JP2006334096A - X線透視撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】X線透視下で被検者の検査や治療を行うとき、術者は透視像が表示されたモニタ画面と被検者の検査部位との間で繰り返し視線を往復させねばならないので疲労が増大する。
【解決手段】コリメータ2に光照射野の光源ランプの代わりにビデオプロジェクタ12を取り付け、イメージインテンシファイア3とテレビカメラ5により得られる透視画像を画像処理ユニット13を経由してビデオプロジェクタ12に送り、透視画像を被検者9の体表面上のX線照射野に相当する場所に投影表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】コリメータ2に光照射野の光源ランプの代わりにビデオプロジェクタ12を取り付け、イメージインテンシファイア3とテレビカメラ5により得られる透視画像を画像処理ユニット13を経由してビデオプロジェクタ12に送り、透視画像を被検者9の体表面上のX線照射野に相当する場所に投影表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明はX線を用いて診断のために被検体の透視撮影を行うX線透視撮影装置に関わる。
一般にX線透視撮影装置においては、例えば図2に示すようにイメージインテンシファイア3と対向してX線保持装置7に保持されたX線管装置1に高電圧発生器10から高電圧が印加されて発生するX線のうち撮影に不要な部分を遮蔽して被検者9の被曝を低減させるために、X線管装置1の前面にコリメータ2が取り付けられる。通常コリメータ2は矩形の照射野を形成するために、互いに直交して開閉動作を行う縦横各一対のコリメータリーフ2Dを内蔵しているが、図2では説明の都合上、縦方向の一対のコリメータリーフ2Dのみを表示し、横方向のコリメータリーフ2Dについては省略している。術者(図示しない)は縦横各一対のコリメータリーフ2Dのそれぞれを、コントロールユニット11に接続された操作パネル14を操作することにより、コリメータ駆動部2Eを介して開閉動作させる。
ただしX線撮影前に術者が照射野寸法の調整を、撮影台8の上の被検者9にX線を照射し、イメージインテンシファイア3、光学系4、テレビカメラ5により構成されるX線受光部から出力されモニタ装置6に表示される透視画像を観察しながら行うことは被検者9の被曝の増加につながるので、通常コリメータ2は光源となるランプ2Bを内蔵し、X線の代わりに光を照射する機能を有している。具体的には図2に示すように、コリメータ2の内部のX線の通路上にX線吸収の少ないアクリル等で作られたミラー2Aが設置され、その反射面についてX線焦点位置1Aと対象の位置にスリット2Cが配置され、スリット2Cの近傍でミラー2Aの反対側にランプ2Bが配置される。このような構成により、ランプ2Bから照射され、スリット2Cを通過し、ミラー2Aで反射され、2対のコリメータリーフ2Dの間を通過した光はX線が形成するのと同じ照射野を形成するので、術者は光による照射野を見ながらX線照射野の寸法や位置を決めることができる(例えば特許文献1参照)。
一方X線透視時には術者はモニタ装置6に表示される透視画像を観察しながら照射野の寸法調整や被検者9の位置決めを行うとともに、骨折整復や血管造影のためのカテーテルの挿入等検査や治療のための作業を行う。
特開2005−006971号公報
上記のように透視下で検査や治療のための作業を行うとき、術者は撮影台の近傍に設置されたモニタ装置に表示された透視画像を観察しながら、撮影台上の被検者に対して骨折の整復やカテーテルの挿入等必要な作業を行う。そのため術者は作業中モニタ画面と被検者の検査部位との間で繰り返し視線を往復させねばならず、この作業は術者の疲労を増大させる。本発明はこのような事情に鑑み、透視下で検査や治療のための作業を行うとき、モニタ画面と被検者との間で繰り返し視線を往復させねばならないという術者の負担を軽減することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するために、X線管装置と前記X線管装置の前面に取り付けてX線の照射野を制限するX線コリメータと高電圧発生器と撮影台とX線受光部とモニタ装置により構成されるX線透視撮影装置において、投影レンズから投射される投影光の中心軸が前記X線コリメータの内部に設置された反射鏡の反射面に関して前記照射野を形成するX線の中心軸と対象になるように前記X線コリメータに取り付けられ、前記撮影台上に載置された被検体に画像を投影する画像投影手段と、前記X線受光部から与えられる画像信号を処理して前記画像投影手段に出力する画像処理手段を設けたX線透視撮影装置を提供する。
本発明により術者は通常X線撮影前に行う、コリメータに内蔵されたランプからの光による照射野の寸法や位置の決定を、ランプの代わりにコリメータに取り付けられた画像投影手段からの光によって従来と同様に行うことができるとともに、透視下で検査や治療のための作業を行うとき、被検者の体表面あるいは検査や治療のため着用した衣服の上のX線照射野に相当する場所に投影された透視画像あるいは画像処理された透視画像を観察しながら作業を進められるため、モニタ画面と被検者の検査部位との間で繰り返し視線を往復させねばならないという術者の負担が大幅に軽減される。またこの結果作業時間が短縮されるので被検者および術者のX線被曝の低減にもつながる。
以下に本発明の実施例を、X線透視下で行われる骨折整復作業について、図1を用いて説明する。なお図1において図2と同じ符号で示される部品あるいはユニットは図2と同じなのでそれらの説明は省略する。
