JP2009280194A - インストルメントパネル装置 - Google Patents

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JP2009280194A JP2008332403A JP2008332403A JP2009280194A JP 2009280194 A JP2009280194 A JP 2009280194A JP 2008332403 A JP2008332403 A JP 2008332403A JP 2008332403 A JP2008332403 A JP 2008332403A JP 2009280194 A JP2009280194 A JP 2009280194A
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雅年 ▲高▼山
Masatoshi Takayama
Toshinori Toyohara
利憲 豊原
Kazuhiro Tanaka
一洋 田中
Kazunori Ikura
和徳 居倉
Yasuaki Okazaki
安昭 岡崎
Hitoshi Ochimizu
均 落水
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Abstract

【課題】車両の前方視界における見切り性が低下する等の問題を生じることなく、インストルメントパネルの内部空間および上部空間を有効に利用できるようにする。
【解決手段】車室前部に配設されたインパネ本体1と、車載機器に関連した情報を表示する画面表示部5とを有する自動車のインストルメントパネル装置であって、上記インパネ本体1の車幅方向中央部にセンタコンソール部2が接続されることにより、車幅方向の中央部が最も後方に位置するように湾曲したインパネ後方傾斜面部が形成され、上記インパネ本体1の上面部7には、車幅方向の中央部から運転席側の端部に亘る部位を上方に隆起させたインパネ隆起部23が形成されるとともに、その後端部から下方に延びる段差部23が形成され、この段差部23のうち上記センタコンソール部2の前方側に位置して、運転席側を指向するように傾斜した部位23bに上記画面表示部5が配設された。
【選択図】図1

Description

本発明は、車室前部に配設されて車体の後方側に膨出しつつ車幅方向に延在されたインストルメントパネル装置に関するものである。
従来、下記特許文献1に示されるように、インパネ本体の前上部および後下部にそれぞれ上部メータおよび下部メータを支持し、インパネ本体に上部メータおよび下部メータの周囲を囲むように上部パネルおよび下部パネルを着脱自在に固定した自動車のインストルメントパネル構造において、上部メータおよび下部メータをそれぞれステアリングホイールの上半部の上側および下側に配設し、上記上部パネルの上縁をステアリングホイールの上半部に概ね沿う形状としたものが知られている。
特開2005−297657号公報
上記特許文献1に開示された自動車のインストルメントパネル構造では、ステアリングホイールの上半部の上側および下側にそれぞれ上部メータおよび下部メータを配設したため、ステアリングホイールに邪魔されずに上記各メータをそれぞれ視認できるという利点がある。この反面、各メータの視認性を確保し得るようにその大きさを設定した場合には、このメータ配設部の上端位置が高くなることが避けられず、その影響を受けて車両の前方視界に対する見切り性が低下したり、運転者が圧迫感を受けたりする等の問題がある。
また、上記特許文献1に係る発明では、車室前方に位置するフロントウインドを介して前方を視認した状態にある運転者が、上記上部メータおよび下部メータの両方を視認しようとした場合、この上部メータおよび下部メータが上下に連続して見えるため、その表示内容を迅速かつ適正に確認することが困難であるという問題があり、かつ上記インストルメントパネルの上部空間および内部空間を有効利用に利用する点について、上記特許文献1に係る発明では何ら考慮されていなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、車両の前方視界における見切り性が低下する等の問題を生じることなく、インストルメントパネルに設けられた画面表示部の視認性を確保できるとともに、インストルメントパネルの内部空間および上部空間を有効に利用することができるインストルメントパネル装置を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、車室前部に配設されて車体の後方側に膨出しつつ車幅方向に延在されたインパネ本体と、車載機器に関連した情報を表示する画面表示部とを有する自動車のインストルメントパネル装置であって、上記インパネ本体の車幅方向中央部に車載機器の操作部を有するセンタコンソール部が接続されることにより、車幅方向に連続しつつ緩やかに下方に傾斜するとともに平面視で車幅方向の中央部が最も後方に位置するように湾曲したインパネ後方傾斜面部が形成され、上記インパネ本体の上面部には、車幅方向の中央部から運転席側の端部に亘る部位を上方に隆起させたインパネ隆起部が形成されるとともに、その後端部から下方に延びる段差部が形成され、この段差部のうち上記センタコンソール部の前方側に位置して、運転席側を指向するように傾斜した部位に上記画面表示部が配設されたものである。
請求項2に係る発明は、上記請求項1記載のインストルメントパネル装置において、上記インパネ隆起部の後端部に設けられた段差部がインパネ本体の車幅方向中央部から運転席側端部に亘るように延設されるとともに、上記段差部とインパネ後方傾斜面部との間にインパネ底部が形成され、このインパネ底部上でステアリングホイールの前方位置にメータクラスタ部の計器盤面部が配設されたものである。
請求項3に係る発明は、上記請求項2に記載のインストルメントパネル装置において、上記メータクラスタ部が、インパネ底部に連設されて上方に膨出するよう設置されたメータフード部と、このメータフード部の下方に配設されて運転席側を指向する計器盤面部とを有し、上記メータフード部の前端部に前突状の湾曲部が設けられてこの湾曲部がインパネ底部に連設されるとともに、上記メータクラスタ部の左右両側方部を囲繞するようにインパネ底部が配設されたものである。
請求項4に係る発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項に記載のインストルメントパネル装置において、上記画面表示部の直下方位置にエアコンユニットが収容され、側面視でエアコンユニットの直後方に位置するとともに、後面視でエアコンユニットと重複した部位に上記車載機器が設置されたものである。
