じ位置に変位される。その後は、制御手段4
5の管理下で任意の収納部27が変位させる。
【0095】充填装置25は、開閉操作部73を蓋65
に当接させて開操作して蓋65を保持して収納部27の
開口部を開けた後、モータM3の動作によってその収納
部27を下方向に変位制御させ、第1の移送手段9のテ
ーブル17と同じ位置に変位される。
【0096】パレット15と開けられた収納部27が同
じ位置に変位されると、出し入れ手段23のシリンダ7
7が動作して出し入れ軸79がパレット15の係合部3
9と係合され、更に、出し入れ軸79が押し出されてパ
レット15が収納部27内に収納され、出し入れ軸79
の先端とパレット15の係合部39との係合が解除され
ると、出し入れ軸79が元の位置に後退する。
【0097】パレット15の収納される収納部27は、
モータM3の動作によって上方向に変位制御され、開閉
操作部73によって蓋65が収納部27の開口部に当接
されるとともに密封動作される。
【0098】すると、パレット15の収納された収納部
27は、バルブ69の開動作を介して脱気された後、不
活性気体がその収納部27内に圧入される。不活性気体
の圧入は約1時間程度、所定の圧力で持続される。
【0099】パレット15が収納部27に収納された
後、第1の移送手段9は、1軸ロボット1を左側へ移動
して積層位置P1で停止し、以降、積層位置P1、配列
位置P2及び出し入れ位置P3での動作を繰り返す。
【0100】不活性気体の圧入時間が経過してパレット
15を受け取る場合、充填装置25にあって圧入時間の
経過した収納部27がモータM3の動作によって開閉操
作部73と同じ位置に変位し、開閉操作部73で蓋65
が開けられた後、開けられた収納部27が、出し入れ位
置P3における第1、第2の移送手段9、11のテーブ
ル17、21の位置に変位される。
【0101】制御手段45の制御の下で、第2の移送手
段11のテーブル21を収納部27と同じ位置に位置さ
せておき、出し入れ手段23のシリンダ77を動作させ
て出し入れ軸79を収納部27内へ前進させてパレット
15の係合部39と係合させ、出し入れ軸79を後退さ
せてパレット15をテーブル21上に移動させた後、パ
レット15との係合を解除し、更に出し入れ軸79を後
退させる。
【0102】次に、第2の移送手段11を右側へ移載位
置P4まで移動し、移載手段81の操作腕83の下に右
端の凹溝35が位置する位置で停止される。
【0103】次いで、操作腕83の下面から突出する操
作片85によって1個又は複数個ずつ電子部品33を整
列部87の整列路87aへスライドさせて整列させ、そ
の後、操作片85の繰り返し動作によって所定数の電子
部品33が整列部87に整列される。
【0104】なお、整列路87aがパレット15の凹溝
35と等長であれば、操作片85の1回のスライド動作
で、1列分の電子部品33を一度に整列路87aへ押し
出すことが可能である。
【0105】整列部87に整列された電子部品33は、
例えば3個ずつ移載腕89のヘッド91の収納部91a
に収納され、検査装置29の回転テーブル93へ運ばれ
るとともに、回転テーブル93の所定位置に移載され、
再びヘッド91が整列部87へ戻る。
【0106】右端の凹溝35への電子部品33を整列部
87へ移し終ると、パレット15が凹溝35にして1個
分だけ図中右側にスライド制御され、隣の凹溝35と移
載手段81の操作腕83が一致するようステップ状に変
位制御される。
【0107】以降、複数の凹溝35に対し、順次、電子
部品33を整列部87へ移し終ると、ステップ状に変位
制御されるとともに、配列された電子部品33の数量が
制御手段45によってカウントされ、所定数又は配列数
が一杯になるまで繰り返される。
【0108】他方、第2の移送手段11は、所定の移載
期間が終了すると、積層位置P1に戻り、図4に示す動
作によってパレット15をガイド部31の最下段に積層
する。
【0109】なお、第1及び第2の移送手段9、11は
互いに当たらないように、第2の移送手段11を第1の
移送手段9より左側、すなわち移載位置P4又は検査装
