JP2007143775A - バランス訓練用歩行具 - Google Patents
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Abstract
【課題】筋力トレーニングが難しい高齢者でも気軽に利用でき、かつ、総合的なバランス能力を向上させることが出来るバランス訓練用歩行具を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本体部3と、該本体部3上に取外し可能に設ける歩行面形成用の構成部品とからなり、前記構成部品として、歩行面が異なるものを複数種類用意し、前記複数の構成部品の中から所望の構成部品5、7、9を選択し、その選択した構成部品5、7、9を前記本体部3に取付け、該取付けた構成部品5、7、9の上面4、6、8によりバランス訓練用歩行面2を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】本体部3と、該本体部3上に取外し可能に設ける歩行面形成用の構成部品とからなり、前記構成部品として、歩行面が異なるものを複数種類用意し、前記複数の構成部品の中から所望の構成部品5、7、9を選択し、その選択した構成部品5、7、9を前記本体部3に取付け、該取付けた構成部品5、7、9の上面4、6、8によりバランス訓練用歩行面2を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、バランス訓練用歩行具に関するものである。
従来、高齢者が健康増進のために使用できる運動施設や遊具として、特許文献1記載の健康増進遊具が提案されている。該健康増進遊具は、円形の歩行面が形成され、この歩行面における左右部を昇り降りできる階段に形成し、左右の階段の最上段を繋ぐ踊り場が形成されている。
実登第3072894号公報
高齢者になるとバランス能力が低下し、転倒し易くなり、転倒により下肢等を骨折して入院すると、そのまま寝たきりの状態となってしまうことが少なくない。そのため、高齢者のバランス能力を向上させることにより、転倒し難くすることが望まれている。
現在、転倒の予防として、筋力トレーニングを主としたパワーリハビリというものが、老人医療、介護の分野では取り入れられている。しかし、転倒予防の訓練としては筋力トレーニングだけでは不充分であり、バランス能力向上の訓練も必要である。一方、筋力トレーニングが難しい高齢者に対し、どのような訓練を施してよいかが問題となっている。
特許文献1記載のような運動施設や遊具は、筋力トレーニングが難しい高齢者でも使用する事は出来るが、健康の増進を主目的としており、全身の総合的なバランス能力の向上という観点では効果が少ない。
そこで、本発明は、筋力トレーニングが難しい高齢者でも気軽に利用でき、かつ、総合的なバランス能力を向上させることが出来るバランス訓練用歩行具を提供することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、本体部と、該本体部上に取外し可能に設ける歩行面形成用の構成部品とからなり、
前記構成部品として、歩行面が異なるものを複数種類用意し、
前記複数の構成部品の中から所望の構成部品を選択し、その選択した構成部品を前記本体部に取付け、該取付けた構成部品の上面によりバランス訓練用歩行面を形成するようにしたことを特徴とするものである。
前記構成部品として、歩行面が異なるものを複数種類用意し、
前記複数の構成部品の中から所望の構成部品を選択し、その選択した構成部品を前記本体部に取付け、該取付けた構成部品の上面によりバランス訓練用歩行面を形成するようにしたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記側枠に沿って手すりを設けたことを特徴とするものである。
本体部を共通部品として、構成部品を取り替えることのみで、他のバランス訓練用歩行具へと容易に変更できる。これにより、構成部品を複数種類所有し、所望の構成部品を本体部に組付けることにより、週単位又は日単位で歩行訓練のメニューを変更でき、歩行訓練に変化をもたらすことができる。また、訓練者の状態に応じて、構成部品を組み替えることにより、容易に歩行訓練のメニューを変更できる。また、複数のバランス訓練用歩行具を設置できない場合においても、1つの本体部に対して構成部品を組み替えることで複数の訓練メニューを実施できる。また、複数のバランス訓練用歩行具を購入する必要がなく、1つの本体部と複数の構成部品を購入するだけでよいため、コストを削減できる。また、本体部を共通化することにより、製造コストを削減できる。
請求項2記載の発明によれば、更に、手すりが配設されていることにより、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、手すりに掴まりながら歩行でき、躓いて転倒することが少なく、バランス訓練用歩行面の上を安全に歩行できる。
本発明を実施するための最良の形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
図1乃至図12は実施例1を示す。
図1は、本実施例1のバランス訓練用歩行具1の斜視図である。
図1は、本実施例1のバランス訓練用歩行具1の斜視図である。
バランス訓練用歩行具1は、本体部3と、基準面Wとなる水平面4を有する第1構成部品5と、凸状曲面6を有する第2構成部品7と、凹状曲面8を有する第3の構成部品9とで構成されている。これらの構成部品5、9、7、9、5を歩行方向に配置することにより、バランス訓練用歩行面2が形成されている。バランス訓練用歩行面2は、構成部品5、7、9の上面である水平面4と凸状曲面6と凹状曲面8により構成されている。
本体部3は、図1乃至図3に示すように構成されている。なお、本体部3は歩行路を形成するもので、一方向に所望の長さを有する長尺に形成され、使用者が、その長手方向のいずれか一方から入り、他方から出るようになっている。したがって、本体部3の前後方向は特定できないが、説明上、図1のA側を前側とし、B側を後側とする。
前記本体部3は木製で形成され、一対の側枠10a、10bを有し、該一対の側枠10a、10b間の下部の前端には前棧11が設けられ、後端には後棧12が設けられている。また、前記一対の側枠10a、10b間の下部で、前記前棧11と後棧12との間には、所定の間隔で中間棧14が複数設けられている。前棧11、後棧12、中間棧14は、ボルト15により側枠10a、10bに固着されている。側枠10a、10bの前後方向の長さは任意である。
側枠10a、10bの両外側には支柱17、17が所定の間隔で立設され、支柱17、17に側枠10a、10bがボルト19により固着されている。側枠10a、10b、の下面と地面との間には空間21が設けられ、本実施例においては、側板10a、10bの下端と地面との間の距離L1は、50mmに設定されている。前記前棧11、後棧12、中間棧14の下面と地面との間には脚22が配設され、前棧11、後棧12、中間棧14の下面と地面との間には空間21が形成されている。
左右の支柱17、17の上部の内側で、かつ、最前端の支柱17から最後端の支柱17間に亘って、手すり24、24が略平行に設けられている。手すり24、24間の距離L2は、手すり24と24間の略中心に人が立った場合に、左右の手すり24、24に楽に両手が届く距離に設定され、本実施例においては554mmに設定されている。
前記第1構成部品5は木製で、図4、図5に示すように、前枠30と後枠31を有し、前枠30と後枠31間に側板32、32が前後方向に配設され、側板32、32間の略中央に棧33が前後方向に配設されている。側板32、32と棧33は、前枠30、後枠31にボルト35により固着されている。前枠30と後枠31の左右の両側部には、ボルト挿通穴30a、31aが設けられ、ボルト挿通穴30a、31aには、丸ナット30b、31bが固設されている。
前枠30と後枠31の横幅は、本体部3の側枠10a、10b間の距離(内のり寸法)よりも若干狭く設定されている。また、第1構成部品5を、本体部3の側枠10a、10b間で、かつ、前枠30を本体部3の前棧11の上面に載置した時に、後枠31が本体部3の中間棧14の上面に載置するように設定されている。
前枠30と後枠31と側板32、32と棧33の上面は、略同一平面に形成されている。前枠30と後枠31と側板32、32と棧33の上面で、側板32、32間に亘って踏み板36が所定の間隔で配設され、踏み板36は、前枠30と後枠31と側板32、32と棧33にボルト37により固着されている。各踏み板36の上面は略同一平面に配置されて水平面4を形成し、該水平面4が基準面Wを形成している。
