JP2019113992A - 飛行装置、飛行装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

飛行装置、飛行装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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英明 松田
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Takahiro Mizushina
隆広 水品
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Shunsuke Yamada
俊介 山田
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Tomohiro Takahashi
智洋 高橋
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政典 太田
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Abstract

【課題】飛行装置に対する移動制御の状況に応じて、一定速度にする制御と、目的位置に滑らかに到達させる制御とを適切に切替え可能とする。【解決手段】飛行装置のコントローラは、現在距離が所定の距離閾値に比較して大きいときには、速度PID制御で出力される操作量を飛行推進部に指示する。コントローラは、現在距離が所定の距離閾値に比較して小さくなると、その時点での現在位置と目的位置との距離を残り行程距離として、速度PID制御の出力に対しては現在距離の残り行程距離に対する比に比例した大きさの重み付けを行い、位置PID制御の出力に対しては上記比に反比例した大きさの重み付けを行い、速度PID制御の出力に重み付けをして得られる操作量と位置PID制御の出力に対して重み付けをして得られる操作量とを加算して得られる操作量を、飛行推進部に指示する。【選択図】図6

Description

本発明は、自律飛行する飛行装置、その制御方法及びプログラムに関する。
モータで駆動されるロータブレードによる駆動推進装置を搭載して自律飛行を行う、いわゆる「ドローン」又は「マルチコプター」と総称される小型無人飛行装置(以下「ドローン」と呼ぶ)が知られている(例えば、特許文献1、2)。
このような飛行装置が自律飛行を行う場合の移動制御として、位置に対してPID制御(Proportional−Integral−Differential Controller)と呼ばれるフィードバック制御を行うものが知られている。PID制御は、制御の目標値と現在の制御量との差分に対応する偏差に関する比例動作、積分動作、及び微分動作を組み合わせたフィードバック制御方法である。位置に対するPID制御では、例えば図7(a)に示されるように、飛行装置において例えばGPSセンサから検出されている現在位置700と、飛行装置が飛行する目的地である目的位置701とについて、例えば地面に水平な平面内で定義される互いに直交する2次元のXY座標軸のうち、X軸方向の位置偏差702とY軸方向の位置偏差703のそれぞれについて、各偏差を小さくするような各軸方向の操作量が算出されて、飛行装置の飛行推進部に対してその操作量が指示される。図7(a)で、飛行装置の現在位置700に示される4つの丸印は、飛行装置の推進装置を示しており、上記各軸方向の操作量が黒丸で示される2つの推進装置に対する2つの推進量に変換されて各推進装置が駆動されることを示している。なお、地面に垂直な高さ方向の制御も、PID制御によって別途実施される。
また、上記移動制御として、速度に対してPID制御を行うものも知られている。速度に対するPID制御では、例えば図7(b)に示されるように、図7(a)と同様の飛行装置の現在位置700と目的位置701とについて、図7(b)と同様に地面に平行な平面で、まず、目的位置701に飛行するための目的速度ベクトル704が算出される。そして、この目的速度ベクトル704と、飛行装置において例えば加速度センサの出力を積分して得られる上記平面内での現在の速度を示す現在速度ベクトル705との偏差が算出される。具体的には、現在速度ベクトル705が、例えば現在位置700から目的位置701に向かう軸(以下「水平軸」)方向の成分値である現在速度ベクトル705の水平方向分解成分706と、上記水平軸に垂直な軸(以下「垂直軸」)方向の成分値である現在速度ベクトル705の垂直分解成分707とに分解される。次に、これらの各成分と、目的速度ベクトル704も同様に水平及び垂直方向に分解した各成分との間の偏差として、水平方向偏差708及び垂直方向偏差709が算出される。そして、これらの各偏差を小さくするような各軸方向の操作量が算出されて、飛行装置の飛行推進部に対してその各操作量が指示される。図7(b)において、飛行装置の現在位置700に示される4つの丸印は、図7(a)の場合と同様に、飛行装置の推進装置を示しており、上記各軸方向の操作量が黒丸で示される2つの推進装置に対する2つの推進量に変換されて各推進装置が駆動されることを示している。
特許第5432277号 特開2013−129301号公報
上述の位置に対するPID制御は、飛行装置が最終的に目的位置に到達するようにきめの細かい制御を行うことが可能である。しかし、位置に対するPID制御では、現在位置と目的位置の偏差が大きい場合に、過度に速度を出すような制御が行われてしまっていた。また、現在位置と目的位置の差異により操作量が決まるため、移動中に一定の速度を保つことができなかった。
