JP2017204795A - 追尾装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】追尾開始時の取得映像を良好なものとする自動追尾撮影システムを提供する。
【解決手段】追尾処理装置40は、あらかじめ設定された範囲を監視する第1のカメラ20aから出力された画像に基づいて追尾すべき被写体を認識し、認識した被写体の速度を算出し、算出した速度から被写体の移動する位置を予測し、予測した被写体位置に基づき、撮影光軸や撮影画角を変化させることができる第2のカメラ20bの撮影光軸を被写体に向けるように制御する。そして、第2のカメラから出力された画像に基づいて追尾すべき被写体を認識し、認識した被写体が、第2のカメラの撮影画面の中央に捕捉されるように撮影光軸もしくは撮影画角を雲台10で制御する。第2カメラにより被写体を捕捉した後は、第2カメラの撮影光軸や撮影画角を制御して被写体の追尾撮影を行うように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、追尾対象物を自動で追尾する自動追尾装置に関し、特に複数台のカメラを連携させて追尾対象物を追尾する自動追尾雲台カメラシステムに関する。
近年、雲台カメラをズーム・パン・チルト制御することで、被写体を自動で追尾する自動追尾雲台カメラシステムが提案されている。
上記の分野の従来技術として、特許文献1には、オペレータが操作器から画面上に追尾被写体の目標位置を設定し、自動追尾時にはその位置に被写体を画面内において相対的に停止するように雲台を制御することが開示されている。
また特許文献2には、広角なレンズを搭載し撮影範囲の広い固定カメラと、固定カメラよりも狭い画角を持ち駆動制御により光軸を傾けることができる望遠カメラを連携させて追尾撮影を行う手法が提案されている。
特開平8−74296号公報 特許第4188394号公報
固定カメラにより被写体を認識し、認識した被写体の座標情報に基づいて望遠カメラを制御することで、広い探索範囲と被写体の拡大画像の両立が可能となっている。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、被写体がカメラの画角内に入っていない場合には、追尾を開始することができないといったことがある。特に、一つの被写体を追尾中に別方向から新たな被写体が現れた場合には、画像認識によって新たな被写体を認識することができないため、追尾を開始することができなかった。
特許文献2に開示された従来技術では、広角固定カメラの画像によって被写体を認識することができるため広い範囲の被写体を探索することができる。
しかし、認識した被写体を望遠カメラの画角内に捕捉する動作を行っている間に被写体が大きく移動すると、捕捉動作に無駄な動きが発生してしまうことがある。さらに捕捉動作中に被写体が広角カメラの画角外に出てしまった場合には、望遠カメラによる追尾撮影を開始することが出来ない可能性もある。
そこで、本発明は、複数台のカメラを連携させて被写体を追尾する自動追尾雲台カメラシステムにおいて、認識した被写体が雲台カメラで捕捉する動作中に移動してしまう場合においても、無駄な動作なく短時間で追尾を開始することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る自動追尾装置は、
少なくとも一台の、あらかじめ設定された範囲を監視する第1のカメラと、
少なくとも一台の、ズーム・パン・チルトの少なくともいずれか一つを駆動する雲台装置に搭載され、撮影光軸もしくは撮影画角を変化させることができる第2のカメラと、
前記第1、第2のカメラから出力された画像信号から追尾すべき被写体を認識し、前記第2のカメラを動作させ前記被写体を追尾するための制御演算を行う追尾処理装置と、
から構成される自動追尾装置において、
前記追尾処理装置は、
前記第1のカメラから出力された画像に基づいて追尾すべき被写体を認識する第1カメラ被写体認識手段と、
前記第1カメラ被写体認識手段が認識した前記被写体の速度を算出する被写体速度算出手段と、
前記被写体速度算出手段が算出した速度から前記被写体の移動する位置を予測する被写体位置予測手段と、
前記被写体位置予測手段が予測した被写体位置に基づき、前記被写体に前記第2のカメラの撮影光軸を向けるように前記雲台装置を制御する被写体捕捉手段と、
前記第2のカメラから出力された画像に基づいて追尾すべき被写体を認識する第2カメラ被写体認識手段と、
前記第2カメラ被写体認識手段が認識した前記被写体が、前記第2のカメラの撮影画面の中央に捕捉されるように前記雲台装置を駆動制御する第2カメラ追尾制御手段とを有し、
