JP2013143187A - 固体酸化物形燃料電池および該燃料電池のカソード形成用材料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
本発明によって、一般式(La1−xSrx)(CoyFe1−y)O3−δ(ただし、xは0.1≦x≦0.5を満たす実数であり、yは0.1≦y≦0.5を満たす実数であり、δは電荷中性条件を満たすように定まる値である。)で示されるペロブスカイト型の酸化物と、一般式(La1−xSrx)(TiyFe1−y)O3−δ(ただし、xは0.1≦x≦0.5を満たす実数であり、yは0.1≦y≦0.5を満たす実数であり、δは電荷中性条件を満たすように定まる値である。)で示されるペロブスカイト型の酸化物との両方を含むコンポジット状態からなる、固体酸化物形燃料電池50のカソード形成用材料が提供される。
【選択図】図1
Description
SOFCの典型的な構造(単セル)は、酸素イオン伝導体(典型的には酸素イオン伝導性のセラミック体)から成る緻密な固体電解質(例えば緻密膜層)の一方の面に多孔質構造のカソード(空気極)が形成され、他方の面に多孔質構造のアノード(燃料極)が形成(例えば積層)されることにより構成されている。そして、燃料極が形成された側の固体電解質の表面には燃料ガス(典型的にはH2(水素))が、空気極が形成された側の固体電解質の表面にはO2(酸素)含有ガス(典型的には空気)が、それぞれ供給される。
かかる酸化物に関する従来技術としては、特許文献1、2が挙げられる。例えば、特許文献1には、上記一般式中のM元素の一部を、チタン(Ti)とアルミニウム(Al)で置換した酸素分離膜が例示されている。また、特許文献2には、該M元素の一部を、ジルコニウム(Zr)で置換した酸素分離膜が例示されている。
しかし、上記LSCFは他のカソード材料に比べて熱膨張が大きいことから、熱衝撃(例えば非使用時の温度(典型的には常温)と使用時の温度域(例えば600℃〜800℃)との間で昇温と降温を繰り返すこと)に対する耐久性が低いという問題がある。また還元膨張も大きいため、例えば燃料ガスがリークしてカソード側に混入した際に、クラック等の不具合が発生する虞もある。そこで、LSCFをカソード用材料として使用する際には、セリア(CeO2)にガドリニア(Gd2O3)をドープした、一般式:CeGdO2(以下、「GDC」という。)で表される材料を混合し用いることも検討されている。しかし、該GDCは非常に高価であり、コスト低減の観点から好ましくない。さらに、上記LSCFは固体電解質として一般的に用いられるジルコニア系酸化物との反応性が高いため、該LSCFをカソードとして用いる際に、固体電解質との間に反応抑止層(中間層や保護層ともいう。)を形成する必要がある。
上記コンポジット状態からなる材料は、比較的低い温度領域(例えば600℃〜800℃)においても電極として優れた性能を発揮し得る。また、熱膨張や還元膨張が比較的小さく抑えられているため温度変化等に対する膨張や収縮が少なく、かかる材料を用いることでSOFCの耐久性を向上させることができる。さらにLSCFとLSTFは反応性が低いため、LSCFとLSTFのコンポジット状態からなる電極を備えたSOFCは、長期間安定して使用することができる。このため、ここで開示される材料は、SOFCのカソード用材料として好適に用いることができる。
上記の質量比率を満たすコンポジット状態からなる材料は、電極として優れた性能を有し、且つ熱膨張や還元膨張がより一層抑制されている。このため、本発明の効果をより一層発揮することができ、SOFCのカソード用材料として好適に用いることができる。
ここで開示される材料は、SOFCのカソードを形成するために用いられる。かかる用途においては、均質なカソード層を安定して作製するため、該カソードの構成材料を1種以上の分散溶媒に分散(もしくは溶解)させ、スラリー状に調製したものを好ましく用いることができる。