置29側に位置されるとともに制御手段45によって制
御されている。
【0110】検査装置29は、所定位置に例えば3個の
電子部品33が配列されると、時計方向に90°ずつ回
転し、所定位置に新たに3個の電子部品33を配列す
る。
【0111】検査装置29では、移載位置から180°
回転した先の検査部95によって電子部品33を包み、
公知の手法により充填気体の有無を測定する。充填気体
の有無は検査部95による測定可能・不可能に対応す
る。
【0112】充填気体が検出された電子部品33は気密
性に問題があるとし、検査部95から例えば90°回転
した位置(図示せず。)で、3個の電子部品33を回転
テーブル93から移す際に、不良品として分類される。
【0113】他方、充填気体が検出されなかった電子部
品33は、回転テーブル93から移す際に、良品として
分類される。
【0114】配列位置P2にてパレット15上に電子部
品33を配列する時間、充填装置25の収納部27内へ
不活性気体を充填する時間、更に、積層位置P4にてパ
レット15上から電子部品33を検査装置29に移載す
る時間は、積層位置P1、配列位置P2、出し入れ位置
P3及び移載位置P4の相互間で第1、第2の移送手段
9、11が移動する時間より長い。特に、不活性気体の
充填時間は長い。
【0115】そのため、パレット15上への電子部品3
3の配列時間中、不活性気体の充填時間中、パレット1
5上から電子部品33の検査装置29への載置時間中
に、積層位置P1、配列位置P2、出し入れ位置P3及
び移載位置P4の相互間で第1、第2の移送手段9、1
1を移動させたり、パレット15の別の移動動作が制御
手段45の制御の下で平行してなされる。
【0116】そして、何らかの不測の原因によって、移
載位置P4のパレット15上の全ての電子部品33が、
所定の移載時間(期間)内に移載されずに残った場合、
上述したように制御手段45のカウント記録機能によ
り、移載手段81の動作を終了して第2の移送手段11
を積層位置P1まで移動させて、ガイド部31に保持さ
せ、その後、第1の移送手段9によって配列位置P2で
電子部品33を補充配列する。
【0117】この場合、制御手段45のカウント記録機
能により、電子部品33が移載された跡の移載跡位置に
対して配列手段47で電子部品33が補充配列される。
【0118】本発明において、第1の移送手段9及び第
2の移送手段11はパレット15を積層したり取り出す
ためにテーブル17の昇降手段が必要である。
【0119】そして、その昇降手段は、上述した構成に
限らず、例えば図4Gに示すように、上下動しないテー
ブル17の複数隅から昇降ロッド99を昇降自在に貫通
配置し、上述した制御手段45でパレット15の上げ下
げ制御をさせる構成も可能である。
【0120】また、上述した開閉手段75は、出し入れ
手段23の上方に配置する構成に限らない。例えば、収
納部27に蓋65がヒンジ構成にて形成されている場
合、出し入れ手段23に開閉手段75を具備させたり、
出し入れ手段23とほぼ同一平面上に開閉手段75を配
置することも可能である。
【0121】本発明の実施において、1軸ロボット1、
第1、第2の移送手段9、11、出し入れ手段23、充
填装置25、収納部27、検査装置29、ガイド部3
1、配列手段47、開閉手段75、移載手段81、検査
部95の構成は任意であり、上述した構成に限定されな
い。
【0122】例えば、上述した構成では、電子部品33
を吸着してパレット15の凹溝35へ1列状態で収納す
る例であり、端子ピンなどの突出物がないか小さいブロ
ック状の電子部品33に好適する。
【0123】端子ピンなどの突出物を有する電子部品3
3に対しては、スライドさせながらパレット15に収納
する構成が困難な場合も想定される。
【0124】このような場合、図8に示すように、例え
ばステンレス製の長方形板に、電子部品33のはまる小
さな凹部97を所定の間隔でマトリックス状に多数形成
したパレット15を用いる構成も可能である。
【0125】このような構成では、図示はしないが、凹