前記第2カメラ被写体認識手段が被写体を認識した後は、前記被写体捕捉手段に代えて前記第2カメラ追尾制御手段により前記雲台装置を制御し前記被写体の追尾撮影を行うことを特徴とする。
本発明に係る自動追尾カメラの制御装置および自動追尾カメラの制御方法によれば、認識した被写体が雲台カメラで捕捉する動作中に移動してしまう場合においても、無駄な動作なく短時間で追尾を開始することが出来る。
実施例1における追尾システムの構成図である。 実施例1におけるカメラの配置を示した説明図である。 実施例1における処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1の手法の効果を示した説明図である。 実施例2における追尾システムの構成図である。 実施例2における処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2の手法の効果を示した説明図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例1]
以下、図1を参照して、本発明の第1の実施例による構成について説明する。
本実施例の追尾システムは、雲台10、第1のカメラ20a、第2のカメラ20b、第1のレンズ30a、第2のレンズ30bおよび追尾処理装置40から構成される。図2で示されるように、本実施例においては、第1のカメラ20aは固定された広角のカメラを使用し、第2のカメラ20bは雲台10によりパン・チルト・ズーム駆動可能なカメラを使用している。図2の、A、Bはそれぞれ第1のカメラ20a、第2のカメラ20bの画角を示している。2台のカメラはそれぞれ追尾処理装置40と信号線で接続され、画像信号や制御信号を通信している。
雲台10は雲台CPU11、追尾処理装置間通信部12、パン制御部13a、チルト制御部13b、パンモータ14a、チルトモータ14b、ズーム制御部15a、フォーカス制御部15b、カメラ制御部16から構成される。
被写体追尾時において、雲台10は、まず追尾処理装置通信部12で追尾処理装置40からの操作信号を受信する。受信した操作信号を雲台CPU11が解釈し、操作信号に適した動作を行う。操作信号がパン・チルトの駆動命令であった場合には、パン・チルト制御部13a・bを制御することによって、パン・チルトモータ14a・bを駆動させる。ズーム・フォーカスの駆動命令であった場合には、ズーム・フォーカス制御部15a・bを制御することによって、レンズ30を駆動させる。各種カメラの制御命令であった場合には、カメラ制御部16を制御し、カメラ20を制御する。
追尾処理装置40は、画像処理部41、画像処理メモリ42、画像処理プロセッサ43、テンプレートメモリ44、追尾処理装置CPU45、操作器間通信部46、雲台間通信部47から構成される。上記の内追尾処理装置CPU45は、第1カメラ被写体認識部45a、第2カメラ被写体認識部45b、被写体速度算出部45c、被写体位置予測部45d、被写体捕捉制御部45e、被写体追尾制御部45fを機能として含み、これら機能を統括制御している。
追尾処理装置40は、まず第1のカメラ20a、第2のカメラ20bから受信した映像信号を画像処理部41が1フレームごとの画像データに変換し画像処理メモリ42に保存する。画像処理プロセッサ43は、テンプレートメモリ44に保存されている画像を基準画像とし、画像処理メモリ42に保存されている画像に対して輝度パターンによるテンプレートマッチングを行うことで、被写体の有無を判定する。画像処理メモリ42の中の基準画像との類似度が、あらかじめ設定されている被写体認識の閾値THを上回る領域がある場合には、被写体が存在すると判定し、その結果を追尾処理装置CPU45に送る。
一方、画像処理プロセッサ43は、閾値THを超える領域が存在しない場合には、被写体が存在しないものとし、その結果を追尾処理装置CPU45に送る。追尾処理装置CPU45内の第1カメラ被写体認識部45a、第2カメラ被写体認識部45bは、それぞれ対応したカメラの画面内に被写体が存在する場合、撮影する画面内において長方形の形状として認識された被写体領域の4頂点の座標を算出する。第1のカメラ20aにおいて被写体が観測された場合は、抽出した被写体情報を被写体速度算出部45c、被写体位置予測部45dに送る。そして、第2のカメラ20bにおいて被写体が観測された場合は、抽出した被写体情報を被写体追尾制御部45fに送る。