上記カソードを備えたSOFCは、高い発電性能を発揮し得る。また、熱膨張や還元膨張が比較的小さく抑えられているため、耐久性に優れ、長期間安定して使用することができる。
上記カソードは、電極として優れた性能を有し、且つ熱膨張や還元膨張がより一層抑制されている。よって、かかるカソードを用いたSOFCでは、より高い発電性能(例えば、動作温度700℃における最大電力密度が0.1W/cm2以上)と耐久性とを、より高いレベルで両立させることができる。
上記カソードでは、熱膨張や還元膨張が抑制されているため、該電極の厚みが比較的厚い場合でも、温度変化等に伴う不具合(例えばクラックの発生)が生じ難い。このため、かかるカソードを用いたSOFCでは、優れた発電性能を長期間にわたり安定して発揮することができる。
上述の通り、カソード材料としてLSCFを用いる場合、固体電解質(典型的には、ジルコニア系酸化物)との反応性の問題から、一般的には固体電解質とカソードとの間に反応抑止層を形成する必要がある。しかし、ここで開示されるカソードは固体電解質上に直接形成することができるため簡便であり、且つ電池抵抗をも低減し得る。このため、かかるカソードを用いたSOFCは生産性に優れ、且つ優れた発電性能を発揮することができる。
ここで開示される製造方法では、カソードと他の構成材料(例えば、固体電解質や発電システムを構成する部材)との熱膨張係数(熱膨張率)の差異が小さく抑えられているため、熱膨張に起因する不具合(例えばクラックの発生)が生じ難い。また、カソード用材料と固体電解質との反応性が低いため、該固体電解質上に反応抑止層を設ける必要がない。このため、高い発電性能でありながら、優れた耐久性を有するSOFCをより簡便に製造することができる。
ここで開示される製造方法では、カソードの熱膨張や還元膨張が抑制されているため、該カソードの層が比較的厚い場合でも、優れた耐久性を有する。このため、かかるカソードを用いたSOFCでは、長期間にわたり安定した発電性能を発揮することができる。
なお、かかる態様がコンポジット状態となっているか否かについては、例えば、一般的な走査型電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)‐エネルギー分散型X線分光法(EDX:Energy Dispersive X−ray Spectroscopy)によって確認し得る。より具体的には、SEM観察により得られた画像を、EDXを用いて解析(マッピング)することで元素の分布状態を調べ、判断することができる。
ここで開示される複合材料を用いたカソードは、種々の構造のSOFC、例えば、従来公知のシート状(Planar)、チューブ状(Tubular)、あるいは円筒の周側面を垂直に押し潰したフラットチューブ状(Flat tubular)等のSOFCに対して好適に用いることができ、形状又はサイズに特に限定されない。
また、上記一般式における「y」の値は、このペロブスカイト型酸化物における「Fe元素」と「Co元素(LSCFの場合)もしくはTi元素(LSTFの場合)」との組成比を定める値である。この「y」の取り得る値は、0.1≦y≦0.5の範囲内であればいずれの実数をとってもよい。
なお、上記一般式において酸素原子数は3以下(典型的には3未満)であり得る。ただし、酸素原子数はペロブスカイト型構造の一部を置換する原子(例えば式中の「Sr元素」や「(LSCFの)Co元素もしくは(LSTFの)Ti元素」の一部)の種類、置換割合及びその他の条件によって、上記一般式における電荷中性条件を満たすように定められる。ここで、上記一般式における酸素原子数を決定する変数である「δ」は、典型的には1を超えない正の数(0≦δ<1)である。なお、上記一般式中の酸素原子数は、上述のように、ペロブスカイト型酸化物を構成する他の元素によって変化するものであるため、正確に表示することは困難であり、便宜上δを省略して記載する場合もある。即ち、上記一般式中の(3−δ)は、本発明の技術的範囲を限定することを意図するものではない。
