JP2009013082A - シラミ用シャンプーの製造方法 - Google Patents

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Toshio Takahashi
敏夫 高橋
Koji Nakayama
幸治 中山
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Abstract

【課題】製剤の着色や臭いの問題や、反応釜の腐食の問題がないシラミ用シャンプーの製造方法の提供。
【課題の解決手段】この発明は、薬効成分として3−フェノキシベンジル−d−シス・トランスクリサンテマートを含有するシラミ駆除用シャンプーの製造方法に関するものであって、さらに具体的には、グラスライニング皮膜層を定着した反応釜を用い製剤の着色や臭いの問題や、反応釜の腐食の問題がないシラミ用シャンプーの製造方法である。
【選択図】なし

Description

この発明は、薬効成分として3−フェノキシベンジル−d−シス・トランスクリサンテマート(以下、d−フェノトリンという)を含有するシラミ駆除用シャンプーの製造方法に関するものであって、さらに具体的には、製剤の着色や臭いの問題や、反応釜の腐食の問題がないグラスライニング皮膜層を定着した反応釜を用いたシラミ用シャンプーの製造方法である。
d−フェノトリンは周知の如く、ピレスロイド系の殺虫剤であり、ハエ、カの成虫、ゴキブリ、ノミ、イエダニ、ナンキンムシ、ウジなどの害虫全般に有効で、化学的に安定な極めて人畜毒性の低い殺虫剤である。d−フェノトリンを薬効成分としたシラミ駆除用組成物としては、界面活性剤と抗菌防腐剤を添加したシャンプー組成物(特開平4−211005号公報)や、アミンオキサイドと非イオン性界面活性剤を用いた低刺激性d−フェノトリンシャンプー製剤(特開平6−298628号公報)が知られている。
しかしながら、これらの文献において、d−フェノトリンシャンプー製剤の製造方法に関する具体的な問題点の指摘等はなかった。
特開平4−211005号公報 特開平6−298628号公報
通常、シラミ用シャンプー組成物は、薬効成分としてd−フェノトリンを含有する水溶液であり、その他の成分として各種成分が添加される。特許文献2には、d−フェノトリンの安定化剤としてのエデト酸ナトリウムやジブチルヒドロキシトルエンが示されているが、水溶性であることやその安定性が高いことからエデト酸ナトリウムが最も適している。また、d−フェノトリンの溶解性を上げるためのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルからなる非イオン性界面活性剤が添加され、使用される。
上記成分を含有するシャンプー製剤においては、混合容器は通常SUS304やSUS316等の鋼材を用いたものが使用される。このような混合容器を用いた場合、製造時混合した場合、製造時に使用する通常に使用する釜の中で内部のステンレスが一部腐食され、金属が溶け出すとの問題があった。
この金属の溶出等の原因を調査したところ、シャンプー製剤中に使用している安定化剤のエデト酸ナトリウムが主な原因であることが推定された。エデト酸ナトリウムの腐食作用により、本製剤が着色を起こしたり、臭い等の問題に繋がる場合が考えられた。
そこで、本発明者らは、金属成分の溶解がなく、物理的および化学的に安定なd−フェノトリンを薬効成分とするシャンプー組成物を得るべく、鋭意研究した結果、製造時に使用する釜の内部を腐食の問題がないグラスライニング皮膜層を定着した反応釜を使用することにより、製剤の着色や臭い等に問題のないシャンプー本来の着色のない優れたd−フェノトリンを有効成分とするシラミ用シャンプーの製造方法を見いだし、本発明を完成するに至った。
本発明は、d−フェノトリンを有効成分とするシラミ用シャンプーの安定した製造を実施するための製造方法であって、以下の構成によって実現される。すなわち、(1)エデト酸ナトリウム、非イオン性界面活性剤および薬効成分として3−フェノキシベンジル−d−シス・トランスクリサンテマートを含有するシャンプー組成物であって、グラスライニング皮膜層を定着した反応釜を用いて、製造することを特徴とするシラミ用シャンプーの製造方法である。(2)エデト酸ナトリウムおよび、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルからなる非イオン性界面活性剤および薬効成分として3−フェノキシベンジル−d−シス・トランスクリサンテマートを含有するシャンプー組成物であって、グラスライニング皮膜層を定着した反応釜を用いて、製造することを特徴とするシラミ用シャンプーの製造方法である。(3)混合に際し、反応釜の温度を60℃以下とすることを特徴とする(1)又は(2)に記載のシラミ用シャンプーの製造方法である。
本発明で製造したシラミ用シャンプーは、製造時に懸念される着色や臭いの問題もなく、また、反応釜内部の腐食もなく、通常のステンレスを使用した場合に懸念される反応釜からの金属の溶出の心配がなく、その実用性は極めて高い。
本発明で用いられるグラスライニングとは、通常素地金属を腐食環境から保護するために鋼の表面にガラスを結合させる複合化技術である。ここで用いられるガラス材質としては、通常のものであれば特に限定はされないが、一例を挙げると、高耐食性グラス9000、医薬品グラスPPG、耐アルカリ性グラス及び導電性グラス等(いずれも株式会社神鋼環境ソリューション製)がある。また、更に最近開発されているグラスライニング皮膜層として、フッ素合成樹脂化合物を用いたものも開発されており、用いることも可能である。
通常、d−フェノトリンの安定化にはエデト酸ナトリウムが優れており、用いられる。ここでいうエデト酸ナトリウムはエデト酸二ナトリムを指すが、広義には、エデト酸四ナトリウムやエデト酸四ナトリウム四水塩も含まれる。
このエデト酸ナトリウムを使用した場合には、通常反応用の釜の材質として使用されているSUS304等の表面に、腐食等が発生し、薬効成分であるd−フェノトリンの薬剤を含むシャンプー組成物等にこれらの金属物質が溶解し、シャンプー組成物中に溶け出す場合があった。これらの金属物質がイオンとなってシャンプー組成物中に溶け出すと、薬効成分であるd−フェノトリンの分解反応が進行し、シャンプー組成物に着色等の問題が発生する。
本発明におけるエデト酸ナトリウムの使用量は特に限定はされず、d−フェノトリンを安定化するために必要な量を用いればよい。通常はd−フェノトリンに対して、0.001〜5%用いればよいが、好ましくは、0.01〜1%程度用いればよい。
本シャンプー組成物にはd−フェノトリンを溶解するための界面活性剤が添加される。この界面活性剤としては、通常の非イオン界面活性剤であれば特に限定はされないものの、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルからなる非イオン界面活性剤のいずれかが特に好適に用いられる。
また、非イオン性の界面活性剤の使用量については、薬効成分であるd−フェノトリンの溶解が十分でかつ分離等が発生しないような量を添加すればよいが、通常は、薬効成分であるd−フェノトリンに対し、0.1〜50倍程度用いればよく、好ましくは2〜20倍となるように用いればよい。
また、薬効成分であるd−フェノトリンの濃度は、シラミ駆除が可能な濃度でかつ人体に対し影響のない濃度であれば特に問題はないが、好適にはシャンプー組成物全体に対して、0.05〜5%、好ましくは0.1〜2%程度用いられる。
これらのシャンプー組成物には、さらに各種の成分を添加することが出来、その成分を以下に示すがこれらは、特に限定されるものではない。使用する成分として具体的には、防腐剤、殺菌剤、発泡剤として各種のアミンオキシド、粘稠剤としてポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーなど、中和剤、pH調整剤、気泡安定剤、キレート化剤やコンディショニング剤等種々のものを添加することが出来る。
また本シャンプー組成物は人の肌に対し直接使用されるものであることから、低刺激であることが求められ、全体として弱酸性であることが好ましい。pHの濃度に特に限定はないものの、3.5〜8程度、より好ましくは5〜7程度に調整して使用される。
本発明で得られたシラミ用シャンプーは、製造時のシャンプー組成物の着色等の問題はなく、製造後の時間が経過しても変化はなかった。また、使用したグラスライニングを施した製造釜にも変化は認められず、製造性にも優れていた。
また、本発明で得られたシラミ用シャンプーは、コロモジラミ及びケジラミにも有効であることはもちろんである。
ラウリルジメチルアミンオキシド50g、POE(20)ソルビタンモノオレエート50g及びPOE(160)POP(20)ブロックポリマー200gに、エデト酸ナトリウム0.01gを加え、さらに塩酸を適量及びd−フェノトリン4gを添加し、更に精製水を加えて、1000gとした。反応釜として、グラスライニング釜を使用し、混合時の内容液温度を30℃に設定して製造したところ、得られたシラミ用シャンプーに着色は認められず、反応釜にも変化は認められなかった。
実施例と同様に、表1に示す各種シラミ用シャンプー組成物を製造時の容器を変更して製造した。なお、d−フェノトリン含量は、0.4重量%とし、発泡剤としてラウリルジメチルアミンオキシド、粘稠剤としては、POE(160)POP(30)ブロックポリマーを使用した(表中、使用した釜の材質でGLはグラスライニング皮膜層を定着させた釜を表し、SUS304及びSUS316はそれぞれの材質を用いた釜を表す)。
(1) 容器の腐食の状況
容器の内部を、目視で確認するとともにその腐食が容器内部に達しているかを調査した。
(2) シラミ用シャンプーの状態
シラミ用シャンプーの色を目視で確認した。
○:着色なし。 ○〜△:わずかに着色あり。 △:着色あり。
Figure 2009013082



