JP2017165432A - 蓋材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シーラントフィルムと基材フィルムとの積層体からなり、シーラントフィルムが、高ガラス転移温度の環状オレフィン系樹脂と、低ガラス転移温度の環状ポリオレフィン系樹脂とを含有するラミネート層、オレフィン系樹脂を含有する中間層、環状オレフィン系樹脂を含有する中間層、及び、メタロセン触媒で重合された直鎖状ポリエチレンオレフィン系樹脂を含有するシール層が積層された総厚みが35μm以下のフィルムであり、ラミネート層及び中間層の合計の厚みのシーラントフィルムの総厚みに対する厚み比率が30〜60%である蓋材により、薄型であっても、好適なデッドホールド性及び易開封性を実現できる。
【選択図】 なし
Description
そして、前記ラミネート層(A)は、環状オレフィン系樹脂を樹脂成分中の80質量%以上含有し、かつ、ガラス転移温度が100℃以下の環状オレフィン系樹脂(a1)と、ガラス転移温度が100℃を越える環状ポリオレフィン系樹脂(a2)とを(a1)/(a2)で表される質量比が15/85〜15/85の割合で含有し、前記シール層(D)は、オレフィン系樹脂としてメタロセン触媒で重合された直鎖状ポリエチレン(d1)を樹脂成分中80質量%以上含有する。
さらに、シーラントフィルムの総厚みが35μm以下であり、ラミネート層(A)及び中間層(C)の合計の厚みのシーラントフィルムの総厚みに対する厚み比率が30〜60%である。
本発明に使用するシーラントフィルムのラミネート層(A)は、基材フィルムを積層する層であり、環状オレフィン系樹脂を含有する層である。当該環状オレフィン系樹脂としては、例えば、ノルボルネン系重合体、ビニル脂環式炭化水素重合体、環状共役ジエン重合体等が挙げられる。これらの中でも、ノルボルネン系重合体が好ましい。また、ノルボルネン系重合体としては、ノルボルネン系単量体の開環重合体(以下、「COP」という。)、ノルボルネン系単量体とエチレン等のオレフィンを共重合したノルボルネン系共重合体(以下、「COC」という。)等が挙げられる。さらに、COP及びCOCの水素添加物は、特に好ましい。また、環状オレフィン系樹脂の重量平均分子量は、5,000〜500,000が好ましく、より好ましくは7,000〜300,000である。
本発明に使用するシーラントフィルムの中間層(B)は、オレフィン系樹脂を含有する。当該中間層(B)を使用することで、前記ラミネート層(A)や後述する中間層(C)との層間での剥離を抑制できる。当該オレフィン系樹脂の含有量は、中間層(B)に含まれる樹脂成分中の80質量%以上であることが好ましく、90質量%以上であることがより好ましく、95質量%以上であることがさらに好ましい。
本発明に使用するシーラントフィルムは、さらに環状オレフィン系樹脂を含有する中間層(C)を有する。当該中間層(C)を有することで、優れた耐カール性やデッドホールド性を実現でき、また好適な易開封性を実現しやすくなる。
本発明に使用するシーラントフィルムは、上記ラミネート層(A)の他方の表層として、オレフィン系樹脂を含有するシール層(D)を有する。当該シール層(D)においては、当該オレフィン系樹脂として、メタロセン触媒で重合された直鎖状ポリエチレン(d1)をシール層(D)に含まれる樹脂成分中の80質量%以上使用することで、上記環状オレフィン系樹脂を複数層有する多層フィルムにおいても、ポリプロピレン系樹脂を容器に好適なシール性を発現し、易剥離性を実現できる。
本発明に使用するシーラントフィルムは、上記ラミネート層(A)、中間層(B)、中間層(C)及びシール層(D)を有する多層構成のフィルムであり、その総厚みは35μm以下である。各層間には他の任意の層を有していてもよいが、当該4層構成のフィルムを特に好ましく使用できる。本発明においては、当該シーラントフィルムを使用することで、総厚みが35μm以下の薄厚でありながら、好適なデッドホールド性や夾雑物シール性、優れた易開封性を有する。また、耐カール性にも優れる。
本発明の蓋材は、上記シーラントフィルムの表層に、基材フィルムをラミネートした積層体からなる蓋材である。基材フィルムとしては、シール性やデッドホールド性を損なわないものであれば特に制限はないが、例えば、二軸延伸ポリエステル(PET)、易裂け性二軸延伸ポリエステル(PET)、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)を中心層とした共押出二軸延伸ポリプロピレン、二軸延伸エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)をコートした共押出二軸延伸ポリプロピレン、二軸延伸ナイロン等が挙げられる。接着方法としては、ドライラミネーション、ウェットラミネーション、ノンソルベントラミネーション、押出ラミネーション等の方法が挙げられる。
