JP2004242192A - 撮像装置 - Google Patents

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Haruhito Tokuyama
陽人 徳山
Haruo Hayashi
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Abstract

【課題】撮影する際の構図に応じてケースの姿勢を変化させた場合であっても、画像データの画質を確保しつつ操作性を向上する上で有利な撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置10のケース12は、右側に位置する第1ケース14と、左側に位置する第2ケース16とで構成されている。第2ケース16の前面には鏡筒18が配設され、鏡筒18には撮影光学系20が組み込まれ、また、該撮影光学系20を通して撮像された被写体像を検出して撮像信号を出力する撮像素子が組み込まれている。第1の撮影スイッチ28はケース12の長さ方向をほぼ水平方向に延在させてグリップ部1402右手で把持した状態で該右手の人差し指で操作できる箇所に配設されている。第2の撮影スイッチ32はケース12の長さ方向をほぼ鉛直方向に延在させて該ケース12の長さ方向の中間部を右手で把持した状態で該右方の手の人差し指で操作できる箇所に配設されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子スチルカメラなどの撮像装置は、ケースと、該ケースに設けられた撮影光学系と、ケースに設けられ撮影光学系を通して撮像された被写体像を検出して撮像信号を出力する撮像素子とを備え、前記撮像信号に基づいて生成した画像データを記録媒体に記録するように構成されている。
このような撮像装置では、前記撮像素子の撮像領域が通常長方形状に構成されているため、得られる被写体像の画像データの画面も長方形状となる。
そして、前記撮像領域の長方形の長辺がほぼ水平方向に延在するように前記ケースを保持して撮影することによって、撮影した被写体像の画像データの画面は横長の構図となる。また、前記撮像領域の長方形の長辺がほぼ鉛直方向に延在するように前記ケースを保持して撮影することによって、撮影した被写体像の画像データの画面は縦長の構図となる。
一方、一般に、このような撮像装置では、横長の構図に対応した姿勢となるようにケースを保持した場合に、該保持した手の一方の手の指で操作しやすいケース箇所に撮影スイッチ(シャッターボタン)が配設されている。
しかしながら、縦長の構図に対応した姿勢となるようにケースを保持した場合には、該保持した手の指で操作しやすい位置に撮影スイッチが位置するとは限らず、撮影スイッチを押下しにくく、あるいは、ケースを保持しにくくなるなど操作性に劣ることがある。
このような欠点を解消するために、ケースを同一の姿勢で保持した状態で、撮像素子を撮影光学系の光軸を中心にして90度回転させることにより、横長の構図の撮影および縦長の構図の撮影の何れも行なえるようにした電子スチルカメラが提案されている(特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−209469号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した撮像素子を回転する電子スチルカメラでは、撮影光学系に対して撮像素子が回転するため、撮影光学系の光軸に対する撮像素子の位置ずれが生じやすく、得られる画像データの画質を確保する上で不利である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされ、その目的とするところは、撮影する際の構図に応じてケースの姿勢を変化させた場合であっても、画像データの画質を確保しつつ操作性を向上する上で有利な撮像装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、高さと厚さとこれら高さおよび厚さよりも大きな寸法の左右長さを有する横長形状のケースと、前記厚さ方向の一方に位置する前記ケースの前面で前記長さ方向の一方寄りの箇所に設けられた撮影光学系と、前記ケース内に設けられ前記撮影光学系を通して撮像された被写体像を検出して撮像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子から出力される前記撮像信号に基づいて前記被写体像の映像を記録媒体に記録する制御手段と、前記制御手段に対して前記記録を指示する撮影スイッチとを備えた撮像装置において、前記撮影スイッチは第1、第2の撮影スイッチとして2つ設けられ、前記第1の撮影スイッチは、前記ケースの長さ方向をほぼ水平方向に延在させて該ケースの長さ方向の他方の端部を片方の手で把持した状態で該片方の手の指で操作できる箇所に配設され、前記第2の撮影スイッチは、前記ケースの長さ方向をほぼ鉛直方向に延在させて該ケースの長さ方向の中間部または前記他方の端部を片方の手で把持した状態で該片方の手の指で操作できる箇所に配設されていることを特徴とする。
そのため、ケースの長さ方向をほぼ水平方向に延在させた場合、一方の片手でケースの一方の端部を保持するとともに、他方の片手でケースの他方の端部を保持し、この端部を保持した片手の指で第1の撮影スイッチを操作できるため、撮影時における手ぶれを防止してケースを安定して静止させることができる。
また、ケースの長さ方向をほぼ鉛直方向に延在させた場合、片手でケースの中間部または端部を保持し、このケースを保持した片手の指で第2の撮影スイッチを操作できるため、ケースを安定して静止させることができ、無理な姿勢をすることなく安定して撮影を行なうことができる。
したがって、ケースを何れの状態とした場合でも、ケースの保持と撮影スイッチの操作を片方の手で円滑かつ確実に行なうことができる。
【0006】
また、本発明は、高さと厚さとこれら高さおよび厚さよりも大きな寸法の左右長さを有する横長形状の第1ケースと、前記第1ケースに揺動可能に結合され高さと厚さと左右長さを有する第2ケースと、前記第2ケースに設けられその光軸が該第2ケースの高さ方向および長さ方向と直交する方向に延在する撮影光学系と、前記第2ケース内に設けられ前記撮影光学系を通して撮像された被写体像を検出して撮像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子から出力される前記撮像信号に基づいて前記被写体像の映像を記録媒体に記録する制御手段と、前記制御手段に対して前記記録を指示する撮影スイッチとを備えた撮像装置において、前記撮影スイッチは第1、第2の撮影スイッチとして2つ設けられ、前記第1の撮影スイッチは、前記第1ケースの長さ方向を、ほぼ水平方向で前記撮影光学系の光軸と直交する方向に延在させて該第1ケースの長さ方向の端部を片方の手で把持した状態で該片方の手の指で操作できる該第1ケースの箇所に配設され、前記第2の撮影スイッチは、前記第1ケースの長さ方向を、ほぼ水平方向で前記撮影光学系の光軸とほぼ平行する方向に延在させて該第1ケースの長さ方向の中間部または前記端部を片方の手で把持した状態で該片方の手の指で操作できる該第1ケースの箇所に配設されていることを特徴とする。
そのため、第1ケースの長さ方向を、撮影光学系の光軸と直交する方向に延在させた場合、一方の片手で第2ケースの端部を把持するとともに他方の片手で第1ケースの端部を把持し、第1ケースの端部を保持した片手の指で第1の撮影スイッチを操作できるため、撮影時における手ぶれを防止することができる。
また、第1ケースの長さ方向を、撮影光学系の光軸とほぼ平行する方向に延在させた場合、一方の片手で第1ケースを保持し、第1ケースを保持した片手の指で第2の撮影スイッチ操作できるため、第1、第2ケースを安定して静止させることができ、無理な姿勢をすることなく安定して撮影を行なうことができる。
したがって、第1ケースを何れの状態とした場合でも、ケースの保持と撮影スイッチの操作を片方の手で円滑かつ確実に行なうことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態の撮像装置を斜め前方から見た斜視図、図2は同撮像装置を斜め下方から見た斜視図、図3は同撮像装置のケースをほぼ水平方向に延在させて両手で保持した状態を示す斜視図、図4は同撮像装置のケースをほぼ水平方向に延在させた状態で後方から見た斜視図、図5は同撮像装置のケースをほぼ鉛直方向に延在させて片手で保持した状態を示す側面図、図6は同撮像装置のケースをほぼ鉛直方向に延在させた状態で後方から見た斜視図、図7は同撮像装置の制御系の構成を示すブロック図である。
図1、図2に示すように、本実施の形態では、撮像装置10は静止画としての画像データ(静止画データ)および動画データとしての画像データ(動画データ)の双方を記録媒体に記録するデジタルカメラであり、ケース12を有している。
前記ケース12は、全体として、上下の高さと、前後の厚さと、これら高さおよび厚さよりも大きな寸法の左右長さを有して横長形状に形成されており、本実施の形態では、撮像装置10の左右は該撮像装置10を後方から見た状態でいうものとする。
