JP2003210195A - αアミラーゼ活性測定用液 - Google Patents
αアミラーゼ活性測定用液Info
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- JP2003210195A JP2003210195A JP2002009578A JP2002009578A JP2003210195A JP 2003210195 A JP2003210195 A JP 2003210195A JP 2002009578 A JP2002009578 A JP 2002009578A JP 2002009578 A JP2002009578 A JP 2002009578A JP 2003210195 A JP2003210195 A JP 2003210195A
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/34—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase
- C12Q1/40—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase involving amylase
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 至適pHが酸性側にあるαアミラーゼの活性
を高感度で測定することが可能なαアミラーゼ活性測定
用液を提供すること。 【解決手段】 5mMから50mMのNaCl及び0.
09mMから0.9mMのCaCl2を含む、αアミラ
ーゼ活性測定用液。
を高感度で測定することが可能なαアミラーゼ活性測定
用液を提供すること。 【解決手段】 5mMから50mMのNaCl及び0.
09mMから0.9mMのCaCl2を含む、αアミラ
ーゼ活性測定用液。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、αアミラーゼ活性
測定用液、並びにそれを用いたαアミラーゼ活性の測定
方法に関する。より詳細には、本発明は、所定濃度の塩
を含むαアミラーゼ活性測定用液、並びにそれを用いた
αアミラーゼ活性の測定方法に関する。本発明のαアミ
ラーゼ活性測定用液及びαアミラーゼ活性の測定方法
は、農作物の品質管理などに有用である。
測定用液、並びにそれを用いたαアミラーゼ活性の測定
方法に関する。より詳細には、本発明は、所定濃度の塩
を含むαアミラーゼ活性測定用液、並びにそれを用いた
αアミラーゼ活性の測定方法に関する。本発明のαアミ
ラーゼ活性測定用液及びαアミラーゼ活性の測定方法
は、農作物の品質管理などに有用である。
【0002】
【従来の技術】小麦に存在するアミラーゼには、αアミ
ラーゼとβアミラーゼがあり、小麦中の澱粉を基質とし
てデキストリンやマルトースを生成する。小麦を製粉
し、これにより得られた小麦粉でパンを製造する際、小
麦粉の品質は製パン時の生地の粘弾性を指標にして評価
されるが、この粘弾性は小麦粉のもつアミラーゼ活性に
大きく依存する。
ラーゼとβアミラーゼがあり、小麦中の澱粉を基質とし
てデキストリンやマルトースを生成する。小麦を製粉
し、これにより得られた小麦粉でパンを製造する際、小
麦粉の品質は製パン時の生地の粘弾性を指標にして評価
されるが、この粘弾性は小麦粉のもつアミラーゼ活性に
大きく依存する。
【0003】通常の小麦ではβアミラーゼが発現してい
るが、発芽時に近い小麦ではαアミラーゼが発現する。
製粉の際、発芽時に近い小麦が原料として混入した場
合、これにより得られた小麦粉で製パンを行うと、生地
の粘度が低下し、この小麦粉の品質は劣化する。従っ
て、製粉を行う際に、原料として使用するアミラーゼ活
性を把握することが重要である。
るが、発芽時に近い小麦ではαアミラーゼが発現する。
製粉の際、発芽時に近い小麦が原料として混入した場
合、これにより得られた小麦粉で製パンを行うと、生地
の粘度が低下し、この小麦粉の品質は劣化する。従っ
て、製粉を行う際に、原料として使用するアミラーゼ活
性を把握することが重要である。
【0004】αアミラーゼ活性は、p−ニトロフェノー
ル(PNP)を標識したオリゴ糖基質と共役酵素である
αグルコシダーゼを用いて、PNP生成速度を指標にし
て測定するのが一般的である。しかしながら、このPN
Pのε(モル吸光係数)はpH依存性であり、pH9以
上ではεは最大であるが、pHの低下に伴い、εも低下
する。実際、pH8でのεを100とすると、pH6.
5でのεは約35と約1/3になる。従って、至適pH
が酸性側にあるαアミラーゼ活性測定においては、感度
低下が問題となっている。
ル(PNP)を標識したオリゴ糖基質と共役酵素である
αグルコシダーゼを用いて、PNP生成速度を指標にし
て測定するのが一般的である。しかしながら、このPN
Pのε(モル吸光係数)はpH依存性であり、pH9以
上ではεは最大であるが、pHの低下に伴い、εも低下
する。実際、pH8でのεを100とすると、pH6.
