JP2015227254A - カーボンナノチューブの製造装置及び製造方法 - Google Patents

カーボンナノチューブの製造装置及び製造方法 Download PDF

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Shingo Sakakibara
慎吾 榊原
翼 井上
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翼 井上
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Abstract

【課題】カーボンナノチューブの成長速度の低下を抑制し、長尺のカーボンナノチューブを容易かつ確実に得ることができるカーボンナノチューブの製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、表面に触媒を担持した1又は複数の基板上に炭素を含む原料ガスを供給し、化学気相成長法により前記基板上にカーボンナノチューブを成長させるカーボンナノチューブの製造装置であって、前記原料ガスを供給する供給口と化学気相成長法による反応後のガスを排出する排気口とを有する反応炉、前記1又は複数の基板を保持し、前記反応炉内に装填される基板保持部、及び前記1又は複数の基板若しくは反応炉に振動を付与する1又は複数の振動体を備えることを特徴とする。前記複数の振動体のうち一部が前記基板に振動を付与し、残りの振動体が前記反応炉に振動を付与するとよい。前記1又は複数の振動体が、超音波発生装置であるとよい。【選択図】図1

Description

本発明は、カーボンナノチューブの製造装置及び製造方法に関する。
カーボンナノチューブ(CNT)は、炭素によって作られる六員環のネットワークが一層又は多層の管状に形成された物質であり、近年、特異な電子挙動を示すことや、軽量でありながら鋼鉄の数十倍もの強度を有すること等が注目され、電子デバイス材料、光学素子材料、導電性材料、及び生体関連材料などへの応用が期待され、その用途、品質、量産性などに対する検討が精力的に進められている。
このCNTの製造方法としては、アーク放電法、レーザー蒸発法、化学気相成長法(CVD法)が提案されており、中でもCVD法が量産性に好適とされている。このCVD法によるCNTの製造方法としては、例えば特開2009−174093号公報に記載のものが挙げられる。この従来のCNT製造方法は、加熱手段を有する筒状の反応炉、この反応炉の一端に配設され、反応炉内に原料ガスを供給するガス導入制御装置、反応炉の他端に配設され、反応炉内のガス排気を制御するガス排気制御装置等を備える製造装置を用い、反応炉内に触媒を担持した複数の基板を支持し、反応炉内を所定温度に制御しつつ、ガス排気制御装置で原料ガスを反応炉内に導入し、ガス排気制御装置で反応後ガスを排気することで、化学気相成長法(CVD法)によりCNTを製造するものである。
しかし、前記従来のCNT製造方法では、CNTが成長するにつれて原料ガス中の炭素に由来する非晶質のアモルファスカーボンが基板上に蓄積され、これにより原料ガスと基板上の触媒との反応が阻害される。また、CNTが成長するにつれて基板上のCNTの密度が上昇し、CNTの根元の触媒に原料ガス中の炭素が到達し難くなり、原料ガスと基板上の触媒とが反応しづらくなる。これらの結果、CNTの成長に伴い成長速度が低下するという不都合がある。
特開2009−174093号公報
本発明は以上のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、CNTの成長速度の低下を抑制し、長尺のCNTを容易かつ確実に得ることができるCNTの製造装置及び製造方法を提供することである。
前記課題を解決するためになされた本発明は、表面に触媒を担持した1又は複数の基板上に炭素を含む原料ガスを供給し、化学気相成長法により前記基板上にカーボンナノチューブを成長させるカーボンナノチューブの製造装置であって、前記原料ガスを供給する供給口と化学気相成長法による反応後のガスを排出する排気口とを有する反応炉、前記1又は複数の基板を保持し、前記反応炉内に装填される基板保持部、及び前記1又は複数の基板若しくは反応炉に振動を付与する1又は複数の振動体を備えることを特徴とする。
当該カーボンナノチューブの製造装置は振動体を備え、この振動体により基板若しくは反応炉に振動を付与できる。カーボンナノチューブは結晶構造を有しており、一方アモルファスカーボンは非晶質であるため、アモルファスカーボンはカーボンナノチューブより振動に弱い。そのため、基板が振動してもカーボンナノチューブは基板から脱落し難いが、アモルファスカーボンは振動により基板から脱落し易くなる。これにより、基板を振動させることでアモルファスカーボンの基板上への蓄積量が減少し、原料ガスと基板上の触媒との反応が阻害され難くなる。また、カーボンナノチューブが揺動するためカーボンナノチューブの間へ原料ガスが導入されやすく、触媒への原料ガスの供給量が増加する。これらの結果として、カーボンナノチューブの成長に伴う成長速度の低下が抑制される。従って、当該カーボンナノチューブの製造装置によれば長尺のカーボンナノチューブを容易かつ確実に得ることができる。
