JP2009199936A - 電源システムおよびこれを搭載した車両ならびに電源システムの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】デンドライトによるリチウム二次電池の性能低下を防止することができる電源システムを提供する。
【解決手段】本発明の電源システム100は、析出量算出手段51および溶解除去手段20,70を有する。析出量算出手段52は、リチウム二次電池10,11の充放電にともなってリチウム二次電池10,11の負極に析出するリチウムのデンドライトの析出量を算出する。溶解除去手段20,70は、析出量算出手段51で算出されるデンドラントの析出量に応じて、デンドライトを溶解除去する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の電源システム100は、析出量算出手段51および溶解除去手段20,70を有する。析出量算出手段52は、リチウム二次電池10,11の充放電にともなってリチウム二次電池10,11の負極に析出するリチウムのデンドライトの析出量を算出する。溶解除去手段20,70は、析出量算出手段51で算出されるデンドラントの析出量に応じて、デンドライトを溶解除去する。
【選択図】図1
Description
本発明は、リチウム二次電池を電源として用いた電源システムおよびこれを搭載した車両ならびに電源システムの制御方法に関する。
近年、電気自動車(EV)およびハイブリッド電気自動車(HEV)のモータ駆動用電源として、リチウム二次電池の開発が盛んである。
リチウム二次電池に関する技術としては、二次電池の耐久性向上の要求から、下記の特許文献1に示すようなリチウム二次電池の充電方法が提案されている。特許文献1に開示されている充電方法は、オンとオフとを交互に繰り返すパルス電流を供給することによりリチウム二次電池を充電するものである。このような構成の充電方法によれば、リチウム二次電池の性能低下を引き起こすリチウムのデンドライが、充電時にリチウム二次電池の負極に析出することを抑制することができる。
特開平7−263031号公報
しかしながら、上記充電方法では、デンドライトの析出を抑制することができるものの、デンドライトは経時的に析出し、いずれはリチウム二次電池の性能低下を引き起こすという問題がある。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものである。したがって、本発明の目的は、デンドライトによるリチウム二次電池の性能低下を防止することができる電源システムおよび電源システムの制御方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、上記電源システムを搭載した車両を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
本発明の電源システムは、析出量算出手段および溶解除去手段を有する。前記析出量算出手段は、リチウム二次電池の充放電にともなって当該リチウム二次電池の負極に析出するリチウムのデンドライトの析出量を算出する。前記溶解除去手段は、前記析出量算出手段で算出されるデンドラントの析出量に応じて、前記デンドライトを溶解除去する。
本発明の電源システムの制御方法は、算出段階および溶解除去段階を有する。前記算出段階は、リチウム二次電池の充放電にともなって当該リチウム二次電池の負極に析出するリチウムのデンドライトの析出量を算出する。前記溶解除去段階は、前記算出段階で算出されるデンドラントの析出量に応じて、前記デンドライトを溶解除去する。
本発明の車両は、上記電源システムを駆動用電源として搭載している。
本発明の電源システムおよび電源システムの制御方法によれば、リチウム二次電池の負極に析出するリチウムのデンドライトの析出量を予測しつつ、デンドライトが溶解除去されるため、デンドライトの析出によるリチウム二次電池の性能低下が効率よく防止される。したがって、リチウム二次電池の耐久性を向上することができる。
本発明の車両によれば、リチウム二次電池の性能が長期間維持されるため、車両の信頼性が向上する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態では、本発明を電気自動車のモータ駆動用の電源システムに適用した場合を例にとって説明する。図中、同様の部材には、同一の符号を用いた。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における電源システムの概略構成を示すブロック図である。本実施の形態の電源システムは、リチウム二次電池の負極に析出するデンドライトの析出量が許容量を超えた場合に、リチウム二次電池の負極の電位を上昇させることによって、析出したデンドライトを溶解除去するものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態における電源システムの概略構成を示すブロック図である。本実施の形態の電源システムは、リチウム二次電池の負極に析出するデンドライトの析出量が許容量を超えた場合に、リチウム二次電池の負極の電位を上昇させることによって、析出したデンドライトを溶解除去するものである。
