JP2004120164A - 写真撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】列車等の移動体の搭乗者の写真を容易に自動撮影することができる写真撮影装置を提供する。
【解決手段】人が搭乗可能で、線路上を移動する列車を撮影する写真撮影装置であって、線路付近に設置され、列車の通過を検知する複数のセンサ31a、31b、31cと、線路付近に設置され、列車を撮影するカメラ30a、30nと、鉄道会社のPC等20から通信回線4を介してホストPC1が受信した搭乗者の搭乗位置情報、搭乗者が搭乗した列車を特定する情報、複数のセンサ31a〜31cが列車の通過を検知した通過時刻から、搭乗者がカメラ30a、30nの視界を通過する撮影時刻を算出し、撮影時刻のタイミングでカメラ30a、30nに撮影を指示するカメラ・センサ制御PC3とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】人が搭乗可能で、線路上を移動する列車を撮影する写真撮影装置であって、線路付近に設置され、列車の通過を検知する複数のセンサ31a、31b、31cと、線路付近に設置され、列車を撮影するカメラ30a、30nと、鉄道会社のPC等20から通信回線4を介してホストPC1が受信した搭乗者の搭乗位置情報、搭乗者が搭乗した列車を特定する情報、複数のセンサ31a〜31cが列車の通過を検知した通過時刻から、搭乗者がカメラ30a、30nの視界を通過する撮影時刻を算出し、撮影時刻のタイミングでカメラ30a、30nに撮影を指示するカメラ・センサ制御PC3とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば列車、ジェットコースター、スキー場のリフト、ゴンドラ、ロープウェイなどの各種移動体の軌道付近に設置したカメラを用いて、該移動体の搭乗者の写真を撮影する写真撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開2000−56366号公報
【特許文献2】特開2002−112074号公報
【特許文献3】特開2001−216389号公報
【特許文献4】特開2002−142211号公報
従来、風光明媚な場所における鉄道写真は、図10に示すように、背景に富士山、前面に新幹線というような写真が多かった。また、このような写真は、図11に示すように、遠方のカメラ3000で人手によって撮影することが多い。32は新幹線、34は富士山である。
【0003】
上記特許文献1においては、新幹線の床下の着雪を撮影する撮影装置が記載されている。
【0004】
上記特許文献2においては、遊園地のアトラクションで撮影した客の写真を、客に割り当てたIDを利用して客本人に渡せるようにしたもので、客にIDを発信するタグを持たせ、撮影装置が発信信号を受信することで被写体を検知し、撮影する装置が記載されている。
【0005】
上記特許文献3においては、上記特許文献2と同じく、遊園地のアトラクションで撮影した客の写真を、客に割り当てたIDを利用して客本人に渡せるようにしたもので、乗り物の座席ごとに備えられた送受信機に客のIDを送信して記憶させておき、撮影装置が発信信号を受信することで被写体を検知し、撮影する装置が記載されている。
【0006】
上記特許文献4においては、ウェブ上で利用者による画像の掲載、閲覧、編集等を行うシステムが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
遊園地のジェットコースターなどでは、ジェットコースターの搭乗風景を記念集合写真として撮影するシステムが確立しているが、全体写真であって、個人の写真を搭乗中に撮影することはプロのカメラマンでも雇わない限り不可能に近かった。
【0008】
一方、旅行中、風光明媚な場所で撮影された写真は、旅の記念になるもので、昨今のデジタルカメラの普及は、その手軽さによりあらゆるシーンでの記念撮影を楽しむ人を増やす傾向にある。
【0009】
しかしながら、乗り物に搭乗中の自分の写真だけは、先のジェットコースターなどの特殊なケースを除いて自動撮影は不可能であった。
また、遊園地のアトラクションにおいて、撮影依頼者を撮影する場合、該撮影依頼者の特定に人手を要した。
【0010】
また、上記特許文献1では、移動体の搭乗者の写真を自動撮影することはできない。また、ウェブ技術利用に関する記載は、「通信回線に送出する」のみに留まり、具体的な記載はない。
【0011】
上記特許文献2では、IDを発信するタグなどが必要で、設備構成が複雑である。
【0012】
上記特許文献3では、乗り物の座席ごとに備える送受信機などが必要で、設備構成が複雑である。
【0013】
上記特許文献4では、写真の撮影を行わず、移動体の搭乗者の写真を自動撮影することはできない。
【0014】
本発明の目的は、列車等の移動体の搭乗者の写真を容易に自動撮影することができる写真撮影装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明においては特許請求の範囲に記載するような構成をとる。
【0016】
すなわち、請求項1記載の写真撮影装置は、人が搭乗可能で、予め定められた軌道上を移動する移動体を撮影する写真撮影装置であって、
前記軌道付近に設置され、前記移動体の通過を検知する複数のセンサと、
前記軌道付近に設置され、前記移動体を撮影するカメラと、
受信した搭乗者の搭乗位置情報、あるいは前記搭乗者が搭乗した前記移動体を特定する情報と、前記複数のセンサが前記移動体の通過を検知した通過時刻から、前記搭乗者が前記カメラの視界を通過する撮影時刻を算出し、前記撮影時刻のタイミングで前記カメラに撮影を指示する制御装置と
を備えたことを特徴とする。
【0017】
また、請求項2記載の写真撮影装置は、特定のタイミングで移動体を撮影する写真撮影装置であって、
前記移動体の通過を検知する複数のセンサと、
前記複数のセンサから得られた前記移動体の通過情報と、撮影対象を特定する情報とから撮影するタイミングを算出する制御装置と、
前記制御装置からの指示に従い、画像を撮影するカメラとを備え、
前記撮影対象を特定する情報は、撮影する前記移動体を特定するための移動体情報と、通過を検知した前記移動体と撮影する前記移動体とを対応付けるための運行情報とを有し、
前記移動体情報は、通信端末から前記制御装置に通信回線を介して送信されることを特徴とする。
【0018】
また、請求項3記載の写真撮影装置は、請求項1または2記載の写真撮影装置において、前記制御装置は、通信回線に接続されたサーバを備え、
前記サーバは、通信端末から送信された前記移動体あるいは撮影対象を特定する情報と識別情報とを有する撮影要求を前記通信回線を介して受信し、
撮影前に撮影予想時刻あるいは撮影地点に関する情報を通知するための撮影要求確認通知を、前記撮影要求を送信した前記通信端末あるいは前記識別情報により特定される前記通信端末に送信し、
前記カメラが前記識別情報を有する前記撮影要求ごとに撮影した画像を、前記識別情報により特定される前記通信端末に送信するか、あるいは前記識別情報を提示する閲覧要求に対してのみ閲覧可能な状態にすることを特徴とする。
【0019】
また、請求項4記載の写真撮影装置は、請求項1、2または3記載の写真撮影装置において、通信端末から前記移動体あるいは撮影対象を特定する情報を送信した利用者に対して、写真の撮影料金を通信回線を介して課金することを特徴とする。
【0020】
また、請求項5記載の写真撮影装置は、請求項3または4記載の写真撮影装置において、前記サーバは、受信した前記撮影要求あるいは前記撮影要求確認通知に対する返信の、送信元アドレスか、送信経路情報か、前記移動体もしくは前記撮影要求に個別に割り当てられるIDかの、少なくとも1つを用いて撮影要求者の正当性を判断し、不正な撮影要求を受け付けないことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
実施の形態1
新幹線を初めとする列車においては、座席番号・座席位置が正確に決められている。然るに、高速で移動する車両に対しても、その座席位置が正確に確定できれば自動撮影は可能である。
【0022】
図3(a)〜(d)は、新幹線(ここでは、新幹線の車両のこと)32の線路近傍に、1番目〜3番目の車両の速度・位置を検知するセンサ(以下、センサと記す)31a〜3cを3箇所に設置し、新幹線32の速度を正確に計測し、カメラ30で撮影する場合を示す。
【0023】
新幹線32の線路脇にセンサ31a、31b、31c、カメラ30が設置されている。これらはカメラ・センサ制御PC(パーソナル コンピュータ。後述の図1の3参照)で制御されている。
【0024】
図3(a)で、新幹線32が近づいて来て、1番目に設置されたセンサ31aに車両先頭32aが検知される。
【0025】
図3(b)で、新幹線32の車両先頭32aが2番目のセンサ31bに検知される。
【0026】
図3(c)で、新幹線32の車両先頭32aが3番目のセンサ31cに検知される。
【0027】
この後、カメラ・センサ制御PCは、新幹線32の挙動を全て把握し、撮影座席位置33がカメラ30の前にちょうど来る瞬間を計算して待つ。
【0028】
図3(d)で、カメラ・センサ制御PCは、撮影座席位置33がカメラ30の前にちょうど来た瞬間にシャッターを切る命令をカメラ30に送信して目的の画像を撮影する。すぐさまカメラ・センサ制御PC経由で画像を撮影依頼者の携帯端末に送信するか、インターネット上のホームページにアップロードし、撮影依頼者は図4に示すような写真を得る。
【0029】
さらに、本実施の形態について詳細に説明する。
【0030】
まず、図3(a)で、1番目センサ31aにより、新幹線32の車両先頭32aが通過した時刻を正確に計測する。
【0031】
次に、図3(b)で、2番目のセンサ31bにより、再び車両先頭32aが通過した時刻を正確に計測する。
【0032】
