JP2019187384A - 作業車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】通常関連付けされたセンサと該センサ利用の制御モードを表示する操作パネルに基準値異常を警報表示することによって、簡素な構成でどのセンサ基準値異常かを報知できるようにする。【解決手段】各種制御に利用するセンサ(90,47a,91,92,95,96,97)からの信号を受信するコントローラCを備えた作業車両において、操作パネル55にはコントローラCからの制御信号に基づいて各種制御モードを実行する制御モード設定スイッチ手段(57,58,60,61,53,54)と、制御モード設定スイッチ手段(57,58,60,61,53,54)に対応する表示ランプ(57a,58a,60a,61b,61c,53a,54a)とを設け、コントローラCは、センサ基準値判定用チェックモードCM2設定中に、センサの所定位置での検出値が予め設定した基準値範囲から外れていると判定すると、対応する表示ランプを点灯し又は点滅する。【選択図】図9
Description
本発明は、農業用トラクタ等の作業車両に関し、特に各種センサ類の基準値異常を判定する装置に関する。
従来、作業車両の作業位置や姿勢を検出するためにセンサやポテンショメータ式設定器が設けられており、例えばトラクタの場合、リフトアームの回動基部に取り付けたリフトアーム角センサやステアリングハンドルの操舵角を検出する操舵角センサの所定の位置における検出値をコントローラが読み込んで、その読み込まれた値を基準値としてEEPROMに書き込んで制御に用いるようにしている。具体的には、リフトアームを最上げにしてその位置でのリフトアーム角センサの検出値を基準上限位置としてコントローラが認識したり、ロータリ耕耘装置を吊り下げてリヤカバーを垂れ下がり状態に保ち、このときのデプスセンサの検出値を耕深ゼロ値として認識するよう、制御の各種センサの基準値を書き換えする構成としている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、特許文献1においては、センサ基準値の書換モード中、いつでも書換えができる構成となっているため、作業中に書換えモードに入ると基準値書換え完了まで制御が中断するなど、制御が安定しない恐れがある。
この発明は、上記従来の課題に鑑み、通常関連付けされたセンサと該センサ利用の制御モードを表示する操作パネルに基準値異常を警報表示することによって、書換えを必要とするセンサを容易に視認できるようにすることを目的とする。
この発明は、上記従来の課題に鑑みて次のような技術的手段を講じた。
請求項1に記載の発明は、各種制御に利用するセンサ(90,47a,91,92,95,96,97)からの信号を受信するコントローラCを備えた作業車両において、操作パネル55にはコントローラCからの制御信号に基づいて各種制御モードを実行する制御モード設定スイッチ手段(57,58,60,61,53,54)と、制御モード設定スイッチ手段(57,58,60,61,53,54)に対応する表示ランプ(57a,58a,60a,61b,61c,53a,54a)とを設け、コントローラCは、センサ基準値判定用チェックモードCM2設定中に、センサ(90,47a,91,92,95,96,97)の所定位置での検出値が予め設定した基準値範囲から外れていると判定すると、対応する表示ランプ(57a,58a,60a,61b,61c,53a,54a)を点灯し又は点滅する構成とした作業車両とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、点灯し又は点滅する表示ランプ(57a,58a,60a,61b,61c,53a,54a)に対応する制御モード設定スイッチ手段(57,58,60,61,53,54)の操作によってセンサ基準値を書換える構成とした。
請求項1に記載の発明によると、元来各種制御の表示機能として使用する表示ランプ(57a,58a,60a,61b,61c,53a,54a)をセンサ基準値異常報知機器として利用することにより、簡素な構成でセンサ基準値異常を確認できる。そして、どのセンサ(90,47a,91,92,95,96,97)に異常が発生したかを容易に把握することができる。
