JP2015223565A - 籾摺選別機の操作装置 - Google Patents

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通和 岩井
Michikazu Iwai
通和 岩井
高橋 努
Tsutomu Takahashi
努 高橋
丸岡 政司
Masashi Maruoka
丸岡  政司
武井 澄人
Sumuto Takei
澄人 武井
生裕 大家
Ikuhiro Oya
生裕 大家
清家 丈晴
Takeharu Seike
丈晴 清家
喜安 一春
Kazuharu Kiyasu
一春 喜安
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Abstract

【課題】
脱ぷしにくい籾を籾摺選別する場合にも循環/排出切換弁を循環側から排出側に適正なタイミングで切り換え排出籾摺選別作業に迅速に移行する。
【解決手段】
循環/排出切換弁(36)の循環側に切り換えられている循環籾摺選別作業の開始から設定時間が経過しても混合米タンク(24)に設定量以上の混合米が溜まらない場合で且つ(1)籾ホッパ穀粒有無センサ(SE1)が籾ホッパ(6)の籾有り状態を検出しているとき、あるいは、(2)負荷電流センサ(SE2)が主モータ(M1)の設定値以上の負荷電流値を検出しているときには、循環/排出切換弁(36)を循環側から排出側に切り換え排出籾摺選別作業に移行するコントローラ(55)を設ける。
【選択図】図7

Description

この発明は、揺動選別板型籾摺選別機の操作装置に関する。
籾摺部,摺落米風選部,揺動選別板型混合米選別部を備えた籾摺選別機において、混合米選別部に混合米タンクを吊り下げ支持し所定量以上の穀粒が溜ると下方へ移動し、穀粒が所定量より少なくなると上方へ移動するように構成し、混合米タンクと混合米選別部の循環/排出切換弁とをメカ的なリンケージで連結する切換手段により連動連結し、混合米タンクに所定量の混合米が溜まり下方へ移動すると、循環/排出切換弁を循環側から排出側に切り換え、混合米タンクの混合米溜り量が減少し上方へ移動すると、循環/排出切換弁を排出側から循環側に切り換えようにしものは、公知である(特許文献1)。
特開2010−253351号公報
籾摺選別機で脱ぷしにくい籾や夾雑物の多く混じっている籾を籾摺選別する場合には、作業開始時に混合米選別部の混合米タンクに設定量以上の混合米が溜まりにくく、混合米選別部の循環/排出切換弁の機内循環状態から機外排出状態への切り換えが遅れ、籾摺選別作業を円滑に進行できないという問題点があった。そこで、本発明はこのような問題点を解決しようとするものである。
前記問題点を解決するために、本発明は次のような技術的手段を講じた。
請求項1の発明は、籾摺部(1)と、摺落米風選部(2)と、揺動選別板型の混合米選別部(3)と、籾摺選別機の駆動部を駆動する主モータ(M1)を備えた籾摺選別機において、前記混合米選別部(3)には揺動選別板(15,…)の上手側に混合米貯溜用の混合米タンク(24)及び選別玄米を機内循環側あるいは機外排出側に切り換える循環/排出切換弁(36)を設け、該循環/排出切換弁(36)の循環側に切り換えられている循環籾摺選別作業状態において作業開始から設定時間が経過しても前記混合米タンク(24)に設定量以上の混合米が溜まらないで且つ籾ホッパ穀粒有無センサ(SE1)が前記籾摺部(1)の籾ホッパ(6)に籾有り検出をしているとき、あるいは、負荷電流センサ(SE2)が前記主モータ(M1)の設定値以上の負荷電流値を検出している籾摺選別作業状態のときには、前記循環/排出切換弁(36)を循環側から排出側に切り換えるコントローラ(55)を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