JP2004090499A - インクジェットヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の機能を損なわずにインクジェットヘッドのインク供給路の部品を削減することで、組立にかかる工数や手間を省き組立コストや組立時間の低減を図る。
【解決手段】インクの吐出口を有するインクジェットヘッドチップと、インクジェットヘッドチップの側面に取り付けられインクを供給するマニホールドと、インクジェットヘッドチップの吐出口が外部に向かって露出するように、インクジェットヘッドチップ及びマニホールドを収納する枠状部材とを備えるインクジェットヘッドである。枠状部材は、外部からのインクを導く外部インク流路が接続される流路コネクタと、外部インク流路から流路コネクタを介して供給されたインクをマニホールドまで導く内部インク流路とを一体的に備えている。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインクジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、用紙やプラスチック薄板等の記録媒体にインクを吐出して所定の画像を記録するインクジェットプリンタが提案され、実用化されている。インクジェットプリンタは、ノズル(インク吐出口)を有するインクジェットヘッドを備えており、かかるインクジェットヘッドを所定の方向に移動させながらノズルから記録媒体に向けてインクを吐出することにより、記録媒体に所定の画像を記録している。
【0003】
図8は、従来のインクジェットヘッドの主要構成部を説明するための分解斜視図である。
従来のインクジェットヘッド100には、図8に示すように、吐出口を下端面(ノズル面)に有する薄板状のインクジェットヘッドチップ101(以下ヘッドチップ)が、フレキシブル配線基板102を介して、インクを吐出させるための基板に接続されて設けられている。また、インクジェットヘッド100には、ヘッドチップ101の両側面に設けられたインク流入口へインクジェットヘッド100外部からのインクを導いて、ヘッドチップ101にインクを供給するインク供給路103が設けられている。
【0004】
このインク供給路103には、インクジェットヘッド100外部のインク流路に接続される接続部材104が設けられている。この接続部材104の下流には、弾性を有した接続管105を介して、インクの流れを2つに分岐させる流路分岐管106が接続されている。そして、流路分岐管106の2つの流出口には、ヘッドチップ101のインク流入口(加圧室入口)にインクを供給するマニホールド107a,107bが、それぞれ接続されており、これら2つのマニホールド107a,107bがヘッドチップ101を挟んで、ヘッドチップ101のインク流入口に接続されている。
このように、インク供給路103は、それぞれ別個の部材であるこれら各部材(接続部材104、接続管105、流路分岐管106、マニホールド107a,107b)が組み立てられて形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のインクジェットヘッド100では、インク供給路103を構成する部品点数が多いために、組立時の工数や手間がかかってしまい、その分組立コストや組立時間が嵩むという問題があった。
【0006】
本発明の課題は、従来の機能を損なわずにインクジェットヘッドのインク供給路の部品を削減することで、組立にかかる工数や手間を省き組立コストや組立時間を低減することのできるインクジェットヘッドを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、
一端面にインクの吐出口を有するインクジェットヘッドチップと、
前記インクジェットヘッドチップの側面に取り付けられ、前記インクジェットヘッドチップにインクを供給するマニホールドと、
前記インクジェットヘッドチップの吐出口が外部に向かって露出するように、前記インクジェットヘッドチップ及び前記マニホールドを収納する枠状部材と、を備えるインクジェットヘッドであって、