一方、上述の速度に対するPID制御は、制御途中の飛行装置の速度を、目的位置に対応する目的速度に近づくように、ほぼ一定に保つことが可能である。しかし、速度に対するPID制御では、飛行装置が最終的な目的位置に近づいたときに、目的位置の周辺を一定の速度で行ったり来たり往復してしまい、その目的位置に滑らかに到達させて停止させる制御が難しかった。
そこで、本発明は、飛行装置を、一定速度にする制御と、目的位置に滑らかに到達させる制御とを適切に制御することを目的とする。
態様の一例は、飛行推進部を備える飛行装置であって、少なくとも現在位置と現在速度を検出するセンサ部と、センサ部が検出した現在位置と目的位置との現在距離が遠いほどセンサ部が検出した現在速度と目的位置に対応する目的速度とに基づく速度フィードバック制御が強くかかり、現在距離が近くなるほどセンサ部が検出した現在位置と目的位置とに基づく位置フィードバック制御が強くかかるフィードバック制御を行う制御部と、を備える。
本発明によれば、飛行装置を、一定速度にする制御と、目的位置に滑らかに到達させる制御とを適切に制御することが可能となる。
本実施形態による飛行装置の構造例を示す横断面図である。 本実施形態による飛行装置の構造例を示す上面図である。 本実施形態による飛行装置のシステムの例を示すブロック図である。 本実施形態におけるPID制御制御機構を示すブロック図である。 コントローラの移動制御の処理例を示すフローチャートである。 本実施形態の動作説明図である。 位置によるPID制御と速度によるPID制御の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、飛行推進部と少なくとも現在位置と現在速度を検出するセンサ部とを備えた飛行装置の移動制御において、センサ部が検出した現在位置と目的位置との現在距離が遠いほどセンサ部が検出した現在速度と目的位置に対応する目的速度とに基づく例えば速度PID制御が強くかかり、現在距離が近くなるほど現在位置と目的位置とに基づく例えば位置PID制御が強くかかるフィードバック制御を、飛行推進部の操作量に関して行う制御部を備える。この場合、制御部は、速度PID制御と位置PID制御に対してそれぞれ現在距離に応じた重み付けを行って得られる各操作量を加算して得られる操作量を、飛行推進部に指示する。より具体的には、制御部は、現在距離が所定の距離閾値に比較して大きいときには、速度PID制御で出力される操作量を飛行推進部に指示する。また、制御部は、現在距離が所定の距離閾値に比較して小さくなると、その時点での現在位置と目的位置との距離を残り行程距離として、速度PID制御の出力に対しては現在距離の残り行程距離に対する比に比例した大きさの重み付けを行い、位置PID制御の出力に対しては上記比に反比例した大きさの重み付けを行い、速度PID制御の出力に重み付けをして得られる操作量と位置PID制御の出力に対して重み付けをして得られる操作量とを加算して得られる操作量を、飛行推進部に指示する。このような制御により、本実施形態では、飛行装置の現在位置が目的位置から遠い場合には、速度PID制御のみのフィードバック制御がかかることにより、飛行装置ができるだけ一定速度になるような制御を実施し、飛行装置が目的位置に近づいたときには、速度PID制御から位置PID制御に徐々に移行するようなフィードバック制御がかかることにより、飛行装置を目的位置に滑らかに到達させて停止(ホバリング)させる制御を実施することが可能となる。
図1及び図2はそれぞれ、本実施形態による飛行装置100の構造例を示す横断面図及び上面図である。図2(a)は図1の破線枠Aの部分を飛行装置100の上方から下方を見た場合の上面図、図2(b)は図1の破線枠Bの部分を飛行装置100の上方から下方を見た場合の上面図である。なお、破線枠A及びBは、説明のために付加した線である。この飛行装置100は、本実施形態を、空中から写真撮影を行うことができるデジタルカメラユニットを搭載したドローンとして実施したものである。
本体部である筒状のフレーム101は、上方(空側)と下方(地面側)にそれぞれ開口部を有する。上方の開口部内には、図1及び図2(a)に示されるように、バッテリ104と、バッテリ104により駆動されるロータモータ102と、ロータモータ102の回転軸が接続されロータモータ102によって回転させられるロータ103が設置される。ロータモータ102及びロータ103は、飛行推進部の一部である。
フレーム101の内部には、ステータ107の中央部から降ろされたロッド108と、図2(b)に示されるように、フレーム101の4カ所に設置された#1から#4のベーンモータ106の各回転軸とで支持される#1から#4のベーン105が設置される。各ベーン105は、それぞれに接続されたベーンモータ106の回転軸の回転によってそれぞれの羽の角度が制御されることにより、ロータ103から送風されてきて各ベーン105間の4カ所の間隙を流れる空気の各流入量を制御する流入弁の役割を有する。#1から#4のベーン105とベーンモータ106の組は、飛行推進部の一部である。
図1に示されるように、ステータ107の中央から降ろされたロッドの最下部(ベーン105の下側)には、検出部であるフライトセンサ109(フライトセンサ部)が設置される。フライトセンサ109は例えば、ジャイロセンサ(角速度センサ)、加速度センサ、地磁気センサ(方位センサ)、GPS(全地球測位システム)センサ、気圧センサ、超音波センサ、レーザドップラセンサ、等を含んでよいが、少なくとも、例えば飛行装置100の現在位置を検出するためのGPSセンサと、飛行装置100の現在速度を検出するための加速度センサとそれが出力する加速度を積分して速度を算出する回路を搭載する。また、飛行装置100の高さを検出する気圧センサも搭載する。