記循環籾摺選別作業の開始から設定時間経過後において前記混合米タンク(24)に設定量以上の混合米が溜まらず且つ籾ホッパ穀粒有無センサ(SE1)が籾ホッパ(6)に籾有り検出をしているか、あるいは、前記負荷電流センサ(SE2)が主モータ(M1)の設定値以上の負荷電流値を検出している籾摺選別作業状態のときには、少量の籾摺選別作業と判定し前記循環/排出切換弁(36)を機内循環側への切り換え状態を保持したまま所定時間の循環籾摺選別作業を実行し次いで循環/排出切換弁(36)を機内循環側から機外排出側に切り換え残留穀粒全量を機外に排出する残米処理を実行するコントローラ(55)を設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、操作盤(41)には麦選別スイッチ(SW3)を設け、該麦選別スイッチ(SW3)が選択操作され、籾シャッタ弁(31)操作用の操作レバー(32)が初期位置(44a)から籾摺位置(44b)に操作されると、前記循環/排出切換弁(36)を機内循環側から機外排出側に切り換え前記籾ホッパ(6)に供給された麦を前記籾摺部(1)の脱ぷ手段を作用させずに前記摺落米風選部(2)に供給し麦選別作業を開始するコントローラ(55)を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によると、籾摺部(1)と、摺落米風選部(2)と、揺動選別板型の混合米選別部(3)と、籾摺選別機の駆動部を駆動する主モータ(M1)を備えた籾摺選別機において、前記混合米選別部(3)には揺動選別板(15,…)の上手側に混合米貯溜用の混合米タンク(24)及び選別玄米を機内循環側あるいは機外排出側に切り換える循環/排出切換弁(36)を設け、該循環/排出切換弁(36)の循環側に切り換えられている循環籾摺選別作業状態において作業開始から設定時間が経過しても前記混合米タンク(24)に設定量以上の混合米が溜まらないで且つ籾ホッパ穀粒有無センサ(SE1)が前記籾摺部(1)の籾ホッパ(6)に籾有り検出をしているとき、あるいは、負荷電流センサ(SE2)が前記主モータ(M1)の設定値以上の負荷電流値を検出している籾摺選別作業状態のときには、前記循環/排出切換弁(36)を循環側から排出側に切り換えるコントローラ(55)を設けたので、脱ぷしにくい籾や夾雑物の多く混じっている籾を籾摺選別し混合米選別部(3)の混合米タンク(24)に混合米が溜まりにくい場合にも、混合米選別部(3)の循環/排出切換弁(36)を適正なタイミングで循環側から排出側へ切り換え循環籾摺選別作業から排出籾摺選別作業に移行し選別玄米を自動的に機外排出することができる。
請求項2の発明によると、請求項1の発明の前記効果に加えて、前記循環籾摺選別作業の開始から設定時間経過後において前記混合米タンク(24)に設定量以上の混合米が溜まらず且つ籾ホッパ穀粒有無センサ(SE1)が籾ホッパ(6)に籾有り検出をしているか、あるいは、前記負荷電流センサ(SE2)が主モータ(M1)の設定値以上の負荷電流値を検出している籾摺選別作業状態のときには、少量の籾摺選別作業と判定し前記循環/排出切換弁(36)を機内循環側への切り換え状態を保持したまま所定時間の循環籾摺選別作業を実行し次いで循環/排出切換弁(36)を機内循環側から機外排出側に切り換え残留穀粒全量を機外に排出する残米処理を実行するコントローラ(55)を設けたので、少量の籾を籾摺選別する場合にも円滑に籾摺選別作業を実行し籾摺選別した全穀粒を機外へ排出し作業を終了することができる。