前記第2構成部品7は木製で、図6、図7に示すように、前枠40と後枠41を有し、前枠40と後枠41間に側板42、42が配設され、側板42、42は、前枠40、後枠41にボルト43により固着されている。前枠40と後枠41の横幅は、前記第1構成部品5の前枠30と後枠31の横幅と略同等に設定されている。また、前枠40と後枠41は、前記本体部3の中間棧14の上面に載置するように設定されている。前記側板42、42間には、所定の間隔で受棧44が複数配設され、受棧44は側板42、42にボルト48により固着されている。前枠40と後枠41の左右の両側部には、ボルト挿通穴40a、41aが設けられ、ボルト挿通穴40a、41aには、丸ナット40b、41bが固設されている。
前枠40と受棧44は、図8に示すように、その上面を、左右方向の中央部(基準線)Xに向って上方に傾斜する傾斜面45a、45bとした凸状の五角形に形成されている。左右の傾斜面45a、45bと基準面Wとのそれぞれの角度α、βは略同じ値となるように設定してもよいし、異なる値に設定しても良いが、本実施例1においてはα=βに設定されている。
前枠40における傾斜面45a、45bの傾斜角度、すなわち、基準面Wとの角度(以下、傾斜角度ともいう)α、βは、所望に設定し、本実施例1においては、α=β=2.5°に設定されている。また、後枠41における傾斜面45a、45bと基準面Wとの角度(以下、傾斜角度ともいう)α、βは、所望に設定し、本実施例1においては、α=β=約2.5°に設定されている。
最前端と最後端に位置する受棧44c、44dにおける傾斜面45a、45bと基準面Wとの角度α、βは、前枠40と後枠41における傾斜面45a、45bの傾斜角度α、βよりも大きく設定し、本実施例1においては5°に設定されている。各受棧44における傾斜面45a、45bの傾斜角度α、βは、前枠40側から前後方向の中間に位置する受棧44eに至るほど徐々に増加し、所定の最大の傾斜角度となるまで増加するように設定され、所定の最大の傾斜角度に至った後は、後枠41に至るほど徐々に減少するように設定されている。本実施例1においては、隣接する受棧44における傾斜面45a、45bの傾斜角度α、βとの差は2.5度に設定され、中間に位置する受棧44eにおける最大の傾斜角度は12.5度に設定されている。つまり、最前端に位置する受棧44cの傾斜面45a、45bの傾斜角度α、βは5度に設定され、受棧44における傾斜面45a、45bの傾斜角度α、βは、中間に位置する受棧44eに至るほど2.5度ずつ徐々に増加していき、最大の傾斜角度は12.5度となるまで増加する。また、中間に位置する受棧44eから後枠41に至る受棧44における傾斜面45a、45bの傾斜角度α、βは、中間に位置する受棧44eにおける最大の傾斜角度12.5度から後枠41に至るほど2.5度ずつ徐々に減少していき、最後端に位置する受棧44dの傾斜面45a、45bの傾斜角度α、βは5度に設定されている。
前枠40と後枠41と受棧44における傾斜面45a、45bの上面には、各々略同じ大きさの踏み板47、47が設けられている。踏み板47は、その下面に溝を設け、該溝に前記前枠40、後枠41、受棧44を嵌合して、傾斜面45a、45bの上面にボルト49により固着されている。踏み板47の前後方向の幅は、受棧44、44間の距離よりも若干短く設定され、踏み板47の左右方向の幅は、前記傾斜面45a、45bの左右方向の長さより多きく設定されている。
左右の踏み板47の上面47aにより凸状曲面6が形成される。凸状曲面6は、前記のように前枠40と後枠41と受棧44の上面が傾斜していることにより、第2構成部品7の幅方向の略中央線(基準線)Xと直交する傾斜線(傾斜面)Y、Zと基準面Wとの角度α、βは、前後方向(歩行方向)に向かうに従い、徐々に増加して所定の最大傾斜角度となった後に、前記最大傾斜角度から徐々に減少する折曲面に形成されている。したがって、凸状曲面6の前記傾斜線Y、Zは、幅方向の略中央線(基準線)から下方向に傾斜している。
また、本実施例1においては、凸状曲面6は、幅方向の略中央線(基準線)に対して略左右対称に形成されている。
前記第3構成部品9は木製で、図9、図10に示すように、前枠50と後枠51を有し、前枠50と後枠51間に側板52、52が配設され、側板52、52は、前枠50、後枠51にボルト53により固着されている。前枠50と後枠51の横幅は、前記第1構成部品5の前枠30と後枠31の横幅と略同等に設定されている。また、前枠50と後枠51は、前記本体部3における中間棧14の上面に載置するように設定されている。前記側板52、52間には、所定の間隔で受棧54が複数配設され、受棧54は側板52、52にボルト58により固着されている。前枠50と後枠51の左右の両側部には、ボルト挿通穴50a、51aが設けられ、ボルト挿通穴50a、51aには、丸ナット50b、51bが固設されている。
前枠50と後枠51と受棧54は、図11に示すように、その上面を、左右方向の中央部(基準線)Xに向って下方に傾斜する傾斜面55a、55bとした凹状の五角形に形成されている。前記第1構成部品5の基準面Wと、左右の傾斜面55a、55bとのそれぞれの角度γ、δは略同じ値となるように設定してもよいし、異なる値に設定しても良いが、本実施例1においてはγ=δに設定されている。
前枠50における傾斜面55a、55bの傾斜角度、すなわち、基準面Wとの角度(以下、傾斜角度ともいう)γ、δは、所望に設定し、本実施例1においては、γ=δ=2.5°に設定されている。後枠51における傾斜面55a、55bと基準面Wとの角度(以下、傾斜角度ともいう)γ、δは、所望に設定し、本実施例1においては、γ=δ=約0°、つまり、前記本体部3の中間棧14の上面と同様に略水平面に形成されている。
最前端に位置する受棧54cにおける傾斜面55a、55bと基準面Wとの角度γ、δは、前枠50における傾斜面55a、55bの傾斜角度γ、δよりも大きく設定し、本実施例1においては5°に設定されている。各受棧54における傾斜面55a、55bの傾斜角度γ、δは、前枠50側から中間受棧(前方Aから4番面に位置する受棧)54eに至るほど徐々に増加し、中間受棧54eにおいて所定の最大の傾斜角度となるまで増加するように設定され、所定の最大の傾斜角度に至った後は、後枠51に至るほど徐々に減少するように設定されている。本実施例1においては、隣接する受棧54における傾斜面55a、55bの傾斜角度γ、δとの差は2.5度に設定され、中間受棧54eにおける最大の傾斜角度は12.5度に設定されている。つまり、最前端に位置する受棧54cの傾斜面55a、55bの傾斜角度γ、δは5度に設定され、受棧54における傾斜面55a、55bの傾斜角度γ、δは、中間受棧54eに至るほど2.5度ずつ徐々に増加していき、最大の傾斜角度は12.5度となるまで増加する。また、中間受棧54eから後棧51に至る受棧54における傾斜面55a、55bの傾斜角度γ、δは、中間受棧54eにおける最大の傾斜角度12.5度から後枠51に至るほど2.5度ずつ徐々に減少していき、最後端に位置する受棧54dの傾斜面55a、55bの傾斜角度γ、δは2.5度に設定されている。
前枠50と後枠51と受棧54における傾斜面55a、55bの上面には、各々略同じ大きさの踏み板57、57が設けられている。踏み板57は、その下面に溝を設け、該溝に前記前枠50、後枠51、受棧54を嵌合して、傾斜面55a、55bの上面にボルト59により固着されている。踏み板57の前後方向の幅は、受棧54、54間の距離よりも若干短く設定され、踏み板57の左右方向の幅は、前記傾斜面55a、55bの長さより大きく設定されている。
左右の踏み板57の上面57aにより凹状曲面8が形成される。凹状曲面8は、前記のように前枠50と後枠51と受棧54の上面が傾斜していることにより、第3構成部品9の幅方向の略中央線(基準線)Xと直交する傾斜線(傾斜面)Y、Zと基準面Wとの角度γ、δは、前後方向(歩行方向)に向かうに従い、徐々に増加して所定の最大傾斜角度となった後に、前記最大傾斜角度から徐々に減少する折曲面に形成されている。また、凹状曲面8の前記傾斜線Y、Zは、幅方向の略中央線(基準線)から上方向に傾斜している。
また、本実施例1においては、凹状曲面8は、中央線(基準線)Xに対して略左右対称に形成されている。
前記本体部3の側枠10a、10bの間で、かつ、前棧11、後棧12、中間棧14の上面には、図1、図12に示すように、前側A方向から順に第1構成部品5、第3構成部品9、第2の構成部品7、前後の向きを逆にした第3構成部品9、第1構成部品5が配設されている。
側枠10a、10bには、第1構成部品5、第2構成部品7、第3の構成部品9の前枠30、40、50と後枠31、41、51の両端に設けられた前記ボルト挿通穴30a、31a、40a、41a、50a、51aに対応するボルト挿通穴10cが設けられている。ボルト60を、側枠10a、10bのボルト挿通穴10c及び構成部品5、7、9の各ボルト挿通穴30a、31a、40a、41a、50a、51aに挿通し、各