フレーム101の外側表面には、情報取得装置の一部であるデジタルカメラユニット110と、制御部である回路ボックス111が設置される。デジタルカメラユニット110は、画像を撮像する。回路ボックス111には、図1又は図2のロータモータ102、#1から#4のベーンモータ106、フライトセンサ109、デジタルカメラユニット110、及びバッテリ104を制御するための回路群が格納される。
図3は、図1の回路ボックス111内の回路とそれらの回路に接続される周辺装置からなるシステムの例を示すブロック図である。回路ボックス111内には、コントローラ301、ロータモータドライバ302、#1から#4のベーンモータドライバ303、及びパワーセンサ304が格納される。
ロータモータドライバ302は、コントローラ301からの指示に基づいて図1のロータモータ102を駆動する。#1から#4のベーンモータドライバ303はそれぞれ、コントローラ301からの指示に基づいて、図1又は図2(b)の#1から#4のベーンモータ106を駆動する。
パワーセンサ304は、バッテリ104の電圧をモニタしながら、ロータモータドライバ302及び#1から#4のベーンモータドライバ303に電力を供給する。なお、特には図示しないが、バッテリ104の電力の一部は、コントローラ301のほか、図1のフライトセンサ109及びデジタルカメラユニット110にも供給される。
コントローラ301は、フライトセンサ109から、飛行装置100の機体の位置及び速度等に関する情報をリアルタイムで取得する。また、コントローラ301は、パワーセンサ306を介して、バッテリ104の電圧をモニタしながら、ロータモータドライバ302及び#1から#4のベーンモータドライバ303にそれぞれ、パルス幅変調に基づくデューティ比による電力指示信号を送信する。これにより、ロータモータドライバ302はロータモータ102の回転速度を制御し、#1から#4のロータモータドライバ302はそれぞれ#1から#4のロータモータ102の回転角度を制御する。また、コントローラ301は、デジタルカメラユニット110(図1)による撮影動作を制御する。
次に、本実施形態において、コントローラ301がロータモータドライバ302及び#1から#4のベーンモータドライバ303を制御する場合の、基本的な制御原理について説明する。本実施形態では、下記(1)式で示されるPID制御が用いられる。
上記(1)式において、e(t)は、時刻tにおいて、後述するコントローラ301の制御処理で算出される目標値からフライトセンサ109より得られる現在の制御量を減算して得られる偏差である。また、u(t)は、時刻tにおいて、ロータモータドライバ302又は#1から#4のベーンモータドライバ303に対して与えられるべき操作量である。
上記(1)式で示されるPID制御は、上記偏差に関する比例動作、積分動作、及び微分動作を組み合わせたフィードバック制御方法である。即ち、(1)式の右辺第1項で、操作量を制御量と目標値の偏差e(t)の一次関数として操作量u(t)を制御する比例制御(P制御:Proportional Controller)が実行される。この第1項で乗算される係数Kp は比例ゲイン(Pゲイン)と呼ばれる。このP制御により、操作量u(t)が目標値と現在の制御量との偏差e(t)に比例した大きさで徐々に調節されることになり、操作量u(t)を目標値にきめ細かく近づけることが可能となる。
また、(1)式の右辺第2項で、上記偏差e(t)の時間積分に比例して操作量u(t)を制御する積分制御(I制御:Integral Controller)が実行される。この第2項で乗算される係数Ki は、積分ゲイン(Iゲイン)と呼ばれる。上記P制御のみだと、現在の制御量が目標値に近づくと操作量u(t)が小さくなりすぎ、それ以上細かくは制御できない状態が発生し、目標値に極めて近い現在の制御量の状態で安定した状態になってしまう。この僅かな誤差は「残留偏差」と呼ばれる。そこで、P制御に上記I制御を加えたPI制御により、残留偏差を時間的に累積し、或る大きさになった所で操作量u(t)を増加させて残留偏差を無くすように動作させることが可能となる。
更に、(1)式の右辺第3項で、上記偏差e(t)の微分に比例して操作量u(t)を制御する微分制御(D制御:Differential Controller)が実行される。この第3項で乗算される係数Kd は、微分ゲイン(Dゲイン)と呼ばれる。上記PI制御により現在の制御量を目標値に近づける制御が実現される。しかし、この制御には一定の時間(時定数)が必要となり、この時定数が大きいと外乱があった時の応答性能が悪くなり、すぐには元の目標値には戻せないという状態が発生する。そこで、PI制御に上記D制御を加えたPID制御により、偏差e(t)に関して前回偏差との差、即ち微分値が大きい時には操作量を多くすることにより、急激に起きる外乱に対して機敏に反応するようなフィードバック制御が可能となる。
このように、操作量u(t)を偏差e(t)に関する比例項、積分項、及び微分項からなる3項の和として制御するPID制御によって、ロータモータドライバ302及び#1から#4のベーンモータドライバ303において、それぞれの制御量を目標値に滑らかに到達させることができ、精度が高く、かつ応答性能の良い制御が可能となる。
