JP2004167401A - 排水処理装置および排水処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】汚泥貯留槽から汚泥流路を介して汚泥脱水機へ注入する汚泥または汚泥脱水機から分離される分離液の濃度または透明度に応じて、汚泥の注入量や凝集剤の注入量を加減しつつ分離液の所定の透明度を得る。
【解決手段】汚泥22を貯留する汚泥貯留槽26と、凝集剤24を貯留する凝集剤貯留槽32と、汚泥22を脱水する汚泥脱水機23と、前記汚泥貯留槽26からの汚泥流路27に設けられ、汚泥貯留槽26内の汚泥22を汚泥脱水機23に注入する汚泥注入ポンプ31と、前記凝集剤貯留槽32からの凝集剤流路34に設けられ、凝集剤貯留槽32内の凝集剤24を汚泥脱水機23に注入する凝集剤注入ポンプ35とを具備した排水処理装置において、前記汚泥流路27に設けられ、この汚泥流路27を流通する汚泥の濃度を検出する汚泥濃度計30と、この汚泥濃度計30で検出した汚泥22の濃度に応じて前記汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の少なくとも一方を作動させ、汚泥脱水機23へ注入される汚泥22の濃度を制御し得る濃度制御装置38とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】汚泥22を貯留する汚泥貯留槽26と、凝集剤24を貯留する凝集剤貯留槽32と、汚泥22を脱水する汚泥脱水機23と、前記汚泥貯留槽26からの汚泥流路27に設けられ、汚泥貯留槽26内の汚泥22を汚泥脱水機23に注入する汚泥注入ポンプ31と、前記凝集剤貯留槽32からの凝集剤流路34に設けられ、凝集剤貯留槽32内の凝集剤24を汚泥脱水機23に注入する凝集剤注入ポンプ35とを具備した排水処理装置において、前記汚泥流路27に設けられ、この汚泥流路27を流通する汚泥の濃度を検出する汚泥濃度計30と、この汚泥濃度計30で検出した汚泥22の濃度に応じて前記汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の少なくとも一方を作動させ、汚泥脱水機23へ注入される汚泥22の濃度を制御し得る濃度制御装置38とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品工業、化学工業、産業廃棄物処理業および水処理業等の加工業にて排出される汚泥中に含まれる排水の処理に係り、特にこの排水を河川等の環境へ排水可能な水質基準に制御し得る排水処理装置および排水処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の排水処理装置として、汚泥源から供給される汚泥に対し、この汚泥の注入量や固形物濃度に応じて、注入される凝集剤の量を制御するようにしたものが、例えば特公平6−96159号公報(特許文献1参照)に開示されている。
【0003】
従来の排水処理装置は、図5に示すように構成されている。
【0004】
この排水処理装置は、汚泥脱水装置1として、図示しない汚泥源から移送される汚泥2を貯留する汚泥貯留槽3,この汚泥貯留槽3内の汚泥2を汚泥脱水機4へ注入する汚泥流路5に設けられ、汚泥貯留槽3内の汚泥2を汚泥脱水機4側へ注入する汚泥注入ポンプ6,凝集剤7を貯留した凝集剤貯留槽9、この凝集剤貯留槽9と前記汚泥脱水機4とを結ぶ凝集剤流路8に設けられ、凝集剤貯留槽9内の凝集剤7を汚泥脱水機4側へ注入する凝集剤注入ポンプ10および前記汚泥流路5を流通する汚泥2の固形物重量濃度を検出して、凝集剤7の注入量を制御する凝集剤流量制御部11とを備えたものである。
【0005】
この凝集剤流量制御部11は、固形物汚泥濃度計(図示せず)により汚泥2の固形物重量濃度を検出し、この検出した固形物濃度に基づき演算制御して凝集剤7の必要量を算出し、必要な凝集剤7を凝集剤注入ポンプ10により注入するようにしていた。
【0006】
また、汚泥脱水機4には、図示しない遠心分離手段が備えられ、汚泥2と凝集剤7の混合した混合液12を遠心分離作用により脱水汚泥13と分離液14に個液分離するようになっている。
【0007】
【特許文献1】
特公平6−96159号公報(第3頁左欄第17〜20行並びに第3図(汚泥注入量に応じて、凝集剤の注入量が制御される)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の排水処理装置1によれば、汚泥流路5を介して注入される汚泥2を、ほぼ一定の流量で注入し、この汚泥2に対する凝集剤7の注入量を、汚泥注入量や汚泥中の固形物重量濃度を勘案して制御している。
【0009】
このため、汚泥流路5へ注入する汚泥2の状態(固形物濃度が比較的低い)によっては、凝集剤7の注入量を減らすことができ、経済的であった。
【0010】
しかしながら、このように汚泥注入量(すなわち汚泥処理量)がほぼ一定の条件下において、固液分離し、分離された分離液の排水処理を行なっていたため、汚泥の濃度(固有物重量比)が比較的高い状態で処理される場合には、凝集剤7の注入量に不足が生じていた。その結果、所定の汚泥濃度の維持基準を超えた汚い汚泥2が脱水処理されるようになり、延いては、所定の透明度基準値に満たない透明度の悪い分離液が排水処理されるという不具合があった。
【0011】
本発明は、このような点を考慮してなされたもので、汚泥脱水機へ注入する汚泥の濃度に対応して、汚泥や凝集剤の注入量を加減し、下水処理等環境への排水が可能な水質基準に維持・調整し得る排水処理装置および排水処理方法を提供することを主な目的とする。
【0012】
また、本発明の他の目的は、汚泥から脱水した分離液の透明度に応じて、汚泥や凝集剤の注入量を加減し、下水処理等環境への排水が可能な水質基準に維持・調整し得る排水処理装置および排水処理方法を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、汚泥を貯留する汚泥貯留槽と、凝集剤を貯留する凝集剤貯留槽と、汚泥を脱水する汚泥脱水機と、前記汚泥貯留槽からの汚泥流路に設けられ、汚泥貯留槽内の汚泥を汚泥脱水機に注入する汚泥注入ポンプと、前記凝集剤貯留槽からの凝集剤流路に設けられ、凝集剤貯留槽内の凝集剤を汚泥脱水機に注入する凝集剤注入ポンプとを具備した排水処理装置において、前記汚泥流路に設けられ、この汚泥流路を流通する汚泥の濃度を検出する汚泥濃度計と、この汚泥濃度計で検出された汚泥の濃度に応じて前記汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方を作動させ、汚泥脱水機へ注入される汚泥の濃度を制御し得る濃度制御装置とを備えている。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項3記載の発明によれば、汚泥を貯留する汚泥貯留槽と、凝集剤を貯留する凝集剤貯留槽と、汚泥を脱水する汚泥脱水機と、前記汚泥貯留槽からの汚泥流路に設けられ、汚泥貯留槽内の汚泥を汚泥脱水機に注入する汚泥注入ポンプと、前記凝集剤貯留槽からの凝集剤流路に設けられ、凝集剤貯留槽内の凝集剤を汚泥脱水機に注入する凝集剤注入ポンプとを具備した排水処理装置において、前記汚泥脱水機により分離された分離液を貯留する分離液槽と、この分離液槽に貯留された分離液の透明度を検出するよう設けられたセンサと、このセンサで検出された分離液の透明度に応じて前記汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方を作動させ、前記分離液を所定の透明度に制御し得る透明度制御装置とを備えている。
【0015】
上記目的を達成するために、請求項6記載の発明によれば、汚泥貯留槽に貯留された汚泥を、汚泥注入ポンプにより汚泥流路を介して汚泥脱水機側へ注入する一方、凝集剤用貯留槽に貯留された凝集剤を、凝集剤注入ポンプにより汚泥脱水機側へ注入して汚泥を脱水処理し、処理された分離液を排水する排水処理方法において、前記汚泥貯留槽から汚泥脱水機側へ注入する汚泥の濃度を検出するステップと、この検出された汚泥の濃度に応じて、前記汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方を作動させるステップと、この汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方の作動により前記汚泥と凝集剤の混合液を汚泥脱水機側へ注入するステップと、この汚泥脱水機側にて脱水された混合液から分離液を分離し、外部へ排水するステップとを備える排水処理方法である。
【0016】
上記目的を達成するために、請求項8記載の発明によれば、汚泥貯留槽に貯留された汚泥を、汚泥注入ポンプにより汚泥流路を介して汚泥脱水機側へ注入する一方、凝集剤用貯留槽に貯留された凝集剤を、凝集剤注入ポンプにより汚泥脱水機側へ注入して汚泥を脱水処理し、分離液を排水する排水処理方法において、前記分離液の透明度を検出し、この検出された透明度に応じて前記汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方を作動させ、前記汚泥を所定の透明度に制御し得る排水処理方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の排水処理装置および排水処理方法について、添付図面を参照して説明する。
【0018】
(第1の実施形態)
図1は、本発明における排水処理装置の第1の実施形態の概要を示す図である。
【0019】
本発明における排水処理装置21は、汚泥22を汚泥脱水機23側へ注入する汚泥注入系Xと、凝集剤24を汚泥脱水機23側へ注入する凝集剤注入系Yと、これらの汚泥22および凝集剤24とを混合し、この混合した混合液25を遠心分離作用等で固液分離させ、脱水汚泥36と分離液37に分離する汚泥脱水機23を備えた汚泥処理系Zと、汚泥脱水機23に供給される汚泥22の濃度を制御する汚泥濃度制御系Qとから構成される。
【0020】
汚泥注入系Xは、汚泥源(図示せず)から移送される汚泥22を貯留する汚泥貯留槽26と、この汚泥貯留槽26に貯留された汚泥22を汚泥脱水機23側へ注入するために、汚泥貯留槽26と汚泥脱水機23との間を接続する汚泥流路27と、この汚泥流路27と、汚泥22を汚泥脱水機23側へ注入させるように汚泥流路27に設けられる汚泥注入ポンプ31とより構成される。
【0021】
凝集剤注入系Yは、凝集剤24を貯留する凝集剤貯留槽32と、この凝集剤貯留槽32内の凝集剤24を汚泥脱水機23に注入する凝集剤流路34と、この凝集剤流路34に設けられ、凝集剤貯留槽32内の凝集剤24を汚泥脱水機23側へ注入する凝集剤注入ポンプ35とより構成される。
【0022】
凝集剤貯留槽32からの凝集剤流路34は、図1に示す排水処理装置21が例えば、汚泥流路27の汚泥注入ポンプ31下流側へ接続している。
【0023】
汚泥処理系Zは、前記汚泥22と凝集剤24の混ぜ合わされた混合液25を汚泥処理するようになっており、この混合液25を固形の脱水汚泥36と分離液37とに固液分離する汚泥脱水機23を備え、分離された脱水汚泥36と分離液37とをそれぞれ別々に外部に排出させるようにしている。
【0024】
この汚泥脱水機23で分離され排出される脱水汚泥36は、図示しない汚泥乾燥機に移送され、この汚泥乾燥機で固形状の乾燥汚泥に生成されるようになっている。
【0025】
汚泥濃度制御系Qは、汚泥流路27に設けられた汚泥濃度計30と、この汚泥濃度計30で検出された汚泥濃度(固形物重量濃度)に基づき、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の少なくとも一方を作動制御する濃度制御装置38とを有し、この濃度制御装置38で汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22の濃度を検出するようになっている。