図1に示すとおり、本実施の形態の電源システム100は、組電池10、外部電源20、電圧センサ30、温度センサ40、および電源制御装置50を備える。組電池10は、インバータ60を介してモータ70に接続されており、電源制御装置50は、車内ネットワークを通じて車両制御装置80に接続されている。
組電池10は、モータ70に電力を供給するものである。組電池10は、繰り返し充放電可能なリチウム二次電池であって、リチウムを含む正極を備えたリチウム単電池(以下、電池セルと称する)11が複数直列に接続されて構成される。組電池10を構成する電池セル11についての詳細な説明については後述する。
外部電源20は、溶解除去手段として、リチウムのデンドライトを溶解除去するものである。外部電源20は、組電池10に逆電圧を印加して組電池10の負極の電位を上昇させることによって、デンドライトを溶解除去する。外部電源20は、その負極端子が組電池10の正極端子に接続され、その正極端子が組電池10の負極端子に接続される。本実施の形態の外部電源20は、直流電源および可変抵抗器を含む可変電源であって、電源制御装置50により制御される。あるいは、本実施の形態と異なり、外部電源20は、組電池10にパルス電圧(パルス電流)を印加するパルス電源を有してもよい。
電圧センサ30は、充電量検出手段として、組電池10の電圧を検出するものである。電圧センサ30は、組電池10と並列に接続されており、組電池10の充電量(SOC)として組電池10の開放電圧を検出する。電圧センサ30は、電源制御装置50と電気的に接続されており、検出された電圧信号は電源制御装置50に送信される。
温度センサ40は、組電池10の温度を検出するものである。温度センサ40は、組電池10内部に設けられ、組電池10が使用される環境の温度として組電池10内部の温度を検出する。温度センサ40は、電源制御装置50と電気的に接続されており、検出された温度信号は電源制御装置50に送信される。
電源制御装置50は、電圧センサ30および温度センサ40によって検出される信号を処理し、外部電源20およびモータ70を制御するものである。電源制御装置50は、インバータ60と組電池10とを接続する強電ハーネスに設けられた強電スイッチを制御するとともに、車両制御装置80を介して、モータ70に接続されるインバータ60に制御信号を出力することができる。
電源制御装置50は、たとえば、一般的なコンピュータであって、CPU51およびメモリ52を有する。CPU51は、外部電源20およびモータ70の動作を制御する制御部、および、リチウムのデンドライトの析出量を算出する析出量算出部(析出量算出手段)として機能する。メモリ52は、格納手段として、組電池10の充放電履歴情報、および、組電池10の開放電圧と充電量との関係を示す開放電圧−充電量データを格納している。
次に、図2を参照しつつ、本実施の形態の組電池10を構成している電池セル11について詳細に説明する。
図2は、図1に示す電源システムにおける組電池を構成する電池セルの構造を説明するための断面図である。
図2に示すとおり、本実施の形態の電池セル11は、ラミネートフィルムよりなる外装材12に、電池要素(発電要素)および参照極13が収納された構成を有している。また、本実施の形態の電池セル11には、電池セル11の負極の電位を検出するセル電圧センサ31が接続されている。
電池要素は、リチウムイオンを吸蔵および放出する正極活物質および負極活物質を含み、正極と負極の間の電解質(非水電解液)をリチウムイオンが移動することによって充放電するものである。電池要素は、正極集電体14aの両面(電池要素の最下層および最上層用は片面)に正極活物質層14bが形成された正極14と、電解質層15と、負極集電体16aの両面に負極活物質層16bが形成された負極16とが複数積層されて構成される。正極集電体14aおよび負極集電体16aは延長されて、外装材12から導出される正極タブ17および負極タブ18にそれぞれ取り付けられている。なお、正極集電体14a、正極活物質層14b、電解質層15、負極集電体16a、および負極活物質層16b自体は、リチウム二次電池に用いられる一般的な物質から構成されるものであるため、詳細な説明は省略する。
参照極13は、電池セル11の負極の電位を測定するためのものである。参照極13は、たとえば、金属リチウムから形成され、電解質層15をなすセパレータの端部に設けられている。参照極13には、外装材12の外部まで導出されるリード線(不図示)が取り付けられており、リード線は、セル電圧センサ31に接続されている。なお、本実施の形態とは異なり、参照極13は、電池セル11内部に1個だけ設けられてもよく、この場合、参照極13は、負極近傍に設けられることが好ましい。
以上のとおり構成される本実施の形態の電源システム100では、電池セル11の負極に析出するリチウムのデンドライトの析出量が許容量を超えた場合、電池セル11の負極16の電位を上昇させることによって、析出したデンドライトが溶解除去される。以下、図3〜図6を参照しつつ、本実施の形態の電源システムの制御方法について詳細に説明する。
