JP2004204476A - 排水ソケット及び便器設置構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】内部スペースの小さい便器など各種の便器について容易に据付施工することが可能となる排水ソケット及び便器設置構造を提供する。
【解決手段】排水ソケット8は、ソケットロワー10と、該ソケットロワー10に対しスライド自在に係合したソケットアッパー20とを有する。ソケットアッパー20の上部は、便器の排水口1aが上方から差し込まれる略円環形の排水口差込口22となっている。この排水口差込口22の下側に略円筒状の細胴部24が連なっており、上片24aと下片24bとの間に内縁18aが係合することにより、ソケットアッパー20はスライド可能となっている。ソケットアッパー20の側周面全体とソケットロワー10の上部外周面とを覆うように筒状のカバー32が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】排水ソケット8は、ソケットロワー10と、該ソケットロワー10に対しスライド自在に係合したソケットアッパー20とを有する。ソケットアッパー20の上部は、便器の排水口1aが上方から差し込まれる略円環形の排水口差込口22となっている。この排水口差込口22の下側に略円筒状の細胴部24が連なっており、上片24aと下片24bとの間に内縁18aが係合することにより、ソケットアッパー20はスライド可能となっている。ソケットアッパー20の側周面全体とソケットロワー10の上部外周面とを覆うように筒状のカバー32が設けられている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレルーム床面上に設置される排水ソケットと、この排水ソケットを用いた便器設置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トイレルームの床面に便器を設置する場合、第6図のように床面Fの排水管2の上端に排水ソケット3を接続すると共に該排水ソケット3を床面Fにビス等によって固定しておく。この排水ソケット3の上端の排水口差込口にはパッキン4が装着されている。便器1を、その排水口1aが該排水口差込口のパッキン4に内嵌するように上方から床面F上に降下させる。
【0003】
従来から広く用いられている排水ソケット3にあっては、排水管2の施工位置がズレている場合に、パッキン4の弾性によりズレを調整しているが、1枚のパッキン4のみでは、位置のズレの調整能力が小さく、ズレが大きいときには、そのままでは便器1の設置施工ができない。
【0004】
このような不便を解消するものとして、特開2000−199256号公報には、排水ソケットの上端部を著しく大径にし、この上端部の内側にスライド可能な有底筒部材を配置し、該有底筒部材の外周と排水ソケット上端部の内周との間に蛇腹状パッキンを配材し、有底筒部材と便器排水口との間に従来と同様のパッキンを介在させる構造が記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−199256号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開2000−199256号公報の排水ソケットは、上端部が著しく大径となっているため、便器の台座部やトラップ部に排水ソケットが当るおそれがある。そのため、便器の台座部とトラップ部との間のスペースが小さい便器には適用できないという短所がある。
【0007】
本発明は、便器の位置ズレ調整代が大きく、しかも便器の内部スペース(便器の台座部とトラップ部との間)が狭い便器など各種の便器に対し適用することができる排水ソケットと、この排水ソケットを用いた便器設置構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の排水ソケットは、トイレルームの床面上に設置され、便器の排水口と排水管とを接続するための排水ソケットであって、上向きに開放する排水口差込口が上部に設けられたソケットアッパーと、流出口が下部に設けられているソケットロワーとを備えてなり、該ソケットアッパーが該ソケットロワーに対しスライド可能に取り付けられている排水ソケットにおいて、該ソケットアッパーは、該排水口差込口の下側に連なり、且つ該排水口差込口よりも小径となっている細胴部を備えており、該細胴部が前記ソケットロワーに対しスライド可能に係合していることを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明の便器設置構造は、トイレルームの床面上に便器が設置され、該便器の下向きに開口する排水口が排水ソケットを介してトイレルームの排水管に接続されている便器設置構造において、該排水ソケットが本発明の排水ソケットであることを特徴とするものである。
【0010】