このため、ここで開示されるLSCFとLSTFとのコンポジット状態からなる複合材料は、比較的低い温度領域(例えば600℃〜800℃)においても電極として優れた性能を発揮し得る。また、熱膨張や還元膨張が比較的小さく抑えられているため温度変化等に対する膨張や収縮が少なく、かかる材料を用いることでSOFCの耐久性を向上させることができる。さらにLSCFとLSTFは反応性が低いため、LSCFとLSTFのコンポジット状態からなる電極を備えたSOFCは、長期間安定して使用することができる。このため、ここで開示される材料は、SOFCのカソード用材料として好適に用いることができる。
次に、上記得られた混合粉末を適当な高温条件下でアニール処理する。アニール処理の温度は700℃〜900℃(好ましくは800±50℃)に設定するとよく、時間は、30分〜4時間(好ましくは30分〜2時間)に設定するとよい。
そして、上記アニール処理後の混合物を粉砕処理し、適宜篩いがけや分級を行うことによって、例えば、平均粒径が0.1μm〜10μm(典型的には0.1μm〜3μm、好ましくは0.5μm〜2μm、より好ましくは0.5μm〜1.5μm)の複合材料(粉末状)が得られる。かかる粉砕処理には、従来用いられる装置のうち一種または二種以上を特に限定なく用いることができる。例えば、ジェットミル、プラネタリーミキサー等の非媒体型分散機や、ボールミル等の媒体型分散機を用いることができる。また、粉砕処理の条件(例えば、粉砕速度や粉砕時間)は、所望の粒径が得られるよう、適宜を調節するとよい。
なお、本明細書において「平均粒径」とは、例えば従来公知のレーザー回折・光散乱法に基づく粒度分布測定により測定した体積基準の粒度分布において、累積50%に相当する粒径D50(メジアン径ともいう。)を指す。
該分散溶媒としては、上記複合材料の構成素材を好適に分散できるもののうち、一種または二種以上を特に限定することなく用いることができる。かかる溶媒は有機系溶媒、無機系溶媒のいずれを用いてもよい。有機系分散溶媒としては、例えば、エーテル系溶剤、エステル系溶剤、ケトン系溶剤、または他の有機溶剤が挙げられる。とりわけ、テルピネオール、ブチルジグリコールアセテート、イソブチルアルコール等が好適に用いられる。また、無機系溶媒としては、水または水を主体とする混合溶媒であることが好ましい。該混合溶媒を構成する水以外の溶媒としては、水と均一に混合し得る有機溶剤(低級アルコール、低級ケトン等)の一種または二種以上を適宜選択して用いることができる。ペーストにおける溶媒の含有率は、特に限定されないが、スラリー全体の5〜35質量%程度が好ましい。
なお、上記熱膨張係数は、例えば、示差膨張方式を用いた熱機械分析装置(TMA;Thermo Mechanical Analysis)により、室温(25℃)〜500℃以上(例えば、500℃もしくは1000℃)の温度範囲にて測定した値の算術平均値を採用することができる。具体的な条件は、後述する実施例に述べる。
[{(1+Ered/100)−(1+Eair/100)}/(1+Eair/100)]×100 (3)
ここで「アノード−固体電解質積層体」とは、アノードと固体電解質とが積層した状態を示すものであり、該アノード−固体電解質積層体を用意する方法について特に制限はない。従って、従来知られているSOFCの製造方法における「アノードの作製方法」と「固体電解質の作製方法」を用いることができる。
例えば、図2(a)に示すように、まず、支持基材(支持体)として多孔質構造のアノード10を形成する。ここでは、8族〜10族の金属元素の材料(例えばニッケル材料)と安定化ジルコニア(例えばYSZ)とを混合し、サーメット材料を調製する。次に、上記サーメット材料を、バインダ(例えばメタクリル酸エステル系ポリマー)と分散剤(例えばソルビタントリオレエート)とともに溶媒(例えばキシレン)に分散させて、スラリー状のアノード用材料を調製する。そして、かかるアノード用材料を適当な成形方法(例えばシート成形)で成形し、該成形体を焼成することによってシート状のアノード10を形成する。上記成形体の焼成処理は、1200℃〜1400℃の温度で1時間〜5時間加熱することによって行うとよい。なお、アノード用材料の焼成処理は、後述の固体電解質用材料の焼成処理と同時に行ってもよい。
