JP2015227254A - カーボンナノチューブの製造装置及び製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
<CNTの製造装置>
図1のCNTの製造装置1は、表面に触媒を担持した1又は複数の基板X上に原料ガスを供給することで、CVD法により前記基板X上にCNTを成長させるものである。図1のCNTの製造装置1は、具体的には反応炉2、原料ガス供給手段3、排気手段4、基板保持部としての基板ホルダー5及び1の振動体6を主に備えている。
前記基板Xは、平板形状を有し、表面に触媒を担持している。この触媒に原料ガスが接触することで、基板Xの表面に垂直に配向したCNTが成長する。
反応炉2は、その内部に1又は複数の基板を装填し、CVD法によりCNTを成長させる容器であり、チャンバー2a及びヒーター2bを備える。
原料ガス供給手段3は、CNTの成長に必要な原料ガスを反応炉2に供給する。前記原料ガスとしては、例えば炭素を含む化合物が挙げられる。前記炭素を含む化合物としては、例えばアセチレン(C2H2)、メタン(C2H4)等の有機化合物が挙げられ、アセチレンが好ましい。アセチレンを用いることで、酸素等の支燃性ガスを用いなくても熱分解反応が自発的に継続することができる。
排気手段4は、排気管8を介してチャンバー2aの排気口2dに接続され、反応炉2内のガスの排気を行うことができる。排気手段4は、例えばロータリーポンプ等の真空ポンプを有してもよい。排気手段4により反応炉2からの排気量を調整することで、反応炉2内の圧力を制御することができる。
基板ホルダー5は、反応炉2のチャンバー2a内に配設され、1又は複数の基板Xを保持することができる。基板ホルダー5としては、例えば水平に配設された2本の平行な棒に溝が設けられ、その溝に垂直方向に基板Xを差し込み保持するものが挙げられる。基板ホルダー5の材質としては、耐熱性を有すれば特に限定されず、例えば石英、SiC、セラミックス等が挙げられる。
パッキン9は、基板ホルダー5のチャンバー2aの軸方向端部の壁面における貫通部分に配設される。このパッキン9は、チャンバー2aの気密性を維持でき、原料ガス等により劣化せず、CNTの製造工程において破損しない程度の耐熱性を有するものであれば特に限定されない。パッキン9の材質としては、例えばフッ素樹脂等が挙げられる。
振動体6は、基板X又は反応炉2に振動を付与し、基板X上におけるアモルファスカーボンの成長を阻害するものである。図1に示すように、振動体6は基板ホルダー5のチャンバー2aの外部に位置する側の端部に接続される。これにより、振動体6から発生する振動が基板ホルダー5に付与され、基板Xに伝播する。
当該CNTの製造装置1は、振動体6を備え、この振動体6により基板Xに振動が付与される。このように基板Xが振動することで、基板Xの表面上に付着したアモルファスカーボンが基板Xから脱落し易くなり、基板Xへのアモルファスカーボンの蓄積量が減少する。また、CNTが揺動することで、CNTの間へ原料ガスが導入されやすく、触媒への原料ガスの供給量が増加する。これらの結果、CNTが成長し易くなり、長尺のCNTを容易かつ確実に得ることができる。また、基板Xが振動することで基板X上から低品質のCNTを脱落させてCNTをふるい分けることができる。このため、CNTの品質を向上できる。
当該CNTの製造方法は、基板X又は反応炉2に振動を付与する工程(以下、「振動付与工程」ともいう。)を主に備える。また、当該CNTの製造方法は、当該CNTの製造装置1を用い、化学気相成長法(以下、「CVD法」ともいう。)によりCNTを成長させるものである。
1000Paが好ましく、700Paがより好ましい。一方、前記圧力の下限としては、300Paが好ましく、500Paがより好ましい。前記圧力が前記上限を超えると、得られるCNTの品質が低下するおそれがある。逆に、前記圧力が前記下限未満の場合、CNTの製造にかかるコストが増大するおそれがある。
当該CNTの製造方法では、当該CNTの製造装置1を用い、複数の基板Xに振動を付与する。これにより基板Xが振動し、基板Xの表面上に付着したアモルファスカーボンが基板から脱落し易くなる。また、CNTが揺動するためCNTの間へ原料ガスが導入されやすく、触媒への原料ガスの供給量が増加する。これらの結果、基板Xにおけるアモルファスカーボンの蓄積量が減少しCNTが成長し易くなる。従って、CNTの成長に伴う成長速度の低下が抑制され、長尺のCNTを容易かつ確実に得ることができる。
図2のCNTの製造装置11は、反応炉2、原料ガス供給手段3、排気手段4、基板ホルダー5、並びに第1振動体12及び第2振動体13を主に備えている。この反応炉2、原料ガス供給手段3、排気手段4及び基板ホルダー5は、前記第一実施形態のCNTの製造装置1と同様であるので同一番号を付して説明を省略する。
図3のCNTの製造装置21は、反応炉2、原料ガス供給手段3、排気手段4、基板ホルダー22及び1の振動体23を主に備えている。この反応炉2、原料ガス供給手段3、及び排気手段4は、前記第一実施形態のCNTの製造装置1と同様であるので同一番号を付して説明を省略する。
図4のCNTの製造装置31は、反応炉32、原料ガス供給手段3、排気手段4、基板ホルダー33及び1の振動体34を主に備えている。この原料ガス供給手段3及び排気手段4は前記第一実施形態のCNTの製造装置1と同様であるので同一番号を付して説明を省略する。
当該CNTの製造装置は、前記実施形態に限定されるものではない。前記実施形態では基板ホルダー又は反応炉にそれぞれ1のみの振動体が接続されるが、基板ホルダー又は反応炉にそれぞれ複数の振動体を接続してもよい。
2 反応炉
2a チャンバー
2b ヒーター
2c 供給口
2d 排気口
3 原料ガス供給手段
4 排気手段
5 基板ホルダー
6 振動体
7 原料ガス導入管
8 排気管
9 パッキン
11 カーボンナノチューブの製造装置
12 第1振動体
13 第2振動体
21 カーボンナノチューブの製造装置
22 基板ホルダー
23 振動体
31 カーボンナノチューブの製造装置
32 反応炉
32a ヒーター
32b チャンバー
32c 供給口
32d 排気口
33 基板ホルダー
34 振動体
Claims (5)
- 表面に触媒を担持した1又は複数の基板上に炭素を含む原料ガスを供給し、化学気相成長法により前記基板上にカーボンナノチューブを成長させるカーボンナノチューブの製造装置であって、
前記原料ガスを供給する供給口と化学気相成長法による反応後のガスを排出する排気口とを有する反応炉、
前記1又は複数の基板を保持し、前記反応炉内に装填される基板保持部、及び
前記1又は複数の基板若しくは反応炉に振動を付与する1又は複数の振動体を備えることを特徴とするカーボンナノチューブの製造装置。 - 前記複数の振動体のうち一部が前記基板に振動を付与し、残りの振動体が前記反応炉に振動を付与する請求項1に記載のカーボンナノチューブの製造装置。
- 前記1又は複数の振動体が、超音波発生装置である請求項1又は請求項2に記載のカーボンナノチューブの製造装置。
- 前記超音波発生装置がスピーカーである請求項3に記載のカーボンナノチューブの製造装置。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のカーボンナノチューブの製造装置を用いるカーボンナノチューブの製造方法であって、
前記1又は複数の基板若しくは反応炉に振動を付与することを特徴とするカーボンナノチューブの製造方法。
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Cited By (2)
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2014
- 2014-05-30 JP JP2014112491A patent/JP2015227254A/ja active Pending
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