本実施の形態では、前記ケース12は、右側(前記長さ方向の他方)に位置する第1ケース14と、左側(前記長さ方向の一方)に位置する第2ケース16とで構成されている。
前記第2ケース16の前面には鏡筒18が配設され、前記鏡筒18には撮影光学系20が組み込まれ、また、該撮影光学系20を通して撮像された被写体像を検出して撮像信号を出力する撮像素子22(図7)が組み込まれている。
前記撮影光学系20は撮影倍率を連続的に変えることができるズーム式として構成され、前記撮像素子22は前記撮影光学系20の光軸Lに対して移動不能(回転不能)に設けられている。
【0008】
前記第1ケース14の長さ方向の右側の端部には、前方に膨出し手によって把持されるグリップ部1402が設けられている。
図1に示すように、前記第1ケース14の上面には第1の撮影スイッチ28と操作ダイヤル30が設けられ、第1ケース14の前面には第2の撮影スイッチ32と第2のフラッシュ36とが設けられている。
前記第1、第2の撮影スイッチ28、32は、共に前記画像データの記録媒体への記録を指示するものであり、前記操作ダイヤル30は、被写体の撮影や画像の再生に関する設定を行なうものである。本実施の形態では、前記第1の撮影スイッチ28は静止画データの記録を指示するシャッタスイッチとして構成され、前記第2の撮影スイッチ32は動画データの記録および記録の停止を指示する録画開始/録画停止スイッチとして構成されている。
前記第2のフラッシュ36は、被写体に向けて補助光を発光するものである。また、図2に示すように、前記第1ケース14の後面には第1のズーム操作スイッチ42が設けられ、図1に示すように、第1ケース14の前面に第2のズーム操作スイッチ34が設けられている。
前記第1、第2のズーム操作スイッチ42、34は、前記撮影光学系20の撮影倍率を望遠側および広角側に操作するものである。
また、図2に示すように、前記第1ケース14の後面にはディスプレイ38と、複数の操作スイッチ40とが設けられている。
前記ディスプレイ38は、前記撮像素子22で検出された被写体像や前記記録媒体に記録された画像を表示するものであって、長方形状の表示領域39を有する液晶表示装置などから構成されており、本実施の形態では、前記長方形の長辺が前記長さ方向に延在し、短辺が前記高さ方向に延在するように配設されている。
前記複数の操作スイッチ40は、電源のオン/オフを行なう電源スイッチ、撮影を行なう撮影モードとディスプレイ38に記録媒体から読み出した画像データの表示を行なう再生モードとを切り換える撮影/再生切換スイッチ、静止画撮影あるいは動画撮影を切り換える静止画/動画切換スイッチ、その他必要な操作を行なうための操作スイッチを含むものである。
【0009】
前記第1の撮影スイッチ28は、図3に示すように、前記ケース12の長さ方向をほぼ水平方向に延在させて前記グリップ部1402を右手で把持した状態で該右手の人差し指で操作できる箇所、すなわち、前記グリップ部1402の上面箇所、言い換えると、前記第1ケース14の上面の右側の端部に配設されている。
また、前記第2の撮影スイッチ32は、図5に示すように、前記ケース12の長さ方向を鉛直方向に対して斜めに延在させて(あるいは、ケース12の長さ方向をほぼ鉛直方向に延在させて)該ケース12の長さ方向の中間部または端部を右手で把持した状態で該右方の手の人差し指で操作できる箇所に配設され、本実施の形態では、前記第1ケース14の前面の左側の端部に配設されている。
前記第1のズーム操作スイッチ42は、前記ケース12の長さ方向をほぼ水平方向に延在させて前記グリップ部1402を右手で把持した状態で該右手の親指で操作できる箇所、すなわち、前記第1ケース14の後面の右側端部に配設されている。
前記第2のズーム操作スイッチ34は、図5に示すように、前記ケース12の長さ方向を鉛直方向に対して斜めに延在させて(あるいは、ケース12の長さ方向をほぼ鉛直方向に延在させて)該ケース12の長さ方向の中間部または端部を右手で把持した状態で該右方の手の人差し指で操作できる箇所に配設され、本実施の形態では、前記第1ケース14の前面の左側の端部に配設されている。
【0010】
前記第2ケース16は、図1において前記長さ方向をX軸、高さ方向をY軸、厚さ方向をZ軸としたときに、X軸方向に延在する不図示の支軸を介して前記第1ケース14に対して前記撮影光学系20の光軸Lが前記YZ平面と平行な平面内で揺動できるように結合され、前記第2ケース16の前記第1ケース14に対する揺動位置はクリック機構によって任意の位置に保持できるように構成されている。
前記第2ケース16の後面には、前記撮像素子22で検出された被写体像を視認するためのビューファインダー26が設けられている。このビューファインダー26は、前記ディスプレイ38と同様に、前記撮像素子22で検出された被写体像や前記記録媒体に記録された画像を長方形状の表示領域を有する液晶表示装置などで表示するように構成され、前記長方形の長辺が前記長さ方向に延在し、短辺が前記高さ方向に延在するように配設されている。
また、前記鏡筒18は、図2に示すように、Y軸方向に延在する支軸19を介し前記第2ケース16に対して前記撮影光学系20の光軸Lが前記XZ平面と平行な平面内で揺動できるように結合され、前記鏡筒18の前記第2ケース16に対する揺動位置はクリック機構によって任意の位置に保持できるように構成されている。
前記鏡筒18の外周面には、被写体に向けて補助光を発光する第1のフラッシュ24が出没可能に設けられている。
【0011】
図7に示すように、前記撮像装置10は、前記撮像素子22、前記ビューファイダ26、前記ディスプレイ38、CPU102、アンプ104、A/D変換器106、信号処理部108、メモリ110、CCDドライバ112、トリガ信号発生器114、レンズドライバ116、外部記憶装置118、ディスプレイドライバ120、外部信号インタフェース122、操作部124、センサ部126、発光駆動部128などを備えている。
前記アンプ104は、前記撮像素子22から出力される前記撮像信号を増幅するものである。
前記A/D変換器106は、前記アンプ104から出力される増幅された撮像信号をA/D変換するものである。
前記信号処理部108は、前記A/D変換器106から出力されたデジタル化けされた撮像信号に対して所定の信号処理を行ない画像データを生成するものである。
前記メモリ110は、前記信号処理部108による信号処理用のワーキングエリアを提供するものである。
前記CCDドライバ112は、前記撮像素子22を駆動するものである。
前記トリガ信号発生器114は、前記アンプ104、A/D変換器106、CCDドライバ112に対して共通のトリガ信号を供給するものである。
前記レンズドライバ116は、前記撮影光学系20を構成する複数のレンズを光軸L方向に移動させることにより該撮影光学系20を広角側から望遠側の任意の撮影倍率に設定するものである。
【0012】
前記外部記憶装置118は、例えばメモリカード、フロッピー(登録商標)・ディスク、CD−Rなどの可搬性を有する記録媒体に対して前記信号処理部108で生成した画像データを記録したり、前記記録媒体に記録されている画像データを読み出してCPU102に供給するものである。
なお、前記画像データを記憶する記録媒体はメモリカード、フロッピー(登録商標)・ディスク、CD−Rなどのように撮像装置10に対して着脱される形態に限定されるものではなく、撮像装置10に内蔵されていてもよいことは勿論である。
前記ディスプレイドライバ120は、前記信号処理部108によって生成された画像データを前記ディスプレイ38に供給することにより前記表示領域39に画像表示させるものである。
前記外部信号インタフェース122は、前記撮像装置10の外部装置であるパーソナルコンピュータなどの情報処理装置と前記CPU102との間で前記画像データを含むデータの授受を司るものであり、例えばUSB(Universal Serial Bus)によってこれらのデータの授受を行なうものである。
前記操作部124は、前記第1、第2の撮影スイッチ28、32、操作ダイヤル30、第1、第2のズーム操作スイッチ42、34、各操作スイッチ40から構成されている。
前記センサ部126は、前記ケース12の長さ方向がほぼ水平方向に延在した状態にあるか、あるいは、ほぼ鉛直方向に延在した状態にあるかを検出するように構成され、例えば重力センサを用いて構成されている。
前記発光駆動部128は、前記第1、第2のフラッシュ24、36に電流を供給して発光させるものである。
前記CPU102は、前記信号処理部108、トリガ信号発生器114、レンズドライバ116、外部記憶装置118、ディスプレイドライバ120、外部信号インターフェース122、操作部124、センサ部126、発光駆動部128に接続され、これら各部の制御を司るように構成されている。
また、本実施の形態では、前記CPU102、前記アンプ104、A/D変換器106、信号処理部108、CCDドライバ112、トリガ信号発生器114、レンズドライバ116、外部記憶装置118によって特許請求の範囲の制御手段が構成されている。
【0013】
次に上述のように構成された制御系による撮影時の動作について説明する。
まず、前記撮像光学系20の撮影倍率の変更動作について説明する。