次に、図2(c)に示すように、アノード−固体電解質積層体110の固体電解質20側の表面に上述の複合材料を付与する。この際、均質な電極を安定して作製するために、構成材料を1種以上の分散溶媒に分散(もしくは溶解)させ、調製したものを好ましく用いることができる。例えば、先ず、ここで開示される複合材料(粉末状)と、分散溶媒(例えばテルピネオール)と、増粘剤(例えばエチルセルロース)等の添加剤と、を任意の混練手法(例えば、ロールミル、ミキサー等)によって混練し、スラリー状に調整する手法を用いることができる。例えば、かかる混練処理において、上記粉末状の複合材料とその他の添加剤とを50rpm〜300rpmの攪拌速度で、0.5時間〜1時間混練することによって、粉末状の複合材料が好適に分散したスラリー状の複合材料が得られる。
そして任意の手法(例えば印刷成形)を用いて、該スラリー状の複合材料を固体電解質20上に付与する。ここで開示される製造方法の好ましい一態様では、上記複合材料の付与は、上記焼成によって形成されるカソードの厚みが10μm以上100μm以下となるよう行うことが挙げられる。ここで開示される製造方法では、該カソードの熱膨張や還元膨張が抑制されているため、該電極の厚みが比較的厚い場合でも優れた耐久性を発揮することができる。
次に、該複合材料が付与された積層体を焼成する。焼成の方法等は特に限定されないが、例えば、複合材料が付与された積層体110を、700℃〜900℃(好ましくは750℃〜850℃)で焼成することができる。上記焼成によりカソード30が形成され、アノード10と固体電解質20とカソード30とが積層されたSOFC50を得ることができる。
先ず、平均粒径1μmのイットリア安定化ジルコニア(YSZ)粉末と、平均粒径3μmの酸化ニッケル(NiO)粉末とを混ぜ合わせ、混合粉末を得た。該混合粉末と、バインダ(メタクリル酸エステル系ポリマー)と、分散剤(ソルビタントリオレエート)とを、溶媒(キシレン)中で混練することにより、スラリー状のアノード用材料を調製した。該アノード用材料をシート成形によって成形し、φ20mm、厚み1mm程度のアノード用成形体を作製した。
上記カソード形成用の粉末状の複合材料について、下記条件で熱機械分析(TMA;Thermo Mechanical Analysis)を行い、熱膨張係数および還元膨張率を測定した。表1の該当欄に、測定温度範囲における算術平均値を示す。
測定装置;株式会社リガク製、型式「CN8098F1」
測定方法;示差膨張方式
測定温度範囲;室温(25℃)〜1000℃、昇温速度;5℃/分
測定雰囲気;大気中、水素4%+窒素96%の雰囲気中
これによって、アノード、固体電解質、カソードの順に積層したアノード支持型のSOFC(例1〜10)を得た。
上記作製したSOFC(例1〜10)について、温度600℃〜800℃で動作させ、発電特性評価を行った。「発電性能」の代表値として、温度700℃における最大電力密度(W/cm2)の値を表1の該当欄に示す。なお、表中の「‐」は、試験時に燃料ガスのリークが発生し、計測不能であったことを示す。
さらに、ここで開示されるSOFCは、用途にも拠るが、実用的には電流密度0.45A/cm2の時の最大電力密度が0.1W/cm2以上であることが好ましい。よって、SOFCの電極性能の観点からは、例2〜例8が好適と考えられた。
また、上記発電試験後のSOFCを解体し、アノードの表面(成形体の表面)を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、電極表面の状態を確認した。観察結果を図3〜図6に示す。なお、図3は例1のカソード電極(即ち、LSCFのみの場合)、図4は例4のカソード電極(即ち、LSCFとLSTFの含有割合が70:30の場合)、図5は例6(即ち、LSCFとLSTFの含有割合が50:50の場合)、図6は例10(即ち、LSTFのみの場合)に、それぞれ対応している。