請求項5に係る発明は、上記請求項1〜4のいずれか1項に記載のインストルメントパネル装置において、上記インパネ隆起部の後端部に設けられた段差部と、上記インパネ本体の車幅方向に中央部に接続されて上下方向に延びるセンタコンソール部とにより、インパネ本体の運転席側部位から車幅方向の中央部に沿って連続した鎌形状の意匠面が形成されたものである。
請求項6に係る発明は、上記インパネ本体の上面部の前側部分にデフロスター用の吹出口が形成され、上記画面表示部の直下方位置にエアコンユニットが収容され、上記インパネ本体に、上下に貫通し上記エアコンユニットから上記デフロスター用の吹出口に空調用エアを導くためのデフ開口が形成されており、上記デフ開口は、その開口部分の少なくとも一部が平面視で上記画面表示部と重複しない位置に形成されているものである。
請求項7に係る発明は、上記デフ開口の開口部分のうち車幅方向において上記運転席と反対側の部分が上記画面表示部と重複しないものである。
請求項8に係る発明は、ナビゲーション装置を有し、上記ナビゲーション装置が上記画面表示部のうち上記運転席側に設けられているものである。
請求項9に係る発明は、上記インパネ本体の車幅方向外側方部に、空調用エアを車室内の側方部に吹き出すためのベント口が形成されており、上記画面表示部の直下方位置に収容されたエアコンユニットから上記ベント口に空調用エアを導くためのベンチダクトが、ステアリングホイールの前方に位置するメータクラスタ部の前方、かつ、上記段差部の下方を通って車幅方向に延びているものである。
請求項1に係る発明では、車載機器の操作部を有するセンタコンソール部がインパネ本体の車幅方向中央部から車室の底部に向けて下方に垂下するように設置される等により、車幅方向に連続しつつ側面視で緩やかに下方に傾斜するとともに平面視で車幅方向の中央部が最も後方に位置するように湾曲したインパネ後方傾斜面部を形成したため、運転席および助手席の居住性を損なうことなく、上記インストルメントパネルの内部空間および上部空間、特に車幅方向中央部分の内部空間および上部空間を充分に確保することができる。したがって、上記インストルメントパネルの内部空間の有効に利用して各種の車載機器を配設できるとともに、インストルメントパネルの上部空間を有効に利用して上記画面表示部等を適正位置に配設できるという利点がある。また、上記段差部のうち上記センタコンソール部の前方側に位置するとともに、運転席側を指向するように傾斜した部位に、上記画面表示部を配設したため、車両の前方視界における見切り性が低下する等の問題を生じることなく、画面表示部の視認性を効果的に確保できるという利点がある。
請求項2に係る発明では、インパネ隆起部の後端部に設けられた段差部をインパネ本体の車幅方向中央部から運転席側端部に亘るように延設するとともに、上記段差部とインパネ後方傾斜面部との間にインパネ底部を形成し、このインパネ底部上でステアリングホイールの前方位置にメータクラスタ部の計器盤面部を配設することにより、この計器盤面部と上記画面表示部とを平面視で左右にオフセットさせるように構成したため、このメータクラスタ部と画面表示部とを後面視で上下に連続させて配設した場合のように、これらのうちの一方を車体の上方側に位置させることによりその視認性を確保する等の構成をとる必要がなく、上記メータクラスタ部および画面表示部の上端位置が高くなるのを防止することができる。したがって、上記メータクラスタ部および画面表示部の視認性を確保し得るようにその大きさを設定した場合においても、これらの存在により車両の前方視界が遮られてその見切り性が低下したり、運転者が圧迫感を受けたりすることがなく、運転席に着座してステアリングホイールを把持した運転者が、ステアリングホイールの開口部等を介して上記メータクラスタ部の計器盤面部に設けられたスピードメータおよびタコメータ等を適正に視認できるとともに、ステアリングホイール越しに上記画面表示部の表示情報を適正に視認できるという利点がある。
請求項3に係る発明では、メータクラスタ部が、インパネ底部に連設されて上方に膨出するよう設置されたメータフード部と、このメータフード部の下方に配設されて運転席側を指向する計器盤面部とを有し、上記メータフード部の前端部に前突状の湾曲部を設けてこの湾曲部を上記インパネ底部に連設するとともに、上記メータクラスタ部の左右両側方部を囲繞するように上記インパネ底部を配設したため、平面視で半円形状に形成されたメータクラスタ部が、運転席の前方部に配設されたインパネ底部上に膨出して設置されることにより、運転席が飛行機のコックピットのように構成されてスポーティな操縦感覚が得られるという利点がある。
請求項4に係る発明では、画面表示部の直下方位置にエアコンユニットを収容し、側面視でエアコンユニットの直後方に位置するとともに、後面視でエアコンユニットと重複した部位に上記車載機器を配設したため、上記インストルメントパネルの下方部に形成された容量の大きな内部空間を有効に利用して、上記エアコンユニットおよびナビゲーション装置等からなる各種の車載機器を効率よく配設できるという利点がある。
請求項5に係る発明では、インパネ隆起部の後端部に設けられて画面表示部が配設された段差部と、上記センタコンソール部とによりインパネ本体の運転席側部位から車幅方向の中央部に沿って連続した鎌形状の意匠面を形成したため、フロントウインドを介して車両の前方部を視認しつつ運転している運転者が、その側方から下方に向けて流れるように視線を移動させることにより、上記画面表示部に表示された車載機器に関する情報と、上記センタコンソール部の上方部に設けられた車載機器等とを、順次視認できるという利点がある。
請求項6に係る発明では、上下に貫通しエアコンユニットからデフロスター用の吹出口に空調用エアを導くためのデフ開口を、上記インパネ本体に、このデフ開口の開口部分の少なくとも一部が平面視で上記画面表示部と重複しないように形成しており、このデフ開口を通過する空調用エアが上記画面表示部の各種表示装置等と干渉するのを抑制して、空調用エアの流れをスムーズにすることができるという利点がある。
請求項7に係る発明では、上記デフ開口の開口部分のうち車幅方向において上記運転席と反対側の部分が上記画面表示部と重複しないようにしており、上記画面表示部に容積の大きい装置が内蔵される場合にも、この装置を画面表示部内に配置しつつ空調用エアの流れをスムーズにすることができるという利点がある。例えば、比較的装置の容積が大きいナビゲーション装置を上記画面表示部に設ける場合が挙げられ、この場合には、このナビゲーション装置を上記運転席側に配置すればよい。