丸ナット30b、31b、40b、41b、50b、51bに螺合する。これにより、第1構成部品5、第2構成部品7、第3の構成部品9は、本体部3に脱着可能に固着される。ボルト60及び丸ナット30b、31b、40b、41b、50b、51bにより、連結手段61を構成する。
丸ナット30b、31b、40b、41b、50b、51bに螺合する。これにより、第1構成部品5、第2構成部品7、第3の構成部品9は、本体部3に脱着可能に固着される。ボルト60及び丸ナット30b、31b、40b、41b、50b、51bにより、連結手段61を構成する。
上記の構成により、歩行面の片側に、内側が下降する傾斜面から外側が下降する傾斜面に緩やかに移行し、更に、外側が下降する傾斜面から内側が下降する傾斜面に緩やかに移行する波状の面が形成され、かつ、この面が歩行面の両側において左右対称に形成される。
本実施例1のバランス訓練用歩行具1は、上記の構造を有しているために、次のような作用、効果を奏する。
本実施例1のバランス訓練用歩行具1は、公園等の屋外や室内で使用することが出来る。
前記のバランス訓練用歩行面2は、段差が少なく、緩やかな曲面で形成されており、また、左右に手すり24、24が配設されていることにより、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、手すり24に掴まりながら歩行でき、躓いて転倒することが少なく、バランス訓練用歩行面2の上を安全に歩行できる。
前記のバランス訓練用歩行面2は、段差が少なく、緩やかな曲面で形成されており、また、左右に手すり24、24が配設されていることにより、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、手すり24に掴まりながら歩行でき、躓いて転倒することが少なく、バランス訓練用歩行面2の上を安全に歩行できる。
また、歩行面における中央から一方の片側の面に歩行者の一方の片足を位置させ、他方の片側に他方の足を位置させて歩行することにより、凸状曲面6上を歩行する際には、左右の足関節が内側方向に傾斜し、つまり、足の裏の外側方向が下側に、内側方向が上側となるように傾斜(内反)する。また、凹状曲面8上を歩行する際には、左右の足関節が外側方向に傾斜し、つまり、足の裏の内側方向が下側に、外側方向が上側となるように傾斜(外反)する。また、凸状曲面6及び凹状曲面8上を歩行することにより、足関節の底屈(つま先が下がる)したりや背屈(つま先が上がる)したりする。
これにより、下腿三頭筋や足関節の内反、外反、底屈、背屈に関係する筋肉等をストレッチできる。
また、凸状曲面6及び凹状曲面8上に対し、足を載せる位置や方向が変化することによって、大腿、下腿、足関節の角度や動きが、種々に変化する。
このようなバランス訓練用歩行面2上を歩行する訓練を行なうことにより、水平でない不安定な面においても歩行することができるようになり、バランス能力の向上を図ることができる。
また、凸状曲面6と凹状曲面8は、中央線(基準線)Xに対して略左右対称に形成されていることにより、身体の左右をバランス良くストレッチすることができ、バランス能力のより一層の向上を図ることが出来る。
従って、本実施例1のバランス訓練用歩行具1は、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、安全に使用でき、かつ、高齢者への負担が少ないゆっくりとしたペースでバランス能力の向上を図ることが出来る。
前記実施例1においては、前記本体部3の上部に、前側方向から順に第1構成部品5、第3構成部品9、第2の構成部品7、第3構成部品9、第1構成部品5が配設されているが、前後端に第1構成部品5が位置すればよく、その間の配列の順番は任意で、例えば、前側から順に第2構成部品7、第3の構成部品9、第2構成部品7としても良いし、前側から順に第3構成部品9、第3の構成部品9、第2構成部品7としても良い。また、第2構成部品7と第3構成部品9との間に第1構成部品5を配設しても良い。つまり、本体部3の上部に、第1構成部品5と第2構成部品7と第3の構成部品9を連続的又は不連続的に配設してもよい。
また、訓練者の状態に応じて、ボルト60を取外して、側枠10a、10bから第1構成部品5、第2構成部品7、第3の構成部品9を取外し、凸状曲面6や凹状曲面8の傾斜の角度が急なものや緩やかなものを有する構成部品に置き換えても良い。
その他の部材については、前記実施例1と同様の構造を有するため、その説明を省略する。
また、本実施例2においても、前記実施例1と同様の作用、効果を奏する。
前記実施例1においては、基準線Xを歩行面における左右方向の略中央に設定したが、略中央ではなく左右のいずれかに偏芯した位置に基準線を設定しても良い。
その他の部材については、前記実施例1、2と同様の構造を有するため、その説明を省略する。
また、本実施例3においても、前記実施例1、2と同様の作用、効果を奏する。
図13は実施例4を示す。
前記実施例1においては、歩行面の左右方向の傾斜を、中央線(基準線)Xに対して略左右対称に形成し、中央線と直交する2方向の傾斜線(傾斜面)を設けたが、本実施例4におけるバランス訓練用歩行面62は、基準線を設けず、歩行方向(前後方向)に直交する一端側から他端側にむかって傾斜する一つの傾斜線で形成したものである。
前記実施例1においては、歩行面の左右方向の傾斜を、中央線(基準線)Xに対して略左右対称に形成し、中央線と直交する2方向の傾斜線(傾斜面)を設けたが、本実施例4におけるバランス訓練用歩行面62は、基準線を設けず、歩行方向(前後方向)に直交する一端側から他端側にむかって傾斜する一つの傾斜線で形成したものである。
本実施例4は、前記本体部3の前棧11、後棧12、中間棧14上面に、前記実施例1の第2構成部品7、第3の構成部品9の換わりに第4の構成部品65と第4構成部品65の前後の向きを逆にしたものとを交互に載置したものである。
前記第4構成部品65は木製で、図13に示すように、前枠70と後枠71を有し、前枠70と後枠71間に側板72、72が配設され、側板72、72は、前枠70、後枠71にボルト73により固着されている。前枠70と後枠71の横幅は、前記第1構成部品5の前枠30と後枠31の横幅と略同等に設定されている。また、前枠70と後枠71は、前記本体部3の中間棧14の上面に載置するように設定されている。
前記側板72、72間には、所定の間隔で受棧74が複数配設され、受棧74は側板72、72にボルト78により固着されている。前枠70と後枠71の左右の両側部には、ボルト挿通穴70a、71aが設けられ、ボルト挿通穴70a、71aには、丸ナット70b、71bが固設されている。
前枠70と受棧74は、図13に示すように、その上面を左右方向に向って傾斜する傾斜面とした四角形に形成されている。前枠70における傾斜面の傾斜角度、すなわち、基準面Wとの角度(以下、傾斜角度ともいう)は、所望に設定し、本実施例4においては、2.5°に設定されている。また、後枠71における傾斜面と基準面Wとの角度は、所望に設定し、本実施例4においては、2.5°に設定されている。
最前端と最後端に位置する受棧74c、74dにおける傾斜面と基準面Wとの角度は、前枠70と後枠71における傾斜面の傾斜角度よりも大きく設定し、本実施例4においては5°に設定されている。各受棧74における傾斜面の傾斜角度は、前枠70側から前後方向の中間に位置する受棧74eに至るほど徐々に増加し、所定の最大の傾斜角度となるまで増加するように設定され、所定の最大の傾斜角度に至った後は、後枠71に至るほど徐々に減少するように設定されている。本実施例4においては、隣接する受棧74における傾斜面の傾斜角度との差は2.5度に設定され、中間に位置する受棧74eにおける最大の傾斜角度は12.5度に設定されている。つまり、最前端に位置する受棧74cの傾斜面の傾斜角度は5度に設定され、受棧74における傾斜面の傾斜角度は、中間に位置する受棧74eに至るほど2.5度ずつ徐々に増加していき、最大の傾斜角度は12.5度となるまで増加する。また、中間に位置する受棧74eから後枠71に至る受棧74における傾斜面の傾斜角度は、中間に位置する受棧74eにおける最大の傾斜角度12.5度から後枠71に至るほど2.5度ずつ徐々に減少していき、最後端に位置する受棧74dの傾斜面の傾斜角度は5度に設定されている。
前枠70と後枠71と受棧74における傾斜面の上面には、各々略同じ大きさの踏み板77が設けられている。踏み板77は、その下面に溝を設け、該溝に前記前枠70、後枠71、受棧74を嵌合して、傾斜面の上面にボルト79により固着されている。踏み板77の前後方向の幅は、受棧74間の距離よりも若干短く設定され、踏み板77の左右方向の幅は、前記傾斜面の左右方向の長さより大きく設定されている。