5でのεは約35と約1/3になる。従って、至適pH
が酸性側にあるαアミラーゼ活性測定においては、感度
低下が問題となっている。
【0005】特に、穀物由来のαアミラーゼは至適pH
が5〜6であるため、活性測定においては、感度の向上
が重要な課題である。活性測定における感度の向上を図
るために、εのpH依存性が比較的低いクロロニトロフ
ェノール(CNP)を標識したオリゴ糖基質が開発され
ているが、穀物由来のα−アミラーゼではPNP基質の
場合と比較して、CNP基質では高い感度が得られな
い。pH5〜6においては、ε(CNP)>ε(PN
P)であることから、穀物由来のα−アミラーゼは、P
NP標識オリゴ糖基質に比べ、CNP標識オリゴ糖基質
には作用しにくいことが考えられる。
が5〜6であるため、活性測定においては、感度の向上
が重要な課題である。活性測定における感度の向上を図
るために、εのpH依存性が比較的低いクロロニトロフ
ェノール(CNP)を標識したオリゴ糖基質が開発され
ているが、穀物由来のα−アミラーゼではPNP基質の
場合と比較して、CNP基質では高い感度が得られな
い。pH5〜6においては、ε(CNP)>ε(PN
P)であることから、穀物由来のα−アミラーゼは、P
NP標識オリゴ糖基質に比べ、CNP標識オリゴ糖基質
には作用しにくいことが考えられる。
【0006】そのため現在では、PNP標識オリゴ糖基
質を用いて、PNP標識オリゴ糖基質を用いて、至適p
HであるpH=5.4において反応を行わせ、反応停止
液としてアルカリを添加し、反応を停止させるととも
に、生成PNPのεを高めることを行っている。しかし
ながら、この方法では、終点法であるため、基質ブラン
クを別途測定して、その差から、実質上のPNP生成速
度を求めている。この方法では、一つのαアミラーゼ活
性を測定するために2回の測定を行なう必要があるた
め、操作が煩雑であるという問題点がある。
質を用いて、PNP標識オリゴ糖基質を用いて、至適p
HであるpH=5.4において反応を行わせ、反応停止
液としてアルカリを添加し、反応を停止させるととも
に、生成PNPのεを高めることを行っている。しかし
ながら、この方法では、終点法であるため、基質ブラン
クを別途測定して、その差から、実質上のPNP生成速
度を求めている。この方法では、一つのαアミラーゼ活
性を測定するために2回の測定を行なう必要があるた
め、操作が煩雑であるという問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の問題点を解消することを解決すべき課題とし
た。即ち、本発明は、至適pHが酸性側にあるαアミラ
ーゼの活性を高感度で測定することが可能なαアミラー
ゼ活性測定用液を提供することを解決すべき課題とし
た。本発明はまた、至適pHが酸性側にあるαアミラー
ゼの活性を高感度で測定することが可能なαアミラーゼ
活性の測定方法を提供することを解決すべき課題とし
た。
来技術の問題点を解消することを解決すべき課題とし
た。即ち、本発明は、至適pHが酸性側にあるαアミラ
ーゼの活性を高感度で測定することが可能なαアミラー
ゼ活性測定用液を提供することを解決すべき課題とし
た。本発明はまた、至適pHが酸性側にあるαアミラー
ゼの活性を高感度で測定することが可能なαアミラーゼ
活性の測定方法を提供することを解決すべき課題とし
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、所定濃度のNaCl
及び所定濃度のCaCl2を含むαアミラーゼ活性測定
用液を用いてαアミラーゼ活性を測定した場合、至適p
Hが酸性側にあるαアミラーゼの活性を高感度に測定で
きることを見出し、本発明を完成するに至った。
解決するために鋭意検討した結果、所定濃度のNaCl
及び所定濃度のCaCl2を含むαアミラーゼ活性測定
用液を用いてαアミラーゼ活性を測定した場合、至適p
Hが酸性側にあるαアミラーゼの活性を高感度に測定で
きることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明によれば、5mMから50m
MのNaCl及び0.09mMから0.9mMのCaC
l2を含む、αアミラーゼ活性測定用液が提供される。
好ましくは、本発明のαアミラーゼ活性測定用液は、
8.6mMから42.8mMのNaCl及び0.18m
Mから0.90mMのCaCl2を含む。好ましくは、
αアミラーゼは、穀物由来のαアミラーゼであり、特に
好ましくは、αアミラーゼは、麦類由来のαアミラーゼ
である。
MのNaCl及び0.09mMから0.9mMのCaC
l2を含む、αアミラーゼ活性測定用液が提供される。
好ましくは、本発明のαアミラーゼ活性測定用液は、
8.6mMから42.8mMのNaCl及び0.18m
Mから0.90mMのCaCl2を含む。好ましくは、
αアミラーゼは、穀物由来のαアミラーゼであり、特に
好ましくは、αアミラーゼは、麦類由来のαアミラーゼ
である。
【0010】本発明の別の側面によれば、上記した本発
明のαアミラーゼ活性測定用液を用いる、αアミラーゼ
活性の測定方法が提供される。好ましくは、本発明のα
アミラーゼ活性の測定方法は、p−ニトロフェノールで
標識したオリゴ糖基質およびαグルコシダーゼを含む分
析要素に、αアミラーゼを含有する本発明のαアミラー
ゼ活性測定用液を適用し、p−ニトロフェノールの生成
速度を測定することを含む。
明のαアミラーゼ活性測定用液を用いる、αアミラーゼ
活性の測定方法が提供される。好ましくは、本発明のα
アミラーゼ活性の測定方法は、p−ニトロフェノールで
標識したオリゴ糖基質およびαグルコシダーゼを含む分
析要素に、αアミラーゼを含有する本発明のαアミラー
ゼ活性測定用液を適用し、p−ニトロフェノールの生成
速度を測定することを含む。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様及び実施
方法について詳細に説明する。本発明のαアミラーゼ活
性測定用液は、5mMから50mMのNaCl及び0.
09mMから0.9mMのCaCl2を含むことを特徴
とする。本発明のαアミラーゼ活性測定用液を用いてα
アミラーゼ活性を測定する場合には、先ず、αアミラー
ゼを含有し、かつ5mMから50mMのNaCl及び
0.09mMから0.9mMのCaCl2を含む本発明
のαアミラーゼ活性測定用液を調製する。そして、この
αアミラーゼ活性測定用液を、p−ニトロフェノール
(PNP)を標識したオリゴ糖基質と共役酵素であるα
グルコシダーゼとを含む分析要素に適用し、生成するP
NPの生成速度を測定することにより、αアミラーゼ活
性を測定することができる。
方法について詳細に説明する。本発明のαアミラーゼ活
性測定用液は、5mMから50mMのNaCl及び0.