また、追尾処理装置CPU45は、雲台間通信部47と追尾処理装置間通信部12を通じて、雲台CPU11から現在の雲台位置情報を取得することが出来る。この雲台位置情報は、雲台CPU11がパン制御部13a、チルト制御部13b、ズーム制御部15bからフィードバックを受け、情報を保持しているものである。第1のカメラ20aで被写体を観測した場合、被写体速度算出部45cは、雲台位置情報と前記画面内における被写体の移動量から、被写体の速度を算出する。被写体位置予測部45dは、算出した被写体速度と雲台位置情報、第1カメラ被写体認識部45aが抽出した被写体情報をもとに被写体の移動予測をたてる。
そして、被写体捕捉制御部45eは、立てられた被写体の移動予測から被写体を第2のカメラ20bの画面内に捕捉するために必要な駆動速度を算出し、雲台CPU11に制御命令を送る。第2のカメラ20bで被写体を観測した場合は、第2カメラ被写体認識部45bが抽出した被写体情報をもとに、被写体追尾制御部45fが被写体を画面中央に留めるように追尾するための雲台の駆動速度を算出し、雲台CPU11に対して制御命令を送る。
以下に、本実施例における追尾処理装置CPU45の基本処理の流れについて、図3のフローチャートをもとに説明する。
追尾処理が開始されると、まず、第1カメラ被写体認識部45aが前述の画像処理プロセッサ43から被写体情報を受信し、画面内に被写体が存在するかを判定する(S101)。被写体が存在しない場合には、検出処理を繰り返す。存在する場合にはその位置を算出すする(S102)。次に、被写体速度算出部45cが被写体の移動速度を算出し(S103)、その情報をもとに被写体位置予測部45dが被写体の移動予測をたてる(S104)。そして、被写体捕捉制御部45eは、立てられた被写体の移動予測をもとに最短時間で第2のカメラ20bの画面に被写体を捕捉するための雲台10の駆動速度を算出し、捕捉制御を行う(S105)。
第2カメラ被写体認識部45bは、第2のカメラ20bの画面に被写体を捕捉できたかを判定し(S106)、捕捉できていない場合はS102〜S105の処理を繰り返す。捕捉できた場合には、被写体捕捉制御部45eは捕捉制御をし、代わりに、第2カメラ被写体認識部45bが被写体情報を取得し(S107)、被写体追尾制御部45fが被写体を第2のカメラ20bの画面中央に留めるように追尾制御を行う(S108)。最後に、追尾を終了するかを判定し(S109)、追尾を終了しない場合は、S107〜S109を繰り返す。追尾を終了する場合にはS101の処理に戻り被写体を再探索する。
以上のように、本実施例においては、第1のカメラ20aの画像から被写体の移動予測をたて、その予測をもとに雲台を制御し、最短の時間で第2のカメラの画面内に被写体を捕捉するように制御する。図4は、本実施例を用いた場合の効果を示している。まず、被写体を第1のカメラ20aで認識したのち、第2のカメラ20bで被写体を撮影するべく捕捉制御を行う。図4aで示す従来技術では、常に被写体の現在位置に向けて捕捉制御を行うため、捕捉制御動作中に被写体が移動してしまうと最短距離で被写体を捉える事が出来なくなってしまう。
また、捕捉が完了する前に被写体が第1のカメラ20aの画面外に出てしまうと、被写体の現在位置が取得できなくなってしまうため、捕捉制御を行うことができなくなってしまう。しかし、本実施例を適用した場合には、図4bのように被写体の移動予測を用いて最短距離で雲台10を駆動制御するため、無駄な動作なく第2のカメラ20bで被写体を捕捉することができる。また、捕捉完了前に被写体が第1のカメラ20aの画面外に出てしまった場合にも、保持している被写体の移動予測を用いて雲台10を制御することで、被写体捕捉制御を継続することができる。
本実施例においては、第1のカメラ20aを広角で固定されたカメラとしているが、雲台のような駆動装置を用いて駆動させてもよい。また用いるカメラを2台としているが、第1、第2のカメラの役割に相当するカメラを複数台ずつ用いてもよい。被写体を認識する手法を画像認識としているが、他の認識手段、例えばレーダーを利用した被写体認識等を用いてもよい。また、被写体を認識する領域を長方形としたが、この形状は特に限定されるものではない。
さらに、被写体の速度算出を被写体の画面上における大きさと雲台位置情報を用いて行うとしたが、別の手法によって算出してもよい。また、追尾処理装置40において、画像処理プロセッサ43、雲台間通信部46と追尾処理装置CPU45を別のものとしているが、ひとつのCPUで処理してもよいし、テンプレートメモリ44については、CPUの内蔵メモリを用いてもよい。また、追尾処理装置40の機能については、雲台10内部に組み込んでもよいし、雲台CPU11に統合してもよい。
[実施例2]
以下、本発明の第2の実施例について説明する。
本実施例におけるシステムの構成を図5に示す。実施例1と比較して追尾処理装置CPU45内の機能構成に被写体サイズ予測部45fが追加されている。追尾の基本処理のフローは図6に示す。