踏み板77の上面77aにより曲面66が形成される。該曲面66は、前記のように前枠70と後枠71と受棧74の上面が傾斜していることにより、第4構成部品65の進行方向Xに直交する傾斜線(傾斜面)Yと基準面Wとの角度は、進行方向(前後方向)に向かうに従い、徐々に増加して所定の最大傾斜角度となった後に、前記最大傾斜角度から徐々に減少する折曲面に形成されている。
その他の部材については、前記実施例1乃至3と同様の構造を有するため、その説明を省略する。
バランス訓練用歩行面62は、段差が少なく、緩やかな曲面で形成されており、また、左右に手すり24、24が配設されていることにより、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、手すり24に掴まりながら歩行でき、躓いて転倒することが少なく、バランス訓練用歩行面62の上を安全に歩行できる。
また、曲面66上を歩行することにより、前記実施例1と同様に、足関節が内反したり、外反したり、底屈したり、背屈する。これにより、下腿三頭筋や足関節の内反、外反、底屈、背屈に関係する筋肉等をストレッチできる。
曲面66上に足を載せる位置や方向によって、大腿、下腿、足関節の角度や動きが、種々に変化する。
このようなバランス訓練用歩行面62上を歩行する訓練を行なうことにより、水平でない不安定な面においても歩行することができるようになり、バランス能力の向上を図ることができる。
従って、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、安全に使用でき、かつ、高齢者への負担が少ないゆっくりとしたペースでバランス能力の向上を図ることが出来る。
図14乃至図20は実施例5を示す。
図14は、本実施例5のバランス訓練用歩行具101の斜視図である。
図14は、本実施例5のバランス訓練用歩行具101の斜視図である。
バランス訓練用歩行具101は、本体部3と、基準面Wとなる水平面4を有する第1構成部品5と、複数の可動面103を有する第5構成部品105と第6の構成部品107とで構成されている。バランス訓練用歩行具101における第5構成部品105及び第6の構成部品107を配列した状態における前後方向の長さは、前記実施例1のバランス訓練用歩行具1における第3の構成部品9及び第2構成部品7及び第3の構成部品9を配列した状態における前後方向の長さと略同等になるように設定されている。
前記第5構成部品105は木製で、図15、図16に示すように、前枠110と後枠111を有し、前枠110と後枠111間の両側部に側板112、112が前後方向に配設され、側板112、112間に棧114、114が前後方向に配設されている。該側板112、112と棧114、114は、前枠110、後枠111にボルト115により固着されている。側板112、112と棧114、114の上面は略同一面となるように配置されている。前枠110と側枠112、112の左右の両側部には、ボルト挿通穴110a、112aが設けられ、ボルト挿通穴110a、112aには、丸ナット110b、112bが固設されている。
前枠110と後枠111の横幅は、前記第1実施例の第1構成部品5の前枠30と後枠31の横幅と略同等に設定されている。また、前枠110と後枠111は、前記第1実施例の中間棧14の上面に載置するように設定されている。
側板112、112と棧114、114の上面には、図15、図16に示すように、固定板116、可動面103を有する第1可動板117と第2可動板118と第3可動板119が不規則に配置されている。
固定板116は、図17に示すように、踏み板120と、該踏み板120の裏面に固着した脚121、121で構成されている。踏み板120の上面形状は、図16に示すように、歩行方向に長尺の長方形に形成され、その左右方向の長さは、側板112と棧114の間の幅よりも大きく設定されている。また、踏み板120の前後方向の長さは、歩行者の足裏の大きさよりも大きく、歩幅よりも短い長さに設定され、本実施例5においては300mmに設定されている。また、踏み板120の上面120aは、基準面Wと略同一面となるように形成されている。
脚121、121は、図16、図17に示すように、踏み板120の前部と後部で、かつ、踏み板120と前記側板112及び棧114との間で、かつ、左右方向に配設され、ボルト123により側板112及び棧114に固着され、ボルト122により踏み板120に固着されている。
第1可動板117は、踏み板125と、該踏み板125の裏面に設けた回動手段126と付勢手段127とストップ部材128で構成されている。
踏み板125の上面形状は、図16に示すように、歩行方向に長尺の長方形に形成され、その左右方向の長さは、側板112と棧114の間の幅よりも大きく設定されている。また、踏み板125の前後方向の長さは、歩行者の足裏の大きさよりも大きく、歩幅よりも短い長さに設定され、本実施例5においては477.5mmに設定されている。また、踏み板125の上面125aは、基準面Wと略同一面となるように形成されている。踏み板125の上125aが、可動面103を形成する。
回動手段126は、図17に示すように、踏み板125の略中心に1個設けられ、図18に示すように、下部材130aが棧114の上面に固着されている。回動手段126は、図18(b)に示すように、上部材130がその下部に設けられた球状の回転軸131を下部材130aに全方向回転可能に遊嵌し、下部材130aを中心として全方向に回動できるようになっている。上部130は、踏み板125の下面にボルト132により固着されている。
付勢手段127は、回動手段126の近傍で、回動手段126から等距離の4隅に4個配設されている。本実施例5において、付勢手段127としてバネ部材を用いている。付勢手段127は、上下に圧縮された状態で、その上部を踏み板125の下面にボルト134により固着され、その下部を棧114の上面にボルト135により固着されている。踏み板125は、4個の付勢手段127により上方に付勢されていることにより、踏み板125の上面125aは、上面から荷重のかかっていない状態において、基準面W(水平面4)と略同一面となる。
ストップ部材128は、踏み板125の4隅で、かつ、側板112及び棧114の上面に位置するように4個配設され、踏み板125の裏面にボルト137により固設されている。ストップ部材128は、弾性部材で形成され、本実施例5においては、ゴム材で形成されている。ストップ部材128の裏面と、側板112及び棧114の上面との間には空間が形成されている。ストップ部材128の裏面と、側板112及び棧114の上面との距離は、任意に設定するが、本実施例5においては、11.3〜13.5mmに設定されている。
これにより、第1可動板117は、上部から荷重が掛かると、回動手段126を中心として、基準面Wから全方向に傾斜することができ、無荷重の状態に戻ると、付勢手段127により、第1可動板117の上面125aは基準面W(水平面4)と略同一面に戻る。また、上面125aに対する荷重の位置により、上面125aの傾斜方向が変化する。また、第1可動板117が傾斜した際に、ストップ部材128の裏面が、側板112及び棧114の上面に当接する。ストップ部材128の裏面と側板112及び棧114の上面との距離が、11.3〜13.5mmに設定されていることにより、第1可動板117が傾斜した際のその傾斜側端と、水平状態における他の可動板117、118、119や固定板116との段差は、11.3〜13.5mmとなる。また、第1可動板117の最大傾斜角度は、3〜4°となるように設定されている。
第2可動板118は、図17に示すように、踏み板140と、該踏み板140の裏面に設けた回動手段126と付勢手段127とストップ部材128で構成されている。
踏み板140の上面形状は、図16に示すように、歩行方向に短尺の長方形に形成され、その左右方向の長さは、側板112と棧114の間の幅よりも大きく設定されている。また、踏み板140の前後方向の長さは、歩行者の足裏の大きさよりも大きく、歩幅よりも短い長さに設定され、本実施例5においては300mmに設定されている。また、踏み板140の上面140aは、基準面Wと略同一面となるように形成されている。踏み板140の上面140aが、可動面103を形成する。
回動手段126は、踏み板140の左右方向の略中心で、かつ、踏み板140前部と後部に2個設けられ、棧114の上面に固着されている。また、付勢手段127は、踏み板140の中央付近で、かつ、その中心から等距離の4隅に4個配設されている。ストップ部材128は、踏み板140の4隅で、かつ、側板112及び棧114の上面に位置するように4個配設されている。