【0026】
また、この検出した汚泥濃度値の変動に対応して、凝集剤の注入量を加減し、延いては混合液25の濃度がほぼ一定となるよう制御するようになっている。
【0027】
このため、分離液37の透明度を決定付ける混合液25は、汚泥注入系Xから汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22が凝集剤注入系Yから注入される凝集剤24と混合する際、汚泥22に対する混合液25の混合割合をどのように決めるか、その制御基準が必要となる。
【0028】
一方、濃度制御装置38により、汚泥22の濃度が制御された結果、なお且つ分離液37の透明度が変動する場合には、直ちに汚泥濃度計30の検出濃度設定値を変更し、前記透明度が所定の透明度基準値に調整できるようにしている。
【0029】
すなわち、汚泥脱水機23内の汚泥22の濃度を、先ず所定の汚泥濃度管理基準値以下に維持するように管理することにより、汚泥脱水機23内の混合液25の汚泥濃度を安定化させ、結果的に混合液25から分離される分離液37の透明度を、所定の透明度基準値(例えばSS値50(含有浮遊物質量50mg/l)内に維持させるためである。
【0030】
したがって、排水処理装置21は、排出される分離液37を自然環境への放出基準以下となるように処理することができる。
【0031】
図1に示される排水処理装置21によれば、汚泥貯留槽26から汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22と、この汚泥22が汚泥脱水機23から排出された分離液37の透明度との相関を前以て実験値乃至は経験値から得た、例えば対汚泥透明度制御用のパラメータを抽出し、このパラメータを用いて分離液25の透明度を間接的に制御し得る汚泥濃度制御系Qを採用している。
【0032】
この汚泥濃度制御系Qを更に詳細に説明すると、汚泥濃度制御系Qの濃度制御装置38は、汚泥貯留槽26から汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22の汚泥濃度の濃度レベルに応じて、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の少なくとも一方のポンプ作動をそれぞれ個別に制御し得るものである。
【0033】
すなわち、この濃度制御装置38は、汚泥貯留槽26から汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22の汚泥濃度を汚泥濃度計30により検出した結果、その時の汚泥濃度値が汚泥濃度基準値に対してどの程度高いか低いかにより、汚泥脱水機23から排出処理される分離液25の透明度がどの程度高くなるか低くなるかを予め前記パラメータに基づいて推定される。
【0034】
このパラメータによる分離液25の透明度を推定するため、濃度制御装置38には、パラメータの記憶装置(図示せず)や、汚泥濃度計30により検出した汚泥濃度値に基づき分離液25の透明度を演算する演算装置(図示せず)が備えられる。
【0035】
従って、この濃度制御装置38による汚泥濃度の制御に、このパラメータを用いることにより、結果的に透明度基準値を満たす透明度の分離液25が排出されるようになる。そして、結果的に透明度基準値を満たす透明度の分離液25が排水されるよう、濃度制御装置38が作動するようになる。
【0036】
具体的には、汚泥濃度計30で検出する汚泥22の濃度が透明度基準値より高ければ、汚泥注入ポンプ31のポンプ作動(ポンプ圧)を制御して汚泥22の注入量(汚泥脱水機23への注入量)を減少させるか、凝集剤注入ポンプ35の作動を制御して凝集剤24の注入量を増加させたり、また逆に、汚泥22の濃度が汚泥濃度基準値より低ければ、汚泥注入ポンプ31の作動を制御して汚泥22の注入量(汚泥脱水機23への注入量)を増加させるか、凝集剤注入ポンプ35の作動を制御して凝集剤24の注入量を減少させるよう、それぞれの注入ポンプ31および35を作動させることができる。
【0037】
また、濃度制御装置38は、汚泥濃度計30から送信される濃度データ信号aに基づき、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35を個々にまたは両方作動させるよう制御し、汚泥22に対する凝集剤24の凝集作用を利用して汚泥脱水機23へ注入される汚泥22に含まれる固形物を凝集し、その結果汚泥濃度を汚泥濃度基準値を満たすよう、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の両ポンプのポンプ作動を制御し得るようになっている。
【0038】
そのため、排水制御装置21の濃度制御装置38によれば、予め上述したパラメータの記憶装置および演算装置(図示せず)を備えて、このパラメータの使用により、汚泥濃度計30にて検出する汚泥濃度の変化に適合して、結果的に汚泥脱水機23から排出される分離液37の透明度基準値が維持されるよう、また、この透明度基準値内に維持するために幾通りの制御パターンが適用し得るようになっている。
【0039】
すなわち、濃度制御装置38は、汚泥脱水機23へ注入される混合液25の汚泥濃度を、例えば汚泥濃度基準値(固有物量最比が例えば濃度値99.9〜95%)程度に維持するために、汚泥濃度計30から受信する濃度データ信号aの濃度データに基づき、検出した汚泥濃度値が前記汚泥濃度基準値以上または以下である場合に汚泥注入ポンプ31または凝集剤注入ポンプ35のポンプ作動を幾通りかの制御パターンの中から適宜に選択し、混合液25での汚泥濃度を安定した所定の濃度値に制御するものである。
【0040】
また、濃度制御装置38は、前記混合液25の汚泥濃度が所定の濃度基準値内に維持し得る範囲で凝集剤24の使用料を制限(節約)させるために、汚泥濃度計30から受信する濃度データ信号aに基づき、凝集剤注入ポンプ35のポンプ圧を優先的に低減させて制御させることができる。
【0041】
図1に示される第1の実施形態によれば、排水処理装置21は、汚泥注入系X,凝集剤注入系Y,汚泥処理系Zおよび汚泥濃度制御系Qとにより構成したから、汚泥注入ポンプ31と凝集剤注入ポンプ35とにより汚泥脱水機23へ注入される凝集剤24を混合した汚泥22は、安定した汚泥濃度を示す混合液25が得られるようになる。
【0042】
この安定した汚泥濃度を有する混合液25が汚泥脱水機23により脱水汚泥36と分離液37とに固液分離される。
【0043】
固液分離された分離液37の透明度は、上述した汚泥貯留槽26から注入される汚泥22と分離液25の透明度との相関により前以て得られたパラメータを用いることにより、濃度制御装置38により安定した汚泥濃度の制御を行なうことができ、前記透明度基準値の範囲の透明度を有する分離液25を得ることができる。
【0044】
図1に示される排水処理装置21は、運転が開始されると同時に、濃度制御装置38において前記パラメータが用いられ、汚泥濃度計30により検出した汚泥濃度値が、例えば変動した場合にでも、濃度制御装置38がこの変動に追随して、前記混合液25における汚泥濃度値を汚泥濃度基準値内に維持、安定させるよう作用する。
【0045】
すなわち、濃度制御装置38の汚泥濃度計30が、汚泥貯留槽26から注入される汚泥22の濃度が、例えば汚泥濃度基準値以下(予め設定した汚泥濃度管理基準を満たしている)である場合に、濃度制御装置38は、この汚泥濃度基準値以下の程度を演算して、汚泥注入ポンプ31のポンプ作動(ポンプ圧)レベルを微調整することができる。
【0046】
すなわち、前記汚泥濃度基準値を維持し得る範囲で、効率的な汚泥処理延いては分離液37の排水処理を行なうことができる。
【0047】
また、前記汚泥濃度基準値より高い(予め設定した汚泥濃度管理基準を満たしていない)場合には、濃度制御装置38は、この汚泥濃度基準値以下の程度を演算して、凝集剤汚泥注入ポンプ35のポンプ作動(ポンプ圧)レベルを微調整することができる。
【0048】
すなわち、前記汚泥濃度基準値を維持し得る範囲で、効率的な汚泥処理延いては分離液37の排水処理を行なうことができる。
【0049】
そのために、この排水処理装置21は、濃度制御装置38に予め上述したパラメータを使用するため、記憶装置および演算装置(図示せず)を備えて、汚泥濃度計30にて検出する汚泥濃度に応じて、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35のポンプ作動を適宜に組み合わせ、結果的に汚泥脱水機23から排出される分離液の透明度検出値が、所定の汚泥濃度基準値内に維持されるようになるものである。
【0050】
従って、前記汚泥22の濃度と分離液37の透明度との相関に基づき、予め得たパラメータを用いることで、汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22の汚泥濃度が所定の汚泥濃度基準値以上であった場合にでも、濃度制御装置38の制御により、汚泥脱水機23から排水される分離液37は、結果的に所定の透明度基準値内の透明度を維持した状態の分離液37として放出される。
【0051】
すなわち、濃度制御装置38により、排水処理装置21の運転時における汚泥注入ポンプ31の制御にあたって、汚泥貯留槽26側から汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22の濃度が汚泥濃度基準値を超えた場合や、逆に下回っていたり、更には汚泥22の濃度に変動が生じた場合には、始動後汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35は、以下の4通りのポンプ作動の形態から何れかの形態が選択され排水処理装置21を作動させることができるようにしている。
【0052】
すなわち、濃度制御装置38による制御にあたって、例えば汚泥濃度計30から濃度データ信号aを受信し、この受信した濃度データ信号aを基に、汚泥脱水機23から脱水して分離される分離液37の透明度が、透明度基準値として設定する、例えばSS値50とすると、この状態が管理されながら排水処理がなされるようになる。
【0053】
また、濃度制御装置38は、上記の分離液37の透明度を透明度基準値内の透明度を維持しつつ、汚泥脱水機23への汚泥22の注入量を汚泥注入ポンプ31のポンプ作動を制御することにより、図示しない汚泥源から汚泥貯留槽26内へ移送される汚泥22の処理速度を速めたり、凝集剤24の使用量を制限したりすることができる。
【0054】
すなわち、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35のポンプ作動の条件を組み合わせた複数のポンプ作動形態による制御パターンにより作動させることができる。例えば、汚泥濃度計30にて検出した濃度検出値を前記パラメータに適合して導き出される分離液37の推定透明度が所定の透明度基準値(例えば、河川等公共地域へ排水可能な水質基準(地域によって異なる)による)より低い場合(水質基準が満たされている状態)には、次の2通りの制御パターを選択して行なうことができる。
【0055】
一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31が濃度制御装置38から汚泥注入ポンプ制御信号bを受信したとき、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を変えないで凝集剤24の注入量を維持したまま、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を増加させて汚泥22の注入量を増加させ、結果的に分離液37の透明度が所定の透明度基準値を満たすべく制御し得るようにしている。
