JP2003249653A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2003249653A
JP2003249653A JP2002049032A JP2002049032A JP2003249653A JP 2003249653 A JP2003249653 A JP 2003249653A JP 2002049032 A JP2002049032 A JP 2002049032A JP 2002049032 A JP2002049032 A JP 2002049032A JP 2003249653 A JP2003249653 A JP 2003249653A
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JP
Japan
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region
semiconductor substrate
collector
conductivity type
semiconductor device
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JP2002049032A
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English (en)
Inventor
Hiroki Wakimoto
博樹 脇本
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オン電圧とターンオフ損失のトレードオフを良
好に確保しながら、素子間でのオン電圧のばらつきを小
さくすること。 【解決手段】IGBTのpコレクタ層8の活性化した不
純物ピーク濃度を2×1017cm-3以上で、2×1018
cm-3以下とすることで、オン電圧とターンオフ損失の
トレードオフを良好に確保しながら、素子間でオン電圧
のばらつきを小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力変換装置な
どに用いられる半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、600〜1200V耐圧のIGB
T(Insulated GateBipolar T
ransisitor)などのMOS制御型の電力用半
導体デバイスでは、動作時のエネルギー損失の低減、ウ
ェハコストの削減のため、エピタキシャル基板よりも安
価なFZ(Floating Zone)基板を用い、
厚さを1200V品では200μm程度、600V品で
は100μm程度に加工してデバイスを作り込む技術が
発展してきている。
【0003】この耐圧クラスのIGBTでは、FZウェ
ハの表面側にゲート部やエミッタ部を作り込んだ後、ウ
ェハの裏面側を機械的または化学的に除去して最適なウ
ェハ厚さにして、その裏面にボロンのイオン注入を行
い、その後350℃から450℃程度の活性化熱処理を
施して製造するNPT(Non Punch−Thro
ugh)型のNPT−IGBTが注目されている。
【0004】図6は、従来のNPT−IGBTの要部断
面図である。n半導体基板100としてFZ基板を用
い、その厚みWを100μm程度とし、ターンオフ損失
とオン電圧(VCE(sat) のこと)のトレードオフを改善
するために、pコレクタ層8aの不純物ピーク濃度を、
1×1017cm-3としている。以下の説明で不純物ピー
ク濃度は、イオン注入後に活性化熱処理を行った後で
の、活性化した不純物濃度のピーク値のことをいう。
尚、図中の1はnドリフト領域、2はpウエル領域、3
はnエミッタ領域、4はゲート絶縁膜、5はゲート電
極、6は層間絶縁膜、7はエミッタ電極、9はコレクタ
電極、10はコンタクトホールである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1×1017
-3の不純物ピーク濃度では、NPT−IGBTのオン
電圧とターンオフ損失のトレードオフは改善できるが、
オン電圧のばらつきが素子間で大きくなるという問題が
ある。これは、pコレクタ層8aの不純物濃度が低くな
ると、pコレクタ層8aとコレクタ電極9の接触抵抗値
がばらつくためである。
【0006】この発明の目的は、前記の課題を解決し
て、オン電圧とターンオフ損失のトレードオフを良好に
確保しながら、素子間でのオン電圧のばらつきが小さい
半導体装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、第1導電型半導体基板の第1主面側の表面層に形
