JP2014137319A - 自動分析装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】血液凝固時間測定に用いる反応容器13が底部のレンズ形状の異なる複数種類を有しており、測定項目に応じたレンズ形状の反応容器13を選択する機能を備えていることにより、単一または複数の波長の透過光量または散乱光量を測定して、光量と濃度の関係から成分量を算出する血液凝固分析において、測定部に設けられたレンズの位置を可変させることや、検出部を移動可能に構成することなく光源57から照射された光の集光位置62を変える。
【選択図】図2
Description
このため、項目によって検出する角度が可変となれば、より測定感度の高い分析装置を提供することができるようになる。このためには、光源から照射された光の集光位置を変えればよい。
本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、自動分析装置であって、検体と試薬を混合し反応させた反応液を保持する、その底部がレンズ構造となっている反応容器と、この反応容器を支持する反応容器支持部と、前記反応容器に支持された前記反応液に光を照射する光源と、この光源から照射された光を検出する検出部と、前記反応容器内の前記反応液内に生起する前記光源からの光の焦点の高さ位置を調整する焦点調整部とを備えたことを特徴とする。
本発明の自動分析装置の第1の実施形態を、図1乃至図7を用いて説明する。なお、図1乃至図7においては、自動分析装置として血液凝固能測定装置に適用した場合を例に挙げて説明する。また、本実施形態を含む他の実施形態を説明するための全図において同一機能を有するものは同一の符号を付してあり、その繰り返しの説明は可能な限り省略するようにしている。
図1は本発明の自動分析装置の第1の実施形態の全体構成を示す概略図、図2は本発明の自動分析装置の第1の実施形態の血液凝固時間測定部の概略の一例を示す縦断面図、図3は本発明の自動分析装置の第1の実施形態における血液凝固時間測定に用いる反応容器の概略の一例を示した縦断面図、図4は本発明の自動分析装置の第1の実施形態における血液凝固時間測定に用いる反応容器の概略の他の一例を示した縦断面図、図5は本発明の自動分析装置の第1の実施形態を構成する血液凝固時間測定部の概略の他の一例を示す縦断面図、図6は本発明の自動分析装置の第1の実施形態における血液凝固時間測定に用いる反応容器の概略の他の一例を示した縦断面図、図7は本発明の自動分析装置の第1の実施形態における血液凝固時間測定に用いる反応容器の概略の他の一例を示した縦断面図である。
このように、本発明の自動分析装置の第1の実施形態においては、反応容器13の底部のレンズ部63の形状は、複数種類存在している。図1に戻って、反応容器供給部14は、このようなレンズ部63のレンズ形状が異なる反応容器を複数保管している。
特に、コンピュータ31は、操作者によって入力された測定依頼情報に基づき、反応容器供給部14に複数種類保管されている反応容器13のうち、測定項目に適した底部レンズ構造をしたレンズ部63の反応容器13を選択し、反応容器移送機構制御部19に対して指令を出力する。反応容器移送機構制御部19は、コンピュータ31から出力された指令が入力されると、反応容器移送機構16を作動させ、測定項目に適した底部レンズ構造をしたレンズ部63の反応容器13を反応容器供給部14から取り出し、凝固時間検体分注ポジション15に移送する。
また、測定項目に応じて検出部に入射する光の角度が変わるため、コンピュータ31は、複数設置された検出器60のうち最も切な位置の検出器60の検出結果を用いて処理を行うことで、光の焦点62の高さ方向位置を変更させたことに伴う角度の異なる散乱光の検出を実現する。
更に、コンピュータ31は、検体分注制御部33に対して指令を送り、検体の分注動作を制御する。更に、コンピュータ31は、試薬分注制御部34に対して指令を送り、試薬の分注動作を制御する。
メモリ37は、例えばハードディスクメモリまたは外部メモリにより構成される。メモリ37には、各操作者のパスワード、各画面の表示レベル、分析パラメータ、分析項目依頼内容、キャリブレーション結果、分析結果等の情報が記憶される。
次いで、反応容器移送機構16に信号を出力して、反応容器供給部14から測定項目に適した底部レンズ構造をしている反応容器13を凝固時間検体分注ポジション15に移送する。
次いで、検体が分注された反応容器13を、反応容器移送機構16により反応容器温調ブロック11に備わる凝固時間検出部12へと移送する。そして、検体を37℃まで昇温し、保温する。
