JP2004193284A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造を複雑化・微細化することなく、入射光の利用効率を向上させる撮像素子を備えた撮像装置を実現することができるようにする。
【解決手段】マイクロレンズ2で集光された光線110のうち、ダイクロイック膜4gで所定の波長の光線を選択的に透過させるともに他の波長の光線を反射させる。そして、ダイクロイック膜4gで反射させた光線を第1の屈折率層5と第2の屈折率層6との界面で反射させて、隣接する画素のダイクロイック膜4rに導入する。一方、ダイクロイック膜4gで透過させた光線を光電変換部3で電気信号に変換する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体像を撮像する撮像装置に関し、特に、入射光の利用効率を向上し得るものに用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】
従来における一般的なカラー画像を形成する撮像素子の内部構造を図29に示す。図29は、撮像素子を構成する画素の中央断面図である。2は外部からの光線を集光し、光線の取り込み効率を向上させる役目を果たすマイクロレンズ、41はマイクロレンズ2で集光した光線を波長分離するカラーフィルタ、3はカラーフィルタ41を透過した光線を電気信号に変換する光電変換部である。ここでカラーフィルタ41は、R(赤色)G(緑色)B(青色)のいずれかの原色フィルタで構成されている。図の41Rは赤色カラーフィルタ、41Gは緑色カラーフィルタを示している。また、このカラーフィルタ41としては、C(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)の3色を用いた補色フィルタというものもある。
【0003】
また、図30に示す撮像素子61には、図29で示した画素がモザイク状に配設されており、各画素からの出力信号を処理して、画素数に相当する輝度情報と色情報とを生成する撮像技術が広く用いられている。ここで、撮像素子61におけるカラーフィルタ配列は、図示するようなベイヤー配列と呼ばれる構成を採るものが多い。図30に示す61mngは第1の緑色の画素、61mnbは青色の画素、61mnrは赤色の画素、61mng2は第2の緑色の画素をそれぞれ示している。また、mは横方向の画素の配列番号を示し、nは縦方向の画素の配列番号を示している。これらの画素を図示するように規則正しく配置することにより、1つの撮像素子61を構成する。
【0004】
図30に示した画素配列では、緑色の画素は青色及び赤色の画素に比べて2倍の画素数を持つことになる。基本的には3色が同数ずつあればカラーの画像を生成することが可能であるが、比較的視感度の高い緑色の画素を増やすことで画質を向上させることができる。
【0005】
また、別のカラー画像を得る方法としては、図31に示すような色分解用のビームスプリッターを用いたものが提案されている。これは3個のプリズム302,303,304と、ダイクロイック膜305a,305bを用いて物体像を予め3色に分離し、各色に対応した単色用撮像素子301a,301b,301cを使用して像を捉えようとするものであり、3板式と呼ばれている。ダイクロイック膜305aは、緑色光を反射して、それ以外の光を透過する特性を持っており、緑色用撮像素子301aに対して緑色の物体像を分離する。また、ダイクロイック膜305bは、青色光を反射して、それ以外の光を透過するという特性を持っており、ダイクロイック膜305aを透過した光線(青色光+赤色光)のうち青色光を青色用撮像素子301cに分離し、透過した赤色光を赤色用撮像素子301bへと導く。
【0006】
【特許文献1】
特開平08−182006号公報
【特許文献2】
特開2000−066141号公報
【特許文献3】
特開2001−078213号公報
【特許文献4】
特公平01−014749号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例には以下のような問題点が存在する。
光線の利用効率に関して考えると、例えば、色再現性が良いとされる原色フィルタ付きの画素をモザイク状に配置したCCD撮像素子では、R(赤色)G(緑色)B(青色)の光学フィルタ41がマイクロレンズ2と光電変換部3との間に1つずつ配置される構造となるが、赤色の光学フィルタを配した画素では赤色光のみが光電変換されて、青色光や緑色光は当該光学フィルタで吸収されて熱となってしまう。同様に、緑色の光学フィルタを配した画素では青色光と赤色光が光電変換されずに当該光学フィルタで吸収されて熱となってしまい、また、青色の光学フィルタを配した画素では同様に緑色光と赤色光が光電変換されずに当該光学フィルタで吸収されて熱となってしまう。
【0008】
すなわち、従来のカラー撮像素子の各画素では、入射した光束のうち所定の光学フィルタを透過した光のみが光電変換されて電気信号として出力されるため、その光学フィルタを透過できなかった光は熱などとして捨てられてしまい、入射した光線を有効に利用することができないという問題点がある。
【0009】
図32は、撮像素子61におけるRGBカラーフィルタ41の分光透過率を示す特性図である。ここで、赤外線の透過率が高いのため、実際には撮像素子61と撮影レンズとの間にさらに650nm以上の波長を遮断する赤外線カットフィルタを重ねて用いる。この特性図から分かるように、撮像素子61の1画素においては可視光のうち、およそ1/3だけしか有効に利用されていない。
【0010】
さらに詳しくRGBの色別に利用効率を考えると、例えば、図30に示すベイヤー配列におけるカラー撮像素子のRGB画素面積比率は、規則的配列を構成する1単位の面積を1としたとき、1/4:2/4:1/4であるので、全体の光量を1としたときの緑色光の利用割合は、波長選択性の項と面積比率の項の積として1/3×2/4=1/6となり、また、赤色光と青色光は1/3×1/4=1/12となる。これらを合計すれば1/6+1/12+1/12=1/3となって、やはり利用効率は1/3ということになる。逆に、全体の光量を1としたときに、緑色光では2/3×2/4=1/3、赤色光や青色光では2/3×1/4=1/6が有効に利用されないことになる。
【0011】
以上は、原色系のカラーフィルタを用いた撮像素子について説明を行ったが、補色フィルタを用いた撮像素子では、可視光のうちのおよそ1/3が光電変換されず、有効に利用されないことになる。このように、原色系・補色系のいずれにしても従来型の単板式撮像素子では、撮像面をカラーフィルタで分割構成していることに起因して入射光の利用効率を向上させることができない。
【0012】