請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の効果に加え、点灯又は点滅する表示ランプに対応する制御モード設定スイッチ手段の操作によって基準値の書換えるものであるから容易に書換えできる。
本発明の作業車両の一実施の形態のトラクタについて図面に基づき説明する。
本実施の形態のトラクタTは、圃場などで作業を行う作業車両であり操舵用の車輪として設けられる左右の前輪2,2と、駆動用の車輪として設けられる左右の後輪3,3とを有し、走行車体1の前部のボンネット4内に搭載されるエンジン5と、左右の前輪2,2および左右の後輪3,3とエンジン5との間に介在した動力伝達装置6等を備えている。
図3に示すように、動力伝達装置6は、油圧無段変速装置7、副変速装置8および前輪増速切換機構9を有している。動力伝達装置6は、エンジン5で発生した動力を、油圧無段変速装置7および副変速装置8で適宜変速して、後輪3,3に伝達する。また、動力伝達装置6は、エンジン5で発生しかつ油圧無段変速装置7および副変速装置8で減速した動力を、前輪増速切換機構9を介して、前輪2,2にも伝達可能になっている。
トラクタTは、エンジン5の動力を左右の前輪2,2と左右の後輪3,3とに伝達する四輪駆動状態と、左右の後輪3,3に伝達する二輪駆動状態と、に切り換え可能である。また、トラクタ車体1の後部には、ロータリなどの作業機Wを装着可能に構成されている。
トラクタTは、エンジン5の動力を左右の前輪2,2と左右の後輪3,3とに伝達する四輪駆動状態と、左右の後輪3,3に伝達する二輪駆動状態と、に切り換え可能である。また、トラクタ車体1の後部には、ロータリなどの作業機Wを装着可能に構成されている。
また、走行車体1の中央部には操縦席11が設けられ、操縦席11の前方には、前輪2,2の操舵に用いるステアリングハンドル12がハンドルポスト13の上端側に配設されている。また、ハンドルポスト13の下方側、運転者の足元付近には、クラッチペダル15、ブレーキペダル16、アクセルペダル17が設置されている。
また、ハンドルポスト13には、トラクタ1の走行時における進行方向を前進と後進とで切り換える前後進切換レバー20が配設されている。前後進切換レバー20は、トラクタを前進させる場合には前側に倒し、トラクタTを後進させる場合には後ろ側に倒すことにより、エンジン5からの動力による走行車体1の前進、後進を切り換えるためのものである。
また、前後進切換レバー20は、前進位置と後進位置との間に中立位置を有しており、この中立位置は、走行車体1が前方にも後方にも進まないようにすることができる位置になっている。前後進切換レバー20は、前後進レバー位置検出センサ21により前後進切換レバー20の操作位置(前進位置、後進位置、中立位置)が検出される。すなわち、前後進レバー位置検出センサ21は、前後進切換レバー20の操作位置を検出するものである。前後進レバー位置感知スイッチ21は、検出結果をコントローラCに出力する。
また、操縦席11の左側には、走行車体1の走行時における変速に関する操作を行う主変速レバー25と、副変速レバー26と、走行車体1の後部に装着される作業機を駆動するPTO出力軸10の駆動断続を行うPTOクラッチレバー27とが配設されている。主変速レバー25は、1速から8速まで油圧無段変速装置7を変速するためのものである。副変速レバー26は、走行車体1の走行速度を低速、中速、高速の3段に副変速装置8を変速する。なお、副変速レバー26が変速する低速および中速は、圃場内で作業を行う際に走行する作業走行速度域をなしており、副変速レバー26が変速する高速は、圃場間を移動する際に路上走行する路上走行速度域をなしている。
また、操縦席11の右側には、作業機の高さを調整するポジションレバー28が配設されている。 ポジションレバー28の前後操作によって、後記昇降シリンダに連動するリフトアーム29を上下回動連動し、3点リンク機構Pを介して連結する作業機Wを昇降連動する構成としている。
次に、走行車体1を構成するミッションケース30内の動力伝達装置6を図3に基づいて説明する。エンジン5の出力軸の回転がクラッチペダル15で断続されるメインクラッチ31を介してミッションケース30の入力軸32へ伝動される。この入力軸32の回転は増速ギア33,34で増速されて油圧無段変速装置7の入力軸35に伝動される。