1番目センサ31aと2番目のセンサ31bとの時刻差分がその時の新幹線32の瞬間の速度になる。ただし、この瞬間の速度の計測だけでは不十分である。なぜなら、新幹線32は、各駅停車のものや、ノンストップのものや、発車時刻の遅れなどの関係で、色々な速度で通過するものであり、しかも、その区間では加速中なのか等速中なのか減速中なのかということを考慮すべきである。
【0033】
しかしながら、列車はある一定の短い区間では、等加速度運動をしていると考えることができるので、次の瞬間にどの位置に移動するかは比較的簡単な計算で求められる。
【0034】
それを以下に説明する。
1番目センサ31aと、2番目のセンサ31bとの間には以下の関係がある。
センサ31a、31b、31c間のそれぞれの距離をL、センサ31a、センサ31bの通過検知時刻(新幹線32の車両先頭32aが通過したのを検知した時刻)をt1、t2として、
初速度v0=L/(t2−t1) …(1)
2番目のセンサ31bと、次に距離L離れた3番目のセンサ31c(計測の確度を増すためのセンサ)との間には、
速度v=L/(t3−t2) …(2)
の関係がある。
【0035】
加速度a=(v−v0)/(t3−t2) …(3)
であるので、列車の任意の場所での速度は、
v=v0+at …(4)
なる関係にあるため、両辺にtを掛けると、
vt=L=v0t+at2 …(5)
変形して、
at2+v0t−L=0 …(6)
tについての2次方程式の解を求めると、
t={−v0±(v0 2+4aL)1/2/2a} …(7)
となる。
つまり、式(7)にLもしくは任意の距離L1を代入すると、t秒後に任意の場所がカメラ30の前を通過するかが計算できることが判る。
これにより新幹線32の1編成分程度は、正確に任意の場所を時間により把握できることになる。
一方、新幹線32の窓の間隔は、おおよそ1mであるため、10cmの精度で把握できれば十分なので、時速300km/hの速度の物体が10cmの距離を進む時間は1.2msになるため、汎用のコンピュータで十分計測および制御できる数値である。
以上により、新幹線32の1編成分程度ならば、どの窓でも正確に時間管理ができることから、シャッターを切るタイミングさえ与えれば自動撮影が可能となる。
もちろん、新幹線32からカメラ30が遠ざかった距離で広角で撮影する場合は、移動体の速度が、見かけ上、低下したように見えるので、この精度はさらに緩やかで良いことになるのは自明である。
【0036】
上記のことを系統化した本実施の形態の写真撮影装置の構成を示す系統ブロック図が図1である。
本実施の形態の写真撮影装置を構成するホストPC(サーバ)1が存在し、通信回線(インターネット:双方向性を有する通信回路網)4を介して、外部と通信可能になっている。写真撮影の要求は、当該写真撮影装置の外部の携帯端末やPC、図1では鉄道会社のPC等(携帯端末を含む)20から通信回線4を介してホームページから到達する。また、新幹線32(図3)等の列車は、車両の種類により座席数、座席位置が微妙に異なっているが、各鉄道会社では編成ごとに管理され、鉄道会社のPC等20が座席予約システムと連動してるため、大きな変更なく常に管理され、一般的なデータとして入手できる。
外部の携帯端末(ここでは図示省略)や、鉄道会社のPC等20から、例えば「α列車のβ号車γ座席」の写真撮影の要求を受けたホストPC1は、鉄道会社のPC等20に記憶された運行状況や車両編成を参考にし、おおよその通過時間と、列車先頭から座席番号までの長さを10cm精度で計算し、その情報を、通信回線4を介してカメラ30が設置されてる場所の近傍にあるカメラ・センサ制御PC3に送られる。
【0037】
列車が通過する時刻が迫ったら、カメラ・センサ制御PC3は、センサ31a、31b、31cを起動し、列車の検知を開始する。センサ31a、31b、31cと順番に列車が通過していくと、上記の計算式を用いてシャッターを切るタイミングをカメラ・センサ制御PC3が独自に計算し、指定された座席の写真を写すべく、シャッターを切るタイミングをカメラ30aに指示することで目的の写真が撮影される。
カメラ30nは、カメラ30aと同じような動作をするが、予備または連続写真、複数の窓の写真撮影の要求が来た場合や、動画撮影用等、発展性を持たせたカメラの定義として記載されている。
【0038】
図1の系統図の写真撮影装置が動作する命令等の流れを記載した図が図2である。
まず、1.外部の携帯端末やPC2から列車名(出発時刻)、乗車号車、座席位置を指定しての写真撮影要求がホストPC1に届く。
【0039】
2.写真撮影要求を受けたホストPC1は、鉄道会社の運行状況や列車の種類などを確認して、座席位置を列車先頭からの距離に換算し、通過予定時刻、列車の種類、撮影座席情報等をカメラ・センサ制御PC3に送信する。
【0040】
また、3.写真撮影の要求があった外部の携帯端末やPC2に、予想撮影時刻等の情報と写真撮影了承確認通知を送信し、撮影時に窓のところに待機する旨等を連絡する。
【0041】
4.列車通過予定時刻、列車先頭からの距離などを受け取ったカメラ・センサ制御PC3は、列車通過予定時刻間近になったら、センサ31を起動して待機させ、列車を待つ。
【0042】
5.ターゲットである列車が通過すると、1番目〜3番目のセンサ31a〜31c(図3参照)は、1番目センサ31aと2番目のセンサ31bとの列車通過検知時刻の時間差により現在の瞬時速度を検出し、3番目のセンサ31cとの時間差で加減速の速度を検出し、列車の現在速度と加減速の速度をカメラ・センサ制御PC3に送信する。
【0043】
6.カメラ・センサ制御PC3は、センサ31a〜31cから上がってくるセンサ31a〜31cにおける列車の通過検知時刻と、現在速度と、加減速の速度のデータを元に、上記の計算を行ない、列車の先頭からの距離をカメラ30のシャッターを切る時間に換算し、その瞬間まで待機する。
【0044】
7.写真撮影のタイミングになったら、カメラ・センサ制御PC3は、シャッターを切る命令をカメラ30に送信する。
【0045】
8.カメラ30は、撮影した写真をすぐさまカメラ・速度センサ制御PC3に送信する。
【0046】
9.カメラ・速度センサ制御PC3はその写真を取り込むと共に、ホストPC1に送信する。
【0047】
10.ホストPC1は、撮影画像を撮影事前に要求された携帯端末、PC、インターネット上のホームページ等に送信する。
以上のような動作の流れにより図4に示すような写真が撮影される。
【0048】
上記のように、本実施の形態1の写真撮影装置は、人が搭乗可能で、予め定められた軌道、例えば線路上を移動する移動体、例えば新幹線32を撮影する写真撮影装置であって、線路付近に設置され、新幹線32の通過を検知する複数のセンサ31a、31b、31cと、線路付近に設置され、新幹線32を撮影するカメラ30(30a、30n)と、受信した搭乗者(乗客)の搭乗位置情報、あるいは搭乗者が搭乗した新幹線32を特定する情報と、複数のセンサ31a〜31cが新幹線32の通過を検知した通過時刻から、搭乗者がカメラ30の視界を通過する撮影時刻を算出し、撮影時刻のタイミングでカメラ30に撮影を指示する制御装置、例えばカメラ・センサ制御PC3とを備えている。
【0049】
また、本実施の形態1の写真撮影装置は、特定のタイミングで新幹線32を撮影する写真撮影装置であって、新幹線32の通過を検知する複数のセンサ31a〜31cと、複数のセンサ31a〜31cから得られた新幹線32の通過情報と、撮影対象を特定する情報とから撮影するタイミングを算出するカメラ・センサ制御PC3と、カメラ・センサ制御PC3からの指示に従い、画像を撮影するカメラ30とを備え、撮影対象を特定する情報は、撮影する新幹線32を特定するための移動体情報と、通過を検知した新幹線32と撮影する新幹線32とを対応付けるための運行情報とを有し、移動体情報は、通信端末、例えば外部の携帯端末やPC2からカメラ・センサ制御PC3に通信回線4を介して送信される。
【0050】
また、移動体情報は、新幹線32における搭乗位置情報を有し、カメラ・センサ制御PC3は、運行情報を、カメラ30付近を通過する新幹線32の運行ダイヤ情報と新幹線32の種類とを関連付けて記憶する運行テーブルとして備え、搭乗位置情報は、新幹線32の種類と搭乗位置とを関連付けて記憶する座席テーブルとして備え、撮影するタイミングを運行テーブルと座席テーブルを参照して算出する。
【0051】
また、カメラ・センサ制御PC3は、通信回線4に接続されたサーバ、例えばホストPC1を備え、ホストPC1は、外部の携帯端末やPC2、例えば鉄道会社のPC等20から送信された新幹線32あるいは撮影対象を特定する情報と識別情報とを有する撮影要求を通信回線4を介して受信し、撮影前に撮影予想時刻あるいは撮影地点に関する情報を通知するための撮影要求確認通知を、撮影要求を送信した外部の携帯端末やPC2あるいは識別情報により特定される外部の携帯端末やPC2に送信し、カメラ30が識別情報を有する撮影要求ごとに撮影した画像を、識別情報により特定される外部の携帯端末やPC2に送信するか、あるいは識別情報を提示する閲覧要求に対してのみ閲覧可能な状態にする。
【0052】
また、外部の携帯端末やPC2から新幹線32あるいは撮影対象を特定する情報を送信した利用者に対して、写真の撮影料金を通信回線4を介して課金する。
【0053】
また、ホストPC1は、受信した撮影要求あるいは撮影要求確認通知に対する返信の、送信元アドレスか、送信経路情報か、新幹線32もしくは撮影要求に個別に割り当てられるIDかの、少なくとも1つを用いて撮影要求者の正当性を判断し、不正な撮影要求を受け付けない。
【0054】
これは、撮影要求者が被撮影者、あるいは被撮影者から依頼された代理人(知人や旅行会社等)と同一かどうか、すなわち、撮影要求の正当性を判断する機能である。列車に乗っていない第三者が勝手に搭乗者を撮影することは、プライバシ−の侵害の上で望ましくないので、これを防止する。
【0055】
《送信元アドレス》