前記撮影倍率の変更は、前記第1、第2のズーム操作スイッチ42、34の何れか一方のスイッチを操作することによって前記CPU102が前記レンズドライバ116を制御し、これによって該レンズドライバ116が前記撮像光学系20のレンズを移動させることによってなされる。
次に、静止画撮影について説明する。
前記操作スイッチ40の操作により、電源がオンされ、撮影モードに設定されるとともに、静止画撮影モードに設定されると、前記撮像光学系20で撮像された被写体像が前記撮像素子22で検出され、該撮像素子22によって撮像信号が生成される。
前記撮像信号は、前記アンプ104、A/D変換器106、信号処理部108によって画像データに変換されて前記CPU102に供給される。前記画像データは、前記CPU102からディスプレイドライバ120を介してディスプレイ38に供給され該ディスプレイ38の表示領域39に表示され、また、前記画像データは、前記CPU102からビューファインダ26に供給され該ビューファインダ26の表示領域に表示され、これにより被写体像のモニタが可能となる。前記第1の撮影スイッチ28が押下されると、前記信号処理部108で静止画データが生成され、この静止画データが外部記憶装置118により記録媒体に記録され、一連の動作が終了する。
また、前記第1の撮影スイッチ28が押下されると、前記CPU102によって測光動作がなされ、この測光動作に基いてストロボ発光の有無が判定される。ストロボ発光が必要であると判断されると、前記CPU102は、前記発光駆動部128を制御して前記第1のフラッシュ24および第2のフラッシュ36の一方または双方を発光させる。
【0014】
次に、動画撮影について説明する。
前記操作スイッチ40の操作により、電源がオンされ、撮影モードに設定されるとともに、動画撮影モードに設定されると、前記撮像光学系20で撮像された被写体像が前記撮像素子22で検出され、該撮像素子22によって撮像信号が生成される。
前記撮像信号は、前述と同様の処理過程を経て前記画像データに変換され、該画像データが前記ディスプレイ38の表示領域39および前記ビューファインダ26に表示され、これにより被写体像のモニタが可能となる。
前記第2の撮影スイッチ32が押下されると、前記信号処理部108で動画データが生成され、この動画データが外部記憶装置118により記録媒体に記録される。再び第2の撮影スイッチ32が押下されると、外部記憶装置118による動画データの記録媒体への記録が停止される。すなわち、前記第2の撮影スイッチ32を押下することにより録画の開始と停止がなされることになる。
【0015】
次に、上述のように構成された撮像装置10の作用について説明する。
撮像装置10によって静止画の撮影を行なう際には、前記操作スイッチ40を操作して静止画撮影モードに設定し、図3に示すように、前記ケース12の長さ方向をほぼ水平方向に延在させた状態とし、左手で前記鏡筒18部分を把持するとともに、右手で前記グリップ部1402を把持し、右手の人差し指を第1撮影スイッチ28に載せるとともに、右手の親指を第1のズーム操作スイッチ42に載せる。なお、このように把持するケース12部分の長さ方向をほぼ水平方向に延在させた状態を以下、ケース12の横長状態という。
また、前記撮像素子22によって撮像される撮像領域は長方形であり、前記ケース12が横長状態の場合、前記撮像領域の長方形の長辺が水平方向に延在し、短辺が鉛直方向に延在する。このため、前記ケース12が横長状態の場合には、前記撮像素子22にって得られる画像データの画面は横長の構図となる。
そして、図4に示すように、前記撮影光学系20の光軸Lを被写体に向け、前記ディスプレイ38に表示される被写体像、あるいは、前記ビューファインダ26に表示される被写体像を視認しつつ、前記第1のズーム操作スイッチ42を、グリップ部1402を把持した右手の親指で操作することによって、撮影倍率を変更し、また、被写体の構図を決める。
そして、グリップ部1402を把持した右手の人差し指で前記第1の撮影スイッチ28を押下することにより静止画の画像データが前記記録媒体に記録される。
【0016】
撮像装置10によって動画の撮影を行なう際には、前記操作スイッチ40を操作して動画撮影モードに設定し、図5に示すように、前記ケース12の長さ方向をほぼ鉛直方向に延在させた状態とし、右手で前記ケース12の長さ方向の中間部あるいは端部を把持し、右手の人差し指を第2シャッタースイッチ32に載せる。なお、このように把持するケース12部分の長さ方向をほぼ鉛直方向に延在させた状態を以下、ケース12の縦長状態という。
また、前記ケース12が縦長状態の場合、前記撮像領域の長方形の長辺が鉛直方向に延在し、短辺が水平方向に延在する。このため、前記ケース12が縦長状態の場合には、前記撮像素子22によって得られる画像データの画面は縦長の構図となる。
そして、図6に示すように、前記撮影光学系20の光軸Lを被写体に向け、前記ディスプレイ38に表示される被写体像、あるいは、前記ビューファインダ26に表示される被写体像を視認しつつ、前記第2のズーム操作スイッチ34を、前記ケース12の長さ方向の中間部あるいは端部を把持した右手の人差し指で操作することによって、撮影倍率を変更し、また、被写体の構図を決める。
そして、ケース12の長さ方向の中間部あるいは端部を把持した右手の人差し指で前記第2撮影スイッチ32を押下することにより動画の画像データの前記記録媒体への記録が開始され、再度前記第2撮影スイッチ32を押下することにより動画の画像データの前記記録媒体への記録が停止される。
【0017】
なお、図4に示すように、前記ケース12が横長状態の場合には、前記ディスプレイ38の表示領域が横長となった状態で画像が表示され、図6に示すように、前記ケース12が縦長状態の場合には、前記ディスプレイ38の表示領域39が縦長となった状態で画像が表示される。
ところが、動画の画像データは横長の構図として記録するのが自然であるため、図6のように前記ケース12の長さを鉛直方向に延在させた状態であっても、横長の画像データで動画の記録を行なうとともに、前記ディスプレイ38の表示領域39に横長の形態で画像を表示させることが好ましい。
本実施の形態では、動画撮影モードに設定された状態では、前記撮像素子22から出力された撮像信号に基づいて生成した縦長の画像データを前記信号処理部108によって横長の画像データに処理し、この画像データに基づいてディスプレイ38での画像の表示と、記録媒体への画像データの記録とを行なうようにしている。
更に詳しく説明すれば、図6に示すように、縦長の状態となっている前記ディスプレイ38での画像の表示は、前記表示領域39の長辺方向の中間に短辺方向に長手方向を有する横長の別の表示領域39Aが形成され、かつ、該表示領域39Aの上側と下側に画像が表示されない矩形状の非表示領域39Bがそれぞれ形成された状態で、前記別の表示領域39Aに画像が表示されることによってなされる。言い換えれば、前記表示領域39内に該表示領域39よりも小さな長方形で、かつ、その長辺方向が前記ケース12の高さ方向に延在する別の表示領域39Aが形成され、該別の表示領域39Aに前記被写体像の映像が表示される。
また、前記ビューファインダー26による画像の表示も上述した前記ディスプレイ38による画像の表示と同様に行なわれる。
したがって、前記ケース12が縦長状態であっても、前記ディスプレイ38、ビューファインダ26によって画像を横長の形態で表示させることができ、横長の画像を視認しつつ動画の撮影を行なうことができる。
なお、前記信号処理部108によって縦長の画像データを処理して横長の画像データを生成する際には、前記撮像領域の長方形の画像データの一部、すなわち前記縦長の画像データの長辺方向の両端の領域の画像データが失われることになる。しかしながら、動画を記録する際には、静止画を記録する場合に比較して低い解像度で記録媒体に記録するのが一般的であるため、本実施の形態で前記画像データの一部が失われても、動画の画像データを記録するために必要な解像度を確保する上では支障とならない。
【0018】
したがって、本実施の形態によれば、ケース12を横長状態とした場合、左手で前記鏡筒18の部分を保持するとともに右手でケース12のグリップ部1402を保持し、このケース12を保持した右手の親指で第1のズーム操作スイッチ42を操作できるため、構図を決定する際に前記ケース12を安定して静止させることができる。
また、グリップ部1402を保持した右手の人差し指で前記第1の撮影スイッチ28を操作できるため、撮影時における手ぶれを防止して前記ケース12を安定して静止させることができ、ぶれのない静止画を得ることができる。
また、図1に示すように、前記鏡筒18および第2ケース16を第1ケース14に対してYZ平面と平行な平面内で揺動させることによって前記撮影光学系20の光軸Lの指向する方向を上下方向の任意の位置に移動させることができ、撮影アングルの自由度を確保する上で有利となる。
また、ケース12を縦長状態とした場合、右手でケース12を保持し、このケース12を保持した右手の人差し指で第2のズーム操作スイッチ34を操作できるため、構図を決定する際に前記ケース12を安定して静止させることができる。
また、ケース12を保持した右手の人差し指で第2の撮影スイッチ32を押下できるため、動画を記録するために必要な時間、前記ケース12を安定して静止させることができ、ぶれのない動画を得るとともに、無理な姿勢をすることなく安定して撮影を行なうことができる。