請求項9に係る発明では、上方に隆起したインパネ隆起部が形成されることでこのインパネ隆起部の下方すなわち上記段差部の下方に確保された所定の容量の空間を利用して、ベンチダクトを、上記メータクラスタ部の前方、かつ、上記段差部の下方を通って車幅方向に延びるように配設しており、ベンチダクトとメータクラスタ部等との干渉を回避しつつベンチダクトの容積を十分に確保することができるという利点がある。
図1〜図4は、本発明に係るインストルメントパネル装置の第1の実施形態を示している。このインストルメントパネル装置は、車室前部に配設されて車体の後方側に膨出しつつ車幅方向に延在されたインパネ本体1と、このインパネ本体1の車幅方向中央部から車室の底部に向けて下方に垂下するように設置されたセンタコンソール部2と、運転者により操作されるステアリングホイール3の前方に配設されたメータクラスタ部4と、後述の車載機器に関連した情報を表示する画面表示部5とを有している。なお、当実施形態では、運転席が車室の左側に位置するとともに、これに対応して上記ステアリングホイール3が車室の左側に配設されている。
上記インパネ本体1は、フロントウインド10の下端部に沿って車幅方向に延びるように略水平に設置された前方部6と、その後端部に連設された上面部7と、この上面部7の後方側に配設されるとともに、車幅方向に連続しつつ後下がりに傾斜して延びる左右一対の後方傾斜面部8,9とを有している。そして、上記インパネ本体1が合成樹脂材等により成形されるとともに、車幅方向に延びるように設置された上下のクロスカービーム11,12に、図外の取付ブラケット等を介して支持されている。なお、図4において、符号46はダッシュパネルである。
上記センタコンソール部2の左側(運転席側)には、ステアリングシャフトや各種ペダルの基部を隠蔽し、また前突時に運転者の膝等を保護する役割をなす下部プレート13が取り付けられるとともに、センタコンソール部2の右側(助手席側)には、グローブボックスの蓋体等を含んでなる下部プレート14が取り付けられることによりインストルメントパネルが構成されている。そして、上記インパネ本体1の後方傾斜面部8,9と、センタコンソール部2の上方部15とにより、車幅方向に連続して緩やかに湾曲しつつ下方に傾斜するとともに、平面視で車幅方向の中央部が最も後方に位置するような稜線をなすインパネ後方傾斜面部が形成されている(図3参照)。
上記インパネ後方傾斜面部の中央部分を構成するセンタコンソール部2の上方部15には、空調用エア等を車室内の中央部に吹き出すための吹出グリル16が形成されるとともに、その下方に、ナビゲーション装置17からなる車載機器と、後述するエアコンユニット39の操作スイッチからなる操作部18とが、順次配設されている。また、上記インパネ本体1の前方部6には、ディフロスター用の吹出口19が形成され、かつ上記後方傾斜面部8,9の車幅方向外側方部には、それぞれ空調用エア等を車室内の側方部に吹き出すためのベント口20,21が形成されている。
また、上記インパネ本体1の上面部7における車幅方向中央部から運転席側の端部に亘る部分には、その車幅方向の中間部、つまり上記センタコンソール部2の運転席側端部に対応した部位2aの近傍が、最も高くなるように山形に隆起したインパネ隆起部22が形成されるとともに、その後端部から下方に延びる段差部23と、この段差部23の下端から後方に向けて拡がるように後上がりに傾斜面したインパネ底部24とを備えたインパネ凹部25が形成されている。
すなわち、上記インパネ凹部25は、インパネ本体1の上面部7において、その車幅方向中央部から運転席側の端部に亘って設置された後上がりの傾斜面からなるインパネ底部24と、その前辺部から後傾姿勢で起立する段差部23とにより構成されている。また、図3に示すように、平面視で上記インパネ凹部25の前辺部が前方に突出した湾曲状に形成されるとともに、これに対応して図5に示すように上記段差部23は、その側方部が車体の後方側に位置するように湾曲している。なお、図5において、符号Lは車幅方向の中心線を示している。
さらに、上記インパネ凹部25の後端部左側には、運転席側に位置して車幅方向に連続しつつ後下がりに延びるように上記後方傾斜面部8が連設されている。一方、上記インパネ凹部25の後端部右側には、センタコンソール部2の上方部15が接続され、これらが一体となって鎌形状の意匠面、つまり後面視で円弧状に湾曲しつつ左右方向に延びる上記インパネ凹部25の段差部23と、車幅方向中央部において上下方向に延びる所定幅の上記センタコンソール部2とが逆J字状に連続した意匠面が形成されている。
上記インパネ凹部25の段差部23には、その周囲に位置するインパネ本体1の表面部と異なる色に着色される等により、周囲と異なる印象を与える意匠が施されている。例えば、上記インパネ本体1の表面部が、暗灰色のシボ状(型押しによる梨地模様状等)に形成されている場合に、上記段差部23を、光沢のある表面としてあたかも消灯した表示画面に見えるように構成する。具体的には、下記車載機能部の手前側に位置する段差部23の左側半部23aには黒色のパネルが貼着されるとともに、その右側に連続する段差部23の右側半部23bであって画面表示部5の発光表示機器の手前側には透明であるが、その透過光量が制限されたダークガラスが取り付けられることにより、このダークガラスと上記黒色のパネルが車幅方向に連続して、あたかも段差部23の全体が画面表示部であるかのような視覚的効果が与えられるようになっている。
また、後面視で上記メータクラスタ部4と重複する段差部23の部位、つまり上記インパネ隆起部22の最高部よりも運転席側に位置する上記段差部23の左側半部23aには、図1に示すように、SDカードのスロット部26および携帯用オーディオ機器のコネクタ27、または図示を省略した収納部等からなる車載機能部が配設されている。
一方、上記段差部23のうち上記車載機能部の設置部と車幅方向にオフセットした部位、つまり上記インパネ隆起部22の最高部よりも車幅方向中央部側に位置する上記センタコンソール部2の前方側部位であって、図5に示すように、平面視で運転席側(左側)を指向するように湾曲しつつ傾斜した上記段差部23の右側半部23bには、下記のエアコンユニットおよびオーディオ装置等からなる車載機器に関連した情報を表示する液晶表示部またはLED表示部等からなる画面表示部5が配設されている。