これにより、第2可動板118は、その左右方向の端部において上部から荷重が掛かると、前後の回動手段126を中心として、基準面Wから左右方向(幅方向)の2方向に傾斜することができ、無荷重の状態に戻ると、付勢手段127により、第2可動板118の上面140aは基準面W(水平面4)と略同一面に戻る。
第2可動板118が傾斜した際のその傾斜側端部と、水平状態における他の可動板117、118、119や固定板116との段差は、11.3〜13.5mmとなるように設定され、第2可動板118の最大傾斜角度は、3〜4°となるように設定されている。
第3可動板119は、図17に示すように、踏み板142と、踏み板142の裏面に設けた回動手段126と付勢手段127とストップ部材128で構成されている。
踏み板142の上面形状は、図16に示すように、歩行方向に長尺の長方形に形成され、その左右方向の長さは、側板112と棧114の間の幅よりも大きく設定されている。また、踏み板142の前後方向の長さは、歩行者の足裏の大きさよりも大きく、歩幅よりも短い長さに設定され、本実施例1においては477.5mmに設定されている。また、踏み板142の上面142aは、基準面Wと略同一面となるように形成されている。踏み板142の上面142aが、可動面103を形成する。
回動手段126は、踏み板142の前後方向の略中心で、かつ、その左右方向に2個設けられ、棧114の上面に固着されている。また、付勢手段127は、踏み板142の中央付近で、かつ、その中心から等距離の4隅に4個配設されている。ストップ部材128は、踏み板142の4隅で、かつ、側板112及び棧114の上面に位置するように4個配設されている。
これにより、第3可動板119は、上部から荷重が掛かると、左右の回動手段126を中心として、基準面Wから前後方向(歩行方向)の2方向に傾斜することができ、無荷重の状態に戻ると、付勢手段127により、第3可動板119の上面142aは基準面W(水平面4)と略同一面に戻る。
第3可動板119が傾斜した際の傾斜側端部と、水平状態における他の可動板117、118、119や固定板116との段差は、11.3〜13.5mmとなるように設定され、第3可動板119の最大傾斜角度は、3〜4°となるように設定されている。
前記第6構成部品107は木製で、図19、図20に示すように、前枠150と後枠151を有し、前枠150と後枠151間の両側部に側板152、152が前後方向に配設され、側板152、152間に棧154、154が前後方向に配設されている。該側板152、152と棧154、154は、前枠150、後枠151にボルト155により固着されている。側板152、152と棧154、154の上面は略同一面となるように配置されている。後枠151と側枠152、152の左右の両側部には、ボルト挿通穴151a、152aが設けられ、ボルト挿通穴151a、152aには、丸ナット151b、152bが固設されている。
前枠150と後枠151の横幅は、前記実施例1の第1構成部品5の前枠30と後枠31の横幅と略同等に設定されている。また、前枠150と後枠151は、前記実施例1の中間棧14の上面に載置するように設定されている。
側板152、152と棧154、154の上面には、図19、図20に示すように、前記第5構成部品105と同様の固定板116、第1可動板117、第2可動板118、第3可動板119が不規則に載置され、前記第5構成部品105とはそれらの配置位置が異なる。
前記実施例1の本体部3の前棧11、後棧12、横棧14上部には、図14に示すように、前側A方向から順に第1構成部品5、第5構成部品105、第6の構成部品107、第1構成部品5が配設されている。
前記実施例1と同様に、ボルト60を、側枠10a、10bのボルト挿通穴10c及び構成部品5、105、107の各ボルト挿通穴30a、31a、110a、112a、151a、152aに挿通し、各丸ナット30b、31b、110b、112b、151b、152bに螺合する。これにより、第1構成部品5、第5構成部品105、第6の構成部品107は、本体部3に脱着可能に固着される。ボルト60及び丸ナット30b、31b、110b、112b、151b、152bにより、連結手段161を構成する。
その他の部材については、前記実施例1乃至4と同様の構造を有するため、同様の符号を付してその説明を省略する。
本実施例5のバランス訓練用歩行具101は、上記の構造を有しているために、次のような作用、効果を奏する。
本実施例5のバランス訓練用歩行具101は、公園等の屋外や室内で使用することが出来る。
バランス訓練用歩行面102の可動板117、118、119が傾斜した際の傾斜側端部と、水平状態における他の可動板117、118、119や固定板116との段差は、11.3〜13.5mmとなるように設定され、可動板117、118、119の最大傾斜角度は、3〜4°となるように設定されている。これにより、バランス訓練用歩行面102上の段差は小さく、可動板117、118、119の傾斜角度も緩やかで、かつ、左右に手すり24、24が配設されていることにより、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、手すり24に掴まりながら歩行でき、躓いて転倒することが少なく、バランス訓練用歩行面102の上を安全に歩行できる。
バランス訓練用歩行面102の可動板117、118、119が傾斜した際の傾斜側端部と、水平状態における他の可動板117、118、119や固定板116との段差は、11.3〜13.5mmとなるように設定され、可動板117、118、119の最大傾斜角度は、3〜4°となるように設定されている。これにより、バランス訓練用歩行面102上の段差は小さく、可動板117、118、119の傾斜角度も緩やかで、かつ、左右に手すり24、24が配設されていることにより、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、手すり24に掴まりながら歩行でき、躓いて転倒することが少なく、バランス訓練用歩行面102の上を安全に歩行できる。
また、バランス訓練用歩行面102上を歩行すると、バランス訓練用歩行面102を構成する可動板117、118、119が傾斜し、足関節が内側方向に傾斜し、つまり、足の裏の外側方向が下側に、内側方向が上側となるように傾斜(内反)したり、足関節が外側方向に傾斜し、つまり、足の裏の内側方向が下側に、外側方向が上側となるように傾斜(外反)したり、足関節が底屈(つま先が下がる)したり、背屈(つま先が下がる)したりする。
これにより、下腿三頭筋や足関節の内反、外反、底屈、背屈に関係する筋肉等をストレッチできる。
バランス訓練用歩行面102の可動板117、118、119上に対する足を乗せる位置や方向によって、可動板117、118、119の傾斜が変化することにより、大腿、下腿、足関節の角度や動きが、種々に変化する。このような、バランス訓練用歩行面102上で歩行訓練することにより、水平でない面においても歩行できるようになり、バランス能力の向上を図ることが出来る。
また、可動板117、118、119が、不規則に配置されていることにより、足を乗せるまで可動板117、118、119の傾斜方向が予測できない。このような、バランス訓練用歩行面102上で歩行訓練することにより、予測できない外乱刺激が加わった場合においても、バランスを保持しようとしながら歩行できるようになり、日常生活における床面(地面)の状況変化に対応できるようになり、バランス能力の向上を図ることが出来る。
従って、本実施例5のバランス訓練用歩行面102およびこれを用いたバランス訓練用歩行具101は、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、安全に使用でき、かつ、高齢者への負担が少ないゆっくりとしたペースでバランス能力の向上を図ることが出来る。
また、バランス訓練用歩行具101における第5構成部品105及び第6の構成部品107を配列した状態における前後方向の長さは、前記実施例1のバランス訓練用歩行具1における第3の構成部品9及び第2構成部品7及び第3の構成部品9を配列した状態における前後方向の長さと略同等になるように設定されている。また、構成部品105、107が、連結手段161により本体部3に対して脱着可能に固着されている。
これにより、本体部3を共通部品として、構成部品7、9、105、107を容易に取り替えることができる。また、構成部品7、9、105、107を取替えることのみで、前記実施例5のバランス訓練用歩行具101から本実施例1乃至4のバランス訓練用歩行具1へと容易に変更できる。