環状オレフィンを含有するラミネート層(A)、オレフィン樹脂層を含有する中間層(B)、環状オレフィン樹脂を含有する中間層の樹脂層(C)及びヒートシール性のシール層(D)の各層を形成する樹脂成分として、各々下記の樹脂を使用して、各層を形成する樹脂及び樹脂混合物を調整した。
<ラミネート層(A)>
ノルボルネン系モノマーの開環重合体(ポリプラスチックス株式会社製「トパス8007F」、MFR:15g/10分(260℃、21.18N)、ガラス転移温度:70℃;以下、「COC(1)」という。)50質量部、ノルボルネン系モノマーの開環重合体(三井化学株式会社製「アペル APL6015T」、MFR:10g/10分(260℃、21.18N)、ガラス転移温度:145℃;以下、「COC(2)」という。)50質量部
<中間層(B)>
メタロセン触媒により重合された直鎖状中密度ポリエチレン(密度:0.930g/cm3、融点125℃、MFR:5g/10分(190℃、21.18N)、分子量分布(Mw/Mn)2.5;以下、「LMDPE」という。)100質量部
<中間層(C)>
COC(1)50質量部、COC(2)50質量部
<シール層(D)>
メタロセン触媒により重合された直鎖状低密度ポリエチレン(密度:0.920g/cm3、融点110℃、MFR:5g/10分(190℃、21.18N)、分子量分布(Mw/Mn)2.5;以下、「LLDPE(1)」という。)100質量部
ラミネート層(A)、中間層(B)、(C)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は42dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)、中間層(C)>
COC(1)50質量部、COC(2)47質量部、直鎖状低密度ポリエチレン(密度:0.920g/cm3、融点120℃、MFR:5g/10分(190℃、21.18N);以下、「LLDPE(2)」という。)3質量部
<中間層(B)>
LMDPE95質量部、COC(1)5質量部
ラミネート層(A)及び中間層(C)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)、中間層(C)>
COC(1)60質量部、COC(2)37質量部、LLDPE(2)3質量部
ラミネート層(A)及び中間層(C)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)、中間層(C)>
COC(1)40質量部、COC(2)57質量部、LLDPE(2)3質量部
ラミネート層(A)及び中間層(C)に使用する樹脂成分及び中間層(B)を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)、中間層(C)>
COC(1)50質量部、ノルボルネン系モノマーの開環重合体(三井化学株式会社製「アペル AP6013T」、MFR:15g/10分(260℃、21.18N)、ガラス転移温度:125℃;以下、「COC(3)」という。)47質量部、LLDPE(2)3質量部
<中間層(B)>
LLDPE(2)100質量部
ラミネート層(A)及び中間層(B)、(C)に使用する樹脂成分及びシール層(D)を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)、中間層(C)>
COC(1)50質量部、COC(2)47質量部、LLDPE(2)3質量部
<中間層(B)>
LMDPE95質量部、COC(1)5質量部
<シール層(D)>
LLDPE(1)90質量部、COC(1)10質量部
実施例1と同様にして共押出多層フィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、アルミ蒸着二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
実施例1と同様にして共押出多層フィルムを作製し、表面層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリアミドフィルム(ONY)をドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
ラミネート層(A)及び中間層(C)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)、中間層(C)>
COC(1)80質量部、COC(2)17質量部、LLDPE(2)3質量部
