JP2004254236A - 画像処理装置、画像閲覧装置及び画像通信システム - Google Patents

画像処理装置、画像閲覧装置及び画像通信システム Download PDF

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JP2004254236A JP2003044943A JP2003044943A JP2004254236A JP 2004254236 A JP2004254236 A JP 2004254236A JP 2003044943 A JP2003044943 A JP 2003044943A JP 2003044943 A JP2003044943 A JP 2003044943A JP 2004254236 A JP2004254236 A JP 2004254236A
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Abstract

【課題】取り込んだ画像の変化を確実に認識することができる画像処理装置、画像閲覧装置及び画像通信システムを提供する。
【解決手段】画像通信システム10は、ネットワーク12を介して接続される画像処理装置20、画像閲覧装置40を含む。画像処理装置20は、周期的に画像を取り込む画像取込部22と、基準画像データを記憶する第1の記憶部24と、画像取込部22によって取り込まれた取得画像データと基準画像データとを比較して、基準画像を基準として取得画像が変化したか否かを検出する画像変化検出部26と、取得画像データをネットワーク12を介して送信する画像データ送信部28と、取得画像が変化したことが検出されたことを条件として取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号をネットワーク12又は該ネットワークとは別のネットワークを介して送信する画像変化検出信号送信部29とを含む。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置、画像閲覧装置及び画像通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通信網を介して、画像データを送受信する画像通信システムがある。画像通信システムでは、遠く離れた位置で取り込まれ画像を閲覧することができる。このような画像通信システムの用途は広く、例えば防犯システムに適用される。
【0003】
防犯システムでは、監視すべき場所の画像が監視カメラで取り込まれ、取り込まれた画像が監視装置に向けて送信される。監視装置は、監視カメラからの画像を受信して表示出力を行う。これにより、表示出力された画像を見た監視員は、監視すべき場所の様子の変化を把握することができる。
【0004】
このような監視カメラとして、いわゆるWebカメラを用いることができる。Webカメラは、コンピュータネットワークとしてのインターネットに接続されるカメラである。Webカメラで取り込まれた画像は、Webカメラから遠く離れた位置で監視員が注視する表示装置に送られる。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−72348号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、監視側では、監視カメラから受信した画像を表示出力させる。そのため、監視側の表示装置を常に立ち上げておく必要がある。また、監視カメラが取り込んだ画像を監視員が表示装置を注視しておく必要がある。したがって、疲労等が原因で監視員の集中力が低下し、監視すべき場所の様子の変化を見逃してしまい、防犯の目的を達成することができない場合がある。
【0007】
このような画像通信システムでは、閲覧側において、遠隔地での画像変化を確実に把握できることが望ましい。
【0008】
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、取り込んだ画像の変化を確実に認識することができる画像処理装置、画像閲覧装置及び画像通信システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、通信網に接続される画像処理装置であって、周期的に画像を取り込む画像取込部と、基準画像の画像データである基準画像データを記憶する第1の記憶部と、前記画像取込部によって取り込まれた取得画像の画像データである取得画像データと前記基準画像データとを比較して、前記基準画像を基準として前記取得画像が変化したか否かを検出する画像変化検出部と、前記取得画像データを前記通信網を介して送信する画像データ送信部と、前記画像変化検出部によって前記取得画像が変化したことが検出されたことを条件として、前記取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号を、前記通信網又は該通信網と異なる別の通信網を介して送信する画像変化検出信号送信部とを含む画像処理装置に関係する。
【0010】
本発明によれば、取得画像データを通信網を介して送信すると共に、画像変化検出信号を通信網又は該通信網と異なる別の通信網を介して送信するようにしたので、画像データの受信側では、取り込んだ画像の変化の有無を常時監視しておく必要がなく、画像変化検出信号により画像が変化した旨の通知を受けてから画像を表示出力させることができる。したがって、通信網を介して受信される画像の監視負担を軽減させると共に、通信トラフィックを軽減する画像処理装置を提供することができる。
【0011】
また本発明は、通信網に接続される画像処理装置であって、周期的に画像を取り込む画像取込部と、基準画像の画像データである基準画像データを記憶する第1の記憶部と、前記画像取込部によって取り込まれた取得画像の画像データである取得画像データと前記基準画像データとを比較して、前記基準画像を基準として前記取得画像が変化したか否かを検出する画像変化検出部と、前記画像変化検出部によって前記取得画像が変化したことが検出されたことを示す画像変化検出フラグと、前記取得画像データとを含む送信データを生成する送信データ生成部と、前記送信データを前記通信網を介して送信する画像データ送信部とを含む画像処理装置に関係する。
【0012】
本発明においては、周期的に取り込まれた取得画像データと、取得画像が基準画像を基準として変化したことが検出されたことを示す画像変化検出フラグとが設定された送信データが生成される。そして、該送信データが通信網を介して送信される。こうすることで、画像処理装置では、画像変化検出の有無に応じて処理を変える必要がないため、画像処理装置の構成及び制御の簡素化を図ることができる。また送信データの受信側では、画像処理装置からの送信データを監視するのみで、変化後の画像を取得することができるので、受信側の構成及び制御を簡素化する画像処理装置を提供することができる。
【0013】
また本発明に係る画像処理装置では、前記取得画像データが、前記送信データの予め決められたデータフィールドに設定され、前記画像変化検出フラグが、前記送信データの空きフィールドに設定されてもよい。
【0014】
本発明では、送信データの空きフィールドに画像変化検出フラグを設定するようにしたので、既存の画像データの通信システムへの適用が可能となる。
【0015】
また本発明に係る画像処理装置では、前記画像変化検出部によって前記取得画像が変化しなかったことが検出されたことを条件として、前記画像取込部によって取り込まれた取得画像データを前記基準画像データとして前記第1の記憶部に格納することができる。
【0016】
本発明によれば、画像の取り込みを行う場所の環境の変化に対して、画像変化の検出精度の低下を最小限に抑えることができる。
【0017】
また本発明に係る画像処理装置では、通常モード又は赤外線モードを設定するためのモード設定部を更に含み、前記画像取込部は、赤外線撮像デバイスを有し、前記モード設定部によって赤外線モードが設定されている状態では、前記第1の記憶部には、前記赤外線撮像デバイスにより赤外線を検知して生成された第1の赤外線画像の画像データが基準画像データとして格納され、前記画像変化検出部は、前記赤外線撮像デバイスにより取り込まれた取得画像としての第2の赤外線画像の画像データと前記第1の赤外線画像の画像データとを比較して、基準画像を基準として取得画像が変化したか否かを検出し、前記画像データ送信部は、前記第2の赤外線画像の画像データを前記取得画像データとして送信し、前記画像変化検出信号送信部は、前記取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号を送信することができる。
【0018】
本発明によれば、撮影環境の明るさの変化に対して、画像変化の検出精度の低下を抑えることができる。
【0019】
また本発明に係る画像処理装置では、前記取得画像データ及び前記基準画像データの画素が、輝度成分、第1及び第2の色差成分を含む場合に、前記画像変化検出部は、前記取得画像データの第1の色差成分と、前記基準画像データの第1の色差成分とを比較する画像データ比較部を含み、前記画像データ比較部は、前記取得画像データ及び前記基準画像データの第1の色差成分が異なると判断されたとき、前記取得画像が変化したことを検出することができる。
【0020】
本発明によれば、1つの色差成分のみを比較することで、データ量の削減と処理負荷の軽減を図ることができる。例えば基準画像データ及び取得画像データのCb成分のみを比較するように構成した場合、暗い撮影環境で取り込まれた画像の変化を精度良く検出することができる。
【0021】
また本発明に係る画像処理装置では、前記画像変化検出部は、前記取得画像データの比較領域の画像データを抽出する取得画像データ抽出部と、前記取得画像データ抽出部によって抽出された画像データと、前記基準画像データの画像領域のうち前記比較領域に対応する領域の画像データとを比較する画像データ比較部とを含み、前記画像データ比較部は、前記取得画像データ抽出部によって抽出された画像データと、前記基準画像データの画像領域のうち前記比較領域に対応する領域の画像データとが異なると判断されたとき、前記取得画像が変化したことを検出することができる。
【0022】
本発明によれば、画像領域の比較対象となる領域を小さくするため、画像変化の検出に伴うデータ量の削減と処理負荷の軽減を図ることができる
また本発明に係る画像処理装置では、前記基準画像データの画素の輝度成分の値を平均した平均値は、画像変化が検出されるときの取得画像データの画素の輝度成分の値を平均した平均値より小さく、前記画像変化検出部は、前記取得画像データの輝度成分と、前記基準画像データの輝度成分とを比較する画像データ比較部を含み、前記画像データ比較部は、前記取得画像データの輝度成分と、前記基準画像データの輝度成分とに基づいて、前記取得画像が変化したことを検出することができる。
【0023】
また本発明に係る画像処理装置では、前記画像データ比較部は、前記基準画像データに対する前記取得画像データの画素の輝度成分の値の変化率を平均した平均値が正の第1の基準値を超えるとき、前記取得画像が変化したことを検出することができる。
【0024】