例えば、新幹線32等の列車内には、有線あるいは無線の列車内LAN(ローカル エリア ネットワーク)が形成されており、有線ならば、座席あるいは列車に備え付けの専用通信端末あるいは搭乗者の携帯PCなどが、無線ならば、搭乗者の携帯電話や携帯PCなどが列車内LANに接続される。列車内LANに接続された機器は、それぞれIPアドレスを有するので、これを送信元アドレスとする。あるいは、列車内LANにおいて、プライベートアドレスが用いられている場合などには、列車内LANをインターネットに接続するゲートウェイが有するアドレスを送信元アドレスとしてもよい。送信元アドレスが予め判っている列車内LANのアドレスに一致するかどうかをホストPC1が調べることにより本当に当該列車内から送信されたものかどうかの正当性を判断することができる。
【0056】
《送信経路情報》
また、通信端末が搭乗者の携帯電話の場合、携帯電話が発信する電波を受信し、上位装置への中継を行う無線基地局は、それぞれに割り当てられる識別情報を有するので、この識別情報が、予め判っている鉄道沿線に存在する無線基地局のものかどうかを調べることにより、正当性を推定することができる。
【0057】
《ID》
また、例えば鉄道事業者は、運行するそれぞれの列車に毎日変更される秘密のIDを付与する。秘密のIDは、例えば列車のダイヤ順に付けられた通し番号に、該通し番号と秘密の規則で生成されるチェックデジットとを組み合わせたもので、車内放送や車内のLED表示器などによって列車の搭乗者だけに公開される。搭乗者は、このIDを撮影要求時あるいは撮影要求確認通知に対する返信時にホストPC1に送信する。ホストPC1は、IDを有効と判断したならば、この撮影要求を搭乗者からの正当なものと判断する。
あるいは、旅行代理店が切符の手配をする場合、該切符手配時に、それぞれの切符に、上記IDに座席情報も含めた個別のIDを対応付け、そのIDを撮影要求としてホストPC1に送信する。ホストPC1は、送信されたIDから撮影要求の正当性を判断する。それと共に、列車名、座席位置を特定することができる。
【0058】
以下、既に考慮されている搭乗者の携帯電話を用いて自動改札処理が可能になった場合の、列車における撮影要求、認証手続の一例について述べる。なお、自動改札を通る時点で行き先、すなわち、搭乗列車が決まっていないといけないので、特急券などの切符を購入したときに後述の切符に関するデータ(以下、切符データと記す)が携帯電話に送信されるものとする。
【0059】
搭乗者は、旅行の計画時等に、前もってサーバ(ホストPC1)に、インターネットからアクセスし、写真の撮影要求をサーバに送信する。サーバは、各撮影要求に対し、撮影要求IDを発行し、搭乗者の携帯電話が実際に自動改札を通過したときに、切符データを撮影要求IDと併せてサーバに自動送信するプログラムと、撮影要求IDとを携帯電話に送信する。この場合、撮影要求には、撮影要求確認通知や、撮影した画像を受け取る(通常は携帯電話の)メールアドレスを指定しておく。なお、この撮影要求ID、メールアドレスが上記の識別情報に該当する。
【0060】
自動改札機は、搭乗者が自動改札を通過するとき、搭乗者の携帯電話から切符データを受信し、自動改札を通過したという通過記録を携帯電話に送信する。切符データか通過記録には、電子的な証明書が付加されており、携帯電話は上記のプログラムを動作させて該証明書をサーバに送信する。サーバは、携帯電話から受信した証明書の正当性を判断し、正当である場合は、搭乗者が実際に切符データの示す列車に搭乗すると推定し、撮影予想時刻や撮影場所の特徴の説明等を撮影要求確認通知として指定のアドレスに送信する。また、サーバは、カメラ・センサ制御PC3に撮影を指示する。
【0061】
サーバは、カメラ30で撮影した画像をカメラ・センサ制御PC3から取得する。そして、搭乗者が通信回線4を介して閲覧可能な状態にする。つまり、搭乗者がサーバに撮影要求ID、あるいは撮影要求IDと撮影要求時に搭乗者が決めたパスワードを送信すると、サーバは撮影要求ID(あるいは撮影要求IDとパスワード)に対応する画像を一覧表示する。あるいは、撮影要求時に画像をメールに添付して送付するように要求(選択)した場合は、指定のメールアドレスの通信端末に画像を送付する。
【0062】
また、本実施の形態1の写真撮影装置におけるセキュリティシステムの別の例について述べる。
まず、撮影予約した被撮影者は、サーバから撮影予約チケットデータを通信回線4を介してダウンロードして受け取る。
図9に示すように、新幹線32の各車両の入口51には、無線通信IC内蔵型の無線タグ52が取り付けられており、被撮影者が搭乗したかどうかをチェックする。無線タグ52は、撮影予約チケットデータのみに反応するようになっている。これにより、被撮影者が当該列車に乗車したかどうかが確認でき、さらに何号車に乗車したかも確認可能である。
【0063】
無線タグ52により被撮影者が乗車したか確認できない場合は、写真撮影装置は起動せず、撮影は行わない。
【0064】
なお、何号車の何列目に被撮影者が座っているかを確認するために、各車両内に複数の無線タグを設置してもよい。
【0065】
なお、列車のダイヤ、車両編成等は鉄道会社において事前に決まっており、切符の予約システムとの関係でそう変更されるものではなく、車両編成と窓との位置関係を対応付けてダイヤを鉄道会社のPC等20に記憶しておけば、列車時間の乱れに対しても対応可能である。また、デジタルカメラやビデオカメラ等で撮影が遅いのは、ピント、露出を計算するためであり、本発明では、ピントは予め調整しておく。また、露出については、天候や時間体を考慮し、撮影前に調整可能である。
【0066】
このように、本実施の形態1では、新幹線32の線路付近にカメラ30と、新幹線32の検知用のセンサ31a〜31cを設置し、例えば新幹線32の搭乗者により車内から通信端末を用いて通信回線4を介して写真撮影の要求が乗車座席位置と共に、ホストPC1経由でカメラ・センサ制御PC3に送信され、カメラ・センサ制御PC3(あるいはホストPC1)が撮影タイミングを算出して撮影を行い、撮影された画像を搭乗者の携帯端末に送信したり、ウェブ上のサーバにアップロードして搭乗者に閲覧可能にするものである。
【0067】
動作の流れとしては、図2を用いて説明したが、例えば、インターネットのホームページ上から写真撮影の予約をする→携帯端末に写真撮影の確認メールが入る→撮影依頼者は了承メールを返信→了承メールが経由したルーターおよびハンドオーバーした位置情報が指定した路線沿線からのものであることを、返信された了承メールにより確認→確認できたものをサーバが撮影予約→撮影した画像を携端末に送信するか、ホームページに掲載→先のメールアドレスの携帯端末にホームページのアドレスを送信する。
【0068】
本実施の形態1の写真撮影装置によれば、通常、撮影困難な自分が搭乗している移動体の自分の写真をすぐその場で容易に見ることができる。最近の写真の電子化、ウェブ上の流通の進展に伴い、写真の撮影から提供、閲覧まで一貫したサービスを提供することができる。また、利用者は、特段のハードウェアを用意したり、操作する必要はない。
【0069】
実施の形態2
本発明の実施の形態2を図5(a)〜(g)に示す。
新幹線32の線路脇にセンサ31a〜31c、首振り機能付き動画撮影カメラ300が設置されている。これらは上記のカメラ・センサ制御PC3で制御されている。
【0070】
図5(a)で、新幹線32が近づいて来て、1番目に設置されたセンサ31aに車両先頭32aが検知される。
図5(b)で、新幹線32の車両先頭32aが2番目のセンサ31bに検知される。
【0071】
図5(c)で、新幹線32の車両先頭32aが3番目のセンサ31cに検知される。
【0072】
この後、カメラ・センサ制御PCは、新幹線32の挙動を全て把握し、撮影座席位置33がカメラ300の前にちょうど来る瞬間を計算して待つ。カメラ300は、新幹線32の来る方向を予め向いて待っている。
【0073】
図5(d)で、撮影座席位置33がカメラ300の手前数mから、カメラ300は動画撮影を開始する。
【0074】
図5(e)で、カメラ300は、その回転速度をカメラ・センサ制御PC3で制御されて新幹線32の速度と同期して首を回転させ、動画撮影する。
【0075】
図5(f)でも、図6(e)と同様に、カメラ300は、その回転速度をカメラ・センサ制御PC3で制御されて新幹線32の速度と同期して首を回転させ、動画撮影する。
【0076】
図5(g)で、カメラ300は動画撮影を終了し、すぐさまカメラ・センサ制御PC3経由で動画を撮影依頼者の携帯端末に送信するか、インターネット上のホームページにアップロードし、撮影依頼者は図6に示すような動画を得る。
【0077】
なお、首振り機能付き動画撮影カメラ300は、カメラ自体を可動部で回転させてもよいし、公知のフィルム用高速度カメラの回転プリズムのように光学系のみ回転させるようにしてもよい。
【0078】
実施の形態3
本発明の実施の形態3を図7(a)〜(i)に示す。
新幹線32の線路脇にセンサ31a、31b、31c、一定間隔で設置された複数のカメラ30a〜30hが設置されている。これらはすべてカメラ・センサ制御PC3で制御されている。
【0079】
図7(a)で、新幹線32が近づいて来て、1番目に設置されたセンサ31aに車両先頭32aが検知される。
【0080】
図7(b)で、新幹線32の車両先頭32aが2番目のセンサ31bに検知される。
【0081】
図7(c)で、新幹線32の車両先頭32aが3番目のセンサ31cに検知される。
【0082】
この後、カメラ・センサ制御PCは、新幹線32の挙動を全て把握し、撮影座席位置33が一定間隔で設置された複数のカメラ30a〜30hの前にちょうど来る瞬間を計算して待つ。
【0083】
図7(d)では、撮影座席位置33が1番目に設置されたカメラ30aの前にちょうど来るのを待っている。
【0084】
図7(e)で、撮影座席位置33が1番目のカメラ30aの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0085】
図7(f)でも、撮影座席位置33が2番目のカメラ30bの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0086】
図7(g)でも、撮影座席位置33が3番目のカメラ30cの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0087】