これに対して、特開平08−182006号公報では、このような光量の無駄を省いた撮像素子の構造を開示している。具体的には、空間画素ごとにプリズムを配置して、そのプリズムによって色分解した物体光を3つのRGB色画素で受光するものである。しかしながら、空間画素に対して色画素は1/3程度の大きさしかなく、画素ピッチの小さな撮像素子を作製することは、色画素を極めて微細に作製する必要があるために限界がある。
【0013】
一般に、良好な画像特性を得るための撮像方法としては、物体像を光学装置によって形成する第1のプロセスと、物体像の空間周波数特性の高周波成分を抑制するように調節する第2のプロセスと、空間周波数特性が調節された物体像を光電変換する第3のプロセスと、得られた電気信号に対して空間周波数に応じてレスポンスを補正する第4のプロセスとを経る。このとき有限の画素数の撮像素子で光学像のサンプリングを行うわけであるから、良質な画像出力を得るためには、標本化定理に従って光学像の空間周波数特性に撮像素子固有のナイキスト周波数以上の成分を少なくする必要がある。ここで、ナイキスト周波数とは、画素ピッチで決まるサンプリング周波数の1/2の周波数である。したがって、最適化された一連のプロセスは、サンプリングされる光学像を撮像素子固有のナイキスト周波数に応じた特性の光学像に調節することで、折り返し歪みが目立たない、すなわちモワレの目立たない良質な画像を得るものである。
【0014】
画像の空間周波数伝達特性であるMTF(Modulation Transfer Function)は、デジタルスティルカメラやビデオカメラなどの鮮鋭度に関する特性をよく表現できる評価量である。このMTFに影響を与える具体的要素は、光学装置である結像光学系、物体像の帯域制限のための光学ローパスフィルタ、撮像素子の光電変換領域の開口形状、デジタルアパーチャ補正等であり、最終の画像特性を表す全体のMTFは各要素のMTFの積として与えられる。すなわち、上記の第1のプロセスから第4のプロセスまでのMTFをそれぞれ求め、その積を計算すればよい。ただし、第4のプロセスであるデジタルフィルタ処理は、撮像素子によって既にサンプリングされた画像出力に対して行われるので、ナイキスト周波数を超える高周波について考慮する必要はない。
【0015】
したがって、光学像の空間周波数特性に撮像素子固有のナイキスト周波数以上の成分を少なくする構成とは、第4のプロセスを除き、第1のプロセスにおけるMTF、第2のプロセスにおけるMTFおよび第3のプロセスにおけるMTFの積においてナイキスト周波数以上の成分が小さいということである。ここで、デジタルスティルカメラのように静止画の鑑賞を前提とする場合、ナイキスト周波数を超える高周波がゼロではなく、多少残っていても、ナイキスト周波数をやや下回る周波数におけるレスポンスが高い方が、解像感のある画像となりやすいことを考慮する必要がある。
【0016】
第1のプロセスである結像光学系による物体像の形成において、一般に画面の中央は周辺に比べて光学収差を補正しやすい。画面の周辺で良好な画像を得ようとすると、画面の中央では結像レンズのFナンバーで決定される回折限界MTFに近い極めて良好な特性を得る必要がある。近年、撮像素子の小ピクセル化が進んでおり、この必要性はますます高まっている。したがって、結像光学系については無収差の理想レンズと仮定してMTFを考えると良い。
【0017】
また、幅dの受光開口が隙間なく敷きつめられた撮像素子においては、受光開口の幅が画素ピッチと一致するので、ナイキスト周波数u=d/2における第3のプロセスのレスポンス値はかなり高い。この理由から、ナイキスト周波数付近の総合MTFを下げるために第2のプロセスにおいてナイキスト周波数付近をトラップするのが一般的である。
【0018】
第2のプロセスにおいては、通常、光学ローパスフィルタが用いられる。光学ローパスフィルタには水晶等の複屈折特性を有する物質を利用する。また、特開2000−066141号公報にあるような位相型の回折格子を利用しても良い。
【0019】
光学装置の光路中に複屈折板を介在させ、その光学軸を結像面の水平方向と並行するように傾けて配置すると、常光線による物体像と異常光線による物体像は所定量だけ水平方向にずれて形成される。複屈折板によって特定の空間周波数をトラップするということは、その空間周波数の縞の明部と暗部とが重なるようにずらすということである。光学ローパスフィルタによるMTFは、以下の式(1)で表される。ここで、R(u)はレスポンス、uは光学像の空間周波数、ωは物体像分離幅である。
【0020】
【数1】
Figure 2004193284
【0021】
複屈折版の厚さを適当に選択すれば、撮像素子のナイキスト周波数においてレスポンスをゼロとすることが可能である。回折格子を利用する場合には、回折によって光学像を所定の位置関係の複数の像に分離し重畳させることで、同様の効果を得ることができる。
【0022】
しかしながら、複屈折板を作製するには水晶やニオブ酸リチウムなどの結晶を成長させてから薄く研磨する必要があるため、構造が複雑化してしまい極めて高価になるという問題点がある。また、回折格子にしても高度に精密な微細構造が必要となるため、やはり高価になってしまう。
【0023】
これに対し、特開2001−078213号公報には、複眼レンズを用いることで、単板式の撮像系でありながら、画素ピッチよりも実効的な受光開口を大きくしてナイキスト周波数以上の画素のMTFを抑制する技術が開示されている。しかしながら、複眼であることに起因する物体距離依存の像位置のシフトがあって、基準の物体距離以外では物体像のサンプリングピッチが不等間隔になってしまうという、いわゆるレジストレーションずれが生じてしまう。したがって、どんな物体条件であっても所定の画像性能が得られるというわけではない。
【0024】
さらには、特公平01−014749号公報に開示されているように、画素の光電変換領域を隣接する画素との関係として入り組んだ形状とすることで、高い空間周波数に対するレスポンスを抑制する試みもなされている。しかし、画素の形状が複雑になるという問題や、極めて微細な構造が必要であるという問題、各画素が平面を分割していることから、画素に投影される物体像がその分割線に沿った、例えば、斜めの線を持っていた場合には、入射した光線の利用効率向上の効果が出にくいといった問題点がある。
【0025】
本発明は前述の問題点にかんがみてなされたもので、構造を複雑化・微細化することなく、入射光の利用効率を向上させた撮像素子を備えた撮像装置を実現することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、画素がマトリクス状に配設された撮像素子を備える撮像装置であって、前記画素は、外部から入射した光線を集光する集光手段と、前記集光手段で集光された光線のうち、所定の波長の光線を選択的に透過するとともに他の波長の光線を反射する波長選択手段と、前記波長選択手段で反射させた光線を隣接する画素に対応する前期波長選択手段に導入する反射光線導入手段と、前記波長選択手段で透過させた光線を電気信号に変換する光電変換手段とを有することを特徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照しながら本発明の撮像装置の実施形態について説明する。
