JP2017121801A - 液体消費装置、液体容器、液体消費システム、液体消費方法および情報機器 - Google Patents

液体消費装置、液体容器、液体消費システム、液体消費方法および情報機器 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷作業により消費された液体残量を報知すること。
【解決手段】インクカートリッジ60は、未使用状態におけるインクの収容量である収容インク量71を記憶する記憶装置70を付帯し、印刷装置10は、インクカートリッジ60から供給されたインクを吐出する吐出部と、吐出部から吐出されるインクの消費量であるインク消費量を算出し、未使用のインクカートリッジ60が装着された場合に、吐出部の初回メンテナンスを実行し、初回メンテナンスにより消費された液体の消費量である初回インク消費量を決定し、記憶装置70にインク消費量73および初回インク消費量75として書き込み、収容インク量71と初回インク消費量75の差分量に対する収容インク量71と更新されるインク消費量との差分量の割合を報知用情報として生成し報知する。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体消費装置、液体容器、液体消費システム、液体消費方法および情報機器に関する。
液体消費装置の一例としての印刷装置は、製品として出荷後最初に使用される際、吐出ヘッドに液体としてのインクを供給するための一連の流路(例えば、供給チューブなど)に、液体容器の一例としてのインクカートリッジのインク供給口から、インクを充填するための初期充填処理を実行していた。また、インクカートリッジを交換する際、インク流路内への気泡混入を解消させるために、強制的な交換クリーニング処理(インク吸引排出処理)を実行していた。印刷装置では、このような初期充填処理や交換クリーニング処理の実行時に吐出ヘッドから吐出されたインク量を推定で算出していた(例えば、特許文献1)。また、印刷装置では、算出したインク量を用いてユーザーに報知するためのインク残量を算出し、ユーザーに報知する機能を備えていた。
特開2000−198220号公報
特許文献1の印刷装置では、吐出ヘッドから吐出されたインク量を用いてユーザーに報知していた。このようなインク量には、印刷装置において強制的に消費されたインク量も含まれていた。
しかしながら、このようなインク量を用いた報知では、印刷装置において強制的に消費されたインク量も含まれているため、ユーザーが自身の印刷作業で消費されたインク量を把握することは困難であった。
また、ユーザーが自身の印刷作業を行う前にインク残量を確認した場合に、相当量のインクが消費されていることに対して不信感を抱いてしまう虞があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る液体消費装置は、液体を収容する液体容器を着脱可能に装着する液体消費装置であって、前記液体容器は、未使用の前記液体容器における液体の収容量である初期収容量を含む情報を記憶する記憶装置を付帯し、前記液体消費装置は、前記液体容器から供給された液体を吐出する吐出部と、前記吐出部から吐出される液体の消費量である第1消費量を算出する第1消費量算出部と、未使用の前記液体容器が装着された場合に、前記吐出部の初回メンテナンスを実行する初回メンテナンス実行部と、前記初回メンテナンスにより消費された液体の消費量である第2消費量を決定する第2消費量決定部と、少なくとも前記第1消費量と前記第2消費量とを前記記憶装置に書き込む書込み処理部と、前記記憶装置から前記初期収容量と前記第1消費量と前記第2消費量とを取得する取得部と、取得した前記初期収容量と前記第1消費量と前記第2消費量とに基づいて、報知のための情報である報知用情報を決定する報知用情報決定部と、を備え、前記報知用情報決定部は、前記初期収容量と前記第2消費量との差分量に対する前記初期収容量と前記第1消費量との差分量の割合を前記報知用情報として算出することを特徴とする。
本適用例によれば、液体消費装置は、液体容器から供給される第1消費量と第2消費量とを算出および決定し液体容器に記憶する。液体容器には初期収容量も記憶されている。第1消費量は、吐出部から吐出された液体の消費量であり、第2消費量は初回メンテナンスにより消費された液体の消費量である。また、第2消費量も吐出部から吐出される液体の消費量であるため、第1消費量は第2消費量を含む。初期収容量から第1消費量(第2消費量を含む)を差し引いた差分量は、液体容器に残存する残量である。初期収容量から第2消費量を差し引いた差分量は、初回メンテナンス以外で使用可能な液体の分量であり、例えば、主にユーザーが印刷作業により使用可能な液体の分量である。
報知用情報は、このような初期収容量と第2消費量との差分量に対する初期収容量と第1消費量(第2消費量を含む)との差分量の割合であるため、割合の分子分母に生じた第2消費量は相殺される。従って、報知用情報は、初回メンテナンス以外での使用可能な液体の分量に対する液体容器に残存する残量の割合として算出される。
つまり、報知用情報は、初回メンテナンスが実行された直後において100%の液体残容量(満タン)であると算出され、以降、ユーザーによる印刷作業が実行される都度、満タンの液体残量から印刷作業量に応じた液体の消費量が減じられた割合として算出される。従って、ユーザーは自身の印刷作業で消費された液体残量を正確に把握することができる。
また、液体消費装置では未使用の液体容器が装着された場合に、初回メンテナンス実行後に、初回メンテナンス実行直後の液体残量を満タンの液体残量として液体残量を報知するため、従来装置においてユーザーが自身の印刷成果物が仕上がる前に相当量の液体が消費されたような報知をすることはなくなり不信感を抱くようなことは避けられる。
[適用例2]上記適用例に記載の液体消費装置は、さらに、前記吐出部の周辺温度を含む環境情報を検出する検出部を備え、前記第1消費量算出部および前記第2消費量決定部は、検出した前記環境情報を参照して前記第1消費量および前記第2消費量を算出することを特徴とする。
本適用例によれば、温度変化の影響により熱膨張または熱収縮された場合であっても、高い精度で第1消費量および第2消費量を算出することができる。
[適用例3]上記適用例に記載の液体消費装置は、さらに、表示部を備え、前記表示部は、前記報知用情報を表示することを特徴とする。
本適用例によれば、報知用情報を表示部に表示することで、ユーザーに報知することができる。
[適用例4]上記適用例に記載の液体消費装置は、さらに、報知部を備えた情報機器へ情報を送信する送信部を備え、前記送信部は、前記報知用情報を前記情報機器へ送信することを特徴とする。
本適用例によれば、報知用情報を他の情報機器の報知部で表示することで、ユーザーへの報知手段を増やすことができる。
[適用例5]本適用例に係わる液体容器は、液体を吐出する吐出部を備える液体消費装置に着脱可能に装着される液体容器であって、前記液体消費装置に供給する液体を収容する収容部と、未使用の前記液体容器における液体の収容量である初期収容量と、前記液体容器が前記液体消費装置に装着された場合に前記吐出部から吐出された液体の消費量である第1消費量と、前記未使用の液体容器が前記液体消費装置に装着された場合に実行される前記吐出部の初回メンテナンスにおいて消費された液体の消費量である第2消費量と、を記憶する記憶装置と、を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、液体容器が液体消費装置に装着された場合に、液体消費装置側において液体容器に記憶されていた初期収容量と第1消費量と第2消費量との情報を取得することができる。第2消費量は、初回メンテナンスにおいて消費された消費量であるため、ユーザーによる印刷作業により消費されたものではない。液体容器に初期収容量と第1消費量と第2消費量とが記憶されていることにより、ユーザーの印刷作業により消費された液体消費量を得ることができる。
[適用例6]本適用例に記載の液体消費システムは、液体を吐出する吐出部を備える液体消費装置に、液体を収容する液体容器が装着された液体消費システムであって、前記液体容器は、前記液体消費装置に供給する液体を収容する収容部と、未使用の前記液体容器における液体の収容量である初期収容量と、前記液体容器が前記液体消費装置に装着された場合に前記吐出部から吐出された液体の消費量である第1消費量と、前記未使用の液体容器が前記液体消費装置に装着された場合に実行される前記吐出部の初回メンテナンスにおいて消費された液体の消費量である第2消費量と、を記憶する記憶装置と、を備え、前記液体消費装置は、前記液体容器から供給された液体を吐出する吐出部と、前記吐出部から吐出される液体の前記第1消費量を算出する第1消費量算出部と、未使用の前記液体容器が装着された場合に、前記吐出部の初回メンテナンスを実行する初回メンテナンス実行部と、前記初回メンテナンスにより消費された液体の前記第2消費量を決定する第2消費量決定部と、少なくとも前記第1消費量と前記第2消費量とを前記記憶装置に書き込む書込み処理部と、前記液体容器が装着された場合に、前記初期収容量と前記第1消費量と前記第2消費量とを取得する取得部と、取得した前記初期収容量と前記第1消費量と前記第2消費量とに基づいて、報知のための情報である報知用情報を決定する報知用情報決定部と、を備え、前記報知用情報決定部は、前記初期収容量と前記第2消費量との差分量に対する前記初期収容量と前記第1消費量との差分量の割合を前記報知用情報として算出することを特徴とする。
本適用例によれば、液体消費システムは、液体容器から供給される第1消費量と第2消費量とを算出および決定し液体容器に記憶する。液体容器には初期収容量も記憶されている。第1消費量は、吐出部から吐出された液体の消費量であり、第2消費量は初回メンテナンスにより消費された液体の消費量である。また、第2消費量も吐出部から吐出される液体の消費量であるため、第1消費量は第2消費量を含む。初期収容量から第1消費量(第2消費量を含む)を差し引いた差分量は、液体容器に残存する残量である。初期収容量から第2消費量を差し引いた差分量は、初回メンテナンス以外で使用可能な液体の分量であり、例えば、主にユーザーが印刷作業により使用可能な液体の分量である。
報知用情報は、このような初期収容量と第2消費量との差分量に対する初期収容量と第1消費量(第2消費量を含む)との差分量の割合であるため、割合の分子分母に生じた第2消費量は相殺される。従って、報知用情報は、初回メンテナンス以外での使用可能な液体の分量に対する液体容器に残存する残量の割合として算出される。
つまり、報知用情報は、初回メンテナンスが実行された直後において100%の液体残容量(満タン)であると算出され、以降、ユーザーによる印刷作業が実行される都度、満タンの液体残量から印刷作業量に応じた液体の消費量が減じられた割合として算出される。従って、ユーザーは自身の印刷作業で消費された液体残量を正確に把握することができる。
また、液体消費システムの液体消費装置では未使用の液体容器が装着された場合に、初回メンテナンス実行後に満タンの液体残量であることを報知するため、従来装置においてユーザーが自身の印刷成果物が仕上がる前に相当量の液体が消費されたような報知をすることはなくなり不信感を抱くようなことは避けられる。
[適用例7]本適用例に記載の液体消費方法は、液体を収容する液体容器を着脱可能に装着する液体消費装置において報知用情報を生成する液体消費方法であって、前記液体容器は、未使用の液体の収容量である初期収容量を含む情報を記憶する記憶装置を備え、前記液体消費装置は、前記液体容器から供給された液体を吐出する吐出部を備え、前記液体消費方法は、前記吐出部から吐出される液体の消費量である第1消費量を算出する第1消費量算出工程と、未使用の前記液体容器が装着された場合に、前記吐出部の初回メンテナンスを実行する初回メンテナンス実行工程と、前記初回メンテナンスにより消費された液体の消費量である第2消費量を決定する第2消費量決定工程と、少なくとも前記第1消費量と前記第2消費量とを前記記憶装置に書き込む書込み処理工程と、前記記憶装置から前記初期収容量と前記第1消費量と前記第2消費量とを取得する取得工程と、取得した前記初期収容量と前記第1消費量と前記第2消費量とに基づいて、報知のための情報である報知用情報を決定する報知用情報決定工程と、を備え、前記報知用情報決定工程は、前記初期収容量と前記第2消費量との差分量に対する前記初期収容量と前記第1消費量との差分量の割合を前記報知用情報として算出し、生成することを特徴とする。
