JP2004170148A - 絶対圧タイプ圧力センサモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】全体として小型化を図った絶対圧タイプ圧力センサモジュールを提供する。
【解決手段】基材裏面に補強板8が積層され、前記基材5と補強板8とを貫通する圧力導入孔9を備えたプリント基板20に、圧力センサ素子10のウエハ表面を対向させて実装した絶対圧タイプ圧力センサモジュールであって、圧力を感知するダイヤフラム1aと前記ダイヤフラム1aからの配線と計算回路および電極を持つIC部1bを有するウエハ1を備えた圧力センサ素子10において、前記ウエハ1表面の電極上に形成したパッド3の表面にバンプ4を形成し、前記圧力センサ素子10のウエハ表面をプリント基板20に対向させるとともに、圧力センサ素子10とプリント基板20の間に実装材料7を介在させて、圧力センサ素子10をプリント基板20に実装したものである。
【選択図】 図1
【解決手段】基材裏面に補強板8が積層され、前記基材5と補強板8とを貫通する圧力導入孔9を備えたプリント基板20に、圧力センサ素子10のウエハ表面を対向させて実装した絶対圧タイプ圧力センサモジュールであって、圧力を感知するダイヤフラム1aと前記ダイヤフラム1aからの配線と計算回路および電極を持つIC部1bを有するウエハ1を備えた圧力センサ素子10において、前記ウエハ1表面の電極上に形成したパッド3の表面にバンプ4を形成し、前記圧力センサ素子10のウエハ表面をプリント基板20に対向させるとともに、圧力センサ素子10とプリント基板20の間に実装材料7を介在させて、圧力センサ素子10をプリント基板20に実装したものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、気圧計などに用いられる絶対圧タイプの圧力センサモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術による絶対圧タイプ圧力センサモジュールについて図4を用いて説明する。この絶対圧タイプ圧力センサモジュール100は、圧力を感知する圧力センサ素子10をプリント基板101上に実装したものである。
図4(b)の断面図は圧力センサ素子10を示すものであり、裏面に凹部1cを備えたウエハ1にガラス板からなる台座2を真空室内で陽極接合し、前記ウエハ1の凹部1cの開口を台座2で密閉してある。よって前記凹部1c内は真空に維持され、基準圧となっている。
凹部1cが形成されたウエハ1の薄肉部には歪ゲージが設けられ、圧力の変化を感知するためのダイヤフラム1aになっている。なお台座2は、ウエハ1の凹部1cの開口を密閉し、凹部1c内を真空に維持するとともに(気体の封止)、ダイヤフラム1aの保護も図っている。
さらにウエハ表面には前記ダイヤフラム1aからの配線と計算回路および電極を持つIC部1bが形成されている。なおIC部1bの電極の上にはパッド3が形成されている。
このような圧力センサ素子10では、ダイヤフラム裏面(凹部内)の基準圧と、ダイヤフラム表面の外部圧との気圧差でダイヤフラム1aが歪み、それを感知し圧力を測定する。
詳しくは、外部雰囲気の圧力変化が圧力センサ素子10に印加されると、ダイヤフラム1aが変形し、ゲージに歪が発生する。そしてIC部1bにおいて各歪ケージの抵抗値の変化(電気信号)が取得され、圧力が測定される。すなわちIC部1bにおいて、圧力の変化を歪ゲージの抵抗値の変化(電気信号)として取得する。なお前記抵抗値の変化に応じた電気信号はIC部1bの電極上に形成したパッド3から出力され、プリント基板101の回路へ伝達される。
【0003】
そして従来技術による絶対圧タイプ圧力センサモジュール100では、図4(a)の断面図に示すように、前記圧力センサ素子10が、台座2をプリント基板101に接地して接合され、金やアルミなどからなるボンディングワイヤ104によってプリント基板101の回路と圧力センサ素子10の電極とを電気的に接続していた(例えば、特許文献1を参照)。つまりボンデングワイヤ104の一方を、IC部1bの電極上に形成したパッド3に接着し、他方をプリント基板101の回路に接続することによって、圧力センサ素子10で取得した電気信号をボンディングワイヤ104を介してプリント基板101の回路に伝達していた。また従来技術による絶対圧タイプ圧力センサモジュール100では、外部雰囲気中の圧力を導入するための圧力導入孔103を備えたカバーケース102に圧力センサ素子10を収容するとともに、カバーケース102内へのゴミの混入を防止するために前記圧力導入孔103を小さくし、圧力センサ素子10(ダイヤフラム1aやIC部1b)の保護を図っていた。
さらに前記カバーケース102内をダイヤフラム1a表面を除いて樹脂封止し、この封止樹脂(樹脂封止部)105によってボンディングワイヤ104の固定と絶縁を図っていた。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−87662号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しなしながら、図4に示すような従来技術による絶対圧タイプ圧力センサモジュール100では、ボンディングワイヤ104の固定および絶縁するための封止樹脂105が多量に必要であるため、コストが高くなっていた。
また多量の封止樹脂105を使用することによって、前記封止樹脂105がダイヤフラム1aの表面にしみだしてダイヤフラム1aに悪影響を及ぼし、正確な圧力測定が行えなくなる虞があった。