また、図1、図5に示すように、前記鏡筒18を第2ケース16に対してXZ平面と平行な平面内で揺動させることによって前記撮影光学系20の光軸Lの指向する方向を上下方向の任意の位置に移動させることができ、撮影アングルの自由度を上げることができる。
したがって、本実施の形態によれば、撮影スイッチを前記第1、第2の撮影スイッチ28、32として2つ設け、これらスイッチ28、32を前記のように配置したので、前記ケース12を横長状態および縦長状態の何れの状態とした場合でも、ケースの保持と前記第1、第2の撮影スイッチ28、32の操作を片方の手で円滑かつ確実に行なうことができ、撮像装置の操作性を向上させる上で有利となる。
また、本実施の形態では、ズーム操作スイッチを前記第1、第2のズーム操作スイッチ42、34として2つ設け、これらスイッチ42、34を前記のように配置したので、前記ケース12を横長状態および縦長状態の何れの状態とした場合でも、前記第1、第2のズーム操作スイッチ42、34の操作を片方の手で円滑かつ確実に行なうことができ、撮像装置の操作性を向上させる上で有利となる。
また、本実施の形態によれば、前記撮像素子22が前記撮影光学系20の光軸Lに対して移動不能に設けられているので、前記ケース12を横長状態および縦長状態の何れの状態とした場合でも、撮像素子22と撮影光学系20の光軸Lの位置ずれがなく、得られる画像データの画質を確保する上で有利となる。
【0019】
なお、本実施の形態では、静止画撮影モードと動画撮影モードとの切換を操作スイッチ40を操作することによって行なったが、前記センサ部126によって前記ケース12が横長状態にあるか、縦長状態にあるかを検出し、その検出結果に基づいて前記CPU102が静止画撮影モードと動画撮影モードを自動的に切り換えるようにしてもよい。
この場合には、前記ケース12を横長状態あるいは縦長状態の何れかにするのみで、静止画撮影と動画撮影を即座に切り換えることができるので、チャンスを逃すことなく動画あるいは静止画を撮影することができる。
【0020】
また、本実施の形態では、前記ケース12を横長状態として静止画撮影を行なったが、無論前記ケース12を縦長状態として静止画撮影を行なうこともできる。
この場合には、前記撮像素子22から出力される撮像信号に基づいて生成される画像データは、前記撮像素子22の長方形の撮像領域の長辺が鉛直方向に延在する縦長の画像データとなる。
また、本実施の形態では、前記ケース12を縦長状態として動画撮影を行なったが、無論前記ケース12を横長状態として動画撮影を行なうこともできる。
この場合には、前記撮像素子22から出力される撮像信号に基づいて生成される画像データは、前記撮像素子22の長方形の撮像領域の長辺が水平方向に延在する横長の画像データとなるので、前記画像データを縦長から横長に処理する過程が不要となる。
【0021】
次に第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、第1ケースに対する第2ケースの揺動方向と、鏡筒が第2ケースに固定されていることである。
図8は本発明の第2の実施の形態の撮像装置を斜め前方から見た斜視図、図9は同撮像装置を斜め後方から見た斜視図、図10は同撮像装置のケースを片手で保持した状態を示す側面図である。
なお、以下の説明では、前記第1の実施の形態と同様の部材、箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
撮像装置10Aのケース12は、右側に位置する第1ケース14と、左側に位置する第2ケース16とで構成されている。
前記第2ケース16の前面には撮影光学系20を構成する沈胴式の鏡筒18Aが配設され、第2ケース16内には、前記撮影光学系20を通して撮像された被写体像を検出して撮像信号を出力する撮像素子22が前記撮影光学系20の光軸Lに対して移動不能(回転不能)に設けられている。
【0022】
前記第1ケース14と第2ケース16は、共に前記撮影光学系20の光軸Lに対して直交する方向に延在する左右長さを有し、揺動可能に結合され、図8および図9に示すように、第1ケース14と第2ケース16をそれらの長さ方向が一致するように並べると、ケース12はほぼ直線状に延在し、また、この直線状の状態から第1ケース14または第2ケース16を揺動させると、図10に示すように、ケース12は屈曲した状態になるように構成されている。
より詳細に説明すると、前記直線状となったケース12の長さ方向をX軸、高さ方向をY軸、厚さ方向をZ軸としたときに、前記第2ケース16は、Y軸方向に延在する支軸19A(図9参照)を介し前記第1ケース14に対して前記撮影光学系20の光軸Lが前記XZ平面と平行な平面内で揺動できるように結合され、前記第2ケース16の前記第1ケース14に対する揺動位置はクリック機構によって任意の位置に保持できるように構成されている。
【0023】
図8に示すように、前記第1ケース14の上面には第1の撮影スイッチ28が設けられ、第1ケース14の前面には第2の撮影スイッチ32が設けられている。
本実施の形態では、前記第1の撮影スイッチ28は静止画データの記録を指示するシャッタスイッチとして構成され、前記第2の撮影スイッチ32は動画データの記録および記録の停止を指示する録画開始/録画停止スイッチとして構成されている。
また、図9に示すように、前記第2ケース16の後面には前記撮像素子22で検出された被写体像を視認するためのビューファインダー26およびディスプレイ38が設けられている。
【0024】
前記第1の撮影スイッチ28は、図8に示すように、直線状とした前記ケース12の長さ方向をほぼ水平方向に延在させて前記ケース12の右側の端部を右手で把持した状態で該右手の人差し指で操作できる箇所、本実施の形態では、前記第1ケース14の上面の右側の端部に配設されている。
また、前記第2の撮影スイッチ32は、図10に示すように、前記ケース12を屈曲させ、第1ケース14の長さ方向を鉛直方向に対して斜めに延在させて(あるいは、第1ケース14の長さ方向をほぼ鉛直方向に延在させて)該第1ケース14の長さ方向の中間部あるいは端部を右手で把持した状態で該右方の手の人差し指で操作できる箇所に配設され、本実施の形態では、前記第1ケース14の前面の左側の端部に配設されている。
【0025】
また、本実施の形態では、静止画撮影モードと動画撮影モードとの切換は、前記センサ部126によって把持するケース12部分(第1ケース14)が横長状態にあるか、縦長状態にあるかを検出し、その検出結果に基づいて前記CPU102が静止画撮影モードと動画撮影モードを自動的に切り換えるように構成されている。
また、把持するケース12部分(第1ケース14)を横長状態および縦長状態の何れにした場合でも、前記ディスプレイ38およびビューファインダー26に横長の画像を表示させ、また、前記記録媒体に横長の画像データを記録させることは、前記第1の実施の形態と同様の処理を前記画像処理部108で行なうことでなされる。
【0026】
次に、上述のように構成された撮像装置10Aの作用について説明する。
撮像装置10Aによって静止画の撮影を行なう際には、把持するケース12部分(第1ケース14)を横長状態とし、左手で前記第2ケース16の左側の端部を把持するとともに、右手で前記第1ケース14の右側の端部を把持し、右手の人差し指を第1撮影スイッチ28に載せる。
そして、前記撮影光学系20の光軸Lを被写体に向け、前記ディスプレイ38に表示される被写体像、あるいは、前記ビューファインダ26に表示される被写体像を視認しつつ、被写体の構図を決める。
そして、前記第1ケース14の右側の端部を把持している右手の人差し指で前記第1撮影スイッチ28を押下することにより静止画の画像データが前記記録媒体に記録される。
【0027】
撮像装置10Aによって動画の撮影を行なう際には、図10に示すように、把持するケース12部分(第1ケース14)を縦長状態とし、前記第1ケース14の長さ方向の中間部あるいは端部を右手で把持し、右手の人差し指を第2シャッタースイッチ32に載せる。
そして、図6に示すように、前記撮影光学系20の光軸Lを被写体に向け、前記ディスプレイ38に表示される被写体像、あるいは、前記ビューファインダ26に表示される被写体像を視認しつつ、被写体の構図を決める。
そして、前記第1ケース14の長さ方向の中間部あるいは端部を把持している右手の人差し指で前記第2撮影スイッチ32を押下することにより動画の画像データの前記記録媒体への記録が開始され、再度前記第2撮影スイッチ32を押下することにより動画の画像データの前記記録媒体への記録が停止される。
【0028】
したがって、本実施の形態によれば、把持するケース12部分(第1ケース14)を横長状態とした場合、左手で前記ケース12の左側の端部を把持するとともに右手で前記ケース12の右側の端部を把持することにより前記ケース12を安定して静止させることができるため、構図を決定する際に前記ケース12を安定して静止させることができる。
また、ケース12の右側の端部を保持した右手の人差し指で前記第1の撮影スイッチ28を操作できるため、撮影時における手ぶれを防止して前記ケース12を安定して静止させることができ、ぶれのない静止画を得ることができる。