まず、実施例1と同様に、第1カメラ被写体認識部45aが被写体の存在有無を判定し(S201)、被写体が存在しない場合には検出処理を繰り返す。存在する場合にはその位置とサイズを算出する(S202)。次に、被写体速度算出部45cが被写体の移動速度を算出し(S203)、被写体サイズ変化速度算出部45dが被写体の画面上におけるサイズ変化速度を算出する(S204)。そして被写体の移動速度をもとに被写体位置予測部45eが被写体の移動予測をたて(S205)、被写体サイズ変化速度をもとに被写体サイズ予測部45fが第2のカメラ20bで撮影した場合の被写体のサイズを予測する(S206)。
そして、被写体捕捉制御部45gは立てられた被写体の移動予測とサイズ予測をもとに、最短時間で被写体を捉え、かつ捉えた時点から最適なサイズで被写体を追尾撮影することができるように雲台10の駆動速度を算出し、捕捉制御を行う(S207)。以降の処理S208〜S211については、実施例1におけるS206〜S209と同様である。
以上のように、本実施例においては、第1のカメラ20aの画像から被写体の移動予測に加えて画面上における被写体のサイズ予測をたて被写体捕捉制御に利用する。このことによって第2のカメラで捕捉した時点から被写体を最適なサイズで追尾撮影を開始することができる。図7は、本実施例を用いた場合の効果を示している。被写体を第1カメラ被写体認識手段45aで認識すると、第2のカメラ20bで被写体を撮影するべく捕捉制御を行う。
図7aに示す従来技術では、被写体のサイズ情報を取得していないため、第2のカメラ20bで被写体を捉えた時点では、画角に対し被写体サイズが合っていないことがある。画面上で被写体が小さすぎるか大きすぎる場合には、被写体画像がテンプレートと適合せず、第2カメラ被写体認識部45bによる被写体認識に支障が出る可能性もある。しかし、本実施例を適用した場合には、図7bのように、被写体のサイズ予測を用いて雲台のズーム駆動を行いながら捕捉制御をするため、第2のカメラ20bで捕捉した時点から最適な画角で撮影することができる。
本実施例の派生するシステムは、実施例1に記載した派生するシステムと同様である。
1 操作器、10 雲台、20a・20b カメラ、30a・30b レンズ、
40 追尾処理装置

Claims (2)

  1. 少なくとも一台の、あらかじめ設定された範囲を監視する第1のカメラと、
    少なくとも一台の、ズーム・パン・チルトの少なくともいずれか一つを駆動する雲台装置に搭載され、撮影光軸もしくは撮影画角を変化させることができる第2のカメラと、
    前記第1、第2のカメラから出力された画像信号から追尾すべき被写体を認識し、前記第2のカメラを動作させ前記被写体を追尾するための制御演算を行う追尾処理装置と、
    から構成される自動追尾装置において、
    前記追尾処理装置は、
    前記第1のカメラから出力された画像に基づいて追尾すべき被写体を認識する第1カメラ被写体認識手段と、
    前記第1カメラ被写体認識手段が認識した前記被写体の速度を算出する被写体速度算出手段と、
    前記被写体速度算出手段が算出した速度から前記被写体の移動する位置を予測する被写体位置予測手段と、
    前記被写体位置予測手段が予測した被写体位置に基づき、前記被写体に前記第2のカメラの撮影光軸を向けるように前記雲台装置を制御する被写体捕捉手段と、
    前記第2のカメラから出力された画像に基づいて追尾すべき被写体を認識する第2カメラ被写体認識手段と、
    前記第2カメラ被写体認識手段が認識した前記被写体が、前記第2のカメラの撮影画面の中央に捕捉されるように前記雲台装置を駆動制御する第2カメラ追尾制御手段とを有し、
    前記第2カメラ被写体認識手段が被写体を認識した後は、前記被写体捕捉手段に代えて前記第2カメラ追尾制御手段により前記雲台装置を制御し前記被写体の追尾撮影を行うことを特徴とする自動追尾装置。
  2. 前記追尾処理装置は、
    前記第1カメラ被写体認識手段が認識した被写体のサイズの変化速度を算出する被写体サイズ変化速度算出手段と、
    前記被写体サイズ変化速度算出手段が算出した速度から前記被写体のサイズを予測する被写体サイズ予測手段とを有し、
    前記被写体捕捉手段は、
    前記被写体サイズ予測手段が予測した被写体の予測サイズに適合するように前記第2のカメラの画角を制御することを特徴とする請求項1に記載の自動追尾装置。
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