これにより、構成部品を複数種類所有し、所望の構成部品を本体部に組付けることにより、週単位又は日単位で歩行訓練のメニューを変更でき、歩行訓練に変化をもたらすことができる。また、訓練者の状態に応じて、構成部品を組み替えることにより、容易に歩行訓練のメニューを変更できる。また、複数のバランス訓練用歩行具を設置できない場合においても、1つの本体部3に対して構成部品を組み替えることで複数の訓練メニューを実施できる。また、複数のバランス訓練用歩行具を購入する必要がなく、1つの本体部3と複数の構成部品を購入するだけでよいため、コストを削減できる。また、本体部3を共通化することにより、製造コストを削減できる。
前記実施例5においては、第5構成部品105と第6の構成部品107に、固定板116、第1可動板117、第2可動板118、第3可動板119を、図14、図15、図17に示すように載置したが、バランス訓練用歩行面102は、固定板116、第1可動板117、第2可動板118、第3可動板119が不規則に配列されていれば良く、任意に設定できる。
その他の部材については、前記実施例5と同様の構造を有するため、その説明を省略する。
また、本実施例6においても、前記実施例5と同様の作用、効果を奏する。
前記実施例5、6においては、可動面103である第1可動板117、第2可動板118、第3可動板119の傾斜方向を、全方向、前後の2方向、左右の2方向に傾斜するように形成したが、傾斜方向はこの3種類に限定するものではなく、可動面103は、少なくとも一方向に傾斜するように形成されていればよく、例えば、前後左右のいずれか一方の端部を中心として傾斜するように形成してもよいし、可動面103の略中央を中心として、前後左右の4方向等に傾斜するように形成してもよい。
その他の部材については、前記実施例5、6と同様の構造を有するため、その説明を省略する。
また、本実施例7においても、前記実施例5、6と同様の作用、効果を奏する。
前記実施例5乃至7においては、可動面103である第1可動板117、第2可動板118、第3可動板119の上面形状を長方形に形成したが、長方形に限定するものではなく、任意の形状に形成することが出来、例えば、正方形、三角形や六角形等の多角形、円形、楕円形等の任意の形状に形成できる。
その他の部材については、前記実施例5乃至7と同様の構造を有するため、その説明を省略する。
また、本実施例8においても、前記実施例5乃至7と同様の作用、効果を奏する。
図21乃至図24は実施例9を示す。
図21は、本実施例9のバランス訓練用歩行具171の斜視図である。
図21は、本実施例9のバランス訓練用歩行具171の斜視図である。
バランス訓練用歩行具171は、本体部3と、基準面Wとなる水平面4を有する第1構成部品5と、第1歩行路172を有する第7構成部品173と、第2歩行路175を有する第8構成部品176と、第3歩行路177を有する第9構成部品178とで構成されている。第1歩行路172と第2歩行路175と第3歩行路177の上面により、図21に示すように、上面形状がX字状のバランス訓練用歩行面179が形成されている。
バランス訓練用歩行具171における第7構成部品173及び第8構成部品176及び第9構成部品17を配列した状態における前後方向の長さは、前記実施例1のバランス訓練用歩行具1における第3の構成部品9及び第2構成部品7及び第3の構成部品9を配列した状態における前後方向の長さと略同等になるように設定されている。
前記第7構成部品173は木製で、図22に示すように、前枠180と後枠181を有し、前枠180と後枠181間の両側部に側板182、182が前後方向に配設され、側板182、182間に棧が前後方向に配設されている。該側板182、182と棧は、前枠180、後枠181にボルト183により固着されている。前枠180と後枠181の左右の両側部には、ボルト挿通穴180a、181aが設けられ、ボルト挿通穴180a、181aには、丸ナット181b、181bが固設されている。なお、前枠180に設けられた丸ナット181bは図示されていない。
前枠180と後枠181の横幅は、前記第1実施例の第1構成部品5の前枠30と後枠31の横幅と略同等に設定されている。また、前枠180と後枠181は、前記第1実施例の中間棧14の上面に載置するように設定されている。
前枠180と後枠181と側板182、182と棧の上面は略同一面となるように形成されている。前枠180と後枠181と側板182、182と棧の上面で、側板182、182間に亘って上板186が所定の間隔で配設され、上板186は、前枠180と後枠181と側板182、182と棧にボルト187により固着されている。各上板186の上面186aは、略同一平面に形成されて、基準面W4と略同一面となるように設定され、前記実施例1の第1構成部品5の水平面4より下に位置するように設定されている。
前記上板186の上面186aには、図21、図22に示すように、第1歩行路172が配設され、第1歩行路172は、上板186にボルト188により固着されている。
第1歩行路172は、前記第7構成部品173の前後方向全体に亘って形成され、歩行路の幅は足裏の幅よりも大きい長さに設定されている。また、第1歩行路172は、図22に示すように、第7構成部品173の前端A側は2つの歩行路で形成され、前端A側における2つの歩行路間の距離は、訓練者が左右の足を各歩行路に楽に乗せることが出来る距離に設定されている。そして、2つの歩行路は、後方B側に向うにつれて歩行路間の間隔が狭くなって歩行路が合流し、1本の歩行路となって後端B側に至るように形成されている。第1歩行路172の上面は、前記実施例1の第1構成部品5の水平面4よりも上方に位置するように設定され、第1歩行路172と水平面4との段差は、本実施例においては、12mmに設定されている。
また、第1歩行路172の上面と上板186の上面186aとの距離は、本実施例9においては22mmに設定されている。
前記第8構成部品176は木製で、図23に示すように、前枠191と後枠192を有し、前枠191と後枠192間の両側部に側板193、193が前後方向に配設され、側板193、193間に棧が前後方向に配設されている。該側板193、193と棧は、前枠191、後枠192にボルト194により固着されている。前枠191と後枠192の左右の両側部には、ボルト挿通穴191a、192aが設けられ、ボルト挿通穴191a、192aには、丸ナット192b、192bが固設されている。なお、前枠191に設けられた丸ナット192bは図示されていない。
前枠191と後枠192の横幅は、前記第1実施例の第1構成部品5の前枠30と後枠31の横幅と略同等に設定されている。また、前枠191と後枠192は、前記第1実施例の中間棧14の上面に載置するように設定されている。
前枠191と後枠192と側板193、193と棧の上面は、略同一面となるように形成されている。前枠191と後枠192と側板193、193と棧の上面で、側板193、193間に亘って上板196が所定の間隔で配設され、上板196は、前枠191と後枠192と側板193、193と棧にボルト197により固着されている。各上板196の上面196aは、略同一平面に形成されて、前記第7構成部品173の上板186の上面186aと略同一平面となるように設定されている。
前記上板196の上面196aには、図21、図23に示すように、第2歩行路175が配設され、第2歩行路175は、上板196にボルト198により固着されている。
第2歩行路175は、前記第8構成部品176の前後方向全体に亘って形成され、歩行路の幅は足裏の幅よりも大きい長さに設定されている。第2歩行路175の幅は、図22に示すように、前側Aから中央部に向かうにつれて、徐々に狭くなり(本実施例においては最も狭い場所における幅は174mmに設定されている)、中央部から後側Bに向かうにつれて徐々に広くなるように形成されている。前端A及び後端Bにおける第2歩行路175の幅は、略同じ長さに形成され、前記第1歩行路172の後端Bにおける幅と略同等の長さに形成されている。また、第2歩行路175の上面は、前記第1歩行路172の上面と略同一平面となるように形成されている。
前記第9構成部品178は木製で、図24に示すように、前枠200と後枠201を有し、前枠200と後枠201間の両側部に側板202、202が前後方向に配設され、側板202、202間に棧が前後方向に配設されている。該側板202、202と棧は、前枠200、後枠201にボルト204により固着されている。前枠200と後枠201の左右の両側部には、ボルト挿通穴200a、201aが設けられ、ボルト挿通穴200a、201aには、丸ナット201b、201bが固設されている。なお、前枠200に設けられた丸ナット201bは図示されていない。
前枠200と後枠201の横幅は、前記第1実施例の第1構成部品5の前枠30と後枠31の横幅と略同等に設定されている。また、前枠200と後枠201は、前記第1実施例の中間棧14の上面に載置するように設定されている。