さらにまた、プリント基板101の回路と圧力センサ素子10の電極とをボンディグワイヤ104によって接続する絶対圧タイプ圧力センサモジュール100では、ボンディングワイヤ104のスペースを確保せねばならず、小型化が困難であった。
【0006】
そこで、この発明は上記の問題を鑑み、その目的とするところは低コストで、かつ全体の小型化を図った絶対圧タイプ圧力センサモジュールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
基材裏面に補強板が積層され、前記基材と補強板とを貫通する圧力導入孔を備えたプリント基板に、圧力センサ素子のウエハ表面を対向させて実装した絶対圧タイプ圧力センサモジュールであって、圧力を感知するダイヤフラムと前記ダイヤフラムからの配線と計算回路および電極を持つIC部を有するウエハを備えた圧力センサ素子において、前記ウエハ表面の電極上に形成したパッドの表面にバンプを形成し、前記圧力センサ素子のウエハ表面をプリント基板に対向させるとともに、圧力センサ素子とプリント基板の間に実装材料を介在させて、圧力センサ素子をプリント基板に実装した絶対圧タイプ圧力センサモジュールを提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施例による絶対圧タイプ圧力センサモジュールについて図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、この発明による実施例による絶対圧タイプセンサモジュールを示すものであって、基材裏面に補強板8が積層され、前記基材5と補強板8とを貫通する圧力導入孔9を備えたプリント基板20に、圧力センサ素子10のウエハ表面を対向させて実装した絶対圧タイプ圧力センサモジュールであって、圧力を感知するダイヤフラム1aと前記ダイヤフラム1aからの配線と計算回路および電極を持つIC部1bを有するウエハ1を備えた圧力センサ素子10において、前記ウエハ表面の電極上に形成したパッド3の表面にバンプ4を形成し、前記圧力センサ素子10のウエハ表面をプリント基板20に対向させるとともに、圧力センサ素子10とプリント基板20の間に実装材料7を介在させて、圧力センサ素子をプリント基板に実装した。
【0010】
この実施例では、ウエハ表面(IC部1bの電極上)のパッド3の表面に形成したバンプ4を介して、圧力センサ素子10のIC部1bの電極とプリント基板20の回路6との電気的な接続を図っている。つまりボンディングワイヤを使用することなく、圧力センサ素子10からの電気信号をプリント基板20に伝達する。
【0011】
図2は、絶対圧タイプセンサモジュールを構成する圧力センサ素子10を示すものであって、図2(a)は圧力センサ素子10の断面図を示すものであり、図2(b)はウエハ表面から圧力センサ素子10をみた平面図である。
【0012】
図2(a)に示す圧力センサ素子10は、裏面に凹部1cを備えたウエハ1にガラス板からなる台座2を真空室内で陽極接合し、前記ウエハ1の凹部1cの開口を台座2で密閉してある。よって前記凹部1c内は真空に維持され、基準圧となっている。
凹部1cが形成されたウエハ1の薄肉部には歪ゲージが設けられ、圧力の変化を感知するためのダイヤフラム1aになっている。なお台座2は、ウエハ1の凹部1cの開口を密閉し、凹部1c内を真空に維持するとともに(気体の封止)、ダイヤフラム1aの保護も図っている。
さらにウエハ表面には前記ダイヤフラム1aからの配線と計算回路および電極を持つIC部1bが形成されている。なおIC部1bの電極の上にはパッド3が形成されている。
【0013】
このような圧力センサ素子10では、ダイヤフラム裏面(凹部内)の基準圧と、ダイヤフラム表面の外部圧との気圧差でダイヤフラム1aが歪み、それを感知し、圧力を測定する。
詳しくは、外部雰囲気の圧力変化が圧力センサ素子10に印加されると、ダイヤフラム1aが変形し、ゲージに歪が発生する。そしてIC部1bにおいて各歪ケージの抵抗値の変化(電気信号)が取得され、圧力が測定される。すなわちIC部1bにおいて、圧力の変化を歪ゲージの抵抗値の変化(電気信号)として取得する。なお前記抵抗値の変化に応じた電気信号はIC部1bの電極上に形成したパッド3から出力され、プリント基板101の回路へ伝達される。
【0014】
そして、この発明による圧力センサ素子10では、IC部1bの電極上に形成したパッド3の表面にバンプ4を形成する。
この実施例では図2(b)に示すように、IC部1bにある電極(6個)上にそれぞれパッド3(6個)が形成され、このパッド3の表面にそれぞれバンプ4が形成されている。
【0015】
図3は、この発明による絶対圧タイプ圧力センサモジュールを構成するプリント基板20の実施例を示すものであって、図3(a)は断面図、図3(b)は基板表面(圧力センサ素子10の実装面側)の平面図、図3(C)は基板裏面の平面図である。
【0016】
図3(a)に示すように、可撓性または硬質の基材5の表面に所定の回路6が形成されているプリント基板20には、圧力センサ素子10が実装される部分(実装部)の中央に、基材5を貫通する貫通孔5aが形成してある。また前記実装部では、圧力センサ素子10の電極上に形成されているパッド3(バンプ4)と対向する位置に、圧力センサ素子10の電極と接続すべき回路6が形成されている。