本適用例によれば、液体消費方法は、液体容器から供給される第1消費量と第2消費量とを算出および決定し液体容器に記憶する。液体容器には初期収容量も記憶されている。第1消費量は、吐出部から吐出された液体の消費量であり、第2消費量は初回メンテナンスにより消費された液体の消費量である。また、第2消費量も吐出部から吐出される液体の消費量であるため、第1消費量は第2消費量を含む。初期収容量から第1消費量(第2消費量を含む)を差し引いた差分量は、液体容器に残存する残量である。初期収容量から第2消費量を差し引いた差分量は、初回メンテナンス以外で使用可能な液体の分量であり、例えば、主にユーザーが印刷作業により使用可能な液体の分量である。
報知用情報は、このような初期収容量と第2消費量との差分量に対する初期収容量と第1消費量(第2消費量を含む)との差分量の割合であるため、割合の分子分母に生じた第2消費量は相殺される。従って、報知用情報は、初回メンテナンス以外での使用可能な液体の分量に対する液体容器に残存する残量の割合として算出される。
つまり、報知用情報は、初回メンテナンスが実行された直後において100%の液体残容量(満タン)であると算出され、以降、ユーザーによる印刷作業が実行される都度、満タンの液体残量から印刷作業量に応じた液体の消費量が減じられた割合として算出される。従って、ユーザーは自身の印刷作業で消費された液体残量を正確に把握することができる。
また、液体消費装置に未使用の液体容器が装着された場合では、初回メンテナンス実行後に満タンの液体残量であることを報知するため、従来装置においてユーザーが自身の印刷成果物が仕上がる前に相当量の液体が消費されたような報知をすることはなくなり不信感を抱くようなことは避けられる。
[適用例8]本適用例に記載の情報機器は、液体容器から供給された液体を吐出する吐出部を備える液体消費装置とデータ通信可能に接続される情報機器であって、前記情報機器は、未使用の前記液体容器における液体の収容量である初期収容量と、前記液体容器が前記液体消費装置に装着された場合に前記吐出部から吐出された液体の消費量である第1消費量と、前記未使用の液体容器が前記液体消費装置に装着された場合に実行される前記吐出部の初回メンテナンスにおいて消費された液体の消費量である第2消費量と、を少なくとも含むデータを前記液体消費装置から受信する機器通信部と、前記初期収容量と前記第2消費量との差分量に対する前記初期収容量と前記第1消費量との差分量との割合を前記報知用情報として算出する機器制御部と、前記報知用情報を表示する機器表示部と、を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、情報機器は液体消費装置とデータ通信可能に接続され、液体消費装置から初期収容量と第1消費量と第2消費量とを受信する。
第1消費量は、吐出部から吐出された液体の消費量であり、第2消費量は初回メンテナンスにより消費された液体の消費量である。また、第2消費量も吐出部から吐出される液体の消費量であるため、第1消費量は第2消費量を含む。初期収容量から第1消費量(第2消費量を含む)を差し引いた差分量は、液体容器に残存する残量である。初期収容量から第2消費量を差し引いた差分量は、初回メンテナンス以外で使用可能な液体の分量であり、例えば、主にユーザーが印刷作業により使用可能な液体の分量である。
報知用情報は、このような初期収容量と第2消費量との差分量に対する初期収容量と第1消費量(第2消費量を含む)との差分量の割合であるため、割合の分子分母に生じた第2消費量は相殺される。従って、報知用情報は、初回メンテナンス以外での使用可能な液体の分量に対する液体容器に残存する残量の割合として算出される。
つまり、報知用情報は、初回メンテナンスが実行された直後において100%の液体残容量(満タン)であると算出され、以降、ユーザーによる印刷作業が実行される都度、満タンの液体残量から印刷作業量に応じた液体の消費量が減じられた割合として算出される。従って、ユーザーは自身の印刷作業で消費された液体残量を正確に把握することができる。
[適用例9]本適用例の液体消費装置は、液体を収容する液体容器を着脱可能に装着可能な液体消費装置であって、前記液体容器は、収容する前記液体に関する情報を記憶可能な記憶装置を付帯し、前記液体に関する情報は、未使用の前記液体容器における前記液体の初期収容量を示す初期収容量情報と、未使用の前記液体容器が前記液体消費装置に装着されてから最初に実行される初回メンテナンスによって消費された前記液体の初回メンテナンス量を示す初回メンテナンス量情報と、前記初回メンテナンス量を含み、未使用の前記液体容器に収容された前記液体のうち前記液体消費装置によって消費された前記液体の消費量を示す液体消費量情報と、を含み、前記液体消費装置は、前記液体消費装置の動作を制御する制御部と、情報を記憶可能な本体記憶装置と、を有し、前記制御部は、前記記憶装置から読み出した前記初期収容量情報と、前記初回メンテナンス量情報と、前記液体消費量情報とに基づいて、前記初期収容量と、前記初回メンテナンス量と、前記消費量と、を前記本体記憶装置に記憶させ、前記液体容器に残存する前記液体の残量を示す残量情報の要求に基づいて、前記本体記憶装置から前記初期収容量と、前記初回メンテナンス量と、前記消費量とを読み出して、前記初期収容量と前記初回メンテナンス量との差分量に対する前記初期収容量と前記消費量との差分量の割合を前記残量として算出する、ことを特徴とする。
この液体消費装置では、制御部は、液体容器の記憶装置から読み出した初期収容量情報と、初回メンテナンス量情報と、液体消費量情報とに基づいて、初期収容量と、初回メンテナンス量と、消費量と、を本体記憶装置に記憶させる。そして、液体容器に残存する液体の残量を示す残量情報の要求に基づいて、制御部は、本体記憶装置から初期収容量と、初回メンテナンス量と、消費量とを読み出して、初期収容量と初回メンテナンス量との差分量に対する初期収容量と消費量との差分量の割合を残量として算出する。これにより、残量の算出において、初回メンテナンス量を除外することができる。
[適用例10]上記の液体消費装置において、前記本体記憶装置は、動作メモリーである、ことを特徴とする。
この液体消費装置では、記憶装置から読み出した初期収容量情報と初回メンテナンス量情報と液体消費量情報とに基づいて、初期収容量と、初回メンテナンス量と、消費量と、を動作メモリーに記憶させることができる。
[適用例11]上記の液体消費装置において、前記制御部は、装着された前記液体容器が未使用であると判定したときに、前記初回メンテナンスの実行を決定し、前記本体記憶装置の前記初回メンテナンス量と、前記記憶装置の前記初回メンテナンス量情報とを更新する、ことを特徴とする。
この液体消費装置では、初回メンテナンスの実行を決定すると、本体記憶装置の初回メンテナンス量と、記憶装置の初回メンテナンス量情報とを更新するので、更新された初回メンテナンス量に基づいて残量を算出することができる。
[適用例12]上記の液体消費装置において、前記制御部は、装着された前記液体容器が未使用であると判定した後に、前記初回メンテナンスの実行が必要であるか否かを判定し、前記初回メンテナンスの実行が必要であると判定したときに、前記初回メンテナンスの実行を決定し、前記本体記憶装置の前記初回メンテナンス量と、前記記憶装置の前記初回メンテナンス量情報とを更新し、前記初回メンテナンスの実行が必要でないと判定したときに、前記本体記憶装置の前記初回メンテナンス量と、前記記憶装置の前記初回メンテナンス量情報とを維持する、ことを特徴とする。
この液体消費装置では、制御部は、装着された液体容器が未使用であると判定した後に、初回メンテナンスの実行が必要であるか否かを判定する。そして、制御部は、初回メンテナンスの実行が必要でないと判定したときに、本体記憶装置の初回メンテナンス量と、記憶装置の初回メンテナンス量情報とを維持する。初回メンテナンスの実行が不要であるときに、初回メンテナンス量を節約することができる。
[適用例13]上記の液体消費装置において、前記記憶装置は、前記液体容器の使用履歴の有無を示す履歴情報を記憶可能であり、前記制御部は、前記記憶装置から読み出した前記履歴情報が前記使用履歴の無を示していることに基づいて前記液体容器が未使用であると判定した後に、前記初回メンテナンスの実行が必要であるか否かを判定し、前記初回メンテナンスの実行が必要であると判定したときに、前記初回メンテナンスの実行が完了してから、前記記憶装置の前記履歴情報を前記使用履歴の有を示す前記履歴情報に更新し、前記初回メンテナンスの実行が必要でないと判定したときに、前記記憶装置の前記履歴情報を前記使用履歴の有を示す前記履歴情報に更新する、ことを特徴とする。
この液体消費装置では、制御部は、装着された液体容器の記憶装置から読み出した履歴情報に基づいて液体容器が未使用であるか否かを判定することができる。
印刷システムおよび印刷装置の概略構成を説明する図。 インクカートリッジの概略構成を説明する図。 印刷システムの概略構成を示すブロック図。 インク残量表示方法のフローチャート図。 インク残量の表示画面を説明する図。 情報機器の概略構成を示すブロック図。 実施形態2における印刷システムの概略構成を示すブロック図。 実施形態2における印刷準備処理を示すフローチャート。 実施形態2における印刷処理を示すフローチャート。 実施形態2における残量情報応答処理を示すフローチャート。 実施形態3における印刷準備処理を示すフローチャート。 実施形態4における印刷準備処理を示すフローチャート。 実施形態5における印刷準備処理を示すフローチャート。
以下に本発明を具体化した実施形態について、図面を参照して説明する。以下は、本発明の一実施形態であって、本発明を限定するものではない。尚、以下の各図においては、説明を分かりやすくするため、実際とは異なる尺度で記載している場合がある。
(実施形態1)
(印刷装置、印刷システムの概要)
図1は、印刷システムおよび印刷装置の概略構成を説明する図である。図2は、インクカートリッジの概略構成を説明する図である。図1では、印刷装置10と、インクカートリッジ60と、インクカートリッジ60が装着されている印刷装置10である印刷システム1とを示している。
(印刷装置)
印刷装置10は、用紙Pのような媒体表面に液体としてのインクを吐出して、文字や図形を含む画像等を印刷可能な装置である。印刷装置10は、表示部11、操作部13、用紙ガイド15、ガイドロッド17、排紙口19、キャリッジ20、吐出ヘッド21、ホーム25、検出部31などから構成される。
尚、印刷装置10は、液体消費装置に相当し、インクカートリッジ60は、液体容器に相当する。また、印刷システム1は、液体消費システムに相当する。
用紙ガイド15は、セットされた用紙Pをキャリッジ20の方向に案内するガイド部材である。用紙Pは、搬送ローラー(図示は省略)により用紙ガイド15から送り出されると、キャリッジ20の下側(印刷装置10の底面側)を通過し、用紙Pの排紙を案内する排紙口19側に搬送される。用紙Pが搬送される方向を搬送方向またはY軸方向と呼称する。
