JP2016014621A - 制御棒貯蔵設備およびそれを用いた制御棒の貯蔵方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料貯蔵プール内のスペースを有効利用しつつ、構造が比較的簡単で、しかも耐震性に優れた制御棒貯蔵設備およびこれを用いた制御棒の貯蔵方法を提供する。【解決手段】燃料貯蔵プール内に制御棒10を貯蔵する際に用いられる制御棒貯蔵設備であって、制御棒10を貯蔵するパレット1を備え、パレット1は、底板2と側板3とを有して凹状に構成され、制御棒10を横向きの姿勢で貯蔵する。また、パレット1は、段積み可能に構成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、特に沸騰水型原子力発電所用の制御棒を貯蔵する制御棒貯蔵設備および制御棒貯蔵設備に制御棒を貯蔵する貯蔵方法に関する。
沸騰水型原子力発電所においては、点検等の目的で炉心から制御棒を取出した場合には、再び炉心に戻して再使用する必要があることから制御棒の健全な状態を維持するために制御棒を燃料貯蔵プール内で貯蔵、保管する必要がある。燃料貯蔵プールの水深の深いエリアは、燃料体貯蔵のためのスペースが主であり、燃料貯蔵プール内で比較的スペースに余裕のある水深の浅いエリアを制御棒の貯蔵、保管スペースとして有効利用することが行われている。
従来の制御棒貯蔵設備では、貯蔵、保管する制御棒を、貯蔵プール内の側壁に固定された貯蔵ハンガに水平方向に横から挿入する構造のもの(特許文献1参照)、または水平方向に横から貯蔵ラックに挿入する構造のものが採用されてきた(特許文献2参照)。
実開昭59−98399号公報 特公昭61−48877号公報
しかしながら、特許文献1に記載の制御棒貯蔵設備(貯蔵ハンガ)では、制御棒の上部ハンドル部分を貯蔵ハンガのハンガ部材に吊り下げて貯蔵、保管を行う構造であるため、貯蔵物である制御棒の全質量をこのハンガ部材で保持する必要があり、またハンガ部材には制御棒の上部ハンドル部分とのスペースの取合い上の制限および水平に貯蔵するための工具類とのスペースの取合い上の制限から単純にハンガ部材のサイズを大きくすることが難しい。また、設備に適用される耐震条件のうち特に上下方向の加速度が大きい場合には、当該ハンガ部材に発生する応力が過大となり設備としての耐震・強度が確保できなくなる問題があった。
また、特許文献2に記載の制御棒貯蔵設備(貯蔵ラック)では、制御棒をラック内に横から挿入する必要があり、事前にゲート状の部品を開けておき、制御棒挿入後に同部品を閉める必要があると言った貯蔵前後の準備・復旧作業が煩雑になることに加えて貯蔵ラックの構造が複雑になると言う問題があった。
本発明は、前記した従来技術の問題を解決するものであり、燃料貯蔵プール内のスペースを有効利用しつつ、構造が比較的簡単で、しかも耐震性に優れた制御棒貯蔵設備および制御棒貯蔵設備を用いた制御棒の貯蔵方法を提供することを目的とする。
本発明は、貯蔵プール内に制御棒を貯蔵する際に用いられる制御棒貯蔵設備であって、前記制御棒を貯蔵する貯蔵部材を備え、前記貯蔵部材は、前記制御棒を横向きの姿勢で貯蔵することを特徴とする。
本発明によれば、燃料貯蔵プール内のスペースを有効利用でき、構造が比較的簡単で、しかも耐震性に優れた制御棒貯蔵設備および制御棒貯蔵設備を用いた制御棒の貯蔵方法を提供できる。
第1実施形態のパレットを示す斜視図である。 制御棒の概略構造を示す側面図である。 パレットを示す平面図である。 パレットの変形例を示す平面図である。 パレットを段積みした状態を示す斜視図である。 パレット内の制御棒の配置を示す断面図である。 燃料貯蔵プール内でのパレット配置図である。 パレットに制御棒を収納する収納方法を示す工程図である。 パレットを段積みする場合の制御棒の貯蔵方法を示す工程図である。 パレットを段積みする場合の制御棒の別の貯蔵方法を示す工程図である。 図9に示す貯蔵方法を採用したときの効果を説明する図である。 第2実施形態のパレットを示し、(a)はパレット内部を示す一部省略斜視図、(b)は制御棒の収納方法を説明する図である。 第3実施形態のパレット内の制御棒の配置を示す断面図である。