またプリント基板20には、圧力センサ素子10の実装部およびその周辺にわたって、表面に実装材料7が被覆されているととに、裏面に補強板8が積層されている。
【0017】
図3(b)に示すように、プリント基板20の表面(圧力センサ素子10の実装面)には、ACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)、NCP(No Conductive Paste)などの絶縁体からなる実装材料7が被覆されており、圧力センサ素子10とプリント基板20との間に前記実装材料7を介在させて、圧力センサ素子10をプリント基板20に実装するようになっている。
【0018】
この実施例では実装材料7としてフィルム状のACFを使用し、このACFをプリント基板20(圧力センサ素子10の実装部およびその周辺)の表面に被覆した。このACF7は開口7aを備え、開口7aでは基材5表面が露出している。
そして前記開口7aの中央にプリント基板20(基材5)の貫通孔5aが配置されるよう、プリント基板20の表面にACF7が被覆されている。また前記開口7aは、圧力センサ素子10をプリント基板20に実装するときに、ウエハ1のダイヤフラム1aが開口7a内に配置されるように設計してある。
【0019】
さらに圧力センサ素子10とプリント基板20との間に介在するACF7には、窓7bが形成されている。この窓7bは、圧力センサ素子10をプリント基板20に実装するときに、圧力センサ素子10の電極上のパッド3表面に形成したバンプ4をプリント基板20の回路6に接続(接着)するためのものであって、圧力センサ素子10のパッド3(バンプ4)と対向する位置(つまり圧力センサ素子10の電極と接続すべき回路6が形成されている位置)に配設されている。この実施例では、図2(b)に示す圧力センサ素子10の電極(6個)上のパッド3に対応する窓7b(6個)が形成されている。
【0020】
一方、図3(c)に示すように、プリント基板20(圧力センサ素子10の実装部およびその周辺)の裏面には補強板8が積層してある。この補強板8には貫通孔8aが形成されており、この貫通孔8aはプリント基板20(基材5)の貫通孔5aと重なるように形成され、プリント基板20と補強板8の2層を貫通する孔(圧力導入孔9)を構成する。なおこの実施例では、プリント基板20に補強板8を積層した(貼り付けた)後、この2層を貫通する孔を形成することによって、プリント基板20(基材5)と補強板8の2層に同時に貫通孔(5a,8a)を形成した。
【0021】
そして、この実施例による絶対圧タイプセンサモジュールでは、図1に示すように、圧力センサ素子10のウエハ1表面(IC部1bの電極上)のパッド3の表面にバンプ4が形成されている圧力センサ素子10を使用し、この圧力センサ素子10のウエハ1表面をプリント基板20に対向させ(図1(a)参照)、実装材料(ACF)7を介在させて、基材裏面に補強板8が積層されるとともに、圧力導入孔9を備えるプリント基板20に接合する(図1(b)参照)。
つまり電極(IC部1b)が実装されている面(ウエハ表面)をプリント基板20に対向させ、F/C(Flip Chip)実装するものである。
【0022】
また介在させた実装材料(ACF)7に開口7aを形成しておくことによって、ダイヤフラム1aの表面にACFが被覆されることなく、圧力センサ素子10がプリント基板20に実装され、かつプリント基板20とダイヤフラム1aとの間に空間を形成する。
この空間にはプリント基板20及びその裏面に積層された補強板8の2層を貫通する圧力導入孔9から外部雰囲気の圧力(外部圧)が導入される。そして、プリント基板20に実装された圧力センサ素子10では、前記空間(ダイヤフラム表面)の外部圧と、ダイヤフラム裏面(凹部内)の基準圧との気圧差でダイヤフラム1aが歪み、それを感知し圧力を測定する。
【0023】
なおこの実施例では、実装材料(ACF)7を介在させて圧力センサ素子10とプリント基板20を接合(接着)することによって、ウエハ表面を圧力感知部(ダイヤフラム1a)を除いて実装材料(ACF)7によってプリント基板20に接着・固定し(面接着)、安定した実装を図ることができる。
また、圧力センサ素子の電極とプリント基板20の回路6とを電気的に接続するバンプ4は、実装材料(ACF)7に形成されている窓7b内で回路6と接合(接着)されるため、実装材料(ACF)7によってバンプ4の絶縁が図られている。
【0024】
さらに圧力センサ素子10とプリント基板20の間に介在させた実装材料(ACF)7の開口7aによって、ダイヤフラム1a表面には空間が確保され、この空間には圧力導入孔9から外部雰囲気中の圧力が導入されるため、支障なく圧力測定を行うことができ、また前記空間は圧力導入孔9以外は実装材料(ACF)7によって封止されているため、ゴミなどの混入を防止することができ、ダイヤフラム1aの保護を図ることができる。
【0025】
さらにまた圧力センサ素子10の実装部およびその周辺において、プリント基板20(基材5)の裏面に補強板8を積層することによって、プリント基板20(基材5)の撓み(ふらつき)を防止し、プリント基板20と対向して実装されているウエハ1表面のダイヤフラム1aやIC部1bの保護を図っている。
【0026】
基材5の裏面に補強板8を積層したプリント基板20を使用することによって、例えば、薄型で可撓性の基材5に回路6が形成されているフレキシブルプリント基板(FPC)などを使用しても、基材5の撓み(ふらつき)を防止し、プリント基板20と対向して実装されているウエハ1表面のダイヤフラム1aやIC部1bを傷つけることがない。
