JP2017200674A - 酸化触媒 - Google Patents

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篤史 紅谷
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Abstract

【課題】Pt原子1個当たりの酸化触媒活性(例えば、CO酸化触媒活性)に優れた酸化触媒を提供すること。
【解決手段】アルミナ担体と、該アルミナ担体に担持されている、18〜40個のPt原子からなるPtクラスタとを備えていることを特徴とする酸化触媒。
【選択図】なし

Description

本発明は、酸化触媒に関し、より詳しくは、Ptクラスタを含む酸化触媒に関する。
自動車エンジン等の内燃機関からの排ガスを浄化する触媒として、様々な酸化触媒が検討されている。例えば、炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)を効率よく酸化浄化することができる触媒としては、アルミナ等の金属酸化物担体にPt等の貴金属を担持した酸化触媒が知られている。しかしながら、Pt等の貴金属は希少金属であり、その危機管理や価格の観点から、近年、Pt等の貴金属の使用量の低減が要求されている。
そこで、貴金属の使用量を低減するためには、貴金属原子1個当たりの触媒活性を向上させることが重要となる。例えば、Catal.Sci.Technol.、2011年、第1巻、第1490〜1495頁(非特許文献1)には、TiO(110)面上に担持したサイズ選別PtクラスタがCO酸化触媒として機能することが記載されており、このPtクラスタにおいては、Pt原子数が7個又は8個の場合にPt原子1個当たりのCO酸化反応速度が最大になることも記載されている。すなわち、TiO(110)面上に担持したサイズ選別PtクラスタをCO酸化触媒として使用する場合には、Pt原子数が7個又は8個のPtクラスタを使用することによって、Pt使用量を低減できることが示唆されている。
Y.Watanabeら、Catal.Sci.Technol.、2011年、第1巻、第1490〜1495頁
しかしながら、TiO(110)面上に担持したサイズ選別Ptクラスタにおいても、Pt原子1個あたりの酸化触媒活性は必ずしも十分ではなく、Pt使用量の低減を十分に図ることができなかった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、Pt原子1個当たりの酸化触媒活性(例えば、CO酸化触媒活性)に優れた酸化触媒を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、アルミナ担体に、所定量のPt原子を有するPtクラスタを担持させることによって、Pt原子1個当たりの酸化触媒活性が非常に高い酸化触媒が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の酸化触媒は、アルミナ担体と、該アルミナ担体に担持されている、18〜40個のPt原子からなるPtクラスタとを備えていることを特徴とするものである。このような酸化触媒においては、前記Ptクラスタの全てが同一のPt原子数を有していることが好ましい。
本発明によれば、Pt原子1個当たりの酸化触媒活性(例えば、CO酸化触媒活性)が非常に高い酸化触媒を得ることが可能となる。
本発明に用いられるクラスタイオン照射装置を模式的に示す概略縦断面図である。 実施例及び比較例で得られた酸化触媒中のPt原子数とPt原子1個当たりのCO生成量(分子数)との関係を示すグラフである。
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。
先ず、本発明の酸化触媒について説明する。本発明の酸化触媒は、アルミナ担体と、このアルミナ担体に担持されているPtクラスタとを備えるものである。アルミナ担体にPtクラスタを担持させることによって、Ptクラスタがアルミナ担体に良好に固定された酸化触媒を得ることができる。