図3は、図1に示す電源システムの制御方法を説明するためのフローチャートである。なお、以下のフローチャートでは、組電池10を充電する前に、電池セル11の負極に析出しているリチウムのデンドライトを溶解除去する場合を例にとって説明する。
図3に示すとおり、本実施の形態における電源システムの制御方法では、まず、デンドライトの析出量が算出される(ステップS101)。本実施の形態では、組電池10が充放電された履歴を示す充放電履歴情報に基づいて、CPU51が組電池10の内部に析出されるデンドライトの析出量の推定値を算出する。ステップS101に示すデンドライト析出量算出処理の詳細は後述する。
次に、デンドライトの析出量が許容値以上か否かが判断される(ステップS102)。本実施の形態では、CPU51が、ステップS101に示す処理で算出されたデンドライトの析出量と予め設定される許容値とを比較して、析出量が許容値以上か否かを判断する。ここで、許容値は、たとえば、0.3(mg)であり、デンドライトが電池セル11の性能低下を引き起こさないように、電池セル11に用いられている物質および電池セル11の寸法などに応じて設定される。
デンドライトの析出量が許容値未満の場合(ステップS102:NO)、デンドライトが電池セル11の性能低下を引き起こす可能性は低いとして、デンドライトを溶解除去することなく、ステップS111以下に示す充電処理に移行する。
一方、デンドライトの析出量が許容値以上の場合(ステップS102:YES)、組電池10の充電量が検出される(ステップS103)。本実施の形態では、電圧センサ30によって検出される組電池10の開放電圧から、CPU51が組電池10の充電量を算出する。より具体的には、メモリ52に格納されている開放電圧−充電量データに基づいて、CPU51が組電池10の充電量を算出する。
次に、検出された組電池10の充電量が設定値以上か否かが判断される(ステップS104)。本実施の形態では、CPU51が、ステップS103に示す処理で算出された充電量と設定値とを比較して、充電量が設定値以上か否かを判断する。ここで、設定値は、たとえば、60%であり、後続するデンドライト溶解処理で消費される電力が大きくなり過ぎないように、電池セル11に用いられている物質などに応じて設定される。
組電池10の充電量が設定値以上の場合(ステップS104:YES)、後続するデンドライト溶解処理で消費される電力が大き過ぎて効率的ではないとして、デンドライトを溶解除去することなく、ステップS111以下に示す充電処理に移行する。一方、組電池10の充電量が設定値未満の場合(ステップS104:NO)、デンドライトを溶解除去するために、外部電源20から組電池10に逆電圧が印加される(ステップS105)。本実施の形態では、電源制御装置50が外部電源20に指令信号を出力して、外部電源20から組電池10に逆電圧を印加する。電位調整手段としての外部電源20から逆電圧が印加されることにより、電池セル11の負極16の電位は強制的に上昇される。電池セル11の負極の電位が上昇されることにより、負極に析出しているデンドライトが溶解される。
次に、電池セル11の負極の電位が検出される(ステップS106)。本実施の形態では、セル電圧センサ31によって、一の電池セル11の内部に設けられた参照極13と負極16との電位差が負極の電位として検出される。
そして、検出された負極の電位が予め設定されるデンドライト溶解電位以上か否かが判断される(ステップS107)。本実施の形態では、CPU51が、ステップS106に示す処理で検出された負極の電位とデンドライト溶解電位とを比較して、負極の電位がデンドライト溶解電位以上か否かを判断する。ここで、デンドライト溶解電位は、たとえば、2Vであって、デンドライトを効果的に溶解除去することができる電位である。デンドライト溶解電位は、電池セル11に用いられている物質に応じて設定される。
負極の電位がデンドライト溶解電位未満の場合(ステップS107:NO)、負極の電位がデンドライト溶解電位に到達するまで、外部電源20から印加される逆電圧の大きさが増加される。一方、負極の電位がデンドライト溶解電位以上の場合(ステップS107:YES)、外部電源20から印加される逆電圧の大きさが維持される(ステップS108)。
次に、所定時間が経過したか否かが判断される(ステップS109)。所定時間が経過していない場合(ステップS109:NO)、所定時間が経過するまで、外部電源20から印加される逆電圧の大きさが維持される。一方、所定時間が経過した場合(ステップS109:YES)、外部電源20からの逆電圧の印加が停止され(ステップS110)、処理が終了される。
以上のとおり、ステップS105〜S110に示す処理によれば、外部電源20から組電池10に逆電圧が印加されることによって、電池セル11の負極の電位が強制的に上昇される。電池セル11の負極16の電位が上昇されることにより、電池セル11の負極16に析出しているデンドライトが溶解除去される。なお、本実施の形態と異なり、たとえば、モータ70の回転数を上昇させて組電池10を放電させることにより、電池セル11の負極の電位を上昇させて、デンドライトを溶解除去してもよい。