【0056】
他の一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31が濃度制御装置38から汚泥注入ポンプ制御信号bを受信したとき、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を変えないで汚泥22の注入量を維持したまま、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を減少させて凝集剤24の注入最を減少させ、結果的に分離液37の透明度が所定の透明度基準値を満たすべく制御し得るようにしている。
【0057】
他方、汚泥濃度計30にて検出した濃度検出値を前記パラメータに適合して導き出される分離液37の推定透明度が所定の透明度基準値より高い場合(透明度が満たされていない状態)には、次の2通りの制御パターンを選択することができる。すなわち、一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31が濃度制御装置38から汚泥注入ポンプ制御信号bを受信したとき、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を変えないで凝集剤24の注入量を維持したまま、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を低減させて汚泥22の注入量を減少させ、結果的に分離液37の透明度が所定の透明度基準値を満たすべく制御し得るようにしている。
【0058】
他の一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31が濃度制御装置38から汚泥注入ポンプ制御信号bを受信したとき、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を変えないで凝集剤24の注入量を維持したまま、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を低減させて汚泥22の注入量を減少させ、結果的に分離液37の透明度が所定の透明度基準値を満たすべく制御し得るようにしている。
【0059】
このように、汚泥22の注入量を制限するか、凝集剤24の注入量を制限するか、上記制御パターンの何れかを選択して行なうことができる。
【0060】
このように、凝集剤24の注入量を減少させて使用量を節約したり、汚泥22の流量を増加して処理能力を向上させるかの選択をすることができる。
【0061】
更には、前記汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の両方の注入ポンプを独立して制御することが可能であることから、この排水処理装置21によれば、汚泥濃度計30により検出した濃度検出値が、汚泥濃度基準値より高い場合または低い場合において、濃度制御装置38は、両ポンプ31,35の一方の注入量を維持しつつ凝集剤24の注入量を減少させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプ圧を一定にさせる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプ圧を減少させる<ステップ4b>。更に、濃度データ信号aが汚泥濃度基準値より高い場合(汚泥濃度基準値を満足されていない状態)において、汚泥22の注入量を維持しつつ凝集剤24の注入量を増加させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプ圧を一定にさせる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプ圧を増加させる<ステップ4c>。更にまた、濃度データ信号aが汚泥濃度基準値より高い場合において、汚泥22の注入量を減少しつつ凝集剤24の注入量を維持させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプ圧を減少させる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプ圧を一定にさせる<ステップ4d>。
【0062】
以上の<ステップ4a>〜<ステップ4d>の何れかの選択により、汚泥22と凝集剤24の混合した混合液25を汚泥脱水機23へ注入し、脱水処理して、固液分離する<ステップ5>。この脱水処理を行なった結果、所定の水分を含む状態の脱水汚泥36が排出される<ステップ6a>。また、汚泥脱水機23から脱水汚泥36を排出すると同時に、所定の透明度を有する分離液37が排水として放出される<ステップ6b>。この所定の透明度を有する分離液37は、下水として放出することが可能な所望の透明度が得られる。
【0063】
また、この分離液37は、下水として放出される他、必要により汚泥貯留槽26へ還流させ、この汚泥貯留槽26にて貯留された汚泥22と混入させ、再び排水処理される前の汚泥22として扱うこともできる<ステップ7>。
【0064】
このように、第1の実施形態によれば、汚泥流路27へ注入する汚泥22の濃度を検出する汚泥濃度計30を設け、この汚泥濃度計30により汚泥の濃度を検出して、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の少なくとも一方をポンプ作動により制御し得るようにしたから、汚泥流路27への汚泥22の注入量を維持して凝集剤24の注入量を加減させたり、凝集剤24の注入量を維持して汚泥脱水機23への汚泥22の注入量を加減することができるので、排水処理装置21として汚泥22や凝集剤24の注入量の調整、制御を合理的且つ効率的に行なうことのできる効果を有する。
【0065】
更にまた、第1の実施形態によれば、汚泥流路27へ注入する汚泥22の濃度を検出する汚泥濃度計30を設け、この汚泥濃度計30により汚泥の濃度を検出して、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の両方を、例えば同時にまたは交互に制御し得るようにしたから、汚泥22の汚泥流路27への注入量を維持して凝集剤24の注入量を加減したり、凝集剤24の注入量を維持して汚泥22の汚泥脱水機23への注入量を加減することができるので、排水処理装置21として分離液37の排水処理の効率を向上させることができると同時に汚泥22や凝集剤24の注入量を合理的且つ効率的に行なうことのできる効果を有する。
【0066】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0067】
この第2の実施形態における排水処理装置において、図1に示される排水処理装置21と同一部分に同一符号を附した図3を参照して説明する。
【0068】
第2の実施形態に示される排水処理装置41は、汚泥22を汚泥脱水機23側へ注入する汚泥注入系X1と、凝集剤24を汚泥脱水機23側へ注入する凝集剤注入系Y1と、これらの汚泥22および凝集剤24を混合し、この混合液25を遠心分離作用等で分離させ、脱水汚泥36と分離液37に分離する汚泥脱水機23を備えた汚泥処理系Z1と、汚泥脱水機23に供給される汚泥22の濃度を制御する汚泥濃度制御系Q1とから構成される。
【0069】
汚泥注入系X1は、汚泥源(図示せず)から移送される汚泥22を貯留する汚泥貯留槽26と、この汚泥貯留槽26に貯留された汚泥22を汚泥脱水機23側へ注入するために、これらの汚泥貯留槽26と汚泥脱水機23との間を接続する汚泥流路27と、この汚泥22を前記汚泥流路27を介して汚泥脱水機23側へ注入させる汚泥注入ポンプ31とより構成される。
【0070】
凝集剤注入系Y1は、凝集剤24を貯留する凝集剤貯留槽32と、この凝集剤貯留槽32内の凝集剤24を汚泥脱水機23に注入するように凝集剤貯留槽32と汚泥脱水機23との間を接続する凝集剤流路34と、この凝集剤流路34に設けられ、凝集剤貯留槽32内の凝集剤24を汚泥脱水機23へ注入し得るよう設けられる凝集剤注入ポンプ35とより構成される。
【0071】
汚泥処理系Z1は、前記汚泥22と凝集剤24の混ぜ合わされた混合液25を遠心力作用等で固液分離し、固形の脱水汚泥36と分離液37とに分離させる汚泥脱水機23を備える。
【0072】
この汚泥脱水機23は、図示しない遠心分離装置を備えたもので、汚泥貯留槽26および凝集剤貯留槽32側から注入された汚泥22および凝集剤24の混合液25を遠心分離作用により脱水汚泥36と分離液37に分離し、分離された脱水汚泥36と分離液37とをそれぞれ別々に排出させるようにしている。
【0073】
この汚泥脱水機23で分離され排出される脱水汚泥36は、つづいて図示しない汚泥乾燥機に移送され、この汚泥乾燥機で脱水汚泥36を乾燥させて乾燥汚泥を生成するようになっている。汚泥脱水機23で分離される分離液37は、分離液槽40に排出され一旦貯留されるようになっている。
【0074】
一方、汚泥濃度制御系Q1は、分離液槽40内に貯留される分離液37を透視し得る位置に蛍光センサ41が設けられる。この蛍光センサ41は、分離液37の透明度を検出し、この検出した検出データを透明度検出データdとして透明度制御装置42へ送信するようになっている。この透明度検出データdを受信する透明度制御装置42の作動により、汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22の濃度がほぼ一定になるよう制御されるようになっている。
【0075】
透明度制御装置42は、この蛍光センサ41から受信する透明度検出データdに基づき、汚泥注入ポンプ31または凝集剤注入ポンプ35のどちらかを選択し、分離液35の透明度が所定の水準を維持し得るようポンプモータの回転数を制御し得るようになっている。
【0076】
また、透明度制御装置42は、分離液37の透明度を所定の水準に維持するにあたって、蛍光センサ41から受信する透明度検出データdに基づき、分離液35の透明度検出値が所定の透明度基準値以下またはこの透明度基準値より高い場合に汚泥注入ポンプ31または凝集剤注入ポンプ35、更にはその両方のポンプ31,35の作動(ポンプ圧)を制御するものである。
【0077】
また、このように両方のポンプ31,35の作動を制御するようにしたことにより、図示しない汚泥源から汚泥貯留槽26内へ移送される汚泥22の処理効率を上げたり、凝集剤24の使用量を節約(制限)したりすることができる。
【0078】
すなわち、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35のポンプ作動の条件を組み合わせた複数のポンプ作動形態による制御パターンにより作動させることができる。例えば、蛍光センサ41により検出された透明度検出値が、所定の透明度基準値(例えばSS値50(含有浮遊物質量50mg/l)を基準とする)より低い場合(水質基準が満たされている状態)には、次の2通りの制御パターンを選択して行なうことができる。
【0079】
一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31が透明度制御装置42から汚泥注入ポンプ制御信号b1を受信したとき、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を変えないで凝集剤24の注入量を維持したまま、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を増加させて汚泥22の注入量を増加させ、分離液37の透明度を所定の透明度基準値内に維持し得るようにしている。