上記画面表示部5には、例えば図6に示すように、DIS(ドライバーインフォメーションシステム)から提供される平均速度および平均燃費や外気温度等からなる運行情報と図示を省略した簡易ナビ情報とを切換可能に表示する第1表示部28と、シートベルトおよびチャイルドシート等に関するワーニング情報を表示する第2表示部29と、空調温度、空調風量およびエア吹出パターン等からなるエアコンユニットに関する情報を表示する第3表示部30と、オーディオソース、選択チャンネルおよび周波数情報等のオーディオ装置に関する情報を表示する第4表示部31とが設けられている。
また、上記インパネ本体1の上面部7に設けられたインパネ隆起部22の最高部より運転席側に位置するインパネ凹部25のインパネ底部24には、図7に示すように、運転者の視線に対応するように後部上方を指向して膨出する膨出部32が形成され、この膨出部32に上記メータクラスタ部4が配設されている。このメータクラスタ部4は、上記膨出部32の上壁面を構成するメータフード部33と、後面視で上記ステアリングホイール3と重なる位置でこのステアリングホイール3の前方側に配設された計器盤面部34とを有している。この計器盤面部34には、左右に併設されたスピードメータ35とタコメータ36とが設けられることにより、上記画面表示部5に表示される情報と比べ、重要度の高い情報が表示されるように構成されている。
そして、上記膨出部32の上壁面を構成するメータフード部33が、インパネ本体1に設けられた上記インパネ凹部25と、その後方に配設された後方傾斜面部8とに亘る範囲に配設されるとともに、上記計器盤面部34が、後方傾斜面部8上において上記膨出部32の後側に設置されることにより、運転席に着座した運転者が上記ステアリングホイール3の上半部に設けられた開口部を介して上記計器盤面部34のスピードメータ35およびタコメータ36を視認し得るように構成されている。
上記メータフード部33の前端部には、図23に示すように前突状の湾曲部33aが設けられて、この湾曲部33aが上記インパネ凹部25のインパネ底部24に連設されるとともに、上記メータクラスタ部4の左右両側方部を囲繞するように上記インパネ底部24が配設されている。また、上記メータクラスタ部4の最高部、つまりメータフード部33の車幅方向中央部33bは、図7に示すように、その前方側の上記インパネ隆起部22よりも上方に位置するように、その膨出高さが設定されている。
上記インパネ本体1の車幅方向中央部から下方に垂下するように設置された上記センタコンソール部2は、図4および図8に示すように、その上端部が上記インパネ凹部25の後端に連続するとともに側面視で山形形状をなして車体の後方側へ膨出する山形部分37を構成し、この山形部分37の内部空間に各種の車載機器が配設されている。すなわち、上記センタコンソール部2の上方部15に、後部上方を指向しつつ後下がりに垂下する後壁面15aが形成され、この後壁面15aに沿うように上記ナビゲーション装置17からなる直方体形状の車載機器が設置されている。
また、上記ナビゲーション装置17と、センタコンソール部2の山形部分37との間には、空調装置を構成するエアコンユニット39や、オーディオ装置用のスピーカ40等からなる他の車載機器が配設されている。上記エアコンユニット39は、上部に設けられたブロア(送風機)41と、下部に設けられたエバポレータ(クーラの蒸発器)42およびヒータ43と、上記吹出グリル16に連通するベンチダクト44とを有しており、車幅方向の中央部分に設けられている。
そして、上記インパネ凹部25のうち反運転席側部位(右側部位)に配設された画面表示部5の直下方、つまり上記インパネ本体1の車幅方向中央部とセンタコンソール部2との交差部下方に位置するインストルメントパネルの内部空間に、上記エアコンユニット39が配設されている。また、上記山形部分37の前方側には、オーディオ装置用のスピーカ40が配設されるとともに、その後方側には、エアコンユニット39のベンチダクト44が配設され、かつこのベンチダクト44の下方に上記ナビゲーション装置17からなる直方体形状の車載機器が設置されている。
上記エアコンユニット39の主要部となるブロア41と、上記ナビゲーション装置17とは、車体の前後方向にオフセットして配設され、かつその設置高さが図4に示すように略同一に設定されるとともに、図9に示すように、上記ブロア41およびナビゲーション装置17がそれぞれインストルメントパネルの車幅方向中央部に配設されることにより、上記エアコンユニット39とナビゲーション装置17とが後面視で重複した部位に設置されるようになっている。
上記のように車室前部に配設されて車体の後方側に膨出しつつ車幅方向に延在されたインパネ本体1と、車載機器に関連した情報を表示する画面表示部5とを有する自動車のインストルメントパネル装置において、上記インパネ本体1の車幅方向中央部に車載機器の操作部を有するセンタコンソール部2を接続することにより、車幅方向に連続しつつ緩やかに下方に傾斜するとともに平面視で車幅方向の中央部が最も後方に位置するように湾曲したインパネ後方傾斜面部を形成し、上記インパネ本体1の上面部7に、車幅方向の中央部から運転席側の端部に亘る部位を上方に隆起させたインパネ隆起部22を形成するとともに、その後端部から下方に延びる段差部23を形成し、この段差部23のうち上記センタコンソール部2の前方側に位置するとともに、平面視で運転席側(左側)を指向するように傾斜した部位(右側半部23b)に、上記画面表示部5を配設したため、車両の前方視界における見切り性が低下する等の問題を生じることなく、画面表示部5の視認性を効果的に確保できるとともに、インストルメントパネルの内部空間および上部空間を有効に利用できる等の利点がある。
すなわち、上記実施形態では、ナビゲーション装置17の操作スイッチおよびエアコンユニット39の操作部18を有するセンタコンソール部2がインパネ本体1の車幅方向中央部から車室の底部に向けて下方に垂下するように設置された自動車のインストルメントパネル装置において、上記センタコンソール部2の上方部15と、上記インパネ本体1の後方傾斜面部8,9とにより、車幅方向に連続しつつ、側面視で緩やかに下方に傾斜するとともに、平面視で車幅方向の中央部が最も後方に位置するように湾曲したインパネ後方傾斜面部を形成したため、運転席および助手席の居住性を損なうことなく、上記インストルメントパネルの内部空間および上部空間、特に車幅方向中央部分の内部空間および上部空間を充分に確保することができる。したがって、上記インストルメントパネルの内部空間の有効に利用して各種の車載機器を配設できるとともに、インストルメントパネルの上部空間を有効に利用して上記画面表示部5等を適正位置に配設できるという利点がある。