同様にカメラ30d〜30gで順番に撮影し、
図7(h)でも、撮影座席位置33が8番目のカメラ30hの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0088】
図7(i)で、撮影を終了する。
【0089】
すぐさまカメラ・センサ制御PC3は、複数のカメラ30a〜30hで撮影された静止画を順番に繋いで動画を完成させ、カメラ・センサ制御PC3経由で画像を撮影依頼者の携帯端末に送信するか、インターネット上のホームページにアップロードし、撮影依頼者は図6に示すような動画を得る。
【0090】
なお、一定間隔に設置された複数のカメラ30a〜30hの設置ピッチを新幹線32の窓のピッチと合わせ、新幹線32の速度に同期させ、写真を撮ると、景色だけが後に動き、新幹線32の中の被写体が静止位置で動く動画を撮影することもできる。
【0091】
実施の形態4
本発明の実施の形態4を図8(a)〜(c)に示す。
新幹線32の線路脇にセンサ31a、31b、31c、一定間隔で設置された複数のカメラ30a〜30hが設置されている。これらはすべてカメラ・センサ制御PC3で制御されている。
【0092】
本実施の形態4では、複数の撮影座席位置33a〜33cが存在する場合である。
【0093】
上記と同様に、カメラ・センサ制御PC3は、新幹線32の挙動を全て把握し、複数の撮影座席位置33a〜33cが一定間隔で設置された複数のカメラ30a〜30hの前にちょうど来る瞬間を計算して待つ。
【0094】
図8(a)では、撮影座席位置33aが1番目のカメラ30aの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0095】
図8(b)では、撮影座席位置33bが2番目のカメラ30bの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0096】
図8(c)では、撮影座席位置33cが3番目のカメラ30cの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0097】
撮影終了後、すぐさまカメラ・センサ制御PC3経由で画像を撮影依頼者の携帯端末に送信するか、インターネット上のホームページにアップロードし、撮影依頼者は図4に示すような写真を得る。
【0098】
以上本発明を実施の形態1〜4に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態1〜4に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0099】
例えば、上記実施の形態1〜4においては、一例として新幹線32の搭乗者を写真撮影する場合について説明したが、本発明における移動体は、勿論、新幹線32等の列車に限定されず、例えば、スキー場のゴンドラ(リフト)、ロープウェイ、遊園地のジェットコースター等の各種アトラクション、観光目的のSL(蒸気機関車)、登山列車、トロッコ列車等の各種移動体にも適用可能である。
【0100】
例えば、スキー場のゴンドラ、ロープウェイ等においては、移動体がケーブルで繋がれているので、センサ31は被写体となる移動体自体を検知しなくても、ケーブルの目印、例えばゴンドラを引っ掛ける器具を検知するセンサを乗降場所のケーブル張架部等に設置することにより、該センサを用いて撮影要求がされたゴンドラが撮影位置に位置したかを検知することができ、自動撮影が可能である。これらの移動体は、移動速度が遅いので、センサで検知してすぐ撮影すればよい。また、ゴンドラについては、座席位置は気にせず、ゴンドラ全体を撮影してもよい。例えば、ゴンドラの場合、搭乗者は、撮影を希望する場合、腕に無線タグをつける。この場合、撮影前に無線タグIDが撮影リストに登録されるようにしておく。搭乗者は、搭乗直前に無線タグの通過を検知するゲートを通過し、該ゲート通過から上記センサが上記目印の所定のゴンドラ台数の通過を検知した時点でカメラに撮影を指示する。なお、この場合、撮影を要求した搭乗者に撮影の合図を示すために、撮影地点に撮影数十秒前から点灯する回転灯等の表示器を設け、搭乗者にその旨知らせておくようにしてもよい。
【0101】
また、連続撮影に関して、撮影を複数のカメラで分担して利用者の要求に関係なく、列車のすべての窓を撮影するようにしてもよい。
【0102】
また、背景と新幹線32等の移動体とを撮影するアングルの写真においては、人物が小さくなりやすいが、富士山34のような背景と人物とが共に大きく写るように、カメラ30と線路との距離を調整したりする。また、例えば背景が十分大きく撮影できる望遠カメラを線路から100メートル位離して設置し、人物の顔が判別可能な程度に寄った写真を撮影可能なカメラを線路の近傍に、あるいは望遠カメラとほぼ同じ位置に設置し、2種類のカメラで撮影し、2つの画像をセットにしてあるいは合成して撮影依頼者に送るようにしてもよい。また、カメラの視界をカラスが横切った場合等に生じる撮り損ねや速度計測誤差なども考慮し、複数のカメラにより予備に撮影し、撮影依頼者が選べるようにしてもよい。
【0103】
また、カメラは、静止画撮影用カメラと動画用カメラを併せて設置してもよい。また、複眼カメラや、景色優先で固定点カメラを用いてもよい。
【0104】
また、特に、動画を撮影する場合、録音機も線路近傍に設置してと動画(もしくは静止画)と共に、SLの蒸気音、あるいはトロッコ列車のように低速な移動体の場合は、被撮影者自身の歓声等の音も提供するようにしてもよい。
【0105】
また、写真に日付、天気、気温、さらには広告等を入れることも可能である。
【0106】
また、撮影した画像に対し、特定の画像処理を施すことも可能である。例えば、新幹線32の写真においては、搭乗者が写る肝心な窓ガラスの部分が暗くなりがちなので、該部分の明るさ、コントラストを搭乗者が見易くなるように調整してもよい。また、画像を一覧表示するホームページ上で、撮影した画像の利用者による各種編集を可能にしてもよい。
【0107】
また、撮影時における撮影者への撮影の合図は、旅行代理店の添乗員が行い、被撮影者に被撮影窓に寄ってもらうようにしてもよい。あるいは、撮影の事前に撮影場所をメールで知らせる。例えば、「この景色(橋、トンネル、あるいは看板)が見えてから10秒後に撮影します」や、窓際の座席でない人もいるので、「デッキに出てください」等を知らせる。
【0108】
また、撮影に対する課金は、撮影後、閲覧時でも、撮影要求時に行ってもよい。
【0109】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、自分が搭乗している移動体の自分の写真をその場で見ることができるようになり、旅の感動もひときわ高まる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の写真撮影装置の構成を示す系統ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1の写真撮影装置の動作の流れを示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1の写真撮影装置の撮影の様子を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1で撮影した写真と撮影の様子を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2の写真撮影装置の撮影の様子を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2で撮影した動画を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態3の写真撮影装置の撮影の様子を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態4の写真撮影装置の撮影の様子を示す図である。
【図9】車両の入口に設けた無線タグを示す図である。
【図10】従来の新幹線を撮影した写真を示す図である。
【図11】従来の新幹線を撮影する様子を示す図である。
【符号の説明】
1…ホストPC(サーバ)
2…外部の携帯端末やPC
3…カメラ・センサ制御PC
4…通信回線
20…鉄道会社のPC等
30、30a〜30h、30n、3000…カメラ
31、31a〜31c…センサ
32…新幹線
33…撮影座席位置
34…富士山
51…車両の入口
52…無線タグ
300…首振り機能付き動画撮影カメラ
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば列車、ジェットコースター、スキー場のリフト、ゴンドラ、ロープウェイなどの各種移動体の軌道付近に設置したカメラを用いて、該移動体の搭乗者の写真を撮影する写真撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開2000−56366号公報
【特許文献2】特開2002−112074号公報
【特許文献3】特開2001−216389号公報
【特許文献4】特開2002−142211号公報
従来、風光明媚な場所における鉄道写真は、図10に示すように、背景に富士山、前面に新幹線というような写真が多かった。また、このような写真は、図11に示すように、遠方のカメラ3000で人手によって撮影することが多い。32は新幹線、34は富士山である。
【0003】
上記特許文献1においては、新幹線の床下の着雪を撮影する撮影装置が記載されている。
【0004】
上記特許文献2においては、遊園地のアトラクションで撮影した客の写真を、客に割り当てたIDを利用して客本人に渡せるようにしたもので、客にIDを発信するタグを持たせ、撮影装置が発信信号を受信することで被写体を検知し、撮影する装置が記載されている。
【0005】