油圧無段変速装置7(HST)は、静油圧式の無段変速機とされ、可変容量型の油圧ポンプ36と固定容量型の油圧モータ37で構成され、油圧ポンプ36の可動斜板38の傾きを変えることで油圧モータ37の回転を変更する。可動斜板38の傾きは主変速レバー25や前後進切換レバー20の動きを検出して作動する油圧シリンダ機構40によって変更されて、油圧モータ37のモータ出力軸37aの回転が変速される。油圧ポンプ36に直接繋がるポンプ出力軸36aの回転は前記入力軸35の回転数と同じである。
ポンプ出力軸36aの回転は、PTO正逆クラッチ42を経て、PTO中間軸43へ伝動され、さらにPTO変速装置44を経てPTO出力軸45に伝達され、ミッションケース30の外部へ取り出されて、ロータリなどの作業機Wを駆動する。
また、油圧モータ37のモータ出力軸37aは、副変速装置8を経て、前後輪2,3を駆動し、さらに、副変速装置8から前輪増速切換機構9を経て、前輪2を駆動する。
HST7は、主変速レバー25により変速される。主変速レバー25は、基端部中心に操作可能に設けられ複数箇所(例えば八箇所)で軽く係止されて変速段を複数(例えば、8)段階に感じるように回転自在に支持されている。主変速レバー25の回動位置は主変速レバー位置検出センサ25aで検出され、検出結果がコントローラCに出力される。
また、作業機Wを連結したトラクタTは、圃場で作業を行ったり、路上を走行したりすることが可能になっているが、圃場と路上とでは、走行時における適切な速度領域が異なっている。このため、走行車体1の走行時には、走行する場所などの走行状態に応じて主変速レバー25や副変速レバー26を操作することにより、速度領域を切り換える。すなわち、主変速レバー25や副変速レバー26を操作することによって、走行時における速度領域を切り換える。
例えば、圃場で作業を行う場合には、作業時の速度に応じて、運転者が主変速レバー25を1速〜8速のうちいずれかに切り換えるとともに副変速レバー26を低速、中速のうちいずれかに切り換える。
主変速レバー25の位置は、主変速レバー位置検出センサ25aにより検出され、副変速レバー26の位置は、副変速レバー検出センサ26aにより検出される。コントローラCは、主変速レバー位置検出センサ25aからの検出結果に応じて、油圧シリンダ機構40のロッド40aを制御することにより、HST7を主変速レバー25で選択されている変速段に切り換える。
HST7は、可動斜板38に連結したトラニオン軸46およびトラニオンアーム47を中立位置に保持する中立保持機構48が設けられている。トラニオン軸46およびトラニオンアーム47と可動斜板38とは、互いに連動し、トラニオン軸46およびトラニオンアーム47の回動角度(位置)と可動斜板38の傾斜角度とは、互いに対応して変化する。
トラニオンアーム47は、前進位置(図5(a))と、中立位置(図5(b))と、後進位置(図5(c))とに変位可能である。HST7は、トラニオンアーム47が前進位置に位置した場合、エンジン5の動力を走行車体1を前進させる力として出力し、トラニオンアーム47が後進位置に位置した場合、走行車体1を後進させる力として出力し、トラニオンアーム47が中立位置に位置した場合、走行車体1を前進または後進させる力として出力しない。
トラニオンアーム47は、前記油圧シリンダ機構40によって駆動される。油圧シリンダ機構40は、トラニオンアーム47を駆動する油圧シリンダ機構40の作動速度に応じてトラニオンアーム47の移動速度が変化するよう構成している。すなわち、油圧シリンダ40の作動速度を速くするほど、トラニオンアーム47の移動速度が速くなる。油圧シリンダ機構40には、ポンプから制御弁49を介して複動型シリンダ部の一方又は他方に作動油が供給される構成であるが、制御弁49は一対のソレノイド49a,49bを備え、一方のソレノイド49aへのパルス信号に基づいて伸長側に、他方のソレノイド49bのパルス信号に基づいて短縮側に油圧シリンダ機構40を作動する。
中立保持機構48は、HST7の上面において、前記トラニオン軸46にカムプレート50を固定し、このカムプレート50の周縁カム部に適宜に付勢されたローラ51を押し付ける構成とし、カムプレート50の周縁カム部の凹部50aにローラ51を落ち込ませるように付勢して、トラニオン軸46およびトラニオンアーム47が中立位置(図5(b)に示す)に戻るように構成している。