請求項3の発明によると、請求項1又は請求項2の発明の前記効果に加えて、操作盤(41)には麦選別スイッチ(SW3)を設け、該麦選別スイッチ(SW3)が選択操作され、籾シャッタ弁(31)操作用の操作レバー(32)が初期位置(44a)から籾摺位置(44b)に操作されると、前記循環/排出切換弁(36)を機内循環側から機外排出側に切り換え前記籾ホッパ(6)に供給された麦を前記籾摺部(1)の脱ぷ手段を作用させずに前記摺落米風選部(2)に供給し麦選別作業を開始するコントローラ(55)を設けたので、籾摺選別機を利用して麦選別作業を円滑に実行し、選別した麦を混合米タンク(24)に一時貯溜せずに迅速に機外へ排出することができる。
揺動選別板型籾摺選別機の全体の切断側面図。 籾摺選別機の伝動構成を示す切断平面図。 混合米タンク,籾シャッタ弁の斜視図。 操作盤の正面図。 籾摺選別機の斜視図,操作レバーの正面図。 制御ブロック図。 フローチャート。 フローチャート。
以下、図面に示す実施例に基づき本発明を説明する。
まず、図1に基づき本発明を実施する揺動選別板型籾摺選別機の全体構成について説明する。
籾摺選別機は、機体の左側上部に配設している籾摺部1と、左右中央部に配設している摺落米風選部2と、機体の右側に配設している揺動選別板型混合米選別部3と、混合米選別部3の選別摺落米を揚穀する混合米揚穀機4と、混合米選別部3の仕上げ玄米を機外に取り出す玄米揚穀機5と、混合米選別部3の選別籾を籾摺部1に揚穀還元する籾揚穀機27等で構成されている。
籾摺部1は籾摺ロール型に構成されていて、籾ホッパ6と、左右一対の籾摺ロール7,7と、籾摺ロール7,7の下方に設けられている振動型の摺落米移送棚8等により構成されている。籾ホッパ6の籾は籾摺ロール7,7で籾摺されて摺落米移送棚8に落下供給され、振動している摺落米移送棚8により右側に移送され、摺落米風選部2下部の選別始端側に供給される。
摺落米風選部2は、摺落米風選箱体9と、摺落米風選箱体9内に上下方向に沿うように構成されている摺落米選別風路10と、摺落米選別風路10の中途部下方に設けられている粃受樋11と、摺落米選別風路10の下部始端側に設けられている摺落米受樋12と、摺落米選別風路10の上部終端側に配設されている吸引ファン13と、排塵筒14等により構成されている。
次に、揺動選別型の混合米選別部3について説明する。
多段の揺動選別板15,…には、板面に選別用の凹凸が形成されていて、縦方向の一側を高い供給側、他側を低い排出側とし、縦方向に直交する横方向の一方側を高い揺上側、横方向他側を低い揺下側として、揺動選別板15の縦横2方向ともに傾斜構成し、揺動選別板15,…を揺動装置(図示省略)により横方向斜め上下に往復揺動するように構成している。
揺動選別板15,…の上方には混合米タンク24が配設されていて、摺落米受樋12で風選された混合米が混合米揚穀機4により揚穀され混合米タンク24に供給され、次いで、分配供給樋16、分配ケース17を経由して揺動選別板15,…に供給される。
揺動選別板15,…の揺下側の側壁の排出側部分には、籾排出口を切り欠き構成し、選別籾は揺下側に取り出され、籾還元流路29を経て籾揚穀機27に供給される構成である。
揺動選別板15,…に供給された混合米は、粒形の大小,比重の大小,摩擦係数の大小等の関係で、比重の重い小形の玄米は揺上側に偏流分布し、玄米に比較して大形で比重の軽い籾は、揺下側に偏流分布し、その中間部には分離されない籾・玄米の混合米が分布しながら選別される。そして、これらの選別穀粒は、揺動選別板15の排出側に設けられている玄米仕切板18及び籾仕切板19で仕切られて取り出される。
取り出された仕上げ玄米は、玄米取出樋20,玄米流路21,玄米揚穀機5を経由して機外に取り出される。また、取り出された選別混合米は混合米取出樋22,混合米流路23を経て摺落米受樋12に取り出され、更に混合米揚穀機4,混合米タンク24,分配供給樋16,分配ケース17を経由して揺動選別板15,…に供給され再選別される。
