JP2003293028A - 溶融金属浸漬用ワイヤの送給方法及び送給装置 - Google Patents
溶融金属浸漬用ワイヤの送給方法及び送給装置Info
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- JP2003293028A JP2003293028A JP2002100391A JP2002100391A JP2003293028A JP 2003293028 A JP2003293028 A JP 2003293028A JP 2002100391 A JP2002100391 A JP 2002100391A JP 2002100391 A JP2002100391 A JP 2002100391A JP 2003293028 A JP2003293028 A JP 2003293028A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、ワイヤを送給するガイドパイプをシ
ールガスの供給に利用しても、該パイプ内でシ一ル・ガ
スの逆流、あるいは空気の巻き込みを起さない溶融金属
浸漬用ワイヤの送給方法及び送給装置を提供することを
目的としている。 【解決手段】取鍋に保持され、シール・ガスの雰囲気下
にある溶融金属中へ、ガイドパイプを介して他金属を含
むワイヤを送給するに際して、前記ガイドパイプのベン
ド部近傍より、前記ワイヤの供給源側及び溶融金属側の
相反する2方向ヘシール・ガスを同時に吹き込む。
ールガスの供給に利用しても、該パイプ内でシ一ル・ガ
スの逆流、あるいは空気の巻き込みを起さない溶融金属
浸漬用ワイヤの送給方法及び送給装置を提供することを
目的としている。 【解決手段】取鍋に保持され、シール・ガスの雰囲気下
にある溶融金属中へ、ガイドパイプを介して他金属を含
むワイヤを送給するに際して、前記ガイドパイプのベン
ド部近傍より、前記ワイヤの供給源側及び溶融金属側の
相反する2方向ヘシール・ガスを同時に吹き込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融金属浸漬用ワ
イヤの送給方法及び送給装置に係わり、詳しくは、取鍋
に保持した溶鋼等の溶融金属に、ワイヤ状にした他金
属、又はその合金を上方から送り込んで浸漬し、溶融金
属中の成分と反応させたり、成分調整を行う際に有効な
技術に関する。
イヤの送給方法及び送給装置に係わり、詳しくは、取鍋
に保持した溶鋼等の溶融金属に、ワイヤ状にした他金
属、又はその合金を上方から送り込んで浸漬し、溶融金
属中の成分と反応させたり、成分調整を行う際に有効な
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】輸送ラインパイプに用いられる鋼材は、
H2Sの作用によって水素誘起割れが生じないようにす
るため、その溶鋼を溶製する段階で、該溶鋼にCaを添
加して存在するMnSの形状を調整している。その際、
Caの添加は、溶鋼中に粒状のCa−Si合金を投入し
たり、キャリア・ガスと共に吹き込むのが一般的であっ
た。ところが、それらの方法は、Caの添加歩留りが低
いので、近年は、Ca合金を鉄皮で覆いワイヤ状にした
ものをワイヤ・フィダー(送給装置)を介して溶鋼中に
浸漬させる技術も普及している。例えば、特開昭56−
87636号公報は、ワイヤ・フィダーによりCa等の
反応性の高い元素を含むワイヤをシードル(取鍋)に収
容された溶融金属に添加するにあたり、該レードルの上
部を蓋を以ってシールし、不活性ガスを前記蓋の内側の
溶融金属上部の空間に吹き込み、該空間を無酸化雰囲気
とすることを特徴とする溶融金属にCa等の反応性の高
い元素を添加する技術を開示している。
H2Sの作用によって水素誘起割れが生じないようにす
るため、その溶鋼を溶製する段階で、該溶鋼にCaを添
加して存在するMnSの形状を調整している。その際、
Caの添加は、溶鋼中に粒状のCa−Si合金を投入し
たり、キャリア・ガスと共に吹き込むのが一般的であっ
た。ところが、それらの方法は、Caの添加歩留りが低
いので、近年は、Ca合金を鉄皮で覆いワイヤ状にした