また、把持するケース12部分(第1ケース14)を縦長状態とした場合、右手でケース12を保持し、このケース12を保持した右手の人差し指で第2の撮影スイッチ32を押下できるため、動画を記録するために必要な時間、前記ケース12を安定して静止させることができ、ぶれのない動画を得るとともに、無理な姿勢をすることなく安定して撮影を行なうことができる。
また、図10に示すように、前記鏡筒18および第2ケース16を第1ケース14に対してYZ平面と平行な平面内で揺動させることによって前記撮影光学系20の光軸Lの指向する方向を上下方向の任意の位置に移動させることができ、撮影アングルの自由度を確保する上で有利となる。
したがって、本実施の形態によれば、把持するケース12部分(第1ケース14)を横長状態および縦長状態の何れの状態とした場合でも、ケースの保持と前記第1、第2の撮影スイッチ28、32の操作を片方の手で円滑かつ確実に行なうことができ、画像データの画質を確保しつつ撮像装置の操作性を向上させる上で有利となる。
【0029】
また、本実施の形態では、静止画撮影モードと動画撮影モードとの切換は、前記センサ部126の検出結果に基づいて自動的に切り換えることによって行なうので、前記ケース12を横長状態あるいは縦長状態の何れかにするのみで、静止画撮影と動画撮影とが即座に切り換わり、撮影チャンスを逃すことなく動画あるいは静止画を撮影することができる。
また、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、前記ケース12を縦長状態として静止画撮影を行なうように、あるいは、前記ケース12を横長状態として動画撮影を行なうように構成することは任意である。
【0030】
次に第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、ケースが単一ケースとして構成されていることである。
図11は本発明の第3の実施の形態の撮像装置のケースを横長状態として斜め後方から見た斜視図、図12は同撮像装置のケースを縦長状態として斜め後方から見た斜視図である。
図11に示すように、撮像装置10Bケース12は、単一ケースとして構成され、上下の高さと、前後の厚さと、これら高さおよび厚さよりも大きな寸法の左右長さを有して横長形状に形成されている。
前記ケース12の前面で左側の端部には撮影光学系20を構成する鏡筒18が配設され、ケース12内には、前記撮影光学系20を通して撮像された被写体像を検出して撮像信号を出力する撮像素子22が前記撮影光学系20の光軸Lに対して移動不能(回転不能)に設けられている。
【0031】
前記ケース12の上面には第1の撮影スイッチ28が設けられ、前記ケース12の後面には第2の撮影スイッチ32が設けられている。
本実施の形態では、前記第1の撮影スイッチ28は静止画データの記録を指示するシャッタスイッチとして構成され、前記第2の撮影スイッチ32は動画データの記録および記録の停止を指示する録画開始/録画停止スイッチとして構成されている。
また、前記ケース12の後面には前記撮像素子22で検出された被写体像を視認するためのディスプレイ38が設けられている。
【0032】
前記第1の撮影スイッチ28は、図11に示すように、前記ケース12の長さ方向をほぼ水平方向に延在させて前記ケース12の右側の端部を右手で把持した状態で該右手の人差し指で操作できる箇所、すなわち、前記ケース12の上面の右側の端部に配設されている。
また、前記第2の撮影スイッチ32は、図12に示すように、前記ケース12の長さ方向をほぼ鉛直方向に延在させて該ケース12の長さ方向の中間部あるいは端部を右手で把持した状態で該右方の手の親指で操作できる箇所に配設され、本実施の形態では、前記ケース12の後面の中間部に配設されている。
【0033】
また、本実施の形態では、静止画撮影モードと動画撮影モードとの切換は、前記センサ部126によって前記ケース12が横長状態にあるか、縦長状態にあるかを検出し、その検出結果に基づいて前記CPU102が静止画撮影モードと動画撮影モードを自動的に切り換えることによって行なう。
また、前記ケース12を横長状態および縦長状態の何れにした場合でも、前記ディスプレイ38に横長の画像を表示させ、また、前記記録媒体に横長の画像データを記録させることは、前記第1の実施の形態と同様の処理を前記画像処理部108で行なうことでなされる。
【0034】
次に、上述のように構成された撮像装置10Bの作用について説明する。
撮像装置10Bによって静止画の撮影を行なう際には、図11に示すように、前記ケース12を横長状態とし、該ケース12の長さ方向をほぼ水平方向に延在させて横長状態とし、左手で前記ケース12の左側の端部を把持するとともに、右手で前記ケース12の右側の端部を把持し、右手の人差し指を第1撮影スイッチ28に載せる。
そして、前記撮影光学系20の光軸Lを被写体に向け、前記ディスプレイ38に表示される被写体像を視認しつつ、被写体の構図を決める。
そして、前記人差し指で前記第1撮影スイッチ28を押下することにより静止画の画像データが前記記録媒体に記録される。
【0035】
撮像装置10Bによって動画の撮影を行なう際には、図12に示すように、前記ケース12を縦長状態とし、前記ケース12の長さ方向の中間部あるいは端部を右手で把持し、右手の親指を第2シャッタースイッチ32に載せる。
そして、前記撮影光学系20の光軸Lを被写体に向け、前記ディスプレイ38に表示される被写体像を視認しつつ、被写体の構図を決める。
そして、前記人差し指で前記第2撮影スイッチ32を押下することにより動画の画像データの前記記録媒体への記録が開始され、再度前記第2撮影スイッチ32を押下することにより動画の画像データの前記記録媒体への記録が停止される。
【0036】
したがって、本実施の形態によれば、ケース12を横長状態とした場合、左手で前記ケース12の左側の端部を把持するとともに右手で前記ケース12の右側の端部を把持することにより前記ケース12を安定して静止させることができるため、構図を決定する際に前記ケース12を安定して静止させることができる。また、ケース12の右側の端部を保持した右手の人差し指で前記第1の撮影スイッチ28を操作できるため、撮影時における手ぶれを防止して前記ケース12を安定して静止させることができ、ぶれのない静止画を得ることができる。
また、ケース12を縦長状態とした場合、右手でケース12を保持し、こケース12を保持した右手の人差し指で第2の撮影スイッチ32を押下できるため、動画を記録するために必要な時間、前記ケース12を安定して静止させることができ、ぶれのない動画を得るとともに、無理な姿勢をすることなく安定して撮影を行なうことができる。
したがって、本実施の形態によれば、前記ケース12を横長状態および縦長状態の何れの状態とした場合でも、ケースの保持と前記第1、第2の撮影スイッチ28、32の操作を片方の手で円滑かつ確実に行なうことができ、画像データの画質を確保しつつ撮像装置の操作性を向上させる上で有利となる。
【0037】
また、本実施の形態では、静止画撮影モードと動画撮影モードとの切換は、前記センサ部126の検出結果に基づいて自動的に切り換えることによって行なうので、前記ケース12を横長状態あるいは縦長状態の何れかにするのみで、静止画撮影と動画撮影とが即座に切り換わり、撮影チャンスを逃すことなく動画あるいは静止画を撮影することができる。
また、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、前記ケース12を縦長状態として静止画撮影を行なうように、あるいは、前記ケース12を横長状態として動画撮影を行なうように構成することは任意である。
【0038】
図13は第3の実施の形態の変形例を示す斜視図である。
この変形例では、前記第3の実施の形態において、前記ディスプレイ38を、その表示領域39の中心を通り該表示領域39の表示面と直交する軸線回りに回転可能に設けたものである。
更に詳しく説明すると、前記ディスプレイ38は、前記ケース12の後面箇所に回転可能に結合された円盤状の可動板37に取り付けられ、前記ディスプレイ38は前記可動板37と一体的に回転するように構成されている。
そして、前記ディスプレイ38の表示領域39の長方形の長辺が前記ケース12の長さ方向に延在する横位置と、前記ディスプレイ38の表示領域39の長方形の長辺が前記ケース12の高さ方向に延在する縦位置との間で回転するように構成されている。
このように構成した場合には、前記ケース12を横長状態としたときに前記ディスプレイ38を横位置とすることで前記表示領域39に横長の画像を表示させることができ、図13に示すように、前記ケース12を縦長状態としたときに前記ディスプレイ38を縦位置とすることで前記表示領域39に横長の画像を表示させることができる。
したがって、前記ケース12を縦長状態にした際の処理、すなわち、前記ディスプレイ38に横長の画像データを表示させるための処理を省略することができる。これにより、前記画像処理部108の負荷を低減することができ画像処理部108の処理速度を高速化する上で有利となる。
【0039】
次に第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態が第1の実施の形態と異なるのは、第1ケースに対する第2ケースの揺動方向と、鏡筒が第2ケースに固定されていることである。