次に、組電池10の充電が開始される(ステップS111)。そして、組電池10の充電が完了するまで充電が継続され(ステップS112,S113)、処理が終了される。なお、ステップS111〜S113に示す処理は、一般的なリチウム二次電池の充電処理であるため、詳細な説明は省略する。
以上のとおり、図3のフローチャートに示す処理によれば、まず、組電池10の充放電履歴情報に基づいて、組電池10を構成する電池セル11の負極に析出しているデンドライトの析出量が算出される。そして、算出されたデンドライトの析出量が許容量を超える場合、負極に析出しているデンドライトが溶解除去される。その結果、電池セル11の負極に析出したリチウムのデンドライトに起因する電池セル11の性能低下が防止される。以下、図4および図5を参照しつつ、デンドライトの析出量を算出するデンドライト析出量算出処理について詳細に説明する。
図4は、図3のステップS101に示すデンドライト析出量算出処理を説明するためのフローチャートである。本実施の形態のデンドライト析出量算出処理では、組電池10の充放電履歴情報である組電池10の充電回数情報、高速充電回数情報、および満充電回数情報に基づいて、デンドライトの析出量が算出される。
図4に示すとおり、本実施の形態のデンドライト析出量算出処理では、まず、組電池10が充電された回数を示す充電回数情報が読み出される(ステップS201)。本実施の形態では、CPU51が、メモリ52に予め格納されている組電池10の充電回数情報を読み出す。
次に、組電池10の充電回数情報に基づいたデンドライトの析出量(以下、第1析出量と称する)が算出される(ステップS202)。本実施の形態では、CPU51が、予め設定される第1係数k1(たとえば、2×10−4mg/回)と充電回数aとの積により、デンドライトの第1析出量(k1・a)を算出する。算出されたデンドライトの第1析出量は、メモリ52に一時的に格納される。
次に、組電池10の温度が検出される(ステップS203)。本実施の形態では、組電池10が使用される環境の温度に基づいてデンドライトの析出量が補正されるように、温度センサ40によって組電池10内部の温度が検出される。
そして、検出された温度に基づいて、デンドライトの析出量の第1および第2温度補正値α,βが算出される(ステップS204)。本実施の形態では、組電池10が使用される環境の温度が高いほどデンドライトの析出量が多くなるように、CPU51が、第1温度補正値α(たとえば、7mg)および第2温度補正値β(たとえば、5mg)を算出する。算出された第1および第2温度補正値α,βは、メモリ52に一時的に格納される。
次に、組電池10が高速充電された回数を示す高速充電回数情報が読み出される(ステップS205)。本実施の形態では、CPU51が、メモリ52に予め格納されている組電池10の高速充電回数情報を読み出す。
次に、組電池10の高速充電回数情報に基づいたデンドライトの析出量(以下、第2析出量と称する)が算出される(ステップS206)。本実施の形態では、CPU51が、予め設定される第2係数k2(たとえば、6×10−2mg/回)と高速充電回数bとの積に、第1温度補正値αを加えた値を、デンドライトの第2析出量(k2・b+α)として算出する。算出されたデンドライトの第2析出量は、メモリ52に一時的に格納される。
次に、組電池10が満充電された回数を示す満充電回数情報が読み出される(ステップS207)。本実施の形態では、CPU51が、メモリ52に予め格納されている組電池10の満充電回数情報を読み出す。
次に、組電池10の満充電回数情報に基づいたデンドライトの析出量(以下、第3析出量と称する)が算出される(ステップS208)。本実施の形態では、CPU51が、予め設定される第3係数k3(たとえば、7.5×10−3mg/回)と満充電回数cとの積に、第2温度補正値βを加えた値を、デンドライトの第3析出量(k3・c+β)として算出する。算出されたデンドライトの第3析出量は、メモリ52に一時的に格納される。
そして、デンドライトの総析出量が算出される(ステップS209)。本実施の形態では、CPU51が、ステップS202,S206,S208で算出された第1〜第3析出量の和をデンドライトの総析出量として算出する。
以上のとおり、図4のフローチャートに示す処理によれば、組電池10の充電回数情報、高速充電回数情報、および満充電回数情報に基づいて、電池セル11の負極に析出するデンドライトの析出量の予測値が算出される。
なお、上述したデンドライト析出量算出処理では、温度センサ40によって検出された組電池10内部の温度に基づいて、デンドライトの析出量が補正された。しかしながら、デンドライトの析出量は、電気自動車に設けられた温度センサによって検出される電気自動車の外気温度に基づいて補正されてもよい。あるいは、図5のステップS203’に示すとおり、デンドライトの析出量は、電気自動車が走行する地域の気候データなどに基づいて補正されてもよい。
また、組電池10の充放電履歴情報のうち、組電池10の高速充電回数情報および満充電回数情報は省略されてもよく、デンドライトの析出量は、組電池10の充電回数情報のみに基づいて算出されてもよい。