コントローラ301は、上述のPID制御を、例えばプログラム制御により実現する。この場合、コントローラ301は、一定時間間隔の離散時刻毎に、フライトセンサ109から得られる制御量の離散値から算出される偏差を用いて、下記(2)式及び(3)式に従って、今回の離散時刻における操作量を算出する。そして、コントローラ301は、このPID制御をベースとするフィードバック制御処理により算出された各操作量を、ロータモータドライバ302及び#1から#4のベーンモータドライバ303に与えて、ロータモータ102及び#1から#4のベーンモータ106を駆動させる。
上記(2)式において、u(n)は今回の離散時刻nにおいて算出されるべき操作量、u(n−1)は前回の離散時刻n−1において算出されている操作量、Δu(n)は今回の離散時刻nにおいて算出されるべき操作量差分値である。また、この操作量差分値Δu(n)を算出する演算を示す上記(3)式において、e(n)は目標値から今回の離散時刻nにおける制御量を減算して得られる今回の離散時刻nにおける偏差、e(n−1)は目標値から前回の離散時刻n−1における制御量を減算して得られている前回の離散時刻n−1における偏差、e(n−2)は目標値から前々回の離散時刻n−2において得られている制御量を減算して得られる前々回の離散時刻n−2における偏差である。
上記(3)式において、右辺第1項の比例制御の演算は、目標値から今回の離散時刻nにおける制御量を減算して得られる今回の離散時刻nにおける偏差e(n)から前回の離散時刻n−1において算出されている偏差e(n−1)を減算して得られる結果にPゲインKp を乗算するという簡単な演算で算出できる。また、右辺第2項の積分制御の演算は、今回の離散時刻nにおける偏差e(n)にIゲインKi を乗算するという簡単な演算で算出できる。更に、右辺第3項の微分制御の演算は、今回の離散時刻nにおいて算出される偏差e(n)から前回の離散時刻n−1において算出されている偏差e(n−1)を減算した結果から、前記の離散時刻n−1において算出されている偏差e(n−1)から前々回の離散時刻n−2において算出されている偏差e(n−2)を減算した結果を減算した結果にDゲインKd を乗算するという簡単な演算で算出できる。このようにして、コントローラ301は、目標値から今回の離散時刻nにおいてフライトセンサ109から得られる制御量を減算して得られる偏差e(n)と、前回及び前々回の各離散時刻n−1及びn−2でそれぞれ算出されている偏差e(n−1)及びe(n−2)と、予め算出されているPゲインKp 、IゲインKi 、及びDゲインKd とを用いて、PID制御の離散時間演算を高速に実行することが可能となる。
図4は、コントローラ301がロータモータドライバ302及び#1から#4のベーンモータドライバ303を制御する場合の、上述のPID制御を用いた本実施形態によるPID制御機構を示すブロック図である。
コントローラ301が後述する制御処理を実行する動作であるアルゴリズム401において、飛行装置100の位置を変更する要求が発生した場合には、まず、アルゴリズム401において、目的位置411が決定される。目的位置411は例えば、ユーザが飛行装置100を例えば投げ上げた後に、飛行装置100が到達すべき位置である。目的位置411は、緯度データ、経度データ、及び高度データとからなる。これに対して、ユーザが飛行装置100を例えば投げ上げた後、アルゴリズム401には、フライトセンサ109中の例えばGPSセンサ及び気圧センサから、現在の位置を示す現在位置412が逐次入力される。現在位置412は、GPSセンサから得られる緯度データ、経度データ、及び気圧センサから得られる高度データとからなる。
アルゴリズム401は、速度PID制御を実行すると決定した場合には、目的位置411の緯度データ及び経度データを、地面に水平な平面内で例えばフライトセンサ109中のGPSセンサから得られている現在位置から目的位置411に向かう軸(以下「水平軸」)方向の成分値と、上記水平軸に垂直な軸(以下「垂直軸」)方向の成分値(前述した図7(b)の説明を参照)とかなるベクトルデータである目的2次元速度413に変換し出力する。
以下に説明する減算部402と406、PID制御部403と407、減算部406、及び操作量混合部404は、目的2次元速度413の2つの成分値及び後述する目的2次元位置419の2つの成分値に対応して2系統あるが、図4及び以下の記述では、説明の簡単のために1系統のみについて示す。
アルゴリズム401が出力される目的2次元速度413の1つの成分値は、減算部405に入力する。減算部402には、また、現在速度414の上記水平軸方向の成分値又は上記垂直軸方向の成分値(前述した図7(b)の706及び707に対応)の何れかの対応する成分値が入力する。この現在速度414は、フライトセンサ109中のGPSセンサから検出される緯度データ及び経度データを、上記水平軸方向と垂直軸方向の各成分値に変換したデータである。減算部402は、コントローラ301が制御プログラム中で減算処理を実行することにより実現される機能である。減算部402は、前述した離散時刻n毎に、目的2次元速度413の成分値から現在速度414の成分値を減算することにより、上記水平軸又は垂直軸に対応する2次元速度偏差415の成分値を算出する。