【0080】
他の一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を変えないで汚泥流量を維持したまま、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を減少させて凝集剤24の注入量を減少させ、分離液37の透明度を所定の透明度基準値内に維持し得るようにしている。
【0081】
このように、汚泥22の流量を増加して処理能力を向上させたり、凝集剤24の注入量を減少させて使用量を節約するかの選択をすることができる。
【0082】
他方、透明度検出値が、所定の透明度基準値をより高い場合(水質基準が満たされていない状態)には、次の2通りの制御パターンを選択して行なうことができる。
【0083】
一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31が透明度制御装置42から汚泥注入ポンプ制御信号b1を受信したとき、凝集剤値にポンプ35のポンプモータの回転数を変えないで凝集剤24の注入量を維持したまま、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を減少させて汚泥22の注入量を減少させ、分離液37の透明度を所定の透明度基準値内に維持し得るようにしている。
【0084】
他の一つの制御パターンとして、前記汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を変えないで汚泥流量を維持したまま、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を増加させて凝集剤24の注入量を増加させ、分離液37の透明度を所定の透明度基準値内に維持し得るようにしている。このように、汚泥22の注入量を制限するか、凝集剤24の使用量を増加させて対応するかの選択をすることができる。その他の構成については、第1の実施形態の構成と同一であるので説明を省略する。
【0085】
次に、本発明の第2の実施形態における排水処理装置41の作用を、図3および図4を参照して説明する。
【0086】
図3は、図示しない汚泥源から移送される汚泥22を汚泥貯留槽26にて貯留してから汚泥貯留槽23を経由して排水処理し得るようにした排水処理装置41を示している。汚泥注入ポンプ31が作動し、この排水処理装置41を始動させると、汚泥貯留槽26内の汚泥22が汚泥流路27を通じて汚泥脱水機23へ注入される。同時に、凝集剤注入ポンプ35が作動し、凝集剤貯留槽32内の凝集剤24が凝集剤流路34を通じて汚泥脱水機23へ所定量の凝集剤24が注入される。具体的には、図3では、凝集剤24は、汚泥注入ポンプ31の下流側で汚泥22と混合して、混合液25となって、汚泥脱水機23へ注入される。
【0087】
汚泥22と凝集剤24は、汚泥脱水機23内で混合され、混合液25となって一時的に貯留される。汚泥脱水機23へ注入された、汚泥22および凝集剤24は、この汚泥脱水機23内で、遠心分離作用を受けて、固液分離され、固形の脱水汚泥36と分離液37に分離される。
【0088】
汚泥脱水機23で分離された分離液37は、分離液槽40に排出され、ここで分離液37の透明度の変化を検出し、この分離液35の透明度を所定の透明度基準値を維持しつつ排水処理が行なわれる。
【0089】
次に、排水処理装置41における、汚泥排水処理のフローを示す図4において説明する。
【0090】
汚泥源から汚泥22を、汚泥貯留槽26へ移送し、この汚泥貯留槽26内に一且貯留させる<ステップ1>。汚泥注入ポンプ31を作動させて排水処理装置41を始動させて、汚泥貯留槽26内の汚泥22を汚泥流路27を介して汚泥脱水機23を注入して脱水処理を行ない、この汚泥22を汚泥脱水機23により脱水汚泥36と分離液37とに固液分離する<ステップ2>。この固液分離され排出される分離液37の透明度を透明度制御装置42により検出する<ステップ3>。この検出した分離液37の透明度(蛍光センサ43により検出した透明度データ信号dに基づく)が所定のSS値(透明度基準値)の範囲にあるかないかを判別する<ステップ4>。この分離液37の透明度が、透明度制御装置42にて予め設定された透明度基準値より低い場合(水質基準を満たしている)において、汚泥の注入量を増加しつつ凝集剤24の注入量を維持させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を増加させる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を一定にさせる<ステップ5a>。
【0091】
また、透明度データ信号dに示される透明度データが、透明度制御装置42にて予め設定された透明度基準値より低い場合において、汚泥の注入量を維持しつつ凝集剤24の注入量を減少させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を一定にさせる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を減少させる<ステップ5b>。更に、透明度データ信号dが透明度制御装置44にて予め設定された透明度基準値より低い場合(透明度基準値を満足していない)において、汚泥22の注入量を維持しつつ凝集剤24の注入量を増加させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を一定にさせる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を増加させる<ステップ5c>。
【0092】
更にまた、透明度データ信号dが透明度制御装置44にて予め設定された透明度基準値より低い場合(透明度基準値を満足していない)において、汚泥22の注入量を減少しつつ凝集剤24の注入量を増加させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を減少させる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を一定にさせる<ステップ5d>。
【0093】
以上の<ステップ5a>〜<ステップ5d>の何れかの選択により、汚泥脱水機23にて分離される混合液25の汚泥濃度が、所定の汚泥濃度管理値内にあるよう管理されることで、結果として前記混合液25から固液分離した分離液37が、所定の透明度基準値が満たした透明度を有する排水として放出させることができる。
【0094】
なお、排水処理装置41の始動時には、汚泥22の流通量が不十分であったり、また、汚泥22の濃度分布が不安定であることから、この排水処理装置41の排水処理運転による汚泥処理、延いては分離液37の排水処理が不十分であり、所定の透明度基準値範囲の透明度の分離液37が得られない。
【0095】
従って、排水処理装置41は、運転が安定期に入った段階で透明度制御装置42が所定の作動を開始するようにすることが望ましい。
【0096】
このように、第2の実施形態に示される本発明によれば、汚泥脱水機23により分離された分離液37を貯留する分離液槽40に、この分離液37の透明度を検出する蛍光センサ41を設け、この蛍光センサ41で検出した分離液37の所定の透明度基準値が維持される範囲で凝集剤24の使用量を節約したり、汚泥22の処理能力を向上し得るよう制御することを可能にしたから、排水処理装置41として汚泥22や凝集剤24の注入量を合理的且つ効率的に行なうことができ、延いては分離液35の排水処理を合理的且つ効率的に行なうことができる効果を有する。
【0097】
また、第2の実施形態に示される本発明によれば、汚泥脱水機23により分離された分離液37を貯留する分離液槽40に、この分離液37の透明度を検出する蛍光センサ41を設け、この蛍光センサ41で検出した分離液37の所定の透明度基準値が維持されつつ汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の両方を制御し得るようにしたから、汚泥22および凝集剤24の注入量を細かく制御させることができる。
【0098】
従って、排水処理装置41として汚泥22や凝集剤24の注入量を合理的且つ効率的に行なうことができ、延いては分離液37の排水処理を合理的且つ効率的に行なうことができる効果を有する。
【0099】
なお、本発明は、上述した第2の実施形態に示された構成に限定されるものではなく、分離液槽40内の透明度を検出するために設けられた蛍光センサ41に代え、同様に透明度を検出し得る、例えば濁度計を用いることも可能である。
【0100】
更にまた、本発明は、上述した各実施形態の構成に限られなく、汚泥流路27の上流側に設置した汚泥濃度計30は、同じく汚泥流路27に設置した汚泥注入ポンプ31の下流側に設置しても差し支えない。
【0101】
【発明の効果】
本発明によれば、汚泥貯留槽から汚泥脱水機側へ注入する汚泥の濃度に対応して、前記汚泥の注入量を加減したり、また、前記注入される汚泥の濃度に対応して、この注入される汚泥に対して混合させる凝集剤の注入量を加減するようにすることにより、固液分離して排水される分離水が、所定の透明度基準値内の透明度に維持されながら合理的且つ効率的に排水処理を行ない得る排水処理装置および排水処理方法を提供することができる。
【0102】
また、本発明によれば、汚泥から脱水した排水処理した分離液の透明度に応じて、前記汚泥の注入量を加減したり、また、前記注入される汚泥の濃度に対応して、この注入される汚泥に対して混合させる凝集剤の注入量を加減するようにすることにより、固液分離して排水される分離水が、所定の透明度基準値内の透明度に維持されながら合理的且つ効率的に排水処理を行ない得る排水処理装置および排水処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排水処理装置の第1の実施形態の概要を示す図。
【図2】図1における汚泥濃度計による汚泥濃度の検出から分離液の排水処理に至るまでのフローを示す図。
【図3】本発明の排水処理装置の第2の実施形態の概要を示す図。
【図4】図3における蛍光センサによる透明度の検出から分離液の排水処理に至るまでのフローを示す図。
【図5】従来の排水処理装置の概要を示す図。
【符号の説明】
21,41 排水処理装置
22 汚泥
23 汚泥脱水機
24 凝集剤
25 混合液
26 汚泥貯留槽
27 汚泥流路
30 汚泥濃度計
31 汚泥注入ポンプ
32 凝集剤貯留槽
34 凝集剤流路
35 凝集剤注入ポンプ
36 脱水汚泥
37 分離液
38 濃度制御装置
40 分離液槽
41 蛍光センサ
42 透明度制御装置
X,X1 汚泥注入系
Y,Y1 凝集剤注入系
Z,Z1 汚泥処理系
a 濃度データ信号
b,b1 汚泥注入ポンプ制御信号
c,c1 凝集剤注入ポンプ制御信号
d 透明度データ信号
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品工業、化学工業、産業廃棄物処理業および水処理業等の加工業にて排出される汚泥中に含まれる排水の処理に係り、特にこの排水を河川等の環境へ排水可能な水質基準に制御し得る排水処理装置および排水処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の排水処理装置として、汚泥源から供給される汚泥に対し、この汚泥の注入量や固形物濃度に応じて、注入される凝集剤の量を制御するようにしたものが、例えば特公平6−96159号公報(特許文献1参照)に開示されている。