また本発明に係る画像処理装置では、前記画像変化検出部は、画素ごとに、前記取得画像データの輝度成分と前記基準画像データの輝度成分とを比較する画像データ比較部を含み、前記画像データ比較部は、前記基準画像データの輝度成分の絶対値を基準に、前記取得画像データの輝度成分の絶対値が変化したことを条件に、前記取得画像が変化したことを検出することができる。
【0025】
また本発明に係る画像処理装置では、前記画像データ比較部は、前記基準画像データの輝度成分の絶対値を基準に、前記取得画像データの輝度成分の絶対値が増加したことを条件に、前記取得画像が変化したことを検出することができる。
【0026】
本発明では、基準画像として、いわゆる暗い画像が採用されることになる。したがって、画像が変化したときに明るい画像となるため、画像変化の検出精度を向上させることができる。
【0027】
また本発明に係る画像処理装置では、前記取得画像データ及び前記基準画像データの画素が、輝度成分、第1及び第2の色差成分を含む場合に、前記画像変化検出部は、前記取得画像データの輝度成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち第1の閾値より低い周波数成分と、前記基準画像データの輝度成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち前記第1の閾値より低い周波数成分とを比較する輝度成分比較部と、前記取得画像データの第1の色差成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち第2の閾値より低い周波数成分と、前記基準画像データの第1の色差成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち前記第2の閾値より低い周波数成分とを比較する第1の色差成分比較部と、前記取得画像データの第2の色差成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち第3の閾値より低い周波数成分と、前記基準画像データの第2の色差成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち前記第3の閾値より低い周波数成分とを比較する第2の色差成分比較部とを含み、前記画像データ比較部は、前記輝度成分比較部の比較結果、前記第1の色差成分比較部の比較結果及び前記第2の色差成分比較部の比較結果に基づいて、前記取得画像が変化したこと検出することができる。
【0028】
本発明によれば、得られた周波数成分のうち低い周波数成分のみを用いるようにしたので、画像変化が大きい場合の画像変化のみ検出することができ、検出誤差を低減することができる。
【0029】
また本発明は、通信網に接続される画像閲覧装置であって、取り込まれた取得画像が、基準画像を基準として変化したことを示す画像変化検出信号を前記通信網を介して受信する画像変化検出信号受信部と、前記画像変化検出信号受信部によって前記画像変化検出信号が受信されたことを条件として、前記通信網又は該通信網とは異なる別の通信網において前記取得画像を取り込んだ画像処理装置との通信路を確立して該画像処理装置からの画像データを受信する画像データ受信部と、前記画像データ受信部によって受信された画像データを記憶する記憶部とを含む画像閲覧装置に関係する。
【0030】
また本発明に係る画像閲覧装置では、前記通信網又は該通信網とは異なる別の通信網において前記画像処理装置に関連付けられたアドレス情報を記憶する画像データ送信元アドレス情報記憶部を含み、前記画像データ受信部は、前記画像データ送信元アドレス情報記憶部に記憶されたアドレス情報を用いて前記画像処理装置との通信路を確立することができる。
【0031】
また本発明に係る画像閲覧装置では、前記通信網又は該通信網とは異なる別の通信網において前記画像処理装置に関連付けられたアドレス情報が、前記通信網又は該通信網とは異なる別の通信網を介して取得され、前記画像データ受信部が、前記アドレス情報を用いて前記画像処理装置との通信路を確立することができる。
【0032】
本発明によれば、画像変化検出信号を受信したことを条件に、画像データの送信元との間で通信接続を行って、取り込まれた取得画像データを受信することができる。したがって、本装置の監視負担を大幅に軽減することができ、取り込んだ画像の変化後の様子を確実に把握することができる。
【0033】
また本発明は、通信網に接続される画像閲覧装置であって、取り込まれた取得画像のデータである取得画像データと、基準画像を基準として前記取得画像が変化したことを示す画像変化検出フラグとを含む通信データを前記通信網を介して受信する受信部と、前記受信部によって受信された通信データに含まれる前記画像変化検出フラグに基づいて、前記取得画像の変化が検出されたか否かを解析する解析部と、前記解析部によって前記取得画像の変化が検出されたことが解析されたとき、前記通信データに含まれる前記取得画像データを抽出する抽出部と、前記抽出部によって抽出された前記取得画像データを記憶する記憶部とを含む画像閲覧装置に関係する。
【0034】
本発明によれば、取得画像データと画像変化検出フラグとを含む通信データを監視して、画像変化が検出されたときに当該通信データに含まれる取得画像データを取り出して表示出力することができる。したがって、本装置において、変化した画像データの取得を行うための構成及び制御を簡素化することができる。
【0035】
また本発明は、通信網を介して、画像データを通信する画像通信システムであって、上記記載の画像処理装置と、上記いずれか記載の画像閲覧装置とを含み、前記画像閲覧装置は、前記通信網を介して、前記画像処理装置によって送信された前記画像変化検出信号に基づいて、前記画像処理装置によって送信された取得画像データを取り込む画像通信システムに関係する。
【0036】
また本発明は、通信網を介して、画像データを通信する画像通信システムであって、上記記載の画像処理装置と、上記記載の画像閲覧装置とを含み、前記画像閲覧装置は、前記通信網を介して、前記画像処理装置からの前記画像変化検出フラグに基づいて、前記画像処理装置からの取得画像データを取り込む画像通信システムに関係する。
【0037】
また本発明に係る画像通信システムでは、前記画像変化検出部によって前記取得画像が変化しなかったことが検出されたことを条件として、前記画像取込部によって取り込まれた取得画像データを前記基準画像データとして前記第1の記憶部に格納することができる。
【0038】
また本発明に係る画像通信システムでは、前記画像処理装置は、通常モード又は赤外線モードを設定するためのモード設定部を更に含み、前記画像取込部は、赤外線撮像デバイスを有し、前記モード設定部によって赤外線モードが設定されている状態では、前記第1の記憶部には、前記赤外線撮像デバイスにより赤外線を検知して生成された第1の赤外線画像の画像データが基準画像データとして格納され、前記画像変化検出部は、前記赤外線撮像デバイスにより取り込まれた取得画像としての第2の赤外線画像の画像データと前記第1の赤外線画像の画像データとを比較して、基準画像を基準として取得画像が変化したか否かを検出し、前記画像データ送信部は、前記第2の赤外線画像の画像データを前記取得画像データとして送信し、前記画像変化検出信号送信部は、前記取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号を送信することができる。
【0039】
また本発明に係る画像通信システムでは、前記取得画像データ及び前記基準画像データの画素が、輝度成分、第1及び第2の色差成分を含む場合に、前記画像変化検出部は、前記取得画像データの第1の色差成分と、前記基準画像データの第1の色差成分とを比較する画像データ比較部を含み、前記画像データ比較部は、前記取得画像データ及び前記基準画像データの第1の色差成分が異なると判断されたとき、前記取得画像が変化したことを検出することができる。
【0040】
また本発明に係る画像通信システムでは、前記画像変化検出部は、前記取得画像データの比較領域の画像データを抽出する取得画像データ抽出部と、前記取得画像データ抽出部によって抽出された画像データと、前記基準画像データの画像領域のうち前記比較領域に対応する領域の画像データとを比較する画像データ比較部とを含み、前記画像データ比較部は、前記取得画像データ抽出部によって抽出された画像データと、前記基準画像データの画像領域のうち前記比較領域に対応する領域の画像データとが異なると判断されたとき、前記取得画像が変化したことを検出することができる。
【0041】
また本発明に係る画像通信システムでは、前記基準画像データの画素の輝度成分の値を平均した平均値は、画像変化が検出されるときの取得画像データの画素の輝度成分の値を平均した平均値より小さく、前記画像変化検出部は、前記取得画像データの輝度成分と、前記基準画像データの輝度成分とを比較する画像データ比較部を含み、前記画像データ比較部は、前記取得画像データの輝度成分と、前記基準画像データの輝度成分とに基づいて、前記取得画像が変化したことを検出することができる。
【0042】
また本発明に係る画像通信システムでは、前記画像データ比較部は、前記基準画像データに対する前記取得画像データの画素の輝度成分の値の変化率を平均した平均値が正の第1の基準値を超えるとき、前記取得画像が変化したことを検出することができる。
【0043】
また本発明に係る画像通信システムでは、前記取得画像データ及び前記基準画像データの画素が、輝度成分、第1及び第2の色差成分を含む場合に、前記画像変化検出部は、前記取得画像データの輝度成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち第1の閾値より低い周波数成分と、前記基準画像データの輝度成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち前記第1の閾値より低い周波数成分とを比較する輝度成分比較部と、前記取得画像データの第1の色差成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち第2の閾値より低い周波数成分と、前記基準画像データの第1の色差成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち前記第2の閾値より低い周波数成分とを比較する第1の色差成分比較部と、前記取得画像データの第2の色差成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち第3の閾値より低い周波数成分と、前記基準画像データの第2の色差成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち前記第3の閾値より低い周波数成分とを比較する第2の色差成分比較部とを含み、前記画像データ比較部は、前記輝度成分比較部の比較結果、前記第1の色差成分比較部の比較結果及び前記第2の色差成分比較部の比較結果に基づいて、前記取得画像が変化したことを検出することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
【0045】
1. 第1の実施形態
図1に、第1の実施形態における画像通信システムのブロック図を示す。画像通信システム10は、所与のネットワーク(通信網)12を介して互いに接続される画像処理装置20と、画像閲覧装置40とを含む。ネットワーク12としては、インターネット、電話回線、移動通信網、専用線等がある。