次に、本実施の形態の電源システム100における作用効果を説明する。
図6は、本実施の形態の電源システムによるリチウム二次電池の耐久性向上効果を説明するための図である。具体的には、図6は、リチウム二次電池の負極に析出するデンドライトの経時的な析出量を模式的に示したものである。なお、図6では、一般的な電源システムを用いた場合を比較例として示している。図6中の破線は、比較例におけるデンドライトの析出量の経時的な変化を表しており、実線は、本実施の形態におけるデンドライトの析出量の経時的な変化を表している。
比較例では、リチウムのデンドライトが溶解除去されることなく、リチウム二次電池の充放電が繰り返される。リチウム二次電池の充放電にともなって、樹枝状の析出物であるデンドライトは、リチウム二次電池の負極表面の凹凸部または負極の端部に析出・成長する。このようなデンドライトは、電解質層をなすセパレータを貫通して、リチウム二次電池の正極および負極間に内部短絡を引き起こす可能性がある。したがって、一般的な電源システムでは、リチウム二次電池の充放電が繰り返されることにより負極にデンドライトが析出し、リチウム二次電池の性能低下が引き起こされる可能性がある。
一方、本実施の形態では、許容量以上のデンドライトが析出した場合、析出したデンドライトが溶解除去される。したがって、充放電が繰り返されても、デンドライトの析出量は許容量未満に維持され、リチウム二次電池の性能低下が防止される。その結果、リチウム二次電池の耐久性が向上する。
次に、図7を参照しつつ、本実施の形態の電源システムが搭載された車両を説明する。
図7は、本実施の形態の電源システムを駆動用電源として搭載した電気自動車を示す図である。本実施の形態の電源システム100は、自動車および電車などの車両に搭載され、モータなどの電気機器の駆動用電源として使用されることができる。
図7に示すとおり、本実施の形態の電源システム100を搭載した電気自動車200では、組電池10から電力を供給されるモータ70によって駆動輪が回転し、電気自動車200が走行する。本実施の形態の電気自動車200は、組電池10の性能が長期間維持されるため、電気自動車200の信頼性が向上する。
以上のとおり、説明した本実施の形態は、以下の効果を奏する。
(a)本実施の形態の電源システムは、析出量算出部、外部電源、およびモータを有する。析出量算出部は、電池セルの充放電にともなって電池セルの負極に析出するリチウムのデンドライトの析出量を算出する。外部電源およびモータは、析出量算出部で算出されるデンドラントの析出量に応じて、デンドライトを溶解除去する。したがって、電池セルの負極に析出するリチウムのデンドライトの析出量が予測されつつ、デンドライトが溶解除去されるため、デンドライトの析出による電池セルの性能低下が効率よく防止される。その結果、電池セルの耐久性を向上することができる。
(b)本実施の形態の電源システムは、電池セルが充放電された履歴を示す充放電履歴情報を格納するメモリをさらに有し、析出量算出部は、組電池の充放電履歴情報に基づいて、デンドランドの析出量を算出する。したがって、デンドライトの析出量を算出することができる。
(c)充放電履歴情報は、組電池が充電された回数を示す充電回数情報を含む。したがって、組電池の充電回数に基づいて、デンドライトの析出量を算出することができる。
(d)析出量算出部は、電池セルが高速充電された回数および電池セルが満充電された回数が多いほどデンドライトの析出量が多くなるように、組電池の充電回数情報、高速充電回数情報、および満充電回数情報に基づいて、デンドランドの析出量を算出する。したがって、デンドライトの析出を加速する高速充電および満充電の影響が加速度係数的にデンドライトの析出量の計算に加えられるため、デンドライトの析出量を正確に算出することができる。
(e)外部電源およびモータは、電池セルの負極の電位を上昇させることによって、デンドライトを溶解除去する。したがって、電池セルの負極に析出したデンドライトを電気的に溶解除去することができる。
(f)電池セルが使用される環境の温度が高いほどデンドライトの析出量が多くなるように、電池セルが使用される環境の温度情報に基づいて、デンドライトの析出量が補正される。したがって、デンドライトの析出量をより正確に算出することができる。
(g)温度情報は、電池セルの温度情報、電池セルを駆動用電源として搭載した電気自動車の外気温度情報、または電気自動車が使用される地域の気候情報を含む。したがって、電池セルが使用される環境の温度情報に基づいて、デンドライトの析出量を補正することができる。
(h)本実施の形態の電源システムは、電池セルの充電量を検出する電圧センサをさらに有し、外部電源およびモータは、電池セルの充電量が設定値未満の場合、デンドライトを溶解除去する。したがって、たとえば、低レート放電後などで組電池の充電量がある程度高い場合、組電池に蓄積されている電力が電池外部に非効率的に廃棄されることを防止することができる。その結果、効率的な制御が実現される。