ものをワイヤ・フィダー(送給装置)を介して溶鋼中に
浸漬させる技術も普及している。例えば、特開昭56−
87636号公報は、ワイヤ・フィダーによりCa等の
反応性の高い元素を含むワイヤをシードル(取鍋)に収
容された溶融金属に添加するにあたり、該レードルの上
部を蓋を以ってシールし、不活性ガスを前記蓋の内側の
溶融金属上部の空間に吹き込み、該空間を無酸化雰囲気
とすることを特徴とする溶融金属にCa等の反応性の高
い元素を添加する技術を開示している。
【0003】また、特開平7−207319号公報は、
ワイヤ状のMg系脱硫剤を溶銑に添加して溶銑脱硫を行
うにあたり、Mg歩留りを高めるための方法を提案して
いる。それは、図2に示すように、溶銑1を保持した取
鍋2に供給導管3(以下、ガイドパイプという)が押通
された上蓋4を装着し、溶銑1の上方空間5を不活性雰
囲気に維持し、ガイドパイプ3を介してワイヤ状のMg
系脱硫剤を溶銑1の内部に送り込む溶銑の脱硫方法であ
る。また、その場合、取鍋2に対する上蓋4の装着部6
及び上蓋4に対するガイドパイプ3の押通部7を気密シ
ールするようにもしている。
ワイヤ状のMg系脱硫剤を溶銑に添加して溶銑脱硫を行
うにあたり、Mg歩留りを高めるための方法を提案して
いる。それは、図2に示すように、溶銑1を保持した取
鍋2に供給導管3(以下、ガイドパイプという)が押通
された上蓋4を装着し、溶銑1の上方空間5を不活性雰
囲気に維持し、ガイドパイプ3を介してワイヤ状のMg
系脱硫剤を溶銑1の内部に送り込む溶銑の脱硫方法であ
る。また、その場合、取鍋2に対する上蓋4の装着部6
及び上蓋4に対するガイドパイプ3の押通部7を気密シ
ールするようにもしている。
【0004】ところで、上記したようなワイヤ・フィー
ダーを介してワイヤを取鍋に保持した溶融金属へ送り込
む際には、ワイヤ送り込みにより該溶融金属の窒素含有
量を高めたくないので、溶融金属表面と大気との遮蔽
(以下、シールという)は、図2に示したように、取鍋
2の上蓋4を貫通させたパイプ8を介し、シールガス1
2としてのアルゴン・ガスを取鍋内部に吹き込むことで
行われる。この方法によれば、取鍋2の空間5はアルゴ
ン・ガスで正圧となり、大気との遮断は完全になるよう
に思われるからである。
ダーを介してワイヤを取鍋に保持した溶融金属へ送り込
む際には、ワイヤ送り込みにより該溶融金属の窒素含有
量を高めたくないので、溶融金属表面と大気との遮蔽
(以下、シールという)は、図2に示したように、取鍋
2の上蓋4を貫通させたパイプ8を介し、シールガス1
2としてのアルゴン・ガスを取鍋内部に吹き込むことで
行われる。この方法によれば、取鍋2の空間5はアルゴ
ン・ガスで正圧となり、大気との遮断は完全になるよう
に思われるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
2に示したシールガスの供給方法でも、実際には、ワイ
ヤがかなり高速で溶融金属に浸潰されるので、該ワイヤ
に伴なわれた大気が溶融金属の内部に巻き込まれ、その
窒素濃度を高めてしまうことがある。そのため、前記ガ
イドパイプの内部にガスの逆止弁を設ける対策を考えた
が、この対策は、ワイヤの円滑な供給を妨げるので、実
現が難しい。また、ワイヤの供給源11を含めてガスシ
ールすることにより、大気侵入を防止することも考えら
れるが、多量のシールガスを必要とする問題がある。
2に示したシールガスの供給方法でも、実際には、ワイ
ヤがかなり高速で溶融金属に浸潰されるので、該ワイヤ
に伴なわれた大気が溶融金属の内部に巻き込まれ、その
窒素濃度を高めてしまうことがある。そのため、前記ガ
イドパイプの内部にガスの逆止弁を設ける対策を考えた
が、この対策は、ワイヤの円滑な供給を妨げるので、実
現が難しい。また、ワイヤの供給源11を含めてガスシ
ールすることにより、大気侵入を防止することも考えら
れるが、多量のシールガスを必要とする問題がある。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑み、ワイヤのガ
イドパイプをシールガスの供給に利用しても、該パイプ
内でシール・ガスの逆流、あるいは空気の巻き込みを起
