JP2014135202A - 照明装置 - Google Patents

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JP2014135202A JP2013002676A JP2013002676A JP2014135202A JP 2014135202 A JP2014135202 A JP 2014135202A JP 2013002676 A JP2013002676 A JP 2013002676A JP 2013002676 A JP2013002676 A JP 2013002676A JP 2014135202 A JP2014135202 A JP 2014135202A
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Abstract

【課題】LEDを光源として用いる照明装置において、規格サイズが異なる製品バリエーションを容易に設計、開発することを可能とし、しかも、照明装置の製造コストも従来に比べて低減することの可能な技術を提供する。
【解決手段】照明装置は、LEDを有するLED発光モジュールと、所定の第1配光角の第1レンズを有するレンズモジュールと、LEDが発する熱を放熱するヒートシンクを少なくとも一部に有し、LED発光モジュール及びレンズモジュールを収容する第1筐体とを備える。第1筐体は、照明装置の第1規格サイズに適合するように構成されており、レンズモジュールは、LED発光モジュールを保持しつつ、第1筐体のヒートシンク及び第1規格サイズと異なる照明装置の第2規格サイズに適合するように構成された第2筐体のヒートシンクと着脱自在に連結する連結部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、LEDを用いた照明装置に関する。
ハロゲン電球等の一般的な灯具に代わり、高効率でかつ長寿命であるLED(Light-emitting Diode)等の半導体発光素子を用いた照明装置が種々開発されている。LEDから発生する熱によってLEDが高温となると発光効率が低下し、照明装置の光出力が低下するという問題やLEDの寿命が短くなるといった問題がある。そのため、この種のLEDを用いた照明装置では、LEDが発する熱を効率よく放熱させるヒートシンクを備えるものが知られている(特許文献1〜4参照)。
特表2006−502551号公報 特表2004−528698号公報 特開2011−60754号公報 特開2012−169274号公報
ところで、従来、ハロゲン電球等といった一般的な灯具に関して、その最大外径寸法や全長寸法等を規定した標準規格(例えば、C7527−JIS−6320−2)が制定されている。従って、ハロゲン電球をLEDに置き換える場合、照明装置の最大外径寸法や全長寸法等を既存の標準規格に適合させる必要がある。また、この種の照明装置は、製品バリエーションとして、規格サイズの異なる製品をラインナップとして展開されることも多く、そのような場合、従来では、照明装置のLED、レンズ等といった主要部品の設計、開発を規格サイズに合わせてその都度行っているのが実情である。その結果、照明装置に係る製品バリエーションの設計、開発に要する時間、費用等が膨大となり易いといった問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、LEDを光源として用いる照明装置において、規格サイズが異なる製品バリエーションを容易に設計、開発することを可能とし、しかも、照明装置の製造コストも従来に比べて低減することの可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る照明装置は以下の手段を採用した。すなわち、本発明に係る照明装置は、LEDを有するLED発光モジュールと、所定の第1配光角の第1レンズを有するレンズモジュールと、前記LEDが発する熱を放熱するヒートシンクを少なくとも一部に有し、前記LED発光モジュール及び前記レンズモジュールを収容する第1筐体と、を備え、前記第1筐体は、照明装置の第1規格サイズに適合するように構成されており、前記レンズモジュールは、前記LED発光モジュールを保持しつつ、前記第1筐体のヒートシンク、及び前記第1規格サイズと異なる照明装置の第2規格サイズに適合するように構成された第2筐体のヒートシンクと着脱自在に連結する連結部を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、互いに規格サイズが異なる製品ラインナップを製造する際、その筐
体を規格サイズに適合するように構成する一方、LED発光モジュール及びレンズモジュールについては規格サイズに関わらず共通化することが可能である。つまり、照明装置の規格サイズに関わらず、照明装置1の主要部品であるLED発光モジュール2及びレンズモジュールを、各規格サイズに適合するように構成された筐体(第1筐体及び第2筐体)に転用することができる。そして、照明装置の製造コストのうち、LED発光モジュール及びレンズモジュールが占める割合は高いため、これら主要部品を共通仕様として大量生産を行うことで、照明装置全体の製造コストを低減することも可能となる。また、本発明に係る照明装置によれば、規格サイズ毎に器具全体を個別設計する必要が無く、設計に要する時間、開発費等が嵩むことを抑制することができる。また、照明装置の主要部品であるLED発光モジュール及びレンズモジュールを、規格サイズに関わらず共通仕様として転用することができるため、製品ラインナップの充実化を図ることができる。
また、本発明に係る照明装置によれば、上記のように規格サイズに関わらずLED発光モジュール及びレンズモジュールを共通仕様として転用することができるため、ユーザの好み、照明装置の使用箇所、その他の条件に合わせて、大きさやデザイン等といった種類の異なる筐体を交換することができる。つまり、本発明に係る照明装置によれば、ユーザがカスタマイズする際の自由度を確保し、ユーザのニーズに幅広く対応することができる。