上記特許文献3においては、上記特許文献2と同じく、遊園地のアトラクションで撮影した客の写真を、客に割り当てたIDを利用して客本人に渡せるようにしたもので、乗り物の座席ごとに備えられた送受信機に客のIDを送信して記憶させておき、撮影装置が発信信号を受信することで被写体を検知し、撮影する装置が記載されている。
【0006】
上記特許文献4においては、ウェブ上で利用者による画像の掲載、閲覧、編集等を行うシステムが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
遊園地のジェットコースターなどでは、ジェットコースターの搭乗風景を記念集合写真として撮影するシステムが確立しているが、全体写真であって、個人の写真を搭乗中に撮影することはプロのカメラマンでも雇わない限り不可能に近かった。
【0008】
一方、旅行中、風光明媚な場所で撮影された写真は、旅の記念になるもので、昨今のデジタルカメラの普及は、その手軽さによりあらゆるシーンでの記念撮影を楽しむ人を増やす傾向にある。
【0009】
しかしながら、乗り物に搭乗中の自分の写真だけは、先のジェットコースターなどの特殊なケースを除いて自動撮影は不可能であった。
また、遊園地のアトラクションにおいて、撮影依頼者を撮影する場合、該撮影依頼者の特定に人手を要した。
【0010】
また、上記特許文献1では、移動体の搭乗者の写真を自動撮影することはできない。また、ウェブ技術利用に関する記載は、「通信回線に送出する」のみに留まり、具体的な記載はない。
【0011】
上記特許文献2では、IDを発信するタグなどが必要で、設備構成が複雑である。
【0012】
上記特許文献3では、乗り物の座席ごとに備える送受信機などが必要で、設備構成が複雑である。
【0013】
上記特許文献4では、写真の撮影を行わず、移動体の搭乗者の写真を自動撮影することはできない。
【0014】
本発明の目的は、列車等の移動体の搭乗者の写真を容易に自動撮影することができる写真撮影装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明においては特許請求の範囲に記載するような構成をとる。
【0016】
すなわち、請求項1記載の写真撮影装置は、人が搭乗可能で、予め定められた軌道上を移動する移動体を撮影する写真撮影装置であって、
前記軌道付近に設置され、前記移動体の通過を検知する複数のセンサと、
前記軌道付近に設置され、前記移動体を撮影するカメラと、
受信した搭乗者の搭乗位置情報、あるいは前記搭乗者が搭乗した前記移動体を特定する情報と、前記複数のセンサが前記移動体の通過を検知した通過時刻から、前記搭乗者が前記カメラの視界を通過する撮影時刻を算出し、前記撮影時刻のタイミングで前記カメラに撮影を指示する制御装置と
を備えたことを特徴とする。
【0017】
また、請求項2記載の写真撮影装置は、特定のタイミングで移動体を撮影する写真撮影装置であって、
前記移動体の通過を検知する複数のセンサと、
前記複数のセンサから得られた前記移動体の通過情報と、撮影対象を特定する情報とから撮影するタイミングを算出する制御装置と、
前記制御装置からの指示に従い、画像を撮影するカメラとを備え、
前記撮影対象を特定する情報は、撮影する前記移動体を特定するための移動体情報と、通過を検知した前記移動体と撮影する前記移動体とを対応付けるための運行情報とを有し、
前記移動体情報は、通信端末から前記制御装置に通信回線を介して送信されることを特徴とする。
【0018】
また、請求項3記載の写真撮影装置は、請求項1または2記載の写真撮影装置において、前記制御装置は、通信回線に接続されたサーバを備え、
前記サーバは、通信端末から送信された前記移動体あるいは撮影対象を特定する情報と識別情報とを有する撮影要求を前記通信回線を介して受信し、
撮影前に撮影予想時刻あるいは撮影地点に関する情報を通知するための撮影要求確認通知を、前記撮影要求を送信した前記通信端末あるいは前記識別情報により特定される前記通信端末に送信し、
前記カメラが前記識別情報を有する前記撮影要求ごとに撮影した画像を、前記識別情報により特定される前記通信端末に送信するか、あるいは前記識別情報を提示する閲覧要求に対してのみ閲覧可能な状態にすることを特徴とする。
【0019】
また、請求項4記載の写真撮影装置は、請求項1、2または3記載の写真撮影装置において、通信端末から前記移動体あるいは撮影対象を特定する情報を送信した利用者に対して、写真の撮影料金を通信回線を介して課金することを特徴とする。
【0020】
また、請求項5記載の写真撮影装置は、請求項3または4記載の写真撮影装置において、前記サーバは、受信した前記撮影要求あるいは前記撮影要求確認通知に対する返信の、送信元アドレスか、送信経路情報か、前記移動体もしくは前記撮影要求に個別に割り当てられるIDかの、少なくとも1つを用いて撮影要求者の正当性を判断し、不正な撮影要求を受け付けないことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
実施の形態1
新幹線を初めとする列車においては、座席番号・座席位置が正確に決められている。然るに、高速で移動する車両に対しても、その座席位置が正確に確定できれば自動撮影は可能である。
【0022】
図3(a)〜(d)は、新幹線(ここでは、新幹線の車両のこと)32の線路近傍に、1番目〜3番目の車両の速度・位置を検知するセンサ(以下、センサと記す)31a〜3cを3箇所に設置し、新幹線32の速度を正確に計測し、カメラ30で撮影する場合を示す。
【0023】
新幹線32の線路脇にセンサ31a、31b、31c、カメラ30が設置されている。これらはカメラ・センサ制御PC(パーソナル コンピュータ。後述の図1の3参照)で制御されている。
【0024】
図3(a)で、新幹線32が近づいて来て、1番目に設置されたセンサ31aに車両先頭32aが検知される。
【0025】
図3(b)で、新幹線32の車両先頭32aが2番目のセンサ31bに検知される。
【0026】
図3(c)で、新幹線32の車両先頭32aが3番目のセンサ31cに検知される。
【0027】
この後、カメラ・センサ制御PCは、新幹線32の挙動を全て把握し、撮影座席位置33がカメラ30の前にちょうど来る瞬間を計算して待つ。
【0028】
図3(d)で、カメラ・センサ制御PCは、撮影座席位置33がカメラ30の前にちょうど来た瞬間にシャッターを切る命令をカメラ30に送信して目的の画像を撮影する。すぐさまカメラ・センサ制御PC経由で画像を撮影依頼者の携帯端末に送信するか、インターネット上のホームページにアップロードし、撮影依頼者は図4に示すような写真を得る。
【0029】
さらに、本実施の形態について詳細に説明する。
【0030】
まず、図3(a)で、1番目センサ31aにより、新幹線32の車両先頭32aが通過した時刻を正確に計測する。
【0031】
次に、図3(b)で、2番目のセンサ31bにより、再び車両先頭32aが通過した時刻を正確に計測する。
【0032】
1番目センサ31aと2番目のセンサ31bとの時刻差分がその時の新幹線32の瞬間の速度になる。ただし、この瞬間の速度の計測だけでは不十分である。なぜなら、新幹線32は、各駅停車のものや、ノンストップのものや、発車時刻の遅れなどの関係で、色々な速度で通過するものであり、しかも、その区間では加速中なのか等速中なのか減速中なのかということを考慮すべきである。
【0033】
しかしながら、列車はある一定の短い区間では、等加速度運動をしていると考えることができるので、次の瞬間にどの位置に移動するかは比較的簡単な計算で求められる。
【0034】
それを以下に説明する。
1番目センサ31aと、2番目のセンサ31bとの間には以下の関係がある。
センサ31a、31b、31c間のそれぞれの距離をL、センサ31a、センサ31bの通過検知時刻(新幹線32の車両先頭32aが通過したのを検知した時刻)をt1、t2として、
初速度v0=L/(t2−t1) …(1)
2番目のセンサ31bと、次に距離L離れた3番目のセンサ31c(計測の確度を増すためのセンサ)との間には、
速度v=L/(t3−t2) …(2)
の関係がある。
【0035】
加速度a=(v−v0)/(t3−t2) …(3)
であるので、列車の任意の場所での速度は、
v=v0+at …(4)
なる関係にあるため、両辺にtを掛けると、
vt=L=v0t+at2 …(5)
変形して、
at2+v0t−L=0 …(6)
tについての2次方程式の解を求めると、
t={−v0±(v0 2+4aL)1/2/2a} …(7)
となる。
つまり、式(7)にLもしくは任意の距離L1を代入すると、t秒後に任意の場所がカメラ30の前を通過するかが計算できることが判る。
これにより新幹線32の1編成分程度は、正確に任意の場所を時間により把握できることになる。
一方、新幹線32の窓の間隔は、おおよそ1mであるため、10cmの精度で把握できれば十分なので、時速300km/hの速度の物体が10cmの距離を進む時間は1.2msになるため、汎用のコンピュータで十分計測および制御できる数値である。
以上により、新幹線32の1編成分程度ならば、どの窓でも正確に時間管理ができることから、シャッターを切るタイミングさえ与えれば自動撮影が可能となる。
もちろん、新幹線32からカメラ30が遠ざかった距離で広角で撮影する場合は、移動体の速度が、見かけ上、低下したように見えるので、この精度はさらに緩やかで良いことになるのは自明である。
【0036】
上記のことを系統化した本実施の形態の写真撮影装置の構成を示す系統ブロック図が図1である。
本実施の形態の写真撮影装置を構成するホストPC(サーバ)1が存在し、通信回線(インターネット:双方向性を有する通信回路網)4を介して、外部と通信可能になっている。写真撮影の要求は、当該写真撮影装置の外部の携帯端末やPC、図1では鉄道会社のPC等(携帯端末を含む)20から通信回線4を介してホームページから到達する。また、新幹線32(図3)等の列車は、車両の種類により座席数、座席位置が微妙に異なっているが、各鉄道会社では編成ごとに管理され、鉄道会社のPC等20が座席予約システムと連動してるため、大きな変更なく常に管理され、一般的なデータとして入手できる。