(i)電圧センサは、組電池の開放電圧を検出する。したがって、組電池の充電量を検出することができる。
(j)本実施の形態の車両は、上記電源システムを駆動用電源として搭載している。したがって、複数の電池セルから構成される組電池の性能が長期間維持されるため、車両の信頼性が向上する。
(k)本実施の形態における電源システムの制御方法は、算出段階および溶解除去段階を有する。算出段階は、電池セルの充放電にともなって電池セルの負極に析出するリチウムのデンドライトの析出量を算出する。溶解除去段階は、算出段階で算出されるデンドラントの析出量に応じて、デンドライトを溶解除去する。したがって、電池セルの負極に析出するリチウムのデンドライトの析出量が予測されつつ、デンドライトが溶解除去されるため、デンドライトの析出による電池セルの性能低下が効率よく防止される。その結果、電池セルの耐久性を向上することができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、組電池の充電回数情報、高速充電回数情報、および満充電回数情報に基づいて、デンドライトの析出量を算出した。本実施の形態では、組電池の稼動時間に基づいて、デンドライトの析出量を算出する。
第1の実施の形態では、組電池の充電回数情報、高速充電回数情報、および満充電回数情報に基づいて、デンドライトの析出量を算出した。本実施の形態では、組電池の稼動時間に基づいて、デンドライトの析出量を算出する。
図8は、本発明の第2の実施の形態における電源システムの制御方法を説明するためのフローチャートである。なお、以下のフローチャートでは、組電池10を充電する前に、電池セル11の負極に析出しているリチウムのデンドライトを溶解除去する場合を例にとって説明する。
図8に示すとおり、本実施の形態における電源システムの制御方法では、まず、組電池10の稼動時間が読み出される(ステップS301)。本実施の形態では、CPU51が、メモリ52に予め格納されている組電池10の稼動時間を読み出す。
次に、組電池10の稼動時間に基づいたデンドライトの析出量が算出される(ステップS302)。本実施の形態では、CPU51が、予め設定される係数と稼動時間との積により、デンドライトの析出量を算出する。
次に、デンドライトの析出量が許容値以上か否かが判断される(ステップS303)。デンドライトの析出量が許容値未満の場合(ステップS303:NO)、デンドライトが電池セル11の性能低下を引き起こす可能性は低いとして、デンドライトを溶解除去することなく、ステップS312以下に示す充電処理に移行する。一方、デンドライトの析出量が許容値以上の場合(ステップS303:YES)、組電池10の充電量が検出され、検出された組電池10の充電量が設定値以上か否かが判断される(ステップS304,S305)。
組電池10の充電量が設定値以上の場合(ステップS305:YES)、デンドライトを溶解除去することなく、ステップS312以下に示す充電処理に移行する。一方、組電池10の充電量が設定値未満の場合(ステップS305:NO)、デンドライトを溶解除去するために、外部電源20から組電池10に逆電圧が印加される(ステップS306)。
次に、電池セル11の負極の電位が検出され、検出された負極の電位が予め設定されるデンドライト溶解電位以上か否かが判断される(ステップS307,S308)。負極の電位がデンドライト溶解電位未満の場合(ステップS308:NO)、負極の電位がデンドライト溶解電位に到達するまで、外部電源20から印加される逆電圧の大きさが増加される。一方、負極の電位がデンドライト溶解電位以上の場合(ステップS308:YES)、外部電源20から印加される逆電圧の大きさが維持される(ステップS309)。
次に、所定時間が経過したか否かが判断される(ステップS310)。所定時間が経過していない場合(ステップS310:NO)、所定時間が経過するまで、外部電源20から印加される逆電圧の大きさが維持される。一方、所定時間が経過した場合(ステップS310:YES)、外部電源20からの逆電圧の印加が停止され(ステップS311)、処理が終了される。
次に、組電池10の充電が開始される(ステップS312)。そして、組電池10の充電が完了するまで充電が継続され(ステップS313,S314)、処理が終了される。
以上のとおり、図8のフローチャートに示す処理によれば、まず、組電池10の稼動時間情報に基づいて、組電池10を構成する電池セル11の負極に析出しているデンドライトの析出量が算出される。そして、算出されたデンドライトの析出量が許容量を超える場合、負極に析出しているデンドライトが溶解除去される。その結果、電池セル11の負極に析出したリチウムのデンドライトに起因する電池セル11の性能低下が防止される。
以上のとおり、説明した本実施の形態は、第1の実施の形態における効果に加えて、以下の効果を奏する。
(l)充放電履歴情報は、組電池の稼動時間を示す稼動間情報を含む。したがって、組電池の稼働時間に基づいて、デンドライトの析出量を算出することができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態は、電池セルに超音波振動を付与することによって、リチウムのデンドライトを溶解除去する実施の形態である。