09mMから0.9mMのCaCl2を含むことを特徴
とする。本発明のαアミラーゼ活性測定用液を用いてα
アミラーゼ活性を測定する場合には、先ず、αアミラー
ゼを含有し、かつ5mMから50mMのNaCl及び
0.09mMから0.9mMのCaCl2を含む本発明
のαアミラーゼ活性測定用液を調製する。そして、この
αアミラーゼ活性測定用液を、p−ニトロフェノール
(PNP)を標識したオリゴ糖基質と共役酵素であるα
グルコシダーゼとを含む分析要素に適用し、生成するP
NPの生成速度を測定することにより、αアミラーゼ活
性を測定することができる。
【0012】本発明では、NaClの濃度範囲を5mM
から50mMに設定し、またCaCl2の濃度範囲を
0.09mMから0.9mMに設定することにより、至
適pHが酸性側にあるαアミラーゼの活性を高感度で測
定することが可能になると同時に、αアミラーゼの安定
性を維持することができることが判明した。NaClの
濃度が5mM未満またはCaCl2の濃度が0.09m
M未満になると比較的高温(例えば45℃)でのαアミ
ラーゼの安定性が悪化するため好ましくない。また、N
aClの濃度が50mMより高かったり、CaCl2の
濃度が0.9mMより高いとαアミラーゼ活性測定の感
度が低くなり、好ましくない。特に好ましくは、8.6
mMから42.8mMのNaCl及び0.18mMから
0.90mMのCaCl2を含むαアミラーゼ活性測定
用液を用いることができる。
から50mMに設定し、またCaCl2の濃度範囲を
0.09mMから0.9mMに設定することにより、至
適pHが酸性側にあるαアミラーゼの活性を高感度で測
定することが可能になると同時に、αアミラーゼの安定
性を維持することができることが判明した。NaClの
濃度が5mM未満またはCaCl2の濃度が0.09m
M未満になると比較的高温(例えば45℃)でのαアミ
ラーゼの安定性が悪化するため好ましくない。また、N
aClの濃度が50mMより高かったり、CaCl2の
濃度が0.9mMより高いとαアミラーゼ活性測定の感
度が低くなり、好ましくない。特に好ましくは、8.6
mMから42.8mMのNaCl及び0.18mMから
0.90mMのCaCl2を含むαアミラーゼ活性測定
用液を用いることができる。
【0013】本発明のαアミラーゼ活性測定用液は、特
に、至適pHが酸性側にあるαアミラーゼを測定するの
に適している。このようなαアミラーゼとしては、穀物
由来のαアミラーゼ(例えば、小麦や大麦などの麦類由
来のαアミラーゼ)などが挙げられる。
に、至適pHが酸性側にあるαアミラーゼを測定するの
に適している。このようなαアミラーゼとしては、穀物
由来のαアミラーゼ(例えば、小麦や大麦などの麦類由
来のαアミラーゼ)などが挙げられる。
【0014】本発明によれば、αアミラーゼ活性測定用
液を用いる、αアミラーゼ活性の測定方法が提供され
る。具体的には、p−ニトロフェノールで標識したオリ
ゴ糖基質およびαグルコシダーゼを含む分析要素に、α
アミラーゼを含有する本発明のαアミラーゼ活性測定用
液を適用し、p−ニトロフェノールの生成速度を測定す
ることによりαアミラーゼ活性を測定することができ
る。
液を用いる、αアミラーゼ活性の測定方法が提供され
る。具体的には、p−ニトロフェノールで標識したオリ
ゴ糖基質およびαグルコシダーゼを含む分析要素に、α
アミラーゼを含有する本発明のαアミラーゼ活性測定用
液を適用し、p−ニトロフェノールの生成速度を測定す
ることによりαアミラーゼ活性を測定することができ
る。
【0015】上記の測定方法で用いる分析要素として
は、乾式分析要素を用いてもよい。本発明で用いること
ができる乾式分析要素としては、支持体上に、少なくと
も、p−ニトロフェノールで標識したオリゴ糖基質を含
む層と、αグルコシダーゼを含む層(以下、これらを試
薬層と称する場合がある)とを含む分析要素が挙げられ
る。あるいは、p−ニトロフェノールで標識したオリゴ
糖基質とαグルコシダーゼとは同一の試薬層に含まれて
いてもよい。さらに、支持体と上記した試薬層との間に
は所望により、吸水層などを設けることもできる。
は、乾式分析要素を用いてもよい。本発明で用いること
ができる乾式分析要素としては、支持体上に、少なくと
も、p−ニトロフェノールで標識したオリゴ糖基質を含
む層と、αグルコシダーゼを含む層(以下、これらを試
薬層と称する場合がある)とを含む分析要素が挙げられ
る。あるいは、p−ニトロフェノールで標識したオリゴ
糖基質とαグルコシダーゼとは同一の試薬層に含まれて
いてもよい。さらに、支持体と上記した試薬層との間に
は所望により、吸水層などを設けることもできる。
【0016】本発明で用いることができる支持体として
は、光不透過性(不透明)、光半透過性(半透明)、光
透過性(透明)のいずれのものも用いることができる
が、一般的には光透過性で水不透過性の支持体が好まし
い。光透過性水不透過性支持体の材料として好ましいの
ものはポリエチレンテレフタレート、ポリスチレンなど
である。親水性層を強固に接着させるために、下塗り層
を設けたり、親水化処理を施したものを用いることが好
ましい。
は、光不透過性(不透明)、光半透過性(半透明)、光
透過性(透明)のいずれのものも用いることができる
が、一般的には光透過性で水不透過性の支持体が好まし
い。光透過性水不透過性支持体の材料として好ましいの
ものはポリエチレンテレフタレート、ポリスチレンなど
である。親水性層を強固に接着させるために、下塗り層
を設けたり、親水化処理を施したものを用いることが好
ましい。
【0017】試薬層は、p−ニトロフェノールで標識し