また、結晶度が低く低品質のカーボンナノチューブは結晶度が高く高品質のカーボンナノチューブより衝撃に弱いため、基板が振動することで基板上から低品質のカーボンナノチューブを脱落させてカーボンナノチューブをふるい分けることができる。これにより、基板上に生成されるカーボンナノチューブの品質を向上させることができる。
前記複数の振動体のうち一部が前記基板に振動を付与し、残りの振動体が前記反応炉に振動を付与するとよい。このように、前記複数の振動体の一部が前記基板に振動を付与し、残りの振動体が前記反応炉に振動を付与することで、上述の基板へのアモルファスカーボンの蓄積を低減できると共に、反応炉の内壁へのカーボンナノチューブ及びアモルファスカーボンの付着を低減できる。これにより反応炉のメンテナンスの頻度を抑えることができ、その結果カーボンナノチューブの製造にかかるコストを低減できる。
また、基板に振動を付与する振動体と反応炉に振動を付与する振動体とが異なるため、基板及び反応炉に異なる振動を付与することができる。そのため、基板にはカーボンナノチューブが脱落しない程度の振動を付与し、反応炉にはより強い振動を付与することができる。さらに、原料ガスの供給と同時に反応炉のみを振動させ、カーボンナノチューブが長尺となった時点で基板を振動させることができる。このように基板と反応炉とで振動の強度、振動付与のタイミング等を変えることで、上述のカーボンナノチューブの成長に伴う成長速度の低下の抑制が可能であると共に、反応炉の内壁へのカーボンナノチューブ及びアモルファスカーボンの付着をより低減することができる。
前記1又は複数の振動体が超音波発生装置であるとよい。このように前記振動体が超音波発生装置であることで、振動の振幅が小さい場合でも高い振動強度が得られるため、基板に付与する振動強度を容易に向上させることができる。これらの結果、上述のアモルファスカーボンの除去効率がより向上する。
前記超音波発生装置がスピーカーであるとよい。このように前記超音波発生装置としてスピーカーを用いることで、反応炉等に接触せずに基板に振動を付与できるため、反応炉等に超音波発生装置を取り付ける作業が不要である。このため、製造装置のコストを低減できる。また、カーボンナノチューブの成長時に高温となる反応炉等に超音波発生装置を直接接触させる必要がないため、超音波発生装置の耐熱性を考慮する必要がない。
前記課題を解決するためになされた別の発明は、当該カーボンナノチューブの製造装置を用いるカーボンナノチューブの製造方法であって、前記1又は複数の基板若しくは反応炉に振動を付与することを特徴とする。
当該カーボンナノチューブの製造方法では、前記1又は複数の基板若しくは反応炉に振動を付与する。このため基板が振動し基板の表面上に付着したアモルファスカーボンが基板から脱落し易くなる。その結果、基板におけるアモルファスカーボンの蓄積量が減少し、原料ガスと基板上の触媒との反応が阻害され難くなるため、カーボンナノチューブの成長に伴う成長速度の低下を抑制できる。従って、当該カーボンナノチューブの製造方法によれば長尺のカーボンナノチューブを得ることができる。
ここで、「超音波」とは、JIS−Z8116:2000に規定する、およそ16kHz以上の周波数の音響振動をいう。「長尺」とは、CNTの平均長さが例えば1mm、好ましくは2mmを超えるものをいう。
以上説明したように、本発明のカーボンナノチューブの製造装置及び製造方法によればカーボンナノチューブの成長速度の低下を抑制し、長尺のカーボンナノチューブを得ることができる。
本発明の第一実施形態に係るCNTの製造装置を示す模式的中央縦断面図である。 本発明の第二実施形態に係るCNTの製造装置を示す模式的中央縦断面図である。 本発明の第三実施形態に係るCNTの製造装置を示す模式的中央縦断面図である。 本発明の第四実施形態に係るCNTの製造装置を示す模式的中央縦断面図である。
以下、適宜図面を参照しつつ当該カーボンナノチューブ(以下、「CNT」ともいう。)の製造装置及び製造方法の実施の形態を詳説する。
[第一実施形態]
<CNTの製造装置>
図1のCNTの製造装置1は、表面に触媒を担持した1又は複数の基板X上に原料ガスを供給することで、CVD法により前記基板X上にCNTを成長させるものである。図1のCNTの製造装置1は、具体的には反応炉2、原料ガス供給手段3、排気手段4、基板保持部としての基板ホルダー5及び1の振動体6を主に備えている。