また、凝固時間検出部12での検出結果がコンピュータ31に出力され、コンピュータ31により演算処理を行い、メモリ37に分析結果を記憶させる。
また、再現性や低濃度検体の測定感度を向上させるためには、光源の光強度を大きくする必要があるため、一般的にレンズを用いて集光しているものの、このレンズは測定結果に多大な影響を与える部品であるため、製造においては厳しい寸法公差が与えられており、そのコストが高くなってしまう。
このように、装置の処理能力や測定感度を向上させるためには測定器のポートを増やせばよいが、ポートを増やすごとにコストが増加し、装置価格が上昇してしまうとの問題があった。
このため、項目によって検出する角度が可変となれば、より測定感度の高い分析装置を提供することができるようになる。このためには、光源から照射された光の集光位置を変えればよい。その方法の一つとして、測定部に設けられたレンズの位置を可変させることが考えられる。しかし、処理能力向上のために必要な複数の血液凝固時間測定部全てのレンズを可動とすると、装置が大型化、複雑化し、さらにコストが増加するという問題があった。
従って、単一または複数の波長の透過光量または散乱光量を測定して、光量と濃度の関係から成分量を算出する血液凝固分析において、測定部に設けられたレンズの位置を可変させることや、検出部を移動可能に構成することなく光源から照射された光の高さ方向の集光位置を容易に調整することができる。よって、測定項目に適した検出角度を容易に実現することができ、装置の大型化・複雑化・コストの増加を招くことなく効率的に測定感度を向上させることが可能となる。
また、反応容器13の底部がレンズ部63を備えているため、コストを増加させることなく測定器のポートを増やすことが容易であり、装置価格の上昇を招くことなく処理能力や測定感度を向上させることができる。
これらによって、装置コストの向上を抑制しつつ、測定感度を向上させた処理能力の高い自動分析装置を提供することができる。
例えば、図6および図7に示すように、反応容器13は、その底部の形状が図3,図4に示す反応容器13の底部とは形状が異なり、その底部のすべてがレンズ構造のレンズ部63を有しているものとすることができる。
本発明の自動分析装置の第2の実施形態を図8乃至図10を用いて説明する。図8乃至図10においても、自動分析装置として血液凝固能測定装置に適用した場合を例に挙げて説明する。
図8は本発明の自動分析装置の第2の実施形態を構成する血液凝固時間測定部の概略の一例を示す縦断面図、図9は本発明の自動分析装置の第2の実施形態を構成する血液凝固時間測定部の概略の他の一例を示す縦断面図、図10は本発明の自動分析装置の第2の実施形態を構成する血液凝固時間測定部の概略の更に他の一例を示す縦断面図である。
具体的には、図8に示す反応容器13は、反応容器支持部65の端部65aに支持されるフランジ部13aが形成されている。
これに対し、図9に示す反応容器13は、反応容器支持部65の内周側の段差部65bに支持されるフランジ部13bが形成されている。このため、図9に示す反応容器13では、図8に示す反応容器13に比べて、反応液52中で形成される焦点62がより底部に近い位置に形成されることになる。
すなわち、反応容器13の外形形状の違いによって、反応容器支持部65における反応容器13の設置される位置を変化させることができる。よって、光源から照射された光の焦点62の高さ方向位置を容易に調整することができ、異なる角度での散乱光の検出が容易に実施可能となる。従って、測定項目に適した検出角度を容易に実現することができるとともに、コストを増加させることなく測定器のポートを増やすことが容易に実施でき、装置価格の上昇を招くことなく処理能力や測定感度を向上させることができる。
本発明の自動分析装置の第3の実施形態を図11を用いて説明する。図11においても、自動分析装置として血液凝固能測定装置に適用した場合を例に挙げて説明する。
図11は本発明の自動分析装置の第3の実施形態を構成する血液凝固時間測定部の概略の一例を示す縦断面図である。
すなわち、反応容器支持部65の形状の違いによって、光源から照射された光の焦点62の形成される高さ方向位置を容易に調整することができ、異なる角度での散乱光の検出が容易に実施できる。
従って、測定項目に適した検出角度を容易に実現することができるとともに、コストを増加させることなく測定器のポートを増やすことが容易に実施でき、装置価格の上昇を招くことなく処理能力や測定感度を向上させることができる。
本発明の自動分析装置の第4の実施形態を図12および図13を用いて説明する。図12および図13においても、自動分析装置として血液凝固能測定装置に適用した場合を例に挙げて説明する。