【0003】
従来の排水処理装置は、図5に示すように構成されている。
【0004】
この排水処理装置は、汚泥脱水装置1として、図示しない汚泥源から移送される汚泥2を貯留する汚泥貯留槽3,この汚泥貯留槽3内の汚泥2を汚泥脱水機4へ注入する汚泥流路5に設けられ、汚泥貯留槽3内の汚泥2を汚泥脱水機4側へ注入する汚泥注入ポンプ6,凝集剤7を貯留した凝集剤貯留槽9、この凝集剤貯留槽9と前記汚泥脱水機4とを結ぶ凝集剤流路8に設けられ、凝集剤貯留槽9内の凝集剤7を汚泥脱水機4側へ注入する凝集剤注入ポンプ10および前記汚泥流路5を流通する汚泥2の固形物重量濃度を検出して、凝集剤7の注入量を制御する凝集剤流量制御部11とを備えたものである。
【0005】
この凝集剤流量制御部11は、固形物汚泥濃度計(図示せず)により汚泥2の固形物重量濃度を検出し、この検出した固形物濃度に基づき演算制御して凝集剤7の必要量を算出し、必要な凝集剤7を凝集剤注入ポンプ10により注入するようにしていた。
【0006】
また、汚泥脱水機4には、図示しない遠心分離手段が備えられ、汚泥2と凝集剤7の混合した混合液12を遠心分離作用により脱水汚泥13と分離液14に個液分離するようになっている。
【0007】
【特許文献1】
特公平6−96159号公報(第3頁左欄第17〜20行並びに第3図(汚泥注入量に応じて、凝集剤の注入量が制御される)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の排水処理装置1によれば、汚泥流路5を介して注入される汚泥2を、ほぼ一定の流量で注入し、この汚泥2に対する凝集剤7の注入量を、汚泥注入量や汚泥中の固形物重量濃度を勘案して制御している。
【0009】
このため、汚泥流路5へ注入する汚泥2の状態(固形物濃度が比較的低い)によっては、凝集剤7の注入量を減らすことができ、経済的であった。
【0010】
しかしながら、このように汚泥注入量(すなわち汚泥処理量)がほぼ一定の条件下において、固液分離し、分離された分離液の排水処理を行なっていたため、汚泥の濃度(固有物重量比)が比較的高い状態で処理される場合には、凝集剤7の注入量に不足が生じていた。その結果、所定の汚泥濃度の維持基準を超えた汚い汚泥2が脱水処理されるようになり、延いては、所定の透明度基準値に満たない透明度の悪い分離液が排水処理されるという不具合があった。
【0011】
本発明は、このような点を考慮してなされたもので、汚泥脱水機へ注入する汚泥の濃度に対応して、汚泥や凝集剤の注入量を加減し、下水処理等環境への排水が可能な水質基準に維持・調整し得る排水処理装置および排水処理方法を提供することを主な目的とする。
【0012】
また、本発明の他の目的は、汚泥から脱水した分離液の透明度に応じて、汚泥や凝集剤の注入量を加減し、下水処理等環境への排水が可能な水質基準に維持・調整し得る排水処理装置および排水処理方法を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、汚泥を貯留する汚泥貯留槽と、凝集剤を貯留する凝集剤貯留槽と、汚泥を脱水する汚泥脱水機と、前記汚泥貯留槽からの汚泥流路に設けられ、汚泥貯留槽内の汚泥を汚泥脱水機に注入する汚泥注入ポンプと、前記凝集剤貯留槽からの凝集剤流路に設けられ、凝集剤貯留槽内の凝集剤を汚泥脱水機に注入する凝集剤注入ポンプとを具備した排水処理装置において、前記汚泥流路に設けられ、この汚泥流路を流通する汚泥の濃度を検出する汚泥濃度計と、この汚泥濃度計で検出された汚泥の濃度に応じて前記汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方を作動させ、汚泥脱水機へ注入される汚泥の濃度を制御し得る濃度制御装置とを備えている。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項3記載の発明によれば、汚泥を貯留する汚泥貯留槽と、凝集剤を貯留する凝集剤貯留槽と、汚泥を脱水する汚泥脱水機と、前記汚泥貯留槽からの汚泥流路に設けられ、汚泥貯留槽内の汚泥を汚泥脱水機に注入する汚泥注入ポンプと、前記凝集剤貯留槽からの凝集剤流路に設けられ、凝集剤貯留槽内の凝集剤を汚泥脱水機に注入する凝集剤注入ポンプとを具備した排水処理装置において、前記汚泥脱水機により分離された分離液を貯留する分離液槽と、この分離液槽に貯留された分離液の透明度を検出するよう設けられたセンサと、このセンサで検出された分離液の透明度に応じて前記汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方を作動させ、前記分離液を所定の透明度に制御し得る透明度制御装置とを備えている。
【0015】
上記目的を達成するために、請求項6記載の発明によれば、汚泥貯留槽に貯留された汚泥を、汚泥注入ポンプにより汚泥流路を介して汚泥脱水機側へ注入する一方、凝集剤用貯留槽に貯留された凝集剤を、凝集剤注入ポンプにより汚泥脱水機側へ注入して汚泥を脱水処理し、処理された分離液を排水する排水処理方法において、前記汚泥貯留槽から汚泥脱水機側へ注入する汚泥の濃度を検出するステップと、この検出された汚泥の濃度に応じて、前記汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方を作動させるステップと、この汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方の作動により前記汚泥と凝集剤の混合液を汚泥脱水機側へ注入するステップと、この汚泥脱水機側にて脱水された混合液から分離液を分離し、外部へ排水するステップとを備える排水処理方法である。
【0016】
上記目的を達成するために、請求項8記載の発明によれば、汚泥貯留槽に貯留された汚泥を、汚泥注入ポンプにより汚泥流路を介して汚泥脱水機側へ注入する一方、凝集剤用貯留槽に貯留された凝集剤を、凝集剤注入ポンプにより汚泥脱水機側へ注入して汚泥を脱水処理し、分離液を排水する排水処理方法において、前記分離液の透明度を検出し、この検出された透明度に応じて前記汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方を作動させ、前記汚泥を所定の透明度に制御し得る排水処理方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の排水処理装置および排水処理方法について、添付図面を参照して説明する。
【0018】
(第1の実施形態)
図1は、本発明における排水処理装置の第1の実施形態の概要を示す図である。
【0019】
本発明における排水処理装置21は、汚泥22を汚泥脱水機23側へ注入する汚泥注入系Xと、凝集剤24を汚泥脱水機23側へ注入する凝集剤注入系Yと、これらの汚泥22および凝集剤24とを混合し、この混合した混合液25を遠心分離作用等で固液分離させ、脱水汚泥36と分離液37に分離する汚泥脱水機23を備えた汚泥処理系Zと、汚泥脱水機23に供給される汚泥22の濃度を制御する汚泥濃度制御系Qとから構成される。
【0020】
汚泥注入系Xは、汚泥源(図示せず)から移送される汚泥22を貯留する汚泥貯留槽26と、この汚泥貯留槽26に貯留された汚泥22を汚泥脱水機23側へ注入するために、汚泥貯留槽26と汚泥脱水機23との間を接続する汚泥流路27と、この汚泥流路27と、汚泥22を汚泥脱水機23側へ注入させるように汚泥流路27に設けられる汚泥注入ポンプ31とより構成される。
【0021】
凝集剤注入系Yは、凝集剤24を貯留する凝集剤貯留槽32と、この凝集剤貯留槽32内の凝集剤24を汚泥脱水機23に注入する凝集剤流路34と、この凝集剤流路34に設けられ、凝集剤貯留槽32内の凝集剤24を汚泥脱水機23側へ注入する凝集剤注入ポンプ35とより構成される。
【0022】
凝集剤貯留槽32からの凝集剤流路34は、図1に示す排水処理装置21が例えば、汚泥流路27の汚泥注入ポンプ31下流側へ接続している。
【0023】
汚泥処理系Zは、前記汚泥22と凝集剤24の混ぜ合わされた混合液25を汚泥処理するようになっており、この混合液25を固形の脱水汚泥36と分離液37とに固液分離する汚泥脱水機23を備え、分離された脱水汚泥36と分離液37とをそれぞれ別々に外部に排出させるようにしている。
【0024】
この汚泥脱水機23で分離され排出される脱水汚泥36は、図示しない汚泥乾燥機に移送され、この汚泥乾燥機で固形状の乾燥汚泥に生成されるようになっている。
【0025】
汚泥濃度制御系Qは、汚泥流路27に設けられた汚泥濃度計30と、この汚泥濃度計30で検出された汚泥濃度(固形物重量濃度)に基づき、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の少なくとも一方を作動制御する濃度制御装置38とを有し、この濃度制御装置38で汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22の濃度を検出するようになっている。
【0026】
また、この検出した汚泥濃度値の変動に対応して、凝集剤の注入量を加減し、延いては混合液25の濃度がほぼ一定となるよう制御するようになっている。
【0027】
このため、分離液37の透明度を決定付ける混合液25は、汚泥注入系Xから汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22が凝集剤注入系Yから注入される凝集剤24と混合する際、汚泥22に対する混合液25の混合割合をどのように決めるか、その制御基準が必要となる。
【0028】
一方、濃度制御装置38により、汚泥22の濃度が制御された結果、なお且つ分離液37の透明度が変動する場合には、直ちに汚泥濃度計30の検出濃度設定値を変更し、前記透明度が所定の透明度基準値に調整できるようにしている。
【0029】
すなわち、汚泥脱水機23内の汚泥22の濃度を、先ず所定の汚泥濃度管理基準値以下に維持するように管理することにより、汚泥脱水機23内の混合液25の汚泥濃度を安定化させ、結果的に混合液25から分離される分離液37の透明度を、所定の透明度基準値(例えばSS値50(含有浮遊物質量50mg/l)内に維持させるためである。
【0030】
したがって、排水処理装置21は、排出される分離液37を自然環境への放出基準以下となるように処理することができる。
【0031】
図1に示される排水処理装置21によれば、汚泥貯留槽26から汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22と、この汚泥22が汚泥脱水機23から排出された分離液37の透明度との相関を前以て実験値乃至は経験値から得た、例えば対汚泥透明度制御用のパラメータを抽出し、このパラメータを用いて分離液25の透明度を間接的に制御し得る汚泥濃度制御系Qを採用している。
【0032】
この汚泥濃度制御系Qを更に詳細に説明すると、汚泥濃度制御系Qの濃度制御装置38は、汚泥貯留槽26から汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22の汚泥濃度の濃度レベルに応じて、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の少なくとも一方のポンプ作動をそれぞれ個別に制御し得るものである。
【0033】
すなわち、この濃度制御装置38は、汚泥貯留槽26から汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22の汚泥濃度を汚泥濃度計30により検出した結果、その時の汚泥濃度値が汚泥濃度基準値に対してどの程度高いか低いかにより、汚泥脱水機23から排出処理される分離液25の透明度がどの程度高くなるか低くなるかを予め前記パラメータに基づいて推定される。