たオリゴ糖基質と、αグルコシダーゼとを含む。上述の
通り、これらの成分は同一の層に含めてもよいし、異な
る層として含めてもよい。試薬層の水浸透性を確保する
ためには、多孔性媒体からなる多孔性層とするか、親水
性ポリマーバインダーからなる層とするのが好ましい。
これら水浸透性層のうち、親水性ポリマーバインダーか
らなる連続層とするのが好ましい。
たオリゴ糖基質と、αグルコシダーゼとを含む。上述の
通り、これらの成分は同一の層に含めてもよいし、異な
る層として含めてもよい。試薬層の水浸透性を確保する
ためには、多孔性媒体からなる多孔性層とするか、親水
性ポリマーバインダーからなる層とするのが好ましい。
これら水浸透性層のうち、親水性ポリマーバインダーか
らなる連続層とするのが好ましい。
【0018】試薬層として多孔性層を用いる場合、その
多孔性媒体は繊維質であってもよいし、非繊維質であっ
てもよい。繊維質材料としては、例えば濾紙、不織布、
織物布地(例えば平織布地)、編物布地(例えばトリコ
ット編物布地)、ガラス繊維濾紙等を用いることができ
る。非繊維質材料としては、特開昭49−53888等
に記載の酢酸セルロース等からなるメンブランフィルタ
ー、特開昭49−53888、特開昭55−90859
(対応米国特許4,258,001)、特開昭58−7
0163(対応米国特許4,486,537)等に記載
の無機物又は有機物微粒子からなる連続空隙含有粒状構
造物層等のいずれでもよい。特開昭61−4959(対
応欧州公開EP0166365A)、特開昭62−11
6258、特開昭62−138756(対応欧州公開E
P0226465A)、特開昭62−138757(対
応欧州公開EP 0226465A)、特開昭62−1
38758(対応欧州公開EP0226465A)等に
記載の部分接着された複数の多孔性層の積層物も好適で
ある。
多孔性媒体は繊維質であってもよいし、非繊維質であっ
てもよい。繊維質材料としては、例えば濾紙、不織布、
織物布地(例えば平織布地)、編物布地(例えばトリコ
ット編物布地)、ガラス繊維濾紙等を用いることができ
る。非繊維質材料としては、特開昭49−53888等
に記載の酢酸セルロース等からなるメンブランフィルタ
ー、特開昭49−53888、特開昭55−90859
(対応米国特許4,258,001)、特開昭58−7
0163(対応米国特許4,486,537)等に記載
の無機物又は有機物微粒子からなる連続空隙含有粒状構
造物層等のいずれでもよい。特開昭61−4959(対
応欧州公開EP0166365A)、特開昭62−11
6258、特開昭62−138756(対応欧州公開E
P0226465A)、特開昭62−138757(対
応欧州公開EP 0226465A)、特開昭62−1
38758(対応欧州公開EP0226465A)等に
記載の部分接着された複数の多孔性層の積層物も好適で
ある。
【0019】多孔性層は供給される液体の量にほぼ比例
した面積に液体を展開する、いわゆる計量作用を有する
展開層であってもよい。展開層としては、これらのうち
織物布地、編物布地などが好ましい。織物布地などは特
開昭57−66359号に記載されたようなグロー放電
処理をしてもよい。展開層には、展開面積、展開速度等
を調節するため、特開昭60−222770(対応:E
P0162301A)、特開昭63−219397(対
応西独特許公開DE3717913A)、特開昭63−
112999(対応:DE3717913A)、特開昭
62−182652 (対応:DE3717913A)
に記載したような親水性高分子あるいは界面活性剤を含
有させてもよい。
した面積に液体を展開する、いわゆる計量作用を有する
展開層であってもよい。展開層としては、これらのうち
織物布地、編物布地などが好ましい。織物布地などは特
開昭57−66359号に記載されたようなグロー放電
処理をしてもよい。展開層には、展開面積、展開速度等
を調節するため、特開昭60−222770(対応:E
P0162301A)、特開昭63−219397(対
応西独特許公開DE3717913A)、特開昭63−
112999(対応:DE3717913A)、特開昭
62−182652 (対応:DE3717913A)
に記載したような親水性高分子あるいは界面活性剤を含
有させてもよい。
【0020】例えば紙、布、高分子からなる多孔質膜等
に本発明の試薬を予め含浸又は塗布した後、支持体上に
設けた他の水浸透性層の上に、特開昭55-164356 号のよ
うな方法で接着させるのも有用な方法である。
に本発明の試薬を予め含浸又は塗布した後、支持体上に
設けた他の水浸透性層の上に、特開昭55-164356 号のよ
うな方法で接着させるのも有用な方法である。
【0021】こうして作られる試薬層の厚さは特に制限
されないが、塗布層として設ける場合には、1μm〜50
μm程度、好ましくは2 μm〜30μmの範囲が適当であ
る。ラミネートによる積層など、塗布以外の方法による
場合、厚さは数十μmから数百μmの範囲で大きく変化
し得る。
されないが、塗布層として設ける場合には、1μm〜50
μm程度、好ましくは2 μm〜30μmの範囲が適当であ
る。ラミネートによる積層など、塗布以外の方法による
場合、厚さは数十μmから数百μmの範囲で大きく変化
し得る。
【0022】親水性ポリマーバインダーからなる水浸透
性層で試薬層を構成する場合、使用できる親水性ポリマ
ーとしては、例えば、以下のものがある。ゼラチン及び
これらの誘導体(例えばフタル化ゼラチン)、セルロー
ス誘導体(例えばヒドロキシエチルセルロース)、アガ