上記離散時刻n毎に算出される2次元速度偏差415の成分値は、前述した(3)式における離散時刻nにおける偏差e(n)として、PID制御部403に入力する。PID制御部403は、コントローラ301が制御プログラム中で前述した(3)式及び(2)式のPID制御演算を実行することにより実現される機能である。PID制御部403は、前述したように、離散時刻nにおいて減算部402で算出される2次元速度偏差415の上記水平軸又は垂直軸に対応する成分値である偏差e(n)と、前回及び前々回の各離散時刻n−1及びn−2でそれぞれ算出されている2次元速度偏差415の上記水平軸又は垂直軸に対応する成分値である偏差e(n−1)及びe(n−2)と、予め算出されているPゲインKp 、IゲインKi 、及びDゲインKd と、前回の離散時刻n−1において算出されている2次元速度操作量416の上記水平軸又は垂直軸に対応する成分値である操作量u(n−1)とを用いて、前述した(3)式及び(2)式で示される演算を実行することで、今回の離散時刻nにおける操作量u(n)として2次元速度操作量416の上記水平軸又は垂直軸に対応する成分値を算出する。コントローラ301は、上記水平軸又は垂直軸に対応する各系統のPID制御部402で算出された2次元速度操作量416の上記水平軸及び垂直軸に対応する各成分値を、操作量混合部404に出力する。
アルゴリズム401は、上記速度PID制御と並行して位置PID制御を実行すると決定した場合には、目的位置411の緯度データ及び経度データを、前述した水平軸方向の成分値と、前述した垂直軸方向の成分値とかなるベクトルデータである目的2次元位置419に変換し出力する。速度PID制御と並行して位置PID制御を実行する処理は、ハイブリッドPID制御処理と呼ぶ。
アルゴリズム401が出力される目的2次元位置419の1つの成分値は、減算部406に入力する。減算部406には、また、前述した現在位置412の上記水平軸方向の成分値又は上記垂直軸方向の成分値の何れかの対応する成分値が入力する。この現在位置412は、フライトセンサ109中のGPSセンサから検出される緯度データ及び経度データを、上記水平軸方向と垂直軸方向の各成分値に変換したデータである。減算部406は、減算部402と同様に、コントローラ301が制御プログラム中で減算処理を実行することにより実現される機能である。減算部406は、前述した離散時刻n毎に、目的2次元位置419の成分値から現在位置412の成分値を減算することにより、上記水平軸又は垂直軸に対応する2次元位置偏差420の成分値を算出する。
上記離散時刻n毎に算出される2次元位置偏差420の成分値は、前述した(3)式における離散時刻nにおける偏差e(n)として、PID制御部407に入力する。PID制御部407は、PID制御部403と同様に、コントローラ301が制御プログラム中で前述した(3)式及び(2)式のPID制御演算を実行することにより実現される機能である。PID制御部407は、前述したように、離散時刻nにおいて減算部402で算出される2次元位置偏差420の上記水平軸又は垂直軸に対応する成分値である偏差e(n)と、前回及び前々回の各離散時刻n−1及びn−2でそれぞれ算出されている2次元位置偏差420の上記水平軸又は垂直軸に対応する成分値である偏差e(n−1)及びe(n−2)と、予め算出されているPゲインKp 、IゲインKi 、及びDゲインKd と、前回の離散時刻n−1において算出されている2次元位置操作量421の上記水平軸又は垂直軸に対応する成分値である操作量u(n−1)とを用いて、前述した(3)式及び(2)式で示される演算を実行することで、今回の離散時刻nにおける操作量u(n)である2次元位置操作量421の上記水平軸又は垂直軸に対応する成分値を算出する。コントローラ301は、上記水平軸又は垂直軸に対応する各系統のPID制御部407で算出された2次元位置操作量421の上記水平軸及び垂直軸に対応する各成分値を、操作量混合部404に出力する。
アルゴリズム401が速度PID制御のみを実行すると決定している場合には、上記水平軸又は垂直軸に対応する各系統の操作量混合部404は、PID制御部403から出力される2次元速度操作量416の上記水平軸又は垂直軸に対応する各成分値をそのまま、最終的な操作量417の上記水平軸又は垂直軸に対応する各成分値として操作量変換部405に出力する。一方、アルゴリズム401が速度PID制御に加えて位置PID制御も実行すると決定している場合には、上記水平軸又は垂直軸に対応する各系統の操作量混合部404は、PID制御部403から出力される2次元速度操作量416の上記水平軸又は垂直軸に対応する各成分値と、PID制御部407から出力される2次元位置操作量421の上記水平軸又は垂直軸に対応する各成分値とにそれぞれ、後述するコントローラ301による制御処理で決定される各重み値を乗算し、各乗算結果を加算し、各加算結果を最終的な操作量417の上記水平軸又は垂直軸に対応する各成分値として操作量変換部405に出力する。
操作量変換部405は、上記水平軸又は垂直軸に対応する各系統の操作量混合部404からそれぞれ入力する最終的な操作量417の上記水平軸又は垂直軸に対応する各成分値に基づいて、#1から#4のベーンモータ106(図1、図2(b)参照)を駆動するための#1から#4のベーンモータ回転角418を生成し、それぞれ#1から#4のベーンモータドライバ303(図3参照)に出力する。