そして、上記インパネ本体1の上面部7にインパネ隆起部22を形成するとともに、その後端部に設けられた段差部23の反運転席側部位(車幅方向中央部側部位)である右側半部23bを運転席側に向けて傾斜させるとともに、この部位に上記画面表示部5を配設したため、上記画面表示部5の視認性を確保し得るようにその上下寸法を、ある程度大きく設定した場合でも、その存在により運転席前方の視界が遮られてその見切り性が低下したり、運転者が圧迫感を受けたりするのを防止しつつ、上記画面表示部5に設けられた各表示部28〜31の表示情報を、ステアリングホイール3により遮られることなく適正に視認できるという利点がある。
特に、上記実施形態に示すように、画面表示部5が設けられた上記段差部23の後方側に位置するインパネ底部24を、運転者の視線方向に対応させて後上がりに傾斜させた場合には、上記画面表示部5の底部をできるだけ下方に位置させて、その上端位置が高くなるのを抑制しつつ、その視認性を効果的に確保することができる。したがって、上記画面表示部5が車室前部に配設されること起因して、車両の前方視界における見切り性が低下したり、運転者が圧迫感を受けたりすること等を、より効果的に防止しつつ、上記画面表示部5において表示された情報を運転者が適正に把握することが可能である。
また、上記実施形態に示すように、インパネ隆起部22の後端部に設けられた段差部23をインパネ本体1の車幅方向中央部から運転席側端部に亘るように延設するとともに、上記段差部23とインパネ後方傾斜面部との間にインパネ底部24を形成し、このインパネ底部24上でステアリングホイール3の前方位置にメータクラスタ部4の計器盤面部34を配設することにより、図5に示すように、この計器盤面部34と、上記画面表示部5とを平面視で左右にオフセットさせて配設した構成によれば、このメータクラスタ部4と画面表示部5とを後面視で上下に連続させて配設した場合のように、これらのうちの一方を車体の上方側に位置させることによりその視認性を確保する等の構成をとる必要がなく、上記メータクラスタ部4および画面表示部5の上端位置が高くなるのを防止することができる。
したがって、上記メータクラスタ部4および画面表示部5の視認性を確保し得るようにその大きさを設定した場合においても、これらの存在により車両の前方視界が遮られてその見切り性が低下したり、運転者が圧迫感を受けたりすることがなく、運転席に着座してステアリングホイール3を把持した運転者が、ステアリングホイール3の開口部等を介して上記メータクラスタ部4の計器盤面部34に設けられたスピードメータ35およびタコメータ36を適正に視認できるとともに、ステアリングホイール3越しに上記画面表示部5の表示情報を適正に視認できるという利点がある。
なお、人間の網膜位置による情報受容特性(視野)は、網膜の中心窩から離れるにしたがって低下する傾向があり、図10に示すように、視力、色弁別等の視機能が優れ、高精度の情報受容が可能な弁別視野S1と、眼球運動だけで情報を注視し、瞬時に特定情報を雑音内より受容できる有効視野S2と、頭部運動が眼球運動を助ける状態で発生し、無理なく注視が可能な注視安定視野S3と、呈示された情報の存在を判定できる程度の識別力しかないが、人間の空間座標感覚に影響を与える誘導視野S4と、情報受容は極度に低下し、強い刺激等に注視動作を誘発させる程度の補助的な働きをする誘導視野S5とを有し、上記各視野S1〜S5が弁別視野S1を中心とした波紋状に配設されている。そして、上記情報受容特性は、その上下方向に比べて左右方向が広くなる傾向があるため、上記のようにメータクラスタ部4と画面表示部5とを左右にオフセットさせて配設すれば、これらを後面視で上下に連続させて配設した場合に比べ、上記メータクラスタ部4および画面表示部5に表示された情報を容易かつ正確に識別できるという利点がある。
特に、上記実施形態に示すように、運転席の前方側に位置するメータクラスタ部4に、スピードメータ35およびタコメータ36を配設して現在の走行速度およびエンジン回転数からなる重要度が高い情報を表示するとともに、上記メータクラスタ部4に対して車幅方向にオフセットした位置に配設された上記画面表示部5に、DIS(ドライバーインフォメーションシステム)から提供される平均速度および平均燃費や外気温度等の比較的に重要度が低い情報を表示するように構成した場合には、運転席の前方に位置するフロントウインドを介して車両の前方部を視認しつつ運転している運転者が、その眼球を大きく移動させることなく、上記メータクラスタ部4に表示された重要な情報を迅速かつ容易に視認できるという利点がある。
また、上記実施形態では、インパネ底部24に連設されて上方に膨出するよう設置されたメータフード部33と、このメータフード部33の下方に配設されて運転席側を指向する計器盤面部34とをメータクラスタ部4に設け、上記メータフード部33の前端部に設けられた前突状の湾曲部33aを上記インパネ底部24に連設するとともに、上記メータクラスタ部4の左右両側方部を囲繞するように上記インパネ底部24を配設したため、図5に示すように、平面視で半円形状に形成されたメータクラスタ部4が、運転席の前方部に配設されたインパネ底部24上に膨出して設置されることにより、運転席が飛行機のコックピット状に構成されてスポーティな操縦感覚が得られるという利点がある。
さらに、図7に示すように、上記メータフード部33の車幅方向中央部33bからなるメータクラスタ部4の最高部を、その前方側に位置する上記インパネ隆起部22よりも上方に位置させるように構成した場合には、このインパネ隆起部22を上記メータクラスタ部4により隠蔽することができる。したがって、上記インパネ隆起部22をメータクラスタ部4の上方に位置させた場合のように、車両の前方視界における見切り性が低下したり、運転者が圧迫感を受けたりすることを、より効果的に防止しつつ、上記メータクラスタ部4において表示された情報を運転者が適正に把握できるように、上記メータクラスタ部4の上下寸法を充分に確保できる等の利点がある。