外部の携帯端末(ここでは図示省略)や、鉄道会社のPC等20から、例えば「α列車のβ号車γ座席」の写真撮影の要求を受けたホストPC1は、鉄道会社のPC等20に記憶された運行状況や車両編成を参考にし、おおよその通過時間と、列車先頭から座席番号までの長さを10cm精度で計算し、その情報を、通信回線4を介してカメラ30が設置されてる場所の近傍にあるカメラ・センサ制御PC3に送られる。
【0037】
列車が通過する時刻が迫ったら、カメラ・センサ制御PC3は、センサ31a、31b、31cを起動し、列車の検知を開始する。センサ31a、31b、31cと順番に列車が通過していくと、上記の計算式を用いてシャッターを切るタイミングをカメラ・センサ制御PC3が独自に計算し、指定された座席の写真を写すべく、シャッターを切るタイミングをカメラ30aに指示することで目的の写真が撮影される。
カメラ30nは、カメラ30aと同じような動作をするが、予備または連続写真、複数の窓の写真撮影の要求が来た場合や、動画撮影用等、発展性を持たせたカメラの定義として記載されている。
【0038】
図1の系統図の写真撮影装置が動作する命令等の流れを記載した図が図2である。
まず、1.外部の携帯端末やPC2から列車名(出発時刻)、乗車号車、座席位置を指定しての写真撮影要求がホストPC1に届く。
【0039】
2.写真撮影要求を受けたホストPC1は、鉄道会社の運行状況や列車の種類などを確認して、座席位置を列車先頭からの距離に換算し、通過予定時刻、列車の種類、撮影座席情報等をカメラ・センサ制御PC3に送信する。
【0040】
また、3.写真撮影の要求があった外部の携帯端末やPC2に、予想撮影時刻等の情報と写真撮影了承確認通知を送信し、撮影時に窓のところに待機する旨等を連絡する。
【0041】
4.列車通過予定時刻、列車先頭からの距離などを受け取ったカメラ・センサ制御PC3は、列車通過予定時刻間近になったら、センサ31を起動して待機させ、列車を待つ。
【0042】
5.ターゲットである列車が通過すると、1番目〜3番目のセンサ31a〜31c(図3参照)は、1番目センサ31aと2番目のセンサ31bとの列車通過検知時刻の時間差により現在の瞬時速度を検出し、3番目のセンサ31cとの時間差で加減速の速度を検出し、列車の現在速度と加減速の速度をカメラ・センサ制御PC3に送信する。
【0043】
6.カメラ・センサ制御PC3は、センサ31a〜31cから上がってくるセンサ31a〜31cにおける列車の通過検知時刻と、現在速度と、加減速の速度のデータを元に、上記の計算を行ない、列車の先頭からの距離をカメラ30のシャッターを切る時間に換算し、その瞬間まで待機する。
【0044】
7.写真撮影のタイミングになったら、カメラ・センサ制御PC3は、シャッターを切る命令をカメラ30に送信する。
【0045】
8.カメラ30は、撮影した写真をすぐさまカメラ・速度センサ制御PC3に送信する。
【0046】
9.カメラ・速度センサ制御PC3はその写真を取り込むと共に、ホストPC1に送信する。
【0047】
10.ホストPC1は、撮影画像を撮影事前に要求された携帯端末、PC、インターネット上のホームページ等に送信する。
以上のような動作の流れにより図4に示すような写真が撮影される。
【0048】
上記のように、本実施の形態1の写真撮影装置は、人が搭乗可能で、予め定められた軌道、例えば線路上を移動する移動体、例えば新幹線32を撮影する写真撮影装置であって、線路付近に設置され、新幹線32の通過を検知する複数のセンサ31a、31b、31cと、線路付近に設置され、新幹線32を撮影するカメラ30(30a、30n)と、受信した搭乗者(乗客)の搭乗位置情報、あるいは搭乗者が搭乗した新幹線32を特定する情報と、複数のセンサ31a〜31cが新幹線32の通過を検知した通過時刻から、搭乗者がカメラ30の視界を通過する撮影時刻を算出し、撮影時刻のタイミングでカメラ30に撮影を指示する制御装置、例えばカメラ・センサ制御PC3とを備えている。
【0049】
また、本実施の形態1の写真撮影装置は、特定のタイミングで新幹線32を撮影する写真撮影装置であって、新幹線32の通過を検知する複数のセンサ31a〜31cと、複数のセンサ31a〜31cから得られた新幹線32の通過情報と、撮影対象を特定する情報とから撮影するタイミングを算出するカメラ・センサ制御PC3と、カメラ・センサ制御PC3からの指示に従い、画像を撮影するカメラ30とを備え、撮影対象を特定する情報は、撮影する新幹線32を特定するための移動体情報と、通過を検知した新幹線32と撮影する新幹線32とを対応付けるための運行情報とを有し、移動体情報は、通信端末、例えば外部の携帯端末やPC2からカメラ・センサ制御PC3に通信回線4を介して送信される。
【0050】
また、移動体情報は、新幹線32における搭乗位置情報を有し、カメラ・センサ制御PC3は、運行情報を、カメラ30付近を通過する新幹線32の運行ダイヤ情報と新幹線32の種類とを関連付けて記憶する運行テーブルとして備え、搭乗位置情報は、新幹線32の種類と搭乗位置とを関連付けて記憶する座席テーブルとして備え、撮影するタイミングを運行テーブルと座席テーブルを参照して算出する。
【0051】
また、カメラ・センサ制御PC3は、通信回線4に接続されたサーバ、例えばホストPC1を備え、ホストPC1は、外部の携帯端末やPC2、例えば鉄道会社のPC等20から送信された新幹線32あるいは撮影対象を特定する情報と識別情報とを有する撮影要求を通信回線4を介して受信し、撮影前に撮影予想時刻あるいは撮影地点に関する情報を通知するための撮影要求確認通知を、撮影要求を送信した外部の携帯端末やPC2あるいは識別情報により特定される外部の携帯端末やPC2に送信し、カメラ30が識別情報を有する撮影要求ごとに撮影した画像を、識別情報により特定される外部の携帯端末やPC2に送信するか、あるいは識別情報を提示する閲覧要求に対してのみ閲覧可能な状態にする。
【0052】
また、外部の携帯端末やPC2から新幹線32あるいは撮影対象を特定する情報を送信した利用者に対して、写真の撮影料金を通信回線4を介して課金する。
【0053】
また、ホストPC1は、受信した撮影要求あるいは撮影要求確認通知に対する返信の、送信元アドレスか、送信経路情報か、新幹線32もしくは撮影要求に個別に割り当てられるIDかの、少なくとも1つを用いて撮影要求者の正当性を判断し、不正な撮影要求を受け付けない。
【0054】
これは、撮影要求者が被撮影者、あるいは被撮影者から依頼された代理人(知人や旅行会社等)と同一かどうか、すなわち、撮影要求の正当性を判断する機能である。列車に乗っていない第三者が勝手に搭乗者を撮影することは、プライバシ−の侵害の上で望ましくないので、これを防止する。
【0055】
《送信元アドレス》
例えば、新幹線32等の列車内には、有線あるいは無線の列車内LAN(ローカル エリア ネットワーク)が形成されており、有線ならば、座席あるいは列車に備え付けの専用通信端末あるいは搭乗者の携帯PCなどが、無線ならば、搭乗者の携帯電話や携帯PCなどが列車内LANに接続される。列車内LANに接続された機器は、それぞれIPアドレスを有するので、これを送信元アドレスとする。あるいは、列車内LANにおいて、プライベートアドレスが用いられている場合などには、列車内LANをインターネットに接続するゲートウェイが有するアドレスを送信元アドレスとしてもよい。送信元アドレスが予め判っている列車内LANのアドレスに一致するかどうかをホストPC1が調べることにより本当に当該列車内から送信されたものかどうかの正当性を判断することができる。
【0056】
《送信経路情報》
また、通信端末が搭乗者の携帯電話の場合、携帯電話が発信する電波を受信し、上位装置への中継を行う無線基地局は、それぞれに割り当てられる識別情報を有するので、この識別情報が、予め判っている鉄道沿線に存在する無線基地局のものかどうかを調べることにより、正当性を推定することができる。
【0057】
《ID》
また、例えば鉄道事業者は、運行するそれぞれの列車に毎日変更される秘密のIDを付与する。秘密のIDは、例えば列車のダイヤ順に付けられた通し番号に、該通し番号と秘密の規則で生成されるチェックデジットとを組み合わせたもので、車内放送や車内のLED表示器などによって列車の搭乗者だけに公開される。搭乗者は、このIDを撮影要求時あるいは撮影要求確認通知に対する返信時にホストPC1に送信する。ホストPC1は、IDを有効と判断したならば、この撮影要求を搭乗者からの正当なものと判断する。
あるいは、旅行代理店が切符の手配をする場合、該切符手配時に、それぞれの切符に、上記IDに座席情報も含めた個別のIDを対応付け、そのIDを撮影要求としてホストPC1に送信する。ホストPC1は、送信されたIDから撮影要求の正当性を判断する。それと共に、列車名、座席位置を特定することができる。
【0058】
以下、既に考慮されている搭乗者の携帯電話を用いて自動改札処理が可能になった場合の、列車における撮影要求、認証手続の一例について述べる。なお、自動改札を通る時点で行き先、すなわち、搭乗列車が決まっていないといけないので、特急券などの切符を購入したときに後述の切符に関するデータ(以下、切符データと記す)が携帯電話に送信されるものとする。
【0059】
搭乗者は、旅行の計画時等に、前もってサーバ(ホストPC1)に、インターネットからアクセスし、写真の撮影要求をサーバに送信する。サーバは、各撮影要求に対し、撮影要求IDを発行し、搭乗者の携帯電話が実際に自動改札を通過したときに、切符データを撮影要求IDと併せてサーバに自動送信するプログラムと、撮影要求IDとを携帯電話に送信する。この場合、撮影要求には、撮影要求確認通知や、撮影した画像を受け取る(通常は携帯電話の)メールアドレスを指定しておく。なお、この撮影要求ID、メールアドレスが上記の識別情報に該当する。
【0060】
自動改札機は、搭乗者が自動改札を通過するとき、搭乗者の携帯電話から切符データを受信し、自動改札を通過したという通過記録を携帯電話に送信する。切符データか通過記録には、電子的な証明書が付加されており、携帯電話は上記のプログラムを動作させて該証明書をサーバに送信する。サーバは、携帯電話から受信した証明書の正当性を判断し、正当である場合は、搭乗者が実際に切符データの示す列車に搭乗すると推定し、撮影予想時刻や撮影場所の特徴の説明等を撮影要求確認通知として指定のアドレスに送信する。また、サーバは、カメラ・センサ制御PC3に撮影を指示する。