また、揺動選別板15,…の揺下側に偏流分離した選別籾のうち揺下側の側壁に沿って流下したものは、籾排出口から籾還元流路29に取り出され、また、揺下側の側壁よりも揺上側を流下したものは揺動選別板15,…の排出側端部から籾仕切板18により仕切られて、籾取出樋25に取り出される。このようにして取り出された選別籾は、籾流路26,籾揚穀機27を経て籾摺部1に揚穀還元され、再度の籾摺がなされる。なお、摺落米風選部2で粃受樋11に選別された粃は、籾揚穀機27に送られ、混合米選別部3の選別籾と共に籾摺部1に揚穀還元される。
次に、図2に基づき主モータM1による籾摺選別機各部の駆動構成について説明する。
籾摺部1の下方に主モータM1を配設し、主モータM1から籾摺ベルト伝動装置46,籾摺入力軸1aを経由して籾摺ロール7,7に動力が伝達される。籾摺入力軸1aから移送ベルト伝動装置47,移送入力軸8aを経由して摺落米移送棚8に振動動力が伝達されている。移送入力軸8aから混合米揚穀ベルト伝動装置48,混合米揚穀入力軸4aを経由して混合米揚穀機4及び混合米ラセン12aに動力が伝達されている。
また、混合米揚穀入力軸4aから籾揚穀ベルト伝動装置49,籾揚穀入力軸27aを経由して籾揚穀機27に揚穀動力が伝達されている。籾揚穀入力軸27aから吸引ファンベルト伝動装置50,吸引ファン入力軸13aを経由して吸引ファン13に動力が伝達されている。籾揚穀入力軸27aから玄米揚穀機ベルト伝動装置51,玄米揚穀機入力軸5aを経由して玄米揚穀機5に動力が伝達されている。玄米揚穀機入力軸5aから揺動ベルト伝動装置52,揺動クランク軸53を経由して揺動駆動装置(図示省略)に動力が伝達されている。
次に、図3に基づき混合米タンク24の穀粒溜まり具合に基づく籾シャッタ弁31の関連的調節構成について説明する。
籾ホッパ6の下部には籾シャッタ弁31を設け、籾シャッタ弁31の軸部31a回りに回動するように軸支している。籾シャッタ弁31の軸部31aの側方には操作レバー32の軸部32aを軸心一致状態で配設し、軸部31aと軸部32aとの間に融通連結手段33を介装して所定範囲の融通を持たせて連動連結し、操作レバー32により籾シャッタ弁31を回動調節するよう構成している。
すなわち、籾シャッタ弁31の軸部31a端部に第1融通アーム33aを取り付け、操作レバー32の軸部32a端部に第2融通アーム33bを取り付け、第1融通アーム33aと第2融通アーム33bとの間を長孔とピンにより所定範囲の融通を持たせて連動連結している。しかして、操作レバー32を軸部32a回りに開閉操作すると、第1融通アーム33a,第2融通アーム33bを介して籾シャッタ弁31を開閉することができる。
また、混合米揚穀機4上部の揚穀投げ出し部4aに混合米タンク24を上下動自在に吊り下げ支持し、混合米タンク24に所定量以上の穀粒が溜まり重くなると、混合米タンク24がバネ34に抗して下方へ移動し、穀粒が所定量より少なくなると、バネ34により上方へ移動するように構成している。
そして、混合米タンク24の側方に混合米タンク上限センサSE3及び混合米タンク下限センサSE4を設け、混合米タンク24に所定量以上の混合米が溜り下方へ移動すると混合米タンク下限センサSE4が検出し、混合米タンク24に所定量以下の混合米が溜り上方へ移動すると混合米タンク上限センサSE3が検出するようにしている。
また、図3に示すように、混合米タンク24と籾シャッタ弁31とをメカ的なリンケージで連結する籾シャッタ弁調節手段37により連動連結している。この籾シャッタ弁調節手段37は、例えば、混合米タンク24に一端が連結されている誘導ロッド37a、誘導ロッド37aの他端にピン連結されている第1支点アーム37b、第1支点アーム37bの他端にピン連結している連動ロッド37c、連動ロッド37cの他端にピン連結している回動アーム37dにより構成し、回動アーム37dの他端に籾シャッタ弁31の軸部31aのアーム部をピン連結している。