【0027】
また、圧力導入孔9(貫通孔5a)を形成した部分では基材5が撓みやすいが、基材裏面に補強板8を積層することによって基材5のふらつき(撓み)を防止し、ウエハ表面のダイヤフラム1aやIC部1bを傷つけるのを防止する。
【0028】
この実施例では、直径約1.80mm、厚み約0.75mmの圧力センサ素子10のウエハ1表面の電極上に形成されているパッド3(パッド高さ10μm)表面にバンプ4(バンプ高さ20μm)を形成し、ウエハ表面をプリント基板20に対向させるとともに、圧力センサ素子10とプリント基板20との間に層厚40μmのACFを介在させ、温度:200℃、圧力:50〜100g/1バンプ、加熱・加圧時間:5〜20secの条件により、圧力センサ素子とプリント基板とを接合した。
【0029】
なお前記圧力センサ素子10は、厚み約0.25m(ダイヤフラム1aの厚みは約10μm)のウエハ1と、厚み約0.50の台座2とから構成される。
プリント基板20は、ポリイミド/接着剤/銅=25μm/12.5μm/18μm厚のCLL基材と、ポリイミド/接着剤=25μm/25μm厚のCL基材から構成され、回路形成及び絶縁形成されたフレキシブルプリント基板(FPC)を用いた。またこのプリント基板20に、ポリイミド/接着剤=75μm/20μm厚の補強板8を張り付け、金型で打ち抜いてφ2mmの圧力導入孔9(貫通孔)を形成した。
【0030】
またこの実施例では、中央部分に開口7aを有するACFを使用し、この開口1aの中央に圧力導入孔9が配置されるようACFをプリント基板20表面に被覆するとともに、前記開口7aにウエハ1のダイヤフラム1aが配置されるように圧力センサ素子10を実装した。
【0031】
このように、この実施例による絶対圧タイプ圧力センサモジュールによれば、圧力センサ素子10のウエハ表面のパッド3上にバンプ4を形成するともに、ウエハ表面をプリント基板20に対向させて圧力センサ素子10を実装し、前記バンプを介して圧力センサ素子10の電極とプリント基板20の回路6とを電気的に接続するため、従来技術の絶対圧タイプ圧力センサモジュール100のようにボンディングワイヤ104のためのスペースが必要なく、全体として小型化を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明による絶対圧タイプ圧力センサモジュールは、基材裏面に補強板が積層され、前記基材と補強板とを貫通する圧力導入孔を備えたプリント基板に、圧力センサ素子のウエハ表面を対向させて実装した絶対圧タイプ圧力センサモジュールであって、圧力を感知するダイヤフラムと前記ダイヤフラムからの配線と計算回路および電極を持つIC部を有するウエハを備えた圧力センサ素子において、前記ウエハ表面の電極上に形成したパッドの表面にバンプを形成し、前記圧力センサ素子のウエハ表面をプリント基板に対向させるとともに、圧力センサ素子とプリント基板の間に実装材料を介在させて、圧力センサ素子をプリント基板に実装したものであり、圧力センサ素子がウエア表面に形成したバンプを介してF/C実装されるため、従来技術による絶対圧タイプ圧力センサモジュールのようにボンディングワイヤを使用することなく、モジュール全体としての小型化を図ることができる。
【0033】
また、圧力センサ素子とプリント基板の間に実装材料を介在させ、圧力センサ素子とプリント基板の接着を図るとともに、圧力センサ素子(ダイヤフラム)とプリント基板との間に空間を形成し、この空間内に圧力導入孔を介して外部雰囲気中の圧力を導入する。このためカバーケースを設けることなくダイヤフラム1aやIC部1bの保護を図ることができ、カバーケースの体積が減り(少スペース化)、またコストダウンすることができる。
さらに基材裏面に補強板を積層したプリント基板に圧力センサ素子を実装するため、可撓性の基材の表面に回路を形成したフレキシブルプリント基板を使用しても、基材のふらつき(撓み)が防止され、ダイヤフラムやIC部を傷つける虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による絶対圧タイプ圧力センサモジュールの説明図。
【図2】この発明の実施例による圧力センサ素子の説明図。
【図3】この発明の実施例によるプリント基板の説明図。
【図4】従来技術による絶対圧タイプ圧力センサモジュールの説明図。
【符号の説明】
1 ウエハ
1a ダイヤフラム
1b IC部
1c 凹部
2 台座
3 パッド
4 バンプ
5 基材
5a 貫通孔
6 回路
7 実装材料、ACF
7a 開口
7b 窓
8 補強板
8a 貫通孔
9 圧力導入孔
10 圧力センサ素子
20 プリント基板
【発明の属する技術分野】
この発明は、気圧計などに用いられる絶対圧タイプの圧力センサモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術による絶対圧タイプ圧力センサモジュールについて図4を用いて説明する。この絶対圧タイプ圧力センサモジュール100は、圧力を感知する圧力センサ素子10をプリント基板101上に実装したものである。
図4(b)の断面図は圧力センサ素子10を示すものであり、裏面に凹部1cを備えたウエハ1にガラス板からなる台座2を真空室内で陽極接合し、前記ウエハ1の凹部1cの開口を台座2で密閉してある。よって前記凹部1c内は真空に維持され、基準圧となっている。