キャリッジ20は、各々異なる色のインクが収容されるインクカートリッジ60を複数個(図1では4個)装着可能であり、キャリッジ20の下側(用紙と対向する面)には吐出ヘッド21が備えられている。吐出ヘッド21は、搬送される用紙Pに対向する下面に開口する複数列のノズル(図示は省略)を備え、ノズルからインクを噴射(吐出)する。キャリッジ20には、インクカートリッジ60のインク供給口79(後述する)を貫通する貫通針、貫通後にインクが流入するインク室、およびインクが流れる流路、など(いずれも図示は省略)の部位が備えられ、インクカートリッジ60が装着された場合には、着色されたインクがそれぞれの部位を経由して吐出ヘッド21からインクが吐出される。吐出されたインクにより、用紙Pの表面が着色される。
また、キャリッジ20には、インクカートリッジ60が装着された場合にインクカートリッジ60の接続端子77(後述する)と導通する端子(図示は省略)が備えられ、制御部40から送信された各種データは、キャリッジ20の端子を介してインクカートリッジ60の回路基板76(後述する)で受信される。また、インクカートリッジ60は着脱可能であり、キャリッジ20側には、インクカートリッジ60が装着されたことを検出する装着検出部(図示は省略)が備えられ、装着された場合にはその信号が制御部40(後述する)へ送信される。装着検出部は、例えば、端子を介してインクカートリッジ60の回路基板76とアクセス可能となった場合に装着されたと検出する回路や、光学的または物理的にインクカートリッジ60の装着有無を検出するセンサーであってもよい。
ガイドロッド17はキャリッジ20を支持するロッドであり、キャリッジ20は、ガイドロッド17に沿って搬送方向と略垂直方向に往復移動(走査)する。尚、キャリッジ20が走査する方向を走査方向またはX軸方向と呼称する。走査方向に往復移動されるキャリッジ20と、搬送方向に搬送される用紙Pにより、用紙Pの表面に平面的な画像等の形成を可能とする。
尚、X軸方向とY軸方向を含むXY平面に垂直な方向をZ軸方向と呼称する。
ホーム25は、吐出ヘッド21を収納する装置であり、ノズルをクリーニングするワイパーやノズルの保湿を保つキャップ(図示は省略する)などを備えている。印刷装置10の制御部40(後述する)により初回クリーニング機能などが実行されると、キャリッジ20が、吐出ヘッド21をホーム25に重なる位置まで移動させられ、吐出ヘッド21のノズルのクリーニング処理が行われる。クリーニング処理は、インクカートリッジ60から供給されるインクを吐出し、ワイパーにより吐出ヘッド21の開口面に付着するインクの払拭とノズルクリーニングを行う処理である。また、ホーム25に廃インクボックスと吸引ポンプ(図示は省略)を備え、ノズル開口部のインクを吸引することによりノズルのクリーニングを行う処理を備えてもよい。クリーニング処理では、インクカートリッジ60からインク室やインクの流路(いずれも図示は省略)および吐出ヘッド21までインクの充填およびワイプ処理が繰り返されるため相当量(例えば、容量が小さいインクカートリッジでは、初期の収容インク量の40%〜60%程度)のインクを消費する場合もある。
検出部31は、キャリッジ20に付帯されるセンサーであり、吐出ヘッド21およびインク流路の周辺温度およびインクの温度を検出する。検出した温度などの情報は、制御部40(後述する)においてインクの吐出量を算出する際に用いられる。検出部31は、キャリッジ20のインク室やインクの流路に設置されていてもよい。また、検出部31は、複数のセンサーを備えてもよく、複数のセンサーから検出した情報により、より正確なインクの温度情報を算出することができる。
表示部11は、液晶パネル等の表示装置であり、操作部13は、操作ボタン等の操作装置である。操作部13を介して、ユーザーによりインク残量を表示するよう指示されると、制御部40(後述する)の制御に基づいて表示部11に各色のインクカートリッジ60毎にそれぞれのインク残量が表示される。
(インクカートリッジ)
図2の説明に移る。
図2に示すようにインクカートリッジ60には、インク供給口79および記憶装置70が配設されている。また、インクカートリッジ60の内部には、インクを収容するための収容部78が形成されている。印刷装置10のキャリッジ20へインクカートリッジ60が装着されると、インク供給口79は、印刷装置10のインク室に連通し、インクの流路を介して吐出ヘッド21へインクを供給する。
記憶装置70は、回路基板76、および接続端子77などを備えている。回路基板76には、揮発性メモリーおよび不揮発性メモリーを含む記憶素子(図示は省略)が実装されている。インクカートリッジ60がキャリッジ20へ装着されると、接続端子77は、キャリッジ20側の接続端子(図示は省略)へ接続され、印刷装置10の制御部40と回路基板76の記憶素子などとの間で各種データの通信が可能となる。
回路基板76の不揮発性メモリーには、未使用のインクカートリッジ60におけるインクの収容量が収容インク量71(図3)として格納されている。収容インク量71には、インクカートリッジ60の製造工程においてインクカートリッジ60の収容部78に注入されたインク量(重量)が、当該製造工程において書き込まれている。収容インク量71のメモリー領域は、1回データが書き込まれると外部または印刷装置10において更新することができないようにワンタイムROM(Read Only Memory)または更新(書込み)が禁止される機構になっている。尚、収容インク量71は、初期収容量に相当する。
また、回路基板76の不揮発性メモリーには、更新可能なメモリー領域に、インク消費量73(図3)および初回インク消費量75(図3)が記憶される。インク消費量73および初回インク消費量75には、印刷装置10の制御部40において算出されたインク量のデータが書き込まれる。インク消費量73および初回インク消費量75の詳細については後述する。
尚、インク量またはインクの消費量については、重量として説明しているが、重量に限定されず、消費された量が比較できるものであれば他の指標であってもよい。例えば、インク量の体積(容積)を表す単位としてリットルや立方メートルであってもよい。ただし、インク量の体積を用いる場合では、環境による影響(インク量の熱膨張など)などを受けないように所定の環境情報(例えば、摂氏20度環境における体積の情報)を基準として算出および比較されるものとする。また、重量を質量と置き換えてもよい。例えば、標高や気圧などの変化のある環境下であっても影響を受けない質量を、インク量やインク消費量として用いることで、より高い精度で比較することができる。
また、インクカートリッジ60に収容されている収容インク量71、インク消費量73、初回インク消費量75に書き込まれているデータは、不揮発性メモリーの記憶領域に記憶されているため、インクカートリッジ60が印刷装置10から取り外されても保持されている。
(印刷システムの概略構成)
図3は、印刷システムの概略構成を示すブロック図である。
印刷システム1は、印刷装置10およびインクカートリッジ60から構成されている。インクカートリッジ60は、インク色の異なる合計4個のカートリッジが、印刷装置10の制御部に電気的に接続されており、それぞれのブロック構成は共通である(3個のインクカートリッジ60の構成については記載を省略している)。
尚、図3に示す印刷システム1では、印刷装置10と4個のインクカートリッジ60とで構成されているが、インクカートリッジ60は、4個の構成に限定されず、5個以上であっても4個未満であっても良い。また、1個のカートリッジで複数色のインクを収容する構成であってもよく、その場合は複数色のインクを管理する記憶装置70を1つ備える構成であってもよい。
(印刷装置の概略構成)
印刷装置10は、表示部11、操作部13、検出部31、印刷部33、通信部35、および制御部40などで構成されている。
表示部11は、カラー表示可能な液晶パネル等を有して構成される表示装置であり、制御部40から出力される表示信号に基づいた各種表示処理を行う。表示部11には、各色のインクカートリッジ60毎にそれぞれのインク残量の情報が画像データや文字データで表示される。
操作部13は、ボタンスイッチ等の操作ボタンであり、ボタンスイッチが押下されたことを示す操作信号が制御部40へ出力される。尚、操作部13は、表示部11の液晶パネルを覆うタッチパネルであってもよい。
検出部31は、上述したように印刷装置10の使用環境に係わる情報を取得するセンサーなどで構成され、例えば、温度および湿度などを検出するセンサーである。検出した温度や湿度などのデータは、制御部40へ出力される。温度および湿度などの環境情報は、吐出ヘッド21から吐出されるインク量の算出に用いられる。
印刷部33は、プリンターASIC(Application Specific Integrated Circuit)、プリンターエンジン(いずれも図示は省略)などで構成されている。プリンターエンジンには、上述したキャリッジ20、吐出ヘッド21、ホーム25などの印刷機構も含まれている。プリンターASICは、プリンターエンジンを制御する集積回路であり、制御部40から印刷指示を受けると、その印刷指示の対象となる画像データ、文字データ等に基づいて印刷データを生成し、用紙Pに出力するようプリンターエンジンを制御する。プリンターエンジンは、吐出ヘッド21から用紙Pへインクを吐出することにより印刷を行う。また、制御部40の制御により、ノズルクリーニング処理などを行う。尚、吐出ヘッド21は、吐出部に相当する。
通信部35は、USB(Universal Serial Bus)アダプター、BlueTooth(登録商標)アダプター、無線LAN(Local Area Network)アダプターなどであり、外部の機器と共通の通信プロトコルを有して構成されている。例えば、USBアダプターにおいては、USBプロトコルを、BlueToothアダプターにおいてはBlueToothプロトコルを、無線LANアダプターにおいてはIP(Internet Protocol)を用いてPC(Personal Computer)やサーバーなど外部の機器と通信し、印刷する元画像データの受信や各種コマンドや他のデータの送受信を行う。尚、通信部35は、送信部に相当する。
制御部40は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、NVRAM(Non Volatile Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの演算処理装置、揮発性メモリー、不揮発性メモリーなどの記憶領域で構成されている。また、これらを内蔵したASIC(Application Specific Integrated Circuit)であっても良い。制御部40は、印刷装置10の表示部11、操作部13、検出部31、印刷部33、通信部35などの各部を統括的に制御する。
制御部40は、初期充填実行部41、初回クリーニング実行部43、インク消費量算出部45、初回インク消費量決定部47、表示用インク残量決定部49、書込み処理部51、取得部53などを機能部として有している。尚、これらの機能部は一例であり、必ずしも必須の構成要素ではなく、また他の機能部を含めても良い。
初期充填実行部41は、印刷装置10の初回起動時にインクカートリッジ60のインク供給口79から吐出ヘッド21までの経路(インク室、インクの流路など)にインクを満たす初期充填を実施する機能を有する。また、初期充填実行部41は、印刷装置10の初回起動時に限らず、制御部40により初期充填処理が必要と判断された場合には、制御部40の制御により起動される。例えば、前回使用時にインクが完全に無くなった状態、ヘッドクリーニング専用のインクが使用されたような場合などでは、初期充填処理が必要と判断される。
初回クリーニング実行部43は、未使用のインクカートリッジ60が装着された場合に、吐出ヘッド21のクリーニング処理を行う機能部である。詳しくは、キャリッジ20の装着検出部によりインクカートリッジ60が装着されたことが検出されると、インクカートリッジ60が未使用であるか否か評価する。装着されたインクカートリッジ60の記憶装置70から、インク消費量73および初回インク消費量75のデータを取得する。未使用状態であれば、取得した両者のデータは共に、インクが利用されていないことを表す「0」である。利用された場合は、利用後にインクの消費量が「0」を超えた数値に変更されている。初回クリーニング実行部43では、インク消費量73および初回インク消費量75が「0」であると判定した場合では、未使用のインクカートリッジ60が装着されたとして、検出する。