しかして、混合米タンク24に所定量以上の穀粒が溜り下動すると、誘導ロッド37a,第1支点アーム37b,連動ロッド37c及び回動アーム37dを介して籾シャッタ弁31が閉調節される。また、混合米タンク24の穀粒量が所定量以下に減少し上方へ移動すると、誘導ロッド37a,第1支点アーム37b,連動ロッド37c及び回動アーム37dを介して籾シャッタ弁31が開調節される。従って、機内の穀粒量を過不足なく適正に調整しながら円滑に籾摺選別作業をすることができる。
なお、混合米タンク24の穀粒流下口からは混合米が常時流下するように構成し、混合米調節弁(図示省略)により流出混合米量を調節するように構成している。
また、混合米選別部3の選別玄米取出部には循環/排出切換弁36を設け、循環/排出切換弁制御モータM2の正逆回転駆動により仕上げ玄米を機内循環側に切り換えたり、機外取出側に切り換えるようにしている。また、循環/排出切換弁36の循環側あるいは排出側への切換状態を検出する循環/排出切換弁(循環)センサSE5,循環/排出切換弁(排出)センサSE6を設けている。
また、揺動選別板15,…の下方には主モータM1で駆動される揺動駆動装置39を設け、フレーム部に揺動クラッチプーリ39a付きの揺動クラッチアーム39bを軸支し、操作レバー32に一端を連結している揺動クラッチワイヤ40の他端を揺動クラッチアーム39bに連結し、操作レバー32の操作に関連して揺動駆動装置39の伝動ベルトを緊張伝動状態としたりあるいは弛緩切り状態とするように構成している。
次に、図4,図5に基づき操作盤41について説明する。
籾摺選別機の正面中央の摺落米風選部2の上部に操作盤41を設けている。操作盤41の上方には図5に示すように左右方向に沿うように操作ガイド溝44を設け、操作ガイド溝44の左側部に初期位置44aを,右側部に籾摺位置44bを設け、操作レバー32を前後方向の軸心回りに左右に往復回動自在に構成している。
操作盤41の下側左側部に運転開始スイッチSW1,運転停止スイッチSW2,麦選別スイッチSW3を設け、下側右側部にロール間隙開調節スイッチSW4,籾摺ロール7,7のロール間隙調節表示部54,ロール間隙閉調節スイッチSW5を設けている。
また、操作盤41の上側左側部に主モータ異常表示部42を設け、主モータM1の負荷状態を負荷電流センサSE1で検出し表示するようにしている。上側右側部に操作モニタ表示部43を設けている。
操作モニタ表示部43の左側部に初期操作表示部43a,初期ランプLaを設け、右側部に籾摺操作表示部43b,籾摺作業ランプLbを設け、操作レバー32が初期位置44aに操作されると初期ランプLaが点滅され、操作レバー32が籾摺位置44bに操作されると籾摺作業ランプLbが点滅される。
そして、初期ランプLaの近傍には作業停止と記載し、籾摺作業ランプLbの近傍には籾摺選別作業状態に応じて機内循環籾摺選別,機外排出籾摺選別,残米籾摺選別,少量籾摺選別,麦選別作業と文字表示するようにしている。
操作レバー32を左側に回動し初期位置44aに操作すると、籾ホッパ6の籾シャッタ弁31が閉調節され、揺動クラッチプーリ49aがクラッチ切り状態となると共に、操作レバー位置検出センサ(初期位置)SE7のONによりコントローラ55の循環/排出切換弁循環側切換指令に基づき循環/排出切換弁36が循環側に切り換えられる。
また、操作レバー32を右側に回動し籾摺位置44bに操作すると、籾ホッパ6の籾シャッタ弁31が開調節され、揺動クラッチプーリ49aがクラッチ入り状態となると共に、操作レバー位置検出センサ(籾摺位置)SE8のONするとコントローラ55の前記循環/排出切換弁循環側切換指令が保持され循環/排出切換弁36は循環側に切り換えらた状態を保持し、次いで、循環籾摺作業状態で所定時間が経過後において所定の後期排出側指令条件が満たされると、コントローラ55の後期循環/排出切換弁排出側切換指令に基づき循環/排出切換弁36が排出側に切り換えら排出籾摺選別が実行されるようにしている。