さない溶融金属浸漬用ワイヤの送給方法及び送給装置を
提供することを目的としている。
イドパイプをシールガスの供給に利用しても、該パイプ
内でシール・ガスの逆流、あるいは空気の巻き込みを起
さない溶融金属浸漬用ワイヤの送給方法及び送給装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者は、上記目的を達
成するため鋭意研究を重ね、ワイヤを送給するガイドパ
イプのベンド部を有効に利用することを着想し、本発明
を完成した。
成するため鋭意研究を重ね、ワイヤを送給するガイドパ
イプのベンド部を有効に利用することを着想し、本発明
を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、取鍋に保持され、シ
ール・ガスの雰囲気下にある溶融金属中へ、ガイドパイ
プを介して他金属を含むワイヤを送給するに際して、前
記ガイドパイプのベンド部近傍より、前記ワイヤの供給
源側及び溶融金属側の相反する2方向ヘシール・ガスを
同時に吹き込むことを特徴とする溶融金属浸漬用ワイヤ
の送給方法である。
ール・ガスの雰囲気下にある溶融金属中へ、ガイドパイ
プを介して他金属を含むワイヤを送給するに際して、前
記ガイドパイプのベンド部近傍より、前記ワイヤの供給
源側及び溶融金属側の相反する2方向ヘシール・ガスを
同時に吹き込むことを特徴とする溶融金属浸漬用ワイヤ
の送給方法である。
【0009】この場合、前記シール・ガスがアルゴン・
ガスであることが好ましい。
ガスであることが好ましい。
【0010】また、本発明は、蓋付きの取鍋に保持され
た溶融金属中へ、該蓋を貫通し、他金属を含むワイヤを
送給するガイドパイプと、前記取鍋の内部へ吹き込まれ
るシール・ガスの供給手段とを備えた溶融金属浸漬用ワ
イヤの送給装置において、前記ガイドパイプのベンド部
近傍に、その位置より前記ワイヤの供給源側及び溶融金
属側の相反する2方向ヘシ一ル・ガスを送るガス吹込み
ノズルを個別に設けたことを特徴とする溶融金属浸漬用
ワイヤの送給装置である。
た溶融金属中へ、該蓋を貫通し、他金属を含むワイヤを
送給するガイドパイプと、前記取鍋の内部へ吹き込まれ
るシール・ガスの供給手段とを備えた溶融金属浸漬用ワ
イヤの送給装置において、前記ガイドパイプのベンド部
近傍に、その位置より前記ワイヤの供給源側及び溶融金
属側の相反する2方向ヘシ一ル・ガスを送るガス吹込み
ノズルを個別に設けたことを特徴とする溶融金属浸漬用
ワイヤの送給装置である。
【0011】この場合、前記ガイドパイプが、水平部、
ベンド部及び鉛直部からなる一体もので、水平部の一端
は前記ワイヤの供給源に、鉛直部の一端は前記取鍋の内
部へ導かれてなることが好ましい。
ベンド部及び鉛直部からなる一体もので、水平部の一端
は前記ワイヤの供給源に、鉛直部の一端は前記取鍋の内
部へ導かれてなることが好ましい。
【0012】本発明では、ガイドパイブヘのシールガス
の供給手段を2系統にし、且つベンド部を利用して、そ
の位置より前記ワイヤの供給源側及び溶融金属側の相反
する方向ヘシール・ガスを同時に吹き込むようにしたの
で、ガイドパイプのワイヤ送給性を損ねることなく、空
気の巻き込み無しで、確実に溶鋼面にシールガスを供給
できるようになる。その結果、溶融金属への金属ワイヤ
の浸漬が何ら問題を起こさずに安定して行えるようにな
る。
の供給手段を2系統にし、且つベンド部を利用して、そ
の位置より前記ワイヤの供給源側及び溶融金属側の相反
する方向ヘシール・ガスを同時に吹き込むようにしたの
で、ガイドパイプのワイヤ送給性を損ねることなく、空
気の巻き込み無しで、確実に溶鋼面にシールガスを供給
できるようになる。その結果、溶融金属への金属ワイヤ
の浸漬が何ら問題を起こさずに安定して行えるようにな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
施の形態を説明する。
【0014】まず、従来の溶融金属浸漬用ワイヤの送給
装置は、図2に示したように、上蓋4付きの取鍋2に保
持された溶融金属1中へ、該上蓋4を貫通し、溶融金属
1に添加する他金属を含むワイヤ9を送給するガイドパ