【0034】
このパラメータによる分離液25の透明度を推定するため、濃度制御装置38には、パラメータの記憶装置(図示せず)や、汚泥濃度計30により検出した汚泥濃度値に基づき分離液25の透明度を演算する演算装置(図示せず)が備えられる。
【0035】
従って、この濃度制御装置38による汚泥濃度の制御に、このパラメータを用いることにより、結果的に透明度基準値を満たす透明度の分離液25が排出されるようになる。そして、結果的に透明度基準値を満たす透明度の分離液25が排水されるよう、濃度制御装置38が作動するようになる。
【0036】
具体的には、汚泥濃度計30で検出する汚泥22の濃度が透明度基準値より高ければ、汚泥注入ポンプ31のポンプ作動(ポンプ圧)を制御して汚泥22の注入量(汚泥脱水機23への注入量)を減少させるか、凝集剤注入ポンプ35の作動を制御して凝集剤24の注入量を増加させたり、また逆に、汚泥22の濃度が汚泥濃度基準値より低ければ、汚泥注入ポンプ31の作動を制御して汚泥22の注入量(汚泥脱水機23への注入量)を増加させるか、凝集剤注入ポンプ35の作動を制御して凝集剤24の注入量を減少させるよう、それぞれの注入ポンプ31および35を作動させることができる。
【0037】
また、濃度制御装置38は、汚泥濃度計30から送信される濃度データ信号aに基づき、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35を個々にまたは両方作動させるよう制御し、汚泥22に対する凝集剤24の凝集作用を利用して汚泥脱水機23へ注入される汚泥22に含まれる固形物を凝集し、その結果汚泥濃度を汚泥濃度基準値を満たすよう、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の両ポンプのポンプ作動を制御し得るようになっている。
【0038】
そのため、排水制御装置21の濃度制御装置38によれば、予め上述したパラメータの記憶装置および演算装置(図示せず)を備えて、このパラメータの使用により、汚泥濃度計30にて検出する汚泥濃度の変化に適合して、結果的に汚泥脱水機23から排出される分離液37の透明度基準値が維持されるよう、また、この透明度基準値内に維持するために幾通りの制御パターンが適用し得るようになっている。
【0039】
すなわち、濃度制御装置38は、汚泥脱水機23へ注入される混合液25の汚泥濃度を、例えば汚泥濃度基準値(固有物量最比が例えば濃度値99.9〜95%)程度に維持するために、汚泥濃度計30から受信する濃度データ信号aの濃度データに基づき、検出した汚泥濃度値が前記汚泥濃度基準値以上または以下である場合に汚泥注入ポンプ31または凝集剤注入ポンプ35のポンプ作動を幾通りかの制御パターンの中から適宜に選択し、混合液25での汚泥濃度を安定した所定の濃度値に制御するものである。
【0040】
また、濃度制御装置38は、前記混合液25の汚泥濃度が所定の濃度基準値内に維持し得る範囲で凝集剤24の使用料を制限(節約)させるために、汚泥濃度計30から受信する濃度データ信号aに基づき、凝集剤注入ポンプ35のポンプ圧を優先的に低減させて制御させることができる。
【0041】
図1に示される第1の実施形態によれば、排水処理装置21は、汚泥注入系X,凝集剤注入系Y,汚泥処理系Zおよび汚泥濃度制御系Qとにより構成したから、汚泥注入ポンプ31と凝集剤注入ポンプ35とにより汚泥脱水機23へ注入される凝集剤24を混合した汚泥22は、安定した汚泥濃度を示す混合液25が得られるようになる。
【0042】
この安定した汚泥濃度を有する混合液25が汚泥脱水機23により脱水汚泥36と分離液37とに固液分離される。
【0043】
固液分離された分離液37の透明度は、上述した汚泥貯留槽26から注入される汚泥22と分離液25の透明度との相関により前以て得られたパラメータを用いることにより、濃度制御装置38により安定した汚泥濃度の制御を行なうことができ、前記透明度基準値の範囲の透明度を有する分離液25を得ることができる。
【0044】
図1に示される排水処理装置21は、運転が開始されると同時に、濃度制御装置38において前記パラメータが用いられ、汚泥濃度計30により検出した汚泥濃度値が、例えば変動した場合にでも、濃度制御装置38がこの変動に追随して、前記混合液25における汚泥濃度値を汚泥濃度基準値内に維持、安定させるよう作用する。
【0045】
すなわち、濃度制御装置38の汚泥濃度計30が、汚泥貯留槽26から注入される汚泥22の濃度が、例えば汚泥濃度基準値以下(予め設定した汚泥濃度管理基準を満たしている)である場合に、濃度制御装置38は、この汚泥濃度基準値以下の程度を演算して、汚泥注入ポンプ31のポンプ作動(ポンプ圧)レベルを微調整することができる。
【0046】
すなわち、前記汚泥濃度基準値を維持し得る範囲で、効率的な汚泥処理延いては分離液37の排水処理を行なうことができる。
【0047】
また、前記汚泥濃度基準値より高い(予め設定した汚泥濃度管理基準を満たしていない)場合には、濃度制御装置38は、この汚泥濃度基準値以下の程度を演算して、凝集剤汚泥注入ポンプ35のポンプ作動(ポンプ圧)レベルを微調整することができる。
【0048】
すなわち、前記汚泥濃度基準値を維持し得る範囲で、効率的な汚泥処理延いては分離液37の排水処理を行なうことができる。
【0049】
そのために、この排水処理装置21は、濃度制御装置38に予め上述したパラメータを使用するため、記憶装置および演算装置(図示せず)を備えて、汚泥濃度計30にて検出する汚泥濃度に応じて、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35のポンプ作動を適宜に組み合わせ、結果的に汚泥脱水機23から排出される分離液の透明度検出値が、所定の汚泥濃度基準値内に維持されるようになるものである。
【0050】
従って、前記汚泥22の濃度と分離液37の透明度との相関に基づき、予め得たパラメータを用いることで、汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22の汚泥濃度が所定の汚泥濃度基準値以上であった場合にでも、濃度制御装置38の制御により、汚泥脱水機23から排水される分離液37は、結果的に所定の透明度基準値内の透明度を維持した状態の分離液37として放出される。
【0051】
すなわち、濃度制御装置38により、排水処理装置21の運転時における汚泥注入ポンプ31の制御にあたって、汚泥貯留槽26側から汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22の濃度が汚泥濃度基準値を超えた場合や、逆に下回っていたり、更には汚泥22の濃度に変動が生じた場合には、始動後汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35は、以下の4通りのポンプ作動の形態から何れかの形態が選択され排水処理装置21を作動させることができるようにしている。
【0052】
すなわち、濃度制御装置38による制御にあたって、例えば汚泥濃度計30から濃度データ信号aを受信し、この受信した濃度データ信号aを基に、汚泥脱水機23から脱水して分離される分離液37の透明度が、透明度基準値として設定する、例えばSS値50とすると、この状態が管理されながら排水処理がなされるようになる。
【0053】
また、濃度制御装置38は、上記の分離液37の透明度を透明度基準値内の透明度を維持しつつ、汚泥脱水機23への汚泥22の注入量を汚泥注入ポンプ31のポンプ作動を制御することにより、図示しない汚泥源から汚泥貯留槽26内へ移送される汚泥22の処理速度を速めたり、凝集剤24の使用量を制限したりすることができる。
【0054】
すなわち、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35のポンプ作動の条件を組み合わせた複数のポンプ作動形態による制御パターンにより作動させることができる。例えば、汚泥濃度計30にて検出した濃度検出値を前記パラメータに適合して導き出される分離液37の推定透明度が所定の透明度基準値(例えば、河川等公共地域へ排水可能な水質基準(地域によって異なる)による)より低い場合(水質基準が満たされている状態)には、次の2通りの制御パターを選択して行なうことができる。
【0055】
一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31が濃度制御装置38から汚泥注入ポンプ制御信号bを受信したとき、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を変えないで凝集剤24の注入量を維持したまま、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を増加させて汚泥22の注入量を増加させ、結果的に分離液37の透明度が所定の透明度基準値を満たすべく制御し得るようにしている。
【0056】
他の一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31が濃度制御装置38から汚泥注入ポンプ制御信号bを受信したとき、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を変えないで汚泥22の注入量を維持したまま、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を減少させて凝集剤24の注入最を減少させ、結果的に分離液37の透明度が所定の透明度基準値を満たすべく制御し得るようにしている。
【0057】
他方、汚泥濃度計30にて検出した濃度検出値を前記パラメータに適合して導き出される分離液37の推定透明度が所定の透明度基準値より高い場合(透明度が満たされていない状態)には、次の2通りの制御パターンを選択することができる。すなわち、一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31が濃度制御装置38から汚泥注入ポンプ制御信号bを受信したとき、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を変えないで凝集剤24の注入量を維持したまま、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を低減させて汚泥22の注入量を減少させ、結果的に分離液37の透明度が所定の透明度基準値を満たすべく制御し得るようにしている。
【0058】
他の一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31が濃度制御装置38から汚泥注入ポンプ制御信号bを受信したとき、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を変えないで凝集剤24の注入量を維持したまま、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を低減させて汚泥22の注入量を減少させ、結果的に分離液37の透明度が所定の透明度基準値を満たすべく制御し得るようにしている。
【0059】
このように、汚泥22の注入量を制限するか、凝集剤24の注入量を制限するか、上記制御パターンの何れかを選択して行なうことができる。
【0060】
このように、凝集剤24の注入量を減少させて使用量を節約したり、汚泥22の流量を増加して処理能力を向上させるかの選択をすることができる。
【0061】