前記コントローラ55の循環/排出切換弁排出側切換指令条件(後期)としては、(1)循環籾摺選別作業の開始から設定時間が経過した後に混合米タンク24に設定量以上の混合米が溜まらず且つ籾ホッパ穀粒有無センサSE1が籾ホッパ6の籾有り検出をしている場合、あるいは、(2)負荷電流センサSE2が設定値以上の主モータM1の負荷電流値を検出し籾摺選別を継続している場合、あるいは、(3)穀物性状スイッチ6により難脱ぷ穀物が設定されている場合であり、これらのいずれかの条件が満たされると、循環/排出切換弁36を循環側から排出側に切り換えられ排出籾摺選別作業に移行する。
また、前記循環籾摺作業状態で所定時間が経過した後に混合米タンク24に設定量以上の混合米が溜まらず且つ籾ホッパ穀粒有無センサSE1が籾ホッパ6の籾有り検出をしない場合、あるいは、前記循環籾摺作業状態で所定時間が経過した後に混合米タンク24に設定量以上の混合米が溜まらず且つ負荷電流センサSE2が主モータM1の設定値以上の負荷電流値を検出しない場合、あるいは、前記循環籾摺作業状態で所定時間が経過した後に混合米タンク24に設定量以上の混合米が溜まらず且つ穀物性状スイッチ6により少量籾摺選別作業が選択されている場合には、コントローラ55は少量の籾摺選別作業と判定し残米籾摺選別作業指令に基づき残米籾摺選別作業に移行する。
この残米籾摺選別作業は例えば、循環/排出切換弁36の機内循環状態で所定時間にわたり残留穀粒の全量を複数回循環し残留穀粒を全量玄米化し、次いで循環/排出切換弁36を機内循環側から機外排出側に切り換え残留穀粒を全量機外に排出する。
また、前記循環籾摺作業状態で所定時間が経過した後に混合米タンク24に設定量以上の混合米が溜まらない場合で且つ(1)籾ホッパ穀粒有無センサSE1が籾ホッパ6の籾有り検出をしない場合、あるいは、(2)負荷電流センサSE2が主モータM1の設定値以上の負荷電流値を検出検出しない場合には、コントローラ55が籾摺作業異常と判定し操作盤41の操作モニタにエラー表示をし操作レバー32を初期位置441aに操作するように表示するようにしてもよい。
また、前記循環籾摺作業状態で所定時間が経過した後に混合米タンク24に設定量以上の混合米が溜まらない場合で且つ(1)籾ホッパ穀粒有無センサSE1が籾ホッパ6の籾有り検出をしない場合、あるいは、(2)負荷電流センサSE2が主モータM1の設定値以上の負荷電流値を検出しない場合には、コントローラ55が少量の再籾摺選別作業と判定し、操作盤41の操作モニタに「操作レバー32を初期位置441aに操作する」ように表示し、オペレータにより操作レバー32が初期位置441aに操作されると、前記残米処理を実行せずに循環/排出切換弁排出切換指令により残留穀粒を全量機外に排出するようにしてもよい。
また、操作盤41には麦選別スイッチSW3を設け、麦選別スイッチSW3が選択された場合には、操作レバー32が初期位置44aから籾摺位置44bに操作されると、コントローラ55の麦選別作業指令に基づき循環/排出切換弁36が機内循環側から機外排出側に切り換えられ、籾摺ロール7,7のロール間隙が拡開調節され、麦は拡開調節された籾摺ロール7,7間を籾摺されずに通過し、摺落米風選部2で小さな藁屑類が風選除去され、混合米選別部3の分配供給樋16で大きな藁屑類が除去され、選別後の精粒麦が機外へ排出される麦選別作業が実行される。
なお、インペラ羽根型籾摺選別機(図示省略)において麦選別作業を実行する場合には、籾ホッパ6に供給された麦をインペラ羽根型の籾摺部に送らずに直接摺落米風選部2に送り麦選別作業を実行する。
図6に示すように、コントローラ55の入力側には前記スイッチ群,センサ群を接続し,出力側には駆動回路を経由して前記モータ類,ランプを接続している。