試験の結果、実施例に示した通り、本発明の製造方法にて製造した場合、製造に供した釜の内部の状態及び得られたシラミ用シャンプーの状態ともに良好であり、問題はなかった。比較例1に示した通り、SUS304の容器では、容器内部に腐食が認められた。また、比較例2のSUS316でも同様であった。GL釜を用いた比較例3では、エデト酸ナトリウムを用いていないためシラミ用シャンプーに着色が認められた。製造に供した釜としてSUS304を用い、さらに、製造時に加熱した場合には、容器の腐食とともにシラミ用シャンプーの着色も激しかった。
本発明のシラミ用シャンプーの製造方法は、製造時の反応釜に問題が発生しないとともに、製造したシラミ用シャンプーに着色等の問題もなく、その製造方法として極めて優れている。

Claims (3)

  1. エデト酸ナトリウム、非イオン性界面活性剤および薬効成分として3−フェノキシベンジル−d−シス・トランスクリサンテマートを含有するシャンプー組成物であって、グラスライニング皮膜層を定着した反応釜を用いて、製造することを特徴とするシラミ用シャンプーの製造方法。
  2. エデト酸ナトリウムおよび、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルからなる非イオン性界面活性剤および薬効成分として3−フェノキシベンジル−d−シス・トランスクリサンテマートを含有するシャンプー組成物であって、グラスライニング皮膜層を定着した反応釜を用いて、製造することを特徴とするシラミ用シャンプーの製造方法。
  3. 混合に際し、反応釜の温度を60℃以下とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のシラミ用シャンプーの製造方法。
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