初回クリーニング実行部43は、未使用のインクカートリッジ60が装着された場合に、印刷部33を制御して、吐出ヘッド21をホーム25の位置までキャリッジ20を移動させ、インクの吐出、ワイパーの駆動などを繰り返し、吐出ヘッド21のノズル開口部をクリーニングする。また、ホーム25に備えられた吸引ポンプ等で吐出ヘッド21のノズル開口部を吸引することによりノズル内をクリーニングしてもよい。
尚、クリーニング処理は、インクカートリッジ60を使用している途中で、実行されることもある。制御部40において吐出ヘッド21のインクを吐出する能力に異常が生じたことを検出した場合(インクの詰まりなど)に、吐出能力回復操作により行われることもある。このようなクリーニング処理は、初回クリーニング実行部43により行われるクリーニング処理には含まれない。
尚、初回クリーニング実行部43は、初回メンテナンス実行部に相当する。
インク消費量算出部45は、吐出ヘッド21から吐出されるインク量を算出し、算出したインク量(重量)の情報を出力する。詳しくは、吐出ヘッド21からインクが吐出される動作としては、上述したクリーニング処理の他に、用紙Pへの印刷処理、およびフラッシング処理、などがある。フラッシング処理とは、用紙Pの印刷中に、吐出ヘッド21の各ノズルから印刷とは無関係にインクを吐出させることをいう。
インクはノズルからインク滴として吐出され、インク滴の体積(大中小など)と、吐出されるインク滴の数と、が色毎に厳密に管理されている。このような厳密な管理により、精細で緻密に画像などを用紙P上に印刷することができる。印刷処理時だけではなく、クリーニング処理およびフラッシング処理においても同様な管理がされ、吐出されたインク滴の体積が正確に算出される。インク消費量算出部45では、検出部31により検出されたインクの温度を取得する。そして、インク材毎に固有に有する比重を用いて、熱膨張係数を加味して、インクの重量をインク量として算出する。
インク消費量算出部45では、ノズルから吐出されたインク量に、キャリッジ20内のインク室やインク流路などに滞留するインク量も加算する。それらの滞留するインク量は、予め制御部40の記憶領域に記憶されるインク室やインク流路などの容積と検出部31により検出されたインク温度の情報を用いて、比重と熱膨張係数とが加味されて算出される。
算出したインク量を、書込み処理部51を介して、記憶装置70にインク消費量73として書き込む。インク消費量算出部45には、印刷処理であれば、走査方向に1往復毎に書き込まれ、フラッシング処理やクリーニング処理であれば、処理終了直後に書き込まれる。また、インク消費量算出部45により算出されたインク量は、初回インク消費量決定部47へも出力される。
尚、インク消費量算出部45は、第1消費量算出部に相当し、インク消費量算出部45により算出されるインク量は、第1消費量に相当する。
初回インク消費量決定部47は、未使用のインクカートリッジ60が装着されて、最初の印刷処理が行われる前までに消費されたインク量を決定する。詳しくは、未使用のインクカートリッジ60の装着を検出し(初回クリーニング実行部43と同様な検出方法による)、以降、インク消費量算出部45の出力結果(インク量)を加算する。初回クリーニング実行部43の処理が終了し、印刷可能状態になった時点で、加算したインク量を、書込み処理部51を介して記憶装置70に初回インク消費量75として記憶する。
尚、初回インク消費量決定部47は、第2消費量決定部に相当し、初回インク消費量決定部47により決定されるインク量は、第2消費量に相当する。
表示用インク残量決定部49は、表示部11に表示するためのインク残量の情報を生成する。具体的には、各色のインクカートリッジ60の記憶装置70から収容インク量71、インク消費量73、初回インク消費量75を取得し、次に示す式(1)に基づいて表示用のインク残量を決定する。
ここで、収容インク量71をインク量(A)に、初回インク消費量75をインク量(C)とする。また、インク消費量73のインク量に、インクカートリッジ60を装着後に更にインク消費量算出部45により算出されたインク量を加算したインク量をインク量(B)とする。そして、算出される表示用インク残量をインク残量(X)とする。
X = (A−B)/(A−C) ・・・ 式(1)
インク量(A),(B),(C)の単位は例えば重量を表すグラムであり、インク残量(X)は、割合である。つまり、表示用インク残量のインク残量(X)は、収容インク量71と初回インク消費量75との差を分母として、収容インク量71とインク消費量73との差を分子とした割合である。割合は、好適例として、百分率で表され、分母を100%にした場合の割合がインク残量(X)%として算出される。
尚、初回インク消費量決定部47により、インク量(C)は、インク量(B)の一部の重量であるため、インク量(B)はインク量(C)を含んでいる。インク量(B)からインク量(C)を差し引いた差分は、初回インク消費量以外のインク消費量であり、ユーザーが印刷処理またはフラッシング処理、または初回クリーニング処理を除くクリーニング処理を実施したインク量に相当する。
尚、表示用インク残量決定部49は、報知用情報決定部に相当し、表示用インク残量は報知用情報に相当する。また、式(1)におけるインク量(A)は初期収容量に相当し、インク量(B)は第1消費量に相当し、インク量(C)は第2消費量に相当し、式(1)の右辺は、初期収容量と第2消費量との差分量に対する初期収容量と第1消費量との差分量の割合、に相当する。
書込み処理部51は、インクカートリッジ60の記憶装置70と通信を確立し、制御部40により生成されたデータを記憶装置70へ書き込む。詳しくは、書込み処理部51は、記憶装置70とバス通信を確立し、データの送信を可能とする。その後、インク消費量算出部45から出力されたインク量を、記憶装置70のインク消費量73へ記憶する。初回インク消費量決定部47から出力されたインク量を、記憶装置70の初回インク消費量75へ記憶する。
取得部53は、インクカートリッジ60の記憶装置70と通信を確立し、記憶装置70に記憶されているデータを読み込み取得する。取得したデータは、表示用インク残量決定部49に出力される。
尚、書込み処理部51および取得部53は、記憶装置70への書き込みと読み込みを行う同一の機能部として構成されていてもよい。また、インクカートリッジ60との通信は、バス通信に限らず、シリアル通信やその他の通信方式であっても良い。
インクカートリッジ60は、上述したように記憶装置70などから構成され、不揮発性メモリーの領域には、収容インク量71、インク消費量73、および初回インク消費量75が格納されている。収容インク量71は、製造工程において書き込まれると更新することができない。インク消費量73および初回インク消費量75の内容は、印刷装置10によって更新可能である。
(インク残量表示方法のフロー)
図4は、インク残量表示方法のフローチャート図である。本フローは、制御部40が表示部11、操作部13、検出部31、および印刷部33などを含む各部を制御することにより実行される処理の流れである。尚、本フローは、液体消費方法に相当する。
ステップS100では、インクカートリッジ60の装着検出が行われる。インクカートリッジ60が装着された場合に、ステップS110へ進む。
ステップS110では、インクカートリッジ60が未使用か否か判定する。詳しくは、装着されたインクカートリッジ60の記憶装置70と通信を確立し、インク消費量73および初回インク消費量75のデータを取得する。両者のデータ共に「0」である場合は、インクカートリッジ60は未使用であると判定し(Yes)、ステップS120へ進む。いずれか一方が「0」でない場合は、インクカートリッジ60は使用したものであると判定し(No)、ステップS160へ進む。
ステップS120では、初回メンテナンス処理を行う。詳しくは、吐出ヘッド21のクリーニング処理を行う。また、このとき、必要に応じて初期充填処理も行われる。尚、本ステップは、初回メンテナンス実行工程に相当する。
ステップS130では、インク消費量を算出する。詳しくは、吐出ヘッド21から吐出されるインク滴の体積を加算する。検出部31から取得したインク温度に対応するインク材の熱膨張係数をインク滴の体積に適用して重量を算出する。算出した重量は、インク消費量であり、上述した式(1)におけるインク量(B)に相当する。尚、本ステップは、第1消費量算出工程に相当し、インク量(B)は第1消費量に相当する。
ステップS140では、初回インク消費量を決定する。ステップS130で算出されたインク消費量は、未使用のインクカートリッジ60における初回メンテナンス処理後のインク消費量であるため、初回インク消費量となる。従って、本ステップでは、ステップS130において算出されたインク量(B)の重量が初回インク消費量として決定される。初回インク消費量は、上述した式(1)におけるインク量(C)に相当する。
尚、本ステップは、第2消費量決定工程に相当し、インク量(C)は、第2消費量に相当する。
ステップS150では、初回インク消費量およびインク消費量を書き込む。詳しくは、インクカートリッジ60の記憶装置70と通信を確立し、書き込み可能状態にする。ステップS130,S140で算出されたインク量(C)とインク量(B)の内容を記憶装置70の初回インク消費量75およびインク消費量73に書き込む。尚、本ステップは、書込み処理工程に相当する。
ステップS160では、収容インク量、インク消費量、初回インク消費量を取得する。詳しくは、インクカートリッジ60の記憶装置70と通信を確立し、収容インク量、インク消費量、初回インク消費量を取得する。本ステップは、ステップS100において未使用でないインクカートリッジ60が装着された場合、または、使用途中のインクカートリッジ60が装着されている状態で印刷装置10の電源がオンされた場合などに処理される。上述した式(1)では、収容インク量がインク量(A)に、インク消費量がインク量(B)に、初回インク消費量がインク量(C)に相当する。尚、本ステップは、取得工程に相当する。
ステップS170では、印刷処理を行う。
ステップS180では、インク消費量を算出する。詳しくは、印刷処理および印刷途中のフラッシング処理などによって吐出ヘッド21から吐出されるインクのインク滴の体積を加算する。検出部31から取得したインク温度に対応するインク材の熱膨張係数をインク滴の体積に適用して重量を算出する。算出した重量は、印刷処理において消費されたインク消費量である。ステップS160で取得したインク量(B)に、算出されたインク消費量の重量を、加算して、インク量(B)を更新する。尚、本ステップは、ステップS130と共に第1消費量算出工程に相当する。
ステップS190では、インク消費量を書き込む。詳しくは、インクカートリッジ60の記憶装置70と通信を確立し、書き込み可能状態にする。ステップS180で算出されたインク消費量(インク量(B)の内容)の記憶装置70のインク消費量73に書き込む(上書き)する。尚、本ステップは、ステップS150と共に書込み処理工程に相当する。
ステップS200では、インク残量の表示要求があるか否か判定する。詳しくは、制御部40の制御のもとで表示部11および操作部13の操作によりインク残量を表示するメニューなどが選択された場合には、インク残量の表示要求があったと判定する。インク残量の表示要求があった場合には(Yes)、ステップS210へ進み、表示要求がない場合には(No)終了へ進む。