【0028】
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態における撮像装置を図1〜図22を用いて説明する。図1は、第1の実施形態の撮像装置における撮像素子の概略断面図である。1はシリコン基板、2は外部からの光線を集光するマイクロレンズ、3は受光した光子を電荷へ変換する光電変換部、4(4r,4g)は光線を波長分離する波長選択部であるダイクロイック膜、5はマイクロレンズ2と接する第1の屈折率層、6は第1の屈折率層5よりも高屈折率を有する第2の屈折率層、7はダイクロイック膜4(4r,4g)と光電変換部3との間に、それぞれに接して設けられた高屈折率部、8は高屈折率部7の周囲に設けられた低屈折率部、10は光電変換部3の電荷を制御するゲートの役割を果たすPoly配線層、11〜13はアルミニウムなどの金属でできた配線層であり、11は各部間の結線および出力線の役割を果たすAL1配線層、12はウェル電源線および制御線の役割を果たすAL2配線層、13は遮光および電源線の役割を果たすAL3配線層である。
【0029】
また、図2は、撮像素子を斜め上面から見た斜視図である。図2には、多数個存在する撮像素子のうち9個のみを取り出して図式化したものを示している。さらに、図3は、図2の中央部でマイクロレンズ2およびダイクロイック膜4からAL3配線層13までの構造を切断した断面図である。
【0030】
図1において、マイクロレンズ2は、上に凸の球面形状であり正のレンズパワーを有する。従って、マイクロレンズ2は、当該マイクロレンズ2上に到達した光線を光電変換部3に対して集光する働きをする。これにより、より多くの光線を光電変換部3に取り込むことができるため、撮像素子の感度を向上させることが可能となる。
【0031】
第1の屈折率層5は低屈折率の材料で形成されており、例えば屈折率1.38のフッ化マグネシウム(MgF)などを用いることができる。また、第1の屈折率層5とダイクロイック膜4に挟まれた第2の屈折率層6は高屈折率の材料で形成されており、例えば屈折率2.5の二酸化チタン(TiO)などを用いることができる。このようのに構成することにより、第1の屈折率層5と第2の屈折率層6との界面で第2の屈折率層6から第1の屈折率層5へと進む光線を全反射しやすくすることができるようになる。
【0032】
また、高屈折率部7は二酸化チタンのような高屈折率の材料で形成され、低屈折率部8は屈折率1.46の二酸化ケイ素(SiO)やフッ化マグネシウムといった低屈折率の材料を用いて成形する。このように構成することにより、高屈折率部7に入射した光線を低屈折率部8との界面で全反射しやすくすることができ、ダイクロイック膜4から光電変換部3に至るまでの導光路の役割を果たすことができる。
【0033】
一般的にダイクロイック膜4とは、注目する波長λの1/4の整数倍の膜厚からなり、高屈折率の物質と低屈折率の物質を交互に積層することによって形成されたものである。このような構成されたダイクロイック膜4により、透過光線の波長を選択することができるようになる。ここで、撮像素子のダイクロイック膜4の構成例を図4に示す。本実施形態におけるダイクロイック膜4は、高屈折率の材料として二酸化チタン、低屈折率の材料として二酸化ケイ素を用いて図4に示すような膜厚及び層数で構成した。
【0034】
また、ダイクロイック膜4の透過特性を図5に示す。図5の特性図を見て分かるように、ダイクロイック膜4は、図32に示す従来の色素を用いたカラーフィルタの特性図に近い特性を有する。従って、本構成のダイクロイック膜4を用いたものであっても従来の撮像素子に近い特性とすることができる。これらの積層膜はPVD(Physical Vapor Deposition)を用いることによって容易に作製することができる。
【0035】
続いて、マイクロレンズ2で集光された光線の挙動について図6,図7を用いて説明する。図6には、緑色光を受光する画素100gに入射してダイクロイック膜4gによって反射された光線、すなわち青色光と赤色光を含む光線のみの挙動を示している。
【0036】
画素の大きさに対して十分に遠い位置にある結像レンズの瞳からの光線は、赤外線カットフィルタを通過して物体光110のような光束となる。この物体光110は、マイクロレンズ2へ入射して集光作用を受ける。そして、第1の屈折率層5,第2の屈折率層6と順に入射してダイクロイック膜4gへと到達する。ここで、ダイクロイック膜4gの特性により、緑色以外の光線は反射作用を受け、第1の屈折率層5の方向へ進行することになるが、ダイクロイック膜4gは四角錐の形状をして形成されているために、反射した光線はその中心から外側に方向を変えて進行する。
【0037】
前述の通り、第2の屈折率層6は第1の屈折率層5よりも高屈折率であるため、臨界角以上の光線はその界面で全反射作用を受けることになる。界面で全反射した光線は、隣接画素である赤色光を受光する画素100rおよび101rのダイクロイック膜4rの方向に向かって進行する。ここで、第1の屈折率層5と第2の屈折率層6との界面も四角錐の形状をしている。この界面による反射光線は、光軸に対して平行に近い角度で進行するようになる。
【0038】
画素100r,101rのダイクロイック膜4rは、赤色光を透過して緑色光と青色光を反射する特性を有する。従って、画素100gから反射してきた光線のうち赤色光のみが透過し、青色光はダイクロイック膜4rによってさらに反射作用を受ける。図6には、反射作用を受ける青色光は図示していない。また、赤色光の反射光線を透過するダイクロイック膜4rは膜厚分だけ透過できる面積が小さくなっているが、マイクロレンズ2の集光作用によりダイクロイック膜4gに入射する光線の面積(反射光の面積)はマイクロレンズ2の開口面積に比べて小さくなっている。従って、この反射光線はダイクロイック膜4rでのケラレを小さくすることができる。
【0039】
ダイクロイック膜4rを透過した光線は、高屈折率部7から低屈折率部8へ進行しようとするが、これも前述の通り、高屈折率部7は低屈折率部8よりも高屈折率であるため、臨界角以上の光線はその界面で全反射をする。高屈折率部7と低屈折率部8の界面は、入射部が広がったテーパ形状をしているために入射光線を取り込む間口が広くなって高屈折率部7に多くの光線を取り込むことができるようになっている。
【0040】
仮に、高屈折率部7の入射部がテーパ形状をしていないとすると、反射光線のうち図の下側に位置する光線が低屈折率部8から高屈折率部7へと進行する。そうすると、高屈折率部7は低屈折率部8よりも高屈折率であるために、光線が上方向に曲げられることになる。従って、このようなルートを辿る光線は光電変換部3には導かれず損失となってしまうため、高屈折率部7の入射部をテーパ形状として、低屈折率部8から高屈折率部7へ進行する光線をなくして隣接画素からの反射光を十分取り込めるようにしたのである。