カムプレート50には、トラニオンアーム47の一端部が回転自在に連結し、トラニオンアーム47の他端部がリンク52を介して油圧シリンダ機構40のピストンロッド40aに連結されている。したがって、油圧シリンダ機構40を伸縮させると、リンク52、トラニオンアーム47、カムプレート50を介してトラニオン軸46が回動してHST7の変速を行えるようにしている。
また、HST7は、トラニオン軸46、すなわちトラニオンアーム47の回動角を検出するトラニオンアーム角度センサ47aを設けている。
次いで、前記操縦席11横に配置された操作パネル55について説明する。操作パネル55には、各種センサやスイッチ類との組み合わせによって各種制御モードを指定する制御モード設定スイッチを設けており、作業機を上昇するとPTO出力軸10を切りに連動するアップストップスイッチ56、作業機下降時速度を設定高さ位置から遅くするデセラスイッチ57、走行車体1が旋回操作中走行速度を低下する旋回減速スイッチ58、走行車体1を後進側とすると作業機を上昇制御するバックアップスイッチ59、走行車体1が旋回操作中において作業機を上昇させるオートリフトスイッチ60、連結する作業機の制御形態を変更する、すなわち車体の左右ローリングに関わらず作業機を自動的に水平制御する自動水平制御モード、走行車体1と平行に維持制御する平行モード、及び所定の傾斜角度に維持制御する傾斜モードに変更する水平切換スイッチ61、ロータリ作業機の取り付け方、例えばクイック特殊5Pロータリ、直装特殊3Pロータリ及び特殊3Pロータリの3種の取り付け方に対応させる3P切換スイッチ53、走行形態を2輪駆動(2WD)及び4輪駆動(4WD)、並びに旋回形態を前輪増速4駆旋回(フルターン)及び2駆旋回(2駆ターン)に設定する走行切換スイッチ54等を備えている。そして、上記各制御モード設定スイッチ群に各対応して、表示ランプとしてのLEDランプが配設される。アップストップスイッチ56入り時に点灯するLEDランプ56a、デセラスイッチ57入り時に点灯するLEDランプ57a、旋回減速スイッチ58入り時に点灯するLEDランプ58a、バックアップスイッチ59入り時に点灯するLEDランプ59a、オートリフトスイッチ60入り時に点灯するLEDランプ60a、水平切換スイッチ61の入り時に順次点灯する水平自動LEDランプ61a,平行LEDランプ61b及び傾斜LEDランプ61c、3P切換スイッチ53の入り時に順次点灯するLEDランプ53a〜53c、走行切換スイッチ54において4種のLEDランプ54a〜54dをそれぞれに配置している。
また、作業機の左右傾斜角度を手動で設定する上げ・下げ水平手動スイッチ62U,62D、感度スイッチ63a,63b、旋回時制動制御モードを選択するオートスイッチ64等を備える。さらに、ダイヤル形態の調整ダイヤルとして、作業機水平制御の左右傾き調整ダイヤル65、作業機上昇位置における最大高さ調整用の上げ高さダイヤル66、旋回時制動制御モード選択時のブレーキ圧調整用のブレーキ調整ダイヤル67を設けている。上記上げ・下げ水平手動スイッチ62U,62Dの入り時に点灯するLEDランプ62u,62dを配置している。
また、油圧シリンダ機構40に作動油を供給する油圧系統では、トラクタTは、図7に示すように、作業機Wの制御と走行の制御に使うメインポンプ70と、HST7とパワーステアリング71の作動油を送るサブポンプ72を有している。トラニオン軸46を回動する油圧シリンダ機構40の作動油は、サブポンプ72からトラニオン制御用の前記制御弁49へ供給されているので、作動圧が安定している。また、サブポンプ72からの作動油は、パワーステアリング71へ供給された後に、リリーフ弁73とオイルクーラ74を通って、HST7へ供給されている。
また、メインポンプ70からの作動油は、メインリリーフ弁75で油圧を調整して走行バルブ76を通してメインクラッチ31を制御すると共に、ブレーキバルブ78を通して左右のブレーキシリンダ79L,79Rを制御し、さらに、分流した作動油が作業機W関係の制御へ送られている。