凹部1cが形成されたウエハ1の薄肉部には歪ゲージが設けられ、圧力の変化を感知するためのダイヤフラム1aになっている。なお台座2は、ウエハ1の凹部1cの開口を密閉し、凹部1c内を真空に維持するとともに(気体の封止)、ダイヤフラム1aの保護も図っている。
さらにウエハ表面には前記ダイヤフラム1aからの配線と計算回路および電極を持つIC部1bが形成されている。なおIC部1bの電極の上にはパッド3が形成されている。
このような圧力センサ素子10では、ダイヤフラム裏面(凹部内)の基準圧と、ダイヤフラム表面の外部圧との気圧差でダイヤフラム1aが歪み、それを感知し圧力を測定する。
詳しくは、外部雰囲気の圧力変化が圧力センサ素子10に印加されると、ダイヤフラム1aが変形し、ゲージに歪が発生する。そしてIC部1bにおいて各歪ケージの抵抗値の変化(電気信号)が取得され、圧力が測定される。すなわちIC部1bにおいて、圧力の変化を歪ゲージの抵抗値の変化(電気信号)として取得する。なお前記抵抗値の変化に応じた電気信号はIC部1bの電極上に形成したパッド3から出力され、プリント基板101の回路へ伝達される。
【0003】
そして従来技術による絶対圧タイプ圧力センサモジュール100では、図4(a)の断面図に示すように、前記圧力センサ素子10が、台座2をプリント基板101に接地して接合され、金やアルミなどからなるボンディングワイヤ104によってプリント基板101の回路と圧力センサ素子10の電極とを電気的に接続していた(例えば、特許文献1を参照)。つまりボンデングワイヤ104の一方を、IC部1bの電極上に形成したパッド3に接着し、他方をプリント基板101の回路に接続することによって、圧力センサ素子10で取得した電気信号をボンディングワイヤ104を介してプリント基板101の回路に伝達していた。また従来技術による絶対圧タイプ圧力センサモジュール100では、外部雰囲気中の圧力を導入するための圧力導入孔103を備えたカバーケース102に圧力センサ素子10を収容するとともに、カバーケース102内へのゴミの混入を防止するために前記圧力導入孔103を小さくし、圧力センサ素子10(ダイヤフラム1aやIC部1b)の保護を図っていた。
さらに前記カバーケース102内をダイヤフラム1a表面を除いて樹脂封止し、この封止樹脂(樹脂封止部)105によってボンディングワイヤ104の固定と絶縁を図っていた。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−87662号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しなしながら、図4に示すような従来技術による絶対圧タイプ圧力センサモジュール100では、ボンディングワイヤ104の固定および絶縁するための封止樹脂105が多量に必要であるため、コストが高くなっていた。
また多量の封止樹脂105を使用することによって、前記封止樹脂105がダイヤフラム1aの表面にしみだしてダイヤフラム1aに悪影響を及ぼし、正確な圧力測定が行えなくなる虞があった。
さらにまた、プリント基板101の回路と圧力センサ素子10の電極とをボンディグワイヤ104によって接続する絶対圧タイプ圧力センサモジュール100では、ボンディングワイヤ104のスペースを確保せねばならず、小型化が困難であった。
【0006】
そこで、この発明は上記の問題を鑑み、その目的とするところは低コストで、かつ全体の小型化を図った絶対圧タイプ圧力センサモジュールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
基材裏面に補強板が積層され、前記基材と補強板とを貫通する圧力導入孔を備えたプリント基板に、圧力センサ素子のウエハ表面を対向させて実装した絶対圧タイプ圧力センサモジュールであって、圧力を感知するダイヤフラムと前記ダイヤフラムからの配線と計算回路および電極を持つIC部を有するウエハを備えた圧力センサ素子において、前記ウエハ表面の電極上に形成したパッドの表面にバンプを形成し、前記圧力センサ素子のウエハ表面をプリント基板に対向させるとともに、圧力センサ素子とプリント基板の間に実装材料を介在させて、圧力センサ素子をプリント基板に実装した絶対圧タイプ圧力センサモジュールを提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施例による絶対圧タイプ圧力センサモジュールについて図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、この発明による実施例による絶対圧タイプセンサモジュールを示すものであって、基材裏面に補強板8が積層され、前記基材5と補強板8とを貫通する圧力導入孔9を備えたプリント基板20に、圧力センサ素子10のウエハ表面を対向させて実装した絶対圧タイプ圧力センサモジュールであって、圧力を感知するダイヤフラム1aと前記ダイヤフラム1aからの配線と計算回路および電極を持つIC部1bを有するウエハ1を備えた圧力センサ素子10において、前記ウエハ表面の電極上に形成したパッド3の表面にバンプ4を形成し、前記圧力センサ素子10のウエハ表面をプリント基板20に対向させるとともに、圧力センサ素子10とプリント基板20の間に実装材料7を介在させて、圧力センサ素子をプリント基板に実装した。
【0010】
この実施例では、ウエハ表面(IC部1bの電極上)のパッド3の表面に形成したバンプ4を介して、圧力センサ素子10のIC部1bの電極とプリント基板20の回路6との電気的な接続を図っている。つまりボンディングワイヤを使用することなく、圧力センサ素子10からの電気信号をプリント基板20に伝達する。