また、本発明の酸化触媒において、前記Ptクラスタは、18〜40個のPt原子によって構成されるものである。Pt原子の数が前記範囲内にあるPtクラスタがアルミナ担体に担持されている触媒は、非常に高い酸化触媒活性(特に、CO酸化触媒活性)を発現する。一方、Pt原子数が前記下限未満又は前記上限を超えると、酸化触媒活性が低下する。また、より高い酸化触媒活性が発現するという観点から、Pt原子数としては18〜32個が好ましく、20〜30個がより好ましく、25〜30個が特に好ましい。
さらに、本発明の酸化触媒においては、Ptクラスタの全てが同一のPt原子数を有していることが好ましい。これにより、更に高い酸化触媒活性が発現する傾向にある。
このような本発明の酸化触媒は、例えば、公知の方法によりPtクラスタを生成させ、生成した種々のPt原子数を有するPtクラスタ群の中から所定のPt原子数を有するPtクラスタを選別し、選別したPtクラスタをアルミナ基材等のアルミナ担体上に堆積させることによって製造することができる。このような酸化触媒の製造方法としては、例えば、特開2016−51524号公報に記載の荷電粒子照射方法を適用することができる。
以下、特開2016−51524号公報に記載の荷電粒子照射装置をクラスタイオン照射装置として用いて、本発明の酸化触媒を製造する方法について説明する。図1は、クラスタイオン照射装置を模式的に示す概略縦断面図である。先ず、クラスタイオンビーム生成手段11のエネルギー照射装置(図示なし)を用いてPtターゲット(図示なし)にエネルギーを照射してPtターゲットからPtクラスタイオンを生成させ、生成したPtクラスタイオンは、PtクラスタイオンビームB1の照射方向に配置された台座に載置されたアルミナ担体(アルミナ基材)に向けてPtクラスタイオンビームB1として出射される。
Ptターゲットにエネルギーを照射する方法としては特に制限はないが、効率よくPtクラスタイオンが生成されるという観点から、イオンスパッタリング法、マグネトロンスパッタリング法、イオンビームスパッタリング法等の公知のスパッタリング方法や、いわゆるレーザー蒸発法で利用する公知のレーザー照射方法を採用することが好ましい。
Ptターゲットへのエネルギー照射条件としては、PtターゲットからPt原子及び/又はPtイオンを放出させることが可能な条件であれば特に制限はなく、使用するエネルギー照射装置の種類に応じて適宜設定できる。例えば、エネルギー照射装置としてマグネトロンスパッタ装置を用いる場合には、より効率よくPtクラスタイオンが生成されるという観点から、Ptターゲット表面上の磁場を0〜2000ガウス(より好ましくは200〜2000ガウス)に設定し、放電気体としてヘリウムやアルゴン等の希ガス(不活性ガス)を用い、放電電力を15〜100W(より好ましくは20〜45W)、放電電流を10〜400mA(より好ましくは100〜300mA)に設定することが好ましい。
このような条件でPtターゲットにエネルギーを照射すると、PtターゲットからPt原子及び/又はPtイオンが気相中に放出され、このPt原子及び/又はPtイオンはエネルギー照射装置が収容されているクラスタイオン生成処理容器(図示なし)の出口に向かって飛行する。このとき、希ガスとの衝突により他のPt原子やPtイオンに接触し、これらが凝集、成長して、種々のPt原子数を有するPtクラスタイオンが形成される。
クラスタイオン生成処理容器内の温度としては特に制限はないが、Ptクラスタイオンが効率よく生成されるという観点から、10〜150K(ケルビン)が好ましい。また、クラスタイオン生成処理容器内の圧力としては特に制限はないが、1〜20kPaが好ましい。クラスタイオン生成処理容器内の圧力が前記下限未満になると、Ptクラスタイオンが生成しにくくなる傾向にあり、他方、前記上限を超えると、生成したPtクラスタイオンがクラスタイオン生成処理容器から出射されにくくなる傾向にある。