部97を有するパレット15に対して、配列位置P2に
て1軸ロボットでリニヤフィーダ55から個々の電子部
品33を吸着させて順次収納させ、移載位置P4にてX
Yロボットで個々の電子部品33を吸着して検査装置2
9のテーブル93へ移載するようにすれば良い。
【0126】もっとも、上述した溝型のパレット15に
電子部品33を1列状態で収納する構成は、電子部品3
3の収納密度が向上してパレット15の小型化が可能で
あるうえ、収納部27を小さくして充填装置25も小型
化できるし、それに伴って脱気が早まったり不活性ガス
の消費が少なくなる利点がある。
【0127】ところで、上述した実施の形態では、部品
供給手段としてのボウルフィーダ53やリニヤフィーダ
55から電子部品33を供給する構成としたが、本発明
の部品供給手段はこれに限定されない。
【0128】例えば、図9に示すように、配列位置P2
に位置する第1の移送手段9に保持されたパレット15
に対し、リニヤフィーダ55や整列部87と同様に、複
数の電子部品33を1列状態に整列して供給する整列部
101と、この整列部101の近傍に配置されそれら電
子部品33が予め配列された図8に類似する補助パレッ
ト103と、この補助パレット103から電子部品33
を整列部101へ1列状態になるよう移し換える移換え
手段105とを備えた部品供給手段を用いる構成も可能
である。
【0129】補助パレット103及び整列部101は、
パレット15と同じ位置に揃うように、図示いない保持
手段で保持される。
【0130】移換え手段105は、整列部101と補助
パレット103に沿って配置された長尺状の1軸ロボッ
ト107にそれら整列部101と補助パレット103間
を移動可能にシリンダ109を支持し、このシリンダ1
09の昇降軸先端に配置した吸着ヘッド111を有して
形成され、上述した制御手段45によって制御されてい
る。
【0131】そして、移換え手段105は、制御手段4
5による制御の下、シリンダ109を補助パレット10
3上に位置させて吸着ヘッド111を降下させ、吸着ヘ
ッド111で電子部品33を吸着して上昇してからシリ
ンダ109を整列部101上に移動させ、吸着ヘッド1
11を降下させて電子部品33の吸着を解除して上昇
し、この繰り返しによって電子部品33を補助パレット
103から整列部101へ移換える。
【0132】なお、本発明において、積層位置P1と出
し入れ位置P3の順序を入れ替えても良く、これに合わ
せて制御手段45による制御を変更すれば良い。
【0133】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係るテス
ト用気体充填装置は、1軸ロボットに第1及び第2の移
送手段を設け、第1の移送手段によって積層位置から空
きパレットを受けて配列位置に移送し、この配列位置で
部品供給手段から空きパレット上に電子部品を配列し、
電子部品の配列されたパレットを第1の移送手段で出し
入れ位置に移送し、そのパレットを出し入れ手段で充填
装置に挿入して電子部品にテスト用気体を充填するとと
もに、第1の移送手段を積層位置に戻す一方、テスト用
気体の充填された電子部品の配列されたパレットを出し
入れ手段で第2の移送手段に引き出して移載位置に移送
し、移載位置にて移載手段で電子部品を検査装置へ移載
し、第2の移送手段で空きパレットを積層位置へ戻す構
成とした。そのため、検査する電子部品を検査装置へ移
送する過程が自動化され、テスト用気体充填後の時間管
理や省力化が可能になり、検査の信頼性が向上するう
え、電子部品の製造コストを低下させることが可能とな
る。そして、電子部品の検査装置への移載に要した累積
時間が所定の移載期間を越えたとき移載手段の移送動作
を停止制御し、電子部品の残ったパレットを積層位置へ
戻し制御し、そのパレット上の移載済み位置情報に基づ
き、配列位置にて電子部品の移載跡位置に対して電子部
品を補充配列するよう制御する構成では、移載されずに
残った電子部品を、テスト用気体の充填工程に確実かつ
自動的に戻して再充填可能となり、特に、テスト用気体
の充填後の時間管理効率や省力化が大幅に向上し、より