かかる本発明の排水ソケット及び便器設置構造によると、排水ソケットの排水口差込口が上記特開2000−199256号公報に比べて著しく小さいものとなる。またソケットアッパーに小径の細胴部を設けているので、この細胴部が係合するソケットロワーの上部が小さなもので足り、排水ソケットがスマートで小径なものとなる。
【0011】
このため、便器の内部スペースが小さい場合であっても排水ソケットによって便器の排水口と床の排水管とを接続することができる。
【0012】
本発明の一態様においては、ソケットロワーの上部に該細胴部の下部が係合する係合口が設けられており、該係合口は1対の平行な内縁を有しており、前記細胴部の下端には、該内縁にスライド自在に係合した係合部が設けられている。ソケットアッパーは、この係合口の内縁に沿って移動する。
【0013】
この場合、細胴部の該係合部は、前記内縁の上側に張り出す上片と前記内縁の下側に張り出す下片とで構成されており、該上片と下片との間に該内縁が介在していることが好ましい。さらに、この場合、上片には、前記1対の内縁と平行な平行辺部が設けられており、前記ソケットロワーの上面には、該平行辺部が摺動する、該平行辺部と平行なガイド辺部が設けられている構成としてもよい。このようにすれば、ソケットアッパーがよりスムーズにスライドするようになる。
【0014】
本発明では、細胴部の下端部分にオリフィス部が設けられていることが好ましい。
【0015】
本発明では、排水口差込口の外径は80〜130mm程度であることが好ましい。このように排水口差込口を外径の小さいものとすることにより、内部スペースの小さい各種の便器についても本発明の細胴部を適用することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係る排水ソケットのカバーを取り除いた状態の斜視図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は第2図と直交方向の断面図、第4図は別の実施の形態に係る排水ソケットの斜視図、第5図は第4図のV−V線断面図である。
【0017】
第1図〜第3図の排水ソケット8は、トイレルームの床面上に固定されるソケットロワー10と、該ソケットロワー10に対しスライド自在に係合したソケットアッパー20とを有する。
【0018】
ソケットロワー10は、床面に重なるベースプレート12と、該ベースプレート12から立設された略円筒状の下胴体14と、該下胴体14の下側において開放する流出口16と、下胴体14の上面部14aに設けられた係合口18等を備えている。ベースプレート12の4隅部からは突片12aが突設されており、この突片12aにビス等の挿通用の孔12bが設けられている。
【0019】
係合口18には、洋風便器の前後方向と平行方向に延在する1対の平行な内縁18aが設けられている。
【0020】
ソケットアッパー20の上部は、便器の排水口1aが上方から差し込まれる略円環形の排水口差込口22となっている。この排水口差込口22の下側に略円筒状の細胴部24が連なっており、この細胴部24の下端には開口26が設けられている。
【0021】
この細胴部24の下端には、前記内縁18aの上側に張り出す上片24aと内縁18aの下側に張り出す下片24bとが設けられている。この実施の形態では、該上片24a及び下片24bは、細胴部24の下端部の外周を周回するフランジ状となっている。この上片24aと下片24bとの間に内縁18aが介在している。
【0022】
なお、細胴部24の外周面のうち上片24aと下片24bとの間であって且つ該内縁18aと対面する部位は、該内縁18aの延在方向に延在する平面となっている。この上片24aと下片24bとの間に該内縁18aが係合することにより、ソケットアッパー20は内縁18aに沿ってスライド可能となっている。なお、排水ソケット8は、このスライド方向が便器前後方向となるように設置される。
【0023】
なお、開口26の内周面からはオリフィス部24cが突設されている。このオリフィス部24cは、従来の排水ソケットのオリフィスと同じ機能のものであり、便器からの排水時にサイホンが形成され易くするためのものである。
【0024】
環形の排水口差込口22の上端部は、内環部22aと外環部22bとの二重環状となっており、リング状パッキン30の外周縁が該内環部22aと外環部22bとの間に押し込まれている。
【0025】
該パッキン30は、内方に向って下り勾配となっているものである。このパッキン30自体は、従来の排水ソケットに用いられているものと同じである。
【0026】
このソケットアッパー20の側周面全体とソケットロワー10の上部外周面とを覆うように筒状のカバー32が設けられている。このカバー32の上端部は留めリング32aによって外嵌部22bに留め付けられており、下端部は留めリング32aによって下胴体14の上部に留め付けられている。このカバー32は蛇腹部32bを備え、伸縮自在となっている。
【0027】
この排水ソケット8を用いて便器の設置施工を行う場合、流出口16が前記第6図と同様にトイレルーム床の排水管に接続されるようにして該排水ソケット8をトイレルーム床にビス留め等により固定する。