【0011】
図2は、絶対圧タイプセンサモジュールを構成する圧力センサ素子10を示すものであって、図2(a)は圧力センサ素子10の断面図を示すものであり、図2(b)はウエハ表面から圧力センサ素子10をみた平面図である。
【0012】
図2(a)に示す圧力センサ素子10は、裏面に凹部1cを備えたウエハ1にガラス板からなる台座2を真空室内で陽極接合し、前記ウエハ1の凹部1cの開口を台座2で密閉してある。よって前記凹部1c内は真空に維持され、基準圧となっている。
凹部1cが形成されたウエハ1の薄肉部には歪ゲージが設けられ、圧力の変化を感知するためのダイヤフラム1aになっている。なお台座2は、ウエハ1の凹部1cの開口を密閉し、凹部1c内を真空に維持するとともに(気体の封止)、ダイヤフラム1aの保護も図っている。
さらにウエハ表面には前記ダイヤフラム1aからの配線と計算回路および電極を持つIC部1bが形成されている。なおIC部1bの電極の上にはパッド3が形成されている。
【0013】
このような圧力センサ素子10では、ダイヤフラム裏面(凹部内)の基準圧と、ダイヤフラム表面の外部圧との気圧差でダイヤフラム1aが歪み、それを感知し、圧力を測定する。
詳しくは、外部雰囲気の圧力変化が圧力センサ素子10に印加されると、ダイヤフラム1aが変形し、ゲージに歪が発生する。そしてIC部1bにおいて各歪ケージの抵抗値の変化(電気信号)が取得され、圧力が測定される。すなわちIC部1bにおいて、圧力の変化を歪ゲージの抵抗値の変化(電気信号)として取得する。なお前記抵抗値の変化に応じた電気信号はIC部1bの電極上に形成したパッド3から出力され、プリント基板101の回路へ伝達される。
【0014】
そして、この発明による圧力センサ素子10では、IC部1bの電極上に形成したパッド3の表面にバンプ4を形成する。
この実施例では図2(b)に示すように、IC部1bにある電極(6個)上にそれぞれパッド3(6個)が形成され、このパッド3の表面にそれぞれバンプ4が形成されている。
【0015】
図3は、この発明による絶対圧タイプ圧力センサモジュールを構成するプリント基板20の実施例を示すものであって、図3(a)は断面図、図3(b)は基板表面(圧力センサ素子10の実装面側)の平面図、図3(C)は基板裏面の平面図である。
【0016】
図3(a)に示すように、可撓性または硬質の基材5の表面に所定の回路6が形成されているプリント基板20には、圧力センサ素子10が実装される部分(実装部)の中央に、基材5を貫通する貫通孔5aが形成してある。また前記実装部では、圧力センサ素子10の電極上に形成されているパッド3(バンプ4)と対向する位置に、圧力センサ素子10の電極と接続すべき回路6が形成されている。
またプリント基板20には、圧力センサ素子10の実装部およびその周辺にわたって、表面に実装材料7が被覆されているととに、裏面に補強板8が積層されている。
【0017】
図3(b)に示すように、プリント基板20の表面(圧力センサ素子10の実装面)には、ACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)、NCP(No Conductive Paste)などの絶縁体からなる実装材料7が被覆されており、圧力センサ素子10とプリント基板20との間に前記実装材料7を介在させて、圧力センサ素子10をプリント基板20に実装するようになっている。
【0018】
この実施例では実装材料7としてフィルム状のACFを使用し、このACFをプリント基板20(圧力センサ素子10の実装部およびその周辺)の表面に被覆した。このACF7は開口7aを備え、開口7aでは基材5表面が露出している。
そして前記開口7aの中央にプリント基板20(基材5)の貫通孔5aが配置されるよう、プリント基板20の表面にACF7が被覆されている。また前記開口7aは、圧力センサ素子10をプリント基板20に実装するときに、ウエハ1のダイヤフラム1aが開口7a内に配置されるように設計してある。
【0019】
さらに圧力センサ素子10とプリント基板20との間に介在するACF7には、窓7bが形成されている。この窓7bは、圧力センサ素子10をプリント基板20に実装するときに、圧力センサ素子10の電極上のパッド3表面に形成したバンプ4をプリント基板20の回路6に接続(接着)するためのものであって、圧力センサ素子10のパッド3(バンプ4)と対向する位置(つまり圧力センサ素子10の電極と接続すべき回路6が形成されている位置)に配設されている。この実施例では、図2(b)に示す圧力センサ素子10の電極(6個)上のパッド3に対応する窓7b(6個)が形成されている。
【0020】
一方、図3(c)に示すように、プリント基板20(圧力センサ素子10の実装部およびその周辺)の裏面には補強板8が積層してある。この補強板8には貫通孔8aが形成されており、この貫通孔8aはプリント基板20(基材5)の貫通孔5aと重なるように形成され、プリント基板20と補強板8の2層を貫通する孔(圧力導入孔9)を構成する。なおこの実施例では、プリント基板20に補強板8を積層した(貼り付けた)後、この2層を貫通する孔を形成することによって、プリント基板20(基材5)と補強板8の2層に同時に貫通孔(5a,8a)を形成した。
【0021】