また、上記実施形態では、後面視でメータクラスタ部4と重複する部位で、その前方側に位置する上記インパネ凹部25の段差部23、つまりインパネ本体1の上面部7における車幅方向中央部から運転席側の端部に亘る部分に設けられた上記段差部23の左側半部(運転席側半部)23aに、SDカードのスロット部26、携帯用オーディオ機器のコネクタ27または収納部等からなる車載機能部を配設したため、上記メータクラスタ部4により隠蔽されて運転状態の運転者からは見えないが、助手席側からは視認可能な位置に配設された上記段差部23の左側半部23aを有効に利用することが可能であり、インパネ本体1の上面部7における利用効率を向上させることができる。
さらに、上記のように画面表示部5の直下方位置にエアコンユニット39を収容し、側面視でエアコンユニット39の直後方に位置するとともに、後面視でエアコンユニット39と重複した部位に、上記ナビゲーション装置17等からなる車載機器を配設した場合には、上記インストルメントパネルの下方部に形成された容量の大きな内部空間を有効に利用して、上記エアコンユニット39とナビゲーション装置17等からなる車載機器とを適正に配設することが可能である。
すなわち、上記実施形態では、インパネ本体1の車幅方向中央部から下方に垂下するようにセンタコンソール部2が設置された自動車のインストルメントパネル装置において、上記センタコンソール部2の上端部を上記インパネ凹部25の後端に連続させることにより、側面視で山形形状をなして車体の後方側へ膨出する山形部分37を構成し、この山形部分37の下方に上記ナビゲーション装置17からなる直方体形状の車載機器を配設するとともに、このナビゲーション装置17と、山形部分37との間の前方側にオーディオ装置用のスピーカ40を配設し、かつその後方側にエアコンユニット39のベンチダクト44を配設する等により、上記山形部分37の内部空間を有効に利用して各種の車載機器を効率よく配設できるという利点がある。
また、上記実施形態に示すように、インパネ本体1とセンタコンソール部2との交差部に位置するインストルメントパネルの内部空間、つまりインストルメントパネルの車幅方向中央に形成された内部空間に上記エアコンユニット39を配設した場合には、欧米用の左ハンドル車と日本国内用の右ハンドル車とで、上記エアコンユニット39を左右逆転させて配設する等の構造をとる必要がないため、インストルメントパネル装置の汎用性を効果的に向上できるという利点がある。
さらに、上記実施形態では、画面表示部5が配設されたインパネ凹部25の後端部右側にセンタコンソール部2の上方部15を接続し、このインパネ凹部25に設けられた段差部23と、上記センタコンソール部2とによりインパネ本体1の運転席側部位から車幅方向の中央部に沿って連続した鎌形状の意匠面を形成したため、図11示すように、上記フロントウインドを介して車両の前方部Xを視認しつつ運転している運転者が、その側方から下方に向けて流れるように視線を移動させることにより(矢印Y参照)、上記画面表示部5に表示された車載機器に関する情報と、上記センタコンソール部2の上方部15に設けられたナビゲーション装置17に表示された画像等とを、順次視認できるという利点がある。
また、運転席の側方に配設されたシフトレバー45の上方に、上記ナビゲーション装置17およびエアコンユニット39の操作部18を配設することにより、運転時に運転者により把持された状態にあるステアリングホイール3と、必要に応じて運転者により操作される上記シフトレバー45との間に、上記ナビゲーション装置17および操作部18を位置させるように構成したため、これらを運転者が容易かつ適正に操作できるという利点もある。
また、上記実施形態に示すように、インパネ凹部25の段差部23に、その周囲のインパネ表面部と異なる意匠を施した場合には、この段差部23に設けられた上記画面表示部5、スロット部26およびコネクタ27を利用する際の利便性を向上させることができるとともに、車室内におけるデザイン効果を際立たせて運転者の受けるスポーティ感を、より効果的に向上させることができる。
例えば、上記インパネ本体1の表面部が暗灰色のシボ状に形成されている場合において、車載機能部の手前側に位置する段差部23の左側半部23aに黒色のパネルを貼着するとともに、その右側に連続する段差部23の右側半部23bにダークガラスを取り付けることにより、上記段差部23を、光沢のある表面としてあたかも消灯した表示画面に見えるように構成した場合には、上記インパネ本体1の上面部7に設けられた所定長さの段差部23に、車載機能部および画面表示部5をそれぞれ設けたにも拘わらず、あたかもこの段差部23の全体が画面表示部5であるかのような視覚的効果を与えることにより、デザイン性を効果的に向上させることができる。
次に、本発明に係るインストルメントパネル装置の第2の実施形態について、図12〜図19を参照しつつ説明する。なお、上記第1の実施形態と同様の構成要素については同符号を付すとともに、その詳細な説明は省略する。
この第2の実施形態では、図12および図17に示すように、上記画面表示部5に、上記エアコンユニット39およびオーディオ装置等からなる車載機器に関連した情報を表示する液晶表示部105に加えて、ナビゲーション装置117が設けられている。比較的装置本体の容積が大きい上記ナビゲーション装置117は、上記段差部23の右側半部23bのうち運転席側の部分に配置されており、比較的装置本体の容積が小さい上記液晶表示部105は上記段差部23の右側半部23bのうち助手席側の部分に車幅方向に延びるように配置されている。上記センタコンソール部2には、上記吹出グリル16の直下方に、エアコンユニット39およびオーディオ装置等の操作スイッチからなる操作部118が設けられている。
上記インストルメントパネル装置のインパネ本体1には、上記ディフロスター用の吹出口19に加え、サイドミラーの視認性向上のために設けられたサイドガラスのくもりを除去するための一対のデミスター用の吹出口150,151が形成されている。これらデミスター用の吹出口150,151は、インパネ本体1に設けられた上記後方傾斜面部8,9の車幅方向外側方部のうち上記ベント口20,21のそれぞれ上方に設けられており、空調用エアを車室内の側方部に吹き出す。
上記インパネ本体1には、図12に示すように、空調用エアを上記ディフロスター用の吹出口19および上記デミスター用の吹出口150,151に導くためのデフダクト170が上記ベンチダクト44の前方に形成されている。このデフダクト170は、図13に示すように、インパネ本体1の前側部分において車幅方向に延びている。このデフダクト170は、図14および図18に示すように、上方に隆起した上記インパネ隆起部22の下方を通っており、その容積が十分に確保されている。