前記枠状部材は、外部からのインクを導く外部インク流路が接続される流路コネクタと、前記外部インク流路から前記流路コネクタを介して供給されたインクを前記マニホールドまで導く内部インク流路とを一体的に備えることを特徴としている。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、枠状部材には流路コネクタと内部インク流路とが一体に備えられているので、従来インクジェットヘッド内のインク供給路として用いられていた接続部材、接続管、流路分岐管を省略しても、外部からのインクをマニホールドへ導くことができる。このため、インクジェットヘッドの従来の機能を損なうことなく、インクジェットヘッド内のインク供給路を構成する部品点数を削減することができ、組立にかかる工数や手間を省き組立コストや組立時間を低減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
【0010】
まず図1を参照して、本発明一実施形態のインクジェットプリンタの全体構成について説明する。図1は本発明一実施形態のインクジェットプリンタの全体構成図である。
【0011】
図1に示すように本実施形態のインクジェットプリンタ1は、インクジェットヘッド2と、キャリッジ3と、キャリッジレール4と、保湿ユニット5と、メンテナンスユニット7と、インクタンク25と、インク供給管26と、制御手段(非図示)とを備えて構成される。
【0012】
インクジェットプリンタ1により画像が形成される記録媒体13は、図1における記録領域Cを通過するようにして、図1における主走査方向Aと直交した副走査方向に搬送される。記録媒体13の搬送は図示しない搬送手段によって行われる。
【0013】
キャリッジ3はインクジェットヘッド2,2,…を搭載し、キャリッジレール4に沿ってホームポジション領域Bからメンテナンス領域Dにかけて矢印A方向に移動する。記録領域Cにおいては、キャリッジ3の動作により、記録媒体13上の主走査が行われる。
【0014】
この主走査中にインクジェットヘッド2が、記録媒体13に向けてインクを吐出することで記録媒体13に画像を形成する。ノズル吐出方向が垂直下向きとなるようにインクジェットヘッド2を垂直置きする場合や、ノズル吐出方向が水平方向となるようにインクジェットヘッド2を水平置きする場合があるが、その他の方向でも実施可能である。いずれの場合でも、インクジェットヘッド2は、インクを吐出するためのノズルの吐出口が配列されたノズル面15bが記録媒体13と対向するように設置される。
本実施形態に係るインクジェットプリンタ1では、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4色のインクを吐出できるよう、合計で4個のインクジェットヘッド2,2,…がキャリッジ3に設置される。本実施形態においては、2個のインクジェットヘッド2,2を前後方向に1列に配置し、この前後に並んだインクジェットヘッド2,2の中央の両側方にその他の2個のインクジェットヘッド2,2を配置している。
なお、カラー画像を記録するためには通常4個以上のインクジェットヘッド2を用いる。インクジェットヘッド2の数を4〜8個とするカラープリンタが実用化されている。
【0015】
インクタンク25はインクジェットヘッド2に供給するためのインクを貯留する。インクタンク25はインクジェットヘッド2の数に応じて複数(本実施の形態においては4個)設置される。インク供給管26は各インクジェットヘッド2と各インクタンク25とを連通するように設置され、インクタンク25からインクジェットヘッド2にインクを導く。
【0016】
メンテナンスユニット7はメンテナンス領域Dに配置され、吸引キャップ8と、清掃ブレード11と、インク受器12と、吸引ポンプ9と、廃インクタンク10等を有して構成される。メンテナンスユニット7は一連のメンテナンス動作により、インクジェットヘッド2内の異物を除去してインクジェットヘッド2のインク吐出状態を良好な状態に回復させる。
【0017】
吸引キャップ8は吸引ポンプ9を介して廃インクタンク10と連通しており、メンテナンス動作時には上昇してインクジェットヘッド2のノズル面15bを覆う。吸引キャップ8は4個備えられる。吸引キャップ8,8,…は、上述の様に上昇した時に全てのインクジェットヘッド2,2,…のノズル面15b,15b,…を覆うことができるよう、インクジェットヘッド2,2,…のキャリッジ3での配列に対応して配列される。
吸引ポンプ9はシリンダーポンプやチューブポンプを有して構成される。吸引ポンプ9は吸引キャップ8がノズル面15bを覆った状態で作動することにより、吐出口からインクジェットヘッド2内部のインクを異物とともに吸引するための吸引力を発生する。
【0018】