そして、この実施例による絶対圧タイプセンサモジュールでは、図1に示すように、圧力センサ素子10のウエハ1表面(IC部1bの電極上)のパッド3の表面にバンプ4が形成されている圧力センサ素子10を使用し、この圧力センサ素子10のウエハ1表面をプリント基板20に対向させ(図1(a)参照)、実装材料(ACF)7を介在させて、基材裏面に補強板8が積層されるとともに、圧力導入孔9を備えるプリント基板20に接合する(図1(b)参照)。
つまり電極(IC部1b)が実装されている面(ウエハ表面)をプリント基板20に対向させ、F/C(Flip Chip)実装するものである。
【0022】
また介在させた実装材料(ACF)7に開口7aを形成しておくことによって、ダイヤフラム1aの表面にACFが被覆されることなく、圧力センサ素子10がプリント基板20に実装され、かつプリント基板20とダイヤフラム1aとの間に空間を形成する。
この空間にはプリント基板20及びその裏面に積層された補強板8の2層を貫通する圧力導入孔9から外部雰囲気の圧力(外部圧)が導入される。そして、プリント基板20に実装された圧力センサ素子10では、前記空間(ダイヤフラム表面)の外部圧と、ダイヤフラム裏面(凹部内)の基準圧との気圧差でダイヤフラム1aが歪み、それを感知し圧力を測定する。
【0023】
なおこの実施例では、実装材料(ACF)7を介在させて圧力センサ素子10とプリント基板20を接合(接着)することによって、ウエハ表面を圧力感知部(ダイヤフラム1a)を除いて実装材料(ACF)7によってプリント基板20に接着・固定し(面接着)、安定した実装を図ることができる。
また、圧力センサ素子の電極とプリント基板20の回路6とを電気的に接続するバンプ4は、実装材料(ACF)7に形成されている窓7b内で回路6と接合(接着)されるため、実装材料(ACF)7によってバンプ4の絶縁が図られている。
【0024】
さらに圧力センサ素子10とプリント基板20の間に介在させた実装材料(ACF)7の開口7aによって、ダイヤフラム1a表面には空間が確保され、この空間には圧力導入孔9から外部雰囲気中の圧力が導入されるため、支障なく圧力測定を行うことができ、また前記空間は圧力導入孔9以外は実装材料(ACF)7によって封止されているため、ゴミなどの混入を防止することができ、ダイヤフラム1aの保護を図ることができる。
【0025】
さらにまた圧力センサ素子10の実装部およびその周辺において、プリント基板20(基材5)の裏面に補強板8を積層することによって、プリント基板20(基材5)の撓み(ふらつき)を防止し、プリント基板20と対向して実装されているウエハ1表面のダイヤフラム1aやIC部1bの保護を図っている。
【0026】
基材5の裏面に補強板8を積層したプリント基板20を使用することによって、例えば、薄型で可撓性の基材5に回路6が形成されているフレキシブルプリント基板(FPC)などを使用しても、基材5の撓み(ふらつき)を防止し、プリント基板20と対向して実装されているウエハ1表面のダイヤフラム1aやIC部1bを傷つけることがない。
【0027】
また、圧力導入孔9(貫通孔5a)を形成した部分では基材5が撓みやすいが、基材裏面に補強板8を積層することによって基材5のふらつき(撓み)を防止し、ウエハ表面のダイヤフラム1aやIC部1bを傷つけるのを防止する。
【0028】
この実施例では、直径約1.80mm、厚み約0.75mmの圧力センサ素子10のウエハ1表面の電極上に形成されているパッド3(パッド高さ10μm)表面にバンプ4(バンプ高さ20μm)を形成し、ウエハ表面をプリント基板20に対向させるとともに、圧力センサ素子10とプリント基板20との間に層厚40μmのACFを介在させ、温度:200℃、圧力:50〜100g/1バンプ、加熱・加圧時間:5〜20secの条件により、圧力センサ素子とプリント基板とを接合した。
【0029】
なお前記圧力センサ素子10は、厚み約0.25m(ダイヤフラム1aの厚みは約10μm)のウエハ1と、厚み約0.50の台座2とから構成される。
プリント基板20は、ポリイミド/接着剤/銅=25μm/12.5μm/18μm厚のCLL基材と、ポリイミド/接着剤=25μm/25μm厚のCL基材から構成され、回路形成及び絶縁形成されたフレキシブルプリント基板(FPC)を用いた。またこのプリント基板20に、ポリイミド/接着剤=75μm/20μm厚の補強板8を張り付け、金型で打ち抜いてφ2mmの圧力導入孔9(貫通孔)を形成した。
【0030】
またこの実施例では、中央部分に開口7aを有するACFを使用し、この開口1aの中央に圧力導入孔9が配置されるようACFをプリント基板20表面に被覆するとともに、前記開口7aにウエハ1のダイヤフラム1aが配置されるように圧力センサ素子10を実装した。
【0031】
このように、この実施例による絶対圧タイプ圧力センサモジュールによれば、圧力センサ素子10のウエハ表面のパッド3上にバンプ4を形成するともに、ウエハ表面をプリント基板20に対向させて圧力センサ素子10を実装し、前記バンプを介して圧力センサ素子10の電極とプリント基板20の回路6とを電気的に接続するため、従来技術の絶対圧タイプ圧力センサモジュール100のようにボンディングワイヤ104のためのスペースが必要なく、全体として小型化を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明による絶対圧タイプ圧力センサモジュールは、基材裏面に補強板が積層され、前記基材と補強板とを貫通する圧力導入孔を備えたプリント基板に、圧力センサ素子のウエハ表面を対向させて実装した絶対圧タイプ圧力センサモジュールであって、圧力を感知するダイヤフラムと前記ダイヤフラムからの配線と計算回路および電極を持つIC部を有するウエハを備えた圧力センサ素子において、前記ウエハ表面の電極上に形成したパッドの表面にバンプを形成し、前記圧力センサ素子のウエハ表面をプリント基板に対向させるとともに、圧力センサ素子とプリント基板の間に実装材料を介在させて、圧力センサ素子をプリント基板に実装したものであり、圧力センサ素子がウエア表面に形成したバンプを介してF/C実装されるため、従来技術による絶対圧タイプ圧力センサモジュールのようにボンディングワイヤを使用することなく、モジュール全体としての小型化を図ることができる。