このようにして生成したPtクラスタイオンは、クラスタイオン生成処理容器から出射され、イオンガイド41を通過してマスフィルタ42に導入される。イオンガイド41を使用することによって、効率よくマスフィルタ42にPtクラスタイオンを導入することができる。また、マスフィルタ42によって、導入された種々のPt原子数を有するPtクラスタイオン群の中から、Ptクラスタイオンのサイズに基づいて所定のPt原子数を有するPtクラスタイオンが選別される。Ptクラスタイオンの選別方法としては特に制限はなく、例えば、マスフィルタ42として、多重極子質量分析器や磁場偏向型質量分析器、飛行時間型分析器等の公知の分析器を用いた公知の質量選別方法を採用することができる。具体的には、例えば、マスフィルタ42として多重極子質量分析器を用いる場合には、多重極子間の電場を制御することによって、所望のPt原子数を有するPtクラスタイオンを選別することができる。
本発明においては、このようなマスフィルタ42によって、Pt原子数が18〜40個(好ましくは18〜32個、より好ましくは20〜30個、特に好ましくは25〜30個)のPtクラスタイオンを選別する。このようなPt原子数のPtクラスタイオンを選別することによって、非常に高い酸化触媒活性(特に、CO酸化触媒活性)を発現する酸化触媒を得ることができる。また、全てのPtクラスタイオンが同じPt原子数を有するように、Ptクラスタイオンの選別を行うことが好ましい。これにより、更に高い酸化触媒活性が発現する酸化触媒を得ることができる。
このようにして選別された所定のPt原子数を有するPtクラスタイオンは、マスフィルタ42から放出され、イオンガイド43を通過してクラスタイオン偏向器51に導入される。イオンガイド43を使用することによって、効率よくクラスタイオン偏向器51にPtクラスタイオンを導入することができる。また、クラスタイオン偏向器51によって、所定のPt原子数を有するPtクラスタイオンのみを偏向させ、マスフィルタ42によって選別できなかった中性Ptクラスタ等の非選別物質を偏向せずに通過させる。これにより、中性Ptクラスタ等の非選別物質を排除することができる。Ptクラスタイオンの偏向方法としては特に制限はなく、例えば、クラスタイオン偏向器51として、イオンディフレクタ等の公知のイオン偏向器を用いた公知のイオン偏向方法を採用することができる。
このようにして選別、偏向された所定のPt原子数を有するPtクラスタイオンは、静電レンズ61を通過して対向偏向電極21に導入され、PtクラスタイオンビームB1として堆積処理容器31内の台座(図示なし)に載置されているアルミナ担体(アルミナ基材)M1に照射される。このとき、特開2016−51524号公報に記載されているように、PtクラスタイオンビームB1は、対向偏向電極21において偏向され、アルミナ担体(アルミナ基材)のPtクラスタイオン照射領域内をリサージュ図形に沿ってリサージュ走査しながらアルミナ担体M1に照射される。これにより、Ptクラスタイオン照射領域内にPtクラスタイオンビームB1を均一に照射することができ、アルミナ担体M1上に均一にPtクラスタイオンを堆積することが可能となる。
堆積処理容器31内の温度としては特に制限はないが、800K以下が好ましい。堆積処理容器内の温度が前記上限を超えると、Ptクラスタが熱的に拡散し、凝集する傾向にある。
このようにアルミナ担体M1上にPtクラスタイオンビームB1を照射されると、Ptクラスタイオンがアルミナ担体M1に接触(衝突)した瞬間には、その衝突点付近は高温、高圧となり、Ptクラスタイオンは、アルミナ担体M1を構成するアルミニウム原子又はアルミナ担体M1に堆積したPtクラスタ(イオン)と強く結合する。その結果、Ptクラスタがアルミナ担体M1やアルミナ担体M1に堆積したPtクラスタに良好に固定された酸化触媒を得ることができる。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示すクラスタイオン照射装置を用いて、アルミナ基材上にPt原子数が25個のPtクラスタイオンを堆積させた。