【0028】
次いで、便器の排水口1aがパッキン30の中心孔を介して排水口差込口22内に差し込まれるように便器をトイレルーム床面上に降ろし、便器を床面に固定する。
【0029】
この排水ソケットは、ソケットアッパー20がソケットロワー10に対し第2図(a),(b)の如く便器前後方向にスライド可能であるので、排水口1aの位置に応じて排水口差込口22を排水口1aの真下に配置させて便器の据え付け作業を行うことができる。なお、第2図(a)ではソケットアッパー20は便器前方側に位置しており、第2図(b)ではソケットアッパー20は便器後方側に位置している。
【0030】
この排水ソケット8は、排水口差込口22がパッキン30と略同等の小外径のものであるところから、排水口1aの周囲の空間スペースが小さい場合でも排水口差込口22に排水口1aを差し込むことができる。なお、排水口差込口22の外径は80〜130mm程度であることが望ましい。
【0031】
また、ソケットアッパー20の下部は細胴部24となっているので、下胴体14も小径である。このためソケットロワー10も小型化でき、内部スペースが小さい便器についてもこの排水ソケット8を用いて据付施工することができる。
【0032】
第4,5図の排水ソケット8Aは、ソケットアッパー20のスライドを案内するための1対のガイド40を下胴体上面14aに設けたものである。
【0033】
前記第1図の通り、上片24bには内縁18aと平行な平行辺部24dが設けられている。ガイド40は、この平行辺部24dが摺動するガイド辺部40aを備えている。このガイド辺部40aは平行辺部24dと平行方向に延在している。このガイド40を設けたことにより、ソケットアッパー20はきわめてスムーズにスライド可能である。なお、第4,5図のその他の構成は前記第1〜3図の実施の形態と同じであり、同一符号は同一部分を示している。
【0034】
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態をもとりうる。
【0035】
【発明の効果】
以上の通り、本発明の排水ソケット及び便器設置構造によると、内部スペースの小さい便器など各種の便器について容易に据付施工することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る排水ソケットのカバーを取り除いた状態の斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2と直交方向の断面図である。
【図4】別の実施の形態に係る排水ソケットの斜視図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】従来の排水ソケット及び便器設置構造を説明する部分断面図である。
【符号の説明】
8,8A 排水ソケット
10 ソケットロワー
14 下胴体
14a 下胴体の上面部
18 係合口
18a 内縁
20 ソケットアッパー
22 排水口差込口
24 細胴部
24a 上片
24b 下片
24c オリフィス部
24d 平行辺部
30 パッキン
40 ガイド
40a ガイド辺部
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレルーム床面上に設置される排水ソケットと、この排水ソケットを用いた便器設置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トイレルームの床面に便器を設置する場合、第6図のように床面Fの排水管2の上端に排水ソケット3を接続すると共に該排水ソケット3を床面Fにビス等によって固定しておく。この排水ソケット3の上端の排水口差込口にはパッキン4が装着されている。便器1を、その排水口1aが該排水口差込口のパッキン4に内嵌するように上方から床面F上に降下させる。
【0003】
従来から広く用いられている排水ソケット3にあっては、排水管2の施工位置がズレている場合に、パッキン4の弾性によりズレを調整しているが、1枚のパッキン4のみでは、位置のズレの調整能力が小さく、ズレが大きいときには、そのままでは便器1の設置施工ができない。
【0004】
このような不便を解消するものとして、特開2000−199256号公報には、排水ソケットの上端部を著しく大径にし、この上端部の内側にスライド可能な有底筒部材を配置し、該有底筒部材の外周と排水ソケット上端部の内周との間に蛇腹状パッキンを配材し、有底筒部材と便器排水口との間に従来と同様のパッキンを介在させる構造が記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−199256号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開2000−199256号公報の排水ソケットは、上端部が著しく大径となっているため、便器の台座部やトラップ部に排水ソケットが当るおそれがある。そのため、便器の台座部とトラップ部との間のスペースが小さい便器には適用できないという短所がある。