ロース、アルギン酸ナトリウム、アクリルアミド共重合
体、メタアクリルアミド共重合体、アクリルアミド又は
メタアクリルアミドと各種ビニル性モニマーとの共重合
体、ポリヒドロキシエチルメタクリレート、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナ
トリウム、アクリル酸と各種ビニル性モノマーとの共重
合体などである。
性層で試薬層を構成する場合、使用できる親水性ポリマ
ーとしては、例えば、以下のものがある。ゼラチン及び
これらの誘導体(例えばフタル化ゼラチン)、セルロー
ス誘導体(例えばヒドロキシエチルセルロース)、アガ
ロース、アルギン酸ナトリウム、アクリルアミド共重合
体、メタアクリルアミド共重合体、アクリルアミド又は
メタアクリルアミドと各種ビニル性モニマーとの共重合
体、ポリヒドロキシエチルメタクリレート、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナ
トリウム、アクリル酸と各種ビニル性モノマーとの共重
合体などである。
【0023】親水性ポリマーバインダーで構成される試
薬層は、特公昭53−21677号(対応米国特許3,
992,158)、特開昭55−164356号(対応
米国特許4,292,272)、特開昭54−1013
98号(対応米国特許4,132,528)、特開昭6
1−292063号(Chemical Abstra
cts,106:210567y)等の明細書に記載の
方法に従って、基質その他の試薬組成物と親水性ポリマ
ーを含む水溶液又は水分散液を支持体又は検出層等の他
の層の上に塗布し乾燥することにより設けることができ
る。
薬層は、特公昭53−21677号(対応米国特許3,
992,158)、特開昭55−164356号(対応
米国特許4,292,272)、特開昭54−1013
98号(対応米国特許4,132,528)、特開昭6
1−292063号(Chemical Abstra
cts,106:210567y)等の明細書に記載の
方法に従って、基質その他の試薬組成物と親水性ポリマ
ーを含む水溶液又は水分散液を支持体又は検出層等の他
の層の上に塗布し乾燥することにより設けることができ
る。
【0024】親水性ポリマーをバインダーとする試薬層
の乾燥時厚さは約2μm 〜約50μm 、好ましくは約4
μm〜約30μmの範囲、被覆量では約2g/m2〜約50g/
m2、好ましくは約4g/m2〜約30g/m2の範囲である。
の乾燥時厚さは約2μm 〜約50μm 、好ましくは約4
μm〜約30μmの範囲、被覆量では約2g/m2〜約50g/
m2、好ましくは約4g/m2〜約30g/m2の範囲である。
【0025】試薬層には、p−ニトロフェノールで標識
したオリゴ糖基質およびαグルコシダーゼ以外に、塗布
特性、拡散性化合物の拡散性、反応性、保存性等の諸性
能の向上を目的として、界面活性剤、pH緩衝剤組成
物、微粉末、酸化防止剤、その他、有機物あるいは無機
物からなる各種添加剤を加えることができる。試薬層に
含有させることができる緩衝剤の例としては、日本化学
会編「化学便覧 基礎編」(東京、丸善(株)、1966年
発行)1312-1320 頁、R.M.C.Dawson et al編、「Data f
or Biochemical Research」第2版(Oxford at the Clar
endon Press,1969年発行) 476-508 頁、「Biochemistr
y」 5,467-477頁 (1966年) 、Analytical Biochemistr
y」 104,300-310 頁 (1980年) に記載のpH緩衝剤系が
ある。pH緩衝剤の具体例として硼酸塩を含む緩衝剤;
クエン酸又はクエン酸塩を含む緩衝剤;グリシンを含む
緩衝剤;ビシン(Bicine)を含む緩衝剤;HEPES を含む緩
衝剤;MES を含む緩衝剤などのグッド緩衝剤等がある。
したオリゴ糖基質およびαグルコシダーゼ以外に、塗布
特性、拡散性化合物の拡散性、反応性、保存性等の諸性
能の向上を目的として、界面活性剤、pH緩衝剤組成
物、微粉末、酸化防止剤、その他、有機物あるいは無機
物からなる各種添加剤を加えることができる。試薬層に
含有させることができる緩衝剤の例としては、日本化学
会編「化学便覧 基礎編」(東京、丸善(株)、1966年
発行)1312-1320 頁、R.M.C.Dawson et al編、「Data f
or Biochemical Research」第2版(Oxford at the Clar
endon Press,1969年発行) 476-508 頁、「Biochemistr
y」 5,467-477頁 (1966年) 、Analytical Biochemistr
y」 104,300-310 頁 (1980年) に記載のpH緩衝剤系が
ある。pH緩衝剤の具体例として硼酸塩を含む緩衝剤;
クエン酸又はクエン酸塩を含む緩衝剤;グリシンを含む
緩衝剤;ビシン(Bicine)を含む緩衝剤;HEPES を含む緩
衝剤;MES を含む緩衝剤などのグッド緩衝剤等がある。
【0026】本発明で用いることができる乾式分析要素
は、例えば、特開昭49−53888号(対応米国特許
3,992,158)、特開昭51−40191号(対
応米国特許4,042,335)、及び特開昭55−1
64356号(対応米国特許4,292,272)、特
開昭61−4959(対応EPC公開特許016636
5A)などの各明細書に記載の方法に準じて調製するこ
とができる。
は、例えば、特開昭49−53888号(対応米国特許
3,992,158)、特開昭51−40191号(対