クラスタイオンビーム生成手段11におけるエネルギー照射装置(図示なし)としては、マグネトロンスパッタ装置(Angstrom社製「ONYX−1」)を使用し、クラスタイオン生成処理容器(図示なし)としては、直径50cm、長さ80cmのステンレス製の筒状容器を使用した。このクラスタイオン生成処理容器においては、生成したPtクラスタイオンの放出口(Ptクラスタイオンビーム出射口)が形成されている面から気体導入用のガス流入管(図示なし)が接続された面に向かって70cmの範囲で、その側面を液体窒素シュラウドにより77Kに冷却した。また、クラスタイオン生成処理容器には、脱気装置(図示なし)を接続して内部の圧力を調整するとともに、アルゴンガスとヘリウムガスをガス流入管から流入させた。Ptターゲット(図示なし)としては、直径2インチ、厚さ1/8インチの白金板(白金の含有量:99.99質量%)を使用した。イオンガイド41及び43としては、四極子イオンガイド(Extrel社製)を使用した。マスフィルタ42としては、四重極子質量分析器(Extrel社製)を使用した。クラスタ偏向器51としては、Extrel社製の偏向器を使用し、マスフィルタ42から放出されたクラスタイオンを90°偏向させた。静電レンズ61としては、アインツェルレンズ(Einzel Lens、Extrel社製)を使用した。対向偏向電極21としては、特開2016−51524号公報に記載された、一対のX軸方向電極(SUS製)と一対のY軸方向電極(SUS製)が2段で構成される対向偏向電極を使用した。なお、この対向偏向電極21へは、特開2016−51524号公報に記載された方法に従って電圧を印加した。堆積処理容器31としては、直径35cm、長さ80cmのステンレス製の筒状容器を使用し、容器内を真空状態にできるように脱気装置と接続した。アルミナ担体としては、NiAl(110)基板(Surface Preparation Laboratory社製、縦10mm×横6mm×厚さ2mm)を表面酸化して作製したアルミナ基材を使用した。
クラスタイオンビーム生成手段11を下記条件で作動させてPtクラスタイオンを生成させた。生成したPtクラスタイオンを出射させ、イオンガイド41を通過させて下記条件で作動しているマスフィルタ42に導入し、Pt原子数が25個のPtクラスタイオンを選別してマスフィルタ42から放出させた。放出したPtクラスタイオンを、イオンガイド43を通過させてクラスタイオン偏向器51に導入して90°偏向させるとともに、中性Ptクラスタ等の非選別物質を除去した。偏向したPtクラスタイオンを、静電レンズ61及び所定の条件で電圧が印加されている対向偏向電極21を通過させて、下記条件の堆積処理容器31内の台座に載置されているアルミナ基材に堆積させ、アルミナ担体上にPt原子数が25個のPtクラスタが担持された酸化触媒を得た。この酸化触媒におけるPtクラスタ担持量は8.7×10−9gであった。
[クラスタイオンビーム生成手段11]
エネルギー照射装置:マグネトロンスパッタ装置
Ptターゲット:直径2インチ、厚さ1/8インチの白金板(白金の濃度:99.99重量%以上)
Ptターゲット面の磁場:1300ガウス
放電気体:アルゴン(毎分80ccの流量で導入)、ヘリウム(毎分200ccの流量で導入)
放電電力:25W
放電電流:200mA
クラスタイオン生成処理容器のPtクラスタイオン放出口における圧力:0.1Pa
クラスタイオン生成処理容器の前記放出口が形成されている面の近傍の側面の温度:77K(液体窒素温度)。
[マスフィルタ42]
マスフィルタ:四重極子質量分析器(質量数1a.m.uの差を認識できる装置)
選別質量:4875Da
分解能:m/dm=100(質量数)。
[堆積処理容器31]
アルミナ担体:アルミナ基材(NiAl(110)基板を表面酸化して作製したもの)
容器内の圧力:10−8Pa
衝突エネルギー:2eV/atom以下
クラスタイオンのイオン電流の強度:200pA
基板温度:室温
堆積処理時間:120分。
(実施例2)
マスフィルタの選別質量を5850Daに変更してPt原子数が30個のPtクラスタイオンを選別した以外は実施例1と同様にして、アルミナ担体上にPt原子数が30個のPtクラスタが担持された酸化触媒を得た。この酸化触媒におけるPtクラスタ担持量は8.7×10−9gであった。
(実施例3)