清掃ブレード11はインクジェットヘッド2のインク吸引後、ノズル面15bに付着しているインクを除去する。その後、インク受器12はインクジェットヘッド2が予備吐出したインクを受ける。廃インクタンク10は吸引ポンプ9の動作によりインクジェットヘッド2から吸引されたインクや、インクジェットヘッド2から予備吐出されたインクを貯留する。
【0019】
保湿ユニット5はホームポジション領域Bに配置され、保湿キャップ6,6,…を有して構成される。保湿キャップ6は、インクジェットヘッド2が待機状態にある時、ノズル面15bを覆うことでインクジェットヘッド2,2,…のインクを保湿する。保湿キャップ6,6,…は4個が備えられる。これら4個の保湿キャップ6,6,…は、4個のインクジェットヘッド2,2,…のノズル面15b,15b,…を同時に覆うことができるよう、インクジェットヘッド2,2,…の配列に対応して配列される。
【0020】
制御手段は、CPU(中央演算装置)と、メモリとを有して構成され、インクジェットプリンタ1の各構成要素を制御する。メモリは、記録媒体13に形成する画像のデータや、インクジェットプリンタ1の各構成要素を制御するためのプログラムが記憶される。CPUは、メモリに格納された画像のデータやプログラムに基づいて演算を行ない、この演算結果に基づいて各構成要素に制御信号を送信する。
【0021】
次に、図2及び図3を参照して本発明に係るインクジェットヘッド2について説明する。
図2及び図3は本実施形態のインクジェットヘッド2の分解斜視図である。図2と図3は互いに異なる方向(ほぼ180度異なる)から見て描いたものである。
本実施形態のインクジェットヘッド2は、筐体フレーム(枠状部材)14と、インクジェットヘッドチップ(以下単に「ヘッドチップ」という。)15と、2つのマニホールド16a,16bと、キャップ受け板(キャップ受け部)17と、2つのフレキシブル配線基板18a,18bと、2つの駆動回路基板19a,19bと、外部コネクタ21と、配線支持板22と、フレキシブル配線基板23と、カバー24とを備えて構成される。
ヘッドチップ15は矢印E方向に長尺な外形を有しており、ヘッドチップ15の端部15aには多数のノズルが矢印E方向に連続して設けられている。具体的には、ノズル形状の孔を加工した金属や樹脂等からなるプレート(ノズルプレート)を下端面に貼付することによりヘッドチップ15の所定位置にノズルを設ける。その結果、ノズル出口がヘッドチップ15の一端面(ノズル面15b)に配置される。この矢印E方向に連続して設けられたノズルの列をノズル列ということとする。インクジェットヘッド2はノズル列が2列構成されたものである。これらのノズルの出口がインク吐出口となる。インクジェットヘッド2は矢印E方向と図1に図示された主走査方向Aとが直交するようにキャリッジ3に搭載される。
【0022】
ヘッドチップ15はその内部に形成されたインク流路(加圧室)に充填されたインクをノズルから吐出する装置である。ヘッドチップ15の端部15aのノズル入口前にはそのノズルからインクを吐出するための圧力(吐出力)を発生する圧電素子が付設されたインク流路(加圧室)が各ノズル毎に対応して形成されている。ヒータ素子等他の手段によって吐出力を発生させても良い。一方のノズル列の各ノズルへ吐出力を与える圧電素子を駆動回路基板19aに実装された駆動回路により駆動し、他方のノズル列の各ノズルへ吐出力を与える圧電素子を駆動回路基板19に実装された駆動回路により駆動する。そのために、駆動回路基板19a,19bはそれぞれフレキシブル配線基板18a,18bを介してヘッドチップ15の両側面に接続される。
駆動回路基板19a,19bと外部との電気的接続は外部コネクタ21、フレキシブル配線基板23、内部コネクタ20a,20bにより行われる。内部コネクタ20a,20bは駆動回路基板19a,19bにそれぞれ実装されている。フレキシブル配線基板23の外部電極は外部コネクタ21に接続されており、この外部電極を含むフレキシブル配線基板23の一端部は配線支持板22上に貼付されて支持されている。フレキシブル配線基板23の他端部は二股に分かれるように配線支持板22から延設され、その先端にそれぞれ内部電極(図示省略)が形成されている。これらの内部電極が各内部コネクタ20a,20bに接続される。インクジェットヘッド2の実装時には、外部コネクタ21はキャリッジ3に設置されたコネクタ(図示省略)に接続される。
【0023】