一方、アルゴリズム401から出力される目的高さ422は、減算部408に入力する。減算部408にはまた、現在高さ423が入力する。この現在高さ423は例えば、フライトセンサ109中の気圧センサの出力データである。減算部408は、減算部402等と同様に、コントローラ301が制御プログラム中で減算処理を実行することにより実現される機能である。減算部408は、前述した離散時刻n毎に、目的高さ422から現在高さ423を減算することにより、高さ偏差424を算出する。この離散時刻n毎に算出される高さ偏差424は、前述した(3)式における離散時刻nにおける偏差e(n)として、PID制御部409に入力する。PID制御部409は、PID制御部403等と同様の、コントローラ301が制御プログラム中で前述した(3)式及び(2)式のPID制御演算を実行することにより実現される機能である。PID制御部409は、前述のように、離散時刻nにおいて減算部408で算出される高さ偏差424である偏差e(n)と、前回及び前々回の各離散時刻n−1及びn−2でそれぞれ算出されている高さ偏差424である偏差e(n−1)及びe(n−2)と、予め算出されているPゲインKp 、IゲインKi 、及びDゲインKd と、前回の離散時刻n−1において算出されている高さ操作量425である操作量u(n−1)とを用いて、前述した(3)式及び(2)式で示される演算を実行することで、今回の離散時刻nにおける操作量u(n)である高さ操作量425を算出する。
操作量変換部410は、PID制御部409から入力する高さ操作量425に基づき、ロータモータ102(図1参照)を駆動するためのロータモータ回転数426を生成し、ロータモータドライバ302(図3参照)に出力する。
アルゴリズム401において更に目的位置411の変更が必要ならば、上述と同様のPID制御をベースとするフィードバック制御処理が繰り返し実行される。
図5は、図3のコントローラ301の移動制御の処理例を示すフローチャートである。この処理は、コントローラ301が内蔵するCPUが、同じく内蔵する特には図示しないメモリに記憶された制御プログラムを実行する処理として実現することができる。
コントローラ301は、ユーザが飛行装置100を例えば投げ上げる処理(図示せず)を行った後、他の制御処理(図示せず)に基づいて、図4の目的位置411を設定する(ステップS501)。目的位置411は例えば、ユーザが飛行装置100を例えば投げ上げた後に、飛行装置100が到達すべき位置である。目的位置411は、緯度データ、経度データ、及び高度データとからなる。
次に、コントローラ301は、ステップS501で設定した目的位置411の緯度データ及び経度データを、図4の説明で前述したように、水平軸方向の成分値と垂直軸方向の成分値とかなるベクトルデータである目的2次元速度413に変換し、設定する(ステップS502)。
その後、コントローラ301は、下記のステップS503からS506の一連の処理を繰り返し実行する。コントローラ301はまず、フライトセンサ109中の例えばGPSセンサ及び気圧センサから、現在位置412を検出する(ステップS503)。現在位置412は、GPSセンサから得られる緯度データ、経度データ、及び気圧センサから得られる高度データとからなる。
次に、コントローラ301は、ステップS503で検出した現在位置412からステップS501で設定した目的位置411までの直線距離を、現在距離として算出する(ステップS504)。
コントローラ301は、ステップS504で算出した現在距離が、所定の距離閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップS505)。
ステップS505の判定がYESならば、コントローラ301は、目的2次元速度413に関して、図4の減算部402及びPID制御部403に関して説明した速度PID制御のみの処理を実行する。このとき、図4の減算部406及びPID制御部407に関して説明した位置PID制御の処理は実行しない。この結果、コントローラ301は、PID制御部403から出力される2次元速度操作量416の各成分値をそのまま、最終的な操作量417の各成分値として操作量変換部405に出力する。更に、コントローラ301は、操作量変換部405で#1から#4のベーンモータ回転角418を生成し、それぞれ#1から#4のベーンモータドライバ303(図3参照)に出力する(以上、ステップS506)。その後、コントローラ301は、ステップS503の処理に戻って、ステップS503からS506の処理を繰り返し実行する。
上記繰返し処理の結果、飛行装置100が目的位置411に近づいて、現在距離が所定の距離閾値以下(ステップS505の判定がNO)になると、コントローラ301は、以下のようにし、速度PID制御と位置PID制御の並行処理であるハイブリッドPID制御処理を実行する。ハイブリッドPID制御処理において、コントローラ301はまず、目的位置411と現在位置412の距離(現在距離)を残り行程距離として設定する(ステップS507)。
次に、コントローラ301は、ステップS512で飛行装置100が目的位置411に到達したと判定するまで、ステップS508からS512の一連の制御処理を実行する。コントローラ301はまず、ステップS503と同様の現在位置412の検出(ステップS508)と、ステップS504と同様の現在距離の算出の処理(ステップS509)を実行する。
続いて、コントローラ301は、ステップS509で算出した現在距離をステップS507で算出した残り行程距離で除算して得られる結果、即ち、現在距離の残り行程距離に対する比を、重み値として算出する(ステップS510)。
そして、コントローラ301は、目的2次元速度413に関して、図4の減算部402及びPID制御部403に関して説明した速度PID制御の処理を実行する。これと並行し、目的2次元位置419に関して、図4の減算部406及びPID制御部407に関して説明した位置PID制御の処理を実行する。更に、コントローラ301は、各系統の操作量混合部404の処理で、下記(4)式の演算で示されるように、PID制御部403から出力される2次元速度操作量416の各成分値にステップS510で算出した重み値を乗算した各結果と、PID制御部407から出力される2次元位置操作量421の各成分値に(1―重み値)を乗算した各結果をそれぞれ、操作量417の各成分値として操作量変換部405に出力する。