ラミネート層(A)及び中間層(C)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)、中間層(C)>
COC(1)20質量部、COC(2)77質量部、LLDPE(2)3質量部
ラミネート層(A)及び中間層(C)、シール層(D)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)、中間層(C)>
COC(1)50質量部、COC(2)50質量部
<シール層(D)>
メタロセン触媒により重合された直鎖状低密度ポリエチレン(密度:0.905g/cm3、融点95℃、MFR:5g/10分(190℃、21.18N)、分子量分布(Mw/Mn)2.6;以下、「LLDPE(3)」という。)100質量部
ラミネート層(A)及び中間層(C)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)、中間層(C)>
COC(1)30質量部、COC(2)30質量部、LLDPE(2)40質量部
ラミネート層(A)及び中間層(C)、シール層(D)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。更にラミネート層側に厚さ500Åの真空アルミ蒸着を施した。実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)、中間層(C)>
COC(1)50質量部、COC(2)47質量部、LLDPE(2)3質量部
<シール層(D)>
LLDPE(1)70質量部、COC(1)30質量部
ラミネート層(A)、シール層(D)の各層を形成する樹脂成分として、各々下記の樹脂を使用して、各層を形成する樹脂及び樹脂混合物を調整した。
<ラミネート層(A)>
COC(2)100質量部
<シール層(D)>
LMDPE 100質量部
シール層(D)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムの各層の厚さが5μm/25μm(合計30μm)である共押出多層フィルムを得た後、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。比較例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<シール層(D)>
チーグラナッター触媒で重合された低密度ポリエチレン(密度:0.895g/cm3、融点85℃、MFR:5g/10分(190℃、21.18N)、分子量分布(Mw/Mn)が5;以下、「LLDPE(4)」という。)100質量部
ラミネート層(A)に使用する樹脂成分を下記とした比較例2と同様にして共押出多層フィルムの各層の厚さが24μm/6μm(合計30μm)である共押出多層フィルムを得た後、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。比較例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)>
COC(1)40質量部、COC(2)20質量部、LLDPE(2)40質量部
ラミネート層(A)、中間層(B)、中間層(C)及びシール層(D)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムの各層の厚さ5μm/6μm/5μm/14μm(合計30μm)であるフィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)、中間層(C)>
COC(1)40質量部、COC(2)20質量部、LLDPE(2)40質量部
<中間層(B)>
LLDPE(2)100質量部
<シール層(D)>
低密度ポリエチレン〔密度:0.92g/cm3、融点120℃、MFR:5g/10分(190℃、21.18N)、;以下、「LDPE」という。〕を100質量部
ラミネート層(A)、中間層(B)、中間層(C)及びシール層(D)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムの各層の厚さ6μm/13μm/6μm/5μm(合計30μm)であるフィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<ラミネート層(A)、中間層(C)>
COC(2)100質量部
<中間層(B)>
LMDPE100質量部
<シール層(D)>
LLDPE(4) 100質量部
シール層(D)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムの各層の厚さ6μm/15μm/6μm/3μm(合計30μm)であるフィルムを作製し、表面層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<シール層(D)>