【0046】
画像処理装置20は、取り込んだ画像の画像データを、常時ネットワーク12を介して送信する。また画像処理装置20は、基準画像を基準として、取り込んだ画像が変化したことを検出し、該画像が変化したことを示す画像変化検出信号をネットワーク12又は該ネットワーク12とは別のネットワークを介して画像閲覧装置40に対して送信する。画像閲覧装置40は、画像処理装置20からの画像変化検出信号を受信すると、画像処理装置20によりネットワーク12に送信された画像データを取得する。こうして画像閲覧装置40は、画像処理装置20において取得された画像の変化直後からの画像を受信することができる。
【0047】
画像通信システム10が上述の防犯システムに適用される場合、画像処理装置20は監視カメラの機能を有し、画像閲覧装置40は監視装置の機能を有する。
【0048】
図2に、第1の実施形態における画像処理装置20の機能ブロック図を示す。画像処理装置20は、画像取込部22、第1の記憶部24、画像変化検出部26、送信部27を含む。送信部27は、画像データ送信部28、画像変化検出信号送信部29を含む。
【0049】
画像取込部22は、周期的に画像を取り込む。画像取込部22の機能は、Webカメラにより実現される。
【0050】
第1の記憶部24は、基準画像の画像データである基準画像データを記憶する。第1の記憶部24の機能は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリや、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ或いはROM(Rea d Only Memory)等の不揮発性メモリにより実現される。
【0051】
画像変化検出部26は、画像取込部22によって取り込まれた取得画像の画像データである取得画像データと、基準画像データとを比較する。そして画像変化検出部26は、その比較結果により、基準画像を基準として取得画像が変化したか否かを検出する。画像変化検出部26は、取得画像が変化したことを検出したとき、画像変化検出信号を出力する(変化させる)。画像変化検出部26は、取得画像が変化したことを検出しないとき(変化しなかったことが検出されたとき)、画像変化検出信号を出力しない(変化させない)。画像変化検出部26の機能は、特定用途向けIC(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)や、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアをファームウェアやソフトウェア等により制御することで実現される。
【0052】
送信部27は、取得画像データ及び画像変化検出信号を、同じネットワーク12又は該ネットワーク12とは別のネットワークを介して、送信する。例えば、画像データ送信部28がインターネットを介して取得画像データを送信する場合、画像変化検出信号送信部29がインターネット又は電話回線を介して画像変化検出信号を送信する。なお画像データ送信部28によって送信される取得画像データは、画像取込部22によって取り込まれた後、図示しないバッファに一旦記憶させてもよい。このような送信部27の各部は、ネットワークを介して接続される画像閲覧装置40との間で所与のプロトコル処理を行うことができるようになっている。送信部27の各部の機能は、ASICや通信用ICなどのハードウェアをファームウェアやソフトウェア等により制御することで実現される。
【0053】
このような画像処理装置20は、CPU(図示せず)及びメモリ(図示せず)を有する。そして画像処理装置20では、メモリに記憶されたプログラムにしたがって処理を行ったCPUにより、以下に示す制御が行われる。
【0054】
図3に、第1の実施形態における画像処理装置の動作フローの一例を示す。
【0055】
画像処理装置20では、まず画像取込部22によって基準画像の取り込みが行われる(ステップS10)。取り込まれた基準画像は、第1の記憶部24に保存される(ステップS11)。
【0056】
これ以降、画像処理装置20では、画像取込部22により、周期的に画像の取り込みが行われる。まず、画像取込部22によって、新たに画像が取得画像として取り込まれる(ステップS12)。
【0057】
取得画像は、第1の記憶部24に保存された基準画像と比較される(ステップS13)。すなわち、取得画像の画像データである取得画像データと、基準画像の画像データである基準画像データとを比較することで、両画像が一致するか否かが検出される。
【0058】
両画像が不一致と判断されたとき(ステップS13:Y)、取得画像の画像データ(取得画像データ)が、画像データ送信部28によりネットワーク12を介して画像閲覧装置40に対して送信される(ステップS14)。また画像変化検出部26により、基準画像を基準として、取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号が出力される。該画像変化検出信号は、画像変化検出信号送信部29により、ネットワーク12又は該ネットワーク12とは別のネットワークを介して送信される(ステップS15)。
【0059】
処理が終了のとき(ステップS16:Y)一連の処理を終了するが(エンド)、処理が終了ではないとき(ステップS16:N)、ステップS12に戻る。ステップS13において、両画像が不一致ではないと判断されたとき(ステップS13:N)、同様にステップS12に戻る。
【0060】
このような画像処理装置20は、取得画像データをネットワーク12を介して画像閲覧装置40に対して送信すると共に、基準画像を基準として取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号を画像閲覧装置40に対して送信する。このとき、画像処理装置20は、該画像変化検出信号をネットワーク12又はこれとは別個のネットワークを介して送信することができる。こうすることで、変化した画像データの受信側では、取り込んだ画像の変化の有無を常時監視しておく必要がなく、画像変化検出信号により画像が変化した旨の通知を受けてから画像を表示出力させることができる。したがって、ネットワークを介して受信される画像の監視負担を軽減することができる。
【0061】
図4に、画像処理装置20の具体的構成例を示すブロック図を示す。画像処理装置20は、例えばカメラ31を含むことができる。カメラ31によって取り込まれた画像は、例えばJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)フォーマットの画像データとしてRAM32に保存される。CPU34は、内蔵するROMに記憶されたプログラムにしたがって、RAM32に保存された画像データを、ネットワーク12を介して送信することができる。
【0062】
センサ36は、例えばCMOSセンサにより構成される。センサ36には予め取り込まれた基準画像データが保存される。センサ36は、該基準画像データと、RAM32に保存された取得画像データとを比較する。そして、基準画像を基準として取得画像が変化したと判断されたときには、取得画像の画像データを不揮発性メモリ37に保存する。
【0063】
CPU34は、リアルタイムクロック(RealTime Clock:RTC)35を有する。RTC35は、時計機能及びカレンダ機能を有し、現在の日付、時刻をカウントする。そしてセンサ36によって不揮発性メモリ37に取得画像の画像データが保存される際に、取得画像が取得された日付及び時刻が、該画像データに関連付けて不揮発性メモリ37に記憶されるようになっている。またCPU34によりRAM32に保存された取得画像の画像データには、該取得画像が取得された日付及び時刻が、該画像データに関連付けてネットワーク12を介して送信されるようになっている。
【0064】
不揮発性メモリ37に保存された取得画像の画像データは、CPU34により、変化画像データとしてネットワーク12を介して送信されるようにしてもよい。
【0065】
このように図4における画像処理装置20は、カメラ31で取り込まれた画像をそのままネットワーク12に送信することができると共に、センサ36において基準画像を基準として取得画像が変化したと判断されたときに、該取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号を、ネットワーク12に送信することができるようになっている。
【0066】
図5に、第1の実施形態における画像閲覧装置40の機能ブロック図を示す。画像閲覧装置40は、受信部42、記憶部44、表示部46、制御部48を含む。受信部42は、画像変化検出信号受信部50、画像データ受信部52を含む。
【0067】
またネットワーク12を介して接続される画像処理装置20によって送信される画像データを取得するために、画像データ受信部52は、該画像データの送信元である画像処理装置20に固有に割り当てられたアドレス情報を用いて、画像処理装置20にアクセスすることができる。このため画像閲覧装置40は、画像データ送信元アドレス記憶部54を含むことができる。アドレス情報は、ネットワーク12に接続される装置それぞれに対して、固有に割り当てられた情報である。アドレス情報としては、ドメインネーム、IPアドレス等がある。
【0068】
画像変化検出信号受信部50は、ネットワーク12又は該ネットワーク12とは別のネットワークを介して、画像処理装置20からの画像変化検出信号を受信する。
【0069】
画像データ受信部52は、画像変化検出信号受信部50によって画像変化検出信号が受信されたことを条件として、該画像変化検出信号が伝送されたネットワーク又は該ネットワークとは別のネットワークに接続された画像処理装置20との間の通信路を確立して、画像処理装置20からの画像データを受信する。画像データ受信部52による画像処理装置20との間の通信路は、画像データ送信元アドレス記憶部54において予め記憶されている画像処理装置20のアドレス情報により接続先が特定され、所与のプロトコル処理を行うことで確立される。なお画像閲覧装置40が画像データ送信元アドレス記憶部54を含まずに、ネットワーク12又は該ネットワーク12とは別のネットワークを介して画像処理装置20のアドレス情報を受信するようにしてもよい。この場合、画像データ受信部52は、受信したアドレス情報を用いて取得画像データを取得する。
【0070】
このような画像変化検出信号受信部50及び画像データ受信部52を含む受信部42の機能は、ASICや通信用ICなどのハードウェアをファームウェアやソフトウェア等により制御することで実現される。
【0071】
記憶部44は、受信部42の画像データ受信部52によって受信された画像データを記憶する。記憶部44の機能は、DRAMなどの揮発性メモリや、SRAMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリにより実現される。
【0072】
表示部46は、記憶部44に記憶された画像データに基づいて表示出力を行う。表示部46の機能は、CRT(Cathode−Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal
Display)等の表示装置により実現される。