術者が被検者9を撮影台8の上に載せた後、コントロールユニット11に接続され、通常撮影台8の近傍の床に置かれているフットスイッチ(図示しない)を踏むと、コントロールユニット11が高電圧発生器10を駆動してX線管装置1に高電圧を印加しX線が照射される。被検者9を透過したX線はイメージインテンシファイア3により光学像に変換され、光学系4を経由して入力されたテレビカメラ5によりビデオ信号に変換される。テレビカメラ5から画像処理ユニット13に入力されたビデオ信号はデジタル化され、スムージングあるいはエッジ強調等所定の画像処理を施された後モニタ装置6に出力されるとともに、コリメータ2に取り付けられたビデオプロジェクタ12にも出力される。なおビデオプロジェクタ12はビデオ信号により与えられる画像をスクリーン等に投影表示する装置であり、据付時等にビデオプロジェクタ12のサイズ調整機能により、イメージインテンシファイア3の受光部全域を表す円形の画像を投影したときその画像の直径がイメージインテンシファイア3の受光面上で受光部の直径と一致するように調整される。これにより、被検者9の体表面上に投影される透視像はほぼ実物大になる。
ここではビデオプロジェクタ12についてはカラー画像対応のものを用い、画像処理ユニット13はモニタ装置6に出力する白黒の諧調表示による画像の代わりに、コントロールユニット11に接続された操作パネル14の設定により指定される色の諧調表示による画像を出力する。
ビデオプロジェクタ12は、図2で説明したミラー2Aの反射面についてX線焦点位置1Aと対象の位置に配置されたスリット2Cおよびその近傍に配置されたランプ2Bの代わりとして、投影レンズから投射される投影光の中心軸がミラー2Aの反射面に関して照射野を形成するX線の中心軸と対象になるようにコリメータ2に取り付けられている。これによりビデオプロジェクタ12から投影された画像が被検者9の体表面上のX線照射野に相当する場所に投影される。術者は操作パネル14を操作して被検者9の体表面上に投影された骨の画像が最も見やすくなる色を選択する。
これにより術者は被検者9の体表面上に投影された透視像を見ながら骨折整復作業を進められるので、従来のモニタ装置6を見ながら行う作業に比べて疲労度が大幅に軽減される。またこの結果作業時間が短縮されるので被検者9および術者のX線被曝の低減にもつながる。
なおX線撮影前にビデオプロジェクタ12から照射される光により照射野の寸法や位置を決めるとき画像処理ユニット13はビデオプロジェクタ12に対して画面全体が一様で作業を行うのに適当な輝度の画像を出力する。このことは透視終了時に自動的に、または操作パネル14の操作により行われる。
上記の実施例はX線透視下で行われる骨折整復作業について述べたが、循環器X線検査のときX線透視下で行われるカテーテル挿入等X線透視下で行われるその他の作業についても有効である。
上記の実施例で画像処理ユニット13が出力する画像の例としてスムージングあるいはエッジ強調された画像をあげたが、操作パネル14の操作によりカーソルや文字情報を透視像に重ねた画像や、画像処理により得られた画像をより見やすくするために擬似カラー化した画像等、それぞれの術式ごとに有効な画像処理を施した画像を出力する。
上記の実施例ではX線受光部をイメージインテンシファイア3、光学系4およびテレビカメラ5により構成したが、そのかわりにフラットパネル型検出器により構成してもよい。
被検者9および術者のX線被曝を低減するために透視を断続して行い、透視遮断時に最後の1フレーム分の画像を画像メモリに記憶し、透視遮断中その記憶画像をモニタ装置6に出力し表示させる方法が従来より用いられているが、本発明の実施に際しても同様に透視遮断時に最後の1フレーム分の画像を画像処理ユニット13内の画像メモリに記憶し、透視遮断中その記憶画像をモニタ装置6およびビデオプロジェクタ12に出力し表示させてもよい。
本発明はX線を用いて診断のために被検体の透視撮影を行うX線透視撮影装置に関わる。
1:X線管装置
1A:X線焦点位置
2:コリメータ
2A:ミラー
2B:ランプ
2C:スリット
2D:コリメータリーフ
2E:コリメータ駆動部
3:イメージインテンシファイア
4:光学系
5:テレビカメラ
6:モニタ装置
7:X線保持装置
8:撮影台
9:被検者
10:高電圧発生器
11:コントロールユニット
12:ビデオプロジェクタ
13:画像処理ユニット
14:操作パネル
1A:X線焦点位置
2:コリメータ
2A:ミラー
2B:ランプ
2C:スリット
2D:コリメータリーフ
2E:コリメータ駆動部
3:イメージインテンシファイア
4:光学系
5:テレビカメラ
6:モニタ装置
7:X線保持装置
8:撮影台
9:被検者
10:高電圧発生器
11:コントロールユニット
12:ビデオプロジェクタ
13:画像処理ユニット
14:操作パネル
Claims (1)
- X線管装置と前記X線管装置の前面に取り付けてX線の照射野を制限するX線コリメータと高電圧発生器と撮影台とX線受光部とモニタ装置により構成されるX線透視撮影装置において、投影レンズから投射される投影光の中心軸が前記X線コリメータの内部に設置された反射鏡の反射面に関して前記照射野を形成するX線の中心軸と対象になるように前記X線コリメータに取り付けられ、前記撮影台上に載置された被検体に画像を投影する画像投影手段と、前記X線受光部から与えられる画像信号を処理して前記画像投影手段に出力する画像処理手段を設けたことを特徴とするX線透視撮影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005161758A JP2006334096A (ja) | 2005-06-01 | 2005-06-01 | X線透視撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005161758A JP2006334096A (ja) | 2005-06-01 | 2005-06-01 | X線透視撮影装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006334096A true JP2006334096A (ja) | 2006-12-14 |
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ID=37555155
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005161758A Pending JP2006334096A (ja) | 2005-06-01 | 2005-06-01 | X線透視撮影装置 |
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