検査の信頼性が向上する。さらに、複数のそれら電子部
品を1列状態に整列して供給する整列部と、それら電子
部品が予め配列された補助パレットから電子部品をその
整列部へ1列状態になるよう移し換える移換え手段とを
有して上記部品供給手段を形成する構成では、補助パレ
ットなどに予め電子部品を配列させた状態で供給でき、
種々の部品供給形態に対応可能となり、使用範囲が拡大
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品へのテスト用気体充填装
置の実施の形態を説明する概略正面図である。
【図2】図1の電子部品へのテスト用気体充填装置を説
明する概略平面図である。
【図3】本発明のテスト用気体充填装置で用いるパレッ
トを示す図である。
【図4】本発明のテスト用気体充填装置で用いるガイド
部を示す図である。
【図5】本発明のテスト用気体充填装置で用いる配列手
段を示す図である。
【図6】本発明のテスト用気体充填装置で用いる出し入
れ手段、充填装置及び開閉手段を示す図である。
【図7】本発明のテスト用気体充填装置で用いる移載手
段を示す図である。
【図8】本発明のテスト用気体充填装置で用いる他のパ
レットを示す図である。
【図9】本発明のテスト用気体充填装置の他の例を示す
部分概略図である。
【符号の説明】
1、107 1軸ロボット 3a、3b、5a、5b プーリ 7a、7b ベルト 9 第1の移送手段 11 第2の移送手段 13、19 昇降軸 15 パレット 17、21 テーブル 23 出し入れ手段 25 充填装置 27 収納部 29 検査装置 31 ガイド部(保持手段) 33 電子部品(部品) 35 凹溝 35a 押出溝 35b ひさし 37 係止部 39 係合部 41 爪 43、71、77 シリンダ 45 制御手段 47 配列手段 49、83 操作腕 51 吸着ノズル 53 ボウルフィーダ(部品供給手段) 55 リニヤフィーダ(部品供給手段) 55a 配列路 55b ストッパ 57 空所 59 保持板 61 レール 63 送りねじ 65 蓋 67 パイプ 69 バルブ 73 開閉操作部 75 開閉手段 79 出し入れ軸 81 移載手段 85 操作片 87 整列部 87a 整列路 89 移載腕 91 ヘッド 91a 収納部 93 回転テーブル 95 検査部 97 凹部 99 ロッド 101 整列部(部品供給手段) 103 補助パレット 105 移換え手段(部品供給手段) 109 シリンダ 111 吸着ヘッド M1、M2、M3 モータ P1 積層位置 P2 配列位置 P3 出し入れ位置 P4 移載位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G067 AA48 BB02 BB30 CC12 DD17 DD18 3E054 AA20 BA06 CA06 CA08 DB05 DB06 DB08 DC16 DD01 DE10 EA03 FA07 FB01 FB07 FB08 FE10 GA01 GA07 GB02 GC02 GC03 HA10 JA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスト用気体を充填する複数の電子部品
    が板状の空きパレットに配列される位置を配列配置と
    し、前記テスト用気体の充填された前記電子部品から当
    該テスト用気体の漏れを検査する検査装置に対して前記
    電子部品を移載する位置を移載位置とし、それら配列位
    置と移載位置の間に、前記空きパレットの積層位置と、
    前記テスト用気体を充填するために前記パレットを出し
    入れする出し入れ位置とを直線的に設けたとき、前記配
    列配置、積層位置及び出し入れ位置に停止可能に変位制
    御されて前記パレットを移送する第1の移送手段と、 この第1の移送手段より前記移載位置側にあって前記積
    層位置、出し入れ位置及び移載位置に停止可能に変位制
    御されて前記パレットを移送する第2の移送手段と、 複数の前記電子部品を整列した状態で供給する部品供給