さらに、本発明に係る照明装置によれば、レンズモジュールがLED発光モジュールを保持しているので、LED発光モジュールにおけるLEDの光軸とレンズモジュールの光軸とがずれることを有効に防止することができる。
ここで、前記LED発光モジュールは、複数の前記LEDを略中心に搭載したモジュール基板を有し、前記LEDの光軸と前記レンズモジュールの光軸とが略一致するように配置されていてもよい。このように、LEDをいわゆるワンコア型として構成し、しかもLEDの光軸とレンズモジュールの光軸とを略一致させることで、光の配光角を設計に沿ったものとすることができると共に、光の照射面を綺麗にすることができる。更に、LEDをワンコア型にすることで、複数のLEDをモジュール基板上に分散配置する場合に比べて、モジュール基板の大きさを小さく設計することができる。これにより、照明装置を、より小さな規格サイズまで対応したLED灯具として構築することができ、以って、照明装置に係る製品ラインナップをより一層充実させることができる。
また、前記連結部は、前記レンズモジュールの底部から突出した突出部であり、前記突出部は、前記第1筐体のヒートシンクに設けられた孔、又は前記第2筐体のヒートシンクに設けられた孔に係止されるように構成されていてもよい。このように、第1筐体及び第2筐体の何れに対しても共通の連結構造を使用して着脱自在にレンズモジュールを連結する連結構造を採用することで、規格サイズに関わらず、照明装置の主要部品であるLED発光モジュール及びレンズモジュールを一段と簡易に第1筐体及び第2筐体に転用することができる。
また、前記突出部の先端に、前記筐体の中心方向に向かって設けられた連結爪が形成されていてもよい。これによれば、筐体の中心方向、すなわちLEDの光軸方向に向かって突出部(連結爪)の力が加わることによって、LED発光モジュールを一段と強固に保持することができる。これにより、LED発光モジュールにおけるLEDの光軸とレンズモジュールの光軸とがずれることを有効に防止することができる。
また、前記レンズモジュールは、前記第1レンズ、及び前記第1レンズと配光角の異なる第2配光角を有する第2レンズを着脱自在に保持するレンズホルダを更に備えていてもよい。このように、配光角に応じて第1レンズ及び第2レンズを選択することができるの
で、照明装置を配光角毎に個別設計する必要が無く、製品ラインナップの充実化を図ることができる。また、レンズホルダに対して、種類の異なるレンズを着脱自在に保持することで、ユーザの好み、照明装置の使用箇所、その他の条件に合わせて、レンズモジュールをカスタマイズすることができる。
また、前記LEDが有するLEDチップは、GaN基板を有していてもよい。これによれば、LEDチップの電流密度を高くしても不具合が生じにくいという効果を奏する。その結果、LEDに対してより大きな駆動電力を供給することができるようになり、照明装置は、より大きな光束、照度で光を出射することができるようになる。従って、照明装置における規格サイズのサイズアップに伴い、LEDに要求される駆動電力や光束、照度が増加しても、LEDチップの個数を増加させることなくLEDチップの電流密度を高くすることで、容易かつ十分に対応することができる。
なお、本発明における課題を解決するための手段は、可能な限り組み合わせて使用することができる。
本発明によれば、LEDを光源として用いる照明装置において、規格サイズが異なる製品バリエーションを容易に設計、開発することを可能とし、しかも、照明装置の製造コストも従来に比べて低減することの可能な技術を提供することができる。
実施形態に係るMR16型LED灯具の分解斜視図である。 実施形態に係るMR16型LED灯具の側面図である。 実施形態に係るMR16型LED灯具の斜視断面図である。 実施形態に係る第1ヒートシンクの斜視図である。 実施形態に係る第1ヒートシンクの斜視図である。 実施形態に係るMR11型LED灯具の斜視図である。 実施形態に係るMR11型LED灯具の分解斜視図である。 実施形態に係る第2筐体の分解斜視図である。 実施形態に係るMR11型LED灯具の変形例を示す図である。
以下に図面を参照して、本発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。尚、本実施の形態に記載されている構成要素の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施形態>
実施形態に係る照明装置は、光源として、発光ダイオード(以下、「LED」という)を備えたLED灯具であり、その筐体は、JIS(日本工業規格)等の標準規格によって制定されている規格サイズに適合するように構成されている。ここでは、まず図1〜図5を参照して、本実施形態に係る照明装置1を、約50mmの外径を有するMR16型ハロゲン電球に代替可能なMR16型LED灯具1Aとして構成する例について説明する。そして、図6〜図8を参照して、本実施形態に係る照明装置1を、約35mmの外径を有するMR11型ハロゲン電球に代替可能なMR11型LED灯具1Bとして構成する例について説明する。本実施形態では、MR16型、MR11型は、それぞれ異なった規格サイズであり、本発明における第1規格サイズと第2規格サイズの組み合わせに対応する。
図1は、本実施形態に係るMR16型LED灯具1Aの分解斜視図である。図2は、本
実施形態に係るMR16型LED灯具1Aの側面図である。図3は、本実施形態に係るMR16型LED灯具1Aの斜視断面図である。MR16型LED灯具1Aは、LED発光モジュール2と、レンズモジュール3、第1筐体4A等を有する。本明細書においては、レンズモジュール3が設けられている側を照明装置1(MR16型LED灯具1A)の「前方」として定義する。LED発光モジュール2は、光源としてのLED20、当該LED20を実装するモジュール基板21を有しており、モジュール基板21の中央部にLED20を集約配置した、ワンコア型のモジュールである。モジュール基板21は、例えば、放熱性が良好なアルミニウム等の金属材料、或いは絶縁材料等により形成されたメタルベース基板である。