前枠200と後枠201と側板202、202と棧の上面は、略同一面となるように形成されている。前枠200と後枠201と側板202、202と棧の上面で、側板202、202間に亘って上板206が所定の間隔で配設され、上板206は、前枠200と後枠201と側板202、202と棧にボルト207により固着されている。各上板206の上面206aは、略同一平面に形成されて、前記第7構成部品173の上板186の上面186aと略同一平面となるように設定されている。
前記上板206の上面206aには、図21、図24に示すように、第3歩行路177が配設され、第3歩行路177は、上板206にボルト208により固着されている。
第3歩行路177は、前記第9構成部品178の前後方向全体に亘って形成され、歩行路の幅は足裏の幅よりも大きい長さに設定されている。また、第3歩行路177は、図24に示すように、第9構成部品178の前端A側は1つの歩行路で形成され、後方B側に向うにつれて該歩行路が2つの歩行路に分岐し、その歩行路間の間隔が徐々に広くなって後端B側に至るように形成されている。また、前端Aにおける第3歩行路177の幅は、前記第2歩行路175の後端Bにおける幅と略同等の長さに形成されている。後端Bにおける2つの歩行路間の距離は、訓練者が左右の足を各歩行路に楽に乗せることが出来る距離に設定されている。
また、第3歩行路177の上面は、前記第1歩行路172の上面と略同一平面となるように形成されている。
前記実施例1の本体部3の前棧11、後棧12、横棧14上部には、図21に示すように、前側A方向から順に第1構成部品5、第7構成部品173、第8構成部品176、第9の構成部品178、第1構成部品5が配設されている。
前記実施例1と同様に、ボルト60を、側枠10a、10bのボルト挿通穴10c及び構成部品5、173、176、178の各ボルト挿通穴30a、31a、180a、181a、191a、192a、200a、201aに挿通し、各丸ナット30b、31b、181b、181b、192b、192b、201b、201bに螺合する。これにより、第1構成部品5、第7構成部品173、第8構成部品176、第9の構成部品178は、本体部3に脱着可能に固着される。ボルト60及び丸ナット30b、31b、181b、181b、192b、192b、201b、201bにより、連結手段209を構成する。
その他の部材については、前記実施例1乃至8と同様の構造を有するため、同様の符号を付してその説明を省略する。
本実施例9のバランス訓練用歩行具171は、上記の構造を有しているために、次のような作用、効果を奏する。
本実施例9のバランス訓練用歩行具171は、公園等の屋外や室内で使用することが出来る。
バランス訓練用歩行面179の高さは22mmに設定され、バランス訓練用歩行面179と水平面4との段差は12mmに設定されていることにより、部材相互の段差は小さく、かつ、左右に手すり24、24が配設されていることにより、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、手すり24に掴まりながら歩行でき、躓いて転倒することが少なく、バランス訓練用歩行面179の上を安全に歩行できる。
バランス訓練用歩行面179の高さは22mmに設定され、バランス訓練用歩行面179と水平面4との段差は12mmに設定されていることにより、部材相互の段差は小さく、かつ、左右に手すり24、24が配設されていることにより、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、手すり24に掴まりながら歩行でき、躓いて転倒することが少なく、バランス訓練用歩行面179の上を安全に歩行できる。
また、バランス訓練用歩行面179の上面が、図21に示すようにX字状に形成されていることにより、2本の歩行路から徐々に1本の歩行路へと変化し、更に2本の歩行路へと変化することにより、両足開脚歩行から継足歩行へと自然に移行し、その後、自然と開脚歩行へと移行することが出来る。この継足歩行の訓練をおこなうことによって、バランス能力の向上を図ることが出来る。
従って、本実施例9のバランス訓練用歩行面179およびこれを用いたバランス訓練用歩行具171は、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、安全に使用でき、かつ、高齢者への負担が少ないゆっくりとしたペースでバランス能力の向上を図ることが出来る。
また、バランス訓練用歩行具171における第7構成部品173及び第8構成部品176及び第9構成部品178を配列した状態における前後方向の長さは、前記実施例1のバランス訓練用歩行具1における第3の構成部品9及び第2構成部品7及び第3の構成部品9を配列した状態における前後方向の長さと略同等になるように設定されている。また、構成部品173、176、178が、連結手段209により本体部3に対して脱着可能に固着されている。
これにより、本体部3を共通部品として、構成部品5、7、9、105、107、173、176、178を容易に取り替えることができる。また、構成部品7、9、105、107、176、178を取替えることのみで、本実施例9のバランス訓練用歩行具171から前記実施例1乃至8のバランス訓練用歩行具1、101へと容易に変更できる。
これにより、構成部品を複数種類所有し、所望の構成部品を本体部に組付けることにより、週単位又は日単位で歩行訓練のメニューを変更でき、歩行訓練に変化をもたらすことができる。また、訓練者の状態に応じて、構成部品を組み替えることにより、容易に歩行訓練のメニューを変更できる。また、複数のバランス訓練用歩行具を設置できない場合においても、1つの本体部3に対して構成部品を組み替えることで複数の訓練メニューを実施できる。また、複数のバランス訓練用歩行具を購入する必要がなく、1つの本体部3と複数の構成部品を購入するだけでよいため、コストを削減できる。また、本体部3を共通化することにより、製造コストを削減できる。
図25乃至図28は実施例10を示す。
図25は、本実施例10のバランス訓練用歩行具210の斜視図である。
図25は、本実施例10のバランス訓練用歩行具210の斜視図である。
バランス訓練用歩行具210は、本体部3と、基準面Wとなる水平面4を有する第1構成部品5と、第10構成部品212と、第11構成部品214と、第12構成部品216とで構成されている。第10構成部品212と、第11構成部品214と、第12構成部品216の上面によりバランス訓練用歩行面218が形成されている。
バランス訓練用歩行具210における第10構成部品212及び第11構成部品214及び第11構成部品214及び第12構成部品216を配列した状態における前後方向の長さは、前記実施例1のバランス訓練用歩行具1における第3の構成部品9及び第2構成部品7及び第3の構成部品9を配列した状態における前後方向の長さと略同等になるように設定されている。
前記第10構成部品212は木製で、図26に示すように、前枠220と後枠221を有し、前枠220と後枠221間の両側部に側板222、222が前後方向に配設され、側板222、222間に棧が前後方向に配設されている。該側板222、222と棧は、前枠220、後枠221にボルト223により固着されている。前枠220と後枠221の左右の両側部には、ボルト挿通穴220a、221aが設けられ、ボルト挿通穴220a、221aには、丸ナット221b、221bが固設されている。なお、前枠220に設けられた丸ナット221bは図示されていない。
前枠220と後枠221の横幅は、前記第1実施例の第1構成部品5の前枠30と後枠31の横幅と略同等に設定されている。また、前枠220と後枠221は、前記第1実施例の中間棧14の上面に載置するように設定されている。
前枠220と側板222、222と棧の上面は略同一面となるように形成されている。前枠220と側板222、222と棧の上面で、側板222、222間に亘って上板226が所定の間隔で配設され、上板226は、前枠220と側板222、222と棧にボルト227により固着されている。各上板226の上面226aは、略同一平面に形成されて、前記実施例1の第1構成部品5の水平面4と略同一平面となるように設定されている。
前記上板226の上面226aには、図25、図26に示すように、複数の凸条228が左右方向に設けられ、かつ、前後方向に所定の間隔で配設され、凸条228の左右方向の長さは、上板226の左右方向の幅より若干短く設定されている。なお、凸条228は、第10構成部品212の後部B付近には配設されていない。
凸条228は、弾性部材で形成され、本実施例10においては熱可塑性エラストマーで形成され、図26に示すように、中空状で、かつ、その上部は半円形状に形成されている。凸条228は、その中空状の内部で、ボルトとナットにより、上板226に固着されている。凸条228の高さは、本実施例においては、47mmに設定されている。