上記の結果より、LSCFとLSTFとの質量比率が80:20〜30:70となるよう混合されたカソード材料を用いることで、優れた電極性能(高い電力密度)を有し、且つ熱膨張や還元膨張が抑制された(耐久性に優れた)SOFCを製造し得ることが示された。
20 固体電解質
30 カソード(空気極)
40 接合部
50 SOFC
60 ガス管
110 アノード−固体電解質成形体
Claims (9)
- 以下の一般式(1):
(La1−xSrx)(CoyFe1−y)O3−δ (1)
(ただし、xは0.1≦x≦0.5を満たす実数であり、yは0.1≦y≦0.5を満たす実数であり、δは電荷中性条件を満たすように定まる値である。)
で示されるペロブスカイト型の酸化物と、
以下の一般式(2):
(La1−xSrx)(TiyFe1−y)O3−δ (2)
(ただし、xは0.1≦x≦0.5を満たす実数であり、yは0.1≦y≦0.5を満たす実数であり、δは電荷中性条件を満たすように定まる値である。)
で示されるペロブスカイト型の酸化物と、の両方を含むコンポジット状態からなる、固体酸化物形燃料電池のカソード形成用材料。 - 前記一般式(1)で示される酸化物と、前記一般式(2)で示される酸化物との質量比率が、80:20〜30:70である、請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池のカソード形成用材料。
- 少なくとも1種の分散溶媒を含み、スラリー状に調製されている、請求項1または2に記載の固体酸化物形燃料電池のカソード形成用材料。
- アノードと固体電解質とカソードとを備えた固体酸化物形燃料電池であって、
前記カソードは、以下の一般式(1)
(La1−xSrx)(CoyFe1−y)O3−δ (1)
(ただし、xは0.1≦x≦0.5を満たす実数であり、yは0.1≦y≦0.5を満たす実数であり、δは電荷中性条件を満たすように定まる値である。)
で示されるペロブスカイト型の酸化物と、
以下の一般式(2):
(La1−xSrx)(TiyFe1−y)O3−δ (2)
(ただし、xは0.1≦x≦0.5を満たす実数であり、yは0.1≦y≦0.5を満たす実数であり、δは電荷中性条件を満たすように定まる値である。)
で示されるペロブスカイト型の酸化物と、が混在した状態で形成されている、固体酸化物形燃料電池。 - 前記カソードにおける、前記一般式(1)で示される酸化物と、前記一般式(2)で示される酸化物との質量比率が、80:20〜30:70である、請求項4に記載の固体酸化物形燃料電池。
- 前記カソードと前記固体電解質と前記アノードとが層状に積層され形成されており、
該積層構造における前記カソードの厚みが10μm以上100μm以下である、請求項4または5に記載の固体酸化物形燃料電池。 - 前記積層構造の前記カソードは、前記固体電解質上に反応抑止層を設けることなく、直接的に形成されている、請求項6に記載の固体酸化物形燃料電池。
- アノードと固体電解質とカソードとを備えた固体酸化物形燃料電池の製造方法であって、
前記アノードと、前記アノード上に形成された固体電解質とからなるアノード−固体電解質積層体を用意すること、
前記積層体の固体電解質側の表面に請求項1から3のいずれか一項に記載の材料を付与すること、
前記材料が付与された前記積層体を焼成することによって、前記カソードを形成すること、
を包含する、固体酸化物形燃料電池の製造方法。 - 前記材料の付与は、前記焼成によって形成される前記カソードの厚みが10μm以上100μm以下となるよう行う、請求項8に記載の製造方法。
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