LED20は、例えば、1又は複数の近紫外LEDチップをモジュール基板21の実装面に設けた配線上に直接実装するチップ・オン・ボード構造であり、近紫外LEDチップにより励起されて発光する青色蛍光体、緑色蛍光体及び赤色蛍光体が混ぜ込まれた透光性樹脂によってポッティング等されることにより構成されている。なお、LEDチップは、近紫外LEDチップのみならず、青色LEDチップ等の種々のLEDチップを用いることができ、用いるLEDチップに応じて種々の蛍光体を選択することができる。また、本実施形態におけるLEDチップは、GaN(窒化ガリウム、ガリウムナイトライド)基板を有している。このように、GaN基板を用いたLEDチップを適用した場合、大電流を投入することができ、大光束の点光源を実現することができる。
なお、LED20は、チップ・オン・ボード構造を用いる代わりに、パッケージ構造を採用することもでき、種々の形態に適用することができる。また、LED発光モジュール2は、複数のLED20をモジュール基板21上に分散して配置することもできる。また、LEDチップには、GaN基板以外の基板、例えばサファイヤ基板、シリコン基板などを適用してもよい。
レンズモジュール3は、第1レンズ30と、この第1レンズ30を装着可能なレンズホルダ31とを有する。第1レンズ30は、所定の第1配光角を有するレンズである。また、第1レンズ30は、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などによって形成されており、例えば、全体として略円錐台形状を有している。第1レンズ30は、LED20が発する光を出射する出射面301を有している。第1レンズ30のうち、出射面301が形成されている側を「前方部位」と定義すると、第1レンズ30の後方部位にはLED20を収容するための凹部302が形成されている。
第1レンズ30の出射面301は、例えば、コリメータレンズである。また、第1レンズ30における凹部302の底部には、例えば、後方部位に向かって凸となるように凸レンズが設けられている。出射面301はコリメータレンズに限定されず、例えばフレネルレンズ等、種々のレンズを好ましく使用できる。また、図3に示すように、第1レンズ30は、モジュール基板21に実装されたLED20と対向する位置に設けられると共に、その凹部302にLED20を収容することで、第1レンズ30とLED20とが干渉することを抑制している。なお、第1レンズ30の形状、大きさ、材質等は、適宜変更することができる。
レンズホルダ31は、内部に第1レンズ30を保持可能な略円筒形状を有するホルダ本体311を有する。ホルダ本体311の内径は、第1レンズ30の外径と等しく、第1レンズ30を保持部311に嵌め込むことで、レンズホルダ31は第1レンズ30を保持することができる。レンズホルダ31は、透光性を有し、例えば、透明樹脂によって形成されている。レンズホルダ31は、更に、ホルダ本体311から下方に向かって伸びるように突出した一組の突出腕部32を備えている。また、突出腕部32の先端には、鉤状の連結爪33が形成されている。レンズモジュール3の詳細については後述する。本実施形態
においては突出腕部32が、本発明における突出部、および連結部に対応している。
第1筐体4Aは、MR16型LED灯具1Aの筐体(ハウジング)であり、LED発光モジュール2、レンズモジュール3等を収容する。また、第1筐体4Aは、LED20が発する熱を放熱するヒートシンクを少なくとも一部に有している。具体的には、第1筐体4Aは、LED20が発する熱を放熱する第1ヒートシンク41Aと、LED発光モジュール2におけるLED20への駆動電力を電源から供給する電源用の回路基板6(図2を参照)を収容する第1ドライバハウジング42Aと、を有している。
第1ドライバハウジング42Aの材料には、種々の樹脂、セラミック等の無機材料、アルミ等の金属を適用することができ、また、これらの材料を併用して第1ドライバハウジング42Aを構成してもよい。本実施形態では、第1ドライバハウジング42AにPBT(polybutylene terephthalate)を用いているが、これには限られない。また、第1ドライバハウジング42Aの材質としては、導電性を持たない樹脂系材料が好ましい。第1ドライバハウジング42Aは、回路基板6を収容する基板収容部421と、この基板収容部421の後方に連設された導線押さえ装着部422とを備える。基板収容部421には、ネジ等の締結具を螺合可能な一組の固定部423を有している。
図1及び図3に示すように、第1ドライバハウジング42Aの導線押さえ装着部422には、導線押さえ部材7が装着される。導線押さえ部材7は、絶縁部材によって形成されている。また、導線押さえ部材7には、その厚さ方向に一組のピン挿通孔71が穿設されている。このピン挿通孔71には、回路基板6に設けられる口金の口金ピン61が挿通されるようになっている。更に、導線押さえ部材7は、第1ドライバハウジング42Aの導線押さえ装着部422側に設けられた係止部424に係止される係止爪72を有している(図1、3等を参照)。MR16型LED灯具1Aの組み立て時において、第1ドライバハウジング42Aの基板収容部421に回路基板6を収容すると共に、口金ピン61を導線押さえ部材7のピン挿通孔71に挿通させる。そして、導線押さえ部材7の係止爪72を導線押さえ装着部422の係止部424に引っ掛けることで、第1ドライバハウジング42Aに対して導線押さえ部材7を装着することができる。なお、導線押さえ部材7のピン挿通孔71を通じて外部に突出する口金ピン61は、図示しないソケットに差し込み、接続することができる。これにより、外部電源から回路基板6に電力を供給することができる。