更には、前記汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の両方の注入ポンプを独立して制御することが可能であることから、この排水処理装置21によれば、汚泥濃度計30により検出した濃度検出値が、汚泥濃度基準値より高い場合または低い場合において、濃度制御装置38は、両ポンプ31,35の一方の注入量を維持しつつ凝集剤24の注入量を減少させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプ圧を一定にさせる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプ圧を減少させる<ステップ4b>。更に、濃度データ信号aが汚泥濃度基準値より高い場合(汚泥濃度基準値を満足されていない状態)において、汚泥22の注入量を維持しつつ凝集剤24の注入量を増加させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプ圧を一定にさせる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプ圧を増加させる<ステップ4c>。更にまた、濃度データ信号aが汚泥濃度基準値より高い場合において、汚泥22の注入量を減少しつつ凝集剤24の注入量を維持させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプ圧を減少させる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプ圧を一定にさせる<ステップ4d>。
【0062】
以上の<ステップ4a>〜<ステップ4d>の何れかの選択により、汚泥22と凝集剤24の混合した混合液25を汚泥脱水機23へ注入し、脱水処理して、固液分離する<ステップ5>。この脱水処理を行なった結果、所定の水分を含む状態の脱水汚泥36が排出される<ステップ6a>。また、汚泥脱水機23から脱水汚泥36を排出すると同時に、所定の透明度を有する分離液37が排水として放出される<ステップ6b>。この所定の透明度を有する分離液37は、下水として放出することが可能な所望の透明度が得られる。
【0063】
また、この分離液37は、下水として放出される他、必要により汚泥貯留槽26へ還流させ、この汚泥貯留槽26にて貯留された汚泥22と混入させ、再び排水処理される前の汚泥22として扱うこともできる<ステップ7>。
【0064】
このように、第1の実施形態によれば、汚泥流路27へ注入する汚泥22の濃度を検出する汚泥濃度計30を設け、この汚泥濃度計30により汚泥の濃度を検出して、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の少なくとも一方をポンプ作動により制御し得るようにしたから、汚泥流路27への汚泥22の注入量を維持して凝集剤24の注入量を加減させたり、凝集剤24の注入量を維持して汚泥脱水機23への汚泥22の注入量を加減することができるので、排水処理装置21として汚泥22や凝集剤24の注入量の調整、制御を合理的且つ効率的に行なうことのできる効果を有する。
【0065】
更にまた、第1の実施形態によれば、汚泥流路27へ注入する汚泥22の濃度を検出する汚泥濃度計30を設け、この汚泥濃度計30により汚泥の濃度を検出して、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の両方を、例えば同時にまたは交互に制御し得るようにしたから、汚泥22の汚泥流路27への注入量を維持して凝集剤24の注入量を加減したり、凝集剤24の注入量を維持して汚泥22の汚泥脱水機23への注入量を加減することができるので、排水処理装置21として分離液37の排水処理の効率を向上させることができると同時に汚泥22や凝集剤24の注入量を合理的且つ効率的に行なうことのできる効果を有する。
【0066】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0067】
この第2の実施形態における排水処理装置において、図1に示される排水処理装置21と同一部分に同一符号を附した図3を参照して説明する。
【0068】
第2の実施形態に示される排水処理装置41は、汚泥22を汚泥脱水機23側へ注入する汚泥注入系X1と、凝集剤24を汚泥脱水機23側へ注入する凝集剤注入系Y1と、これらの汚泥22および凝集剤24を混合し、この混合液25を遠心分離作用等で分離させ、脱水汚泥36と分離液37に分離する汚泥脱水機23を備えた汚泥処理系Z1と、汚泥脱水機23に供給される汚泥22の濃度を制御する汚泥濃度制御系Q1とから構成される。
【0069】
汚泥注入系X1は、汚泥源(図示せず)から移送される汚泥22を貯留する汚泥貯留槽26と、この汚泥貯留槽26に貯留された汚泥22を汚泥脱水機23側へ注入するために、これらの汚泥貯留槽26と汚泥脱水機23との間を接続する汚泥流路27と、この汚泥22を前記汚泥流路27を介して汚泥脱水機23側へ注入させる汚泥注入ポンプ31とより構成される。
【0070】
凝集剤注入系Y1は、凝集剤24を貯留する凝集剤貯留槽32と、この凝集剤貯留槽32内の凝集剤24を汚泥脱水機23に注入するように凝集剤貯留槽32と汚泥脱水機23との間を接続する凝集剤流路34と、この凝集剤流路34に設けられ、凝集剤貯留槽32内の凝集剤24を汚泥脱水機23へ注入し得るよう設けられる凝集剤注入ポンプ35とより構成される。
【0071】
汚泥処理系Z1は、前記汚泥22と凝集剤24の混ぜ合わされた混合液25を遠心力作用等で固液分離し、固形の脱水汚泥36と分離液37とに分離させる汚泥脱水機23を備える。
【0072】
この汚泥脱水機23は、図示しない遠心分離装置を備えたもので、汚泥貯留槽26および凝集剤貯留槽32側から注入された汚泥22および凝集剤24の混合液25を遠心分離作用により脱水汚泥36と分離液37に分離し、分離された脱水汚泥36と分離液37とをそれぞれ別々に排出させるようにしている。
【0073】
この汚泥脱水機23で分離され排出される脱水汚泥36は、つづいて図示しない汚泥乾燥機に移送され、この汚泥乾燥機で脱水汚泥36を乾燥させて乾燥汚泥を生成するようになっている。汚泥脱水機23で分離される分離液37は、分離液槽40に排出され一旦貯留されるようになっている。
【0074】
一方、汚泥濃度制御系Q1は、分離液槽40内に貯留される分離液37を透視し得る位置に蛍光センサ41が設けられる。この蛍光センサ41は、分離液37の透明度を検出し、この検出した検出データを透明度検出データdとして透明度制御装置42へ送信するようになっている。この透明度検出データdを受信する透明度制御装置42の作動により、汚泥脱水機23側へ注入される汚泥22の濃度がほぼ一定になるよう制御されるようになっている。
【0075】
透明度制御装置42は、この蛍光センサ41から受信する透明度検出データdに基づき、汚泥注入ポンプ31または凝集剤注入ポンプ35のどちらかを選択し、分離液35の透明度が所定の水準を維持し得るようポンプモータの回転数を制御し得るようになっている。
【0076】
また、透明度制御装置42は、分離液37の透明度を所定の水準に維持するにあたって、蛍光センサ41から受信する透明度検出データdに基づき、分離液35の透明度検出値が所定の透明度基準値以下またはこの透明度基準値より高い場合に汚泥注入ポンプ31または凝集剤注入ポンプ35、更にはその両方のポンプ31,35の作動(ポンプ圧)を制御するものである。
【0077】
また、このように両方のポンプ31,35の作動を制御するようにしたことにより、図示しない汚泥源から汚泥貯留槽26内へ移送される汚泥22の処理効率を上げたり、凝集剤24の使用量を節約(制限)したりすることができる。
【0078】
すなわち、汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35のポンプ作動の条件を組み合わせた複数のポンプ作動形態による制御パターンにより作動させることができる。例えば、蛍光センサ41により検出された透明度検出値が、所定の透明度基準値(例えばSS値50(含有浮遊物質量50mg/l)を基準とする)より低い場合(水質基準が満たされている状態)には、次の2通りの制御パターンを選択して行なうことができる。
【0079】
一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31が透明度制御装置42から汚泥注入ポンプ制御信号b1を受信したとき、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を変えないで凝集剤24の注入量を維持したまま、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を増加させて汚泥22の注入量を増加させ、分離液37の透明度を所定の透明度基準値内に維持し得るようにしている。
【0080】
他の一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を変えないで汚泥流量を維持したまま、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を減少させて凝集剤24の注入量を減少させ、分離液37の透明度を所定の透明度基準値内に維持し得るようにしている。
【0081】
このように、汚泥22の流量を増加して処理能力を向上させたり、凝集剤24の注入量を減少させて使用量を節約するかの選択をすることができる。
【0082】
他方、透明度検出値が、所定の透明度基準値をより高い場合(水質基準が満たされていない状態)には、次の2通りの制御パターンを選択して行なうことができる。
【0083】
一つの制御パターンとして、汚泥注入ポンプ31が透明度制御装置42から汚泥注入ポンプ制御信号b1を受信したとき、凝集剤値にポンプ35のポンプモータの回転数を変えないで凝集剤24の注入量を維持したまま、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を減少させて汚泥22の注入量を減少させ、分離液37の透明度を所定の透明度基準値内に維持し得るようにしている。
【0084】
他の一つの制御パターンとして、前記汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を変えないで汚泥流量を維持したまま、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を増加させて凝集剤24の注入量を増加させ、分離液37の透明度を所定の透明度基準値内に維持し得るようにしている。このように、汚泥22の注入量を制限するか、凝集剤24の使用量を増加させて対応するかの選択をすることができる。その他の構成については、第1の実施形態の構成と同一であるので説明を省略する。
【0085】
次に、本発明の第2の実施形態における排水処理装置41の作用を、図3および図4を参照して説明する。
【0086】
図3は、図示しない汚泥源から移送される汚泥22を汚泥貯留槽26にて貯留してから汚泥貯留槽23を経由して排水処理し得るようにした排水処理装置41を示している。汚泥注入ポンプ31が作動し、この排水処理装置41を始動させると、汚泥貯留槽26内の汚泥22が汚泥流路27を通じて汚泥脱水機23へ注入される。同時に、凝集剤注入ポンプ35が作動し、凝集剤貯留槽32内の凝集剤24が凝集剤流路34を通じて汚泥脱水機23へ所定量の凝集剤24が注入される。具体的には、図3では、凝集剤24は、汚泥注入ポンプ31の下流側で汚泥22と混合して、混合液25となって、汚泥脱水機23へ注入される。