イプ3と、該ワイヤの供給源11(通常は、ワイヤをコ
イル状に巻きつけた回転ホイル)と、前記取鍋2の内部
へ吹き込まれるシールーガス12の供給手段とを備えて
いる。ここで、シ一ルカスの供給手段としては、図2に
示したように、上蓋4を貫通させて取付けたパイプ8で
あり、それを介して取鍋2の内部にシールガス12を送
り込む方式である。しかしながら、この方式では、前記
したように、大気の混入を完全に遮断できなかった。
装置は、図2に示したように、上蓋4付きの取鍋2に保
持された溶融金属1中へ、該上蓋4を貫通し、溶融金属
1に添加する他金属を含むワイヤ9を送給するガイドパ
イプ3と、該ワイヤの供給源11(通常は、ワイヤをコ
イル状に巻きつけた回転ホイル)と、前記取鍋2の内部
へ吹き込まれるシールーガス12の供給手段とを備えて
いる。ここで、シ一ルカスの供給手段としては、図2に
示したように、上蓋4を貫通させて取付けたパイプ8で
あり、それを介して取鍋2の内部にシールガス12を送
り込む方式である。しかしながら、この方式では、前記
したように、大気の混入を完全に遮断できなかった。
【0015】そこで、発明者は、かかる従来装置の改良
に努力し、図1(a)及び(b)に示すように、前記ガ
イドパイプ3のベンド部14近傍に、その位置より前記
ワイヤの供給源11側及び溶融金属1側の相反する2方
向ヘシール・ガス12を送るガス吹込みノズル15を個
別に設けるようにした。つまり、ガイドパイプ3のベン
ド部14より鉛直方向に向かう鉛直部17に先端を向け
たガス吹込みノズル15を設け、取鍋2の上方空間5ヘ
シールガス12を供給できるようにした。これにより、
取鍋の内部は、従来通りにシールガスの雰囲気となる。
に努力し、図1(a)及び(b)に示すように、前記ガ
イドパイプ3のベンド部14近傍に、その位置より前記
ワイヤの供給源11側及び溶融金属1側の相反する2方
向ヘシール・ガス12を送るガス吹込みノズル15を個
別に設けるようにした。つまり、ガイドパイプ3のベン
ド部14より鉛直方向に向かう鉛直部17に先端を向け
たガス吹込みノズル15を設け、取鍋2の上方空間5ヘ
シールガス12を供給できるようにした。これにより、
取鍋の内部は、従来通りにシールガスの雰囲気となる。
【0016】ところが、このようにすると、ガイドパイ
プ3内では送り込むワイヤ9により所謂「エゼクタ現
象」が起き、ワイヤの供給源11よりガイドパイプ3の
水平部16を経て送り込まれるワイヤ9に伴われて大気
を吸い込み、この大気は溶融金属1面へ達して溶融金属
に混入し、該溶融金属の窒素含有量を高める恐れがあ
る。そこで、発明者は、この大気の巻き込みを防止する
ため、ベンド部よりワイヤの供給源側、すなわち水平部
16へ先端を向けたガス吹込みノズル15を別途設ける
ことにした。従って、前記鉛直方向に先端を向けたガス
吹込みノスルからシールガスを流す際に、この別途設け
たガス吹込みノズル15から、前記エゼクタ現象に打ち
勝つようにシールガスを同時に流せば、ワイヤ9の送給
に伴いワイヤ9が連れてくる大気を逆方向へ押し出し、
溶融金属への巻き込みが完全に防止できるようになる。
そこで、発明者は、これら2本のガス吹込みノズルをガ
イドパイプに新に設けること、及びその利用方法を本発
明としたのである。
プ3内では送り込むワイヤ9により所謂「エゼクタ現
象」が起き、ワイヤの供給源11よりガイドパイプ3の
水平部16を経て送り込まれるワイヤ9に伴われて大気
を吸い込み、この大気は溶融金属1面へ達して溶融金属
に混入し、該溶融金属の窒素含有量を高める恐れがあ
る。そこで、発明者は、この大気の巻き込みを防止する
ため、ベンド部よりワイヤの供給源側、すなわち水平部
16へ先端を向けたガス吹込みノズル15を別途設ける
ことにした。従って、前記鉛直方向に先端を向けたガス
吹込みノスルからシールガスを流す際に、この別途設け
たガス吹込みノズル15から、前記エゼクタ現象に打ち
勝つようにシールガスを同時に流せば、ワイヤ9の送給
に伴いワイヤ9が連れてくる大気を逆方向へ押し出し、
溶融金属への巻き込みが完全に防止できるようになる。
そこで、発明者は、これら2本のガス吹込みノズルをガ