【0041】
また、前述の通り第1の屈折率層5と第2の屈折率層6との界面が四角錐の形状をしていて、その界面における反射光線が光軸に対して平行に近い角度で進行するようになっているため、テーパ面71で全反射できずに透過してしまう光線を少なくすることができる。そして、光電変換部3近傍における高屈折率部7と低屈折率部8との界面が光軸方向に略平行となるように形成されているため、一度目の全反射によって光電変換部3に入射できなかった光線を再び反対側の界面で全反射して最終的にはすべて光電変換部3へと入射させることができる。
【0042】
画素100gにおいて紙面に垂直な方向には青色光を受光する画素が存在している。この青色光の場合も赤色の場合と同様に、画素100gで反射された光線のうち青色光のみを取り込む挙動を示す。
【0043】
続いて、図7は、ダイクロイック膜4において透過作用を受ける光線、すなわち緑色光の光線の挙動を示している。
本図上方からの光線は、マイクロレンズ2へ入射して集光作用を受ける。そして、第1の屈折率層5,第2の屈折率層6と順に入射してダイクロイック膜4gへと到達する。ここで、ダイクロイック膜4gでは、所定の波長の光線のみを選択的に透過し、ダイクロイック膜4gを透過した光線は、高屈折率部7へ進行して、さらに高屈折率部7と低屈折率部8との界面で全反射を繰り返す作用を受けることによって、光電変換部3へと導かれる。
【0044】
また、高屈折率部7と低屈折率部8との界面は、入射部が広がったテーパ形状をしている。このテーパ形状の角度がきつすぎるとテーパ面71で全反射しない場合があり、仮に全反射したとしても今度は反対側の面で全反射せずに透過してしまう。本実施形態の場合では、画素の中心軸より25°程度までの角度であればテーパ面71でも全反射して光電変換部3へ導くことができる。以上のことからテーパ面71を適当な角度に設定することによって広範囲な光線を取り込むことが可能となる。
【0045】
続いて、ダイクロイック膜4の透過・反射を用いて入射した光線を取り込む際の効率について考えていく。例えば、色再現性が良いとされる原色フィルタ付きの画素をモザイク状に配置したCCD撮像素子では、R(赤色)G(緑色)B(青色)の光学フィルタがマイクロレンズ2と光電変換領域3の間に一つずつ配置される。
【0046】
このとき、赤色の光学フィルタを配した画素では赤色光のみが光電変換され、青色光や緑色光は当該光学フィルタで吸収されて熱となる。同様に、緑色の光学フィルタを配した画素では青色光と赤色光が光電変換されずに当該光学フィルタで吸収されて熱となり、また、青色の光学フィルタを配した画素では同様に緑色光と赤色光が光電変換されずに当該光学フィルタで吸収されて熱となる。
【0047】
すなわち、従来のカラー撮像素子の各画素では、入射した光束のうち所定の光学フィルタを透過した光のみが光電変換されて電気信号として出力されるため、その光学フィルタを透過できなかった光は熱などとして捨てられてしまう。
【0048】
前述したように、図32は、撮像素子におけるRGBのカラーフィルタの分光透過率を示す特性図である。ここで、赤外線の透過率が高いため、実際には撮像素子と撮影レンズとの間にさらに650nm以上の波長を遮断する赤外線カットフィルタを重ねて用いる。この特性図から分かるように、撮像素子の1画素においては可視光のうち、およそ1/3だけしか有効に利用されていない。
【0049】
さらに詳しくRGBの色別に利用効率を考えると、例えば、図30に示すベイヤー配列におけるカラー撮像素子のRGB画素面積比率は、規則的配列を構成する1単位の面積を1としたとき、1/4:2/4:1/4であるので、全体の光量を1としたときの緑色光の利用割合は、波長選択性の項と面積比率の項の積として1/3×2/4=1/6となり、また、赤色光と青色光は1/3×1/4=1/12となる。これらを合計すれば1/6+1/12+1/12=1/3となって、やはり利用効率は1/3ということになる。逆に、全体の光量を1としたときに、緑色光では2/3×2/4=1/3、赤色光や青色光では2/3×1/4=1/6が有効に利用されないことになる。
【0050】
以上は、原色系のカラーフィルタを用いた撮像素子について説明を行ったが、補色フィルタを用いた撮像素子では、可視光のうちのおよそ1/3が光電変換されず、有効に利用されないことになる。このように、原色系・補色系のいずれにしても従来型の単板式撮像素子では、撮像面をカラーフィルタで分割構成していることに起因して光利用効率を向上させることができない。
【0051】
図8は、ダイクロイック膜4の各色の透過特性を単純化したものである。また、本図で示した透過特性図の裏返しが反射特性ということになる。また、計算の簡略化のために透過しない光線はすべて反射するものとし、反射した光線はすべて隣接画素に平等に到達するものとして考える。さらに、画素配列は、図9に示すようなベイヤー配列をしているものとする。
【0052】
図8において、緑色の画素内のダイクロイック膜で反射した光線が青色の画素内のダイクロイック膜を透過して青色の光電変換部に取り込まれる場合を考えると、前述の通り、緑色の透過特性の裏返しが反射特性になるため、この曲線と青色の透過特性との積が求めるものとなる。この特性を表したものを図10に示す。残りの色に関しても同様に考えると、緑色の画素内のダイクロイック膜で反射した光線が赤色の画素内のダイクロイック膜を透過して赤色の光電変換部に取り込まれる場合の特性図を図11に示し、また、赤色の画素内のダイクロイック膜で反射した光線が緑色の画素内のダイクロイック膜を透過して緑色の光電変換部に取り込まれる場合の特性図を図12に示し、さらに、青色の画素内のダイクロイック膜で反射した光線が緑色の画素内のダイクロイック膜を透過して緑色の光電変換部に取り込まれる場合の特性図を図13に示す。
【0053】
緑色の画素内に隣接画素から反射してくる光線について考えると、画素配列はベイヤー配列であることから隣接画素は赤と青が2個ずつである。このことから緑色の画素が隣接画素から受け取る光線は{(青色の反射)×1/4×2+(赤色の反射)×1/4×2}となる。もともと緑色の画素が受け取る光線量は、透過率曲線の積分量であるため、この積分量を1とすると、図12の大きさ(赤色画素から反射するもの)は0.74、図13の大きさ(青色画素から反射するもの)は0.85となる。従って、反射光の合計は0.80となるため、透過する光線だけを取り込む場合に対して1.80倍となることが分かる。
【0054】
