JP2020003009A - 半月キー - Google Patents

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JP2020003009A
JP2020003009A JP2018123069A JP2018123069A JP2020003009A JP 2020003009 A JP2020003009 A JP 2020003009A JP 2018123069 A JP2018123069 A JP 2018123069A JP 2018123069 A JP2018123069 A JP 2018123069A JP 2020003009 A JP2020003009 A JP 2020003009A
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大橋 保
Tamotsu Ohashi
保 大橋
浩幸 川添
Hiroyuki Kawazoe
浩幸 川添
謙吾 日▲高▼
Kengo Hidaka
謙吾 日▲高▼
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Kubota Corp
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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/06Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
    • F16D1/08Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
    • F16D1/0876Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with axial keys and no other radial clamping

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Abstract

【課題】更なる工夫により、軸への装着時に削り粉が生じるおそれがないようにしながら、軸からのズレ動きや抜け出しが防止されて、軸への組付けが簡単容易に行えるように改善された半月キーを提供する。【解決手段】キー側面3,4における外周面1の近傍部位に、キー幅方向で外側に膨出する張出し部5,6が、外周面1にポンチ打ちすることで形成されている半月キー。張出し部5,6は、外周面1の周方向中央1Aと周方向端1Bとの中間位置、詳しくは、外周面1の周方向中央1Aから周方向端1Bに向かって前記外周面1の径中心Pに関する45度離れた箇所1Cに設定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、半月キーの改良に関するものである。
一般に、キーは軸とギヤ、或いはプーリなどの回転体を一体回転状態に固定する機械部品であって、産業用エンジン、自動車、工作機械、モータなどに多く用いられている。半月キーではキー溝の加工は簡単であり、また溝に対してキーの傾きが自由に調整できるので、部品同士の組み付けも容易である。半月キーは、テーパ軸などにも用いられる。半月キーを用いた構造としては、特許文献1において開示されたものが知られている。
例えば、図2(A),(B)に示されるように、回転軸11とボス12とを連動連結すべく半月キーAが用いられる。回転軸11の外周部には円弧状キー溝13が形成されており、円弧状キー溝13に円弧状の外周面15が、回転軸11の軸心Q側となる姿勢で半月キーAが挿入されている。ボス12の内周部には軸心方向に長い直線キー溝14が形成されており、直線キー溝14に半月キーAの直線面16の側の部分が入り込む状態で、回転軸11に外嵌されている。
通常、ボスと軸とをキー連結するには、まず、軸に半月キーを挿入し、それからその半月キー付きの軸にボスを差し込むことによる組付けが行われる。ところが、ボスを軸に差し込む際に、ボスの端面で半月キーを押して脱落させてしまうおそれがある。また、半月キー付き軸に他物が当って半月キーが取れたり位置ズレしてしまうおそれもある。従って、半月キーを用いて回転体を軸にセットする組付け作業には慎重さが要求される。
そこで、半月キーAが軸から容易に動いたり抜け出たりしないようにして、半月キーを用いた上記組付け作業を簡単化する工夫が考えられた。半月キーAの幅と円弧状キー溝13とは、組付け性を考慮して隙間嵌めとなる寸法公差が定められているのであるが、それを意図的に軽圧入される寸法設定にする手段である。
即ち、図3(A)に示されるように、半月キーAの幅dと回転軸11の円弧状キー溝13の幅tとを「締り嵌め」の関係(d≧t)に設定する工夫である。
軽く圧入されるようにすれば、半月キーAを円弧状キー溝13に打ち込む作業が必要にはなるが、軸にセットされた半月キーがズレ動いたり抜け出たりすることはなく、前述の不具合を解消させることが可能に思われる。
特開2007−64424号公報
しかしながら、図3(B)に示されるように、半月キーAを円弧状キー溝13に打ち込む際に、場合によっては半月キーAの角、或いは回転軸11の外周面における円弧状キー溝13の角が削れ、削り粉rの生じることが分かってきた。エンジンのカム軸やクランク軸、或いは燃料噴射ポンプ軸などの場合には、削り粉が回転部に入り込んで不具合を起すおそれが考えられるため、軽圧入手段は不採用とせざるを得なかった。