作業機W関係への作動油は、分流バルブ80で水平シリンダ81と昇降シリンダ82へ送られている。水平シリンダ81は水平バルブ83で制御され、昇降シリンダ82は電子油圧バルブ84とスローリターン用チェックバルブ85で制御され、作動油がセーフティリリーフバルブ86を通ってミッションケース30内へ戻される。
次いで、トラクタTに装備される各種センサの断線やショートを判定するセンサ故障判定用チェックモード及びセンサ基準値判定用チェックモードについて、図9のフローチャートに基づき説明する。ここで、各種センサは、操作パネル55の前記各制御モード設定スイッチによる制御モードにそれぞれ必要な制御構成センサとして関連付けられ、例えば、デセラスイッチ57にはデプスセンサ90が、オートリフトスイッチ60にはリフトアームセンサ91が関連付けられているように、すべてのセンサはいずれかの制御モード設定スイッチに関連付けられる。さて、トラクタTの図外ヒューズボックス内のヒューズ群のうち、チェック用ヒューズ88を外して非接続とし(S101)、キースイッチ89をONする(S102)。そして水平手動スイッチ62のうち「上」スイッチ62Uか「下」スイッチ62DのいずれがONか判定され(S103)、「上」スイッチ62UがONの場合には、センサ故障判定用チェックモードCM1に入り(S104)、「下」スイッチ62DがONの場合は、センサ基準値判定用チェックモードCM2に入る(S105)。
ここで、S104のセンサ故障判定用チェックモードCM1において、トラクタTに装備された各センサ類は順次断線又はショート状態にあるか否か判定される(S106)。具体的には、コントローラCが、接続センサからの電圧情報を読み込み、0Vであると断線状態と判定し、所定電圧(例えば5V)以上を呈するときはショート状態と判定する構成である。接続センサとしては、作業機Wとしてのロータリー作業機のリヤカバーに構成されたデプスセンサ90、トラニオンアーム47の回動角を検出する前記トラニオンアーム角度センサ47a、前記リフトアーム29の回動角度を検出するリフトアームセンサ91、作業機WのトラクタTに対するローリング角度を検出するスロープセンサ92、前記3点リンク機構Pを構成するロアリンク93と前記リフトアーム29を連結する油圧シリンダ型リフトロッド94の長さ検出ストロークセンサ95、前記ポジションレバー28の揺動角度検出するレバーセンサ96、ステアリングハンドル12の旋回操作角度を検出するステアリングセンサ97等があり、これらセンサのうち、デプスセンサ90の断線やショート状態異常時には前記デセラスイッチ57のLEDランプ57aが点滅して対応するデプスセンサ90の異常を知らせる。なお、断線状態のときは、点滅周期を短くして(例えば250m秒)早い点滅でこれを報知するのに対し、ショート状態のときは、点滅周期を長くして(例えば500m秒)遅い点滅でこれを報知する構成である(S107,S108)。なお正常の場合には、LEDランプ57a表示が行われない。デプスセンサ90のチェックが終了すると、トラニオンアーム角度センサ47a、リフトアームセンサ91、スロープセンサ92、ストロークセンサ95、レバーセンサ96、ステアリングセンサ97の順に断線又はショートの有無を判定し、異常があると、これらセンサにはそれぞれ対象LEDランプを対応させて点滅表示できる構成としている。すなわち、トラニオンアーム角度センサ47a以下順に、旋回減速スイッチ58のLEDランプ58a、オートリフトスイッチ60のLEDランプ60a、水平切換スイッチ61の平行LEDランプ61b、同スイッチ61の傾斜LEDランプ61c、3P切換スイッチ53の3種のLEDランプ群のうちLEDランプ53a、走行切換スイッチ54の4種のLEDランプ群のうち2WD用LEDランプ54a、を各対応して点滅させることによって、どのセンサが異常であるかを視認できる構成としている。
一方、前記S105のセンサ基準値判定用チェックモードCM2において、各センサの基準値が異常であるか否かが判定され、異常判定有りの場合には予め対応させたLEDランプを点滅表示する(S112〜S114)。例えば、前記リフトアームセンサ91やデプスセンサ90の基準値の適否判定は以下のように行う。すなわち、リフトアーム29を最上げにしてその位置を基準上限位置としてリフトアームセンサ91の検出値(リフトアームのセンサ基準値)をコントローラCに認識させる。そして、この基準上限位置での検出値が予め設定した基準範囲(α1<m0<β1、α1は許容下限値、β1は許容上限値、m0はリフトアームセンサ検出値)内にあるか否かを判定し、基準範囲にないときは(m0≧β1又はm0≦α1)、リフトアームセンサ基準値異常として前記の対応するオートリフトスイッチ60のLEDランプ60aを点滅させて異常表示する。なお、S114において、この点滅周期は例えば1000m秒として、前記ショート状態の表示よりもさらに遅い点滅をもって区別表示している。