【0033】
また、圧力センサ素子とプリント基板の間に実装材料を介在させ、圧力センサ素子とプリント基板の接着を図るとともに、圧力センサ素子(ダイヤフラム)とプリント基板との間に空間を形成し、この空間内に圧力導入孔を介して外部雰囲気中の圧力を導入する。このためカバーケースを設けることなくダイヤフラム1aやIC部1bの保護を図ることができ、カバーケースの体積が減り(少スペース化)、またコストダウンすることができる。
さらに基材裏面に補強板を積層したプリント基板に圧力センサ素子を実装するため、可撓性の基材の表面に回路を形成したフレキシブルプリント基板を使用しても、基材のふらつき(撓み)が防止され、ダイヤフラムやIC部を傷つける虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による絶対圧タイプ圧力センサモジュールの説明図。
【図2】この発明の実施例による圧力センサ素子の説明図。
【図3】この発明の実施例によるプリント基板の説明図。
【図4】従来技術による絶対圧タイプ圧力センサモジュールの説明図。
【符号の説明】
1 ウエハ
1a ダイヤフラム
1b IC部
1c 凹部
2 台座
3 パッド
4 バンプ
5 基材
5a 貫通孔
6 回路
7 実装材料、ACF
7a 開口
7b 窓
8 補強板
8a 貫通孔
9 圧力導入孔
10 圧力センサ素子
20 プリント基板
Claims (3)
- 基材裏面に補強板(8)が積層され、前記基材(5)と補強板(8)とを貫通する圧力導入孔(9)を備えたプリント基板(20)に、圧力センサ素子(10)のウエハ表面を対向させて実装する絶対圧タイプ圧力センサモジュールであって、
圧力を感知するダイヤフラム(1a)と前記ダイヤフラム(1a)からの配線と計算回路および電極を持つIC部(1b)を有するウエハ(1)を備えた圧力センサ素子(10)において、前記ウエハ(1)表面の電極上に形成したパッド(3)の表面にバンプ(4)を形成し、
前記圧力センサ素子(10)のウエハ表面をプリント基板(20)に対向させるとともに、圧力センサ素子(10)とプリント基板(20)の間に実装材料(7)を介在させて、圧力センサ素子(10)をプリント基板(20)に実装したことを特徴とする絶対圧タイプ圧力センサモジュール。 - 実装材料(7)には、プリント基板(20)とダイヤフラム(1a)との間に空間を形成するための開口(7a)と、ウエハ表面のバンプ(4)とプリント基板(20)の回路(6)との接着を図るための窓(7b)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の絶対圧タイプ圧力センサモジュール。
- 実装材料(7)が絶縁体であることを特徴とする請求項1または2に記載の絶対圧タイプ圧力センサモジュール。
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| JP2002334154A JP2004170148A (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | 絶対圧タイプ圧力センサモジュール |
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| JP2002334154A Pending JP2004170148A (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | 絶対圧タイプ圧力センサモジュール |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006105639A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Hitachi Ltd | 圧力センサシステム |
| WO2007083748A1 (ja) * | 2006-01-19 | 2007-07-26 | Fujikura Ltd. | 圧力センサパッケージ及び電子部品 |
| JP2007240250A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Fujikura Ltd | 圧力センサ、圧力センサパッケージ、圧力センサモジュール、及び電子部品 |
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-
2002
- 2002-11-18 JP JP2002334154A patent/JP2004170148A/ja active Pending
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