ヘッドチップ15の両側面にはそれぞれマニホールド16a,16bが取り付けられる。マニホールド16a,16bのヘッドチップ15の側面側にはフィルタ設置部a1,a2が設けられている。フィルタ設置部a1に対してフィルタa3が取り付けられ、フィルタ設置部a2に対してフィルタa4が取り付けられる。なお、各フィルタa3,a4は、各々対応するフィルタ設置部a1,a2に熱圧着若しくは接着により取り付けられるのが好ましい。また、フィルタ設置部a1を図3に示し、フィルタ設置部a2を図2に示している。
キャップ受け板17はマニホールド16a,16bに取り付けられる。このとき、キャップ受け板17に設けられた開口部17aを介してノズル面15bが露出する。
筐体フレーム14に形成された流路コネクタ14pに図1に示したインク供給管26からインクが供給される。流路コネクタ14pの外径は、インク供給管26の内径よりもわずかに小さく形成されており、流路コネクタ14pとインク供給管26とは、流路コネクタ14pをインク供給管26内に挿入するとともに、インク供給管26の内側に配置されたオーリングを介して接続されている。
なお、インク供給管26が伸縮性の樹脂等で形成される場合においては、インク供給管26の内径を、流路コネクタ14pの外径よりも小さくしておけば、流路コネクタ14pをインク供給管26内に挿入することにより、インク供給管26が伸縮して流路コネクタ14pの外周に密着する。このため、オーリングを用いなくとも、インク供給管26と流路コネクタ14pとの隙間を埋めることができる。また、インク供給管26の収縮力によって、流路コネクタ14pとインク供給管26との接続が固定される。
【0024】
筐体フレーム14の流路コネクタ14p及び流路形成部14n内には、連続してインク流路14r(図4参照)が形成されており、このインク流路14rが各マニホールド16a,16bと接続する。マニホールド16a,16bに到達するインクはフィルタa3,a4を通過して、さらにヘッドチップ15に形成されたインク流路(加圧室)に導入される。
キャップ受け板17は吸引キャップ8や保湿キャップ6を受けて、これらと密着するものである。
【0025】
筐体フレーム14は、ヘッドチップ15、マニホールド16a,16b及びキャップ受け板17を装着する基端フレーム部14aと、基端フレーム部14aの長手方向の両端からそれぞれ立設された側壁部14g,14hと、両側壁部14g,14hに架け渡すように形成された放熱板14k及びコネクタ支持部14mと、両側壁部14g,14hの内側にそれぞれ形成されたヘッドチップ保持部14i,14jとを備える。
ヘッドチップ15の両端部がヘッドチップ保持部14i,14jにそれぞれ保持される。ヘッドチップ15、2つのマニホールド16a,16b、キャップ受け板17及び基端フレーム部14aは互いに接着剤により固定される。
駆動回路基板19a,19bは放熱板14kに接合される。コネクタ支持部14mは外部コネクタ21を支持する。
筐体フレーム14にカバー24が取り付けられ、インクジェットヘッド2の4側面と上端面(=ノズル面15bと反対側の面)が構成される。インクジェットヘッド2の上端面を構成するカバー24の端面には、コネクタ保持開口24aが形成されている。筐体フレーム14にカバー24が取り付けられると、外部コネクタ21及び配線支持板22はコネクタ保持開口24aによって保持される。
また、基端フレーム部14aの外周には3つの支点当接部14b,14c,14dと、2つのボルト挿通部14e,14fとが付設されている。3つの支点当接部14b,14c,14dはキャリッジ3へインクジェットヘッド2を位置決めする際に、キャリッジ3側の3支点に当接して支持される部分である。位置決め後、インクジェットヘッド2をキャリッジ3に固定するためのボルトがボルト挿通部14e,14fに穿設されたボルト挿通孔に挿通される。
【0026】
次に、図4〜図7を参照し、筐体フレーム14、マニホールド16a,16b、キャップ受け板17について詳細に説明する。
【0027】
先ず、図4を参照にして筐体フレーム14について詳細に説明する。図4は筐体フレーム14の下面図である。
筐体フレーム14は、マニホールド16a,16bを装着した際に、筐体フレーム14の下面とキャップ受け板17の下面とがほぼ面一となるように、マニホールド16a,16bを格納する格納部14qを備える。また、筐体フレーム14の流路コネクタ14p及び流路形成部14n内に連続して形成されたインク流路14rの出口部分には、インク流路14rに連通し、インクジェットヘッド2の外部からのインクをマニホールド16a,16bに供給するための連通部14sが、略四角柱状に窪むように形成されている。この連通部14sと格納部14qとの間の壁部14tには、マニホールド16a,16bを固定するために半円形状に切り欠いてなる2つの溝部14u,14uが設けられている。