以下、本実施形態に係る制御棒貯蔵設備について、図面を参照して説明する。この制御棒貯蔵設備は、パレット1(貯蔵部材)を備え、パレット1を燃料貯蔵プールP(図7参照)内の空きスペースを有効利用して制御棒10(図2参照)を貯蔵・保管することができるようにしたものである。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態のパレットを示す斜視図である。
図1に示すように、パレット1は、複数本の制御棒10(図2参照)を貯蔵可能とするものであり、底板2と側板3とによって、上部開口1aを有するように凹状に構成したものである。また、パレット1は、各制御棒10を区画して配置する仕切板4、制御棒10を支持する支持部材5a,5b、パレット1を吊り下げる吊金具6、連結用のガイドピン7a,7b(ガイド部)および位置決め穴8a,8b(位置決め部)を備えている。
パレット1は、例えば、ステンレス合金製のものであり、底板2と側板3とを溶接によって組み合わせて構成されている。側板3は、制御棒10(図2参照)の軸方向に沿って延在する一対の長手側板部3a,3aと、長手側板部3aに直交する方向に延在する一対の短手側板部3b,3bと、によって平面視(図3参照)において矩形状を呈している。
長手側板部3aの上面には、連結用のガイドピン7a,7aが上向きに突設されている。また、短手側板部3bの上面には、同様に連結用のガイドピン7bが上向きに突設されている。なお、ガイドピン7a,7bの数については、適宜変更することができる。
また、長手側板部3aの下面には、ガイドピン7aと上下方向において対応する位置に、位置決め穴8aが形成されている。また、短手側板部3bの下面には、ガイドピン7bと上下方向において対応する位置に、位置決め穴8bが形成されている。なお、位置決め穴8a,8bの数についても、ガイドピン7a,7bの数に対応して適宜変更することができる。
図2は制御棒の概略構造を示す側面図である。図2は、沸騰水型原子力発電所で使用される制御棒の一例で、特に改良型沸騰水型原子力発電所用の制御棒10を示す概略図である。なお、ここでは図示して説明しないが、改良型沸騰水型原子力発電所ではない通常の沸騰水型原子力発電所用の制御棒についても基本的な構造等は同様であり、本発明はどちらのタイプにも適用可能である。
図2に示すように、制御棒10は、上部構造部11、下部構造部12、および、これら上部構造部11と下部構造部12とに挟まれた中性子吸収部13を一体にした構造となっている。上部構造部11は、制御棒10を引っ掛けて吊り下げることが可能なハンドル部11aを有している。下部構造部12は、制御棒10を駆動させる(炉心に挿入したり、炉心から引き抜いたりする)駆動部と接続するための円筒形状のコネクタ(ソケット)12aを有している。
中性子吸収部13は、内部に中性子吸収物質を収納したブレード13aを備えている。このブレード13aは、4枚からなり、十文字状(符号「+」の形状、+印状)に組み合わされている。また、上部構造部11と下部構造部12も、同様に、十文字状となるように構成されている。
図3はパレットを示す平面図である。
図3に示すように、底板2は、長手側板部3aおよび短手側板部3bに沿って配置される四角形状の枠部2aと、長手側板部3a側の枠部2a同士にかけ渡して配置される複数の板部2b,2b,2bと、によって構成されている。これにより、底板2には、格子状の隙間S1が形成されている。このように、底板2に格子状の隙間S1を形成することにより、パレット1を軽量化することができる。なお、本実施形態では、4つの矩形状の開口を形成した場合を例に挙げて説明したが、1つ、2つ、3つ、または5つ以上の開口を形成したものであってもよい。