成される該半導体基板より不純物濃度が高い第1導電型
の第1領域と、該第1領域上に形成される第1電極と、
前記半導体基板の第2主面側の表面層に形成される第2
導電型の第2領域と、該第2領域上に形成される第2電
極とを具備する半導体装置において、前記第2領域の活
性化した不純物ピーク濃度が、2×10 17cm-3以上2
×1018cm-3以下となるようにする。
【0008】また、第1導電型の半導体基板の第1主面
の表面層に選択的に形成される第2導電型のウエル領域
と、該ウエル領域の表面層に選択的に形成される第1導
電型のエミッタ領域と、該エミッタ領域と前記半導体基
板に挟まれた前記ウエル領域上にゲート絶縁膜を介して
形成されるゲート電極と、前記エミッタ領域上に形成さ
れるエミッタ電極と、前記半導体基板の第2主面の表面
層に形成される第2導電型のコレクタ領域と、該コレク
タ領域上に形成されるコレクタ電極とを具備する半導体
装置において、前記コレクタ領域の活性化した不純物ピ
ーク濃度が、2×1017cm-3以上2×1018cm-3
下となるようにする。
【0009】また、第1導電型の半導体基板の第1主面
の表面層に選択的に形成される第2導電型のウエル領域
と、該ウエル領域を貫通し前記半導体基板に達するトレ
ンチ溝の側壁と底部を被覆して形成されるゲート絶縁膜
と、前記トレンチ溝を充填して形成されるゲート電極
と、前記ウエル領域の表面層に、前記トレンチ溝と接し
選択的に形成されるエミッタ領域と、該エミッタ領域上
に形成されるエミッタ電極と、前記半導体基板の第2主
面の表面層に形成される第2導電型のコレクタ領域と、
該コレクタ領域上に形成されるコレクタ電極とを具備す
る半導体装置において、前記コレクタ領域の活性化した
不純物ピーク濃度が、2×1017cm-3以上2×1018
cm-3以下となるようにする。
【0010】また、前記コレクタ領域を形成するために
注入するイオン種が、ボロンイオンであるとよい。前記
のように、p型コレクタ層の不純物ピーク濃度を2×1
17cm-3以上、2×1018cm-3以下にすることによ
り、オン電圧のばらつきを大幅に低減することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下の説明で、nはn型、pはp
型であり、この導電型は逆にしても勿論構わない。ま
た、図6と同一部位には同一の符号を記した。図1は、
この発明の第1実施例の半導体装置の要部断面図であ
る。この半導体装置はプレーナ型のNPT−IGBTで
ある。この図は図6に相当している。
【0012】n半導体基板100の一方の主面の表面層
にpウエル領域2を形成し、このpウエル領域2の表面
層にnエミッタ領域3を形成し、このnエミッタ領域3
とn半導体基板100に挟まれたpウエル領域2上にゲ
ート絶縁膜4を介してゲート電極5を形成する。この上
に層間絶縁膜6を被覆し、層間絶縁膜6にコンタクトホ
ール10を開けてnエミッタ領域3と接触するエミッタ
電極7を形成する。
【0013】n半導体基板100の他方の主面の表面層
にpコレクタ層8を形成し、pコレクタ層8上にコレク
タ電極9を形成する。尚、n半導体基板100で、pウ
エル領域2とpコレクタ領域8で挟まれた箇所はnドリ
フト領域1である。pコレクタ層8の不純物ピーク濃度
(活性化した不純物ピーク濃度のこと)を2×1017
-3以上で、2×1018cm-3以下とする。また、n半
導体基板の厚さWは耐圧クラスによって、50μmから
200μm程度とする。
【0014】また、pコレクタ層8は、ボロンのイオン
注入と熱処理をして形成し、熱処理温度を350℃から
450℃とする。pコレクタ層8の不純物ピーク濃度を
2×1017cm-3以上で、2×1018cm-3以下とする
ことで、オン電圧とターンオフ損失のトレードオフを良
好に確保しながら、図3(b)に示すように、素子間で
オン電圧のばらつきを小さくすることができる。
【0015】図2は、この発明の第2実施例の半導体装
置の要部断面図である。この半導体装置はトレンチ型の
NPT−IGBTである。n半導体基板100の一方の
主面の表面層にpウエル領域2を形成し、このpウエル
領域2を貫通し、n半導体基板100に達するトレンチ
11を形成し、このトレンチ11の側壁と底面にゲート
絶縁膜4を形成し、さらにポリシリコンをこのトレンチ
11に充填してゲート電極5を形成する。pウエル領域
2の表面層にトレンチ11の側壁のゲート酸化膜4に接
触するnエミッタ領域3を形成し、この上に層間絶縁膜
6を被覆し、層間絶縁膜6にコンタクトホール10を開
けてnエミッタ領域3と接触するエミッタ電極7を形成
する。
【0016】n半導体基板100の他方の主面の表面層