本実施の形態は、電池セルに超音波振動を付与することによって、リチウムのデンドライトを溶解除去する実施の形態である。
図9は、本発明の第3の実施の形態における電源システムの概略構成を示すブロック図である。
図9に示すとおり、本実施の形態の電源システム100は、組電池10、電圧センサ30、温度センサ40、電源制御装置50、および超音波発振器25を備える。組電池10は、インバータ60を介してモータ70に接続されており、電源制御装置50は、車内ネットワークを通じて車両制御装置80に接続されている。なお、外部電源に代わって、超音波発振器がデンドライトを溶解除去する点を除いては、本実施の形態における電源システムの構成は第1の実施の形態の場合と同様であるため、詳細な説明は省略する。
超音波発振器25は、溶解除去手段として、リチウムのデンドライトを溶解除去するものである。超音波発振器25は、組電池10に超音波振動を付与することによって、デンドライトを溶解除去する。超音波発振器25は、組電池10に連結されており、電源制御装置50によって制御される。
図10は、図9に示す電源システムの制御方法を説明するためのフローチャートである。なお、以下のフローチャートでは、組電池10を充電する前に、電池セル11の負極に析出しているリチウムのデンドライトを溶解除去する場合を例にとって説明する。
図10に示すとおり、本実施の形態における電源システムの制御方法では、まず、デンドライトの析出量が算出される(ステップS401)。なお、ステップS401に示すデンドライト析出量算出処理は、第1の実施の形態の場合と同様であるため、詳細な説明は省略する。
次に、デンドライトの析出量が許容値以上か否かが判断される(ステップS402)。デンドライトの析出量が許容値未満の場合(ステップS402:NO)、デンドライトが電池セル11の性能低下を引き起こす可能性は低いとして、デンドライトを溶解除去することなく、ステップS408以下に示す充電処理に移行する。一方、デンドライトの析出量が許容値以上の場合(ステップS402:YES)、組電池10の充電量が検出され、検出された組電池10の充電量が設定値以上か否かが判断される(ステップS403,S404)。
組電池10の充電量が設定値以上の場合(ステップS404:YES)、デンドライトを溶解除去することなく、ステップS408以下に示す充電処理に移行する。一方、組電池10の充電量が設定値未満の場合(ステップS404:NO)、デンドライトを溶解除去するために、組電池10に超音波振動が付与される(ステップS405)。本実施の形態では、電源制御装置50が超音波発振器25に指令信号を出力して、超音波発振器25から組電池10に超音波振動を付与する。超音波発振器25から超音波振動が付与されることにより、電池セル11の負極に析出しているデンドライトが溶解される。
次に、所定時間が経過したか否かが判断される(ステップS406)。所定時間が経過していない場合(ステップS406:NO)、所定時間が経過するまで、超音波発振器25から付与される超音波振動が維持される。一方、所定時間が経過した場合(ステップS406:YES)、超音波発振器25からの超音波振動の付与が停止される(ステップS407)。
次に、組電池10の充電が開始される(ステップS408)。そして、組電池10の充電が完了するまで充電が継続され(ステップS409,S410)、処理が終了される。
以上のとおり、図10のフローチャートに示す処理によれば、まず、組電池10の充放電履歴情報に基づいて、組電池10を構成する電池セル11の負極に析出しているデンドライトの析出量が算出される。そして、算出されたデンドライトの析出量が許容量を超える場合、組電池10に超音波振動が付与されることにより、電池セルの負極に析出しているデンドライトが溶解除去される。その結果、電池セル11の負極に析出したリチウムのデンドライトに起因する電池セル11の性能低下が防止される。
以上のとおり、説明した本実施の形態は、第1および第2の実施の形態における効果に加えて、以下の効果を奏する。
(m)本実施の形態の電源システムは、析出量算出部で算出されるデンドラントの析出量に応じて、デンドライトを溶解除去する超音波発振器を有する。したがって、電池セルの負極に析出するデンドライトによる電池セルの性能低下が防止される。その結果、電池セルの耐久性を向上することができる。
以上のとおり、第1〜第3の実施の形態において、本発明の電源システム、電源システムの制御方法、および車両を説明した。しかしながら、本発明は、その技術思想の範囲内において当業者が適宜に追加、変形、および省略することができることはいうまでもない。
たとえば、上述した実施の形態では、デンドライトの析出量が許容量を超える場合、デンドライトを溶解除去した。しかしながら、許容量とは無関係に、デンドライトの析出量に応じて、外部電源からの逆電圧の印加時間などの条件を変更しつつ、デンドライトを溶解除去してもよい。