【0073】
制御部48は、受信部42、記憶部44及び表示部46の制御を司る。制御部48は、CPU、RAM又はROMを有する。RAM又はROMに記憶されたプログラムにしたがって処理を行ったCPUが、受信部42の各部、記憶部44及び表示部46を制御することができる。
【0074】
図6に、画像閲覧装置40の制御部48の処理フローの一例を示す。制御部48は、まず受信部42の画像変化検出信号受信部50において画像変化検出信号の受信を監視する(ステップS20)。すなわち、画像変化検出信号受信部50において画像変化検出信号が受信されるまでステップS20を繰り返す(ステップS20:N)。
【0075】
画像変化検出信号が受信されたとき(ステップS20:Y)、制御部48に制御された画像データ受信部52は、例えば画像データ送信元アドレス記憶部54に記憶されたアドレス情報を用いてネットワーク12において一意に決められる画像処理装置20を特定し、該画像処理装置20との間の通信路を確立するための接続処理を行う(ステップS21)。そして、画像処理装置20で取り込まれた取得画像データを受信する(ステップS22)。
【0076】
その後、制御部48は、画像データ受信部52で受信された画像データを記憶部44に保存する(ステップS23)。続いて制御部48は、記憶部44に保存された画像データを表示部46に供給する(ステップS24)。表示部46は、供給された画像データに基づく表示出力を行う。
【0077】
続いて画像データ受信部52により画像データの受信を行うとき(ステップS25:Y)、ステップS22に戻る。一方、ステップS25において、続いて画像データ受信部52により画像データの受信を行わないとき(ステップS25:N)、画像処理装置20との間の通信路を切断する処理を行う(ステップS26)。
【0078】
処理が終了のとき(ステップS27:Y)一連の処理を終了するが(エンド)、処理が終了ではないとき(ステップS27:N)、ステップS20に戻る。
【0079】
このように画像閲覧装置40は、画像処理装置20からの画像変化検出信号を受信したことを条件に、画像処理装置20との間で通信接続を行って、画像処理装置20で取り込まれた取得画像データを受信し、表示出力することができる。したがって、画像閲覧装置40の表示部の監視負担を大幅に軽減することができる。そのため、画像閲覧装置40側では、取り込んだ画像の変化後の様子を確実に把握することができる。
【0080】
1.1 変形例
1.1.1 第1の変形例
第1の記憶部に保存される基準画像データは、所与の期間をおいて更新されるようにしてもよい。第1の変形例における画像処理装置は、第1の記憶部に保存される基準画像データを更新することができる。
【0081】
図7に、第1の変形例における画像処理装置の機能ブロック図を示す。ここで、図2に示す画像処理装置20と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
【0082】
第1の変形例における画像処理装置60が、図2に示す画像処理装置20と異なる点は、第1の記憶部24に、取得画像データが所与の周期で格納される点にある。ここで、画像処理装置60は、図2に示す画像変化検出部26と同様に、取得画像の変化を検出する画像変化検出部62を含む。
【0083】
画像処理装置60では、画像変化検出部62によって取得画像が変化しなかったことが検出されたことを条件として、画像取込部22によって取り込まれた取得画像データが基準画像データとして第1の記憶部24に格納される。画像が取り込まれるたびに第1の記憶部24に取得画像データが格納されるようにしてもよいし、所与の期間を置いて第1の記憶部24に取得画像データが格納されるようにしてもよい。
【0084】
これにより、夕方から夜にかけて画像取込部22によって画像が取り込まれる場所の明るさが変化した場合にも、取得画像と基準画像の変化の検出精度を低下を抑えることができる。
【0085】
画像処理装置60でも、CPU(図示せず)及びメモリ(図示せず)を有する。そして画像処理装置60では、メモリに記憶されたプログラムにしたがって処理を行ったCPUにより、以下に示す制御が行われる。
【0086】
図8に、第1の変形例における画像処理装置60の動作フローの一例を示す。画像処理装置60では、まず画像取込部22によって基準画像の取り込みが行われる(ステップS30)。取り込まれた基準画像は、第1の記憶部24に保存される(ステップS31)。
【0087】
これ以降、画像処理装置60では、画像取込部22により、周期的に画像の取り込みが行われる。まず、画像取込部22によって、新たに画像が取得画像として取り込まれる(ステップS32)。
【0088】
取得画像は、第1の記憶部24に保存された基準画像と比較される(ステップS33)。すなわち、取得画像の画像データである取得画像データと、基準画像の画像データである基準画像データとを比較することで、両画像が一致するか否かが検出される。
【0089】
両画像が不一致と判断されたとき(ステップS33:Y)、取得画像の画像データが、画像データ送信部28によってネットワーク12を介して送信される(ステップS34)。また基準画像を基準として、取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号が、画像変化検出信号送信部29によりネットワーク12又は該ネットワーク12とは別のネットワークを介して送信される(ステップS35)。
【0090】
処理が終了のとき(ステップS36:Y)一連の処理を終了するが(エンド)、処理が終了ではないとき(ステップS36:N)、ステップS32に戻る。
【0091】
ステップS33において、両画像が不一致ではないと判断されたとき(ステップS33:N)、取得画像データが第1の記憶部24に格納され(ステップS37)、ステップS32に戻る。すなわち、第1の記憶部24では、保存されていた基準画像データが上書きされる。次のタイミングで取り込まれた取得画像の画像変化の検出の際には、ステップS37で上書きされた取得画像データを基準画像データが用いられる。なおステップS37では、所与の基準画像の更新タイミングのときにのみ取得画像データの上書きを行うことが望ましい。
【0092】
このような画像処理装置60は、所与の周期で基準画像を更新することで、画像の取り込みを行う場所の環境の変化に対して、画像変化の検出精度の低下を最小限に抑えることができる。
【0093】
1.1.2 第2の変形例
また、画像取込部に赤外線撮像デバイスを設け、赤外線撮像デバイスの機能のオン・オフ制御を行って赤外線を検知して生成された赤外線画像により、画像の変化を検出するようにしてもよい。第2の変形例における画像処理装置は、上述の画像変化の検出に加えて、赤外線撮像デバイスにより取り込まれた赤外線画像の変化を検出することができる。
【0094】
図9に、第2の変形例における画像処理装置の機能ブロック図を示す。ここで、図2に示す画像処理装置20と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
【0095】
第2の変形例における画像処理装置70が、図2に示す画像処理装置20と異なる点は、画像取込部に赤外線撮像デバイスが含まれる点である。すなわち、画像処理装置70の画像取込部72は、赤外線撮像デバイス73を含む。赤外線撮像デバイス73は、被写体が発する赤外線を検知し、赤外線の波長に応じて表示色が変化する画像を生成する。
【0096】
赤外線撮像デバイス73は、モード設定部74の設定内容にしたがって、その機能がオン状態又はオフ状態にされる。モード設定部74は、図示しないCPUによって、通常モード又は赤外線モードに設定される。
【0097】
赤外線モードでは、赤外線撮像デバイス73がオン状態となる。赤外線撮像デバイス73がオン状態の場合、被写体の赤外線を検知して赤外線画像を生成することができる。
【0098】
通常モードでは、赤外線撮像デバイス73がオフ状態となる。赤外線撮像デバイス73がオフ状態の場合、画像取込部72は図2に示すように通常の画像を生成することができる。
【0099】
画像処理装置70でも、CPU(図示せず)及びメモリ(図示せず)を有する。そして画像処理装置70では、メモリに記憶されたプログラムにしたがってCPUにより、以下に示す制御が行われる。
【0100】
図10に、第2の変形例における画像処理装置の動作フロー図の一例を示す。まず、画像取込部72による撮影環境が明るいか否かが判別される(ステップS40)。撮影環境の明るさは、例えば照度計により測定される。そして、照度計により測定された照度が、所与の照度基準値より大きいか、小さいかを判別することで、撮影環境が明るいか否かが判断される。
【0101】
撮影環境が明るいと判別されたとき(ステップS40:Y)、モード設定部74では、通常モードに設定される。画像処理装置70では、画像取込部72によって通常モードで基準画像の取り込みが行われる(ステップS41)。取り込まれた基準画像は、第1の記憶部24に保存される(ステップS42)。
【0102】
第1の記憶部24に保存された後、所与のウェイト時間だけ待つ(ステップS43)。ウェイト時間は、例えば1分〜5分とすることができる。こうすることで、基準画像を取り込んだ後、画像取込部72の設置や調整等を行った者が続いて取り込まれる取得画像に映り、画像変化として検出されてしまうことを回避することができる。なお、ステップS43におけるウェイト処理は、図3又は図8でも行うことが可能である。
【0103】
これ以降、画像処理装置70では、画像取込部72により、周期的に画像の取り込みが行われる。まず、画像取込部72によって、新たに画像が取得画像として取り込まれる(ステップS44)。
【0104】
取得画像は、第1の記憶部24に保存された基準画像と比較される(ステップS45)。すなわち、取得画像の画像データである取得画像データと、基準画像の画像データである基準画像データとを比較することで、両画像が一致するか否かが検出される。
【0105】
両画像が不一致と判断されたとき(ステップS45:Y)、取得画像の画像データは、画像データ送信部28によりネットワークを介して送信される(ステップS46)。また基準画像を基準として取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号を、ネットワーク12又はネットワーク12とは異なる別のネットワークを介して画像閲覧装置に対して送信する(ステップS47)。
【0106】
処理が終了のとき(ステップS48:Y)一連の処理を終了するが(エンド)、処理が終了ではないとき(ステップS48:N)、ステップS44に戻る。ステップS45において、両画像が不一致ではないと判断されたとき(ステップS45:N)、同様にステップS44に戻る。
【0107】
一方、ステップS40において撮影環境が明るくないと判別されたとき(ステップS40:N)、モード設定部74では、赤外線モードに設定される。画像処理装置70では、画像取込部72の赤外線撮像デバイス73がオン状態となり(ステップS49)、赤外線画像の取り込みが行われる。すなわち、赤外線画像である基準画像の取り込みが行われる(ステップS50)。取り込まれた基準画像は、第1の記憶部24に保存される(ステップS51)。
【0108】