応米国特許4,042,335)、及び特開昭55−1
64356号(対応米国特許4,292,272)、特
開昭61−4959(対応EPC公開特許016636
5A)などの各明細書に記載の方法に準じて調製するこ
とができる。
【0027】本発明で用いることができる分析要素は一
辺約10mmから約30mmの正方形またはほぼ同サイズの円形
等の小片に裁断し、特公昭57−28331(対応米国
特許4,169,751)、実開昭56−142454
(対応米国特許4,387,990)、特開昭57−6
3452、実開昭58−32350、特表昭58−50
1144(対応国際公開WO83/00391)等に記
載のスライド枠に収めて化学分析スライドとして用いる
ことが、製造,包装,輸送,保存,測定操作等の観点で
好ましい。使用目的によっては、長いテープ状でカセッ
トまたはマガジンに収めて用いたり、又は小片を開口の
あるカードに貼付または収めて用いたり、あるいは裁断
した小片をそのまま用いることなどもできる。
辺約10mmから約30mmの正方形またはほぼ同サイズの円形
等の小片に裁断し、特公昭57−28331(対応米国
特許4,169,751)、実開昭56−142454
(対応米国特許4,387,990)、特開昭57−6
3452、実開昭58−32350、特表昭58−50
1144(対応国際公開WO83/00391)等に記
載のスライド枠に収めて化学分析スライドとして用いる
ことが、製造,包装,輸送,保存,測定操作等の観点で
好ましい。使用目的によっては、長いテープ状でカセッ
トまたはマガジンに収めて用いたり、又は小片を開口の
あるカードに貼付または収めて用いたり、あるいは裁断
した小片をそのまま用いることなどもできる。
【0028】本発明の分析方法を用いることにより、液
体試料中の被検物であるαアミラーゼ活性を測定するこ
とができる。例えば約2μL〜約30μL、好ましくは4μ
L〜15μL の範囲の試料(αアミラーゼを含む本発明の
αアミラーゼ活性測定用液)を試薬層に点着する。点着
した分析要素を約20℃〜約45℃の範囲の一定温度
で、好ましくは約30℃〜約40℃の範囲内の温度で1
〜10分間インキュベーションする。分析要素内の発色
又は変色を測定することによりαアミラーゼ活性を測定
することができる。点着する液体試料の量、インキュベ
ーション時間及び温度を一定にすることにより定量分析
を高精度に実施することもできる。以下の実施例により
本発明をより具体的に説明するが、以下の実施例は本発
明を例示するためのものであり、本発明の範囲を限定す
るものではない。
体試料中の被検物であるαアミラーゼ活性を測定するこ
とができる。例えば約2μL〜約30μL、好ましくは4μ
L〜15μL の範囲の試料(αアミラーゼを含む本発明の
αアミラーゼ活性測定用液)を試薬層に点着する。点着
した分析要素を約20℃〜約45℃の範囲の一定温度
で、好ましくは約30℃〜約40℃の範囲内の温度で1
〜10分間インキュベーションする。分析要素内の発色
又は変色を測定することによりαアミラーゼ活性を測定
することができる。点着する液体試料の量、インキュベ
ーション時間及び温度を一定にすることにより定量分析
を高精度に実施することもできる。以下の実施例により
本発明をより具体的に説明するが、以下の実施例は本発
明を例示するためのものであり、本発明の範囲を限定す
るものではない。
【0029】
【実施例】実施例1:αアミラーゼ活性測定用の乾式分
析要素の作製 ゼラチンで下塗りした180μmのポリエチレンテレフ
タレート無色透明平滑フィルムに下記組成の水溶液(p
H=6.5)を、乾燥後の厚さが14μmになるように
塗布し、乾燥した。 ゼラチン 14.0g/m2 HEPES 0.7g/m2 界面活性剤 0.5g/m2 ここで、界面活性剤は、ポリオキシ(2−ヒドロキシ)
プロピレンノニルフェニルエーテル(Surfactant 10G、
オーリン社製)を用いた。HEPESは、N−2−ヒド
ロキシエチルピペラジン−N’−エタンスルホン酸を示
す。
析要素の作製 ゼラチンで下塗りした180μmのポリエチレンテレフ
タレート無色透明平滑フィルムに下記組成の水溶液(p
H=6.5)を、乾燥後の厚さが14μmになるように
塗布し、乾燥した。 ゼラチン 14.0g/m2 HEPES 0.7g/m2 界面活性剤 0.5g/m2 ここで、界面活性剤は、ポリオキシ(2−ヒドロキシ)
プロピレンノニルフェニルエーテル(Surfactant 10G、
オーリン社製)を用いた。HEPESは、N−2−ヒド
ロキシエチルピペラジン−N’−エタンスルホン酸を示
す。
【0030】次に、上記フィルム上に約30g/m2の
供給量で水を全面に供給して湿潤させた後、50デニー
ル相当のポリエチレンテレフタレート紡績糸を36ゲー
ジ編みしたトリコット編み物布地を軽く圧力をかけて積
層し、乾燥させた。上記の布地上に下記組成の水溶液
(pH6.5)を塗布、乾燥した。
供給量で水を全面に供給して湿潤させた後、50デニー
ル相当のポリエチレンテレフタレート紡績糸を36ゲー
ジ編みしたトリコット編み物布地を軽く圧力をかけて積
層し、乾燥させた。上記の布地上に下記組成の水溶液
(pH6.5)を塗布、乾燥した。
【0031】
ポリビニルピロリドン 4.4g/m2
HEPES 6.4g/m2
BG7−PNP 2.7g/m2
界面活性剤 1.7g/m2
ここで、BG7−PNPは、4,6−エチリデン−4−
ニトロフェニル−α−D−マルトヘプタオシドを示す。
ニトロフェニル−α−D−マルトヘプタオシドを示す。
【0032】さらに、下記組成の水溶液(pH=6.