仕切板4は、複数枚備え、短手側板部3b,3b間で、長手側板部3aに沿って延在している。また、仕切板4は、細長板状に形成され、長手方向の両端部4aが短手側板部3bの内面3b1、枠部2aの上面2a1、および板部2bの上面2b1にそれぞれ溶接などで固定されている。このように仕切板4を設けることにより、パレット1の強度を高めることができる。なお、仕切板4の高さH1(図1参照)は、パレット1の側板3よりも低くする(例えば仕切板4の高さの半分程度とする)ことにより、パレット1を補強しつつ軽量化できる。ただし、仕切板4の高さH1を、側板3と同じ高さにすることを妨げるものではない。
これにより、パレット1には、仕切板4と仕切板4との間、仕切板4と長手側板部3aとの間に、制御棒10(図2参照)が収容される細長形状の収納空間が形成される。この収納空間には、制御棒10(図2参照)が、底板2、側板3および仕切板4に接触しないように収納される。なお、格子状の隙間S1は、各収納空間の底面にわたって形成されていることが好ましい。これにより、パレット1を移動させる際の冷却水の抵抗を軽減できる。
支持部材5aは、貯蔵・保管時において、制御棒10の上部構造部11を支持し、一方、支持部材5bは、制御棒10の下部構造部12を支持するものであり、支持部材5a,5bが仕切板4で区画、および仕切板4と長手側板部3aで区画された各収納空間に設けられている。
また、パレット1の底板2は、格子状の隙間S1を形成する構成に替えて、図4に示すように、網目状の隙間S2を構成するものであってもよい。このような形状においても、パレット1の軽量化、冷却水の抵抗の軽減を図ることができる。
図5はパレットを段積みした状態を示す斜視図である。
図5に示すように、吊金具6は、長手側板部3aの外面に溶接などによって固定されている。また、吊金具6は、各長手側板部3aにそれぞれ2箇所に形成され、計4点でパレット1を吊り下げるようになっている。
また、吊金具6は、引掛部6bの先端(上端)に、クレーンのフック(不図示)を引っ掛けるための孔6aが形成されている。このように、吊金具6の先端(孔6a)が側板3の上方に突出していることで、吊金具6にフック(不図示)を引っ掛け易くなる。
なお、図5では、パレット1を3段積んだ状態を例に挙げて説明しているが、燃料貯蔵プールP(図7参照)内のスペースや貯蔵・保管する制御棒10の本数に応じて適宜変更することができ、1段であってもよく、2段であってもよく、4段以上であってもよい。
本実施形態では、パレット1に制御棒10を横向きの姿勢(水平状態)で収納するようになっている。すなわち、仕切板4で区画されたスペースに、それぞれ1本ずつ制御棒10が収納されるようになっている。なお、本実施形態では、制御棒10を収納するスペース(収納空間)が4つに区画されているが、3つ以下であっても、5つ以上であってもよい。
パレット1を段積みする場合には、下段に位置するパレット1のガイドピン7a,7bが、上段に位置するパレット1の位置決め穴8a,8bに挿入されることで、パレット1の側板3同士が上下において重なるようになっている。
また、吊金具6が長手側板部3aの外面よりも外側に位置しているので、パレット1を重ねる際に、下段のパレット1の吊金具6が上段のパレット1と干渉することがない。また、段積みされた各パレット1が崩れないように、吊金具6によって各パレット1の係合強度が高められるので、耐震性を向上できる。
また、本実施形態では、パレット1を段積みする場合において、最下段に位置するパレット1A(1)は、一体に形成された固定部9が、燃料貯蔵プールP(図7参照)内の床面F(図7参照)に形成されたアンカーボルトBに固定されるようにしてもよい。これにより、耐震性を向上できる。
また、本実施形態では、最上段に位置するパレット1の上部開口1aを蓋20で塞ぐようにしてもよい。蓋20は、ステンレス合金製の矩形状の板材の周縁部にガイドピン7a,7bが挿通される貫通孔21a,21bを形成して構成したものである。これにより、仮に燃料貯蔵プールP内に異物が落下したとしても、パレット1内に異物が混入するのを防止することができる。
図6は段積みしたパレット内の制御棒の配置を示す断面図である。