マスフィルタの選別質量を3705Daに変更してPt原子数が19個のPtクラスタイオンを選別した以外は実施例1と同様にして、アルミナ担体上にPt原子数が19個のPtクラスタが担持された酸化触媒を得た。この酸化触媒におけるPtクラスタ担持量は8.7×10−9gであった。
(実施例4)
マスフィルタの選別質量を3510Daに変更してPt原子数が18個のPtクラスタイオンを選別した以外は実施例1と同様にして、アルミナ担体上にPt原子数が18個のPtクラスタが担持された酸化触媒を得た。この酸化触媒におけるPtクラスタ担持量は8.7×10−9gであった。
(実施例5)
マスフィルタの選別質量を6240Daに変更してPt原子数が32個のPtクラスタイオンを選別した以外は実施例1と同様にして、アルミナ担体上にPt原子数が32個のPtクラスタが担持された酸化触媒を得た。この酸化触媒におけるPtクラスタ担持量は8.7×10−9gであった。
(実施例6)
マスフィルタの選別質量を6825Daに変更してPt原子数が35個のPtクラスタイオンを選別した以外は実施例1と同様にして、アルミナ担体上にPt原子数が35個のPtクラスタが担持された酸化触媒を得た。この酸化触媒におけるPtクラスタ担持量は8.7×10−9gであった。
(実施例7)
マスフィルタの選別質量を7800Daに変更してPt原子数が40個のPtクラスタイオンを選別した以外は実施例1と同様にして、アルミナ担体上にPt原子数が40個のPtクラスタが担持された酸化触媒を得た。この酸化触媒におけるPtクラスタ担持量は8.7×10−9gであった。
(比較例1)
マスフィルタの選別質量を2925Daに変更してPt原子数が15個のPtクラスタイオンを選別した以外は実施例1と同様にして、アルミナ担体上にPt原子数が15個のPtクラスタが担持された酸化触媒を得た。この酸化触媒におけるPtクラスタ担持量は8.7×10−9gであった。
(比較例2)
マスフィルタの選別質量を1365Daに変更してPt原子数が7個のPtクラスタイオンを選別した以外は実施例1と同様にして、アルミナ担体上にPt原子数が7個のPtクラスタが担持された酸化触媒を得た。この酸化触媒におけるPtクラスタ担持量は8.7×10−9gであった。
<CO酸化触媒活性>
実施例及び比較例で得られた酸化触媒を温度300Kで2×1017個の酸素分子に曝露した後、温度90Kで2×1014個の一酸化炭素分子に曝露した。その後、酸化触媒を90Kから1000Kまで加熱した。加熱開始から加熱終了までの間に生成した二酸化炭素量を測定し、使用した酸化触媒におけるPtクラスタ担持量とPt原子数とを考慮して、Pt原子1個当たりのCO生成量(分子数)を算出した。その結果を図2に示す。
図2に示したように、アルミナ基材上にPt原子数が18〜40個のPtクラスタが担持されている酸化触媒は、Pt原子数が15個以下のPtクラスタが担持されている酸化触媒に比べて、Pt原子1個あたりのCO生成量(分子数)が非常に多く、Pt原子1個当たりの酸化触媒活性が非常に高い酸化触媒であることが確認された。
以上説明したように、本発明によれば、Pt原子1個当たりの酸化触媒活性が非常に高い酸化触媒を得ることが可能となる。したがって、本発明の酸化触媒においては、Ptの使用量を低減することが可能となり、経済性に優れた酸化触媒として有用である。また、本発明の酸化触媒は、低温での酸化触媒活性にも優れており、低温での酸化反応に用いられる触媒としても有用である。
11:クラスタイオンビーム生成手段、21:対向偏向電極、31:堆積処理容器、41:イオンガイド、42:マスフィルタ、43:イオンガイド、51:クラスタイオン偏向器、61:静電レンズ、B1:Ptクラスタイオンビーム、M1:アルミナ担体。

Claims (2)

  1. アルミナ担体と、該アルミナ担体に担持されている、18〜40個のPt原子からなるPtクラスタとを備えていることを特徴とする酸化触媒。
  2. 前記Ptクラスタの全てが同一のPt原子数を有していることを特徴とする請求項1に記載の酸化触媒。
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