続いて、青色の画素内に隣接画素から反射してくる光線について考えると、隣接画素は緑色の画素が4個である。青色の画素における透過率曲線の積分量を1とすると、図10の積分量は0.84となる。また、隣接画素より受け取る光線は{(緑色の反射)×1/4×4}であるから合計は0.84となり、もともとの透過量に対して1.84倍となることが分かる。
【0055】
最後に、赤色の画素内に隣接画素から反射してくる光線について考えると、隣接画素は青色の画素と同じく緑色が4個である。赤色の画素における透過率曲線の積分量を1とすると、図11の積分量は0.67となる。また、隣接画素より受け取る光線は{(緑色の反射)×1/4×4}であるから合計は0.67となり、もともとの透過量に対して1.67倍となることが分かる。
【0056】
以上のようにベイヤー配列のような隣接する画素が同色でない場合であれば、どの画素についても本実施形態を用いて不要な波長成分を隣接する画素に分割・反射させることで、隣接する画素で有効な波長成分として光電変換することができ、光の利用効率を大幅に向上させることが可能である。
【0057】
次に、本実施形態による作用の1つとしてのローパスフィルタ効果について説明する。
一般に、良好な画像特性を得るための撮像方法としては、物体像を光学装置によって形成する第1のプロセスと、物体像の空間周波数特性の高周波成分を抑制するように調節する第2のプロセスと、空間周波数特性が調節された物体像を光電変換する第3のプロセスと、得られた電気信号に対して空間周波数に応じてレスポンスを補正する第4のプロセスとを経る。このとき有限の画素数の撮像素子で光学像のサンプリングを行うわけであるから、良質な画像出力を得るためには、標本化定理に従って光学像の空間周波数特性に撮像素子固有のナイキスト周波数以上の成分を少なくする必要がある。ここで、ナイキスト周波数とは、画素ピッチで決まるサンプリング周波数の1/2の周波数である。したがって、最適化された一連のプロセスは、サンプリングされる光学像を撮像素子固有のナイキスト周波数に応じた特性の光学像に調節することで、折り返し歪みが目立たない、すなわちモワレの目立たない良質な画像を得るものである。
【0058】
画像の空間周波数伝達特性であるMTF(Modulation Transfer Function)は、デジタルスティルカメラやビデオカメラなどの鮮鋭度に関する特性をよく表現できる評価量である。このMTFに影響を与える具体的要素は、光学装置である結像光学系、物体像の帯域制限のための光学ローパスフィルタ、撮像素子の光電変換領域の開口形状、デジタルアパーチャ補正等であり、最終の画像特性を表す全体のMTFは各要素のMTFの積として与えられる。すなわち、上記の第1のプロセスから第4のプロセスまでのMTFをそれぞれ求め、その積を計算すればよい。ただし、第4のプロセスであるデジタルフィルタ処理は、撮像素子によって既にサンプリングされた画像出力に対して行われるので、ナイキスト周波数を超える高周波について考慮する必要はない。
【0059】
したがって、光学像の空間周波数特性に撮像素子固有のナイキスト周波数以上の成分を少なくする構成とは、第4のプロセスを除き、第1のプロセスにおけるMTF、第2のプロセスにおけるMTFおよび第3のプロセスにおけるMTFの積においてナイキスト周波数以上の成分が小さいということである。ここで、デジタルスティルカメラのように静止画の鑑賞を前提とする場合、ナイキスト周波数を超える高周波がゼロではなく、多少残っていても、ナイキスト周波数をやや下回る周波数におけるレスポンスが高い方が、解像感のある画像となりやすいことを考慮する必要がある。
【0060】
第1のプロセスである結像光学系による物体像の形成において、一般に画面の中央は周辺に比べて光学収差を補正しやすい。画面の周辺で良好な画像を得ようとすると、画面の中央では結像レンズのFナンバーで決定される回折限界MTFに近い極めて良好な特性を得る必要がある。近年、撮像素子の小ピクセル化が進んでおり、この必要性はますます高まっている。したがって、結像光学系については無収差の理想レンズと仮定してMTFを考えると良い。
【0061】
また、幅dの受光開口が隙間なく敷きつめられた撮像素子においては、受光開口の幅が画素ピッチと一致するので、ナイキスト周波数u=d/2における第3のプロセスのレスポンス値はかなり高い。この理由から、ナイキスト周波数付近の総合MTFを下げるために第2のプロセスにおいてナイキスト周波数付近をトラップするのが一般的である。
【0062】
第2のプロセスにおいては、通常、光学ローパスフィルタが用いられる。光学ローパスフィルタには水晶等の複屈折特性を有する物質を利用する。また、位相型の回折格子を利用しても良い。
【0063】
光学装置の光路中に複屈折板を介在させ、その光学軸を結像面の水平方向と並行するように傾けて配置すると、常光線による物体像と異常光線による物体像は所定量だけ水平方向にずれて形成される。複屈折板によって特定の空間周波数をトラップするということは、その空間周波数の縞の明部と暗部とが重なるようにずらすということである。光学ローパスフィルタによるMTFは、以下の式(2)で表される。ここで、R(u)はレスポンス、uは光学像の空間周波数、ωは物体像分離幅である。
【0064】
【数2】
Figure 2004193284
【0065】
複屈折板の厚さを適当に選択すれば、撮像素子のナイキスト周波数においてレスポンスをゼロとすることが可能である。回折格子を利用する場合には、回折によって光学像を所定の位置関係の複数の像に分離し重畳させることで、同様の効果を得ることができる。
【0066】
しかしながら、複屈折板を作製するには水晶やニオブ酸リチウムなどの結晶を成長させてから薄く研磨する必要があって、極めて高価になるという問題点がある。また、回折格子にしても高度に精密な微細構造が求められるため、やはり高価であることに変わりはない。
【0067】
本発明の実施形態における撮像素子では、実質的な受光開口が各画素よりも大きくなる。RGBの色毎に図9に示したベイヤー配列における従来の撮像素子と比較すると、まず、従来の緑色光を受光する画素(G画素)の開口はマイクロレンズ2の大きさであったが、本実施形態における撮像素子では図14に示すように92a,92b,92c,92dの部分を隣接画素からの反射光線を受け取ることができることから、本来の画素開口91よりも大きくなる。これにより、隣接する画素からの緑色光の入射を含めた実質的な受光開口は図15に示すようなものとなる。青色光を受光する画素(B画素),赤色光を受光する画素(R画素)についても隣接画素からの各色光の入射により、実効的な受光開口は同様の形状となる。従って、全ての画素について考えると、実効的に互いにオーバーラップした受光開口を有することが分かる。
【0068】
このように実質的な受光開口が各画素よりも大きくなると、通常の単板式の撮像装置では考えられなかったMTF特性を得ることができる。この結果、光学ローパスフィルタを省略しても画像の品位を損なわない。すなわち、前述した物体像の空間周波数特性の高周波成分を抑制するように調節する第2のプロセスを省き、物体像を光電変換する第3のプロセスだけで、折り返し歪みが目立たない良質な画像を得ることが可能である。図16〜図22までは、これらを説明するための特性図である。