ステップS210では、インク残量割合を算出する。詳しくは、ステップS180において算出したインク消費量が格納されたインク量(B)と、ステップS160で取得した収容インク量であるインク量(A)および初回インク消費量であるインク量(C)を式(1)に適用してインク残量(X)を算出する。尚、インク残量(X)の割合は、百分率の数値で表示するために100倍された数値であってもよい。尚、本ステップは、報知用情報決定工程に相当し、インク残量(X)は報知用情報に相当する。
ステップS220では、インク残量割合を表示する。詳しくは、ステップS210で算出されたインク残量割合のインク残量(X)の値に基づいて、表示部11に表示する画面データを生成する。画面データは、インクカートリッジ60の色毎にインク残量の割合を示すイメージデータとして作成される。イメージデータは、式(1)に示す分母(A−C)を100%として、その100%に対して式(1)に示す分子(A−B)のX%の割合がインクカートリッジ60の色のインクが残っているイメージを表す。
ステップS220のあと、終了を示しているが、印刷処理が継続している場合では、ステップS170へ戻って繰り返し同様な処理が行われる。
また、上述のステップS190では、印刷処理が行われる都度、算出されたインク量(B)が記憶装置70のインク消費量73に書き込まれているため、インクカートリッジ60が印刷装置10から非装着となった場合であっても、インク消費量73には最新のインク消費量が記憶されている。
尚、ステップS200〜ステップS220以降の処理は、必ずしもステップS170の印刷処理の後に実行されなくともよく、ユーザーからインク残量表示の要求があったときに実行されるステップである。
(表示画面の比較)
図5は、インク残量の表示画面を説明する図である。図5に示すテーブルは、印刷装置10の表示部11に表示される表示画面のイメージを示している。更に、収容インク量、インク消費量、および初回インク消費量の重量を同じ条件にした場合の、従来例と印刷装置10との表示画面を比べている。
Case1は、未使用の従来インクカートリッジまたはインクカートリッジ60が従来装置または印刷装置10に装着され、印刷処理が行われる前の状態を示している。収容インク量(A=100g(gはグラム))、インク消費量(B=40g)、初回インク消費量(C=40g)となっており、インク消費量(B)の重量が全て初回インク消費量(C)として消費された状態である。
表示画面D1は、従来例における表示例である。表示D11は、インクの全容量を表す領域であり、収容インク量(A)の100gを表示D11のA部分100%で表している。表示D12は、インクの消費量を表す領域であり、インク消費量(B)の40gを収容インク量100gに対する割合40%として表している。表示D13(斜線部)は、インクの全容量に対するインクの残量であり、収容インク量(A)からインク消費量(B)を差し引いた100g−40g=60gを、収容インク量(A)の100gに対する割合60%を表している。
表示画面D2は、印刷装置10における表示例である。表示D21は、インクの全容量を表す領域であり、収容インク量(A)から初回インク消費量(C)を差し引いた100g−40g=60gを表示D21(A−C)に100%として表している。表示D23(斜線部)は、インクの全容量に対する残量であり、収容インク量(A)からインク消費量(B)を差し引いた100g−40g=60gの、収容インク量(A)から初回インク消費量(C)を差し引いた60gに対する割合100%を表している。
Case1において、表示画面D1では、ユーザー操作による印刷処理が行われる前の状態であるにも係わらず、収容インク量(A)から初回クリーニング処理のために消費されたインク量(B)が、減っている状態で表示されている。ユーザーは、未使用の従来インクカートリッジを装着し、印刷処理の前の状態であるにも係わらず、インクが既に消費されている表示画面D1を視認することになる。ユーザーは、従来インクカートリッジや従来装置に対して、相当量のインクが消費されていることに対して不信感を覚えてしまう虞がある。
一方で、表示画面D2では、未使用のインクカートリッジ60を装着し、印刷処理の前の状態において、インク残量が100%である表示である。印刷装置10では、初回クリーニングにより消費されたインク量は、そもそもユーザーが印刷処理に使用することができないことから、ユーザーが印刷処理において使用することのできるインク量を基準にして、インク残量を算出している。このような表示画面D2は、未使用のインクカートリッジ60を装着し、印刷処理を行う前の状態では、ユーザーに違和感や不信感を与える虞は少ない。
Case2は、Case1の状態からインクカートリッジを装着したまま印刷処理が行われた状態を表している。収容インク量(A)は100gで、初回インク消費量(C)は40gで、Case1と同じである。インク消費量(B)は70gであり、Case1からインク消費量が30g分消費されている。
表示画面D3は、従来例における表示例である。表示D31は、インクの全容量を表す領域であり、収容インク量(A)の100gを表示D31のA部分100%で表している。表示D32は、インクの消費量を表す領域であり、インク消費量(B)の70gを収容インク量100gに対する割合70%として表している。表示D33(斜線部)は、インクの全容量に対するインクの残量であり、収容インク量(A)からインク消費量(B)を差し引いた100g−70g=30gを、収容インク量(A)の100gに対する割合30%を表している。
表示画面D4は、印刷装置10における表示例である。表示D31は、インクの全容量を表す領域であり、収容インク量(A)から初回消費インク量(C)を差し引いた100g−40g=60gを表示D31(A−C)に100%として示している。表示D42は、インクの消費量を表す領域であり、インク消費量(B)から初回インク消費量(C)を差し引いた70g−40g=30gの、収容インク量(A)から初回消費インク量(C)を差し引いた60gに対する割合50%を表している。表示D43(斜線部)は、インクの全容量に対する残量であり、収容インク量(A)からインク消費量(B)を差し引いた100g−70g=30gの、収容インク量(A)から初回消費インク量(C)を差し引いた60gに対する割合50%を表している。
Case2では、Case1から消費されたインク重量は、70g−40g=30gになる。また、Case2において、残りのインク重量は、100g−70g=30gの同量がインクカートリッジ内に残っている状態である。ユーザーが自身で印刷した印刷成果物を作成するために30gのインク重量を費やしたことになり、残っているインクで、同量の印刷成果物を印刷できる計算になる。
従来例による表示画面D3では、インクの残量が30%となっているため、ユーザーは、いままで印刷した印刷成果物のために70%のインクを消費したと勘違いしてしまい、例えば、更に同一量の印刷成果物を印刷したい場合に、30%のインク残量では印刷成果物を全て印刷できないと思ってしまう。このような状況では、インクカートリッジが不足してしまうと思い、新たなインクカートリッジを事前に購入してしまい、結果的に使う必要がなくなったインクカートリッジは無駄な出費になってしまう虞がある。
印刷装置10では、インクの残量が50%となっているため、ユーザーは自身が印刷した印刷成果物を作成するために50%のインクを消費したことを直感的に認識することができる。例えば、更に同一量の印刷成果物を印刷したい場合に、残りの50%のインク残量があればインクが足りることを認識することができる。
以上述べたように本実施形態による印刷システム1、印刷装置10、インクカートリッジ60によれば、以下の効果を得ることができる。
印刷装置10は、未使用のインクカートリッジ60が装着された場合に初回インク消費量決定部47により決定されたインクの消費量をインクカートリッジ60の不揮発性メモリーの記憶装置70に初回インク消費量75として格納する。また、記憶装置70には、収容インク量71とインク消費量73の情報も格納されている。インクカートリッジ60は、印刷装置10から取り外された状態でも、収容インク量71、インク消費量73、初回インク消費量75の情報を保有している。また、インクカートリッジ60が印刷装置10に装着され印刷処理が行われると消費されたインク量が都度インク消費量73に書き込まれる。表示用インク残量決定部49は、式(1)を用いて、表示用インク残量(インク残量(X))を算出する。インク残量(X)は、収容インク量(インク量(A))と初回インク消費量(インク量(C))との差を分母として、収容インク量(インク量(A))とインク消費量(インク量(B))との差を分子とした割合である(式(1))。分母は、印刷装置10により強制的に使用される初回クリーニング処理により使用された初回インク消費量が差し引かれているため、ユーザーが印刷処理のために使用することができる最大のインクの重量である。分子は、分母のインクの重量を最大として、そこからユーザーの印刷処理により使用されたインク量が減算されたインクの重量である。表示用インク残量であるインク残量(X)は、初回クリーニング処理が実行された直後において100%のインク残量(満タン)であると算出され、以降、ユーザーによる印刷処理が実行される都度、満タンのインク残量から印刷処理量に応じたインクの消費量が減じられた割合として算出される。従って、ユーザーは印刷作業に応じて減少するインク残量を正確に把握することができる。
また、印刷装置10の表示部11には未使用のインクカートリッジ60が装着され、初回クリーニング処理が実行された後で表示画面D2に示すように満タンのインク残量が表示される。従来例の表示画面D11のように、ユーザーが自身の印刷成果物が仕上がる前に相当量の液体が消費された画面を表示するようなことはなくなるため、ユーザーが不信感を抱くようなことは避けられる。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。尚、上述した実施形態と同一の構成部位については、同一の番号を使用し、重複する説明は省略する。
(変形例1)
(情報機器)
図6は、情報機器の概略構成を示すブロック図である。情報機器100は、印刷装置10と有線または無線通信を示す通信101によりデータ通信可能に接続されている。
印刷装置10は、印刷部33、通信部35、制御部40を備え、インクカートリッジ60が装着されている。
情報機器100は、一般的なスマートフォン、タブレット端末、およびPC(Personal Computer)等であり、印刷装置10で印刷する画像データや文書データなどを生成する機能を有している。
情報機器100は、機器表示部としての表示部111、機器通信部としての通信部135、機器制御部としての制御部140などから構成されている。
表示部111は、液晶パネル等などの表示装置であり、制御部140で生成された表示画面などを表示する。尚、表示部111は、報知部にも相当し、報知部には、更に図示を省略する音出力部なども含まれていてもよい。
通信部135は、通信101を介して印刷装置10の通信部35と通信を確立する。通信部135は、USBアダプター、BlueToothアダプター、無線LANアダプターなどであり、印刷装置10の通信部35と共通の通信プロトコルを有して構成されている。
制御部140は、CPU、ROM、RAM、NVRAM、EEPROMなどの演算処理装置、揮発性メモリー、不揮発性メモリーなどの記憶領域で構成されている。制御部140では、印刷装置10において印刷するための画像データや文書データなどを生成し、印刷装置10側へ送信する機能を有している。また、制御部140では、接続されている印刷装置10のインク残量を表示する機能を有している。
制御部140のインク残量を表示する機能では、通信部135を制御して、印刷装置10の制御部40において算出された収容インク量、インク消費量、初回インク消費量を受信する。当該機能では、印刷装置10の表示用インク残量決定部49と同様な機能部を設けており、受信した収容インク量をインク量(A)、インク消費量をインク量(B)、初回インク消費量をインク量(C)として、式(1)に適用し、表示用インク残量であるインク残量(X)を算出する。その後、インク残量(X)の割合を示すイメージを含む表示画面を生成し、表示部11へ出力する。