【0087】
汚泥22と凝集剤24は、汚泥脱水機23内で混合され、混合液25となって一時的に貯留される。汚泥脱水機23へ注入された、汚泥22および凝集剤24は、この汚泥脱水機23内で、遠心分離作用を受けて、固液分離され、固形の脱水汚泥36と分離液37に分離される。
【0088】
汚泥脱水機23で分離された分離液37は、分離液槽40に排出され、ここで分離液37の透明度の変化を検出し、この分離液35の透明度を所定の透明度基準値を維持しつつ排水処理が行なわれる。
【0089】
次に、排水処理装置41における、汚泥排水処理のフローを示す図4において説明する。
【0090】
汚泥源から汚泥22を、汚泥貯留槽26へ移送し、この汚泥貯留槽26内に一且貯留させる<ステップ1>。汚泥注入ポンプ31を作動させて排水処理装置41を始動させて、汚泥貯留槽26内の汚泥22を汚泥流路27を介して汚泥脱水機23を注入して脱水処理を行ない、この汚泥22を汚泥脱水機23により脱水汚泥36と分離液37とに固液分離する<ステップ2>。この固液分離され排出される分離液37の透明度を透明度制御装置42により検出する<ステップ3>。この検出した分離液37の透明度(蛍光センサ43により検出した透明度データ信号dに基づく)が所定のSS値(透明度基準値)の範囲にあるかないかを判別する<ステップ4>。この分離液37の透明度が、透明度制御装置42にて予め設定された透明度基準値より低い場合(水質基準を満たしている)において、汚泥の注入量を増加しつつ凝集剤24の注入量を維持させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を増加させる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を一定にさせる<ステップ5a>。
【0091】
また、透明度データ信号dに示される透明度データが、透明度制御装置42にて予め設定された透明度基準値より低い場合において、汚泥の注入量を維持しつつ凝集剤24の注入量を減少させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を一定にさせる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を減少させる<ステップ5b>。更に、透明度データ信号dが透明度制御装置44にて予め設定された透明度基準値より低い場合(透明度基準値を満足していない)において、汚泥22の注入量を維持しつつ凝集剤24の注入量を増加させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を一定にさせる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を増加させる<ステップ5c>。
【0092】
更にまた、透明度データ信号dが透明度制御装置44にて予め設定された透明度基準値より低い場合(透明度基準値を満足していない)において、汚泥22の注入量を減少しつつ凝集剤24の注入量を増加させる場合には、汚泥注入ポンプ31のポンプモータの回転数を減少させる一方、凝集剤注入ポンプ35のポンプモータの回転数を一定にさせる<ステップ5d>。
【0093】
以上の<ステップ5a>〜<ステップ5d>の何れかの選択により、汚泥脱水機23にて分離される混合液25の汚泥濃度が、所定の汚泥濃度管理値内にあるよう管理されることで、結果として前記混合液25から固液分離した分離液37が、所定の透明度基準値が満たした透明度を有する排水として放出させることができる。
【0094】
なお、排水処理装置41の始動時には、汚泥22の流通量が不十分であったり、また、汚泥22の濃度分布が不安定であることから、この排水処理装置41の排水処理運転による汚泥処理、延いては分離液37の排水処理が不十分であり、所定の透明度基準値範囲の透明度の分離液37が得られない。
【0095】
従って、排水処理装置41は、運転が安定期に入った段階で透明度制御装置42が所定の作動を開始するようにすることが望ましい。
【0096】
このように、第2の実施形態に示される本発明によれば、汚泥脱水機23により分離された分離液37を貯留する分離液槽40に、この分離液37の透明度を検出する蛍光センサ41を設け、この蛍光センサ41で検出した分離液37の所定の透明度基準値が維持される範囲で凝集剤24の使用量を節約したり、汚泥22の処理能力を向上し得るよう制御することを可能にしたから、排水処理装置41として汚泥22や凝集剤24の注入量を合理的且つ効率的に行なうことができ、延いては分離液35の排水処理を合理的且つ効率的に行なうことができる効果を有する。
【0097】
また、第2の実施形態に示される本発明によれば、汚泥脱水機23により分離された分離液37を貯留する分離液槽40に、この分離液37の透明度を検出する蛍光センサ41を設け、この蛍光センサ41で検出した分離液37の所定の透明度基準値が維持されつつ汚泥注入ポンプ31および凝集剤注入ポンプ35の両方を制御し得るようにしたから、汚泥22および凝集剤24の注入量を細かく制御させることができる。
【0098】
従って、排水処理装置41として汚泥22や凝集剤24の注入量を合理的且つ効率的に行なうことができ、延いては分離液37の排水処理を合理的且つ効率的に行なうことができる効果を有する。
【0099】
なお、本発明は、上述した第2の実施形態に示された構成に限定されるものではなく、分離液槽40内の透明度を検出するために設けられた蛍光センサ41に代え、同様に透明度を検出し得る、例えば濁度計を用いることも可能である。
【0100】
更にまた、本発明は、上述した各実施形態の構成に限られなく、汚泥流路27の上流側に設置した汚泥濃度計30は、同じく汚泥流路27に設置した汚泥注入ポンプ31の下流側に設置しても差し支えない。
【0101】
【発明の効果】
本発明によれば、汚泥貯留槽から汚泥脱水機側へ注入する汚泥の濃度に対応して、前記汚泥の注入量を加減したり、また、前記注入される汚泥の濃度に対応して、この注入される汚泥に対して混合させる凝集剤の注入量を加減するようにすることにより、固液分離して排水される分離水が、所定の透明度基準値内の透明度に維持されながら合理的且つ効率的に排水処理を行ない得る排水処理装置および排水処理方法を提供することができる。
【0102】
また、本発明によれば、汚泥から脱水した排水処理した分離液の透明度に応じて、前記汚泥の注入量を加減したり、また、前記注入される汚泥の濃度に対応して、この注入される汚泥に対して混合させる凝集剤の注入量を加減するようにすることにより、固液分離して排水される分離水が、所定の透明度基準値内の透明度に維持されながら合理的且つ効率的に排水処理を行ない得る排水処理装置および排水処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排水処理装置の第1の実施形態の概要を示す図。
【図2】図1における汚泥濃度計による汚泥濃度の検出から分離液の排水処理に至るまでのフローを示す図。
【図3】本発明の排水処理装置の第2の実施形態の概要を示す図。
【図4】図3における蛍光センサによる透明度の検出から分離液の排水処理に至るまでのフローを示す図。
【図5】従来の排水処理装置の概要を示す図。
【符号の説明】
21,41 排水処理装置
22 汚泥
23 汚泥脱水機
24 凝集剤
25 混合液
26 汚泥貯留槽
27 汚泥流路
30 汚泥濃度計
31 汚泥注入ポンプ
32 凝集剤貯留槽
34 凝集剤流路
35 凝集剤注入ポンプ
36 脱水汚泥
37 分離液
38 濃度制御装置
40 分離液槽
41 蛍光センサ
42 透明度制御装置
X,X1 汚泥注入系
Y,Y1 凝集剤注入系
Z,Z1 汚泥処理系
a 濃度データ信号
b,b1 汚泥注入ポンプ制御信号
c,c1 凝集剤注入ポンプ制御信号
d 透明度データ信号
Claims (10)
- 汚泥を貯留する汚泥貯留槽と、凝集剤を貯留する凝集剤貯留槽と、汚泥を脱水する汚泥脱水機と、前記汚泥貯留槽からの汚泥流路に設けられ、汚泥貯留槽内の汚泥を汚泥脱水機に注入する汚泥注入ポンプと、前記凝集剤貯留槽からの凝集剤流路に設けられ、凝集剤貯留槽内の凝集剤を汚泥脱水機に注入する凝集剤注入ポンプとを具備した排水処理装置において、
前記汚泥流路に設けられ、この汚泥流路を流通する汚泥の濃度を検出する汚泥濃度計と、
この汚泥濃度計で検出された汚泥の濃度に応じて前記汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方を作動させ、汚泥脱水機へ注入される汚泥の濃度を制御し得る濃度制御装置とを備えたことを特徴とする排水処理装置。 - 前記汚泥濃度計は、固形物重量汚泥濃度計であることを特徴とする請求項1記載の排水処理装置。
- 汚泥を貯留する汚泥貯留槽と、凝集剤を貯留する凝集剤貯留槽と、汚泥を脱水する汚泥脱水機と、前記汚泥貯留槽からの汚泥流路に設けられ、汚泥貯留槽内の汚泥を汚泥脱水機に注入する汚泥注入ポンプと、前記凝集剤貯留槽からの凝集剤流路に設けられ、凝集剤貯留槽内の凝集剤を汚泥脱水機に注入する凝集剤注入ポンプとを具備した排水処理装置において、
前記汚泥脱水機により分離された分離液を貯留する分離液槽と、
この分離液槽に貯留された分離液の透明度を検出するよう設けられたセンサと、
このセンサで検出された分離液の透明度に応じて前記汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方を作動させ、前記分離液を所定の透明度に制御し得る透明度制御装置とを備えたことを特徴とする排水処理装置。 - 前記分離液の透明度を検出するセンサは、浮遊物質を検出し得る濁度計であることを特徴とする請求項3記載の排水処理装置。
- 前記分離液の透明度を検出するセンサは、蛍光センサであることを特徴とする請求項3記載の排水処理装置。
- 汚泥貯留槽に貯留された汚泥を、汚泥注入ポンプにより汚泥流路を介して汚泥脱水機側へ注入する一方、凝集剤用貯留槽に貯留された凝集剤を、凝集剤注入ポンプにより汚泥脱水機側へ注入して汚泥を脱水処理し、処理された分離液を排水する排水処理方法において、
前記汚泥貯留槽から汚泥脱水機側へ注入する汚泥の濃度を検出するステップと、
この検出された汚泥の濃度に応じて、前記汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方を作動させるステップと、
この汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方の作動により前記汚泥と凝集剤の混合液を汚泥脱水機側へ注入するステップと、
この汚泥脱水機側にて混合液から固液分離し、分離される分離液を外部へ排水するステップとを具備することを特徴とする排水処理方法。 - 前記汚泥の濃度を、汚泥の固形物重量により検出することを特徴とする請求項6記載の排水処理方法。
- 汚泥貯留槽に貯留された汚泥を、汚泥注入ポンプにより汚泥流路を介して汚泥脱水機側へ注入する一方、凝集剤用貯留槽に貯留された凝集剤を、凝集剤注入ポンプにより汚泥脱水機側へ注入して汚泥を脱水処理し、分離液を排水する排水処理方法において、
前記分離液の透明度を検出し、この検出された透明度に応じて前記汚泥注入ポンプおよび凝集剤注入ポンプの少なくとも一方を作動させ、前記分離液を所定の透明度に制御し得ることを特徴とする排水処理方法。 - 前記分離液の透明度を、光透過量にて検出することを特徴とする請求項8記載の排水処理方法。
- 前記分離液の透明度を、SS値にて検出することを特徴とする請求項9記載の排水処理方法。
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