図14は本発明の第4の実施の形態の撮像装置のケースを横長状態とし斜め後方から見た斜視図、図15は同撮像装置のケースを縦長状態とし斜め後方から見た斜視図である。
撮像装置10Cのケース12は、右側に位置する第1ケース14と、左側に位置する第2ケース16とで構成されている。
前記第2ケース16の前面には撮影光学系20を構成する鏡筒18が配設され、第2ケース16内には、前記撮影光学系20を通して撮像された被写体像を検出して撮像信号を出力する撮像素子22(図7)が前記撮影光学系20の光軸Lに対して移動不能(回転不能)に設けられている。
【0040】
前記第1ケース14と第2ケース16は、共に前記撮影光学系20の光軸Lに対して直交する方向に延在する左右長さを有し、支軸19A(図9参照)を介して揺動可能に結合され、図14に示すように、第1ケース14と第2ケース16をそれらの長さ方向が一致するように並べると、ケース12はほぼ直線状に延在し、また、この直線状の状態から第1ケース14または第2ケース16を揺動させると、図15に示すように、第1ケース14と第2ケース16とが直交しケース12は90度屈曲した状態になるように構成されている。
より詳細に説明すると、図14において前記第2ケース16の長さ方向をX軸、高さ方向をY軸、厚さ方向をZ軸としたときに、前記第1ケース14は、Z軸方向に延在する不図示の支軸を介しXY平面と平行な平面内で前記支軸19Aの周方向に揺動できるように結合されている。
前記第1ケース14の前記第2ケース16に対する揺動位置は、図14に示すように、第1ケース14と第2ケース16をそれらの長さ方向が一致するように並べケース12をほぼ直線状に延在させた状態と、図15に示すように、第1ケース14と第2ケース16とを直交させケース12が90度屈曲した状態とでクリック機構によって保持できるように構成されている。
【0041】
図14に示すように、前記第1ケース14の上面には第1の撮影スイッチ28が設けられ、第2ケース16の後面には第2の撮影スイッチ32が設けられている。
本実施の形態では、前記第1の撮影スイッチ28は静止画データの記録を指示するシャッタスイッチとして構成され、前記第2の撮影スイッチ32は動画データの記録および記録の停止を指示する録画開始/録画停止スイッチとして構成されている。
また、記第2ケース16の後面には前記撮像素子22で検出された被写体像を視認するためのディスプレイ38が設けられている。
【0042】
前記第1の撮影スイッチ28は、図14に示すように、前記ケース12をほぼ直線状に延在させ、その長さ方向をほぼ水平方向に延在させて(ケース12の横長状態)該ケース12の右側の端部を右手で把持した状態で該右手の人差し指で操作できる箇所、本実施の形態では、前記第1ケース14の上面の右側の端部に配設されている。
また、前記第2の撮影スイッチ32は、図15に示すように、前記ケース12を90度屈曲させ、第1ケース14をほぼ鉛直方向に延在させて(ケース12の縦長状態)該ケース12の長さ方向の中間部あるいは端部を右手で把持した状態で該右方の手の親指で操作できる箇所に配設され、本実施の形態では、前記第2ケース16の後面の右側の端部に配設されている。
【0043】
また、本実施の形態では、静止画撮影モードと動画撮影モードとの切換は、前記センサ部126によって前記第1ケース14が横長状態にあるか、縦長状態にあるかを検出し、その検出結果に基づいて前記CPU102が静止画撮影モードと動画撮影モードを自動的に切り換えることによって行なう。
【0044】
次に、上述のように構成された撮像装置10Cの作用について説明する。
撮像装置10Cによって静止画の撮影を行なう際には、図14に示すように、前記ケース12を横長状態とし、左手で前記第2ケース16の左側の端部を把持するとともに、右手で前記第1ケース14の右側の端部を把持し、右手の人差し指を第1撮影スイッチ28に載せる。
そして、前記撮影光学系20の光軸Lを被写体に向け、前記ディスプレイ38に表示される被写体像を視認しつつ、被写体の構図を決める。
そして、前記人差し指で前記第1撮影スイッチ28を押下することにより静止画の画像データが前記記録媒体に記録される。
【0045】
撮像装置10Cによって動画の撮影を行なう際には、図15に示すように、第2ケース16をほぼ水平方向に延在させ、前記ケース12を縦長状態とし、前記第1ケース14の長さ方向の中間部あるいは端部を右手で把持し、右手の親指を第2シャッタースイッチ32に載せる。
そして、前記撮影光学系20の光軸Lを被写体に向け、前記ディスプレイ38に表示される被写体像を視認しつつ、被写体の構図を決める。
そして、前記親指で前記第2撮影スイッチ32を押下することにより動画の画像データの前記記録媒体への記録が開始され、再度前記第2撮影スイッチ32を押下することにより動画の画像データの前記記録媒体への記録が停止される。
【0046】
したがって、本実施の形態によれば、ケース12を横長状態とした場合、左手で前記ケース12の左側の端部を把持するとともに右手で前記ケース12の右側の端部を把持することにより前記ケース12を安定して静止させることができるため、構図を決定する際に前記ケース12を安定して静止させることができる。また、ケース12の右側の端部を保持した右手の人差し指で前記第1の撮影スイッチ28を操作できるため、撮影時における手ぶれを防止して前記ケース12を安定して静止させることができ、ぶれのない静止画を得ることができる。
また、ケース12を縦長状態とした場合、このケース12を保持した右手の人差し指で第2の撮影スイッチ32を押下できるため、動画を記録するために必要な時間、前記ケース12を安定して静止させることができ、ぶれのない動画を得るとともに、無理な姿勢をすることなく安定して撮影を行なうことができる。
したがって、本実施の形態によれば、前記ケース12を横長状態および縦長状態の何れの状態とした場合でも、ケースの保持と前記第1、第2の撮影スイッチ28、32の操作を片方の手で円滑かつ確実に行なうことができ、画像データの画質を確保しつつ撮像装置の操作性を向上させる上で有利となる。
【0047】
また、図14、図15に示すように、第2ケース16を水平方向に延在させた状態でケース12は横長状態と縦長状態とに切り換わるので、横長状態と縦長状態の如何に関わらず前記ディスプレイ38の表示領域39には常に横長の画像が表示される。
したがって、前記ケース12を縦長状態にした際の処理、すなわち、前記ディスプレイ38に横長の画像データを表示させるための処理を省略することができる。これにより、前記画像処理部108の負荷を低減することができ画像処理部108の処理速度を高速化する上で有利となる。
また、ケース12の横長状態と縦長状態の如何に拘わらず第2ケース16内の撮像素子22の長辺はほぼ水平方向に延在するため、撮像素子22の撮像領域が横長の位置となる。これにより、画像データの縦長から横長への処理が不要となるので、画像データの一部を失うことなく解像度の高い動画データを得ることができる。
また、本実施の形態では、静止画撮影モードと動画撮影モードとの切換は、前記センサ部126の検出結果に基づいて自動的に切り換えることによって行なうので、前記ケース12を横長状態あるいは縦長状態の何れかにするのみで、静止画撮影と動画撮影を即座に切り換えることができ、チャンスを逃すことなく動画あるいは静止画を撮影することができる。
また、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、前記ケース12を縦長状態として静止画撮影を行なうように、あるいは、前記ケース12を横長状態として動画撮影を行なうように構成することは任意である。
【0048】
次に第5の実施の形態について説明する。
図16は本発明の第5の実施の形態の撮像装置のケースをほぼ直線状に延在させた状態で斜め後方から見た斜視図、図17は同撮像装置のケースを90度屈曲させた状態で斜め後方から見た斜視図である。
撮像装置10Dは、右側に位置する第1ケース14と、左側に位置する第2ケース16とで構成され、これら第1、第2ケース14、16は左右長さを有している。
前記第2ケース16の前面には撮影光学系20を構成する鏡筒18が配設され、第2ケース16内には、前記撮影光学系20を通して撮像された被写体像を検出して撮像信号を出力する撮像素子22(図7)が前記撮影光学系20の光軸Lに対して移動不能(回転不能)に設けられ、前記光軸Lは第2ケース16の高さ方向および長さ方向と直交する方向に延在している。
【0049】
前記第1ケース14と第2ケース16とは支軸17を介して揺動可能に結合され、図16に示すように、第1ケース14と第2ケース16をそれらの長さ方向が一致するように並べると、ケース12はほぼ直線状に延在し、また、この直線状の状態から第1ケース14または第2ケース16を揺動させると、図17に示すように、第1ケース14の長さ方向が光軸Lと平行し、ケース12は90度屈曲した状態になるように構成されている。
より詳細に説明すると、図16において前記第2ケース16の長さ方向をX軸、高さ方向をY軸、厚さ方向をZ軸としたときに、前記第1ケース14は前記第2ケース16に対して、Y軸方向に延在する支軸17を介してXZ平面と平行な面内で揺動できるように結合されている。