また、上述した実施の形態では、電池セルの負極の電位を上昇させることにより、あるいは、電池セルに超音波振動を付与することにより、リチウムのデンドライトを溶解除去した。しかしながら、電池セルに、パルス状のレーザ光を照射することによって、リチウムのデンドライトを溶解除去してもよい。
また、上述した実施の形態では、充放電履歴情報に基づいて算出されるデンドライトの析出量が許容値と比較された。しかしながら、充放電履歴情報自体が所定の閾値と直接的に比較されてもよい。
また、上述した実施の形態では、電圧センサによって検出される組電池の開放電圧から組電池の充電量が算出された。しかしながら、組電池の充電量は、電流センサによって検出される電流値などから求められる組電池の充放電履歴に基づいて算出されてもよい。
10 組電池(リチウム二次電池)、
11 電池セル(リチウム二次電池)、
14 正極、
16 負極、
20 外部電源(溶解除去手段、電位調整手段)、
25 超音波発振器(溶解除去手段)、
30 電圧センサ(充電量検出手段)、
31 セル電圧センサ、
40 温度センサ、
50 電源制御装置、
51 CPU(析出量算出手段)、
52 メモリ(格納手段)、
70 モータ(溶解除去手段、電位調整手段)、
100 電源システム、
200 電気自動車(車両)。
11 電池セル(リチウム二次電池)、
14 正極、
16 負極、
20 外部電源(溶解除去手段、電位調整手段)、
25 超音波発振器(溶解除去手段)、
30 電圧センサ(充電量検出手段)、
31 セル電圧センサ、
40 温度センサ、
50 電源制御装置、
51 CPU(析出量算出手段)、
52 メモリ(格納手段)、
70 モータ(溶解除去手段、電位調整手段)、
100 電源システム、
200 電気自動車(車両)。
Claims (12)
- リチウム二次電池の充放電にともなって当該リチウム二次電池の負極に析出するリチウムのデンドライトの析出量を算出する析出量算出手段と、
前記析出量算出手段で算出されるデンドラントの析出量に応じて、前記デンドライトを溶解除去する溶解除去手段と、を有することを特徴とする電源システム。 - 前記リチウム二次電池が充放電された履歴を示す充放電履歴情報を格納する格納手段をさらに有し、
前記析出量算出手段は、前記リチウム二次電池の充放電履歴情報に基づいて、前記デンドランドの析出量を算出することを特徴とする請求項1に記載の電源システム。 - 前記充放電履歴情報は、前記リチウム二次電池が充電された回数を示す充電回数情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の電源システム。
- 前記充放電履歴情報は、前記リチウム二次電池の稼動時間を示す稼動時間情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の電源システム。
- 前記充放電履歴情報は、前記リチウム二次電池が高速充電された回数を示す高速充電回数情報と、前記リチウム二次電池が満充電された回数を示す満充電回数情報と、をさらに含み、
前記析出量算出手段は、前記リチウム二次電池が高速充電された回数および前記リチウム二次電池が満充電された回数が多いほど前記デンドライトの析出量が多くなるように、前記リチウム二次電池の充電回数情報、高速充電回数情報、および満充電回数情報に基づいて、前記デンドランドの析出量を算出することを特徴とする請求項3に記載の電源システム。 - 前記溶解除去手段は、前記リチウム二次電池の負極の電位を上昇させることによって、前記デンドライトを溶解除去する電位調整手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
- 前記リチウム二次電池が使用される環境の温度が高いほど前記デンドライトの析出量が多くなるように、前記リチウム二次電池が使用される環境の温度情報に基づいて、前記デンドライトの析出量が補正されることを特徴とする請求項1に記載の電源システム。
- 前記温度情報は、前記リチウム二次電池の温度情報、前記リチウム二次電池を駆動用電源として搭載した装置の外気温度情報、または前記装置が使用される地域の気候情報を含むことを特徴とする請求項7に記載の電源システム。
- 前記リチウム二次電池の充電量を検出する充電量検出手段をさらに有し、
前記溶解除去手段は、前記リチウム二次電池の充電量が設定値未満の場合、前記デンドライトを溶解除去することを特徴とする請求項1に記載の電源システム。 - 前記充電量検出手段は、前記リチウム二次電池の開放電圧を検出する電圧センサを含むことを特徴とする請求項9に記載の電源システム。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の電源システムを駆動用電源として搭載したことを特徴とする車両。
- リチウム二次電池の充放電にともなって当該リチウム二次電池の負極に析出するリチウムのデンドライトの析出量を算出する算出段階と、
前記算出段階で算出されるデンドラントの析出量に応じて、前記デンドライトを溶解除去する溶解除去段階と、を有することを特徴とする電源システムの制御方法。
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