第1の記憶部24に保存された後、所与のウェイト時間だけ待つ(ステップS52)。ウェイト時間は、例えば1分〜5分とすることができる。
【0109】
これ以降、画像処理装置70では、画像取込部72により、周期的に赤外線画像の取り込みが行われる。赤外線モードでは、例えば画像取り込みを行う期間のみ赤外線撮像デバイス73の機能がオンするようになっている。そのため、まずモード設定部74では、赤外線モードに設定される。画像処理装置70では、画像取込部72の赤外線撮像デバイス73がオン状態となり(ステップS53)、赤外線画像の取り込みが行われる(ステップS54)。
【0110】
取り込まれた赤外線画像の取得画像データは、第1の記憶部24に保存された基準画像と比較される(ステップS55)。
【0111】
両画像が不一致と判断されたとき(ステップS55:Y)、取得画像として取り込まれた赤外線画像がネットワークを介して送信される(ステップS56)。また取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号が、ネットワーク12又はネットワーク12とは異なる別のネットワークを介して送信される(ステップS57)。
【0112】
処理が終了のとき(ステップS58:Y)一連の処理を終了するが(エンド)、処理が終了ではないとき(ステップS58:N)、ステップS53に戻る。ステップS55において、両画像が不一致ではないと判断されたとき(ステップS55:N)、同様にステップS53に戻る。
【0113】
なお、画像処理装置70では、図7及び図8で説明したように、第1の記憶部24に記憶される赤外線画像である基準画像を周期的に更新するようにしてもよい。
【0114】
このような画像処理装置70は、撮影環境の明るさの変化に対して、画像変化の検出精度の低下を抑えることができる。
【0115】
1.2 画像変化検出部の構成
次に、画像変化検出部26、62の構成例について具体的に説明する。
【0116】
1.2.1 第1の構成例
図11に、第1の構成例における画像変化検出部の動作を説明する図を示す。ここでは、画像取込部からの取得画像データがRGBフォーマットであるものとして説明するが、これに限定されるものではない。RGBフォーマットの画像データは、各画素がRGBの原色信号により表される。
【0117】
第1の構成例では、RGBフォーマットの取得画像データが、Y成分(輝度成分)、Cb成分及びCr成分からなる画像データに変換される。そして、画像変化検出部は、取得画像データのCb成分と、基準画像データのCb成分とを比較する。或いは、画像変化検出部は、取得画像データのCr成分と、基準画像データのCb成分とを比較する。Cb成分を第1の色差成分としたときは、Cr成分を第2の色差成分と言うことができる。またCb成分を第2の色差成分としたときは、Cr成分を第1の色差成分と言うことができる。
【0118】
このように、1つの色差成分のみを比較することで、データ量の削減と処理負荷の軽減を図ることができる。基準画像データ及び取得画像データのCb成分のみを比較するように構成した場合、暗い撮影環境で取り込まれた画像の変化を精度良く検出することができる。
【0119】
図12に、第1の構成例における画像変化検出部の機能ブロック構成例を示す。第1の構成例における画像変化検出部75は、少なくとも画像データ比較部77を含む。取得画像データのフォーマットがRGBフォーマットの場合には、画像データフォーマット変換部76を更に含む。なお取得画像データのフォーマットが輝度成分及び第1及び第2の色差成分からなるフォーマットである場合には、画像データフォーマット変換部76を省略した構成とすることができる。
【0120】
画像データフォーマット変換部76及び画像データ比較部77の機能は、組み合わせ回路、ASIC又はソフトウェアによる制御されるCPUによって実現される。
【0121】
画像データフォーマット変換部76は、RGBフォーマットの取得画像データを、Y成分、Cb成分及びCr成分を有するフォーマットの画像データに変換する。すなわち、画素単位で、原色信号が、輝度成分、第1及び第2の色差成分に変換される。
【0122】
画像データ比較部77は、同一種類の色差成分について、取得画像データと基準画像データとを比較する。そして、該色差成分について両画像データが一致すると判断されたときは画像変化検出信号を出力しない(画像変化検出信号を変化させない)。一方、該色差成分について両画像データが不一致である(異なる)と判断されたときは画像変化検出信号を出力する(画像変化検出信号を変化させる)。
【0123】
1.2.2 第2の構成例
図13に、第2の構成例における画像変化検出部の動作を説明する図を示す。第2の構成例では、取得画像の一部を比較領域とし、取得画像の該比較領域における画像データと、基準画像データの画像領域のうち該比較領域に対応する領域の画像データとが比較される。
【0124】
取得画像データの画像領域が、スタートアドレスSA0及びエンドアドレスEA0で表される矩形領域であるものとする。第2の構成例では、スタートアドレスSA及びエンドアドレスEAで表される矩形の抽出領域の画像データが抽出される。そして、該抽出領域を比較領域として両画像データの比較が行われる。
【0125】
このように、画像領域の比較対象となる領域を小さくすることで、データ量の削減と処理負荷の軽減を図ることができる。
【0126】
図14に、第2の構成例における画像変化検出部の機能ブロック構成例を示す。第2の構成例における画像変化検出部80は、取得画像データ抽出部82、基準画像データ抽出部84、画像データ比較部86を含む。
【0127】
取得画像データ抽出部82、基準画像データ抽出部84及び画像データ比較部86の機能は、組み合わせ回路、ASIC又はソフトウェアによる制御されるCPUによって実現される。
【0128】
取得画像データ抽出部82は、取得画像データから、比較領域の画像データを抽出する。取得画像データは、スタートアドレスSA0及びエンドアドレスEA0により指定される矩形領域を画像領域とする。比較領域は、スタートアドレスSA及びエンドアドレスEAにより指定される矩形領域である。比較領域のスタートアドレスSA及びエンドアドレスEAは、図示しないCPUによって指定される抽出領域指定データにより特定される。
【0129】
基準画像データ抽出部84は、基準画像データから、比較領域の画像データを抽出する。基準画像データは、スタートアドレスSA0及びエンドアドレスEA0により指定される矩形領域を画像領域とする。比較領域は、スタートアドレスSA及びエンドアドレスEAにより指定される矩形領域である。基準画像データ抽出部84では、上述の抽出領域指定データにより比較領域が特定される。
【0130】
画像データ比較部86は、取得画像データ抽出部82によって抽出領域指定データにより特定される比較領域の画像データと、基準画像データの画像領域のうち該比較領域に対応する領域の画像データとを比較する。そして、両画像データの例えば同一種類の色差成分について一致すると判断されたときは画像変化検出信号を出力しない。一方、該色差成分について両画像データが不一致であると判断されたときは画像変化検出信号を出力する。
【0131】
1.2.3 第3の構成例
図15(A)、(B)に、第3の構成例における画像変化検出部の動作を説明する図を示す。図15(A)は、基準画像取り込み時のイメージを示す。図15(B)は、取得画像取り込み時のイメージを示す。
【0132】
画像取込部が、ドア90を有する部屋の内部の画像を取り込むものとする。ドア90の部分の画像データは、いわゆる暗いデータである。暗いデータは、輝度の値が小さいデータである。そこで図15(A)に示すように、画像変化の検出が行われる領域の中心位置(例えば画像取込部の焦点92)を、ドア90の部分にもってくる。
【0133】
次に、図15(B)に示すようにドア90が開くと、画像変化の検出が行われる領域の中心位置の輝度が大幅に変化する。部屋の外部では、夜であっても一般的に月明かり、外灯や部屋の外の廊下の灯りがある。そのため、夜であっても画像の変化の検出精度を向上させることができる。これは、基準画像データとして暗いデータを採用したからである。
【0134】
図16に、第3の構成例における画像変化検出部の機能ブロック構成例を示す。第3の構成例における画像変化検出部100は、少なくとも画像データ比較部104を含む。取得画像データのフォーマットがRGBフォーマットの場合には、画像データフォーマット変換部102を更に含む。なお取得画像データのフォーマットが輝度成分及び第1及び第2の色差成分からなるフォーマットである場合には、画像データフォーマット変換部102を省略した構成とすることができる。
【0135】
画像データフォーマット変換部102及び画像データ比較部104の機能は、組み合わせ回路、ASIC又はソフトウェアによる制御されるCPUによって実現される。
【0136】
画像データフォーマット変換部102は、RGBフォーマットの取得画像データを、Y成分、Cb成分及びCr成分を有するフォーマットの画像データに変換する。
【0137】
そして、基準画像データとして、少なくともその輝度成分が記憶されている。基準画像データの画素の輝度成分の値を平均した平均値は、画像変化が検出されるときの取得画像データの画素の輝度成分の値を平均した平均値より小さい。ここで、平均値とは、画像データの複数の画素の輝度成分を平均したものである。
【0138】
例えば基準画像の画像領域の大半部分が、図15(A)に示すドア90のように輝度成分の値が小さい画像となるようにする。こうすることで、図15(B)に示すようにドア90が開くと、外部からの明かりによって、基準画像の輝度成分の値より大きい輝度成分を有する取得画像が得られる。
【0139】
画像データ比較部104は、基準画像データの各画素の輝度成分と、取得画像データの各画素の輝度成分とを比較する。そして、各画素について基準画像データの輝度成分の値に対する取得画像データの輝度成分の値の変化率を求め、これらの変化率の平均値が正の変化基準値(第1の基準値)以下のときには、画像変化検出信号を出力しない。一方、該変化率の平均値が上記した変化基準値を超えたときは画像変化検出信号を出力する。
【0140】
なお、画像変化検出部100が含む画像データ比較部104において、画素ごとに、取得画像データの輝度成分と基準画像データの輝度成分とを比較するようにしてもよい。この場合、画像データ比較部104は、基準画像データの輝度成分の絶対値を基準に、取得画像データの輝度成分の絶対値が変化したことを条件に、取得画像が変化したことを検出する。より具体的には、画像データ比較部104は、基準画像データの輝度成分の絶対値を基準に、取得画像データの輝度成分の絶対値が増加したことを条件に、取得画像が変化したことを検出する。
【0141】
このように基準画像として暗い画像を採用することで、画像が変化したときに明るい画像となるため、画像変化の検出精度を向上させることができる。ここで明るい画像とは、暗い画像に対してその一部又は全体の領域において輝度成分の値が大きい画像をいう。
【0142】
また基準画像として採用される暗い画像として、明度が低ければ低いほど、画像が変化したときの色差成分の変化率が大きくなる画像ということもできる。
【0143】
1.2.4 第4の構成例