(基板)
前記基板Xは、平板形状を有し、表面に触媒を担持している。この触媒に原料ガスが接触することで、基板Xの表面に垂直に配向したCNTが成長する。
基板Xの材質としては、特に限定されないが、例えば石英ガラス、酸化膜付きシリコン等を用いることができる。基板Xの形状としては、特に限定されないが、例えば円形のものを用いることができる。基板Xの大きさとしては、特に限定されない。反応炉2内に円形の基板Xを複数枚同時に装填する場合、基板Xの直径としては、例えば1インチ以上6インチ以下のものを用いることができる。また、反応炉2内に円形の基板Xを1枚のみ装填することもできる。
前記触媒としては、例えば鉄、ニッケル、コバルト、チタン、白金等が挙げられる。前記触媒は、蒸着、スパッタリング、ディッピング等により基板X上に担持できる。触媒は基板X上に層状に形成してもよい。触媒は、基板Xの片面に担持してもよいし、両面に同種または面毎に異なる触媒を担持してもよい。
(反応炉)
反応炉2は、その内部に1又は複数の基板を装填し、CVD法によりCNTを成長させる容器であり、チャンバー2a及びヒーター2bを備える。
チャンバー2aは軸が水平方向の円筒形の形状であり、基板Xをその内部に収容することができる。また、供給口2cを通じて原料ガスを内部に導入でき、排気口2dを通じて内部の空気や反応後のガスを外部に排出できる。チャンバー2aの材質としては、使用する原料ガスに対する耐食性やチャンバー2aの加熱温度に耐えるものであれば特に限定されないが、例えば石英ガラスやセラミック、SiC等を用いることができる。チャンバー2aの形状としては、1又は複数の基板Xを収容できる形状であれば特に限定されないが、上述の円筒状の他、底面及び半球面を有する中空の略半球状、直方体等の箱状などが挙げられる。チャンバー2aは、チャンバー2a内に導入されたガスが外に拡散しないように密閉できることが好ましい。ここで、チャンバー2aの軸方向とは、チャンバー2aの円筒形の高さ方向をいう。
また、反応炉2における供給口2c及び排気口2dのそれぞれの位置としては、円筒状のチャンバーの一端側及び他端側の軸と垂直な面の他、円筒状のチャンバーの一端側の軸と垂直な面及び軸と平行な面、箱状のチャンバーの上面及び側面、底面及び側面など必要に応じて適宜設計変更できる。また、反応炉2は供給口2c又は排気口2dを複数備えてもよい。
ヒーター2bは、チャンバー2aを加熱し、CNTが成長可能な温度を維持する。ヒーター2bとしては、例えば軸を通る平面で円筒を2分割した形状を有し、円筒状のチャンバー2aの軸と平行な面を覆うようにチャンバー2aの軸方向と垂直な方向に配設されているもの、板状の形状を有し、箱状のチャンバー2aの外面と平行に配設されているもの等を用いることができる。ヒーター2bをチャンバー2aの軸方向と垂直な方向に配設することでチャンバー2aをその軸方向と垂直な方向から加熱でき、その結果チャンバー2a内を十分に加熱することができる。ヒーター2bの種類は特に制限されないが、例えば抵抗加熱式ヒーターが挙げられる。
チャンバー2a内の加熱温度の上限としては、1300℃が好ましく、1000℃がより好ましく、900℃がさらに好ましい。一方、チャンバー2a内の加熱温度の下限としては、500℃が好ましく、700℃がより好ましく、800℃がさらに好ましい。チャンバー2a内の加熱温度が前記上限を超えると、反応速度が速くなり、得られるCNTの密度が小さくなるおそれがある。逆に、チャンバー2a内の加熱温度が前記下限未満であると、CNTの成長速度が遅くなり生産性が劣るおそれがある。チャンバー2a内の加熱温度が前記範囲であることにより、CNTをより効率良く成長させることができる。
(原料ガス供給手段)
原料ガス供給手段3は、CNTの成長に必要な原料ガスを反応炉2に供給する。前記原料ガスとしては、例えば炭素を含む化合物が挙げられる。前記炭素を含む化合物としては、例えばアセチレン(C)、メタン(C)等の有機化合物が挙げられ、アセチレンが好ましい。アセチレンを用いることで、酸素等の支燃性ガスを用いなくても熱分解反応が自発的に継続することができる。
また、原料ガス供給手段3は、通常、炭素となる原料ガス以外に反応速度を制御するため窒素(N)、水素(H)等のキャリアガスを混合して供給する。このキャリアガスの供給量を調整することで原料ガスの分解速度を制御できる。また、キャリアガスを混合せず、原料ガスのみを供給することも可能である。当該CNTの製造装置1は、基板Xにアモルファスカーボンが堆積し難いため、上述のように原料ガスのみを供給する場合における原料ガスの流量、CNTの成長時間等の調整が容易である。