図4、5は、本実施形態に係る第1ヒートシンク41Aの斜視図である。第1ヒートシンク41Aは、第1ドライバハウジング42Aと共に第1筐体4Aを構成するハウジング部材である。また、第1ヒートシンク41Aは、上記の通りLED20が発する熱を放熱するための放熱部材でもある。第1ヒートシンク41Aは、放熱性が良好な部材、例えばアルミニウムなどによって形成されている。
第1ヒートシンク41Aは、LED発光モジュール2及びレンズモジュール3を設置するための設置部411、設置部411よりも後方に位置する外筒部412、外筒部412の周囲に設けられる複数の放熱フィン413等を備える。第1ヒートシンク41Aの設置部411は、平面形状が略円形をなしている。また、外筒部412には、第1ドライバハウジング42Aにおける基板収容部421を差し込むことができる。また、第1ヒートシンク41Aの設置部411には、一組のネジ挿通孔414と、レンズホルダ3のホルダ本体311における一組の突出腕部32をそれぞれ挿通可能な一組のアーム挿通孔415が形成されている。更に、第1ヒートシンク41Aの設置部411には、第1ドライバハウジング42Aに収容される回路基板6及びモジュール基板21のそれぞれの端子に接続される配線を通すための配線用開口部416が形成されている。
また、第1ヒートシンク41Aは、複数の放熱フィン413が設置部411の外周縁に放射状に並べられている。各放熱フィン413は板形状を有しており、第1ヒートシンク41Aの表面積を増加させることで、LED20から設置部411に伝達された熱の放熱を促進させることができる。各放熱フィン413は、外筒部412の外面に接続されており、当該外筒部412の側部外方に向かって(言い換えると、設置部411の側部外方に向かって)放射状に延びている(図4、5を参照)。また、各放熱フィン413は、第1ヒートシンク41Aにおける設置部411の中心を基準として、互いに一定間隔で放射状に配置されている。また、放熱フィン413は、第1ヒートシンク41Aにおける設置部411を基準として前方に向かって伸びており、各放熱フィン413の先端部同士は環状のリム部417によって互いに接続されている。
図3に示すように、第1ヒートシンク41Aの設置部411には、LED発光モジュール2及びレンズモジュール3が設置されている。詳しくは、LED発光モジュール2は、固定用ネジ5によって第1筐体4Aに固定されている。LED発光モジュール2のモジュール基板21には、固定用ネジ5を挿通させる切欠きである一組のネジ挿通部211と、レンズホルダ31のホルダ本体311における各突出腕部32を挿通させる切欠きである一組のアーム挿通部212が形成されている。更に、モジュール基板21には、第1ドライバハウジング42Aに収容される回路基板6及びモジュール基板21のそれぞれの端子に接続される配線を通すための切欠きである配線用切欠き部213が形成されている(図1を参照)。
MR16型LED灯具1Aの組み立て時において、固定用ネジ5を、モジュール基板21に形成されたネジ挿通部211と、第1ヒートシンク41Aの設置部411に形成されたネジ挿通孔414に順次、挿通させた後、第1ドライバハウジング42Aにおける基板収容部421に設けられた固定部423に形成されたネジ溝と螺合させる。これにより、固定用ネジ5を介してLED発光モジュール2が第1ヒートシンク41Aの設置部411に固定されると共に、第1ヒートシンク41Aと第1ドライバハウジング42Aとが連結される。なお、第1ドライバハウジング42Aに収容された回路基板6からの配線は、第1ヒートシンク41Aの設置部411に形成された配線用開口部416及びモジュール基板21に形成された配線用切欠き部213を通じてモジュール基板21におけるLED20の実装面へと導き、当該実装面に設けられている端子に接続することができる。これにより、モジュール基板21に実装されたLED20に対して、回路基板6からの駆動電力を供給することができる。
一方、レンズモジュール3は、レンズホルダ31における突出腕部32の先端に形成された連結爪33によって、第1ヒートシンク41Aに固定される。具体的には、レンズホルダ31における突出腕部32が、モジュール基板21に形成されたアーム挿通部212、第1ヒートシンク41Aの設置部411に形成されたアーム挿通孔415に挿入され、突出腕部32の先端に形成された連結爪33を、設置部411の背面に引っ掛ける。これにより、レンズモジュール3は、LED発光モジュール2を保持しつつ、第1ヒートシンク41A(第1筐体4A)に装着される。更に、突出腕部32の連結爪33は、第1ヒートシンク41Aの設置部411の中心方向(すなわち、内側)に向かって設けられている。つまり、レンズホルダ31の連結爪33は、第1筐体4Aの中心方向(すなわち、内側)に面するように、第1ヒートシンク41Aの設置部411に形成されたアーム挿通孔415に係止される。
以上のように構成されたMR16型LED灯具1Aは、LED20が発した光のうち、第1レンズ30の出射面301から出射された光は、MR16型LED灯具1Aの前方に形成された前方開口部418から放出される(図3を参照)。また、MR16型LED灯具1Aは、LED発光モジュール2の側方を囲むようにして放射状に各放熱フィン413
を配置するようにしたので、隣接する放熱フィン413同士の間に、LED20が発する光を第1筐体4Aの側面から外部に放出する側方開口部419が形成される(図3を参照)。
MR16型LED灯具1Aは、前方開口部418に加えて、側方開口部419を通じて、LED20が発する光を第1筐体4Aの側面から外部に放出することができる。このため、MR16型LED灯具1Aは、照射する光の照射範囲を拡大させることが可能となる。また、側方開口部419は、第1筐体4Aにおける周方向の全域に亘って形成されるため、第1筐体4Aの側方における特定方向だけでなく、全周方向にLED20が発した光を出射することができる。また、第1ヒートシンク41Aにおける放熱フィン413は、設置部411の周囲に一定間隔(等間隔)で放射状に配置されているため、MR16型LED灯具1Aの側方に、均質な光を出射することができる。