    手段と、 前記第1の移送手段によって前記配列位置にある前記空
    きパレットに前記電子部品を前記部品供給手段から配列
    する配列手段と、 個々の前記パレットが前記出し入れ位置側から収納され
    るとともに蓋によって密閉可能に形成された収納部を上
    下方向に複数有する充填装置であって、前記出し入れ位
    置近傍にあってその上下方向に変位可能に配置され、前
    記パレットが収納されて密封されたとき当該収納部内に
    前記テスト用気体を所定期間充填する充填装置と、 前記第1の移送手段によって前記出し入れ位置に位置す
    る前記パレットを前記蓋の開けられた当該収納部へ挿入
    し、前記テスト用気体の充填が終了し前記蓋の開けられ
    た前記収納部から、前記出し入れ位置に位置する前記第
    2の移送手段へ前記パレットを取り出す出し入れ手段
    と、 前記第2の移送手段によって前記出し入れ位置から前記
    移載位置に位置された前記パレットから前記電子部品を
    前記検査装置側へ移載する移載手段と、 前記空きパレットを前記積層位置から前記配列位置を経
    て前記出し入れ位置へ停止と移送を繰返して前記第1の
    移送手段を変位制御し、前記パレットを前記出し入れ位
    置から前記移載位置を経て前記積層位置へ停止と移送を
    繰返して前記第2の移送手段を変位制御し、前記空きパ
    レットが前記配列位置にあるとき当該パレットへ前記電
    子部品を配列するよう前記配列手段を制御し、前記電子
    部品の配列された前記パレットが前記出し入れ位置に移
    送されたとき、前記蓋を開いて前記収納部を前記出し入
    れ位置に相当する位置に位置させるよう前記充填装置を
    変位制御し、前記出し入れ手段によって前記パレットを
    前記収納部へ挿入して前記蓋を閉じて密封するとともに
    当該収納部内に前記テスト用気体を充填制御し、所定の
    前記充填期間が経過したとき、前記第1の移送手段に代
    えて前記第2の移送手段を前記出し入れ位置に変位制御
    し、前記蓋を開いて当該収納部を前記出し入れ位置に相
    当する位置に変位制御するとともに前記出し入れ手段に
    よって当該収納部内のパレットを前記第2の移送手段上
    に引き出し制御し、前記第2の移送手段にて前記出し入
    れ位置から前記移載位置へ移送された前記パレットから
    前記電子部品を前記検査装置へ移載するよう前記移載手
    段を制御する制御手段と、 とを具備することを特徴とする電子部品へのテスト用気
    体充填装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記移載手段が前記パ
    レットから前記検査装置へ移載した前記電子部品の移載
    済み位置情報及び前記充填の終了からの経過時間を前記
    パレット毎に記録し、前記累積時間が所定の移載期間を
    越えたとき前記移載手段の移送動作を停止制御し、前記
    電子部品の残った前記パレットを前記移載位置から前記
    積層位置へ移送するよう前記第2の移送手段を制御し、
    前記電子部品の残った前記パレットが前記第1の移送手
    段によって前記配列位置に位置されたとき、前記移載済
    み位置情報に基づき、前記電子部品の移載跡位置に対し
    て前記部品供給手段から前記電子部品を補充配列するよ
    う前記配列手段を制御可能に形成されてなる請求項1記
    載の電子部品へのテスト用気体充填装置。
  3. 【請求項3】 前記部品供給手段は、複数の前記電子部
    品を1列状態に整列して供給する整列部と、前記電子部
    品が予め配列された補助パレットから前記電子部品を前
    記整列部へ1列状態になるよう移し換える移換え手段と
    を有してなる請求項1又は2記載の電子部品へのテスト
    用気体充填装置。
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