また、デプスセンサ90の場合は、ロータリ作業機を吊り上げてリヤカバーを垂れ下がりの状態に保ち、この状態、つまり耕深0(零)での検出値(デプスセンサのセンサ基準値)をコントローラCが認識する。そして、この状態での検出値が予め設定した基準範囲(α2<d0<β2、α2は許容下限値、β2は許容上限値、d0はデプスセンサ検出値)内にあるか否かを判定し、基準範囲にないときは(d0≧β2又はd0≦α2)、デプスセンサ基準値異常として前記の対応するデセラスイッチ57のLEDランプ57aを点滅させて異常表示する。
このように、S105でセンサ基準値判定用チェックモードCM2に入ると、各センサの所定位置での検出値が予め設定された基準範囲にあるか否かの判定により、基準値異常と判定され、対象のLEDランプ点滅表示によって基準値異常と判定されたセンサが表示される(S112〜S114)。そして、対象のスイッチの長押しで、設計上標準値に書換えされる(S115,S116)。例えば前記リフトアームセンサ基準値の書換えをするには、対象のオートリフトスイッチ60を長押し(例えば5秒間)することで実行され、デプスセンサ基準値の書換えはデセラスイッチ57の長押しによって実行できる。なお、書換え完了はブザーによって報知される(S117)。
センサ基準値判定は、その他のセンサ、例えば、トラニオンアーム角度検出センサ47a、スロープセンサ92、ストロークセンサ95、レバーセンサ96、ステアリングセンサ97にも適用でき、これら各センサに対応する旋回減速スイッチ58のLEDランプ58a、平行LEDランプ61b、傾斜LEDランプ61c、3P切換スイッチ53のLEDランプ53a、走行切換スイッチ54のLEDランプ54aを点滅して報知できる。
オペレータは、各LEDランプの点滅表示状況に応じて、当該作業に必要な場合には直ちに基準値書換えを実行し、作業継続することができる。
また、各種調整ダイヤルの検出値が適正範囲にあるか否かも判定対象とすることができる。例えば、傾き調整ダイヤル65の右上がり位置から右下がり位置までの範囲にダイヤル設定したとき、検出値が予め設定した基準範囲(α3<c0<β3、α3は許容下限値、β3は許容上限値、c0は傾き調整ダイヤル検出値)内にあるか否かを判定し、基準範囲にないときは(c0≧β3又はc0≦α3)、傾き調整ダイヤル65基準値異常として対応する水平自動LEDランプ61aを点滅させて異常表示する。なお、各種調整ダイヤルの検出値が適正範囲にない場合、水平切換スイッチ61の長押しで設計上標準値に上書きするが、この場合には、調整ダイヤル位置を予め設定したポイント(例えば操作範囲の中央位置)に位置させてから上書き作業を実行するようにしておく。このようにすると、ダイヤル調整幅にわたって複数に設計上標準値に上書きする場合に比較して書換作業が迅速である。
キースイッチ89がOFFされると、センサ故障判定用チェックモードCM1とセンサ基準値判定用チェックモードCM2が解除される(S118〜S120)。 前記図9のフローチャートによる実施例では、S101〜S103の手順に基づいて、センサ故障判定用チェックモードCM1又はセンサ基準値判定用チェックモードCM2に入る構成としたが、キースイッチ89をONすると、直ちにセンサ故障判定用チェックモードCM1に入る構成としてもよい。このように構成すると、作業開始から終了までの間継続してセンサ断線又はショート状態をチェックすることができる。
57 デセラスイッチ(制御モード設定スイッチ手段)
58 旋回減速スイッチ(制御モード設定スイッチ手段)
60 オートリフトスイッチ(制御モード設定スイッチ手段)
61 水平切換スイッチ(制御モード設定スイッチ手段)
53 3P切換スイッチ(制御モード設定スイッチ手段)
54 走行切換スイッチ(制御モード設定スイッチ手段)
57a LEDランプ(表示ランプ)