なお、MR16型LED灯具1Aにおいて、レンズホルダ31には透光性材料を使用しているため、第1レンズ30の側面から漏れた光を透過させて、側方開口部419へと良好に導くことができる。そして、本実施形態に係るMR16型LED灯具1Aによれば、第1筐体4Aに形成される側方開口部419から光を出射することで、従来のハロゲン照明に近い使用感を得ることができる。また、MR16型LED灯具1Aの側方から、消灯、点灯状態を容易に確認することができる。また、MR16型LED灯具1Aによれば、側方開口部419の面積を確保しつつ、第1ヒートシンク41Aにおける放熱フィン413の面積も確保できるため、LED20の冷却能力を確保しつつ、光の照射範囲を拡大することが可能となる。
上記の通り、本実施形態に係る照明装置1は、ハロゲン電球をLEDに置き換えたLED灯具であり、ハロゲン電球と同様、標準規格に準拠した規格サイズに適合するように製造する必要がある。そして、図1乃至5に示したMR16型LED灯具1Aは、MR16型ハロゲン電球に代替可能なMR16型LED灯具であり、MR16型という規格サイズに適合するように第1筐体4Aが設計、製造されている。
ところで、照明装置の製品バリエーションとして、いわゆる規格サイズ違いの製品をラインナップとして展開する場合があるが、そのような場合、従来では、照明装置を構成する主要部品、具体的にはLEDを含むLED発光モジュール、レンズ等の主要部品の設計、開発を規格サイズに合わせてその都度行う必要があった。そのため、従来では、照明装置に係る製品バリエーションの設計、開発に要する時間、費用等が膨大となり易いといった課題があった。そこで、本実施形態に係る照明装置1は上記課題を解決するため、LED発光モジュール及びレンズモジュールを、複数の異なる規格サイズ間で共通構造とすることで共通ユニット化する構成を採用することとした。そして、規格サイズに適合するように規格サイズ毎に構成された筐体の何れに対しても、LED発光モジュール及びレンズモジュールからなる共通ユニットを着脱可能とすることにより、規格サイズに関わらず当該共通ユニットを転用できるように構成している。
より具体的には、第1の照明装置1Aにおけるレンズモジュール3は、LED発光モジュール2を保持しつつ、第1筐体4Aの第1ヒートシンク41A、及び、第1規格サイズと異なる照明装置の第2規格サイズに適合するように構成された第2筐体のヒートシンクと着脱自在に連結可能な連結部を備えることにより、規格サイズに関わらずLED発光モジュール2及びレンズモジュール3の共通化を実現している。すなわち、上述までのMR16型LED灯具1Aに係るレンズモジュール3は、レンズホルダ31の底部から下方に突出する突出腕部32を有する。そして、レンズモジュール3は、この突出腕部32の先端部に形成された連結爪33を第1筐体4Aの第1ヒートシンク41Aに形成された突出部挿通孔415に係止させることで、設置部411との間にLED発光モジュール2を保
持しつつ第1ヒートシンク41Aに固定される。一方、第1ヒートシンク41Aに対するレンズモジュール3(レンズホルダ31)における連結爪33の引っ掛かりを外すことで、その係止状態を解除することができる。これにより、MR16型LED灯具1Aは、レンズモジュール3を、第1ヒートシンク41Aから取り外すことができる。更に、固定部423に螺合している固定用ネジ5を取り外すことで、第1ヒートシンク41AからLED発光モジュール2を取り外すことができる。つまり、MR16型LED灯具1Aは、レンズモジュール3にLED発光モジュール2を保持させつつ、第1ヒートシンク41Aに対してレンズモジュール3及びLED発光モジュール2を着脱自在に装着することが可能である。
次に、図6〜図8を参照して、本実施形態に係る照明装置1を、MR16型LED灯具1Aとは筐体の規格サイズが異なるMR11型LED灯具1Bとして構成する例を説明する。MR11型LED灯具1Bは、MR16型LED灯具1Aと同様、本実施形態に係る照明装置1のバリエーションの一つである。図6は、実施形態に係るMR11型LED灯具1Bの斜視図である。図7は、MR11型LED灯具1Bの分解斜視図である。上記の通り、MR11型LED灯具1Bは、約35mmの外径を有するMR11型ハロゲン電球に代替可能なLED灯具である。MR11型LED灯具1Bは、上述したMR16型LED灯具1Aと共通のLED発光モジュール2及びレンズモジュール3を備えている。なお、MR11型LED灯具1Bにおいても、レンズモジュール3が設けられている側を「前方」として定義する。
また、MR11型LED灯具1Bは、LED発光モジュール2及びレンズモジュール3を装着可能な第2筐体4Bを備えている。第2筐体4Bは、MR16型(第1規格サイズ)とは規格サイズの異なるMR11型(第2規格サイズ)に適合するように構成されている。図示の例では、第2筐体4Bは、第2ヒートシンク41B及び第2ドライバハウジング42Bを有する。第2ドライバハウジング42Bは、LED発光モジュール2におけるLED20への駆動電力を電源から供給する電源用の回路基板6(図6〜図8において図示省略、図2を参照。)を収容するためのハウジングであり、MR16型LED灯具1Aの第1ドライバハウジング42Aに対応している。
図8に示すように、第2ドライバハウジング42Bは、回路基板6を収容すると共に一組の固定部423が設けられた基板収容部421と、この基板収容部421の後方に連設された導線押さえ装着部422とを備える。基板収容部421、導線押さえ装着部422、固定部423については上述した通りである。また、導線押さえ装着部422には、上述した導線押さえ部材7(図2を参照)が装着されている。