にpコレクタ層8を形成し、pコレクタ層8上にコレク
タ電極9を形成する。尚、n半導体基板100で、pウ
エル領域2とpコレクタ領域8で挟まれた箇所はnドリ
フト領域1である。図1と同様に、pコレクタ層8の不
純物ピーク濃度(活性化した不純物ピーク濃度のこと)
を2×1017cm-3以上で、2×1018cm-3以下とす
る。また、n半導体基板の厚さWは耐圧クラスによっ
て、50μmから200μm程度とする。
【0017】また、pコレクタ層8は、ボロンのイオン
注入と熱処理をして形成し、熱処理温度を350℃から
450℃とする。pコレクタ層8の不純物ピーク濃度を
2×1017cm-3以上で、2×1018cm-3以下とする
ことで、オン電圧とターンオフ損失のトレードオフを良
好に確保しながら、図3(b)に示すように、素子間で
オン電圧のばらつきを小さくすることができる。
【0018】尚、本発明をダイオードのpアノード層に
適用した場合にも、同様の効果が期待できる。図3は、
図1の半導体装置のI−Vカーブであり、同図(a)は
pコレクタ層の不純物ピーク濃度が1×1017cm-3
場合、同図(b)は、pコレクタ層の不純物ピーク濃度
が2×1017cm-3の場合である。縦軸は電流(IC :
コレクタ電流のこと)で、横軸はオン電圧(VCE(sat)
:コレクタ・エミッタ間の飽和電圧のこと)である。
いずれも600Vクラスの半導体装置を10個測定した
I−Vカーブである。
【0019】同図(a)では、30Aでのオン電圧は、
1.95Vから2.18Vであり、ばらつき(最大値−
最小値)は0.23Vである。このばらつきを標準偏差
(1σ)で表すと0.04Vである。同図(b)では、
同じく30Aでのオン電圧は、1.66Vから1.73
Vで、ばらつき(最大値−最小値)は0.03Vであ
る。このばらつきを標準偏差で表すと0.015Vであ
る。
【0020】このことから、同図(b)は、同図(a)
に比べて、ばらつきも標準偏差も小さくなることが分か
る。さらに、供試数を40個に増やし、20Aでのオン
電圧(VCE(sat) )を測定し、統計処理すると、表1に
なる。
【0021】
【表1】 この表から、不純物ピーク濃度を2×1017cm-3にす
ることにより、1×1017cm-3の場合のオン電圧を確
保しながら、ばらつきが0.040Vから0.017V
に向上したことがわかる。このことから、オン電圧とタ
ーンオフ損失のトレードオフを良好に保ちながら、オン
電圧のばらつきを小さくできることが分かる。
【0022】尚、図2の半導体装置でも同じ効果が得ら
れる。これは、本発明は裏面のコレクタ層8に関するも
のであるため、表側のゲート構造がプレーナ型、トレン
チ型でことなることが影響しないためである。また、オ
ン電圧のばらつきは、前記したように、主にpコレクタ
層8/コレクタ電極9間の接触抵抗のばらつきに起因す
るため、不純物ピーク濃度が大きいほど、ばらつきは低
減する。
【0023】また、このオン電圧のばらつき低減効果
は、接触抵抗のばらつきに起因するために、n半導体基
板の厚さWに関係なく得られる。図4は、ターンオフ損
失比、オン電圧の標準偏差の不純物ピーク濃度の依存性
を示す図である。測定した半導体装置は図1の場合であ
り、その個数は40個である。図4において、ターンオ
フ損失比は平均値で、ばらつきは標準偏差で示した。ま
たターンオフ損失比は2×1017cm-3を基準として規
格化した値である。
【0024】この図から、不純物ピーク濃度が2×10
18cm-3を超えるとターンオフ損失が大きくなりすぎ、
実用に供し得ない。一方、不純物ピーク濃度が2×10
17cm-3未満では、オン電圧の標準偏差が大きく成り過
ぎてしまう。そのために、不純物ピーク濃度は2×10
17cm-3以上で、2×1018cm-3以下が好ましい。勿
論、図2の半導体装置でも同様である。
【0025】図5は、不純物ピーク濃度とボロンイオン
注入量の関係を示す図である。この不純物ピーク濃度は
活性化した不純物ピーク濃度であることは勿論である。
不純物ピーク濃度は、ボロンイオン注入量(ドーズ量)
と活性化熱処理温度に依存する。不純物ピーク濃度を2
×1017cm-3とするためには、活性化熱処理温度が3
50℃の場合は、1×1015cm-2以上のボロンイオン
注入量が必要であり、活性化熱処理温度を450℃に上
げると、7×1013cm-2以上のボロンイオン注入量が
必要である。また、活性化熱処理温度が450℃の場
合、不純物ピーク濃度を2×1018cm-3以下とするた
めには、1×1015cm-2以下のボロンイオン注入量と
する必要である。つまり、活性化熱処理温度を350℃
から450℃の範囲で、不純物ピーク濃度を2×1017