【0069】
まず、図16は、本実施形態における撮像素子の画素110gについての水平方向の空間周波数成分に対するMTFの特性図である。また、図17は、通常型の矩形開口を有する画素のMTFの特性図である。いずれも1画素の大きさを□3μmとし、マイクロレンズ2は1画素分の大きさを有していることとした。さらに、本実施形態の画素は、隣接画素の中央部にまで伸びた開口を有している。
【0070】
図9に示した矩形開口画素のレスポンスについては、以下に示す式(3)のような簡単なSINC関数で表すことができる。ここで、R(u)はレスポンス、dは撮像素子の受光開口の幅である。
【0071】
【数3】
Figure 2004193284
【0072】
式(3)の最初のゼロ点(カットオフ周波数)は、u=1/dの位置である。すなわち、受光開口の幅に一致した波長においてレスポンスがゼロになる。受光開口が隙間なく敷きつめられた撮像素子においては、受光開口の幅が画素ピッチと一致するので、ナイキスト周波数u=d/2における式(3)のレスポンス値は0.636であってかなり高い。したがって、従来の矩形開口画素には図18に示したMTF特性の光学ローパスフィルタを併せて使用する必要がある。ここでは、デジタルスティルカメラのように静止画の鑑賞を前提とする場合に、ナイキスト周波数を超える高周波がゼロではなく多少残っていても、ナイキスト周波数をやや下回る周波数におけるレスポンスが高い方が解像感のある画像となりやすいことを考慮してある。
【0073】
これに対して、本実施形態における画素100gは図15に示したような菱形状の開口に起因して、高周波側までレスポンスが伸びる。これは式(3)でMTF特性を表せる無限に細い短冊状の矩形開口が集まったと考えれば良い。短冊状の矩形開口全体を積分した結果は図16のようになって、画素ピッチを3μmとしたときのナイキスト周波数167本/mmにおいては、画素100gの方がかなり低いレスポンスを有していることが分かる。
【0074】
次に、図19はFナンバーを4.0、物体像の波長を550nmと仮定したときの無収差レンズのMTF特性である。幾何光学的に収差がない理想レンズでは、そのMTFは光の回折によって決定される。回折限界MTFは、Fナンバーによって決まり、以下の式(4)で表される。ここで、uは光学像の空間周波数、Fは光学系のFナンバー、λは光学像の波長である。
【0075】
【数4】
Figure 2004193284
【0076】
この結像レンズのカットオフ周波数は455本/mmである。
さて、これにより物体像を光学装置によって形成する第1のプロセス、(物体像の空間周波数特性の高周波成分を抑制するように調節する第2のプロセス、)空間周波数特性が調節された物体像を光電変換する第3のプロセスの総合MTFを知る上での材料が揃ったことになる。
【0077】
図20は、画素100gを用いたときの結像レンズと撮像素子の画素における総合MTFの特性図である。一方、図21は、従来の画素を用いたときの結像レンズと光学ローパスフィルタと撮像素子の画素における総合MTFの特性図である。両者はナイキスト周波数167本/mmにおいて、ほぼ同等のレスポンスを有し、全体としてよく似た特性となっている。また、従来の画素において、光学ローパスフィルタを用いないと、図22に示すようにナイキスト周波数でのレスポンスが高くなりすぎてしまう。このように、画素100gを用いれば、光学ローパスフィルタを省略できることが分かる。
【0078】
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態における撮像装置を図23〜図25を用いて説明する。
図23は、第2の実施形態の撮像装置における撮像素子の概略断面図である。なお、第1の実施形態の撮像素子と同一の機能を果たすものには、同一番号を付することとする。第1の実施形態における撮像素子のダイクロイック膜4(4t,4g)が四角錐の形状で形成されているのに対して、本実施形態の撮像素子は、ダイクロイック膜4(4t,4g)が平面で形成されている点で異なる。また、本実施形態の撮像素子内の光線は、図24および図25に示すような挙動になる。
【0079】
図24は、図6の場合と同様に、緑色光を受光する画素200gに入射してダイクロイック膜4gによって反射された光線、すなわち青色光と赤色光を含む光線のみの挙動を示している。画素の大きさに対して十分に遠い位置にある結像レンズの瞳から出た光線は、赤外線カットフィルタを通過して物体光120のような光束となる。
【0080】
本図の上方からの物体光120は、マイクロレンズ2へ入射して集光作用を受ける。そして、第1の屈折率層5,第2の屈折率層6と順に入射されて、ダイクロイック膜4gへと到達する。ここで、緑色以外の光線は、ダイクロイック膜4gの特性により反射作用を受けて、ダイクロイック膜4gが第1の実施形態とは異ななる平面で形成されているため、反射光線はほぼ入射方向に向かって進行することになる。そして、第2の屈折率層6と第1の屈折率層5との界面51gにおいて、臨界角以上の光線は全反射作用を受ける。この界面は、四角錐の形状となっているため、反射光線は光軸に対してほぼ垂直な方向へと進行する。そして、隣接画素200r,201rの第2の屈折率層6と第1の屈折率層5との界面50rおよび51rでは、もう一度、全反射作用を受ける。
【0081】
このようにして、反射により下方向に向いた光線は、赤色光を受光する画素200rおよび201rに向かって進行する。さらに、ダイクロイック膜4rを透過した光線は、高屈折率部7へ進行する。続いて、高屈折率部7から低屈折率部8へ進行しようとするが、前述したように、高屈折率部7は低屈折率部8よりも高屈折率であるため、臨界角以上の光線は界面で全反射をする。
【0082】
また、高屈折率部7と低屈折率部8との界面は、高屈折率部7の入射部が広がったテーパ形状をしているために、入射光線を取り込む間口が広くなり、高屈折率部7に多くの光線を取り込むことができるようになっている。さらに、光電変換部3近傍の高屈折率部7と低屈折率部8との界面は、光軸方向に略平行な2面で形成されているために、一度目の全反射によって光電変換部3に入射できなかった光線は、再び反対側の界面で全反射して、最終的にはすべての光線が光電変換部3へと入射することになる。
【0083】