5)を塗布、乾燥し、一体型多層分析要素を作製した。 ポリビニルピロリドン 3.9g/m2 HEPES 1.7g/m2 αグルコシダーゼ 120.0KU/m2 界面活性剤 2.0g/m2 上記の一体型多層分析要素を12mm×13mm四方の
チップに切断し、スライド枠(特開昭57−63452
号公報に記載)に収めて、αアミラーゼ分析用乾式分析
要素を作製した。
5)を塗布、乾燥し、一体型多層分析要素を作製した。 ポリビニルピロリドン 3.9g/m2 HEPES 1.7g/m2 αグルコシダーゼ 120.0KU/m2 界面活性剤 2.0g/m2 上記の一体型多層分析要素を12mm×13mm四方の
チップに切断し、スライド枠(特開昭57−63452
号公報に記載)に収めて、αアミラーゼ分析用乾式分析
要素を作製した。
【0033】実施例2:塩濃度とαアミラーゼ活性の関
係 (試料の調製)0.5%BSA(Bovine Serum Albumi
n)に1200U/Lのαアミラーゼ(Barley Malt由
来)を含む液に、CaCl2を0、0.06、0.1
1、0.23、0.45、0.90、1.80、3.6
0、又は7.21mMとなるように添加した。同様に、
NaClを0、1.1、2.1、4.3、8.6、1
7.1、42.8、85.6、又は171.1mMとな
るように添加した。
係 (試料の調製)0.5%BSA(Bovine Serum Albumi
n)に1200U/Lのαアミラーゼ(Barley Malt由
来)を含む液に、CaCl2を0、0.06、0.1
1、0.23、0.45、0.90、1.80、3.6
0、又は7.21mMとなるように添加した。同様に、
NaClを0、1.1、2.1、4.3、8.6、1
7.1、42.8、85.6、又は171.1mMとな
るように添加した。
【0034】(測定)実施例1で作製した乾式分析要素
に、上記試料を10μl点着し、37℃でインキュベー
ション後、2.5分と5.0分の反射ODの差をΔOD
tとした。CaCl2の濃度と感度の測定結果の関係を
表1に示し、NaCl濃度と感度の測定結果の関係を表
2に示す。表1の右欄の値は、CaCl2濃度=1.8
mMにおける感度ΔODtを100とした場合の相対値
を示す。表2の右欄の値は、NaCl濃度=85.6m
Mにおける感度ΔODtを100とした場合の相対値を
示す。
に、上記試料を10μl点着し、37℃でインキュベー
ション後、2.5分と5.0分の反射ODの差をΔOD
tとした。CaCl2の濃度と感度の測定結果の関係を
表1に示し、NaCl濃度と感度の測定結果の関係を表
2に示す。表1の右欄の値は、CaCl2濃度=1.8
mMにおける感度ΔODtを100とした場合の相対値
を示す。表2の右欄の値は、NaCl濃度=85.6m
Mにおける感度ΔODtを100とした場合の相対値を
示す。
【0035】
【表1】CaCl2濃度 ΔODt %
0 0.0539 115
0.06 0.0548 117
0.11 0.0537 114
0.23 0.0524 112
0.45 0.0511 109
0.90 0.0494 105
1.80 0.0469 100
3.60 0.0439 947.21 0.0390 83
【0036】
【表2】NaCl濃度 ΔODt %
0 0.0540 137
1.1 0.0542 137
2.1 0.0539 136
4.3 0.0536 136
8.6 0.0518 131
17.1 0.0500 126
42.8 0.0439 111
85.6 0.0395 100171.1 0.0303 77
【0037】表1の結果より、従来適用されていたCa
Cl2濃度=1.8mMの場合と比較して、CaCl2の
濃度低下に伴い感度が向上することが分かる。表2の結
果より、従来適用されていたNaCl濃度=85.6m
Mの場合と比較して、NaClの濃度低下に伴い感度が
向上することが分かる。
Cl2濃度=1.8mMの場合と比較して、CaCl2の
濃度低下に伴い感度が向上することが分かる。表2の結
果より、従来適用されていたNaCl濃度=85.6m
Mの場合と比較して、NaClの濃度低下に伴い感度が
向上することが分かる。
【0038】実施例3:塩濃度とαアミラーゼ安定性の
関係 (試料の調製)0.5%BSA(Bovine Serum Albumi
n)に1200U/Lのαアミラーゼ(Barley Malt由
来)を含む液に、 A液:CaCl2=0mM、NaCl=0mM B液:CaCl2=1.8mM、NaCl=85.6m
M C液:CaCl2=0.18mM、NaCl=8.6m
M となるようにCaCl2およびNaClを添加した。
関係 (試料の調製)0.5%BSA(Bovine Serum Albumi
n)に1200U/Lのαアミラーゼ(Barley Malt由
来)を含む液に、 A液:CaCl2=0mM、NaCl=0mM B液:CaCl2=1.8mM、NaCl=85.6m
M C液:CaCl2=0.18mM、NaCl=8.6m
M となるようにCaCl2およびNaClを添加した。
【0039】(測定)上記3種の液を25℃及び45℃
で4時間保存し、感度変化を追跡した。感度は、実施例
1で作製した乾式分析要素に、上記試料を10μl点着
し、37℃でインキュベーション後、2.5分と5.0
分の反射ODの差をΔODtとした。測定結果を表3に
示す。
で4時間保存し、感度変化を追跡した。感度は、実施例
1で作製した乾式分析要素に、上記試料を10μl点着
し、37℃でインキュベーション後、2.5分と5.0
分の反射ODの差をΔODtとした。測定結果を表3に
示す。
【0040】
【表3】表3:塩濃度とαアミラーゼ安定性
45℃(ΔODt)時間(分) 0 30 60 120 240
A液 0.0571 0.0565 0.0561 0.0553 0.0529
B液 0.0382 0.0381 0.0381 0.0381 0.0379C液 0.0531 0.0530 0.0530 0.0525 0.0523
45℃(時間0の値を100とした場合の相対値)時間(分) 0 30 60 120 240
A液 100 99 98 97 93