第2ヒートシンク41Bは、上述の第1ヒートシンク41Aと同様、例えばアルミニウムなど放熱性が良好な材料によって形成された放熱部材であり、LED発光モジュール2及びレンズモジュール3を設置するための略円形をなした設置部411を有する。また、設置部411の外周部には、第1ヒートシンク41Aと同様に複数の放熱フィン413が配置されている。第2ヒートシンク41Bの設置部411においても、図4に示した第1ヒートシンク41Aの設置部411と同様、一組のネジ挿通孔414、一組のアーム挿通孔415、配線用開口部等が形成されている。なお、図7、8において、配線用開口部の図示を省略している。また、図7、8において、一組のネジ挿通孔414及び一組のアーム挿通孔415のうち、それぞれ片方のネジ挿通孔414とアーム挿通孔415のみが図示されている。
ここで、MR11型LED灯具1Bの第2筐体4B(詳しくは、第2ヒートシンク41B)には、MR16型LED灯具1Aと共通のレンズモジュール3にLED発光モジュール2が、着脱自在に装着される。詳しくは、LED発光モジュール2は、固定用ネジ5を
介して、第2筐体4Bに固定されている。また、レンズホルダ31における突出腕部32が、モジュール基板21に形成されたアーム挿通部212、第2ヒートシンク41Bの設置部411に形成されたアーム挿通孔415に挿入され、突出腕部32の先端に形成された連結爪33がアーム挿通孔415に係止されることで、レンズモジュール3が第2ヒートシンク41Bに固定される。これにより、レンズモジュール3は、LED発光モジュール2を保持しつつ、第2ヒートシンク41B(第2筐体4B)に対して装着される。一方、第2ヒートシンク41Bに対するレンズモジュール3(レンズホルダ31)の連結爪33の係止状態を解除することで、レンズモジュール3を第2ヒートシンク41Bから容易に取り外すことができる。また、固定部423に螺合している固定用ネジ5を取り外すことで、第2ヒートシンク41BからLED発光モジュール2を容易に取り外すことができる。つまり、MR11型LED灯具1Bは、レンズモジュール3にLED発光モジュール2を保持させつつ、第2ヒートシンク41Bに対してレンズモジュール3及びLED発光モジュール2を着脱自在に装着することが可能である。
以上のように、本実施形態に係る照明装置1は、MR16型LED灯具1AとMR11型LED灯具1Bとの組み合わせのように互いに規格サイズが異なる製品ラインナップを製造する際、その筐体を規格サイズに適合するように構成する一方、LED発光モジュール2及びレンズモジュール3については規格サイズに関わらず共通化することが可能である。つまり、MR16型やMR11型等といった規格サイズに関わらず、照明装置1の主要部品であるLED発光モジュール2及びレンズモジュール3を、各規格サイズに適合するように構成された筐体(第1筐体4A及び第2筐体4B)に転用することができる。そして、照明装置1の製造コストのうち、LED発光モジュール2及びレンズモジュール3が占める割合は高いため、このLED発光モジュール2及びレンズモジュール3を共通仕様として大量生産を行うことで、照明装置1の製造コストを低減することも可能となる。また、本実施形態に係る照明装置1によれば、規格サイズ毎に器具全体を個別設計する必要が無く、設計に要する時間、開発費等が嵩むことを抑制することができる。また、照明装置1の主要部品であるLED発光モジュール2及びレンズモジュール3を、規格サイズに関わらず共通仕様として転用することができるため、製品ラインナップの充実化を図ることができる。
また、本実施形態に係る照明装置1によれば、上記のように規格サイズに関わらずLED発光モジュール2及びレンズモジュール3を共通仕様として転用することができるため、ユーザの好み、照明装置の使用箇所、その他の条件に合わせて、大きさやデザイン等といった種類の異なる筐体を交換することができる。つまり、本実施形態に係る照明装置1によれば、ユーザがカスタマイズする際の自由度を確保し、ユーザのニーズに幅広く対応することができる。本実施形態の例では、例えば、第1筐体4Aと第2筐体4Bとを相互に置き換えることによって、MR16型とMR11型のように、異なる規格サイズに適合する照明装置を簡単に構築することができる。
また、本実施形態に係る照明装置1(MR16型LED灯具1A、MR11型LED灯具1B)において、LED発光モジュール2は、複数のLED20を略中心に搭載したモジュール基板21を有し、LED20の光軸とレンズモジュール3における第1レンズ30の光軸とが略一致するように配置されている。このように、LED20をいわゆるワンコア型として構成し、LED20の光軸とレンズモジュール3の光軸とを略一致させることで、光の配光角を設計に沿ったものとすることができると共に、光の照射面を綺麗にすることができる。更に、LED20をワンコア型にすることで、複数のLED20をモジュール基板上に分散配置する場合に比べて、モジュール基板21の大きさを小さく設計することができる。これにより、LED発光モジュール2を設置する第1ヒートシンク41Aもしくは第2ヒートシンク41Bの設置部411の面積を小さくコンパクトにすることが可能となる。よって、本実施形態に係る照明装置1を、より小さな規格サイズに対応し
、かつ、LED発光モジュール2及びレンズモジュール3を共通仕様とすることの可能なLED灯具として構築することができ、以って、照明装置に係る製品ラインナップをより一層充実させることができる。