図6に示すように、パレット1内において、制御棒10が、横倒しの状態で(横置きされており、制御棒10の4枚のブレード13a(図2参照)が鉛直方向および水平方向のいずれかに配置されるように)、十文字状(十字状)の姿勢で支持部材5a,5bに支持されている。この支持部材5aは、側面視において四角板状の部材に凹状の溝5a1を形成したものであり、制御棒10の上部構造部11の下向きの板部11bが溝5a1に挿入され、横向きの板部11c,11cが支持部材5aの上縁部5a2,5a2に接することで、上部構造部11が支持部材5aに支持されている。なお、制御棒10の下部構造部12についても、上部構造部11と同様にして、下部構造部12の下向きの板部が支持部材5bの溝5b1(図3参照)に挿入され、横向きの板部が支持部材5bの上縁部5b2,5b2(図3参照)に接することで、下部構造部12が支持部材5bに支持されている。これにより、制御棒10は、パレット1内において、横向きの姿勢で支持部材5a,5bの2点で支持される。
このように、制御棒10を2点で支持することにより、支持部にかかる荷重を分散することができるため、制御棒10を縦向きの姿勢において1点で支持する場合よりも、耐震性を向上できる。また、制御棒10を横向きの姿勢で支持することにより、制御棒10の重心を低くできるので、縦向きで制御棒10を支持する場合よりも安定して支持することができる。
次に、パレット1に制御棒10を貯蔵・保管する際の貯蔵方法について図7ないし図11を参照して説明する。図7は燃料貯蔵プール内でのパレットの配置図、図8はパレットに制御棒を収納する収納方法を示す工程図、図9はパレットを段積みする場合の制御棒の貯蔵方法を示す工程図、図10はパレットを段積みする場合の制御棒の別の貯蔵方法を示す工程図、図11は図9に示す貯蔵方法を採用したときの効果を説明する図である。
図7に示すように、燃料貯蔵プールPは、原子炉ウェル101の側方に設けられている。また、制御棒10を貯蔵する際には、燃料貯蔵プールPは、原子炉ウェル101と開閉式の水路(不図示)を介して接続されるようになっている。また、制御棒10の取扱いは、放射線の影響を避けるため、燃料貯蔵プールPの水面から所定の水深DW以下において行われる。パレット1は、例えば、燃料集合体が収容される燃料ラック102よりも1段高く形成された(水深の浅い)床面(底面)Fに積み重ねて設置されるようになっている。
図8に示すように、クレーン(図示せず)に取り付けられた制御棒取扱装置50のワイヤロープ51に接続されたフック52を吊り下ろし、制御棒10のハンドル部11aに形成された開口部にフック52を挿入して引っ掛ける。そして、ワイヤロープ51を巻き取り、制御棒10を縦向き姿勢のまま上昇させ、燃料貯蔵プールP内に設置されたパレット1上まで移送する。
そして、制御棒10を縦向き姿勢のまま、制御棒取扱装置50のワイヤロープ53に接続された掴み具54を制御棒10の下部構造部12の位置まで降下させ、下部構造部12を掴み具54で掴む。そして、掴み具54の高さを維持しながら、ワイヤロープ51を降下させ、矢印Aで示すように、制御棒10を縦向き姿勢から横向き姿勢(パレット1と平行な姿勢、水平状態)にする。これにより、制御棒10が、パレット1の上方において共吊り状態となる。そして、矢印Bで示すように、ワイヤロープ51,53を共に降下させ、制御棒10を横向き姿勢のままパレット1内に降ろし、制御棒10の上部構造部11と下部構造部12をそれぞれパレット1内に設けられた支持部材5a,5bに支持させる。このようにして、パレット1内に制御棒10を収納する作業を繰り返す。
また、パレット1を段積みして貯蔵・保管する場合には、以下の図9、図10の2通りの貯蔵方法を採用することができる。なお、図9および図10では、すでに1段目のパレット1Aに制御棒10が収納容量一杯まで収納されている状態を示している。
図9(a)に示す貯蔵方法は、制御棒収納作業エリアR1とパレット段積み作業エリアR2とを別々にした場合である。制御棒収納作業エリアR1は、制御棒10をパレット1に収納する際に用いられる場所であり、パレット段積み作業エリアR2は、パレット1を段積みして、パレット1に収容された制御棒10を貯蔵する場所である。