原料ガスの供給量は反応炉2の大きさによるが、例えば4インチの基板を25枚装填できる反応炉2において、原料ガス供給量の下限としては、1000sccm(Standard cc per min、標準状態(25℃、1気圧)における体積流量)が好ましく、1600sccmがより好ましい。原料ガス供給量が前記下限未満である場合、炭素の供給量が不足し、CNTの成長速度が不十分となるおそれがある。一方、原料ガス供給量の上限としては、2500sccmが好ましく、2000sccmがより好ましい。原料ガス供給量が前記上限を超える場合、過剰に炭素が供給されることで、生成されるアモルファスカーボンの量が増加し、基板Xからアモルファスカーボンを十分に除去できなくなるおそれがある。
原料ガスとキャリアガスとを加えた総供給量の上限としては10000sccmが好ましく、5000sccmがより好ましく、3000sccmがさらに好ましい。一方、前記総供給量の下限としては2000sccmが好ましく、2250sccmがより好ましく、2500sccmがさらに好ましい。前記総供給量が前記上限を超えると、原料ガスが反応炉2内に滞留し難くなりCNTの成長が遅くなるおそれがある。逆に、前記総供給量が前記下限未満であると原料ガスが少ないためにCNTの成長が遅くなるおそれがある。前記総供給量を前記範囲内とすることで、CNTの生産効率を高めることができる。
また、原料ガス供給量に対するキャリアガス供給量の下限としては、200体積%が好ましく、300体積%がより好ましい。キャリアガス供給量が前記下限未満である場合、原料ガスの分解速度が速くなりすぎ、原料ガス供給の上流側の基板と下流側の基板とで均質なCNTを得られないおそれがある。一方、キャリアガス供給量の上限としては、900体積%が好ましく、800体積%がより好ましい。キャリアガス供給量が前記上限を超える場合、原料ガスの分解速度が遅くなりすぎ、CNTの成長速度が不十分となるおそれがある。
原料ガス供給手段3は、原料ガス導入管7によってチャンバー2aの供給口2cに接続されている。これにより原料ガス供給手段3は、反応炉2に原料ガスを供給することができる。
原料ガス導入管7の材質としては、原料ガス等に対する耐食性や反応炉2の温度に耐える耐熱性を有する材料であれば特に限定されないが、例えば石英ガラス、SiC等が挙げられる。
(排気手段)
排気手段4は、排気管8を介してチャンバー2aの排気口2dに接続され、反応炉2内のガスの排気を行うことができる。排気手段4は、例えばロータリーポンプ等の真空ポンプを有してもよい。排気手段4により反応炉2からの排気量を調整することで、反応炉2内の圧力を制御することができる。
(基板ホルダー)
基板ホルダー5は、反応炉2のチャンバー2a内に配設され、1又は複数の基板Xを保持することができる。基板ホルダー5としては、例えば水平に配設された2本の平行な棒に溝が設けられ、その溝に垂直方向に基板Xを差し込み保持するものが挙げられる。基板ホルダー5の材質としては、耐熱性を有すれば特に限定されず、例えば石英、SiC、セラミックス等が挙げられる。
図1に示すように、基板ホルダー5の一端はチャンバー2aの軸方向端部の壁面を貫通し、この貫通部分にはパッキン9が配設される。これにより、基板ホルダー5の基板Xを保持する一端側はチャンバー2aの内部に位置し、基板Xを保持しない他端側はチャンバー2aの外部に位置する。このチャンバー2aの外部に位置する側の端部に振動体6が接続される。
反応炉2内に基板Xを複数同時に装填する場合、基板Xは略等間隔に保持される。基板Xの平均間隔dの上限としては、3cmが好ましく、2cmがより好ましく、1.7cmがさらに好ましい。一方、前記平均間隔dの下限としては、0.5cmが好ましく、1cmがより好ましく、1.3cmがさらに好ましい。前記平均間隔dが前記上限を超えると、反応炉2内に配設できる基板Xの枚数が少なくなる。逆に、前記平均間隔dが前記下限未満であると、原料ガスを基板X全体に十分に供給できないおそれがある。基板Xの平均間隔dを前記範囲とすることで、より多くの基板XでCNTを均一に成長させることができる。ここで、基板Xの平均間隔dとは、隣接する基板Xの対向する面間の最小距離をいう。
反応炉2内に基板Xを複数同時に装填する場合の基板Xの枚数の下限としては、15枚が好ましく、25枚がより好ましい。一方、装填する基板Xの枚数の上限としては、50枚が好ましく、40枚がより好ましい。装填する枚数が前記下限未満であると、一回のプロセスで得られるCNTの量が少なく、生産効率が向上しないおそれがある。逆に、装填する枚数が前記上限を超えると、全ての基板Xに原料ガスを均等に供給することが困難になるか、又は反応炉2の巨大化を招来するおそれがある。
(パッキン)
パッキン9は、基板ホルダー5のチャンバー2aの軸方向端部の壁面における貫通部分に配設される。このパッキン9は、チャンバー2aの気密性を維持でき、原料ガス等により劣化せず、CNTの製造工程において破損しない程度の耐熱性を有するものであれば特に限定されない。パッキン9の材質としては、例えばフッ素樹脂等が挙げられる。