上記デフダクト170の底部には、車幅方向の中央部分において上下に貫通する左右一対のデフ開口172a,172bが形成されている。上記車幅方向の中央部分に配置されたエアコンユニット39は、このデフダクト170の下方に配設されており、エアコンユニット39から排出された空調用エアはこれらデフ開口172a,172bからデフダクト170に導入された後、上記ディフロスター用の吹出口19および上記デミスター用の吹出口150,151に導かれる。
上記デフ開口172a,172bは、上記センタコンソール部2の前方側であって上記段差部23の右側半部23bの下方に形成されている。より詳細には、図16に示すように、運転席側のデフ開口172aは、この段差部23の右側半部23bの運転席側の部分に設けられた上記ナビゲーション装置117の下方に設けられている。一方、助手席側のデフ開口172bは、上記段差部23の右側半部23bの助手席側の部分に設けられた上記液晶表示部105の下方に設けられている。ここで、この液晶表示部105は上述のように車両前後方向の厚さが薄く、上記助手席側のデフ開口172bの前端は上記液晶表示部105の前端よりも前側に位置しており、この助手席側のデフ開口172bの一部は平面視で液晶表示部105と非重複状態となっている。このように上記液晶表示部105と非重複状態であれば、この非重複部分において上記デフダクト170の高さを大きく設定することができる。そこで、本装置では、図15に示すように、この非重複部分においてデフダクト170の高さを十分に確保することで、空調用エアが上記デフ開口172bを通過する際の抵抗を抑制している。
上記インパネ本体1には、図13および図19に示すように、上記エアコンユニット39と上記吹出グリル16とを連通する上記ベンチダクト44に連通して、空調用エアを上記ベント口20,21に導くためのベント口用ベンチダクト144が形成されている。
上記ベンチダクト44の底部には、上記デフ開口172a,172bのそれぞれ後方であって上記センタコンソール部2の下方において上下に貫通する左右一対のベント開口146a,146bが形成されている。上記ベンチダクト44の下方に配設された上記エアコンユニット39から排出された空調用エアは、これらベント開口146a,146bを通って上記ベンチダクト44に導入され、上記吹出グリル16に導かれる。また、上記空調用エアは、このベンチダクト44から上記ベント口用ベンチダクト144を通って上記ベント口20,21に導かれる。
上記ベント口用ベンチダクト144は、上記ベンチダクト44のうち上記ベント開口146a,146b近傍部分から左右に延びている。ベント口用ベンチダクト144のうち運転席側のベント口用ベンチダクト144は、運転席側のベント開口146a近傍部分から前方に延び、上記メータクラスタ部4の前方に配設されている上記段差部23の下方を通りつつ運転席側の上記ベント口20に延びており、メータフード部33の湾曲部33aに沿って湾曲する形状を有している。ここで、上記段差部23の前方には上方に隆起したインパネ隆起部22が形成されており、このインパネ隆起部22および段差部23の下方には十分な大きさの空間が確保されている。そして、上記ナビゲーション装置117および液晶表示部105は上記段差部23の前方に配置されている。そのため、上記ベント口用ベンチダクト144は、図18に示すように、上記段差部23の下方において、これらナビゲーション装置117および液晶表示部105と干渉することなく十分な容積が確保された状態で配設されている。また、このベント口用ベンチダクト144は上記メータクラスタ部4の前方において、このメータクラスタ部4と干渉することなく配設されている。
上記のようにこのインパネ本体1では、上記インパネ本体1の上面部7の前側部分にデフロスター用の吹出口19を形成し、上記画面表示部5の直下方位置にエアコンユニット39を収容し、上記インパネ本体1に、上下に貫通し上記エアコンユニット39から上記デフロスター用の吹出口19に空調用エアを導くためのデフ開口172a,172bを、これらデフ開口172a,172bのうち運転席側のデフ開口172bの一部が平面視で上記画面表示部5と重複しないように形成したため、このデフ開口172bを通過する空調用エアが上記画面表示部5の液晶表示部105と干渉するのを抑制することができ、空調用エアの流れをスムーズにすることができるという利点がある。
すなわち、前後方向の厚さの薄い上記液晶表示部105の下方にデフ開口172bを形成して、この液晶表示部105とデフ開口172bとを平面視で非重複状態とすることで、上記エアコンユニット39から上記デフロスター用の吹出口19に空調用エアを導くためのデフダクト170のデフ開口172b付近の高さを十分に確保することができ、空調用エアが上記デフ開口172bを通過する際の抵抗を抑制することができる。
また、上記インパネ本体1の車幅方向外側方部に、空調用エアを車室内の側方部に吹き出すためのベント口20を形成し、上記エアコンユニット39から上記ベント口20に空調用エアを導くためのベント口用ベンチダクト144を、上記メータクラスタ部4の前方、かつ、上記段差部23の下方を通って車幅方向に延びるよう配設したため、上方に隆起したインパネ隆起部22の下方すなわち上記段差部23の下方に確保された所定の容量の空間を利用して、上記メータクラスタ部4および上記段差部23の前方に配設される画面表示部5との干渉を回避しつつ、ベント口用ベンチダクト144を、その容積を十分に確保した状態で配設することができるという利点がある。
ここで、上記デフ開口172a,172bの配置は上記に限らない。例えば、助手席側のデフ開口172bに加えて運転席側のデフ開口172aを上記画面表示部5と平面視で重複しないように配設してもよい。また、デフ開口の数も上記に限らず、1つのデフ開口のみを設け、その一部が上記画面表示部5と重複しないように配設してもよい。
また、上記画面表示部5の具体的構成は前記に限らない。例えば、上記ナビゲーション装置117を助手席側に配置し上記液晶表示部105を運転席側に配置してもよい。ただし、運転者が見る機会の高いナビゲーション装置117を運転席側に配置すれば、運転者の眼球の動きを小さく抑えてより快適な運転を実現することができる。また、センターコンソール部2にナビゲーション装置の本体を設けておき、画面表示部5には簡易版のナビゲーション装置を設けるようにしてもよい。