イドパイプに新に設けること、及びその利用方法を本発
明としたのである。
【0017】なお、本発明では、シールガス12として
は、ヘリウム、アルゴン等の不活性ガスが利用できる
が、経済的な観点よりアルゴン・ガスの利用が好まし
い。また、ワイヤは、溶融金属とは異なる金属やその合
金自体で形成したものでも良いが、それらの粉末を金
属、プラスチックス等の外皮で覆いワイヤ状にしたもの
でも良い。
は、ヘリウム、アルゴン等の不活性ガスが利用できる
が、経済的な観点よりアルゴン・ガスの利用が好まし
い。また、ワイヤは、溶融金属とは異なる金属やその合
金自体で形成したものでも良いが、それらの粉末を金
属、プラスチックス等の外皮で覆いワイヤ状にしたもの
でも良い。
【0018】
【実施例】Ca添加のため、CaをCaSiワイヤで溶
鋼中に挿入した。使用したCaSiワイヤは、外皮を薄
肉の鉄皮とし、Ca−Si合金粉を充填した外径13m
mのワイヤとした。ワイヤ送り速度200m/minに
てCaSiワイヤを溶鋼中に挿入し、アルゴンガスを
1.0m3(標準状態)/minでガイドパイプより、
ガイドパイプのワイヤ供給源側と溶鋼側に供給し、シー
ルガスとした。挿入雰囲気をアルゴンガスに置換してC
aSiワイヤの挿入を行った際には、CaSiワイヤの
挿入に伴う溶鋼中の窒素濃度上昇(窒素ピックアップ)
が生じたが、本実施例によれば窒素ピックアップも1〜
2ppmに留まった。なお、アルゴンガス量を1.5m
3(標準状態)/minと上昇させた時には、窒素ピッ
クアップの発生が解消できた。
鋼中に挿入した。使用したCaSiワイヤは、外皮を薄
肉の鉄皮とし、Ca−Si合金粉を充填した外径13m
mのワイヤとした。ワイヤ送り速度200m/minに
てCaSiワイヤを溶鋼中に挿入し、アルゴンガスを
1.0m3(標準状態)/minでガイドパイプより、
ガイドパイプのワイヤ供給源側と溶鋼側に供給し、シー
ルガスとした。挿入雰囲気をアルゴンガスに置換してC
aSiワイヤの挿入を行った際には、CaSiワイヤの
挿入に伴う溶鋼中の窒素濃度上昇(窒素ピックアップ)
が生じたが、本実施例によれば窒素ピックアップも1〜
2ppmに留まった。なお、アルゴンガス量を1.5m
3(標準状態)/minと上昇させた時には、窒素ピッ
クアップの発生が解消できた。
【0019】また、以上の実施例では、溶融金属として
溶鋼を、ワイヤとしてCa−Si合金粉を鉄皮で覆いワ
イヤ状にしたものを利用したが、本発明では、それらに
限るものではない。処理対象の溶融金属に応じて、ワイ
ヤに用いる金属や合金を適宜選択できるからである。
溶鋼を、ワイヤとしてCa−Si合金粉を鉄皮で覆いワ
イヤ状にしたものを利用したが、本発明では、それらに
限るものではない。処理対象の溶融金属に応じて、ワイ
ヤに用いる金属や合金を適宜選択できるからである。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、ガイ
ドパイプのワイヤ送給性を損ねることなく、空気の巻き
込み無しで、確実に溶融金属面にシールガスを供給でき
るようになる。その結果、溶融金属へ浸漬させるワイヤ
の送給が何ら問題を起こさずに安定して行えるようにな
るので、本発明は、耐HIC鋼等の溶製へ大いに貢献す
るものと期待される。
ドパイプのワイヤ送給性を損ねることなく、空気の巻き
込み無しで、確実に溶融金属面にシールガスを供給でき
るようになる。その結果、溶融金属へ浸漬させるワイヤ
の送給が何ら問題を起こさずに安定して行えるようにな
るので、本発明は、耐HIC鋼等の溶製へ大いに貢献す
るものと期待される。
【図1】本発明に係る溶融金属浸漬用ワイヤの送給装置
を示す横断面図であり、(a)は全体イメージを、
(b)は(a)の丸で囲った部分の拡大図である。
を示す横断面図であり、(a)は全体イメージを、
(b)は(a)の丸で囲った部分の拡大図である。
【図2】従来の溶融金属浸漬用ワイヤの送給装置を示す
横断面図である。
横断面図である。
1 溶銑(溶融金属)
2 取鍋
3 供給導管(ガイドパイプ)
4 上蓋
5 上方空間
6 装着部
7 押通部
8 パイプ
9 ワイヤ(溶融金属浸漬用ワイヤ)
10 スラグ
11 ワイヤの供給源