このような情報機器100によれば、生成した画像データや文書データなどを印刷装置10へ送信し、印刷処理の前後においてインクカートリッジ60の表示用インク残量を表示することができる。上述の実施形態と同様な効果を得ることができる。
(変形例2)
上述の実施形態および変形例では、液体消費システムとして印刷システム1を、液体消費装置として印刷装置10を、液体容器としてインクカートリッジ60をそれぞれ例示したが、これらの構成に限定されず、液体を消費する装置と、当該装置に装着可能な液体容器から成るシステムであってもよい。例えば、液体消費装置は、液体溶剤を噴射することで立体形状を形成する3Dプリンターであってもよい。液体容器は、液体溶剤を収納する容器であり、当該容器には、収容インク量71、インク消費量73、初回インク消費量75に対応する液体溶剤に関する情報が格納される記憶装置が備えられていればよい。
また、例えば、液体消費装置は、塗料を吹き付ける電動吹付け装置であってもよい。液体容器は、塗料が加圧されて収納される容器であり、当該容器には、塗料に関する情報が格納される記憶装置が備えられていればよい。
このような構成によっても、上述の実施形態および変形例と同様な効果を得ることができる。
(変形例3)
上述の実施形態および変形例では、液体容器に付帯される記憶装置に初期収容量を記憶していたが、この構成に限定されず以下のようにしてもよい。
液体容器に付帯される記憶装置に、液体容器のサイズに関する情報(例えば、smallサイズ、Middleサイズ、Largeサイズなどを示す情報)を記憶し、印刷装置の記憶部に液体容器のサイズと、サイズ毎の初期収容量とを示すテーブルを記憶しておく。印刷装置の制御部は、液体容器の記憶装置から、液体容器のサイズに関する情報を読み出し、テーブルを参照することで液体容器の初期収容量を取得することができる。この場合、「初期収容量を含む情報」とは、液体容器のサイズに関する情報であり、「前記記憶装置から前記初期収容量を取得すること」は、「記憶装置から液体容器のサイズに関する情報を取得し、テーブルを参照して初期収容量を取得すること」である。
(実施形態2)
実施形態2について説明する。なお、実施形態2において、実施形態1と同様の構成については、実施形態1と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施形態2における印刷システム1は、図7に示すように、印刷装置10と、インクカートリッジ60と、を含む。実施形態2では、印刷装置10は、制御部200を有している。実施形態2における印刷装置10は、実施形態1における制御部40が制御部200に置換されていることを除いて、実施形態1における印刷装置10と同様の構成を有している。制御部200は、CPU201と、本体記憶装置202と、を含む。CPU201は、印刷準備処理部203と、印刷処理部204と、残量情報応答処理部205と、を含んでいる。印刷準備処理部203は、CPU201のうち、後述する印刷準備処理を実行する機能部である。印刷処理部204は、CPU201のうち、後述する印刷処理を実行する機能部である。残量情報応答処理部205は、CPU201のうち、後述する残量情報応答処理を実行する機能部である。また、本体記憶装置202は、動作メモリー207を含んでいる。動作メモリー207には、各種データやプログラム等が展開される。動作メモリー207としては、例えば、RAM等が採用され得る。
また、実施形態2では、インクカートリッジ60は、記憶装置210を有している。実施形態2におけるインクカートリッジ60は、実施形態1における記憶装置70が記憶装置210に置換されていることを除いて、実施形態1におけるインクカートリッジ60と同様の構成を有している。記憶装置210は、インクカートリッジ60に関する情報を記憶可能である。インクカートリッジ60に関する情報には、インクカートリッジ60に収容されているインクに関する情報が含まれる。さらに、インクに関する情報には、初期収容量情報211と、初回メンテナンス量情報212と、液体消費量情報213と、履歴情報214と、を記憶可能である。換言すれば、記憶装置210は、初期収容量情報211を記憶可能な領域と、初回メンテナンス量情報212を記憶可能な領域と、液体消費量情報213を記憶可能な領域と、履歴情報214を記憶可能な領域と、を含んでいる。
初期収容量情報211は、未使用のインクカートリッジ60におけるインクの初期収容量(以下、インク収容量(A)とする)を示す。ここで、未使用とは、インクカートリッジ60が印刷装置10に装着された履歴がないことを示すものではない。未使用とは、インクカートリッジ60に収容されたインクが印刷装置10によって消費されていない状態を指す。印刷装置10による消費には、印刷による消費や、メンテナンスによる消費が含まれる。メンテナンスは、吐出ヘッド21のクリーニング処理や、フラッシング処理などを含む。
初回メンテナンス量情報212は、初回メンテナンスによって消費されたインクの初回メンテナンス量(以下、初回インク消費量(C)とする)を示す。初回メンテナンスとは、未使用のインクカートリッジ60が印刷装置10に装着されてから最初に実行されるメンテナンスである。液体消費量情報213は、未使用のインクカートリッジ60に収容されたインクのうち印刷装置10によって消費されたインクの消費量(以下、インク消費量(B)とする)を示す。このインク消費量(B)には、初回インク消費量(C)が含まれる。履歴情報214は、インクカートリッジ60の使用履歴の有無を示す。
印刷システム1における印刷準備処理について説明する。印刷システム1において、入力電源がオフからオンに変化したときや、入力電源がオンの状態でインクカートリッジ60が他のインクカートリッジ60に交換されたときに、図8に示す印刷準備処理が実施される。印刷準備処理は、CPU201の印刷準備処理部203によって実行される。
印刷準備処理では、ステップS301において、インクカートリッジ60の記憶装置210から、インクカートリッジ60に関する情報を読み込んで、読み込んだ情報を本体記憶装置202に記憶させる。このとき、CPU201は、インクカートリッジ60の記憶装置210にアクセスして、インクカートリッジ60に関する情報を読み込む。本実施形態では、CPU201は、インクカートリッジ60の記憶装置210から読み込んだインクカートリッジ60に関する情報を、本体記憶装置202の動作メモリー207に展開する。
インクカートリッジ60に関する情報には、インクカートリッジ60に収容されたインクに関する情報や、インクカートリッジ60の使用履歴に関する履歴情報214が含まれる。インクカートリッジ60に収容されたインクに関する情報には、初期収容量情報211と、初回メンテナンス量情報212と、液体消費量情報213とが、含まれる。
CPU201は、読み込んだ初期収容量情報211に示されるインク収容量(A)を本体記憶装置202に展開する。同様に、CPU201は、読み込んだ初回メンテナンス量情報212に示される初回インク消費量(C)を本体記憶装置202に展開し、読み込んだ液体消費量情報213に示されるインク消費量(B)を本体記憶装置202に展開する。また、CPU201は、読み込んだ履歴情報214に示される使用履歴の有無を本体記憶装置202に展開する。
次にステップS302において、インクカートリッジ60が未使用であるか否かを判定する。このとき、CPU201は、インクカートリッジ60の使用履歴の有無に基づいて、インクカートリッジ60が未使用であるか否かを判定する。なお、ステップS302の処理では、例えば、CPU201が記憶装置210から履歴情報214を読み込んだときのデータを保持した状態でステップS302の処理を実行する方法が採用され得る。また、ステップS302の処理としては、本体記憶装置202に展開された使用履歴の有無を示すデータをCPU201が本体記憶装置202から読み込んでステップS302の処理を実行する方法なども採用され得る。使用履歴の有無を示すデータとしては、例えば、使用履歴の有をデータ「1」で示し、使用履歴の無をデータ「0」で示すことができる。
ステップS302において、インクカートリッジ60が未使用である(Yes)と判定されると、処理がステップS303に移行し、インクカートリッジ60が未使用でない(No)と判定されると、処理が終了する。
ステップS303において、更新すべきインク消費量(B)と初回インク消費量(C)とをデータベースから読み込む。更新すべきインク消費量(B)は、後のステップS306の処理(初回メンテナンス)で消費が予測されるインク消費量(B)である。同様に、更新すべき初回インク消費量(C)も、後のステップS306の処理(初回メンテナンス処理)で消費が予測される初回インク消費量(C)である。更新すべきインク消費量(B)と初回インク消費量(C)とは、本体記憶装置202内にある不揮発性の記憶領域のデータベース(図示せず)に保存されている。このデータベースには、印刷装置10の周辺環境の温度や湿度に応じたインク消費量(B)がテーブル化されている。ステップS303において、CPU201は、検出部31からの温度データや湿度データに応じたインク消費量(B)をデータベースから読み込む。なお、ステップS303の処理は、未使用のインクカートリッジ60に対して実行される処理であるので、ステップS303で読み込まれるインク消費量(B)と初回インク消費量(C)とは、互いに同じ量である。
次にステップS304において、本体記憶装置202に記憶させた情報を更新する。このとき、CPU201は、ステップS301で本体記憶装置202に記憶させたインク消費量(B)と初回インク消費量(C)とを、ステップS303で読み込んだインク消費量(B)と初回インク消費量(C)とに更新する。
次にステップS305において、インクカートリッジ60の記憶装置210に保存されている初回メンテナンス量情報212と液体消費量情報213とを更新する。このとき、CPU201は、インクカートリッジ60の記憶装置210に保存されている液体消費量情報213を、ステップS303で読み込んだインク消費量(B)を示す液体消費量情報213に更新する。また、CPU201は、インクカートリッジ60の記憶装置210に保存されている初回メンテナンス量情報212を、ステップS303で読み込んだ初回インク消費量(C)を示す初回メンテナンス量情報212に更新する。
次にステップS306において、初回メンテナンス処理を実施する。これにより、初回メンテナンスが実行される。
次にステップS307において、インクカートリッジ60の記憶装置210に保存されている履歴情報214を更新してから、印刷準備処理を終了する。このとき、CPU201は、インクカートリッジ60の使用履歴の無を示す履歴情報214を、使用履歴の有を示す履歴情報214に更新する。これは、例えば、インクカートリッジ60の使用履歴の無を示すデータ「0」を、使用履歴の有を示すデータ「1」に更新することによって、実現され得る。なお、上記の印刷準備処理において、ステップS304〜ステップS307の処理の順序は、この順序に限定されず、任意の順序が採用され得る。つまり、ステップS304〜ステップS307の処理の順序は、いずれが先でも後でもよい。
印刷準備処理を終了すると、他の要求があるまで処理を待機する。このとき、他の要求のうちの1つである印刷処理の要求を受けると、図9に示す印刷処理が実施される。印刷処理は、CPU201によって実行される。印刷処理の要求は、例えば、PCなどから通信部35(図7)を介して印刷ジョブを受信することによって成立する。
印刷処理が開始されると、ステップS321において、印刷ジョブに基づく印刷を実行する。このとき、CPU201は、印刷ジョブに基づく印刷の実行を指示する指令を印刷部33(図7)に出力する。印刷の実行を指示する指令に基づいて、印刷部33は、用紙Pを搬送する搬送ローラーの駆動や、キャリッジ20の駆動、吐出ヘッド21の駆動を制御する。これにより、印刷ジョブに基づく印刷が行なわれる。