操作量417の成分値=2次元速度操作量416の成分値×重み値+
2次元位置操作量421の成分値×(1−重み値)
・・・(4)
コントローラ301は、操作量変換部405の処理として、各系統の操作量混合部404における上記(4)式の演算結果としてそれぞれ入力する操作量417の各成分値に基づいて、#1から#4のベーンモータ106(図1、図2(b)参照)を駆動するための#1から#4のベーンモータ回転角418を生成し、それぞれ#1から#4のベーンモータドライバ303(図3参照)に出力する(以上、ステップS511)。
その後、コントローラ301は、ステップS509で算出した現在距離がほぼ0になったか否かを判定することにより、飛行装置100がステップS501で設定した目的位置411に到達したか否かを判定する(ステップS512)。
ステップS512の判定がNOならば、コントローラ301は、ステップS508の処理に戻って、ステップS508からS512の処理を繰り返し実行する。
図6は、以上説明した図1から図5に基づくコントローラ301の制御処理により実現される本実施形態の動作説明図である。例えば、ユーザが飛行装置100を投げ上げた後に、飛行装置100が自律飛行によって或る軌道を描いて飛行し、手元に戻ってくるような移動を行う場合を想定する。このとき、飛行装置100が、図6に示される軌道中の#1から#4として例示される複数の中間位置602を経由して、終着点である目的位置601に到達するような場合に、本実施形態では、#1から#4の移動制御603では、速度PID制御のみによってほぼ一定の速度を保ち、#4の中間位置602から目的位置601までの移動制御604では、速度PID制御から位置PID制御に徐々に移行する制御により目的位置411でのなめらかな停止を両立することが可能となる。
以上説明した実施形態では、現在距離が所定の距離閾値に比較して小さくなったときにハイブリッドPID制御処理が実行されるようにしたが、飛行開始直後からハイブリッドPID制御処理が実行されるようにしてもよく、その他様々な条件でハイブリッドPID制御処理が実行されるようにしてもよい。
また、以上説明した実施形態では、速度PID制御と位置PID制御の強さが徐々に変化するようにしたが、2段階または複数段階で強さが切り替わるようにしても良い。
以上説明した実施形態は、飛行装置にデジタルカメラユニットが搭載される例について説明したが、そのほか、例えば温度分布や大気成分の分布を収集するセンサによって構成される測定装置をはじめとする、各種センサ装置類が飛行装置に搭載されてもよく、これらのものが搭載されなくてもよい。
上述の実施形態は、ロータモータ102を1つ搭載し、ベーンモータ106を#1から#4の4個搭載した、いわゆるダクテッドファン型の装置であるが、このほか、ロータモータ102を複数(4個又は6個等)搭載したマルチコプター型の装置であってもよい。或いは、空気圧やエンジン出力により推進される機構により飛行推進部が実現されてもよい。
以上の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
飛行推進部を備える飛行装置であって、
少なくとも現在位置と現在速度を検出するセンサ部と、
前記センサ部が検出した現在位置と目的位置との現在距離が遠いほど前記センサ部が検出した現在速度と前記目的位置に対応する目的速度とに基づく速度フィードバック制御が強くかかり、前記現在距離が近くなるほど前記現在位置と前記目的位置とに基づく位置フィードバック制御が強くかかるフィードバック制御を行う制御部と、
を備えることを特徴とする飛行装置。
(付記2)
前記制御部は、前記センサ部が検出した現在位置と目的位置との現在距離が遠いほど前記センサ部が検出した現在速度と前記目的位置に対応する目的速度とに基づく速度フィードバック制御が前記位置フィードバック制御よりも強くかかり、前記現在距離が近くなるほど前記現在位置と前記目的位置とに基づく位置フィードバック制御が前記速度フィードバック制御より強くかかるフィードバック制御を行なう、付記1に記載の飛行装置。
(付記3)
前記制御部は、前記速度フィードバック制御と前記位置フィードバック制御に対してそれぞれ前記現在距離に応じた重み付けを行って得られる各操作量を加算して得られる操作量を前記飛行推進部に指示する、付記1又は2に記載の飛行装置。
(付記4)
前記制御部は、前記現在距離が所定の距離閾値に比較して大きいときには、前記速度フィードバック制御で出力される操作量を前記飛行推進部に指示し、前記現在距離が前記所定の距離閾値に比較して小さくなると、該時点での前記現在位置と前記目的位置との距離を残り行程距離として、前記速度フィードバック制御に対しては前記現在距離の前記残り行程距離に対する比に比例した大きさの重み付けを行い、前記位置フィードバック制御に対しては前記比に反比例した大きさの重み付けを行い、前記速度フィードバック制御に重み付けをして得られる操作量と前記位置フィードバック制御に対して重み付けをして得られる操作量とを加算して得られる操作量を前記飛行推進部に指示する、付記3に記載の飛行装置。
(付記5)
前記フィードバック制御は、現在の制御量と目標値との差として得られる偏差に比例する操作量と、前記偏差を積分して得られる操作量と、前記偏差を微分して得られる操作量とを加算して得られる操作量を出力する制御である、付記1乃至4の何れかに記載の飛行装置。
(付記6)
飛行推進部を備える飛行装置の制御方法であって、