すなわち、図9(b)に示すように、制御棒収納作業エリアR1において、図8で説明した収納方法によって、パレット1B(1)に制御棒10を収容容量一杯まで収納した後、矢印Cで示すように、パレット段積み作業エリアR2のパレット1A(1)上にパレット1Bを図示しないクレーンを用いて積み重ねる(二点鎖線参照)。このようにして、制御棒収納作業エリアR1では、パレット1に制御棒10を収納する作業を行い、パレット段積み作業エリアR2では、制御棒10を収納したパレット1を積み重ねて貯蔵する作業を行う。
なお、1段目のパレット1Aが床面Fに固定されている場合には、パレット段積み作業エリアR2の床面Fに固定されたパレット1Aに制御棒10を収納容量一杯まで収納し、2段目のパレット1Bから制御棒収納作業エリアR1において制御棒10を収容する作業を行う。
また、図10に示す貯蔵方法は、制御棒収納作業エリアR1とパレット段積み作業エリアR2とを同じ場所(エリアR3)にした場合である。すなわち、エリアR3において、1段目のパレット1Aに収納容量一杯に制御棒10を収納した後、このパレット1Aに空のパレット1Bを積み重ね、パレット1Bに制御棒10を収納する。このように、制御棒収納作業エリアR1とパレット段積み作業エリアR2とを同じ場所にすることにより、省スペース化を図ることができる。
ところで、制御棒10の貯蔵作業は、燃料貯蔵プールPの水深DW(図7、図11参照)よりも深い位置において行う必要がある。このため、図11(a)に示すように、制御棒収納作業エリアR1とパレット段積み作業エリアR2とを同じ場所(エリアR3)において、制御棒10を貯蔵する作業を行う場合、パレット1に制御棒10を収納容量一杯まで収納した後に新たなパレット1が重ねられるので、パレット1に制御棒10を収納する作業を行う水深が徐々に浅くなる。
これに対して、図11(b)に示すように、制御棒収納作業エリアR1とパレット段積み作業エリアR2とを別々した場合には、制御棒収納作業エリアR1においてパレット1に制御棒10の収納作業が行われ、制御棒10を収納容量一杯まで収納したパレット1をパレット段積み作業エリアR2に移動させるので、パレット1に制御棒10を収納する作業を行う水深が常に同じである。
よって、制御棒10を収納したパレット1を水深DWの近くまで重ねることができるので、制御棒10を収納したパレット1を効率的に配置することが可能になる。
以上説明したように、第1実施形態の制御棒貯蔵設備では、制御棒10を貯蔵するパレット1を備え、このパレット1において制御棒10を横向きの姿勢で貯蔵している。これにより、比較的水深の浅い位置で制御棒10を貯蔵することができるので、燃料貯蔵プールP内のスペースを有効利用できる。しかも、制御棒貯蔵設備は、パレット状のものであるので、構造が比較的簡単である。さらに、制御棒10を横向きの姿勢で保持できるので、耐震性に優れたものにできる。
また、本実施形態では、パレット1が、底板2と側板3とを有して凹状に構成されているので、制御棒10がパレット1から脱落するのを防止できる。
また、本実施形態では、パレット1が格子状の隙間S1や網目状の隙間S2を有することで、燃料貯蔵プールPにおいて制御棒10を収納したパレット1を移動する際に水の抵抗を低減することができ、パレット1を吊り下げる制御棒取扱装置50を小型化できる。
また、本実施形態では、側板3にパレット1を吊り下げる吊金具6を備えるので、パレット1の移動作業を容易にできる。
また、本実施形態では、パレット1に仕切板4を備えることにより、パレット1を補強することができる。
また、本実施形態では、パレット1の上部にガイドピン7a,7bが形成され、パレット1の下部にガイドピン7a,7bを位置決めする位置決め穴8a,8bが形成されているので、パレット1を段積みすることができ、スペースを有効利用することが可能になる。