また、照明装置1に係るレンズモジュール3において、レンズホルダ31は、その底部から突出した突出腕部32を有し、当該突出腕部32は、第1筐体4Aの第1ヒートシンク41Aに設けられたアーム挿通孔415、又は第2筐体4Bの第2ヒートシンク41Bに設けられたアーム挿通孔415の何れに対しても係止(嵌合)することができる構造となっている。つまり、レンズモジュール3の突出腕部32は、異なる規格サイズに適合するように構成された第1筐体4A及び第2筐体4Bの何れにおけるアーム挿通孔415に対しても係止されることができる構造となっており、第1筐体4A及び第2筐体4Bの何れに対しても共通の連結構造を使用して着脱自在にレンズモジュール3を連結することができる。これによれば、規格サイズに関わらず、照明装置1の主要部品であるLED発光モジュール2及びレンズモジュール3を一段と簡易に第1筐体4A及び第2筐体4Bに転用することができる。
なお、レンズホルダ31における突出腕部32は、LED発光モジュール2のモジュール基板21に設けられた切欠きからなるアーム挿通部212を挿通して、第1ヒートシンク41Aに設けられたアーム挿通孔415、又は第2ヒートシンク41Bに設けられたアーム挿通孔415に嵌合又は係止されるように構成したので、第1ヒートシンク41A又は第2ヒートシンク41Bにおける設置部411とレンズモジュール3との間にLED発光モジュール2を挟持することで、当該LED発光モジュール2を好適に保持することができる。なお、本実施形態においては、モジュール基板21に設けられた切欠きによってアーム挿通部212を形成しているが、モジュール基板21に設けられた孔によってアーム挿通部212を形成してもよい。
更に、レンズホルダ31における突出腕部32の先端には連結爪33が形成されており、この連結爪33は、MR16型LED灯具1Aにおいては、第1ヒートシンク41Aの設置部411の中心方向(すなわち、内側)を向くようにして、設置部411のアーム挿通孔415に係止されるようになっている。また、MR11型LED灯具1Bにおいては、第2ヒートシンク41Bの設置部411の中心方向(すなわち、内側)を向くようにして、設置部411のアーム挿通孔415に係止されるようになっている。これによれば、MR16型LED灯具1A(MR11型LED灯具1B)の中心方向、すなわちLED20の光軸方向に向かって突出腕部32(連結爪33)の力が加わることによって、LED発光モジュール2を一段と強固に保持することができる。これにより、LED発光モジュール2におけるLED20の光軸とレンズモジュール3の光軸とがずれることを有効に防止することができる。
また、LED発光モジュール2におけるLED20が有するLEDチップは、GaN基板を有しているため、当該LEDチップの電流密度を高くしても不具合が生じにくいという効果を奏する。これによれば、LED20に対してより大きな駆動電力を供給することができるため、照明装置1は、より大きな光束、照度で光を出射することができるようになる。従って、照明装置1における規格サイズのサイズアップに伴い、LED20に要求される駆動電力や光束、照度が増加しても、LEDチップの個数を増加させることなくLEDチップの電流密度を高くすることで、容易かつ十分に対応することができる。
<変形例>
本実施形態に係る照明装置1は、種々の変形例を採用することができる。例えば、レンズモジュール3におけるレンズホルダ31には、上述の第1レンズ30とは異なる第2レンズ(図示省略)を着脱自在に保持することが可能に構成されている。上記の通り、第1
レンズ30は第1配光角を有しているのに対して、上記第2レンズは、第1配光角とは異なる第2配光角を有している。このように、レンズホルダ31に対して、種類の異なるレンズを着脱自在に保持することで、ユーザの好み、照明装置の使用箇所、その他の条件に合わせて、カスタマイズすることが可能な照明装置1を提供することができる。また、本変形例によれば、配光角に応じて第1レンズ30及び第2レンズを選択することができるので、照明装置1を配光角毎に個別設計する必要が無く、製品ラインナップの充実化を図ることができる。また、これにより、照明装置1の設計に要する時間、開発費等が嵩むことを抑制することができる。
また、照明装置1を構成する筐体については、種々の変更を加えることができるのは勿論である。図9に、MR11型LED灯具1Bの変形例を示す。図9に示すMR11型LED灯具1Bは、いわゆる1ピース構造の第2筐体4B´を有する。第2筐体4B´は、前端側に形成された第2ヒートシンク41B´と、後端側に形成された第2ドライバハウジング42B´とが一体構造となっている。第2ヒートシンク41B´は、複数の放熱フィン413を備えており、第2ドライバハウジング42B´には、図示しない回路基板6(図2を参照)を収容することができる点で、図9等に示す第2ヒートシンク41Bと共通する。また、第2筐体4B´は、図8に示した第2筐体4Bと同様、MR11型LED灯具1Bの規格サイズに適合するように構成されている。
図9に示すように、第2筐体4B´は、円筒状の筒部425を有しており、筒部425の前端面425aによってLED発光モジュール2のモジュール基板21を支持することが可能となっている。第2筐体4B´における筒部425の前端面425aには、固定用ネジ5を螺合させることができる一組の固定部423が形成されている(図9には、片方の固定部423のみが図示されている)。更に、第2筐体4B´における筒部425の前端面425aには、上述のレンズモジュール3(レンズホルダ31)における連結爪33が干渉するのを回避するための一組の凹部426が形成されている(図9には、片方の凹部426のみが図示されている)。また、筒部425の前端面425aにおける一方の凹部426の近傍部位には、第2ドライバハウジング42B´に収容される回路基板6(図6において図示省略、図2を参照)からの配線を、モジュール基板21におけるLED20の実装面側に導くための配線用凹部427が形成されている。