【0028】
次に、図5及び図6を参照にしてマニホールド16a,16bについて詳細に説明する。図5はマニホールド16a,16bの斜視図、図6は結合されたマニホールド16a,16bの下面図である。
マニホールド16a,16bのフィルタ設置部a1,a2の内側には、ヘッドチップ15へインクを供給する供給凹部16c(マニホールド16bの供給凹部は図示省略)が設けられており、マニホールド16a,16bがヘッドチップ15に取り付けられると、供給凹部16cとヘッドチップ15の加圧室入口とがフィルタa3,a4を介して連通し、ヘッドチップ15へのインク供給が可能となる。また、マニホールド16a,16bの一方の側端面(図5では左側)には、供給凹部16cの内部洗浄の際に洗浄液を排出するための排出管16e,16eが突出されているとともに、他方の側端面(図5では右側)には、供給凹部16c内部にインクを流入させるインク流入管16d,16dが突出されている。また、マニホールド16a,16bの中央部には、キャップ受け板17を固定するための被係合片16f,16fが設けられている。
【0029】
マニホールド16aの両端部には、マニホールド16bの流入管16d及び排出管16eに係合する係合爪16g,16hが設けられており、マニホールド16a,16bが結合されるときにマニホールド16bの流入管16d及び排出管16eと係合し両者の結合を固定する。
【0030】
マニホールド16bには、マニホールド16aと結合した際にマニホールド16aを支持する支持台16i,16jが、両端部の下部に設けられており、マニホールド16a,16bが結合された際には、支持台16i,16jの下面と被係合片16f,16fの下面とが面一となる。
一端側の支持台16jには、キャップ受け板17を固定するために被係合溝部16k,16kが、一端側が開口するように設けられている。
【0031】
さらに、図7を参照にしてキャップ受け板17について詳細に説明する。図7はキャップ受け板17の上面図である。
キャップ受け板17は、下面が平面状に形成されている。また、キャップ受け板17の上面の一端部にはマニホールド16bの被係合溝部16k,16kに係合する第一係合部17b,17bが、中央部付近にはマニホールド16a,16bの被係合片16f,16fに係合する第二係合部17c,17cが、他端部にはマニホールド16bの支持台16iに係合する第三係合部17d,17dが設けられている。
【0032】
第一係合部17b,17b及び第二係合部17c,17cは、先端が他端側を向くように、略直角に折曲した形状をしており、被係合溝部16k,16k及び被係合片16f,16fに係止する。
第三係合部17d,17dは、先端が一端側に向かって突出する爪(図示省略)を有しており、この爪が支持台16iの上面に係止する。
【0033】
また第三係合部17d,17dよりも他端部側のキャップ受け板17の上面には、筐体フレーム14の連通部14sと連通するように合わさって、連通部14sからのインクを受けてマニホールド16a,16b内にインクを供給するインク受け部17eが設けられている。
インク受け部17eは、筐体フレーム14にキャップ受け板17が取り付けられた際に、筐体フレーム14の連通部14sの周囲に接触し、四方を囲む壁から成り立っている。この壁のうち、第三係合部17d,17d側の壁には半円形状に切り欠いてなる2つの溝部17f,17fが形成されている。このインク受け部17eの溝部17f,17fと筐体フレーム14の溝部14u,14uとが、マニホールド16a,16bのインク流入管16d,16dを挟むことによって、インク流入管16d,16dを連通部14sに接続する。
【0034】
次に、上記した筐体フレーム14、マニホールド16a,16b、キャップ受け板17の組立方法について説明する。
【0035】
先ず、フィルタa3,a4の取り付けられたマニホールド16a,16bを、ヘッドチップ15を挟むように結合させて、ヘッドチップ15の側面にマニホールド16a,16bを取り付け、供給凹部16cとヘッドチップ15の加圧室入口とを連通させる。この際、マニホールド16a,16bの下面(支持台16i,16jの下面と被係合片16f,16fの下面)とヘッドチップ15のノズル面15bとが平行になって位置合わせされるとともに、マニホールド16a,16bの上端からヘッドチップ15の上端部が突出する。