(振動体)
振動体6は、基板X又は反応炉2に振動を付与し、基板X上におけるアモルファスカーボンの成長を阻害するものである。図1に示すように、振動体6は基板ホルダー5のチャンバー2aの外部に位置する側の端部に接続される。これにより、振動体6から発生する振動が基板ホルダー5に付与され、基板Xに伝播する。
前記振動体6としては、基板X又は反応炉2に振動を付与でき、かつ基板Xに付与される振動の強度をCNTが脱落又は破損しない程度に調整できるものであれば特に限定されない。前記振動体6としては、振動を付与する対象物に機械的な振動を媒体を介さずに付与する装置が用いられる。このような振動発生装置としては、例えばアンバランスウェイト、油圧ピストン、圧電セラミックス、圧電高分子膜、圧電薄膜、コイル等を用いた振動発生装置などが挙げられる。
振動体6と基板ホルダー5とを接続する方法としては、熱及び振動により振動体6が基板ホルダー5から脱落しないものであれば特に限定されないが、例えば取付具を用いる接合、接着剤等を用いる接着、アーク溶接等の溶接等が挙げられる。また、前記取付具としては、例えばねじを有する取付具、バネを有する取付具、マグネット等の磁力により固定する取付具、真空により固定する取付具などが挙げられる。
また、チャンバー2aの一端側の軸と垂直な面を取り外し、チャンバー2aの一端側から基板X及び基板ホルダー5を出し入れする場合、基板ホルダー5と振動体6とが着脱可能であることが好ましい。このように基板ホルダー5と振動体6とを着脱可能とすることで、チャンバー2aの一端側の軸と垂直な面、基板X及び基板ホルダー5の着脱が容易となる。この場合、振動体6と基板ホルダー5とを着脱可能に接続する方法としては、例えば前記取付具を用いる接合が挙げられる。
振動体6は、CNTの成長時に反応炉2の外部に輻射される温度に耐えられることが好ましい。また、振動体6がこのような耐熱性を備えていない場合、振動体6を基板ホルダー5に取り付ける際、振動体6の外部等に断熱層等を形成することが好ましい。さらに、チャンバー2aの振動体6が配設される側の軸方向端部の周面にヒーター2bを配設しないことで、振動体6に輻射される熱を減少させてもよい。
振動体6が発生させる振動の周波数の上限としては、150kHzが好ましく、120kHzがより好ましく、100kHzがさらに好ましい。一方、前記振動の周波数の下限としては、5kHzが好ましく、15kHzがより好ましく、20kHzがさらに好ましい。前記周波数が前記上限を超えると、振動が減衰し易く、基板X全体が均一に振動し難くなるおそれがある。逆に、前記周波数が前記下限未満の場合、振動の強度が不十分となるおそれがある。
また、前記周波数がおよそ16kHz以上の超音波域であることで、振動の振幅が小さい場合でも高い振動強度が得られるため、基板Xに付与する振動強度を容易に向上させることができる。また、振動の強度の調整も容易である。
振動体6が発生させる振動の振幅の上限としては、1000μmが好ましく、100μmがより好ましい。一方、前記振幅の下限としては、0.1μmが好ましく、1μmがより好ましい。前記振幅が前記上限を超えると、CNTが破損、脱落等するおそれがある。逆に、前記振幅が前記下限未満の場合、アモルファスカーボンを除去するために周波数を大幅に増加させる必要が生じ、除去にかかるコストが増大するおそれがある。
また、基板XをCNTの成長方向と垂直な方向、すなわち基板Xの平面方向に振動させる振動を付与することが好ましい。このように、基板XがCNTの成長方向と垂直な方向に振動することで、基板X上のアモルファスカーボンをより効率良く除去できる。
(利点)
当該CNTの製造装置1は、振動体6を備え、この振動体6により基板Xに振動が付与される。このように基板Xが振動することで、基板Xの表面上に付着したアモルファスカーボンが基板Xから脱落し易くなり、基板Xへのアモルファスカーボンの蓄積量が減少する。また、CNTが揺動することで、CNTの間へ原料ガスが導入されやすく、触媒への原料ガスの供給量が増加する。これらの結果、CNTが成長し易くなり、長尺のCNTを容易かつ確実に得ることができる。また、基板Xが振動することで基板X上から低品質のCNTを脱落させてCNTをふるい分けることができる。このため、CNTの品質を向上できる。
<CNTの製造方法>
当該CNTの製造方法は、基板X又は反応炉2に振動を付与する工程(以下、「振動付与工程」ともいう。)を主に備える。また、当該CNTの製造方法は、当該CNTの製造装置1を用い、化学気相成長法(以下、「CVD法」ともいう。)によりCNTを成長させるものである。