図17に、第4の構成例における画像変化検出部の動作を説明する図を示す。第4の構成例では、基準画像及び取得画像のY成分、Cb成分及びCr成分について、離散コサイン変換(Discrete Cosine Transformation:DCT)して得られた周波数成分が用いられる。画像変化が大きいとき、DCTによって得られた周波数成分のうち高い周波数成分から低い周波数成分までが大きく変化する。これに対して、画像変化がごく僅かのとき、DCTによって得られた周波数成分のうち高い周波数成分のみが大きく変化し、低い周波数成分の変化はほとんどない。
【0144】
そこで第4の構成例では、例えば取得画像データがRGBフォーマットの場合、まず該取得画像データのRGB成分の各データを、Y成分、Cb成分及びCr成分に変換する。取得画像データのY成分についてDCTを行い、各周波数成分のデータが得られる。得られたデータのうち、所与のY成分用閾値(第1の閾値)より低い周波数成分のデータのみが抽出される。同様にして基準画像データについてもDCTにより得られた各周波数成分のデータのうち、該Y成分用閾値より低い周波数成分のデータのみが抽出される。そして、両画像データのDCTにより得られ該Y成分用閾値より低い周波数成分のデータ同士で比較する。
【0145】
同様に、両画像データのCb成分、Cr成分についても、各成分用閾値より低い周波数成分同士で比較する。
【0146】
そして、各成分の比較結果に基づいて、両画像が一致するか否かが検出される。こうすることで、画像変化の検出精度を大幅に向上させることができるようになる。またR成分、G成分及びB成分ではなく、Y成分、Cb成分及びCr成分についてDCTにより得られた周波数成分について比較を行うことで、画像の明暗を精度良く検出することができる。
【0147】
図18に、第4の構成例における画像変化検出部の機能ブロック構成例を示す。第4の構成例における画像変化検出部110は、少なくともDCT演算部112−Y、112−Cb、112−Cr、データ抽出部114−Y、114−Cb、114−Cr、画像データ比較部116を含む。画像データ比較部116は、Y成分比較部117−Y、Cb成分比較部117−Cb、Cr成分比較部117−Crを含む。取得画像データのフォーマットがRGBフォーマットの場合には、画像データフォーマット変換部118を更に含む。なお取得画像データのフォーマットが輝度成分及び色差成分からなるフォーマットである場合には、画像データフォーマット変換部118を省略した構成とすることができる。
【0148】
DCT演算部112−Y、112−Cb、112−Cr、データ抽出部114−Y、114−Cb、114−Cr、画像データ比較部116及び画像データフォーマット変換部118の各機能は、組み合わせ回路、ASIC又はソフトウェアによる制御されるCPUによって実現される。
【0149】
画像データフォーマット変換部118は、RGBフォーマットの取得画像データを、Y成分、Cb成分及びCr成分を有するフォーマットの画像データに変換する。
【0150】
DCT演算部112−Yは、画像データフォーマット変換部118によりフォーマット変換された取得画像データのY成分について、DCTを行って得られた各周波数成分のデータを出力する。
【0151】
DCT演算部112−Cbは、画像データフォーマット変換部118によりフォーマット変換された取得画像データのCb成分について、DCTを行って得られた各周波数成分のデータを出力する。
【0152】
DCT演算部112−Crは、画像データフォーマット変換部118によりフォーマット変換された取得画像データのCr成分について、DCTを行って得られた各周波数成分のデータを出力する。
【0153】
データ抽出部114−Yには、DCT演算部112−YからY成分についてDCTにより得られた各周波数成分のデータと、Y成分用閾値Y−th(第1の閾値)とが入力される。データ抽出部114−Yは、DCT演算部112−YからY成分についてDCTにより得られた各周波数成分のデータから、Y成分用閾値Y−thより低い周波数成分のデータを抽出する。
【0154】
データ抽出部114−Cbには、DCT演算部112−CbからCb成分についてDCTにより得られた各周波数成分のデータと、Cb成分用閾値Cb−th(第2の閾値)とが入力される。データ抽出部114−Cbは、DCT演算部112−CbからCb成分についてDCTにより得られた各周波数成分のデータから、Cb成分用閾値Cb−thより低い周波数成分のデータを抽出する。
【0155】
データ抽出部114−Crには、DCT演算部112−CrからCr成分についてDCTにより得られた各周波数成分のデータと、Cr成分用閾値Cr−th(第3の閾値)とが入力される。データ抽出部114−Crは、DCT演算部112−CrからCr成分についてDCTにより得られた各周波数成分のデータから、Cr成分用閾値Cr−thより低い周波数成分のデータを抽出する。
【0156】
画像データ比較部116には、基準画像データのY成分、Cb成分及びCr成分について同様に得られたデータと、データ抽出部114−Y、114−Cb、114−Crにより抽出されたデータとが入力される。基準画像データについては、そのY成分、Cb成分及びCr成分についてそれぞれDCTを行って得られた周波数成分のうち、それぞれY成分用閾値Y−th、Cb成分用閾値Cb−th及びCr成分用閾値Cr−thより低い周波数成分のデータが入力される。
【0157】
そして、各成分ごとに比較され、各成分の比較結果に基づいて、両画像が一致するか否かが判別される。
【0158】
より具体的には、画像データ比較部116において、Y成分比較部117−Y(輝度成分比較部)が、取得画像データのY成分をDCTして得られた周波数成分のうちY成分用閾値Y−th(第1の閾値)より低い周波数成分と、基準画像データのY成分をDCTして得られた周波数成分のうちY成分用閾値Y−thより低い周波数成分とを比較する。またCb成分比較部117−Cb(第1の色差成分比較部)が、取得画像データのCb成分(第1の色差成分)をDCTして得られた周波数成分のうちCb成分用閾値Cb−th(第2の閾値)より低い周波数成分と、基準画像データのCb成分をDCTして得られた周波数成分のうちCb成分用閾値Cb−thより低い周波数成分とを比較する。更にCr成分比較部117−Cr(第2の色差成分比較部)が、取得画像データのCr成分(第2の色差成分)をDCTして得られた周波数成分のうちCr成分用閾値Cr−th(第3の閾値)より低い周波数成分と、基準画像データのCr成分をDCTして得られた周波数成分のうちCr成分用閾値Cr−thより低い周波数成分とを比較する。そして、画像データ比較部116は、Y成分比較部117−Y、Cb成分比較部117−Cb及びCr成分比較部117−Crの各比較結果に基づいて、基準画像を基準として取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号を出力する。
【0159】
画像データ比較部116は、例えば各比較部の比較結果が全て一致のときに両画像が一致すると判断して画像変化検出信号を出力しない。一方、画像データ比較部116は、例えば各比較部の比較結果のいずれか1つが不一致のときに両画像が不一致であると判断して画像変化検出信号を出力する。また画像データ比較部116は、各比較部の比較結果を多数決して両画像の一致を判別するようにしてもよい。或いは、画像データ比較部116は、各比較部の比較結果をそれぞれ重み付けして両画像の一致を判別するようにしてもよい。
【0160】
2. 第2の実施形態
第1の実施形態では、画像変化が検出されるとその変化後の画像を画像閲覧装置に対して送信していたが、これに限定されるものではない。
【0161】
図19に、第2の実施形態における画像通信システムのブロック図を示す。画像通信システム200は、所与のネットワーク(通信網)202を介して互いに接続される画像処理装置210と、画像閲覧装置230とを含む。
【0162】
画像処理装置210は、取り込んだ画像を取得画像データとしてネットワーク202を介して送信すると共に、該画像が基準画像を基準として変化したことを検出して、取り込んだ画像が変化したことを示す画像変化検出フラグをネットワーク202を介して送信する。画像処理装置210は、例えば取得画像データと画像変化検出フラグとを含む送信パケットをネットワーク202を介して送信することができる。
【0163】
画像変化検出フラグは、第1の実施形態における画像変化検出部と同様にして生成される。
【0164】
画像閲覧装置230では、ネットワーク202上のパケットを監視する。より具体的には、画像処理装置210からの送信パケットを取り込んで、画像変化検出フラグにより画像が変化したことが通知されたとき、該送信パケットに含まれる取得画像データを取り出して、表示出力等を行うことができる。
【0165】
これにより、画像処理装置210によるパケットの生成と、画像閲覧装置230によるパケットの監視という非常に簡素な構成と制御で低コスト化を図ることができ、かつ画像閲覧装置230において画像変化を確実に把握することができる。
【0166】
図20に、第2の実施形態における画像処理装置210の機能ブロック図を示す。ここで図2に示す画像処理装置20と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
【0167】
画像処理装置210は、画像取込部22、第1の記憶部24、画像変化検出部212、送信データ生成部214、送信部216を含む。
【0168】
画像変化検出部212は、上述の画像変化検出部26、62と同様の機能を有する。画像変化検出部212は、基準画像を基準として、取得画像が変化したことを示す画像変化検出フラグを出力することができる。例えば画像変化検出フラグが「1」のとき取得画像が変化したことが検出されたことを示し、画像変化検出フラグが「0」のとき取得画像が変化したことが検出されなかったことを示す。
【0169】
送信データ生成部214は、画像取込部22によって取り込まれた取得画像データと、画像変化検出部212からの画像変化検出フラグとを含む送信データ(広義には通信データ)を生成する。
【0170】
図21に、送信データの構成例を示す。送信データは、所定のフォーマットを有する。例えば送信データは、少なくともヘッダ情報が設定されるヘッダフィールドと、取得画像データが設定されるデータフィールドとを含んで構成される。また送信データは、ヘッダ情報及び取得画像データ等が設定されない空きフィールド(空き領域)を有する。
【0171】
ヘッダ情報は、送信データの送信先、送信元といった通信制御情報である。空きフィールドには、画像変化検出フラグが設定される。
【0172】
送信データは、固定長のデータであってもよいし、可変長のデータであってもよい。送信データの各フィールドの情報(少なくとも取得画像データ、画像変化検出フラグ)が、送信側と受信側とで共通して認識されていればよい。送信データ生成部214は、図21に示す構成の送信パケットを生成する。
【0173】
図20において、送信部216は、送信データ生成部214により生成された送信パケットをネットワークを介して送信する。
【0174】
送信データ生成部214の機能は、ASICや、CPUなどのハードウェアをファームウェアやソフトウェア等により制御することで実現される。送信部216の機能は、ASICや通信用ICなどのハードウェアをファームウェアやソフトウェア等により制御することで実現される。