【0036】
そして、結合されたマニホールド16a,16bに対して、キャップ受け板17を取り付ける。この際キャップ受け板17を撓ませた状態で、先に第一係合部17b,17b及び第二係合部17c,17cをマニホールド16a,16bの被係合溝部16k,16k及び被係合片16f,16fに係合させて、開口部17aからヘッドチップ15のノズル面15bの一部を露出させてから、徐々にキャップ受け板17の撓みを解除させて第三係合部17d,17dを支持台16iに係合させる。このとき、ノズル面15bが撓みの解除に伴ってキャップ受け板17の開口部17aから徐々に露出される。
そして、各係合部が係合し、キャップ受け板17が元の平らな状態に戻れば、マニホールド16a,16b及びヘッドチップ15の下端側(ヘッドチップ15の吐出口が配置される側)でノズル面15bの全面がキャップ受け板17の開口部17aから露出されるとともに、インク受け部17eの溝部17f,17fにマニホールド16a,16bのインク流入管16d,16dが配置され、インク受け部17eとインク流入管16d,16dとが連通することとなる。
このような構成であれば、ヘッドチップ15のノズル面15bに触れることなく、開口部17aからノズル面15bを露出させながら、キャップ受け板17をマニホールド16a,16bに取り付けることができる。
【0037】
ここで、開口部17aとヘッドチップ15との間に隙間が生じていると、キャップ部材(保湿キャップ6や吸引キャップ8)がノズル面15bを覆ってキャップ受け板17に密着しても隙間からキャップ部材内部に空気が入り込んでしまい、吐出状態の回復や維持が安定して行えない。このため、キャップ受け板17とヘッドチップ15とを固定する際には、接着剤によって開口部17aとヘッドチップ15との隙間が埋められている。
また、インク受け部17eの溝部17f,17fとマニホールド16a,16bのインク流入管16d,16dとの間に隙間が生じていると、この隙間からインクが漏れてしまうので、マニホールド16a,16bとキャップ受け板17を固定する際には、接着剤によって溝部17f,17fとインク流入管16d,16dの隙間が埋められている。
【0038】
ヘッドチップ15にマニホールド16a,16b及びキャップ受け板17を取り付けた後、一体となったヘッドチップ15、マニホールド16a,16b、キャップ受け板17を、筐体フレーム14の格納部14qにマニホールド16a,16bが格納されるように、筐体フレーム14の下方から嵌め込んで、筐体フレーム14にヘッドチップ15、マニホールド16a,16b、キャップ受け板17を装着させる。これにより、ヘッドチップ15のノズル面15bは、インクジェットヘッド2の外部に向かって露出されることになる。また、このとき、ヘッドチップ15の上端を、ヘッドチップ保持部14i,14jに保持させれば、ヘッドチップ15を所定の位置に位置決めすることができる。
【0039】
また、筐体フレーム14に各部を装着させれば、筐体フレーム14の連通部14sの周囲とキャップ受け板17のインク受け部17eとが接触するとともに、マニホールド16a,16bのインク流入管16d,16dが筐体フレーム14の溝部14u,14uに配置される。
ここで連通部14sの周囲とインク受け部17eとの間や筐体フレーム14の溝部14u,14uとインク流入管16d,16dとの間に隙間が生じていると、この隙間からインクが漏れてしまうので、筐体フレーム14と各部を固定する際には、接着剤によって連通部14sの周囲とインク受け部17eとの隙間や筐体フレーム14の溝部14u,14uとインク流入管16d,16dとの隙間が埋められている。
このように、筐体フレーム14にヘッドチップ15、マニホールド16a,16b、キャップ受け板17が装着され接着固定されると、インクジェットヘッド2内でインクジェットヘッド2外部からヘッドチップ15にまでインクを供給するインク供給路が、筐体フレーム14のインク流路14r、連通部14s、キャップ受け板17のインク受け部17e、マニホールド16a,16bによって構成されている。つまり、インク供給路は、筐体フレーム14、キャップ受け板17、マニホールド16a,16bの4部材で構成されることとなる。
【0040】
次に、筐体フレーム14、マニホールド16a,16b、キャップ受け板17からなるインク供給路の作用について説明する。