【0061】
サーバは、カメラ30で撮影した画像をカメラ・センサ制御PC3から取得する。そして、搭乗者が通信回線4を介して閲覧可能な状態にする。つまり、搭乗者がサーバに撮影要求ID、あるいは撮影要求IDと撮影要求時に搭乗者が決めたパスワードを送信すると、サーバは撮影要求ID(あるいは撮影要求IDとパスワード)に対応する画像を一覧表示する。あるいは、撮影要求時に画像をメールに添付して送付するように要求(選択)した場合は、指定のメールアドレスの通信端末に画像を送付する。
【0062】
また、本実施の形態1の写真撮影装置におけるセキュリティシステムの別の例について述べる。
まず、撮影予約した被撮影者は、サーバから撮影予約チケットデータを通信回線4を介してダウンロードして受け取る。
図9に示すように、新幹線32の各車両の入口51には、無線通信IC内蔵型の無線タグ52が取り付けられており、被撮影者が搭乗したかどうかをチェックする。無線タグ52は、撮影予約チケットデータのみに反応するようになっている。これにより、被撮影者が当該列車に乗車したかどうかが確認でき、さらに何号車に乗車したかも確認可能である。
【0063】
無線タグ52により被撮影者が乗車したか確認できない場合は、写真撮影装置は起動せず、撮影は行わない。
【0064】
なお、何号車の何列目に被撮影者が座っているかを確認するために、各車両内に複数の無線タグを設置してもよい。
【0065】
なお、列車のダイヤ、車両編成等は鉄道会社において事前に決まっており、切符の予約システムとの関係でそう変更されるものではなく、車両編成と窓との位置関係を対応付けてダイヤを鉄道会社のPC等20に記憶しておけば、列車時間の乱れに対しても対応可能である。また、デジタルカメラやビデオカメラ等で撮影が遅いのは、ピント、露出を計算するためであり、本発明では、ピントは予め調整しておく。また、露出については、天候や時間体を考慮し、撮影前に調整可能である。
【0066】
このように、本実施の形態1では、新幹線32の線路付近にカメラ30と、新幹線32の検知用のセンサ31a〜31cを設置し、例えば新幹線32の搭乗者により車内から通信端末を用いて通信回線4を介して写真撮影の要求が乗車座席位置と共に、ホストPC1経由でカメラ・センサ制御PC3に送信され、カメラ・センサ制御PC3(あるいはホストPC1)が撮影タイミングを算出して撮影を行い、撮影された画像を搭乗者の携帯端末に送信したり、ウェブ上のサーバにアップロードして搭乗者に閲覧可能にするものである。
【0067】
動作の流れとしては、図2を用いて説明したが、例えば、インターネットのホームページ上から写真撮影の予約をする→携帯端末に写真撮影の確認メールが入る→撮影依頼者は了承メールを返信→了承メールが経由したルーターおよびハンドオーバーした位置情報が指定した路線沿線からのものであることを、返信された了承メールにより確認→確認できたものをサーバが撮影予約→撮影した画像を携端末に送信するか、ホームページに掲載→先のメールアドレスの携帯端末にホームページのアドレスを送信する。
【0068】
本実施の形態1の写真撮影装置によれば、通常、撮影困難な自分が搭乗している移動体の自分の写真をすぐその場で容易に見ることができる。最近の写真の電子化、ウェブ上の流通の進展に伴い、写真の撮影から提供、閲覧まで一貫したサービスを提供することができる。また、利用者は、特段のハードウェアを用意したり、操作する必要はない。
【0069】
実施の形態2
本発明の実施の形態2を図5(a)〜(g)に示す。
新幹線32の線路脇にセンサ31a〜31c、首振り機能付き動画撮影カメラ300が設置されている。これらは上記のカメラ・センサ制御PC3で制御されている。
【0070】
図5(a)で、新幹線32が近づいて来て、1番目に設置されたセンサ31aに車両先頭32aが検知される。
図5(b)で、新幹線32の車両先頭32aが2番目のセンサ31bに検知される。
【0071】
図5(c)で、新幹線32の車両先頭32aが3番目のセンサ31cに検知される。
【0072】
この後、カメラ・センサ制御PCは、新幹線32の挙動を全て把握し、撮影座席位置33がカメラ300の前にちょうど来る瞬間を計算して待つ。カメラ300は、新幹線32の来る方向を予め向いて待っている。
【0073】
図5(d)で、撮影座席位置33がカメラ300の手前数mから、カメラ300は動画撮影を開始する。
【0074】
図5(e)で、カメラ300は、その回転速度をカメラ・センサ制御PC3で制御されて新幹線32の速度と同期して首を回転させ、動画撮影する。
【0075】
図5(f)でも、図6(e)と同様に、カメラ300は、その回転速度をカメラ・センサ制御PC3で制御されて新幹線32の速度と同期して首を回転させ、動画撮影する。
【0076】
図5(g)で、カメラ300は動画撮影を終了し、すぐさまカメラ・センサ制御PC3経由で動画を撮影依頼者の携帯端末に送信するか、インターネット上のホームページにアップロードし、撮影依頼者は図6に示すような動画を得る。
【0077】
なお、首振り機能付き動画撮影カメラ300は、カメラ自体を可動部で回転させてもよいし、公知のフィルム用高速度カメラの回転プリズムのように光学系のみ回転させるようにしてもよい。
【0078】
実施の形態3
本発明の実施の形態3を図7(a)〜(i)に示す。
新幹線32の線路脇にセンサ31a、31b、31c、一定間隔で設置された複数のカメラ30a〜30hが設置されている。これらはすべてカメラ・センサ制御PC3で制御されている。
【0079】
図7(a)で、新幹線32が近づいて来て、1番目に設置されたセンサ31aに車両先頭32aが検知される。
【0080】
図7(b)で、新幹線32の車両先頭32aが2番目のセンサ31bに検知される。
【0081】
図7(c)で、新幹線32の車両先頭32aが3番目のセンサ31cに検知される。
【0082】
この後、カメラ・センサ制御PCは、新幹線32の挙動を全て把握し、撮影座席位置33が一定間隔で設置された複数のカメラ30a〜30hの前にちょうど来る瞬間を計算して待つ。
【0083】
図7(d)では、撮影座席位置33が1番目に設置されたカメラ30aの前にちょうど来るのを待っている。
【0084】
図7(e)で、撮影座席位置33が1番目のカメラ30aの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0085】
図7(f)でも、撮影座席位置33が2番目のカメラ30bの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0086】
図7(g)でも、撮影座席位置33が3番目のカメラ30cの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0087】
同様にカメラ30d〜30gで順番に撮影し、
図7(h)でも、撮影座席位置33が8番目のカメラ30hの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0088】
図7(i)で、撮影を終了する。
【0089】
すぐさまカメラ・センサ制御PC3は、複数のカメラ30a〜30hで撮影された静止画を順番に繋いで動画を完成させ、カメラ・センサ制御PC3経由で画像を撮影依頼者の携帯端末に送信するか、インターネット上のホームページにアップロードし、撮影依頼者は図6に示すような動画を得る。
【0090】
なお、一定間隔に設置された複数のカメラ30a〜30hの設置ピッチを新幹線32の窓のピッチと合わせ、新幹線32の速度に同期させ、写真を撮ると、景色だけが後に動き、新幹線32の中の被写体が静止位置で動く動画を撮影することもできる。
【0091】
実施の形態4
本発明の実施の形態4を図8(a)〜(c)に示す。
新幹線32の線路脇にセンサ31a、31b、31c、一定間隔で設置された複数のカメラ30a〜30hが設置されている。これらはすべてカメラ・センサ制御PC3で制御されている。
【0092】
本実施の形態4では、複数の撮影座席位置33a〜33cが存在する場合である。
【0093】
上記と同様に、カメラ・センサ制御PC3は、新幹線32の挙動を全て把握し、複数の撮影座席位置33a〜33cが一定間隔で設置された複数のカメラ30a〜30hの前にちょうど来る瞬間を計算して待つ。
【0094】
図8(a)では、撮影座席位置33aが1番目のカメラ30aの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0095】
図8(b)では、撮影座席位置33bが2番目のカメラ30bの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0096】
図8(c)では、撮影座席位置33cが3番目のカメラ30cの前にちょうど来たので、静止画を撮影する。
【0097】
撮影終了後、すぐさまカメラ・センサ制御PC3経由で画像を撮影依頼者の携帯端末に送信するか、インターネット上のホームページにアップロードし、撮影依頼者は図4に示すような写真を得る。
【0098】
以上本発明を実施の形態1〜4に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態1〜4に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0099】
例えば、上記実施の形態1〜4においては、一例として新幹線32の搭乗者を写真撮影する場合について説明したが、本発明における移動体は、勿論、新幹線32等の列車に限定されず、例えば、スキー場のゴンドラ(リフト)、ロープウェイ、遊園地のジェットコースター等の各種アトラクション、観光目的のSL(蒸気機関車)、登山列車、トロッコ列車等の各種移動体にも適用可能である。
【0100】