cm-3から2×1018cm-3とするためには、ボロンイ
オン注入量は活性化熱処理温度に応じて、本図を用いて
決定するとよい。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、コレクタ層の活性化
した不純物ピーク濃度を2×1017cm-3から2×10
18cm-3の範囲とすることで、ターンオフ損失とオン電
圧のトレードオフを良好に保ちながら、オン電圧のばら
つきを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の半導体装置の要部断面
【図2】この発明の第2実施例の半導体装置の要部断面
【図3】図1の半導体装置のI−Vカーブであり、
(a)はpコレクタ層の不純物ピーク濃度が1×1017
cm-3の場合、(b)は、pコレクタ層の不純物ピーク
濃度が2×1017cm-3の場合の図
【図4】ターンオフ損失比とオン電圧の標準偏差の不純
物ピーク濃度依存性を示す図
【図5】不純物ピーク濃度とボロンイオン注入量の関係
を示す図
【図6】従来のNPT−IGBTの要部断面図
【符号の説明】
1 nドリフト領域 2 pウェル領域 3 nエミッタ領域 4 ゲート絶縁膜 5 ゲート電極 6 層間絶縁膜 7 エミッタ電極 8、8a コレクタ層 9 コレクタ電極 10 コンタクトホール 11 トレンチ 100 n半導体基板 W n半導体基板の厚み

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型半導体基板の第1主面側の表面
    層に形成される該半導体基板より不純物濃度が高い第1
    導電型の第1領域と、該第1領域上に形成される第1電
    極と、前記半導体基板の第2主面側の表面層に形成され
    る第2導電型の第2領域と、該第2領域上に形成される
    第2電極とを具備する半導体装置において、 前記第2領域の活性化した不純物ピーク濃度が、2×1
    17cm-3以上2×1018cm-3以下であることを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】第1導電型の半導体基板の第1主面の表面
    層に選択的に形成される第2導電型のウエル領域と、該
    ウエル領域の表面層に選択的に形成される第1導電型の
    エミッタ領域と、該エミッタ領域と前記半導体基板に挟
    まれた前記ウエル領域上にゲート絶縁膜を介して形成さ
    れるゲート電極と、前記エミッタ領域上に形成されるエ
    ミッタ電極と、前記半導体基板の第2主面の表面層に形
    成される第2導電型のコレクタ領域と、該コレクタ領域
    上に形成されるコレクタ電極とを具備する半導体装置に
    おいて、 前記コレクタ領域の活性化した不純物ピーク濃度が、2
    ×1017cm-3以上2×1018cm-3以下であることを
    特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】第1導電型の半導体基板の第1主面の表面
    層に選択的に形成される第2導電型のウエル領域と、該
    ウエル領域を貫通し前記半導体基板に達するトレンチ溝
    の側壁と底部を被覆して形成されるゲート絶縁膜と、前
    記トレンチ溝に充填して形成されるゲート電極と、前記
    ウエル領域の表面層に、前記トレンチ溝と接し選択的に
    形成されるエミッタ領域と、該エミッタ領域上に形成さ
    れるエミッタ電極と、前記半導体基板の第2主面の表面
    層に形成される第2導電型のコレクタ領域と、該コレク
    タ領域上に形成されるコレクタ電極とを具備する半導体
    装置において、 前記コレクタ領域の活性化した不純物ピーク濃度が、2
    ×1017cm-3以上2×1018cm-3以下であることを
    特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】前記第2領域もしくは前記コレクタ領域を
    形成するために注入するイオン種が、ボロンイオンであ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半
    導体装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012156207A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置と半導体装置の製造方法

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