ステップS321の印刷では、1つの印刷ジョブに対応する印刷データを複数の印刷データに分割して、分割した印刷データの印刷を終了するごとに次のステップS322に移行しても、1つの印刷ジョブに対応する印刷データのすべての印刷を完了してから次のステップS322に移行してもよい。また、ステップS321の印刷では、1つの印刷ジョブに対応する印刷データの印刷過程で、所定時間ごとに次のステップS322に移行してもよい。つまり、ステップS321の印刷では、1つの印刷ジョブを1回のステップS321の処理で完了する方法、及び、1つの印刷ジョブを1回のステップS321の処理で完了する方法のいずれも採用され得る。
次にステップS322において、インク消費量(B)を算出する。インク消費量(B)は、実施形態1と同様に、吐出ヘッド21から吐出されるインク量を算出することによって算出される。インク消費量(B)には、用紙Pへの印刷のときに吐出ヘッド21から吐出されるインク量の他、必要に応じて実施されるメンテナンスのときに吐出ヘッド21から吐出されるインク量も含まれる。吐出ヘッド21から吐出されるインクは、ノズルからインク滴として吐出される。このとき、吐出するインク滴の大きさ(大中小など)や、吐出の回数などがカウントされる。さらに、検出部31によって検出された温度に基づいて、インクの膨張などを加味して吐出されたインクの重量がインク消費量(B)として算出される。
次にステップS323において、本体記憶装置202に格納されているインク消費量(B)を更新する。このとき、CPU201は、本体記憶装置202に格納されているインク消費量(B)に、ステップS322で算出したインク消費量(B)を加算して新たなインク消費量(B)に更新する。このステップS323の処理によって、1つのインクカートリッジ60におけるインク消費量(B)の累計が積算される。
次にステップS324において、インクカートリッジ60の記憶装置210に保存されている液体消費量情報213を更新する。このとき、CPU201は、インクカートリッジ60の記憶装置210に保存されている液体消費量情報213を、ステップS323で更新した新たなインク消費量(B)を示す液体消費量情報213に更新する。このステップS324の処理によって、インクカートリッジ60の記憶装置210において、このインクカートリッジ60におけるインク消費量(B)の累計が積算される。
次にステップS325において、印刷ジョブが終了したか否かを判定する。このとき、印刷ジョブが終了した(Yes)と判定されると、印刷処理を終了し、印刷ジョブが終了していない(No)と判定されると、ステップS321の処理に移行する。
印刷処理を終了すると、他の要求があるまで処理を待機する。このとき、他の要求のうちの1つである残量情報の要求を受けると、図10に示す残量情報応答処理が実施される。残量情報とは、インクカートリッジ60に残存するインク残量を示す情報である。残量情報応答処理は、残量情報の要求に基づいて、インク残量を算出し、算出したインク残量を返す(応答する)処理である。残量情報応答処理は、CPU201の残量情報応答処理部205によって実行される。
残量情報の要求には、例えば、PCなどから通信部35(図7)を介して受信する残量情報の要求や、ユーザーが操作部13を介して表示部11へのインク残量の表示を要求するときの要求も含まれる。残量情報応答処理は、CPU201によって実行される。残量情報応答処理の要求は、例えば、PCなどから通信部35(図7)を介して残量情報の要求を受信することによって成立する。また、例えば、残量情報の要求がユーザーによる表示部11へのインク残量の表示の要求である場合、残量情報応答処理の要求は、ユーザーが操作部13を介して表示部11へのインク残量の表示を要求することによって成立する。
まずステップS331において、本体記憶装置202から、インク収容量(A)と、インク消費量(B)と、初回インク消費量(C)と、を読み込む。
次にステップS332において、インク残量(X)を算出する。インク残量(X)は、実施形態1で述べたインク残量(X)と同様であるので、詳細な説明を省略する。インク残量(X)は、前述した式(1)により算出される。
次にステップS333において、残量情報の要求に応答する。上述したように、残量情報の要求には、PCなどからの残量情報の要求や、ユーザーによるインク残量の表示の要求が含まれる。そして、ステップS333の処理は、これらの残量情報の要求に応答する処理である。このため、残量情報の要求に応答するとは、残量情報を返すことのみならず、インク残量の表示の要求に応じて残量情報に基づく表示を行うことも含まれる。
例えば、残量情報の要求がPCなどからの残量情報の要求である場合、CPU201は、ステップS332で算出したインク残量(X)を示す残量情報を、ステップS333においてPCなどに送信(応答)する。また、例えば、残量情報の要求がユーザーによる表示部11へのインク残量の表示の要求である場合、CPU201は、ステップS332で算出したインク残量(X)を示す残量情報に基づいて、ステップS333においてインク残量を表示部11に表示(応答)する。なお、残量情報の要求に対する応答は、要求内容に応じた応答であれば、残量情報をPCなどの情報機器に返すことや、残量情報に基づく表示を行うことに限定されない。残量情報の要求に対する応答としては、算出したインク残量(X)を示す残量情報に関連する種々の応答が含まれる。
上述した実施形態2においても、実施形態1と同様の効果が得られる。さらに、実施形態2では、実施形態1に比較して、インク収容量(A)と、インク消費量(B)と、初回インク消費量(C)と、を読み込むためにインクカートリッジ60の記憶装置210にアクセスする回数を低減できるので、処理にかかる時間を短縮することができる。
また、実施形態2では、本体記憶装置202内のデータベースに、印刷装置10の周辺環境の温度や湿度に応じたインク消費量(B)がテーブル化されている。そして、印刷準備処理において、CPU201は、本体記憶装置202内のデータベースから読み込んだインク消費量(B)を初回インク消費量(C)として更新する。つまり、実施形態2では、初回メンテナンスで消費されるインク量をカウントするのではなく、予測される消費量を初回インク消費量(C)として更新する。このため、初回メンテナンスで消費されるインク量をカウントする方法に比較して、処理にかかる時間を短縮することができる。
(実施形態3)
実施形態3について説明する。実施形態3は、実施形態2における印刷準備処理(図8)の一部が異なることを除いて、実施形態2と同様の構成を有している。このため、実施形態3において、実施形態2と同様の構成については、実施形態2と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。上記実施形態2における印刷準備処理では、更新すべきインク消費量(B)と初回インク消費量(C)とをデータベースから読み込む方法が採用されている。これに対して、実施形態3では、更新すべきインク消費量(B)と初回インク消費量(C)とを算出する方法が採用される。
実施形態3における印刷準備処理について説明する。実施形態3における印刷準備処理において、実施形態2と同様の処理については、実施形態2と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施形態3における印刷準備処理では、図11に示すように、ステップS306の処理がステップS302の処理とステップS304の処理との間に位置し、且つ、ステップS306の処理とステップS304の処理との間にステップS401の処理が設けられている。なお、実施形態3における印刷準備処理では、実施形態2におけるステップS303(図8)の処理が省略されている。
ステップS401において、更新すべきインク消費量(B)と初回インク消費量(C)とを算出する。更新すべきインク消費量(B)と初回インク消費量(C)とは、実施形態1や実施形態2と同様に、吐出ヘッド21から吐出されるインク量を算出することによって算出される。ステップS401では、初回メンテナンス処理で吐出ヘッド21から吐出されるインク量を算出する。このとき、吐出するインク滴の大きさ(大中小など)や、吐出の回数などがカウントされる。さらに、検出部31によって検出された温度に基づいて、インクの膨張などを加味して吐出されたインクの重量が、更新すべきインク消費量(B)及び初回インク消費量(C)として算出される。
実施形態3においても、実施形態1と同様の効果が得られる。
(実施形態4)
実施形態4について説明する。実施形態4は、実施形態2における印刷準備処理(図8)の一部が異なることを除いて、実施形態2と同様の構成を有している。このため、実施形態4において、実施形態2と同様の構成については、実施形態2と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施形態4における印刷準備処理について説明する。実施形態4における印刷準備処理において、実施形態2と同様の処理については、実施形態2と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施形態4における印刷準備処理では、図12に示すように、ステップS302の処理とステップS303の処理との間にステップS411の処理が設けられている。
ステップS411において、初回メンテナンスが必要であるか否かを判定し、必要である(Yes)と判定されると、処理がステップS303に移行し、初回メンテナンス処理が必要でない(No)と判定されると、処理がステップS307に移行する。このとき、初回メンテナンス処理が必要でない(No)と判定されると、本体記憶装置202に格納されているインク消費量(B)と初回インク消費量(C)と、インクカートリッジ60の記憶装置210に保存されている初回メンテナンス量情報212と、を維持する。つまり、CPU201は、初回メンテナンス処理が必要でない(No)と判定したとき、本体記憶装置202の初回メンテナンス量と、記憶装置210の初回メンテナンス量情報212と、を維持する。
実施形態4においても、実施形態1や実施形態2と同様の効果が得られる。印刷装置10やインクカートリッジ60の機種によっては、初回メンテナンスを省略することができる場合が想定される。本実施形態では、ステップS411の処理によって、このような場合に対処することができる。
(実施形態5)
実施形態5について説明する。実施形態5は、実施形態3における印刷準備処理(図11)の一部が異なることを除いて、実施形態3と同様の構成を有している。このため、実施形態5において、実施形態3と同様の構成については、実施形態3と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施形態5における印刷準備処理について説明する。実施形態5における印刷準備処理において、実施形態3や実施形態4と同様の処理については、実施形態3や実施形態4と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。実施形態5における印刷準備処理では、図13に示すように、ステップS302の処理とステップS306の処理との間にステップS411の処理が設けられている。ステップS411の処理は、実施形態4と同一である。
ステップS411において、初回メンテナンスが必要であるか否かを判定し、必要である(Yes)と判定されると、処理がステップS306に移行し、初回メンテナンス処理が必要でない(No)と判定されると、処理がステップS307に移行する。実施形態5においても、実施形態1や実施形態3と同様の効果が得られる。
なお、上記の実施形態2〜実施形態5のそれぞれに対しても、変形例1〜変形例3を適用することができる。