前記第11構成部品214は、図27に示すように、前枠230と後枠231を有し、前枠230と後枠231間の両側部に側板232、232が前後方向に配設され、側板232、232間に棧が前後方向に配設されている。該側板232、232と棧は、前枠230、後枠231にボルト233により固着されている。前枠230と後枠231の左右の両側部には、ボルト挿通穴230a、231aが設けられ、ボルト挿通穴230a、231aには、丸ナットが230b、230b固設されている。なお、後枠231に設けられた丸ナット230bは図示されていない。
前枠230と後枠231の横幅は、前記第1実施例の第1構成部品5の前枠30と後枠31の横幅と略同等に設定されている。また、前枠230と後枠231は、前記第1実施例の中間棧14の上面に載置するように設定されている。
側板232、232と棧の上面は略同一面となるように形成されている。前枠230と後枠231と側板232、232と棧の上面で、側板232、232間に亘って棧236が所定の間隔で配設され、棧236は、前枠230と後枠231と側板232、232と棧にボルトにより固着されている。各棧236の上面は、略同一平面に形成されて、その上面には、下板238が前枠230から後枠231に亘って設けられている。
下板238の上面には、凸凹状の歩行路240が固設されている。凸凹状の歩行路240は、図27に示すように、多数の石様の突部を不規則に配設した凸凹状に形成されている。該凸凹状の歩行路は、樹脂で形成され、本実施例においては、ポリプロピレンを使用した。石の厚みは、本実施例においては、17mmに設定されている。
前記第12構成部品216は木製で、図28に示すように、前枠242と後枠243を有し、前枠242と後枠243間の両側部に側板244、244が前後方向に配設され、側板244、244間に棧245が前後方向に配設されている。該側板244、244と棧245は、前枠242、後枠243にボルト247により固着されている。前枠242と後枠243の左右の両側部には、ボルト挿通穴242a、243aが設けられ、ボルト挿通穴242a、243aには、丸ナット243b、243bが固設されている。なお、前枠242に設けられた丸ナット243bは図示されていない。
前枠242と後枠243の横幅は、前記第1実施例の第1構成部品5の前枠30と後枠31の横幅と略同等に設定されている。また、前枠242と後枠243は、前記第1実施例の中間棧14の上面に載置するように設定されている。
側板244、244と棧245と後枠243の上面は略同一面となるように形成されている。側板244、244と棧245と後枠243の上面で、側板244、244間に亘って上板248が所定の間隔で配設され、上板248は、側板244、244と棧245と後枠243にボルト249により固着されている。各上板248の上面248aは、略同一平面に形成されて、前記実施例1の第1構成部品5の水平面4と略同一平面となるように設定されている。
前記上板248の上面248aには、図25、図28に示すように、複数の凸条250が左右方向に所定の間隔で配設され、凸条250の左右方向の長さは、上板248の左右方向の幅より若干短く設定されている。なお、凸条250は、第12構成部品216の前部A付近には配設されていない。凸条250は、前記第10構成部品212の凸条228と同様に形成されている。
前記実施例1の本体部3の前棧11、後棧12、横棧14上部には、図25に示すように、前側A方向から順に第1構成部品5、第10構成部品212、第11構成部品214、第12の構成部品216、第1構成部品5が配設されされている。
前記実施例1と同様に、ボルト60を、側枠10a、10bのボルト挿通穴10c及び構成部品5、212、214、216の各ボルト挿通穴30a、31a、220a、221a、230a、231a、242a、243aに挿通し、各丸ナット30b、31b、221b、221b、230a、230a、243b、243bに螺合する。これにより、第1構成部品5、第10構成部品212、第11構成部品214、第12の構成部品216は、本体部3に脱着可能に固着される。ボルト60及び丸ナット30b、31b、221b、221b、230a、230a、243b、243bにより、連結手段251を構成する。
その他の部材については、前記実施例1乃至9と同様の構造を有するため、同様の符号を付してその説明を省略する。
本実施例10のバランス訓練用歩行具210は、上記の構造を有しているために、次のような作用、効果を奏する。
本実施例10のバランス訓練用歩行具210は、公園等の屋外や室内で使用することが出来る。
バランス訓練用歩行具210は、左右に手すり24、24が配設されていることにより、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、手すり24に掴まりながら歩行でき、バランス訓練用歩行面218の上を安全に歩行できる。
バランス訓練用歩行具210は、左右に手すり24、24が配設されていることにより、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、手すり24に掴まりながら歩行でき、バランス訓練用歩行面218の上を安全に歩行できる。
従って、本実施例10のバランス訓練用歩行面218およびこれを用いたバランス訓練用歩行具210は、筋力トレーニングが難しい高齢者でも、安全に使用でき、かつ、高齢者への負担が少ないゆっくりとしたペースでバランス能力の向上を図ることが出来る。
また、バランス訓練用歩行具210における第10構成部品212、第11構成部品214、第12の構成部品216を配列した状態における前後方向の長さは、前記実施例1のバランス訓練用歩行具1における第3の構成部品9及び第2構成部品7及び第3の構成部品9を配列した状態における前後方向の長さと略同等になるように設定されている。また、構成部品212、214、216が、連結手段251により本体部3に対して脱着可能に固着されている。
これにより、本体部3を共通部品として、構成部品5、7、9、105、107、173、176、178、212、214、216を容易に取り替えることができる。また、構成部品7、9、105、107、176、178、212、214、216を取替えることのみで、本実施例10のバランス訓練用歩行具210から前記実施例1乃至9のバランス訓練用歩行具1、101、171へと容易に変更できる。
これにより、構成部品を複数種類所有し、所望の構成部品を本体部に組付けることにより、週単位又は日単位で歩行訓練のメニューを変更でき、歩行訓練に変化をもたらすことができる。また、訓練者の状態に応じて、構成部品を組み替えることにより、容易に歩行訓練のメニューを変更できる。また、複数のバランス訓練用歩行具を設置できない場合においても、1つの本体部3に対して構成部品を組み替えることで複数の訓練メニューを実施できる。また、複数のバランス訓練用歩行具を購入する必要がなく、1つの本体部3と複数の構成部品を購入するだけでよいため、コストを削減できる。また、本体部3を共通化することにより、製造コストを削減できる。
前記実施例1乃至10においては、バランス訓練用歩行面2、62、102、179、218を木製の板等で形成したが、金属製の板材等で形成してもよいし、型枠等を用いて樹脂により形成してもよい。
また、本体部3を、前記実施例1乃至10においては、木製で形成したが、金属で形成してもよい。
その他の部材については、前記実施例1乃至10と同様の構造を有するため、その説明を省略する。
また、本実施例11においても、前記実施例1乃至10と同様の作用、効果を奏する。
1、101、171、210 バランス訓練用歩行具
2、62、102、179、218 バランス訓練用歩行面
3 本体部
5、7、9、65、105、107、173、176、178、212、214、216 構成部品
24 手すり
2、62、102、179、218 バランス訓練用歩行面
3 本体部
5、7、9、65、105、107、173、176、178、212、214、216 構成部品
24 手すり
Claims (2)
- 本体部と、該本体部上に取外し可能に設ける歩行面形成用の構成部品とからなり、
前記構成部品として、歩行面が異なるものを複数種類用意し、
前記複数の構成部品の中から所望の構成部品を選択し、その選択した構成部品を前記本体部に取付け、該取付けた構成部品の上面によりバランス訓練用歩行面を形成するようにしたことを特徴とするバランス訓練用歩行具。 - 前記側枠に沿って手すりを設けたことを特徴とする請求項1記載のバランス訓練用歩行具。
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