LLDPE(4) 100質量部
シール層(D)に使用する樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルムの各層の厚さ2μm/12μm/2μm/14μm(合計30μm)であるフィルムを作製し、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。処理面側に実施例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<シール層(D)>
メタロセン触媒を用いて重合されたプロピレン・α−オレフィンランダム共重合体〔密度:0.900g/cm3、融点135℃、MFR:4g/10分(230℃、21.18N);以下、「MRCP」という。)100質量部
シール層(D)に使用する樹脂成分を下記とした以外は比較例1と同様にして共押出多層フィルムの各層の厚さが6μm/24μm(合計30μm)である共押出多層フィルムを得た後、ラミネート層(A)表面にコロナ処理を施した。コロナ処理面の濡れ試薬による表面張力は43dyne/cmであった。比較例1と同様にして、二軸延伸ポリエステルフィルムをドライラミネートし、ラミネートフィルムを得た。
<シール層(D)>
接着性酸変性ポリエチレン〔東ソー株式会社製、密度:0.940g/cm3、MFR:28g/10分(190℃、21.18N)「MX28」;以下、「EVA」100質量部
上記で得られたフィルムを、タブ部(13mm)を有する80mmφで打ち抜いた蓋材として、PP容器(外径70mmφ 厚み700μm、フランジ幅 5mm)に、140℃から170℃で最適ヒートシール強度になるよう調整シールした。90度以上折り曲げた状態を確保するため、蓋材の上から二軸延伸ポリスチレンシートを成形したオーバーキャップ用の蓋を勘合し、0℃冷蔵下で、5時間放置した。その後オーバーキャップ蓋を外し、蓋材タブの戻り角を測定し、下記により評価した。
タブの戻り角 0° 戻らない ◎
0〜20° 戻る ○
20〜45° 戻る △
45°以上 戻る ×
○:5N/1カップ以上25N/1カップ以下
×:5N/1カップ未満、または、25N/1カップより大きい(開封できない)かフィルムが裂ける
突起フランジ付の円形PP容器(90mm径、フランジ幅7mm、突起幅1mm、突起高さ0.7mm、厚さ600μm)上に、市販のプリン0.5gを4隅に載せた。その後作成したラミネートフィルムを180℃、1秒、0.2MPaでシールし、封緘強度を測定した。
◎:20MPa以上
○:12MPa以上20MPa未満
×:12MPa未満
各多層フィルムを、縦横10cm四方に切り出し、40℃湿度90%下に24時間保存した。平面にフィルムを広げ両端面が捲り上がった高さを測定し下記の基準によって評価した。
〇:5cm未満
×:5cm以上
Claims (3)
- ポリプロピレン系樹脂を含有する被シール面を有する容器に使用する蓋材であって、
シーラントフィルムと基材フィルムとの積層体からなり、
前記シーラントフィルムが、環状オレフィン系樹脂を含有するラミネート層(A)、オレフィン系樹脂を含有する中間層(B)、環状オレフィン系樹脂を含有する中間層(C)及び、オレフィン系樹脂を含有するシール層(D)が積層されたシーラントフィルムであり、
ラミネート層(A)が、ガラス転移温度が100℃以下の環状オレフィン系樹脂(a1)と、ガラス転移温度が100℃を越える環状ポリオレフィン系樹脂(a2)とを含有し、
ラミネート層(A)に含まれる樹脂成分中の環状オレフィン系樹脂の含有量が80質量%以上であり、前記環状オレフィン系樹脂中のガラス転移温度が100℃以下の環状オレフィン系樹脂(a1)とガラス転移温度が100℃を越える環状ポリオレフィン系樹脂(a2)との含有量の質量比(a1)/(a2)が、15/85〜85/15であり、
シール層(D)が、オレフィン系樹脂としてメタロセン触媒で重合された直鎖状ポリエチレン(d1)を含有し、
シール層(D)に含まれる樹脂成分中のメタロセン触媒で重合された直鎖状ポリエチレン(d1)の含有量が80質量%以上であり、
前記シーラントフィルムの総厚みが35μm以下であり、ラミネート層(A)及び中間層(C)の合計の厚みのシーラントフィルムの総厚みに対する厚み比率が30〜60%であることを特徴とする蓋材。 - 前記直鎖状ポリエチレン(d1)が、メタロセン触媒を用いて重合された直鎖状ポリエチレンである請求項1に記載の蓋材。
- 前記シーラントフィルムのラミネート層(A)側表面にアルミニウム蒸着層を有する請求項1又は2に記載の蓋材。
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