また、上記の各実施形態では、本体記憶装置202に記憶される初期収容量(インク収容量(A))、初回メンテナンス量(初回インク消費量(C))、インクの消費量(インク消費量(B))はインクの重量情報として記憶される。インクカートリッジ60の記憶装置210では、本体記憶装置202に記憶される初期収容量、初回メンテナンス量、インクの消費量の各々に対応する初期収容量情報211、初回メンテナンス量情報212、液体消費量情報213は、本体記憶装置202での記憶と同様に重量情報であってもよいし、初期収容量に対する割合情報であってもよい。
1…印刷システム、10…印刷装置、11…表示部、13…操作部、15…用紙ガイド、17…ガイドロッド、19…排紙口、20…キャリッジ、21…吐出ヘッド、25…ホーム、31…検出部、33…印刷部、35…通信部、40…制御部、41…初期充填実行部、43…初回クリーニング実行部、45…インク消費量算出部、47…初回インク消費量決定部、49…表示用インク残量決定部、51…書込み処理部、53…取得部、60…インクカートリッジ、70…記憶装置、71…収容インク量、73…インク消費量、75…初回インク消費量、76…回路基板、77…接続端子、78…収容部、79…インク供給口、100…情報機器、101…通信、111…表示部、135…通信部、140…制御部、200…制御部、201…CPU、202…本体記憶装置、203…印刷準備処理部、204…印刷処理部、205…残量情報応答処理部、207…動作メモリー、210…記憶装置、211…初期収容量情報、212…初回メンテナンス量情報、213…液体消費量情報、214…履歴情報。

Claims (13)

  1. 液体を収容する液体容器を着脱可能に装着する液体消費装置であって、
    前記液体容器は、未使用の前記液体容器における液体の収容量である初期収容量を含む情報を記憶する記憶装置を付帯し、
    前記液体消費装置は、
    前記液体容器から供給された液体を吐出する吐出部と、
    前記吐出部から吐出される液体の消費量である第1消費量を算出する第1消費量算出部と、
    未使用の前記液体容器が装着された場合に、前記吐出部の初回メンテナンスを実行する初回メンテナンス実行部と、
    前記初回メンテナンスにより消費された液体の消費量である第2消費量を決定する第2消費量決定部と、
    少なくとも前記第1消費量と前記第2消費量とを前記記憶装置に書き込む書込み処理部と、
    前記記憶装置から前記初期収容量と前記第1消費量と前記第2消費量とを取得する取得部と、
    取得した前記初期収容量と前記第1消費量と前記第2消費量とに基づいて、報知のための情報である報知用情報を決定する報知用情報決定部と、
    を備え、
    前記報知用情報決定部は、前記初期収容量と前記第2消費量との差分量に対する前記初期収容量と前記第1消費量との差分量の割合を前記報知用情報として算出することを特徴とする液体消費装置。
  2. 前記液体消費装置は、さらに、
    前記吐出部の周辺温度を含む環境情報を検出する検出部を備え、
    前記第1消費量算出部および前記第2消費量決定部は、検出した前記環境情報を参照して前記第1消費量および前記第2消費量を算出することを特徴とする請求項1に記載の液体消費装置。
  3. 前記液体消費装置は、さらに、
    表示部を備え、
    前記表示部は、前記報知用情報を表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体消費装置。
  4. 前記液体消費装置は、さらに、報知部を備えた情報機器へ情報を送信する送信部を備え、
    前記送信部は、前記報知用情報を前記情報機器へ送信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の液体消費装置。
  5. 液体を吐出する吐出部を備える液体消費装置に着脱可能に装着される液体容器であって、
    前記液体消費装置に供給する液体を収容する収容部と、
    未使用の前記液体容器における液体の収容量である初期収容量と、前記液体容器が前記液体消費装置に装着された場合に前記吐出部から吐出された液体の消費量である第1消費量と、前記未使用の液体容器が前記液体消費装置に装着された場合に実行される前記吐出部の初回メンテナンスにおいて消費された液体の消費量である第2消費量と、を記憶する記憶装置と、
    を備えることを特徴とする液体容器。
  6. 液体を吐出する吐出部を備える液体消費装置に、液体を収容する液体容器が装着された液体消費システムであって、
    前記液体容器は、
    前記液体消費装置に供給する液体を収容する収容部と、
    未使用の前記液体容器における液体の収容量である初期収容量と、前記液体容器が前記液体消費装置に装着された場合に前記吐出部から吐出された液体の消費量である第1消費量と、前記未使用の液体容器が前記液体消費装置に装着された場合に実行される前記吐出部の初回メンテナンスにおいて消費された液体の消費量である第2消費量と、を記憶する記憶装置と、
    を備え、
    前記液体消費装置は、
    前記液体容器から供給された液体を吐出する吐出部と、
    前記吐出部から吐出される液体の前記第1消費量を算出する第1消費量算出部と、
    未使用の前記液体容器が装着された場合に、前記吐出部の初回メンテナンスを実行する初回メンテナンス実行部と、
    前記初回メンテナンスにより消費された液体の前記第2消費量を決定する第2消費量決定部と、
    少なくとも前記第1消費量と前記第2消費量とを前記記憶装置に書き込む書込み処理部と、
    前記液体容器が装着された場合に、前記初期収容量と前記第1消費量と前記第2消費量とを取得する取得部と、
    取得した前記初期収容量と前記第1消費量と前記第2消費量とに基づいて、報知のための情報である報知用情報を決定する報知用情報決定部と、
    を備え、
    前記報知用情報決定部は、前記初期収容量と前記第2消費量との差分量に対する前記初期収容量と前記第1消費量との差分量の割合を前記報知用情報として算出することを特徴とする液体消費システム。
  7. 液体を収容する液体容器を着脱可能に装着する液体消費装置において報知用情報を生成する液体消費方法であって、
    前記液体容器は、未使用の液体の収容量である初期収容量を含む情報を記憶する記憶装置を備え、
    前記液体消費装置は、前記液体容器から供給された液体を吐出する吐出部を備え、
    前記液体消費方法は、
    前記吐出部から吐出される液体の消費量である第1消費量を算出する第1消費量算出工程と、
    未使用の前記液体容器が装着された場合に、前記吐出部の初回メンテナンスを実行する初回メンテナンス実行工程と、
    前記初回メンテナンスにより消費された液体の消費量である第2消費量を決定する第2消費量決定工程と、
    少なくとも前記第1消費量と前記第2消費量とを前記記憶装置に書き込む書込み処理工程と、
    前記記憶装置から前記初期収容量と前記第1消費量と前記第2消費量とを取得する取得工程と、
    取得した前記初期収容量と前記第1消費量と前記第2消費量とに基づいて、報知のための情報である報知用情報を決定する報知用情報決定工程と、
    を備え、
    前記報知用情報決定工程は、前記初期収容量と前記第2消費量との差分量に対する前記初期収容量と前記第1消費量との差分量の割合を前記報知用情報として算出し、生成することを特徴とする液体消費方法。
  8. 液体容器から供給された液体を吐出する吐出部を備える液体消費装置とデータ通信可能に接続される情報機器であって、
    前記情報機器は、
    未使用の前記液体容器における液体の収容量である初期収容量と、前記液体容器が前記液体消費装置に装着された場合に前記吐出部から吐出された液体の消費量である第1消費量と、前記未使用の液体容器が前記液体消費装置に装着された場合に実行される前記吐出部の初回メンテナンスにおいて消費された液体の消費量である第2消費量と、を少なくとも含むデータを前記液体消費装置から受信する機器通信部と、
    前記初期収容量と前記第2消費量との差分量に対する前記初期収容量と前記第1消費量との差分量との割合を前記報知用情報として算出する機器制御部と、
    前記報知用情報を表示する機器表示部と、
    を備えることを特徴とする情報機器。
  9. 液体を収容する液体容器を着脱可能に装着可能な液体消費装置であって、
    前記液体容器は、収容する前記液体に関する情報を記憶可能な記憶装置を付帯し、
    前記液体に関する情報は、
    未使用の前記液体容器における前記液体の初期収容量を示す初期収容量情報と、
    未使用の前記液体容器が前記液体消費装置に装着されてから最初に実行される初回メンテナンスによって消費された前記液体の初回メンテナンス量を示す初回メンテナンス量情報と、
    前記初回メンテナンス量を含み、未使用の前記液体容器に収容された前記液体のうち前記液体消費装置によって消費された前記液体の消費量を示す液体消費量情報と、を含み、
    前記液体消費装置は、
    前記液体消費装置の動作を制御する制御部と、
    情報を記憶可能な本体記憶装置と、を有し、
    前記制御部は、前記記憶装置から読み出した前記初期収容量情報と、前記初回メンテナンス量情報と、前記液体消費量情報とに基づいて、前記初期収容量と、前記初回メンテナンス量と、前記消費量と、を前記本体記憶装置に記憶させ、前記液体容器に残存する前記液体の残量を示す残量情報の要求に基づいて、前記本体記憶装置から前記初期収容量と、前記初回メンテナンス量と、前記消費量とを読み出して、前記初期収容量と前記初回メンテナンス量との差分量に対する前記初期収容量と前記消費量との差分量の割合を前記残量として算出する、
    ことを特徴とする液体消費装置。
  10. 請求項9に記載の液体消費装置において、
    前記本体記憶装置は、動作メモリーである、
    ことを特徴とする液体消費装置。
  11. 請求項9又は10に記載の液体消費装置において、
    前記制御部は、装着された前記液体容器が未使用であると判定したときに、前記初回メンテナンスの実行を決定し、前記本体記憶装置の前記初回メンテナンス量と、前記記憶装置の前記初回メンテナンス量情報とを更新する、
    ことを特徴とする液体消費装置。
  12. 請求項9又は10に記載の液体消費装置において、
    前記制御部は、
    装着された前記液体容器が未使用であると判定した後に、前記初回メンテナンスの実行が必要であるか否かを判定し、
    前記初回メンテナンスの実行が必要であると判定したときに、前記初回メンテナンスの実行を決定し、前記本体記憶装置の前記初回メンテナンス量と、前記記憶装置の前記初回メンテナンス量情報とを更新し、
    前記初回メンテナンスの実行が必要でないと判定したときに、前記本体記憶装置の前記初回メンテナンス量と、前記記憶装置の前記初回メンテナンス量情報とを維持する、
    ことを特徴とする液体消費装置。
  13. 請求項12に記載の液体消費装置において、
    前記記憶装置は、前記液体容器の使用履歴の有無を示す履歴情報を記憶可能であり、
    前記制御部は、前記記憶装置から読み出した前記履歴情報が前記使用履歴の無を示していることに基づいて前記液体容器が未使用であると判定した後に、前記初回メンテナンスの実行が必要であるか否かを判定し、
    前記初回メンテナンスの実行が必要であると判定したときに、前記初回メンテナンスの実行が完了してから、前記記憶装置の前記履歴情報を前記使用履歴の有を示す前記履歴情報に更新し、
    前記初回メンテナンスの実行が必要でないと判定したときに、前記記憶装置の前記履歴情報を前記使用履歴の有を示す前記履歴情報に更新する、
    ことを特徴とする液体消費装置。
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