次に、図7及び図8に基づきコントローラ55の制御内容について説明する。
籾摺選別機が通電状態となると麦選別スイッチSW3が選択されているか否かを判定し(ステップS1)、Noであり、オペレータにより運転開始スイッチSW1をONされると、コントローラ55は籾摺選別運転と判定し駆動指令に基づき主モータM1が駆動され籾摺選別機の各部が空運転を開始する(ステップS2)。次いで、コントローラ55のロール間隙初期設定指令に基づき籾摺ロール7,7のロール間隙の初期調節設定が実行される(ステップS3)。
次いで、操作レバー位置検出センサ(初期位置)SE7の検出情報によりオペレータによる操作レバー32が初期位置から排出位置に操作されたことが判定されると(ステップS4)、操作レバー32により籾シャッタ弁31が開調節され、揺動クラッチプーリ49aがクラッチ入りになり,コントローラ55の循環籾摺選別指令に基づき循環/排出切換弁36が循環側を保持したまま循環籾摺選別作業が開始される(ステップS5)。
次いで、混合米タンク上限センサSE3の検出値により混合米タンク24に設定量以上の混合米が溜ったか否かを判定し(ステップS6)、Yesであると、コントローラ55の循環/排出切換弁排出側切り換え指令に基づき循環/排出切換弁36が循環側から排出側に切り換えられ排出籾摺選別作業が実行される(ステップS7)。
次いで、籾ホッパ穀粒有無センサSE1の検出情報により籾ホッパ6の穀粒無しか否かを判定し(ステップS8)、Yesであると、コントローラ55の残米処理籾摺選別作業指令に基づき残米処理工程に移行し、循環/排出切換弁36が排出側から循環側に切り換えられ、循環籾摺選別状態で設定時間の残米処理工程が実行され機内残留穀粒全量を複数回にわたり機内循環させながら籾摺選別作業を実行し全穀粒を玄米化する。残米処理工程が終了するとコントローラ55の排出指令に基づき循環/排出切換弁36が循環側から排出側に切り換えられ残米処理された玄米が全量機外へ排出され(ステップS10)、次いで、運転停止スイッチSE2がONし籾摺選別作業が終了する(ステップS11)。
また、混合米タンク下限センサSE4の検出値により混合米タンク24が設定量以下の穀粒になったか否かを判定し(ステップS6)、Noであると、籾摺選別作業開始から設定時間が経過すると負荷電流センサSE2の検出負荷電流値が設定値以上であるか否かを判定し(ステップS12)、Yesであると、前記ステップS7に移行する。また、Noであると、コントローラ55が少量籾の籾摺選別作業と判定し(ステップS13)、前記ステップS10に移行し、設定時間にわたり残米処理を実行し(ステップS10)、次いで、運転停止スイッチSW2をONし籾摺選別作業を終了する(ステップS11)。
また、麦選別スイッチSW3が選択されているか否かを判定し(ステップS1)、Yesであると、図8の「B」に移行する。オペレータにより運転開始スイッチSW1がONされると(ステップS21)、コントローラ55は麦選別作業と判定し籾摺ロール7,7の拡開調節指令に基づき籾摺ロール7,7のロール間隙の拡開調節がなされる(ステップS22)。次いで、オペレータにより操作レバー32が初期位置44aから籾摺位置44bへ操作されると、コントローラ55の循環/排出切換弁排出側切換指令に基づき循環/排出切換弁36が循環側から排出側へ切り換えられ(ステップS23)、麦選別作業が開始される(ステップS24)。
次いで、オペレータにより操作レバー32が籾摺位置44bから初期位置44aへ操作され、操作レバー位置検出センサ(初期位置)SE7により検出されると(ステップS25)、コントローラ55の循環/排出切換弁循環側切換指令に基づき循環/排出切換弁36が排出側から循環側に切り換えられ(ステップS26)、次いで、運転停止スイッチSW2がONされ麦選別作業は終了する。
