JP2004120696A - 光経路制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光信号のパケットを高い信頼性で高速に転送する光経路制御装置を実現することを目的にする。
【解決手段】本発明は、光信号のパケットによって通信されるネットワークの経路上に配置され、光スイッチを用いて光信号のパケットを所望の経路に転送する光経路制御装置に改良を加えたものである。本装置は、光スイッチの前段に設けられ、光信号の光パワーを分岐し、一方の光信号を光スイッチに出力し、他方の光信号を保持する光保持手段と、パケットの送信先アドレスに基づいて光スイッチの接続を切替えて、光保持手段に光信号の分岐を指示する経路設定部とを有し、経路設定部は、転送が失敗すると光スイッチの接続を切替えて、光保持手段が保持する光信号のパケットを他の経路に出力させることを特徴とするものである。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明は、光信号のパケットによって通信されるネットワークの経路上に配置され、光スイッチを用いて光信号のパケットを所望の経路に転送する光経路制御装置に改良を加えたものである。本装置は、光スイッチの前段に設けられ、光信号の光パワーを分岐し、一方の光信号を光スイッチに出力し、他方の光信号を保持する光保持手段と、パケットの送信先アドレスに基づいて光スイッチの接続を切替えて、光保持手段に光信号の分岐を指示する経路設定部とを有し、経路設定部は、転送が失敗すると光スイッチの接続を切替えて、光保持手段が保持する光信号のパケットを他の経路に出力させることを特徴とするものである。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、光インタコネクションによって接続されたネットワークで、光信号のパケットを所望の経路に転送する光経路制御装置に関し、詳しくは、光信号のパケットを高い信頼性で高速に転送する光経路制御装置に関するものである。
【従来の技術】
【0003】
近年、長距離伝送を中心に開発されてきた光通信技術を、ノード(ネットワークに接続されている端末やネットワーク機器)間や、装置内のボード間、チップ間等の近距離にも応用し、電気配線接続では実現不可能な大容量のデータ通信を行う光インタコネクションの技術が広がりつつある(例えば、非特許文献1参照)。
【0004】
そして、ノード間、ボード間、またはチップ間で形成されるネットワークにおいて、送信元から送信先までの経路は、経路制御装置によって設定される。例えば、ノード間の場合、いわゆるルータが経路制御装置として用いられる。
【0005】
図7は、光信号のパケットによって通信されるネットワークの経路上にルータを配置し、複数のノード間を接続した従来のネットワークを示す構成図である。また、図8は、従来のルータを示す構成図である。
【0006】
図7において、コンピュータPC1〜PC4はノードであり、光信号のパケットの送受信を行い、パケットのデータ処理を行う。また、ルータRe1〜Re6を介して接続される。具体的には、コンピュータPC1、PC2はルータRe1と接続される。コンピュータPC3は、ルータRe2に接続される。コンピュータPC4はルータRe3に接続される。
【0007】
ルータRe1は、ルータRe2、Re4と接続される。ルータRe2は、ルータRe3、Re5と接続される。ルータRe3は、ルータRe6と接続される。ルータRe5は、ルータRe4、Re6と接続される。つまり、光インタコネクションでは、一般的にルータRe1〜Re6はリング形でなくメッシュ形で接続され、コンピュータPC1〜PC4間は、多数の経路が存在する。また、実際のネットワークは、もっと多くのルータ、コンピュータが接続されるが、図示を省略する。
【0008】
続いて、ルータRe1〜Re6の構成を説明する(例えば、非特許文献2参照)。図8において、受信部1a〜1dは、光信号のパケットが入力され、この光信号を電気信号に変換して出力する。送信部2a〜2dは、電気信号のパケットを光信号に変換して出力する。また、受信部1a〜1dに接続される機器(コンピュータPC1〜PC4、ルータRe1〜Re6)と送信部2a〜2dに接続される機器は対応する。例えば、ルータRe1において、受信部1aにコンピュータPC1が接続されるならば、送信部2aにもコンピュータPC1が接続される。同様に、受信部1b、送信部2bにルータRe2が接続される。機器間の接続は、図示しない光ファイバや光導波路によって行われる。
【0009】
転送部3は、記憶部であるルーティングテーブル3aと、パケットを一時格納するバッファ3bを有し、受信部1a〜1dからのパケットを、パケットの送信先アドレスによって、所望の送信部2a〜2dに転送する。また、転送部3は、パケットが入力された受信部1a〜1dに対応する送信部2a〜2dに、パケットを正常に受信できた場合には送達確認を示す受信通知(ack)を出力し、受信時にエラーが発生した場合には、送達異常を示す受信通知(nack)を出力する。
【0010】
転送にエラーが生じる場合として、例えば、パケットのサービスクラス(インターネット・プロトコル・バージョン4では、TOS(Type of Service)フィールドに格納されている)が低く、サービスクラスの高い他のパケットの転送が優先された場合があげられる。
【0011】
ルーティングテーブル3aは、パケットの送信先アドレスに対して、このパケットを転送するネットワークの経路情報、すなわちネットワークに接続される送信部2a〜2dが記憶されている。一般的に、最短経路となる機器が接続されている送信部2a〜2dが記憶されている。バッファ3bは、転送部3に入力されたパケットを一時格納する。
【0012】
このような装置の動作を、例えば、コンピュータPC1からPC4にパケットを送信する場合を例にとり説明する。コンピュータPC1が光信号のパケットをルータRe1に出力する。
【0013】
そして、ルータRe1の受信部1aが、入力された光信号を電気信号に変換し、転送部3に出力する。転送部3が、電気信号に変換されたパケットの送信先アドレス、およびルーティングテーブル3aのネットワークの経路情報から、転送先の経路として送信部2bを選択し、パケットを出力すると共に、ackを送信部2aに出力する。また、転送部3が、送信部2aに出力したものと同一のパケットをバッファ3bに格納する。
【0014】
一方、送信部2a、送信部2bのそれぞれが電気信号を光信号に変換して、コンピュータPC1にack、次のルータRe2にパケットを出力する。そして、次のルータRe2が、ルータRe3にパケットを転送すると共に、ackまたはnackをルータRe1に出力する。
【0015】
ここで、ルータRe1にルータRe2からackが入力されると、ルータRe1の転送部3が、転送に成功したと判断し、バッファ3bのパケットをクリアする。しかし、nackが入力されると、転送部3が、転送が失敗したと判断し、ルータRe2にバッファ3bのパケットを再送する。
【0016】
以下同様に、ルータRe3がパソコンPC3にパケットを転送し、パケットの送信が終了する。すなわちルータRe1〜Re6は、入力された光信号を一旦電気信号に変換し、経路の選択を行い、再び電気信号を光信号に変換して出力している。
【0017】
このようにして、光信号のパケットが送信元から送信先に送信されるが、光信号と電気信号の帯域を比較すると、光信号の帯域の方が著しく広いので、入力された光信号を光スイッチによって経路を切替えて、光信号のままパケットを転送するルータ(以下、光ルータと略す)もある(例えば、特許文献1参照)。
【0018】
このような光ルータは、光信号のパケットを光分岐手段によって分岐し、分岐した一方の光信号を光スイッチに入力すると共に、他方の光信号を電気信号に変換する。そして、電気信号に変換したパケットの送信先アドレスとルーティングテーブルから光スイッチの接続を切替えて、光信号を所望のネットワークに出力するものである。
【0019】
【特許文献1】
特開2001−255567(段落番号0002〜0004、第11図)
【非特許文献1】
黒川 隆志、外1名、「編集にあたって」、情報処理、情報処理学会、2000年9月、第41巻、第9号、p.1002
【非特許文献2】
西村 信冶、「光インタコネクションを応用した計算機システム」、情報処理、情報処理学会、2000年9月、第41巻、第9号、p.1012−1015
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
このように、光インタコネクションによって短距離間で接続されたネットワークは、長距離伝送のネットワークと比較すると、高い信頼性が要求される。例えば、コンピュータPC1〜PC4を用いて並列計算をさせている場合、パケットが高速かつ確実に伝送される必要がある。
【0021】
しかしながら、従来のルータRe1〜Re6、または光ルータの、ルーティングテーブル3aは、パケットの送信先アドレスに対して、転送先の経路情報が一つしか記憶されていない。
【0022】
そのため、コンピュータPC1からコンピュータPC4にパケットを送信する場合、ルータRe1がルーティングテーブル3aの情報から、ルータRe2にパケットを転送したとしても、例えば、コンピュータPC3からコンピュータPC4にサービスクラスの高いパケットが出力されていると、ルータRe2は、コンピュータPC3からのパケットを優先してルータRe3に転送する。
【0023】
これにより、ルータRe2からルータRe3への経路は、コンピュータPC3からのパケットに使用されているので、ルータRe1からのパケットはルータRe2でブロックされ、ルータRe3に転送されない。そして、ルータRe2からのnackによってルータRe1は、転送が失敗したと判断し、バッファ3bのパケットの再送を繰り返すが、ある一定時間経過すると、転送部3は、バッファ3bのパケットを破棄してしまう。すなわち、パケットの転送の信頼性が低く、仮に転送されてもサービスクラスによって時間がかかるという問題があった。
【0024】
さらに、光ルータにおいては、光信号のパケットをバッファする手段がないため、パケットの再送をすることができす、送信元までnack信号を順次転送していき、送信元から再度パケットの送信を行わなければならず、やはりパケットの転送の信頼性が低く、時間がかかるという問題があった。
【0025】
そこで本発明の目的は、光信号のパケットを高い信頼性で高速に転送する光経路制御装置を実現することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、
光信号のパケットによって通信されるネットワークの経路上に配置され、光スイッチを用いて前記光信号のパケットを所望の経路に転送する光経路制御装置において、
前記光スイッチの前段に設けられ、前記光信号の光パワーを分岐し、一方の光信号を前記光スイッチに出力し、他方の光信号を保持する光保持手段と、
前記光信号のパケットの送信先アドレスに基づいて前記光スイッチの接続を切替えて、前記光保持手段に前記光信号の分岐を指示する経路設定部と
を有し、経路設定部は、転送が失敗すると前記光スイッチの接続を切替えて、前記光保持手段が保持する光信号のパケットを他の経路に出力させることを特徴とするものである。
【0027】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
光保持手段は、
光信号を保持する光ループと、
この光ループと光スイッチに所望の分岐比で光信号の光パワーを分岐する可変分岐手段と、
経路設定部からの指示により、可変分岐手段の分岐比を制御するドライバと
を有することを特徴とするものである。
【0028】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
光保持手段は、可変分岐手段によって減少した光パワーを増幅する光増幅器を有することを特徴とするものである。
【0029】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、
経路設定部は、
送信先アドレスに対応した経路情報を少なくとも1個有するルーティングテーブルと、
このルーティングテーブルの経路情報と光信号のパケットの送信先アドレスとに基づいて、経路を選定し、光保持手段の保持している光信号の分岐を指示する経路選定手段と、
この経路選定手段の選定結果に基づいて、光スイッチの接続を切替える光スイッチドライバと
を有することを特徴とするものである。
【0030】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、
ルーティングテーブルは、パケットのサービスクラスに対応した個数の経路情報を有することを特徴とするものである。
【0031】
請求項6記載の発明は、請求項4または5記載の発明において、
ルーティングテーブルの経路情報は、優先順位を有し、
経路選定手段は、転送先の経路を、優先順位の高い経路から選定することを特徴とするものである。
【0032】
請求項7記載の発明は、請求項4〜6のいずれかに記載の発明において、
経路選定手段は、転送先から少なくとも送達確認を示す受信通知を受信することにより、転送の成功または失敗を判断することを特徴とするものである。
【0033】
請求項8記載の発明は、請求項4〜7のいずれかに記載の発明において、
経路設定部は、ルーティングテーブルの経路情報の優先順位を、転送先からの少なくとも送達確認を示す受信通知に基づいて変更する変更手段を設けたことを特徴とするものである。
【0034】
請求項9記載の発明は、請求項4〜8のいずれかに記載の発明において、
経路設定部は、送達確認を示す受信通知、および送達異常を示す受信通知を電気信号によって授受する送受信手段を設けたことを特徴とするものである。
【0035】
請求項10記載の発明は、請求項4〜7のいずれかに記載の発明において、
経路設定部は、外部機器と電気的に接続され、外部機器からの経路情報によってルーティングテーブルの経路情報の優先順位を変更する変更手段を設けたことを特徴とするものである。
【0036】
請求項11記載の発明は、請求項4〜7のいずれかに記載の発明において、
経路設定部は、光信号のパケットに含まれる経路情報に基づいてルーティングテーブルの経路情報の優先順位を変更する変更手段を設けたことを特徴とするものである。
【0037】
請求項12記載の発明は、請求項4〜7のいずれかに記載の発明において、
経路選定手段は、タイマを有し、送達確認を示す受信通知として、光バッファに保持する光信号のパケットを転送元に出力させ、転送先から所望時間内に送達確認を示す受信通知を受信すると転送を成功したと判断することを特徴とするものである。
【0038】
請求項13記載の発明は、請求項1〜12のいずれかに記載の発明において、
光スイッチから出力された光信号のパケットを暗号化する暗号化手段を設けたことを特徴とするものである。
【0039】
請求項14記載の発明は、請求項1〜13のいずれかに記載の発明において、
ネットワークは、光インタコネクションによって接続されていることを特徴とするものである。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施例]
図1は本発明の第1の実施例を示した構成図である。ここで、図7と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図1において、光ルータR1〜R6は、ルータRe1〜Re6の代わりに設けられ、光信号用の光信号線(図示せず)、およびack、nack用の電気信号線(図示せず)で接続される。また、図7と同様に、実際のネットワークは、もっと多くの光ルータ、コンピュータが接続されるが、図示を省略している。
【0041】
また、図2は、光ルータR1〜R6を示した構成図である。図2において、入力ポートIN1〜IN4は、光ファイバや光導波路等の光配線(図示せず)によって、他の機器(コンピュータPC1〜PC4、光ルータR1〜R6)と接続される。また、出力ポートOUT1〜OUT4も他の機器と接続される。そして、入力ポートIN1〜IN4と出力ポートOUT1〜OUT4に接続される機器は対応する。例えば、ルータR1において、入力ポートIN1にコンピュータPC1が接続されるならば、出力ポートOUT1にもコンピュータPC1が接続される。同様に、入力ポートIN2、出力ポートOUT2に光ルータR2が接続される。
【0042】
光カプラ10は、光分岐手段であり、入力ポートIN1〜IN4ごとに設けられ、入力側が入力ポートIN1〜IN4のそれぞれと接続される。そして、入力ポートIN1〜IN4から入力された光信号の光パワーを、例えば、分岐比1:100に分岐して、出力する。ここで光分岐手段として、光カプラ10としたが、光タップ、光スプリッタ等でもよい。
【0043】
光バッファ20は光保持手段であり、光カプラ10ごとに設けらる。また、光バッファ20の構成を図3に示す。図3において、光バッファ20は、光ループ21、可変分岐手段22、ドライバ23を有し、入力側が光カプラ10の一方の出力側(分岐比100)に接続され、入力した光信号の光パワーを分岐し、一方の光信号を前記光スイッチに出力し、他方の光信号を保持する。
【0044】
光ループ21は、所望の長さの光ファイバによってループを形成したものであり、光信号を保持する。可変分岐手段22は、光ループ21で保持されている光信号を、所望の光パワーで分岐して、一方を再度光ループ21に入力し、他方を光スイッチ30に出力する。ドライバ23は、可変分岐手段22の分岐比を制御する。
【0045】
光スイッチ30は、入力ポートIN1〜IN4と出力ポートOUT1〜OUT4のポート数にあわせた4入力4出力あり、入力側からの光信号を所望の出力側に出力するように接続を切替えるものであり、各入力側が光バッファ20の出力側と接続され、各出力側が出力ポートOUT1〜OUT4に接続される。
【0046】
OE変換部40は、光カプラ10ごとに設けられ、例えば、10[Gbps]以上の変調信号を受信できる高速のフォトダイオードであり、入力側が光カプラ10の他方の出力側(分岐比1)のそれぞれに接続され、光信号を電気信号に変換する。
【0047】
経路設定部50は、ルーティングテーブル51、経路選定手段52、光スイッチドライバ53、変更手段54、送受信手段55を有し、入力側がOE変換部40の出力側に接続され、このOE変換部40からの電気信号に基づき、光スイッチ30の入力側と出力側の接続切替え、光バッファ20のドライバ23に分岐の指示、他の機器とのack、nackの送受信を行う。
【0048】
ルーティングテーブル51は、記憶手段であり、パケットの送信先アドレス、サービスクラスに対応したネットワークの経路情報を格納している。
【0049】
経路選定手段52は、OE変換部40で電気信号に変換されたパケットから送信先アドレス、サービスクラスを抽出し、抽出した送信先アドレス、サービスクラス、ルーティングテーブル51の経路情報、送受信手段55からのack、nackによって、パケットを転送する経路を選定し、光バッファ20のドライバ23に分岐の指示する。
【0050】
また、光スイッチドライバ53は、経路選定手段52が選定した経路となるように、光スイッチ30の接続を切替える。
【0051】
変更手段54は、経路選定手段52が転送したパケットの送信先アドレス、選定した経路、および選定した経路で転送結果により、ルーティングテーブル51の経路情報の優先順位を更新する。
【0052】
送受信手段55は、他の機器からのack、nackを受信し、経路選定手段52に出力する。また、パケットを転送してきた機器にack、nackを送信する。
【0053】
このような装置の動作を説明する。ここでは、説明の簡単のため、光ルータR1から光ルータR2に光信号のパケット(送信先がコンピュータPC4、サービスクラスの重要度が中)を出力する場合を、代表例として説明する。もちろん、他の光ルータR2〜R6の動作も、接続される機器の構成は異なるが、実質的に同様である。
【0054】
また、光ルータR1の入力ポートIN1、出力ポートOUT1にコンピュータPC1が接続され、入力ポートIN2、出力ポートOUT2に光ルータR2が接続され、入力ポートIN3、出力ポートOUT3にコンピュータPC2が接続され、入力ポートIN4、出力ポートOUT4に光ルータR4が接続されるとする。
【0055】
コンピュータPC1から光信号のパケットが入力ポートIN1を介して光カプラ10に入力され、光カプラ10が、この光信号を2分岐して、一方を光バッファ20に出力し、他方をOE変換部40に出力する。
【0056】
この光カプラ10からの光信号を、初期状態の可変分岐手段22が、光信号をそのまま光ループ21に入力し、光ループ21が光信号をループし保持する。
【0057】
また、OE変換部40が、光カプラ10からの光信号を電気信号に変換し、経路設定部50に出力する。そして、経路設定部50の経路選定手段52が、電気信号に変換されたパケットから、送信先アドレスとサービスクラスを抽出する。
【0058】
ここで、ルーティングテーブル51において、パケットの送信先アドレスがコンピュータPC4であり、かつサービスクラスが中の経路情報は、優先順位の高い順にn1、n2の2個とする。また経路情報n1は光ルータR2とし、経路情報n2は、光ルータR4とする。
【0059】
そして、経路選定手段52が、抽出した送信先アドレス、サービスクラスに対応する最も優先順位の高い経路情報n1をルーティングテーブル51から選定する。すなわち、出力ポートOUT2を転送先の経路として選定する。
【0060】
続いて、経路選定手段52が、光スイッチドライバ53に光スイッチ30の接続を出力ポートOUT2に切替えさせる。これにより、出力ポートOUT2と光バッファ20の出力側が接続される。
【0061】
さらに、経路選定手段52が、光バッファ20のドライバ23に可変分岐手段22の分岐比の変更を指示する。これにより、ドライバ23が可変分岐手段22の光パワーの分岐比1:1に変更し、一方の光信号を光スイッチ30に出力する。そして、他方を光ループ21に出力すると共に、再度可変分岐手段22の分岐比をかえ、他方の光信号を光ループ21で保持させる。
【0062】
また、光スイッチ30に入力された光信号のパケットは、出力ポートOUT2から光ルータR2に転送される。
【0063】
そしてに、光ルータR2も同様に転送を行う。ここで、光ルータR2の送受信手段55からnack、ackが出力された場合の、光ルータR1の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
【0064】
図示しない電気配線を介して、光ルータR2からのackまたはnackを、光ルータR1の送受信手段55が受信し、(S10)経路選定手段52にackまたはnackを出力する(S11)。経路選定手段が、送受信手段55の受信した信号が、ackかnackかを判断し、ackならば光信号のパケットの転送が成功したと判断し、nackならば転送が失敗したと判断する(S12)。
【0065】
転送が失敗した場合、経路選定手段52は、ルーティングテーブル51に、次に優先順位の高い経路情報n2が存在するかを判断し、存在する場合は次に優先順位の高い経路情報n2を読み出し(S13、S14)、出力ポートOUT4を転送先の経路として選択する。そして、光スイッチドライバ53に光スイッチ30の接続を切替えさせ、ドライバ23に指示を行い可変分岐手段22の分岐比を変更し、光ループ21が保持する光信号を分岐し、再度光スイッチ30に光信号のパケットを出力させ、出力ポートOUT4から光ルータR4に光信号のパケットが出力される(S15)。
【0066】
そして、送受信手段55が、転送先の光ルータR4からのack、nackを受信し、経路選定手段52にack、nackを送信して、光ルータR4への転送が成功したか判断し、同様の動作を繰り返す(S10〜S12)。
【0067】
また、経路選定手段52は、ルーティングテーブル51に、次に優先順位の高い経路情報が存在するかを判断し、存在しない場合は、送受信手段55にパケットを入力してきたコンピュータPC1にnackを出力させる(S16)。
【0068】
一方、転送が成功の場合、経路選定手段52は、光バッファ20の光信号をクリアする(S17)と共に、送受信手段55にコンピュータPC1宛でackを出力させる(S18)。
【0069】
そして、送受信手段55がack、nackを出力した後、変更手段54に転送したパケットの送信先アドレス、選定した経路、および選定した経路の転送結果を出力する(S19)。この転送結果より、変更手段54が、必要ならばルーティングテーブル51の経路情報n1、n2の優先順位の変更を行う(S20)。
【0070】
続いて、経路情報n1、n2の優先順位の求め方を以下に示す。優先順位は、優先度P(x、y、z)で表され、この優先度P(x、y、z)が大きいほど優先順位が高くなる。
【0071】
(1)転送が成功した場合の優先度P(x、y、z)。
P(x,y,z)={p(x,y,z)・ξ・(N(x,y,z)+1)}/{p(x,y,z)+1}
N(x,y,z)=n(x,y,z)+1
【0072】
(2)転送が失敗した場合の優先度P(x、y、z)
P(x,y,z)={p(x,y,z)・ξ・(N(x,y,z)}/{p(x,y,z)+1}
N(x,y,z)=n(x,y,z)+1
【0073】
ただし、xは光パケットを転送した光ルータR1である。yは、パケットの送信先アドレスである。wは、経路の候補である。N(x,y,z)は経路wへの送信後の試行回数である。p(x、y、z)は経路wへの転送前の優先度である。n(x、y、z)は経路wへの転送前の試行回数である。ξは、重み関数である。
【0074】
ここで、優先度P(x,y,z)の初期値は、どの経路の優先度も等しくしておき、十分な数のダミーパケットを流し、優先順位を設けておく。
【0075】
または、一度ダミーパケットを流し、転送が成功すれば、P(x,y,z)=1、転送が失敗すればP(x,y,z)=0として、優先度、P(x,y,z)を変更していってもよい。この場合、試行回数N(x,y,z)が少ないうちは、図5に示すようにフィルタリング関数で補間した値を用いてもよい。図5において、横軸は試行回数であり、縦軸は優先度、P(x,y,z)の値である。図5(a)は、転送が成功した場合であり、図5(b)は、転送が失敗した場合である。
【0076】
そして、優先度P(x,y,z)は、試行回数N(x,y,z)の上限値や、時間、イベント等によって値をリセットしてもよい。時間は、例えば、毎日の同時刻、イベントは、例えば、経路に障害が発生した時などである。
【0077】
このように、経路設定部50が、パケットに含まれる送信先アドレス、サービスクラスによって、ルーティングテーブル51の経路情報のなかから優先順位の高い経路を転送先に選定し、光バッファ20の保持する光信号を分岐し転送させる。そして、転送が失敗すると次の経路の選定を行い、光バッファ20が保持する光信号を再度分岐して送信させるので、同一の光信号のパケットを固定された経路に送信するだけでなく、異なる経路に送信できる。こにれより、パケットの喪失が生じにくく、経路が空くまで待つ必要がない。これにより、光信号のパケットを高い信頼性で高速に転送することができる。
【0078】
また、転送の結果によって、変更手段54が、ルーティングテーブル51の経路情報の順位を変更するので、経路選定手段52が最適な経路の選定を行うことができる。
【0079】
[第2の実施例]
図6は、本発明の第2の実施例を示した構成図である。ここで、図2、図3と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図6において、経路設定部50に経路選定手段52と送受信手段55の代わりに、経路選定手段56が設けられる。また、送受信手段55からack、nackを伝送する電気配線は不要となる。
【0080】
経路選定手段56は、タイマ57を有し、OE変換部40で電気信号に変換されたパケットから送信先アドレス、サービスクラス、ackを抽出し、抽出した送信先アドレス、サービスクラス、ack、ルーティングテーブル51の経路情報によって、パケットを転送する経路を選定し、光スイッチドライバ53に光スイッチ30の接続の切替えの指示、光バッファ20のドライバ23に分岐の指示をする。
【0081】
また、変更手段54に、転送したパケットの送信先アドレス、選定した経路、および選定した経路での転送結果により、ルーティングテーブル51の経路情報の優先順位の更新をさせる
【0082】
タイマ57は、パケットを転送してから、ackが到達するまでの時間をカウントする。
【0083】
このような装置の動作を説明する。図2に示す装置と同様に、光ルータR1の経路選定手段56が、OE変換部40で変換された電気信号のパケットの送信先アドレス、サービスクラス、ルーティングテーブル51の経路情報n1、n2より、転送する経路を選定する。
【0084】
そして、経路選定手段56が、タイマ57を作動させる。その後、光スイッチドライバ53に光スイッチ30の接続を切替えさせ、光バッファ20に保持している光信号を分岐して、光スイッチ30に出力させる。これにより、光信号が光スイッチ30、出力ポートOUT2を介して光ルータR2に出力される。
【0085】
続いて、光ルータR2が、光ルータR1からの光信号のパケットの転送が成功した場合の動作を説明する。光ルータR2の経路選定手段56が、光スイッチドライバ53に光スイッチ30の接続を光ルータR1に切替えさせる。そして、経路選定手段56が、光ルータR2の光バッファ20に保持している光信号のパケット(すなわち、光ルータR1から転送されてきたパケットと同一)をackとして光ルータR1に送信させるため、光バッファ20のドライバ23に可変分岐手段22の分岐比の変更を指示し、光スイッチ30に光信号を出力させる。
【0086】
そして、この光ルータR2からの光信号のパケットが、光ルータR1の入力ポートIN2、光カプラ10、OE変換部40を介して、光ルータR1の経路選定手段56に入力される。光ルータR1の経路選定手段56が、光ルータR2に転送したのと同じ光信号のパケットが入力されると、タイマ57の時間を確認し、所望の時間以内に到達したならば、転送が成功したと判断し、同様にして、光バッファ20で保持している光信号をackとして、転送元に出力する。
【0087】
一方、所望の時間以内に光信号のパケットが入力されないと、経路選定手段56が、転送を失敗したと判断し、次の経路の選定を行う。
【0088】
また、経路選定手段56が、転送した光信号のパケットが所望の時間内に転送先から到着するかをタイマ57によって計測し、転送の成功、失敗を判断する。そして、転送が成功すると、光バッファ20に保持する光信号のパケットをackとして転送元に送信する以外の動作は、図2、図3に示す装置と同様なので説明を省略する。
【0089】
このように、経路設定部50が、パケットに含まれる送信先アドレス、サービスクラスによって、ルーティングテーブル51の経路情報のなかから優先順位の高い経路を転送先に選定し、光バッファ20の保持する光信号を分岐し転送させる。そして、転送が失敗すると次の経路の選定を行い、光バッファ20が保持する光信号を再度分岐して送信させるので、同一の光信号のパケットを固定された経路に送信するだけでなく、異なる経路に送信できる。こにれより、パケットの喪失が生じにくく、経路が空くまで待つ必要がない。これにより、光信号のパケットを高い信頼性で高速に転送することができる。
【0090】
また、経路選定手段56が、ackとして光バッファ20が保持している光信号を用いるので、電気配線を用いる必要ない。これにより、光配線だけとすることができ、コストを抑えることができる。
【0091】
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、以下のようなものでもよい。
(1)図2、図6に示す装置において、ルーティングテーブル51の記憶する経路情報は、サービスクラスの重要度が中で2個とする構成を示したが、もちろん何個でもよく、経路情報を3個以上有する場合は、経路選定手段52、56は、2番目の優先順位の経路で転送に失敗した場合、図3に示すステップS10〜S15を繰り返す。すなわち、順にルーティングテーブル51から経路を読み出し、光スイッチ30を切替えて、光バッファ20が保持する光信号のパケットを光スイッチ30に出力させる。
【0092】
(2)図2に示す装置において、送受信手段55は、ack、nackを電気的に接続された他機器と送受信する構成を示したが、電気的に接続され、外部に設けられるネットワーク管理機器(外部機器)に送信してもよい。そして、ネットワーク管理機器が各光ルータR1〜R6からのnack、ackに基づき経路情報を求めて、各光ルータR1〜R6の送受信手段55に送信し、これにより、変更手段54がルーティングテーブル51の経路情報を変更してもよい。
【0093】
(3)図6に示す装置において、変更手段54が、経路選定手段52からの転送の結果、選定した経路等によってルーティングテーブル51の経路情報を変更する構成を示したが、外部に設けられるネットワーク管理機器からの光信号に基づいて、変更手段54がルーティングテーブル51の経路情報を変更してもよい。すなわち、ネットワーク管理機器からの光信号のパケットの送信先アドレスが自機器宛ての場合、経路選定手段52が、パケットに含まれる経路情報を変更手段54に出力し、変更手段54が、ルーティングテーブル51の経路情報を変更してもよい。
【0094】
(4)図2、図6に示す装置において、ルーティングテーブル51の経路情報の個数は、サービスクラスに依存する構成を示したが、サービスクラスに依存せずに所定の個数としてもよい。
【0095】
(5)図2、図6に示す装置において、ルーティングテーブル51の経路情報を、光信号のパケットが転送されるごとに、変更手段54がルーティングテーブル51を参照し変更する構成を示したが、変更手段54を設けず、装置のメンテナンスのときにまとめてルーティングテーブル51の経路情報を変更するようにしてもよい。
【0096】
(6)図2、図6に示す装置において、経路選定手段は56は、転送先の機器からackを受信すると、転送が成功したと判断し、転送元にackを送信する構成を示したが、経路選定手段57は、最初に選定した経路に光信号を転送したならば、ただちに転送元にackを送信する構成としてもよい。
【0097】
(7)図2、図6に示す装置において、光バッファ20の可変分岐手段22によって光信号を分岐する構成を示したが、光信号を分岐することにより光パワーが減少するので、光ループ21に光増幅器を設け、減少した光信号の光パワーを増幅する構成としてもよい。
【0098】
(8)図2、図6に示す装置において、光スイッチ30と出力ポートOUT1〜OUT4の間に光信号のパケットを暗号化する暗号化手段を設けてもよい。これにより、光信号のパケットの内容の信頼性を高めることができる。
【0099】
(9)図2、図6に示す装置において、入力ポートIN1〜IN4、出力ポートOUT1〜OUT4の数は、4個とする構成を示したが、所望数設けてよい。
【0100】
(10)本装置は、ノード間を例に説明したが、もちろん光インタコネクションによって接続された、ボード間、チップ間の経路制御に本装置を用いてもよい。
【0101】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果がある。
経路設定部が、パケットに含まれる送信先アドレスによって、経路情報のなかから経路を転送先に選定し、光バッファの保持する光信号を分岐し転送させる。そして、転送が失敗すると次の経路の選定を行い、光バッファが保持する光信号を再度分岐して送信させるので、同一の光信号のパケットを固定された経路に送信するだけでなく、異なる経路に送信できる。こにれより、パケットの喪失が生じにくく、経路が空くまで待つ必要がない。これにより、光信号のパケットを高い信頼性で高速に転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を用いてネットワークの接続を示した一実施例である。
【図2】本発明の第1の実施例を示した構成図である。
【図3】図2に示す装置における光バッファ20を示した構成図である。
【図4】図2に示す装置の動作を示したフローチャートである。
【図5】試行回数が少ない場合に優先度を求めるフィルタリング関数を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示した構成図である。
【図7】従来のネットワークの接続例を示した構成例である。
【図8】従来のルータの例を示した構成図である。
【符号の説明】
20 光バッファ
21 光ループ
22 可変分岐手段
23 ドライバ
30 光スイッチ
50 経路設定部
51 ルーティングテーブル
52、56 経路選定手段
53 光スイッチドライバ
54 変更手段
55 送受信手段
57 タイマ
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、光インタコネクションによって接続されたネットワークで、光信号のパケットを所望の経路に転送する光経路制御装置に関し、詳しくは、光信号のパケットを高い信頼性で高速に転送する光経路制御装置に関するものである。
【従来の技術】
【0003】
近年、長距離伝送を中心に開発されてきた光通信技術を、ノード(ネットワークに接続されている端末やネットワーク機器)間や、装置内のボード間、チップ間等の近距離にも応用し、電気配線接続では実現不可能な大容量のデータ通信を行う光インタコネクションの技術が広がりつつある(例えば、非特許文献1参照)。
【0004】
そして、ノード間、ボード間、またはチップ間で形成されるネットワークにおいて、送信元から送信先までの経路は、経路制御装置によって設定される。例えば、ノード間の場合、いわゆるルータが経路制御装置として用いられる。
【0005】
図7は、光信号のパケットによって通信されるネットワークの経路上にルータを配置し、複数のノード間を接続した従来のネットワークを示す構成図である。また、図8は、従来のルータを示す構成図である。
【0006】
図7において、コンピュータPC1〜PC4はノードであり、光信号のパケットの送受信を行い、パケットのデータ処理を行う。また、ルータRe1〜Re6を介して接続される。具体的には、コンピュータPC1、PC2はルータRe1と接続される。コンピュータPC3は、ルータRe2に接続される。コンピュータPC4はルータRe3に接続される。
【0007】
ルータRe1は、ルータRe2、Re4と接続される。ルータRe2は、ルータRe3、Re5と接続される。ルータRe3は、ルータRe6と接続される。ルータRe5は、ルータRe4、Re6と接続される。つまり、光インタコネクションでは、一般的にルータRe1〜Re6はリング形でなくメッシュ形で接続され、コンピュータPC1〜PC4間は、多数の経路が存在する。また、実際のネットワークは、もっと多くのルータ、コンピュータが接続されるが、図示を省略する。
【0008】
続いて、ルータRe1〜Re6の構成を説明する(例えば、非特許文献2参照)。図8において、受信部1a〜1dは、光信号のパケットが入力され、この光信号を電気信号に変換して出力する。送信部2a〜2dは、電気信号のパケットを光信号に変換して出力する。また、受信部1a〜1dに接続される機器(コンピュータPC1〜PC4、ルータRe1〜Re6)と送信部2a〜2dに接続される機器は対応する。例えば、ルータRe1において、受信部1aにコンピュータPC1が接続されるならば、送信部2aにもコンピュータPC1が接続される。同様に、受信部1b、送信部2bにルータRe2が接続される。機器間の接続は、図示しない光ファイバや光導波路によって行われる。
【0009】
転送部3は、記憶部であるルーティングテーブル3aと、パケットを一時格納するバッファ3bを有し、受信部1a〜1dからのパケットを、パケットの送信先アドレスによって、所望の送信部2a〜2dに転送する。また、転送部3は、パケットが入力された受信部1a〜1dに対応する送信部2a〜2dに、パケットを正常に受信できた場合には送達確認を示す受信通知(ack)を出力し、受信時にエラーが発生した場合には、送達異常を示す受信通知(nack)を出力する。
【0010】
転送にエラーが生じる場合として、例えば、パケットのサービスクラス(インターネット・プロトコル・バージョン4では、TOS(Type of Service)フィールドに格納されている)が低く、サービスクラスの高い他のパケットの転送が優先された場合があげられる。
【0011】
ルーティングテーブル3aは、パケットの送信先アドレスに対して、このパケットを転送するネットワークの経路情報、すなわちネットワークに接続される送信部2a〜2dが記憶されている。一般的に、最短経路となる機器が接続されている送信部2a〜2dが記憶されている。バッファ3bは、転送部3に入力されたパケットを一時格納する。
【0012】
このような装置の動作を、例えば、コンピュータPC1からPC4にパケットを送信する場合を例にとり説明する。コンピュータPC1が光信号のパケットをルータRe1に出力する。
【0013】
そして、ルータRe1の受信部1aが、入力された光信号を電気信号に変換し、転送部3に出力する。転送部3が、電気信号に変換されたパケットの送信先アドレス、およびルーティングテーブル3aのネットワークの経路情報から、転送先の経路として送信部2bを選択し、パケットを出力すると共に、ackを送信部2aに出力する。また、転送部3が、送信部2aに出力したものと同一のパケットをバッファ3bに格納する。
【0014】
一方、送信部2a、送信部2bのそれぞれが電気信号を光信号に変換して、コンピュータPC1にack、次のルータRe2にパケットを出力する。そして、次のルータRe2が、ルータRe3にパケットを転送すると共に、ackまたはnackをルータRe1に出力する。
【0015】
ここで、ルータRe1にルータRe2からackが入力されると、ルータRe1の転送部3が、転送に成功したと判断し、バッファ3bのパケットをクリアする。しかし、nackが入力されると、転送部3が、転送が失敗したと判断し、ルータRe2にバッファ3bのパケットを再送する。
【0016】
以下同様に、ルータRe3がパソコンPC3にパケットを転送し、パケットの送信が終了する。すなわちルータRe1〜Re6は、入力された光信号を一旦電気信号に変換し、経路の選択を行い、再び電気信号を光信号に変換して出力している。
【0017】
このようにして、光信号のパケットが送信元から送信先に送信されるが、光信号と電気信号の帯域を比較すると、光信号の帯域の方が著しく広いので、入力された光信号を光スイッチによって経路を切替えて、光信号のままパケットを転送するルータ(以下、光ルータと略す)もある(例えば、特許文献1参照)。
【0018】
このような光ルータは、光信号のパケットを光分岐手段によって分岐し、分岐した一方の光信号を光スイッチに入力すると共に、他方の光信号を電気信号に変換する。そして、電気信号に変換したパケットの送信先アドレスとルーティングテーブルから光スイッチの接続を切替えて、光信号を所望のネットワークに出力するものである。
【0019】
【特許文献1】
特開2001−255567(段落番号0002〜0004、第11図)
【非特許文献1】
黒川 隆志、外1名、「編集にあたって」、情報処理、情報処理学会、2000年9月、第41巻、第9号、p.1002
【非特許文献2】
西村 信冶、「光インタコネクションを応用した計算機システム」、情報処理、情報処理学会、2000年9月、第41巻、第9号、p.1012−1015
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
このように、光インタコネクションによって短距離間で接続されたネットワークは、長距離伝送のネットワークと比較すると、高い信頼性が要求される。例えば、コンピュータPC1〜PC4を用いて並列計算をさせている場合、パケットが高速かつ確実に伝送される必要がある。
【0021】
しかしながら、従来のルータRe1〜Re6、または光ルータの、ルーティングテーブル3aは、パケットの送信先アドレスに対して、転送先の経路情報が一つしか記憶されていない。
【0022】
そのため、コンピュータPC1からコンピュータPC4にパケットを送信する場合、ルータRe1がルーティングテーブル3aの情報から、ルータRe2にパケットを転送したとしても、例えば、コンピュータPC3からコンピュータPC4にサービスクラスの高いパケットが出力されていると、ルータRe2は、コンピュータPC3からのパケットを優先してルータRe3に転送する。
【0023】
これにより、ルータRe2からルータRe3への経路は、コンピュータPC3からのパケットに使用されているので、ルータRe1からのパケットはルータRe2でブロックされ、ルータRe3に転送されない。そして、ルータRe2からのnackによってルータRe1は、転送が失敗したと判断し、バッファ3bのパケットの再送を繰り返すが、ある一定時間経過すると、転送部3は、バッファ3bのパケットを破棄してしまう。すなわち、パケットの転送の信頼性が低く、仮に転送されてもサービスクラスによって時間がかかるという問題があった。
【0024】
さらに、光ルータにおいては、光信号のパケットをバッファする手段がないため、パケットの再送をすることができす、送信元までnack信号を順次転送していき、送信元から再度パケットの送信を行わなければならず、やはりパケットの転送の信頼性が低く、時間がかかるという問題があった。
【0025】
そこで本発明の目的は、光信号のパケットを高い信頼性で高速に転送する光経路制御装置を実現することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、
光信号のパケットによって通信されるネットワークの経路上に配置され、光スイッチを用いて前記光信号のパケットを所望の経路に転送する光経路制御装置において、
前記光スイッチの前段に設けられ、前記光信号の光パワーを分岐し、一方の光信号を前記光スイッチに出力し、他方の光信号を保持する光保持手段と、
前記光信号のパケットの送信先アドレスに基づいて前記光スイッチの接続を切替えて、前記光保持手段に前記光信号の分岐を指示する経路設定部と
を有し、経路設定部は、転送が失敗すると前記光スイッチの接続を切替えて、前記光保持手段が保持する光信号のパケットを他の経路に出力させることを特徴とするものである。
【0027】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
光保持手段は、
光信号を保持する光ループと、
この光ループと光スイッチに所望の分岐比で光信号の光パワーを分岐する可変分岐手段と、
経路設定部からの指示により、可変分岐手段の分岐比を制御するドライバと
を有することを特徴とするものである。
【0028】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
光保持手段は、可変分岐手段によって減少した光パワーを増幅する光増幅器を有することを特徴とするものである。
【0029】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、
経路設定部は、
送信先アドレスに対応した経路情報を少なくとも1個有するルーティングテーブルと、
このルーティングテーブルの経路情報と光信号のパケットの送信先アドレスとに基づいて、経路を選定し、光保持手段の保持している光信号の分岐を指示する経路選定手段と、
この経路選定手段の選定結果に基づいて、光スイッチの接続を切替える光スイッチドライバと
を有することを特徴とするものである。
【0030】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、
ルーティングテーブルは、パケットのサービスクラスに対応した個数の経路情報を有することを特徴とするものである。
【0031】
請求項6記載の発明は、請求項4または5記載の発明において、
ルーティングテーブルの経路情報は、優先順位を有し、
経路選定手段は、転送先の経路を、優先順位の高い経路から選定することを特徴とするものである。
【0032】
請求項7記載の発明は、請求項4〜6のいずれかに記載の発明において、
経路選定手段は、転送先から少なくとも送達確認を示す受信通知を受信することにより、転送の成功または失敗を判断することを特徴とするものである。
【0033】
請求項8記載の発明は、請求項4〜7のいずれかに記載の発明において、
経路設定部は、ルーティングテーブルの経路情報の優先順位を、転送先からの少なくとも送達確認を示す受信通知に基づいて変更する変更手段を設けたことを特徴とするものである。
【0034】
請求項9記載の発明は、請求項4〜8のいずれかに記載の発明において、
経路設定部は、送達確認を示す受信通知、および送達異常を示す受信通知を電気信号によって授受する送受信手段を設けたことを特徴とするものである。
【0035】
請求項10記載の発明は、請求項4〜7のいずれかに記載の発明において、
経路設定部は、外部機器と電気的に接続され、外部機器からの経路情報によってルーティングテーブルの経路情報の優先順位を変更する変更手段を設けたことを特徴とするものである。
【0036】
請求項11記載の発明は、請求項4〜7のいずれかに記載の発明において、
経路設定部は、光信号のパケットに含まれる経路情報に基づいてルーティングテーブルの経路情報の優先順位を変更する変更手段を設けたことを特徴とするものである。
【0037】
請求項12記載の発明は、請求項4〜7のいずれかに記載の発明において、
経路選定手段は、タイマを有し、送達確認を示す受信通知として、光バッファに保持する光信号のパケットを転送元に出力させ、転送先から所望時間内に送達確認を示す受信通知を受信すると転送を成功したと判断することを特徴とするものである。
【0038】
請求項13記載の発明は、請求項1〜12のいずれかに記載の発明において、
光スイッチから出力された光信号のパケットを暗号化する暗号化手段を設けたことを特徴とするものである。
【0039】
請求項14記載の発明は、請求項1〜13のいずれかに記載の発明において、
ネットワークは、光インタコネクションによって接続されていることを特徴とするものである。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施例]
図1は本発明の第1の実施例を示した構成図である。ここで、図7と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図1において、光ルータR1〜R6は、ルータRe1〜Re6の代わりに設けられ、光信号用の光信号線(図示せず)、およびack、nack用の電気信号線(図示せず)で接続される。また、図7と同様に、実際のネットワークは、もっと多くの光ルータ、コンピュータが接続されるが、図示を省略している。
【0041】
また、図2は、光ルータR1〜R6を示した構成図である。図2において、入力ポートIN1〜IN4は、光ファイバや光導波路等の光配線(図示せず)によって、他の機器(コンピュータPC1〜PC4、光ルータR1〜R6)と接続される。また、出力ポートOUT1〜OUT4も他の機器と接続される。そして、入力ポートIN1〜IN4と出力ポートOUT1〜OUT4に接続される機器は対応する。例えば、ルータR1において、入力ポートIN1にコンピュータPC1が接続されるならば、出力ポートOUT1にもコンピュータPC1が接続される。同様に、入力ポートIN2、出力ポートOUT2に光ルータR2が接続される。
【0042】
光カプラ10は、光分岐手段であり、入力ポートIN1〜IN4ごとに設けられ、入力側が入力ポートIN1〜IN4のそれぞれと接続される。そして、入力ポートIN1〜IN4から入力された光信号の光パワーを、例えば、分岐比1:100に分岐して、出力する。ここで光分岐手段として、光カプラ10としたが、光タップ、光スプリッタ等でもよい。
【0043】
光バッファ20は光保持手段であり、光カプラ10ごとに設けらる。また、光バッファ20の構成を図3に示す。図3において、光バッファ20は、光ループ21、可変分岐手段22、ドライバ23を有し、入力側が光カプラ10の一方の出力側(分岐比100)に接続され、入力した光信号の光パワーを分岐し、一方の光信号を前記光スイッチに出力し、他方の光信号を保持する。
【0044】
光ループ21は、所望の長さの光ファイバによってループを形成したものであり、光信号を保持する。可変分岐手段22は、光ループ21で保持されている光信号を、所望の光パワーで分岐して、一方を再度光ループ21に入力し、他方を光スイッチ30に出力する。ドライバ23は、可変分岐手段22の分岐比を制御する。
【0045】
光スイッチ30は、入力ポートIN1〜IN4と出力ポートOUT1〜OUT4のポート数にあわせた4入力4出力あり、入力側からの光信号を所望の出力側に出力するように接続を切替えるものであり、各入力側が光バッファ20の出力側と接続され、各出力側が出力ポートOUT1〜OUT4に接続される。
【0046】
OE変換部40は、光カプラ10ごとに設けられ、例えば、10[Gbps]以上の変調信号を受信できる高速のフォトダイオードであり、入力側が光カプラ10の他方の出力側(分岐比1)のそれぞれに接続され、光信号を電気信号に変換する。
【0047】
経路設定部50は、ルーティングテーブル51、経路選定手段52、光スイッチドライバ53、変更手段54、送受信手段55を有し、入力側がOE変換部40の出力側に接続され、このOE変換部40からの電気信号に基づき、光スイッチ30の入力側と出力側の接続切替え、光バッファ20のドライバ23に分岐の指示、他の機器とのack、nackの送受信を行う。
【0048】
ルーティングテーブル51は、記憶手段であり、パケットの送信先アドレス、サービスクラスに対応したネットワークの経路情報を格納している。
【0049】
経路選定手段52は、OE変換部40で電気信号に変換されたパケットから送信先アドレス、サービスクラスを抽出し、抽出した送信先アドレス、サービスクラス、ルーティングテーブル51の経路情報、送受信手段55からのack、nackによって、パケットを転送する経路を選定し、光バッファ20のドライバ23に分岐の指示する。
【0050】
また、光スイッチドライバ53は、経路選定手段52が選定した経路となるように、光スイッチ30の接続を切替える。
【0051】
変更手段54は、経路選定手段52が転送したパケットの送信先アドレス、選定した経路、および選定した経路で転送結果により、ルーティングテーブル51の経路情報の優先順位を更新する。
【0052】
送受信手段55は、他の機器からのack、nackを受信し、経路選定手段52に出力する。また、パケットを転送してきた機器にack、nackを送信する。
【0053】
このような装置の動作を説明する。ここでは、説明の簡単のため、光ルータR1から光ルータR2に光信号のパケット(送信先がコンピュータPC4、サービスクラスの重要度が中)を出力する場合を、代表例として説明する。もちろん、他の光ルータR2〜R6の動作も、接続される機器の構成は異なるが、実質的に同様である。
【0054】
また、光ルータR1の入力ポートIN1、出力ポートOUT1にコンピュータPC1が接続され、入力ポートIN2、出力ポートOUT2に光ルータR2が接続され、入力ポートIN3、出力ポートOUT3にコンピュータPC2が接続され、入力ポートIN4、出力ポートOUT4に光ルータR4が接続されるとする。
【0055】
コンピュータPC1から光信号のパケットが入力ポートIN1を介して光カプラ10に入力され、光カプラ10が、この光信号を2分岐して、一方を光バッファ20に出力し、他方をOE変換部40に出力する。
【0056】
この光カプラ10からの光信号を、初期状態の可変分岐手段22が、光信号をそのまま光ループ21に入力し、光ループ21が光信号をループし保持する。
【0057】
また、OE変換部40が、光カプラ10からの光信号を電気信号に変換し、経路設定部50に出力する。そして、経路設定部50の経路選定手段52が、電気信号に変換されたパケットから、送信先アドレスとサービスクラスを抽出する。
【0058】
ここで、ルーティングテーブル51において、パケットの送信先アドレスがコンピュータPC4であり、かつサービスクラスが中の経路情報は、優先順位の高い順にn1、n2の2個とする。また経路情報n1は光ルータR2とし、経路情報n2は、光ルータR4とする。
【0059】
そして、経路選定手段52が、抽出した送信先アドレス、サービスクラスに対応する最も優先順位の高い経路情報n1をルーティングテーブル51から選定する。すなわち、出力ポートOUT2を転送先の経路として選定する。
【0060】
続いて、経路選定手段52が、光スイッチドライバ53に光スイッチ30の接続を出力ポートOUT2に切替えさせる。これにより、出力ポートOUT2と光バッファ20の出力側が接続される。
【0061】
さらに、経路選定手段52が、光バッファ20のドライバ23に可変分岐手段22の分岐比の変更を指示する。これにより、ドライバ23が可変分岐手段22の光パワーの分岐比1:1に変更し、一方の光信号を光スイッチ30に出力する。そして、他方を光ループ21に出力すると共に、再度可変分岐手段22の分岐比をかえ、他方の光信号を光ループ21で保持させる。
【0062】
また、光スイッチ30に入力された光信号のパケットは、出力ポートOUT2から光ルータR2に転送される。
【0063】
そしてに、光ルータR2も同様に転送を行う。ここで、光ルータR2の送受信手段55からnack、ackが出力された場合の、光ルータR1の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
【0064】
図示しない電気配線を介して、光ルータR2からのackまたはnackを、光ルータR1の送受信手段55が受信し、(S10)経路選定手段52にackまたはnackを出力する(S11)。経路選定手段が、送受信手段55の受信した信号が、ackかnackかを判断し、ackならば光信号のパケットの転送が成功したと判断し、nackならば転送が失敗したと判断する(S12)。
【0065】
転送が失敗した場合、経路選定手段52は、ルーティングテーブル51に、次に優先順位の高い経路情報n2が存在するかを判断し、存在する場合は次に優先順位の高い経路情報n2を読み出し(S13、S14)、出力ポートOUT4を転送先の経路として選択する。そして、光スイッチドライバ53に光スイッチ30の接続を切替えさせ、ドライバ23に指示を行い可変分岐手段22の分岐比を変更し、光ループ21が保持する光信号を分岐し、再度光スイッチ30に光信号のパケットを出力させ、出力ポートOUT4から光ルータR4に光信号のパケットが出力される(S15)。
【0066】
そして、送受信手段55が、転送先の光ルータR4からのack、nackを受信し、経路選定手段52にack、nackを送信して、光ルータR4への転送が成功したか判断し、同様の動作を繰り返す(S10〜S12)。
【0067】
また、経路選定手段52は、ルーティングテーブル51に、次に優先順位の高い経路情報が存在するかを判断し、存在しない場合は、送受信手段55にパケットを入力してきたコンピュータPC1にnackを出力させる(S16)。
【0068】
一方、転送が成功の場合、経路選定手段52は、光バッファ20の光信号をクリアする(S17)と共に、送受信手段55にコンピュータPC1宛でackを出力させる(S18)。
【0069】
そして、送受信手段55がack、nackを出力した後、変更手段54に転送したパケットの送信先アドレス、選定した経路、および選定した経路の転送結果を出力する(S19)。この転送結果より、変更手段54が、必要ならばルーティングテーブル51の経路情報n1、n2の優先順位の変更を行う(S20)。
【0070】
続いて、経路情報n1、n2の優先順位の求め方を以下に示す。優先順位は、優先度P(x、y、z)で表され、この優先度P(x、y、z)が大きいほど優先順位が高くなる。
【0071】
(1)転送が成功した場合の優先度P(x、y、z)。
P(x,y,z)={p(x,y,z)・ξ・(N(x,y,z)+1)}/{p(x,y,z)+1}
N(x,y,z)=n(x,y,z)+1
【0072】
(2)転送が失敗した場合の優先度P(x、y、z)
P(x,y,z)={p(x,y,z)・ξ・(N(x,y,z)}/{p(x,y,z)+1}
N(x,y,z)=n(x,y,z)+1
【0073】
ただし、xは光パケットを転送した光ルータR1である。yは、パケットの送信先アドレスである。wは、経路の候補である。N(x,y,z)は経路wへの送信後の試行回数である。p(x、y、z)は経路wへの転送前の優先度である。n(x、y、z)は経路wへの転送前の試行回数である。ξは、重み関数である。
【0074】
ここで、優先度P(x,y,z)の初期値は、どの経路の優先度も等しくしておき、十分な数のダミーパケットを流し、優先順位を設けておく。
【0075】
または、一度ダミーパケットを流し、転送が成功すれば、P(x,y,z)=1、転送が失敗すればP(x,y,z)=0として、優先度、P(x,y,z)を変更していってもよい。この場合、試行回数N(x,y,z)が少ないうちは、図5に示すようにフィルタリング関数で補間した値を用いてもよい。図5において、横軸は試行回数であり、縦軸は優先度、P(x,y,z)の値である。図5(a)は、転送が成功した場合であり、図5(b)は、転送が失敗した場合である。
【0076】
そして、優先度P(x,y,z)は、試行回数N(x,y,z)の上限値や、時間、イベント等によって値をリセットしてもよい。時間は、例えば、毎日の同時刻、イベントは、例えば、経路に障害が発生した時などである。
【0077】
このように、経路設定部50が、パケットに含まれる送信先アドレス、サービスクラスによって、ルーティングテーブル51の経路情報のなかから優先順位の高い経路を転送先に選定し、光バッファ20の保持する光信号を分岐し転送させる。そして、転送が失敗すると次の経路の選定を行い、光バッファ20が保持する光信号を再度分岐して送信させるので、同一の光信号のパケットを固定された経路に送信するだけでなく、異なる経路に送信できる。こにれより、パケットの喪失が生じにくく、経路が空くまで待つ必要がない。これにより、光信号のパケットを高い信頼性で高速に転送することができる。
【0078】
また、転送の結果によって、変更手段54が、ルーティングテーブル51の経路情報の順位を変更するので、経路選定手段52が最適な経路の選定を行うことができる。
【0079】
[第2の実施例]
図6は、本発明の第2の実施例を示した構成図である。ここで、図2、図3と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図6において、経路設定部50に経路選定手段52と送受信手段55の代わりに、経路選定手段56が設けられる。また、送受信手段55からack、nackを伝送する電気配線は不要となる。
【0080】
経路選定手段56は、タイマ57を有し、OE変換部40で電気信号に変換されたパケットから送信先アドレス、サービスクラス、ackを抽出し、抽出した送信先アドレス、サービスクラス、ack、ルーティングテーブル51の経路情報によって、パケットを転送する経路を選定し、光スイッチドライバ53に光スイッチ30の接続の切替えの指示、光バッファ20のドライバ23に分岐の指示をする。
【0081】
また、変更手段54に、転送したパケットの送信先アドレス、選定した経路、および選定した経路での転送結果により、ルーティングテーブル51の経路情報の優先順位の更新をさせる
【0082】
タイマ57は、パケットを転送してから、ackが到達するまでの時間をカウントする。
【0083】
このような装置の動作を説明する。図2に示す装置と同様に、光ルータR1の経路選定手段56が、OE変換部40で変換された電気信号のパケットの送信先アドレス、サービスクラス、ルーティングテーブル51の経路情報n1、n2より、転送する経路を選定する。
【0084】
そして、経路選定手段56が、タイマ57を作動させる。その後、光スイッチドライバ53に光スイッチ30の接続を切替えさせ、光バッファ20に保持している光信号を分岐して、光スイッチ30に出力させる。これにより、光信号が光スイッチ30、出力ポートOUT2を介して光ルータR2に出力される。
【0085】
続いて、光ルータR2が、光ルータR1からの光信号のパケットの転送が成功した場合の動作を説明する。光ルータR2の経路選定手段56が、光スイッチドライバ53に光スイッチ30の接続を光ルータR1に切替えさせる。そして、経路選定手段56が、光ルータR2の光バッファ20に保持している光信号のパケット(すなわち、光ルータR1から転送されてきたパケットと同一)をackとして光ルータR1に送信させるため、光バッファ20のドライバ23に可変分岐手段22の分岐比の変更を指示し、光スイッチ30に光信号を出力させる。
【0086】
そして、この光ルータR2からの光信号のパケットが、光ルータR1の入力ポートIN2、光カプラ10、OE変換部40を介して、光ルータR1の経路選定手段56に入力される。光ルータR1の経路選定手段56が、光ルータR2に転送したのと同じ光信号のパケットが入力されると、タイマ57の時間を確認し、所望の時間以内に到達したならば、転送が成功したと判断し、同様にして、光バッファ20で保持している光信号をackとして、転送元に出力する。
【0087】
一方、所望の時間以内に光信号のパケットが入力されないと、経路選定手段56が、転送を失敗したと判断し、次の経路の選定を行う。
【0088】
また、経路選定手段56が、転送した光信号のパケットが所望の時間内に転送先から到着するかをタイマ57によって計測し、転送の成功、失敗を判断する。そして、転送が成功すると、光バッファ20に保持する光信号のパケットをackとして転送元に送信する以外の動作は、図2、図3に示す装置と同様なので説明を省略する。
【0089】
このように、経路設定部50が、パケットに含まれる送信先アドレス、サービスクラスによって、ルーティングテーブル51の経路情報のなかから優先順位の高い経路を転送先に選定し、光バッファ20の保持する光信号を分岐し転送させる。そして、転送が失敗すると次の経路の選定を行い、光バッファ20が保持する光信号を再度分岐して送信させるので、同一の光信号のパケットを固定された経路に送信するだけでなく、異なる経路に送信できる。こにれより、パケットの喪失が生じにくく、経路が空くまで待つ必要がない。これにより、光信号のパケットを高い信頼性で高速に転送することができる。
【0090】
また、経路選定手段56が、ackとして光バッファ20が保持している光信号を用いるので、電気配線を用いる必要ない。これにより、光配線だけとすることができ、コストを抑えることができる。
【0091】
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、以下のようなものでもよい。
(1)図2、図6に示す装置において、ルーティングテーブル51の記憶する経路情報は、サービスクラスの重要度が中で2個とする構成を示したが、もちろん何個でもよく、経路情報を3個以上有する場合は、経路選定手段52、56は、2番目の優先順位の経路で転送に失敗した場合、図3に示すステップS10〜S15を繰り返す。すなわち、順にルーティングテーブル51から経路を読み出し、光スイッチ30を切替えて、光バッファ20が保持する光信号のパケットを光スイッチ30に出力させる。
【0092】
(2)図2に示す装置において、送受信手段55は、ack、nackを電気的に接続された他機器と送受信する構成を示したが、電気的に接続され、外部に設けられるネットワーク管理機器(外部機器)に送信してもよい。そして、ネットワーク管理機器が各光ルータR1〜R6からのnack、ackに基づき経路情報を求めて、各光ルータR1〜R6の送受信手段55に送信し、これにより、変更手段54がルーティングテーブル51の経路情報を変更してもよい。
【0093】
(3)図6に示す装置において、変更手段54が、経路選定手段52からの転送の結果、選定した経路等によってルーティングテーブル51の経路情報を変更する構成を示したが、外部に設けられるネットワーク管理機器からの光信号に基づいて、変更手段54がルーティングテーブル51の経路情報を変更してもよい。すなわち、ネットワーク管理機器からの光信号のパケットの送信先アドレスが自機器宛ての場合、経路選定手段52が、パケットに含まれる経路情報を変更手段54に出力し、変更手段54が、ルーティングテーブル51の経路情報を変更してもよい。
【0094】
(4)図2、図6に示す装置において、ルーティングテーブル51の経路情報の個数は、サービスクラスに依存する構成を示したが、サービスクラスに依存せずに所定の個数としてもよい。
【0095】
(5)図2、図6に示す装置において、ルーティングテーブル51の経路情報を、光信号のパケットが転送されるごとに、変更手段54がルーティングテーブル51を参照し変更する構成を示したが、変更手段54を設けず、装置のメンテナンスのときにまとめてルーティングテーブル51の経路情報を変更するようにしてもよい。
【0096】
(6)図2、図6に示す装置において、経路選定手段は56は、転送先の機器からackを受信すると、転送が成功したと判断し、転送元にackを送信する構成を示したが、経路選定手段57は、最初に選定した経路に光信号を転送したならば、ただちに転送元にackを送信する構成としてもよい。
【0097】
(7)図2、図6に示す装置において、光バッファ20の可変分岐手段22によって光信号を分岐する構成を示したが、光信号を分岐することにより光パワーが減少するので、光ループ21に光増幅器を設け、減少した光信号の光パワーを増幅する構成としてもよい。