図25は、ダイクロイック膜4において透過作用を受ける光線の挙動を示している。本図上方からの光線は、マイクロレンズ2へ入射して集光作用を受ける。続いて、マイクロレンズ2で集光された光線は、第1の屈折率層5,第2の屈折率層6と順に入射してダイクロイック膜4gへと到達する。そして、ダイクロイック膜4に到達した光線は、所定の波長の光線のみ(ここでは緑色の光線)が選択的に透過されて高屈折率部7へと進行し、高屈折率部7と低屈折率部8との界面で全反射作用を繰り返すことによって、光電変換部3へと導かれる。ここで、高屈折率部7と低屈折率部8との界面は、高屈折率部7の入射部が広がったテーパ形状をしているため、透過光線においても十分な光量を光電変換部3に導くことができる。
【0084】
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態における撮像装置を図26〜図28を用いて説明する。なお、第1及び第2の実施形態の撮像装置における撮像素子と同一の機能を果たすものには、同一番号を付することとする。本実施形態の撮像素子内の横方向の光線(透過光線、反射光線)は、第2の実施形態で説明した図24および図25に示すものと同様の挙動となる。
【0085】
図26は、第3の実施形態の撮像装置における撮像素子の概略構成図である。本実施形態の撮像素子は、第2の実施形態における撮像素子のダイクロイック膜4(4t,4g)での反射光線が縦方向、横方向ともに同様な挙動を示すのに対して、縦方向に隣接する画素には反射光線が入射しない構成となっている。図27に、本実施形態の撮像装置における撮像素子の画素の光線取り込み範囲を示した概略図を示す。
【0086】
図27において、緑色光を受光する画素91に着目してみると、隣接画素の921a,921bの部分からの反射光線を受け取ることにより、本実施形態における撮像素子の画素開口部は、本来の画素開口91よりも大きくなる。これにより、隣接する画素からの緑色光の入射を含めた実質的な受光開口は図28に示すようなものとなる。これから分かるように、本実施形態の撮像素子においても第2の実施形態と同様に2倍の画素開口となる。B画素、R画素についても隣接画素からの各色光の入射により、実効的な受光開口は図28と同様の形状となる。従って、全ての画素について考えると、実効的に互いにオーバーラップした受光開口を有することが分かる。
【0087】
第2の実施形態における撮像素子は、隣接する上下の画素からの光線も入射するため、縦横の2方向に対してローパス効果が期待できるが、本実施形態の撮像素子においては、横方向のみローパス効果が期待できる。従って、本実施形態では、縦方向には別途にローパスフィルタを設ける必要がある。ただし、図24に示した全反射作用を受ける界面51gの形状は、本実施形態の撮像素子では、その形状を単純にすることができるため、製造しやすく、また、製造コストを抑えることが期待できる。
【0088】
また、図24および図25から分かるように、マイクロレンズ2からの光線が最初にダイクロイック膜4gに入射する時の入射角度と、ダイクロイック膜4gで反射して隣接する画素200r,201rのダイクロイック膜4rに入射する時の入射角度とが大きく変化しない。従って、入射角によってダイクロイック膜4を透過する波長の変化の割合を小さくできるため、色変化を少なくできるという利点もある。
【0089】
次に、各画素の受光効率について説明する。
まず、G画素内に隣接画素からの反射光が入射してくる場合について考えると、画素配列がベイヤー配列であることから隣接画素は、R画素あるいはB画素が2個ずつである。このことから、隣接画素からこのG画素へ入射する光線は、B画素が隣接する場合には{(青色の反射)×1/2×2}、R画素が隣接する場合は{(赤色の反射)×1/4×2}となる。もともとG画素が受光する光線量は、透過率曲線の積分量であるためにこれを1とすると、図12の大きさ(赤色画素から反射するもの)は0.74、図13の大きさ(青色画素から反射するもの)は0.85となり、透過する光線だけを取り込む場合に対して、それぞれ1.85倍、1,74倍となることが分かる。
【0090】
続いて、B画素内に隣接画素からの反射光が入射してくる場合について考えると、隣接画素はG画素が2個である。B画素の透過率曲線の積分量を1とすると、図10の積分量は0.84となる。また、隣接画素より受け取る光線は{(緑色の反射)×1/2×2}であるから合計は0.84となり、もともとの透過量に対して1.84倍となることが分かる。
【0091】
最後に、R画素内に隣接画素からの反射光が入射してくる場合について考えると、隣接画素はB画素と同じくG画素が2個である。R画素の透過率曲線の積分量を1とすると、図11の積分量は0.67となる。隣接画素より受け取る光線は{(緑色の反射)×1/2×2}であるから合計は0.67となり、もともとの透過量に対して1.67倍となることが分かる。
【0092】
本発明の諸実施形態によれば、ダイクロイック膜4gで反射させた光線を隣接する画素のダイクロイック膜4rに導入するようにしたので、構造を複雑化・微細化することなく、入射光の利用効率を向上させた撮像素子を備えた撮像装置を実現することができる。
【0093】
また、第1の屈折率層5と第2の屈折率層6との界面を光軸から周辺部に向かって傾斜面を有する形状としたので、ダイクロイック膜4gで反射させた光線を隣接画素に入射させることができる。さらに、第1の屈折率層5を高屈折率層、第2の屈折率層6を低屈折率層で構成することにより、ダイクロイック膜4gで反射された光線を第1の屈折率層5と第2の屈折率層6との界面で全反射しやすくすることができる。
【0094】
また、ダイクロイック膜4と光電変換部3との間に、それぞれに接して設けられた高屈折率部7と、その周囲に当該高屈折率部7よりも低屈折率である低屈折率部8とを更に有するようにしたので、ダイクロイック膜4を透過して高屈折率部7に入射した光線を低屈折率部8との界面で全反射しやすくすることができ、ダイクロイック膜4から光電変換部3に至るまでの導光路の役割を果たさせることができる。
【0095】
また、第1の屈折率層5と第2の屈折率層6との界面を光電変換部3側に凸の四角錐の形状で形成するようにしたので、ダイクロイック膜4で反射させた光線を隣接画素に入射させることができる。また、第2の屈折率層6とダイクロイック膜4との界面をマイクロレンズ2側に凸の四角錐の形状で形成するようにしたので、ダイクロイック膜4で反射させる光線を特定の方向に効率良く反射させることができる。さらに、ダイクロイック膜4がマイクロレンズ2で集光された光線のうち、所定の波長の光線を選択的に透過するとともに他の波長の光線を反射するようにすることで、光線を効率良く波長分離することができる。
【0096】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0097】
[実施態様1] 画素がマトリクス状に配設された撮像素子を備える撮像装置であって、
前記画素は、外部から入射した光線を集光する集光手段と、
前記集光手段で集光された光線のうち、所定の波長の光線を選択的に透過するとともに他の波長の光線を反射する波長選択手段と、
前記波長選択手段で反射させた光線を隣接する画素に対応する前期波長選択手段に導入する反射光線導入手段と、