また、本実施形態では、最上部のパレット1の上部開口1aを塞ぐ蓋20を備えることで、パレット1内に異物の混入を防止できる。
また、本実施形態では、パレット1が制御棒10を+印状の姿勢で支持する支持部材5a,5bを備えることで、制御棒10を収納した状態のパレット1を燃料貯蔵プールP内において上下に移動させたときに、制御棒10の水平向き(横向き)のブレード13a,13aが受ける水を外側(左右両側)に逃がし易くして水の抵抗を低減することができるので、制御棒取扱装置50の小型化が可能になる。
(第2実施形態)
図12は、第2実施形態のパレットを示し、(a)は支持部材を示す斜視図、(b)は制御棒の収納方法を説明する図である。第2実施形態のパレット30(貯蔵部材)は、第1実施形態のパレット1の支持部材5bに替えて支持部材5cとしたものであり、その他の構成については、第1実施形態と同様であり、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図12(a)に示すように、支持部材5cは、板部5dと板部5e,5eとを組み合わせて構成したものである。板部5dは、支持部材5aと同様に四角板部に凹状の溝部5d1を形成したものである。板部5e,5eは、板部5dから支持部材5aとは反対側に向けて互いに平行に延びるように構成されている。板部5e,5e間の幅W1は、制御棒10のソケット12aの下端の円筒部の一部が挿入可能な幅となっている。
図12(b)に示すように、制御棒10を縦向き姿勢のまま、パレット1の支持部材5cまで降下させ、下部構造部12のソケット12aを板部5e間に挿入し、板部5eの上縁部5e1に下部構造部12の下端部を当接させる。そして、矢印Dで示すように、下部構造部12の下端が当接する位置を支点として回動させる。このとき、支持部材5a側を向いている下部構造部12の板部12bが溝部5d1(図12(a)参照)に入り込むことで、制御棒10を回動できる。そして、下部構造部12の横向きの板部12cが上縁部5e1に接することにより、制御棒10が縦向き姿勢から横向き姿勢(パレット1と平行な姿勢、水平状態)となる。このようにして、パレット1内に制御棒10を収納する作業を繰り返す。
このような支持部材5cを設けることで、制御棒10をパレット1に収納する制御棒取扱装置50において、下部構造部12を掴む掴み具54(図8参照)を不要にでき、制御棒取扱装置50を簡素化できる。
(第3実施形態)
図13は、第3実施形態のパレット内の制御棒の配置を示す断面図である。
図13に示すパレット40は、支持部材5fを備え、制御棒10の4枚のブレード13a(図2参照)が斜め方向に配置されるように、この支持部材5fによって制御棒10を十文字状の姿勢から45度回転した、×(ばつ)印状の姿勢で制御棒10を保持するようになっている。支持部材5fは、側面視において直角二等辺三角状の部材で形成され、制御棒10の上部構造部11の90度の角度を成す2枚の板部によって、制御棒10を支持している。
このように支持部材5fによって制御棒10を×印状の姿勢で支持することで、制御棒10の底板2からの高さH3を、制御棒10を十文字状の姿勢で支持する場合の高さH4(図6参照)よりも低くすることができ、パレット1を積み重ねる段数を増やすことができ、スペースをさらに有効に利用することが可能になる。
なお、本発明は、前記した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。例えば、本実施形態では、パレット1が底板2と側板3とを備えた場合を例に挙げて説明したが、矩形状の板材の四隅に柱を立てて段積み可能とするものであってもよい。
また、図12に示す支持部材5cに替えて、回動機構を有する支持部材としてもよい。また、図5に示す最下段のパレット1と一体に構成された固定部9に替えて、最下段のパレット1の下に床面Fと固定する固定用架台を設けて最下段のパレット1を固定してもよい。また、制御棒10を保持する姿勢は、十字状(符号「+」の形状)や×印状(符号「×」の形状)に限定されるものではなく、その他の姿勢で保持するものであってもよい。