図12は本発明の自動分析装置の第4の実施形態を構成する血液凝固時間測定部の概略の一例を示す縦断面図、図13は本発明の自動分析装置の第4の実施形態を構成する血液凝固時間測定部の概略の他の一例を示す縦断面図である。
すなわち、スペーサ66を用いることによって、同一形状の反応容器13、反応容器支持部65を備えた血液凝固時間測定部12において、光源から照射された光の焦点62の高さ方向の位置を容易に調整することができ、焦点62を変化させることで異なる角度での散乱光の検出が可能となる。従って、測定項目に適した検出角度を容易に実現することができるとともに、コストを増加させることなく測定器のポートを増やすことが容易に実施でき、装置価格の上昇を招くことなく処理能力や測定感度を向上させることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限られず、種々の変形、応用が可能なものである。
11…反応容器温調ブロック、
12…凝固時間検出部、
13…反応容器、
14…反応容器供給部、
15…凝固時間検体分注ポジション、
16…反応容器移送機構、
17…試薬分注機構、
18…反応容器廃棄部、
19…反応容器移送機構制御部、
20…検体分注機構、
21…検体ディスク、
22…検体容器、
23…試薬ディスク、
24…試薬容器、
31…コンピュータ、
32…インターフェース、
33…検体分注制御部、
34…試薬分注制御部、
35…A/D変換機、
36…プリンタ、
37…メモリ、
38…外部出力メディア、
39…キーボード、
40…表示装置、
52…反応液、
56…光源支持部、
57…光源、
58…照射光、
59…散乱光、
60…検出器、
61…受光側スリット、
62…焦点、
63…レンズ部、
64…照射側スリット、
65…反応容器支持部、
66…スペーサ、
68…スペーサを用いる場合の焦点。
Claims (7)
- 自動分析装置であって、
検体と試薬を混合し反応させた反応液を保持する、その底部がレンズ構造となっている反応容器と、
この反応容器を支持する反応容器支持部と、
前記反応容器に支持された前記反応液に光を照射する光源と、
この光源から照射された光を検出する検出部と、
前記反応容器内の前記反応液内に生起する前記光源からの光の焦点の高さ位置を調整する焦点調整部とを備えた
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記光源は、前記反応容器の下方に位置し、
前記検出部は、前記反応容器の側方に位置する
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1または2に記載の自動分析装置において、
前記焦点調整部として、
前記反応容器と、
前記反応容器を複数保管する反応容器供給部と、
測定項目に応じた前記反応容器を選択する制御部と、
この制御部で選択された前記反応容器を、前記反応容器供給部から前記反応容器支持部に移送する反応容器移送機構とを更に備えた
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項3に記載の自動分析装置において、
前記反応容器は、その底部のレンズ形状が異なる複数種類が存在し、
前記制御部は、測定項目に応じたレンズ形状の反応容器を選択する
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項3に記載の自動分析装置において、
前記反応容器は、外形形状が異なる複数種類が存在し、
前記制御部は、測定項目に応じた外形形状の反応容器を選択する
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1または2に記載の自動分析装置において、
前記焦点調整部として、
前記反応容器を複数保管する反応容器供給部と、
測定項目に応じて前記反応容器支持部に設置されたスペーサとを更に備えた
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1または2に記載の自動分析装置において、
前記焦点調整部として、
前記反応容器を複数保管する反応容器供給部と、
測定項目に応じた形状をした前記反応容器支持部を選択する制御部と、
この制御部で選択された前記反応容器支持部に、前記反応容器供給部から前記反応容器を移送する反応容器移送機構とを更に備えた
ことを特徴とする自動分析装置。
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