B液 100 100 100 100 99C液 100 100 100 99 99
25℃(ΔODt)時間(分) 0 30 60 120 240
A液 0.0555 0.0559 0.0554 0.0552 0.0548
B液 0.0366 0.0361 0.0354 0.0361 0.0357C液 0.0510 0.0515 0.0513 0.0513 0.0517
25℃(時間0の値を100とした場合の相対値)時間(分) 0 30 60 120 240
A液 100 101 100 99 99
B液 100 99 97 98 98C液 100 101 101 101 101
【0041】表3の結果より、B液及びC液では、45
℃でもアミラーゼ活性の低下はなく安定であることが分
かる。
℃でもアミラーゼ活性の低下はなく安定であることが分
かる。
【0042】
【発明の効果】本発明のαアミラーゼ活性測定用液を用
いることにより、至適pHが酸性側にあるαアミラーゼ
の活性を高感度で測定することが可能になると同時に、
αアミラーゼの安定性を維持することができる。
いることにより、至適pHが酸性側にあるαアミラーゼ
の活性を高感度で測定することが可能になると同時に、
αアミラーゼの安定性を維持することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C12R 1:91)
Fターム(参考) 2G042 AA03 BD20 CA10 CB06 DA08
DA10 FA07 FA11 FA19 FB07
FC03 GA01 GA04 GA05 HA07
4B063 QA18 QA20 QQ35 QR15 QR43
QS03 QX05
Claims (6)
- 【請求項1】 5mMから50mMのNaCl及び0.
09mMから0.9mMのCaCl2を含む、αアミラ
ーゼ活性測定用液。 - 【請求項2】 8.6mMから42.8mMのNaCl
及び0.18mMから0.90mMのCaCl2を含
む、請求項1に記載のαアミラーゼ活性測定用液。 - 【請求項3】 αアミラーゼが穀物由来のαアミラーゼ
である、請求項1または2に記載のαアミラーゼ活性測
定用液。 - 【請求項4】 αアミラーゼが麦類由来のαアミラーゼ
である、請求項1から3の何れかに記載のαアミラーゼ
活性測定用液。 - 【請求項5】 請求項1から4の何れかに記載のαアミ
ラーゼ活性測定用液を用いる、αアミラーゼ活性の測定
方法。 - 【請求項6】 p−ニトロフェノールで標識したオリゴ
糖基質およびαグルコシダーゼを含む分析要素に、αア
ミラーゼを含有する請求項1から4の何れかに記載のα
アミラーゼ活性測定用液を適用し、p−ニトロフェノー
ルの生成速度を測定することを含む、請求項5に記載の
αアミラーゼ活性の測定方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002009578A JP2003210195A (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | αアミラーゼ活性測定用液 |
| US10/345,135 US20030157584A1 (en) | 2002-01-18 | 2003-01-16 | Liquid for assaying alpha-amylase activity |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002009578A JP2003210195A (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | αアミラーゼ活性測定用液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003210195A true JP2003210195A (ja) | 2003-07-29 |
Family
ID=27647555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002009578A Pending JP2003210195A (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | αアミラーゼ活性測定用液 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20030157584A1 (ja) |
| JP (1) | JP2003210195A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1947191A1 (en) | 2007-01-17 | 2008-07-23 | FUJIFILM Corporation | Method for measuring animal alpha-amylase |
-
2002
- 2002-01-18 JP JP2002009578A patent/JP2003210195A/ja active Pending
-
2003
- 2003-01-16 US US10/345,135 patent/US20030157584A1/en not_active Abandoned
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1947191A1 (en) | 2007-01-17 | 2008-07-23 | FUJIFILM Corporation | Method for measuring animal alpha-amylase |
| US8906641B2 (en) | 2007-01-17 | 2014-12-09 | Fujifilm Corporation | Method for measuring animal α-amylase |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20030157584A1 (en) | 2003-08-21 |
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