前記振動付与工程は、原料ガスを反応炉2内に供給する間に行うことが好ましく、CNTが成長する間に行うことがより好ましく、CNTが長尺となった後に行うことがさらに好ましい。CNTが成長する間に振動付与工程を行うことで、基板X等へのアモルファスカーボンの蓄積量が低減される。また、CNTの成長がアモルファスカーボンにより阻害され難いCNTの成長初期に振動付与工程を行わず、CNTが長尺となった後に振動付与工程を行うことで、振動による成長初期のCNTへの悪影響を最小限に抑えることができ、長尺のCNTを得る際のコストを低減できる。
前記CVD法としては、例えば減圧CVD法、常圧CVD法、プラズマCVD法等が挙げられ、これらの中で減圧CVD法が好ましい。減圧CVD法を用いることで、高品質のCNTを比較的簡易に得ることができる。
減圧CVD法を用いる場合におけるCNT成長中の反応炉2内の圧力の上限としては、
1000Paが好ましく、700Paがより好ましい。一方、前記圧力の下限としては、300Paが好ましく、500Paがより好ましい。前記圧力が前記上限を超えると、得られるCNTの品質が低下するおそれがある。逆に、前記圧力が前記下限未満の場合、CNTの製造にかかるコストが増大するおそれがある。
(利点)
当該CNTの製造方法では、当該CNTの製造装置1を用い、複数の基板Xに振動を付与する。これにより基板Xが振動し、基板Xの表面上に付着したアモルファスカーボンが基板から脱落し易くなる。また、CNTが揺動するためCNTの間へ原料ガスが導入されやすく、触媒への原料ガスの供給量が増加する。これらの結果、基板Xにおけるアモルファスカーボンの蓄積量が減少しCNTが成長し易くなる。従って、CNTの成長に伴う成長速度の低下が抑制され、長尺のCNTを容易かつ確実に得ることができる。
[第二実施形態]
図2のCNTの製造装置11は、反応炉2、原料ガス供給手段3、排気手段4、基板ホルダー5、並びに第1振動体12及び第2振動体13を主に備えている。この反応炉2、原料ガス供給手段3、排気手段4及び基板ホルダー5は、前記第一実施形態のCNTの製造装置1と同様であるので同一番号を付して説明を省略する。
第1振動体12は、基板ホルダー5に接続され、基板ホルダー5に振動を付与する。これにより基板ホルダー5が保持する基板Xに振動が付与される。第2振動体13は、反応炉2のチャンバー2aに接続され、主に反応炉2に振動を付与する。
第2振動体13とチャンバー2aとを接続する方法としては、上述の振動体6と基板ホルダー5との接続方法と同様のものを用いることができる。これらの中で、第2振動体13が容易に着脱できる取付具による接合が好ましい。
また、上述のようにチャンバー2aの一端側の軸と垂直な面が取り外し可能である場合、この取り外し可能な面に第2振動体13を接続すると、チャンバー2aの円筒部の端部とこの取り外し可能な面との間で振動伝達の損失が生じチャンバー2aに付与される振動が不十分となるおそれがある。この場合、第2振動体13をチャンバー2aの軸と平行な面のヒーター2bの配置されていない領域に接続してもよく、ヒーター2bのチャンバー2aと接していない側の面に第2振動体13を接続してもよい。このように、チャンバー2aの軸と平行な面側に第2振動体13を接続することで、前記チャンバー2aにおける振動伝達の損失を低減することができる。
さらに、チャンバー2aやヒータ−2bはCNTの成長時に高温となるため、チャンバー2aやヒーター2bと第2振動体13との間に断熱材等を狭持してもよい。
当該CNTの製造装置11は、第1振動体12が基板Xに振動を付与することで、上述の基板Xへのアモルファスカーボンの蓄積を低減できる。加えて、第2振動体13が主に反応炉2に振動を付与することで、反応炉2の内壁へのCNT及びアモルファスカーボンの付着を低減できる。これにより上述の基板Xへのアモルファスカーボンの蓄積を低減できると共に、反応炉2の内壁へのCNT及びアモルファスカーボンの付着を低減できる。これにより反応炉2のメンテナンスの頻度を抑えることができ、その結果CNTの製造にかかるコストを低減できる。
第1振動体12及び第2振動体13が発生させる振動は同等のものであってもよく、周波数等が異なるものであっても良い。第1振動体12及び第2振動体13が発生させる振動を異なるものとする場合、第2振動体13が発生させる振動は第1振動体12のものより強度を高くするとよい。第2振動体13が発生させる振動は主に反応炉2に付与されるものであるため、この振動の強度を高くしても基板X及びCNTへの影響は少ない。従って、このように第2振動体13による振動の強度を第1振動体12による振動の強度よりも高くすることで、振動がCNTに与える悪影響を抑制しつつ、反応炉2へのCNT及びアモルファスカーボンの付着をより抑制することができる。