センサ部によって少なくとも現在位置と現在速度を検出し、
前記センサ部が検出した現在位置と目的位置との現在距離が遠いほど前記センサ部が検出した現在速度と前記目的位置に対応する目的速度とに基づく速度フィードバック制御が強くかかり、前記現在距離が近くなるほど前記現在位置と前記目的位置とに基づく位置フィードバック制御が強くかかるフィードバック制御を行う、
ことを特徴とする飛行装置の制御方法。
(付記7)
飛行推進部を備える飛行装置を制御するコンピュータに、
センサ部によって少なくとも現在位置と現在速度を検出するステップと、
前記センサ部が検出した現在位置と目的位置との現在距離が遠いほど前記センサ部が検出した現在速度と前記目的位置に対応する目的速度とに基づく速度フィードバック制御が強くかかり、前記現在距離が近くなるほど前記現在位置と前記目的位置とに基づく位置フィードバック制御が強くかかるフィードバック制御を行うステップと、
を実行させるためのプログラム。
100 飛行装置
101 フレーム
102 ロータモータ
103 ロータ
104 バッテリ
105 ベーン
106 ベーンモータ
107 ステータ
108 ロッド
109 フライトセンサ
110 カメラ
301 コントローラ
302 ロータモータドライバ
303 ベーンモータドライバ
304 パワーセンサ
401 アルゴリズム
402、406、408 減算部
403、407、409 PID制御部
404 操作量混合部
405、410 操作量変換部
411 目的位置
412 現在位置
413 目的2次元速度
414 現在速度
415 2次元速度偏差
416 2次元速度操作量
417 操作量
418 ベーンモータ回転角
419 目的2次元位置
420 2次元位置偏差
421 2次元位置操作量
422 目的高さ
423 現在高さ
424 高さ偏差
425 高さ操作量
426 ロータモータ回転数

Claims (7)

  1. 飛行推進部を備える飛行装置であって、
    少なくとも現在位置と現在速度を検出するセンサ部と、
    前記センサ部が検出した現在位置と目的位置との現在距離が遠いほど前記センサ部が検出した現在速度と前記目的位置に対応する目的速度とに基づく速度フィードバック制御が強くかかり、前記現在距離が近くなるほど前記現在位置と前記目的位置とに基づく位置フィードバック制御が強くかかるフィードバック制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする飛行装置。
  2. 前記制御部は、前記センサ部が検出した現在位置と目的位置との現在距離が遠いほど前記センサ部が検出した現在速度と前記目的位置に対応する目的速度とに基づく速度フィードバック制御が前記位置フィードバック制御よりも強くかかり、前記現在距離が近くなるほど前記現在位置と前記目的位置とに基づく位置フィードバック制御が前記速度フィードバック制御より強くかかるフィードバック制御を行なう、請求項1に記載の飛行装置。
  3. 前記制御部は、前記速度フィードバック制御と前記位置フィードバック制御に対してそれぞれ前記現在距離に応じた重み付けを行って得られる各操作量を加算して得られる操作量を前記飛行推進部に指示する、請求項1又は2に記載の飛行装置。
  4. 前記制御部は、前記現在距離が所定の距離閾値に比較して大きいときには、前記速度フィードバック制御で出力される操作量を前記飛行推進部に指示し、前記現在距離が前記所定の距離閾値に比較して小さくなると、該時点での前記現在位置と前記目的位置との距離を残り行程距離として、前記速度フィードバック制御に対しては前記現在距離の前記残り行程距離に対する比に比例した大きさの重み付けを行い、前記位置フィードバック制御に対しては前記比に反比例した大きさの重み付けを行い、前記速度フィードバック制御に重み付けをして得られる操作量と前記位置フィードバック制御に対して重み付けをして得られる操作量とを加算して得られる操作量を前記飛行推進部に指示する、請求項3に記載の飛行装置。
  5. 前記フィードバック制御は、現在の制御量と目標値との差として得られる偏差に比例する操作量と、前記偏差を積分して得られる操作量と、前記偏差を微分して得られる操作量とを加算して得られる操作量を出力する制御である、請求項1乃至4の何れかに記載の飛行装置。
  6. 飛行推進部を備える飛行装置の制御方法であって、
    センサ部によって少なくとも現在位置と現在速度を検出し、
    前記センサ部が検出した現在位置と目的位置との現在距離が遠いほど前記センサ部が検出した現在速度と前記目的位置に対応する目的速度とに基づく速度フィードバック制御が強くかかり、前記現在距離が近くなるほど前記現在位置と前記目的位置とに基づく位置フィードバック制御が強くかかるフィードバック制御を行う、
    ことを特徴とする飛行装置の制御方法。
  7. 飛行推進部を備える飛行装置を制御するコンピュータに、
    センサ部によって少なくとも現在位置と現在速度を検出するステップと、
    前記センサ部が検出した現在位置と目的位置との現在距離が遠いほど前記センサ部が検出した現在速度と前記目的位置に対応する目的速度とに基づく速度フィードバック制御が強くかかり、前記現在距離が近くなるほど前記現在位置と前記目的位置とに基づく位置フィードバック制御が強くかかるフィードバック制御を行うステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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