58a LEDランプ(表示ランプ)
60a LEDランプ(表示ランプ)
61b 平行LEDランプ(表示ランプ)
61c 傾斜LEDランプ(表示ランプ)
53a LEDランプ(表示ランプ)
54a LEDランプ(表示ランプ)
55 表示パネル
90 デプスセンサ(センサ)
47a トラニオンアーム角度検出センサ(センサ)
91 リフトアームセンサ(センサ)
92 スロープセンサ(センサ)
95 ストロークセンサ(センサ)
96 レバーセンサ(センサ)
97 ステアリングセンサ(センサ)
C コントローラ
CM2 センサ基準値判定用チェックモード
58 旋回減速スイッチ(制御モード設定スイッチ手段)
60 オートリフトスイッチ(制御モード設定スイッチ手段)
61 水平切換スイッチ(制御モード設定スイッチ手段)
53 3P切換スイッチ(制御モード設定スイッチ手段)
54 走行切換スイッチ(制御モード設定スイッチ手段)
57a LEDランプ(表示ランプ)
58a LEDランプ(表示ランプ)
60a LEDランプ(表示ランプ)
61b 平行LEDランプ(表示ランプ)
61c 傾斜LEDランプ(表示ランプ)
53a LEDランプ(表示ランプ)
54a LEDランプ(表示ランプ)
55 表示パネル
90 デプスセンサ(センサ)
47a トラニオンアーム角度検出センサ(センサ)
91 リフトアームセンサ(センサ)
92 スロープセンサ(センサ)
95 ストロークセンサ(センサ)
96 レバーセンサ(センサ)
97 ステアリングセンサ(センサ)
C コントローラ
CM2 センサ基準値判定用チェックモード
Claims (2)
- 各種制御に利用するセンサからの信号を受信するコントローラを備えた作業車両において、
操作パネルには前記コントローラからの制御信号に基づいて各種制御モードを実行する制御モード設定スイッチ手段と、前記制御モード設定スイッチ手段に対応する表示ランプとを設け、
前記コントローラは、センサ基準値判定用チェックモード設定中に、前記センサの所定位置での検出値が予め設定した基準値範囲から外れていると判定すると、対応する前記表示ランプを点灯し又は点滅する構成とした作業車両。 - 点灯し又は点滅する前記表示ランプに対応する前記制御モード設定スイッチ手段の操作によってセンサ基準値を書換える構成とした請求項1に記載の作業車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018087433A JP2019187384A (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 作業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018087433A JP2019187384A (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 作業車両 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019187384A true JP2019187384A (ja) | 2019-10-31 |
Family
ID=68387507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018087433A Pending JP2019187384A (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | 作業車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019187384A (ja) |
-
2018
- 2018-04-27 JP JP2018087433A patent/JP2019187384A/ja active Pending
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|---|---|---|---|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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