第1振動体12による振動の発生は、基板X上のCNTが長尺となった時点で開始し、所望の長さのCNTが得られた時点で終了することが好ましい。このように、第1振動体12による振動時間を短くすることで、CNTの製造にかかるコストを低減することができる。また、第2振動体13による振動の発生は、原料ガスの反応炉2内への供給と同時に開始し、原料ガスの供給終了と同時に終了することが好ましい。これにより、反応炉2へのCNT及びアモルファスカーボンの付着をより確実に抑制することができる。
[第三実施形態]
図3のCNTの製造装置21は、反応炉2、原料ガス供給手段3、排気手段4、基板ホルダー22及び1の振動体23を主に備えている。この反応炉2、原料ガス供給手段3、及び排気手段4は、前記第一実施形態のCNTの製造装置1と同様であるので同一番号を付して説明を省略する。
基板ホルダー22は、前記第一実施形態における基板ホルダー5とは異なり、その端部がチャンバー2aの壁面を貫通せず、基板ホルダー22の全体が反応炉2内に収容される。この基板ホルダー22としては、前記第一実施形態における基板ホルダー5と同様の材質のものを採用できる。
振動体23は非接触式の振動発生装置であり、反応炉2、原料ガス供給手段3、排気手段4及び基板ホルダー22と非接触で配設される。振動体23が発生させる振動は空気等を媒体とし、反応炉2等に付与される。この振動体23としては、アモルファスカーボンを除去でき、かつCNTが基板Xから脱落等しない程度の振動を基板Xに付与できるものであれば特に限定されないが、例えばスピーカー等の主に可聴域又は超音波域の音波を発生させる装置、ソナー、超音波洗浄機、超音波溶接機等に用いられる主に超音波を発生させる装置などが挙げられる。
振動体23としては、これらの中で超音波を発生させる装置が好ましい。このように振動体23が超音波発生装置であることで、振動の振幅が小さい場合でも比較的高い振動強度が得られる。このため、基板Xに付与する振動強度を容易に向上させることができ、アモルファスカーボンの除去効率がより向上する。
また、振動体23は、音波の伝播効率の観点から指向性を有するスピーカーが好ましい。この場合、反応炉2及びその内部に装填された基板Xに音波が集中するように振動体23を配設することが好ましい。振動体23をこのような向きで配設することで、基板Xに効率良く振動を付与できる。
当該CNTの製造装置21では、振動体23として非接触式の振動発生装置を用いるため、反応炉2等に接触せずに基板Xに振動を付与できる。このため、反応炉2等に振動体23を取り付ける作業が不要であり、当該CNTの製造装置21のコストを低減できる。また、CNTの成長時に高温となる反応炉2等に振動体23を直接接触させる必要がないため、振動体23の耐熱性を考慮する必要がない。
[第四実施形態]
図4のCNTの製造装置31は、反応炉32、原料ガス供給手段3、排気手段4、基板ホルダー33及び1の振動体34を主に備えている。この原料ガス供給手段3及び排気手段4は前記第一実施形態のCNTの製造装置1と同様であるので同一番号を付して説明を省略する。
反応炉32は軸が鉛直方向の円筒形であり、ヒーター32bはチャンバー32aの軸と平行な面に配設される。このヒーター32bとしては、前記第一実施形態におけるヒーター2bと同様のものを用いることができる。
また、当該CNTの製造装置31では、反応炉32の軸方向が鉛直方向であり、供給口32cが反応炉32の上側の軸と垂直な面又は軸と平行な面の上方に位置し、排気口32dが反応炉32の下側の軸と垂直な面に位置することが好ましい。供給口32c及び排気口32dがこのように位置することで、反応炉32内で原料ガスが重力によって上方から下方へ流れ、基板X等から脱落したアモルファスカーボン等が排気口32dから排出されやすくなる。また、反応炉32内の原料ガスの流れがスムーズになり、CNTの成長が促進される。
基板ホルダー33は複数の棒状であり、反応炉32内で鉛直方向に延伸する。基板ホルダー33が複数の基板Xの外縁部と係合することで複数の基板Xが鉛直方向に配列する。
このように、反応炉32内で鉛直方向に延伸する棒状の基板ホルダー33の数の上限としては、9本が好ましく、7本がより好ましい。一方、棒状の基板ホルダー33の数の下限としては、3本が好ましく、5本がより好ましい。基板ホルダー33の数が前記上限を超えると、基板Xの着脱が煩雑になるおそれがある。また、反応炉32内の原料ガスの流れが基板ホルダー33により大きく阻害されるおそれがある。逆に、基板ホルダー33の数が前記下限未満の場合、基板Xが安定して保持されず、振動を付与することにより基板ホルダー33から基板Xが脱落するおそれがある。