【0007】
本発明は、便器の位置ズレ調整代が大きく、しかも便器の内部スペース(便器の台座部とトラップ部との間)が狭い便器など各種の便器に対し適用することができる排水ソケットと、この排水ソケットを用いた便器設置構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の排水ソケットは、トイレルームの床面上に設置され、便器の排水口と排水管とを接続するための排水ソケットであって、上向きに開放する排水口差込口が上部に設けられたソケットアッパーと、流出口が下部に設けられているソケットロワーとを備えてなり、該ソケットアッパーが該ソケットロワーに対しスライド可能に取り付けられている排水ソケットにおいて、該ソケットアッパーは、該排水口差込口の下側に連なり、且つ該排水口差込口よりも小径となっている細胴部を備えており、該細胴部が前記ソケットロワーに対しスライド可能に係合していることを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明の便器設置構造は、トイレルームの床面上に便器が設置され、該便器の下向きに開口する排水口が排水ソケットを介してトイレルームの排水管に接続されている便器設置構造において、該排水ソケットが本発明の排水ソケットであることを特徴とするものである。
【0010】
かかる本発明の排水ソケット及び便器設置構造によると、排水ソケットの排水口差込口が上記特開2000−199256号公報に比べて著しく小さいものとなる。またソケットアッパーに小径の細胴部を設けているので、この細胴部が係合するソケットロワーの上部が小さなもので足り、排水ソケットがスマートで小径なものとなる。
【0011】
このため、便器の内部スペースが小さい場合であっても排水ソケットによって便器の排水口と床の排水管とを接続することができる。
【0012】
本発明の一態様においては、ソケットロワーの上部に該細胴部の下部が係合する係合口が設けられており、該係合口は1対の平行な内縁を有しており、前記細胴部の下端には、該内縁にスライド自在に係合した係合部が設けられている。ソケットアッパーは、この係合口の内縁に沿って移動する。
【0013】
この場合、細胴部の該係合部は、前記内縁の上側に張り出す上片と前記内縁の下側に張り出す下片とで構成されており、該上片と下片との間に該内縁が介在していることが好ましい。さらに、この場合、上片には、前記1対の内縁と平行な平行辺部が設けられており、前記ソケットロワーの上面には、該平行辺部が摺動する、該平行辺部と平行なガイド辺部が設けられている構成としてもよい。このようにすれば、ソケットアッパーがよりスムーズにスライドするようになる。
【0014】
本発明では、細胴部の下端部分にオリフィス部が設けられていることが好ましい。
【0015】
本発明では、排水口差込口の外径は80〜130mm程度であることが好ましい。このように排水口差込口を外径の小さいものとすることにより、内部スペースの小さい各種の便器についても本発明の細胴部を適用することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係る排水ソケットのカバーを取り除いた状態の斜視図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は第2図と直交方向の断面図、第4図は別の実施の形態に係る排水ソケットの斜視図、第5図は第4図のV−V線断面図である。
【0017】
第1図〜第3図の排水ソケット8は、トイレルームの床面上に固定されるソケットロワー10と、該ソケットロワー10に対しスライド自在に係合したソケットアッパー20とを有する。
【0018】
ソケットロワー10は、床面に重なるベースプレート12と、該ベースプレート12から立設された略円筒状の下胴体14と、該下胴体14の下側において開放する流出口16と、下胴体14の上面部14aに設けられた係合口18等を備えている。ベースプレート12の4隅部からは突片12aが突設されており、この突片12aにビス等の挿通用の孔12bが設けられている。
【0019】
係合口18には、洋風便器の前後方向と平行方向に延在する1対の平行な内縁18aが設けられている。
【0020】
ソケットアッパー20の上部は、便器の排水口1aが上方から差し込まれる略円環形の排水口差込口22となっている。この排水口差込口22の下側に略円筒状の細胴部24が連なっており、この細胴部24の下端には開口26が設けられている。
【0021】
この細胴部24の下端には、前記内縁18aの上側に張り出す上片24aと内縁18aの下側に張り出す下片24bとが設けられている。この実施の形態では、該上片24a及び下片24bは、細胴部24の下端部の外周を周回するフランジ状となっている。この上片24aと下片24bとの間に内縁18aが介在している。
【0022】