【0175】
このような画像処理装置210は、CPU(図示せず)及びメモリ(図示せず)を有する。そして画像処理装置210では、メモリに記憶されたプログラムにしたがってCPUにより、以下に示す制御が行われる。
【0176】
図22に、第2の実施形態における画像処理装置の制御フローの一例を示す。
【0177】
画像処理装置210では、まず画像取込部22によって基準画像の取り込みが行われる(ステップS100)。取り込まれた基準画像は、第1の記憶部24に保存される(ステップS101)。
【0178】
これ以降、画像処理装置210では、画像取込部22により、周期的に画像の取り込みが行われる。まず、画像取込部22によって、新たに画像が取得画像として取り込まれる(ステップS102)。取得画像は、第1の記憶部24に保存された基準画像と比較され、画像変化検出部212が画像変化検出フラグが生成する(ステップS103)。
【0179】
そして、送信データ生成部214により、取得画像データと画像変化検出フラグとが設定された送信パケットが生成される(ステップS104)。
【0180】
処理が終了のとき(ステップS105:Y)一連の処理を終了するが(エンド)、処理が終了ではないとき(ステップS105:N)、ステップS102に戻る。
【0181】
このような画像処理装置210では、周期的に取り込まれた取得画像の画像データと、取得画像が基準画像を基準として変化したことが検出されたことを示す画像変化検出フラグとが設定された送信データが生成される。そして、該送信データがネットワークを介して送信される。こうすることで、画像処理装置210では、画像変化検出の有無に応じて処理フローを変える必要がないため、画像処理装置210の構成及び制御の簡素化を図ることができる。また画像閲覧装置230では、ネットワーク上に画像処理装置210からの送信データを監視するのみで、変化後の画像を取得することができる。
【0182】
図23に、第2の実施形態における画像閲覧装置230の機能ブロック図を示す。ここで、画像閲覧装置230が図5に示す画像閲覧装置40と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
【0183】
画像閲覧装置230は、受信部232、解析部234、抽出部236、記憶部44、表示部46、制御部238を含む。
【0184】
受信部232は、画像処理装置210により、ネットワーク202を介して送信された通信データを受信する。通信データには、画像処理装置210において取り込まれた取得画像のデータである取得画像データと、基準画像を基準として取得画像が変化したことを示す画像変化検出フラグとが含まれる。受信部232の機能は、ASICや通信用ICなどのハードウェアをファームウェアやソフトウェア等により制御することで実現される。
【0185】
解析部234は、受信部232によって受信された通信データに含まれる画像変化検出フラグに基づいて、取得画像が変化したか否かを解析する。受信された通信データに含まれる画像変化検出フラグが「1」のとき、解析部234は、例えば基準画像を基準として、取得画像が変化したことが検出されたと判別することができる。また受信された通信データに含まれる画像変化検出フラグが「0」のとき、解析部234は、例えば基準画像を基準として、取得画像が変化したことが検出されなかったと判別することができる。
【0186】
抽出部236は、解析部234によって取得画像が変化したことが検出されたとき、通信データに含まれる取得画像データを抽出する。
【0187】
このような解析部234及び抽出部236の機能は、ソフトウェア又はファームウェアにより制御されるCPUにより実現される。
【0188】
抽出部236によって抽出された取得画像データは、記憶部44に格納される。
【0189】
制御部238は、受信部232、解析部234、抽出部236、記憶部44、表示部46の制御を司る。制御部238は、CPU、RAM又はROMを有する。RAM又はROMに記憶されたプログラムにしたがって処理を行ったCPUが、受信部232、解析部234、抽出部236、記憶部44、表示部46を制御することができる。
【0190】
図24に、画像閲覧装置230の制御部238の処理フローの一例を示す。制御部238は、まず受信部232により、画像処理装置210から送信される通信データの受信を監視する(ステップS120)。すなわち、受信部232では、通信データが受信されるまでステップS120を繰り返す(ステップS120:N)。
【0191】
受信部232において画像処理装置210からの通信データが受信されたとき(ステップS120:Y)、制御部238は、解析部234により通信データに含まれる画像変化検出フラグを参照して、取得画像が変化したことが検出されたか否かを判別する(ステップS121)。
【0192】
その結果、取得画像の変化が検出されたと判別されたとき(ステップS122:Y)、制御部238は、抽出部236により、当該通信データに含まれる取得画像データを抽出させる(ステップS123)。
【0193】
続いて制御部238は、抽出部236二より抽出された取得画像データを記憶部44に保存する(ステップS124)。続いて制御部238は、記憶部44に保存された画像データを表示部46に供給する(ステップS125)。表示部46は、供給された画像データに基づく表示出力を行う。
【0194】
処理が終了のとき(ステップS126:Y)一連の処理を終了するが(エンド)、処理が終了ではないとき(ステップS126:N)、ステップS120に戻る。なおステップS122で、取得画像の変化が検出されなかったことが判別されたとき(ステップS122:N)、ステップS120に戻る。
【0195】
このように画像閲覧装置230は、取得画像データと画像変化検出フラグとを含む通信データを監視して、画像変化が検出されたときに当該通信データに含まれる取得画像データを取り出して表示出力することができる。したがって、画像閲覧装置230では、変化した画像データの取得を行うための構成及び制御を簡素化することができる。
【0196】
第2の実施形態における画像処理装置210においても、第1の実施形態の第1の変形例と同様に、基準画像を周期的に更新させることができる。
【0197】
また第2の実施形態における画像処理装置210においても、第1の実施形態の第2の変形例と同様に、赤外線による画像の取得を行うようにすることができる。
【0198】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0199】
第1及び第2の実施形態における画像通信システムでは、防犯用途に用いることができるが、これに限定されるものではない。ネットワークを介して画像の取り込みを行う画像処理装置と、該画像処理装置により取り込まれた画像を表示出力する画像閲覧装置とを含むシステムに適用可能である。
【0200】
なお上記した画像通信システムの画像閲覧装置では、受信した画像データを記憶部に一旦格納しているが、そのまま表示部に供給して画像データに基づく表示出力を行うようにすることも可能である。
【0201】
また上述の実施形態では、画像として静止画や動画を送信することも考えられる。
【0202】
更に上述の実施形態では、Y成分、Cb成分及びCr成分からなる画像のフォーマットについて述べたが、これに限定されるものではない。画像フォーマットが、Y成分、Cb成分及びCr成分から求められる別フォーマットであってもよい。
【0203】
また、本発明のうち従属請求項に係る発明においては、従属先の請求項の構成要件の一部を省略する構成とすることもできる。また、本発明の1の独立請求項に係る発明の要部を、他の独立請求項に従属させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における画像通信システムの構成ブロック図。
【図2】第1の実施形態における画像処理装置の機能ブロック図。
【図3】第1の実施形態における画像処理装置の動作例を示すフロー図。
【図4】画像処理装置の具体的構成例を示すブロック図。
【図5】画像閲覧装置の機能ブロック図。
【図6】画像閲覧装置の制御部の処理例を示すフロー図。
【図7】第1の変形例における画像処理装置の機能ブロック図。
【図8】第1の変形例における画像処理装置の動作例を示すフロー図。
【図9】第2の変形例における画像処理装置の機能ブロック図。
【図10】第2の変形例における画像処理装置の動作例を示すフロー図。
【図11】第1の構成例における画像変化検出部の動作説明図。
【図12】第1の構成例における画像変化検出部の機能ブロック図。
【図13】第2の構成例における画像変化検出部の動作説明図。
【図14】第2の構成例における画像変化検出部の機能ブロック図。
【図15】図15(A)、(B)は、第3の構成例における画像変化検出部の動作説明図。
【図16】第3の構成例における画像変化検出部の機能ブロック図。
【図17】第4の構成例における画像変化検出部の動作説明図。
【図18】第4の構成例における画像変化検出部の機能ブロック図。
【図19】第2の実施形態における画像通信システムのブロック図。
【図20】第2の実施形態における画像処理装置の機能ブロック図。
【図21】第2の実施形態における送信データの構成例を示す説明図。
【図22】第2の実施形態における画像処理装置の処理例を示すフロー図。
【図23】第2の実施形態における画像閲覧装置の機能ブロック図。
【図24】画像閲覧装置の制御部の処理例を示すフロー図。
【符号の説明】
10、200 画像通信システム、 12、202 ネットワーク、
20、60、72、210 画像処理装置、 22、72 画像取込部、
24 第1の記憶部、 26、62、75、80、100、110、
212 画像変化検出部、 27、216 送信部、 28 画像データ送信部、 29 画像変化検出信号送信部、 31 カメラ、 32 RAM、 34CPU、 35 RTC、 36 センサ、 37 不揮発性メモリ、 40、230 画像閲覧装置、 42、232 受信部、 44 記憶部、 46 表示部、 48、238 制御部、 50 画像変化検出信号受信部、 52 画像データ受信部、 54 画像データ送信元アドレス記憶部、 73 赤外線撮像デバイス、 74 モード設定部、 76、102、118 画像データフォーマット変換部、 77、86、104、116 画像データ比較部、 82取得画像データ抽出部、 84 基準画像データ抽出部、 112−Y、112−Cb、 112−Cr DCT演算部、 114−Y、114−Cb、114−Cr データ抽出部、 117−Y Y成分比較部、 117−Cb Cb成分比較部、 117−Cr Cr成分比較部、 214 送信データ生成部、234 解析部、 236 抽出部

Claims (19)

  1. 通信網に接続される画像処理装置であって、
    周期的に画像を取り込む画像取込部と、
    基準画像の画像データである基準画像データを記憶する第1の記憶部と、
    前記画像取込部によって取り込まれた取得画像の画像データである取得画像データと前記基準画像データとを比較して、前記基準画像を基準として前記取得画像が変化したか否かを検出する画像変化検出部と、
    前記取得画像データを前記通信網を介して送信する画像データ送信部と、