本発明の目的は、更なる工夫により、軸への装着時に削り粉が生じるおそれがないようにしながら、軸からのズレ動きや抜け出しが防止されて、軸への組付けが簡単容易に行えるように改善された半月キーを提供する点にある。
本発明は、半月キーにおいて、
キー側面における外周面の近傍部位に、キー幅方向で外側に膨出する張出し部が形成されていることを特徴とする。
例えば、張出し部は、外周面における周方向中央と端との中間位置の部分にポンチ打ちされることにより、キー側面の外周面に臨む箇所が外側に隆起されるものが好ましい。
本発明によれば、詳しくは実施形態の項で説明するが、半月キーの周方向中央がキー溝への挿入ガイドとして機能し、円滑な挿入開始が行えながら、張出し部がキー溝に緩い角度でもって無理入れされることにより、削り粉が生じることなく円滑に半月キーをキー溝に軽圧入された組付け状態が齎されている。
従って、多少回転体や他物が半月キーに当っても、また回転軸が手荒く移動されたりしても、半月キーがキー溝にてズレ動いたり抜け出たりすることが防止され、組付け状態が維持される。
その結果、更なる工夫により、軸への装着時に削り粉が生じるおそれがないようにしながら、軸からのズレ動きや抜け出しが防止されて、軸への組付けが簡単容易に行えるように改善された半月キーを提供することができる。
本発明の半月キーを示し、(A)は正面図、(B)は側面図 半月キーの使用例を示し、(A)は軸とボスとの断面図、(B)は軸とボスとの軸心方向図 幅広な半月キーの打ち込みによる不具合を示す作用図であり、(A)は打ち込み直前、(B)は打ち込み時 実施形態2の半月キーを示し、(A)は正面図、(B)は側面図 実施形態3の半月キーを示し、(A)は底面図、(B)はポンチ打痕を周方向で切った拡大断面図 実施形態4の半月キーを示し、(A)は底面図、(B)はタガネ打痕を周方向で切った拡大断面図 半月キーのテーパ軸への使用例を示す要部の縦断面図
以下に、本発明による半月キーの実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、工具打痕7とは、ポンチ打痕、タガネ打痕、その他の打ち工具を含む概念である。
〔実施形態1〕
図1(A),(B)に示されるように、本発明による半月キーAは、外周面1、直線面2、一方及び他方のキー側面3,4を有し、側面視で略半月形状を呈する炭素鋼などの金属製のキーである。外周面1は、直線面2の中央から外方に少し外れた位置の仮想の径中心Pに関する半径に沿った円弧面に形成されている。
一方及び他方のキー側面3,4における外周面1の近傍部位に、キー幅d方向で外側に膨出する張出し部5,6が形成されている。これら一方の張出し部5及び他方の張出し部6は、外周面1の周方向中央1Aから周方向端1Bに向かって外周面1の径中心Pに関する45度離れた箇所である適合箇所(中間位置の一例)1Cに形成されている。
張出し部5,6は、適合箇所1Cのキー幅dの中央にポンチ打痕(工具打痕の一例)7が形成されるようにポンチ打ちされることにより構成されている。つまり、適合箇所1Cにおける外周面1にポンチ打痕7が形成されるように、径中心Pに向かってポンチ打ちすると、ポンチ打痕7の左右の部分がキー幅d方向で外側に塑性変形して、それによってキー側面3,4が膨出変形され、張出し部5,6が形成されている。
図1に示される半月キーAは、そのキー幅dは、キー溝13の溝幅t(図3参照)よりも僅かに小さい値に、即ち、一般的な隙間嵌めとなる嵌め合い交差に設定されており、張出し部5,6の箇所の幅は、キー溝13の幅tより極僅かに大きくなる状態に設定されている。なお、図1においては、張出し部5,6の膨出量は、理解し易くするために誇張して描いてある。
これら張出し部5,6を有する半月キーAを回転軸に組付けるには、まず周方向中央1Aの箇所から半月キーAをキー溝に挿入する一般的な組付け操作を行う。次第に深く挿入すると、幅の広い張出し部5,6に差し掛かると、打ち込む又は工具などを用いて強く押すことにより、張出し部5,6をキー溝13に押し込む。そして、外周面1がキー溝13の円弧状底面(符記省略)に当接することにより、半月キーAのキー溝13への組付けが完了する。
適合箇所1Cに形成されている張出し部5,6は、キー側面3,4の外縁部が緩やかな角度でもって隆起しているので、半月キーAの軸心Qに向かう圧入方向に対して非常に緩い角度で張出し部5,6が挿入されることになり、従って、半月キーAが削れることが生じないようになる。そして、キー溝13に組付けられた半月キーAは、張出し部5,6によって軽く圧入された状態になっているので、多少回転体や他物が当っても、また回転軸が移動されたりしても、ズレ動いたり抜け出たりすることなく組付け状態が維持される。
つまり、通常のキー幅dを有する周方向中央1Aが挿入のガイドとなり、半月キーAのキー溝13への最初の挿入操作を簡単に行えながら、その後の張出し部5,6の強制押し込み操作により、半月キーAをこれ自身や軸11の削れなく軽圧入の状態でキー溝13に組付けることができる。
〔比較例1〕
ところで、図示は省略するが、本発明の半月キーAの前の試行錯誤段階において、比較的強いポンチ打ちをキー側面3(又は4)に行い、ポンチ打痕7の周囲部分がキー幅dで外側に若干盛り上がることによる張出し部を設けた比較例1の構成による半月キーの軸への組付けも試された。