このように構成される1ピースタイプの第2筐体4B´においても、上述の第2筐体4Bと実質的に同等の機能を有し、MR16型LED灯具1Aと共通するLED発光モジュール2及びレンズモジュール3を第2ヒートシンク41B´に対して着脱自在に装着することが可能である。なお、図9には、レンズモジュール3の図示は省略しているが、第2筐体4B´に装着されるレンズモジュール3は、図7に示したものと共通である。ここで、LED発光モジュール2は、上記ネジ挿通部211を挿通させた固定用ネジ5を固定部423に螺合させることで第2筐体4B´に取り付けることができる。また、レンズモジュール3については、レンズホルダ31における突出腕部32を、モジュール基板21のアーム挿通部212、第2筐体4B´の凹部426に挿入させ、突出腕部32の先端に形成された連結爪33を、モジュール基板21の背面に引っ掛けることで、突出腕部32の連結爪33がモジュール基板21におけるアーム挿通部212の縁部に係止される。これにより、レンズモジュール3にLED発光モジュール2を保持させつつ、LED発光モジュール2が取り付けられている第2筐体4B´の第2ヒートシンク41B´に対してレンズモジュール3を装着することができる。また、モジュール基板21に対する連結爪33の引っ掛かりを解除すれば、レンズモジュール3を容易に第2筐体4B´から取り外すことができる。以上のように、第2筐体4B´は、上述の第2筐体4Bと実質的に同等の機能を奏する。これにより、LED発光モジュール2及びレンズモジュール3を照明装置の規格サイズに関わらず共通化して転用することができ、MR16型LED灯具1A等において説明した通りの効果が得られる。
なお、図9に示す1ピース構造の第2筐体4B´と、図8に示す2ピース構造の第2筐体4Bとを比較すると、製造コストの観点からは1ピース構造の第2筐体4B´の方が2ピース構造の第2筐体4Bよりも部品点数が少ないため、製造コストを低減することができる。また、1ピース構造を有する第2筐体4B´の方が、2ピース構造の第2筐体4Bよりも熱容量を確保することができるため、より高い放熱効果を得ることができる。一方、第2筐体4Bは、LED発光モジュール2のモジュール基板21全体を支持する設置部411を有しているため、LED発光モジュール2(モジュール基板21)との接触面積を第2筐体4B´に比べて確保し易く、放熱効率を向上させる観点から有利である。
以上の実施形態で述べた照明装置1は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。例えば、本実施形態では、互いに規格サイズの異なる照明装置1として、MR16型LED灯具1A及びMR11型LED灯具1Bを例示しているが、これらに限られず、他の規格サイズに適合するLED灯具として照明装置1を構成してもよい。
1・・・照明装置
1A・・・MR16型LED灯具
1B・・・MR11型LED灯具
2・・・LED発光モジュール
3・・・レンズモジュール
4A・・・第1筐体
4B・・・第2筐体
20・・・LED
21・・・モジュール基板
30・・・第1レンズ
31・・・レンズホルダ
41A・・・第1ヒートシンク
41B・・・第2ヒートシンク

Claims (7)

  1. LEDを有するLED発光モジュールと、
    所定の第1配光角の第1レンズを有するレンズモジュールと、
    前記LEDが発する熱を放熱するヒートシンクを少なくとも一部に有し、前記LED発光モジュール及び前記レンズモジュールを収容する第1筐体と、
    を備え、
    前記第1筐体は、照明装置の第1規格サイズに適合するように構成されており、
    前記レンズモジュールは、前記LED発光モジュールを保持しつつ、前記第1筐体のヒートシンク、及び前記第1規格サイズと異なる照明装置の第2規格サイズに適合するように構成された第2筐体のヒートシンクと着脱自在に連結する連結部
    を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記LED発光モジュールは、複数の前記LEDを略中心に搭載したモジュール基板を有し、前記LEDの光軸と前記レンズモジュールの光軸とが略一致するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記連結部は、前記レンズモジュールの底部から突出した突出部であり、
    前記突出部は、前記第1筐体のヒートシンクに設けられた孔、又は前記第2筐体のヒートシンクに設けられた孔に係止されることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記突出部の先端に、前記筐体の中心方向に向かって設けられた連結爪が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記突出部は、前記LED発光モジュールのモジュール基板に設けられた切欠き又は孔からなる挿通部を通じて、前記第1筐体のヒートシンクに設けられた孔、又は前記第2筐体のヒートシンクに設けられた孔に嵌合されることを特徴とする請求項3又は4に記載の照明装置。
  6. 前記レンズモジュールは、前記第1レンズ、及び前記第1レンズと配光角の異なる第2配光角を有する第2レンズを着脱自在に保持するレンズホルダを更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記LEDが有するLEDチップは、GaN基板を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の照明装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018116952A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP2018136231A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 マークテック株式会社 紫外線探傷灯用光源ユニット

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