1,30,40 パレット(貯蔵部材)
1a 上部開口
2 底板
3 側板
3a 長手側板部
3b 短手側板部
4 仕切板
5 支持部材
6 吊金具
7a,7b ガイドピン(ガイド部)
8a,8b 位置決め穴(位置決め部)
10 制御棒
11 上部構造部
11a ハンドル部
12 下部構造部
13 中性子吸収部
20 蓋
P 燃料貯蔵プール(貯蔵プール)
R1 制御棒収納作業エリア
R2 パレット段積み作業エリア(貯蔵部材段積み作業エリア)
S1 格子状の隙間
S2 網目状の隙間

Claims (13)

  1. 貯蔵プール内に制御棒を貯蔵する際に用いられる制御棒貯蔵設備であって、
    前記制御棒を貯蔵する貯蔵部材を備え、
    前記貯蔵部材は、前記制御棒を横向きの姿勢で貯蔵することを特徴とする制御棒貯蔵設備。
  2. 前記貯蔵部材は、底板と、当該底板の外周に立設される側板と、を有して凹状に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の制御棒貯蔵設備。
  3. 前記貯蔵部材は、前記底板側に格子状または網目状の隙間を有することを特徴とする請求項2に記載の制御棒貯蔵設備。
  4. 前記側板は、前記貯蔵部材を吊り下げる吊金具を備えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の制御棒貯蔵設備。
  5. 前記貯蔵部材は、前記制御棒を複数本貯蔵可能に構成され、
    前記貯蔵部材は、複数のスペースに区画する仕切板を備えることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の制御棒貯蔵設備。
  6. 前記貯蔵部材の上部には、連結用のガイド部が形成され、
    前記貯蔵部材の下部には、下段に位置する貯蔵部材のガイド部を位置決めする位置決め部が形成されていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の制御棒貯蔵設備。
  7. 最上部の前記貯蔵部材は、当該貯蔵部材の上部開口を塞ぐ蓋を備えることを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の制御棒貯蔵設備。
  8. 前記貯蔵部材は、前記制御棒を+印状の姿勢で保持する支持部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の制御棒貯蔵設備。
  9. 前記貯蔵部材は、前記制御棒を×印状の姿勢で保持する支持部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の制御棒貯蔵設備。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の制御棒貯蔵設備に制御棒を貯蔵する貯蔵方法であって、
    前記制御棒を収納した単一の前記貯蔵部材を貯蔵することを特徴とする制御棒貯蔵設備を用いた制御棒の貯蔵方法。
  11. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の制御棒貯蔵設備に制御棒を貯蔵する貯蔵方法であって、
    前記制御棒を収納した前記貯蔵部材を2段以上重ねて貯蔵することを特徴とする制御棒貯蔵設備を用いた制御棒の貯蔵方法。
  12. 前記制御棒を前記貯蔵部材の貯蔵容量一杯に収納した後、その上に空の前記貯蔵部材を重ね、この重ねた前記貯蔵部材に前記制御棒を収納して貯蔵することを特徴とする請求項11に記載の制御棒貯蔵設備を用いた制御棒の貯蔵方法。
  13. 前記制御棒を前記貯蔵部材に収納する制御棒収納作業エリアと、前記制御棒を収納した前記貯蔵部材同士を重ねて貯蔵する貯蔵部材段積み作業エリアとを別々に設けることを特徴とする請求項11に記載の制御棒貯蔵設備を用いた制御棒の貯蔵方法。
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