インク供給が開始されると、インクはインクタンク25からインク供給管26を介して筐体フレーム14のインク流路14rに流入する。インクはインク流路14rに導かれて連通部14s及びインク受け部17eに流入する。連通部14s及びインク受け部17eまで流れてきたインクは、インク流入管16d,16dからマニホールド16a,16b内の供給凹部16cまで流入する。その後、加圧室入口を介してヘッドチップ15内に流入する。
【0041】
以上のように、本実施の形態のインクジェットヘッド2によれば、筐体フレーム14には流路コネクタ14pとインク流路14rとが一体に備えられているので、従来インクジェットヘッド内のインク供給路として用いられていた接続部材、接続管、流路分岐管を省略しても、外部からのインクをマニホールド16a,16bへ導くことができる。このため、インクジェットヘッドの従来の機能を損なうことなく、インクジェットヘッド2内のインク供給路を構成する部品点数を削減することができ、組立にかかる工数や手間を省き組立コストや組立時間を低減できる。
【0042】
なお、本発明は上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。例えば、本実施の形態では、外部からのインクをマニホールド16a,16bに供給するためのインク流路の機能を有するものとして、筐体フレーム14と一体的に形成されたインク流路14rを例示しているが、このインク流路は筐体フレームと別個のものであってもかまわない。例えばインク供給管を直接連通部に連通させて、このインク供給管を外部からのインクをマニホールド16a,16bに供給するためのインク流路として機能させてもよい。
また、本実施の形態では、両側面からインクが供給されるヘッドチップ15を例示していたために、各側面のそれぞれにインクを供給するようにマニホールドが2つ必要な構成を例示したが、一側面からインクが供給されるヘッドチップであれば、マニホールドは1つでもよく、こうした場合よりインクジェットヘッド内のインク供給路を少ない部材で形成することができる。
【0043】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、外部のインク流路とマニホールドとを、接続専用の部材を用いなくとも接続することができる。このため、インクジェットヘッドの従来の機能を損なうことなく、インクジェットヘッド内のインク供給路を構成する部品点数を削減することができ、組立にかかる工数や手間を省き組立コストや組立時間を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットプリンタの概略を示す平面図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタに備わるインクジェットヘッドの分解斜視図である。
【図3】図2のインクジェットヘッドを図2に対してほぼ180度異なる方向から描図した分解斜視図である。
【図4】図2のインクジェットヘッドに備わる筐体フレームを示す下面図である。
【図5】図2のインクジェットプリンタに備わるマニホールドを示す分解斜視図である。
【図6】図5のマニホールドを結合した際の下面図である。
【図7】図2のインクジェットプリンタに備わるキャップ受け板を示す上面図である。
【図8】従来のインクジェットヘッドを表す分解斜視図である。
【符号の説明】
2   インクジェットヘッド
14   筐体フレーム(枠状部材)
14r  インク流路(内部インク流路)
15   ヘッドチップ(インクジェットヘッドチップ)
16a,16b  マニホールド
26   インク供給管(外部インク流路)

Claims (1)

  1. 一端面にインクの吐出口を有するインクジェットヘッドチップと、
    前記インクジェットヘッドチップの側面に取り付けられ、前記インクジェットヘッドチップにインクを供給するマニホールドと、
    前記インクジェットヘッドチップの吐出口が外部に向かって露出するように、前記インクジェットヘッドチップ及び前記マニホールドを収納する枠状部材と、を備えるインクジェットヘッドであって、
    前記枠状部材は、外部からのインクを導く外部インク流路が接続される流路コネクタと、前記外部インク流路から前記流路コネクタを介して供給されたインクを前記マニホールドまで導く内部インク流路とを一体的に備えることを特徴とするインクジェットヘッド。
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