なお、細胴部24の外周面のうち上片24aと下片24bとの間であって且つ該内縁18aと対面する部位は、該内縁18aの延在方向に延在する平面となっている。この上片24aと下片24bとの間に該内縁18aが係合することにより、ソケットアッパー20は内縁18aに沿ってスライド可能となっている。なお、排水ソケット8は、このスライド方向が便器前後方向となるように設置される。
【0023】
なお、開口26の内周面からはオリフィス部24cが突設されている。このオリフィス部24cは、従来の排水ソケットのオリフィスと同じ機能のものであり、便器からの排水時にサイホンが形成され易くするためのものである。
【0024】
環形の排水口差込口22の上端部は、内環部22aと外環部22bとの二重環状となっており、リング状パッキン30の外周縁が該内環部22aと外環部22bとの間に押し込まれている。
【0025】
該パッキン30は、内方に向って下り勾配となっているものである。このパッキン30自体は、従来の排水ソケットに用いられているものと同じである。
【0026】
このソケットアッパー20の側周面全体とソケットロワー10の上部外周面とを覆うように筒状のカバー32が設けられている。このカバー32の上端部は留めリング32aによって外嵌部22bに留め付けられており、下端部は留めリング32aによって下胴体14の上部に留め付けられている。このカバー32は蛇腹部32bを備え、伸縮自在となっている。
【0027】
この排水ソケット8を用いて便器の設置施工を行う場合、流出口16が前記第6図と同様にトイレルーム床の排水管に接続されるようにして該排水ソケット8をトイレルーム床にビス留め等により固定する。
【0028】
次いで、便器の排水口1aがパッキン30の中心孔を介して排水口差込口22内に差し込まれるように便器をトイレルーム床面上に降ろし、便器を床面に固定する。
【0029】
この排水ソケットは、ソケットアッパー20がソケットロワー10に対し第2図(a),(b)の如く便器前後方向にスライド可能であるので、排水口1aの位置に応じて排水口差込口22を排水口1aの真下に配置させて便器の据え付け作業を行うことができる。なお、第2図(a)ではソケットアッパー20は便器前方側に位置しており、第2図(b)ではソケットアッパー20は便器後方側に位置している。
【0030】
この排水ソケット8は、排水口差込口22がパッキン30と略同等の小外径のものであるところから、排水口1aの周囲の空間スペースが小さい場合でも排水口差込口22に排水口1aを差し込むことができる。なお、排水口差込口22の外径は80〜130mm程度であることが望ましい。
【0031】
また、ソケットアッパー20の下部は細胴部24となっているので、下胴体14も小径である。このためソケットロワー10も小型化でき、内部スペースが小さい便器についてもこの排水ソケット8を用いて据付施工することができる。
【0032】
第4,5図の排水ソケット8Aは、ソケットアッパー20のスライドを案内するための1対のガイド40を下胴体上面14aに設けたものである。
【0033】
前記第1図の通り、上片24bには内縁18aと平行な平行辺部24dが設けられている。ガイド40は、この平行辺部24dが摺動するガイド辺部40aを備えている。このガイド辺部40aは平行辺部24dと平行方向に延在している。このガイド40を設けたことにより、ソケットアッパー20はきわめてスムーズにスライド可能である。なお、第4,5図のその他の構成は前記第1〜3図の実施の形態と同じであり、同一符号は同一部分を示している。
【0034】
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態をもとりうる。
【0035】
【発明の効果】
以上の通り、本発明の排水ソケット及び便器設置構造によると、内部スペースの小さい便器など各種の便器について容易に据付施工することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る排水ソケットのカバーを取り除いた状態の斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2と直交方向の断面図である。
【図4】別の実施の形態に係る排水ソケットの斜視図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】従来の排水ソケット及び便器設置構造を説明する部分断面図である。
【符号の説明】
8,8A 排水ソケット
10 ソケットロワー
14 下胴体
14a 下胴体の上面部
18 係合口
18a 内縁
20 ソケットアッパー
22 排水口差込口
24 細胴部
24a 上片
24b 下片
24c オリフィス部
24d 平行辺部
30 パッキン
40 ガイド
40a ガイド辺部
Claims (9)
- トイレルームの床面上に設置され、便器の排水口と排水管とを接続するための排水ソケットであって、
上向きに開放する排水口差込口が上部に設けられたソケットアッパーと、