12 シールガス
13 シールガスの供給手段
14 ベンド部
15 ガス吹込みノズル
16 水平部
17 鉛直部
Claims (4)
- 【請求項1】 取鍋に保持され、シール・ガスの雰囲気
下にある溶融金属中へ、ガイドパイプを介して他金属を
含むワイヤを送給するに際して、 前記ガイドパイプのベンド部近傍より、前記ワイヤの供
給源側及び溶融金属側の相反する2方向ヘシール・ガス
を同時に吹き込むことを特徴とする溶融金属浸漬用ワイ
ヤの送給方法。 - 【請求項2】 前記シール・ガスがアルゴン・ガスであ
ることを特徴とする請求項1記載の溶融金属浸漬用ワイ
ヤの送給方法。 - 【請求項3】 蓋付きの取鍋に保持された溶融金属中
へ、該蓋を貫通し、他金属を含むワイヤを送給するガイ
ドパイプと、前記取鍋の内部へ吹き込まれるシール・ガ
スの供給手段とを備えた溶融金属浸漬用ワイヤの送給装
置において、 前記ガイドパイプのベンド部近傍に、その位置より前記
ワイヤの供給源側及び溶融金属側の相反する2方向ヘシ
ール・ガスを送るガス吹込みノズルを個別に設けたこと
を特徴とする溶融金属浸漬用ワイヤの送給装置。 - 【請求項4】 前記ガイドパイプが、水平部、ベンド部
及び鉛直部からなる一体もので、水平部の一端は前記ワ
イヤの供給源に、鉛直部の一端は前記取鍋の内部へ導か
れてなることを特徴とする請求項3記載の溶融金属浸漬
用ワイヤの送給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002100391A JP2003293028A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 溶融金属浸漬用ワイヤの送給方法及び送給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002100391A JP2003293028A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 溶融金属浸漬用ワイヤの送給方法及び送給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003293028A true JP2003293028A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29241357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002100391A Withdrawn JP2003293028A (ja) | 2002-04-02 | 2002-04-02 | 溶融金属浸漬用ワイヤの送給方法及び送給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003293028A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020509197A (ja) * | 2016-12-23 | 2020-03-26 | ポスコPosco | 耐水素誘起割れ性に優れた圧力容器用鋼材及びその製造方法 |
-
2002
- 2002-04-02 JP JP2002100391A patent/JP2003293028A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020509197A (ja) * | 2016-12-23 | 2020-03-26 | ポスコPosco | 耐水素誘起割れ性に優れた圧力容器用鋼材及びその製造方法 |
| US11578376B2 (en) | 2016-12-23 | 2023-02-14 | Posco Co., Ltd | Steel for pressure vessels having excellent resistance to hydrogen induced cracking and manufacturing method thereof |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |