JP2004147612A - 乳酸発酵分解活性酵素組成物及び乳酸発酵組成物の製造方法 - Google Patents
乳酸発酵分解活性酵素組成物及び乳酸発酵組成物の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】廉価な古米、外米、屑米を利用し、これに麹菌を混入し、発酵させ、、ブドウ糖や乳糖などを含有する糖化酵素液を作製する、この糖化酵素液に酵母菌を混合し、嫌気状態で発酵させ、アルコールやアミノ酸の合成糖化液とする。他方、前記糖化酵素液と同等量の米糠を蒸し、この蒸し米糠と酒粕を混合した混合組成物を製造し、この混合組成物に前記合成糖化液を加え練り合わせ、含水率90%の粘液状態にし、4〜5日間放置し、PH3±0.5%となる乳酸発酵分解活性酵素組成物の構成である。
【選択図】なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、有機質物排出処分される一般生ゴミや食材残渣食品加工から排出される加工残渣など人間食材の残渣物を、有効活用し家畜やペット、魚類などの飼料として、再資源の有効利用すること及び家畜糞尿や有機質廃棄物を、乳酸発酵分解処理製法で、悪臭を抑制し、短時間でアミノ酸や有機栄養素を含む、良質な有機質発酵肥料を造り、地球環境に公害の無い循環型社会を目指し、有機質のリサイクルを還元する乳酸発酵分解活性酵素組成物、及びこの乳酸発酵分解活性酵素を利用した飼料や有機肥料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
有機質廃棄物は、ほとんどが焼却処分され、家畜糞尿だけがボカシ堆肥として、大地に還元されていますが、人間生活や社会生活において、さまざまな廃棄物を、焼却処分が多く行なわれている。その結果、大気汚染や環境汚染など自然環境を破壊しており、土壌環境にしても戦後食料難を基に、質より量産をかかげ化学肥料栽培や農薬散布を指導推進してきた給果、農地は微量要素欠乏し病害虫が多発し、作物は様々病原菌や害虫被害におかされ、そのつど農薬による防除を指導されている。このような土壌消毒により微生物を死滅させることになっているため化学無機質肥料や農薬駆除で、栽培した作物を食する人間も様々な現代病にかかり、免疫力が低下している。こうした土壌汚染は河川や湖沼、海洋汚染を引き起こす原因となってきた。
【0003】
こうした環境破壊から、自然環境保全を目指し体質改善を求められている。公害汚染の一つである廃棄物リサイクル法である従来の有機質廃棄物はほとんどが腐敗分解である。腐敗発酵肥料は未熟分解で施すると、地中で分解される際に、アンモニアや硫化水素などの有害ガスを発生し、根や葉を傷め枯らしている。腐敗発酵分解を完熟まで分解すると、タンパク質はアミノ酸からさらにアンモニアや硝酸までに分解され、無機質肥料になる。また腐敗発酵分解は、一般にはアミノ酸のチッソやイオンを好む硫酸還元菌やアンモニア化成菌がアミノ酸をエサに繁植し、アミン酸を無機のアンモニアや硫化水素に分解し、悪臭を放し腐敗が起こる。この為、悪臭公害が発生し近隣の人々からクレームが付き、現在の堆肥化施設ではクレームのない施設はないとまで言われており、悪臭を断つ為、脱臭装置を取り付け、臭の抑制を計っているが、完全に臭を除去することは出来なかった。
【0004】
また、堆肥化技術ですが、古来から体積型ボカシ堆肥を作り、農地に施しているが、畜産環境対策事業として、機械による堆肥製造設備化が推進され、ここ近年廃棄物リサイクル法が政令され、西暦2004年以後の家畜糞尿の野積禁止、罰則制度が施行される為、処理施設の整備が求められている。施設を確立するには、設置場所や機種選定の問題があります。設置場所に付いては、悪臭公害や汚染公害などでの住民反対による、設置場所の設定難、例え公害を一切出さないとしても、廃棄物処理施設が出来ると聞いただけで、反対のための反対である。これは現在までに施行された技術の結果だと思う。また、機種設定についても、構造や工程が変わっても結果は同じで、腐敗発酵分解である、腐敗分解に変わる、一度に大量の有機質物を分解処理する技術が無かったからです、そのためには悪臭公害や汚水公害がなく安全に、一度に大量の有機質排出物を分解処理が出来る技術が求められている。
【0005】
そこで乳酸発酵分解処理に関わる先行技術に関連する発明が、特開2002−201089号公報「有機物質の発酵分解促進資材と適合型発酵分解促進資材の製造方法」、及び特開2001−198553号公報「有機性食品廃棄物の処理方法」などが知られている。特開2002−201089号公報に記載される発明は、加熱処理した米糠または麩と水に市販の麹とミネラル成分を含有した鉱泉水および/またはミネラルとを混合し、主に、前記麹の酵素で自己消化させて酵素消化液となし、当該酵母を加えて発酵させ、てアルコールや乳酸菌や有機さんを含む酸性液に生成したことを特徴とする有機質物の発酵分解促進資材の製造方法で、米糠を発酵させてアルコールや乳酸を含有する酸性溶液とするものである。
また、特開2001−198553号公報に記載される発明は、有機食品廃棄物に、乳酸菌及び/又は乳酸菌の生育基質となる糖類を添加し、乳酸菌発酵処理することにより中間処理物を得ることを特徴とする有機性食品廃棄物の処理方法で、有機食品廃棄物に糖類を添加し、乳酸菌による発酵させて分解するものであるが、麹菌を添加することによる代謝発酵熱を利用して水分を除去して乾燥させて、乳酸菌や麹菌による飼料を製造することが開示されている。
【0006】
このような従来の方法は、麹菌を得る為に市販の高価な麹菌を使用するもので、食品廃材を分解させるにはコスト高となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、市販の麹菌を使用することなく、一般に廃棄されていた古米、外米、屑米を精米して麹菌を製造し、廉価な発酵組成物を製造するものである。
本発明の課題は、廉価に、短時間に食品廃棄物や家畜糞尿から無臭の無害な有機肥料や家畜用飼料を製造することを課題とするものである。
【0008】
このような従来の腐敗発酵分解処理方法は、人間生活社会において不利益を与え、利益を生む腐敗ではなく、発酵分解処理方法で問題を解決しようとするものであり、公害のない環境と循環型社会を造ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の前記課題は、廉価な古米、外米、屑米を精米して所要量を良く水洗いし、この洗浄米を蒸し、蒸し上がった蒸し飯を平らに広げ、この蒸し飯の温度の下がるまで放置し、これに麹菌を混入し、攪拌したものを木箱に入れて濡布を掛け、この木箱を発酵室内に入れ、発酵室の温度を管理しながら18〜20時間後に更に全体を攪拌し、40〜45時間後に出来上がった麹の仕上がり状態に合わせ、この麹量の3・3倍量の水を加熱した58〜60℃の湯中にこの麹を入れ、4〜5時間放置し、ブドウ糖や乳糖などを含有する糖化酵素液を生成させ、次に、この糖化酵素液に酵母菌を混合し、嫌気状態で発酵させ、アルコールやアミノ酸の合成糖化液を作り、他方、前記糖化酵素液と同等量の米糠を蒸し、この蒸し米糠と予め準備してある酒絞り粕を混合して混合組成物を製造し、次いで、この混合組成物に前記合成糖化液を加え練り合わせ、含水率90%の粘液状態にし、温度管理しながら一日一回攪拌し4〜5日間放置し、この間にアミノ酸、乳酸発酵させPH3±0.5%として乳酸発酵分解活性酵素組成物(乳酸粘液)とした有機質物の乳酸発酵分解活性酵素組成物の構成によって達成できる。
【0010】
本発明の前記課題は、廉価な古米、外米、屑米を精米して所要量を良く水洗いし、この洗浄米を蒸し、この蒸してできた蒸し飯を平らに広げて蒸し飯の温度の下がるまで放置し、これに麹菌を混合し攪拌し木箱に入れ濡布を掛け発酵室に入れ、温度管理し18〜20時間後に攪拌し40〜45時間放置してできた麹の仕上がり状態に合わせて、この麹量の3.3倍量の水を加熱した58〜60℃の湯に前記麹を入れ、麹酵素で4〜5時間糖化作用させ、ブドウ糖や乳糖など糖化酵素液を生成させ、次に温度30℃に低下したのを確認し、酵母菌を混合し24時間、嫌気状態で発酵し、アルコールやアミノ酸の合成糖化液とし、他方、前工程の前記糖化酵素液と同等量の米糠を蒸し、蒸し米糠と酒絞り粕を(蒸し米糠量の0.5割量)を混合し、更にこれに前記合成糖化液を加え練り合わせる、含水率90%の粘液状にし、温度管理しながら一日一回攪拌し4〜5日間、アミノ酸、乳酸発酵させPH3±0.5%の乳酸粘液に生成する有機質物の乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造方法によって達成できる。
【0011】
また、前記課題は、廉価な古米、外米、屑米を精米し、この米を所要量を良く水洗いし、この洗浄米を蒸し、蒸し上がった蒸し飯を平らに広げ揉みほぐし、全体温度が30〜35℃になるまで放置して冷やし、麹菌(黄麹または白麹1号菌で、黄麹の酵素力化aアミラーゼ2650,Sアミラーゼ481,プロテアーゼ93.0,ペプチダーゼ23200、白麹1号菌の酵素力化aアミラーゼ2550,Sアミラーゼ465,プロテアーゼ90.3,ペプチダーゼ22800含有)を振掛け揉み合せ、木箱に濡布を敷き麹蒸し米を入れ濡布を掛け、発酵室に入れ、室温30℃で18〜20時間発酵、一回攪拌し、発酵温度を25℃に下げ、40〜45時間で出来上がった麹の仕上がりに合わせ、麹量の3.3倍量の水を加熱した58〜60℃の湯に加熱麹を入れ、麹酵素で4〜5時間糖化作用によりブドウ糖や乳糖などを含有する糖化酵素液を生成させ、次にこの糖化酵素液の温度が30℃±1%に低下したのを確認し、酵母菌0.025%を混合し24時間、嫌気状態で30℃±1%で発酵させ、アルコールやアミノ酸の合成糖化液を生成させ、他方、前工程での糖化酵素液と同等量の米糠を蒸し、蒸し米糠と酒絞り粕(蒸し米糠量の0.5割量)を混合、更に、前記糖化酵素液を加え練り合わせ、含水率90±5%の粘液状にし、温度30℃±5%で、一日一回攪拌して4〜5日間発酵させる、アミノ酸、乳酸発酵させPH3±0.5%の乳酸粘液に生成する有機質物の乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造方法によって達成できる。
【0012】
更に、前記本発明の課題は、請求項1乃至請求項3によって製造した有機質物の乳酸発酵分解活性酵素組成物(以下乳酸粘液)という)を準備し、有機質排出物分解処理する飼料用資材、人間の食生活から出る食材残渣、食品加工場から出る加工残渣、期限切れ食材、などの食材残渣を破砕した後、この残渣に染み込むようにし、これを破砕脱水機により、破砕と水分を絞り取り、水分含水率65%±5%に調整し、(絞り水は後処理)破砕と水分調整した材料と乳酸粘液をまんべんなく混ぜ、発酵攪拌機に投入、投入した飼料原料に乳酸粘液(d当り2リットル)を混合し、前記乳酸粘液使用時に乳酸粘液1に対して3〜5倍量の水で薄めかき混ぜて飼料原料に混合発酵攪拌機で攪拌、発酵の繰り返し、温度35℃±10%で24時間乳酸発酵し、その後堆積槽で4〜6日間乳酸二次発酵します、堆積層では発酵温度60〜65℃に発酵し、2日に一回攪拌してから発酵堆積層から出した乳酸発酵分解終了時PH5±5%の酸性値製品とし、発酵完了製品を乾燥機で乾燥し、含水率20%±2%に乾燥したら、増粒機で粒状にし、製品袋詰めの工程で、動物類、魚類の飼料の製造方法であるアミノ酸や栄養素が多量に含む、乳酸発酵飼料に生成する乳酸発酵飼料の製造方法の構成によって達成できる。
【0013】
更に、本発明の課題は、前記請求項1乃至請求項4で製造したいずれかの乳酸粘液のPH3±0.5%の酸性粘液と、肥料資源に好ましくない有機質廃棄物、家畜排出物糞尿も含む原料とを混合して発酵攪拌機に投入し、乳酸粘液、原料m3当り2リットルの粘液を3〜5倍量の水で薄め、粘液を混台し発酵攪拌機で発酵、攪拌の繰り返しで、温度35±10%で6〜10時間一次発酵させます、味噌、醤油の香り、アミノ酸の香りになったら、二次発酵槽に移します、乳酸二次発酵は一日間40〜45度の発酵熱を保ち、65〜70℃に発酵します、二日に一回の割合で攪拌しながら、10〜15日間で完熟致します、酸性粘液で酸性発酵悪臭を抑制し、有機質排出物分解処理する、肥料用資材に好ましくない資源を、乳酸発酵を促進しアミノ酸や有機質、酵素など栄養分が豊富に含む、有機肥料に還元する。短時間で有機質肥料が生成される事を特徴とした乳酸発酵肥料の製造方法によって達成できる。
【0014】
本発明は有機質物廃棄処分する資源を、低コストでリサイクルするため価格の安い古米や外米、屑米などの廉価な原料米を精米し(この精米時に発生する米糠は後工程で便用)、所要量(製造する乳酸粘液量、体積でリットル×30%×0.45=白米量) を良く水洗いし蒸します、蒸し飯を広げ揉みほぐす、全体温度30〜35℃に冷やし、麹菌(酵素力化の強い味噌黄麹か白麹1号菌の種麹を使用する。酵素の力化「黄麹力化」は、aアミラーゼ2650,Sアミラーーゼ481,プロテアーゼ93.0,ペプチダーゼ23200,「白麹1号菌」aアミラーゼ2550,Sアミラーゼ465,プロテアーゼ90.3,ペプチダーゼ22800である。)を振り掛け揉み合せ、独自の方法で麹を造り、麹量の3.3倍量の水を加熱して58〜60℃の湯にし、この湯の中に製造した前記麹を入れる。麹菌の分泌する酵素の糖化作用を行なわせるために4〜5時間放置し、含まれるアミラーゼによってデンプン質を分解し、ブドウ糖や乳糖など糖化酵素液を生成させる。麹の酵素は一般に知られるa−アミラーゼ、グルコアミラーゼ、トランスグルコシダーゼ、酸性プロテアーゼ、酸性カルポキシペプチダーゼなど50種以上がある。
【0015】
次に麹の温度30℃±1%に低下したのを確認し、酵母菌0.025%を混合し温度30℃±1%で、24時間嫌気状態で発酵させ、アルコールやアミノ酸の合成糖化液にする。先に製造した糖化酵素液と同等量の米糠を蒸し、蒸し米糠と酒絞り粕を(蒸し米糠量の0.5割量)を混合,更に合成糖化液を加え練り合わせる、含水率90%の粘液状にする。
米糠を蒸し処理により、米糠を殺菌するとともに米糠の分解をしやすくし、栄養分を早く引き出し、この米糠にはデンプンや糖類の他、ビタミン、マグネシウムやリン酸などミネラルが多く含まれ、麹菌や酵母の餌になり、また有機質分解に使用時水に溶けやすい。
【0016】
本発明では、この米糠にあわせて酒粕を使用するのは、雑菌の繁殖を抑制しグルタミン酸、乳酸、コハク酸、アミノ酸、酢酸など酸類によっての殺菌効果が得られる他、酒粕に含むタンパク、脂肪、炭水化物、カルシウム、リン、鉄、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、ビタミンB1などの栄養素の活用、また粘液状にしたことにより商品の扱い、発送や使用時の簡易性、水で溶かすだけで使える便利さを有する。
【0017】
含水率90%の粘液状にした後、蓋付きポリ容器に入れ発酵室で、温度30℃で一日一回攪拌し4〜5日間発酵、発酵温度が上がるので35℃以上に上がらないように温度管理する。発酵することによりアミノ酸や乳酸菌類を合成し、PH3±0.5%の乳酸発酵分解活性酵素組成物(以下乳酸粘液)という)に生成した。
【0018】
有機質物乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造後、当該有機質物の乳酸発酵分解活性酵素組成物(以下乳酸粘液)という)による排出物分解処理する飼料用資材、人間の食生活から出る食材残渣、食品加工場から出る加工残渣、期限切れ食材、魚貝類加工残渣など処分するにはもったいない。これらの食材残渣は形状多様で、多様な成分と様々な種類の入り交じる、人間の食生活から出る食材残渣は、雑食動物や魚類の飼料として加工還元する。また食品加工場から出る加工残渣は、ある程度分類された有機質排出物資源となり、成分を組み合わせる事により、家畜やペットの飼料として、発酵分解飼料の加工還元が出来る。
【0019】
有機質飼料資源を発酵分解するためには、原料を破砕する必要があり、前述の乳酸粘液がまんべんなく原料に混ぜ、染み込むようにする事と、それには破砕脱水機により、破砕と水分量、水分含水率65±5%に調整し、微生物の活動と発酵に適した水分量に水分を絞り取ります(絞り水は後処理)。破砕と水分調整した材料を、発酵攪拌機に投入、投入した飼料原料に乳酸粘液(m3当り2リットル)を混合する。乳酸粘液使用時に乳酸粘液1に対し3〜5倍量の水で薄めかき混ぜて(水で薄める事により原料全体に行きわたるように薄める)使用する。飼料原料に混合発酵攪拌機で攪拌、発酵の繰り返し、温度35℃±10%で24時間乳酸発酵させる。
【0020】
食材残渣は形状多様で、又含有する成分も複雑で多様であるから、有機質は微生物活動により腐敗菌などがタンパク質を嫌気的に分解し、アンモニア、アミノ酸、アミン、硫化水素、メルカプトエタノール、などの臭気のある物質を産生するが、このような腐敗細菌やボツリヌス菌などの食中毒菌は、中性〜アルカリ性を好み酸性に弱い。従って、本発明のような乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造方法で生成された乳酸粘液はPH3±0.5%貼の酸性粘液であるから前述のような腐敗菌等を死滅させることが出来る。食材排出物残渣原料に、乳酸粘液(m3当り2リットル)の薄め液を混合すると、乳酸菌、有機酸、アルコールなどの酸性溶液が、分解原料のPHが低下することにより、腐敗細菌やボツリヌス菌などの食中毒菌の増殖を抑制し腐敗細菌や中性〜アルカリ性細菌が除菌され、乳酸発酵分解が促進する。
【0021】
発酵攪拌機で24時間一次発酵させます、アミノ酸、(味噌、醤油)の香りになったら、堆積槽に移し4〜6日間乳酸二次発酵します、堆積層では発酵温度60〜65℃に発酵します、2日に一回攪拌して製造する。発酵堆積層から出した乳酸発酵分解終了時PH5±5%の酸性値製品である、乳酸菌や麹酵素の触媒反応による分解、タンパン質はアミノ酸に分解、有機アミノ酸やタンパク質はすべてアミノ酸を合成する。乳酸発酵で製造された、発酵飼料は日持がよく保存に適し、アミノ酸や栄養素を多量に含み、化学物質や防腐剤などは一切含まず、安全な発酵飼料である事を特徴とする。発酵完了製品を乾燥機で乾燥します、含水率20±2%に乾燥したら増粒機で粒状にし、製品袋詰めの工程で、動物類、魚類の飼料の製造方法であるアミノ酸や栄養素が多量に含む、乳酸発酵飼料を生成した。
【0022】
飼料資源に好ましくない有機質廃棄物、食生活から出る生ゴミ類、産業有機廃棄物、家畜排出物糞尿、漁業廃棄物、下水処理場脱水汚物など種類多様であり、こうした有機排出物を、乳酸発酵分解活性酵素組成物で、悪臭を抑制し悪臭公害なく、有機質発酵肥料に還元する。リサイクル資源原料を、発酵撹拌機に投入し、水分調整致します、水分調整材として、製品かされた有機肥料を戻しコンポストに使用(またモミ殻、米糠、パーク類他も使用できます)し、発酵分解処理する原料に混合、水分含水率65±0.5%に調整する、次に乳酸粘液、原料m3当り2リットルの粘液を3〜5倍量の水で薄めた、粘液を混合し発酵攪拌機で、攪拌発酵の繰り返しで、温度35±10%で6〜10時間一次発酵させる。
【0023】
有機質は腐敗臭が伴いますが、腐敗細菌やボツリヌス菌などの食中毒菌は、中性〜アルカリ性を好み酸性に弱い、乳酸粘液はPH3±0.5%の酸性粘液で、この酸性粘液を混合することにより、腐敗細菌や食中毒菌が排除され、瞬時に悪臭が制御し無くなり、乳酸発酵し種々の有機酸、アミノ酸が生成される。アミノ酸の香りになったら発酵槽に移し、乳酸二次発酵槽では、一日目は40〜45℃の発酵熱を保ち、二日目からしだいに発酵熱が上がり65〜70℃に発酵します、二日目位から白いカビ放線菌、表層から入り繁殖してくる放線菌は生きている細胞には侵入しない死物寄生菌で、発酵分解の進化をあらわす目安となる。また放線菌はタンパク分解性が強く、難分解性のリグニンなどを分解し、抗生物質を分泌する。放線菌含む発酵肥料を土壌に施すると、病害を引き起こすフザリウム菌などの繁植を抑制し抗生物質を分泌し病害を防ぐ、また放線菌は乾操を好み水分をどんどん気化させ、コンポストを乾燥させ短時間で完熟製品化する。二日に一回の割合で撹拌しながら10〜15日間で完熟すことになる。有機アミノ酸からタンパク質を分解し必須アミノ酸類を合成し、悪臭を抑制しながら製造される有機質肥料は、アミノ酸や有機栄養素を含む、良質な発酵肥料が製造される。
【0024】
有機質発酵肥料の製造工程において、水分含水率100%の排出物や汚水、家畜の尿、それと発酵肥料製造の過程で水分調整で出る絞り水などは、発酵肥料製造の際に、発酵肥料完熟製品(完熟製品の含水率35〜40%である)を、戻しコンポストとし水分調整材に使用する。戻しコンポストに水分を染み込ませ、含水率65±0.5%に調整し、染み込んだ戻し材をもう一度発酵攪拌機に投入し、乳酸粘液を混合し発酵分解処理する。発酵肥料製造工程で汚水や排水など一切出さず、水処理する必要はない肥料が製造される。
【0025】
解決するための手段として、有機質排出物を有効活用するか、以下に良い製品に変えて自然環境を守り自然循環を維持出来るかである。
本発明はタンパク質、脂肪、炭水化物、ミネラル、ビタミン、繊維素の六大栄養素を含む、栄賽豊富な発酵食品飼料に還元し、一方では有機質物を、良質な乳酸発酵有機肥料を製造する。発酵肥料には、アミノ酸、有機酸、酵素などによって無毒化され、吸収されやすくなったミネラル、ビタミン、ホルモン、などが豊富に含まれ、病害虫に阻害されない健康で栄養豊富な作物が収穫出来る。
【0026】
従来型、腐敗発酵分解で処理された堆肥は、有機物タンパク質はアミノ酸、さらにアンモニアや硝酸まで分解され、無機質になります。1840年代にドイツの科学者リービヒが、植物は無機質の栄養分でなければ吸収出来ないという無機栄養説があり、科学肥料や無機質肥料を土壌に施した。その後、アミノ酸などの有機物が直接植物に吸収され、そのまま体内の代謝経路に組み込まれていくことが証明された。植物がアンモニアや硝酸で吸収した場合は、光合成で生産した炭水化物とこれらの無機態チッソとの合成によりアミノ酸が作られるが、有機体のアミノ酸で吸収されれば、この工程が必要で無くなる。そのため有機肥料は吸収しやすく即効性がある。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造工程の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造工程の概略を示すブロック図である。図2は本発明乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造に使用する麹を作成するフロー図である。図3は本発明乳酸発酵分解活性酵素組成物に使用する糖化酵素液を製造するフロー図である。図4は本発明の乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造工程を示すフロー図である。図5は本発明乳酸発酵飼料の製造方法の実施形態を示すフロー図である。図6は本発明乳酸発酵肥料の製造工程を示す実施形態のフロー図である。
【0028】
有機質排出物を家畜やペットの飼料として、また肥料としての資源有効活用する乳酸発酵分解活性酵素組成物について説明する。
【実施例】
以下の原料及び資材を用意し、先に乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造、次の材料と使用量を用意した。
古米 13.5 リットル
麹菌 0.10 g
水 100.0 リットル
蒸米糠 85.0 リットル
酒粕 15.0 リットル
酵母 0.25リットル
【0029】
本発明の乳酸発酵分解活性酵素組成物(乳酸粘液)の実施形態の製造工程を詳細に説明する。
最初、古米を30Kg入り玄米一袋分を精米機に投入し、精米機で精米して白米とした。この白米13.5リットルを良く水洗いして水に4時間潤したのち、水を切り蒸しあげる。蒸し米をほぐしながら広げ放置し、温度30℃まで低下したら、酵素力化の強い味噌麹の黄麹菌0.10gを全体に振り掛け良く揉み混ぜる。これを木箱に入れ、布を80℃以上の湯に入れ殺菌消毒を兼ね布を濡らし、この布を軽く絞り水を切る。濡布を木箱に敷きその上に麹菌をまぶした蒸し米を入れ均等にする、その蒸し米の上にまた濡れ布を被せ、この木箱を発酵室に入れる。発酵室内の温度を30℃に設定し発酵させる、発酵室内には水入れ容器を用意し室内湿度を50%にする。発酵18〜20時間後に一回揉みはぐし攪拌する。この時点で発酵温度が33〜34℃に上昇している場合は、室温調整し発酵温度が上がり過ぎないようにする。約40〜45時間で黄麹カビ、アスペルギルス・オリゼが増殖し、麹が出来上がる。
【0030】
麹の出来上がり量は、白米13.5リットル÷0.45=30リットルに増量する。次に麹量の3.3倍量の水100リットルを加熱した60℃の湯にする。この60℃の湯に麹を入れ良くかき混ぜる。4〜5時間麹酵素の糖化作用させ、麹の酵素はa−アミラ←ゼ、グルコアミラーゼ、トランスグルコシダーゼ、酸性プロテアーゼ、酸性カルポキシペプチダーゼ、など50種類以上含まれる。蒸し米のデンプン質を分解しブドウ糖や乳糖などを含有する糖化酵素液が生成する。
次にこの糖化液の温度が30℃まで低下したのを確認し、酵母バイオ液0.02リットルを混入し良くかき混ぜて、密封蓋をして発酵室に入れ発酵させる。発酵室温度を30℃に設定し24時間嫌気状態で発酵し、アルコールやアミノ酸の合成糖化液を製造する。
【0031】
前工程での糖化酵素液と同等量100リットルの米糠を蒸す。これは殺菌の目的もあるが、この米糠が分解されやすくする事と、米糠の栄養素デンプンや糖類ビタミン、マグネシュウムやリン酸などミネラルが多く含まれ、麹菌や酵母の餌になり、また有機質分解に使用時、水に溶けやすい事などの効果が得られる。
この蒸した米糠に酒絞り粕を米糠量の0.5%、5リットルを混ぜ合わせる。酒粕を使用することにより、雑菌の繁植を抑制しグルタミン酸・乳酸・コハク酸・アミノ酸・酢酸など酸類により殺菌効果が得られる他、酒粕に含むタンパク・脂肪・炭水化物・カルシウム・リン・鉄・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・亜鉛・ビタミンB1などの栄養素の活用、蒸し米糠と酒粕を混合、さらにアルコールやアミノ酸の合成糖化液と混合し良くかき混ぜて、含水率90%の粘液状にする。
【0032】
混合粘液を発酵室に入れ、室温30℃に設定し一日一回攪拌し、4〜5日間発酵させ酵母や乳酸など酸類によって原液PH3±0.5%の酸性粘液が合成される。
この製造された乳酸発酵分解活性酵素組成物は分析結果、乳酸菌・クエン酸・乳酸などが合成され、乳酸粘液に生成したことが確認された。
乳酸発酵分解活性酵素組成物
乳酸菌 2.2×108 /g
クエン酸 <0.1g/100g
乳酸 1.6 g/100g
PH(10倍希釈液) 3.9
(日本冷凍食品検査協会、試験方法は、BCP加プレートカウント観点平板培養法で乳酸菌を計測、ガラス電極法でPH測定、クエン酸及び乳酸は高速クロマトグラフ法による。)
【0033】
この乳酸発酵分解活性酵素組成物を使用し、有機質排出物資源を利用し、家畜やペット・魚貝類の飼料製造実施に基づき詳細に説明する。
人間食材残渣や食品加工から排出される食品残渣または期限切れ食品などを再利用し、乳酸発酵分解し、飼料を製造する。
製造の為に用意した材料は次の通りである。
【0034】
有機質残渣は形状多様で、最初に金属類の磁選機による分別と、製品加工の際にふるい選別を行なう。分別された原料資材を破砕脱水機にかけて、破砕脱水機は形状5mm程℃の大きさに破砕し,更に、水分を脱水する。資材原料の含水率65%に調整し、破砕脱水された原料を発酵攪拌機に投入し、乳酸粘液を混合する。乳酸粘液を使用する場合、水で薄めて使用する。乳酸粘液0.5リットルに対して2.5リットル量の水で薄めかき混ぜて原料に混合し、発酵攪拌機で発酵、攪拌の繰り返しで24時間、35℃±10%の温度で一次発酵させる。その後、堆積槽に移し二次発酵4〜6日間自然発酵し製造する。発酵分解された製品を、ふるい選別をし、乾燥機にかけ含水率20±2%に乾燥し、増粒機で粒状にし、袋詰めして製品とする。
【0035】
本発明の乳酸発酵分解活性酵素組成物(乳酸粘液)による有機質排出物を乳酸発酵分解処理し飼料製造過程を実施に基づき詳細に説明する。
乳酸発酵分解処理技術は、微生物の優劣を定める環境を作る事により、有機質物を迅速に発酵分解し食中毒菌や悪玉菌を抑制し、栄養価が含まれる発酵飼料を製造する。
有機質排出物は特に腐敗が伴い悪玉菌類が増殖している。この悪玉菌類は中性〜アルカリ性を好み繁植するので、有機質排出物を飼料として再利用するには、これら腐敗菌やボツリヌス菌など食中毒菌類の悪玉細菌を排除することになる。乳酸発酵分解活性酵素組成物の乳酸粘液は、PH3±0.5%の酸性粘液であるから、中性やアルカリ性で繁植する細菌は、酸性乳酸粘液を混合する事により、生殖出来ない環境になり死滅する。
発酵攪拌機で攪拌しながら発酵させ、この場合、温度が上昇しないように一定温度を保っために攪拌し35℃±10%の温度で発酵させる。乳酸菌や酵素の分解活性温度は30〜40℃が酵素作用する最適温度である。また発酵により有機質原料全体がPH4〜5%の酸性化となる。
【0036】
有機質原料が酵素作用により、デンプンを分解するアミラーゼ・タンパク質を分解するプロテアーゼ・核酸を分解するヌクレアーゼや脂肪を分解するリパーゼなど強力な酵素群50種類以上の酵素がある。酵素の働きにより乳酸やクエン酸など酸類を合成し、PHを低下する。酸化状態でも還元状態でも生きられる菌、条件的嫌気性菌である乳酸菌の活動の場となり、乳酸発酵により無毒化されアミノ酸やどタミン、ミネラルを含む発酵食品飼料となる。 有機質食材残渣には家庭や食堂関係から排出されている生ゴミは成分多様で、これらの資源は雑食動物の飼料になり、また食品加工所から排出される加工残渣は、一定成分の有機質排出物が見込まれので、こうした成分別資源を組み合わせ、色々な動物の飼料を製造する事が出来る。一般家庭の生ゴミとホテルの食材残渣を乳酸発酵分解処理して製造した、発酵飼料の分析結果表は次の通りである。
【0037】
一般生ゴミから得た家畜、ペットの発酵飼料分析試験結果は以下の通りであった。
発酵飼料
サルモネラ /25g 陰性
粗たんぱく質 12.7%
窒素全量 2.0%
粗 脂 肪 12.2%
粗 繊 維 16.6%
粗 灰 分 11.2%
カルシウム 0.89%
リ ン 0.83%
食 塩 分 0.9%
鉛 0.5ppm
カドミウム 0.07ppm
総 水 銀 0.02ppm
ヒ 素 検出せず(<0.2ppm)
(サルモネラ〜リンまでは飼料分析基準によって測定、食塩分はモール法による。鉛、カドミウムは原子吸光光度法、総水銀は還元気化原子吸光光度法、ヒ素は電気加熱原子吸光光度法によって測定した。)
【0038】
有機質排出物資源で飼料として好ましくない資源を有機質発酵肥料に分解還元する。有機質資源を乳酸発酵分解活性酵素組成物で、発酵分解処理し有機発酵肥料を製造実施に基づき、次の材料を用意した。
【0039】
有機質生ゴミの腐敗が進行した物や家畜の糞尿、他動植物性排出物類を悪臭なく、迅速に一括発酵分解処理し、有機発酵肥料に還元する事が出来る。有機質排出物資源を(固形物類は破砕機で粉砕してから投入)発酵撹拌機に投入し、乳酸粘液を混合(m3当たり2リットル)する。乳酸粘液を使用する場合水で薄めて(3〜5倍に薄める)使用する。実施に際し用意した原料は水分調整材共405リットル量なので乳酸粘液は0.8リットルを水4リットルで薄めかき混ぜて原料に混合する。乳酸粘液を薄めるのは迅速に原料全体に混ざるように薄める。原料と乳酸粘液を混合、発酵攪拌機で発酵、攪拌の繰り返しで6時間、35℃±10%の温度で一次発酵する。乳酸発酵分解活性酵素組成物の乳酸粘液は、PH3±0.5%の酸性粘液であるから中性やアルカリ性で繁殖する腐敗菌や病原菌、食中毒菌、悪玉細菌は、酸性乳酸粘液を混合する事により、生植出来ない環境にし、悪臭を抑制することができる。次に酵素触媒作用により、有機アミノ酸やタンパク質はすべてアミノ酸に分解してアミノ酸を合成する。
【0040】
アミノ酸(味噌、醤油)の香りになったら、二次発酵槽に移す、乳酸二次発酵は、酸性が強く40〜45℃の発酵温度を保ち、二日目ぐらいから除除に発酵熱が上昇し、65〜70℃になって発酵が行われ、二目目位から白いカビ放線菌が表層より入り繁植し、発酵槽では二日に一回の割合で攪拌し、10〜15日間で完熟有機肥料が生成される。
本発明の乳酸発酵分解活性酵素組成物で製造した有機肥料を、小松菜で発芽試験をしました。発酵分解処理4日日と7日日と15日日の有機肥料を50%と山土50%で発芽試験の結果、いずれも発芽100%の成績でした。また製造された有機肥料を水田稲作に使用し、有機米を3年間収獲した。
有機肥料で作った有機米は粒が大きく、食べて美味しく、また収穫量も従来の収穫量と変わりなく収獲出来た。有機肥料を施し栽培する稲作には病害虫被害がなく成育する。また畑に有機肥料を施し無農薬野菜栽培をしており、有機野菜は大きく育ち食べて美味しく、キュウリを生で食べると甘味がありとても美味しいものが出来た。トマトは寒くなる迄収獲でき、寒さで赤く色付しなくなるまで収獲出来た。無農薬で有機野菜栽培にも病害虫被害が年々抑制された。
【0041】
乳酸発酵分解活性酵素組成物で製造した、有機発酵肥料の分析、試験成績証明書は次の通りである。
有機肥料(牛糞・鶏糞・豚糞から)
水 分 24.2%
窒素全量 1.8%
リン酸全量(P2O5 として) 3.21%
カリウム全量(K2Oとして) 1.89%
炭素窒素比(C/N) 15
(肥料分析法により測定、ただし炭素窒素比はケルダール法及び炭素計による。)
【0042】
本発明の乳酸発酵分解活性酵素組成物による有機肥料の脱臭効果実験成績表は以下の通りであった(茨城県株式会社環境研究センター)。測定は、生ゴミ等を投入したとき。乳酸発酵24時間後、堆積槽に分析したものである。
【0043】
【表1】
【0044】
この結果にあるように、悪臭を発生する成分は完全に存在せず。しかも有害菌は死滅している。
【0045】
また、本発明の乳酸発酵分解活性酵素組成物を使用して製造した有機肥料について分析結果は以下の通りであった。
有機肥料
窒素全量 1.8 %
ヒ 素 0.6 ppm
カドミウム 0.30ppm
総水銀量 0.02ppm
有機態窒素 1.59 %
アンモニア性窒素 0.15 %
硝酸性窒素 <0.001%
亜硝酸性窒素 <0001%
(窒素全量、有機態窒素〜亜硝酸性窒素は肥料分析法による。ヒ素はICP発光分析法により測定、カドミウムは原子吸光光度法、総水銀は還元気化原子吸光光度法によって測定した。)
含有するアミノ酸組成は表2にしめされる通りであった。
【0046】
【表2】
【0047】
この試験方法は飼料分析基準に準じる。
メチオニンは過ギ酸処理後飼料分析基準に準じる。
この試験成績証明書(日本冷凍食品検査協会)にあるように有機肥料として有害な組成物は殆ど含まれていない。また悪臭の発生も無かった。
【0048】
【発明の効果】
本発明の乳酸発酵分解活性酵素組成物は廉価な麹を使用するので、廉価に製造することが出来る。しかも、この活性酵素組成物は食材残渣などや家畜風に対して効果的に作用し、臭気を発生する臭気物質は完全に分解し、完全に臭気を撲滅することが出来る。また、発酵によって発生する腐敗細菌やボツリヌス菌などの食中毒菌は、中性〜アルカリ性を好み酸性に弱いので死滅させることができる。食材排出物残渣原料に、乳酸粘液(m3当り2リットル)の薄め液を混合すると、乳酸菌、有機酸、アルコールなどの酸性溶液が、分解原料のPHが低下することにより、腐敗細菌やボツリヌス菌などの食中毒菌の増殖を抑制し腐敗細菌や中性〜アルカリ性細菌が除菌され、乳酸発酵分解が促進する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造工程の概略を示すブロック図である。
【図2】本発明乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造に使用する麹を作成するフロー図である。
【図3】本発明乳酸発酵分解活性酵素組成物に使用する糖化酵素液を製造するフロー図である。
【図4】本発明の乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造工程を示すフロー図である。
【図5】本発明乳酸発酵飼料の製造方法の実施形態を示すフロー図である。
【図6】本発明乳酸発酵肥料の製造工程を示す実施形態のフロー図である。
Claims (9)
- 廉価な古米、外米、屑米を精米して所要量を良く水洗いし、この洗浄米を蒸し、蒸し上がった蒸し飯を平らに広げ、この蒸し飯の温度の下がるまで放置し、これに麹菌を混入し、攪拌したものを木箱に入れて濡布を掛け、この木箱を発酵室内に入れ、発酵室の温度を管理しながら18〜20時間後に更に全体を攪拌し、40〜45時間後に出来上がった麹の仕上がり状態に合わせ、この麹量の3・3倍量の水を加熱した58〜60℃の湯中にこの麹を入れ、4〜5時間糖化作用させ、ブドウ糖や乳糖などを含有する糖化酵素液を生成させ、次に、この糖化酵素液に酵母菌を混合し、嫌気状態で発酵させ、アルコールやアミノ酸の合成糖化液を作り、他方、前記糖化酵素液と同等量の米糠を蒸し、この蒸し米糠と予め準備してある酒絞り粕を混合して混合組成物を製造し、次いで、この混合組成物に前記合成糖化液を加え練り合わせ、含水率90%の粘液状態にし、温度管理しながら一日一回攪拌し4〜5日間放置し、この間にアミノ酸、乳酸発酵させPH3±0.5%として乳酸発酵分解活性酵素組成物(乳酸粘液)とすることを特徴とする有機質物の乳酸発酵分解活性酵素組成物。
- 廉価な古米、外米、屑米を精米して所要量を良く水洗いし、この洗浄米を蒸し、この蒸してできた蒸し飯を平らに広げて蒸し飯の温度の下がるまで放置し、これに麹菌を混合し攪拌し木箱に入れ濡布を掛け発酵室に入れ、温度管理し18〜20時間後に攪拌し40〜45時間放置してできた麹の仕上がり状態に合わせて、この麹量の3.3倍量の水を加熱した58〜60℃の湯に前記麹を入れ、麹酵素で4〜5時間糖化作用させ、ブドウ糖や乳糖など糖化酵素液を生成させ、次に温度30℃に低下したのを確認し、酵母菌を混合し24時間、嫌気状態で発酵し、アルコールやアミノ酸の合成糖化液とし、他方、前工程の前記糖化酵素液と同等量の米糠を蒸し、蒸し米糠と酒絞り粕を(蒸し米糠量の0.5割量)を混合し、更にこれに前記合成糖化液を加え練り合わせる、含水率90%の粘液状にし、温度管理しながら一日一回攪拌し4〜5日間、アミノ酸、乳酸発酵させPH3±0.5%の乳酸粘液を生成したことを特徴とする有機質物の乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造方法。
- 廉価な古米、外米、屑米を精米し、この米を所要量を良く水洗いし、この洗浄米を蒸し、蒸し上がった蒸し飯を平らに広げ揉みほぐし、全体温度が30〜35℃になるまで放置して冷やし、麹菌(黄麹または白麹1号菌で、黄麹の酵素力化aアミラーゼ2650,Sアミラーゼ481,プロテアーゼ93.0,ペプチダーゼ23200、白麹1号菌の酵素力化aアミラーゼ2550,Sアミラーゼ465,プロテアーゼ90.3,ペプチダーゼ22800含有)を振掛け揉み合せ、木箱に濡布を敷き麹蒸し米を入れ濡布を掛け、発酵室に入れ、室温30℃で18〜20時間発酵、一回攪拌し、発酵温度を25℃に下げ、40〜45時間で出来上がった麹の仕上がりに合わせ、麹量の3.3倍量の水を加熱した58〜60℃の湯に加熱麹を入れ、麹酵素で4〜5時間糖化作用によりブドウ糖や乳糖などを含有する糖化酵素液を生成させ、次にこの糖化酵素液の温度が30℃±1%に低下したのを確認し、酵母菌0.025%を混合し24時間、嫌気状態で30℃±1%で発酵させ、アルコールやアミノ酸の合成糖化液を生成させ、他方、前工程での糖化酵素液と同等量の米糠を蒸し、蒸し米糠と酒絞り粕(蒸し米糠量の0.5割量)を混合、更に、前記糖化酵素液を加え練り合わせ、含水率90±5%の粘液状にし、温度30℃±5%で、一日一回攪拌して4〜5日間発酵させる、アミノ酸、乳酸発酵させPH3±0.5%の乳酸粘液に生成することを特徴とする有機質物の乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造方法。
- 前記請求項1乃至請求項3に記載の製造方法において、前記米糠を蒸すことにより殺菌はもとより米糠の分解をしやすくする事と栄養分を早く引き出す事及びこの米糠にデンプンや糖類ビタミン、マグネシウムやリン酸などミネラルが多く含まれ、これらが麹菌や酵母の餌になり、また、有機質分解に使用時水に溶けやすくなり、あわせてこの米糠に酒粕を混合することにより、雑菌の繁植を抑制しグルタミン酸、乳酸、コハク酸、アミノ酸、酢酸など酸類によっての殺菌効果が得られる他、酒粕に含むタンパク、脂肪、炭水化物、カルシウム、リン、鉄、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、ビタミンB1などの栄養素が多く含まれるようになり、商品としての扱い、発送、使用時の簡易性、水で溶かすだけで使える便利さを有することを特徴にした有機質物の乳酸発酵分解活性酵素組成物の製造方法。
- 廉価な古米、外米、屑米を精米し使用する必要量を良く水洗いした後、蒸した蒸し飯を広げ温度の下がるまで放置し、麹菌を混合し攪拌し木箱に入れて表面に濡布を掛けた状態で発酵室内に入れ、発酵室内の温度管理し18〜20時間後に木箱内で攪拌した後、40〜45時間放置し、出来上がった麹の仕上がりに合わせ、麹量の3.3倍量の水を加熱した58〜60℃の湯の中に仕上がった麹を入れ、麹酵素で4〜5時間糖化作用させ、ブドウ糖や乳糖など含有する糖化酵素液を生成し、これに酵母菌を混合、嫌気状態で発酵させてアルコールやアミノ酸の合成糖化液とし、他方、前工程での糖化酵素液と同等量の米糠を蒸し、蒸し米糠と酒絞り粕を混合して混合組成物とし、更に、この混合組成物に合成糖化液を加え練り合わせ、含水率90%の粘液状にし、温度管理しながら一日一回攪拌し4〜5日間、アミノ酸、乳酸発酵させPH3±0.5%の乳酸粘液に生成した有機質物の乳酸発酵分解活性酵素組成物(以下乳酸粘夜)という)を準備し、有機質排出物分解処理する飼料用原料を脱水機によって水分調整したものを発酵攪拌機に投入し、この飼料原料に前記乳酸粘液(m3当り2リットル)を混合し、乳酸粘液使用時に乳酸粘液1に対して3〜5倍量の水で薄めかき混ぜて、飼料原料に混合し、発酵攪拌機で攪拌、発酵の繰り返し、温度35℃±10%で24時間乳酸発酵し、その後堆積槽で4〜6日間乳酸二次発酵させ、乳酸発酵分解終了時PH5±5%の酸性値の製品とし、この発酵完了製品を乾燥機で乾燥し、増粒機で粒状にし、製品袋詰めの工程で、動物類、魚類の飼料とすることを特徴とする乳酸発酵飼料の製造方法。
- 請求項1乃至請求項3によって製造した有機質物の乳酸発酵分解活性酵素組成物(以下乳酸粘液)という)を準備し、
有機質排出物分解処理する飼料用資材、人間の食生活から出る食材残渣、食品加工場から出る加工残渣、期限切れ食材、などの食材残渣を破砕した後、この残渣に染み込むようにし、これを破砕脱水機により、破砕と水分を絞り取り、水分含水率65%±5%に調整し、(絞り水は後処理)破砕と水分調整した材料と乳酸粘液をまんべんなく混ぜ、発酵攪拌機に投入、投入した飼料原料に乳酸粘液(m3当り2リットル)を混合し、前記乳酸粘液使用時に乳酸粘液1に対して3〜5倍量の水で薄めかき混ぜて飼料原料に混合発酵攪拌機で攪拌、発酵の繰り返し、温度35℃±10%で24時間乳酸発酵し、その後堆積槽で4〜6日間乳酸二次発酵します、堆積層では発酵温度60〜65℃に発酵し、2日に一回攪拌してから発酵堆積層から出した乳酸発酵分解終了時PH5±5%の酸性値製品とし、発酵完了製品を乾燥機で乾燥し、含水率20%±2%に乾燥したら、増粒機で粒状にし、製品袋詰めの工程で、動物類、魚類の飼料の製造方法であるアミノ酸や栄養素が多量に含む、乳酸発酵飼料に生成することを特徴とする乳酸発酵飼料の製造方法。 - 請求項1乃至請求項3において製造したいずれかの乳酸粘液に、有機質排出物分解処理する飼料用資材、人間の食生活から出る食材残渣、食品加工場から出る加工残渣、期限切れ食材などの食材残渣の原料を混合し、乳酸発酵させて得た乳酸粘液はPH3±0.5%の酸性粘液で、この乳酸粘液(m3当り2リットル)の薄め液を食材排出物残渣原料に混合すると、乳酸菌、有機酸、アルコールなどの酸性溶液が、分解原料のPHが低下することにより、腐敗細菌やボツリヌス菌などの食中毒菌の増殖を抑制し腐敗細菌や中性〜アルカリ性細菌が除菌され、乳酸発酵分解が促進します、麹酵素の触媒反応による分解、タンパン質はアミノ酸に分解、有機アミノ酸やタンパク質はすべてアミノ酸を合成する乳酸発酵で製造することを特徴とする乳酸発酵飼料の製造方法。
- 前記請求項1乃至請求項4で製造したいずれかの乳酸粘液のPH3±0.5%の酸性粘液と、飼料資源に好ましくない有機質廃棄物、家畜排出物糞尿も含む原料とを混合して発酵攪拌機に投入し、乳酸粘液、原料m3当り2リットルの粘液を3〜5倍量の水で薄め、粘液を混台し発酵攪拌機で発酵、攪拌の繰り返しで、温度35±10%で6〜10時間一次発酵させます、味噌、醤油の香り、アミノ酸の香りになったら、二次発酵槽に移します、乳酸二次発酵は一日間40〜45度の発酵熱を保ち、65〜70℃に発酵します、二日に一回の割合で攪拌しながら、10〜15日間で完熟致します、酸性粘液で酸性発酵悪臭を抑制し、有機質排出物分解処理する、飼料用資材に好ましくない資源を、乳酸発酵を促進しアミノ酸や有機質、酵素など栄養分が豊富に含む、有機肥料に還元する。短時間で有機質肥料が生成される事を特徴とした乳酸発酵肥料の製造方法。
- 飼料資源に好ましくない有機質廃棄物、家畜排出物糞尿も含む原料を、発酵攪拌機に投入し、水分調整致し、水分調整材として製品化された有機肥料を戻しコンポスト、またはモミ殻、米糠、バーク類を使用し、発酵分解処理する原料に混合、水分含水率65%±0.5%に調整し、次に乳酸粘液、原料m3当り2リットルの粘液を3〜5倍量の水で薄めて、粘液を混合し発酵攪拌機で発酵、攪拌の繰り返しで一次発酵させ、乳酸粘液はPH3±0.5%の酸性粘液となるから、この酸性粘液を混合することにより、腐敗細菌や食中毒菌が排除され、瞬時に悪臭が制御し無くなり、乳酸発酵し種々の有機酸、アミノ酸が生成される発酵槽での二次発酵によって、有機アミノ酸からタンパク質を分解し必須アミノ酸類を合成する悪臭を抑制しながら製造される有機質肥料は、アミノ酸や有機栄養素を含む、良質な発酵肥料することを特徴とする乳酸分解肥料の製造方法。
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