    前記画像変化検出部によって前記取得画像が変化したことが検出されたことを条件として、前記取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号を、前記通信網又は該通信網と異なる別の通信網を介して送信する画像変化検出信号送信部と、
    を含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 通信網に接続される画像処理装置であって、
    周期的に画像を取り込む画像取込部と、
    基準画像の画像データである基準画像データを記憶する第1の記憶部と、
    前記画像取込部によって取り込まれた取得画像の画像データである取得画像データと前記基準画像データとを比較して、前記基準画像を基準として前記取得画像が変化したか否かを検出する画像変化検出部と、
    前記画像変化検出部によって前記取得画像が変化したことが検出されたことを示す画像変化検出フラグと、前記取得画像データとを含む送信データを生成する送信データ生成部と、
    前記送信データを前記通信網を介して送信する画像データ送信部と、
    を含むことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2において、
    前記取得画像データが、前記送信データの予め決められたデータフィールドに設定され、
    前記画像変化検出フラグが、前記送信データの空きフィールドに設定されることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記画像変化検出部によって前記取得画像が変化しなかったことが検出されたことを条件として、前記画像取込部によって取り込まれた取得画像データを前記基準画像データとして前記第1の記憶部に格納することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    通常モード又は赤外線モードを設定するためのモード設定部を更に含み、
    前記画像取込部は、赤外線撮像デバイスを有し、
    前記モード設定部によって赤外線モードが設定されている状態では、
    前記第1の記憶部には、前記赤外線撮像デバイスにより赤外線を検知して生成された第1の赤外線画像の画像データが基準画像データとして格納され、
    前記画像変化検出部は、前記赤外線撮像デバイスにより取り込まれた取得画像としての第2の赤外線画像の画像データと前記第1の赤外線画像の画像データとを比較して、基準画像を基準として取得画像が変化したか否かを検出し、
    前記画像データ送信部は、前記第2の赤外線画像の画像データを前記取得画像データとして送信し、
    前記画像変化検出信号送信部は、前記取得画像が変化したことを示す画像変化検出信号を送信することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記取得画像データ及び前記基準画像データの画素が、輝度成分、第1及び第2の色差成分を含む場合に、
    前記画像変化検出部は、
    前記取得画像データの第1の色差成分と、前記基準画像データの第1の色差成分とを比較する画像データ比較部を含み、
    前記画像データ比較部は、
    前記取得画像データ及び前記基準画像データの第1の色差成分が異なると判断されたとき、前記取得画像が変化したことを検出することを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記画像変化検出部は、
    前記取得画像データの比較領域の画像データを抽出する取得画像データ抽出部と、
    前記取得画像データ抽出部によって抽出された画像データと、前記基準画像データの画像領域のうち前記比較領域に対応する領域の画像データとを比較する画像データ比較部とを含み、
    前記画像データ比較部は、
    前記取得画像データ抽出部によって抽出された画像データと、前記基準画像データの画像領域のうち前記比較領域に対応する領域の画像データとが異なると判断されたとき、前記取得画像が変化したことを検出することを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記基準画像データの画素の輝度成分の値を平均した平均値は、画像変化が検出されるときの取得画像データの画素の輝度成分の値を平均した平均値より小さく、
    前記画像変化検出部は、
    前記取得画像データの輝度成分と、前記基準画像データの輝度成分とを比較する画像データ比較部を含み、
    前記画像データ比較部は、
    前記取得画像データの輝度成分と、前記基準画像データの輝度成分とに基づいて、前記取得画像が変化したことを検出することを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項8において、
    前記画像データ比較部は、
    前記基準画像データに対する前記取得画像データの画素の輝度成分の値の変化率を平均した平均値が正の第1の基準値を超えるとき、前記取得画像が変化したことを検出することを特徴とする画像処理装置。
  10. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記画像変化検出部は、
    画素ごとに、前記取得画像データの輝度成分と前記基準画像データの輝度成分とを比較する画像データ比較部を含み、
    前記画像データ比較部は、
    前記基準画像データの輝度成分の絶対値を基準に、前記取得画像データの輝度成分の絶対値が変化したことを条件に、前記取得画像が変化したことを検出することを特徴とする画像処理装置。
  11. 請求項10において、
    前記画像データ比較部は、
    前記基準画像データの輝度成分の絶対値を基準に、前記取得画像データの輝度成分の絶対値が増加したことを条件に、前記取得画像が変化したことを検出することを特徴とする画像処理装置。
  12. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記取得画像データ及び前記基準画像データの画素が、輝度成分、第1及び第2の色差成分を含む場合に、
    前記画像変化検出部は、
    前記取得画像データの輝度成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち第1の閾値より低い周波数成分と、前記基準画像データの輝度成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち前記第1の閾値より低い周波数成分とを比較する輝度成分比較部と、
    前記取得画像データの第1の色差成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち第2の閾値より低い周波数成分と、前記基準画像データの第1の色差成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち前記第2の閾値より低い周波数成分とを比較する第1の色差成分比較部と、
    前記取得画像データの第2の色差成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち第3の閾値より低い周波数成分と、前記基準画像データの第2の色差成分を離散コサイン変換して得られた周波数成分のうち前記第3の閾値より低い周波数成分とを比較する第2の色差成分比較部とを含み、
    前記画像データ比較部は、
    前記輝度成分比較部の比較結果、前記第1の色差成分比較部の比較結果及び前記第2の色差成分比較部の比較結果に基づいて、前記取得画像が変化したこと検出することを特徴とする画像処理装置。
  13. 通信網に接続される画像閲覧装置であって、
    取り込まれた取得画像が、基準画像を基準として変化したことを示す画像変化検出信号を前記通信網を介して受信する画像変化検出信号受信部と、
    前記画像変化検出信号受信部によって前記画像変化検出信号が受信されたことを条件として、前記通信網又は該通信網とは異なる別の通信網において前記取得画像を取り込んだ画像処理装置との通信路を確立して該画像処理装置からの画像データを受信する画像データ受信部と、
    前記画像データ受信部によって受信された画像データを記憶する記憶部と、
    を含むことを特徴とする画像閲覧装置。
  14. 請求項13において、
    前記通信網又は該通信網とは異なる別の通信網において前記画像処理装置に関連付けられたアドレス情報を記憶する画像データ送信元アドレス情報記憶部を含み、
    前記画像データ受信部は、
    前記画像データ送信元アドレス情報記憶部に記憶されたアドレス情報を用いて前記画像処理装置との通信路を確立することを特徴とする画像閲覧装置。
  15. 請求項13において、
    前記通信網又は該通信網とは異なる別の通信網において前記画像処理装置に関連付けられたアドレス情報が、前記通信網又は該通信網とは異なる別の通信網を介して取得され、
    前記画像データ受信部が、
    前記アドレス情報を用いて前記画像処理装置との通信路を確立することを特徴とする画像閲覧装置。
  16. 通信網に接続される画像閲覧装置であって、
    取り込まれた取得画像のデータである取得画像データと、基準画像を基準として前記取得画像が変化したことを示す画像変化検出フラグとを含む通信データを前記通信網を介して受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された通信データに含まれる前記画像変化検出フラグに基づいて、前記取得画像の変化が検出されたか否かを解析する解析部と、
    前記解析部によって前記取得画像の変化が検出されたことが解析されたとき、前記通信データに含まれる前記取得画像データを抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出された前記取得画像データを記憶する記憶部と、
    を含むことを特徴とする画像閲覧装置。
  17. 通信網を介して、画像データを通信する画像通信システムであって、
    請求項1記載の画像処理装置と、
    請求項13乃至15のいずれか記載の画像閲覧装置とを含み、
    前記画像閲覧装置は、
    前記通信網を介して、前記画像処理装置によって送信された前記画像変化検出信号に基づいて、前記画像処理装置によって送信された取得画像データを取り込むことを特徴とする画像通信システム。
  18. 通信網を介して、画像データを通信する画像通信システムであって、
    請求項2又は3記載の画像処理装置と、
    請求項16記載の画像閲覧装置とを含み、
    前記画像閲覧装置は、
    前記通信網を介して、前記画像処理装置からの前記画像変化検出フラグに基づいて、前記画像処理装置からの取得画像データを取り込むことを特徴とする画像通信システム。
  19. 請求項17又は18において、
    前記画像変化検出部によって前記取得画像が変化しなかったことが検出されたことを条件として、前記画像取込部によって取り込まれた取得画像データを前記基準画像データとして前記第1の記憶部に格納することを特徴とする画像通信システム。
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