そして、図16に示すように、ケース12をほぼ直線状に延在させた状態で、前記第1ケース14の長さ方向は、前記撮影光学系20の光軸Lと直交する方向に延在しており、図17に示すように、ケース12を90度屈曲させた状態で、前記第1ケース14の長さ方向は、前記撮影光学系20の光軸Lとほぼ平行する方向に延在しており、これらの状態で、前記第1ケース14はクリック機構により保持できるように構成されている。
【0050】
図16に示すように、前記第1ケース14の上面には第1、第2の撮影スイッチ28、32が設けられている。
本実施の形態では、前記第1の撮影スイッチ28は静止画データの記録を指示するシャッタスイッチとして構成され、前記第2の撮影スイッチ32は動画データの記録および記録の停止を指示する録画開始/録画停止スイッチとして構成されている。
また、記第2ケース16の後面には前記撮像素子22で検出された被写体像を視認するためのビューファインダ26およびディスプレイ38が設けられている。
【0051】
前記第1の撮影スイッチ28は、図16に示すように、前記ケース12を直線状に延在させ、その長さ方向をほぼ水平方向に延在させて前記第1ケース14の長さ方向の端部を右手で把持した状態で該右手の人差し指で操作できる箇所に配設され、本実施の形態では、前記第1ケース14の上面の右側の端部に配設されている。
また、前記第2の撮影スイッチ32は、図17に示すように、前記ケース12を90度屈曲させ、前記光軸Lと平行する方向で第1ケース14をほぼ水平方向に延在させて前記第1ケース14の長さ方向の中間部または端部を右手で把持した状態で該右手の人差し指で操作できる箇所に配設され、本実施の形態では、前記第1ケース14の上面の左側の端部に配設されている。
【0052】
また、本実施の形態では、前記センサ部126として、前記ケース12が直線状態にあるか、90度屈曲した状態にあるかを検出する位置検出センサを設け、この位置検出センサの検出の検出結果に基づいて前記CPU102が静止画撮影モードと動画撮影モードを自動的に切り換えることによって静止画撮影モードと動画撮影モードとの切換を行なう。
【0053】
次に、上述のように構成された撮像装置10Dの作用について説明する。
撮像装置10Dによって静止画の撮影を行なう際には、図15に示すように、前記ケース12を直線状に延在させ、その長さ方向をほぼ水平方向に延在させた状態で、左手で前記第2ケース16の左側の端部を把持するとともに、右手で前記第1ケース14の右側の端部を把持し、右手の人差し指を第1撮影スイッチ28に載せる。
そして、前記撮影光学系20の光軸Lを被写体に向け、前記ディスプレイ38に表示される被写体像、あるいは、前記ビューファインダ26に表示される被写体像を視認しつつ、被写体の構図を決める。
そして、前記人差し指で前記第1撮影スイッチ28を押下することにより静止画の画像データが前記記録媒体に記録される。
【0054】
撮像装置10Dによって動画の撮影を行なう際には、図17に示すように、前記ケース12を90度屈曲させ、前記光軸Lと平行する方向で第1ケース14をほぼ水平方向に延在させた状態で、前記第1ケース14の長さ方向の中間部または端部を右手で把持し、右手の人差し指を第2シャッタースイッチ32に載せる。
そして、前記撮影光学系20の光軸Lを被写体に向け、前記ディスプレイ38に表示される被写体像、あるいは、前記ビューファインダ26に表示される被写体像を視認しつつ、被写体の構図を決める。
そして、前記親指で前記第2撮影スイッチ32を押下することにより動画の画像データの前記記録媒体への記録が開始され、再度前記第2撮影スイッチ32を押下することにより動画の画像データの前記記録媒体への記録が停止される。
【0055】
したがって、本実施の形態によれば、前記ケース12を直線状に延在させ、その長さ方向をほぼ水平方向に延在させた場合、左手で前記第2ケース16の左側の端部を把持するとともに右手で前記第1ケース14の右側の端部を把持することにより前記第1、第2ケース14、16を安定して静止させることができるため、構図を決定する際に前記第1、第2ケース14、16を安定して静止させることができる。
また、第1ケース14の右側の端部を保持した右手の人差し指で前記第1の撮影スイッチ28を操作できるため、撮影時における手ぶれを防止して前記第1、第2ケース14、16を安定して静止させることができ、ぶれのない静止画を得ることができる。
また、前記ケース12を90度屈曲させ、第1ケース14を前記光軸Lと平行する方向でほぼ水平方向に延在させた場合、第1ケース14を保持した右手の人差し指で第2の撮影スイッチ32を押下できるため、動画を記録するために必要な時間、前記第1、第2ケース14、16を安定して静止させることができ、ぶれのない動画を得るとともに、無理な姿勢をすることなく安定して撮影を行なうことができる。
したがって、本実施の形態によれば、前記ケース12を直線状に延在させた場合およびケース12を90度屈曲させた場合の何れの場合でも、前記第1、第2ケース14、16の保持と前記第1、第2の撮影スイッチ28、32の操作を片方の手で円滑かつ確実に行なうことができ、画像データの画質を確保しつつ撮像装置の操作性を向上させる上で有利となる。
【0056】
また、図16、図17に示すように、第1ケース14を揺動させても第2ケース16は常に水平方向に延在しているので、ケース12の状態の如何に関わらず前記第2ケース16のディスプレイ38の表示領域39には常に横長の画像が表示される。
したがって、横長の画像データを表示させるための処理を省略することができ、前記画像処理部108の負荷を低減し、画像処理部108の処理速度を高速化する上で有利となる。
また、第1ケース14の揺動に拘わらず第2ケース16内の撮像素子22の長辺はほぼ水平方向に延在するため、撮像素子22の撮像領域が横長の位置となる。これにより、画像データの縦長から横長への処理が不要となるので、画像データの一部を失うことなく解像度の高い動画データを得ることができる。
また、本実施の形態では、静止画撮影モードと動画撮影モードとの切換は、前記位置検出センサの検出結果に基づいて自動的に切り換えることによって行なうので、前記ケース12を直線状に延在した状態と90度屈曲した状態との何れかに切り換えるのみで、静止画撮影と動画撮影を即座に切り換えることができ、チャンスを逃すことなく動画あるいは静止画を撮影することができる。
【0057】
以上説明したように、本発明によれば、デジタルカメラなどの撮像装置であって静止画の他に動画も撮影できるものにおいて、静止画を撮影するときには、握る部分を前記撮影光学系20の光軸Lの側方に突出させ写真機のように横長の形にして両手で一瞬の間しっかりと保持し撮影できるようにし、動画を撮影するときには、握る部分を前記撮影光学系20の光軸Lの下方に突出させ、あるいは、光軸Lと平行に突出させ、一般のビデオカメラやムービーのように片手で所定時間保持しながら撮影できるようにしたので、静止画の撮影も動画の撮影もそれぞれの撮影に適した姿勢で撮影を行なうことができる。
【0058】
また、上述した各実施の形態では、撮像装置10をデジタルカメラとして説明したが、撮像装置10は静止画データおよび動画データの双方をメモリーカードや光ディスク、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープなどの記録媒体に記録するものであればよく、例えばビデオカメラにも無論適用可能である。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、撮影する際の構図に応じてケースの姿勢を変化させた場合であっても、画像データの画質を確保しつつ操作性を向上する上で有利な撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の撮像装置を斜め前方から見た斜視図である。
【図2】同撮像装置を斜め下方から見た斜視図である。
【図3】同撮像装置のケースをほぼ水平方向に延在させて両手で保持した状態を示す斜視図である。
【図4】同撮像装置のケースをほぼ水平方向に延在させた状態で後方から見た斜視図である。
【図5】同撮像装置のケースをほぼ鉛直方向に延在させて片手で保持した状態を示す側面図である。
【図6】同撮像装置のケースをほぼ鉛直方向に延在させた状態で後方から見た斜視図である。
【図7】同撮像装置の制御系の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の撮像装置を斜め前方から見た斜視図である。
【図9】同撮像装置を斜め後方から見た斜視図である。
【図10】同撮像装置のケースを片手で保持した状態を示す側面図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態の撮像装置ケースを横長状態として斜め前方から見た斜視図である。
【図12】同撮像装置ケースを縦長状態として斜め後方から見た斜視図である。
【図13】第3の実施の形態の変形例を示す斜視図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態の撮像装置のケースを横長状態として斜め後方から見た斜視図である。
【図15】同撮像装置のケースを縦長状態として斜め後方から見た斜視図である。