本発明に係るインストルメントパネル装置の第1の実施形態を示す斜視図である。 上記第1の実施形態に係るインストルメントパネル装置を運転席から見た状態を示す図である。 上記第1の実施形態に係るインストルメントパネル装置の具体的構成を示す平面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 第1の実施形態に係るメータクラスタ部および画面表示部の具体的構成を示す平面断面図である。 第1の実施形態に係る画面表示部の具体的構成を示す説明図である。 図3のVII−VII線断面図である。 第1の実施形態に係るインストルメントパネルの内部構造を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る車載機器の設置状態を示す平面断面図である。 人間の網膜位置による情報受容特性を示す説明図である。 運転者の視線の動きを示す図2相当図である。 第2の実施形態に係るインストルメントパネル装置を運転席から見た状態を示す図である。 第2の実施形態に係るインストルメントパネル装置の具体的構成を示す平面図である。 図13のXIV−XIV線断面図である。 図13のXV−XV線断面図である。 第2の実施形態に係るメータクラスタ部および画面表示部の具体的構成を示す平面断面図である。 第2の実施形態に係る画面表示部の具体的構成を示す説明図である。 図3のXVII−XVII線断面図である。 第2の実施形態に係るインストルメントパネルの内部構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 インパネ本体
2 センタコンソール部
3 ステアリングホイール
4 メータクラスタ部
5 画面表示部
7 上面部
8,9 傾斜後面部
17 ナビゲーション装置(車載機器)
22 インパネ隆起部
23 段差部
24 底面部
25 インパネ凹部
33 メータフード部
33a 湾曲部
34 計器盤面部
39 エアコンユニット
105 液晶表示部(第2の実施形態)
117 ナビゲーション装置(第2の実施形態)
144 ベント口用ベンチダクト(ベンチダクト)
146a,146b ベント開口
150,151 デミスター用の吹出口
170 デフダクト
172a,172b デフ開口

Claims (9)

  1. 車室前部に配設されて車体の後方側に膨出しつつ車幅方向に延在されたインパネ本体と、車載機器に関連した情報を表示する画面表示部とを有する自動車のインストルメントパネル装置であって、
    上記インパネ本体の車幅方向中央部に車載機器の操作部を有するセンタコンソール部が接続されることにより、車幅方向に連続しつつ緩やかに下方に傾斜するとともに平面視で車幅方向の中央部が最も後方に位置するように湾曲したインパネ後方傾斜面部が形成され、
    上記インパネ本体の上面部には、車幅方向の中央部から運転席側の端部に亘る部位を上方に隆起させたインパネ隆起部が形成されるとともに、
    その後端部から下方に延びる段差部が形成され、
    この段差部のうち上記センタコンソール部の前方側に位置して、運転席側を指向するように傾斜した部位に上記画面表示部が配設されたことを特徴とするインストルメントパネル装置。
  2. 上記インパネ隆起部の後端部に設けられた段差部がインパネ本体の車幅方向中央部から運転席側端部に亘るように延設されるとともに、
    上記段差部とインパネ後方傾斜面部との間にインパネ底部が形成され、
    このインパネ底部上でステアリングホイールの前方位置にメータクラスタ部の計器盤面部が配設されたことを特徴とする請求項1に記載のインストルメントパネル装置。
  3. 上記メータクラスタ部が、インパネ底部に連設されて上方に膨出するよう設置されたメータフード部と、このメータフード部の下方に配設されて運転席側を指向する計器盤面部とを有し、
    上記メータフード部の前端部に前突状の湾曲部が設けられてこの湾曲部がインパネ底部に連設されるとともに、
    上記メータクラスタ部の左右両側方部を囲繞するようにインパネ底部が配設されたことを特徴とする請求項2に記載のインストルメントパネル装置。
  4. 上記画面表示部の直下方位置にエアコンユニットが収容され、
    側面視でエアコンユニットの直後方に位置するとともに、
    後面視でエアコンユニットと重複した部位に上記車載機器が設置されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のインストルメントパネル装置。
  5. 上記インパネ隆起部の後端部に設けられた段差部と、上記インパネ本体の車幅方向に中央部に接続されて上下方向に延びるセンタコンソール部とにより、インパネ本体の運転席側部位から車幅方向の中央部に沿って連続した鎌形状の意匠面が形成されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のインストルメントパネル装置。
  6. 上記インパネ本体の上面部の前側部分にデフロスター用の吹出口が形成され、
    上記画面表示部の直下方位置にエアコンユニットが収容され、
    上記インパネ本体に、上下に貫通し上記エアコンユニットから上記デフロスター用の吹出口に空調用エアを導くためのデフ開口が形成されており、
    上記デフ開口は、その開口部分の少なくとも一部が平面視で上記画面表示部と重複しない位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインストルメントパネル装置。
  7. 上記デフ開口の開口部分のうち車幅方向において上記運転席と反対側の部分が上記画面表示部と重複しないことを特徴とする請求項6に記載のインストルメントパネル装置。
  8. ナビゲーション装置を有し、
    上記ナビゲーション装置が上記画面表示部のうち上記運転席側に設けられていることを特徴とする請求項6または7に記載のインストルメントパネル装置。
  9. 上記インパネ本体の車幅方向外側方部に、空調用エアを車室内の側方部に吹き出すためのベント口が形成されており、
    上記画面表示部の直下方位置に収容されたエアコンユニットから上記ベント口に空調用エアを導くためのベンチダクトが、ステアリングホイールの前方に位置するメータクラスタ部の前方、かつ、上記段差部の下方を通って車幅方向に延びていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のインストルメントパネル装置。
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