なお、前記制御の麦選別作業の場合には籾摺ロール7,7が拡開調節されていて麦粒に籾摺ロール7,7は作用しないので、負荷電流センサSE2の検出情報で籾ホッパ6の麦無し検出ができないので、操作レバー32の操作により作業終了を判定するようにしている。なお、籾ホッパ6に籾ホッパ穀粒有無センサSE1を設けて麦無し判定をするようにしてもよい。また、麦選別作業の場合には籾摺選別作業と異なり残米処理工程が不要なので、操作レバー32の籾摺位置44bから初期位置44aへの操作に基づき循環/排出切換弁36を排出側から循環側に切り換えるようにし作業終了の迅速化を図っている。
1 籾摺部
2 摺落米風選部
3 混合米選別部
4 混合米揚穀機
5 玄米揚穀機
6 籾ホッパ
7 籾摺ロール
15 揺動選別板
24 混合米タンク
31 籾シャッタ弁
32 操作レバー
36 循環/排出切換弁
44 操作ガイド溝
44a 初期位置
44b 籾摺位置
55 コントローラ
M1 主モータ
SE1 籾ホッパ穀粒有無センサ
SE2 負荷電流センサ
SW3 麦選別スイッチ

Claims (3)

  1. 籾摺部(1)と、摺落米風選部(2)と、揺動選別板型の混合米選別部(3)と、籾摺選別機の駆動部を駆動する主モータ(M1)を備えた籾摺選別機において、前記混合米選別部(3)には揺動選別板(15,…)の上手側に混合米貯溜用の混合米タンク(24)及び選別玄米を機内循環側あるいは機外排出側に切り換える循環/排出切換弁(36)を設け、該循環/排出切換弁(36)の循環側に切り換えられている循環籾摺選別作業状態において作業開始から設定時間が経過しても前記混合米タンク(24)に設定量以上の混合米が溜まらないで且つ籾ホッパ穀粒有無センサ(SE1)が前記籾摺部(1)の籾ホッパ(6)に籾有り検出をしているとき、あるいは、負荷電流センサ(SE2)が前記主モータ(M1)の設定値以上の負荷電流値を検出している籾摺選別作業状態のときには、前記循環/排出切換弁(36)を循環側から排出側に切り換えるコントローラ(55)を設けたことを特徴とする籾摺選別機の操作装置。
  2. 請求項1の発明において、前記循環籾摺選別作業の開始から設定時間経過後において前記混合米タンク(24)に設定量以上の混合米が溜まらず且つ籾ホッパ穀粒有無センサ(SE1)が籾ホッパ(6)に籾有り検出をしているか、あるいは、前記負荷電流センサ(SE2)が主モータ(M1)の設定値以上の負荷電流値を検出している籾摺選別作業状態のときには、少量の籾摺選別作業と判定し前記循環/排出切換弁(36)を機内循環側への切り換え状態を保持したまま所定時間の循環籾摺選別作業を実行し次いで循環/排出切換弁(36)を機内循環側から機外排出側に切り換え残留穀粒全量を機外に排出する残米処理を実行するコントローラ(55)を設けたことを特徴とする籾摺選別機の操作装置。
  3. 請求項1又は請求項2の発明において、操作盤(41)には麦選別スイッチ(SW3)を設け、該麦選別スイッチ(SW3)が選択操作され、籾シャッタ弁(31)操作用の操作レバー(32)が初期位置(44a)から籾摺位置(44b)に操作されると、前記循環/排出切換弁(36)を機内循環側から機外排出側に切り換え前記籾ホッパ(6)に供給された麦を前記籾摺部(1)の脱ぷ手段を作用させずに前記摺落米風選部(2)に供給し麦選別作業を開始するコントローラ(55)を設けたことを特徴とする籾摺選別機の操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017221904A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 井関農機株式会社 籾摺選別機

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