また、複数の基板ホルダー33が反応炉32内で鉛直方向に延伸する場合、基板Xの外縁部において、複数の基板ホルダー33が基板Xの周縁上で等間隔に位置することが好ましい。加えて、基板Xが基板ホルダー33の延伸方向に対して垂直に保持されることが好ましい。基板X及び基板ホルダー33がこのように配設されることで、基板ホルダー33が基板Xを保持する位置が基板Xの重心に対して対称となり、各基板ホルダー33に均等に基板Xの重量が分散されるため、基板Xに対する応力を軽減でき、基板Xの破損を低減できる。
振動体34は、反応炉32の上側の軸と垂直な面に配設される。このように、反応炉32の上側に振動体34を配設することで、振動体34がより安定して固定される。そのため、振動により反応炉32から振動体34が脱落し難い。この振動体34と反応炉32との接続方法としては、前記第二実施形態における反応炉2と第2振動体13との接続方法と同様のものが好適に使用できる。
当該CNTの製造装置31では、反応炉32の軸方向が鉛直方向であり、基板ホルダー33の延伸方向及び基板Xが保持され並列する方向も鉛直方向である。この場合も、前記第一、第二及び第三実施形態と同様に長尺のCNTを容易かつ確実に得ることができる。また、当該CNTの製造装置31では、供給口32cがチャンバー32aの上部に、排気口32dが下部に位置するため、基板X等から脱落したアモルファスカーボン等が反応炉32外に排出されやすい。従って、長尺のCNTを得る際のコストを低減できる。
[その他の実施形態]
当該CNTの製造装置は、前記実施形態に限定されるものではない。前記実施形態では基板ホルダー又は反応炉にそれぞれ1のみの振動体が接続されるが、基板ホルダー又は反応炉にそれぞれ複数の振動体を接続してもよい。
また、当該CNTの製造装置が複数の振動体を有する場合、これらの振動体は同一の種類のものでもよく、異なる種類のものでもよい。複数の振動体の種類を異なるものとすることで、基板及び反応炉に付与する振動の強度等の調整がより容易になり、上述の反応炉の内壁におけるCNT及びアモルファスカーボンの付着をより低減しつつ、CNTの成長効率をさらに向上することができる。
基板保持部としては、前記実施形態において例示した棒状の基板ホルダーのほか、板状の基板ホルダー等も採用できる。また、反応炉内に基板を保持する台を設け、この台上に基板を配設してもよい。いずれの場合も、基板保持部の材質としては耐熱性を有していれば特に限定されず、前記実施形態の基板ホルダーにおいて挙げたものと同様の材質とすることができる。
以上説明したように、本発明のCNTの製造装置及び製造方法は、CNTの成長速度の低下を抑制し、長尺のCNTを容易かつ確実に得ることができる。従って、本発明のCNTの製造装置及び製造方法は、今後ますます歪みセンサー、ヒーター、複合材、電極等に幅広く実用化が予想されるCNTにおける製造プロセス等に好適に用いることができる。
1 カーボンナノチューブの製造装置
2 反応炉
2a チャンバー
2b ヒーター
2c 供給口
2d 排気口
3 原料ガス供給手段
4 排気手段
5 基板ホルダー
6 振動体
7 原料ガス導入管
8 排気管
9 パッキン
11 カーボンナノチューブの製造装置
12 第1振動体
13 第2振動体
21 カーボンナノチューブの製造装置
22 基板ホルダー
23 振動体
31 カーボンナノチューブの製造装置
32 反応炉
32a ヒーター
32b チャンバー
32c 供給口
32d 排気口
33 基板ホルダー
34 振動体

Claims (5)

  1. 表面に触媒を担持した1又は複数の基板上に炭素を含む原料ガスを供給し、化学気相成長法により前記基板上にカーボンナノチューブを成長させるカーボンナノチューブの製造装置であって、
    前記原料ガスを供給する供給口と化学気相成長法による反応後のガスを排出する排気口とを有する反応炉、
    前記1又は複数の基板を保持し、前記反応炉内に装填される基板保持部、及び
    前記1又は複数の基板若しくは反応炉に振動を付与する1又は複数の振動体を備えることを特徴とするカーボンナノチューブの製造装置。
  2. 前記複数の振動体のうち一部が前記基板に振動を付与し、残りの振動体が前記反応炉に振動を付与する請求項1に記載のカーボンナノチューブの製造装置。
  3. 前記1又は複数の振動体が、超音波発生装置である請求項1又は請求項2に記載のカーボンナノチューブの製造装置。
  4. 前記超音波発生装置がスピーカーである請求項3に記載のカーボンナノチューブの製造装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のカーボンナノチューブの製造装置を用いるカーボンナノチューブの製造方法であって、
    前記1又は複数の基板若しくは反応炉に振動を付与することを特徴とするカーボンナノチューブの製造方法。
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