【0098】
(8)図2、図6に示す装置において、光スイッチ30と出力ポートOUT1〜OUT4の間に光信号のパケットを暗号化する暗号化手段を設けてもよい。これにより、光信号のパケットの内容の信頼性を高めることができる。
【0099】
(9)図2、図6に示す装置において、入力ポートIN1〜IN4、出力ポートOUT1〜OUT4の数は、4個とする構成を示したが、所望数設けてよい。
【0100】
(10)本装置は、ノード間を例に説明したが、もちろん光インタコネクションによって接続された、ボード間、チップ間の経路制御に本装置を用いてもよい。
【0101】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果がある。
経路設定部が、パケットに含まれる送信先アドレスによって、経路情報のなかから経路を転送先に選定し、光バッファの保持する光信号を分岐し転送させる。そして、転送が失敗すると次の経路の選定を行い、光バッファが保持する光信号を再度分岐して送信させるので、同一の光信号のパケットを固定された経路に送信するだけでなく、異なる経路に送信できる。こにれより、パケットの喪失が生じにくく、経路が空くまで待つ必要がない。これにより、光信号のパケットを高い信頼性で高速に転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を用いてネットワークの接続を示した一実施例である。
【図2】本発明の第1の実施例を示した構成図である。
【図3】図2に示す装置における光バッファ20を示した構成図である。
【図4】図2に示す装置の動作を示したフローチャートである。
【図5】試行回数が少ない場合に優先度を求めるフィルタリング関数を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例を示した構成図である。
【図7】従来のネットワークの接続例を示した構成例である。
【図8】従来のルータの例を示した構成図である。
【符号の説明】
20 光バッファ
21 光ループ
22 可変分岐手段
23 ドライバ
30 光スイッチ
50 経路設定部
51 ルーティングテーブル
52、56 経路選定手段
53 光スイッチドライバ
54 変更手段
55 送受信手段
57 タイマ
Claims (14)
- 光信号のパケットによって通信されるネットワークの経路上に配置され、光スイッチを用いて前記光信号のパケットを所望の経路に転送する光経路制御装置において、
前記光スイッチの前段に設けられ、前記光信号の光パワーを分岐し、一方の光信号を前記光スイッチに出力し、他方の光信号を保持する光保持手段と、
前記光信号のパケットの送信先アドレスに基づいて前記光スイッチの接続を切替えて、前記光保持手段に前記光信号の分岐を指示する経路設定部と
を有し、経路設定部は、転送が失敗すると前記光スイッチの接続を切替えて、前記光保持手段が保持する光信号のパケットを他の経路に出力させることを特徴とする光経路制御装置。 - 光保持手段は、
光信号を保持する光ループと、
この光ループと光スイッチに所望の分岐比で光信号の光パワーを分岐する可変分岐手段と、
経路設定部からの指示により、可変分岐手段の分岐比を制御するドライバと
を有することを特徴とする請求項1記載の光経路制御装置。 - 光保持手段は、可変分岐手段によって減少した光パワーを増幅する光増幅器を有することを特徴とする請求項2記載の光経路制御装置。
- 経路設定部は、
送信先アドレスに対応した経路情報を少なくとも1個有するルーティングテーブルと、
このルーティングテーブルの経路情報と光信号のパケットの送信先アドレスとに基づいて、経路を選定し、光保持手段の保持している光信号の分岐を指示する経路選定手段と、
この経路選定手段の選定結果に基づいて、光スイッチの接続を切替える光スイッチドライバと
を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光経路制御装置。 - ルーティングテーブルは、パケットのサービスクラスに対応した個数の経路情報を有することを特徴とする請求項4記載の光経路制御装置。
- ルーティングテーブルの経路情報は、優先順位を有し、
経路選定手段は、転送先の経路を、優先順位の高い経路から選定することを特徴とする請求項4または5記載の光経路制御装置。 - 経路選定手段は、転送先から少なくとも送達確認を示す受信通知を受信することにより、転送の成功または失敗を判断することを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の光経路制御装置。
- 経路設定部は、ルーティングテーブルの経路情報の優先順位を、転送先からの少なくとも送達確認を示す受信通知に基づいて変更する変更手段を設けたことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の光経路制御装置。
- 経路設定部は、送達確認を示す受信通知、および送達異常を示す受信通知を電気信号によって授受する送受信手段を設けたことを特徴とする4〜8のいずれかに記載の光経路制御装置。
- 経路設定部は、外部機器と電気的に接続され、外部機器からの経路情報によってルーティングテーブルの経路情報の優先順位を変更する変更手段を設けたことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の光経路制御装置。
- 経路設定部は、光信号のパケットに含まれる経路情報に基づいてルーティングテーブルの経路情報の優先順位を変更する変更手段を設けたことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の光経路制御装置。
- 経路選定手段は、タイマを有し、送達確認を示す受信通知として、光バッファに保持する光信号のパケットを転送元に出力させ、転送先から所望時間内に送達確認を示す受信通知を受信すると転送を成功したと判断することを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の光経路制御装置。
- 光スイッチから出力された光信号のパケットを暗号化する暗号化手段を設けたことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の光経路制御装置。
- ネットワークは、光インタコネクションによって接続されていることを特徴とする1〜13のいずれかに記載の光経路制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002284970A JP2004120696A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 光経路制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002284970A JP2004120696A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 光経路制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2004120696A true JP2004120696A (ja) | 2004-04-15 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002284970A Withdrawn JP2004120696A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 光経路制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004120696A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7133613B2 (en) | 2004-11-26 | 2006-11-07 | Yokogawa Electric Corporation | Address determination circuit and optical communication system |
| US7272312B2 (en) | 2003-01-16 | 2007-09-18 | Yokogawa Electric Corporation | Optical router |
| JP2017509185A (ja) * | 2013-12-31 | 2017-03-30 | 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | 環状光バッファならびに光信号を記憶するための方法および読み出すための方法 |
-
2002
- 2002-09-30 JP JP2002284970A patent/JP2004120696A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7272312B2 (en) | 2003-01-16 | 2007-09-18 | Yokogawa Electric Corporation | Optical router |
| US7133613B2 (en) | 2004-11-26 | 2006-11-07 | Yokogawa Electric Corporation | Address determination circuit and optical communication system |
| JP2017509185A (ja) * | 2013-12-31 | 2017-03-30 | 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | 環状光バッファならびに光信号を記憶するための方法および読み出すための方法 |
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