例えば、スキー場のゴンドラ、ロープウェイ等においては、移動体がケーブルで繋がれているので、センサ31は被写体となる移動体自体を検知しなくても、ケーブルの目印、例えばゴンドラを引っ掛ける器具を検知するセンサを乗降場所のケーブル張架部等に設置することにより、該センサを用いて撮影要求がされたゴンドラが撮影位置に位置したかを検知することができ、自動撮影が可能である。これらの移動体は、移動速度が遅いので、センサで検知してすぐ撮影すればよい。また、ゴンドラについては、座席位置は気にせず、ゴンドラ全体を撮影してもよい。例えば、ゴンドラの場合、搭乗者は、撮影を希望する場合、腕に無線タグをつける。この場合、撮影前に無線タグIDが撮影リストに登録されるようにしておく。搭乗者は、搭乗直前に無線タグの通過を検知するゲートを通過し、該ゲート通過から上記センサが上記目印の所定のゴンドラ台数の通過を検知した時点でカメラに撮影を指示する。なお、この場合、撮影を要求した搭乗者に撮影の合図を示すために、撮影地点に撮影数十秒前から点灯する回転灯等の表示器を設け、搭乗者にその旨知らせておくようにしてもよい。
【0101】
また、連続撮影に関して、撮影を複数のカメラで分担して利用者の要求に関係なく、列車のすべての窓を撮影するようにしてもよい。
【0102】
また、背景と新幹線32等の移動体とを撮影するアングルの写真においては、人物が小さくなりやすいが、富士山34のような背景と人物とが共に大きく写るように、カメラ30と線路との距離を調整したりする。また、例えば背景が十分大きく撮影できる望遠カメラを線路から100メートル位離して設置し、人物の顔が判別可能な程度に寄った写真を撮影可能なカメラを線路の近傍に、あるいは望遠カメラとほぼ同じ位置に設置し、2種類のカメラで撮影し、2つの画像をセットにしてあるいは合成して撮影依頼者に送るようにしてもよい。また、カメラの視界をカラスが横切った場合等に生じる撮り損ねや速度計測誤差なども考慮し、複数のカメラにより予備に撮影し、撮影依頼者が選べるようにしてもよい。
【0103】
また、カメラは、静止画撮影用カメラと動画用カメラを併せて設置してもよい。また、複眼カメラや、景色優先で固定点カメラを用いてもよい。
【0104】
また、特に、動画を撮影する場合、録音機も線路近傍に設置してと動画(もしくは静止画)と共に、SLの蒸気音、あるいはトロッコ列車のように低速な移動体の場合は、被撮影者自身の歓声等の音も提供するようにしてもよい。
【0105】
また、写真に日付、天気、気温、さらには広告等を入れることも可能である。
【0106】
また、撮影した画像に対し、特定の画像処理を施すことも可能である。例えば、新幹線32の写真においては、搭乗者が写る肝心な窓ガラスの部分が暗くなりがちなので、該部分の明るさ、コントラストを搭乗者が見易くなるように調整してもよい。また、画像を一覧表示するホームページ上で、撮影した画像の利用者による各種編集を可能にしてもよい。
【0107】
また、撮影時における撮影者への撮影の合図は、旅行代理店の添乗員が行い、被撮影者に被撮影窓に寄ってもらうようにしてもよい。あるいは、撮影の事前に撮影場所をメールで知らせる。例えば、「この景色(橋、トンネル、あるいは看板)が見えてから10秒後に撮影します」や、窓際の座席でない人もいるので、「デッキに出てください」等を知らせる。
【0108】
また、撮影に対する課金は、撮影後、閲覧時でも、撮影要求時に行ってもよい。
【0109】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、自分が搭乗している移動体の自分の写真をその場で見ることができるようになり、旅の感動もひときわ高まる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の写真撮影装置の構成を示す系統ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1の写真撮影装置の動作の流れを示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1の写真撮影装置の撮影の様子を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1で撮影した写真と撮影の様子を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2の写真撮影装置の撮影の様子を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2で撮影した動画を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態3の写真撮影装置の撮影の様子を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態4の写真撮影装置の撮影の様子を示す図である。
【図9】車両の入口に設けた無線タグを示す図である。
【図10】従来の新幹線を撮影した写真を示す図である。
【図11】従来の新幹線を撮影する様子を示す図である。
【符号の説明】
1…ホストPC(サーバ)
2…外部の携帯端末やPC
3…カメラ・センサ制御PC
4…通信回線
20…鉄道会社のPC等
30、30a〜30h、30n、3000…カメラ
31、31a〜31c…センサ
32…新幹線
33…撮影座席位置
34…富士山
51…車両の入口
52…無線タグ
300…首振り機能付き動画撮影カメラ
Claims (5)
- 人が搭乗可能で、予め定められた軌道上を移動する移動体を撮影する写真撮影装置であって、
前記軌道付近に設置され、前記移動体の通過を検知する複数のセンサと、
前記軌道付近に設置され、前記移動体を撮影するカメラと、
受信した搭乗者の搭乗位置情報、あるいは前記搭乗者が搭乗した前記移動体を特定する情報と、前記複数のセンサが前記移動体の通過を検知した通過時刻から、前記搭乗者が前記カメラの視界を通過する撮影時刻を算出し、前記撮影時刻のタイミングで前記カメラに撮影を指示する制御装置と
を備えたことを特徴とする写真撮影装置。 - 特定のタイミングで移動体を撮影する写真撮影装置であって、
前記移動体の通過を検知する複数のセンサと、
前記複数のセンサから得られた前記移動体の通過情報と、撮影対象を特定する情報とから撮影するタイミングを算出する制御装置と、
前記制御装置からの指示に従い、画像を撮影するカメラとを備え、
前記撮影対象を特定する情報は、撮影する前記移動体を特定するための移動体情報と、通過を検知した前記移動体と撮影する前記移動体とを対応付けるための運行情報とを有し、
前記移動体情報は、通信端末から前記制御装置に通信回線を介して送信されることを特徴とする写真撮影装置。 - 前記制御装置は、通信回線に接続されたサーバを備え、
前記サーバは、通信端末から送信された前記移動体あるいは撮影対象を特定する情報と識別情報とを有する撮影要求を前記通信回線を介して受信し、
撮影前に撮影予想時刻あるいは撮影地点に関する情報を通知するための撮影要求確認通知を、前記撮影要求を送信した前記通信端末あるいは前記識別情報により特定される前記通信端末に送信し、
前記カメラが前記識別情報を有する前記撮影要求ごとに撮影した画像を、前記識別情報により特定される前記通信端末に送信するか、あるいは前記識別情報を提示する閲覧要求に対してのみ閲覧可能な状態にすることを特徴とする請求項1または2記載の写真撮影装置。 - 通信端末から前記移動体あるいは撮影対象を特定する情報を送信した利用者に対して、写真の撮影料金を通信回線を介して課金することを特徴とする請求項1、2または3記載の写真撮影装置。
- 前記サーバは、受信した前記撮影要求あるいは前記撮影要求確認通知に対する返信の、送信元アドレスか、送信経路情報か、前記移動体もしくは前記撮影要求に個別に割り当てられるIDかの、少なくとも1つを用いて撮影要求者の正当性を判断し、不正な撮影要求を受け付けないことを特徴とする請求項3または4記載の写真撮影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002278707A JP2004120164A (ja) | 2002-09-25 | 2002-09-25 | 写真撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002278707A JP2004120164A (ja) | 2002-09-25 | 2002-09-25 | 写真撮影装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family Applications (1)
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| Country | Link |
|---|---|
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009105697A (ja) * | 2007-10-24 | 2009-05-14 | Omron Corp | 自動撮影システム、撮影カメラ装置、撮影カメラ装置制御プログラム、自動撮影管理サーバ、および自動撮影管理サーバ制御プログラム |
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| JP2013511307A (ja) * | 2009-11-18 | 2013-04-04 | フォグテック ブランドシューツ ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー カー・ゲー | 鉄道車両用の消火システム |
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2002
- 2002-09-25 JP JP2002278707A patent/JP2004120164A/ja active Pending
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