前記波長選択手段で透過させた光線を電気信号に変換する光電変換手段とを有することを特徴とする撮像装置。
【0098】
[実施態様2] 前記反射光線導入手段は、前記集光手段と接する第1の屈折率層と、当該第1の屈折率層と前記波長選択手段との間に設けられ、前記第1の屈折率層よりも高屈折率を有する第2の屈折率層とを備えていることを特徴とする実施態様1に記載の撮像装置。
【0099】
[実施態様3] 前記第1の屈折率層と前記第2の屈折率層との界面が光軸から周辺部に向かって傾斜面を有することを特徴とする実施態様2に撮像装置。
【0100】
[実施態様4] 前記波長選択手段と光電変換手段との間には、それぞれに接して設けられた高屈折率部と、当該高屈折率部の周囲に設けられ、当該高屈折率部よりも低屈折率である低屈折率部とを更に有することを特徴とする実施態様1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
【0101】
[実施態様5] 前記第2の屈折率層と前記波長選択手段との界面が光軸から周辺部に向かって傾斜面を有することを特徴とする実施態様2〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
【0102】
[実施態様6] 前記第1の屈折率層と前記第2の屈折率層との界面は、前記光電変換手段側に凸の四角錐の形状を有していることを特徴とする実施態様2〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
【0103】
[実施態様7] 前記第2の屈折率層と前記波長選択手段との界面は、前記集光手段側に凸の四角錐の形状を有していることを特徴とする実施態様2〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
【0104】
[実施態様8] 前記波長選択手段がダイクロイック膜であることを特徴とする実施態様1〜7のいずれか1項に記載の撮像装置。
【0105】
【発明の効果】
本発明によれば、波長選択手段で反射させた光線を隣接する画素の波長選択手段に導入するようにしたので、構造を複雑化・微細化することなく、入射光の利用効率を向上させた撮像素子を備えた撮像装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の撮像装置における撮像素子の概略断面図である。
【図2】第1の実施形態の撮像装置における撮像素子を斜め上面から見た斜視図である。
【図3】第1の実施形態の撮像装置における撮像素子の断面斜視図である。
【図4】撮像素子のダイクロイック膜の層構成を示す図である。
【図5】ダイクロイック膜の透過特性図である。
【図6】第1の実施形態の撮像装置における撮像素子の反射光の光線トレース図である。
【図7】第1の実施形態の撮像装置における撮像素子の透過光の光線トレース図である。
【図8】ダイクロイック膜の各色の透過特性図である。
【図9】撮像素子のRGB画素の配置図である。
【図10】緑色光の透過用ダイクロイック膜で反射し、青色光の透過用ダイクロイック膜で透過した時の特性図である。
【図11】緑色光の透過用ダイクロイック膜で反射し、赤色光の透過用ダイクロイック膜で透過した時の特性図である。
【図12】赤色光の透過用ダイクロイック膜で反射し、緑色光の透過用ダイクロイック膜で透過した時の特性図である。
【図13】青色光の透過用ダイクロイック膜で反射し、緑色光の透過用ダイクロイック膜で透過した時の特性図である。
【図14】緑色用画素における光線取り込み範囲を示した概略図である。
【図15】緑色用画素における光線取り込み範囲を示した概略図である。
【図16】緑色用画素の水平方向の空間周波数成分に対するMTFの特性図である。
【図17】矩形開口を有する画素のMTFの特性図である。
【図18】光学ローパスフィルタのMTFを示す図である。
【図19】Fナンバーを4.0,物体像の波長を550nmと仮定したときの無収差レンズのMTFの特性図である。
【図20】緑色用画素を用いたときの結像レンズと撮像素子の画素における総合MTFの特性図である。
【図21】従来の画素を用いたときの結像レンズと光学ローパスフィルタと撮像素子の画素における総合MTFの特性図である。
【図22】従来の画素で光学ローパスフィルタを用いないときの総合MTFの特性図である。
【図23】第2の実施形態の撮像装置における撮像素子の概略断面図である。
【図24】第2の実施形態の撮像装置における撮像素子の反射光の光線トレース図である。
【図25】第2の実施形態の撮像装置における撮像素子の透過光の光線トレース図である。
【図26】第3の実施形態の撮像装置における撮像素子の概略構成図である。
【図27】第3の実施形態の撮像装置における撮像素子の画素の光線取り込み範囲を示した概略図である。
【図28】第3の実施形態の撮像装置における撮像素子の画素の光線取り込み範囲を示した概略図である。
【図29】従来の撮像装置における撮像素子の画素の概略断面図である。
【図30】従来の撮像装置における撮像素子の概略平面図である。
【図31】従来の撮像装置における撮像素子の概略構成図である。
【図32】カラーフィルタの特性図である。
【符号の説明】
1 シリコンウェハ
2 マイクロレンズ
3 光電変換部
4 波長選択部
4g 緑色透過用波長選択部
4r 赤色透過用波長選択部
5 第1の屈折率層
50g,51g,50r,51r テーパ面
6 第2の屈折率層
7 光屈折率部
71 テーパ面
8 低屈折率部
10 Poly配線層
11 AL1配線層
12 AL2配線層
13 AL3配線層
14 平坦化層
15 屈折層
16 キャップ層
17 マイクロレンズ支持層
18 低屈折率層
41 カラーフィルタ
41g 緑色カラーフィルタ
41r 赤色カラーフィルタ
61 撮像素子(従来)
61mnr 赤色用画素
61mng,61mng2 緑色用画素
61mnb 青色用画素
91 有効画素開口
92 有効画素開口(反射光分)
100 撮像素子
100g,200g 緑色用画素
100r,101r,200r,201r 赤色用画素
110,120 物体光

Claims (1)

  1. 画素がマトリクス状に配設された撮像素子を備える撮像装置であって、
    前記画素は、外部から入射した光線を集光する集光手段と、
    前記集光手段で集光された光線のうち、所定の波長の光線を選択的に透過するとともに他の波長の光線を反射する波長選択手段と、
    前記波長選択手段で反射させた光線を隣接する画素に対応する前期波長選択手段に導入する反射光線導入手段と、
    前記波長選択手段で透過させた光線を電気信号に変換する光電変換手段とを有することを特徴とする撮像装置。
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