しかしながら、この比較例1による構成の半月キーでは、キー側面での張出し部は比較的急激な盛上り角度になり、キー溝に押し込むことにより、図3(B)に示される場合と同様に削り粉(コンタミ)rが生じ易いことが分かった。従って、キー側面3,4にポンチ打ちして張出し部を形成する構成には不都合があり、その採用は見送られた。
〔実施形態2〕
図4(A),(B)に示される半月キーAでもよい。実施形態2による半月キーAは、1箇所の張出し部5のみ有するものであって、外周面1の周方向中央1Aと周方向端1Bとの間の中央箇所(中間位置の一例)1Dに形成されている。つまり、周方向中央1Aから周方向端1Bの方向へ、又は周方向端1Bから周方向中央1Aへ互いに同じ値である角度α離れた箇所が中央箇所1Dである。
この場合、ポンチ打痕(工具打痕の一例)7は、キー幅dの中央より一方のキー側面3側に寄った箇所に形成されており、従って、ポンチ打ちによる膨出箇所である張出し部5は一方のキー側面3にだけ形成されている。この実施形態2による半月キーAの回転軸11のキー溝13への組付け方法は、実施形態1による半月キーAを用いる前述の組付け方法と同じである。
〔実施形態3〕
図5(A),(B)に示されるように、キー幅の方向に2箇所並べて形成されたポンチ打痕(工具打痕の一例)7,7による張出し部5,6を有する構造の半月キーAでもよい。これは、図1に示される実施形態1の半月キーAのポンチ打痕7を小さくして並列に2箇所設けたものであり、左右の側面3,4それぞれに張出し部5,6が形成されている。
外周面1に打たれたポンチ打痕7の一例としては、角度β(例:60度)で深さh(例:0.5mm)であり、その周囲には塑性変形による円環状(径方向視の形状)の盛上り部8が形成されていてもよい。なお、実施形態1,2の半月キーAでは、微細な盛上り部8は省略して描いてある。
〔別実施形態〕
また、図示は省略するが、ポンチ打痕7を、周方向中央1Aに対応する外周面1に形成することでなる張出し部を設けた構成による半月キーも試された。この構成による半月キーでは、実施形態1の場合と同様の組付け方法を行った場合、最初のキー溝へ挿入箇所である周方向中央1Aの幅が広いためにいきなり圧入になり、やはり削り粉r〔図3(B)を参照〕が生じ易いことが知見された。
しかしながら、例えば、テーパ軸のキー溝へ半月キーを組付ける場合には、斜め下方に移動しながらキー溝に挿入させる操作を行うことがあり、このように斜め移動で挿入する方法とすれば、周方向中央1Aの近くの通常のキー幅dの箇所から挿入を開始させることが可能である。従って、周方向中央1Aに対応する外周面1に張出し部5を設ける構成の半月キーも採用可能であり、これを別実施形態による半月キーとする。
〔実施形態4〕
図6(A),(B)に示されるように、外周面1の周方向中央1Aに形成されたタガネ打痕(工具打痕の一例)7による張出し部5,6を有する構造の半月キーAでもよい。タガネ打痕7は、外周面1をキー幅の方向に横断形成されており、周方向の両側に直線状の盛上り部10,10が形成されるとともに、左右の側面3,4に張出し部5,6も形成される。
外周面1に打たれたタガネ(鏨)打痕7の開き角度γは、例えば60度に形成されている。なお、タガネ打痕7による張出し部5,6は、外周面1における周方向中央1Aと周方向端1Bとの間の箇所に設けても良く、また、一方の側面3のみに張出し部5を設ける構成の半月キーAでもよい。
1 外周面
1A 周方向中央
1B 周方向端
1C 45度離れた箇所(中間位置)
1D 周方向中央と周方向端との中央箇所(中間位置)
3 一方のキー側面
4 他方のキー側面
5 一方の張出し部
6 他方の張出し部
7 工具打痕(ポンチ打痕、タガネ打痕)
P 径中心

Claims (6)

  1. キー側面における外周面の近傍部位に、キー幅方向で外側に膨出する張出し部が形成されている半月キー。
  2. 前記張出し部は、前記外周面の周方向中央と周方向端との中間位置に設定されている請求項1に記載の半月キー。
  3. 前記張出し部は、前記外周面の周方向中央から周方向端に向かって前記外周面の径中心に関する45度離れた箇所、又は前記外周面の周方向中央と周方向端との間の中央箇所に形成されている請求項2に記載の半月キー。
  4. 前記外周面における周方向で前記張出し部に対応する箇所に工具打痕が形成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の半月キー。
  5. 前記工具打痕は、前記外周面における幅方向の中央に形成されている請求項4に記載の半月キー。
  6. 前記工具打痕は、前記外周面における幅方向の中央から前記張出し部存在側の前記キー側面に寄った箇所に形成されている請求項4に記載の半月キー。
JP2018123069A 2018-06-28 2018-06-28 半月キー Pending JP2020003009A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022105233A (ja) * 2020-12-31 2022-07-13 株式会社クボタ 半月キー用治具

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