【図16】本発明の第5の実施の形態の撮像装置のケースをほぼ直線状に延在させた状態で斜め後方から見た斜視図である。
【図17】同撮像装置のケースを90度屈曲させた状態で斜め後方から見た斜視図である。
【符号の説明】
10……撮像装置、12……ケース、14……第1ケース、16……第2ケース、20……撮影光学系、22……撮像素子、28……第1の撮影スイッチ、32……第2の撮影スイッチ。

Claims (13)

  1. 高さと厚さとこれら高さおよび厚さよりも大きな寸法の左右長さを有する横長形状のケースと、
    前記厚さ方向の一方に位置する前記ケースの前面で前記長さ方向の一方寄りの箇所に設けられた撮影光学系と、
    前記ケース内に設けられ前記撮影光学系を通して撮像された被写体像を検出して撮像信号を出力する撮像素子と、
    前記撮像素子から出力される前記撮像信号に基づいて前記被写体像の映像を記録媒体に記録する制御手段と、
    前記制御手段に対して前記記録を指示する撮影スイッチとを備えた撮像装置において、
    前記撮影スイッチは第1、第2の撮影スイッチとして2つ設けられ、
    前記第1の撮影スイッチは、前記ケースの長さ方向をほぼ水平方向に延在させて該ケースの長さ方向の他方の端部を片方の手で把持した状態で該片方の手の指で操作できる箇所に配設され、
    前記第2の撮影スイッチは、前記ケースの長さ方向をほぼ鉛直方向に延在させて該ケースの長さ方向の中間部または前記他方の端部を片方の手で把持した状態で該片方の手の指で操作できる箇所に配設されている、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の撮影スイッチは、前記高さ方向の一方に位置するケースの上面で前記長さ方向の他方寄りの箇所に配設され、前記第2の撮影スイッチは、前記厚さ方向の一方に位置するケースの前面あるいは前記厚さ方向の他方に位置するケースの後面で前記長さ方向の中間の箇所に配設されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記ケースは前記長さ方向の他方の端部寄りに位置し手によって把持される部分を有する第1ケースと、前記長さ方向の一方の端部寄りに位置し前記撮影光学系が組み込まれ前記第1ケースに対して揺動可能に結合された第2ケースとで構成され、前記第1の撮影スイッチと第2の撮影スイッチはともに前記第1ケースに配設されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記ケースは前記長さ方向の他方の端部寄りに位置し手によって把持される部分を有する第1ケースと、前記長さ方向の一方の端部寄りに位置し前記撮影光学系が組み込まれ前記第1ケースに対して揺動可能に結合された第2ケースとで構成され、前記第1の撮影スイッチは前記第1ケースに配設され、前記第2の撮影スイッチは前記第2ケースに配設されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段によって前記記録媒体に記録される前記被写体像の映像は、静止画データおよび動画データの何れかにより形成され、前記第1の撮影スイッチは静止画データの記録を前記制御手段に指示するシャッタスイッチとして構成され、前記第2の撮影スイッチは動画データの記録および記録の停止を指示する録画開始/録画停止スイッチとして構成されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記撮影光学系は前記制御手段の制御によって撮影倍率が変化されるように構成され、前記制御手段に対して前記撮影倍率の変更を指示するズーム操作スイッチが設けられ、前記ズーム操作スイッチは第1、第2のズーム操作スイッチとして2つ設けられ、前記第1のズーム操作スイッチは、前記ケースの長さ方向をほぼ水平方向に延在させて該ケースの長さ方向の他方の端部を片方の手で把持した状態で該片方の手の指で操作できる箇所に配設され、前記第2のズーム操作スイッチは、前記ケースの長さ方向をほぼ鉛直方向に延在させて該ケースの長さ方向の中間部または前記他方の端部を片方の手で把持した状態で該片方の手の指で操作できる箇所に配設されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  7. 前記厚さ方向の他方に位置する前記ケースの後面に、前記撮像素子から出力される前記撮像信号に基づいて前記被写体像の映像を表示する長方形の表示領域が設けられ、前記表示領域は前記長方形の長辺が前記ケースの長さ方向に延在するように構成され、前記ケースが動かされることで前記長方形の長辺がほぼ鉛直方向に延在する場合には、前記表示領域内に該表示領域よりも小さな長方形で、かつ、その長辺方向が前記ケースの高さ方向に延在する別の表示領域が形成され、前記別の表示領域に前記被写体像の映像が表示されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  8. 高さと厚さとこれら高さおよび厚さよりも大きな寸法の左右長さを有する横長形状の第1ケースと、
    前記第1ケースに揺動可能に結合され高さと厚さと左右長さを有する第2ケースと、
    前記第2ケースに設けられその光軸が該第2ケースの高さ方向および長さ方向と直交する方向に延在する撮影光学系と、
    前記第2ケース内に設けられ前記撮影光学系を通して撮像された被写体像を検出して撮像信号を出力する撮像素子と、
    前記撮像素子から出力される前記撮像信号に基づいて前記被写体像の映像を記録媒体に記録する制御手段と、
    前記制御手段に対して前記記録を指示する撮影スイッチとを備えた撮像装置において、
    前記撮影スイッチは第1、第2の撮影スイッチとして2つ設けられ、
    前記第1の撮影スイッチは、前記第1ケースの長さ方向を、ほぼ水平方向で前記撮影光学系の光軸と直交する方向に延在させて該第1ケースの長さ方向の端部を片方の手で把持した状態で該片方の手の指で操作できる該第1ケースの箇所に配設され、
    前記第2の撮影スイッチは、前記第1ケースの長さ方向を、ほぼ水平方向で前記撮影光学系の光軸とほぼ平行する方向に延在させて該第1ケースの長さ方向の中間部または前記端部を片方の手で把持した状態で該片方の手の指で操作できる該第1ケースの箇所に配設されている、
    ことを特徴とする撮像装置。
  9. 前記第1ケースの長さ方向を、ほぼ水平方向で前記撮影光学系の光軸と直交する方向に延在させた状態で、前記第1ケースと前記第2ケースは直線的に延在し、前記第1ケースの長さ方向を、ほぼ水平方向で前記撮影光学系の光軸とほぼ平行する方向に延在させた状態で、前記第1ケースと第2ケースはそれらの長さ方向がほぼ直角に交わるように構成されていることを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
  10. 前記第1の撮影スイッチは、前記高さ方向の一方に位置する第1ケースの上面で前記第2ケースから離れた箇所に配設され、前記第2の撮影スイッチは、前記第1ケースの上面で前記第2ケースに近い箇所に配設されていることを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  11. 前記制御手段によって前記記録媒体に記録される前記被写体像の映像は、静止画データおよび動画データの何れかにより形成され、前記第1の撮影スイッチは静止画データの記録を前記制御手段に指示するシャッタスイッチとして構成され、前記第2の撮影スイッチは動画データの記録および記録の停止を指示する録画開始/録画停止スイッチとして構成されていることを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  12. 前記撮影光学系は前記制御手段の制御によって撮影倍率が変化されるように構成され、前記制御手段に対して前記撮影倍率の変更をを指示するズーム操作スイッチが設けられ、前記ズーム操作スイッチは第1、第2のズーム操作スイッチとして2つ設けられ、前記第1のズーム操作スイッチは、前記第1ケースの長さ方向を、ほぼ水平方向で前記撮影光学系の光軸と直交する方向に延在させて該第1ケースの長さ方向の端部を片方の手で把持した状態で該片方の手の指で操作できる箇所に配設され、前記第2のズーム操作スイッチは、前記第1ケースの長さ方向を、ほぼ水平方向で前記撮影光学系の光軸とほぼ平行する方向に延在させて該第1ケースの長さ方向の中間部または前記端部を片方の手で把持した状態で該片方の手の指で操作できる箇所に配設されていることを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  13. 前記厚さ方向の他方に位置する前記第2ケースの後面に、前記撮像素子から出力される前記撮像信号に基づいて前記被写体像の映像を表示する長方形の表示領域を有する表示手段が設けられ、前記長方形の長辺が前記第2ケースの長さ方向に延在するように構成されていることを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
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