流出口が下部に設けられているソケットロワーとを備えてなり、
該ソケットアッパーが該ソケットロワーに対しスライド可能に取り付けられている排水ソケットにおいて、
該ソケットアッパーは、該排水口差込口の下側に連なり、且つ該排水口差込口よりも小径となっている細胴部を備えており、
該細胴部が前記ソケットロワーに対しスライド可能に係合していることを特徴とする排水ソケット。 - 請求項1において、前記ソケットロワーの上部に該細胴部の下端が係合する係合口が設けられており、該係合口は1対の平行な内縁を有しており、
前記細胴部の下部には、該内縁にスライド自在に係合した係合部が設けられていることを特徴とする排水ソケット。 - 請求項2において、前記係合部は、前記内縁の上側に張り出す上片と前記内縁の下側に張り出す下片とで構成されており、該上片と下片との間に該内縁が介在していることを特徴とする排水ソケット。
- 請求項3において、該上片には、前記1対の内縁と平行な平行辺部が設けられており、
前記ソケットロワーの上面には、該平行辺部が摺動する、該平行辺部と平行なガイド辺部が設けられていることを特徴とする排水ソケット。 - 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記細胴部の下端部分にオリフィス部が設けられていることを特徴とする排水ソケット。
- 請求項1ないし5のいずれか1項において、前記排水口差込口の外径は80〜130mmであることを特徴とする排水ソケット。
- 請求項1ないし6のいずれか1項において、上部が該ソケットアッパーに取り付けられ、下部が該ソケットロワーに取り付けられ、少なくとも前記係合口の外周囲を囲んでいるカバーが設けられていることを特徴とする排水ソケット。
- トイレルームの床面上に便器が設置され、該便器の下向きに開口する排水口が排水ソケットを介してトイレルームの排水管に接続されている便器設置構造において、
該排水ソケットが請求項1ないし7のいずれか1項に記載の排水ソケットであることを特徴とする便器設置構造。 - 請求項8において、該排水ソケットは、請求項4に記載のものであり、前記ソケットアッパーがソケットロワーに対し便器の前後方向にスライド可能に設置されていることを特徴とする便器設置構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002372461A JP2004204476A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | 排水ソケット及び便器設置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002372461A JP2004204476A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | 排水ソケット及び便器設置構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004204476A true JP2004204476A (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=32811059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002372461A Pending JP2004204476A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | 排水ソケット及び便器設置構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004204476A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100841718B1 (ko) | 2006-07-31 | 2008-06-26 | 김흥준 | 좌변기의 배수관과 하수관의 이음관 |
| JP2008303625A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 水洗便器取付け用接続具 |
-
2002
- 2002-12-24 JP JP2002372461A patent/JP2004204476A/ja active Pending
Cited By (2)
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| KR100841718B1 (ko) | 2006-07-31 | 2008-06-26 | 김흥준 | 좌변기의 배수관과 하수관의 이음관 |
| JP2008303625A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 水洗便器取付け用接続具 |
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